JPH10164323A - 撮像装置 - Google Patents
撮像装置Info
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- JPH10164323A JPH10164323A JP8319873A JP31987396A JPH10164323A JP H10164323 A JPH10164323 A JP H10164323A JP 8319873 A JP8319873 A JP 8319873A JP 31987396 A JP31987396 A JP 31987396A JP H10164323 A JPH10164323 A JP H10164323A
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Links
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Landscapes
- Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 不等速性による歪みを最適に補正しながら、
高品質な画像を高速で取り込むことができる安価な撮像
装置を提供する。 【解決手段】 主走査方向に線状に配列された複数の受
光素子を有し、複数の受光素子上に結像される被写体像
の線状の光学画像を、画像信号に変換するCCD4と、
被写体9からの光を、被写体像として、上記複数の受光
素子を含む像面に結像させる前群レンズ2及び後群レン
ズ3と、前群レンズ2及び後群レンズ3により結像され
る被写体像を、この被写体像の主走査方向の線状の光学
画像の各々が、不等速度で平行移動しながら、前記複数
の受光素子上を通過するように、移動させる走査ミラー
5,ステッピングモータ6,モータドライバ8及びモー
タ制御部7とを備えた撮像装置。
高品質な画像を高速で取り込むことができる安価な撮像
装置を提供する。 【解決手段】 主走査方向に線状に配列された複数の受
光素子を有し、複数の受光素子上に結像される被写体像
の線状の光学画像を、画像信号に変換するCCD4と、
被写体9からの光を、被写体像として、上記複数の受光
素子を含む像面に結像させる前群レンズ2及び後群レン
ズ3と、前群レンズ2及び後群レンズ3により結像され
る被写体像を、この被写体像の主走査方向の線状の光学
画像の各々が、不等速度で平行移動しながら、前記複数
の受光素子上を通過するように、移動させる走査ミラー
5,ステッピングモータ6,モータドライバ8及びモー
タ制御部7とを備えた撮像装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィルム等に記録
された画像情報を読み取るための撮像装置に関するもの
である。
された画像情報を読み取るための撮像装置に関するもの
である。
【0002】
【従来技術】従来、写真のネガフィルムを光学的に読み
取り、それをディジタル画像として取り込む撮像装置に
ついては、フィルムスキャナー等の装置が知られてい
る。
取り、それをディジタル画像として取り込む撮像装置に
ついては、フィルムスキャナー等の装置が知られてい
る。
【0003】かかる撮像装置では、ライン又はエリアC
CDを用いて、ネガフィルム等の光学画像を光電変換
し、ネガフィルム等の画像情報を読み取るのが一般的で
ある。ラインCCDを用いる場合には、図5に示すよう
に、照明装置52、縮小レンズ53及びCCD54等を
備え、原稿51とCCD54との位置を平面上で相対的
にスライドさせるフラットヘッド方式の撮像装置が知ら
れている。この場合、フィルムスキャナーに限定すれ
ば、フィルムを専用ホルダーで保持し、圧接送り等で平
面的に走査する安価な撮像装置も製品化されている。
CDを用いて、ネガフィルム等の光学画像を光電変換
し、ネガフィルム等の画像情報を読み取るのが一般的で
ある。ラインCCDを用いる場合には、図5に示すよう
に、照明装置52、縮小レンズ53及びCCD54等を
備え、原稿51とCCD54との位置を平面上で相対的
にスライドさせるフラットヘッド方式の撮像装置が知ら
れている。この場合、フィルムスキャナーに限定すれ
ば、フィルムを専用ホルダーで保持し、圧接送り等で平
面的に走査する安価な撮像装置も製品化されている。
【0004】また、図6に示すように、f−θ光学系5
5(いわゆる等速レンズ)、レーザー56、ポリゴンミ
ラー57及び受光センサ58等を用いたラスタスキャン
方式の撮像装置も実用化されてきている。
5(いわゆる等速レンズ)、レーザー56、ポリゴンミ
ラー57及び受光センサ58等を用いたラスタスキャン
方式の撮像装置も実用化されてきている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の撮像装置では、レンズの収差のために精度よ
く平面走査を行うのが困難であり、また平面的にスライ
ドさせる必要があることから、高速で撮像を行うには一
定の限界がある。このため、高速で精度よく画像データ
を取り込む必要のある、例えば業務用途には不向きであ
る。
うな従来の撮像装置では、レンズの収差のために精度よ
く平面走査を行うのが困難であり、また平面的にスライ
ドさせる必要があることから、高速で撮像を行うには一
定の限界がある。このため、高速で精度よく画像データ
を取り込む必要のある、例えば業務用途には不向きであ
る。
【0006】また、走査ミラーとf−tanθ光学系と
を用いて、ライン走査を行わせる従来の撮像装置では、
走査ミラーを等速回転で制御すれば、図8に示すよう
に、走査ミラーの回転角と結像位置とが比例しないため
に発生するいわゆる不等速性による歪みが副走査方向に
発生する。即ち、副走査方向における各主走査方向の光
学画像は圧縮されて、1次元的な歪みが発生する。この
場合、後段における画像処理等で、歪みを補正する必要
がある。
を用いて、ライン走査を行わせる従来の撮像装置では、
走査ミラーを等速回転で制御すれば、図8に示すよう
に、走査ミラーの回転角と結像位置とが比例しないため
に発生するいわゆる不等速性による歪みが副走査方向に
発生する。即ち、副走査方向における各主走査方向の光
学画像は圧縮されて、1次元的な歪みが発生する。この
場合、後段における画像処理等で、歪みを補正する必要
がある。
【0007】また、走査ミラーとf−θ光学系とを用い
る従来の撮像装置では、図7に示すように、不等速性に
よる歪みは副走査方向に発生しないが、主走査方向に2
次元的な歪曲歪みが発生する。このため、後段における
