JPH071603U - 誘電体発振器 - Google Patents
誘電体発振器Info
- Publication number
- JPH071603U JPH071603U JP3414693U JP3414693U JPH071603U JP H071603 U JPH071603 U JP H071603U JP 3414693 U JP3414693 U JP 3414693U JP 3414693 U JP3414693 U JP 3414693U JP H071603 U JPH071603 U JP H071603U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dielectric
- shield case
- resonator
- oscillator
- bottom plate
- Prior art date
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- Pending
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- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
- Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 誘電体共振体の共振周波数の微妙な調整を可
能にしつつ、発振器の小径化と軽量化、更には実装空間
の利用率を向上、言換えれば実装空間密度の向上を図る
ことの出来る誘電体発振器を提供する事を目的とする。 【構成】 図1乃至図2に示すように、前記シールドケ
ース13を導体底板5に対し相対的に回動自在に取り付
けると共に、前記誘電体共振体11を回動軸線に対し偏
位させて配置し、前記共振体11上面と対面するシール
ドケース13天井面13a若しくは若しくは該天井面1
3a側に配した金属導体を、前記共振体1上面と非平行
に配設したことを特徴とする。
能にしつつ、発振器の小径化と軽量化、更には実装空間
の利用率を向上、言換えれば実装空間密度の向上を図る
ことの出来る誘電体発振器を提供する事を目的とする。 【構成】 図1乃至図2に示すように、前記シールドケ
ース13を導体底板5に対し相対的に回動自在に取り付
けると共に、前記誘電体共振体11を回動軸線に対し偏
位させて配置し、前記共振体11上面と対面するシール
ドケース13天井面13a若しくは若しくは該天井面1
3a側に配した金属導体を、前記共振体1上面と非平行
に配設したことを特徴とする。
Description
【0001】
本考案は、特にマイクロ波集積回路の発振器として用いられる誘電体発振器に 係り、特に共振特性調整機能を具えた誘電体発振器に関する。
【0002】
衛星通信や移動体通信のマイクロ周波帯に適合する発振器として用いられる誘 電体発振器はセラミック等を用いた誘電体によって形成され、発振回路や増幅器 等と組合せ、これを導電性の金属ケース内に収容して発振器を構成しており、こ の発振器の共振周波数は誘電体の誘電率や外形寸法によって決定される。 しかし、誘電体の外形寸法を適宜加工して所望の共振周波数に調整するには、 誘電体を構成するセラミックは硬質材料であるためにその切削加工はかなり難か しく、また外形寸法の加工によって所望の共振周波数に調整するには調整幅に限 度があり、精度よく微調整を行ない得ない。 そこで誘電体発振器に共振周波数の微調整が行なえるような構成を持たせる必 要が生じる。
【0003】 ところで、誘電体発振器は、外部から導電性の物質を遠近させると、外的条件 の変化の影響によって共振周波数が変動することが知られている。この性質を用 いて、従来、誘電体発振器の共振周波数を調整する方法として、誘電体発振器上 方より金属導体を接離させることによって、共振周波数の調整を実現していた。 例えば、図4に示すように誘電体基板2上にスペーサ5を介して誘電体共振体 1が固設され、該誘電体基板2の裏面を接地導体となる導体底板4に接合固定す るとともに、該導体底板4の外周を含む直上空間を導電シールドケース3によっ て包被し、更に該誘電体共振体1の直上に対向する該導電シールドケース3の天 蓋に当る上面壁に、周波数調整ネジ9を回転可能に螺合させ、該ネジ9下端に円 板状の導体板7を取付け、導体板7の垂直移動により、前記共振体1と導体板7 間の離間長を可変可能に構成している。
【0004】
