JPH0713509U - タイヤ用滑り止めネットのスパイク金具 - Google Patents
タイヤ用滑り止めネットのスパイク金具Info
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- JPH0713509U JPH0713509U JP4549493U JP4549493U JPH0713509U JP H0713509 U JPH0713509 U JP H0713509U JP 4549493 U JP4549493 U JP 4549493U JP 4549493 U JP4549493 U JP 4549493U JP H0713509 U JPH0713509 U JP H0713509U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】エッジ効果を向上せしめると共に、接地面の水
はけを良好にしてグリップ力を強化するタイヤ用滑り止
めネットのスパイク金具を提供することである。 【構成】金具本体1の接地面5の幅方向中央に略U字状
の連続した溝4を形成し、その接地面5に位置する溝4
a内に、接地面5から0.5〜1.0mm程度突出する
高さの略直方体状に形成した超硬材6を埋め込み、接
着,ろう付け等の周知の方法により一体化し、その超硬
材6の左右位置する溝4b,4bを水はけ溝7,7とす
る。
はけを良好にしてグリップ力を強化するタイヤ用滑り止
めネットのスパイク金具を提供することである。 【構成】金具本体1の接地面5の幅方向中央に略U字状
の連続した溝4を形成し、その接地面5に位置する溝4
a内に、接地面5から0.5〜1.0mm程度突出する
高さの略直方体状に形成した超硬材6を埋め込み、接
着,ろう付け等の周知の方法により一体化し、その超硬
材6の左右位置する溝4b,4bを水はけ溝7,7とす
る。
Description
【0001】
本考案は、タイヤ用滑り止めネットのスパイク金具、詳しくは金具本体の左右 両折り曲げ片を折曲せしめて滑り止めネット本体の網目交差部に締付け保持され るスパイク金具であって、その接地面に超硬材を設けてなるものに関する。
【0002】
従来この種のスパイク金具には、例えば実公平3−40643号公報記載のも のがあり、その超硬チップにより接地面側金具本体の摩耗防止を図りグリップ力 を長期に維持させていた。
【0003】
しかし、上記従来のスパイク金具は、エッジ効果において改良の余地が残され ていたと共に、凍結路面の表面融水により摩擦抵抗(グリップ性能)が弱められ てしまうことがあった。
【0004】 本考案は、従来技術の有するこのような問題点に鑑みなされたものであり、そ の目的とするところは、エッジ効果を向上せしめると共に、接地面の水はけを良 好にしてグリップ力を強化させたタイヤ用滑り止めネットのスパイク金具を提供 することである。
【0005】
上記目的を達成するために本考案がなした技術的手段は、金具本体の両側折り 曲げ片を折曲せしめて滑り止めネット本体の網目交差部に締付け保持されるスパ イク金具であって、金具本体の接地面に超硬材を埋設せしめると共に、その超硬 材頂面の前後縁部が金具本体前後縁部と段違い並行状となるよう金具本体の接地 面表面に突出せしめて超硬エッジ部を設け、その超硬材左右の金具本体の接地面 表面には金具本体表面の長手方向全域へとわたる水はけ溝を設けたことである。
【0006】
上記技術的手段により、金具本体前後縁部と段違い並行状に金具本体の接地面 表面に突出せしめて設けられた超硬エッジ部が、金具本体の接地面前後縁部から なる本体エッジ部と共に接地して凍結路面に喰い込む。
【0007】 そして、凍結路面表面の融水は、超硬材左右の水はけ溝を介して接地面表面付 近から外方へと逃がされる。
【0008】
以下、本考案の一実施例を図に基づいて説明する。
【0009】 図1は本考案スパイク金具aを示し、図2に示すように金具本体1の両側折り 曲げ片2,2を滑り止めネット本体bの任意の網目交差部b1 の裏面b2 側に折 曲せしめて締付け保持されて滑り止めネットAを構成する。 また、取付け対象とする滑り止めネット本体bは従来周知のものでよく、その網 目形状も図示せるように菱形状に限定されるものでなく、例えば三角形状,長方 形状等の種々の網目形状のものに適宜変更可能である。
【0010】 スパイク金具aは、例えば300〜450HV程度の硬度を有する鋼材で帯状 に形成すると共に、その金具表面3の幅方向中央に、表面3の長手方向全域へと わたる(折り曲げ片2,2の夫々の端縁2a,2aへとわたる)略U字状の連続 した溝4を設けることにより金具本体1を形成し、そして両折り曲げ片2,2を 除いた部分を接地面5とすると共に、その接地面側表面の溝4a内に超硬材6を 埋め込み、接着,ろう付け等の周知の方法により一体化して構成されている。 また、金具本体1は、その前後縁部1a,1bを断面略直角あるいは直角に近 い形状として本体エッジ部としている。
【0011】 超硬材6は、何等限定されないが、例えばタングステンカーバイトとコバルト 等からなる超硬金属等で、金具本体1の接地面5に設けられている溝4a部分の 長さよりも僅かに短尺で、かつその溝深さよりも高さのある長尺体に形成され、 溝4aに埋め込まれると、超硬材頂面6aの前後縁部(長尺超硬エッジ部)6b ,6cが、金具本体1の前後縁部(本体エッジ部)1a,1bと段違い並行状と なって金具本体1の接地面5に突出する。
【0012】 上記超硬材6の突出高さは特別限定されないが、超硬エッジ部6b,6cを長 尺状(幅広状)に構成しているためあまりに高く設ける必要はなく任意である。 具体的には接地面5から0.5〜1.0mm程度の突出高さとする。 また、上記超硬材6の形状は図示せるものに何等限定されるものではなく、頂 面凹凸状等任意である。
【0013】 そして金具本体1の接地面5における超硬材6の左右に位置する、折り曲げ片 2,2の夫々の端縁2a,2aへとわたる(長手方向全域)略U字状の連続した 溝4b,4bが、本実施例では水はけ溝7,7となる。
