JPH07138196A - トリフルオロメチル置換ビニル系化合物、それらの製造方法、該化合物を含む液晶組成物および該組成物を用いた液晶光変調装置 - Google Patents

トリフルオロメチル置換ビニル系化合物、それらの製造方法、該化合物を含む液晶組成物および該組成物を用いた液晶光変調装置

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JPH07138196A
JPH07138196A JP5290580A JP29058093A JPH07138196A JP H07138196 A JPH07138196 A JP H07138196A JP 5290580 A JP5290580 A JP 5290580A JP 29058093 A JP29058093 A JP 29058093A JP H07138196 A JPH07138196 A JP H07138196A
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JP
Japan
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liquid crystal
compound
formula
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bond
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Application number
JP5290580A
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English (en)
Inventor
Mitsuru Kawada
満 川田
Yoshiaki Shimizu
義彰 清水
Koichi Iida
浩一 飯田
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Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Takeda Chemical Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 液晶相を示し、かつ低粘性の新規な液晶化合
物及びそれを少なくとも一種含む液晶組成物を提供す
る。 【構成】 下記一般式(I) 【化1】 〔式中、R1は置換されていてもよい炭素数1〜14の
アルキル基を示し、R2は水素原子またはハロゲン原子
を示し、R3は水素原子または電子吸引基基から選ばれ
た一種を示し、X,Yはそれぞれ同一もしくは異なる置
換されていてもよい芳香族または非芳香族の炭素同素環
または複素環を示し、m,nはそれぞれ1または2を示
し、Q1は単結合、エーテル結合またはエステル結合を
示し、Q2は単結合、エステル結合、 【化2】 −CH=CH−,−CH2CH2−、またはメチレンオキ
シ結合を示す。〕で表わされるトリフルオロメチル置換
ビニル系化合物及びそれを示す液晶組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液晶相を示し、かつ低粘
性の新規な液晶化合物およびそれを少なくとも一種含む
液晶組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】液晶化合物は液晶相では誘電率異方性や
光学的異方性を示す。液晶相にはネマチック液晶相、ス
メクチック液晶相、コレステリック液晶相等があり、こ
のうちネマチック液晶相を利用した応用製品が最も広く
実用化されている。すなわち、これらの特性を利用した
応用製品は調光ガラスをはじめとして、サインディスプ
レイならびに電卓、時計、ワープロ等のフラットパネル
ディスプレイなどへと展開され、最近のエレクトロニク
ス分野の進歩とともに多岐にわたりその発展は著しい。
液晶化合物を駆動させる方法の違いにより、動的散乱型
(DS型)、ねじれネマチック型(TN型)、超ねじれ
ネマチック型(STN型)、ゲスト−ホスト型(GH
型)等に分類される。これらに利用される液晶材料は当
然物理化学的安定性、とくに熱、光、水分、空気等に対
する安定性が要求される。また、液晶材料は室温を含む
できるだけ幅広い温度範囲で所望の液晶相を示し、目的
に応じた動作電圧、応答性等の物性が実用レベルで満足
されなければならない。すなわち、一般的には液晶表示
素子を駆動させるのに必要なしきい電圧や飽和電圧がな
るべく低いこと、また応答速度を早くするためにはでき
るだけ液晶材料の粘度が低い方が良い。
【0003】ネマチック液晶以外でデバイス技術上有用
性が高い液晶としてスルクチックA(SA)液晶とカイ
ラルスメクチックC*(Sc*)液晶がある。スメクチ
ックA液晶相はスメクチック液晶相のなかで最もよく現
れる液晶相である。スメクチックA液晶相はホメオトロ
