JPH0715302B2 - 船舶推進機 - Google Patents
船舶推進機Info
- Publication number
- JPH0715302B2 JPH0715302B2 JP60015414A JP1541485A JPH0715302B2 JP H0715302 B2 JPH0715302 B2 JP H0715302B2 JP 60015414 A JP60015414 A JP 60015414A JP 1541485 A JP1541485 A JP 1541485A JP H0715302 B2 JPH0715302 B2 JP H0715302B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- spline
- propeller
- propeller shaft
- casing
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 17
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 claims 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 6
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63H—MARINE PROPULSION OR STEERING
- B63H23/00—Transmitting power from propulsion power plant to propulsive elements
- B63H23/30—Transmitting power from propulsion power plant to propulsive elements characterised by use of clutches
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63H—MARINE PROPULSION OR STEERING
- B63H20/00—Outboard propulsion units, e.g. outboard motors or Z-drives; Arrangements thereof on vessels
- B63H20/14—Transmission between propulsion power unit and propulsion element
- B63H20/20—Transmission between propulsion power unit and propulsion element with provision for reverse drive
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63H—MARINE PROPULSION OR STEERING
- B63H20/00—Outboard propulsion units, e.g. outboard motors or Z-drives; Arrangements thereof on vessels
- B63H20/32—Housings
- B63H2020/323—Gear cases
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Ocean & Marine Engineering (AREA)
- Structure Of Transmissions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、船外機、船内外機等の船舶推進機に関する。
[従来の技術] 従来、たとえば特開昭55−99493号公報に示されるよう
な、「船舶に固定可能とされるケーシングと、ケーシン
グに支持され、ケーシングの後方に突出するプロペラ軸
と、プロペラ軸に同心かつスプライン結合されるギヤマ
ウント軸と、ギヤマウント軸上の所定位置に保持され、
駆動軸端に固定されるピニオンとの噛合いにより互いに
逆方向へ回転駆動され、推進方向の後方側に配置される
前進ギヤ、および推進方向の前方側に配置される後進ギ
ヤと、ギヤマウント軸に一体化され、上記両ギヤ間でギ
ヤマウント軸の軸方向へ移動し両ギヤのいずれか一方の
選択的に噛合うクラッチ体と、前進操作方向と後進操作
方向のいずれか一方に選択的に操作され、上記クラッチ
体を上記のように選択的に移動させるシフト操作部と、
ケーシングに支持され、プロペラ軸に設けられるスラス
ト伝達部に衝合する前進スラスト受部および後進スラス
ト受部とを備えてなる船舶推進機」が提案されている。
