JPH07159975A - フォトマスクおよびその製造方法 - Google Patents

フォトマスクおよびその製造方法

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JPH07159975A
JPH07159975A JP30786993A JP30786993A JPH07159975A JP H07159975 A JPH07159975 A JP H07159975A JP 30786993 A JP30786993 A JP 30786993A JP 30786993 A JP30786993 A JP 30786993A JP H07159975 A JPH07159975 A JP H07159975A
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JP
Japan
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photomask
film
hole
mask pattern
dimension
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JP30786993A
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Masaru Ichikawa
勝 市川
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 製造および修正が容易にできるフォトマスク
およびその製造技術を提供する。 【構成】 ガラス基板1の表面に設けられているマスク
パターン2と、前記ガラス基板1の基板表面に設けられ
ている前記ガラス基板1よりも光透過率が小さい材料か
らなるSOG膜3とを備え、前記SOG膜3の膜厚を調
整することにより、前記SOG膜3の光透過量を調整
し、それによって前記SOG膜3が所望のパターン寸法
に形成されていない領域に接触して形成されている前記
SOG膜3における膜厚を調整することにより、前記フ
ォトマスクの修正を容易にすると共に、所望の高精度の
フォトマスクを得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フォトマスクおよびそ
の製造方法に関し、特に、製造および修正が容易なフォ
トマスクに適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路装置の製造工程において
は、フォトエッチング技術が多用されており、そのフォ
トエッチング技術を用いて微細加工が行われている。
【0003】前記フォトエッチング技術においては、露
光用のマスクとなるフォトマスクが必要である。
【0004】前記フォトマスクの製造方法としては、回
路設計段階で規定されたフォトマスクのマスクパターン
をコンピュータによって図形化し、その情報に基づいて
マスク基板にマスクパターンを形成することが行われて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記フォト
マスクを使用してフォトエッチング技術を行うと、フォ
トエッチング用マスクとなるフォトレジスト膜に形成さ
れるフォトレジストパターン寸法と、前記フォトマスク
におけるマスクパターン寸法との間にリニアリティのず
れが生じる場合があることを、本発明者は見い出した。
【0006】このフォトレジストパターンとフォトマス
クパターンとのリニアリティのずれを修正するために、
マスクパターンを製作するためのコンピュータのデータ
に補正用のデータを取り組んでパターンの修正を行うこ
とが考えられる。
【0007】しかしながら、マスクパターン寸法の補正
データをマスクパターンの製作用のコンピュータのデー
タに取り組んで修正処理を行う場合、フォトマスク一枚
あたりのコンピュータ処理の時間が、修正を不要として
いるものに比較して極めて増大する。
【0008】さらに、前述した技術では、マスクパター
ン寸法を補正した後のフォトマスクでは、フォトエッチ
ング工程においてフォトレジスト膜の露光を行った場合
に、ハレーション(halation)などが現れたりして、前
記フォトレジスト膜に所望のフォトエッチング用マスク
パターンを形成することができないという問題点が発生
する。
【0009】そのため、前記フォトマスクのマスクパタ
ーンを繰り返し修正する作業が必要になるという問題点
が発生する。
【0010】本発明の一つの目的は、製造および修正が
簡単にできるフォトマスクを提供することにある。