ピック(垂直)配向状態をとったり、フォーカルコニッ
ク・ドメイン状態をとる。フォーカルコニック・ドメイ
ンとホメオトロピック・ドメインは光学的に異なること
から、表示素子に利用することができる。すなわち、微
小なフォーカルコニック・ドメインが分布している場合
には、光を強く散乱して白濁状態になる。一方、ホメオ
トロピック・ドメインの場合には光はそのまま透過し、
透明である。散乱ドメインを得る方法として次の二方法
が考えられている。第一法が電圧印加法であり、第二法
が急冷法である。すなわち、高い電気伝導度を持ったス
メクチックA液晶相に100V程度の低周波電圧を印加
するとフォーカルコニック・ドメインが得られる。この
状態は電圧を切っても長時間維持される。後者の第二の
方法はスメクチックA液晶を透明点以上に加熱して等方
相から急冷することによって散乱ドメインを得る方法で
ある。このような散乱ドメントはハード面を工夫するこ
とにより極めて局所的につくることが可能で、非常に高
い分解能の画像(高品位画像)が得られる。ディスプレ
イ用としては正の大きい△εならびに表示コントラスト
を上げるには大きい△nの材料が要求される。また、強
い光照射を受けるため耐光性のある材料が要求される。
スメクチックA液晶化合物として、既に多数の化合物例
が知られている。しかし、単品化合物でこれらの要求特
性をクリアする材料は未だかつて見出されていないのが
現状である。そこで物理的・化学的安定性に優れ、特定
物性が優秀な何種類もの液晶化合物を混ぜ合わせて組成
物を調整し、組成物として要求特性を充足させざるを得
ない。物理的・化学的安定性に優れ、しかも室温を含む
広い温度範囲でスメクチックSA相を示し、大きな△n
または正の大きな△εを有する単品スメクチックA液晶
化合物を開発することは、これらスメクチック液晶組成
物を構築するに当って極めて有用である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的はこの様
な実用的な液晶組成物を開発するにあたって、有用な新
規液晶化合物を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために鋭意研究を重ねた結果、式(I)で表
わされる新規化合物を合成することに成功し、そしてこ
の化合物(I)が予想外にも安定なネマチック相を示し
さらに屈折率異方性(Δn)が大きいことを見い出し、
本発明を完成するに至った。
【0006】すなわち、本発明は下記一般式(I)
【0007】
【化8】
【0008】〔式中、R1は置換されていてもよい炭素
数1〜14のアルキル基を示し、R2は水素原子または
ハロゲン原子を示し、R3は水素原子または電子吸引基
基から選ばれた一種を示し、X,Yはそれぞれ同一もし
くは異なる置換されていてもよい芳香族または非芳香族
の炭素同素環または複素環を示し、m,nはそれぞれ1
または2を示し、Q1は単結合、エーテル結合、エステ
ル結合またはチオエステル結合を示し、Q2は単結合、
エステル結合、
【0009】
【化9】
【0010】−CH=CH−,−CH2CH2−、または
メチレンオキシ結合を示す。〕で表わされるジオキサボ
リナン系化合物、それらの製造方法、、該化合物を含む
液晶組成物および該組成物を用いた液晶光変調装置であ
る。前記一般式(I)において、R1は置換されていて
もよい炭素数1〜14のアルキル基を示す。該アルキル
基は直鎖または分枝のいずれであってもよく、具体的に
は、例えばメチル、エチル、n−プロピル、n−ブチ
ル、n−ペンチル、n−ヘキシル、n−ヘプチル、n−
オクチル、n−ノニル、n−デシル、n−ウンデシル、
n−ドデシル、n−トリデシル、n−テトラデシル等の
直鎖状アルキル基ならびにイソプロピル、イソブチル、
sec−ブチル、tert−ブチル、イソペンチル、ネ
オペンチル、tert−ペンチル、イソヘキシル、1−
メチルペンチル、2−メチルペンチル、5−メチルヘキ
シル、2,3,5−トリメチルヘキシル、2,7,8−
トリメチルデシル、4−エチル−5−メチルノニル等の
分枝状のアルキル基を挙げることができる。なかでも直
鎖状で炭素数が3〜6のアルキル基、例えばプロピル、
ブチル、ペンチル、ヘキシルが好ましい。また、これら
の基は例えばハロゲンで水素原子の一部または全部が置
換されていてもよい。
【0011】R2は水素原子またはフッ素、塩素、臭
素、ヨウ素などのハロゲン原子である。この中では水素
原子が好ましい。R3は水素原子または電子吸引基から
選ばれた一種を示す。該電子吸引基は、例えば、ハロゲ
ン原子、シアノ基、CF3基、CHF2基、カルボン酸エ
ステル基、カルボン酸基、ニトロ基、アルデヒド基、カ
ルボニル基を挙げることができる。この中でF,Cl,
Br,Iのハロゲン原子、シアノ基、CF3基が好まし
い。X、Yはそれぞれ置換されていてもよい芳香族また
は非芳香族の炭素同素環又は複素環を示す。その具体例
は、
