JPH0716152Y2 - 可動式管継手の継手構造 - Google Patents

可動式管継手の継手構造

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JPH0716152Y2
JPH0716152Y2 JP1989067403U JP6740389U JPH0716152Y2 JP H0716152 Y2 JPH0716152 Y2 JP H0716152Y2 JP 1989067403 U JP1989067403 U JP 1989067403U JP 6740389 U JP6740389 U JP 6740389U JP H0716152 Y2 JPH0716152 Y2 JP H0716152Y2
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pipe
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ball member
convex
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敏之 佐藤
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株式会社スイケンテクノロジー
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は可動式管継手の継手構造、さらに詳しくは水道
管等の管体を伸縮又は伸縮揺動自在に連結する場合に使
用される可動式管継手の継手構造に関する。
(従来の技術) 従来、この種可動式管継手の継手構造としては、例えば
第9図に示すようなものが存在する。
即ち、この従来のものは内周面に鋭利な歯状部26を刻設
したリング状のストッパー27が継手本体28の一端側に内
装されてなり、該継手本体28の一端側に嵌入着された管
体29の外周面を前記歯状部26で係止せしめて、この管体
29の抜脱防止が図られてなり、一方継手本体28の他端側
に形成された凸状球面部28aには、凹状球面部31aを有す
る継手管30のフランジ部31にボルト等を介して別体の補
助環体32を取着せしめて、前記継手本体28と継手管30と
を連結して管継手が構成されていたのである。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来の継手構造はストッパー27の鋭
利な歯状部26を管体29の外周面に係止せしめて、その抜
脱防止を図るものであるために、頻繁なスライド移動や
係止により前記管体29の外周面に傷等の損傷を生ぜしめ
る不都合があり、特に管体29が薄肉状のものである場合
には、必ずしも最適な抜脱防止手段ではなかったのであ
る。
また、継手本体28と継手管30とを連結する場合に於い
て、従来のものは継手本体28の凹状球面部28aに直接継
手管30のフランジ部31を連結することができないため
に、別体の補助環体32,ボルト等を使用する必要があ
り、よって部品点数が多くなるばかりではなく、継手管
30の取付け作業が極めて煩雑であるという致命的な問題
点を有していたのである。
それ故に、本考案は上記従来の問題点を解決するために
なされたものであり、その目的とするところは、管体に
損傷を生ぜしめるような不都合がなく良好に該管体の抜
脱防止が図れ、且つ全体としての部品点数の削減も図
れ、しかもその配管作業が極めて容易に行える可動式管
継手の継手構造を提供する点にある。
(課題を解決するための手段) 即ち、上記目的を達成するために本考案は、連結対象と
なる管体3が一端部に嵌合装着される継手本体1と、該
継手本体1の他端側の内周面に設けられた球面部2に球
面摺動自在に嵌合されるボール部材10を一端に有する継
手管9とからなり、前記管体3の外周面には、その内周
面側に凹状部又は凸状部が膨出されるように先端が曲面
凸状又は凹状の係合部5が設けられ、且つ前記継手本体
1の一端側には前記管体3の係合部5に係合する凹状又
は先端が曲面凸状の係合部7が設けられたストッパー6
が内装されてなる可動式管継手の継手構造である。
この場合、継手管9の内周面に球面部38を形成し、且つ
該球面部38に球面摺動自在に嵌合するボール部材35を継
手本体1側に設けて構成すること可能である。
また、前記継手本体1の前壁に切欠部12を設けると共
に、継手管9を、前記切欠部12に幅方向から挿入可能で
且つ外周面に前記継手本体1の球面部2に球面摺動自在
な球面部13が設けられ、しかも前面に筒状のフランジ部
34が突設された環状のボール部材10と、該ボール部材10
のフランジ部34に固着される管体11とで構成してもよ
い。
