JPH07138759A - 真空処理装置 - Google Patents

真空処理装置

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JPH07138759A
JPH07138759A JP28829693A JP28829693A JPH07138759A JP H07138759 A JPH07138759 A JP H07138759A JP 28829693 A JP28829693 A JP 28829693A JP 28829693 A JP28829693 A JP 28829693A JP H07138759 A JPH07138759 A JP H07138759A
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JP
Japan
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vacuum
chamber
processed
auxiliary
processing chamber
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Application number
JP28829693A
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English (en)
Inventor
Akira Doi
陽 土居
Hiroya Kirimura
浩哉 桐村
Hiroshi Murakami
浩 村上
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Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 真空処理室内を所定の処理真空度に維持し
て、この真空処理室に被処理物を連続的に通過させ、こ
の被処理物に生産性良く目的とする真空処理を実施で
き、しかも安価に、不純物の混入が少ない状態でその処
理を実施できる真空処理装置を提供する。 【構成】 プラズマ処理を実施する真空処理室19の入
口20D及び出口20Eのそれぞれに小室を直列接続し
てなる補助真空室110及び120を接続し、これらに
おける被処理物S3の通路20A、20B、20C、2
0D、20E、20F、20G、20Hのそれぞれに、
被被処理物S3の実質上全周に被処理物S3の通過を許
しつつ密接するシール部材20a、20b、20c、2
0d、20e、20f、20g、20hを設けた真空処
理装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、それには限定されない
が、主としてパイプ状物、棒状物、線又は糸状物、連続
シート状物のような長尺の被処理物に、所定真空下でプ
ラズマCVD処理のようなプラズマ処理、真空蒸着処
理、イオン注入等の目的とする真空処理を施す被処理物
の真空処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】所定真空下で被処理物に目的とするプラ
ズマ処理、真空蒸着処理、イオン注入等の真空処理を生
産性良く施す装置としてこれまで知られている代表的な
ものを例示すると、図2に示す装置及び図3に示す装置
がある。図2に示す装置は短尺の被処理物をバッチ処理
するのに適するもので、被処理物S1を搬入、搬出する
ゲート弁1、2を有し、図示しない排気装置に接続さ
れ、図示しない真空処理手段を備えた真空処理室3の前
記ゲート弁1、2にそれぞれロードロック室4、5を連
設したものである。該ロードロック室4、5もまた図示
しない排気装置に接続され、被処理物S1を装置外から
搬入し、装置外へ搬出するゲート弁6、7を有してい
る。
【0003】この装置によると、真空処理に当たり、ま
ず真空処理室3が所定真空度とされた後、ロードロック
室4のゲート弁6が開かれ被処理物S1がロードロック
室4へ搬入され、該ゲート弁6が閉じられる。次いでロ
ードロック室4内が真空処理室3内とほぼ同じ真空度に
された後、ゲート弁1が開けられ被処理物S1が真空処
理室3へ搬入され、弁1が閉じられて該被処理物S1に
目的とする処理が施される。この間に予めロードロック
室5内が真空処理室3内とほぼ同じ真空度とされ、又は
