JPH07143456A - Museデコーダ - Google Patents
MuseデコーダInfo
- Publication number
- JPH07143456A JPH07143456A JP5281140A JP28114093A JPH07143456A JP H07143456 A JPH07143456 A JP H07143456A JP 5281140 A JP5281140 A JP 5281140A JP 28114093 A JP28114093 A JP 28114093A JP H07143456 A JPH07143456 A JP H07143456A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- still image
- processing unit
- halftone dot
- image processing
- Prior art date
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- Pending
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- Television Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 MUSE信号の動いている部分が静止画処理
されることにより生ずる網点妨害を再生画像に生じさせ
ないようにすること。 【構成】 2フレーム差分作成処理部31は、網点部分
を周波数分離した時に、残存する静止画成分を除去す
る。静止画処理部35及び動画処理部40は、各々静止
画処理、動画処理される。網点信号抽出処理部44は、
前記静止画処理部35により静止画処理された信号が入
力され、網点信号の抽出を行う。混合処理部49は、前
記静止画成分と網点成分とが入力されるとともに、動画
処理された信号を入力とし、静止画処理の信号と動画処
理の信号の動きの度合によって両信号を混合し、網点妨
害のない映像信号出力を得る。
されることにより生ずる網点妨害を再生画像に生じさせ
ないようにすること。 【構成】 2フレーム差分作成処理部31は、網点部分
を周波数分離した時に、残存する静止画成分を除去す
る。静止画処理部35及び動画処理部40は、各々静止
画処理、動画処理される。網点信号抽出処理部44は、
前記静止画処理部35により静止画処理された信号が入
力され、網点信号の抽出を行う。混合処理部49は、前
記静止画成分と網点成分とが入力されるとともに、動画
処理された信号を入力とし、静止画処理の信号と動画処
理の信号の動きの度合によって両信号を混合し、網点妨
害のない映像信号出力を得る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、MUSE(Multiple s
ub-Nyquist Sampling Encode:ミューズ)デコーダ(M
USE方式ハイビジョン信号解読装置)に関し、より詳
細には、静止している部分と動いている部分とを検出
し、検出された信号により、静止している部分は静止画
処理を施した信号に、動いている部分は動画処理を施し
た信号に最適かつ多段階に混合するようにしたMUSE
デコーダに関する。
ub-Nyquist Sampling Encode:ミューズ)デコーダ(M
USE方式ハイビジョン信号解読装置)に関し、より詳
細には、静止している部分と動いている部分とを検出
し、検出された信号により、静止している部分は静止画
処理を施した信号に、動いている部分は動画処理を施し
た信号に最適かつ多段階に混合するようにしたMUSE
デコーダに関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来のMUSEデコーダの構成
図で、図中、61は入力フィルタ、62はA/D変換
部、63は同期再生・コントロール信号分離部、64は
イコライザ部、65はディエンファシス、66は逆伝送
ガンマ部、67は動き部分検出部、68はフィールド内
内挿部、69はフレーム間内挿部、70はサンプリング
周波数変換部、71はLPF(Low Pass Filter:ロー
パスフィルタ)72はサンプリング周波数変換部、73
は混合処理部、74はフィールド間内挿部、75はTC
I(Time Compressed Integration)デコード部、76
a,76bはLPF(Low Pass Filter:ローパスフィ
ルタ)77は逆マトリックス部、78はガンマ補正部、
79は時間軸伸長部である。
図で、図中、61は入力フィルタ、62はA/D変換
部、63は同期再生・コントロール信号分離部、64は
イコライザ部、65はディエンファシス、66は逆伝送
ガンマ部、67は動き部分検出部、68はフィールド内
内挿部、69はフレーム間内挿部、70はサンプリング
周波数変換部、71はLPF(Low Pass Filter:ロー
パスフィルタ)72はサンプリング周波数変換部、73
は混合処理部、74はフィールド間内挿部、75はTC
I(Time Compressed Integration)デコード部、76
a,76bはLPF(Low Pass Filter:ローパスフィ
ルタ)77は逆マトリックス部、78はガンマ補正部、
79は時間軸伸長部である。
【0003】MUSE方式に準じた信号が入力され、ナ
イキストの無歪条件を満たすような入力アナログフィル
タ61を介し、アナログ−ディジタル変換部62を通し
てディジタル化される。ディジタル化された信号は、一
方は同期再生・コントロール信号分離部63に入力さ
れ、各種タイミング信号及びMUSE信号に多重されて
いるコントロール信号をデコードし、各回路ブロックへ
供給される。