【0011】本発明の他の目的は、製造および修正が簡
単にできるフォトマスクの製造技術を提供することにあ
る。
【0012】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明において開示され
る発明のうち、代表的なものの概要を説明すれば、以下
のとおりである。
【0014】請求項1記載の発明は、フォトマスク基板
の表面に設けられているマスクパターンと、前記フォト
マスク基板の表面に設けられている前記フォトマスク基
板よりも光透過率が小さい材料からなる薄膜パターンと
を備えたものである。
【0015】
【作用】前記した手段によれば、前記フォトマスク基板
よりも光透過率が小さい材料からなる前記薄膜パターン
を備えているために、前記薄膜パターンの膜厚を調整す
ることにより、前記薄膜パターンの光透過量を調整で
き、それによってフォトエッチング工程において露光量
を他の領域とは異なるように調整できるために、前記マ
スクパターンが所望のパターン寸法に形成されていない
領域に接触して形成されている前記薄膜パターンの膜厚
を調整することにより、所望の高精度のフォトマスクを
得ることができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。なお、実施例を説明するための全図におい
て同一機能を有するものは同一の符号を付し、重複説明
は省略する。
【0017】(実施例1)図1〜図4は、本発明の一実
施例であるフォトマスクおよびその製造工程を示す断面
図であり、以下、これらの図を用いて、本発明のフォト
マスクの具体的な製造方法について説明する。
【0018】まず、図1に示すように、フォトマスク基
板となる光透過率の高いガラス基板1の表面に、光遮光
性の材料である遮光膜をもってマスクパターン2を形成
する。前記遮光膜としては、クロム(Cr)膜、クロム
膜と酸化クロム膜との2層膜、モリブデン(Mo)膜な
どを使用する。
【0019】次に、図2に示すように、前記ガラス基板
1上に、前記ガラス基板1の光透過率よりも小さい光透
過率を有するリン(P)が含まれているSOG (Spin O
n Glass)膜3を形成する。前記SOG膜3は、前記ガラ
ス基板1よりも光透過率が小さいため、その膜厚を調整
することにより、前記ガラス基板1に比較して前記SO
G膜3を通過する露光量を小さくすることができるもの
である。
【0020】前記SOG膜3の形成にあたっては、前記
ガラス基板1をスピンナの回転板にセットし、前記ガラ
ス基板1の表面に、リン(P)が含まれているSOG液
を滴下したのち、前記回転板を高速回転させることによ
り前記ガラス基板1上に平坦で均一な膜厚を有する前記
SOG膜3を形成する手法を採用している。
【0021】次に、図3に示すように、フォトエッチン
グ技術を用いて、前記マスクパターン2上の前記SOG
膜3を選択的に取り除き、前記マスクパターン2が形成
されていない前記ガラス基板1の表面に形成されている
前記SOG膜3のみを残存させる作業を行う。
【0022】次に、前記マスクパターン2を形成してい
る前記ガラス基板1の前記マスクパターン2の形成状態
を検査する。
【0023】次に、図4に示すように、前記マスクパタ
ーン2の形成状態を検査した情報データに基づき、前記
マスクパターン2における設計値寸法との寸法誤差の違
いに対応させて、前記SOG膜3の膜厚を調整するため
に、前記SOG膜3の表面から前記情報データに対応さ
せて、エッチングを行い前記SOG膜3の膜厚を調整す
る。
【0024】具体的には、図4に示すように、前記マス
クパターン2におけるスルーホール2aが設計通りの寸
法に形成されている場合は、前記スルーホール2a領域
の前記SOG膜3を取り除く作業を行う。
【0025】また、前記マスクパターン2におけるスル
ーホール2bが設計通りの寸法に形成されておらず、修
正する必要がある場合は、前記スルーホール2b領域の
前記SOG膜3bの膜厚を小さくして、この領域の光透
過量を前記SOG膜3bによって調整し、前記スルーホ
ール2bの設計寸法値との誤差を前記SOG膜3bによ
って調整し、設計寸法値との誤差がないスルーホール2
bに照合するものとする。
【0026】さらに、前記マスクパターン2におけるス
ルーホール2cが設計通りの寸法に形成されておらず、
修正する必要がある場合は、前記スルーホール2c領域
の前記SOG膜3cの膜厚を小さくして、この領域の光
透過量を前記SOG膜3cによって調整し、前記スルー
ホール2cの設計寸法値との誤差を前記SOG膜3cに
よって調整し、設計寸法値との誤差がないマスクパター
