JPH07164453A - 樹脂接合型レンズの製造方法及び装置 - Google Patents
樹脂接合型レンズの製造方法及び装置Info
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- JPH07164453A JPH07164453A JP5343049A JP34304993A JPH07164453A JP H07164453 A JPH07164453 A JP H07164453A JP 5343049 A JP5343049 A JP 5343049A JP 34304993 A JP34304993 A JP 34304993A JP H07164453 A JPH07164453 A JP H07164453A
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- resin
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 硬化樹脂層に悪影響を与えて光学面の信頼性
や形状の安定性を下げることがなく、製造したレンズの
外観が良好な樹脂接合型レンズの製造方法及びその装置
を提供する。 【構成】 レンズ基材の一方の表面に樹脂を被着硬化さ
せて前記レンズ基材と硬化樹脂層とからなる樹脂接合型
レンズを製造する方法において、前記レンズ基材の他方
の表面側から発散光を照射して、前記一方の表面に被着
した光反応性樹脂を硬化させることにより前記樹脂層を
形成させるもの。
や形状の安定性を下げることがなく、製造したレンズの
外観が良好な樹脂接合型レンズの製造方法及びその装置
を提供する。 【構成】 レンズ基材の一方の表面に樹脂を被着硬化さ
せて前記レンズ基材と硬化樹脂層とからなる樹脂接合型
レンズを製造する方法において、前記レンズ基材の他方
の表面側から発散光を照射して、前記一方の表面に被着
した光反応性樹脂を硬化させることにより前記樹脂層を
形成させるもの。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばレンズ基材の表
面に硬化樹脂層を形成させた樹脂接合型レンズを制作す
る方法及び装置に関するものである。
面に硬化樹脂層を形成させた樹脂接合型レンズを制作す
る方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、レンズ基材上に所定の硬化樹
脂層を形成させた樹脂接合型レンズが知られているが、
レンズ基材上に硬化樹脂層を形成させる方法として、紫
外線硬化樹脂等の光反応性樹脂をレンズ基材表面に被着
させ、紫外線等の光を照射して硬化させてレンズ基材上
に形成させる方法がある。
脂層を形成させた樹脂接合型レンズが知られているが、
レンズ基材上に硬化樹脂層を形成させる方法として、紫
外線硬化樹脂等の光反応性樹脂をレンズ基材表面に被着
させ、紫外線等の光を照射して硬化させてレンズ基材上
に形成させる方法がある。
【0003】この方法の一例を図5を用いて示すと、予
め定められた雌型形状の鋳型面を備えた金型53に光反
応性樹脂52を注入した後、この鋳型に対向するように
配置したレンズ基材51を金型53に押し付けることに
より、レンズ基材51の一方の表面と鋳型面との間で前
記光反応性樹脂52を狭持する(図5a,b)。
め定められた雌型形状の鋳型面を備えた金型53に光反
応性樹脂52を注入した後、この鋳型に対向するように
配置したレンズ基材51を金型53に押し付けることに
より、レンズ基材51の一方の表面と鋳型面との間で前
記光反応性樹脂52を狭持する(図5a,b)。
【0004】この状態で、紫外線等の光54をレンズ基
材側から照射することにより光反応性樹脂52を反応さ
せ、反応終了後に金型53から光反応性樹脂52が接合
されたレンズ基材51を剥離することにより、樹脂接合
型レンズを得ている。
材側から照射することにより光反応性樹脂52を反応さ
せ、反応終了後に金型53から光反応性樹脂52が接合
されたレンズ基材51を剥離することにより、樹脂接合
型レンズを得ている。
【0005】この方法の一例として紫外線硬化樹脂を用
いた場合の樹脂接合方法を図5に則して、具体的に述べ