イキストの無歪条件を満たすような入力アナログフィル
タ61を介し、アナログ−ディジタル変換部62を通し
てディジタル化される。ディジタル化された信号は、一
方は同期再生・コントロール信号分離部63に入力さ
れ、各種タイミング信号及びMUSE信号に多重されて
いるコントロール信号をデコードし、各回路ブロックへ
供給される。
【0004】もう一方は、伝送路の歪みを除去するイコ
ライザ部64へ供給され、歪みを除去した後、FM変調
方式により発生する三角ノイズや、低輝度部分のS/N
比を見かけ上改善するためのディエンファシス65,逆
伝送ガンマ部66に入力される。以上のように、MUS
E信号入力部の各処理が施された信号は、それぞれ動き
検出部67とフィールド内内挿部68とフレーム間内挿
部69とに入力される。フィールド内内挿部68は、エ
ンコーダで動画部分処理用に適用している処理系統の逆
処理を行う部分である。すなわち、映像信号の動画部分
の処理を行う部分であり、実際は2次元フィルタで構成
される。
ライザ部64へ供給され、歪みを除去した後、FM変調
方式により発生する三角ノイズや、低輝度部分のS/N
比を見かけ上改善するためのディエンファシス65,逆
伝送ガンマ部66に入力される。以上のように、MUS
E信号入力部の各処理が施された信号は、それぞれ動き
検出部67とフィールド内内挿部68とフレーム間内挿
部69とに入力される。フィールド内内挿部68は、エ
ンコーダで動画部分処理用に適用している処理系統の逆
処理を行う部分である。すなわち、映像信号の動画部分
の処理を行う部分であり、実際は2次元フィルタで構成
される。
【0005】また、フレーム間内挿部69は、映像信号
の静止画部分の処理の一部であり、MUSE信号の伝送
手順に基づいて、伝送されてきた4フィールド分の映像
信号を決められた手順により内挿する部分である。ま
た、動き検出部67は、伝送されてきた映像信号のなか
で、動画部分と静止画部分を切り分ける。すなわち、一
枚の絵の中でどの部分が動いているかを検出し、その検
出信号に応じて映像信号処理を変えるためのものであ
る。フィールド内内挿部68によりフィールド内内挿さ
れた信号は、サンプリング周波数変換部70により、サ
ンプリング周波数変換が施される。
の静止画部分の処理の一部であり、MUSE信号の伝送
手順に基づいて、伝送されてきた4フィールド分の映像
信号を決められた手順により内挿する部分である。ま
た、動き検出部67は、伝送されてきた映像信号のなか
で、動画部分と静止画部分を切り分ける。すなわち、一
枚の絵の中でどの部分が動いているかを検出し、その検
出信号に応じて映像信号処理を変えるためのものであ
る。フィールド内内挿部68によりフィールド内内挿さ
れた信号は、サンプリング周波数変換部70により、サ
ンプリング周波数変換が施される。
【0006】一方、フレーム間内挿された信号は、12
MHzのローパスフィルタ71を通し、同様に、サンプリ
ング周波数変換部72によりサンプリング周波数変換さ
れる。このサンプリング周波数変換された信号は、フィ
ールド間内挿部74によりフィールド間内挿を施すこと
により、元の静止画信号が復元される。
MHzのローパスフィルタ71を通し、同様に、サンプリ
ング周波数変換部72によりサンプリング周波数変換さ
れる。このサンプリング周波数変換された信号は、フィ
ールド間内挿部74によりフィールド間内挿を施すこと
により、元の静止画信号が復元される。
【0007】以下、静止画処理部は、フレーム間内挿部
69と12MHzローパスフィルタ71とサンプリング周
波数変換部72とフィールド間内挿部74とで構成さ
れ、動画処理部は、フィールド内内挿部68とサンプリ
ング周波数変換部70とで構成されている。静止画処理
をした信号と動画処理をした信号は、MIX部(混合処
理部)73に供給され、動き検出部67による画素毎に
出力される動いているか否かの信号により、適応的に混
合される。以後、混合された信号は、輝度(Y)信号と
色(C)信号の時分割多重方式(TCI)を用いたTC
Iデコード部75により色信号が分離復元され、LPF
76a,76bを介して逆マトリックス部77により
G,B,R信号に戻された後、ガンマ補正部78によりガ
ンマ補正が施され時間軸伸長部79を介して、映像信号
出力を得る。
69と12MHzローパスフィルタ71とサンプリング周
波数変換部72とフィールド間内挿部74とで構成さ
れ、動画処理部は、フィールド内内挿部68とサンプリ
ング周波数変換部70とで構成されている。静止画処理
をした信号と動画処理をした信号は、MIX部(混合処
理部)73に供給され、動き検出部67による画素毎に
出力される動いているか否かの信号により、適応的に混
合される。以後、混合された信号は、輝度(Y)信号と
色(C)信号の時分割多重方式(TCI)を用いたTC
Iデコード部75により色信号が分離復元され、LPF
76a,76bを介して逆マトリックス部77により
G,B,R信号に戻された後、ガンマ補正部78によりガ
ンマ補正が施され時間軸伸長部79を介して、映像信号
出力を得る。
【0008】図5は、図4における動き検出部の構成図
で、図中、81は2フレーム動き検出用エッジ検出部、
82は2フレーム差分検出部、83は1フレーム動き検
出用エッジ検出部、84は1フレーム差分検出部、85
は2フレーム動き量検出部、86は1フレーム動き量検
出部、87は最終動き量検出部である。従来の動き検出
は、大きく2フレーム間の相関を用いたものと1フレー
ム間の相関を用いたものに分けられる。MUSE信号伝
送手段により、前者は同一画素の相関であり、後者は同
一画素の相関ではない。したがって、2フレーム相関は
高い周波数の動きまでを取扱い、1フレーム相関は2フ
レーム相関の時間的に離れている部分を補うために用い
るが、同一画素ではないため、比較的低い周波数の動き