な、「船舶に固定可能とされるケーシングと、ケーシン
グに支持され、ケーシングの後方に突出するプロペラ軸
と、プロペラ軸に同心かつスプライン結合されるギヤマ
ウント軸と、ギヤマウント軸上の所定位置に保持され、
駆動軸端に固定されるピニオンとの噛合いにより互いに
逆方向へ回転駆動され、推進方向の後方側に配置される
前進ギヤ、および推進方向の前方側に配置される後進ギ
ヤと、ギヤマウント軸に一体化され、上記両ギヤ間でギ
ヤマウント軸の軸方向へ移動し両ギヤのいずれか一方の
選択的に噛合うクラッチ体と、前進操作方向と後進操作
方向のいずれか一方に選択的に操作され、上記クラッチ
体を上記のように選択的に移動させるシフト操作部と、
ケーシングに支持され、プロペラ軸に設けられるスラス
ト伝達部に衝合する前進スラスト受部および後進スラス
ト受部とを備えてなる船舶推進機」が提案されている。
上記船舶推進機によれば、プロペラ軸に作用するスラス
トを、該プロペラ軸に設けられるスラスト伝達部を介し
て、ケーシングに支持されている前進スラスト受部およ
び後進スラスト受部に伝達し、上記スラストのギヤマウ
ント軸への伝達を遮断することが可能である。これによ
り、前進ギヤおよび後進ギヤが所定位置に保持されてい
るギヤマウント軸を、上記スラストによって軸方向に変
位させることなく、ギヤとピニオンとの噛合いを常に適
正状態に維持することが可能である。
トを、該プロペラ軸に設けられるスラスト伝達部を介し
て、ケーシングに支持されている前進スラスト受部およ
び後進スラスト受部に伝達し、上記スラストのギヤマウ
ント軸への伝達を遮断することが可能である。これによ
り、前進ギヤおよび後進ギヤが所定位置に保持されてい
るギヤマウント軸を、上記スラストによって軸方向に変
位させることなく、ギヤとピニオンとの噛合いを常に適
正状態に維持することが可能である。
ところで、船舶推進機においては、プロペラ軸に固定さ
れているプロペラが、航行中に流木その他がヒットして
変形し、その回転中心軸周りの質量分布にアンバランス
を生ずることがある。このような場合には、プロペラ軸
に大きなラジアル荷重がプロペラの回転に一致して作用
することとなる。
れているプロペラが、航行中に流木その他がヒットして
変形し、その回転中心軸周りの質量分布にアンバランス
を生ずることがある。このような場合には、プロペラ軸
に大きなラジアル荷重がプロペラの回転に一致して作用
することとなる。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、上記船舶推進機は、プロペラ軸のプロペ
ラに近い部分をラジアル軸受を介してケーシングに支持
し、プロペラ軸のプロペラより遠い部分をギヤマウント
軸とギヤとの間、およびギヤとケーシングの間にラジア
ル軸受を配置してケーシングに支持している。
ラに近い部分をラジアル軸受を介してケーシングに支持
し、プロペラ軸のプロペラより遠い部分をギヤマウント
軸とギヤとの間、およびギヤとケーシングの間にラジア
ル軸受を配置してケーシングに支持している。
そこで、上記船舶推進機のプロペラに前述のような流木
その他のヒットを生ずると、プロペラ軸のプロペラより
遠い部分のラジアル支持状態にがたが大きいため前述の
大きなラジアル荷重によって大きな振れ回りを生ずる。
これにより、ギヤマウント軸のラジアル軸受、あるいは
プロペラ軸のラジアル軸受に大きな衝撃力が繰返して作
用し、これら軸受の耐久性を劣化する。また、ギヤマウ
ント軸そのものがシフトを兼ねるので、ギヤマウント軸
とギヤの間に配置されるラジアル軸受は軸方向に摺動さ
せられ、これも軸受の耐久性を損なう。
その他のヒットを生ずると、プロペラ軸のプロペラより
遠い部分のラジアル支持状態にがたが大きいため前述の
大きなラジアル荷重によって大きな振れ回りを生ずる。
これにより、ギヤマウント軸のラジアル軸受、あるいは
プロペラ軸のラジアル軸受に大きな衝撃力が繰返して作
用し、これら軸受の耐久性を劣化する。また、ギヤマウ
ント軸そのものがシフトを兼ねるので、ギヤマウント軸
とギヤの間に配置されるラジアル軸受は軸方向に摺動さ
せられ、これも軸受の耐久性を損なう。
また、プロペラ軸がギヤマウント軸とのスプライン嵌合
部まわりで大きく振れ回るため、スプラインが損傷し、
これが軸受の耐久性を更に損なう。
部まわりで大きく振れ回るため、スプラインが損傷し、
これが軸受の耐久性を更に損なう。
本発明は、船舶推進機の駆動軸出力をプロペラに伝える
出力軸を前後のギヤマウント軸とプロペラ軸とに分割し
て形成するに際し、プロペラ軸を確実にラジアル支持す
るとともに、ギヤマウント軸とプロペラ軸とのスプライ
ン嵌合部におけるスプラインの損傷を防ぐことを目的と
する。
出力軸を前後のギヤマウント軸とプロペラ軸とに分割し
