JPH07162680A - 画像読み取り装置 - Google Patents

画像読み取り装置

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JPH07162680A
JPH07162680A JP5302437A JP30243793A JPH07162680A JP H07162680 A JPH07162680 A JP H07162680A JP 5302437 A JP5302437 A JP 5302437A JP 30243793 A JP30243793 A JP 30243793A JP H07162680 A JPH07162680 A JP H07162680A
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JP
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JP5302437A
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English (en)
Inventor
Hidetoshi Ikeda
英敏 池田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ラインイメージセンサを搭載した画像読み取
り装置の信号処理系で、A/D変換器の分解能を変えず
に画像処理速度を低下させることなく、また、回路コス
トを上げることなく高階調の画像読み取りができるよう
にする。 【構成】 A/D変換器のリファレンスを3つ以上与え
てA/D変換の入力信号に対しディジタルコード出力が
非直線となるようにし、A/D変換器の分解能を変えず
に低輝度の原稿読み取りにたいして高解像度のA/D変
換ができる構成とする。また、さらにA/D変換器のリ
ファレンス電圧を制御することによりシェーディング補
正も同時に行える構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ、ディジ
タル複写機、スキャナなどに用いられる多階調の原稿画
像データの読み取りを行なうことができる画像入力装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ディジタル複写機を始めとして、
ファクシミリ装置や電子ファイリング装置などの画像入
力手段として1次元の自己走査型イメージセンサを副走
査方向に走査し、原稿の画像データを1ライン毎に順次
読み取っていくことのできる画像読み取り装置が主流と
なってきている。
【0003】これらの装置では、ディスプレイやプリン
タなどの画像出力装置の白黒多階調化やカラー多階調化
に伴い画像データの多階調読み取りのできる装置の要求
が高まってきている。画像データを多階調にて読み取る
ためには、高分解能のA/D変換器を用いてイメージセ
ンサ出力を多値のディジタル信号に変換することが一般
的に行なわれている。
【0004】以下に、従来の画像読み取り装置について
図面を参照しながら説明する。図17は従来の画像読み
取り装置の機構系概略図、図18は従来の画像読み取り
装置の光学系概略図である。図19は従来の電気回路構
成図を示す。図17、図18に示すように画像読み取り
装置は、原稿1を載置する原稿載置ガラス2と、原稿載
置ガラス2に原稿1を密着させる原稿カバー3と、画像
の読み取り開始前に画像処理部にシェーディング補正の
ための白基準データを与える白基準板4と、原稿1を走
査してライン毎に逐次、原稿1を読み取るキャリッジ5
を有する。キャリッジ5は支持シャフト6a、6bと支
持ローラ7a、7bなどにより支持され、移動が副走査
方向のみに規制される。またキャリッジ5には一対の駆
動ワイヤ8a、8bが接続され、駆動ワイヤ8aは駆動
プーリ9a、従動プーリ10aで係合され、8bは駆動
プーリ9b、従動プーリ10bで係合されている。一対
の駆動プーリ9a、9bは駆動シャフト11で連結され
ており、もう一対の従動プーリ10a、10bは従動シ
ャフト12で連結されている。また駆動シャフト11の
