JPH0714945B2 - ピリドベンゾオキサジン類 - Google Patents
ピリドベンゾオキサジン類Info
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- JPH0714945B2 JPH0714945B2 JP11455888A JP11455888A JPH0714945B2 JP H0714945 B2 JPH0714945 B2 JP H0714945B2 JP 11455888 A JP11455888 A JP 11455888A JP 11455888 A JP11455888 A JP 11455888A JP H0714945 B2 JPH0714945 B2 JP H0714945B2
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- Japan
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- methyl
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- compound
- dihydro
- benzoxazine
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- Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)
- Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
- Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、抗菌性化合物およびその製造中間体に関すも
のである。
のである。
従来技術 オフロキサシン((±)−9−フルオロ−3−メチル−
10−(4−メチル−1−ピペラジニル)−7−オキソ−
2,3−ジヒドロ−7H−ピリド[1,2,3−de][1,4]ベン
ゾオキサジン−6−カルボン酸:特開昭57−46986号公
報参照)は優れた合成抗菌剤として知られている。
10−(4−メチル−1−ピペラジニル)−7−オキソ−
2,3−ジヒドロ−7H−ピリド[1,2,3−de][1,4]ベン
ゾオキサジン−6−カルボン酸:特開昭57−46986号公
報参照)は優れた合成抗菌剤として知られている。
解決しようとする問題点 オフロキサシンは、その構造において3位が不斉炭素で
あり、通常の製法ではラセミ体((±)体比旋光度
[α]D0゜)として得られている。
あり、通常の製法ではラセミ体((±)体比旋光度
[α]D0゜)として得られている。
本発明者は、このものの光学活性体を取得し、3S体
((−)体が(±)体の約2倍の抗菌活性を有するとと
もに(+)体に比べて毒性が小さく、3R体((+)体)
は約1/10〜1/100の抗菌活性であるにもかかわらず
(±)と同程度の毒性を有すること、および各光学活性
体は水溶性がよく注射剤としても利用可能であることを
見出し、更にこの光学活性体の製造に有用な中間体を見
出し本発明を完成した。
((−)体が(±)体の約2倍の抗菌活性を有するとと
もに(+)体に比べて毒性が小さく、3R体((+)体)
は約1/10〜1/100の抗菌活性であるにもかかわらず
(±)と同程度の毒性を有すること、および各光学活性
体は水溶性がよく注射剤としても利用可能であることを
見出し、更にこの光学活性体の製造に有用な中間体を見
出し本発明を完成した。
問題点を解決するための手段 構 成 本発明は、式IVで表わされる化合物 式VIで表わされる化合物 式VIIで表わされる化合物 式VIIIで表わされる化合物 および式IXで表わされる化合物 に関する。
式中のX1およびX2はフッ素、塩素等のハロゲン原子を意
味するが、特に両方がフッ素の化合物が好ましい。R1お
よびR2はそれぞれ、メチル、エチル、プロピル等の低級
アルキルを意味し、特にメチルが好ましい。R3は、置換
スルホニル基、例えば、パラトルエンスルホニル、ベン
ゼンスルホニル、メタンスルホニルを、アルコキシカル
ボニル基、例えば第三級ブトキシカルボニルを、または
アラルキルオキシカルボニル基、例えばベンジルオキシ
カルボニル、パラメトキシベンジルオキシカルボニルを
意味し、置換スルホニル基、中でもパラトルエンスルホ
ニル基が好ましい。R4は低級アルキル基を、R5は水素原
子または低級アルキル基を意味する。nは1〜3の整数
を意味するが通常は1または2が適当である。
味するが、特に両方がフッ素の化合物が好ましい。R1お
よびR2はそれぞれ、メチル、エチル、プロピル等の低級
アルキルを意味し、特にメチルが好ましい。R3は、置換
スルホニル基、例えば、パラトルエンスルホニル、ベン
ゼンスルホニル、メタンスルホニルを、アルコキシカル
ボニル基、例えば第三級ブトキシカルボニルを、または
アラルキルオキシカルボニル基、例えばベンジルオキシ
カルボニル、パラメトキシベンジルオキシカルボニルを
意味し、置換スルホニル基、中でもパラトルエンスルホ
ニル基が好ましい。R4は低級アルキル基を、R5は水素原
子または低級アルキル基を意味する。nは1〜3の整数
を意味するが通常は1または2が適当である。
本発明の化合物は最終頁に示す反応式で例示される方法
で製造することができる。
で製造することができる。
反応式の化学構造式中、R1、R2、R3、R4、R5、X1、X2お
よびnは前記と同じ意味を有し、X3はヒドロキシル、ハ
ロゲン、アルコキシル(活性エステル残基)、酸無水物
残基等のカルボキシル基およびその反応性誘導体残基を
意味する。
よびnは前記と同じ意味を有し、X3はヒドロキシル、ハ
