JPH07138382A - 高電導性製品 - Google Patents

高電導性製品

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JPH07138382A
JPH07138382A JP5353035A JP35303593A JPH07138382A JP H07138382 A JPH07138382 A JP H07138382A JP 5353035 A JP5353035 A JP 5353035A JP 35303593 A JP35303593 A JP 35303593A JP H07138382 A JPH07138382 A JP H07138382A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】プラスチックに混入又はコーティングすること
により高い電導性を与えること。そのプラスチックの透
明性や柔軟性を失うことはない。 【構成】ポリアニリンにドデシルベンゼンスルフオニッ
ク酸等カウンターイオンを枝としたものをプラスチック
に混入又はコーティングする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フロッピーディスク、
ビデオテープ、光磁気ディスク、CDなどの記録媒体、
あるいはその容器、ジヤケット、エンベロープ、カート
リッジを高電導として靜電気の発生を防止し、これによ
りドロップアウト、信号欠除を防止し、コンピュータエ
ラー除去、ビデオ画像改善、音飛びのない記録体を得ら
れるほか、液晶、防露ガラス、遠赤外線防止ガラス、防
眩バックミラー、電子カーテン付ガラス、電導性接着
材、ICトレー、自動車バンパー、自動車エアバック、
靜電防止カーシート、電熱カーペット、防塵服やキャッ
プ、靴、長靴、ゴム手袋、コンドーム、指サックなど靜
電防止、電磁遮蔽EMI、電導、伝熱などの広い分野で
新しい産業が起る発明である。
【0002】
【従來の技術】フロッピーディスクやビデオテープ等の
ヘッドと相対的に回転し移動する記録媒体は靜電気が発
生し易く帯電し、媒体に異物が付着してヘッドとの距離
をdとし、周波数を入、信号ロスをLとするとL=5
4.5d/入となりドロップアウトによりエラーの原因
となっていた。これを防止するために図/Aに示すごと
くフロッピーディスク媒体バインダやジヤケットプラス
チックシート/中にカーボン粒子2や図1Bに示すごと
く銀粒子3を混入していたがプラスチックに溶存しない
ので電導性を得るには多量のカーボン粒子2や銀粒子3
を入れねばならずそのためにプラスチックシート1がも
ろくなって可撓性が低下し、又電導性も良くなくて信号
欠除を防止できない上に、コストアップとなるという欠
点があった。又、その他の製品のそれぞれの欠点も下記
に記すごとく従來技術に欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】高い電導性と可撓性か
良く、コストダウンできること。これは高密度化する記
録媒体にとくに重要である。又、透明性や耐熱性は下記
の製品で重要である。
【0004】
【課題を解決するための手段】プラスチックに溶存し、
あるいは接着して可撓性をそこなわないで高い導電性を
もたせるためポリアニリンの分子鎖に長鎖プロトン酸を
結合し枝としたものをプラスチックポリマーの基材に溶
混し、又はスプレー/ディップでコーティングする。
【0005】
【実施例】図2は本発明原理を示し、電導性ポリアニリ
ン4にカウンターイオン5のマイナスイオンによりポリ
アニリン4にプラスイオンが発生するもので、図3は本
発明実施例を示す。図2の原理にもとづき、ポリアニリ
ン4に反イオンの反イオンのドデシルベンゼンスルフオ
ニック酸6をカウンターイオンの枝としてつけたもの7
をポリエステルシート8の上に、バインダ9、磁性体1
0と混合してコーテイングし、テープ状にスリットする
か、ディスク状に打抜く。前記の7は例えば5%混入す
ると高い導電性となる。ポリアニリンなど導電性有機高
分子は単体では知られていたが不溶不融であり、他の重
合体に溶合しないために従来は使用不能であった。本発
明はポリアニリン4にカウンターイオン5を生じる枝、
例えばシヤンプー剤等で使用するドデシルベンゼンスル
フオニック酸の枝を設けることによりバインダそのもの
が高い電導性となる。
【0006】図4も本発明実施例を示し、ビデオテープ
やフロッピーにおいて、前記電導物7をポリエチレンテ
レフタレートやポリエステルシート11そのものに混入
又はスプレイやコーティングして得たシートの上に金属
等の磁性体12を片面又は両面にスパッタリングしたも
のをテープ状にスリット又は円盤に打抜く。ハードディ
スクの場合は11をプラスチックサブストレートでポリ
カーボネートとし、これに電導物7を混入してディスク
状に成形し、その上に磁性面13をスパッタリング又は
コーティングする。
【0007】図5も本発明実施例を示し、光磁気記録体
等においてサブストレート14の上に磁性体等15の層
を設け、その上から電導物7をコーティング又はスプレ
イした本発明実施例を述べた。
【0008】図6も本発明実施例を示し、塩化ビニール
16に電導物7を混合してシートを形成、又は電導物7
をスプレイして形成したフロッピーディスク用ジャケッ
ト18である。同様にエンベロプ19やビデオテープカ
セット20、ケース21も本発明実施例である。
【0009】図7も本発明実施例を示し、液晶22の電
極として電導物7を使用したものであり、従來のものは
柔軟でないのでノート型パソコンに使えなかったが本発
明により可能となった。同様にこの22を自動車ガラス
