JPH07146539A - 補充用原液混合装置 - Google Patents

補充用原液混合装置

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JPH07146539A
JPH07146539A JP5295458A JP29545893A JPH07146539A JP H07146539 A JPH07146539 A JP H07146539A JP 5295458 A JP5295458 A JP 5295458A JP 29545893 A JP29545893 A JP 29545893A JP H07146539 A JPH07146539 A JP H07146539A
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JP5295458A
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Yoshie Nozawa
良衛 野沢
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 補充用原液混合装置において補充液の経時劣
化を防止する。 【構成】 複数種類の補充用原液を供給され、これらの
補充用原液を混合槽68で混合して感光材料処理装置1
41〜14nの処理液の補充液として調製する補充用原液
混合装置10であって、混合槽68は、1台以上の感光
材料処理装置に直ちに補充液供給可能なほぼ必要最小の
容量を有し、かつ混合槽68が貯留する補充液量が所定
量以下となったときに補充用原液を供給するように構成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、処理液によって感光材
料を処理する感光材料処理装置において処理液に補充さ
れる補充液を、補充用原液を混合することによって調製
する補充用原液混合装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像が露光された感光材料は、自動現像
装置等の感光材料処理装置によって現像、定着、水洗等
の処理が行われた後乾燥される。感光材料の処理に用い
られる現像液、定着液等のいわゆる処理液は、感光材料
の処理量や経時によって処理能力が徐々に劣化する。こ
のために自動現像装置では、感光材料を一定品質で仕上
げるために感光材料の処理量および経時に応じて現像
液、定着液等の処理液に処理液補充装置からそれぞれの
補充液の補充を行う。
【0003】このような自動現像装置の補充用原液混合
装置においては、例えば現像のためのそれぞれ補充用原
液が収容され密封された複数のカートリッジをカートリ
ッジ受けに装填したとき、このカートリッジ受けを介し
てそれぞれの補充用原液が一旦混合槽に供給され、その
混合槽内において複数の補充用原液が混合されて補充液
が調製され、貯留される。他の補充用原液、例えば定着
のための補充用原液の場合も必要に応じて同様の調製を
行うことが可能である。貯留された補充液は、この混合
槽から感光材料の処理量あるいは経時に応じて現像槽お
よび/または定着槽へ補充液として供給される。例えば
現像液用の補充液は現像処理用の3種類の補充用原液
A、B、C、および希釈水を混合して調製される。それ
らの補充用原液はできるだけ自動現像装置の処理槽へ供
給される直前に調製されて補充されることが望ましい。
【0004】大規模に現像処理を行う必要があるところ
では、大量の感光材料を処理するための複数の自動現像
装置を並行して稼働させる。そのために、自動現像装置
毎に複数種類の補充用原液を収容したカートリッジが空
になるたびに新しいカートリッジに交換して廻るのは手
間がかかることであり、またその度毎に自動現像装置の
処理を一時的に停止しなければならない事態も発生す
る。従って、このような大規模に現像を行うところにお
いては、個々の自動現像装置にカートリッジを装填する
のではなく、1台の補充用原液混合装置が一括して複数
の自動現像装置のために補充用原液を混合して補充液を
調製し、それぞれの自動現像装置がその補充用原液混合
装置から必要なタイミングで必要な量だけその補充液を
取り込んで処理液へ補充液の補充を行うようにすること
が考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
補充用原液混合装置においては、複数の現像用補充用原
液を所定の比率の量宛それぞれ別個のカートリッジに収
容しておき、それらを一度に全量混合して補充液を調製
するために、複数の自動現像装置が、調製された補充液
の全量を使い切るにはかなりの程度の時間がかかる。こ