【0012】
【化10】
【0013】があるが、5〜6員環のもので次の
【0014】
【化11】
【0015】が好ましい。またこれらの環には、置換基
として、ハロゲン、シアノ基等が置換していてもよく、
好ましいハロゲン原子として特にフッ素原子が挙げられ
る。また、XとYは同一であっても異なっていてもよ
い。m,nはそれぞれ1または2を示す。Q1は単結
合、エーテル結合、エステル結合、チオエステル結合が
含まれる。この場合のカルボン酸エステル結合およびチ
オエステル結合については順エステル結合と逆エステル
結合があるがいずれでもよい。Q2は単結合、エステル
結合、
【0016】
【化12】
【0017】−CH=CH−,CH2CH2−、またはメ
チレンオキシ結合を示す。この場合も、順エステル結合
と逆エステル結合のいずれでもよい。
【0018】本発明の好ましい態様は、下記一般式
(I’)
【0019】
【化13】
【0020】〔式中、R11は直鎖状で炭素数が3〜6の
アルキル基を示し、R21はハロゲン原子を示す。〕で表
わされる化合物である。本発明の化合物は、湿気、酸素
ガス、光に対して安定であり、空気中においても保存安
定性に優れるとともに電圧保持率も高いなど、物理的化
学的安定性が高く、安定なスメクティックA液晶相を示
すとともに、屈折率異方性(Δn)が大きいという特徴
を有する。
【0021】したがって、本発明の化合物は、液晶表示
素子等を駆動させるのに必要なしきい電圧や飽和電圧に
関して、液晶組成物の低電圧化に有効な添加剤であり、
実用的な液晶組成物を構築するにあたって、有用な一成
分として用いることができる。本発明の化合物は単独で
液晶化合物として用いることができるし、さらには他の
液晶混合物に添加することによって、他の液晶混合物の
液晶活性を増強することができる。本発明の液晶化合物
は、従来公知の液晶化合物、例えば、エステル系、エー
テル系、カルボニル系、ビフェニル系、フェニルシクロ
ヘキサン系、複素環系等の液晶化合物との相溶性に優れ
ているため、これらの液晶化合物に添加配合することに
より、優れた特性を示す液晶組成物を構築することがで
きる。
【0022】本件化合物を添加しうる液晶混合物として
は、例えば「Flussige Kristalle
in Tabellen」I&II VEB Verla
g.Leipzigや「液晶デバイスハンドブック」
(日本学術新興会第142委員会編、日刊工業新聞社)
または「フルカラー液晶表示技術」(トリケップス出版
部編、株式会社トリケップス)等に述べられているスメ
クチック液晶、または市販のスメクチック液晶化合物な
どが挙げられる。その場合の本発明の化合物の添加量
は、通常0.5%〜50%程度、好ましくは5%〜20
%程度である。本発明でいう液晶光変調装置とは、液晶
組成物を使用した液晶素子および表示装置であり、具体
的には液晶シャッター、光学位相フィルター、ディスプ
レイなどが挙げられる。以下に本発明の一般式(I)で
表される化合物の製造法を代表的な例について説明す
る。本発明は、これらの方法によって限定されるもので
はない。
【0023】製造例 下記一般式(II)
【0024】
【化14】
【0025】〔式中、R1,X,Y,m,n,Q1及びQ
2は前記と同意義を有する。〕で表わされる骨格成分ま
たはその誘導体と、下記一般式(III)
【0026】
【化15】
【0027】〔式中、R2,R3は前記と同意義を有す
る〕で表わされる化合物をリホルマスキー反応させ、下
記一般式(IV)で表わされる化合物を生成し、該化合物
を無水酢酸で脱水反応させることにより一般式(I)で
表わされる化合物を製造する。
【0028】
【化16】
【0029】ここで、上記一般式(II)で表わされる化
合物は、例えば次のようにして製造される。下記一般式
(V)
【0030】
【化17】
【0031】〔式中、R1,Q1,Q2,X及びmは前記
と同意義を有する。〕で表わされる化合物より下記一般
式(VI)
【0032】
【化18】
【0033】〔式中、Yは前記と同意義を有する。〕と
反応させる。
【0034】
【化19】
【0035】更に、上記骨格成分アルデヒド化合物に
1,1,1−トリクロロ−2,2,2−トリフルオロエ
タンから誘導されるReformatsky試薬(有機
亜鉛化合物)を作用させ、ついで脱塩か水素、水酸基の
アセチル化後還元反応に付し、本件発明化合物を製造す
る。
【0036】
【化20】
【0037】以上、本発明の一般式(I)で表わされる
化合物の代表的製造例について述べたが、これらの製造
法に限定されるものではない。上述の方法により生成し
た本発明の目的化合物(I)は、通常用いられている分
離精製手段、例えば抽出、転溶、カラムクロマトグラフ
ィー、液体クロマトグラフィー、再結晶などの手段を用
いて反応液から分離精製することができる。
【0038】
【実施例】以下本発明を実施例により詳細に説明するが
これに限定されない。 実施例1 下記化合物の製造
