JPH07163666A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JPH07163666A
JPH07163666A JP5317109A JP31710993A JPH07163666A JP H07163666 A JPH07163666 A JP H07163666A JP 5317109 A JP5317109 A JP 5317109A JP 31710993 A JP31710993 A JP 31710993A JP H07163666 A JPH07163666 A JP H07163666A
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JP
Japan
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valve body
connector
passage
instrument
insertion passage
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JP5317109A
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English (en)
Inventor
Michihiro Sugawara
理裕 菅原
Hisanobu Ishida
壽延 石田
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Terumo Corp
Original Assignee
Terumo Corp
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Publication date
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Priority to DE69428863T priority patent/DE69428863T2/de
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M39/00Tubes, tube connectors, tube couplings, valves, access sites or the like, specially adapted for medical use
    • A61M39/02Access sites
    • A61M39/06Haemostasis valves, i.e. gaskets sealing around a needle, catheter or the like, closing on removal thereof
    • A61M39/0613Haemostasis valves, i.e. gaskets sealing around a needle, catheter or the like, closing on removal thereof with means for adjusting the seal opening or pressure

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  • General Health & Medical Sciences (AREA)
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  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
  • Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】コネクタ1の器具挿通路21の途中には、くび
れ部52を有する通路51が形成された弾性部材からな
る弁体5が設けられている。取手61を把持して時計回
りに回転し操作体6を押し込むと、操作体6が弁体5を
押圧して弁体5の内径を縮小変形し、くびれ部52の内