さらには、前記継手管9の前壁に切欠部を設けると共
に、継手本体1を、前記切欠部に幅方向から挿入可能で
且つ外周面に前記継手管9の球面部38に球面摺動自在な
球面部が設けら、しかも前面に筒状のフランジ部37が突
設された環状のボール部材35と、該ボール部材35のフラ
ンジ部37に固着される管体部36とで構成しても構わな
い。
(作用) 従って、上記構成を特徴とする継手構造に於いては、管
体3の係合部5又はストッパー6の係合部7の先端を曲
面凸状に形成すると、該係合部5,7がストッパー6の内
周面又は管体3の外周面に損傷を与えることなく、且つ
挿入抵抗も少なくスムースに管体3を挿入することがで
き、両係合部5,7が係合して管体3と継手本体1との抜
脱が阻止される。
また、継手管9をボール部材10と管体11とで構成した場
合は、先ず継手本体1の切欠部12にボール部材10を幅方
向から挿入した後、該ボール部材10を回転してそのフラ
ンジ部34に管体11を固着すれば、継手管9を継手本体1
とが揺動自在に連結されることとなる。
さらに、継手本体1をボール部材35と管体部36とで構成
した場合は、同様にして継手本体1と継手管9とを連結
すればよい。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に従って説明する。
第1図に於いて、1は一端側内周面がテーパ状に形成さ
れ、且つ他端側には凹状球面部2が形成された継手本体
を示す。3は前記継手本体1の一端側に嵌入着された管
体であり、その外周面の継手本体1側には内周面に凸部
4が膨出するように凹状係合部5,5が転造加工により設
けられてなり、3aは該管体3と同様の構成からなる管体
である。6は第2図のように一部切欠6bが設けられた略
環状の合成樹脂製ストッパーで、その一端側外周部には
面取り加工が施され、且つ内周面には前記管体3の凹状
係合部5,5に係合可能で先端が曲面状の凸状係合部7,7が
形成されてなる。8は継手本体1と管体3間のシールを
図るべく、前記継手本体1の内周面に設けた凹溝に装着
されたOリングを示す。
9は環状のボール部材10と管体11とからなる継手管であ
り、ボール部材10は前記継手本体1の凹状球面部13を有
してなり、第3図に示すように継手本体1の凹状球面部
2の前壁部分に形成した切欠部12,12から幅方向に挿入
して90°回転せしめた後、該ボール部材10の前面に突設
した筒状のフランジ部34に管体11を溶着して接続され
る。33は継手本体1と継手管9間に外嵌着された合成ゴ
ムからなるシャバラ状の筒体を示す。
15は前記ボール部材10の凸状球面部13の先端側に外嵌装
着された流体漏洩防止用のOリングを示す。16は継手管
9の他端側に摺動自在に嵌入着された他方の継手管を示
し、その一端側にはOリング17が外嵌着されてなる共
に、略中央部には内周面に凸部18を膨出するようにして
係止凹部19が外周面に設けられ、且つ他端側には前述し
たと同様の構成からなるボール部材10aのフランジ部34a
が溶着されてなり、該ボール部材10aは前記継手本体1
と同様に構成された継手本体1aの凹状球面部2aに球面摺
動自在に嵌入されている。
20は一方の継手管9の先端部に設けられたストッパー体
で、該ストッパー体20は第4図の如く半割状の一対のリ
ング状部材21,21aからなるもので、内向きの係合片22を
継手管9の鍔部14に係止させた状態で一対のリング状部
材21,21aをボルトナット23によりリング状に結合させる
ことにより前記継手管9に対して着脱自在に装着されて
なる。24は前記継手管9に設けられた係止凹部19に係止
可能な係止凸部25が内周面に形成された合成ゴム製の係
止リングで、前記ストッパー体20内に挿着されてなり、
両継手管9,16の抜脱防止が図られている。
本実施例は以上のような構成からなり、例えば予め継手
本体1,継手管9,16及び継手本体1aを連結させて管継手を
構成しておき、これを第1図の如く地中等に埋設される
二本の管体3,3aに連結せしめて使用するものである。
この連結時に於いて、管体3,3aを継手本体1,1aの一端側
に挿入すると、先ず第5図(イ)のように継手本体1,1a
内のストッパー6,6aの一端側の凸状係合部7,7aに前記管
体3,3aの先端部が当接し、この状態で矢印A方向に管体
3,3aを押圧する。この場合、ストッパー6,6aには切欠6b
が形成されてなるために、同図(ロ)の如くストッパー
6,6aが径方向に拡張する一方、凸状係合部7,7aの先端は
曲面状に形成されてなるため、管体3,3aの外周面に損傷
を与えることはなく、また該管体3,3aの挿入抵抗も少な
いので、スムースに挿入できる。
さらに、管体3,3aを押圧すると該管体3,3aの先端部はO