【0039】
【化21】
【0040】4’−ヘプチル−4−ビフェニルカルボン
酸(9.87g)をテトラヒドロフラン(80ml)に
溶解し、リチウムアルミニウムハイドライド(2.51
g)のテトラヒドロフラン(150ml)懸濁液にゆっ
くり滴下し室温にて1時間撹拌を行った。その後1N−
HCl(300ml)とエチルエーテル(300ml)
を加え、抽出操作を行う。エチルエーテル層を水洗(1
00ml)した後、エチルエーテル層を無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥する。本濾液を減圧下留去し残留物を得る。
これにジクロロメタン(440ml)を加え溶解し、室
温下にて二酸化マンガン(11.2g)をゆっくり加え
る。1時間撹拌の後これを濾取し濾液を減圧下濃縮する
と結晶が析出しはじめる。最小量の溶媒にて再結晶し、
淡黄色結晶が得られた。収量11.2g、収率91.8
%。
【0041】
【化22】
【0042】前項のアルデヒド体(10.3g)にDM
F(30ml)を加え溶解し、1,1,1−トリクロロ
−2,2,2−トリフルオロエタン(10.3g)及び
亜鉛(粉末及び顆粒各4.8g)を加えて内温60℃に
て終夜撹拌を行った。本反応液に無水酢酸(9ml)及
び亜鉛(顆粒5.2g)を加えて室温下で3時間反応し
た。本反応液を1N−HCl(300ml)に注ぎ、酢
酸エチル(300ml)にて抽出操作を行った。水洗
(100ml)を行った後、酢酸エチル層に無水硫酸ナ
トリウムを加え乾燥する。本濾液を減圧下で溶媒を留去
した後、残留物をシリカゲル(ワコーゲルC−300,
100g)及び展開、溶出溶媒としてn−ヘキサンを用
いるカラムクロマトグラフィーに付し精製する。目的画
分を減圧下で溶媒を留去し乾固する。収量7.0g、収
率50.0%。この乾固物(1.0g)を熱時アセトニ
トリル(10ml)水系溶媒で再結晶して白色結晶
(0.71g)を得た。 IR(kBr)maxcm-1:2921,2852,14
61,1400,1170,11391 H−NMR(200MHz,CDCl3) δ:7.82〜7.25(8H,dd,Dipheny
l H)7.29(1H,S,
【0043】
【化23】
【0044】2.65(2H,t,−CH2−)1.7
〜1.6(2H,m,−CH2−)1.4〜1.2(8
H,m,−CH2−)0.88(3H,t,−CH3) 元素分析値 C2224ClF3(Mw.380,88)
として 理論値:C,69.38;H,6.35 実相値:C,69.26;H,6.38 実施例2 下記化合物の製造
【0045】
【化24】
【0046】4−カルボキシ−4’−ビフェノール(4
2.8g)をテトラヒドロフラン(400ml)に溶解
し、そこにリチウムアルミニウムハイドライド(9.1
g)のテトラヒドロフラン(220ml)懸濁液にゆっ
くりと滴下する。内温90℃に保ったまま最終撹拌す
る。本反応液に1N−HCl(500ml)をゆっくり
滴下し有機層と水層に分液する。この水層に酢酸エチル
(500ml)を加え抽出を行う。酢酸エチル層と有機
層を合わせ減圧下溶媒を留去すると結晶が析出する。1
0%炭酸カリウム(500ml)液を加えて未反応原料
を除いた後熱時アセトンにて再結晶し1次晶21.4
g、二次晶4.4g得る。総収量25.8g、総収率6
4.5%。
【0047】
【化25】
【0048】前項の還元体(25.8g)にメチレンク
ロリド(320ml)及びテトラヒドロフラン(200
ml)とトリエチルアミン(15.6g)を加えて溶解
したものにp−プロポキシ−安息香酸(27.7g)を
塩化チオニル(140ml)にて5時間加熱還流し、減
圧下濃縮して得た酸クロライド体のジクロロメタン溶液
(50ml)を内温40℃にて滴下し撹拌する。約4時
間撹拌の後水洗(500ml)しメチレンクロリド層を
分液し、減圧下乾固する。この乾固物を酢酸エチル
(1.5リットル)に溶解した後、10%炭酸カリウム
(500ml)溶液を加え分液する。酢酸エチル層を減
圧下乾固した後、熱時アセトン(1リットル)を加えて
再結晶し白色針状晶(27.2g)得る。収率58.6
%、母液回収品を約10g得る。
【0049】
【化26】
【0050】前項エステル体(27.2g)にメチレン
クロリド(1リットル)を加え溶解し二酸化マンガンを
徐々に加える。薄層クロマトグラフィーにより76gを
加えた時点で反応が完了したのでハイフロスーパーセル
(50g)を用いて濾過する。本濾液を減圧下乾固した
後同様の方法にて母液回収品から合成したアルデヒド体
8gを合わせ熱時アセトン(1リットル)を用いて再結
晶し、1次晶24.3g、2次晶6.7g得た。総収量
31.0g、総収率66.7%。
【0051】
【化27】
【0052】前項のアルデヒド体(31.0g)にDM
F(210ml)を加え、1,1,1−トリクロロ−
2,2,2−トリフルオロエタン(32.2g)、亜鉛