一端には駆動モータ13が接続され、従動シャフト12
の両端部には駆動ワイヤ8a、8bに張力を与えるスプ
リングなどの一対の張力発生部材14a、14bが接続
されている。
【0005】光学キャリッジ5は、原稿1を照射する光
源ランプ15、原稿1からの反射像を反射する反射ミラ
ー16、イメージセンサ上の照度分布を均一化するため
に原稿1と結像レンズとの間に固定されたシェーディン
グ補正板17、原稿1をイメージセンサ上に結像させる
結像レンズ18、原稿1からの反射像を読み取り、電気
信号に変換するラインイメージセンサ19を備えてい
る。
【0006】電気回路構成は、図19に示すように、ラ
インイメージセンサ19から得られるイメージ信号を増
幅する増幅器20、A/D変換器21、A/D変換器2
1のリファレンス電圧発生器22、シェーディング補正
演算器23、シェーディング補正メモリ24、読み取り
データを一時的に蓄えるバッファメモリ25、外部機器
とのデータの授受を行なうインターフェイス26、CC
DやA/D変換器やシェーディングなどの動作を制御す
るタイミング発生回路27、全電気回路の制御を行なう
CPU28、CPUの制御プログラムが格納されている
ROM29、CPUのワーク用のRAM30、各種制御
対象物のオン/オフや制御対象物の状態を観測するため
のI/Oポート31、光源15を点灯させるための光源
ドライバー32、キャリッジ駆動モータ13のドライバ
ー33から構成される。
【0007】以上のように構成された画像読み取り装置
について、以下にその動作を図17、図18、図19を
参照しながら説明する。まず、外部ホスト34より原稿
の読み取り命令が出されると、CPU28はキャリッジ
駆動モータ13を回動させ、駆動プーリ9a,9bおよ
び駆動ワイヤ8a,8bにて連結されたキャリッジ5を
白基準板4の位置まで駆動する。その位置に達したこと
を検出するとCPUはキャリッジ5を停止させ、光源ラ
ンプ15を点灯させるととともに、イメージセンサ動作
指令を出力してラインイメージセンサ19によりその位
置に配置された白基準板の読み取り動作を開始する。ラ
インイメージセンサ19の出力信号は増幅器20により
増幅されてA/D変換器21に入力される。A/D変換
のリファレンス電圧はリファレンス電圧発生器22によ
り与えられており、入力電圧に対する出力コードは図2
0に示すような特性である。A/D変換されたデータは
後で説明するシェーディング補正に使うため、シェーデ
ィングメモリ24に保存される。
【0008】白基準板読み取りが終了した後、CPU2
8はラインイメージセンサ19の駆動を停止し、再びキ
ャリッジ5を一定速度で駆動する。CPU28はキャリ
ッジ5が原稿1の読み取り開始点に達したことを検出す
るとタイミング発生回路27に動作指令を出力してライ
ンイメージセンサ19の画像読み取り動作を再開する。
そして、光源ランプ15よりの光束は原稿1の読み取り
部に照射され、原稿1の読み取り部分の反射像がキャリ
ッジ5内に入射する。さらにキャリッジ内に導かれた原
稿1の注目する主走査1ライン分の反射像は反射ミラー
16で反射して、結像レンズ18でラインイメージセン
サ19に結像し、反射率データとして取り込まれる。そ
の後、イメージセンサ出力は上記説明と同様にしてA/
D変換器21にてディジタルデータに変換される。この
画像データは、先に保存しておいた白基準データを基に
シェーディング補正演算器23によりシェーディング補
正が行なわれる。シェーディング補正は、図21に示す
ように、入力画像データを白基準データで割り算した後
A/D変換器の階調数を掛け算し正規化する動作であ
る。シェーディング補正後の画像データはバッファメモ
リ25に順次取り込まれ、CPU28によりインターフ
ェイス26を通じて出力される。この一連の動作をCP
U28によって駆動モータ13を駆動してキャリッジ5
を副走査方向にその解像度分の1ラインだけ移動させる
毎に行っていく。原稿の読み取り終了部までキャリッジ
5を移動すると読み取りは終了し、CPU28によって
光源15は消灯されるとともに、駆動モータ13を駆動