とした場合、7に通電してヒーター線のない防曇ガラス
となる。又電導物7は赤外線を通さないので自動車や建
築物の窓ガラスとして熱を節約することができる。
【0010】図8も本発明実施例を示し、ICボードに
おいて回路23上に部品24を電導物7とエポキシ、ポ
リビニルブチラールと混合して成る電導性接着剤で取付
けて電子回路を形成したものである。25は絶縁部であ
る。
【0011】図9も本発明実施例であり、既製のCD材
料26に電導物7をコーティグ又はCD材料に電導物7
を混入したものであり、靜電気で挨を吸着しノイズとな
るのを防止する。
【0012】図10も本発明実施例を示し、既製のIC
トレー27に電導物7を混入又はコーティングしたもの
である。
【0013】図11も本発明実施例を示し、自動車のプ
ラスチックバンパー28に電導物7をスプレイ又は混入
して電導性をもたせ、靜電塗装で塗料29を節約してコ
ストダウンができる。図12も本発明実施例を示し、自
動車の安全用品のエアバック30に電導物7を混入して
靜電気によるバッグ不開を防止できる。31は運転者の
頭、32はハンドルを示す。図13も本発明実施例であ
り、自動車のシート33の電導物7をスプレーコーティ
ングすることにより乗降時に不快な靜電放電を防止でき
る。図14および図15も本発明実施例を示し、繊維3
4に電導物7をコーティングするか、ナイロン等の繊維
34そのものを製造するときに電導物7を混溶して形成
する。かくして引張強度が強い電導体をつくることがで
きる。これは靜電防止や電熱用カーペットや、図15に
示すところの埃がつかない靜電防止塵服35がつくら
れ、そのキャップ36もでき、コンピュータ、半導体の
扱い、医療などに貢献することができる。
【0014】図16に示すように他の手段、例えば銀や
カーボンブラックをプラスチックに混入して導電性を得
ようとしても、電導度が低いうえに柔軟性や透明性を失
うので好ましくない。
【0015】フロッピイディスクやビデオテープのごと
くヘッドコンタクトが重要な記録媒体には柔軟性フレキ
シビリテイと高電導が重要である。ハードディスクの場
合、図3の8はアルミニュウム又はガラスのサブストレ
ートとなるが磁性層をコーティング又はスパッタリング
で形成するについて同様に本発明を適用できる。
【0016】前記電導性接着剤の場合、例えば本発明の
導電性高分子7を90%、エポキシなど接着剤10%を
混合する。
【0017】
【発明の効果】本発明をカーボンや金属粉をプラスチッ
クに混入した場合と比較すると、図16に示すごとくカ
ーボンや金属粉よりもはるかに少量の混入ではるかに高
い導電性が得られ、コストダウンとなり、素材のプラス
チックの可撓性や透明性をそこなわず、いかなる着色も
でき、さらに200℃の高温にも耐えられるので成形も
可能であり、プラステイックを金属にしたと同じにな
り、靜電防止、磁気遮蔽、通電、赤外線遮断ができるの
で、フロッピーディスクやビデオテープの媒体、ジヤケ
ット、エンベロプ、カートリッジ、カセット、ケース、
液晶、除露ガラス、遠赤外線防止ガラス、防眩バックミ
ラー、電子カーテンガラス、電導性接着剤、ノーノイズ
CD、ローコストICトレイ、自動車バンパー、自動車
のエアバック、自動車シート、靜電防止や電熱のカーペ
ット、靜電防止防塵服やキャップができるなど本発明は
新しい産業が起きるほど画期的な発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1A】従來技術を示す平面図
【図1B】従來技術を示す平面図
【図2】本発明の原理図
【図3】本発明実施例の側面図
【図4】本発明実施例の側面図
【図5】本発明実施例の側面図
【図6】本発明実施例の平面図および斜視図
【図7】本発明実施例の側面図
【図8】本発明実施例の側面図
【図9】本発明実施例の平面図
【図10】本発明実施例の平面図
【図11】本発明実施例の平面図
【図12】本発明実施例の側面図
【図13】本発明実施例の断面図
【図14】本発明実施例の断面図
【図15】本発明実施例の側面図
【図16】本発明と従來品と特性図
【符号の説明】
4 ポリアニリン 6 カウンターイオン 7 電導物 8 ポリエステルシート 9 バインダー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポリアニリンにドデシルベンゼンスルフオ
    ニック酸等カウンターイオンを枝としたものを基材に混
    入又はスプレイ/コーテイングした事により形成したこ
    とを特徴とする高電導性製品。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04328181A (ja) * 1991-04-26 1992-11-17 Showa Denko Kk 導電性高分子複合材料およびその製造方法
JPH05112638A (ja) * 1991-10-22 1993-05-07 Tomoegawa Paper Co Ltd ポリアニリン誘導体及びその製造方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04328181A (ja) * 1991-04-26 1992-11-17 Showa Denko Kk 導電性高分子複合材料およびその製造方法
JPH05112638A (ja) * 1991-10-22 1993-05-07 Tomoegawa Paper Co Ltd ポリアニリン誘導体及びその製造方法

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