画像処理等での歪み補正は、上記に比べ複雑なものとな
る。
る従来の撮像装置では、図7に示すように、不等速性に
よる歪みは副走査方向に発生しないが、主走査方向に2
次元的な歪曲歪みが発生する。このため、後段における
画像処理等での歪み補正は、上記に比べ複雑なものとな
る。
【0008】更に、走査ミラーとf−tanθ光学系と
を用いる従来の撮像装置では、画像を取り込む場合、プ
レビュー動作により低解像度で画像を取り込んだ後に、
色バランス、トリミングや明るさ等を所望する値に設定
した状態から、高解像度で画像を本スキャンするのが一
般的である。このような場合、プレビューと本スキャン
との間の速度差は、約10倍程度必要となる場合があ
る。このように、取り込みの画像の解像度を変更して、
不等速性による歪みを補正する場合、光量とCCDの積
分時間を一定にして、同じ被写体を同じ明るさで取り込
むには、走査ミラーを駆動するモータの速度を解像度に
反比例させて制御し、かつその速度の可変ピッチも低解
像度と高解像度の両方に対応するものでなければならな
い。即ち、そのモータがステップモータであるとすれ
ば、低解像度で画像を取り込むには、ステップモータの
駆動速度を、高解像度で画像を取り込む場合の駆動速度
よりも高速にする必要があるので、駆動パルスの周期
は、高解像度の場合の周期よりも非常に短くなり、相対
的に速度の可変ピッチが粗くなる。その結果、高解像度
の設定条件を重視して設計すれば、低解像度で画像を取
り込む場合、不等速性による歪みを補正することができ
なくなる場合がある。
を用いる従来の撮像装置では、画像を取り込む場合、プ
レビュー動作により低解像度で画像を取り込んだ後に、
色バランス、トリミングや明るさ等を所望する値に設定
した状態から、高解像度で画像を本スキャンするのが一
般的である。このような場合、プレビューと本スキャン
との間の速度差は、約10倍程度必要となる場合があ
る。このように、取り込みの画像の解像度を変更して、
不等速性による歪みを補正する場合、光量とCCDの積
分時間を一定にして、同じ被写体を同じ明るさで取り込
むには、走査ミラーを駆動するモータの速度を解像度に
反比例させて制御し、かつその速度の可変ピッチも低解
像度と高解像度の両方に対応するものでなければならな
い。即ち、そのモータがステップモータであるとすれ
ば、低解像度で画像を取り込むには、ステップモータの
駆動速度を、高解像度で画像を取り込む場合の駆動速度
よりも高速にする必要があるので、駆動パルスの周期
は、高解像度の場合の周期よりも非常に短くなり、相対
的に速度の可変ピッチが粗くなる。その結果、高解像度
の設定条件を重視して設計すれば、低解像度で画像を取
り込む場合、不等速性による歪みを補正することができ
なくなる場合がある。
【0009】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、不等速性による歪みを最適に補正しながら、高品質
な画像を高速で取り込むことができる安価な撮像装置を
提供することを目的とする。
で、不等速性による歪みを最適に補正しながら、高品質
な画像を高速で取り込むことができる安価な撮像装置を
提供することを目的とする。
【0010】また、本発明は、取り込む画像の解像度を
変更した場合でも、不等速性による歪みを最適に補正す
ることができ、高品質な画像を取り込むことができる撮
像装置を提供することを目的とする。
変更した場合でも、不等速性による歪みを最適に補正す
ることができ、高品質な画像を取り込むことができる撮
像装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの本発明は、ライン状の入射部に結像する光像を撮像
する撮像手段と、被写体の光学画像を前記入射部に結像
させるf−tanθ光学系と、前記光学画像の主走査方
向の光像を前記入射部に導くとともに、副走査毎に回転
することによって、前記光学画像の主走査方向の光像を
経時的に前記入射部に導く走査ミラーと、前記走査ミラ
ーを回転させる回転駆動手段と、副走査毎に前記入射部
を通過する主走査方向の光像の通過速度の不等速性を補
正するように、前記回転駆動手段を駆動制御して、前記
走査ミラーの回転速度を可変する回転速度制御手段と備
えた撮像装置である。この構成の撮像装置では、回転速
度制御手段は、副走査毎に前記入射部を通過する主走査
方向の光像の通過速度の不等速性を補正するように、前
記回転駆動手段を駆動制御して、前記走査ミラーの回転
速度を可変する。
めの本発明は、ライン状の入射部に結像する光像を撮像
する撮像手段と、被写体の光学画像を前記入射部に結像
させるf−tanθ光学系と、前記光学画像の主走査方
向の光像を前記入射部に導くとともに、副走査毎に回転
することによって、前記光学画像の主走査方向の光像を
経時的に前記入射部に導く走査ミラーと、前記走査ミラ
ーを回転させる回転駆動手段と、副走査毎に前記入射部
を通過する主走査方向の光像の通過速度の不等速性を補
正するように、前記回転駆動手段を駆動制御して、前記
走査ミラーの回転速度を可変する回転速度制御手段と備
えた撮像装置である。この構成の撮像装置では、回転速
度制御手段は、副走査毎に前記入射部を通過する主走査
方向の光像の通過速度の不等速性を補正するように、前
記回転駆動手段を駆動制御して、前記走査ミラーの回転
速度を可変する。
【0012】なお、前記回転駆動手段は、駆動周波数に
応じた速度で回転するモータであるとしてもよい。この
構成の撮像装置では、前記モータは、前記回転速度制御
手段からの駆動周波数に応じた速度で、前記走査ミラー
を回転させる。
応じた速度で回転するモータであるとしてもよい。この
構成の撮像装置では、前記モータは、前記回転速度制御
手段からの駆動周波数に応じた速度で、前記走査ミラー
を回転させる。
【0013】また、前記回転速度制御手段は、前記副走
査の開始からの時間に応じて前記駆動周波数を変更する
としてもよい。この構成の撮像装置では、前記モータ
は、前記回転速度制御手段により前記副走査の開始から
の時間に応じて変更される駆動周波数に応じた速度で、
前記走査ミラーを回転させる。
査の開始からの時間に応じて前記駆動周波数を変更する
としてもよい。この構成の撮像装置では、前記モータ
は、前記回転速度制御手段により前記副走査の開始から
の時間に応じて変更される駆動周波数に応じた速度で、
前記走査ミラーを回転させる。
【0014】更に、前記回転速度制御手段は、前記撮像
手段による撮像の解像度に応じて、前記駆動周波数の可
