JPH07143809A - 高圧液体注入装置 - Google Patents

高圧液体注入装置

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JPH07143809A
JPH07143809A JP5293583A JP29358393A JPH07143809A JP H07143809 A JPH07143809 A JP H07143809A JP 5293583 A JP5293583 A JP 5293583A JP 29358393 A JP29358393 A JP 29358393A JP H07143809 A JPH07143809 A JP H07143809A
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Hidekazu Imamura
英一 今村
Hideo Takimoto
秀夫 滝本
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、土壌中に高圧の液体を注入して通
気性、排水性を高める高圧液体注入装置に関し、液体が
設定通りの量だけ噴出されていないときには確実に報知
できる装置を提供せんとするものである。 【構成】高圧液体注入装置のコントロ−ラに散布量を設
定する設定器と液体タンク内の液体の消費量を検出する
センサとを接続し、更に、報知手段を接続し、設定値と
検出値とが不一致の場合には、報知手段を作動させるよ
うにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、芝地やゴルフ場等の
土壌に高圧の液体を注入して土壌を活性化する高圧液体
注入装置に関する。
【0002】
【従来技術】高圧液体を芝地等の土壌中に注入してエア
レ−ション作業を行なうものを本出願人は過去に提案し
ているが、この装置は噴出ノズル先端から噴出される単
位時間当りの吐出量と、電磁バルブの作動回数とを設定
する手段を設け、作業者が車速表を見ながら吐出量と作
動回数とを設定して作業を行なうものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記した従
来装置を用いて高圧液体の注入作業を行なう場合、ノズ
ルの直径が0.8mm〜1.0mmと細かいために液体
に混入した不純物等が噴出口で詰まることがあり、特
に、水和剤等の金属性粒子を含んだ薬剤を噴出させる場
合にはその傾向が大であった。このため、作業者は自分
が設定した噴出パタ−ン通りに液体が噴出されているの
かどうか常に不安を感じながら作業を行なわなければな
らなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は前記の課題に
鑑みて提案するものであって、設定通りの噴出作業が行
なえると共に、仮に噴出パタ−ンが設定通りでなかった
としても、その場合は確実に作業者に報知できる高圧液
体注入装置を提供せんとするものである。このため、次
のような技術的手段を講じた。即ち、液体を貯溜してい
る液体タンクと、回転動力を得て駆動される高圧ポンプ
と、高圧ポンプで加圧された液体を一時的に貯溜する調
圧タンクと、加圧された液体を噴出させる複数個の噴出
ノズルと、制御バルブとを備え、この制御バルブを断続
的に作動させて液体を間歇的に土中に注入させてなる高
圧液体注入装置において、該高圧液体注入装置のコント
ロ−ラに散布量を設定する設定器と液体タンク内の液体
消費量を検出するセンサとを接続し、更に、設定器によ
る設定値と検出器の検出値が不一致の場合には、コント
ロ−ラに接続された報知手段を作動させたことを特徴と
する高圧液体注入装置の構成とする。
【0005】
【実施例】以下、図面に示す実施例に基づいて、この発
明の実施例を説明する。まず、構成から説明すると、ト
ラクタ−1の機体後部にロワ−リンク2、2及びトップ
リンク3からなる3点リンク機構4を介して支持機枠5
を連結して設け、この支持機枠5に高圧液体注入装置6
を取り付け、トラクタ−1の油圧昇降装置7を昇降作動
させることによって高圧液体注入装置6を昇降させるよ
うに構成している。
【0006】高圧液体注入装置6は、薬液や水などを収