を取扱うこととし、互いに補っている。
で、図中、81は2フレーム動き検出用エッジ検出部、
82は2フレーム差分検出部、83は1フレーム動き検
出用エッジ検出部、84は1フレーム差分検出部、85
は2フレーム動き量検出部、86は1フレーム動き量検
出部、87は最終動き量検出部である。従来の動き検出
は、大きく2フレーム間の相関を用いたものと1フレー
ム間の相関を用いたものに分けられる。MUSE信号伝
送手段により、前者は同一画素の相関であり、後者は同
一画素の相関ではない。したがって、2フレーム相関は
高い周波数の動きまでを取扱い、1フレーム相関は2フ
レーム相関の時間的に離れている部分を補うために用い
るが、同一画素ではないため、比較的低い周波数の動き
を取扱うこととし、互いに補っている。
【0009】エッジ検出部81、83は、画像信号の輪
郭成分を検出する。2フレーム差分検出部82は、入力
されたMUSE信号の2フレーム間の同一画素における
差分を求め、水平,垂直,時間方向を考慮した動き量信
号に加工する。1フレーム差分検出部84は、1フレー
ム間の隣接画素間における差分を求め、水平,垂直方向
を考慮した動き量信号に加工する。各々の動き量信号
は、エッジ信号とともに、それぞれ2フレーム動き量検
出部85,1フレーム動き量検出部86に供給される。
郭成分を検出する。2フレーム差分検出部82は、入力
されたMUSE信号の2フレーム間の同一画素における
差分を求め、水平,垂直,時間方向を考慮した動き量信
号に加工する。1フレーム差分検出部84は、1フレー
ム間の隣接画素間における差分を求め、水平,垂直方向
を考慮した動き量信号に加工する。各々の動き量信号
は、エッジ信号とともに、それぞれ2フレーム動き量検
出部85,1フレーム動き量検出部86に供給される。
【0010】エッジ信号は、前述のように画像の輪郭部
分の信号である。エッジ部分は、周波数が比較的高い信
号成分であるので、低い周波数成分の画素に比較して動
き量が大きく出やすいため、画像をエッジ信号や輝度信
号のレベルによってある程度正規化してやる必要があ
る。ある程度正規化された動き量信号は、それぞれ2フ
レーム動き量検出部85,1フレーム動き量検出部86
から出力され、最終動き量検出部87に供給される。
分の信号である。エッジ部分は、周波数が比較的高い信
号成分であるので、低い周波数成分の画素に比較して動
き量が大きく出やすいため、画像をエッジ信号や輝度信
号のレベルによってある程度正規化してやる必要があ
る。ある程度正規化された動き量信号は、それぞれ2フ
レーム動き量検出部85,1フレーム動き量検出部86
から出力され、最終動き量検出部87に供給される。
【0011】ここでは、1フレーム間の相関により求め
た動き量,2フレーム間の相関により求めた動き量及び
復号したMUSEコントロール信号の動き情報ビットな
どを適応的に混合し、最終動き量信号を得る。2フレー
ム相関と1フレーム相関から動き量を求める際、輝度信
号レベルの情報から動き量を検出しているため、輝度レ
ベルの大きい画素や雑音レベルにより誤検出する可能性
が高い。そのため、冗長な部分を残した制御が必要とな
り、完全に静止している状態と完全に動いている状態の
間を16段階程度に分割して制御している。
た動き量,2フレーム間の相関により求めた動き量及び
復号したMUSEコントロール信号の動き情報ビットな
どを適応的に混合し、最終動き量信号を得る。2フレー
ム相関と1フレーム相関から動き量を求める際、輝度信
号レベルの情報から動き量を検出しているため、輝度レ
ベルの大きい画素や雑音レベルにより誤検出する可能性
が高い。そのため、冗長な部分を残した制御が必要とな
り、完全に静止している状態と完全に動いている状態の
間を16段階程度に分割して制御している。
【0012】従来の動き検出装置について記載した公知
文献としては、例えば、特開平5−75980号公報が
ある。この公報のものは、オフセットサンプリングによ
って帯域圧縮されて伝送されてきた高品位テレビ信号
(MUSE信号)を復調するためのもので、入力映像信
号を1フレーム期間遅延するためのフレームメモリと、
入力映像信号とフレームメモリの出力を減算する減算器
の出力の高域成分を通過させるハイパスフィルタと、ハ
イパスフィルタの出力を抑圧する減衰器と、入力映像信
号の斜めの成分を検出する斜め成分検出手段とを備え、
該斜め成分検出手段の検出出力で前記減衰器の減衰量を
抑制することにより、従来の1フレーム差のLPF出力
では検出できなかった高域の動きが検出でき、動き検出
抜けによる画質劣化を防ぐようにしたものである。
文献としては、例えば、特開平5−75980号公報が
ある。この公報のものは、オフセットサンプリングによ
って帯域圧縮されて伝送されてきた高品位テレビ信号
(MUSE信号)を復調するためのもので、入力映像信
号を1フレーム期間遅延するためのフレームメモリと、
入力映像信号とフレームメモリの出力を減算する減算器
の出力の高域成分を通過させるハイパスフィルタと、ハ
イパスフィルタの出力を抑圧する減衰器と、入力映像信
号の斜めの成分を検出する斜め成分検出手段とを備え、
該斜め成分検出手段の検出出力で前記減衰器の減衰量を
抑制することにより、従来の1フレーム差のLPF出力
では検出できなかった高域の動きが検出でき、動き検出
抜けによる画質劣化を防ぐようにしたものである。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
MUSEデコーダは、1フレーム差分検出部と,2フレ
ーム差分検出部と,エッジ検出部等を駆使して最適値を
得る際、多段階に分割することにより、ある程度冗長な
部分を残し、経験的に制御している。また、制御の方法
としては、動画処理と静止画処理を同時に行い、予め検