し、キャリッジ5を原稿の読み取り開始部へ移動させ動
作を終了する。以上の動作により2次元の原稿の画像デ
ータを平面的に読み取っていくことができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の画像読み取り装置では画像読み取りの解像度を上
げようとした場合、図20のようにA/D変換の入力信
号に対しディジタルコード出力が直線となる設定になっ
ているためA/D変換器の分解能を高くする必要があ
る。一般にA/D変換器の分解能を高くすると、変換速
度が遅くなる、A/D変換器のコストが上がるなどの問
題があった。特に、カラー画像の読み取りに際しては、
画像処理速度が白黒画像の読み取りの3倍程度の処理が
必要なため、画像処理速度の低下が著しくなる。
【0010】本発明は上記問題を解決するもので、A/
D変換器の分解能を変えずに画像処理速度を低下させる
ことなく、また回路コストを上げることなく高階調の画
像読み取りができる画像読み取り装置を提供することを
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の課題を
解決するために、A/D変換器のリファレンスを3つ以
上与えてA/D変換の入力信号に対しディジタルコード
出力が非直線となるようにし、A/D変換器の分解能を
変えずに低輝度の原稿読み取りに対して高分解能のA/
D変換ができる構成とする。
【0012】画像読み取り装置で読み取った画像データ
は輝度信号として得られ、読み取った画像データを表示
する装置がCRTの場合は、周知のガンマ補正を施すた
め輝度データの2.2乗根がCRTの印加電圧となる。
したがって、高輝度の画像情報に比べて低輝度の画像情
報の読み取り分解能を高くすることで、全体的にバラン
スよく画像読み取りの階調が向上することになる。ま
た、画像データを表示する装置がプリンタの場合は、周
知の濃度変換を施すため輝度データの常用対数変換値が
プリンタの印字制御信号となる。したがって、CRTの
場合と同様、高輝度の画像情報に比べて低輝度の画像情
報の読み取り分解能を高くすることで、全体的にバラン
スよく画像読み取りの階調が向上することになる。
【0013】
【作用】本発明は、上記のようにA/D変換器のリファ
レンスを3つ以上与えてA/D変換の入力信号に対しデ
ィジタルコード出力が非直線となるようにし低輝度の原
稿読み取りに対して高分解能のA/D変換ができる構成
としたことで、A/D変換器の分解能は変えずに画像読
み取りの階調を向上させることができるようにし、これ
により、画像処理速度を低下させることなく、また、回
路コストを上げることなく高階調の画像読み取りができ
る。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本発明の第1の実施例における画像読み
取り装置の機構系概略図で、(a)は横断面図、(b)
上面図である。図2はその光学キャリッジの光学系概略
図である。図3はその電気回路構成図を示している。以
下図1、図2、図3を参照して説明する。
【0015】図1、図2に示すように画像読み取り装置
は、原稿1を載置する原稿載置ガラス2と、原稿載置ガ
ラス2に原稿1を密着させる原稿カバー3と、画像の読
み取り開始前に画像処理部にシェーディング補正のため
の白基準データを与える白基準板4と、原稿1を走査
し、ライン毎に順次原稿を読み取るキャリッジ5を有す
る。キャリッジ5は支持シャフト6a、6bと支持ロー
ラ7a、7bなどにより支持され、原稿との相対距離が
一定に保たれるとともに移動が副走査方向のみに規制さ
れる。またキャリッジ5には一対の駆動ワイヤ8a、8
bが接続され、駆動ワイヤ8aは駆動プーリ9a、従動
プーリ10aで係合され、8bは駆動プーリ9b、従動
プーリ10bで係合されている。一対の駆動プーリ9
a、9bは駆動シャフト11で連結されており、もう一
対の従動プーリ10a、10bは従動シャフト12で連
結されている。また駆動シャフト11の一端には駆動モ
ータ13が接続され、従動シャフト12の両端部には駆
動ワイヤ8a、8bに張力を与えるスプリングなどの一
