JPH0716253U - 積算計 - Google Patents
積算計Info
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- JPH0716253U JPH0716253U JP4335993U JP4335993U JPH0716253U JP H0716253 U JPH0716253 U JP H0716253U JP 4335993 U JP4335993 U JP 4335993U JP 4335993 U JP4335993 U JP 4335993U JP H0716253 U JPH0716253 U JP H0716253U
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- Measurement Of Distances Traversed On The Ground (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数の数字車の外周面に付された数字が桁毎
の表示窓に現れ、上位桁の繰上動作が自動的に行われ、
かつリセット機構が付いている構成の積算計において、
リセット動作に伴う不良噛合によるロックアウトからの
脱出に要する入力トルクが小さくて済み、トルクの小さ
いステッピングモータにより積算計に入力回転を与える
方式の走行距離積算計などの場合でも積算機能喪失の恐
れのない積算計を提供する。 【構成】 表示各桁の繰上げ動作のために数字車13−
1〜13−4の上位桁側面に形成されている間欠歯車S
−1,S−2の2枚歯のうち数字車の正回転方向と反対
側にある歯B’の高さを、正回転側にある歯Aの高さよ
りも小さくしている。
の表示窓に現れ、上位桁の繰上動作が自動的に行われ、
かつリセット機構が付いている構成の積算計において、
リセット動作に伴う不良噛合によるロックアウトからの
脱出に要する入力トルクが小さくて済み、トルクの小さ
いステッピングモータにより積算計に入力回転を与える
方式の走行距離積算計などの場合でも積算機能喪失の恐
れのない積算計を提供する。 【構成】 表示各桁の繰上げ動作のために数字車13−
1〜13−4の上位桁側面に形成されている間欠歯車S
−1,S−2の2枚歯のうち数字車の正回転方向と反対
側にある歯B’の高さを、正回転側にある歯Aの高さよ
りも小さくしている。
Description
本考案は積算計に係り、特に、外周面に0から9迄の数字が等間隔で印刷など により付されている円筒状の複数の数字車がケースに固定された共通の固定軸に 回転自在に取付けられ、各数字車周面上の数字の1つがケースに設けられた表示 窓を通して積算量の各桁の数値としてそれぞれ表示され、下位桁の文字車が入力 積算量に応じて1回転すると、隣接上位桁の文字車の表示が一単位繰上がるよう な構成を有する積算計に関し、特に全桁の表示を任意の時に一斉に0にすること ができるリセット機構が付いている積算計の改良に関するものである。
【0001】
従来、同軸に配列された複数の数字車の外周面に印刷された0から9迄の数字 の1つがケースに設けられた表示窓に現れ、下位桁の文字車が1回転すると自動 的に隣接上位桁の文字車の表示が一単位繰上がるような機械的ディジタル表示形 式でかつリセット機構が付いている積算計は、車両のトリップメータなどで広く 利用されている。
【0002】 図6は、この種の従来の積算計における主要部の構成を示す。同図において、 フレーム11に対し両端を固定した固定軸12に円筒状の数字車13−1〜13 −4がそれぞれ独立して回転自在に並べて取り付けられ、各数字車13−1〜1 3−4の外周面には表示14−1〜14−4として数字0〜9が印刷などにより 付されており、例えば計器の文字板に設けられた表示窓W−1〜W−4を通して 上記数字の1つが表示すべき積算量の当該桁の数字として現れるように構成され る。なお、以下の説明においては、数字車13−1は表示すべき積算量の数値の 最下位の桁に対応し、数字車13−2〜13−4は逐次上位の桁に対応している 。
【0003】 数字車13−1〜13−4の下位桁側の側面には外縁全周に歯を有する駆動歯 車15−1〜15−4が設けられ、数字車13−1〜13−3の上位桁側の側面 には外縁に2枚歯を有する間欠歯車S−1,S−2が設けられる。間欠歯車S− 1,S−2の構造の詳細を、代表的に最下位桁の数字車13−1について図8に より説明すると、間欠歯車S−1は数字車13−1の上位桁側の側面から厚さに してt1 の部分とその上に重ねた厚さt2 の部分とからなる。厚さt1 の部分は 間欠歯車S−1の歯先円に等しい円周Tを有する円板であり、その円周上の1か 所に二枚歯の凹部Pに相当する切り込みが設けられる。厚さt2 の部分は間欠歯 車S−1の2枚歯の歯形が形成されており、この二枚歯の凹部Pと上記円周Tの 円板上の切り込みとが一致するように配置されている。