出しておいた動いているか否かの情報により、動画処理
を施した信号と静止画処理を施した信号を混合する、い
わゆるフィードフォワード型制御といえる。動いている
画像が静止画処理されると、動いている画像が時間方向
も含む3次元方向の移動をしているにもかかわらず、静
止画処理により2次元表現となる。
MUSEデコーダは、1フレーム差分検出部と,2フレ
ーム差分検出部と,エッジ検出部等を駆使して最適値を
得る際、多段階に分割することにより、ある程度冗長な
部分を残し、経験的に制御している。また、制御の方法
としては、動画処理と静止画処理を同時に行い、予め検
出しておいた動いているか否かの情報により、動画処理
を施した信号と静止画処理を施した信号を混合する、い
わゆるフィードフォワード型制御といえる。動いている
画像が静止画処理されると、動いている画像が時間方向
も含む3次元方向の移動をしているにもかかわらず、静
止画処理により2次元表現となる。
【0014】これにより、画像の動いた軌跡に網点のよ
うなサンプリングパターンが残るため、多線ボケという
非常に見にくい画像となる。また、逆に、静止している
画像に動画処理を施すと、折り返し成分が再生画像に現
われる。このような画像の発生を極力避けるために、複
雑でかつ冗長度を持った制御を行わざるを得ない。特
に、前記多線ボケは、画像として致命的な妨害とされて
いるため、発生は極力避けるように構成させることが肝
要である。
うなサンプリングパターンが残るため、多線ボケという
非常に見にくい画像となる。また、逆に、静止している
画像に動画処理を施すと、折り返し成分が再生画像に現
われる。このような画像の発生を極力避けるために、複
雑でかつ冗長度を持った制御を行わざるを得ない。特
に、前記多線ボケは、画像として致命的な妨害とされて
いるため、発生は極力避けるように構成させることが肝
要である。
【0015】本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たもので、動いている部分を静止画処理することによっ
て、発生する妨害を抽出し、抽出された信号を基本とし
た動き検出を行うようにしたMUSEデコーダを提供す
ることを目的としている。
たもので、動いている部分を静止画処理することによっ
て、発生する妨害を抽出し、抽出された信号を基本とし
た動き検出を行うようにしたMUSEデコーダを提供す
ることを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、(1)MUSE信号に変換されたハイビ
ジョン映像信号の静止している部分と動いている部分と
を検出し、該検出信号により、静止している部分は静止
画処理を行い、動いている部分は動画処理を行って、両
処理信号を多段階に混合するようにしたMUSEデコー
ダにおいて、MUSE信号が入力され、網点部分を周波
数分離した時に残存する静止画成分を除去する2フレー
ム差分作成処理部と、前記MUSE信号が入力され、静
止画処理される静止画処理部と、前記MUSE信号が入
力され、動画処理される動画処理部と、前記静止画処理
部により静止画処理された信号が入力され網点信号の抽
出を行う網点信号抽出処理部と、前記2フレーム差分作
成処理部により出力される静止画部分を示す信号と、前
記網点信号抽出処理部により抽出される網点部分を示す
信号と、前記動画処理部により動画処理された信号およ
び、前記静止画処理された信号を入力とし、静止画処理
された信号と動画処理された信号を混合する混合処理部
とから成ること、更には、(2)前記網点信号抽出処理
部が、前記ハイビジョン映像信号の動いている部分が静
止画処理されることによって生ずる網点妨害に着目し、
該網点妨害の周波数成分を取り出すための2次元バンド
パスフィルタを有していること、更には、(3)前記2
フレーム差分作成処理部が、MUSE信号の2フレーム
信号間の期間を差分として表して絶対値化する2フレー
ム差分絶対値回路を有し、前記網点信号抽出部において
抽出された周波数成分中の静止画成分を除去すること、
更には、(4)前記混合処理部が、前記網点成分と前記
静止画成分とを入力とし、画像の完全に動いている状態
から完全に静止している状態までを多段階に分割して係
数を出力する動き判別・係数判断部を有し、静止画処理
した信号と動画処理した信号とを混合することを特徴と
したものである。
成するために、(1)MUSE信号に変換されたハイビ
ジョン映像信号の静止している部分と動いている部分と
を検出し、該検出信号により、静止している部分は静止
画処理を行い、動いている部分は動画処理を行って、両
処理信号を多段階に混合するようにしたMUSEデコー
ダにおいて、MUSE信号が入力され、網点部分を周波
数分離した時に残存する静止画成分を除去する2フレー
ム差分作成処理部と、前記MUSE信号が入力され、静
止画処理される静止画処理部と、前記MUSE信号が入
力され、動画処理される動画処理部と、前記静止画処理
部により静止画処理された信号が入力され網点信号の抽
出を行う網点信号抽出処理部と、前記2フレーム差分作
成処理部により出力される静止画部分を示す信号と、前
記網点信号抽出処理部により抽出される網点部分を示す
信号と、前記動画処理部により動画処理された信号およ
び、前記静止画処理された信号を入力とし、静止画処理
された信号と動画処理された信号を混合する混合処理部
とから成ること、更には、(2)前記網点信号抽出処理
部が、前記ハイビジョン映像信号の動いている部分が静
止画処理されることによって生ずる網点妨害に着目し、
該網点妨害の周波数成分を取り出すための2次元バンド
パスフィルタを有していること、更には、(3)前記2
フレーム差分作成処理部が、MUSE信号の2フレーム
信号間の期間を差分として表して絶対値化する2フレー
