JPH0714223B2 - 色信号処理方法 - Google Patents

色信号処理方法

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JPH0714223B2
JPH0714223B2 JP63169429A JP16942988A JPH0714223B2 JP H0714223 B2 JPH0714223 B2 JP H0714223B2 JP 63169429 A JP63169429 A JP 63169429A JP 16942988 A JP16942988 A JP 16942988A JP H0714223 B2 JPH0714223 B2 JP H0714223B2
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は家庭用VTRのように、低域変換色信号を用いた
記録再生装置における色信号処理方法に関するものであ
る。
従来の技術 従来、家庭用VTRにおいて、色信号Cは映像信号の水平
同期信号Hの周波数Hと所定の関係にある周波数Lに
低域変換され、低域変換色信号Lとなり、FM変調された
輝度信号Yと混合され、磁気テープ上に記録され、再生
時は逆の操作で処理することにより再生色信号を得るこ
とができる。
ここで、VHS方式はLを40Hに設定し、かつ90°ロー
タリを行なうフェーズシフト方式(PS方式)を採用して
おり、またβ方式,8mm方式はLとして43.75Hと47.25
Hに設定し、かつ位相反転を行うフェーズインバート
方式(PI方式)を採用しているのは、周知である。ここ
で、従来のVHS方式の色信号処理回路を第8図に示し、
簡単に説明する。
記録時、周波数Cである入力色信号Cは端子20より入
力され、メインの乗算器であるBM21にて信号Aと乗算さ
れ、信号Lとなる。ここで、信号Lの周波数Lは40H
であり、約629KHz、信号Aの周波数aはa=C+L
であり、約4.2MHzとなる。一方、入力映像信号より水平
同期信号Hを得、てい倍する回路が、AFC回路26であ
り、AFC回路26は位相比較器PC27,電圧制御発振器(VC
O)28,1/8分周器29,1/40分周器30,より構成されてい
る。このAFC回路26では、320Hで発振するVCO28の出力
を分周することにより、90°ロータリーされた40Hを
得ている。その40Hの信号と、入力カラーバーストとA
PC回路23でロックした3.58MHzがサブの乗算器BM22で乗
算されることにより、信号Aを得ている。
再生時は、ジッタ成分を含んだ周波数Lの再生信号L
とジッタ成分を含んだ信号A(周波数a=C+L)
をメインの乗算器BM31で乗算することにより、ジッタ成
分のない再生色信号CPを得ている。ここで、信号Aは、
再生色信号CPと基準信号発生回路X′tal36の出力であ
る3.58MHzの基準信号refを位相比較器PC33で位相比較
した情報により、VCO34を制御し320Hを得、1/8分周回
路で90°ロータリと分周を行ない40Hとなり、その信
号とrefとをサブの乗算器BM32で乗算することによ
り、ref+40Hつまり信号Aを得ている。ここで、こ
の再生系の回路が再生色信号CPのカラーバーストをre
fと同一周波数、一定位相になるように制御するAPC回路
37であることは周知である。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来例の構成では、記録、再生系そ
れぞれに乗算器が2ケ必要であり、回路が複雑となる。
また、サブの乗算器での不要成分の発生、キャリアリー
クの発生が信号に悪影響を及ぼし、さらには、第7図の
サブの乗算器BM22,BM32の後段には必ずバンドパスフィ
ルタが必要となり、回路規模,コストが大となるという
課題があった。
また、民生用VTRの再生信号のように、ノンスタンダー
ドのNTSC信号が端子20より入力された場合、低域変換色
信号Lは水平同期信号Hと正確に所定の関係、例えば40
Hにならないという課題があった。
課題を解決するための手段 本発明の色信号処理方法は、周波数Cである色信号C