容する液体タンク9、トラクタ−1のPTO軸10から
回転動力を得て駆動される高圧ポンプ11、高圧ポンプ
11から送り出される高圧の液体を一時的に貯溜してお
く調圧タンク12、高圧の液体を噴出する16個の噴出
ノズル13等を備え、電磁バルブ15を断続的にON,
OFF制御することによって高圧の液体が噴出ノズル1
3から土中に噴出される。
【0007】電磁バルブ15はこの実施例では4個あ
り、各電磁バルブ15の下に4つの噴出ノズル13が置
かれている。電磁バルブ15への通電は後述するコント
ロ−ラ17の指令によってなされる。コントロ−ラ17
の入力側には、単位時間当りの散布量を設定する設定ダ
イヤル19と、液体タンク9内の液体の消費量を検出す
るレベルセンサ20が接続されている。この設定ダイヤ
ル19によって出力条件が設定されると、図示外のパル
ス発生手段から矩形状のパルス信号が出力され、増幅作
用をなすバルブ駆動出力部を経て電磁バルブ15にバル
ブ駆動パルスが与えられる。なお、この実施例ではパル
スの周期は変更できるように構成されており、周期(あ
るいは周波数)を変えることによって電磁バルブ15の
作動回数が決定される。また、コントロ−ラ17の出力
側には警報器としてのブザ−22が接続されており、後
述するように設定した量の薬液が噴出されていない場合
にはブザ−22が鳴動するように構成している。なお、
ブザ−22はトラクタ−1の操縦席近傍に設置される
が、コントロ−ラ17は支持機枠5側に設置してもよ
い。
【0008】一方、噴出開始のためのスタ−トスイッチ
27やストップスイッチ28を取り付けたスイッチボッ
クス30は防水が容易で、且つ頻繁に操作する必要性が
あることから、この実施例ではスイッチボックス30を
トラクタ−1のフェンダ−8上に設置している。スイッ
チボックス30は操縦者の手元操作が容易であるところ
であればどこに設けても良く、例えばキャビンやロプス
付きトラクタ−1であれば、天井やセンタ−ピラ−等に
設置しても良い。
【0009】32はスイッチボックス30に設けた電源
スイッチ、38はバッテリ−、39は調圧弁、40は圧
力計である。次に、高圧液体注入装置6を構成する噴出
ノズルユニット41の具体的取付構造について説明す
る。図2は噴出ノズルユニット41の斜視図であるが、
この噴出ノズルユニット41は、この実施例では2組あ
り、夫々棒状の腕杆42、42の後端部にピン43、4
3にて上下動自在に枢着されている。左右の噴出ノズル
ユニット41、41は構成が同一であるから、一方の噴
出ノズルユニット41についてのみ構成を説明する。4
4は橇状の板体であって、この板体44の上に前後方向
に沿わせて架設された支持台45上に受枠46が固着さ
れ、左右一対の受枠46、46間にノズル支持管48が
挿通支架され、ノズル支持管48は横方向の軸心廻りに
回動調整できるようにしている。このため、噴出ノズル
13の噴出角度がある程度調節できる。50は電磁バル
ブ15とノズル支持管48とを連通接続する挿通管であ
る。
【0010】電磁バルブ15で断続制御された高圧の液
体は挿通管50を通り、ノズル支持管48を経由してノ
ズル13先端から土中に噴出される。なお、図中符号5
2は板体44下面に穿設した通孔でノズル13に対向さ
せて設けられている。53は腕杆42の後部において前
後方向に沿わせて設けられたピンであり、噴出ノズルユ
ニット41全体をこのピン53の軸心廻りに揺動させる
ことができる。また、支持機枠5に対する腕杆42、4
2の上下回動は電動モ−タ54にて行なわれる。支持機
枠5と腕杆42の回動基部との間には、リミットスイッ
チが設けられ、このリミットスイッチがONの状態にな
れば電磁バルブ15が作動しないように安全回路が組み
込まれている。
【0011】即ち、腕杆42が電動モ−タ54によって
上方に引き上げられ、非作業姿勢に移動させられるとリ
ミットスイッチがONとなって安全回路が働き、腕杆4
2が所定角度以上降下して作業姿勢になるとリミットス
イッチがOFFとなって電磁バルブ15への通電が可能
となるように構成している。図5乃至図7は腕杆42の
回動枢支部の具体構成を開示するものであり(但し、上
記リミットスイッチは省略されている)、57は枢支
軸、58は腕杆42と一体で前記枢支軸57に嵌合され