前記処理終了後にその真空度とされた後、ゲート弁2が
開けられ被処理物S1が真空処理室3からロードロック
室5へ搬出され、弁2が閉じられる。さらに、ロードロ
ック室5が大気圧に戻された後、該室5のゲート弁7が
開けられ被処理物S1が搬出され、そのあと弁7が閉じ
られる。
【0004】また、図3に示す装置は長尺の被処理物を
処理するのに適するもので、長尺の被処理物S2の搬入
口8及び搬出口9を有し、図示しない排気装置が接続さ
れ、図示しない真空処理手段を備えた真空処理室10
と、前記搬入口8及び搬出口9にそれぞれ接続された補
助真空維持手段11、12を備えている。補助真空維持
手段11、12は直列に接続された複数の小真空室11
1、112、113及び121、122、123からな
り、該各小室は図示しない排気装置により排気され、所
定の補助真空度とされる。このとき、通常少なくとも真
空処理室10に最も近い小室111、121の真空度が
真空処理室10内の所定処理真空度と同じか又はそれに
近い真空度とされる。真空処理室10から最も離れた小
室113、123に設けられた外部と通じる被処理物S
2の通過口13、14、各隣り合う小室間の各被処理物
通路15、16、17、18、真空処理室10とそれに
隣接する小室111、121との間の被処理物通路8、
9のそれぞれは、被処理物の断面積に近い開口寸法に形
成されるとともに適当な長さに形成されている。
【0005】この装置によると、真空処理室10内が所
定処理真空度に維持された状態で、被処理物S2が補助
真空維持手段11の各小室113、112、111に順
次通され、真空処理室10内に搬入され、引き続き補助
真空維持手段12の各小室121、122、123を通
って搬出される。この間、被処理物S2の真空処理室1
0に配置された部分に順次目的とする処理が施される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した従来装置
のうち図3の装置は、被処理物の生産性良好な連続処理
に適するが、次のような問題がある。即ち、各小室壁に
おける被処理物の通路により真空処理室内が外気と連通
しており、外気侵入があるため、真空処理室を所定処理
真空度に維持するには大きな排気能力が必要である。従
って排気手段が大型化し、それだけコスト高となる。ま
た前記通路を介して外部からダストが侵入し、不純物と
して被処理物に付着する等して目的とする処理の妨げと
なる。
【0007】そこで本発明は、真空処理室内を所定の処
理真空度に維持して、この真空処理室に被処理物を連続
的に通過させ、該被処理物に生産性良く目的とする真空
処理を実施でき、しかも安価に、不純物の混入が少ない
状態でその処理を実施できる真空処理装置を提供するこ
とを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本発
明の装置は、被処理物の入口及び出口を有する真空処理
室と、前記真空処理室内を所定真空度に排気するための
排気手段と、前記真空処理室の入口及び出口間に通され
る被処理物の部分に所定真空下で目的とする処理を施す
処理手段と、前記被処理物の部分に対する目的とする処
理中、前記真空処理室を所定真空度に維持するために前
記真空処理室の入口及び出口にそれぞれ連通接続された
補助真空維持手段とを備え、前記補助真空維持手段のう
ち前記真空処理室入口に連通接続された補助真空維持手
段又は該入口側の補助真空維持手段と真空処理室出口に
連通接続された補助真空維持手段のいずれもが、外部と
通じる被処理物の通過口を有する補助真空室と、該補助
真空室内を所定補助真空度に排気するための排気手段
と、前記補助真空室の外部と通じる前記通過口及び該補
助真空室と前記真空処理室とを連通させる被処理物の通
路のそれぞれに設けられたシール部材とを含んでおり、
前記各シール部材は、被処理物の実質上全周に該被処理
物の通過を許しつつ密接するシール部材であることを特
徴とする。
【0009】また、前記補助真空維持手段の少なくとも
一つにおける補助真空室は、直列につながる複数の小室
に分割され、各隣り合う小室間には被処理物の通路が形
成されているとともに該通路に被処理物の実質上全周に
該被処理物の通過を許しつつ密接するシール部材を設け
てあってもよい。また、内部が複数の小室に分割された
前記補助真空室に接続された前記排気手段が、前記真空