る。図5(a)において、樹脂接合のための金型53
は、レンズ基材51の一方の面57に硬化樹脂層を形成
させた時に、硬化樹脂層の表面を所望の光学面形状とす
るための型形状(鋳型面59)を有している。
いた場合の樹脂接合方法を図5に則して、具体的に述べ
る。図5(a)において、樹脂接合のための金型53
は、レンズ基材51の一方の面57に硬化樹脂層を形成
させた時に、硬化樹脂層の表面を所望の光学面形状とす
るための型形状(鋳型面59)を有している。
【0006】そして、一方の面57上における面積(こ
の場合は、全面積)と厚さ等により決定される分量の紫
外線硬化樹脂52を注入し、金型53の中心軸とレンズ
基材51の光軸とを一致させて鋳型面53と一方の面5
7とを対峙させて配設する。
の場合は、全面積)と厚さ等により決定される分量の紫
外線硬化樹脂52を注入し、金型53の中心軸とレンズ
基材51の光軸とを一致させて鋳型面53と一方の面5
7とを対峙させて配設する。
【0007】図5(b)においては、図5(a)に示し
た工程から次の工程に移ったものであり、前述した中心
軸に沿ってレンズ基材51を金型53側に移動させ、レ
ンズ基材51の一方の面と鋳型面との間で紫外線硬化樹
脂52を狭持する工程を示している。このとき、レンズ
基材51の一方の面と金型53の鋳型面59との間で狭
持された紫外線硬化樹脂52は、鋳型面59全体に拡が
った状態となっている。
た工程から次の工程に移ったものであり、前述した中心
軸に沿ってレンズ基材51を金型53側に移動させ、レ
ンズ基材51の一方の面と鋳型面との間で紫外線硬化樹
脂52を狭持する工程を示している。このとき、レンズ
基材51の一方の面と金型53の鋳型面59との間で狭
持された紫外線硬化樹脂52は、鋳型面59全体に拡が
った状態となっている。
【0008】更に、図5(c)では、図5(b)に示し
た工程から次の工程に移ったもので、レンズ基材51の
他方の面58側からキセノンランプ等により紫外線54
を照射する工程を示している。この段階で、一方の面5
7上で鋳型面59全体に拡がっている紫外線硬化樹脂5
2の反応が進み、ある一定の硬さを持った紫外線硬化樹
脂層52が形成される。
た工程から次の工程に移ったもので、レンズ基材51の
他方の面58側からキセノンランプ等により紫外線54
を照射する工程を示している。この段階で、一方の面5
7上で鋳型面59全体に拡がっている紫外線硬化樹脂5
2の反応が進み、ある一定の硬さを持った紫外線硬化樹
脂層52が形成される。
【0009】最後に、図5(d)に示すように、紫外線
硬化樹脂52の反応が終了した後に紫外線54の照射を
止め、鋳型面59と紫外線硬化樹脂層52との境界面を
分離させて、一方の面57に紫外線硬化樹脂層52が形
成されたレンズ基材51を取り外す工程を行う。
硬化樹脂52の反応が終了した後に紫外線54の照射を
止め、鋳型面59と紫外線硬化樹脂層52との境界面を
分離させて、一方の面57に紫外線硬化樹脂層52が形
成されたレンズ基材51を取り外す工程を行う。
【0010】このように、光反応性樹脂を用いて表面に
硬化樹脂層を形成させるレンズの製造方法は、製造工程
が比較的簡単であることに加えて、使用するレンズ基材
は、高精度なレンズを必要としないので、製作コストを
押えられるという利点がある。
硬化樹脂層を形成させるレンズの製造方法は、製造工程
が比較的簡単であることに加えて、使用するレンズ基材
は、高精度なレンズを必要としないので、製作コストを
押えられるという利点がある。
【0011】即ち、特に非球面レンズ等を制作する場
合、レンズ基材の光学面自体を非球面に正確に形成する
のは困難であり加工コストがかさむ問題がある。しか
し、レンズ自体は目的とする光学面の形状にだいたい近
いものでも、その表面に形成する硬化樹脂層の表面を目
的とする非球面等に加工できれば、必要なレンズは得ら
れるので、硬化樹脂層を所望する非球面形状に簡単に形
成できる上記方法は、レンズの製造コストを低く抑える
ことができ、量産性に優れた方法といえる。
合、レンズ基材の光学面自体を非球面に正確に形成する
のは困難であり加工コストがかさむ問題がある。しか
し、レンズ自体は目的とする光学面の形状にだいたい近
いものでも、その表面に形成する硬化樹脂層の表面を目