を水平同期信号周波数Hと所定の関係にある周波数L
の低域変換色信号Lに低域変換した後記録媒体上に記録
し、再生時に逆の処理により再生色信号を得る記録再生
装置において、記録時に、水平同期信号をPLL回路に入
力することにより周波数Lである信号Dを得、前記信
号Dと前記低域変換色信号Lのカラーバースト部分の位
相を位相比較回路にて比較し、その情報により発振周波
数がa(a=C+L)である電圧制御発振回路を制
御し、前記電圧制御発振回路の出力信号Aと前記色信号
Cを乗算することにより、前記低域変換色信号Lを得る
ように構成したものである。
作用 本発明は、上記した構成により、乗算器を記録、再生そ
れぞれ1ケで良く、つまりサブの乗算器を省くことがで
き、回路が大幅に簡単になる。またサブの乗算器で発生
していた不要成分,キャリアリーク等の信号妨害成分を
無くし、さらにはハンドパスフィルタも不要になり、性
能,コスト両面での大幅な改善を実現するものである。
さらに、低域変換色信号Lは水平同期信号Hと正確に所
定の関係、例えば40Hに変換されるものである。
実施例 以下、本発明の一実施例について、図面を参照しながら
説明する。
第1図に、第1の実施例のブロック図を示す。端子1よ
り入来した色信号Cは、乗算器BM3で電圧制御発振器VCO
9からの信号Aと乗算されて低域変換色信号Lとなる。
一方、端子2より入力された水平同期信号Hは、位相比
較器4,VCO5,分周回路6より構成されたAFC回路7に入力
され信号Dを得る。信号Dと信号Lのカラーバーストの
位相を位相比較器PC8で比較し、その情報によりVCO9を
制御する。
これにより、信号Lは信号Dと位相ロックしたものとな
る。今、水平走査周波数をHとし、色信号周波数をC
とする。分周回路6を1/40分周とし信号Dを40Hとす
ると、信号Lは40Hとなる。ここで、信号Aの周波数
aはC+40Hで発振することになる。
次に本発明の第2の実施例を第2図に示す。第2図は、
低域変換色信号Lの位相を、H周期ごとに90°づつ進め
たり遅らせたりする90°ロータリーを動作させるため、
第1の実施例に90°ロータリー回路10,11を追加したも
のである。第3図に90°ロータリー回路10のブロック図
を示す。
VCO9の出力信号Aは90°シフト回路12とロータリ回路13
で構成される90°ロータリ回路10に入力される。
90°シフト回路12では、信号Aの位相を90°づつずらし
た4相の信号A1,A2,A3,A4を生成し、90°ロータリ回
路では水平同期信号Hとヘッド切換信号HSWの情報によ
り水平同期ごとに、あるフィールドでは、位相が90°進
む方向、次のフィールドでは90°遅れる方向にフィール
ドごとに切換える動作を行ない、信号ARを得る。
このARと色信号Cを乗算器BM3で乗算することにより90
°ロータリされた低域色信号Lを得ることができる。但
しこの時、位相比較器PC8の2入力のうち、いずれか一
方も同様な90°ロータリ回路を挿入する必要がある。第
2図ではVCO5とPC8の間に90°ロータリ回路11を挿入し
ている。ここで90°ロータリ回路11は乗算器BM3と位相
比較器PC8間に挿入しても良い。
次に本発明の第3の実施例を第4,5図に示す。第3の実
施例は第2の実施例における90°シフト回路12を1/4分
周器14とし、1/4分周器14で分周する際に90°づつずれ
た位相を4相生成することにより90°の精度を上げたも
のである。そのために、VCO5,9の発振周波数は4倍とな
り、VCO5が160H、VCO9が4×(C+40H)となる。
他の動作は第2の実施例と同様である。
次に本発明の第4の実施例を第6図に示す。第6図は、
低域変換色信号Lの位相をH周期ごとに反転するフィー
ルドと、反転しないフィールドが交互に生じるように動
作するフェーズインバート回路P115を第1図に挿入した
ものである。
第6図のフェーズインバート回路P115は、VCO9の出力信
号Aをあるフィールドでは信号Aと信号Aを反転した信
号を水平同期信号周期で切換えて出力し、次のフィール
ドでは信号Aを出力するように動作し、信号AIを生成す