ム差分絶対値回路を有し、前記網点信号抽出部において
抽出された周波数成分中の静止画成分を除去すること、
更には、(4)前記混合処理部が、前記網点成分と前記
静止画成分とを入力とし、画像の完全に動いている状態
から完全に静止している状態までを多段階に分割して係
数を出力する動き判別・係数判断部を有し、静止画処理
した信号と動画処理した信号とを混合することを特徴と
したものである。
【0017】
【作用】入力されたMUSE信号をすべて静止画処理す
ることにより、動いている部分に多線ボケという妨害が
発生する。この妨害が、MUSE方式特有のサンプリン
グパターン、すなわち特定の周波数領域に発生すること
を利用し、2次元バンドパスフィルタによって抜き出
す。抜き出された情報から混在している静止画情報を抜
き出し、この信号を動き情報信号とする。次に、動き情
報信号により、動画処理を施した信号と、静止画処理を
施した信号とを混合する。すなわち、一旦静止画処理を
した結果を用いて混合するフィードバック型制御であ
る。
ることにより、動いている部分に多線ボケという妨害が
発生する。この妨害が、MUSE方式特有のサンプリン
グパターン、すなわち特定の周波数領域に発生すること
を利用し、2次元バンドパスフィルタによって抜き出
す。抜き出された情報から混在している静止画情報を抜
き出し、この信号を動き情報信号とする。次に、動き情
報信号により、動画処理を施した信号と、静止画処理を
施した信号とを混合する。すなわち、一旦静止画処理を
した結果を用いて混合するフィードバック型制御であ
る。
【0018】
【実施例】実施例について、図面を参照して以下に説明
する。図1は、本発明によるMUSEデコーダの一実施
例を説明するための構成図で、図中、1は入力フィル
タ、2はA/D変換部、3は同期再生・コントロール信
号分離部、4はイコライザ部、5はディエンファシス、
6は逆伝送ガンマ部、7は2フレーム差分検出部、8は
フィールド内内挿部、9はフレーム間内挿部、10はサ
ンプリング周波数変換部、11はLPF(Low Pass Fil
ter:ローパスフィルタ)、12はサンプリング周波数
変換部、13は混合処理部、14はフィールド間内挿
部、15はTCI(Time Compressed Integration)デ
コード部、16a,16bはLPF(Low Pass Filte
r:ローパスフィルタ)、17は逆マトリックス部、1
8はガンマ補正部、19は時間軸伸長部、20は網点抽
出部である。なお、図中、A部が本発明に関わるブロッ
ク図で、網点検出部と2フレーム差分検出部及び混合処
理部が特徴となっている。
する。図1は、本発明によるMUSEデコーダの一実施
例を説明するための構成図で、図中、1は入力フィル
タ、2はA/D変換部、3は同期再生・コントロール信
号分離部、4はイコライザ部、5はディエンファシス、
6は逆伝送ガンマ部、7は2フレーム差分検出部、8は
フィールド内内挿部、9はフレーム間内挿部、10はサ
ンプリング周波数変換部、11はLPF(Low Pass Fil
ter:ローパスフィルタ)、12はサンプリング周波数
変換部、13は混合処理部、14はフィールド間内挿
部、15はTCI(Time Compressed Integration)デ
コード部、16a,16bはLPF(Low Pass Filte
r:ローパスフィルタ)、17は逆マトリックス部、1
8はガンマ補正部、19は時間軸伸長部、20は網点抽
出部である。なお、図中、A部が本発明に関わるブロッ
ク図で、網点検出部と2フレーム差分検出部及び混合処
理部が特徴となっている。
【0019】MUSE方式に準じた信号が入力され、ナ
イキストの無歪条件を満たすような入力アナログフィル
タ1を介し、アナログ−ディジタル変換部2を通してデ
ィジタル化された信号は、一方は同期再生・コントロー
ル信号分離部3に入力され、各種タイミング信号及びM
USE信号に多重されているコントロール信号をデコー
ドし、各回路ブロックへ供給される。
イキストの無歪条件を満たすような入力アナログフィル
タ1を介し、アナログ−ディジタル変換部2を通してデ
ィジタル化された信号は、一方は同期再生・コントロー
ル信号分離部3に入力され、各種タイミング信号及びM
USE信号に多重されているコントロール信号をデコー
ドし、各回路ブロックへ供給される。
【0020】もう一方は、伝送路の歪みを除去するイコ
ライザ部4へ供給され、歪みを除去した後、FM変調方
式により発生する三角ノイズや、低輝度部分のS/N比
を見かけ上改善するためのディエンファシス5、逆伝送
ガンマ部6に入力される。該逆伝送ガンマ部6の出力
は、後述するブロックAを介して、TCIデコーダ部1
5により色信号が分離復元され、LPF16a,16b
を介して、逆ストリックス部17により、G、B、R信
号に戻された後、ガンマ補正部18によりガンマ補正が
施され、時間軸伸長部19を介して映像信号出力を得
る。
ライザ部4へ供給され、歪みを除去した後、FM変調方
式により発生する三角ノイズや、低輝度部分のS/N比
を見かけ上改善するためのディエンファシス5、逆伝送
ガンマ部6に入力される。該逆伝送ガンマ部6の出力
は、後述するブロックAを介して、TCIデコーダ部1
5により色信号が分離復元され、LPF16a,16b
を介して、逆ストリックス部17により、G、B、R信
号に戻された後、ガンマ補正部18によりガンマ補正が
施され、時間軸伸長部19を介して映像信号出力を得
る。
【0021】図4は、網点妨害の概念例を示す図であ
る。背景が白の画像の中の黒い物体が1フレームの間に
左から右に図のように移動したとき、MUSE方式の伝
送手順により1フレーム前の信号と現信号は図に示すよ
うな映像信号に分割し伝送されてくる。この信号をMU
SEデコーダの内挿手順によりフレーム内挿をすると、