ロゲン、アルコキシル(活性エステル残基)、酸無水物
残基等のカルボキシル基およびその反応性誘導体残基を
意味する。
すなわち、3−低級アルキル−7,8−ジハロゲノ−1,4−
ベンゾオキサジン誘導体IIと環状アミノ酸またはその反
応性誘導体IIIをアミド結合形成反応、例えば、酸クロ
リド法、活性エステル法、酸無水物法、DCC法、により
縮合させると化合物IVが生成する。最も普通にはX3が塩
素である酸クロリドIIIを有機溶媒中で化合物IIと室温
で撹拌して反応させればよい。生成物は一般的な方法で
単離、精製することができる。
ベンゾオキサジン誘導体IIと環状アミノ酸またはその反
応性誘導体IIIをアミド結合形成反応、例えば、酸クロ
リド法、活性エステル法、酸無水物法、DCC法、により
縮合させると化合物IVが生成する。最も普通にはX3が塩
素である酸クロリドIIIを有機溶媒中で化合物IIと室温
で撹拌して反応させればよい。生成物は一般的な方法で
単離、精製することができる。
この反応において、環状アミノ酸またはその反応性誘導
体IIIの二種の異性体の一方、すなわち、S体またはR
体を用いるとIVの化合物のジアステレオマーの混合物を
分離するのが容易である。すなわち、SまたはR−プロ
リン、SまたはR−ピペコリン酸の誘導体等が適当であ
り、最も好ましい化合物IIIの例としては、(S)−N
−ベンゼンスルホニルプロリンおよび(S)−N−パラ
トルエンスルホニルプロリンがある。ジアステレオマー
IVの混合物は、分別結晶もしくはシリカゲル等を担体と
するクロマトグラフィーまたはそれらの組合せによって
分離することができる。
体IIIの二種の異性体の一方、すなわち、S体またはR
体を用いるとIVの化合物のジアステレオマーの混合物を
分離するのが容易である。すなわち、SまたはR−プロ
リン、SまたはR−ピペコリン酸の誘導体等が適当であ
り、最も好ましい化合物IIIの例としては、(S)−N
−ベンゼンスルホニルプロリンおよび(S)−N−パラ
トルエンスルホニルプロリンがある。ジアステレオマー
IVの混合物は、分別結晶もしくはシリカゲル等を担体と
するクロマトグラフィーまたはそれらの組合せによって
分離することができる。
分離されたジアステレオマーVは、加水分解(通常は塩
基性条件下)することにより3S−7,8−ジハロゲノ−3
−低級アルキル−1,4−ベンゾオキサジンVIに導くこと
ができ、このものは公知の反応でエトキシメチレンマロ
ン酸ジ低級アルキルエステルと反応させて3S−(7,8−
ジハロゲノ−3−低級アルキル−2,3−ジヒドロ−4H−
1,4−ジベンゾオキサジン−4−イル)メチレンマロン
酸ジアルキルエステルVIIとなし、これをポリリン酸ま
たはそのエステルと加熱反応させて3S−9,10−ジハロゲ
ノ−3−低級アルキル−7−オキソ−2,3−ジヒドロ−7
H−ピリド[1,2,3−de][1,4]ベンゾオキサジン−6
−カルボン酸またはそのエステルVIIIに導き、要すれば
加水分解後さらにこれをN−低級アルキルピペラジンと
反応させて10−置換体Iを製造することができる。
基性条件下)することにより3S−7,8−ジハロゲノ−3
−低級アルキル−1,4−ベンゾオキサジンVIに導くこと
ができ、このものは公知の反応でエトキシメチレンマロ
ン酸ジ低級アルキルエステルと反応させて3S−(7,8−
ジハロゲノ−3−低級アルキル−2,3−ジヒドロ−4H−
1,4−ジベンゾオキサジン−4−イル)メチレンマロン
酸ジアルキルエステルVIIとなし、これをポリリン酸ま
たはそのエステルと加熱反応させて3S−9,10−ジハロゲ
ノ−3−低級アルキル−7−オキソ−2,3−ジヒドロ−7
H−ピリド[1,2,3−de][1,4]ベンゾオキサジン−6
−カルボン酸またはそのエステルVIIIに導き、要すれば
加水分解後さらにこれをN−低級アルキルピペラジンと
反応させて10−置換体Iを製造することができる。
また、化合物VIIまたは化合物VIIIを三フッ化ホウ素ま
たは三フッ化ホウ素錯体と加熱縮合させてキレート化合
物IXとなし、これをN−低級アルキルピペラジンと反応
させて10−置換体Iを製造することもできる(特開昭57
−46986号、同58−29789号、同58−43977号、同58−725
88号公報参照)。
たは三フッ化ホウ素錯体と加熱縮合させてキレート化合
物IXとなし、これをN−低級アルキルピペラジンと反応
させて10−置換体Iを製造することもできる(特開昭57
−46986号、同58−29789号、同58−43977号、同58−725
88号公報参照)。
また、化合物Iは次に例示する方法によっても製造でき
る。すなわち、(±)−9,10−ジフルオロ−3−ヒドロ
キシメチル−7−オキソ−2,3−ジヒドロ−7H−ピリド
[1,2,3−de][1,4]ベンゾオキサジン−6−カルボン
酸エチルを3,5−ジニトロ安息香酸クロリドなどで処理
して(±)−3−(3,5−ジニトロベンゾイルオキシ)
メチル体に導く。これを適当な方法、例えば高速液体ク
ロマトグラフィー(HPLC)を用いて二種の光学活性体に
分割する。
る。すなわち、(±)−9,10−ジフルオロ−3−ヒドロ
キシメチル−7−オキソ−2,3−ジヒドロ−7H−ピリド
[1,2,3−de][1,4]ベンゾオキサジン−6−カルボン
酸エチルを3,5−ジニトロ安息香酸クロリドなどで処理
して(±)−3−(3,5−ジニトロベンゾイルオキシ)
メチル体に導く。これを適当な方法、例えば高速液体ク
ロマトグラフィー(HPLC)を用いて二種の光学活性体に
分割する。
得られた光学活性体を炭酸水素ナトリウム等で処理し、
ベンゾイル部分を選択的に加水分解してヒドロキシメチ
ル体を製す。これをヨード化試薬を用いて3−ヨードメ