処理室に近い小室から遠い小室へ順次真空度を低くする
ように排気するものであってもよい。
【0010】被処理物に所定真空下で目的とする処理を
施す前記処理手段としては、プラズマCVD、プラズマ
エッチング、プラズマによる表面改質等のプラズマ処理
を施す手段、真空蒸着、スパッタリング等の各種蒸着膜
形成手段、イオン注入を行う手段等を挙げることができ
る。前記真空処理装置において前記シール部材の材質
は、可撓性及び弾性のある各種のゴム、樹脂、それらの
組み合わせ等が考えられる。
【0011】また被処理物の実質上全周に密接するシー
ル部材としては、例えば被処理物の断面が円形、略円
形、四角形、三角形等の場合においてその外周全面に密
接する無端又は分割リング状の部材等が考えられ、被処
理物がシート状の場合は、該被処理物の両面に密接する
ことで該被処理物の実質上全周に密接する部材等が考え
られる。
【0012】前記真空処理室入口側に接続された補助真
空維持手段のみが、前記被処理物の入口及び出口を有す
る補助真空室、その排気手段及びシール部材を含むもの
であるときには、前記真空処理室出口側に接続された補
助真空維持手段は例えば図3に示すようなシール部材を
備えない従来の補助真空維持手段であることが考えられ
る。
【0013】ここで、前記真空処理室の少なくとも入口
側に接続された補助真空維持手段が被処理物の入口及び
出口を有する補助真空室、その排気手段及びシール部材
を含んでいるのは、被処理物が進入してくる側から侵入
し易い外気や不純物をそれによって阻止できるからであ
る。前記真空処理装置において、排気手段は真空処理室
及び補助真空室のそれぞれに、或いは補助真空室の小室
のそれぞれに設けられてもよいが、これら排気手段はそ
の一部をそれらの室の全部又は一部について互いに共通
使用できるように構成されてもよい。
【0014】
【作用】本発明の真空処理装置によると、少なくとも前
記真空処理室入口に連通接続された補助真空維持手段
が、前記の被処理物の入口及び出口を有する補助真空
室、その排気手段及びシール部材を含んでおり、被処理
物の実質上全周が該シール部材に密接して前記真空処理
室内へ進入することで、該進入に伴う外気の侵入が低減
し該真空処理室の真空度低下が抑えられる。また被処理
物の進入に伴う外部ダストの侵入が低減し、被処理物へ
の不純物混入が低減する。
【0015】また、前記補助真空維持手段の少なくとも
一つにおける補助真空室が、直列につながる複数の小室
に分割され、各隣り合う小室間には被処理物の通路が形
成されているとともに該通路に被処理物の実質上全周に
該被処理物の通過を許しつつ密接するシール部材を設け
てあるときには、被処理物の通過に伴う外気及びダスト
の侵入が一層低減し、該真空処理室の真空度低下及び被
処理物への不純物混入が一層低減する。
【0016】また、内部が複数の小室に分割された前記
補助真空室に接続された前記排気手段が、前記真空処理
室に近い小室から遠い小室へ順次真空度を低くするよう
に排気するものであるときには、前記真空処理室の真空
度が一層効率よく維持され、小さい排気能力で該処理室
内が所望の真空度に維持される。すなわち、全ての小室
を真空処理室内と同程度の真空度で排気する場合に比
べ、該排気手段の排気能力は低く済み、それだけ排気手
段を安価とし、ひいては装置全体を安価に抑制できる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は本発明の1実施例であるプラズマ処理装置
の概略構成を示したものである。図1の図(A)のプラ
ズマ処理装置は、図3に示す従来の長尺の被処理物の真
空処理装置において、真空処理室10に代えてプラズマ
処理室19を備え、被処理物S3の通過口13、15、
17、8、9、16、18及び14の代わりにシール部
材20a、20b、20c、20d、20e、20f、
20g及び20hを備えた被処理物S3の通過口20
A、20B、20C、20D、20E、20F、20G
及び20Hを備えたものである。この実施例において、
直列の小真空室113、112及び111は処理室19
の入口側に連通接続された補助真空室110を形成して
おり、直列の小真空室121、122及び123は処理
室19の出口側に連通接続された補助真空室120を形
成している。プラズマ処理室19及び小真空室113、
112、111、121、122、123には排気装置