ン2におけるスルーホール2cに照合するものとする。
この場合、前記スルーホール2cの設計寸法からの誤差
が、前記スルーホール2bの設計寸法からの誤差よりも
大きいときは、前記スルーホール2b領域の前記SOG
膜3bの膜厚よりも前記スルーホール2c領域の前記S
OG膜3cの膜厚を大きくする。
【0027】次に、本実施例におけるフォトマスクの製
造技術における前記フォトマスクの修正を、図5を用い
て、より具体的に説明する。
【0028】図5に示すものは、前記フォトマスクを用
いて半導体集積回路装置を製造する場合おいて、前記半
導体集積回路装置の半導体基板4の表面に形成されてい
る酸化シリコン膜5に、不純物拡散用孔をフォトエッチ
ング技術を用いて形成する工程があるが、その場合に、
前記酸化シリコン膜5の表面に形成されているフォトレ
ジスト膜6に、露光装置を用いて所定の露光処理を行う
ことにより、設計寸法通りのフォトエッチング用マスク
パターンを形成している状態を示している。
【0029】前記フォトマスクにおける前記マスクパタ
ーン2の前記スルーホール2aについては、設計値寸法
との誤差がない正常なスルーホール2aの寸法である場
合を示している。すなわち、前記スルーホール2aを通
して露光される前記フォトレジスト膜6における露光に
よって感光される領域の寸法eとの誤差がなく、前記ス
ルーホール2aに形成されている前記SOG膜3を完全
に取り除いて良い場合を示している。
【0030】また、寸法dは、前記SOG膜3が設けら
れていない場合における前記スルーホール2aを通して
露光され、感光される前記フォトレジスト膜6の領域の
寸法値を示すものである。なお、図面上には、図示上の
区別を付けるために異なる寸法として示しているが、こ
の場合には、前記寸法dと前記寸法eとは同一である。
【0031】また、現実の露光装置においては、前記フ
ォトマスクを通過した露光用の光線束は、前記フォトレ
ジスト膜6では、露光用光線によるハレーション(hala
tion)によって前記フォトレジスト膜6の不要な感光領
域を出現させ、ぼやけた形状にすることが多い。
【0032】しかしながら、前記スルーホール2aは、
小さな寸法値で形成されていることが主原因となって、
スルーホール2aの形成時の製造上の誤差の発生および
ハレーション現象による設計値寸法と比較しての寸法値
の誤差が少ない場合である。
【0033】前記フォトマスクにおける前記マスクパタ
ーン2のスルーホール2bについては、設計値寸法との
誤差があり、修正を行う必要があるスルーホール2bの
寸法である場合を示している。
【0034】すなわち、前記スルーホール2bを通して
露光される前記フォトレジスト膜6における露光によっ
て感光される領域の寸法gは、設計値の寸法と誤差が生
じており、前記スルーホール2bの寸法を設計値寸法に
合わせるためには小さくする修正を必要とするものであ
る。そこで、前記スルーホール2bの寸法を修正する代
わりに、この領域のSOG膜3bの膜厚を調整して、こ
の領域を通して露光される前記フォトレジスト膜6にお
ける露光量を調節する操作を行っている。
【0035】また、寸法gは、前記SOG膜3が設けら
れていない場合における前記スルーホール2bを通して
露光され、感光される前記フォトレジスト膜6の領域の
寸法値を示すものである。また、寸法fは、前記SOG
膜3bが設けられている場合における前記スルーホール
2bを通して露光され、感光される前記フォトレジスト
膜6の領域の寸法値を示すものである。
【0036】この場合は、前記スルーホール2bは、前
記スルーホール2aよりも大きな寸法値で形成されてい
ることが主原因となって、スルーホール2bの形成時の
製造上の誤差の発生およびハレーション現象による寸法
値の誤差が生じる場合である。
【0037】しかしながら、前記SOG膜3bによる修
正によって、感光される前記フォトレジスト膜6の領域
の寸法fが、前記寸法gよりも小さくなり、設計値寸法
と合致するようになっている。
【0038】前記フォトマスクにおける前記マスクパタ
ーン2のスルーホール2cについては、設計値寸法との
誤差があり、修正を行う必要があるスルーホール2cの
寸法である場合を示している。
【0039】また、前記スルーホール2cについては、
前記スルーホール2bよりも大きな寸法の孔であるた
め、設計値寸法との誤差が前記スルーホール2bについ
ての設計値寸法との誤差よりも大きく、修正を行う際に
は前記スルーホール2bよりも大幅に修正を行う必要が
あるものとする。
【0040】すなわち、前記スルーホール2cを通して
露光される前記フォトレジスト膜6における露光によっ