チル体となし、n−トリブチルスタンナン等で還元して
3−メチル体を製す。このものは単離精製することなく
酸性条件で加水分解すれば、3−メチル体の6−カルボ
ン酸とすることができる。これを、N−アルキルピペラ
ジンと加熱撹拌するなどの処理で反応させると10−(4
−アルキル−1−ピペラジニル)体Iを得ることができ
る。
ベンゾイル部分を選択的に加水分解してヒドロキシメチ
ル体を製す。これをヨード化試薬を用いて3−ヨードメ
チル体となし、n−トリブチルスタンナン等で還元して
3−メチル体を製す。このものは単離精製することなく
酸性条件で加水分解すれば、3−メチル体の6−カルボ
ン酸とすることができる。これを、N−アルキルピペラ
ジンと加熱撹拌するなどの処理で反応させると10−(4
−アルキル−1−ピペラジニル)体Iを得ることができ
る。
最終物質として得られた光学活性体の3S体Iおよび3R体
の抗菌活性をオフロキサシンと比較して表に示す。な
お、試験方法は、日本化学療法学会指定の標準法に準じ
た。
の抗菌活性をオフロキサシンと比較して表に示す。な
お、試験方法は、日本化学療法学会指定の標準法に準じ
た。
実施例1:3S−(+)−7,8−ジフルオロ−3−メチル−
4−[(S)−N−p−トルエンスルホニルプロリル]
−2,3−ジヒドロ−4H−[1,4]ベンゾオキサジン (S)−N−p−トルエンスルホニルプロリン61.9gと
塩化チオニルより製造した酸クロリドの乾燥ジクロルメ
タン(350ml)溶液を、(±)−7,8−ジフルオロ−3−
メチル−2,3−ジヒドロ−4H−[1,4]ベンゾオキサジン
32.8gおよびピリジン28mlの乾燥ジクロルメタン(300m
l)溶液に、室温撹拌下徐々に滴下した後、室温でさら
に4時間撹拌した。反応液を10%塩酸、飽和炭酸水素ナ
トリウム水溶液および飽和食塩水で順次洗浄した後、無
水硫酸マグネシウムで乾燥した。
4−[(S)−N−p−トルエンスルホニルプロリル]
−2,3−ジヒドロ−4H−[1,4]ベンゾオキサジン (S)−N−p−トルエンスルホニルプロリン61.9gと
塩化チオニルより製造した酸クロリドの乾燥ジクロルメ
タン(350ml)溶液を、(±)−7,8−ジフルオロ−3−
メチル−2,3−ジヒドロ−4H−[1,4]ベンゾオキサジン
32.8gおよびピリジン28mlの乾燥ジクロルメタン(300m
l)溶液に、室温撹拌下徐々に滴下した後、室温でさら
に4時間撹拌した。反応液を10%塩酸、飽和炭酸水素ナ
トリウム水溶液および飽和食塩水で順次洗浄した後、無
水硫酸マグネシウムで乾燥した。
ジクロルメタンを留去して得た油状残渣を酢酸エチル20
0mlに溶解し、撹拌しつつn−ヘキサン750mlを少量ずつ
滴下すると直ちに結晶(化合物IV:X1=X2=F、R1=C
H3、R3=p−トルエンスルホニル、n=1の(−)体)
が析出する。析出晶を濾去し、濾液を減圧乾固し、残渣
をシリカゲル500gのカラムクロマトに付し、ベンゼン−
酢酸エチル(50:1〜25:1)にて溶出し、油状物を得た。
この油状物をエタノール500mlに溶解し、室温下一昼夜
放置すると結晶が析出する。エタノールを留去して得た
結晶に、ジエチルエーテル及びn−ヘキサンを加えた後
濾取し、減圧乾燥すると3S−(+)−7,8−ジフルオロ
−3−メチル−4−[(S)−N−p−トルエンスルホ
ニルプロリル]−2,3−ジヒドロ−4H−[1,4]ベンゾオ
キサジン(化合物IV:X1=X2=F、R1=CH3、R3=p−ト
ルエンスルホニル、n=1の(+)体)33.4gが得られ
た。融点107〜108℃ [α]D+70.7゜(c=0.953,クロロホルム) 元素分析値 C21H22F2N2O4Sとして 計算値C 57.79 H 5.08 N 6.42 分析値C 58.05 H 5.14 N 6.47 実施例2:S−(−)−7,8−ジフルオロ−3−メチル−2,
3−ジヒドロ−4H−[1,4]ベンゾオキサジン 実施例1で得た(+)体32.8gをエタノール1に溶解
し1N水酸化ナトリウム溶液300mlを加え、3時間還流し
た。エタノールを留去して得た油状残渣をベンゼンで抽
出した。抽出液を飽和食塩水で洗浄後芒硝乾燥し、ベン
ゼンを留去した。残渣をシリカゲル200gのカラムクロマ
トグラフィーに付し、ベンゼンで溶出するとS−(−)
−7,8−ジフルオロ−3−メチル−2,3−ジヒドロ−4H−
[1,4]ベンゾオキサジン(VI:X1=X2=F、R1=C
H3)、12.7g(91.4%)が油状物として得られた。
0mlに溶解し、撹拌しつつn−ヘキサン750mlを少量ずつ
滴下すると直ちに結晶(化合物IV:X1=X2=F、R1=C
H3、R3=p−トルエンスルホニル、n=1の(−)体)
が析出する。析出晶を濾去し、濾液を減圧乾固し、残渣
をシリカゲル500gのカラムクロマトに付し、ベンゼン−
酢酸エチル(50:1〜25:1)にて溶出し、油状物を得た。
この油状物をエタノール500mlに溶解し、室温下一昼夜
放置すると結晶が析出する。エタノールを留去して得た
結晶に、ジエチルエーテル及びn−ヘキサンを加えた後
濾取し、減圧乾燥すると3S−(+)−7,8−ジフルオロ
−3−メチル−4−[(S)−N−p−トルエンスルホ
ニルプロリル]−2,3−ジヒドロ−4H−[1,4]ベンゾオ
キサジン(化合物IV:X1=X2=F、R1=CH3、R3=p−ト
ルエンスルホニル、n=1の(+)体)33.4gが得られ
た。融点107〜108℃ [α]D+70.7゜(c=0.953,クロロホルム) 元素分析値 C21H22F2N2O4Sとして 計算値C 57.79 H 5.08 N 6.42 分析値C 58.05 H 5.14 N 6.47 実施例2:S−(−)−7,8−ジフルオロ−3−メチル−2,