リング8,8aに接触した後、内方に進入して同図(ハ)の
ようにストッパー6,6aの凸状係合部7,7aが管体3,3aの凹
状係合部5,5aに係合し、管体3,3aの抜脱が阻止されるこ
ととなる。この場合に於いて、管体3,3aの凹状係合部5,
5aは内周面に凸状部4,4aが膨出するようにして形成され
てなるために、かかる係合部分の肉厚が維持されて強度
が確保できるので、長期間の使用にも耐え得る耐久性を
具備することになる。
このようにして、管体3,3aを連結させた後に所定圧の流
体を流通させれば、この流体圧により両継手本体1,1a及
び継手管9,16は相互に伸張すべく作用するが、同図
(ニ)の如く継手本体1,1aのストッパー6,6aの先端部が
継手本体1,1a内のテーパ面とが係合して、ストッパー6,
6aの拡張が阻止されると共に、管体3,3aの移動が阻止さ
れる一方、第6図に示すように継手管16はストッパー体
22に挿着された係止リング24の係止凸部25が継手管16の
係止凹部19に係合して継手管9からの抜脱が防止される
のである。この場合に於いても、継手管16の係止凹部19
は内周面に凸部19を膨出するようにして形成されてなる
ために、かかる係止部分の強度が確保できるのである。
また、この使用時に例えば地震や地盤沈下が発生して両
管体3,3a間に段差等が生じた場合、第7図に示すように
ストッパー体20の係止リング24の係止凸部25と継手管16
の係止凹部19との係止状態は解除されて、両継手管9,16
が有効に伸張及び揺動が行われる。よって管継手自身は
勿論のこと管体3,3aの適切な保護が図れるのである。ま
た、上記の如く係止状態が解除されても継手管9,16は無
制限に伸張することはなく、継手管16の先端部がストッ
パー体20の内周面に当接することにより、両継手管9,16
の抜脱が阻止されて管体3,3aとの連結状態を良好に維持
できるのである。
また、本実施例に係る継手構造は全体構成が非常に簡易
であるため、その製作が容易で且つ安価に行えるという
利点があり、特に上記実施例の如くボール部材10,10aの
前面にフランジ部34,34aを突設しておくと、ボール部材
10,10aの回転によりフランジ部34,34aが継手本体1,1aの
開口部近傍位置に配されて、管体11又は管体部36の固着
作業が容易に行えることとなり利便である。
尚、上記実施例に於いては、管体3,3aの外周面に凹状係
合部5,5aを設け、継手本体1,1aのストッパー6,6aの内周
面に凸状係合部7,7aを設けてこの両者を係合させて管体
3,3aの抜脱防止を図ったが、この構成とは逆に管体3,3a
の外周面に凸状係合部を設け、ストッパー6,6aの内周面
に凹状係合部を設けて構成してもよい。要は、凸状係合
部と凹状係合部とが係合して管体3,3aの継手本体1,1aか
らの抜脱防止が図れればよい。
また、管体3,3aに設ける係合部5,5aの形成手段も上記実
施例の転造加工に限定されず、その形成手段は問わな
い。要は、内周面側に凹状部又は凸状部が膨出されるよ
うに先端が曲面凸状又は凹状の係合部5,5aが形成できれ
ばよく、その具体的な数も問わない。
さらに、継手本体1,1aの前壁に切欠部12を設ける場合に
は、該切欠部12は前壁の少なくとも1ケ所に設ければよ
く、その形状も継手管9,16のボルト部材10が幅方向に挿
入しうるように形成すればよいもので、切欠部12の具体
的な数や形状は問わない。
また、上記実施例では継手管9をボール部材10と管体11
とで構成して継手本体1の球面部2に嵌入着せしめてな
るが、これとは逆に例えば第8図の如く継手管9の前壁
に切欠部(図示せず)を形成すると共に、継手本体1を
ボール部材35と管体部36とで構成し、継手管9の球面部
38に継手本体1のボール部材35を嵌入着するようにして
もよく、この場合もボール部材35の前面には上記実施例
のボール部材10と同様に筒状のフランジ部37を突設して
おく。
さらに、上記実施例ではストッパー6,6aを合成樹脂で構
成してなるが、例えば鋼やステンレス等で構成してもよ
く、その具体的な材質は問わない。
また、ストッパー6,6aに形成される凸状係合部7,7aの数
も上記実施例に限定されるものではない。
さらに、係止リング24の材質も上記実施例の合成ゴムに
限定されない。
また、上記実施例では継手管9の他端側には管径の異な
る継手管16を連結させてなるが、管継手の連結等の使用
態様も決してこれに限定されるものではなく、各種の配
管に於いて幅広く適用することも可能である。
その他各部の具体的な構成も本考案の意図する範囲内に
於いて任意に設計変更自在である。
(考案の効果) 叙上の様に、本考案は管体の外周面に設けた凸状又は凹
状の係合部にストッパーに設けた凹状又は凸状の係合部