て感光される領域の寸法jは、設計値の寸法と誤差が生
じており、前記スルーホール2cの寸法を設計値寸法に
合わせるためには小さくする修正を必要とするものであ
る。そこで、前記スルーホール2cの寸法を修正する代
わりに、この領域のSOG膜3cの膜厚を調整して、こ
の領域を通して露光される前記フォトレジスト膜6にお
ける露光量を調節する操作を行っている。
【0041】また、寸法jは、前記SOG膜3が設けら
れていない場合における前記スルーホール2cを通して
露光され、感光される前記フォトレジスト膜6の領域の
寸法値を示すものである。また、寸法hは、前記SOG
膜3cが設けられている場合における前記スルーホール
2cを通して露光され、感光される前記フォトレジスト
膜6の領域の寸法値を示すものである。
【0042】この場合は、前記スルーホール2cは、前
記スルーホール2bよりも大きな寸法値で形成されてい
ることが主原因となって、スルーホール2cの形成時の
製造上の誤差の発生およびハレーション現象による寸法
値の誤差が前記スルーホール2bよりも大きく生じる場
合である。
【0043】しかしながら、前記SOG膜3cによる修
正によって、感光される前記フォトレジスト膜6の領域
の寸法hが、前記寸法jよりも小さくなり、設計値寸法
と合致するようになっている。
【0044】前述したように、本実施例においては、フ
ォトマスクを製造した後に、前記マスクパターン2の寸
法が設計値寸法と誤差があり、前記マスクパターン2の
修正が必要な場合において、設計値寸法と同じ寸法のマ
スクパターンの機能とするために、前記SOG膜3の膜
厚を調整することにより、設計値寸法に対応したマスク
パターン3を有するフォトマスクを製造することができ
る。
【0045】前述したように、本実施例においては、フ
ォトマスクを製造した後に、前記マスクパターン2の寸
法が、設計値寸法と誤差があり、前記マスクパターン2
の修正が必要な場合において、設計値寸法と同じ寸法の
マスクパターンの機能とするために、新たにマスクパタ
ーンの材料である遮光膜をフォトエッチング技術により
新規に作成して、前記マスクパターンと合成することに
より、設計値寸法のマスクパターンとするような修正作
業は不要となる。
【0046】また、本実施例においては、前述したよう
な前記マスクパターン2の修正作業を行った際の修正用
情報データに基づき、コンピュータに設計値寸法を前記
修正用情報データによって設計変更を行うという煩雑な
作業は不要となる。また、実際に製造した後のマスクパ
ターンの寸法値を考慮した新たな設計値寸法を獲得する
ためのコンピュータの設計寸法値の修正・補正作業、お
よびその修正用情報データに基づいてコンピュータのプ
ログラムの修正・補正を行う作業も不要となる。
【0047】(実施例2)図6は、本発明の一実施例で
あるフォトマスクおよびその製造工程を示す断面図であ
る。以下、同図を用いて、本発明のフォトマスクの具体
的な製造方法について説明する。
【0048】本実施例は、フォトマスクを使用してフォ
トエッチング技術を適用する場合において、フォトエッ
チングすべき被フォトエッチング体の表面に段差部が存
在する際に、その段差部が存在しても、高精度のフォト
エッチングが行えるように、フォトマスクを修正するこ
とにより目的を達成する。
【0049】すなわち、図6に示すように、被フォトエ
ッチング体は、半導体集積回路装置を製造する場合にお
ける半導体基板4と、前記半導体基板4の表面の一部に
形成されている素子分離用絶縁膜であって膜厚の大きい
酸化シリコン膜7と、段差部を有する前記酸化シリコン
膜7を含む前記半導体基板4上に形成されており、段差
部を有する酸化シリコン膜7であって不純物拡散用孔を
フォトエッチング技術を用いて形成する酸化シリコン膜
5と、前記酸化シリコン膜5の表面に形成されているフ
ォトレジスト膜6とからなる。そして、図6に示すもの
は、前記フォトレジスト膜6に露光装置を用いて所定の
露光処理を行うことにより、設計寸法通りのフォトエッ
チング用マスクパターンを形成する状態を示している。
【0050】また、本実施例におけるフォトマスクのス
ターティング用フォトマスクとしては、前記実施例にお
いて図4を用いて記載されているものを使用している。
【0051】前記フォトマスクにおける前記マスクパタ
ーン2のスルーホール2dについては、設計値寸法との
誤差がない正常なスルーホール2dの寸法である場合を
示している。すなわち、前記スルーホール2dを通して
露光される前記フォトレジスト膜6における露光によっ
て感光される領域の寸法との誤差がなく、前記スルーホ
ール2dに形成している前記SOG膜3を完全に取り除