しかしながら従来技術においては、周波数調整用のネジの上部がシールドケー ス上面に突出し、而もシールドケース天井下方にも垂直方向に進退する導体板が 配設されているために、シールドケースの厚みが必然的に大になり、而も、調整 ネジを支持し且つその螺子穴を刻設するためにシールドケースの肉厚にも一定の 制限を受け、言換えれば薄肉化が困難である。従って誘電体共振器自体の小型軽 量化が妨げられ、しかも機械的振動によるネジの弛みに基ずく発振周波数の不安 定性を生ずる等の障害があった。 又実装時においても、前記調整用ネジを回動するために実装空間を必要とし、 実質的な実装空間密度が低下する。 本考案は、かかる従来の欠点に鑑み、前記した誘電体共振体の共振周波数の微 妙な調整を可能にしつつ、発振器の小型化と軽量化、更には実装空間の利用率を 向上、言換えれば実装空間密度の向上を図ることの出来る誘電体発振器を提供す る事を目的とする。
【0005】
本考案は、前記技術的課題を解決するために、図1乃至図2に示すように、 前記シールドケース13を導体底板15に対し相対的に回動自在に取り付けると 共に、前記誘電体共振体11を回動軸線に対し偏位させて配置し、前記共振体1 1上面と対面するシールドケース13天井面13a若しくは若しくは該天井面1 3a側に配した金属導体を、前記共振体11上面と非平行に配設したことを特徴 とする。 この場合、前記シールドケース13側を回転させてもよく、又導体底板5側を 回転させてもよい。 又前記共振体1上面と非平行にとは、前記シールドケース13の天井面13a を、該誘電体共振体1の上面に対して傾斜するか若しくは傾斜させた金属導体を 配置することにより達成されるが、これのみに限定されず、例えば垂直断面方向 に曲線状に形成しても良い。いずれにしても、前記シールドケース13の相対回 転により該誘電体共振体1上面と天井面13aとの間の相対距離を連続的に可変 可能に構成するのが良い。
【0006】
かかる技術手段によれば、従来技術のようにシールドケース上面にネジが突出 することなく、而もシールドケース天井下方空間にも垂直方向に進退する導体板 が配設される事なく、単にシールドケース13の天井面13aのみを傾斜させれ ば良いために、シールドケースの薄肉化が容易に達成でき、而も調整ネジを支持 する螺子穴等を刻設する必要もないために、シールドケース13の肉厚にも制限 を受けず容易に薄層化が達成される。 又実装時においても、単にシールドケース13のみを回転すれば良い為に実装 空間密度を大にしても問題が生じる事がない。
【0007】 そして前記調整後シールドケース13と導体底板5間を固定すれば機械的振動 による変動等が生じることがなく、発振周波数の安定化を達成し得る。 又本考案は前記シールドケース13の相対回転により該誘電体共振体11上面 との間の相対距離を連続的に可変させることが出来、而も前記天井面13aの傾 斜角度や誘電体共振体1の偏奇位置を任意に設定することによりその相対距離の 可変幅も任意に設定でき、これにより任意の可変範囲で共振周波数を精度よく且 つ再現性よく連続的に調整できる。 これにより製品としての製造工程において各構成部材を組立てつつ周波数調整 作業を連続的且つ高能率に行うことができるとともに、安定した品質の小型軽量 な誘電体発振器を得ることができる。
【0008】
以下に図面を参照して本考案の好適な実施例について例示的に詳しく説明する 。但し、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配 置等、特に特定的な記載がない限り、この考案の範囲をそれのみに限定する趣旨 ではなく、単なる説明例に過ぎないものである。
【0009】 図1乃至図4は、本考案の実施例に係る誘電体発振器を示し、図1は縦断面図 、図2は構成各部材に分解した斜視図を夫々表している。 同図において、円筒状の誘電体共振体11は誘電体基板12の中心から所定距 離偏寄した位置に固設されており、そして該基板12は、外周囲にリング状壁部 15bが立設された金属底板15に固設されている。 13は、下端側にリング状鍔部3bが形成されている円筒状のシールドケース で、天蓋の内壁面(天井面13a)側を下方に向け斜めに形成している。そして リング状鍔部13bの外形は底板側のリング状壁部15b内周径とほぼ一致させ 、該リング状壁部15b内径に沿ってシールドケース13が回転可能に構成して いる。 そして16は、前記シールドケース13の止め具で、シールドケース13外形 と底板外形に夫々ほぼ一致する内/外径を有するリング体で形成されている。