3−ジヒドロ−4H−[1,4]ベンゾオキサジン 実施例1で得た(+)体32.8gをエタノール1に溶解
し1N水酸化ナトリウム溶液300mlを加え、3時間還流し
た。エタノールを留去して得た油状残渣をベンゼンで抽
出した。抽出液を飽和食塩水で洗浄後芒硝乾燥し、ベン
ゼンを留去した。残渣をシリカゲル200gのカラムクロマ
トグラフィーに付し、ベンゼンで溶出するとS−(−)
−7,8−ジフルオロ−3−メチル−2,3−ジヒドロ−4H−
[1,4]ベンゾオキサジン(VI:X1=X2=F、R1=C
H3)、12.7g(91.4%)が油状物として得られた。
[α]D−9.6゜(c=2.17,クロロホルム) このものを塩酸塩としてX線解析することにより、絶対
配置がSと決定された。
配置がSと決定された。
実施例3:S−(−)−9,10−ジフルオロ−3−メチル−
7−オキソ−2,3−ジヒドロ−7H−ピリド[1,2,3−de]
[1,4]ベンゾオキサジン−6−カルボン酸エチルエス
テル 実施例2で得たS−(−)−ベンゾオキサジン誘導体1
5.8gに、ジエチル エトキシメチレンマロネート24.0g
を加え、減圧下に130〜140℃で1時間撹拌した。冷後、
反応液を無水酢酸50mlに溶解し、氷冷撹拌下これに無水
酢酸−濃硫酸(2:1v/v)混合液80mlを少量ずつ滴加し
た。室温で1時間撹拌後、浴温50〜60℃で30分撹拌し
た。反応液に氷水を加えた後、粉末の炭酸カリウムを加
えて中和しクロロホルムで抽出した。抽出液を飽和炭酸
水素ナトリウム水溶液、次いで飽和食塩水で洗浄し、芒
硝乾燥した。クロロホルムを留去し、残渣にジエチルエ
ーテルを加え、結晶を濾取して標記の化合物(VIII:X1
=X2=F、R1=CH3、R5=C2H5)20.0gを得た。融点257
〜258℃ [α]D−68.1゜(c=0.250、酢酸) 実施例4:S−(−)−9,10−ジフルオロ−3−メチル−
7−オキソ−2,3−ジヒドロ−7H−ピリド[1,2,3−de]
[1,4]ベンゾオキキジン−6−カルボン酸実施例3で
得たエステル体19.5gを酢酸150mlに溶解し、濃塩酸400m
lを加え3時間還流した。冷後析出晶を濾取し、水、エ
タノール、ジエチルエーテルで順次洗浄し乾燥すると、
対応するカルボン酸(VIII:X1=X2=F、R1=CH3、R5=
H)16.2gが得られた。
7−オキソ−2,3−ジヒドロ−7H−ピリド[1,2,3−de]
[1,4]ベンゾオキサジン−6−カルボン酸エチルエス
テル 実施例2で得たS−(−)−ベンゾオキサジン誘導体1
5.8gに、ジエチル エトキシメチレンマロネート24.0g
を加え、減圧下に130〜140℃で1時間撹拌した。冷後、
反応液を無水酢酸50mlに溶解し、氷冷撹拌下これに無水
酢酸−濃硫酸(2:1v/v)混合液80mlを少量ずつ滴加し
た。室温で1時間撹拌後、浴温50〜60℃で30分撹拌し
た。反応液に氷水を加えた後、粉末の炭酸カリウムを加
えて中和しクロロホルムで抽出した。抽出液を飽和炭酸
水素ナトリウム水溶液、次いで飽和食塩水で洗浄し、芒
硝乾燥した。クロロホルムを留去し、残渣にジエチルエ
ーテルを加え、結晶を濾取して標記の化合物(VIII:X1
=X2=F、R1=CH3、R5=C2H5)20.0gを得た。融点257
〜258℃ [α]D−68.1゜(c=0.250、酢酸) 実施例4:S−(−)−9,10−ジフルオロ−3−メチル−
7−オキソ−2,3−ジヒドロ−7H−ピリド[1,2,3−de]
[1,4]ベンゾオキキジン−6−カルボン酸実施例3で
得たエステル体19.5gを酢酸150mlに溶解し、濃塩酸400m
lを加え3時間還流した。冷後析出晶を濾取し、水、エ
タノール、ジエチルエーテルで順次洗浄し乾燥すると、
対応するカルボン酸(VIII:X1=X2=F、R1=CH3、R5=
H)16.2gが得られた。
融点>300℃ [α]D−65.6゜(c=0.985,DMSO) 実施例5:S−(−)−9−フルオロ−3−メチル−10−
(4−メチル−1−ピペラジニル)−7−オキソ−2,3
−ジヒドロ−7H−ピリド[1,2,3−de][1,4]ベンゾオ
キサジン−6−カルボン酸(オフロキサシンのS−
(−)体) 実施例4で得たカルボン酸14.3gをジエチルエーテル600
mlに懸濁し、三フッ化ホウ素ジエテルエーテルコンプレ
ックス70mlを加え、室温で5時間撹拌した。上澄を傾瀉
で除去し、残留物にジエチルエーテルを加えて濾取し、
ジエチルエーテルで洗浄後乾燥した。このものをジメチ
ルスルホキシド100mlに溶解し、トリエチルアミン14.2m
l及びN−メチルピペラジン7.3mlを加え室温で18時間撹
拌した。溶媒を減圧留去し、残渣にジエチルエーテルを
加え、濾取した黄色粉末を95%メタノール400mlに懸濁
し、トリエチルアミン25mlを加えて25時間加熱還流し
た。溶媒を減圧留去し、残渣を10%塩酸500mlに溶解
し、クロロホルムで3回洗浄後4N水酸化ナトリウム水溶
液でpH11とし、再び1N塩酸でpH7.3に調整してクロロホ
ルム(2×3)で抽出、芒硝乾燥した。クロロホルム
を留去し得られた結晶性固体をエタノール−ジエチルエ
ーテルより再結晶し、オフロキサシンのS−(−)体
(I:X1=F、R1=R2=CH3)12.0gを得た。
(4−メチル−1−ピペラジニル)−7−オキソ−2,3
−ジヒドロ−7H−ピリド[1,2,3−de][1,4]ベンゾオ
キサジン−6−カルボン酸(オフロキサシンのS−
(−)体) 実施例4で得たカルボン酸14.3gをジエチルエーテル600
mlに懸濁し、三フッ化ホウ素ジエテルエーテルコンプレ
ックス70mlを加え、室温で5時間撹拌した。上澄を傾瀉
で除去し、残留物にジエチルエーテルを加えて濾取し、