いて良い場合を示している。
【0052】また、現実の露光装置においては、前記フ
ォトマスクを通過した露光用の光線束は、前記フォトレ
ジスト膜6では、露光用光線によるハレーションによっ
て前記フォトレジスト膜6の不要な感光領域を出現さ
せ、ぼやけた形状にすることが多い。
【0053】しかしながら、前記スルーホール2dは、
小さな寸法値で形成されていることが主原因となって、
スルーホール2dの形成時の製造上の誤差の発生および
ハレーション現象による設計値寸法と比較しての寸法値
の誤差が少ない場合である。
【0054】前記フォトマスクにおける前記マスクパタ
ーン2のスルーホール2eについては、設計値寸法との
誤差があり、修正を行う必要があるスルーホール2eの
寸法である場合を示している。
【0055】この場合は、前記スルーホール2eは、前
記スルーホール2dよりも大きな寸法値で形成されてい
ることおよび前記フォトレジスト膜6の段差部が設けれ
られていることが主原因となって、スルーホール2eの
形成時の製造上の誤差の発生およびハレーション現象に
よる寸法値の誤差が前記スルーホール2dよりも大きく
生じる場合である。
【0056】すなわち、前記スルーホール2dを通して
露光される前記フォトレジスト膜6における露光によっ
て感光される領域の寸法は、設計値の寸法と誤差が生じ
ており、前記スルーホール2eの寸法を設計値寸法に合
わせるためには小さくする修正を必要とするものであ
る。そこで、前記スルーホール2eの寸法を修正する代
わりに、この領域のSOG膜3の膜厚を調整して、この
領域を通して露光される前記フォトレジスト膜6におけ
る露光量を調節する操作を行っている。
【0057】前述した本実施例においては、コンピュー
タの設計値寸法に対して、修正して適正な所望のフォト
マスクを使用する場合であるが、実際に前記フォトマス
クを半導体集積回路装置の製造に適用し、被フォトエッ
チング体が、設計段階においては不明であった段差部が
生じている場合において、露光作業時の前記段差部にお
ける顕著なハレーションなどにより、再度、前記フォト
マスクの修正を必要とするケースである。この場合に
は、本実施例によるフォトマスクの修正作業を行うこと
により、フォトマスクの修正を簡単な製造技術で容易に
行うことができる。
【0058】したがって、本実施例を半導体集積回路装
置の製造プロセスに適用した場合において、フォトマス
クの修正作業が容易で、かつフォトエッチング技術の高
精度なものを使用して簡単な製造プロセスによって半導
体集積回路装置を得ることができる。
【0059】また、本実施例においては、半導体集積回
路装置の製造に適用できる以外に、種々のパターンをフ
ォトエッチング技術を用いて形成するものに適用でき、
設計値寸法と誤差が少ない高精密なパターンを得ること
ができる。
【0060】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0061】以上述べたフォトマスクとその製造方法に
おいては、フォトエッチング用フォトマスクについて記
載したものであるが、本発明は、マスクブランクス上に
遮光膜によるパターン像を形成したマスクブランクス、
フォトマスクを作成する前段階のマスクであるレチク
ル、パターン原画が描かれている広義のマスクに適用で
きるものである。また、前述したマスク基板よりも光透
過率の小さい薄膜として前記SOG膜を使用したものに
ついて記載しているが、前記SOG膜に限定されること
はなく、種々の光透過率を有する材料からなる薄膜を用
いることができる。
【0062】
【発明の効果】本願によって開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下の通りである。
【0063】本発明によれば、フォトマスク基板の表面
に設けられているマスクパターンと、前記フォトマスク
基板の表面に設けられている前記フォトマスク基板より
も光透過率が小さい材料からなる薄膜パターンとを備え
たものであることにより、前記フォトマスク基板よりも
光透過率が小さい材料からなる前記薄膜パターンの膜厚
を調整することにより、前記薄膜パターンの光透過量を
調整でき、それによってフォトエッチング工程において
露光量を他の領域とは異なるように調整できることによ
り、前記マスクパターンが所望のパターン寸法に形成さ
れていない領域に接触して形成されている前記薄膜パタ
ーンにおける膜厚を調整することにより、前記フォトマ
スクの修正を容易にできると共に、所望の高精度のフォ
トマスクを得ることができる。
【0064】また、半導体集積回路装置の製造プロセス