(粉末及び顆粒各8.43g)を加え内温50℃にて終
液反応を行った。本反応に無水酢酸(22ml)と亜鉛
末(8.4g)を加えて内温75℃で2時間反応した。
1N−HCl(500ml)及び酢酸エチル(500m
l)を加え抽出を行った。水洗(500ml)した後、
減圧下留去した残留物をシリカゲル(ワコーゲルC−3
00 500g)及び展開、溶出溶液としてクロロホル
ム−n−ヘキサン(1:1)を用いるカラムクロマトグ
ラフィーに付し精製する目的画分を減圧下留去しクロロ
ホルムで熱時再結晶することにより22.7g得た。収
率57.3%。
【0053】
【化28】
【0054】前項化合物(19.0g)をトルエン(3
80ml)に溶解し、ナトリウムアミド(11.26
g)及びt−ブタノール(21.39g)を加え、室温
にて反応させた。しばらくした後発熱反応が起こりはじ
め内温80°まで上昇した。約1時間撹拌の後析出する
結晶を濾取しシリカゲル(ワコーゲルC−300 30
0g)及び展開、溶出溶液としてジクロロエタン−n−
ヘキサン(1:1)を用いるカラムクロマトグラフィー
に付し精製する。目的画分10.5g得た。1H−NM
R及びIRの結果、前項化合物の脱エステル体及び脱エ
ステルと脱塩酸が双方起こった化合物の2種類が認めら
れた。
【0055】
【化29】
【0056】実施例3 下記化合物の製造
【0057】
【化30】
【0058】前項混合化合物(1.40g)をメチレン
クロリド(28ml)に溶解し、n−カプロイルクロリ
ド(0.81g)とトリエチルアミン(0.76g)を
加え室温下で2時間反応する。この本反応液に水(20
0ml)及び酢酸エチル(200ml)を加えて抽出す
る。水洗(100ml)を行った後上層に無水硫酸ナト
リウムを加えて乾燥しこれを濾過する。得られた濾液を
減圧下留去し残留物についてこれをシリカゲル(ワコー
ゲルC−300 50g)及び展開、溶出溶媒としてn
−ヘキサン−アセトン(100:1)を用いるカラムク
ロマトグラフィーに付し精製して二成分を単離した。薄
層クロマトグラフィー下部スポットより目的化合物を得
た。収量0.52g、収率55.9%。1 H−NMR(200MHz CDCl3) δ:7.83〜7.16(4H,dd,aromati
c H)7.65〜7.59(4H,dd,aroma
tic H)7.32(1H,s,
【0059】
【化31】
【0060】2.58(2H,t,−CH2−)1.8
5〜1.70(2H,m,−CH2−)1.45〜1.
35(2H,m,−CH2−)0.94(3H,t,−
CH3) 元素分析値 C21202ClF3(M.W.396.8
3)として 理論値:C,63.56;H,5.08 実測値:C,63.50;H,5.19
【0061】
【化32】
【0062】薄層クロマトグラフィー上部スポットより
トリフルオロメチルアセチレン体を得た。収量0.20
g、収率20.8%。1 H−NMR(200MHZ CDCl3) δ:7.61(4H,s,aromatic H)7.
60〜7.16(4H,dd aromatic H)
2.58(2H,t,−CH2−)1.85〜1.70
(2H,m,−CH2−)1.45〜1.35(4H,
m,aliphatic−CH2−),0.94(3
H,t,−CH3) 元素分析値 C211923(M.W.360.37)と
して 理論値:C,69.99;H,5.31 実測値:C,69.24;H,5.14 実施例4 下記化合物の製造
【0063】
【化33】
【0064】p−ヨードフェノール(22.0g)及び
n−アミルブロミド(22.7g)をDMF(110m
l)に溶解し、無水炭酸カリウム(20.5g)を加え
内温90℃にて終夜撹拌を行う。その後本反応液に水
(300ml)と酢酸エチル(300ml)を加え抽出
操作を行う。水洗(150ml×2)を行った後酢酸エ
チル層を無水硫酸ナトリウムにて乾燥する。本濾液を減
圧下溶媒を留去し淡黄色油状物(約30g)を得た。
【0065】
【化34】
【0066】前項で得られたp−n−アミルオキシ−ヨ
ードベンゼン(30g)に3−メチル−1−ブチン−3
−オール(12.6g)及びジエチルアミン(120m
l)を加え、塩化ビス(トリフェニルホスフィン)パラ
ジウム(II)(0.70g)及びヨウ化第1銅(0.2
0g)を内温80℃にて2時間反応を行う。溶媒を留去
した後に残留物をシリカゲル(ワコーゲルC−300,
200g)及び展開、溶出溶媒としてクロロホルム−n
−ヘキサン(1:1)を用いるカラムクロマトグラフィ
ーに付し精製する。目的画分を減圧下で濃縮し、淡赤黄
色油状物(22.2g)を得た。このものにトルエン
(300ml)を加え水素化ナトリウム(0.2g)を
添加し、窒素気流下100℃にて2時間反応を行った。
減圧下で溶媒を留去し、黒色油状物を得た。残留物をシ
リカゲル(ワコーゲルC−300,200g)及び展
開、溶出溶媒としてn−ヘキサン−エチルエーテル(1