て形成するに際し、プロペラ軸を確実にラジアル支持す
るとともに、ギヤマウント軸とプロペラ軸とのスプライ
ン嵌合部におけるスプラインの損傷を防ぐことを目的と
する。
[課題を解決するための手段] 本発明は、船舶に固定可能とされるケーシングと、ケー
シングに支持され、ケーシングの後方に突出するプロペ
ラ軸と、プロペラ軸に同心かつスプライン結合されるギ
ヤマウント軸と、ギヤマウント軸上の所定位置に保持さ
れ、駆動軸端に固定されるピニオンに噛合する前後一対
の垂直ベベルギヤと、ギヤマウント軸に一体回転可能に
結合され、上記両ギヤ間でギヤマウント軸の軸方向へ移
動し両ギヤのいずれか一方に選択的に噛合うクラッチ体
と、前進操作方向と後進操作方向のいずれか一方に選択
的に操作され、上記クラッチ体を上記のように選択的に
移動させるシフト操作部と、ケーシングに支持され、プ
ロペラ軸に設けられるスラスト伝達部に衝合する前進ス
ラスト受部および後進スラスト受部とを備えてなる船舶
推進機において、ギヤマウント軸後端の外周面にスプラ
インを形成する一方、プロペラ軸前端の内周面にスプラ
インを形成し、ギヤマウント軸後端のスプラインにプロ
ペラ軸前端のスプラインを外嵌するとともに、プロペラ
軸前端におけるスプライン形成部の外周面および該スプ
ライン形成部よりもプロペラ側のプロペラ軸外周面をラ
ジアル軸受を介してケーシングに支持するようにしたも
のである。
シングに支持され、ケーシングの後方に突出するプロペ
ラ軸と、プロペラ軸に同心かつスプライン結合されるギ
ヤマウント軸と、ギヤマウント軸上の所定位置に保持さ
れ、駆動軸端に固定されるピニオンに噛合する前後一対
の垂直ベベルギヤと、ギヤマウント軸に一体回転可能に
結合され、上記両ギヤ間でギヤマウント軸の軸方向へ移
動し両ギヤのいずれか一方に選択的に噛合うクラッチ体
と、前進操作方向と後進操作方向のいずれか一方に選択
的に操作され、上記クラッチ体を上記のように選択的に
移動させるシフト操作部と、ケーシングに支持され、プ
ロペラ軸に設けられるスラスト伝達部に衝合する前進ス
ラスト受部および後進スラスト受部とを備えてなる船舶
推進機において、ギヤマウント軸後端の外周面にスプラ
インを形成する一方、プロペラ軸前端の内周面にスプラ
インを形成し、ギヤマウント軸後端のスプラインにプロ
ペラ軸前端のスプラインを外嵌するとともに、プロペラ
軸前端におけるスプライン形成部の外周面および該スプ
ライン形成部よりもプロペラ側のプロペラ軸外周面をラ
ジアル軸受を介してケーシングに支持するようにしたも
のである。
[作用] 出力軸を前後に分割して形成する場合において、前進ギ
ヤと後進ギヤを装着したギヤマウント軸後端のスプライ
ンにプロペラ軸前端のスプラインを外嵌し、この外嵌部
の外周面および外嵌部よりもプロペラ側のプロペラ軸外
周面をラジアル軸受を介してケーシングに支持したの
で、前側の軸受を駆動軸側に近づけることができ、前後
一対の軸受のスパンを大きく取ってプロペラ軸を確実に
ラジアル支持できる。また、プロペラ軸前端におけるス
プライン形成部の外周面をラジアル軸受を介してケーシ
ングに支持しているので、スプライン嵌合部におけるプ
ロペラ軸の振れ回りを防止してスプラインの損傷を防ぐ
ことができる。
ヤと後進ギヤを装着したギヤマウント軸後端のスプライ
ンにプロペラ軸前端のスプラインを外嵌し、この外嵌部
の外周面および外嵌部よりもプロペラ側のプロペラ軸外
周面をラジアル軸受を介してケーシングに支持したの
で、前側の軸受を駆動軸側に近づけることができ、前後
一対の軸受のスパンを大きく取ってプロペラ軸を確実に
ラジアル支持できる。また、プロペラ軸前端におけるス
プライン形成部の外周面をラジアル軸受を介してケーシ
ングに支持しているので、スプライン嵌合部におけるプ
ロペラ軸の振れ回りを防止してスプラインの損傷を防ぐ
ことができる。
[実施例] 第1図は本発明の一実施例に係る船舶推進機10の全体構
成を示す模式図、第2図は船舶推進機10の要部を示す模
式図、第3図は第2図のIII−III線に沿う断面図、第4
図は船舶推進機10の要部を詳細に示す断面図である。
成を示す模式図、第2図は船舶推進機10の要部を示す模
式図、第3図は第2図のIII−III線に沿う断面図、第4
図は船舶推進機10の要部を詳細に示す断面図である。
船舶推進機10は、ケーシング11の上部にエンジン12を備
える船外機であり、ケーシング11を船舶に固定可能とさ
れている。推進機10は、船舶内に設置される遠隔制御装
置14によって運転制御可能とされている。15は操作ノ
ブ、16はシフトケーブル、17はスロットルケーブルであ
る。ケーシング11の下部には、ナット51によってケーシ
ング11に保持される軸受ハウジング52の中心部を貫通し
て後方に突出するプロペラ軸53が配設され、プロペラ軸