変ピッチを変更するとしてもよい。この構成の撮像装置
における前記モータは、前記回転速度制御手段により可
変ピッチが変更された駆動周波数に応じた速度で、前記
走査ミラーを回転させる。
手段による撮像の解像度に応じて、前記駆動周波数の可
変ピッチを変更するとしてもよい。この構成の撮像装置
における前記モータは、前記回転速度制御手段により可
変ピッチが変更された駆動周波数に応じた速度で、前記
走査ミラーを回転させる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態について、
その構成図である図1を参照しながら説明する。図1に
おいて、撮像装置は、光学系として、照明装置1、前群
レンズ2及び後群レンズ3を備えるとともに、その光学
系の後方の所定位置(結像位置)に配置された撮像系と
してのCCD4、走査系としての走査ミラー5、ステッ
ピングモータ6及びモータ制御部7を備える。なお、本
実施の形態の走査系は、モータドライバ8を更に備え
る。被写体9は、原稿としてのコマ画像が撮影されたネ
ガフィルムであり、照明装置1と前群レンズ2との間に
おける光軸と直交する図略の透明ガラス板状に、例えば
巻き取り可能な状態で載置されている。
その構成図である図1を参照しながら説明する。図1に
おいて、撮像装置は、光学系として、照明装置1、前群
レンズ2及び後群レンズ3を備えるとともに、その光学
系の後方の所定位置(結像位置)に配置された撮像系と
してのCCD4、走査系としての走査ミラー5、ステッ
ピングモータ6及びモータ制御部7を備える。なお、本
実施の形態の走査系は、モータドライバ8を更に備え
る。被写体9は、原稿としてのコマ画像が撮影されたネ
ガフィルムであり、照明装置1と前群レンズ2との間に
おける光軸と直交する図略の透明ガラス板状に、例えば
巻き取り可能な状態で載置されている。
【0016】照明装置1は、被写体9のコマ画像に照明
光を照射するものである。前群レンズ2及び後群レンズ
3は、いわゆるf−tanθ光学系の撮像レンズであ
り、照明装置1により照明されている被写体9の光学画
像を、所定の像倍率でCCD4を含む像面上に結像させ
るものである。また、前群レンズ2及び後群レンズ3の
間の光軸上には、走査ミラー5が回転可能に介設されて
いる。走査ミラー5は、前群レンズ2及び後群レンズ3
により結像される被写体9の光学画像のうち、主走査方
向の光像をCCD4上に導くとともに、回転しながら副
走査毎の主走査分の光像をCCD4上に導くためのもの
である。ステッピングモータ6は、走査ミラー5を回転
させる回転駆動手段としてのモータであり、入力される
駆動パルスの周波数に応じた速度で回転する。モータ制
御部7は、後述のMPU17から送出されるモータ回転
速度を規定するための設定値に従って、駆動パルスを生
成するものである。モータドライバ8は、モータ制御部
7により生成された駆動パルスを電力増幅する回路であ
る。
光を照射するものである。前群レンズ2及び後群レンズ
3は、いわゆるf−tanθ光学系の撮像レンズであ
り、照明装置1により照明されている被写体9の光学画
像を、所定の像倍率でCCD4を含む像面上に結像させ
るものである。また、前群レンズ2及び後群レンズ3の
間の光軸上には、走査ミラー5が回転可能に介設されて
いる。走査ミラー5は、前群レンズ2及び後群レンズ3
により結像される被写体9の光学画像のうち、主走査方
向の光像をCCD4上に導くとともに、回転しながら副
走査毎の主走査分の光像をCCD4上に導くためのもの
である。ステッピングモータ6は、走査ミラー5を回転
させる回転駆動手段としてのモータであり、入力される
駆動パルスの周波数に応じた速度で回転する。モータ制
御部7は、後述のMPU17から送出されるモータ回転
速度を規定するための設定値に従って、駆動パルスを生
成するものである。モータドライバ8は、モータ制御部
7により生成された駆動パルスを電力増幅する回路であ
る。
【0017】CCD4は、複数の受光素子が主走査方向
に線状に配列されたCCDラインセンサであり、前群レ
ンズ2及び後群レンズ3により結像される被写体9の光
学画像のうち、主走査方向の1ライン分毎の光像を各画
素の信号に光電変換する。アナログ処理回路10は、C
CD4に取り込まれた各画素信号を転送することで取り
出し、その各画素信号に信号増幅及びオフセット調整等
の信号処理を施すためのアナログ信号処理部である。A
DC11は、AD変換器であり、アナログ処理回路10
により信号処理が施された各画素信号をディジタル信号
(画素データ)に変換する。画像形成回路12は、メモ
リ、レジスタおよび演算回路等で構成され、ADC11
によりAD変換された1主走査分の各画素データを一時
的に格納し、適切な演算処理(黒レベル補正、白レベル
補正、LUTを使用した階調補正等)を実行する。これ
らのCCD4、アナログ処理回路10、ADC11及び
画像形成回路12は、撮像部13を構成する。画像表示
装置14は、画像形成回路12で処理されて得られた画
像を再生表示するディスプレイである。
に線状に配列されたCCDラインセンサであり、前群レ
ンズ2及び後群レンズ3により結像される被写体9の光
学画像のうち、主走査方向の1ライン分毎の光像を各画
素の信号に光電変換する。アナログ処理回路10は、C
CD4に取り込まれた各画素信号を転送することで取り
出し、その各画素信号に信号増幅及びオフセット調整等
の信号処理を施すためのアナログ信号処理部である。A
DC11は、AD変換器であり、アナログ処理回路10
により信号処理が施された各画素信号をディジタル信号
(画素データ)に変換する。画像形成回路12は、メモ
リ、レジスタおよび演算回路等で構成され、ADC11
によりAD変換された1主走査分の各画素データを一時
的に格納し、適切な演算処理(黒レベル補正、白レベル
補正、LUTを使用した階調補正等)を実行する。これ
らのCCD4、アナログ処理回路10、ADC11及び
画像形成回路12は、撮像部13を構成する。画像表示
装置14は、画像形成回路12で処理されて得られた画
像を再生表示するディスプレイである。
【0018】解像度設定器15は、操作可能なキーボー
ド又はマウス等の入力装置に対する入力指示によって、
取り込む画像の解像度データを設定するインタフェース
である。積分時間設定器16は、操作可能なキーボード
又はマウス等の入力装置に対する入力指示によって、画
像の取り込み時のCCD4の積分時間(リセットタイ
ム)データを設定するインタフェースである。MPU1
7は、撮像装置全体のシーケンスを制御するマイクロプ