ジエチルエーテルで洗浄後乾燥した。このものをジメチ
ルスルホキシド100mlに溶解し、トリエチルアミン14.2m
l及びN−メチルピペラジン7.3mlを加え室温で18時間撹
拌した。溶媒を減圧留去し、残渣にジエチルエーテルを
加え、濾取した黄色粉末を95%メタノール400mlに懸濁
し、トリエチルアミン25mlを加えて25時間加熱還流し
た。溶媒を減圧留去し、残渣を10%塩酸500mlに溶解
し、クロロホルムで3回洗浄後4N水酸化ナトリウム水溶
液でpH11とし、再び1N塩酸でpH7.3に調整してクロロホ
ルム(2×3)で抽出、芒硝乾燥した。クロロホルム
を留去し得られた結晶性固体をエタノール−ジエチルエ
ーテルより再結晶し、オフロキサシンのS−(−)体
(I:X1=F、R1=R2=CH3)12.0gを得た。
融点 226〜230℃(分解) [α]D−76.9゜(c=0.655,0.05N NaOH) 実施例6:S−(−)−9−フルオロ−3−メチル−10−
(4−メチル−1−ピペラジニル)−7−オキソ−2,3
−ジヒドロ−7H−ピリド[1,2,3−de][1,4]ベンゾオ
キサジン−6−カルボン酸 S−(−)−9,10−ジフルオロ−3−メチル−6−カル
ボン酸281mgをジエチルエーテル30mlに懸濁し、室温撹
拌下、大過剰の三フッ化ホウ素エチルエーテルコンプレ
ックスを加えて、45分間反応させた。
(4−メチル−1−ピペラジニル)−7−オキソ−2,3
−ジヒドロ−7H−ピリド[1,2,3−de][1,4]ベンゾオ
キサジン−6−カルボン酸 S−(−)−9,10−ジフルオロ−3−メチル−6−カル
ボン酸281mgをジエチルエーテル30mlに懸濁し、室温撹
拌下、大過剰の三フッ化ホウ素エチルエーテルコンプレ
ックスを加えて、45分間反応させた。
沈澱物を濾取し、ジエチルエーテルで洗浄後減圧乾燥し
てキレート体IXを得た。分解点>300℃ 元素分析 C13H8BF4NO4として 計算値 C 47.46 H 2.46 N 4.26 分析値 C 47.68 H 2.59 N 4.32 このものの310mgをジメチルスルホキシド6mlに溶解し、
トリエチルアミン0.32mlおよびN−メチルピペラジン0.
13mlを加え、室温で17時間撹拌した後減圧乾固した。残
渣をジエチルエーテルで洗浄した後、トリエチルアミン
0.5mlを含む95%エタノール20mlに溶解して8時間加熱
還流した。冷後減圧乾固して得た残渣を、希塩酸(5
%)に溶解してクロロホルムと振り分け、水層を1N水酸
化ナトリウムでpH11とし、次いで1N塩酸でpH7.4に調整
した。これをクロロホルム(50×3)で抽出して芒硝乾
燥後クロロホルムを留去し、得た粉末をエタノール−ジ
エチルエーテルより再結晶し透明微針晶の目的物I120mg
を得た。
てキレート体IXを得た。分解点>300℃ 元素分析 C13H8BF4NO4として 計算値 C 47.46 H 2.46 N 4.26 分析値 C 47.68 H 2.59 N 4.32 このものの310mgをジメチルスルホキシド6mlに溶解し、
トリエチルアミン0.32mlおよびN−メチルピペラジン0.
13mlを加え、室温で17時間撹拌した後減圧乾固した。残
渣をジエチルエーテルで洗浄した後、トリエチルアミン
0.5mlを含む95%エタノール20mlに溶解して8時間加熱
還流した。冷後減圧乾固して得た残渣を、希塩酸(5
%)に溶解してクロロホルムと振り分け、水層を1N水酸
化ナトリウムでpH11とし、次いで1N塩酸でpH7.4に調整
した。これをクロロホルム(50×3)で抽出して芒硝乾
燥後クロロホルムを留去し、得た粉末をエタノール−ジ
エチルエーテルより再結晶し透明微針晶の目的物I120mg
を得た。
融点225〜227℃(分解) ▲[α]24 D▼−76.9゜(c=0.385,0.05N NaOH) 元素分析値 C18H20FN3O4・1/2H2Oとして 計算値:C 58.37 H 5.72 N 11.35 分析値:C 58.17 H 5.58 N 11.27 実施例7:ベンゾイルオキシ体の製造 (±)−9,10−ジフルオロ−3−ヒドロキシメチル−7
−オキソ−2,3−ジヒドロ−7H−ピリド[1,2,3−de]
[1,4]ベンゾオキサジン−6−カルボン酸エチル1gお
よびピリジン500mgを無水テトラヒドロフラン(THF)10
0mlに懸濁させ、3,5−ジニトロベンゾイルクロリド1.6g
を加えて90℃で還流させた。懸濁液は一旦溶解した後無
色沈澱が析出する。1.5時間反応させ、冷後沈澱物を濾
取し、エタノールとエーテルで洗浄後乾燥して、無色粉
末の(±)−9,10−ジフルオロ−3−(3,5−ジニトロ
ヘンゾンイルオキシ)メチル−7−オキソ−2,3−ジヒ
ドロ−7H−ピリド[1,2,3−de][1,4]ベンゾオキサジ
ン−6−カルボン酸エチルエステル1.2gを得た。融点24
0〜242℃ NMR(CDCl3/5%DMSO−d6) δ(ppm); 1.30(3H,t,J=7.0Hz,−CH2 CH 3) 4.26(2H,q,J=7.0Hz,−CH 2 CH3) 4.4〜5.4(5H,m) 7.76(1H,dd,J=11.0Hz,7.0Hz,C8−H) 8.8(1H,s,C5−H) 9.0(2H,d,J=3.0Hz,芳香環プロトン) 9.2(1H,t,J=3.0Hz,芳香環プロトン) 実施例8:光学分割 実施例7で得たジニトロベンゾイルオキシ体6mgを、蒸
留して精製したジメチルホルムアミド(DMF)約0.6mlに
溶解し、ミリポアフィルターにて濾過した後カラムに注
入し、HPLCを行なった。
−オキソ−2,3−ジヒドロ−7H−ピリド[1,2,3−de]
[1,4]ベンゾオキサジン−6−カルボン酸エチル1gお