21が接続され、プラズマ処理室19には高周波電力印
加手段22及びプラズマ原料ガスの供給部23が設けら
れている。ここで排気装置21は1つの排気ポンプ21
0及び流量制御弁211、212、213、214、2
15、216、217からなり、該流量制御弁による排
気量制御のもとにプラズマ処理室19及び補助真空室1
13、112、111、121、122、123をそれ
ぞれ排気できるようにしたものである。また、高周波電
力印加手段22はプラズマ処理室19外周にコイル状に
巻きつけた高周波電極221がマッチングボックス22
2を介して高周波電源223に接続されたものである。
ガス供給部23には1又は2以上のマスフローコントロ
ーラ231a、231b・・・及び開閉弁232a、2
32b・・・を介してプラズマ処理室19に必要量のプ
ラズマ原料ガスを供給するガス源233a、233b・
・・が含まれている。またプラズマ処理室19は接地さ
れている。
【0018】以上説明したプラズマ処理装置によると、
プラズマ処理室19及び各小真空室111、112、1
13、121、122及び123が排気ポンプ210の
運転にて所定の真空度とされ、次いでガス供給部23か
らプラズマ原料ガスがプラズマ処理室19に供給され
る。それと同時に高周波電極221に対しマッチングボ
ックス222を介して高周波電源223より高周波電力
が印加され、それによって導入されたガスがプラズマ化
される。
【0019】各小真空室内の真空度は、プラズマ処理室
19に近い小真空室から遠い小真空室へ向かい順次低く
するように、即ち、プラズマ処理室19の入口側におい
ては補助真空室111、112、113の順に低く、プ
ラズマ処理室19の出口側においては補助真空室12
1、122、123の順に低くなるように、流量制御弁
212、213、214、215、216、217にて
調節される。なお、プラズマ処理室19に近い小真空室
111、121については処理室19内の真空度と同じ
又はそれに近い真空度とされる。
【0020】一方、被処理物S3が補助真空室110の
各小真空室113、112、111に順次通され、プラ
ズマ処理室19内に搬入され、引き続き補助真空室12
0の各小真空室121、122、123を通って搬出さ
れる。ここで被処理物S3は、実質上その全周を通過口
20A、20B、20C、20D、20E、20F、2
0G及び20Hに設けられたシール部材20a、20
b、20c、20d、20e、20f、20g及び20
hに密接した状態で外部から搬入され搬出される。この
間、被処理物S3のプラズマ処理室19に配置された部
分の表面に、前記プラズマの下に順次所定のプラズマ処
理が施される。
【0021】この処理中、被処理物S3は実質上その全
周をシール部材20a、20b、20c、20d、20
e、20f、20g及び20hに密接した状態で搬入さ
れ搬出されるため、被処理物S3のプラズマ処理室19
への進入に伴う外気の侵入が少なく、プラズマ処理室1
9を所定の処理真空度に維持するための排気装置21の
能力が小さくて済み、その分コストを低減することがで
きる。また外部からのダスト侵入も少なく、被処理物S
3への不純物の混入を少なくすることができる。
【0022】また、補助真空室110及び120がそれ
ぞれ複数の小真空室に分割されていることにより、プラ
ズマ処理室19への外気の侵入及びダストの侵入が一層
少なくなり、排気装置21に要するコストは一層低減さ
れ、また、被処理物S3への不純物の混入を一層少なく
することができる。また、各補助真空における小室内の
真空度がプラズマ処理室19に近い小真空室から遠い小
真空室へ向かい順次低く維持されていることにより、プ
ラズマ処理室19内の真空度を一層効率よく維持するこ
とができ、小さい排気装置能力でプラズマ処理室19内
を例えば1×10-3Torr以下の高い真空度にするこ
とができる。
【0023】以上説明した図1の図(A)の装置によ
り、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)樹脂から
なる中空チューブ状の被処理物S3に酸素(O2 )プラ
ズマ処理を施した具体例について説明する。この線状の
被処理物S3は、表面強化の目的でその表面をビニル樹
脂で被覆するに当たり、該両者の密着性を向上させるた
めに、ビニル樹脂被覆に先立ってO2 プラズマ処理によ