ロセッサであり、解像度設定器15により設定された解
像度データと積分時間設定器16により設定された積分
時間データとに基づいて、副走査方向に回転する走査ミ
ラー5の回転速度を決定する設定値を求めて、モータ制
御部7に送出する等の処理を実行する。ミラー位置検出
器18は、走査ミラー5の回転角の原点位置を検出する
位置センサーである。基準クロック発生器19は、MP
U17及びモータ制御部7に対する基準クロックを生成
するクロックジェネレータである。
ド又はマウス等の入力装置に対する入力指示によって、
取り込む画像の解像度データを設定するインタフェース
である。積分時間設定器16は、操作可能なキーボード
又はマウス等の入力装置に対する入力指示によって、画
像の取り込み時のCCD4の積分時間(リセットタイ
ム)データを設定するインタフェースである。MPU1
7は、撮像装置全体のシーケンスを制御するマイクロプ
ロセッサであり、解像度設定器15により設定された解
像度データと積分時間設定器16により設定された積分
時間データとに基づいて、副走査方向に回転する走査ミ
ラー5の回転速度を決定する設定値を求めて、モータ制
御部7に送出する等の処理を実行する。ミラー位置検出
器18は、走査ミラー5の回転角の原点位置を検出する
位置センサーである。基準クロック発生器19は、MP
U17及びモータ制御部7に対する基準クロックを生成
するクロックジェネレータである。
【0019】次に、モータ制御部7の詳細について、モ
ータ制御部7の内部構成を含む構成図である図2を参照
しながら説明する。モータ制御部7は、分周器70、レ
ジスタ71及びカウンタ72により構成される。分周器
70は、MPU17から送出される分周比選択信号に含
まれる分周比に従って、基準クロック発生器19からの
基準クロックを分周してクロックCKを生成する分周回
路である。レジスタ71は、MPU17からの設定値を
格納するレジスタである。カウンタ72は、MPU17
からのリロード信号に従って、レジスタ71に格納され
ている設定値を読み込むとともに、引き続いて分周器7
0からのクロックCKのパルス数をカウントし、そのカ
ウント値が読み込んだ設定値に達すると、モータドライ
バ8にモータ駆動パルスPm(ワンショットパルス)を
送出するように構成されている。また、カウンタ72
は、次のリロード信号を要求するためにオーバーフロー
信号をMPU17に送出する。
ータ制御部7の内部構成を含む構成図である図2を参照
しながら説明する。モータ制御部7は、分周器70、レ
ジスタ71及びカウンタ72により構成される。分周器
70は、MPU17から送出される分周比選択信号に含
まれる分周比に従って、基準クロック発生器19からの
基準クロックを分周してクロックCKを生成する分周回
路である。レジスタ71は、MPU17からの設定値を
格納するレジスタである。カウンタ72は、MPU17
からのリロード信号に従って、レジスタ71に格納され
ている設定値を読み込むとともに、引き続いて分周器7
0からのクロックCKのパルス数をカウントし、そのカ
ウント値が読み込んだ設定値に達すると、モータドライ
バ8にモータ駆動パルスPm(ワンショットパルス)を
送出するように構成されている。また、カウンタ72
は、次のリロード信号を要求するためにオーバーフロー
信号をMPU17に送出する。
【0020】次に、本実施の形態の動作について説明す
る。
る。
【0021】照明装置1は、撮像装置の所定位置に載置
されている被写体9を照明する。モータ制御部7は、M
PU17から送出される設定値に従って、駆動パルスを
生成し、それをモータドライバ8に送出する。モータド
ライバ8は、モータ制御部7から送出される駆動パルス
を電力増幅して、この電力増幅された駆動パルスをステ
ッピングモータ6に供給する。ステッピングモータ6
は、モータドライバ8から供給される駆動パルスの周波
数、即ち設定値に対応する回転速度で、走査ミラー5を
回転させる。走査ミラー5は、上記回転速度で回転しな
がら、CCD4上に結像する1主走査分の光像を、その
主走査方向と直交する副走査方向に平行移動させ、次ラ
インの光像をCCD4上に案内するように、副走査毎に
順次被写体9の光学画像をスライドさせる。これによ
り、被写体9の光学画像は、CCD4により2次元画像
として取り込まれる。
されている被写体9を照明する。モータ制御部7は、M
PU17から送出される設定値に従って、駆動パルスを
生成し、それをモータドライバ8に送出する。モータド
ライバ8は、モータ制御部7から送出される駆動パルス
を電力増幅して、この電力増幅された駆動パルスをステ
ッピングモータ6に供給する。ステッピングモータ6
は、モータドライバ8から供給される駆動パルスの周波
数、即ち設定値に対応する回転速度で、走査ミラー5を
回転させる。走査ミラー5は、上記回転速度で回転しな
がら、CCD4上に結像する1主走査分の光像を、その
主走査方向と直交する副走査方向に平行移動させ、次ラ
インの光像をCCD4上に案内するように、副走査毎に
順次被写体9の光学画像をスライドさせる。これによ
り、被写体9の光学画像は、CCD4により2次元画像
として取り込まれる。
【0022】ここで、モータ制御部7のより詳細な動作
について、図2を参照しながら説明する。分周器70
は、MPU17から送出される分周比選択信号に含まれ
る分周比に従って、基準クロック発生器19により生成
される基準クロックを分周してクロックCKを生成す
る。
について、図2を参照しながら説明する。分周器70
は、MPU17から送出される分周比選択信号に含まれ
る分周比に従って、基準クロック発生器19により生成
される基準クロックを分周してクロックCKを生成す
る。
【0023】本実施の形態では、前群レンズ2及び後群
レンズ3は、f−tanθ系の撮像レンズであるので、
主走査方向に発生する1次元的な歪みを除去するために
は、走査ミラー5の回転を可変制御する必要がある。そ
こで、定数kを用いると、走査ミラー5の回転速度ω
は、次の(数1)で表される。
レンズ3は、f−tanθ系の撮像レンズであるので、
主走査方向に発生する1次元的な歪みを除去するために
は、走査ミラー5の回転を可変制御する必要がある。そ
こで、定数kを用いると、走査ミラー5の回転速度ω
は、次の(数1)で表される。
【0024】
【数1】
【0025】時間をtとして、(数1)から走査ミラー
5の回転角θを求めると、回転角θは、次の(数2)に
より与えられる。
5の回転角θを求めると、回転角θは、次の(数2)に
より与えられる。
【0026】