53の前方側にはギヤマウント軸54が同心かつスプライン
結合されている。すなわち、ギヤマウント軸54の後端の
外周面にスプライン54Aを形成する一方、プロペラ軸53
の前端の内周面にスプライン53Aを形成し、ギヤマウン
ト軸54の後端のスプライン54Aにプロペラ軸53の前端の
スプライン53Aを外嵌する。プロペラ軸53とギヤマウン
ト軸54は、出力軸を構成し、プロペラ軸53の後方突出端
には、ねじれ方向を左方向とするプロペラ55が固定さ
れ、ギヤマウント軸54には前進用ベベルギヤ56、後進用
ベベルギヤ57が遊転可能に装着されている。前進用ギヤ
56は推進方向の後方側に配置され、後進用ギヤ57はその
前方側に配置されてる。また、両ギヤ56、57は、エンジ
ン12により駆動される駆動軸58の下端に固定されている
ピニオン59との噛合いにより互いに逆方向へ回転駆動可
能とされている。60は、軸受ハウジング52に装着されて
前進用ギヤ56を支持する軸受であり、61は、ケーシング
11に装着されて後進用ギヤ57を支持する軸受である。な
お、プロペラ軸53は、軸方向の2位置に設けられるラジ
アル軸受62、63、それら軸受62、63を保持する軸受ハウ
ジング52を介して、ケーシング11にラジアル支持されて
いる。すなわち、プロペラ軸53の前端におけるスプライ
ン(53A)形成部の外周面および該スプライン(53A)形
成部よりもプロペラ55側のプロペラ軸53の外周面をそれ
ぞれラジアル軸受62、63を介してケーシング11に支持す
る。また、プロペラ軸53は、フランジ状のスラスト伝達
部64を備え、プロペラ軸53に作用する前進スラストは、
スラスト伝達部64の前方側端面が形成する前進スラスト
伝達部64Fと、前進スラスト受部としての軸受60の端面
との衝合、プレート65を介してケーシング11に支持さ
れ、プロペラ軸53に作用する後進スラストは、スラスト
伝達部64の後方側端面が形成する後進スラスト伝達部64
Rと後進スラスト受部としてのスラスト軸受66との衝
合、スラスト軸受66を背面支持している軸受ハウジング
52およびナット51を介してケーシング11に支持される。
また、ギヤマウント軸54は、ラジアル軸受67、前進用ギ
ヤ56、軸受60、軸受ハウジング52を介してケーシング11
に支持され、ラジアル軸受68、後進用ギヤ57、軸受61を
介してケーシング11に支持される。また、両ギヤ56、57
は、それぞれ、ギヤ56とギヤマウト軸54との段差部との
衝合、ギヤ57とギヤマウント軸54の段差部との衝合によ
って、ギヤマウント軸54に対する所定位置に保持され、
ピニオン59との適正な噛合い状態を確保可能とされてい
る。
える船外機であり、ケーシング11を船舶に固定可能とさ
れている。推進機10は、船舶内に設置される遠隔制御装
置14によって運転制御可能とされている。15は操作ノ
ブ、16はシフトケーブル、17はスロットルケーブルであ
る。ケーシング11の下部には、ナット51によってケーシ
ング11に保持される軸受ハウジング52の中心部を貫通し
て後方に突出するプロペラ軸53が配設され、プロペラ軸
53の前方側にはギヤマウント軸54が同心かつスプライン
結合されている。すなわち、ギヤマウント軸54の後端の
外周面にスプライン54Aを形成する一方、プロペラ軸53
の前端の内周面にスプライン53Aを形成し、ギヤマウン
ト軸54の後端のスプライン54Aにプロペラ軸53の前端の
スプライン53Aを外嵌する。プロペラ軸53とギヤマウン
ト軸54は、出力軸を構成し、プロペラ軸53の後方突出端
には、ねじれ方向を左方向とするプロペラ55が固定さ
れ、ギヤマウント軸54には前進用ベベルギヤ56、後進用
ベベルギヤ57が遊転可能に装着されている。前進用ギヤ
56は推進方向の後方側に配置され、後進用ギヤ57はその
前方側に配置されてる。また、両ギヤ56、57は、エンジ
ン12により駆動される駆動軸58の下端に固定されている
ピニオン59との噛合いにより互いに逆方向へ回転駆動可
能とされている。60は、軸受ハウジング52に装着されて
前進用ギヤ56を支持する軸受であり、61は、ケーシング
11に装着されて後進用ギヤ57を支持する軸受である。な
お、プロペラ軸53は、軸方向の2位置に設けられるラジ
アル軸受62、63、それら軸受62、63を保持する軸受ハウ
ジング52を介して、ケーシング11にラジアル支持されて
いる。すなわち、プロペラ軸53の前端におけるスプライ
ン(53A)形成部の外周面および該スプライン(53A)形
成部よりもプロペラ55側のプロペラ軸53の外周面をそれ
ぞれラジアル軸受62、63を介してケーシング11に支持す
る。また、プロペラ軸53は、フランジ状のスラスト伝達
部64を備え、プロペラ軸53に作用する前進スラストは、