00:1)を用いるカラムクロマトグラフィーに付し精
製する。目的画分を減圧下で溶媒留去し淡黄色油状物を
得た。 収量 8.9g 収率47.1%
【0067】
【化35】
【0068】1H−NMR(200MHz CDCl3) δ:7.43〜6.80(4H,dd,aromati
c,H)3.94(2H,t,−CH2−O−)2.9
8(1H,S,
【0069】
【化36】
【0070】1.7〜1.9,1.3〜1.5(6H,
m,aliphatic,−CH2−),0.92(3
H,t,−CH3) 前項で得られた4−n−ペンチルオキシ−4’−エチニ
ルベンゼン(3.8g)をジエチルアミン(18ml)
に溶解し、p−ブロモベンズアルデヒド(4.4g)及
び塩化ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(I
I)(0.14g)とヨウ化第1銅(40mg)を内温
60℃にて約1.5時間反応を行う。溶媒を留去した
後、残留物に酢酸エチル(200ml)及び水(100
ml)を加えて抽出操作を行う。水洗(100ml)を
行った後、酢酸エチル層を無水硫酸ナトリウムにて乾燥
する。本濾液を減圧下濃縮し乾固した後、熱時最小量の
酢酸エチルにて再結晶し白色無定形晶(3.28g)を
得た。又、この母液よりさらに第2次晶(0.82g)
を得た。 総収量4.10g 総収率70.2%1 H−NMR(200MHz,CDCl3) δ:10.0(1H,S,aldehyde,−CH
O)7.87〜7.62(4H,dd,aromati
c,H)7.50〜6.86(4H,dd,aroma
tic,H)3.98(2H,t,−CH2−O−)
1.9〜1.7(2H,m,aliphatic,−C
2−)1.5〜1.3(6H,m,aliphati
c,−CH2−),0.94(3H,t,−CH3) 前項のアルデヒド体(4.0g)にDMF(40ml)
を加え、1,1,1−トリクロロ−2,2,2−トリフ
ルオロエタン(5.1g)、亜鉛(顆粒と粉末各1.1
g)を加え内温60℃にて2日間反応した。その後本反
応液に無水酢酸(10ml)及び亜鉛末1.1gを加
え、同温度にて1.5時間反応した。本反応液に1N−
HCl(200ml)及び酢酸エチル(200ml)を
加えて抽出操作を行う。酢酸エチル層に無水硫酸ナトリ
ウムを入れて乾燥する。本濾液を減圧下留去した後、残
留物をシリカゲル(ワコーゲルC−300 100g)
および展開、溶出溶媒としてクロロホルム−n−ヘキサ
ン(1:3)を用いるカラムクロマトグラフィーに付し
精製する。目的画分を減圧下で溶媒を留去、乾固した
後、熱時n−ヘキサンにて再結晶し白色結晶を得た。収
量1.06g、収率43.6%。
【0071】
【化37】
【0072】1H−NMR(200MHZ CDCl3) δ:7.73〜7.52(4H,dd,aromati
c,H),7.49〜6.85(4H,dd,arom
atic,H)7.26(1H,S,
【0073】
【化38】
【0074】3.97(2H,t,−CH2−O−)
3.9〜3.7(2H,m,aliphatic,−C
2−)1.5〜1.3(6H,m,aliphati
c,−CH2−),0.94(3H,t,−CH3) 元素分析値 C2220OClF3(M.W.392.8
4) 理論値:C,67.26;H,5.13 実測値:C,67.20;H,5.15 実施例5 下記化合物の製造法
【0075】
【化39】
【0076】4−ブロモ−4’−n−ペンチルビフェニ
ル(15.16g)に3−メチル−1−ブチル−3−オ
ール(6.31g)及びジエチルアミン(60ml)を
加え、塩化ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム
(II)(0.35g)及びヨウ化第1銅(0.10g)
を内温60℃にて6時間反応を行った。溶媒を留去した
後、残留物をシリカゲル(ワコーゲルC−300,20
0g)及び展開、溶出溶媒としてクロロホルムを用いる
カラムクロマトグラフィーに付し精製する。目的画分を
減圧下で濃縮し、淡黄色油状物(約27g)を得る。こ
のものにトルエン(350ml)を加え水素化ナトリウ
ム(1.0g)を添加し窒素気流下90℃にて2時間反
応を行った。これを減圧下で溶媒を留去した後、残留物
をシリカゲル(ワコーゲルC−300,200g)及び
展開、溶出溶媒としてジクロロエタンを用いるカラムク
ロマトグラフィーに付し精製する。更に再度シリカゲル
(ワコーゲルC−300,100g)カラムクロマトグ
ラフィーによる精製で無色油状物が得られた。
【0077】
【化40】
【0078】1H−NMR(200MHz CDCl3) δ:7.54(4H,S,aromatic,H)7.
52〜7.23(4H,dd,aromatic,H)
3.11(1H,S,
【0079】
【化41】
【0080】2.64(2H,t,−CH2−)1.7
5〜1.60(2H,m,−CH2−)1.45〜1.