のために補充液が酸化等によって徐々に劣化し、処理性
能の低下した補充液がそれぞれの自動現像装置において
使用されることになる。
【0006】さらに、補充液を貯留しておく混合槽また
は調製された補充液を貯留する貯留槽は少なくともカー
トリッジに収容された全量の現像用補充用原液A〜Cを
収容できる程度のかなりのスペースを必要とするので、
装置が大型化するだけでなく、空気と触れ合う面積が広
いことによる補充液の酸化の問題も存在していた。
【0007】ゆえに、本発明の目的は、補充用原液を複
数回に分けて混合することにより、必要な量の補充液を
できるかぎり使用直前に調製することによって補充液の
経時劣化を防止することのできる補充用原液混合装置を
提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、複数種類の補充用原液を供給され、これらを混合槽
で混合して感光材料処理装置の処理液の補充液として調
製する補充用原液混合装置であって、混合槽は、1台以
上の感光材料処理装置に直ちに補充液供給可能な略必要
最小の容量を有し、かつ混合槽が貯留する補充液量が所
定量以下となったときに補充用原液を供給されるように
構成する。
【0009】請求項2に記載の発明は、複数種類の補充
用原液を分離して収容したカートリッジを装填するカー
トリッジ装填部と、少なくとも1台の感光材料処理装置
へ必要な時に必要量の補充液を供給し得る必要最小限の
容量をもち、供給される補充用原液を混合して補充液を
調製後これを貯留し、感光材料処理装置へ供給可能にす
る混合槽と、混合槽内の補充液の量を測定する検知手段
と、検知手段が補充液量の下限量への低下を検知したこ
とに基づいて信号を出す制御装置と、信号に基づいてカ
ートリッジ装填部から補充用原液をそれぞれ所定の液量
だけ混合槽へ供給して混合槽を満たす送液手段と、を備
えて構成する。
【0010】請求項3に記載の発明は、複数種類の補充
用原液を分離して収容したカートリッジを装填するカー
トリッジ装填部と、少なくとも1台の感光材料処理装置
へ必要な時に必要量の補充液を供給し得る必要最小限の
容量をもち、供給される補充用原液を混合して補充液を
調製する混合槽と、混合槽から補充液が供給されてこれ
を貯留し、貯留された補充液を感光材料処理装置へ供給
するための混合槽とほぼ同容量の補充槽と、補充槽内の
補充液の量を測定する検知手段と、検知手段が補充液量
の下限量への低下を検知したことに基づいて信号を出す
制御装置と、信号に基づいてカートリッジ装填部から補
充用原液をそれぞれ所定の液量だけ混合槽へ供給してこ
れを満たす送液手段と、を備えて構成する。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項2および
3に記載の発明の送液手段がカートリッジから送液され
る複数種類の補充用原液をそれぞれ分離して貯留するス
トックタンクを備え、信号に基づいて、ストックタンク
に貯留された補充用原液を混合槽へ送液するように構成
される。
【0012】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の発明が、ストックタンク内の各補充用原液の液面レベ
ルを測定する液面検知手段と、カートリッジを交換すべ
きことを報知する報知手段とを備え、液面検知手段がス
トックタンク内のいずれかの補充用原液の液面レベルが
所定の液面レベル以下となったことを検知したときに、
制御装置が報知手段を作動させるように構成される。
【0013】請求項6に記載の発明は、複数種類の補充
用原液を分離して収容したカートリッジを装填するカー
トリッジ装填部と、少なくとも1台の感光材料処理装置
へ必要なときに必要量の補充液を供給し得る必要最小限
の容量を有し、供給される補充用原液を混合して補充液
を調製する混合槽と、混合槽内または混合槽から補充液
を供給される補充槽内の補充液の量を測定する検知手段
と、検知手段が補充液の下限量を検出したことに基づい
て第1信号を、補充液の上限量を検出したことに基づい
て第2信号を出す制御装置と、第1信号に基づいてカー
トリッジ装填部から混合槽への補充用原液の供給を開始
し、第2信号に基づいて補充用原液の供給を停止させる
送液手段と、を備えて構成する。
【0014】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、混合槽の容量
を、1またはそれ以上の感光材料処理装置が補充液の補
給を要求するときに要求する量を供給し得る必要最小の
容量またはそれより少し多い程度とすることにより、感
光材料処理装置を処理液の劣化を補う補充液の供給のた