【0004】 図6、図7に示すように、固定軸12に平行して両端をフレーム11に固定し た回動軸16があり、回動軸16の回りに支持体17が回転自在に設けられ、支 持体17の長手方向の両端に突片18が設けられ、両突片18の間には回動軸1 6と平行にピニオン軸24が取り付けられる。ピニオン軸24にはピニオン20 −1〜20−4がそれぞれ独立して回転自在に並べて取り付けられる。ピニオン 20−2〜20−4の構成を、代表的にピニオン20−2について図7により説 明すると、ピニオン20−2は広幅歯20aと狭幅歯20bが交互に並んだ歯形 をもっている。なお、以下、ピニオンの歯形が現れている図においては狭幅歯2 0bを見分けやすいようにその歯本円を破線で描いて表示する。
【0005】 上述した積算計について、各桁の表示の繰上げ動作を説明する。図7は代表的 に最下位桁の数字車13−1について、後述するリセット操作が行われた直後の 間欠歯車S−1とピニオン20−2との相対位置関係を示し、この位置では表示 14−1のうち数字0が矢印Xの方向にある図示されていない表示窓W−1に現 れている。図7には現れていない上位桁の数字車13−2の駆動歯車15−2に 対してピニオン20−2の広幅歯20aと狭幅歯20bの双方が常時噛合ってい るが、図示されている下位桁の数字車13−1の間欠歯車S−1とは次ぎに述べ るように数字車13−1の1回転に1回だけ噛合する。
【0006】 今、積算計に積算すべき物理量が入力されると、後述するピニオン20−1の 作用により数字車13−1は矢印Y方向に回転し、表示窓W−1に現れる数字は 逐次1,2,3・・・と進み、最終的には図8に示すように数字9が表示窓に表 示される位置に達する。数字車13−1が図7に示す位置から図8に示す位置ま で回転する間は間欠歯車S−1とピニオン20−2との噛合は起こらず、かつピ ニオン20−2の広幅歯20aが間欠歯車S−1の歯先円周Tに接しているので 、ピニオン20−2の回転は阻止され、従って上位桁の数字車13−2の表示1 4−2が変わることはない。
【0007】 更に積算量が入力されると数字車13−1は図8に示す位置から図9に示す位 置に回転するが、このとき間欠歯車S−1の二枚歯の前方歯Aがピニオン20− 2の狭幅歯20bと噛合し、かつこの位置では間欠歯車S−1の歯先円周Tにあ る二枚歯の凹部Pに広幅歯20aの歯先が進入するのでピニオン20−2は数字 車13−1の回転に伴って回転させられ、続く数字車13−1の回転により再び 図7に示す状態になるまで回転する。
【0008】 数字車13−1が図8に示す位置から図9に示す位置を経て再び図7に示す位 置まで回転する間に表示窓W−1に現れる表示14−1の数字が9から0に変わ り、ピニオン20−2の回転に伴って噛合っている上位桁の数字車13−2の表 示14−2が1単位進み、これで繰上げ動作が完了する。更に、上位桁の数字車 13−2〜13−4についても上述と同様な作用で逐次各桁の表示の繰上げ動作 が行われる。
【0009】 次に積算される物理量が入力される経路について説明する。図6に示す実施例 においては、最下位桁の数字車13−1の駆動歯車15−1と噛合するピニオン 20−1の歯形には狭幅歯はなく、数字車13−1に隣接して固定軸12に回転 自在に取付けられている歯車35とも常時噛合している。歯車35には積算計の 入力軸37に取り付けられた入力歯車36が噛合しているから、積算される物理 量が回転数として入力軸37に与えられると、数字車13−1が回転して入力回 転数に相当した積算値を表示し、また上述した上位各桁の表示の繰上げ動作が逐 次行われる。
【0010】 積算される物理量が例えば自動車の走行距離であれば、上記入力回転はプロペ ラシャフトの回転をフレキシブルケーブルで入力軸37に導くという方法が従来 用いられているが、このような機械的な方法に代わり、プロペラシャフトに回転 数に対応した電気パルス信号を発生する回転センサを取付けて、この電気パルス 信号を入力軸37に連結したステッピングモータで受けて、ステッピングモータ の軸の回転を入力軸37に与えるという方法が用いられるようになってきた。