るものである。信号AIと入力色信号Cが乗算器BM3で乗
算されてフェーズインバートされた低域変換色信号Lを
得ることができる。
VCO5の出力も同様にPI回路16を通した後、PC8に入力さ
れることになる。
ここで、信号Aの発振周波数aは、a =C+43.75Hもしくは、a =C+47.25Hである。
次に本発明の第5の実施例を第7図に示す。第5図は、
第1図に90°ロータリー回路10と乗算器17を追加したも
のである。つまり、BM3,PC8,VCO9で構成されるPLLルー
プには90°ロータリーの回路を挿入せずに、安定に動作
させ、低域変換色信号Lを得る乗算器BM17へはVCO9の出
力である信号Aを90°ロータリ回路10を通して信号ARと
して送ることにより、90°ロータリされた低域変換色信
号Lを得るものである。
この場合乗算器はBM3,BM17と2ケ必要となるが、BM3の
不要成分やキャリアリークは従来例のように出力信号L
に大きな悪影響を及ぼすことはなく、性能が改善され
る。
ここで、第5の実施例において、第7図の90°ロータリ
回路10のかわりに、PI回路15を挿入すると、PIされた低
域変換色信号Lを安定に得ることができる。
また、上記実施例の説明において、位相比較器の前段ま
たは後段に挿入されるバーストゲート回路、VCO回路の
前段に挿入されるローパスフィルタ、乗算器の後段に挿
入されるバンドパスフィルタ等は、省略している。
また、PLLループのVCO回路の出力信号の周波数と、分周
回路の分周比は、実施例に示された値だけでなく種々設
定できるのはいうまでもない。0.25H等の端数の場
合、例えばVCO回路の出力信号の周波数を4倍して整数
値で処理するのが好ましい。
発明の効果 以上のように本発明は、上記構成により、乗算器を1個
用いるだけで良く、つまり、サブの乗算器を省くことが
でき、回路が大幅に簡単になる。またサブの乗算器で発
生していた不要成分、キャリアリーク等の信号妨害成分
を無くし、さらにはバンドパスフィルタも不要になり、
性能,コスト両面での大幅な改善を実現するものであ
る。
さらに、低域変換色信号Lは水平同期信号Hと正確に所
定の関係、例えば40Hに変換されるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示したブロック図、第
2図は本発明の第2の実施例を示したブロック図、第3
図は本発明の90°ロータリ回路を示したブロック図、第
4図は本発明の第3の実施例を示したブロック図、第5
図は本発明の90°ロータリ回路を示したブロック図、第
6図は本発明の第4の実施例を示したブロック図、第7
図は本発明の第5の実施例を示したブロック図、第8図
は従来例を示したブロック図である。 3,17……乗算器、4,8……位相比較器、5,9……電圧制御
発振回路、6,14……分周回路、7……AFC回路、10,11…
…90°ロータリ回路、12……90°シフト回路、13……ロ
ータリ回路、15,16……フェーズインバート回路。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】周波数Cである色信号Cを水平同期信号
    周波数Hと所定の関係にある周波数Lの低域変換色信
    号Lに低域変換した後記録媒体上に記録し、再生時に逆
    の処理により再生色信号を得る記録再生装置において、
    記録時に、水平同期信号をPLL回路に入力することによ
    り周波数Lである信号Dを得、前記信号Dと前記低域
    変換色信号Lのカラーバースト部分の位相を位相比較回
    路にて比較し、その情報により発振周波数がa(a=
    C+L)である電圧制御発振回路を制御し、前記電圧
    制御発振回路の出力信号Aと前記色信号Cを乗算するこ
    とにより、前記低域変換色信号Lを得ることを特徴とす
    る色信号処理方法。
  2. 【請求項2】記録時に、周波数a(a=C+L)で
    発振する電圧制御発振回路の出力信号Aを第1の90°ロ
    ータリ回路に入力し、前記第1の90°ロータリ回路では