面が器具15を摺動可能にかつ液密に保持する。さらに
操作体6を押し込むと、弁体5はさらに変形し、器具1
5をくびれ部52で摺動不能に固定する。 【効果】弁体の液密性と器具の摺動性とを同時に満足で
き、器具が不本意に損傷する虞れがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、管体内に挿入して使用
される器具をこの管体に液密にかつ摺動可能に接続する
ためのコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、代表的な脈管形成法として、
動脈硬化等により狭窄した血管(脈管)の治療のため
に、先端部に拡張体を有するカテーテルを狭窄部に挿入
し、拡張体を膨張させることにより狭窄部を拡張し、末
梢側の血流を改善する経皮的経管式動脈形成術(PTC
A)が行われている。この手技においては、拡張体付カ
テーテルを血管内に挿入するに先立ち、拡張体付カテー
テルを狭窄部位へ導くためのガイドカテーテルを血管内
に留置しておき、このガイドカテーテルの基端部に予め
接続しておいたY字型コネクタより拡張体付カテーテル
を挿入することが一般的である。
【0003】そして、このY字型コネクターのカテーテ
ル挿入用ポートは、例えば実公昭53−44870号公
報、実公平4−8918号公報に記載のように、環状の
弾性体(Oリング)からなる弁体と、本体基端に嵌合ま
たは螺合し、弁体を外部から変形操作してその内径を変
化させる操作体とを備えた構造となっており、操作体を
本体内にねじ込むことにより弁体を押圧変形し、この弁
体に挿通された拡張体付きカテーテルを液密に圧迫保持
できるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のコネクタにおいては、弁体は拡張体付カテー
テルの外径よりも大きい一定の内径を有する単なる円筒
状のものであり、弁体を全く押圧しないで拡張体付カテ
ーテルを弁体内で摺動させると、血圧によってコネクタ
内へ流入してきた血液がカテーテルと弁体との隙間から
漏出する。これを防ぐために、操作体により弁体を押圧
しその内径を縮小して血液の漏出を阻止しようとする
と、弁体内面の大部分が器具と接触し圧迫することによ
り拡張体付カテーテルの摺動抵抗が大きくなり、拡張体
付カテーテルの操作性が損なわれていた。さらには、弁
体の圧縮変形により拡張体付カテーテルを圧迫する力、
およびカテーテルとの接触面積が大きすぎてカテーテル
に損傷を与え、場合によっては使用不可能としてしまう
こともあった。
【0005】したがって、弁体の内径が一定の円筒状を
なしている従来のコネクタにおいては、弁体の液密性と
挿通する器具の摺動性とを同時に満足するように調整す
ることは非常に困難であった。本発明は、上記問題点を
解決し、弁体の液密性と挿通する器具の摺動性とを同時
に満足するように確実に調整でき、器具を不本意に損傷
することのないコネクタを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、下記(1)
の本発明により達成される。 (1) 管体内に挿入して使用される器具をこの管体に
液密にかつ摺動可能に接続するためのコネクタであっ
て、一端に管体接続部を有する本体と、該本体の他端か
ら前記接続部に向けて開口する器具挿通路と、該挿通路
内に設けられ、該挿通路の長手方向に延びて開口する通
路が形成され、かつ、該通路は内径が縮径するくびれ部
を有している弾性部材からなる弁体と、該弁体を前記本
体の外部から変形操作し該弁体の内径を縮小する操作体
とを有することを特徴とするコネクタ。
【0007】
【作用】本発明のコネクタは、くびれ部が形成された通
路を有する弾性部材からなる弁体と、該弁体を本体外部
から変形操作し該弁体の内径を縮小させる操作体とを備
えるため、操作体を操作せず弁体が変形していない状態
であっても、くびれ部により弁体と該弁体に挿通した器
具との隙間が狭まり、弁体と器具との間から体液等が漏
れにくくなる。
【0008】かつ、操作体を操作して弁体を変形し、弁
体の内径を縮小して器具を液密に保持した時は、弁体と