【0011】 車両のトリップメータなどに用いる積算計においては、全桁の表示を任意の時 に一斉に0にするリセット機構が必要であり、図6に示す実施例におけるリセッ ト動作について次に説明する。リセットとは各数字車13−1〜13−4をその 表示14−1〜14−4の数字0が各表示窓W−1〜W−4に向かう位置に強制 的に回転させることであるが、このとき各数字車13−1〜13−4は固定軸1 2上で自由に回転出来ることを要するから、前述入力及び繰上げ動作のための各 ピニオン20−1〜20−4と各駆動歯車15−1〜15−4との噛合を一時的 に解除するための次のような機構が備えられている。
【0012】 表示窓W−1〜W−4が配列されているパネルには図示されていないリセット ノブが設けられてあり、リセットノブを押し込むと、図示されていないリンク、 レバーその他公知の連結手段により、図7において支持体17が回動軸16の回 りに右回りに回動するように構成されている。この結果、各ピニオン20−1〜 20−4は各駆動歯車15−1〜15−4から引き離されて両者の噛合は解除さ れる。また、リセットノブを押し込むことを止めると、上記リンク、レバーなど の連結手段に組み込まれている図示されていない復帰スプリングにより、図7に 示す噛合状態に戻る。
【0013】 上記リセット操作から図7に示す噛合状態に戻るときに、ピニオン20−2〜 20−4が各間欠歯車S−1,S−2と正しい噛合状態となるように四角ボス2 0c、板ばね片28−1〜28−3とからなるデテント機構が設けられている。 図7に示すように、四角ボス20cは各ピニオン20−2〜20−4とそれぞれ 一体に形成された四角形の断面を有するボス部であり、板ばね片28−1〜28 −3は支持体17から一体に形成された弾性片で、それぞれピニオン20−2〜 20−4の四角ボス20cの四角柱状部分の各側面に対して弾性的に圧接するよ うに配置されている。
【0014】 リセットノッブが押し込まれて、ピニオン20−1〜20−4が駆動歯車15 −1〜15−4との噛合を解除されているときには、板ばね片28−1〜28− 3の四角ボス20cの四角柱状部分の各側面に対する弾性的圧接によって、ピニ オン20−2〜20−4の広幅歯20a狭幅歯20bの回転角位置決めが行われ て、リセット操作から図7に示す状態に戻るときに、各ピニオン20−2〜20 −4が各間欠歯車S−1,S−2と正しい噛合状態となる。
【0015】 各数字車13−1〜13−4をその表示14−1〜14−4の数字0が各表示 窓W−1〜W−4に向かう位置に強制的に回転させるために、各数字車13−1 〜13−4の駆動歯車15−1〜15−4が取り付けられている面には図7に破 線で示すようにハートカム31−1〜31−4が取り付けられている。一方、支 持体17から一体に形成されたリセット爪30−1〜30−4があり、リセット ノブが押し込まれると、ピニオン20−1〜20−4が駆動歯車15−1〜15 −4との噛合を解除された後、更に支持体17が回動軸16の回りに右回りに回 動してリセット爪30−1〜30−4の先端がハートカム31−1〜31−4に 作用してこれを強制的に回転させ、リセット爪30−1〜30−4の先端がそれ ぞれハートカム31−1〜31−4の最小半径位置と係合した位置で数字車13 −1〜13−4が停止するように構成される。上記停止位置において各数字車1 3−1〜13−4は表示窓W−1〜W−4を通して数字0を表示してリセット動 作が完了する。
【0016】
【考案が解決しようとする課題】 上述リセット動作が完了してリセットノブが釈放される過程においては、機構 の動作順序の都合上、最初にリセット爪30−1〜30−4の先端がハートカム 31−1〜31−4最小半径位置から離れるから、その後ピニオン20−1〜2 0−4と駆動歯車15−1〜15−4とが噛合するまでの間、一時的に数字車1 3−1〜13−4の拘束が無くなる期間が存在し、この期間に外部から振動や衝 撃を受けて数字車が正規の角度位置からずれるとピニオンと間欠歯車との不良噛 合が発生する。
【0017】 図10は代表的に数字車13−1についてピニオン20−2と間欠歯車S−1 とにこのような不良噛合が生じた状態を示す。図10に示す状態の図7に示す状 態との相違は、数字車13−1が正規の角度位置より表示14−1の半ピッチ分 矢印Yの回転方向と反対方向にずれた角度位置でピニオン20−2と間欠歯車S −1とが噛合している。また、図9に示す状態との比較においては、間欠歯車S −1の二枚歯の凹部Pにピニオン20−2の狭幅歯20bが噛合し、かつ広幅歯 20aが歯先円周Tに接しているので、ピニオン20−2の回転が阻止され同時 に数字車13−1の回転も阻止される。すなわち、即ちこのような不正噛合が生 じると、積算計はロックアウトの状態となり正規の動作が出来なくなる。