よびピリジン500mgを無水テトラヒドロフラン(THF)10
0mlに懸濁させ、3,5−ジニトロベンゾイルクロリド1.6g
を加えて90℃で還流させた。懸濁液は一旦溶解した後無
色沈澱が析出する。1.5時間反応させ、冷後沈澱物を濾
取し、エタノールとエーテルで洗浄後乾燥して、無色粉
末の(±)−9,10−ジフルオロ−3−(3,5−ジニトロ
ヘンゾンイルオキシ)メチル−7−オキソ−2,3−ジヒ
ドロ−7H−ピリド[1,2,3−de][1,4]ベンゾオキサジ
ン−6−カルボン酸エチルエステル1.2gを得た。融点24
0〜242℃ NMR(CDCl3/5%DMSO−d6) δ(ppm); 1.30(3H,t,J=7.0Hz,−CH2 CH 3) 4.26(2H,q,J=7.0Hz,−CH 2 CH3) 4.4〜5.4(5H,m) 7.76(1H,dd,J=11.0Hz,7.0Hz,C8−H) 8.8(1H,s,C5−H) 9.0(2H,d,J=3.0Hz,芳香環プロトン) 9.2(1H,t,J=3.0Hz,芳香環プロトン) 実施例8:光学分割 実施例7で得たジニトロベンゾイルオキシ体6mgを、蒸
留して精製したジメチルホルムアミド(DMF)約0.6mlに
溶解し、ミリポアフィルターにて濾過した後カラムに注
入し、HPLCを行なった。
カラム:スミパックスOA−4200(2×25cm) 溶媒:n−ヘキサン/1.2−ジクロルエタン/エタノール=
6/3/1 流速:8ml/分 初めに溶出してくるフラクション((+)体のフラクシ
ョン)には、若干のラセミ体を原料が混在している(DM
Fに溶解した時に一部加水分解される)ため、前のフラ
クションのみさらにシリカゲルクロマトグラフィーに付
し、CHCl3〜10% MeOH/CHCl3を溶出溶媒として精製し
た。
6/3/1 流速:8ml/分 初めに溶出してくるフラクション((+)体のフラクシ
ョン)には、若干のラセミ体を原料が混在している(DM
Fに溶解した時に一部加水分解される)ため、前のフラ
クションのみさらにシリカゲルクロマトグラフィーに付
し、CHCl3〜10% MeOH/CHCl3を溶出溶媒として精製し
た。
以上の様な精製を繰返すことにより、ジニトロベンゾイ
ルオキシ体600mgより二種の光学活性体S(−)体とR
(+)体を各々250mgずつ得た。
ルオキシ体600mgより二種の光学活性体S(−)体とR
(+)体を各々250mgずつ得た。
R(+)体:保持時間56〜76分、カラム温度22℃ 融点235〜240℃、▲[α]23 D▼+90.8゜(c=0.852,D
MF) S(−)体:保持時間78〜98分、カラム温度22℃ 融点244〜249℃、▲[α]23 D▼−92.5゜(c=0.889,D
MF) 実施例9:S−(−)−9,10−ジフルオロ−3−ヒドロキ
シメチル−7−オキソ−2,3−ジヒドロ−7H−ピリド
[1,2,3−de][1,4]ベンゾオキサジン−6−カルボン
酸エチル S−(−)ジニトロベンゾイルオキシ体120mgをエタノ
ール10mlおよび飽和重曹水4mlに懸濁させ50〜60℃で2
時間加熱撹拌する。濃縮後水を加えて不溶物を濾取し、
水、95%エタノール、エーテルで順次洗浄し、無色結晶
としてS−(−)−3−ヒドロキシメチル体68mgを得
た。融点235〜240℃ 元素分析値 C15H13F2NO5として 計算値 C 55.39 H 4.03 N 4.31 分析値 C 55.44 H 4.01 N 4.49 ▲[α]23 D▼−125.9゜(c=0.918,DMF) 同様にしてR(+)ジニトロベンゾイルオキシ体からR
(+)−3−ヒドロキシメチルを得た。
MF) S(−)体:保持時間78〜98分、カラム温度22℃ 融点244〜249℃、▲[α]23 D▼−92.5゜(c=0.889,D
MF) 実施例9:S−(−)−9,10−ジフルオロ−3−ヒドロキ
シメチル−7−オキソ−2,3−ジヒドロ−7H−ピリド
[1,2,3−de][1,4]ベンゾオキサジン−6−カルボン
酸エチル S−(−)ジニトロベンゾイルオキシ体120mgをエタノ
ール10mlおよび飽和重曹水4mlに懸濁させ50〜60℃で2
時間加熱撹拌する。濃縮後水を加えて不溶物を濾取し、
水、95%エタノール、エーテルで順次洗浄し、無色結晶
としてS−(−)−3−ヒドロキシメチル体68mgを得
た。融点235〜240℃ 元素分析値 C15H13F2NO5として 計算値 C 55.39 H 4.03 N 4.31 分析値 C 55.44 H 4.01 N 4.49 ▲[α]23 D▼−125.9゜(c=0.918,DMF) 同様にしてR(+)ジニトロベンゾイルオキシ体からR
(+)−3−ヒドロキシメチルを得た。
融点231〜234℃ ▲[α]23 D▼+125.9゜(c=0.715,DMF) 実施例10:S−(−)−9,10−ジフルオロ−3−ヨードメ
チル−7−オキソ−2,3−ジヒドロ−7H−ピリド[1,2,3
−de][1,4]ベンゾオキサジン−6−カルボン酸エチ
ル S−(−)−3−ヒドロキシメチル体63mgを無水DMF12m
lに懸濁し、70〜80℃に加熱撹拌して溶解させて室温に
戻した。得た溶液に、トリフェニルフォスファイトメチ
オダイド340mgを加え、1.5時間撹拌した。溶媒を減圧留
去後、残渣をクロロホルムに溶解し、チオ硫酸ナトリウ
ム水溶液、次いで飽和食塩水で分配した後、クロロホル
ム層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し溶媒を留去した。
残渣にジエチルエーテルを加えて撹拌し、析出した固体
を濾取してジエチルエーテルで洗浄し、減圧乾燥して白
色粉末の標記化合物78mgを得た。
チル−7−オキソ−2,3−ジヒドロ−7H−ピリド[1,2,3