器具とはくびれ部の最小内径の位置を中心とするごく小
さい面積で接触し、接触面積が小さいことによる摩擦抵
抗の減少から高い摺動性が得られる。したがって、器具
を弁体内で良好に摺動でき、また圧迫による器具の不本
意な損傷も防止される。
【0009】加えて、操作体をさらに操作し、弁体を変
形して器具を摺動不能に圧迫固定した時でも、弁体はく
びれ部のみで器具を圧迫固定するため、器具に対する弁
体の圧迫力が最小限となり、器具の不本意な損傷の虞れ
を大幅に低減する。
【0010】
【発明の構成】以下、本発明を図面に基づき説明する。
図1は、本発明のコネクタをPTCA用のY字コネクタ
に適用した場合のコネクタの構成例を示す平面図、図2
は、図1に示すコネクタの縦断面図、図3は、図2に示
す弁体の透視図である。なお、以下、図1および図2中
右側を基端側、左側を先端側とする。
【0011】本発明のコネクタ1は、一端に管体接続部
31を有する本体2と、本体2の他端から接続部31の
内側に向けて開口する器具挿通路21と、挿通路21内
に設けられ、挿通路21の長手方向に向かって開口する
通路51が形成され、かつ、通路51は内径が縮径する
くびれ部52を有している弾性部材からなる弁体5と、
弁体5を本体2の外部から変形操作し弁体5の内径を縮
小させる操作体6とを有している。なお、図2はその内
部に器具15を挿通した状態を示している。以下、図面
を用いて説明する。
【0012】本発明のコネクタ1は、図1に示すよう
に、拡張体付きカテーテルを冠動脈入口まで案内するた
めのガイドカテーテル10と先端において液密に接続さ
れる本体2と、本体2の基端より突出した操作体6によ
り形成されている。図示の例においては、ガイドカテー
テル10は、接続具11を介して本体2に接続されてい
る。接続具11は、カテーテル10の基端部に同心的に
設けられ、この基端部に固着されている。接続具11の
外周面には雄ねじ(図示せず)が形成され、後述するコ
ネクタ1の接続部31の雌ネジと螺合可能となってい
る。
【0013】図2に示すように、本体2は、筒体3と筒
体4をOリング7を介して嵌合し液密に連結することに
より構成されている。筒体3の先端部はガイティングカ
テーテル10を接続するための接続部31となってい
る。この接続部31は、内面に雌ねじ32が形成された
凹部と、この凹部の中央から突出して形成された突出部
33とからなっている。そして、カテーテル10の内腔
の基端に突出部33を挿入して、雌ねじ32と、接続具
11に設けられた雄ねじとを螺合することにより、カテ
ーテル10が接続具11を介してコネクタ1に接続され
る。
【0014】筒体4は、その途中でY字状に分岐した形
状をなしており、2つの端部41、42を有している。
これらの端部41、42にはそれぞれ開口が形成されて
おり、端部41は、カテーテル10に挿通して使用する
器具15(例えば上記拡張体付きカテーテル)をコネク
タ1内に挿入するための器具挿通用ポートとして、また
端部42は、狭窄部拡張後の血流の改善を確認するため
の造影剤をカテーテル10の内腔を介して血管内に注入
するための注入ポートとして使用される。筒体3および
筒体4の構成材料としては、ポリカーボネート、ポリア
ミド、ポリサルホン、ポリアリレート、メタクリレート
−ブチレン−スチレン共重合体等の熱可塑性樹脂が好適
に使用できる。
【0015】器具挿通路21は、本体2内に、筒体3の
突出部33内部から筒体4の端部41にかけて延長し、
両端で開口して形成されている。この挿通路21は、筒
体4内において端部42の開口に向かって分岐し、端部
41の開口とともにこの端部42の開口とも連通してい
る。また、挿通路21の、筒体4内において端部42へ
向かって分岐した部分よりも端部41寄りの位置には、
挿通路21の径方向に延びる壁43が形成されている。
挿通路21の内径は、この壁43を境として、筒体3側
よりも端部41側がより大きくなっている。
【0016】筒体4の端部41の外周面には、雄ネジ4
4が形成されている。この雄ネジ44は、後述する操作
体6の雌ネジ62と螺合するものである。また、器具挿
通路21の基端付近には、挿通路21の中心に向けて突