めに運転を停止することなく、かつ小スペースの補充用
原液混合装置を提供することができる。
【0015】請求項2に記載の発明によれば、液面検知
手段が混合槽内の液面レベルを測定し、混合槽内に貯留
されている補充液が感光材料処理装置へタイムリーに供
給できる量より液面レベルの低下を検知すれば、制御装
置が送液手段を制御してカートリッジから複数種類の補
充用原液のそれぞれの1回分の液量(合計して混合槽の
容量に相当する量)を混合槽へ送液させることができ
る。そして混合槽内の補充液が必要に応じて感光材料処
理装置によって取り込まれる。補充液が感光材料処理装
置によって取り込まれることによって、1回分の液量に
相当する液面レベルの低下が検知されれば同様の処理が
繰り返されて、補充液が少量づつ調製される。
【0016】請求項3に記載の発明によれば、上述の混
合槽に加えて補充槽とその補充槽内に液面検知手段とを
備えることによって、液面検知手段が補充槽の液面レベ
ルが所定の液面レベル以下となったことを検知すれば、
制御装置が送液手段を制御してカートリッジから複数種
類の補充用原液のそれぞれの1回分の液量を混合槽へ送
液させ、混合槽内の補充液の全量を補充槽に移し換え
る。これによって、補充槽には所定の液面レベルが保持
され、補充槽内の補充液が常に感光材料処理装置によっ
て取り込まれ得るようになる。
【0017】請求項4に記載の発明によれば、カートリ
ッジから送液された複数種類の補充用原液をそれぞれ分
離して貯留するストックタンクを備えることによって、
カートリッジが空になったときにも、ストックタンクに
貯留された複数種類の補充用原液が混合槽に送液され
る。これによってカートリッジが交換されるまで混合槽
への送液が中断することがない。
【0018】請求項5に記載の発明によれば、ストック
タンク内に設けられた複数種類の補充用原液それぞれの
液面レベルを測定するタンク液面検知手段と、報知手段
と、を備えることによって、ストックタンク内の複数種
類の補充用原液それぞれの液面レベルが所定の液面レベ
ル以下となったときに、カートリッジを交換すべきこと
をオペレータに報知することができる。
【0019】請求項6に記載の発明によれば、検知手段
が補充液の下限量を検出したことによって、送液手段は
カートリッジ装填部から混合槽への補充用原液の供給を
開始し、検知手段が補充液の上限量を検出したことによ
って、送液手段は補充用原液の供給を停止させる。これ
によって、混合槽内に貯留されている補充液の量を感光
材料処理装置へタイムリーに供給できるだけの必要最小
限の上限量が保たれる。補充液が感光材料処理装置によ
って取り込まれることによって、補充液の下限量が検出
されれば同様の処理が繰り返されて、補充液が少量づつ
調製される。
【0020】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例につい
て説明する。
【0021】図1は、本発明による補充用原液混合装置
10を示す。補充用原液混合装置10には、多量の感光
材料12を同時に処理する複数台の自動現像装置141
〜14n が接続されている。これらの自動現像装置14
1 〜14n は、例えば画像露光されたフィルムのような
感光材料12を搬送しながら現像液、定着液、および水
洗水に順次浸漬して処理したのち乾燥処理するものであ
り、それぞれ現像液を貯留する現像槽16、定着液を貯
留する定着槽18、水洗水を貯留する水洗槽20、およ
び矢印方向に搬送されてくる感光材料12を乾燥するた
めの乾燥部22を備えている。それぞれの自動現像装置
141 〜14n は、感光材料12の処理量に応じた処理
補充および経時劣化を補うための経時補充のために、補
充用原液混合装置10から現像槽16内の現像液および
定着槽18内の定着液にそれぞれの補充液を補充され
る。そのために、補充用原液混合装置10とそれぞれの
自動現像装置141 〜14n の現像槽16および定着槽
18との間には、配管24および26と、これら配管中
に補充ポンプ28および30と、が配置される。
【0022】つぎに、図2に基づいて、現像液および定
着液に補充される補充液を、それぞれの補充用原液を混
合することによって調製する本発明による補充用原液混
合装置10に関して詳述する。ここでは、n台の自動現
像装置141 〜14n に補充液を補充する構成が図示し
てあり、また、説明を簡単にするために、現像液に関し
ての構成のみを図示してある。例えば定着液のような他
の処理液に補充液を補充するためにほぼ類似の構成を補
充用原液混合装置10が備えていてもよいが、ここでは
説明を省略する。
【0023】補充用原液混合装置10においては、現像
液のための補充用原液A、補充用原液B、および補充用