スラスト伝達部64の前方側端面が形成する前進スラスト
伝達部64Fと、前進スラスト受部としての軸受60の端面
との衝合、プレート65を介してケーシング11に支持さ
れ、プロペラ軸53に作用する後進スラストは、スラスト
伝達部64の後方側端面が形成する後進スラスト伝達部64
Rと後進スラスト受部としてのスラスト軸受66との衝
合、スラスト軸受66を背面支持している軸受ハウジング
52およびナット51を介してケーシング11に支持される。
また、ギヤマウント軸54は、ラジアル軸受67、前進用ギ
ヤ56、軸受60、軸受ハウジング52を介してケーシング11
に支持され、ラジアル軸受68、後進用ギヤ57、軸受61を
介してケーシング11に支持される。また、両ギヤ56、57
は、それぞれ、ギヤ56とギヤマウト軸54との段差部との
衝合、ギヤ57とギヤマウント軸54の段差部との衝合によ
って、ギヤマウント軸54に対する所定位置に保持され、
ピニオン59との適正な噛合い状態を確保可能とされてい
る。
69はクラッチ体であり、上記ギヤ56、57の間でギヤマウ
ント軸54上を軸方向へ摺動し、両ギヤ56、57のいずれか
一方に選択的に噛合い可能となっている。クラッチ体69
は、両端面に爪70、71を備え、爪70は、前進用ギヤ56の
爪72に係合可能とされ、爪71は、後進用ギヤ57の爪73に
係合可能とされている。74は、ギヤマウント軸54内へプ
ロペラ55の反対側端面から挿入されたプランジヤであ
る。前記ギヤマウト軸54には、軸方向に長い長穴(不図
示)が形成される。75はピンであり、プランジヤ74の一
端及び上記ギヤマウント軸54の長穴を貫通し、さらに前
記クラッチ体69を貫通して、クラッチ体69の外周に形成
された環状溝76に臨んでいる。この環状溝76にはコイル
ばね77が装着され、ピン75の脱落が防止されている。こ
のピン75はプランジヤ74とともに長穴の範囲内で軸方向
へ移動し、クラッチ体69を移動可能としている。
ント軸54上を軸方向へ摺動し、両ギヤ56、57のいずれか
一方に選択的に噛合い可能となっている。クラッチ体69
は、両端面に爪70、71を備え、爪70は、前進用ギヤ56の
爪72に係合可能とされ、爪71は、後進用ギヤ57の爪73に
係合可能とされている。74は、ギヤマウント軸54内へプ
ロペラ55の反対側端面から挿入されたプランジヤであ
る。前記ギヤマウト軸54には、軸方向に長い長穴(不図
示)が形成される。75はピンであり、プランジヤ74の一
端及び上記ギヤマウント軸54の長穴を貫通し、さらに前
記クラッチ体69を貫通して、クラッチ体69の外周に形成
された環状溝76に臨んでいる。この環状溝76にはコイル
ばね77が装着され、ピン75の脱落が防止されている。こ
のピン75はプランジヤ74とともに長穴の範囲内で軸方向
へ移動し、クラッチ体69を移動可能としている。
78は従動体であり、従動体78の一端はギヤマウント軸54
側へ延出し、前記プランジヤ74に、回転継手79を介して
相対回転可能にかつ軸方向に一体に結合されている。
側へ延出し、前記プランジヤ74に、回転継手79を介して
相対回転可能にかつ軸方向に一体に結合されている。
80はシフトロッドである。シフトロッド80の上端部には
シフトレバー81が固定され、シフトレバー81には、リン
ク82に一端がピン結合され、リンク82の他端は、ガイド
83の案内溝に沿って移動するとともに、前記シフトケー
ブル16Bの端部が結合されている。すなわち、シフトロ
ッド80は、遠隔制御装置14の操作ノブ15に加えるシフト
操作によって、前進操作方向と後進操作方向のいずれか
一方に選択的に回動操作可能とされている。シフトロッ
ド80の他端部には、シフトロッド80の回動中心軸に対し
てクランク状に偏心してなる駆動ピン84が設けられ、こ
の駆動ピン84は、前記従動体78に形成されている係合溝
85に装着されている。
シフトレバー81が固定され、シフトレバー81には、リン
ク82に一端がピン結合され、リンク82の他端は、ガイド
83の案内溝に沿って移動するとともに、前記シフトケー
ブル16Bの端部が結合されている。すなわち、シフトロ
ッド80は、遠隔制御装置14の操作ノブ15に加えるシフト
操作によって、前進操作方向と後進操作方向のいずれか
一方に選択的に回動操作可能とされている。シフトロッ
ド80の他端部には、シフトロッド80の回動中心軸に対し
てクランク状に偏心してなる駆動ピン84が設けられ、こ
の駆動ピン84は、前記従動体78に形成されている係合溝
85に装着されている。
これにより、船舶推進機10において、遠隔制御装置14の
操作ノブ15を前進操作方向(F方向)に操作すると、シ
フトロッド80の駆動ピン84が第3図に示すF方向に回動
し、従動体78を後方側に移動して、クラッチ体69を前進