た円筒状ボス、59は腕杆42に固着された係止プレ−
ト、60は円筒状ボス58の外側にあって枢支軸57に
嵌合されたボスである。このボス60には前記係止プレ
−ト59に下方から当接する板61が固着され、又、機
枠との間には引張スプリング63が介装されている。電
動モ−タ54のシリンダ64を短縮させて作業を行なっ
ているときには、係止プレ−ト59と板61とは離れて
おり、このため、腕杆42は地面の凹凸に追従しながら
自由に上下動することができる。この場合、スプリング
63の引上力は作用しないから、噴出時の反力で噴出ノ
ズルユニット41が簡単に浮き上がるということはな
い。一方、電動モ−タ54のシリンダ64を伸長させて
腕杆42を引き上げるときには、図5においてボス60
が反時計方向に回動され、板61が係止プレ−ト59に
当接し、腕杆42を上昇させる。この場合、引張スプリ
ング63が介装されているので電動モ−タ54の引上力
を軽減させることができる。スプリング63の弾性力を
強力なものにすれば、モ−タ54の容量は小さなもので
よく、装置の価格を安価なものにすることができる。
【0012】次に図4のフロ−チャ−トに基づいて作用
を説明する。作業者はまず、設定ダイヤル19を操作し
て散布量を設定する。理論散布量Wは、1パルス当たり
の吐出量Qと周波数Fと実作業時間Hの積で求められる
(W=H×F×Q)。一方、消費量W0はレベルセンサ
20から求められ、所定時間Hにおける液体減少量が算
出される。そして、この散布量Wと消費量W0とが比較
され、一致しなければブザ−22を鳴らすようにしてい
る。不一致の原因としては、水和剤等に含まれる鉱物性
の粒子がノズル13の噴出口に詰まった場合や、流路内
の圧力低下から設定した散布量が確保できていない場合
等が考えられる。
【0013】次に作用を説明する。トラクタ−1のエン
ジンを始動してPTO軸10を回転させ、高圧ポンプ1
1を駆動させる。そして、作業開始にあたり、まずスイ
ッチボックス30の電源スイッチ32をONにする。つ
いで、散布量を設定するダイヤル19を用いて出力条件
設定を行なう。
【0014】そして、図示外のスイッチを操作して腕杆
42を降下させ、噴出ノズルユニット41を着地させて
からスタ−トスイッチ27を押して作業を開始すると、
電磁バルブ15のコイルに一定周期のパルス電流が流さ
れ、プランジャ−を小刻みに振動させてノズル13先端
から断続的に高圧の液体を噴出させる。このときの液体
の圧力は約250kgf〜350kgf/cm2程度と
なるように調圧弁39でコントロ−ルされている。
【0015】そして、噴出ノズル13の先端部から土中
に噴出された高圧の液体は弾丸のように土中を進み、硬
くなった土をほぐしながら所定深さまで達する。このと
き、芝の根も適度に根切りされるため、根の成長が促進
される。噴出ノズル13からの高圧液体の噴出は、スト
ップスイッチ28が押されるまで継続してなされるが、
ストップスイッチ28が押されない場合であっても、リ
ミットスイッチがONとなった場合、あるいは電磁バル
ブ15に対するバルブエラ−信号が検出された場合に
は、パルスの発生を停止する指令が出され、バルブ駆動
出力部の作動を停止する。
【0016】このようにして作業を行なうものである
が、作業中に設定した通りの液体散布がなされていない
場合にはブザ−22が鳴って作業者に異常状態を報知す
るものであるから、従来方式に比べて安心して作業が行
なえるものであり、薬液が噴出されなかったことに気付
かずに作業を終了してしまうといった不具合も解消され
る。
【0017】最後に装置の一部改良について説明する。
図8は装置の表示パネル機構について説明したものであ
る。コントロ−ラ17に回数設定ダイヤル66と量設定
ダイヤル67を接続し、更に機体の走行速度を検出する
車速センサ68を接続している。回数設定ダイヤル66
は周波数を設定し、量設定ダイヤル67は1パルス当た
りの噴出量を設定するもので、バルブに通電する時間、
即ちオ−プンタイムを決める。上記信号を入力パラメ−
タとして作業散布量W、作業面積S、単位面積当たりの
散布量Aを算出表示する。作業散布量Wは周波数fと作
業時間Hと噴出量Qの積で求められ、作業面積Sは作業
幅bと車速Vと作業時間Hの積で求められ、単位面積当
たりの散布量Aは作業散布量Wを作業面積Sで除算した