−de][1,4]ベンゾオキサジン−6−カルボン酸エチ
ル S−(−)−3−ヒドロキシメチル体63mgを無水DMF12m
lに懸濁し、70〜80℃に加熱撹拌して溶解させて室温に
戻した。得た溶液に、トリフェニルフォスファイトメチ
オダイド340mgを加え、1.5時間撹拌した。溶媒を減圧留
去後、残渣をクロロホルムに溶解し、チオ硫酸ナトリウ
ム水溶液、次いで飽和食塩水で分配した後、クロロホル
ム層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し溶媒を留去した。
残渣にジエチルエーテルを加えて撹拌し、析出した固体
を濾取してジエチルエーテルで洗浄し、減圧乾燥して白
色粉末の標記化合物78mgを得た。
融点214〜217℃ 元素分析値 C15H12F2INO4として 計算値 C 41.40 H 2.78 N 3.22 分析値 C 41.16 H 2.58 N 2.99 同様にしてR(+)体を得ることができた。
実施例11:S−(−)−9,10−ジフルオロ−3−メチル−
7−オキソ−2,3−ジヒドロ−7H−ピリド[1,2,3−de]
[1,4]ベンゾオキサジン−6−カルボン酸 実施例10の化合物78mgを無水エタノール18mlに懸濁し、
60〜70℃で加熱撹拌して溶解させ、室温に戻した。得た
溶液に、n−トリブチルスタンナン0.2mlを加え、50〜6
0℃で1時間、室温で1時間撹拌した。溶媒を留去し、
残渣をシリカゲル8gのカラムクロマトグラフィーに付
し、クロロホルム−メタノール(40:1)で溶出させ粗メ
チル体を得た。これを氷酢酸2mlに溶解し、農塩酸4mlを
加えて40分間加熱還流した。反応液を濃縮し、水を加え
て析出した結晶を濾取した。水、エタノールおよびエー
テルで洗浄後減圧乾燥し、標記化合物の結晶22mgを得
た。融点>300℃ ▲[α]23 D▼−65.6゜(c=0.950,DMSO) 元素分析値 C13H9F2NO4として 計算値 C 55.52 H 3.23 N 4.98 分析値 C 55.79 H 3.20 N 4.91 同様にして(+)体も得た。
7−オキソ−2,3−ジヒドロ−7H−ピリド[1,2,3−de]
[1,4]ベンゾオキサジン−6−カルボン酸 実施例10の化合物78mgを無水エタノール18mlに懸濁し、
60〜70℃で加熱撹拌して溶解させ、室温に戻した。得た
溶液に、n−トリブチルスタンナン0.2mlを加え、50〜6
0℃で1時間、室温で1時間撹拌した。溶媒を留去し、
残渣をシリカゲル8gのカラムクロマトグラフィーに付
し、クロロホルム−メタノール(40:1)で溶出させ粗メ
チル体を得た。これを氷酢酸2mlに溶解し、農塩酸4mlを
加えて40分間加熱還流した。反応液を濃縮し、水を加え
て析出した結晶を濾取した。水、エタノールおよびエー
テルで洗浄後減圧乾燥し、標記化合物の結晶22mgを得
た。融点>300℃ ▲[α]23 D▼−65.6゜(c=0.950,DMSO) 元素分析値 C13H9F2NO4として 計算値 C 55.52 H 3.23 N 4.98 分析値 C 55.79 H 3.20 N 4.91 同様にして(+)体も得た。
▲[α]23 D▼+65.6゜(c=0.903,DMSO) 実施例12:S−(−)−9−フルオロ−3−メチル−10
(4−メチル−4−ピペラジニル)−7−オキソ−2,3
−ジヒドロ−7H−ピリド[1,2,3−de][1,4]ベンゾオ
キサジン−6−カルボン酸 S−(−)−9,10−ジフルオロ−3−メチル−7−オキ
ソ−2,3−ジヒドロ−7H−ピリド[1,2,3−de][1,4]
ベンゾオキキジン−6−カルボン酸21mgおよびN−メチ
ルピペラジン30mgを無水ジメチルスルホキシド3mlに溶
解し、130〜140℃で1時間撹拌した。溶媒を減圧留去
し、残渣にエタノール2mlを加え、析出した固体を濾取
して少量のエタノールおよびエーテルで順次洗浄した。
得られた粉末14mgを、シリカゲル5gのカラムクロマトグ
ラフィーに付し、クロロホルム−メタノール−水(7:3:
1)の下層溶液で溶出させてS−(−)−9−フルオロ
−3−メチル−10−(4−メチル−1−ピペラジニル)
−7−オキソ−2,3−ジヒドロ−7H−ピリド[1,2,3−d
e][1,4]ベンゾオキキジン−6−カルボン酸を得た。
又、上記濾取母液を分取し、薄層クロマトグラフィー
(シリカゲル、20×20cm、0.5mm)に付し、クロロホル
ム−メタノール−水(15:3:1)の下層溶液で展開して精
製した。両者を合わせ目的物14mgの結晶を得た。
(4−メチル−4−ピペラジニル)−7−オキソ−2,3
−ジヒドロ−7H−ピリド[1,2,3−de][1,4]ベンゾオ
キサジン−6−カルボン酸 S−(−)−9,10−ジフルオロ−3−メチル−7−オキ
ソ−2,3−ジヒドロ−7H−ピリド[1,2,3−de][1,4]
ベンゾオキキジン−6−カルボン酸21mgおよびN−メチ
ルピペラジン30mgを無水ジメチルスルホキシド3mlに溶
解し、130〜140℃で1時間撹拌した。溶媒を減圧留去
し、残渣にエタノール2mlを加え、析出した固体を濾取
して少量のエタノールおよびエーテルで順次洗浄した。
得られた粉末14mgを、シリカゲル5gのカラムクロマトグ
ラフィーに付し、クロロホルム−メタノール−水(7:3:
1)の下層溶液で溶出させてS−(−)−9−フルオロ
−3−メチル−10−(4−メチル−1−ピペラジニル)
−7−オキソ−2,3−ジヒドロ−7H−ピリド[1,2,3−d
e][1,4]ベンゾオキキジン−6−カルボン酸を得た。
又、上記濾取母液を分取し、薄層クロマトグラフィー
(シリカゲル、20×20cm、0.5mm)に付し、クロロホル
ム−メタノール−水(15:3:1)の下層溶液で展開して精