り該被処理物S3表面を酸化しようとするものである。
【0024】シール部材20a、20b、20c、20
d、20e、20f、20g、20hはチューブS3表
面の全周に密接する無端リング状のもので、そのうち2
0a及び20hには図1の図(B)に示すポリウレタン
からなるシール部材(商品名ダストシール、DKI社
製、FD0064A0)を採用し、20b、20c、2
0d、20e、20f及び20gには図1の図(C)に
示すポリウレタンからなるシール部材を採用した。
【0025】まず、プラズマ処理室19内を1×10-3
Torrの真空度、補助真空室111、112、11
3、121、122、123内を各1×10-1Tor
r、1Torr、1×10Torr、1×10-1Tor
r、1Torr、1×10Torrの真空度とした。次
いでガス供給部23からO2 ガスをプラズマ処理室19
内が5×10-2Torrの真空度になるまで導入し、そ
れと同時に電極221に周波数13.56MHz、電力
30Wの高周波電力を印加した。それにより前記O 2
スをプラズマ化し、直径20mmの中空の、PTFE樹
脂からなるチューブS3のプラズマ処理室19に配置さ
れた部分の表面をO2 プラズマ処理した。
【0026】また比較例1として、図3に示す従来の真
空処理装置を用いて前記の例と同様のPTFE樹脂から
なるチューブS2にO2 プラズマ処理を施した。その他
の条件は前記の例と同様であった。また、参考までに比
較例2として、図2に示す従来の他の真空処理装置を用
いて前記の例と同様のPTF樹脂からなるチューブS1
にO2 プラズマ処理を施した。この比較例2では真空処
理室3内を1×10-3Torrの真空度とし、真空処理
室3及びロードロック室4、5内に設置することのでき
る長さに切断された被処理物S1を、ロードロック室4
内へ搬入した。次いでロードロック室4内を1×10-3
Torrの真空度になるまで排気した後、真空処理室3
内に搬入し前記の例と同様の条件でO2 処理を施した。
さらにロードロック室5内を1×10 -3Torrの真空
度になるまで排気した後、被処理物S1を該室5内へ搬
出し、さらに該室5内を大気圧に戻した後、被処理物S
1を装置外へ搬出した。以上の操作を繰り返すことで、
前記の例と同じ長さの被処理物S1にO2 プラズマ処理
を施した。
【0027】本発明、比較例1及び比較例2につき、不
純物の付着個数を測定し比較した。また、O2 プラズマ
処理後の各被処理物に厚さ0.5mmの塩化ビニル樹脂
からなる膜を被覆したときの該膜との密着力を引き剥が
し試験により測定し比較した。その他、所定の真空度を
維持するのに要した排気装置能力、処理速度及び装置価
格についても比較した。結果を次表に示す。
【0028】 本発明の例 比較例1 比較例2 排気装置能力(リットル/min) 1500(0.75)* 2000(1) 装置価格 (0.75) (1) 処理速度(m/h) 4.5(1.5 ) 3(1) 被処理物表面への 付着不純物個数(個/cm2 ) 15(0.75) 20(1) ビニル樹脂膜との密着力 (5) (1) * ( )内は比較例の値を1とした場合の相対値を示している。 本発明の例によるプラズマ処理では比較例1によるプラ
ズマ処理に比べ、プラズマ処理室19及び各小真空室1
11、112、113、121、122、123を同じ
真空度に維持するのに要する排気装置能力が3/4に低
減し、それに伴い装置価格も3/4に低減した。また、
被処理物表面への付着不純物個数も比較例に比べ減少
し、それに伴い塩化ビニル樹脂膜との密着性も向上し
た。また、比較例2によるプラズマ処理に比べ処理速度
が1.5倍に増加した。
【0029】以上、本実施例では、O2 プラズマによる
表面改質について説明したが、本発明装置はこれに限定
されず、真空処理室19に例えばプラズマCVD装置、
プラズマエッチング装置、真空蒸着装置、スパッタリン
グ装置、イオン注入装置等を備え、これらによる真空処
理を行ってもよい。また、本実施例ではチューブ状の長
尺の被処理物S3に対して真空処理を行ったが、本発明
の真空処理装置は、これに限らず、各通過口を通過させ
ることができる被処理物に対して真空処理を行うことが
できる。
【0030】
【発明の効果】本発明によると、真空処理室内を所定の
処理真空度に維持して、この真空処理室に被処理物を連