【数2】 θ=∫ωδt =(1/2)tan-1(k×t) f−tanθの特性をもつ球面光学系における走査線の
高さ(像高)yは、焦点距離をF、光束角をΘとした場
合、次の(数3)により与えられる。
高さ(像高)yは、焦点距離をF、光束角をΘとした場
合、次の(数3)により与えられる。
【0027】
【数3】y=F×tanΘ 光束角Θは回転角θの2倍となるので、(数3)は、次
の(数4)に変形することができる。
の(数4)に変形することができる。
【0028】
【数4】
【0029】走査線の高さyは、(数4)のように、時
間tに比例した関数で表される。副走査方向の互いに隣
接する走査線の間隔をd、1走査線に対するCCD4の
積分時間をTとすると、時間t後の走査線は、軸上から
t/T本目であるから、走査線の高さyは、次の(数
5)により与えられる。
間tに比例した関数で表される。副走査方向の互いに隣
接する走査線の間隔をd、1走査線に対するCCD4の
積分時間をTとすると、時間t後の走査線は、軸上から
t/T本目であるから、走査線の高さyは、次の(数
5)により与えられる。
【0030】
【数5】y=d×(t/T) (数4)及び(数5)から定数kを求めると、定数k
は、次の(数6)により与えられる。
は、次の(数6)により与えられる。
【0031】
【数6】k=d/(F×t) 以上から、(数6)の定数kを用いれば、(数1)によ
り、副走査方向の全範囲に渡って、走査ミラー5の回転
速度ωを求めることができる。これにより、走査ミラー
5を、回転する位置毎に、(数1)で決まる異なる回転
速度ωで回転させるための設定値を作成することができ
る。このようにして、走査ミラー5の回転を可変制御す
れば、CCD4は、縦横比の歪みがない画像を取り込む
ことができる。
り、副走査方向の全範囲に渡って、走査ミラー5の回転
速度ωを求めることができる。これにより、走査ミラー
5を、回転する位置毎に、(数1)で決まる異なる回転
速度ωで回転させるための設定値を作成することができ
る。このようにして、走査ミラー5の回転を可変制御す
れば、CCD4は、縦横比の歪みがない画像を取り込む
ことができる。
【0032】図2に戻って、レジスタ71には、MPU
17から送出される上記設定値が格納される。この設定
値は、撮像装置内のROM20に格納されている。MP
U17は、ミラー位置検出器18により検出された走査
ミラー5の位置に対応する設定値を、ROM20から読
み出して、カウンタ72からのオーバーフロー信号の送
出のタイミングで、その読み出した設定値をレジスタ7
1に送出する。但し、初期動作において、カウンタ72
からオーバーフロー信号が送出されないので、適時、M
PU17からレジスタ71に設定値が送出される。
17から送出される上記設定値が格納される。この設定
値は、撮像装置内のROM20に格納されている。MP
U17は、ミラー位置検出器18により検出された走査
ミラー5の位置に対応する設定値を、ROM20から読
み出して、カウンタ72からのオーバーフロー信号の送
出のタイミングで、その読み出した設定値をレジスタ7
1に送出する。但し、初期動作において、カウンタ72
からオーバーフロー信号が送出されないので、適時、M
PU17からレジスタ71に設定値が送出される。
【0033】カウンタ72は、MPU17から送出され
るリロード信号に従って、レジスタ71に格納されてい
る設定値を読み込んで、そして分周器70により生成さ
れたクロックCKのパルス数をカウントし、そのカウン
ト値が読み込んだ設定値に達すれば、モータドライバ8
にモータ駆動パルスPm(ワンショットパルス)を送出
すると共に、次のリロード信号を要求するためにオーバ
ーフロー信号をMPU17に送出する。
るリロード信号に従って、レジスタ71に格納されてい
る設定値を読み込んで、そして分周器70により生成さ
れたクロックCKのパルス数をカウントし、そのカウン
ト値が読み込んだ設定値に達すれば、モータドライバ8
にモータ駆動パルスPm(ワンショットパルス)を送出
すると共に、次のリロード信号を要求するためにオーバ
ーフロー信号をMPU17に送出する。
【0034】更に、モータ制御部7による副走査方向に
おけるライン走査の全体的な流れについて、図面を参照
しながら説明する。図3は、f−tanθの補正のため
のステッピングモータ6に供給される駆動パルス、走査
ミラー5の回転速度ω及びその回転角θの関係を示す図
である。ステッピングモータ6は、図3に示す駆動パル
スにより駆動され、その結果、走査ミラー5は、図3に
示す回転角θ及び回転速度ωをもって回転する。即ち、
走査ミラー5は、副走査方向の始端におけるライン走査
を開始した後に、回転速度ωを徐々に高くして、被写体
9のセンターで最高速に達した後、回転速度ωを徐々に
低くして、副走査方向の終端では走査開始時の回転速度
ωに戻る。ステッピングモータ6に供給される駆動パル
スの周波数も、同様に徐々に高くなっていき、被写体9
のセンターを過ぎると徐々に低くなっていき、副走査方
向の終端では走査開始時の周波数に戻る。これら一連の
動作について、分周器70により生成されるクロックC
K、ミラー位置検出器18による走査ミラー5の原点位
置の検出信号、CCD4の電荷蓄積周期、CCD4の出
力、レジスタ71の設定値を含むデータ、カウンタ72
のカウントデータ、カウント22のオーバーフロー信
号、カウンタ72のモータ駆動パルスPm、ステッピン
グモータ6の回転角θのタイムチャートの一例を図4に
示す。
おけるライン走査の全体的な流れについて、図面を参照
しながら説明する。図3は、f−tanθの補正のため
のステッピングモータ6に供給される駆動パルス、走査
ミラー5の回転速度ω及びその回転角θの関係を示す図
である。ステッピングモータ6は、図3に示す駆動パル
スにより駆動され、その結果、走査ミラー5は、図3に
示す回転角θ及び回転速度ωをもって回転する。即ち、
走査ミラー5は、副走査方向の始端におけるライン走査
を開始した後に、回転速度ωを徐々に高くして、被写体
9のセンターで最高速に達した後、回転速度ωを徐々に
低くして、副走査方向の終端では走査開始時の回転速度
ωに戻る。ステッピングモータ6に供給される駆動パル
スの周波数も、同様に徐々に高くなっていき、被写体9
のセンターを過ぎると徐々に低くなっていき、副走査方
向の終端では走査開始時の周波数に戻る。これら一連の
動作について、分周器70により生成されるクロックC
K、ミラー位置検出器18による走査ミラー5の原点位
置の検出信号、CCD4の電荷蓄積周期、CCD4の出