製した。両者を合わせ目的物14mgの結晶を得た。
融点220〜228℃(分解) 元素分析値 C18H20FN3O4として 計算値 C 59.82 H 5.58 N 11.63 分析値 C 60.01 H 5.69 N 11.53 ▲[α]24 D▼−68.8゜(c=0.711,0.05N−NaOH) MS(m/e);361(M+) NMR(CDCl3 δ(ppm): 1.63(3H,d,C3−CH 3) 2.38(3H,s,N−CH 3) 2.54〜2.60(4H,m,2×CH 2N) 3.40〜3.44(4H,m,2×CH 2N) 4.35〜4.52(3H,m,CH and CH 2) 7.76(1H,d,芳香環C8−H) 8.64(1H,s,C5−H) 同様にしてR(+)体を得た。
融点218〜226℃(分解)MS(m/e):361(M+) ▲[α]24 D▼+68.7゜(c=0.560,0.05N−NaOH) 実施例13:S−(−)−10−(4−エチル−1−ピペラジ
ニル)−9−フルオロ−3−メチル−7−オキソ−2,3
−ジヒドロ−7H−ピリド[1,2,3−de][1,4]ベンゾオ
キサジン−6−カルボン酸 N−メチルピペラジンの代りにN−エチルピペラジンを
用い、実施例5と同様に処理して標記の化合物を得た。
融点229〜230℃(分解) [α]D−67.0゜(c=0.585,H2O) NMR(CDCl3)δ(ppm): 1.16(3H,t,J=7Hz,−CH2 CH 3) 1.63(3H,d,J=7Hz,CH3) 2.53(2H,q,J=7Hz,−CH2 CH3) 2.57〜2.69(4H,m,2×CH2) 3.40〜3.53(4H,m,2×CH2) 4.32〜4.58(3H,m,CH and CH2) 7.77(1H,d,J=12Hz,C8−H) 8.67(1H,s,C5−H) 元素分析値 C19H22FN3O4として 計算値 C 60.79 H 5.91 N 11.19 分析値 C 60.97 H 5.91 N 11.30
ニル)−9−フルオロ−3−メチル−7−オキソ−2,3
−ジヒドロ−7H−ピリド[1,2,3−de][1,4]ベンゾオ
キサジン−6−カルボン酸 N−メチルピペラジンの代りにN−エチルピペラジンを
用い、実施例5と同様に処理して標記の化合物を得た。
融点229〜230℃(分解) [α]D−67.0゜(c=0.585,H2O) NMR(CDCl3)δ(ppm): 1.16(3H,t,J=7Hz,−CH2 CH 3) 1.63(3H,d,J=7Hz,CH3) 2.53(2H,q,J=7Hz,−CH2 CH3) 2.57〜2.69(4H,m,2×CH2) 3.40〜3.53(4H,m,2×CH2) 4.32〜4.58(3H,m,CH and CH2) 7.77(1H,d,J=12Hz,C8−H) 8.67(1H,s,C5−H) 元素分析値 C19H22FN3O4として 計算値 C 60.79 H 5.91 N 11.19 分析値 C 60.97 H 5.91 N 11.30
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂野 勝一 東京都江戸川区北葛西1丁目16番13号 第 一製薬中央研究所内 審査官 鶴見 秀紀
Claims (2)
- 【請求項1】一般式 (式中、X1およびX2はそれぞれハロゲン原子を意味す
る。R1は低級アルキル基を意味する。) で表される化合物。 - 【請求項2】X1およびX2がフッ素原子であり、R1がメチ
ル基である特許請求の範囲第1項の化合物
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11455888A JPH0714945B2 (ja) | 1988-05-13 | 1988-05-13 | ピリドベンゾオキサジン類 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11455888A JPH0714945B2 (ja) | 1988-05-13 | 1988-05-13 | ピリドベンゾオキサジン類 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61144640A Division JPS62252790A (ja) | 1985-06-20 | 1986-06-20 | ピリドベンゾオキサジン誘導体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01287086A JPH01287086A (ja) | 1989-11-17 |
| JPH0714945B2 true JPH0714945B2 (ja) | 1995-02-22 |
Family
ID=14640814
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11455888A Expired - Lifetime JPH0714945B2 (ja) | 1988-05-13 | 1988-05-13 | ピリドベンゾオキサジン類 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0714945B2 (ja) |
-
1988
- 1988-05-13 JP JP11455888A patent/JPH0714945B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01287086A (ja) | 1989-11-17 |
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