【0014】 また、本実施例では金具表面3の幅方向中央に形成した、折り曲げ片2,2の 夫々の端縁2a,2aへとわたる(長手方向全域)略U字状の連続した溝4を、 超硬材6の埋め込み用穴とすると共に、その超硬材6を埋め込んだ残りの溝を水 はけ溝7,7としているが、これに限定されず超硬材6の埋め込み用穴とは別個 に水はけ溝7,7を形成するものとしてもよいことはいうまでもなく任意であり 適宜変更可能である。
【0015】 従って、本実施例のスパイク金具aを取付けたタイヤ用滑り止めネットAをタ イヤに装着して寒冷地区等のアイスバーン(凍結路面)を試験的に走行した。 その結果、ネット本体bの各部位に位置するスパイク金具a…が凍結路面等へ の接地を開始すると、長尺超硬エッジ部6b,6cが、金具本体1の接地面前縁 部からなる本体エッジ部1a,1bと共に接地して幅広状に凍結路面Xに喰い込 むため(図5に示すと部位)、引っ掛かりが強固となり、また水はけ溝7, 7により接地面付近の融水が外方(図5に示す矢印,方向)へと逃がされグ リップ力が向上し、結果として優れた制動効果が得られた。
【0016】 また、上記説明した構成と同じ金具本体1を図6乃至図8に示すように、その 折り曲げ片2,2を滑り止めネット本体bの網目交差部b1 の表面b3 側に折曲 せしめて折り曲げ片2,2の表面を接地面5,5とすると共に、その両折り曲げ 片2,2の接地面5,5に位置する溝4c,4c内に、その溝4c,4c長さよ りも短尺状の超硬材6,6を埋め込み設置し、そして金具表面3の長手方向全域 へとわたる溝4dを水はけ溝7としてスパイク金具aを形成するものとしてもよ く、スパイク金具a及び超硬材6の材質等は上記詳述したものと同じであっても よいが、従来周知の他の材質等に変更は適宜可能である。
【0017】
本考案は、金具本体の接地面に超硬材を埋設せしめると共に、その超硬材頂面 の前後縁部が金具本体前後縁部と並行状となるよう金具本体の接地面表面に突出 せしめて超硬エッジ部を設け、その超硬材左右の金具本体表面には金具本体の表 面長手方向へとわたる水はけ溝を設けて構成したため、超硬エッジ部が金具本体 の接地面前後縁部からなる本体エッジ部と共に接地して凍結路面に喰い込み引っ 掛かり効果が向上すると共に、超硬材両側に存する水はけ溝を介して接地面表面 付近から凍結路面等の融水が外方へと逃がされることとなり、エッジ効果(グリ ップ効果)の大変向上したスパイク金具の提供が有効に図れる。
【0018】 従って、このスパイク金具の利用により、アイスバーン(凍結路面)での制動 力の良いタイヤ用滑り止めネットが提供でき、追突,スリップ事故等の減少に有 効かつ確実に寄与せしめ得ることとなる。
【0019】 また、従来技術では制動効果を高めるには超硬材からなるチップ材の突出高さ を高くしなければならず、いたずらに高くすると走行安定性が低下し、かつ路面 を深く削ってしまうという不都合があったが、本願によれば制動性の最も重要な 接地幅を大きくすることにより突出高さが少なくて済むため、走行安定性および 路面損傷もない。
【図1】本考案スパイク金具の一実施例を示す斜視図
【図2】本考案スパイク金具を取り付けてなるタイヤ用
滑り止めネットの一実施例を示す展開平面図
滑り止めネットの一実施例を示す展開平面図
【図3】滑り止めネット本体の網目交差部に締付け保持
されたスパイク金具の接地面側平面図
されたスパイク金具の接地面側平面図
【図4】図3のIV-IV 線断面図
【図5】図3のV-V 線断面図で接地開始状態を示す
【図6】他の実施例を示すスパイク金具の接地面側平面
図
図
【図7】図6のVII-VII 線断面図
【図8】図6のVIII-VIII 線断面図
A:タイヤ用滑り止めネット a:スパイク金具 1:金具本体 1a,1b:前後縁部(本体エッジ部) 2:折り曲げ片 2a:端縁 3:金具表面 4:溝 5:接地面 6:超硬材 6b,6c:超硬材前後縁部(超硬エッジ部) 7:水はけ溝 b:滑り止めネット本体
Claims (1)
- 【請求項1】金具本体の両側折り曲げ片を折曲せしめて
滑り止めネット本体の網目交差部に締付け保持されるス
パイク金具であって、金具本体の接地面に超硬材を埋設
せしめると共に、その超硬材頂面の前後縁部が金具本体
前後縁部と段違い並行状となるよう金具本体の接地面表
面に突出せしめて超硬エッジ部を設け、その超硬材左右
の金具本体の接地面表面には金具本体表面の長手方向全
域へとわたる水はけ溝が設けられていることを特徴とす
るタイヤ用滑り止めネットのスパイク金具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4549493U JPH0713509U (ja) | 1993-08-20 | 1993-08-20 | タイヤ用滑り止めネットのスパイク金具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4549493U JPH0713509U (ja) | 1993-08-20 | 1993-08-20 | タイヤ用滑り止めネットのスパイク金具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0713509U true JPH0713509U (ja) | 1995-03-07 |
Family
ID=12720959
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4549493U Pending JPH0713509U (ja) | 1993-08-20 | 1993-08-20 | タイヤ用滑り止めネットのスパイク金具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0713509U (ja) |
-
1993
- 1993-08-20 JP JP4549493U patent/JPH0713509U/ja active Pending
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