用ギヤ56に係合させ、ギヤマウト軸54、プロペラ軸53、
プロペラ55を前進回転可能とする。他方、遠隔制御装置
14の操作ノブ15を後進操作方向(R方向)に操作する
と、シフトロッド80の駆動ピン84が第3図に示すR方向
に回動し、従動体78を前方側に移動して、クラッチ体69
を後進用ギヤ57に係合させ、ギヤマウント軸54、プロペ
ラ軸53、プロペラ55を後進回転可能とする。
操作ノブ15を前進操作方向(F方向)に操作すると、シ
フトロッド80の駆動ピン84が第3図に示すF方向に回動
し、従動体78を後方側に移動して、クラッチ体69を前進
用ギヤ56に係合させ、ギヤマウト軸54、プロペラ軸53、
プロペラ55を前進回転可能とする。他方、遠隔制御装置
14の操作ノブ15を後進操作方向(R方向)に操作する
と、シフトロッド80の駆動ピン84が第3図に示すR方向
に回動し、従動体78を前方側に移動して、クラッチ体69
を後進用ギヤ57に係合させ、ギヤマウント軸54、プロペ
ラ軸53、プロペラ55を後進回転可能とする。
しかして、上記実施例によれば、出力軸を前後に分割し
て形成する場合において、前進ギヤ56と後進ギヤ57を装
着したギヤマウント軸54後端のスプライン54Aにプロペ
ラ軸53前端のスプライン53Aを外嵌し、この外嵌部の外
周面および外嵌部よりもプロペラ55側のプロペラ軸53外
周面をラジアル軸受63を介してケーシング11に支持した
ので、前側の軸受62を駆動軸58側に近づけることがで
き、前後一対の軸受62、63のスパンを大きく取ってプロ
ペラ軸53を確実にラジアル支持できる。また、プロペラ
軸53前端におけるスプライン(53A)形成部の外周面を
ラジアル軸62を介してケーシング11に支持しているの
で、スプライン嵌合部におけるプロペラ軸53の振れ回り
を防止してスプライン53A、54Aの損傷を防ぐことができ
る。これにより、プロペラ軸53を支持しているラジアル
軸受62、63、ギヤマウント軸54を支持しているラジアル
軸受67、68の耐久性を向上し、安定した推進性能を確保
することが可能となる。
て形成する場合において、前進ギヤ56と後進ギヤ57を装
着したギヤマウント軸54後端のスプライン54Aにプロペ
ラ軸53前端のスプライン53Aを外嵌し、この外嵌部の外
周面および外嵌部よりもプロペラ55側のプロペラ軸53外
周面をラジアル軸受63を介してケーシング11に支持した
ので、前側の軸受62を駆動軸58側に近づけることがで
き、前後一対の軸受62、63のスパンを大きく取ってプロ
ペラ軸53を確実にラジアル支持できる。また、プロペラ
軸53前端におけるスプライン(53A)形成部の外周面を
ラジアル軸62を介してケーシング11に支持しているの
で、スプライン嵌合部におけるプロペラ軸53の振れ回り
を防止してスプライン53A、54Aの損傷を防ぐことができ
る。これにより、プロペラ軸53を支持しているラジアル
軸受62、63、ギヤマウント軸54を支持しているラジアル
軸受67、68の耐久性を向上し、安定した推進性能を確保
することが可能となる。
[発明の効果] 以上のように本発明によれば、船舶推進機の駆動軸出力
をプロペラに伝える出力軸を前後のギヤマウント軸とプ
ロペラ軸とに分割して形成するに際し、プロペラ軸を確
実にラジアル支持するとともに、ギヤマウント軸とプロ
ペラ軸とのスプライン嵌合部におけるスプラインの損傷
を防ぐことができる。
をプロペラに伝える出力軸を前後のギヤマウント軸とプ
ロペラ軸とに分割して形成するに際し、プロペラ軸を確
実にラジアル支持するとともに、ギヤマウント軸とプロ
ペラ軸とのスプライン嵌合部におけるスプラインの損傷
を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例に係る船舶推進機の全体構成
を示す模式図、第2図は同船舶推進機の要部を示す模式
図、第3図は第2図のIII−III線に沿う断面図、第4図
は同船舶推進機の要部を詳細に示す断面図である。 10…船舶推進機、11…ケーシング、53…プロペラ軸、53
A…スプライン、54…ギヤマウント軸、54A…スプライ
ン、55…プロペラ、56…前進用ギヤ、57…後進用ギヤ、
58…駆動軸、59…ピニオン、60…軸受、62、63…ラジア
ル軸受、64…スラスト伝達部、66…スラスト軸受、69…
クラッチ体、80…シフトロッド。
を示す模式図、第2図は同船舶推進機の要部を示す模式
図、第3図は第2図のIII−III線に沿う断面図、第4図
は同船舶推進機の要部を詳細に示す断面図である。 10…船舶推進機、11…ケーシング、53…プロペラ軸、53
A…スプライン、54…ギヤマウント軸、54A…スプライ
ン、55…プロペラ、56…前進用ギヤ、57…後進用ギヤ、