【0018】 もし、図10に示す不良噛合状態において、入力軸37に大きなトルクで無理 に入力回転を与えると数字車13−1も追随して回ろうとし、ピニオン20−2 の狭幅歯20bの歯先は図11に破線20b´で示す噛合位置から間欠歯車S− 1の二枚歯の後方歯Bの歯先を滑ってこれに乗り上げ、ピニオン軸24を前記リ セット復帰スプリングに抗して回動軸16の廻りの角度にしてLだけ押し上げ、 遂には両歯車の噛合が1歯スリップして図7に示す状態に落ち着く。
【0019】 すなわち不良噛合状態において、入力軸37に大きなトルクで無理に入力回転 を与えれば、不正噛合状態から脱出して正規の動作状態に移行することが可能で あるが、そのためには通常の動作トルクに比し非常に大きな入力トルクが必要で あり、そのような過大なトルクで無理に入力回転を与えれば、積算計の機構を破 損したり寿命を損なったりする危険が大きい。
【0020】 またプロペラシャフトに回転数に対応した電気パルス信号を発生する走行セン サを取付けて、この電気パルス信号を入力軸37に取り付けたステッピングモー タで受けて、ステッピングモータの軸の回転を入力軸37に与えるという方式の 走行距離積算計などの場合は、ステッピングモータの出力トルクに限度があって 上記ロックアウトの状態を脱出できず、積算計としての機能を喪失するという欠 点があった。
【0021】 よって本考案は、上述した従来の問題点に鑑み、上記ロックアウトの状態が発 生しても、それからの脱出が容易であり、機能喪失の恐れのない積算計を提供す ることを目的とする。
【0022】
上記目的を達成するため本考案により成された積算計は、各々の外周面に0か ら9迄の数字が等間隔で付されている円筒状の複数の数字車が共通の固定軸に回 転自在に取付けられ、各数字車は表示すべき積算量の数値の各桁にそれぞれ対応 し、各数字車の下位桁側面には外縁全周に歯を有する駆動歯車が形成され、各数 字車の上位桁側面には外縁に2枚歯を有する間欠歯車が形成され、また広幅歯と 狭幅歯とが交互に配列された歯を有する複数のピニオンが、前記固定軸と平行に 配置されたピニオン軸に回転自在に取付けられ、かつ各数字車の駆動歯車は対応 するピニオンと常時噛合し、当該ピニオンの広幅歯は隣接する下位桁の数字車が 1回転して所定の回転位置にきたときに当該下位桁数字車の間欠歯車と噛合する ことにより下位桁の数字車の回転が上位桁の数字車に間欠的に伝達されて表示す べき積算量の数値の各桁の繰上げが行われるように構成され、かつ前記数字車と 前記ピニオンとの噛合を外して全桁の表示を任意の時に一斉に0にするリセット 機構を有する積算計において、上記間欠歯車の2枚歯のうち数字車の正回転方向 と反対側にある歯の高さを、正回転側にある歯の高さよりも小さくしたことを特 徴としている。
【0023】
上記の構成によれば、間欠歯車の2枚歯のうち数字車の正回転方向と反対側に ある歯の高さを、正回転側にある歯の高さよりも小さくしているので、不良噛合 状態になった積算計に続けて入力回転を与えたとき、ピニオンと間欠歯車との噛 合が1歯スリップることによってロックアウト状態から脱出するのに必要な余分 の入力トルクが小さくて済むから、ロックアウト状態からの脱出が容易であり、 機能喪失の恐れがない。
【0024】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1は、本考案の一実施例 においてリセット操作が行われた直後の状態について、代表的に最下位桁の数字 車13−1の間欠歯車S−1とピニオン20−2との相対位置関係を示す。図中 、従来技術におけると同様の作用をする部材については、同一符号を用いて表示 して説明の繰り返しを省略する。本考案においては、図1に代表的に示すように 、間欠歯車S−1,S−2の二枚歯の後方歯B´の歯の高さが前方歯Aの歯の高 さよりも小さくされている。
【0025】 積算計に積算すべき物理量が入力されると数字車13−1は矢印Y方向に回転 し、表示窓W−1に現れる数字は逐次1,2,3・・・と進み、図2、図3に示 す状態を経て再び図1に示す状態になるまで回転する。数字車13−1が図2に 示す位置から図3に示す位置を経て再び図1に示す位置まで回転する間に表示窓 W−1に現れる表示14−1の数字が9から0に変わり、ピニオン20−2の回 転に伴って噛合っている上位桁の数字車13−2の表示14−2が1単位進み、 これで繰上げ動作が完了する。更に、上位桁の数字車13−2〜13−4につい ても上述と同様な作用で逐次各桁の表示の繰上げ動作が行われる。