対の張力発生部材14a、14bが接続されている。
【0016】光学キャリッジ5は原稿1を照射する光源
ランプ15、原稿1からの反射像を反射する反射ミラー
16、イメージセンサ上の照度分布を均一化するために
原稿1と結像レンズとの間に設置されたシェーディング
補正板17、原稿1をイメージセンサ上に結像させる結
像レンズ18、原稿1からの反射像を読み取り、電気信
号に変換するラインイメージセンサ19を備えている。
【0017】以上は従来例と同一である。電気回路構成
は、図3に示すように、ラインイメージセンサ19から
得られるイメージ信号を増幅する増幅器20、アナログ
信号をディジタル信号に変換するA/D変換器35、A
/D変換器のリファレンス電圧発生器36、A/D変換
器の非線形出力データを線形データに変換するリニアス
ケール変換器38、シェーディング補正演算器39、シ
ェーディング補正用メモリ24、読み取りデータを一時
的に蓄えるバッファメモリ25、外部機器とのデータの
授受を行なうインターフェイス26、CCDやA/D変
換器やシェーディング補正などの動作を制御するタイミ
ング発生回路27、全電気回路の制御を行なうCPU2
8、CPUの制御プログラムが格納されているROM2
9、CPUのワーク用のRAM30、各種制御対象物の
オン/オフや制御対象物の状態を観測するためのI/O
ポート31、光源15を点灯させるための光源ドライバ
ー32、キャリッジ駆動モータ13のドライバー33か
ら構成される。
【0018】以上のように構成された本発明の一実施例
の画像読み取り装置について以下にその動作を図1、図
2および図3を参照しながら説明する。まず、外部ホス
ト34より原稿の読み取り命令が出されると、CPU2
8はキャリッジ駆動モータ13を回動させ、駆動プーリ
9a,9bおよび駆動ワイヤ8a,8bにて連結された
キャリッジ5を白基準板4の位置まで駆動する。その位
置に達したことを検出するとCPUはキャリッジ5を停
止させ、光源ランプ15を点灯させるととともに、イメ
ージセンサ動作指令を出力してラインイメージセンサ1
9によりその位置に配置された白基準板の読み取り動作
を開始する。ラインイメージセンサ19の出力信号は増
幅器20により増幅される。増幅されたイメージ信号
は、高輝度信号に対し電圧が高くなるような極性とし、
A/D変換器35に入力される。
【0019】本実施例ではA/D変換器35の分解能を
8ビットとする。A/D変換のリファレンス電圧はリフ
ァレンス電圧発生器36により与えられている。リファ
レンス電圧発生器36は、たとえば図4のような回路で
構成されており、リファレンス数を4つとする。A/D
変換器35は図5のようにラダー抵抗の両端にR4とR
1の2つのリファレンス電圧を接続し、R2とR3の2
つのリファレンス電圧をラダー抵抗のタップに任意に接
続できる構成とする。リファレンス電圧発生器36とA
/D変換器35を図6(a)のように接続すると、図6
(b)のようなA/D変換特性となる。こうすることに
より、A/D変換器35の分解能は実際は8ビットであ
るが、入力信号電圧が(1)に示す区間は9ビット相当
の分解能であり、(2)で示す区間は8ビット相当、
(3)で示す区間は7ビット相当の分解能となる。A/
D変換されたデータは後で説明するシェーディング補正
に使うため、CCDの各画素ごとにシェーディングメモ
リ24に保存される。なお、メモリのビット幅は、A/
D変換器のビット幅と同じ、すなわち、この実施例では
8ビット幅でよい。
【0020】白基準板読み取りが終了した後、CPU2
8はラインイメージセンサ19の駆動を停止し、再びキ
ャリッジ5を一定速度で駆動する。CPU28はキャリ
ッジ5が原稿1の読み取り開始点に達したことを検出す
るとタイミング発生回路27に動作指令を出力してライ
ンイメージセンサ19の画像読み取り動作を再開する。
そして、光源ランプ15よりの光束は、原稿1の読み取
り部に照射され、原稿1の読み取り部分の反射像がキャ
リッジ5内に入射する。さらにキャリッジ内に導かれた
原稿1の注目する主走査1のライン分の反射像は反射ミ
ラー16で反射して、レンズ2でラインイメージセンサ