図のようなサンプリングパターンを持つ信号になる。こ
の信号が網点妨害である。通常、このように動いている
物体は、動き検出が正しく機能していれば、動いている
部分として処理され、動画処理、すなわち単一フィール
ドの信号のみを使用して映像信号を再現するため、網点
妨害は現われない。
る。背景が白の画像の中の黒い物体が1フレームの間に
左から右に図のように移動したとき、MUSE方式の伝
送手順により1フレーム前の信号と現信号は図に示すよ
うな映像信号に分割し伝送されてくる。この信号をMU
SEデコーダの内挿手順によりフレーム内挿をすると、
図のようなサンプリングパターンを持つ信号になる。こ
の信号が網点妨害である。通常、このように動いている
物体は、動き検出が正しく機能していれば、動いている
部分として処理され、動画処理、すなわち単一フィール
ドの信号のみを使用して映像信号を再現するため、網点
妨害は現われない。
【0022】この網点妨害は、左に現れる網点と右に現
れる網点が、時間が異なる物体の信号を内挿しているた
めに、第1のサンプリングパターン,第2のサンプリン
グパターンのように、白い画素と黒い画素の位置が異な
る信号となっている。しかし、2つのサンプリングパタ
ーンは、2次元周波数で表現すると、全く同一の周波数
成分であり、この妨害が現れないようにすることが動き
検出の重要な機能の一つになる。すなわち、この周波数
成分を抜き出し、図中の網点の範囲の部分を動画処理の
信号に置き換えてしまえば、動き検出は完成する。網点
部分を検出して動画処理をした信号に置き換えているた
めに、網点妨害は現れることはない。
れる網点が、時間が異なる物体の信号を内挿しているた
めに、第1のサンプリングパターン,第2のサンプリン
グパターンのように、白い画素と黒い画素の位置が異な
る信号となっている。しかし、2つのサンプリングパタ
ーンは、2次元周波数で表現すると、全く同一の周波数
成分であり、この妨害が現れないようにすることが動き
検出の重要な機能の一つになる。すなわち、この周波数
成分を抜き出し、図中の網点の範囲の部分を動画処理の
信号に置き換えてしまえば、動き検出は完成する。網点
部分を検出して動画処理をした信号に置き換えているた
めに、網点妨害は現れることはない。
【0023】図3は、図1におけるブロックAのより具
体的な構成図で、図中、31は2フレーム差分作成処理
部、32は2クレーム差分絶対値化回路、33は幅広げ
MAX回路、34は4ビット化回路、35は静止画処理
部、36はフレーム間内挿部、37はフィールド間内挿
部、38はサンプリング周波数変換部、39はフィール
ド間内挿部、40は動画処理部、41は2次元LPF
(Low Pass Filter),42はノイズコアリング部、4
3はサンプリング周波数変換部、44は網点信号抽出処
理部、45は2次元HPF(High Pass Filter),46
は絶対値化回路、47は幅広げMAX回路、48は4ビ
ット化回路、49は混合処理部、50は動き部分判別係
数制御部、51は加算部、52a,52bは係数器であ
る。
体的な構成図で、図中、31は2フレーム差分作成処理
部、32は2クレーム差分絶対値化回路、33は幅広げ
MAX回路、34は4ビット化回路、35は静止画処理
部、36はフレーム間内挿部、37はフィールド間内挿
部、38はサンプリング周波数変換部、39はフィール
ド間内挿部、40は動画処理部、41は2次元LPF
(Low Pass Filter),42はノイズコアリング部、4
3はサンプリング周波数変換部、44は網点信号抽出処
理部、45は2次元HPF(High Pass Filter),46
は絶対値化回路、47は幅広げMAX回路、48は4ビ
ット化回路、49は混合処理部、50は動き部分判別係
数制御部、51は加算部、52a,52bは係数器であ
る。
【0024】MUSE信号は、2フレーム差分作成処理
部31と静止画処理部35と動画処理部40とにそれぞ
れ入力される。2フレーム差分作成処理部31は、網点
部分を周波数分離したとき残存する静止画成分を除去す
るための機能を有する。具体的な動作としては、2フレ
ーム差分絶対値化回路32により、MUSE信号の2フ
レーム信号間の相関を差分として表わし、絶対値化す
る。その際、MUSE信号のサンプリングパターンを考
慮し、差分のフレーム間、フィールド間内挿を行う方法
もある。
部31と静止画処理部35と動画処理部40とにそれぞ
れ入力される。2フレーム差分作成処理部31は、網点
部分を周波数分離したとき残存する静止画成分を除去す
るための機能を有する。具体的な動作としては、2フレ
ーム差分絶対値化回路32により、MUSE信号の2フ
レーム信号間の相関を差分として表わし、絶対値化す
る。その際、MUSE信号のサンプリングパターンを考
慮し、差分のフレーム間、フィールド間内挿を行う方法
もある。
【0025】次に、幅広げMAX回路33を通し、孤立
点の除去を行う。幅広げMAX処理において、たとえば
垂直3ライン,水平5画素を1ブロックとして、その範
囲の差分絶対値を最も大きい差分絶対値で代表させる。
さらに、その差分絶対値を4ビット化回路34により4
ビットに丸める。4ビット化は、ここでは直線的に丸め
ているが、映像信号の雑音などを考慮して、非直線的に
丸める方法もある。
点の除去を行う。幅広げMAX処理において、たとえば
垂直3ライン,水平5画素を1ブロックとして、その範
囲の差分絶対値を最も大きい差分絶対値で代表させる。
さらに、その差分絶対値を4ビット化回路34により4
ビットに丸める。4ビット化は、ここでは直線的に丸め
ているが、映像信号の雑音などを考慮して、非直線的に
丸める方法もある。
【0026】他方、静止画処理部35と動画処理部40
に供給されたMUSE信号は、それぞれ静止画処理、あ
るいは動画処理が施され、静止画処理された信号は、網