    信号Aの位相が90°づつずれている4相の信号A1,A2,
    A3,A4をあるフィールドでは、1水平走査ごとに位相が
    90°づつ進む方向、次のフィールドでは、90°づつ遅れ
    る方向とフィールドごとにロータリーの方向を逆に切換
    えた信号ARを得、前記信号ARと前記色信号Cとを乗算す
    ることにより低域変換色信号Lを得、さらに位相比較器
    の2入力のうちのいずれか一方の入力信号を第2の90°
    ロータリ回路に入力し、入力信号の位相が90°づつずれ
    ている4相の信号をあるフィールドでは、1水平走査ご
    とに位相が90°づつ進む方向、次のフィールドでは、90
    °づつ遅れる方向とフィールドごとにロータリーの方向
    を逆に切換えた信号を得た後、前記位相比較器に入力す
    ることを特徴とする請求項(1)記載の色信号処理方
    法。
  3. 【請求項3】記録時に、周波数a(a=C+L)で
    発振する電圧制御発振回路の出力信号Aを第1のフェー
    ズインバート回路に入力し、あるフィールドでは信号A
    の位相を180°反転させた信号と信号Aを1水平走査ご
    とに切換え、次のフィールドでは信号Aをそのまま出力
    するように、フィールドごとに交互に切換えた信号AIを
    得、前記AIと色信号Cとを乗算し、低域変換色信号Lを
    得、さらに位相比較器の2入力のうちのいずれか一方の
    入力信号を、第2のフェーズインバート回路に入力し、
    あるフィールドでは入力信号の位相を180°反転させた
    信号と元の信号を1水平走査ごとに切換え、次のフィー
    ルドでは元の信号をそのまま出力するように、フィール
    ドごとに交互に切換えた信号を得た後、前記位相比較器
    に入力することを特徴とする請求項(1)記載の色信号
    処理方法。
  4. 【請求項4】記録時に、周波数4×a(a=C+
    L)で発振する発振回路の出力信号Bを、1/4分周回路
    に入力し、位相が90°づつずれている4相の信号A1,
    A2,A3,A4を得ることを特徴とする請求項(2)記載の
    色信号処理方法。
  5. 【請求項5】周波数Cである色信号Cを水平同期信号
    周波数Hと所定の関係にある周波数Lの低域変換色信
    号Lに低域変換した後記録媒体上に記録し、再生時に逆
    の処理により再生色信号を得る記録再生装置において、
    記録時に、水平同期信号をPLL回路に入力することによ
    り周波数Lである信号Dを得、前記信号Dと第1の低
    域変換色信号Lのカラーバースト部分の位相を位相比較
    回路にて比較し、その情報により発振周波数がa(a
    =C+L)である電圧制御発振回路を制御し、前記電
    圧制御発振回路の出力信号Aと前記色信号Cを乗算する
    ことにより、前記第1の低域変換色信号Lを得、前記電
    圧制御発振回路の出力信号Aを90°ロータリ回路に入力
    し、前記90°ロータリ回路では信号Aの位相が90°づつ
    ずれている4相の信号A1,A2,A3,A4をあるフィールド
    では、1水平走査ごとに位相が90°づつ進む方向、次の
    フィールドでは、90°づつ遅れる方向とフィールドごと
    にロータリーの方向を逆に切換えた信号ARを得、前記信
    号ARと前記色信号Cとを乗算することにより第2の低域
    変換色信号Lを得、前記第2の低域変換色信号Lを出力
    信号とすることを特徴とする色信号処理方法。
  6. 【請求項6】低域変換色信号Lの周波数Hは、40Hで
    あることを特徴とする請求項(1),(2),(4)又
    は(5)のいずれかに記載の色信号処理方法。
  7. 【請求項7】低域変換色信号Lの周波数Hは、43.75
    Hもしくは47.25Hであることを特徴とする請求項
    (1)又は(3)のいずれかに記載の色信号処理方法。
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