を係合せしめて管体の抜脱防止手段としてなり、該管体
又はストッパーの凸状の係合部の先端は曲面状に形成さ
れてなるため、ストッパーの鋭利な歯状部を管体の外周
面に係止させていた従来のものとは異なり、継手本体に
管体を挿入する際に、管体の外周面又はストッパーの内
周面に損傷を与えることはなく、且つ挿入抵抗も少なく
てスムースに挿入が行えるという格別の効果を得るに至
った。
また、管体の係合部は内周面側に凹状部又は凸状部が膨
出されるように形成してなるため、該係合部の肉厚が維
持されてその強度を確保できる結果、長期間にわたる使
用にも耐え得るという効果も奏する。
さらに、継手本体又は継手管の何れ一方の内周面に設け
た球面部には、他方に設けたボール部材が球面摺動自在
に嵌合されてなるため、外力等が加わった場合にはこの
両者が適切に揺動して該外力等が良好に吸収され、その
保護が図れるという効果もある。
また、ボール部材の前面に筒状のフランジ部を突設する
ことにより、ボール部材の回転によりフランジ部が継手
本体又は継手管の開口部近傍位置に配されて、管体又は
管体部の固着作業が容易に行えるという製作上の効果も
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る可動式管継手の継手構造が適用さ
れた管継手の一実施例を示す半裁断図。 第2図(イ)はストッパーの正面図、同図(ロ)は半裁
断図。 第3図は継手本体にボール部材を挿着する状態を示す斜
視図。 第4図はストッパー体の正面図。 第5図(イ)乃至(ニ)は管体と継手本体のストッパー
との一連の係合状態を示す要部断面図。 第6図は両継手管間の係合状態を示す半裁断図。 第7図は管継手が揺動した状態を示す半裁断図。 第8図は他の実施例を示す継手構造の半裁断図。 第9図は従来例を示す半裁断図。 1…継手本体、2…球面部、3…管体 5…係合部、6…ストッパー、7…係合部 9…継手管、10…ボール部材、11…管体 12…切欠部、13…球面部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】連結対象となる管体3が一端部に嵌合装着
    される継手本体1と、該継手本体1の他端側の内周面に
    設けられた球面部2に球面摺動自在に嵌合されるボール
    部材10を一端に有する継手管9とからなり、前記管体3
    の外周面には、その内周面側に凹状部又は凸状部が膨出
    されるように先端が曲面凸状又は凹状の係合部5が設け
    られ、且つ前記継手本体1の一端側には前記管体3の係
    合部5に係合する凹状又は先端が曲面凸状の係合部7が
    設けられたストッパー6が内装されてなることを特徴と
    する可動式管継手の継手構造。
  2. 【請求項2】連結対象となる管体3が一端部に嵌合装着
    される継手本体1と、該継手本体1の他端側に設けられ
    たボール部材35が球面摺動自在に嵌合される球面部38が
    内周面に形成された継手管9とからなり、前記管体3の
    外周面には、その内周面側に凹状部又は凸状部が膨出さ
    れるように先端が曲面凸状又は凹状の係合部5が設けら
    れ、且つ前記継手本体1の一端側には前記管体3の係合
    部5に係合する凹状又は先端が曲面凸状の係合部7が設
    けられたストッパー6が内装されてなることを特徴とす
    る可動式管継手の継手構造。
  3. 【請求項3】前記継手本体1の前壁に切欠部12が設けら
    れると共に、継手管9が、前記切欠部12に幅方向から挿
    入可能で且つ外周面に前記継手本体1の球面部2に球面
    摺動自在な球面部13が設けられ、しかも前面に筒状のフ
    ランジ部34が突設された環状のボール部材10と、該ボー
    ル部材10のフランジ部34に固着される管体11とで構成さ
    れなる請求項1記載の可動式管継手の継手構造。
  4. 【請求項4】前記継手管9の前壁に切欠部が設けられる
    と共に、継手本体1が、前記切欠部に幅方向から挿入可
    能で且つ外周面に前記継手管9の球面部38に球面摺動自
    在な球面部が設けられ、しかも前面に筒状のフランジ部
    37が突設された環状のボール部材35と、該ボール部材35
    のフランジ部37に固着される管体部36とで構成されなる
    請求項2記載の可動式管継手の継手構造。
JP1989067403U 1989-06-09 1989-06-09 可動式管継手の継手構造 Expired - Lifetime JPH0716152Y2 (ja)

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