もので算出される。このようなデ−タを表示パネルのモ
ニタに表示することで必要最低限の情報がリアルタイム
で作業者に流され、グリ−ン上での作業に役立たせるこ
とができる。
【0018】図10は高圧液体流路中の分岐部に開閉弁
70、71を設けたものである。これらの開閉弁70、
71は図11に示すような断面構造をしており、左右両
方に高圧液体を流したり、左右いずれかの流路に流すこ
とができるようにしてある。従って、作業する場所が狭
かったり広かったしたときの作業条件に応じて、あるい
は詰まり具合に応じて流路の切替ができ、任意のノズル
から高圧液体を噴出させることができる。
【0019】
【発明の効果】この発明に係る高圧液体注入装置は、前
記の如く、液体を貯溜している液体タンクと、回転動力
を得て駆動される高圧ポンプと、高圧ポンプで加圧され
た液体を一時的に貯溜する調圧タンクと、加圧された液
体を噴出させる複数個の噴出ノズルと、制御バルブとを
備え、この制御バルブを断続的に作動させて液体を間歇
的に土中に注入させてなる高圧液体注入装置において、
該高圧液体注入装置のコントロ−ラに散布量を設定する
設定器と液体タンク内の液体消費量を検出するセンサと
を接続し、更に、設定器による設定値と検出器の検出値
が不一致の場合には、コントロ−ラに接続された報知手
段を作動させるようにしたものであるから、異常に気付
かずに高圧液体注入作業をしてしまうといった不具合は
全く発生せず、高圧液体注入作業を良好に行なうことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】装置の側面図である。
【図2】噴出ノズルユニットの斜視図である。
【図3】装置全体の関連を示す展開図である。
【図4】作用を説明したフロ−チャ−トである。
【図5】腕杆部の昇降機構の側面図である。
【図6】図5の平面図である。
【図7】拡大側面図である。
【図8】モニタ−部分のブロック図である。
【図9】要部の展開図である。
【図10】要部の断面図である。
【符号の説明】
1 トラクタ− 4 3点リンク機構 5 支持機枠 6 高圧液体注入装置 9 液体タンク 11 高圧ポンプ 12 調圧タンク 13 噴出ノズル 15 電磁バルブ 17 コントロ−ラ 19 散布量設定ダイヤル 20 レベルセンサ 22 報知手段(ブザ−)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液体を貯溜している液体タンクと、回転動
    力を得て駆動される高圧ポンプと、高圧ポンプで加圧さ
    れた液体を一時的に貯溜する調圧タンクと、加圧された
    液体を噴出させる複数個の噴出ノズルと、制御バルブと
    を備え、この制御バルブを断続的に作動させて液体を間
    歇的に土中に注入させてなる高圧液体注入装置におい
    て、該高圧液体注入装置のコントロ−ラに散布量を設定
    する設定器と液体タンク内の液体消費量を検出するセン
    サとを接続し、更に、設定器による設定値と検出器の検
    出値が不一致の場合には、コントロ−ラに接続された報
    知手段を作動させたことを特徴とする高圧液体注入装
    置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009082050A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Matsuyama Plow Mfg Co Ltd 畦塗り機
JP2013520178A (ja) * 2010-02-23 2013-06-06 ビーエーエスエフ アグロ ベー.ブイ.(ヴェーデンスヴィル ブランチ) 殺虫剤を注入する注入装置及び構造物に隣接した土壌に殺虫剤を注入する方法
US9232780B2 (en) 2010-02-23 2016-01-12 Basf Corporation Apparatus for injecting soil treatments
JP2017112877A (ja) * 2015-12-22 2017-06-29 株式会社クボタ 水田作業機

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