力、レジスタ71の設定値を含むデータ、カウンタ72
のカウントデータ、カウント22のオーバーフロー信
号、カウンタ72のモータ駆動パルスPm、ステッピン
グモータ6の回転角θのタイムチャートの一例を図4に
示す。
【0035】モータ制御部7は、上述の一連の動作によ
って、走査ミラー5の回転速度ωを制御するが、図1に
示した解像度設定器15に、変更された解像度が設定さ
れた場合、走査ミラー5の回転速度ωの可変ピッチが異
なるために、モータ制御部7の動作の設定状態を変更す
る必要が生じる。例えば、図2において、基準クロック
の周波数を40MHzとし、分周比選択信号に含まれる
分周比を1/2とした場合、分周器70により生成され
るクロックCKの周波数は20MHzとなる。このと
き、ステッピングモータ6に供給されるべき駆動パルス
の周波数(必要周波数)が、10KPPS(パルス/
秒)必要であるとすれば、設定値は2000パルスとな
る。この場合、モータ制御部7は、20MHzのクロッ
クCKの2000パルス毎に、モータ駆動パルスPmの
成分となるワンショットパルスをモータドライバ8に送
出し、モータドライバ8は、10KPPSの駆動パルス
をステッピングモータ6に供給する。なお、変更可能な
回転速度ωの比率(速度比率)は、0.05%(1パル
ス/2000パルス)刻みとなる。
って、走査ミラー5の回転速度ωを制御するが、図1に
示した解像度設定器15に、変更された解像度が設定さ
れた場合、走査ミラー5の回転速度ωの可変ピッチが異
なるために、モータ制御部7の動作の設定状態を変更す
る必要が生じる。例えば、図2において、基準クロック
の周波数を40MHzとし、分周比選択信号に含まれる
分周比を1/2とした場合、分周器70により生成され
るクロックCKの周波数は20MHzとなる。このと
き、ステッピングモータ6に供給されるべき駆動パルス
の周波数(必要周波数)が、10KPPS(パルス/
秒)必要であるとすれば、設定値は2000パルスとな
る。この場合、モータ制御部7は、20MHzのクロッ
クCKの2000パルス毎に、モータ駆動パルスPmの
成分となるワンショットパルスをモータドライバ8に送
出し、モータドライバ8は、10KPPSの駆動パルス
をステッピングモータ6に供給する。なお、変更可能な
回転速度ωの比率(速度比率)は、0.05%(1パル
ス/2000パルス)刻みとなる。
【0036】この状態で、例えば、1/2の解像度デー
タが解像度設定器15に設定された場合、ステッピング
モータ6に供給されるべき駆動パルスの周波数は、上記
の2倍の20KPPSとなる。クロックCKの周波数が
20MHzのままであると、設定値は1000パルスに
なるので、変更可能な速度比率は0.1%(1パルス/
1000パルス)となり、速度可変による分解能が粗く
なってしまう。このため、分周比選択信号により、分周
器70の分周比を1/1に変更すれば、クロックCKの
周波数は40MHzとなり、設定値は2000パルスと
なって、変更可能な速度比率は、0.05%(1パルス
/2000パルス)刻みとなる。
タが解像度設定器15に設定された場合、ステッピング
モータ6に供給されるべき駆動パルスの周波数は、上記
の2倍の20KPPSとなる。クロックCKの周波数が
20MHzのままであると、設定値は1000パルスに
なるので、変更可能な速度比率は0.1%(1パルス/
1000パルス)となり、速度可変による分解能が粗く
なってしまう。このため、分周比選択信号により、分周
器70の分周比を1/1に変更すれば、クロックCKの
周波数は40MHzとなり、設定値は2000パルスと
なって、変更可能な速度比率は、0.05%(1パルス
/2000パルス)刻みとなる。
【0037】以上により、本実施の形態では、変更され
た解像度データが解像度設定器15に設定された場合、
MPU17は、その変更された解像度データに応じた分
周比を含む分周比選択信号を分周器70に送出する。分
周器70は、分周比選択信号に含まれる分周比に従っ
て、クロックCKの周波数を変更する。
た解像度データが解像度設定器15に設定された場合、
MPU17は、その変更された解像度データに応じた分
周比を含む分周比選択信号を分周器70に送出する。分
周器70は、分周比選択信号に含まれる分周比に従っ
て、クロックCKの周波数を変更する。
【0038】これにより、MPU17は、ROM20に
格納されている設定値と周波数を可変できるクロックC
Kとを適切に組み合わせることで、最適な設定値を選択
することができる。
格納されている設定値と周波数を可変できるクロックC
Kとを適切に組み合わせることで、最適な設定値を選択
することができる。
【0039】また、不等速性発生量は、一般に数パーセ
ント程度であるが、上記のように解像度データに応じて
分周比を変更すれば、回転速度ωの可変ピッチが粗すぎ
て補正が滑らかにならずに画像品質が劣化するという問
題を回避することができる。これにより、プレビュー動
作時には低解像度で画像を取り込み、色バランス、トリ
ミングや明るさ等の条件を設定した後に、高解像度で本
スキャンする場合に10倍程度の走査速度の差が生じて
も、分周比を変更するだけで高品質な画像を取り込むこ
とができる。
ント程度であるが、上記のように解像度データに応じて
分周比を変更すれば、回転速度ωの可変ピッチが粗すぎ
て補正が滑らかにならずに画像品質が劣化するという問
題を回避することができる。これにより、プレビュー動
作時には低解像度で画像を取り込み、色バランス、トリ
ミングや明るさ等の条件を設定した後に、高解像度で本
スキャンする場合に10倍程度の走査速度の差が生じて
も、分周比を変更するだけで高品質な画像を取り込むこ
とができる。
【0040】以下、上記関係を数式で示す。基準クロッ
クの周波数をNs(Hz)、分周比をb、ステッピング
モータ6に供給される駆動パルスの周波数をNm(H
z)、必要不等速補正率(レンズの像高、無点距離、ミ
ラー振り角により求まる値)をpとすれば、次の(数
7)が成り立つ。
クの周波数をNs(Hz)、分周比をb、ステッピング
モータ6に供給される駆動パルスの周波数をNm(H
z)、必要不等速補正率(レンズの像高、無点距離、ミ
ラー振り角により求まる値)をpとすれば、次の(数
7)が成り立つ。
【0041】
【数7】Nm/(Ns×b)≦k×p ただし、kは定数であるとする。例えば、Ns=40M
Hz,b=0.5,Nmax=10KPPS,Nmin
=800PPS,P=0.016,k=1/30,n=
16ビットとおくと、(数7)の左辺は0.0005と