19に結像し、反射率データとして取り込まれる。その
後、イメージセンサ出力は上記説明と同様にしてA/D
変換器35にてディジタルデータに変換される。この画
像データは、リニアスケール変換器38で9ビット幅の
データに変換される。リニアスケール変換器38は、た
とえば図7に示す構成とし次のように動作する。図中、
(D8)Hは8ビットのリニアスケール変換器入力信号
であり、(D9)は9ビットの出力信号を意味する。
【0021】 (D8)Hが00H〜80Hの場合はSW1に接続し (D9)H=(D8)H (D8)Hが80H〜C0Hの場合はSW2に接続し (D9)H=2*(D8)H−80H (D8)HがC0H〜FFHの場合はSW3に接続し (D9)H=4*(D8)H−200H とする。この演算の結果として、図8に示すように8ビ
ットの非線形データは9ビットの線形データに変換され
る。リニアスケール変換された画像データはシェーディ
ング補正演算器39に入力される。
【0022】また、先に保存しておいた白基準データも
同様にリニアスケール変換器38により9ビットの線形
データに変換し、シェーディング補正演算器39に入力
される。ここで、リニアスケール変換器38は画像デー
タ用と白基準データ用それぞれ2つ使用しているが、タ
イムシェアリングを行ない1つを共用しても構わない。
リニアスケール変換された画像データと白基準データは
シェーディング補正演算器39によりシェーディング補
正が行なわれる。シェーディング補正出力Dsは、9ビ
ット画像データをDi、9ビット白基準データをDwと
すると、 Ds=(Di/Ds)*29 で表せる。
【0023】シェーディング補正後の画像データはバッ
ファメモリ25に順次取り込まれ、CPU28によりイ
ンターフェイス26を通じて出力される。この一連の動
作をCPU28によって駆動モータ13を駆動してキャ
リッジ5を副走査方向にその解像度分の1ラインだけ移
動させる毎に行っていく。原稿の読み取り終了部までキ
ャリッジ5を移動すると読み取りは終了し、CPU28
によって光源15は消灯されるとともに、駆動モータ1
3を駆動し、キャリッジ5を原稿の読み取り開始部へ移
動させ動作を終了する。以上の動作により2次元の原稿
の画像データを平面的に読み取っていくことができる。
【0024】ここで、シェーディング補正演算器39の
出力は輝度データであるが、ガンマ補正変換の演算や、
濃度補正変換の演算を同時に行える機能を追加すること
もできる。この機能を追加した演算器の一例を図9に示
す。演算回路の構成はいわゆるテーブルサーチ方式であ
り、リニアスケール変換後の画像データと白基準データ
をRAMのアドレスとして入力し、選択されたRAMア
ドレスのデータが演算の結果となるようにあらかじめ計
算された値がRAMに書き込まれている。ホスト34に
より指定された出力データの形体に従い、輝度データ、
ガンマ補正データ、濃度補正データのいずれかになるよ
うRAMの内容を書き換えることにより望みの演算がで
きる。なお、上記に説明したリニアスケール変換演算や
シェーディング補正演算、ガンマ補正変換の演算、濃度
補正変換の演算は、DSPなどを用いて、一括して直接
計算しても構わない。
【0025】以上、本発明の一実施例を説明したが、図
3の構成でCCDの暗電流補正を実施することは容易で
あるので、暗電流補正については説明を省略した。次
に、本発明の第2の実施例の画像読み取り装置について
説明する。図10は本発明の第2の実施例における画像
読み取り装置の機構系概略図で、(a)は横断面図、
(b)は上面図である。図11はその光学キャリッジの
光学系概略図である。図12はその電気回路構成を示し
ている。機構系および光学系については第1の実施例と
同一であり、ここでは省略する。
【0026】以下図12を参照して説明する。電気回路
構成は、ラインイメージセンサ19から得られるイメー
ジ信号を増幅する増幅器20、アナログ信号をディジタ
ル信号に変換するA/D変換器35、A/D変換器のリ
ファレンス電圧発生器37、A/D変換器の非線形出力
データを線形データに変換するリニアスケール変換器3