点信号抽出処理部44に供給される。供給された信号
は、画像が動いている部分には網点妨害が発生してい
る。網点信号の抽出は、例えば2次元の狭帯域BPFで
行う。本実施例では、垂直5ライン,水平7画素の2次
元HPF45を使用して抽出している。
に供給されたMUSE信号は、それぞれ静止画処理、あ
るいは動画処理が施され、静止画処理された信号は、網
点信号抽出処理部44に供給される。供給された信号
は、画像が動いている部分には網点妨害が発生してい
る。網点信号の抽出は、例えば2次元の狭帯域BPFで
行う。本実施例では、垂直5ライン,水平7画素の2次
元HPF45を使用して抽出している。
【0027】しかし、この周波数成分で取り出した信号
の中には、わずかに静止画の情報が残存しているため、
この成分を2フレーム差分の情報によって除去すればよ
い。取り出した網点成分を絶対値化回路46により絶対
値化する。絶対値化した信号は、幅広げMAX回路47
に供給され、垂直3ライン,水平5画素を1ブロックと
して最も大きい絶対値で代表する。次に、その絶対値は
4ビット化回路48により、4ビットに丸められる。4
ビット化は、ここでは直線的に丸めているが、前述のよ
うに、映像信号の雑音などを考慮して、非直線的に丸め
る方法もある。
の中には、わずかに静止画の情報が残存しているため、
この成分を2フレーム差分の情報によって除去すればよ
い。取り出した網点成分を絶対値化回路46により絶対
値化する。絶対値化した信号は、幅広げMAX回路47
に供給され、垂直3ライン,水平5画素を1ブロックと
して最も大きい絶対値で代表する。次に、その絶対値は
4ビット化回路48により、4ビットに丸められる。4
ビット化は、ここでは直線的に丸めているが、前述のよ
うに、映像信号の雑音などを考慮して、非直線的に丸め
る方法もある。
【0028】以上のように、網点成分は網点信号抽出処
理部44より、出力され静止画情報成分は2フレーム差
分作成処理部31より出力される。両者の信号は、混合
処理部49に入力される。該混合処理部49は、主に、
静止画処理の信号と動画処理の信号を動きの度合によっ
て混合する機能を有する。前述した網点成分と静止画情
報成分は、動き部分判別・係数制御部50に供給され、
ここで完全に動いている状態から完全に静止している状
態までを、例えば16段階に分割して、係数を出力す
る。
理部44より、出力され静止画情報成分は2フレーム差
分作成処理部31より出力される。両者の信号は、混合
処理部49に入力される。該混合処理部49は、主に、
静止画処理の信号と動画処理の信号を動きの度合によっ
て混合する機能を有する。前述した網点成分と静止画情
報成分は、動き部分判別・係数制御部50に供給され、
ここで完全に動いている状態から完全に静止している状
態までを、例えば16段階に分割して、係数を出力す
る。
【0029】動き部分判別・係数制御部17は、網点成
分から、静止画情報成分を除去する部分で網点成分,静
止画情報成分のほかにMUSE信号に多重されている動
き情報ビットなどの情報を加味して制御する。この出力
された係数により、係数器52a,52bが制御され、
静止画処理をした信号と動画処理をした信号とが適応的
に混合される。該係数器52a,52bでは、利得を1
とするため、動画処理及び静止処理から出力された信号
に掛かる係数は、加算して1となるように設定する。こ
うして、混合された映像信号が出力される。
分から、静止画情報成分を除去する部分で網点成分,静
止画情報成分のほかにMUSE信号に多重されている動
き情報ビットなどの情報を加味して制御する。この出力
された係数により、係数器52a,52bが制御され、
静止画処理をした信号と動画処理をした信号とが適応的
に混合される。該係数器52a,52bでは、利得を1
とするため、動画処理及び静止処理から出力された信号
に掛かる係数は、加算して1となるように設定する。こ
うして、混合された映像信号が出力される。
【0030】本発明は、動いている部分が静止画処理さ
れるときに発生する多線ボケという妨害が、MUSE方
式特有のサンプリングパターンとして表現され、かつ本
妨害は2次元空間で周波数分離が可能なことに着目し、
この抜き出した成分を基本に動き検出を実現した。多線
ボケの範囲を抜き出して、その部分を動いている部分と
することにより、再生画像に発生する多線ボケを除い
た。但し、MUSE方式特有のサンプリングパターンを
抜き出すため、狭帯域の2次元バンドパスフィルタを用
いるが、抜き出す2次元周波数領域に静止画の画像情報
が含まれるため、2次元バンドパスフィルタの通過帯域
には、多線ボケの情報と静止画情報が混在している。こ
の混在した情報から、静止画情報を分離するため、MU
SE信号の2フレーム差分を用いて静止している部分を
判別する。以上の機能を備えることにより、多線ボケの
妨害を除去した動き検出が構成できる。
れるときに発生する多線ボケという妨害が、MUSE方
式特有のサンプリングパターンとして表現され、かつ本
妨害は2次元空間で周波数分離が可能なことに着目し、
この抜き出した成分を基本に動き検出を実現した。多線
ボケの範囲を抜き出して、その部分を動いている部分と
することにより、再生画像に発生する多線ボケを除い
た。但し、MUSE方式特有のサンプリングパターンを
抜き出すため、狭帯域の2次元バンドパスフィルタを用
いるが、抜き出す2次元周波数領域に静止画の画像情報
が含まれるため、2次元バンドパスフィルタの通過帯域
には、多線ボケの情報と静止画情報が混在している。こ
の混在した情報から、静止画情報を分離するため、MU
SE信号の2フレーム差分を用いて静止している部分を
判別する。以上の機能を備えることにより、多線ボケの
妨害を除去した動き検出が構成できる。