なり、その右辺は0.00053となる。なお、Nma
xはNmの最大定格値であり、NminはNmの最小定
格値である。
Hz,b=0.5,Nmax=10KPPS,Nmin
=800PPS,P=0.016,k=1/30,n=
16ビットとおくと、(数7)の左辺は0.0005と
なり、その右辺は0.00053となる。なお、Nma
xはNmの最大定格値であり、NminはNmの最小定
格値である。
【0042】不等速補正が可能であるためには、Nmが
Nmaxときに、(数7)の左辺はその右辺よりも小さ
くなければならない。なお、定数kについては、kが1
/30以下であれば、取り込む画像の品質を損なうこと
なく不等速補正を行うことができることを実験で確認し
ている。
Nmaxときに、(数7)の左辺はその右辺よりも小さ
くなければならない。なお、定数kについては、kが1
/30以下であれば、取り込む画像の品質を損なうこと
なく不等速補正を行うことができることを実験で確認し
ている。
【0043】また、カウンタ72及びレジスタ71に求
められる必要条件は、それぞれのビット数をn、Nmの
最小定格値をNminとすると、次の(数8)が成り立
つ。
められる必要条件は、それぞれのビット数をn、Nmの
最小定格値をNminとすると、次の(数8)が成り立
つ。
【0044】
【数8】(Ns×b)/Nm≦2n ここで、上記例の数値を(数8)に代入すれば、左辺は
25000となり、右辺は66530となる。なお、こ
の場合、n=15ビットでも(数8)が成立する。
25000となり、右辺は66530となる。なお、こ
の場合、n=15ビットでも(数8)が成立する。
【0045】(数7)及び(数8)から次の(数9)が
成り立つ。
成り立つ。
【0046】
【数9】
【0047】図1に戻って、上記の動作に基づいて、副
走査毎にライン走査される被写体9からの光は、前群レ
ンズ2及び後群レンズ3により、後方のCCD4上に光
像として結像する。CCD4上に結像した被写体9の光
像は、CCD4により、1主走査分の各画素信号に光電
変換される。この1主走査分の各画素信号には、アナロ
グ処理回路10により、信号増幅及びオフセット調整等
のアナログ処理が施される。アナログ処理回路10によ
りアナログ処理された1主走査分の各画素信号は、AD
C11により順次、デジタル値である画素データに変換
される。この1主走査分の各画素データには、画像形成
回路12によって、黒レベル補正、白レベル補正、LU
Tを使用した階調補正等のディジタル処理が施される。
このように処理されて得られた画像は、縦横比の歪みが
ない状態で、画像表示装置14に再生表示される。
走査毎にライン走査される被写体9からの光は、前群レ
ンズ2及び後群レンズ3により、後方のCCD4上に光
像として結像する。CCD4上に結像した被写体9の光
像は、CCD4により、1主走査分の各画素信号に光電
変換される。この1主走査分の各画素信号には、アナロ
グ処理回路10により、信号増幅及びオフセット調整等
のアナログ処理が施される。アナログ処理回路10によ
りアナログ処理された1主走査分の各画素信号は、AD
C11により順次、デジタル値である画素データに変換
される。この1主走査分の各画素データには、画像形成
回路12によって、黒レベル補正、白レベル補正、LU
Tを使用した階調補正等のディジタル処理が施される。
このように処理されて得られた画像は、縦横比の歪みが
ない状態で、画像表示装置14に再生表示される。
【0048】なお、本実施の形態では、ROM20は、
走査ミラー5を、回転する位置毎に(数1)で決まる異
なる回転速度ωで回転させるために予め作成された設定
値を格納しているとしたが、必ずしもこの設定値を記憶
する構成に限らず、(数1)から(数6)に基づいて、
MPU17がリアルタイムに設定値を算出する構成にし
てもよい。
走査ミラー5を、回転する位置毎に(数1)で決まる異
なる回転速度ωで回転させるために予め作成された設定
値を格納しているとしたが、必ずしもこの設定値を記憶
する構成に限らず、(数1)から(数6)に基づいて、
MPU17がリアルタイムに設定値を算出する構成にし
てもよい。
【0049】また、本実施の形態では、MPU17は、
ROM20に格納されている設定値と周波数を可変でき
るクロックCKとを適切に組み合わせることで、最適な
設定値を選択するとしたが、ROM20は、予め定めら
れた複数種類の解像度毎に、走査ミラー5を、回転する
位置毎に、(数1)で決まる異なる回転速度ωで回転さ
せるために予め作成された設定値を格納しているとして
もよい。
ROM20に格納されている設定値と周波数を可変でき
るクロックCKとを適切に組み合わせることで、最適な
設定値を選択するとしたが、ROM20は、予め定めら
れた複数種類の解像度毎に、走査ミラー5を、回転する
位置毎に、(数1)で決まる異なる回転速度ωで回転さ
せるために予め作成された設定値を格納しているとして
もよい。
【0050】また、本実施の形態では、4は、ステッピ
ングモータであるとしたが、直流モータ又は交流モータ
等の別の種類のモータでもよい。この場合、モータは、
上記(数6)を満たす定数kを含む(数1)で与えられ
る回転速度ωで、走査ミラー5を回転することができれ
ばよい。
ングモータであるとしたが、直流モータ又は交流モータ
等の別の種類のモータでもよい。この場合、モータは、
上記(数6)を満たす定数kを含む(数1)で与えられ
る回転速度ωで、走査ミラー5を回転することができれ
ばよい。
【0051】また、本実施の形態では、被写体9は、ネ
ガフィルムであるとしたが、フィルム状のシートに画像
情報が形成されているものであればよい。
ガフィルムであるとしたが、フィルム状のシートに画像
情報が形成されているものであればよい。
【0052】更に、本実施の形態では、CCD4はCC
Dラインセンサであるとしたが、数ライン分、例えば2
ライン分の光像を1度に取り込むことができるCCDエ
リアセンサであってもよい。要するに、CCD4は、被
写体1の光学画像を副走査毎に主走査方向の光像を取り
込むことができるものであればよい。
Dラインセンサであるとしたが、数ライン分、例えば2
ライン分の光像を1度に取り込むことができるCCDエ
リアセンサであってもよい。要するに、CCD4は、被
写体1の光学画像を副走査毎に主走査方向の光像を取り
込むことができるものであればよい。
【0053】
【発明の効果】以上のことから明らかなように、本発明
によれば、不等速性による歪みを最適に補正しながら高
品質な画像を高速で取り込むことができる。
