JPH07147168A - 定格電線の収納装置および定格電線の供給方法 - Google Patents

定格電線の収納装置および定格電線の供給方法

Info

Publication number
JPH07147168A
JPH07147168A JP6108777A JP10877794A JPH07147168A JP H07147168 A JPH07147168 A JP H07147168A JP 6108777 A JP6108777 A JP 6108777A JP 10877794 A JP10877794 A JP 10877794A JP H07147168 A JPH07147168 A JP H07147168A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric wire
wire
rated
pressure contact
joint block
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6108777A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Ishida
正比古 石田
Nobuaki Yamakawa
暢章 山川
Masahiro Shiida
雅裕 椎田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP6108777A priority Critical patent/JPH07147168A/ja
Publication of JPH07147168A publication Critical patent/JPH07147168A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Insulated Conductors (AREA)
  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ジョイントブロックの圧接端子に電線を圧接
する際に、該ブロックの各列に設定された定格電線を選
択して誤りなく圧接することを目的とする。 【構成】 ジョイントブロック1の基板に所定のピッチ
で複数列に挿着された複数の圧接端子3に対して一方の
列から他方の列に向けて各列に用意された定格電線Wを
順次圧接接続する。前記各列に用意された同一または異
なる種類の複数の定格電線Wをそれぞれ収納する複数の
電線収納体42を設け、それらの一端に開閉自在の蓋体
44を設け、各蓋体44の開閉を前記定格電線Wの圧接
順序に対応させて行わせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の電装回路の配
線に用いられるジョイントブロックの圧接端子に電線を
圧接する際の圧接電線の選択方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ジョイントブロックは、ワイヤーハーネ
スのジョイント部を吸収して、その配線形態を簡素化す
ることを主目的としており、一般に図6のような構成を
有する。すなわち、ジョイントブロック1の基板2には
縦横に所定のピッチ(P)で複数の圧接端子3がマトリ
ックス状に挿着されており、該端子3のスロット4に電
線Wが圧入接続される。圧接作業は、電線圧接装置を手
動で操作し、電線圧接刃を装着したラムを昇降させ、例
えば横一列に並んだ複数の圧接端子3に1本の電線Wを
同時に圧接する。圧接には、圧着端子3の寸法やワイヤ
ーハーネスの配線径路などに対応して、電線の導体径,
絶縁被覆の色,ストライプの有無,ストライプの本数な
どで類別された定格電線を使用する。圧接は、一方の列
1 から他方の列An に向けて順次(A2 ,A3 ──)
に行い、各列毎に前以って指定された定格電線(同一ま
たは異なる種類)を使用する。
【0003】なお、ジョイントブロック1の両端側には
圧接された電線Wの横方向からの引き抜けを防止するた
めの凹部5と、各列A1 ,A2 ──An に対応する複数
の電線位置決め溝6が設けられており、凸部8を有する
カバー7を被せて、電線Wを該凹部5と凸部8間に挾持
するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の圧接作業は、作
業者がその都度ジョイントブロックを電線圧接刃に対向
させて1ピッチずつ移動させて電線を圧接するために、