8、シェーディング補正用メモリ24、読み取りデータ
を一時的に蓄えるバッファメモリ25、外部機器とのデ
ータの授受を行なうインターフェイス26、CCDやA
/D変換器やシェーディング補正などの動作を制御する
タイミング発生回路27、全電気回路の制御を行なうC
PU28、CPUの制御プログラムが格納されているR
OM29、CPUのワーク用のRAM30、各種制御対
象物のオン/オフや制御対象物の状態を観測するための
I/Oポート31、光源15を点灯させるための光源ド
ライバー32、キャリッジ駆動モータ13のドライバー
33から構成される。ここで、シェーディング補正メモ
リ24については、説明の便宜上、白基準補正用メモリ
24aと暗電流補正用メモリ24bに分割する。
【0027】以上のように構成された第2の実施例の画
像読み取り装置について以下にその動作を図10、図1
1および図12を参照しながら説明する。まず、外部ホ
スト34より原稿の読み取り命令が出されると、CCD
の暗電流を測定するために、光源が点灯していない状態
のままラインイメージセンサ19の出力信号は増幅器2
0により増幅される。増幅されたイメージ信号は、高輝
度信号に対し電圧が高くなるような極性とし、A/D変
換器35に入力される。本実施例でもA/D変換器の分
解能を8ビットとする。A/D変換のリファレンス電圧
はリファレンス電圧発生器37により与えられている。
リファレンス電圧発生器37は、たとえば図13のよう
な回路で構成されており、リファレンス数を4つとす
る。ここで電圧の1番高いリファレンス電圧と1番低い
リファレンス電圧はD/A変換器41および42の出力
電圧とそれぞれ一致している。このリファレンス発生器
37とA/D変換器35とシェーディング補正メモリ2
4の詳細な構成について図14に示す。リファレンス電
圧発生器内の2つのD/A変換器41、42の出力電圧
はCPU28またはシェーディング補正メモリ24の値
により制御できる構成とするが、初期値として、CPU
28により固定電圧が出力されている。A/D変換器の
構成およびA/D変換特性は第1の実施例と同一であ
り、図6のようなA/D変換特性である。CCDの暗電
流に対するA/D変換値は、CCDの画素ごとにシェー
ディング補正メモリ24のなかの暗電流補正用RAM2
4bに保存される。
【0028】次に、CPU28はキャリッジ駆動モータ
13を回動させ、駆動プーリ9a,9bおよび駆動ワイ
ヤ8a,8bにて連結されたキャリッジ5を白基準板の
位置まで駆動する。その位置に達したことを検出すると
CPUはキャリッジ5を停止させ、光源ランプ15を点
灯させるとともに、イメージセンサ動作指令を出力して
ラインイメージセンサ19によりその位置に配置された
白色基準板の読み取り動作を開始する。イメージセンサ
の出力信号は増幅器20により増幅され、A/D変換器
35によりディジタル値に変換後シェーディングメモリ
24のなかの白基準補正用RAM24aに保存される。
【0029】白基準板読み取りが終了した後、CPU2
8は暗電流補正用RAM24bの内容を読み取り、D/
A変換器42の出力が暗電流電圧と等しくなるように暗
電流補正用RAM24bの内容を書き換える。また、白
基準補正用RAM24aの内容を読み取り、D/A変換
器41の出力が白基準板読み取り電圧と等しくなるよう
に白基準補正用RAM24aの内容を書き換える。RA
Mの内容を書き換えた後、CCDの各画素に同期して暗
電流補正用RAM24bの内容が一番低いリファレンス
電圧を発生しているD/A変換器42につぎつぎに送り
出され、白基準補正用RAM24bの内容が一番高いリ
ファレンス電圧を発生しているD/A変換器41につぎ
つぎに送り出されることにより、自動的にシェーディン
グ補正動作が行なわれることになる。
【0030】シェーディング補正の回路設定が終了した
後、CPU28は、再びキャリッジ5を一定速度で駆動
する。CPU28はキャリッジ5が原稿1の読み取り開
始点に達したことを検出するとタイミング発生回路27
に動作指令を出力してラインイメージセンサ19の画像
読み取り動作を再開する。そして、光源ランプ15より