によれば、不等速性による歪みを最適に補正しながら高
品質な画像を高速で取り込むことができる。
【0054】また、本発明によれば、取り込む画像の解
像度を変更した場合でも、不等速性による歪みを最適に
補正することができ、その結果、高品質な画像を取り込
むことができる。
像度を変更した場合でも、不等速性による歪みを最適に
補正することができ、その結果、高品質な画像を取り込
むことができる。
【図1】本発明の一実施の形態の構成図である。
【図2】モータ制御部7の内部構成を含む構成図であ
る。
る。
【図3】f−tanθの補正のためのステッピングモー
タ6に供給される駆動パルス、走査ミラー5の回転速度
ω及びその回転角θの関係を示す図である。
タ6に供給される駆動パルス、走査ミラー5の回転速度
ω及びその回転角θの関係を示す図である。
【図4】クロックCK、走査ミラー5の原点位置検出信
号、CCD4の電荷蓄積周期、CCD4の出力、設定値
を含むデータ、カウントデータ、オーバーフロー信号、
モータ駆動パルスPm、回転角θのタイムチャートの一
例を示す図である。
号、CCD4の電荷蓄積周期、CCD4の出力、設定値
を含むデータ、カウントデータ、オーバーフロー信号、
モータ駆動パルスPm、回転角θのタイムチャートの一
例を示す図である。
【図5】フラットヘッド方式のスキャナーの概略構成図
である。
である。
【図6】ラスタスキャン方式のスキャナーの概略構成図
である。
である。
【図7】f−θ光学系により発生する結像における歪曲
歪みの様子を示す図である。
歪みの様子を示す図である。
【図8】f−tanθ光学系により発生する結像におけ
る歪曲歪みの様子を示す図である。
る歪曲歪みの様子を示す図である。
1 照明装置 2 前群レンズ 3 後群レンズ 4 CCD 5 走査ミラー 6 ステッピングモータ 7 モータ制御部 8 モータドライバ 9 被写体 10 アナログ処理回路 11 ADC 12 画像形成回路 13 撮像部 14 画像表示装置 15 解像度設定器 16 積分時間設定器 17 MPU 18 ミラー位置検出器 19 基準クロック発生器 20 ROM 70 分周器 71 レジスタ 72 カウンタ
Claims (4)
- 【請求項1】 ライン状の入射部に結像する光像を撮像
する撮像手段と、被写体の光学画像を前記入射部に結像
させるf−tanθ光学系と、前記光学画像の主走査方
向の光像を前記入射部に導くとともに、副走査毎に回転
することによって、前記光学画像の主走査方向の光像を
経時的に前記入射部に導く走査ミラーと、前記走査ミラ
ーを回転させる回転駆動手段と、副走査毎に前記入射部
を通過する主走査方向の光像の通過速度の不等速性を補
正するように、前記回転駆動手段を駆動制御して、前記
走査ミラーの回転速度を可変する回転速度制御手段と備
えたことを特徴とする撮像装置。 - 【請求項2】 前記回転駆動手段は、駆動周波数に応じ
た速度で回転するモータであることを特徴とする請求項
1記載の撮像装置。 - 【請求項3】 前記回転速度制御手段は、前記副走査の
開始からの時間に応じて前記駆動周波数を変更すること
を特徴とする請求項2記載の撮像装置。 - 【請求項4】 前記回転速度制御手段は、前記撮像手段
による撮像の解像度に応じて、前記駆動周波数の可変ピ
ッチを変更することを特徴とする請求項2又は3記載の
撮像装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8319873A JPH10164323A (ja) | 1996-11-29 | 1996-11-29 | 撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8319873A JPH10164323A (ja) | 1996-11-29 | 1996-11-29 | 撮像装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10164323A true JPH10164323A (ja) | 1998-06-19 |
Family
ID=18115195
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8319873A Pending JPH10164323A (ja) | 1996-11-29 | 1996-11-29 | 撮像装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10164323A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20000050838A (ko) * | 1999-01-15 | 2000-08-05 | 이중구 | 실물화상기 |
| US6891646B1 (en) | 1998-07-28 | 2005-05-10 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Image reading apparatus |
| JP2009278291A (ja) * | 2008-05-13 | 2009-11-26 | Canon Inc | 画像処理装置及び画像処理方法 |
-
1996
- 1996-11-29 JP JP8319873A patent/JPH10164323A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6891646B1 (en) | 1998-07-28 | 2005-05-10 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Image reading apparatus |
| KR20000050838A (ko) * | 1999-01-15 | 2000-08-05 | 이중구 | 실물화상기 |
| JP2009278291A (ja) * | 2008-05-13 | 2009-11-26 | Canon Inc | 画像処理装置及び画像処理方法 |
| US8373906B2 (en) | 2008-05-13 | 2013-02-12 | Canon Kabushiki Kaisha | Image processing apparatus and image processing method |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040413 |