に適用した場合において、フォトマスクの修正作業が容
易で、かつフォトエッチング技術の高精度なものを使用
して簡単な製造プロセスによって半導体集積回路装置を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるフォトマスクの製造工
程を示す断面図である。
【図2】本発明の一実施例であるフォトマスクの製造工
程を示す断面図である。
【図3】本発明の一実施例であるフォトマスクの製造工
程を示す断面図である。
【図4】本発明の一実施例であるフォトマスクの製造工
程を示す断面図である。
【図5】本発明の一実施例であるフォトマスクの修正作
業を説明するための断面図である。
【図6】本発明の他の実施例であるフォトマスクの製造
工程を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ガラス基板 2 マスクパターン 2a,2b,2c,2d,2e スルーホール 3,3b,3c SOG膜 4 半導体基板 5 酸化シリコン膜 6 フォトレジスト膜 7 酸化シリコン膜 a〜j 寸法

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フォトマスク基板と、 前記フォトマスク基板の表面に設けられているマスクパ
    ターンと、 前記フォトマスク基板の表面に設けられている前記フォ
    トマスク基板よりも光透過率が小さい材料からなる薄膜
    パターンとを有することを特徴とするフォトマスク。
  2. 【請求項2】 前記薄膜パターンは、前記マスクパター
    ンが設けられていない前記フォトマスク基板の表面が露
    出している領域に設けられていることを特徴とする請求
    項1記載のフォトマスク。
  3. 【請求項3】 前記薄膜パターンは、前記フォトマスク
    基板の表面の一部に設けられている第1の薄膜パターン
    と、前記フォトマスク基板の表面の他の一部に設けられ
    ている第2の薄膜パターンとからなり、前記第1の薄膜
    パターンと前記第2の薄膜パターンとの膜厚が互いに異
    なることを特徴とする請求項1または2記載のフォトマ
    スク。
  4. 【請求項4】 フォトマスク基板の表面にマスクパター
    ンを形成する工程と、 前記マスクパターンが形成されていない前記フォトマス
    ク基板の表面が露出している領域に、前記フォトマスク
    基板よりも光透過率が小さい材料からなる薄膜パターン
    を形成する工程と、 前記マスクパターンの形成後において、前記マスクパタ
    ーンが所望のパターン寸法に形成されていない領域に接
    触して形成されている前記薄膜パターンの膜厚を調整す
    る工程とを有することを特徴とするフォトマスクの製造
    方法。
  5. 【請求項5】 前記薄膜パターンを形成する工程におい
    て、前記フォトマスク基板の表面に前記薄膜パターンの
    材料を滴下し、前記フォトマスク基板を回転させること
    により回転塗布膜としての薄膜を形成することを特徴と
    する請求項4記載のフォトマスクの製造方法。
JP30786993A 1993-12-08 1993-12-08 フォトマスクおよびその製造方法 Pending JPH07159975A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30786993A JPH07159975A (ja) 1993-12-08 1993-12-08 フォトマスクおよびその製造方法

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JP30786993A JPH07159975A (ja) 1993-12-08 1993-12-08 フォトマスクおよびその製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021157121A (ja) * 2020-03-30 2021-10-07 Hoya株式会社 リソグラフィマスクの製造方法、リソグラフィマスク、および、半導体装置の製造方法

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JP2021157121A (ja) * 2020-03-30 2021-10-07 Hoya株式会社 リソグラフィマスクの製造方法、リソグラフィマスク、および、半導体装置の製造方法

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