【0026】 本考案による積算計の表示リセットのための機構及び動作については従来技術 におけると同様であり、リセット動作が完了してリセットノブが釈放される過程 において外部から振動や衝撃を受けて数字車が正規の角度位置からずれるとピニ オンと間欠歯車との不良噛合が発生する。図4は代表的に数字車13−1につい てピニオン20−2と間欠歯車S−1とにこのような不正噛合が生じた状態を示 す。図4の状態では、間欠歯車S−1の二枚歯の凹部Pにピニオン20−2の狭 幅歯20bが噛合し、かつ広幅歯20aが歯先円周Tに接しているので、ピニオ ン20−2の回転が阻止され同時に数字車13−1の回転も阻止されロックアウ トの状態となる。
【0027】 ここで、入力軸37に続けて入力回転が与えられると数字車13−1も追随し て回ろうとし、図5に示すようにピニオン20−2の狭幅歯20bの歯先は間欠 歯車S−1の後方歯B´に乗り上げ、ピニオン軸24を前記リセット復帰スプリ ングに抗して回動軸16の廻りの角度にしてMだけ押し上げ、遂には両歯車の噛 合が1歯スリップして図1に示す状態に落ち着きロックアウトの状態から脱出す る。
【0028】 上記ロックアウトの状態からの脱出において、本考案においては図5に示すよ うに間欠歯車S−1の後方歯B´の歯の高さが前方歯Aの歯の高さよりも小さく 構成されるから、ピニオン20−2の狭幅歯20bの歯先が後方歯B´に乗り上 げたとき、ピニオン軸24を前記リセット復帰スプリングに抗して回動軸16の 廻りに押し上げる角度Mが、図5の破線20b´´で示す従来例における押し上 げ角度Lに比して小さく、それに相当して数字車13−1が受ける反抗トルクも 小さい。従って、ロックアウト状態から脱出するのに必要な入力軸37に与える べき余分の入力トルクが小さくて済む。
【0029】 本考案における間欠歯車S−1の後方歯B´の歯の高さは、上述ロックアウト 状態からの脱出の観点からは小さいほど良いことになるが、一方前述積算量表示 の繰上げ動作において数字車13−1が図3に示す位置から再び図1に示す位置 まで回転する過程でピニオン20−2の狭幅歯20bと間欠歯車S−1の後方歯 B´とが噛合う必要がある。すなわち、各間欠歯車S−1,S−2の二枚歯の後 方歯B´の歯の高さを、ピニオン20−2〜20−4の狭幅歯20bとの噛合が 損なわれない限度範囲で出来るだけ小さく構成することが、本考案の要点である 。
【0030】
以上説明したように本考案によれば、不良噛合状態になった積算計に続けて入 力回転を与えたとき、ピニオンと間欠歯車との噛合が1歯スリップすることによ って、ロックアウト状態から脱出するのに必要な余分の入力トルクが小さくて済 む。従って、入力軸に過大な入力トルクが加わって積算計の機構を破損したり寿 命を損なったりする危険がない。
【0031】 また、プロペラシャフトの回転数に対応した電気パルス信号により動作するス テッピングモータの軸の回転を積算計の入力軸に与える方式の走行距離積算計な どの場合でも、ステッピングモータの出力トルクで積算計のロックアウトの状態 から脱出して、積算計の機能喪失の恐れが無い。
【図1】本考案による積算計のリセット直後における正
規噛合の状態を示す部分詳細の側面図(a)及び正面図
(b)である。
規噛合の状態を示す部分詳細の側面図(a)及び正面図
(b)である。
【図2】本考案による積算計の繰上げ直前における噛合
の状態を示す部分詳細の側面図(a)及び正面図(b)
である。
の状態を示す部分詳細の側面図(a)及び正面図(b)
である。
【図3】本考案による積算計の繰上げ動作途中における
噛合の状態を示す部分詳細図である。
噛合の状態を示す部分詳細図である。
【図4】本考案による積算計のリセット直後における不
良噛合の状態を示す部分詳細図である。
良噛合の状態を示す部分詳細図である。
【図5】本考案による積算計の不良噛合から正規噛合に
復帰途中の状態を示す部分詳細図である。
復帰途中の状態を示す部分詳細図である。
【図6】従来の積算計の要部構成を示す斜視図である。
【図7】従来の積算計のリセット直後における正規噛合
の状態を示す部分詳細の側面図(a)及び正面図(b)
である。
の状態を示す部分詳細の側面図(a)及び正面図(b)
である。