出する環状の凸部45が形成されている。
【0017】弁体5は、図3に示すように、一端から他
端に向かって開口した通路51と、くびれ部52を有す
る弾性部材により構成されている。通路51は、その両
端から中央付近に向かって内面が曲線状となるように縮
径し、通路51の内方にくびれるくびれ部52が形成さ
れている。
【0018】後述する操作体6により弁体5を全く変形
しない状態において、くびれ部52の最もくびれた位置
の内径、すなわち弁体5の最小内径は、器具15の外径
の0.8〜2.0倍程度、より好ましくは1.1〜1.
5倍程度であるのが好ましい。これにより、弁体5を全
く押圧、変形しない状態、すなわち弁体5が開放状態で
あっても、器具15と弁体5との間から体液等が漏出す
ることを有効に防止できる。弁体5の長さは、特に限定
されないが、弁体5の内径が器具15を圧迫固定する程
度まで縮小できるように2.0〜7.0mm程度、より好
ましくは5.0〜7.0mm程度とするのが好ましい。ま
た、弁体5の外径は3.0〜6.0mm程度、好ましくは
4.0〜6.0mm程度であり、肉厚は0.5〜1.5mm
程度、好ましくは0.7〜1.0mm程度である。
【0019】弁体5を構成する弾性部材の構成材料とし
ては、例えば、シリコーンゴム、フッ素ゴム、イソプレ
ン、天然ゴム等の各種ゴム類、ポリウレタン、ポリアミ
ドエラストマー、ポリブタジエン、軟質塩化ビニル等の
各種樹脂またはこれらのうち2以上を組み合わせたもの
等が挙げられるが、その中でも特に、比較的物性変化が
少なく、成形した際の寸法精度が高く、かつ弁体5の内
径を保持する耐久性に富む点からシリコーンゴムが好ま
しい。また、弁体5は、透明な材料で構成されるのが好
ましい。これにより、弁体5内に挿通された器具と弁体
5との接触の様子を確認でき、また、挿通路21内に残
留した気泡の検出も容易となる。
【0020】そして、弁体5は、図2に示すように、通
路51が挿通路21の長手方向に延びて開口するよう
に、かつ、一端が壁43に当接した状態で挿通路21内
に挿入されている。これにより、弁体5は、少なくとも
壁43よりも筒体3側には移動しないようになってい
る。また、弁体5は挿通路21にほぼ隙間なく配置され
ており、したがって、弁体5の外周面の径方向の動きは
挿通路21の内面で規制されている。
【0021】操作体6は、基端に取手61が形成された
筒状体で、かつ、器具を挿通できるように、基端から先
端にかけてその長手方向に延びて開口している。取手6
1の先端部内周には、筒体4の雄ネジ44と螺合する雌
ネジ62が設けられている。また、操作体6の先端部
は、端部41の開口から挿通路21に挿入されている。
そして、取手61を把持してコネクタ先端に向かって時
計回りに回転すると、操作体6は回転しながら先端方向
にねじ込まれ、その先端部が壁43および挿通路21に
より移動を規制された弁体5を押圧し、弁体5の内径を
縮小するように変形させる。また逆に、取手61を反時
計回りに回転すると、操作体6は回転しながら基端方向
に戻される。
【0022】図4は、弁体5および操作体6の作用を説
明するための、弁体5付近を示す断面図である。図4
(a)は、器具15を器具挿通路21に挿通し、かつ、
操作体6をが弁体5を全く押圧せず、器具15が弁体5
内を抵抗なく摺動可能な状態を示している。この状態に
おいても、弁体5の最小内径を器具15の径よりもわず
かに大きく設定することにより、くびれ部52において
器具15と弁体5との隙間が狭まって、弁体5と器具1
5との間から漏出する血液の量を少なくできる。
【0023】図4(b)は、同図(a)の状態から、取
手61を把持して操作体6を先端方向へ向けて時計回り
に回転し、操作体6を先端方向に所定距離押し込んだ状
態を示している。この状態において、操作体6は弁体5
を基端より押圧、変形してその内径を縮小し、くびれ部
52の内面を器具15にほぼ隙間なく接触させている。
これにより、弁体5は器具15を液密に圧迫、保持して
いる。他方、この状態において、弁体5と器具15と
は、弁体5の内面全体ではなく、くびれ部52の最小内