原液C(以下、総称するときは「補充用原液」という)
の3液を内部が仕切壁によって3つに区画された一体の
カートリッジ50に密封し、保管時に薬品としての製品
品質が変化しないようになされている。このカートリッ
ジ50は、自動現像装置141 〜14n へ補充液を補充
するために、補充用原液混合装置10の機枠(図示され
ない)内に設けられたカートリッジ装填部52に装填さ
れる。カートリッジ50のそれぞれの補充用原液を開封
するための穿孔刃(図示されない)がカートリッジ装填
部52のカートリッジ受け口54A〜54Cに設けられ
ており、カートリッジ50を装填するときに、カートリ
ッジ50の各排出口の密封を破るのでカートリッジ50
内から補充用原液が流出するようになされている。
【0024】それぞれの受け口54A〜54Cには、配
管56A〜56Cの一端が開口している。これらの配管
56A〜56Cの他端は、それぞれストックタンク58
A〜58C内に開口している。なお、それぞれのストッ
クタンク58A〜58Cでは、収容されている補充用原
液の最高液面の高さが受け口54A〜54Cより高くな
らないように設定されており、カートリッジ50から流
れ出した補充用原液が受け口54A〜54Cから溢れな
いようにしてある。
【0025】ストックタンク58A〜58Cのそれぞれ
には、その中間部に補充ポンプ64A〜64Cが設けら
れた配管66A〜66Cの一端が挿入されて開口してお
り、配管66A〜66Cの他端は混合槽68の上方に開
口している。
【0026】混合槽68の上方には、中間部に給水ポン
プ70が配置された配管72の一端が開口しており、こ
の配管72の他端は、水を貯留する給水槽74内に開口
している。給水ポンプ70は制御装置62によって制御
され、所定の量の希釈水を混合槽68に供給するように
なされている。給水槽74は、一定レベルの水位を保持
するために、給水管76と、例えばフロートバルブ78
と、が配置されている。また、混合槽68内の補充用原
液の混合を確実なものとするために、例えば攪拌用ファ
ンを回転させるモーターを備えた攪拌装置80が混合槽
68に設置される。
【0027】さらに、混合槽68の下方に補充槽82が
配置され、中間部にバルブ86が配置された配管84の
一端が混合槽68の底部に開口し、その配管84の他端
が補充槽82内に開口している。補充槽82内には所定
の最低液面レベルを検知するために制御装置62に接続
された液面センサ88が配置されている。これは、補充
槽82に最低限の液面レベルを保持することによって、
自動現像装置141 〜14n への補充液の補充を中断す
ることなく行うための構成である。
【0028】補充槽82内には、複数の自動現像装置1
41 〜14n から補充槽82内の補充液を吸引するよう
に配管がなされており、補充槽82に貯留される補充液
が、必要に応じて自動現像装置の吸引装置によりそれぞ
れの現像槽に供給されて補充される。
【0029】混合槽68および補充槽82の容量は、接
続されるべき自動現像装置141 〜14n の台数とそれ
らが所定時間内に処理する感光材料の見込み量等によっ
て決定される。この容量は少なくとも自動現像装置14
1 〜14n が一度に要求する補充液量に対応できるもの
でなければならない。他方、補充液は補充直前に調製す
るのが望ましいからこの容量をあまり大きくするのは無
駄である。それ故、カートリッジ50に収容された補充
用原液がストックタンク58A〜58Cを介して複数回
に分けて混合されることになる。
【0030】配管66A〜66Cの中間部に配置された
補充ポンプ64A〜64C、配管72の中間部に配置さ
れた給水ポンプ70、補充槽82に配置された液面セン
サ88、配管84の中間部に配置されたバルブ86、ス
トックタンク58A〜58Cに配置された液面センサ6
0A〜60C、および、配管56A〜56Cに配置され
てもよいポンプ(図示されない)、のそれぞれは信号線
を介して制御装置62と接続され制御される構成であ
る。
【0031】以下、本実施例における動作を詳述する。
図1において、露光によって画像が記録されたフィルム
12は、自動現像装置141 〜14n の挿入口(図示し
てない)から自動現像装置141 〜14n 内へ挿入され
て、現像槽16、定着槽18、および、水洗槽20、内
を順に搬送されて現像、定着、および水洗処理が行われ
る。水洗処理が終了したフィルム12は水洗槽20の次
ぎに配置される乾燥部22にて乾燥処理がなされる。
【0032】ここで、現像液あるいは定着液の経時劣化
およびフィルム12の処理による疲労を補うために、自
動現像装置141 〜14n では現像槽16あるいは定着