【0031】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によると、網点妨害の発生したことを検出して最適制御
を行うため、再生画像に網点妨害はない。また、従来の
動き検出の方式が、かなり煩雑なのに比べて、基本的に
対称型フィルタで構成するため、容易にシステムが構成
できるなどの効果がある。
によると、網点妨害の発生したことを検出して最適制御
を行うため、再生画像に網点妨害はない。また、従来の
動き検出の方式が、かなり煩雑なのに比べて、基本的に
対称型フィルタで構成するため、容易にシステムが構成
できるなどの効果がある。
【図1】本発明によるMUSEデコーダの構成図であ
る。
る。
【図2】本発明における網点妨害の概念例を示す図であ
る。
る。
【図3】図1におけるブロックAのより具体的な構成図
である。
である。
【図4】従来のMUSEデコーダの構成図である。
【図5】図4における動き検出部の構成図である。
1…入力フィルタ、2…A/D変換部、3…同期再生コ
ントロール信号分離部、4…イコライザ部、5…ディエ
ンファシス、6…逆伝送ガンマ部、7…2フレーム差分
検出部、8…フィールド内内挿部、9…フレーム間内挿
部、10…サンプリング周波数変換部、11…LPF
(Low Pass Filter:ローパスフィルタ)、12…サン
プリング周波数変換部、13…混合処理部、14…フィ
ールド間内挿部、15…TCIデコード部、16a,1
6b…LPF(Low Pass Filter:ローパスフィル
タ)、17…逆マトリックス部、18…ガンマ補正部、
19…時間軸伸長部、20…網点抽出部。
ントロール信号分離部、4…イコライザ部、5…ディエ
ンファシス、6…逆伝送ガンマ部、7…2フレーム差分
検出部、8…フィールド内内挿部、9…フレーム間内挿
部、10…サンプリング周波数変換部、11…LPF
(Low Pass Filter:ローパスフィルタ)、12…サン
プリング周波数変換部、13…混合処理部、14…フィ
ールド間内挿部、15…TCIデコード部、16a,1
6b…LPF(Low Pass Filter:ローパスフィル
タ)、17…逆マトリックス部、18…ガンマ補正部、
19…時間軸伸長部、20…網点抽出部。
Claims (4)
- 【請求項1】 MUSE信号に変換されたハイビジョン
映像信号の静止している部分と動いている部分とを検出
し、該検出信号により、静止している部分は静止画処理
を行い、動いている部分は動画処理を行って、両処理信
号を多段階に混合するようにしたMUSEデコーダにお
いて、MUSE信号が入力され、網点部分を周波数分離
した時に残存する静止画成分を除去する2フレーム差分
作成処理部と、前記MUSE信号が入力され、静止画処
理される静止画処理部と、前記MUSE信号が入力さ
れ、動画処理される動画処理部と、前記静止画処理部に
より静止画処理された信号が入力され網点信号の抽出を
行う網点信号抽出処理部と、前記2フレーム差分作成処
理部により出力される静止画部分を示す信号と、前記網
点信号抽出処理部により抽出される網点部分を示す信号
と、前記動画処理部により動画処理された信号および、
前記静止画処理された信号を入力とし、静止画処理され
た信号と動画処理された信号を混合する混合処理部とか
ら成ることを特徴とするMUSEデコーダ。 - 【請求項2】 前記網点信号抽出処理部が、前記ハイビ
ジョン映像信号の動いている部分が静止画処理されるこ
とによって生ずる網点妨害に着目し、該網点妨害の周波
数成分を取り出すための2次元バンドパスフィルタを有
していることを特徴とする請求項1記載のMUSEデコ
ーダ。 - 【請求項3】 前記2フレーム差分作成処理部が、MU
SE信号の2フレーム信号間の期間を差分として表して
絶対値化する2フレーム差分絶対値回路を有し、前記網
点信号抽出部において抽出された周波数成分中の静止画
成分を除去することを特徴とする請求項1記載のMUS
Eデコーダ。 - 【請求項4】 前記混合処理部が、前記網点成分と前記
静止画成分とを入力とし、画像の完全に動いている状態
から完全に静止している状態までを多段階に分割して係
数を出力する動き判別・係数判断部を有し、静止画処理
した信号と動画処理した信号とを混合することを特徴と
する請求項1記載のMUSEデコーダ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5281140A JPH07143456A (ja) | 1993-11-10 | 1993-11-10 | Museデコーダ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5281140A JPH07143456A (ja) | 1993-11-10 | 1993-11-10 | Museデコーダ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07143456A true JPH07143456A (ja) | 1995-06-02 |
Family
ID=17634927
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5281140A Pending JPH07143456A (ja) | 1993-11-10 | 1993-11-10 | Museデコーダ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07143456A (ja) |
-
1993
- 1993-11-10 JP JP5281140A patent/JPH07143456A/ja active Pending
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