径の位置を中心としたごく小さい面積で接触し、これに
より、器具15を弁体5内で摺動する際の摩擦抵抗も小
さくなっている。このため、この位置に操作体6を係止
することにより、器具15はこの弁体5により液密に保
持され、かつ、弁体5内で良好に摺動できる。
【0024】図4(c)は、同図(b)の状態から、取
手61を把持して操作体6をさらに回転し、操作体6を
さらに押し込んだ状態を示している。この状態におい
て、操作体6は図4(b)の状態から弁体5をさらに押
圧して、弁体5をさらに圧縮変形している。そして、変
形したくびれ部52が図4(b)の時よりも広い面積で
器具15と接触し、器具15を圧迫して摺動不能に保
持、固定している。そして、この状態においても、弁体
5と器具15とは、弁体5の内面全体でなく、変形した
くびれ部52のみで接触する。したがって、器具15に
対する弁体5の圧迫力を最小限として、器具15を固定
することができ、器具15の不本意な損傷の虞れを大幅
に低減することができる。
【0025】なお、弁体5内に器具15を挿通しない場
合でも、図4(c)に示す位置に操作体6を押し込め
ば、図4(d)に示すように、弁体5が変形してくびれ
部52で通路51を閉塞した状態となり、挿通路21の
先端より流入した血液の漏出を確実に防止することがで
きる。
【0026】操作体6の、器具挿通路21に挿入された
部分には、操作体6の外方に向けて突出する凸部63が
形成されている。凸部63は、操作体6の周方向にわた
って管状に設けられ、図4(a)に示すように、凸部4
6の先端側でこの凸部46と当接するように設けられて
いる。これにより、操作体6は、基端側への移動を規制
され、器具挿通路21から脱けないようになっている。
なお、凸部46および凸部63としては、端部41およ
び操作体6の周方向全体に形成した構成に限定されず、
例えば端部41および操作体6の周方向に所定角度毎に
離間して複数設けてもよい。
【0027】図示の例においては、筒体4の雄ネジ44
と操作体6の雌ネジ62が螺合する構成としたが、本発
明はこれに限定されず、例えば、筒体4の器具挿通路2
1に雌ネジを設け、操作体6の挿通路21に挿入された
部分の外面に雄ネジを形成し、これらが螺合する構成と
してもよい。また、操作体6の構成も図示のものに限定
されず、例えば上記した実公昭53−44870号公報
に記載のように、弁体5を押圧するための押圧部材を別
に設け、操作体の操作によりこの押圧部材を長手方向に
動かすことにより、弁体5の変形を間接的に行う構成と
してもよい。
【0028】本発明において、くびれ部52の内面形状
は図3に示す形状に限定されるものではなく、操作体6
により変形されて器具を圧迫、保持可能であればよい。
例えば、図5(a)に示すように、通路51の両端より
所定距離離間した位置から縮径する形状、同図(b)に
示すように、通路51の両端から直線的に縮径する形
状、同図(c)に示すように、通路51の両端から半円
弧状に縮径する形状、同図(d)に示すように、通路5
1の両端から縮径し中央付近で内径が一定となった形状
でもよい。
【0029】また、本発明におけるくびれ部52の形成
位置は、通路51の中央付近のみならず、図6(a)に
示すように、通路51の端部であってもよい。この場合
でも、操作体6により弁体5を押圧すれば、弁体5は同
図(b)に示すように縮小変形し、くびれ部52で器具
15を圧迫、保持することができる。なお、この場合に
おいても、くびれ部の形状は例えば図5に示す形状等、
いかなるものでもよい。
【0030】また、本発明における弁体5は、筒状のみ
ならず、変形して器具15を液密に圧迫、保持すること
が可能であればいかなるものでもよい。図7(a)は、
弁体5の他の構成例を示す縦断面図、図7(b)は、図
7(a)のI−I線における弁体5を示す横断面図であ
る。この例においては、弁体5は略半筒状に形成されて
いる。また、器具挿通路21の横断面形状は、図7
(b)に示すように、図中上側が弁体5を隙間なく収納
するように半円形形状で、図中下側が弁体5との間に若
干隙間が形成されるような形状をなし、操作体6の先端