の光束は、原稿1の読み取り部に照射され、原稿1の読
み取り部分の反射像がキャリッジ5内に入射する。さら
にキャリッジ内に導かれた原稿1の注目する主走査1ラ
イン分の反射像は反射ミラー16で反射して、レンズ2
でラインイメージセンサ19に結像し、反射率データと
して取り込まれる。その後、イメージセンサ出力は上記
説明と同様にしてA/D変換器35にてディジタルデー
タに変換される。A/D変換された画像データは先に説
明したとおりシェーディング補正済みのデータである。
この画像データは、第1の実施例と同様にリニアスケー
ル変換器39で9ビット幅のデータに変換される。この
演算の結果として、8ビットの非線形データは9ビット
の線形データに変換される。リニアスケール変換後の画
像データはバッファメモリ25に順次取り込まれ、CP
U28によりインターフェイス26を通じて出力され
る。この一連の動作をCPU28によって駆動モータ1
3を駆動してキャリッジ5を副走査方向にその解像度分
の1ラインだけ移動させる毎に行っていく。原稿の読み
取り終了部までキャリッジ5を移動すると読み取りは終
了し、CPU28によって光源15は消灯されるととも
に、駆動モータ13を駆動し、キャリッジ5を原稿の読
み取り開始部へ移動させ動作を終了する。以上の動作に
より2次元の原稿の画像データを平面的に読み取ってい
くことができる。
【0031】ここで、第1の実施例でも述べたように、
ガンマ補正変換の演算や、濃度補正変換の演算を同時に
行なえる機能を追加することもできる。この機能を有す
演算器を追加した一例を図15に示し、そのガンマ補正
・濃度補正演算器40の詳細を図16に示す。演算器の
構成はいわゆるテーブルサーチ方式であり、リニアスケ
ール変換後の画像データをRAMのアドレスとして入力
し、選択されたRAMアドレスのデータが演算の結果と
なるようにあらかじめ計算された値がRAMに書き込ま
れている。ホスト34により指定された出力データの形
体に従い、ガンマ補正データ、濃度補正データのいずれ
かになるようRAMの内容を書き換えることにより望み
の演算ができる。もちろん、演算器40を通さずに直接
輝度データを出力することもできる。なお、上記に説明
したリニアスケール変換演算やガンマ補正変換の演算、
濃度補正変換の演算は、DSPなどを用いて、一括した
直接計算しても構わない。
【0032】なお、本発明で説明した2つの実施例はモ
ノクロおよびカラーの画像読み取り装置のどちらでも実
施可能である。また、光学キャリッジには上記光源と反
射ミラーのみが搭載され、シェーディング補正板、結像
レンズ、イメージセンサは画像読み取り装置本体に固定
された構成の画像読み取り装置や、光源と反射ミラーも
画像読み取り装置本体に固定し原稿を移動させて読み取
りを行なう画像読み取り装置、および密着型のイメージ
センサを使用した画像読み取り装置などにも実施可能で
ある。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、低輝度の
原稿読み取りにたいして高分解能のA/D変換ができる
構成としたことで、A/D変換器の分解能は変えずに画
像読み取りの階調数を向上させることができるので、画
像処理速度を低下させることなく、また、回路コストを
上げることのない高階調の画像読み取りができる画像読
み取り装置を提供できる。
【0034】また第2の実施例では、上記に示した効果
に加えて、A/D変換器のリファレンス電圧をD/A変
換器などで制御することによりシェーディング補正も同
時に行える構成としたことで、イメージ信号のダイナミ
ックレンジを低下させることが無くなり、さらに高階調
の画像読み取りができる画像読み取り装置を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の画像読み取り装置の機構系
概略図
【図2】本発明の一実施例の画像読み取り装置の光学系
概略図
【図3】本発明の一実施例の電気回路構成図
【図4】本発明の一実施例のリファレンス電圧発生回路
構成図
【図5】本発明の一実施例のA/D変換器構成図