58…駆動軸、59…ピニオン、60…軸受、62、63…ラジア
ル軸受、64…スラスト伝達部、66…スラスト軸受、69…
クラッチ体、80…シフトロッド。
Claims (1)
- 【請求項1】船舶に固定可能とされるケーシングと、ケ
ーシングに支持され、ケーシングの後方に突出するプロ
ペラ軸と、プロペラ軸に同心かつスプライン結合される
ギヤマウント軸と、ギヤマウント軸上の所定位置に保持
され、駆動軸端に固定されるピニオンに噛合する前後一
対の垂直ベベルギヤと、ギヤマウント軸に一体回転可能
に結合され、上記両ギヤ間でギヤマウント軸の軸方向へ
移動し両ギヤのいずれか一方に選択的に噛合うクラッチ
体と、前進操作方向と後進操作方向のいずれか一方に選
択的に操作され、上記クラッチ体を上記のように選択的
に移動させるシフト操作部と、ケーシングに支持され、
プロペラ軸に設けられるスラスト伝達部に衝合する前進
スラスト受部および後進スラスト受部とを備えてなる船
舶推進機において、 ギヤマウント軸後端の外周面にスプラインを形成する一
方、プロペラ軸前端の内周面にスプラインを形成し、ギ
ヤマウント軸後端のスプラインにプロペラ軸前端のスプ
ラインを外嵌するとともに、 プロペラ軸前端におけるスプライン形成部の外周面およ
び該スプライン形成部よりもプロペラ側のプロペラ軸外
周面をラジアル軸受を介してケーシングに支持すること
を特徴とする船舶推進機。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60015414A JPH0715302B2 (ja) | 1985-01-31 | 1985-01-31 | 船舶推進機 |
| US06/819,743 US4689027A (en) | 1985-01-31 | 1986-01-16 | Transmission mechanism for a marine outboard drive |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60015414A JPH0715302B2 (ja) | 1985-01-31 | 1985-01-31 | 船舶推進機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61175345A JPS61175345A (ja) | 1986-08-07 |
| JPH0715302B2 true JPH0715302B2 (ja) | 1995-02-22 |
Family
ID=11888087
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60015414A Expired - Lifetime JPH0715302B2 (ja) | 1985-01-31 | 1985-01-31 | 船舶推進機 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4689027A (ja) |
| JP (1) | JPH0715302B2 (ja) |
Families Citing this family (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4850910A (en) * | 1987-05-29 | 1989-07-25 | Outboard Marine Corporation | Counter-rotation transmission |
| US4832637A (en) * | 1987-05-29 | 1989-05-23 | Brunswick Corporation | Marine engine driveshaft coupling |
| US4863406A (en) * | 1988-04-15 | 1989-09-05 | Outboard Marine Corporation | Marine propulsion device with two piece propeller shaft assembly including spring clip for releasably preventing relative movement between propeller shaft pieces |
| JPH01306392A (ja) * | 1988-06-01 | 1989-12-11 | Sanshin Ind Co Ltd | 船舶推進機の伝動装置 |
| US5147231A (en) * | 1989-01-11 | 1992-09-15 | Sanshin Kogyo Kabushiki Kaisha | Propeller driving system for marine propulsion unit |