部はこの弁体5を押圧可能な棒状に形成されているが、
その他の部分は図2に示す例と同様の構成となってい
る。図8(a)は、図7に示す弁体5を操作体6により
押圧したときの作用を示す縦断面図、図8(b)は、図
8(a)のII−II線における横断面図である。弁体5が
上記した略半円筒状でも、挿通路21の内面で弁体5の
外周面が規制され、かつ、挿通路21の図中下側には弁
体5との間に隙間が形成されているため、操作体6で弁
体5を押圧すると、図示のように、くびれ部52が挿通
路21との隙間に入り込みむように変形し、器具15を
液密に取り囲むことができる。
【0031】また、くびれ部52は弁体5の内面に、器
具の摺動を損ねない範囲で所定間隔毎に複数設けてもよ
い。これにより、器具が複数箇所で圧迫、保持されるた
め、弁体5の器具15に対する液密性をより一層発揮で
きる。
【0032】コネクタ1と図1に示すガイドカテーテル
10を用いたPTCAの手技においては、予め血管内に
挿入したガイドカテーテル用ガイドワイヤーに沿ってガ
イドカテーテル10を進行させる際、および、血管に挿
入したガイドカテーテル10内で拡張体付きカテーテル
を目的部位に向けて進行させる際に、操作体6を操作し
て図4(b)に示す位置とすることにより、このガイド
ワイヤーまたは拡張体付きカテーテルがガイドカテーテ
ル10に液密に接続された状態で、かつ不本意な損傷を
被ることなく、上記進行を行うことができる。また、こ
れらのガイドワイヤーおよび拡張体付きカテーテルをガ
イドカテーテル10を経て抜去する際においても、操作
体6を同図(b)に示す状態とすれば、コネクタ1より
血液が漏出することなくこれらの抜去を円滑に行うこと
ができる。さらに、ガイドカテーテル10により案内さ
れ、目的部位に達した拡張体付きカテーテルを、その拡
張体を狭窄部に位置させて固定する際には、操作体6を
操作して図4(c)に示す位置とすることにより、拡張
体付きカテーテルを損傷なく固定できる。
【0033】以上、本発明のコネクタをPTCA用のY
字コネクタを例にとって説明したが、本発明はこれに限
定されず、例えば、薬物投与用カテーテル、体液吸引用
カテーテル、内視鏡等とこれらを目的部位に案内する太
いカテーテルとの連結具、内視鏡とその中に挿通する光
ファイバーや鉗子等の処置具との連結具、さらには、中
空の穿刺針と細径のチューブとの連結具等の、種々の用
途に用いることができる。
【0034】
【実施例】次に、本発明の具体的実施例につき説明す
る。 (実施例1)図1および図2に示すコネクタを作製し
た。各部分の諸条件は下記の通りとした。
【0035】本体2の構成材料:ポリカーボネート 壁43の形成位置:器具挿通路21の基端より1.90
cm離間した位置とした。 器具挿通路21の内径:壁43より基端側は6.0mm、
壁43より先端側は4.0mmとした。 弁体5の構成材料:シリコーンゴム(JIS硬さA:2
8) 弁体5の長さ:7.0mm 弁体5の外径:6.0mm 弁体5の内径:先端で4.0mm、基端で2.5mmとし
た。縮径部52の最小内径は1.5mm(4.5Fr)とし
た。 くびれ部52の形成位置:弁体5の基端より2.7mmで
最小内径となるようにした。 操作体6の全長:1.80cm 本体2への挿入部分における操作体6の外径:5.8mm 本体2への挿入部分における操作体6の内径:2.5mm
【0036】実施例1のコネクタにつき、以下に示す実
験1および実験2を行った。 [実験1]操作体6を回転して先端方向に押し込んだ時
の、操作体6が弁体5を押圧した距離と弁体5の最小内
径とを測定した。結果を図9に示す。この図に示すよう
に、弁体5の最小内径は操作体6の弁体5を押圧する距
離に対応して変化することが確認された。
【0037】[実験2]外径0.9mm(2.7Fr)、
1.2mm(3.6Fr)および1.5mm(4.5Fr)のス
テンレス製丸棒を用意した。これらの丸棒につき、弁体
5に液密に挿通された状態での摺動性を調べるために、
下記に示すようにして測定を行った。
【0038】<測定1>図1に示す構造の接続具11を
一端に有する外径5.4mm、内径2.5mm、全長52.
0cmのチューブを用意し、接続具11を介してチューブ
を実施例1のコネクタに液密に接続し、チューブの先端
部をクランプにより液密に閉塞した。次に、操作体6で
弁体5を全く押圧しない状態で、外径0.9mm(2.7
Fr)および1.2mm(3.6Fr)の丸棒を1本ずつ、先
端がコネクタ先端から上記チューブ内に突出するように
器具挿通路21に挿入した。他方、コネクタの端部42
の開口に三方活栓を接続し、この三方活栓の残る2つの
端部のうち一方にシリンジポンプを、他方に圧力計をそ
れぞれ接続した。
【0039】この状態で、シリンジポンプより水を供給
しながら、取手61を把持して操作体6を回転し、操作
体6を長手方向に動かして弁体5の内径を調節し、水圧
が1atm の時に水が弁体5と丸棒との間から漏れ出てき
た時の操作体6の先端位置をコネクタにマーキングし
た。なお、外径1.5mm(4.5Fr)の丸棒について
は、外径が弁体5の最小内径と同じであるため、上記測
定は行わなかった。
【0040】上記測定の終了後、続いて下記の測定2を
行った。 <測定2>図10に示す支持台80の上に実施例1のコ
ネクタ1を垂直に固定し、外径0.9mm(2.7Fr)、
1.2mm(3.6Fr)および1.5mm(4.5Fr)の丸
棒86を1本ずつコネクタ1に挿入し、操作体6を先端
がマーキングの位置(外径1.5mmの丸棒86において
は、弁体5を全く押圧しない位置)となるように操作し
て弁体5の内径を縮小した。続いて、一端が丸棒86の
基端に接続可能であり、他端がオートグラフ82の取付
部821と接続可能な接続具84を介して、丸棒86の
基端部をオートグラフ82に接続した。
【0041】一方、使用時の条件に近づけるため、端部
52の開口より水を注入し、器具挿通路21の弁体5ま
で水を満たしておいた。この状態で、オートグラフ82
により丸棒86の摺動を行い、摺動時に丸棒86に加わ
る抵抗を測定した。なお、摺動の条件は下記の通りであ
る。
【0042】[摺動条件] 摺動ストローク:100mm 摺動速度:200mm/min
【0043】測定の結果を図11に示す。この図から明
らかなように、実施例1のコネクタは、1atm という人
間の最高血圧よりも遥かに高い耐圧性(液密性)を維持
しながら、摺動抵抗はわずか10gf以下という、術者に
負担のかかるような力とは到底考えられない程度である
ことが確認された。したがって、本発明のコネクタは、
PTCA操作時において、コネクタ内部から血液が全く
漏れない状態に調整しても、拡張体付カテーテルの操作
を容易に行えることがわかる。
【0044】
【発明の効果】以上述べた通り、本発明のコネクタは、
管体内に挿入して使用される器具をこの管体に液密にか
つ摺動可能に接続するためのコネクタであって、一端に
管体接続部を有する本体と、該本体の他端から前記接続
部に向けて開口する器具挿通路と、該挿通路内に設けら
れ、該挿通路の長手方向に延びて開口する通路が形成さ
れ、かつ、該通路は内径が縮径するくびれ部を有してい
る弾性部材からなる弁体と、該弁体を前記本体の外部か
ら変形操作し該弁体の内径を縮小する操作体とを有する
ことを特徴とするため、器具を不本意に損傷することな
く、弁体の液密性と器具の摺動性とを同時に満足するよ
うに確実に調整できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコネクタの構成例を示す平面図であ
る。
【図2】図1に示すコネクタの縦断面図である。
【図3】図2に示す弁体の透視図である。
【図4】弁体および操作体の作用を説明するための断面
図である。
【図5】弁体の他の構成例を示す断面図である。
【図6】弁体の他の構成例を示す断面図である。
【図7】弁体の他の構成例を示す断面図である。
【図8】図7に示す弁体の作用を説明するための要部断
面図である。
【図9】操作体により弁体を押圧した時の弁体の最小内
径の変化を示すグラフである。
【図10】摺動抵抗測定の実験器具および実験方法を示
す正面図である。
【図11】本発明のコネクタの摺動抵抗を示すグラフで
ある。
【符号の説明】
1 コネクタ 2 本体 21 器具挿通路 31 管体接続部 5 弁体 51 通路 52 くびれ部 6 操作体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管体内に挿入して使用される器具をこの
    管体に液密にかつ摺動可能に接続するためのコネクタで
    あって、 一端に管体接続部を有する本体と、 該本体の他端から前記接続部に向けて開口する器具挿通
    路と、 該挿通路内に設けられ、該挿通路の長手方向に延びて開
    口する通路が形成され、かつ、該通路は内径が縮径する
    くびれ部を有している弾性部材からなる弁体と、 該弁体を前記本体の外部から変形操作し該弁体の内径を
    縮小する操作体とを有することを特徴とするコネクタ。
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