続的に通過させ、該被処理物に生産性良く目的とする真
空処理を実施でき、しかも安価に、不純物の混入が少な
い状態でその処理を実施できる真空処理装置を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図(A)は本発明の1実施例であるプラズマC
VD装置の概略構成を示す図であり、図(B)は通過口
20A付近の拡大図であり、図(C)は通過口20B付
近の拡大図である。
【図2】従来の真空処理装置の1例の概略構成を示す図
である。
【図3】従来の真空処理装置の他の例の概略構成を示す
図である。
【符号の説明】
1、2、6、7 ゲート弁 3、10 真空処理室 4、5 ロードロック室 8、20D 搬入口 9、20E 搬出口 11、12 真空維持手段 110、120 補助真空室 111、112、113、121、122、123 小
真空室 13、14、20A、20H 通過口 15、16、17、18、20B、20C、20E、2
0F 通路 19 プラズマ処理室 20a、20b、20c、20d、20e、20f、20g、20h シ
ール部材 21 排気装置 210 排気ポンプ 211、212、213、214、215、216、2
17 流量制御弁 22 高周波電力印加手段 221 高周波電極 222 マッチングボックス 223 高周波電源 23 ガス供給部 231a、231b マスフローコントローラ 232a、232b 開閉弁 233a、233b ガス源 S1、S2、S3 被処理物
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F26B 5/04

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被処理物の入口及び出口を有する真空処
    理室と、前記真空処理室内を所定真空度に排気するため
    の排気手段と、前記真空処理室の入口及び出口間に通さ
    れる被処理物の部分に所定真空下で目的とする処理を施
    す処理手段と、前記被処理物の部分に対する目的とする
    処理中、前記真空処理室を所定真空度に維持するために
    前記真空処理室の入口及び出口にそれぞれ連通接続され
    た補助真空維持手段とを備え、前記補助真空維持手段の
    うち少なくとも前記真空処理室入口に連通接続された補
    助真空維持手段が、外部と通じる被処理物の通過口を有
    する補助真空室と、該補助真空室内を所定補助真空度に
    排気するための排気手段と、前記補助真空室の外部と通
    じる前記通過口及び該補助真空室と前記真空処理室とを
    連通させる被処理物の通路のそれぞれに設けられたシー
    ル部材とを含んでおり、前記各シール部材は、被処理物
    の実質上全周に該被処理物の通過を許しつつ密接するシ
    ール部材であることを特徴とする被処理物の真空処理装
    置。
  2. 【請求項2】 前記補助真空維持手段の少なくとも一つ
    における補助真空室は、直列につながる複数の小室に分
    割され、各隣り合う小室間には被処理物の通路が形成さ
    れているとともに該通路に被処理物の実質上全周に該被
    処理物の通過を許しつつ密接するシール部材を設けてあ
    る請求項1記載の真空処理装置。
  3. 【請求項3】 内部が複数の小室に分割された前記補助
    真空室に接続された前記排気手段が、前記真空処理室に
    近い小室から遠い小室へ順次真空度を低くするように排
    気するものである請求項2記載の真空処理装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011066769A1 (zh) * 2009-12-03 2011-06-09 北京北方微电子基地设备工艺研究中心有限责任公司 一种pecvd系统
JP2014227580A (ja) * 2013-05-23 2014-12-08 株式会社アルバック 成膜装置
JP2016519272A (ja) * 2013-03-15 2016-06-30 サステイナブル オルターネイティヴ フィード エンタープライズィズ 一次食品廃棄物を二次食品に処理するシステム

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