25(4H,m,−CH2−),0.90(3H,t,
−CH3) 前項で得たアセチレン誘導体(5.1g)をジエチルア
ミン(20ml)に溶解し、p−ブロモベンズアルデヒ
ド(3.78g)及び塩化ビス(トリフェニルホスフィ
ン)パラジウム(II)(160mg)とヨウ化第1銅
(43mg)を内温60℃にて約3時間反応を行う。溶
媒を留去した後、残留物にクロロホルム(300ml)
及び1N−HCl(100ml)を加えて抽出操作を行
った。水洗(100ml)しクロロホルム層を無水硫酸
ナトリウムを加えて乾燥する。減圧下溶媒を留去してい
くと結晶化する。n−ヘキサンを加えて結晶を取り出し
てこれを乾燥した。 収量 5.1g 収率 63.6%
【0081】
【化42】
【0082】前項で得られたアルデヒド体(2.10
g)にDMF(20ml)を加え1,1,1−トリクロ
ロ−2,2,2−トリフルオロエタン(2.24g)、
亜鉛(末及び顆粒各1.0g)を加え内温60℃にて2
日間反応した。本反応液に1N−HCl(150ml)
及び酢酸エチル(200ml)を加え抽出操作を行っ
た。水洗(100ml)した後、酢酸エチル層に無水硫
酸ナトリウムを加えて乾燥する。本濾液を減圧下留去し
た後残留物をシリカゲル(ワコーゲルC−300100
g)及び展開溶出溶媒としてクロロホルム−n−ヘキサ
ン(1:1)を用いるカラムクロマトグラフィーに付し
精製する。目的画分を減圧下で溶媒を留去、乾固した後
熱時n−ヘキサンにて再結晶し白色結晶を得た。 総収量 0.60g 総収率 21.8%
【0083】
【化43】
【0084】1H−NMR(200MHz CDCl3) δ:7.75〜7.57(4H,dd,aromati
c,H)7.59(4H,S,aromatic,H)
7.58〜7.26(4H,dd,aromatic,
H),7.25(1H,S,
【0085】
【化44】
【0086】2.65(2H,t,−CH2−)1.7
5〜1.60(2H,m,aliphatic,−CH
2−)1.40〜1.27(4H,m,aliphat
ic,−CH2−)0.90(3H,t,−CH3) 元素分析値 C2824ClF3(M.W.452,94) 理論値:C,74.25;H,5.34 実測値:C,74.12;H,5.35 物性測定 上記実施例で得られた化合物の相転移温度および相の判
定は、偏光顕微鏡による目視観察と示差走査熱量計(D
SC)を併用して行った。また、ΔnおよびΔεについ
ては文献法に準じて測定した。得られた結果を表1に示
す。
【0087】
【表1】
【0088】
【発明の効果】本発明の化合物であるジヒドロナフタレ
ン誘導体は新規な化合物であり、液晶フラットパネルデ
ィスプレイ等に使用される液晶組成物を調製するにあた
り有用な一成分である。本発明の化合物は物理的化学的
安定性が高く、スメクティクA相を示すとともに、屈折
率異方性(Δn)が大きいという特徴を有する。したが
って、本件化合物は液晶表示素子等を駆動させるのに必
要なしきい電圧や飽和電圧に関して、液晶組成物の低電
圧化に有効な添加剤であり、実用的な液晶組成物を構築
するにあたって、有用な一成分として提供される。すな
わち、他の多くの液晶化合物、例えばエステル系、エー
テル系、カルボニル系、ビフェニル系、フェニルシクロ
ヘキサン系、複素環系等の液晶化合物との相溶性が良好
で、これらを含む液晶組成物に添加して、他の物性を改
良することができる。このように液晶フラットパネルデ
ィスプレイ等に使用される液晶組成物を構築するにあた
って、本発明は一成分として有用な化合物を提供すると
共に、該化合物を少なくとも1種含む実用的液晶組成物
をも提供するものである。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年2月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】
【化19】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】更に、上記骨格成分アルデヒド化合物に
1,1,1−トリクロロ−2,2,2−トリフルオロエ
タンから誘導されるReformatsky試薬(有機
亜鉛化合物)を作用させ、ついで脱塩化水素、水酸基の
アセチル化後還元反応に付し、本件発明化合物を製造す
る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】
【化22】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0052
【補正方法】変更
【補正内容】
【0052】前項のアルデヒド体(31.0g)にDM
F(210ml)を加え、1,1,1−トリクロロ−
2,2,2−トリフルオロエタン(32.2g)、亜鉛
(粉末及び顆粒各8.43g)を加え内温50℃にて終
液反応を行った。本反応に無水酢酸(22ml)と亜鉛
末(8.4g)を加えて内温75℃で2時間反応した。
1N−HCl(500ml)及び酢酸エチル(500m
l)を加え抽出を行った。水洗(500ml)した後、
減圧下留去した残留物をシリカゲル(ワコーゲルC−3
00 500g)及び展開、溶出溶液としてクロロホル
ム−n−ヘキサン(1:1)を用いるカラムクロマトグ
ラフィーに付し精製する目的画分を減圧下留去しクロロ
ホルムで熱時再結晶することにより22.7g得た。収
率57.3%。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0061
【補正方法】変更
【補正内容】
【0061】
【化32】
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0065
【補正方法】変更
【補正内容】
【0065】
【化34】
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0067
【補正方法】変更
【補正内容】
【0067】
【化35】
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0071
【補正方法】変更
【補正内容】