【0010】 次にかかる構成によって誘電体発振器の製品に組立て及び周波数調整する製造 工程について図2により説明するに、先ず所望の不図示の発振回路と共に誘電体 共振体11を中央から偏寄した位置に予め設置した誘電体基板12を底板5の底 面5aとリング状壁部5bの内周面とに接合固定し、しかる後シールドケース1 3を鍔部13bを介してリング状壁部15bの内周側に嵌合させ、更に止め具を シールドケース13を通してリング状壁部15b上面に固着する。 この状態ではシールドケース13は底板15と止め具16間に挟まれているだ けであるから周方向に対しては回動自在な状態になっている。 かかる状態に於いて前記発振器を治具に組込んだ上で、シールドケース13を 回動させることにより所望の共振周波数に調整することが可能となる。
【0011】 即ち図3は、シールドケース13の天井面13aの誘電体共振体11と対面す る位置が、誘電体共振体11上面に対して、垂直方向に最も短い距離に対峙して おり、この状態からシールドケース13を回転させる事により、前記距離が徐々 に離間し、180度回動させることによって、誘電体共振体11上面との距離が 最も大きくなる。 従って前記シールドケース13を回動させながら、共振周波数の安定度を測定 器により探し、その計測値から求めた設定位置で、必要に応じて該シールドケー ス13のと止め具16とを蝋接または接着によって固定することにより組立て及 び周波数調整作業が円滑且つ能率的に遂行されるので、結局、高歩止り且つ安定 な高品質の誘電体発振器を提供し得る。
【0012】 なお、前記シールドケース13内の天井傾斜面13aは、誘電体共振体11の 誘電体基板12上での偏寄位置とも相まって、傾斜角を任意に設定することによ って、シールドケース13の回動により生じる誘電体共振体11上面との垂直方 向距離変動幅を自在に変更できるから、設計上及び組立上も有利である。
【0013】
以上記載した如く本考案によれば、前記した誘電体共振体の共振周波数の微妙 な調整を可能にしつつ、発振器の小径化と軽量化、更には実装空間の利用率を向 上、言換えれば実装空間密度の向上を図ることの出来る。 等の種々の著効を奏せしめることができる。
【図1】本考案の実施に係る誘電体発振器要部の縦断面
図を表す。
図を表す。
【図2】図1の分解斜視図を表す。
【図3】シールドケースを回転させた場合の誘電体共振
体と傾斜壁間の距離の変位状態を表し、(A)が最も短
い場合、(B)が最も長い状態を表す。
体と傾斜壁間の距離の変位状態を表し、(A)が最も短
い場合、(B)が最も長い状態を表す。
【図4】従来の誘電体発振器の断面図を表す。
11 誘電体共振体 12 誘電体基板 13 シールドケース 13a 傾斜面 15 底板
Claims (1)
- 【請求項1】 上面に誘電体共振体を配した誘電体基板
を固定した導体底板の上部空間を導電シールドケースに
より包被してなる誘電体発振器において、 前記シールドケースを導体底板に対し相対的に回動自在
に取り付けると共に、前記誘電体共振体を回動軸線に対
し偏位させて配置し、前記共振体上面と対面するシール
ドケース天井面若しくは若しくは該天井面側に配した金
属導体を、前記共振体上面と非平行に配設したことを特
徴とする誘電体発振器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3414693U JPH071603U (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | 誘電体発振器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3414693U JPH071603U (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | 誘電体発振器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH071603U true JPH071603U (ja) | 1995-01-10 |
Family
ID=12406069
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3414693U Pending JPH071603U (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | 誘電体発振器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH071603U (ja) |
-
1993
- 1993-05-31 JP JP3414693U patent/JPH071603U/ja active Pending
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