【図8】従来の積算計の繰上げ直前における噛合の状態
を示す部分詳細の側面図(a)及び正面図(b)であ
る。
を示す部分詳細の側面図(a)及び正面図(b)であ
る。
【図9】従来の積算計の繰上げ動作途中における噛合の
状態を示す部分詳細図である。
状態を示す部分詳細図である。
【図10】従来の積算計のリセット直後における不良噛
合の状態を示す部分詳細図である。
合の状態を示す部分詳細図である。
【図11】従来の積算計の不良噛合から正規噛合に復帰
途中の状態を示す部分詳細図である。
途中の状態を示す部分詳細図である。
12 固定軸 13−1〜13−4 数字車 14−1〜14−4 表示 15−1〜15−4 駆動歯車 S−1,S−2 間欠歯車 20−1〜20−4 ピニオン 20a 広幅歯 20b 狭幅歯 24 ピニオン軸 A 二枚歯前方歯 B,B´ 二枚歯後方歯
Claims (1)
- 【請求項1】 各々の外周面に0から9迄の数字が等間
隔で付されている円筒状の複数の数字車が共通の固定軸
に回転自在に取付けられ、各数字車は表示すべき積算量
の数値の各桁にそれぞれ対応し、各数字車の下位桁側面
には外縁全周に歯を有する駆動歯車が形成され、各数字
車の上位桁側面には外縁に2枚歯を有する間欠歯車が形
成され、また広幅歯と狭幅歯とが交互に配列された歯を
有する複数のピニオンが、前記固定軸と平行に配置され
たピニオン軸に回転自在に取付けられ、かつ各数字車の
駆動歯車は対応するピニオンと常時噛合し、当該ピニオ
ンの広幅歯は隣接する下位桁の数字車が1回転して所定
の回転位置にきたときに当該下位桁数字車の間欠歯車と
噛合することにより下位桁の数字車の回転が上位桁の数
字車に間欠的に伝達されて表示すべき積算量の数値の各
桁の繰上げが行われるように構成され、かつ前記数字車
と前記ピニオンとの噛合を外して全桁の表示を任意の時
に一斉に0にするリセット機構を有する積算計におい
て、 上記間欠歯車の2枚歯のうち数字車の正回転方向と反対
側にある歯の高さを、正回転方向側にある歯の高さより
も小さくしたことを特徴とする積算計。 【0001】
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4335993U JP2582528Y2 (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | 積算計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4335993U JP2582528Y2 (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | 積算計 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0716253U true JPH0716253U (ja) | 1995-03-17 |
| JP2582528Y2 JP2582528Y2 (ja) | 1998-10-08 |
Family
ID=12661664
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4335993U Expired - Lifetime JP2582528Y2 (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | 積算計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2582528Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49106419U (ja) * | 1972-12-28 | 1974-09-11 |
-
1993
- 1993-08-06 JP JP4335993U patent/JP2582528Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49106419U (ja) * | 1972-12-28 | 1974-09-11 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2582528Y2 (ja) | 1998-10-08 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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