【0071】
【化37】
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0077
【補正方法】変更
【補正内容】
【0077】
【化40】
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0088
【補正方法】変更
【補正内容】
【0088】
【発明の効果】本発明の化合物であるトリフルオロメチ
ル誘導体は新規な化合物であり、液晶フラットパネルデ
ィスプレイ等に使用される液晶組成物を調製するにあた
り有用な一成分である。本発明の化合物は物理的化学的
安定性が高く、スメクティクA相を示すとともに、屈折
率異方性(Δn)が大きいという特徴を有する。したが
って、本件化合物は液晶表示素子等を駆動させるのに必
要なしきい電圧や飽和電圧に関して、液晶組成物の低電
圧化に有効な添加剤であり、実用的な液晶組成物を構築
するにあたって、有用な一成分として提供される。すな
わち、他の多くの液晶化合物、例えばエステル系、エー
テル系、カルボニル系、ビフェニル系、フェニルシクロ
ヘキサン系、複素環系等の液晶化合物との相溶性が良好
で、これらを含む液晶組成物に添加して、他の物性を改
良することができる。このように液晶フラットパネルデ
ィスプレイ等に使用される液晶組成物を構築するにあた
って、本発明は一成分として有用な化合物を提供すると
共に、該化合物を少なくとも1種含む実用的液晶組成物
をも提供するものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07C 67/08 69/63 9279−4H 69/92 255/31 255/32 C07D 239/26 239/28 239/34 C09K 19/12 19/18 9279−4H 19/20 19/30 19/34 G02F 1/13 500

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(I) 【化1】 〔式中、R1は置換されていてもよい炭素数1〜14の
    アルキル基を示し、R2は水素原子またはハロゲン原子
    を示し、R3は水素原子または電子吸引基基から選ばれ
    た一種を示し、X,Yはそれぞれ同一もしくは異なる置
    換されていてもよい芳香族または非芳香族の炭素同素環
    または複素環を示し、m,nはそれぞれ1または2を示
    し、Q1は単結合、エーテル結合またはエステル結合を
    示し、Q2は単結合、エステル結合、 【化2】 −CH=CH−,−CH2CH2−、またはメチレンオキ
    シ結合を示す。〕で表わされるトリフルオロメチル置換
    ビニル系化合物。
  2. 【請求項2】 R1が直鎖状で炭素数3〜6のアルキル
    基である請求項1記載の化合物。
  3. 【請求項3】 R3が水素原子、ハロゲン原子、CF
    3基、シアノ基の一種である請求項1記載の化合物。
  4. 【請求項4】 X,Y,Zがそれぞれ芳香族または非芳
    香族の5または6員環である請求項1記載の化合物。
  5. 【請求項5】 X,Yがそれぞれ 【化3】 である請求項4記載の化合物。
  6. 【請求項6】 R1が直鎖状で炭素数が3〜6のアルキ
    ル基であり、R2が水素原子であり、R3がハロゲン原子
    であり、mが1または2であり、nが1であり、Q1
    単結合、エーテル結合またはエステル結合であり、Q2
    が単結合または 【化4】 である請求項1記載の化合物。
  7. 【請求項7】 X,Yの少なくとも一方がハロゲン原子
    で置換されたベンゼン環である請求項1記載の化合物。
  8. 【請求項8】 下記一般式(II) 【化5】 〔式中、R1,X,Y,Z,m,n,Q1及びQ2は請求
    項1記載と同意義を有する。〕で表わされる骨格成分ま
    たはその誘導体と、下記一般式(III) 【化6】 〔式中、R2,R3は前記と同意義を有する。〕で表わさ
    れる化合物を反応させ、下記一般式(IV) 【化7】 で表わされる化合物を生成し、該化合物を脱水反応させ
    ることにより、請求項1記載の化合物の製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の化合物の少なくとも1
    種を含有してなることを特徴とする液晶組成物。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の液晶組成物を少なく
    とも一対の基板の間に配置されたことよりなる液晶光変
    調装置。
JP5290580A 1993-11-19 1993-11-19 トリフルオロメチル置換ビニル系化合物、それらの製造方法、該化合物を含む液晶組成物および該組成物を用いた液晶光変調装置 Withdrawn JPH07138196A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005037758A1 (en) * 2003-10-13 2005-04-28 Applied Research Systems Ars Holding N.V. Method for preparing para-phenyl alkynyl benzaldehydes
US7846514B2 (en) 2007-01-24 2010-12-07 Chisso Corporation Liquid crystal compound, liquid crystal composition and, liquid crystal display device

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US7479575B2 (en) 2003-10-13 2009-01-20 Laboratoires Serono Sa Method for preparing para-phenyl alkynyl benzaldehydes
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