能率が悪いうえに圧接すべき端子の列をとばしたり、そ
の列に指定された定格電線とは異なるものを圧接する誤
配線が生じる点が問題となっていた。本発明の課題は、
かかる欠点を解消し、電線の圧接作業の際に各列にそれ
ぞれ設定された定格電線を選択することにより誤りなく
圧接することができる、圧接電線の選択方法を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述した課題を達成でき
る本発明の圧接電線の選択方法は、ジョイントブロック
の基板に所定のピッチで複数列に挿着された複数の圧接
端子に対して一方の列から他方の列に向けて各列に用意
された定格電線を順次圧接接続する方法において、前記
各列に用意された同一または異なる種類の複数の定格電
線をそれぞれ収納する複数の電線収納体を設け、該複数
の電線収納体の一端に開閉自在の蓋体を設け、各蓋体の
開閉を前記定格電線の圧接順序に対応させて行わせるこ
とを特徴とする。
【0006】
【作用】各定格電線の圧接順序に対応して電線収納体の
蓋体が開くので、誤った電線が圧接されるおそれがな
く、従って圧接のやり直しや不良品の発生も防止され
る。
【0007】以下、本発明の上記構成を実施例を示す図
面を参照して具体的に説明する。 〔実施例〕図1に本発明に係る装置の外観斜視図、図2
に同装置の電線圧接部分の拡大側面図、図3に同じく電
線圧接刃の拡大斜視図、図4に本発明の電線収納体の要
部拡大断面図、図5a〜cにそれぞれ電線の圧接過程お
よび圧接ミス検知機構の説明図を示した。図1におい
て、10は電線の圧接装置、40は定格電線の収納装置
を示す。圧接装置10において、装置本体11を支持す
る架台12の台盤13の中央部に凹部14が形成され、
該凹部14にはジョイントブロック1を固定する受台1
5が配置されている。
【0008】受台15は、図2に示すように、送り部基
板16のガイド溝(図示せず)に摺動自在に装着された
スライド板17に固定されている。スライド板17は連
結杆18を介してボールナット19に接続され、ボール
ナット19はパルスモータ21の作動により正逆回転す
るボールネジ20の中間に螺着されている。22および
22′はボールネジ20を支承するベアリングホルダ、
23はカップリングである。従って、受台15およびこ
れにセットされるジョイントブロック1は、パルスモー
タ21の作動により矢印方向に移動すると共に、該モー
タ21の回転量を制御することにより、ブロック1をそ
の端子配列のピッチP(図6参照)に合わせて順次間欠
移動させることができる。そして、ジョイントブロック
1の移動方向を横切るように、台盤13の凹部14を挾
む両側に電線係止溝25をもつ電線の軸合わせ治具(ク
リップ)24が突設されている。
【0009】また、台盤13の上方には、受台15と対
向する電線圧接刃27を装着したラム26が装置本体1
1に対して既知の機構によって昇降自在に設けられてい
る。電線圧接刃27は板状であり、図5a〜cに示され
るように、下端部に湾曲した圧接面28が形成されると
共に、左右両端部にはジョイントブロック1の前記凹部
5に対応する電線屈曲治具29が着脱自在に取り付けら
れている。電線圧接刃27はまたその外周に上下に摺動
自在の電線ガイド30を備えている。この電線ガイド3
0は本実施例では電線圧接刃27の前後両面を挾持する
板体として形成されているが、枠状であってもよい。
【0010】電線ガイド30の下端面は、図5a〜cに
示すように、電線圧接刃27の圧接面28に連続する湾
曲状のガイド面31として形成されると共に、ジョイン
トブロック1の複数の圧接端子3に対応する端子逃げ溝
32が凹設されている。33は電線ガイド30に下端が
螺着されたガイドピンであって、該ピン33の先端部は
電線圧接刃27(またはラム26)の一端面に固定した
ガイドホルダ34のガイド孔35を貫通してのび、先端
部外周にストップスプリング36を嵌着すると共に、ガ
イドホルダ34と電線圧接刃27との間に弾性部材であ
るコイルスプリング37を介装することにより、前記圧
接面28とガイド面31が連続するように(図5a)常
時下向きに付勢されている。
【0011】38はリミットスイッチであって、その接
点レバー38aがガイドピン33の先端面33aに近接
するようにガイドホルダ34に固定されている。リミッ
トスイッチ38は、電線ガイド30と共に電線の圧接ミ
スを検知する機構を構成し、ガイドピン33がコイルス
プリング37の発条に抗して上昇し、先端面33aが接