| JP2904421B2 (ja) * | 1989-01-11 | 1999-06-14 | 三信工業株式会社 | 船舶推進機のプロペラ駆動装置 |
| JP2764439B2 (ja) * | 1989-08-30 | 1998-06-11 | 三信工業株式会社 | 船舶推進機の前後進切換装置 |
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| CA2036931A1 (en) * | 1990-04-09 | 1991-10-10 | Jeffrey P. Higby | Shiftable reversing transmission for marine propulsion device |
| US5327793A (en) * | 1991-02-05 | 1994-07-12 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Thrust bearings and bevel gears arrangement of marine propulsion unit |
| JPH06156382A (ja) * | 1992-11-28 | 1994-06-03 | Sanshin Ind Co Ltd | 船舶推進機の前後進切換装置 |
| JP3413440B2 (ja) * | 1994-05-31 | 2003-06-03 | ヤマハマリン株式会社 | 船舶推進装置 |
| JPH09301288A (ja) * | 1996-05-13 | 1997-11-25 | Sanshin Ind Co Ltd | 推進機 |
| JPH11129988A (ja) * | 1997-10-28 | 1999-05-18 | Sanshin Ind Co Ltd | 船外機のシフト機構 |
| JPH11334694A (ja) * | 1998-05-22 | 1999-12-07 | Sanshin Ind Co Ltd | 船外機のシフト装置 |
| SE522215C2 (sv) * | 2002-05-03 | 2004-01-20 | Volvo Penta Ab | Propelleraxel och till axeln anpassad propeller |
| NO336639B1 (no) * | 2013-04-23 | 2015-10-12 | Rolls Royce Marine As | Sammenstilling med hul aksel |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US1511868A (en) * | 1922-08-16 | 1924-10-14 | Dorsey F Asbury | Marine propulsion apparatus |
| US2973738A (en) * | 1957-07-15 | 1961-03-07 | Whitehouse Reinforced Plastics | Hinged marine drive unit |
| JPS4952297U (ja) * | 1972-08-17 | 1974-05-09 | ||
| US3937093A (en) * | 1974-09-05 | 1976-02-10 | Outboard Marine Corporation | Marine propulsion device with anchoring means for propeller shaft bearing carrier |
| US4302196A (en) * | 1979-01-24 | 1981-11-24 | Outboard Marine Corporation | Marine propulsion unit including propeller shaft thrust transmitting means |
-
1985
- 1985-01-31 JP JP60015414A patent/JPH0715302B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1986
- 1986-01-16 US US06/819,743 patent/US4689027A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US4689027A (en) | 1987-08-25 |
| JPS61175345A (ja) | 1986-08-07 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |