JPH0715765B2 - 情報記録媒体の製造方法 - Google Patents
情報記録媒体の製造方法Info
- Publication number
- JPH0715765B2 JPH0715765B2 JP2477287A JP2477287A JPH0715765B2 JP H0715765 B2 JPH0715765 B2 JP H0715765B2 JP 2477287 A JP2477287 A JP 2477287A JP 2477287 A JP2477287 A JP 2477287A JP H0715765 B2 JPH0715765 B2 JP H0715765B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- information recording
- coating
- recording medium
- film
- manufacturing information
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 産業上の利用分野 本発明は、ディスク状情報記録媒体を製造する方法に関
し、特に表面に保護被膜を施した光ディスクを製造する
方法に関する。
し、特に表面に保護被膜を施した光ディスクを製造する
方法に関する。
〔従来の技術〕 光ディスク、たとえばビデオディスクやコンパクトディ
スクの如く光線を利用して情報の書き込みまたは読み出
しを行なう方式の情報記録媒体を製造するに当っては、
硬質透明材料により平円板状の基体を成形し、その情報
記録面に記録用材料や光反射用材料などの薄膜を形成
し、さらにその上に保護用の被膜を形成する方法が用い
られ、保護被膜の上には必要に応じて更に各種の印刷な
どを施して製品が完成するものである。
スクの如く光線を利用して情報の書き込みまたは読み出
しを行なう方式の情報記録媒体を製造するに当っては、
硬質透明材料により平円板状の基体を成形し、その情報
記録面に記録用材料や光反射用材料などの薄膜を形成
し、さらにその上に保護用の被膜を形成する方法が用い
られ、保護被膜の上には必要に応じて更に各種の印刷な
どを施して製品が完成するものである。
かかる情報記録面上に設けられる保護被膜は、空気中の
水分や酸素による情報記録面の劣化を防ぐと共に摩擦や
衝撃などの外力に耐えるものであることが必要であり、
ピンホールが無く被膜強度が大きいことが要求される。
ところが、かかる保護被膜が厚いときは基体との膨張率
の差などによってディスクに歪が生ずるなどの問題があ
るので保護被膜は薄くかつ均一でなければならないとさ
れていた。そして、このような保護被膜としては、硬化
が常温で迅速に行なえるところから紫外線硬化性塗料が
選ばれ、また均一で薄く塗布するために平円板基体を高
速で回転しながらその表面に塗料を塗布する、いわゆる
スピンコート法が用いられていた。
水分や酸素による情報記録面の劣化を防ぐと共に摩擦や
衝撃などの外力に耐えるものであることが必要であり、
ピンホールが無く被膜強度が大きいことが要求される。
ところが、かかる保護被膜が厚いときは基体との膨張率
の差などによってディスクに歪が生ずるなどの問題があ
るので保護被膜は薄くかつ均一でなければならないとさ
れていた。そして、このような保護被膜としては、硬化
が常温で迅速に行なえるところから紫外線硬化性塗料が
選ばれ、また均一で薄く塗布するために平円板基体を高
速で回転しながらその表面に塗料を塗布する、いわゆる
スピンコート法が用いられていた。
解決しようとする問題点 前述のような従来の保護被膜の形成方法では、ディスク
基体は、情報記録面にたとえばアルミニウムの蒸着膜な
どを施したのちにスピンコート装置に移され、外部とは
遮断された無塵環境内で回転盤上に取付けたのち厚さ6
〜8μmの紫外線硬化性塗膜を形成し、次いで紫外線照
射を行なって保護被膜を硬化させ、その後スピンコート
装置から取り出すという手順が採用されていた。しかし
この方法では、漏足すべき性状の保護被膜が得られるも
ののスピンコート装置の稼働能率が低く、生産性を高め
ることができないという問題があった。
基体は、情報記録面にたとえばアルミニウムの蒸着膜な
どを施したのちにスピンコート装置に移され、外部とは
遮断された無塵環境内で回転盤上に取付けたのち厚さ6
〜8μmの紫外線硬化性塗膜を形成し、次いで紫外線照
射を行なって保護被膜を硬化させ、その後スピンコート
装置から取り出すという手順が採用されていた。しかし
この方法では、漏足すべき性状の保護被膜が得られるも
ののスピンコート装置の稼働能率が低く、生産性を高め
ることができないという問題があった。
そこで本発明は、情報記録媒体に対して性状の優れた保
護被膜を高精度かつ高能率で設ける方法を提供すること
を目的としたものである。
護被膜を高精度かつ高能率で設ける方法を提供すること
を目的としたものである。
問題点を解決するための手段 本発明者は、情報記録媒体の製造能率を高めるために従
来のスピンコート法による保護被膜の形成に代わる種々
の改良手段を検討したところ、驚くべきことに従来均一
な被膜の形成はできないと考えられていたスクリーン印
刷法を改良することにより、本発明の目的が達成できる
ことを見出した。
来のスピンコート法による保護被膜の形成に代わる種々
の改良手段を検討したところ、驚くべきことに従来均一
な被膜の形成はできないと考えられていたスクリーン印
刷法を改良することにより、本発明の目的が達成できる
ことを見出した。
すなわち、本発明の情報記録媒体の製造方法は、平円板
状基体の情報記録面に保護被膜を形成するに当り、水平
に保持した該情報記録面に対して350〜500メッシュの網
目スクリーンを通して粘度220〜250センチポイズの紫外
線硬化性塗料を平均厚さ10±3μmとなるように塗布
し、少くとも2秒の保持時間経過後に紫外線照射処理を
行なうことを特徴とするものである。
状基体の情報記録面に保護被膜を形成するに当り、水平
に保持した該情報記録面に対して350〜500メッシュの網
目スクリーンを通して粘度220〜250センチポイズの紫外
線硬化性塗料を平均厚さ10±3μmとなるように塗布
し、少くとも2秒の保持時間経過後に紫外線照射処理を
行なうことを特徴とするものである。
本発明の方法において用いられる網目スクリーンは、た
とえばポリエステル長繊維を経糸および緯糸として織成
した網であり、その目の数が1インチ当り350〜500のも
のである。目数が少いと塗膜が厚くなりかつ平滑さが不
充分となり、また目数が多すぎると塗膜が薄くピンホー
ルが生じ易い。
とえばポリエステル長繊維を経糸および緯糸として織成
した網であり、その目の数が1インチ当り350〜500のも
のである。目数が少いと塗膜が厚くなりかつ平滑さが不
充分となり、また目数が多すぎると塗膜が薄くピンホー
ルが生じ易い。
塗料として用いる紫外線硬化性塗料は、たとえばオリゴ
マー30〜50重量部、多官能性や単官能性のモノマーの混
合物20〜70重量部に、更に光重合開始剤0.5〜10重量部
を配合したものなどで、適宜染料や顔料などで着色され
ていてもよい。場合によっては溶剤などが含まれていて
もよいが、粘度は使用温度において220〜250センチポイ
ズの範囲にあることが必要であり、さらには230〜240セ
ンチポイズの範囲にあることが望ましい。
マー30〜50重量部、多官能性や単官能性のモノマーの混
合物20〜70重量部に、更に光重合開始剤0.5〜10重量部
を配合したものなどで、適宜染料や顔料などで着色され
ていてもよい。場合によっては溶剤などが含まれていて
もよいが、粘度は使用温度において220〜250センチポイ
ズの範囲にあることが必要であり、さらには230〜240セ
ンチポイズの範囲にあることが望ましい。
このような顔料の塗布厚さは10±3μmであることが必
要で、厚すぎるときは紫外線照射による硬化の速度が低
下し、乾燥度にムラが発生し易く、ディスクに反りが出
るなどの欠陥発生につながる。また塗布厚さが薄すぎる
と急激にピンホールが増加する。従って、塗布厚さは8
〜10μmの範囲にあることが特に望ましい。このように
塗布厚さを制御するには、たとえばスクリーンの張力を
8〜10kg/cmとし、スクリーン面が塗装面より約5〜8mm
離れるようにスクリーン枠を固定し、たとえばショア硬
度70程度のゴム製スキージをたとえば角度70゜で当て、
たとえば2.5〜3kg/cmの圧で、粘度230〜240センチポイ
ズの塗料をたとえば秒速10cmでスクリーンの上からスキ
ーズしながら塗布することができ、これによって平均約
9μmの厚さの塗膜が得られる。
要で、厚すぎるときは紫外線照射による硬化の速度が低
下し、乾燥度にムラが発生し易く、ディスクに反りが出
るなどの欠陥発生につながる。また塗布厚さが薄すぎる
と急激にピンホールが増加する。従って、塗布厚さは8
〜10μmの範囲にあることが特に望ましい。このように
塗布厚さを制御するには、たとえばスクリーンの張力を
8〜10kg/cmとし、スクリーン面が塗装面より約5〜8mm
離れるようにスクリーン枠を固定し、たとえばショア硬
度70程度のゴム製スキージをたとえば角度70゜で当て、
たとえば2.5〜3kg/cmの圧で、粘度230〜240センチポイ
ズの塗料をたとえば秒速10cmでスクリーンの上からスキ
ーズしながら塗布することができ、これによって平均約
9μmの厚さの塗膜が得られる。
このようにして得られた塗膜は、少くとも2秒経過した
後に紫外線の照射にさらすことによって硬化させる。こ
の際に保持時間が2秒より短いとピンホールの発生が増
加するが、長すぎても作業能率が低下するから、塗付か
ら紫外線照射までの保持時間は4秒以下であるのが好ま
しい。
後に紫外線の照射にさらすことによって硬化させる。こ
の際に保持時間が2秒より短いとピンホールの発生が増
加するが、長すぎても作業能率が低下するから、塗付か
ら紫外線照射までの保持時間は4秒以下であるのが好ま
しい。
作 用 本発明の方法によって情報記録面に形成された保護被膜
は、均一で比較的平滑な表面を有し、ピンホールがなく
優れた性状を備えたものである。
は、均一で比較的平滑な表面を有し、ピンホールがなく
優れた性状を備えたものである。
本発明の情報記録媒体の製造方法は、従来の製造方法に
おけるスピンコート法による保護被膜の塗布に代えて、
スクリーンを用いるスキーズコートによって保護被膜の
塗布を行ない、次いで紫外線照射による被膜の硬化を行
なうものである。従って被膜の塗布と硬化とを夫々別の
装置で行なうことができ、塗布基体を塗布装置から硬化
装置へ移動させる間に塗膜の平滑化に必要な保持時間を
経過させることがきるので、工程を流れ作業に変え、ま
た工程間の遊びの時間を解消すると共に装置稼働率を著
しく向上することができた。
おけるスピンコート法による保護被膜の塗布に代えて、
スクリーンを用いるスキーズコートによって保護被膜の
塗布を行ない、次いで紫外線照射による被膜の硬化を行
なうものである。従って被膜の塗布と硬化とを夫々別の
装置で行なうことができ、塗布基体を塗布装置から硬化
装置へ移動させる間に塗膜の平滑化に必要な保持時間を
経過させることがきるので、工程を流れ作業に変え、ま
た工程間の遊びの時間を解消すると共に装置稼働率を著
しく向上することができた。
このような改良方法によって、従来方法の製品にくらべ
て優るとも劣らない性状を有する保護被膜をもつ情報記
録媒体が、高能率で経済的に生産できるようになった。
て優るとも劣らない性状を有する保護被膜をもつ情報記
録媒体が、高能率で経済的に生産できるようになった。
Claims (1)
- 【請求項1】平円板状基体の情報記録面に保護被膜を形
成するに当り、水平に保持した該情報記録面に対して35
0〜500メッシュの網目スクリーンを通して粘度220〜250
センチポイズの紫外線硬化性塗料を平均厚さ10±3μm
となるように塗布し、少くとも2秒の保持時間経過後に
紫外線照射処理を行なうことを特徴とする、情報記録媒
体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2477287A JPH0715765B2 (ja) | 1987-02-06 | 1987-02-06 | 情報記録媒体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2477287A JPH0715765B2 (ja) | 1987-02-06 | 1987-02-06 | 情報記録媒体の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63193342A JPS63193342A (ja) | 1988-08-10 |
| JPH0715765B2 true JPH0715765B2 (ja) | 1995-02-22 |
Family
ID=12147461
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2477287A Expired - Lifetime JPH0715765B2 (ja) | 1987-02-06 | 1987-02-06 | 情報記録媒体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0715765B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01173341A (ja) * | 1987-12-28 | 1989-07-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 光ディスクの製造方法 |
| JPH02149951A (ja) * | 1988-11-30 | 1990-06-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 光ディスクの製造方法およびその装置 |
| US5336531A (en) * | 1990-02-06 | 1994-08-09 | Sharp Kabushiki Kaisha | Magneto-optical disk and manufacturing methods thereof |
-
1987
- 1987-02-06 JP JP2477287A patent/JPH0715765B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63193342A (ja) | 1988-08-10 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4420527A (en) | Thermoset relief patterned sheet | |
| EP0047632B1 (en) | Thermoset relief patterned sheet | |
| US5468542A (en) | Method for production of a coated substrate with controlled surface characteristics | |
| CA1329566C (en) | Method for making a flexible louvered plastic film with protective coatings and film produced thereby | |
| JPH0292603A (ja) | 案内溝付き情報記録用基板の製造方法 | |
| JPH0715765B2 (ja) | 情報記録媒体の製造方法 | |
| US4430363A (en) | Process of making information carrying systems | |
| JP4459765B2 (ja) | 位相差板 | |
| JP2608440B2 (ja) | レンズシートの製造方法 | |
| JP4177637B2 (ja) | ノングレア処理された物体の製造方法 | |
| JP7175607B2 (ja) | 筆記シート | |
| JP2000159916A (ja) | プラスチック基材フィルム用ハ―ドコ―ト膜、ハ―ドコ―トフィルム及びハ―ドコ―ト膜の形成方法 | |
| WO2006009161A1 (ja) | 多層情報記録媒体及びその製造方法 | |
| JPS63159098A (ja) | 筆記用シ−ト材料およびその製造方法 | |
| JPH04201478A (ja) | 保護層形成用転写シート及びその転写シートを用いたカラーフィルターの製造方法 | |
| JPH01211257A (ja) | 光情報記録媒体の保護膜形成方法 | |
| JP4212660B2 (ja) | 化粧板の製造方法 | |
| JP2608441B2 (ja) | レンズシートの製造方法 | |
| JPH0670861B2 (ja) | 光学式ディスク保護膜塗付方法およびディスク | |
| JP4686287B2 (ja) | 多層情報記録媒体及びその製造方法 | |
| JP3638298B2 (ja) | カラーフィルターの製造法 | |
| JP2774279B2 (ja) | レンズシートの製造方法 | |
| JPH0899327A (ja) | 液晶表示素子用プラスチック基板の製造方法 | |
| JPH05337434A (ja) | 回転塗布方法 | |
| JPH05317797A (ja) | 回転塗布方法 |