点レバー38aを押し上げてその内部接点が閉じたと
き、図示しない警報回路が作動し、同時にラム26の下
降が停止して上昇復帰するようになっている。39は装
置10全体の電源スイッチ、39′は電線圧接刃27の
下降および上昇のスタート用スイッチである。
【0012】定格電線の収納装置40は架台41に複数
の電線収納体42を設けて成る。電線収納体42は、樋
状ないし筒状で、前記ジョイントブロック1の各列
1 ,A 2 ──An の数に対応して設け、それぞれ圧接
すべき所定の定格電線Wが同じ本数で予め収納されてい
る。
【0013】各収納体42の一端には蝶番43により結
合された開閉自在の蓋体44が設けられており、該蓋体
44は図4に示すように、2本のリンク45,46によ
りソレノイド47のシリンダ48に連結されている。5
0はソレノイドカバー49に設けたコントローラであっ
て、前記圧接装置10の装置本体11に設けた信号発生
器51に信号線52によって接続されており、ジョイン
トブロック1に1本の定格電線Wを圧接する毎に、信号
発生器51からの信号によって、所定の電線収納体42
の蓋体44が開き、次の定格電線Wのみを取り出し可能
にすると共に、その直前に開いていた蓋体蓋体44を閉
める如く構成されている。なお、装置本体11の内部に
は、パルスモータ21,ラム26,コントローラ50お
よび信号発生器51などの作動を制御するプログラミン
グされた制御回路が設けられている。
【0014】次に、電線の圧接作業について説明する。
図1において、受台15にジョイントブロック1をセッ
トして、電源スイッチ39をONにすると、パルスモー
タ21(図2)が作動し、スライド板17が図面手前方
向に移動し、両側の軸合わせ治具24の係止溝25に張
設係止される定格電線Wに対して、ジョイントブロック
1の圧接端子3群の第1列A1 (図6)が対向する位置
で停止する。
【0015】この最初の停止位置では、信号発生器51
からの信号によってコントローラ50が作動し、唯一の
電線収納体42(図面中左後方)の蓋体44が前記ソレ
ノイド47とリンク45,46との連結機構によって開
く。従って、作業者はこの開蓋した電線収納体42から
上記第1列A1 に圧接すべき定格電線Wのみを取り出す
ことができる。
【0016】取り出した定格電線Wを前述のように軸合
わせ治具24,24間に張設、係止して、第1列A1
圧接端子3群に載置させスタート用スイッチ39′をO
Nすると、ラム26が下降し、電線圧接刃27の圧接面
28が定格電線Wを図5bに示す如く拾いつつ押下げ、
圧接端子3のスロット4に圧入固定した後、ラム26が
上昇復帰する。電線圧接時において、電線圧接刃27の
両端側に装備された電線屈曲治具29が、定格電線Wの
両端部をジョイントブロック1の凹部5に押し込む。以
上の電線圧入工程は特開昭62−58570号によって
既知であるので、詳細な説明は省略する。
【0017】電線の圧接終了に続いて、前記パルスモー
タ21が作動し、ジョイントブロック1は1ピッチ手前
側に間欠移動して停止する。同時に、既に開いていた先
の蓋体44が閉じ、次の電線収納体42の蓋体44が開
き、所定の定格電線Wのみを取り出すことができる状態
となり、次の圧接準備が調う。
【0018】このようにして、ジョイントブロック1の
各列A1 ,A2 ──の圧接端子3群に、予め指定された
定格電線Wを誤りなく選択的に取り出して順次圧接する
ことができる。
【0019】以上は定格電線Wが圧接端子3のスロット
4に正常に圧接される場合である。しかし、図5aのよ
うに、定格電線Wの軸芯が電線ガイド30のガイド面3
1の先端部31aの外側に位置するときには、該ガイド
面31によっても定格電線Wをスロット4側に案内する
ことができない。この場合には、電線圧接刃27の下降
に際し、ガイド面31の先端部31aが基板2の上に外
れ落ちた定格電線Wに衝合する。これにより、電線ガイ
ド30は図3に示すように、前記コイルスプリング37
に抗して上昇し、そのガイドピン33の端面33aがマ
イクロスイッチ38の接点レバー38aを押圧して該ス
イッチ38の内部接点を閉成させる。
【0020】その結果、前記警報回路のブザーまたはラ
ンプが作動すると共に、ラム26の下降も停止し、作業
者は電線圧接ミスの発生を知ることができる。この場合
には、定格電線Wの圧接作業を始めからやり直せばよ
く、不良品の発生を未然に防止することができる。な
お、圧接ミスが発生したときは、ラム26が所定位置ま
で下降しないから、前記信号発生器51からの信号がコ
ントローラ50に対して発信されず、次の電線収納体4
2の蓋体44も開かない。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の圧接電線
の選択方法は、ジョイントブロックの基板に所定のピッ
チで複数列に挿着された複数の圧接端子に対して一方の
列から他方の列に向けて各列に用意された定格電線を順
次圧接接続する方法において、前記各列に用意された同
一または異なる種類の複数の定格電線をそれぞれ収納す
る複数の電線収納体を設け、該複数の電線収納体の一端
に開閉自在の蓋体を設け、各蓋体の開閉を前記定格電線
の圧接順序に対応させて行わせることにより、各列に対
応する定格電線のみを選択的に取り出して圧接させるよ
うにしたから、定格電線の誤電線が生じるおそれがな
く、作業能率を大巾に向上させ、不良品の発生を未然に
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る圧接装置の一実施例を示す外観斜
視図である。
【図2】図1の装置の電線圧接部分を示す拡大側面図で
ある。
【図3】図1の電線圧接刃の部分の拡大斜視図、
【図4】図1の電線収納体の要部拡大断面図である。
【図5】a〜cはそれぞれ電線の圧接過程および圧接ミ
ス検知機構の説明図である。
【図6】本発明の説明に供するジョイントブロックの斜
視図である。
【符号の説明】
1 ジョイントブロック 2 基板 3 圧接端子 10 圧接装置 13 台盤 15 受台 24 軸合わせ治具 26 ラム 27 電線圧接刃 28 圧接面 30 電線ガイド 31 ガイド面 33 ガイドピン 34 ガイドホルダ 37 コイルスプリング 38 マイクロスイッチ 40 定格電線の収納装置 42 電線収納体 44 蓋体 47 ソレノイド 50 コントローラ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年7月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 定格電線の収納装置および定格電線の
供給方法
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動車の電装回
路の配線に用いられるジョイントブロックの圧接端子に
電線を圧接する際に使用する定格電線の収納装置および
定格電線の供給方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ジョイントブロックは、ワイヤハーネス
のジョイント部を吸収して、その配線形態を簡素化する
ことを主目的としており、一般に図6のような構成を有
する。すなわち、ジョイントブロック1の基板2には縦
横に所定のピッチ(P)で複数の圧接端子3がマトリッ
クス状に挿着されており、該端子3のスロット4に電線
Wが圧入接続される。圧接作業は、電線圧接装置を手動
で操作し、電線圧接刃を装着したラムを昇降させ、例え
ば横一列に並んだ複数の圧接端子3に1本の電線Wを同
時に圧接する。圧接には、圧着端子3の寸法やワイヤー
ハーネスの配線径路などに対応して、電線の導体径,絶
縁被覆の色,ストライプの有無,ストライプの本数など
で類別された定格電線を使用する。圧接は、一方の列A
から他方の列Aに向けて順次(A,A……)に
行い、各列毎に前以って指定された定格電線(同一また
は異なる種類)を使用する。
【0003】なお、ジョイントブロック1の両端側には
圧接された電線Wの横方向からの引き抜けを防止するた
めの凹部5と、各列A,A……Aに対応する複数
の電線位置決め溝6が設けられており、凸部8を有する
カバー7を被せて、電線Wを該凹部5と凸部8間に挾持
するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の圧接作業は、作
業者がその都度ジョイントブロックを電線圧接刃に対向
させて1ピッチずつ移動させて電線を圧接するために、
能率が悪いうえに圧接すべき端子の列をとばしたり、そ
の列に指定された定格電線とは異なるものを圧接する誤
配線が生じる点が問題となっていた。本発明は上記の問
題点に鑑みてなされたもので、かかる欠点を解消し、電
線の圧接作業の際に各列にそれぞれ設定された定格電線
のみをあやまりなく選択するための定格電線の収納装置
および定格電線の供給方法を提供することを課題とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述した課題を達成でき
る本発明の定格電線の収納装置は、請求項1に記載のよ
うに、複数種類の定格電線を順次取り出す装置であっ
て、前記複数種類の定格電線に対応する筒状または樋状
の電線収納体を並設し、各電線収納体の端部または上面
に蓋体を設け、コントローラに記憶させた順序に従って
前記蓋体を開閉させることを特徴とする。前記蓋体の開
閉動作は、請求項2に記載のように、該蓋体に接続され
たリンクを介してソレノイドのオン,オフにより行われ
る。
【0006】また、定格電線の供給方法は、請求項3に
記載のように、端部または上面に蓋体を設けた筒状また
は樋状の電線収納体の複数個を並設し、コントローラに
記憶させた順序に従って所定の蓋体を開き、予め収納さ
れた定格電線を取り出した後、この取出し信号を前記コ
ントローラに入力させ、前記取出し信号のコントローラ
への入力により前記開いた蓋体を閉じ、次いで前記コン
トローラに記憶させた順序に従って次の蓋体を開き、以
下前記工程を繰り返し行うことを特徴とする。
【0007】
【作用】請求項1の発明によれば、定格電線を収納した
電線収納体の蓋は、コントローラに記憶させた順序に従
って開くから、電線を誤って取り出すおそれがなく、不
良品の発生が防止される。また、蓋体の開閉動作は、該
蓋体に接続されたリンクを介してソレノイドのON・O
FFにより行われるが、このON・OFFは前記コント
ローラで制御することにより、定格電線をその使用順序
に従って誤りなく取り出すことができる。
【0008】請求項3の発明方法によれば、上記のよう
に、コントローラに記憶させた順序に従って所定の蓋体
を開いて、所定の定格電線を取り出した後、一旦取出し
信号を前記コントローラに入力させて当該蓋体を閉じな
ければ、次の蓋体が開かないから、誤った定格電線の取
り出しや誤配線などを確実に防止できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の上記構成を実施例を示す図面
を参照して具体的に説明する。図1に本発明に係る定格
電線の収納装置を用いた電線の圧接装置の外観斜視図、
図2に同装置の電線圧接部分の拡大側面図、図3に同じ
く電線圧接刃の拡大斜視図、図4に本発明の電線収納体
の要部拡大断面図、図5a〜cにそれぞれ電線の圧接過
程および圧接ミス検知機構の説明図を示した。図1にお
いて、10は電線の圧接装置、40は定格電線の収納装
置を示す。圧接装置10において、装置本体11を支持
する架台12の台盤13の中央部に凹部14が形成さ
れ、該凹部14にはジョイントブロック1を固定する受
台15が配置されている。
【0010】受台15は、図2に示すように、送り部基
板16のガイド溝(図示せず)に摺動自在に装着された
スライド板17に固定されている。スライド板17は連
結杆18を介してボールナット19に接続され、ボール
ナット19はパルスモータ21の作動により正逆回転す
るボールネジ20の中間に螺着されている。22および
22′はボールネジ20を支承するベアリングホルダ、
23はカップリングである。従って、受台15およびこ
れにセットされるジョイントブロック1は、パルスモー
タ21の作動により矢印方向に移動すると共に、該モー
タ21の回転量を制御することにより、ブロック1をそ
の端子配列のピッチP(図6参照)に合わせて順次間欠
移動させることができる。そして、ジョイントブロック
1の移動方向を横切るように、台盤13の凹部14を挾
む両側に電線係止溝25をもつ電線の軸合わせ治具(ク
リップ)24が突設されている。
【0011】また、台盤13の上方には、受台15と対
向する電線圧接刃27を装着したラム26が装置本体1
1に対して既知の機構によって昇降自在に設けられてい
る。電線圧接刃27は板状であり、図5a〜cに示され
るように、下端部に湾曲した圧接面28が形成されると
共に、左右両端部にはジョイントブロック1の前記凹部
5に対応する電線屈曲治具29が着脱自在に取り付けら
れている。電線圧接刃27はまたその外周に上下に摺動
自在の電線ガイド30を備えている。この電線ガイド3
0は本実施例では電線圧接刃27の前後両面を挾持する
板体として形成されているが、枠状であってもよい。
【0012】電線ガイド30の下端面は、図5a〜cに
示すように、電線圧接刃27の圧接面28に連続する湾
曲状のガイド面31として形成されると共に、ジョイン
トブロック1の複数の圧接端子3に対応する端子逃げ溝
32が凹設されている。33は電線ガイド30に下端が
螺着されたガイドピンであって、該ピン33の先端部は
電線圧接刃27(またはラム26)の一端面に固定した
ガイドホルダ34のガイド孔35を貫通してのび、先端
部外周にストップスプリング36を嵌着すると共に、ガ
イドホルダ34と電線圧接刃27との間に弾性部材であ
るコイルスプリング37を介装することにより、前記圧
接面28とガイド面31が連続するように(図5a)常
時下向きに付勢されている。
【0013】38はリミットスイッチであって、その接
点レバー38aがガイドピン33の先端面33aに近接
するようにガイドホルダ34に固定されている。リミッ
トスイッチ38は、電線ガイド30と共に電線の圧接ミ
スを検知する機構を構成し、ガイドピン33がコイルス
プリング37の発条に抗して上昇し、先端面33aが接
点レバー38aを押し上げてその内部接点が閉じたと
き、図示しない警報回路が作動し、同時にラム26の下
降が停止して上昇復帰するようになっている。39は装
置10全体の電源スイッチ、39′は電線圧接刃27の
下降および上昇のスタート用スイッチである。
【0014】定格電線の収納装置40は架台41に複数
の電線収納体42を設けて成る。電線収納体42は、樋
状ないし筒状で、前記ジョイントブロック1の各列
,A……Aの数に対応して設け、それぞれ圧接
すべき所定の定格電線Wが同じ本数で予め収納されてい
る。
【0015】各収納体42の一端には蝶番43により結
合された開閉自在の蓋体44が設けられており、該蓋体
44は図4に示すように、2本のリンク45,46によ
りソレノイド47のシリンダ48に連結されている。5
0はソレノイドカバー49に設けたコントローラであっ
て、前記圧接装置10の装置本体11に設けた信号発生
器51に信号線52によって接続されており、ジョイン
トブロック1に1本の定格電線Wを圧接する毎に、信号
発生器51からの信号によって、所定の電線収納体42
の蓋体44が開き、次の定格電線Wのみを取り出し可能
にすると共に、その直前に開いていた蓋体蓋体44を閉
める如く構成されている。なお、装置本体11の内部に
は、パルスモータ21,ラム26,コントローラ50お
よび信号発生器51などの作動を制御するブログラミン
グされた制御回路が設けられている。
【0016】次に、電線の圧接作業について説明する。
図1において、受台15にジョイントブロック1をセッ
トして、電源スイッチ39をONにすると、パルスモー
タ21(図2)が作動し、スライド板17が図面手前方
向に移動し、両側の軸合わせ治具24の係止溝25に張
設係止される定格電線Wに対して、ジョイントブロック
1の圧接端子3群の第1列A(図6)が対向する位置
で停止する。
【0017】この最初の停止位置では、信号発生器51
からの信号によってコントローラ50が作動し、唯一の
電線収納体42(図面中左後方)の蓋体44が前記ソレ
ノイド47とリンク45,46との連結機構によって開
く。従って、作業者はこの開蓋した電線収納体42から
上記第1列Aに圧接すべき定格電線Wのみを取り出す
ことができる。
【0018】取り出した定格電線Wを前述のように軸合
わせ治具24,24間に張設、係止して、第1列A
圧接端子3群に載置させスタート用スイッチ39′をO
Nすると、ラム26が下降し、電線圧接刃27の圧接面
28が定格電線Wを図5bに示す如く拾いつつ押下げ、
圧接端子3のスロット4に圧入固定した後、ラム26が
上昇復帰する。電線圧接時において、電線圧接刃27の
両端側に装備された電線屈曲治具29が、定格電線Wの
両端部をジョイントブロック1の凹部5に押し込む。以
上の電線圧入工程は特開昭62−58570号によって
既知であるので、詳細な説明は省略する。
【0019】電線の圧接終了に続いて、前記パルスモー
タ21が作動し、ジョイントブロック1は1ピッチ手前
側に間欠移動して停止する。同時に、既に開いていた先
の蓋体44が閉じ、次の電線収納体42の蓋体44が開
き、所定の定格電線Wのみを取り出すことができる状態
となり、次の圧接準備が調う。
【0020】このようにして、ジョイントブロック1の
各列A,A……の圧接端子3群に、予め指定された
定格電線Wを誤りなく選択的に取り出して順次圧接する
ことができる。
【0021】以上は定格電線Wが圧接端子3のスロット
4に正常に圧接される場合である。しかし、図5aのよ
うに、定格電線Wの軸芯が電線ガイド30のガイド面3
1の先端部31aの外側に位置するときには、該ガイド
面31によっても定格電線Wをスロット4側に案内する
ことができない。この場合には、電線圧接刃27の下降
に際し、ガイド面31の先端部31aが基板2の上に外
れ落ちた定格電線Wに衝合する。これにより、電線ガイ
ド30は図3に示すように、前記コイルスプリング37
に抗して上昇し、そのガイドピン33の端面33aがマ
イクロスイッチ38の接点レバー38aを押圧して該ス
イッチ38の内部接点を閉成させる。
【0022】その結果、前記警報回路のブザーまたはラ
ンプが作動すると共に、ラム26の下降も停止し、作業
者は電線圧接ミスの発生を知ることができる。この場合
には、定格電線Wの圧接作業を始めからやり直せばよ
く、不良品の発生を未然に防止することができる。な
お、圧接ミスが発生したときは、ラム26が所定位置ま
で下降しないから、前記信号発生器51からの信号がコ
ントローラ50に対して発信されず、次の電線収納体4
2の蓋体44も開かない。
【0023】以上は定格電線の収納装置および定格電線
の供給方法をジョイントブロック1に対して定格電線W
を順次圧接するのに使用した例について説明したが、こ
れに限定されず、例えば該定格電線の端末に所定の端子
を圧着して、これを多極コネクタハウジングの所定の端
子挿入室に挿入、係止するなど、他の目的にも適用でき
ることは容易に理解できよう。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
同一または異なる種類の複数の定格電線をそれぞれ収納
する複数の電線収納体を設け、該複数の電線収納体の一
端に開閉自在の蓋体を設け、各蓋体の開閉を前記定格電
線の供給順序に対応させて行わせるようにしたので、所
定の定格電線のみが選択的に取り出され、従って、定格
電線の誤配線などが生じるおそれがなく、作業能率を大
巾に向上させ、不良品の発生を未然に防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る圧接装置の一実施例を示す外観斜
視図である。
【図2】図1の装置の電線圧接部分を示す拡大側面図で
ある。
【図3】図1の電線圧接刃の部分の拡大斜視図、
【図4】図1の電線収納体の要部拡大断面図である。
【図5】a〜cはそれぞれ電線の圧接過程および圧接ミ
ス検知機構の説明図である。
【図6】本発明の説明に供するジョイントブロックの斜
視図である。
【符号の説明】 1 ジョイントブロック 2 基板 3 圧接端子 10 圧接装置 13 台盤 15 受台 24 軸合わせ治具 26 ラム 27 電線圧接刃 28 圧接面 30 電線ガイド 31 ガイド面 33 ガイドピン 34 ガイドホルダ 37 コイルスプリング 38 マイクロスイッチ 40 定格電線の収納装置 42 電線収納体 44 蓋体 47 ソレノイド 50 コントローラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジョイントブロックの基板に所定のピッ
    チで複数列に挿着された複数の圧接端子に対して一方の
    列から他方の列に向けて各列に用意された定格電線を順
    次圧接接続する方法において、前記各列に用意された同
    一または異なる種類の複数の定格電線をそれぞれ収納す
    る複数の電線収納体を設け、該複数の電線収納体の一端
    に開閉自在の蓋体を設け、各蓋体の開閉を前記定格電線
    の圧接順序に対応させて行わせることを特徴とする圧接
    電線の選択方法。
JP6108777A 1994-05-23 1994-05-23 定格電線の収納装置および定格電線の供給方法 Pending JPH07147168A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6108777A JPH07147168A (ja) 1994-05-23 1994-05-23 定格電線の収納装置および定格電線の供給方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6108777A JPH07147168A (ja) 1994-05-23 1994-05-23 定格電線の収納装置および定格電線の供給方法

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63173693A Division JPH06101256B2 (ja) 1988-07-14 1988-07-14 電線の圧接装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07147168A true JPH07147168A (ja) 1995-06-06

Family

ID=14493218

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6108777A Pending JPH07147168A (ja) 1994-05-23 1994-05-23 定格電線の収納装置および定格電線の供給方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07147168A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111834856A (zh) * 2020-06-30 2020-10-27 比克希汽车科技(合肥)有限公司 一种改进型半自动压接机

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5895004A (ja) * 1981-12-02 1983-06-06 Fujitsu Ltd 物品収納装置
JPS6396818A (ja) * 1986-10-13 1988-04-27 住友電装株式会社 ハーネス組立用の端子挿入案内装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5895004A (ja) * 1981-12-02 1983-06-06 Fujitsu Ltd 物品収納装置
JPS6396818A (ja) * 1986-10-13 1988-04-27 住友電装株式会社 ハーネス組立用の端子挿入案内装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111834856A (zh) * 2020-06-30 2020-10-27 比克希汽车科技(合肥)有限公司 一种改进型半自动压接机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6722021B2 (en) Crimping apparatus
US4936011A (en) Method of inserting a terminated wire lead into a connector cavity
JP2792917B2 (ja) 接触部を有する導電体をプラグケースに自動的に取り付ける方法及び装置
JPH09290332A (ja) ゴム栓挿入装置とゴム栓供給方法及びゴム栓挿入方法
US4825537A (en) Automated crimped wire harness fabricator
WO1995026583A1 (en) Method and apparatus for manufacturing wire pressure-welding harness
JPH0224914A (ja) 電線の圧接装置
JPH06267634A (ja) 端子圧着装置
US5063656A (en) Apparatus for making a wire harness
JPH09167671A (ja) 端子挿入方法及び装置
JPH07147168A (ja) 定格電線の収納装置および定格電線の供給方法
JP2004220891A (ja) サブハーネス製造装置及びサブハーネス製造方法
JP3060834B2 (ja) 端子圧着装置
US3555672A (en) High speed semiautomatic termination of coaxial cable
US5165167A (en) Press tool for cutting conductors and terminating electrical connectors
JPH0745352A (ja) 異種端子付テープおよび端子圧着機
JP2001324531A (ja) コネクタ導通検査装置及びコネクタ導通検査方法
JPH0142085B2 (ja)
CN209844181U (zh) 一种端子线接线机
JPH0145953B2 (ja)
JP4077390B2 (ja) コネクタ製造装置及びコネクタ製造方法
JPH01313872A (ja) 電線付端子のコネクタハウジングへの挿入方法及び装置
JPH01313871A (ja) 電線付端子のコネクタハウジングへの挿入方法及び装置
JPH0613151A (ja) 多芯ケーブルの布線装置
JPH01313870A (ja) 電線と端子の連続圧着方法