【図6】本発明の一実施例のA/D変換特性図
【図7】本発明の一実施例のリニアスケール変換器構成
【図8】本発明の一実施例のリニアスケール変換特性図
【図9】本発明の一実施例のシェーディング補正、ガン
マ補正、濃度補正構成図
【図10】本発明の第2の実施例の画像読み取り装置の
機構系概略図
【図11】本発明の第2の実施例の画像読み取り装置の
光学系概略図
【図12】本発明の第2の実施例の電気回路構成図
【図13】本発明の第2の実施例のリファレンス電圧発
生回路構成図
【図14】本発明の第2の実施例のシェーディング補正
構成図
【図15】本発明の第2の実施例のガンマ補正、濃度補
正演算器を追加した電気回路構成図
【図16】本発明の第2の実施例のガンマ補正、濃度補
正構成図
【図17】従来例の画像読み取り装置の機構系概略図
【図18】従来例の画像読み取り装置の光学系概略図
【図19】従来例の電気回路構成図
【図20】従来例のA/D変換特性図
【図21】従来例のシェーディング補正構成図
【符号の説明】
1 原稿 2 原稿載置ガラス 3 原稿カバー 4 白基準板 5 キャリッジ 6a、6b キャリッジ支持シャフト 7a、7b キャリッジ支持ローラ 13 キャリッジ駆動モータ 14a、14b 張力発生部材 15 光源ランプ 16 反射ミラー 17 シェーディング補正板 18 結像レンズ 19 ラインイメージセンサ 24 シェーディング補正メモリ 24a 白基準補正用RAM 24b 暗電流補正用RAM 25 バッファメモリ 26 インターフェイス 27 タイミング発生器 28 CPU 29 ROM 30 RAM 31 I/Oポート 32 光源ドライバー 33 キャリッジ駆動モータドライバー 34 ホスト 35 A/D変換器 36 リファレンス電圧発生器 37 リファレンス電圧発生器 38 リニアスケール変換器 39 シェーディング補正演算器 40 ガンマ補正、濃度補正演算器 41 D/A変換器 42 D/A変換器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を照射する光源と、原稿からの反射
    光を結像する光学系と、結像した原稿画像を電気信号に
    変換するイメージセンサと、前記イメージセンサの出力
    信号をディジタル信号に変換するA/D変換器を有し、
    前記A/D変換器のリファレンス電圧を3つ以上発生さ
    せる手段を具備したことを特徴とする画像読み取り装
    置。
  2. 【請求項2】 A/D変換器はリファレンス電圧の入力
    端子を3つ以上有し、A/D変換の特性が任意に設定で
    きる手段を具備したことを特徴とする請求項1記載の画
    像読み取り装置。
  3. 【請求項3】 最大輝度である白基準板のA/D変換デ
    ータを記憶する手段と、イメージセンサの暗電流に対す
    るA/D変換データを記憶する手段と、前記白基準板の
    A/D変換データと前記暗電流に対するA/D変換デー
    タをそれぞれ出力するD/A変換器を具備し、前記D/
    A変換器の出力を前記リファレンス電圧発生手段の基準
    電圧として与えたことを特徴とする請求項1記載の画像
    読み取り装置。
  4. 【請求項4】 A/D変換されたイメージ信号を、リニ
    アスケール変換、ガンマ補正変換、濃度補正変換の演算
    手段を具備したことを特徴とする請求項1記載の画像読
    み取り装置。
JP5302437A 1993-12-02 1993-12-02 画像読み取り装置 Pending JPH07162680A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004364307A (ja) * 2003-06-03 2004-12-24 Asulab Sa 画像センサ用の適応型可変利得アナログ−デジタル変換器および変換方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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