槽18に、本発明による補充用原液混合装置10からそ
れぞれ現像液のための補充液あるいは定着液のための補
充液を供給されることによってその補充を行う。
【0033】補充用原液が収容されたカートリッジ50
がカートリッジ受け口54A〜54Cに装填されると、
受け口受け口54A〜54Cにそれぞれ設けられた穿孔
刃がカートリッジ50を開封し、カートリッジ50内の
各補充用原液(現像用補充用原液A〜C)がそれぞれの
受け口54A〜54Cに流出する。受け口54A〜54
C内に流出した補充用原液は、それぞれ配管56A〜5
6Cを通ってストックタンク58A〜58C内に流れ込
んで貯留される。
【0034】カートリッジ装填部52とストックタンク
58A〜58Cとの取り付け位置が適切になされている
ので、ストックタンク58A〜58C内の液面の設定水
位が受け口54A〜54Cでの液面の水位とほぼ同じ高
さに保たれる。
【0035】さらに、補充用原液A〜Cの液面レベルが
カートリッジの交換を要するような所定の液面レベル以
下となったとき、例えば、ストックタンク58A〜58
Cの液面センサ60A〜60Cのいずれか1つが液面が
所定のレベル以下になったことを検出したときに、音声
やランプ表示等の警報装置90が、カートリッジ50を
交換すべきことをオペレータに通報する。このときの処
理の一例を図5のフローチャートに示す。図5におい
て、ストックタンク58A〜58C内の液面センサ60
A〜60Cが所定の液面レベル以下となったことを検知
したことによる割り込みによって、割り込み処理ルーチ
ン200の処理が実行される。ステップ202におい
て、制御装置62が警報装置90に報知信号を送出す
る。警報装置90は報知信号を受信することによりユー
ザに警報音や光を発してカートリッジ50を交換すべき
ことを報知する。
【0036】ここで、混合槽68での補充用原液および
希釈水を混合するための動作と処理を説明する。補充液
を補充槽82へ供給した後、次の補充用原液の供給が始
まるまでの間、混合槽68は、補充液を補充する直前に
補充用原液を供給するという考えから、空に近い状態で
あることは望ましい。混合槽68への補充用原液の供給
は、補充槽82内の補充液の残量が予め設定された量、
例えば自動現像装置141 〜14n へ必要に応じて少な
くとも最小限の量の補充液を供給することができる量よ
りも少なくなったとき、補充槽82内の液面センサ88
がそのことを検知して制御装置62に通知することによ
り開始される。この通知によって、制御装置62では図
示しないメインルーチンから図4のフローチャートに示
される割り込み処理ルーチンの処理が実行される。そし
て、ステップ102において、制御装置62は補充ポン
プ64A〜64Cと給水ポンプ70とを作動させること
により、補充用原液および希釈水のそれぞれを所定の割
合で、前述した複数回の中の1回分の量だけ混合槽68
に供給させる。ステップ104において、すべてのポン
プの供給が完了したか、つまり、すべてのポンプの供給
が完了する所定の時間が経過したかどうかを判断し、も
し完了していなければ完了するまで待つ。供給が完了し
たら、ステップ106において、攪拌装置80を作動さ
せて攪拌を開始する。ステップ108において、所定の
時間だけ攪拌されたかどうかを判断し、もし攪拌されて
いなければ攪拌を続行する。所定の時間だけ攪拌された
なら、ステップ110において、バルブ86を作動させ
て混合槽68内の調製された補充液の全量を補充槽82
に移し換え、全量が移ったならバルブ86を閉じて処理
を終了する。この時点において、補充槽82には最大量
の補充液が貯留されることとなる。
【0037】そして、補充槽82からそれぞれの自動現
像装置141 〜14n が補充液を取り込むことによって
補充槽82内の補充液が上述の所定の液面レベル以下に
なったことが液面センサ88によって検知されれば、上
述された動作および処理が繰り返される。
【0038】このように、液面センサ88が補充槽82
内の所定の最低液面レベルを検知することに基づいて、
制御装置62が、補充ポンプ64A〜64C、給水ポン
プ70、バルブ86、および攪拌装置80を制御するこ
とによって、補充槽82内の液面レベルを所定の液面レ
ベル以上に保持しておくことができる。そして、この補
充槽82からそれぞれの自動現像装置141 〜14n が
中断することなく必要な量の補充液を取り込むことがで
きる。
【0039】なお、ストックタンク58A〜58C内の
それぞれの補充用原液が所定の液面レベル以下になった
ことを液面センサ60A〜60Cが検知したときに、制
御装置62は、配管56A〜56Cのそれぞれの中間に
例えばポンプのような供給装置(図示されない)を配置
し、これらを作動させて所定の量の補充用原液をストッ
クタンク58A〜58Cに流入させることによって、所
定の液面レベルを保持してもよい。
【0040】本発明による補充用原液混合装置10は、
図3に示すように、ストックタンク58A〜58Cおよ
び補充槽82を省略したより簡単な構成であってもよ
い。図3において、カートリッジから補充用原液を供給
するための補充ポンプ64A〜64Cが配置された配管
66A〜66Cの一端と、給水槽から希釈水を供給する
ための給水ポンプ70が配置された配管72の一端と、
がそれぞれ混合槽68の上部に開口している。混合槽6
8内には液面センサ88が配置されている。混合槽68
内にはそれぞれの自動現像装置141 〜14n が必要に
応じて混合槽68内の補充液を取り込むように配管がな
されている。各ポンプおよび液面センサの各機能は図2
の実施例のものと同じである。
【0041】通常、自動現像装置においては補充液を一
定時間毎に、例えば一定時間の間のフィルム処理量を積
算してこれに対応する処理補充量をまとめて処理槽へ補
充するようになっているため、自動現像装置が補充槽8
2から取り込むタイミングも間欠的となる。補充槽82
が複数の自動現像装置へ補充液を供給するようになって
いる場合、このタイミングが一致しないように取り込み
のタイミングをずらす等の工夫をすることにより、混合
槽68や補充槽82の容量を小さくすることも可能であ
る。また、混合槽68への補充用原液の供給時間を短く
するため、補充ポンプ64A〜64Cの能力を大きくす
ることも、多数の自動現像装置へ補充液を供給する場合
に有効である。
【0042】また、図3の実施例において、混合槽68
に貯留させる補充液量から液面レベルに上限を設けてお
き、液面センサ88として単に補充液の液面レベルの下
限を検出するだけでなくこの上限をも検出できるものを
採用し、各補充用原液の混合槽68への供給を液面セン
サ88による液面の上限検出で各ポンプを同時に停止す
るように制御装置62で制御すれば、他の実施例と同様
の機能を得ることができる。なお、この場合、補充ポン
プ64A〜64Cおよび給水ポンプ70の能力をコンス
タントに保つ必要がある。
【0043】上述したように、本発明によれば、3つの
補充用原液A〜Cが所定の比率で収容されたカートリッ
ジから、その補充用原液A〜Cの全量を一旦大きな混合
貯留槽に流し込んでおく必要がない。ゆえに、混合槽6
8および/または補充槽82の容量は、接続される自動
現像装置の台数とそれらが使用される頻度とによって決
定される最低限の容量にすることが可能である。つま
り、従来の混合貯留槽が占有する装置内のスペースを縮
減することができる。また、混合槽68および/または
補充槽82の小型化が可能になることによって、より空
気に触れ合う面積が減少し酸化劣化の問題も改善され
る。
【0044】また、補充用原液が例えば現像のような処
理に使用される直前にカートリッジ50またはストック
タンク58A〜58Cのそれぞれから供給されて混合さ
れるので、調製した後の補充液の経時劣化の問題も改善
される。
【0045】本実施例では、3液に分けた補充用原液を
収容したカートリッジ50と、それらの補充用原液を貯
留するストックタンク58A〜58Cと、それらの補充
用原液を混合する混合槽68とを備えた補充用原液混合
装置10について説明したが、この考え方を2液又は4
液に分けて収容された補充用原液のカートリッジを備え
た補充用原液混合装置に適用することができるのは勿論
である。
【0046】また、本実施例によれば、それぞれの補充
用原液は所定の比率で1つのカートリッジに収容される
必要がない。それぞれの補充用原液が独立した容器に収
容されて、それらが空になる前に個別に容器を取り換え
ることもできる。
【0047】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、複数
台の感光材料処理装置へ補充液を供給する際にも少量づ
つ調製するため、複数の補充用原液を感光材料処理装置
に供給する直前に混合して補充液として調製することが
可能であり、調製された補充液を比較的短時間のうちに
自動現像装置に補充するので、調製後の補充液の経時劣
化を気にする必要がなくなる。また、混合槽の小型化に
よって、装置全体の小型化が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による補充用原液混合装置と自動現像装
置の連結関係を示す概略構成図である。
【図2】本発明の一実施例の補充用原液混合装置の概略
構成図である。
【図3】本発明の他の実施例の補充用原液混合装置の概
略構成図である。
【図4】補充液を所定の率で所定の量を保持するための
処理のフローチャートの一例である。
【図5】カートリッジの交換をユーザに通報するための
処理のフローチャートの一例である。
【符号の説明】
10 補充用原液混合装置 141 〜14n 自動現像装置 50 カートリッジ 52 カートリッジ装填部 54A〜54C 受け口 58A〜58C ストックタンク 62 制御装置 64A〜64C 補充ポンプ 66A〜66C 配管 68 混合槽 70 給水ポンプ 72、84 配管 74 給水槽 80 攪拌装置 82 補充槽 88 液面センサ 90 警報装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種類の補充用原液を供給され、これ
    らを混合槽で混合して感光材料処理装置の処理液の補充
    液として調製する補充用原液混合装置であって、前記混
    合槽は、1台以上の感光材料処理装置に直ちに補充液供
    給可能な略必要最小の容量を有し、かつ該混合槽が貯留
    する補充液量が所定量以下となったときに補充用原液を
    供給されるようになっていることを特徴とする補充用原
    液混合装置。
  2. 【請求項2】 複数種類の補充用原液を分離して収容し
    たカートリッジを装填するカートリッジ装填部と、 少なくとも1台の感光材料処理装置へ必要な時に必要量
    の補充液を供給し得る必要最小限の容量をもち、供給さ
    れる補充用原液を混合して補充液を調製後これを貯留
    し、前記感光材料処理装置へ供給可能にする混合槽と、 前記混合槽内の補充液の量を測定する検知手段と、 前記検知手段が補充液量の下限量への低下を検知したこ
    とに基づいて信号を出す制御装置と、 前記信号に基づいて前記カートリッジ装填部から補充用
    原液をそれぞれ所定の液量だけ前記混合槽へ供給して前
    記混合槽を満たす送液手段と、 を備えた補充用原液混合装置。
  3. 【請求項3】 複数種類の補充用原液を分離して収容し
    たカートリッジを装填するカートリッジ装填部と、 少なくとも1台の感光材料処理装置へ必要な時に必要量
    の補充液を供給し得る必要最小限の容量をもち、供給さ
    れる補充用原液を混合して補充液を調製する混合槽と、 前記混合槽から補充液が供給されてこれを貯留し、貯留
    された補充液を前記感光材料処理装置へ供給するための
    前記混合槽とほぼ同容量の補充槽と、 前記補充槽内の補充液の量を測定する検知手段と、 前記検知手段が補充液量の下限量への低下を検知したこ
    とに基づいて信号を出す制御装置と、 前記信号に基づいて前記カートリッジ装填部から補充用
    原液をそれぞれ所定の液量だけ前記混合槽へ供給してこ
    れを満たす送液手段と、 を備えた補充用原液混合装置。
  4. 【請求項4】 前記送液手段は前記カートリッジから送
    液される複数種類の補充用原液をそれぞれ分離して貯留
    するストックタンクを備え、前記信号に基づいて、前記
    ストックタンクに貯留された補充用原液を前記混合槽へ
    送液する、請求項2または3に記載の補充用原液混合装
    置。
  5. 【請求項5】 前記ストックタンク内の各補充用原液の
    液面レベルを測定する液面検知手段と、前記カートリッ
    ジを交換すべきことを報知する報知手段とを備え、前記
    液面検知手段が前記ストックタンク内のいずれかの補充
    用原液の液面レベルが所定の液面レベル以下となったこ
    とを検知したときに、前記制御装置が前記報知手段を作
    動させる、請求項4に記載の補充用原液混合装置。
  6. 【請求項6】 複数種類の補充用原液を分離して収容し
    たカートリッジを装填するカートリッジ装填部と、 少なくとも1台の感光材料処理装置へ必要なときに必要
    量の補充液を供給し得る必要最小限の容量を有し、供給
    される補充用原液を混合して補充液を調製する混合槽
    と、 前記混合槽内または前記混合槽から補充液を供給される
    補充槽内の補充液の量を測定する検知手段と、 前記検知手段が補充液の下限量を検出したことに基づい
    て第1信号を、補充液の上限量を検出したことに基づい
    て第2信号を出す制御装置と、 前記第1信号に基づいて前記カートリッジ装填部から前
    記混合槽への補充用原液の供給を開始し、前記第2信号
    に基づいて前記補充用原液の供給を停止させる送液手段
    と、 を備えた補充用原液混合装置。
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