的とする非球面等に加工できれば、必要なレンズは得ら
れるので、硬化樹脂層を所望する非球面形状に簡単に形
成できる上記方法は、レンズの製造コストを低く抑える
ことができ、量産性に優れた方法といえる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般に、レ
ンズを製作する際には、組み立てやすさや設計のしやす
さ等の観点から、例えば図5に示したレンズ基材のよう
に、一方の面側の光学面と他方の面側の光学面とで、そ
の曲率半径や口径が違うレンズ基材が多く、これらのレ
ンズ基材では光学面の端縁部分に面取り部等を設けてい
るものが多い。さらに、この面取り部等は、レンズの光
学面として使用しないので、特に研磨されておらず、通
常は粗擦り処理を行っただけの状態となっている。
ンズを製作する際には、組み立てやすさや設計のしやす
さ等の観点から、例えば図5に示したレンズ基材のよう
に、一方の面側の光学面と他方の面側の光学面とで、そ
の曲率半径や口径が違うレンズ基材が多く、これらのレ
ンズ基材では光学面の端縁部分に面取り部等を設けてい
るものが多い。さらに、この面取り部等は、レンズの光
学面として使用しないので、特に研磨されておらず、通
常は粗擦り処理を行っただけの状態となっている。
【0013】このため、前述したような方法で紫外線硬
化樹脂層を形成させる場合、紫外線をレンズ基材の他方
の面側から(一部、面取り部や粗擦り処理部を介して)
照射しているため、この他方の面側に面取り部などの粗
擦り処理を行っただけの部分(以後、アラズリ部と記
す)が存在すると、このアラズリ部によって照射された
紫外線が拡散されてしまう。
化樹脂層を形成させる場合、紫外線をレンズ基材の他方
の面側から(一部、面取り部や粗擦り処理部を介して)
照射しているため、この他方の面側に面取り部などの粗
擦り処理を行っただけの部分(以後、アラズリ部と記
す)が存在すると、このアラズリ部によって照射された
紫外線が拡散されてしまう。
【0014】従って、このアラズリ部(光散乱部)を介
して紫外線硬化樹脂に到達する紫外線の照射量は、アラ
ズリ部(光散乱部)を介さずに紫外線硬化樹脂に到達す
る紫外線の照射量に比べてかなり少なくなる。
して紫外線硬化樹脂に到達する紫外線の照射量は、アラ
ズリ部(光散乱部)を介さずに紫外線硬化樹脂に到達す
る紫外線の照射量に比べてかなり少なくなる。
【0015】また、仮に面取り部が研磨されていても、
他方の面側の光学面と面取り部の境界が存在すれば、こ
の部分で必ず拡散が生ずるため、この境界部分を介して
照射されるべき紫外線硬化樹脂層の対応部分は、その周
辺部に比べて露光量が少なくなる。
他方の面側の光学面と面取り部の境界が存在すれば、こ
の部分で必ず拡散が生ずるため、この境界部分を介して
照射されるべき紫外線硬化樹脂層の対応部分は、その周
辺部に比べて露光量が少なくなる。
【0016】このため、アラズリ部による紫外線の拡散
の影響は、一方の面側に形成される紫外線硬化樹脂層内
で、アラズリ部を介して照射される部分と、その他の部
分との露光量の相違となって現れるので、これらの部分
的な照射露光量の相違が、紫外線硬化性樹脂の反応度の
相違となって現れる。
の影響は、一方の面側に形成される紫外線硬化樹脂層内
で、アラズリ部を介して照射される部分と、その他の部
分との露光量の相違となって現れるので、これらの部分
的な照射露光量の相違が、紫外線硬化性樹脂の反応度の
相違となって現れる。
【0017】即ち、一般的な光反応性樹脂の反応特性
は、露光量等に影響されるため、これらの露光量の相違
する部分で、異なる厚みの反応層が形成されたり、特に
その境界部分に段差(跡)が発生してしまう問題があ
る。
は、露光量等に影響されるため、これらの露光量の相違
する部分で、異なる厚みの反応層が形成されたり、特に
その境界部分に段差(跡)が発生してしまう問題があ
る。
【0018】この段差(跡)等は、硬化樹脂層として紫
外線樹脂等の光反応性樹脂を形成させた時に光学面の信
頼性や形状の安定性を下げる原因となるだけでなく、製
造したレンズの外観をかなり見劣りさせるので硬化樹脂
層形成レンズの商品価値を下げ、製品歩留の低下の原因
となる。
外線樹脂等の光反応性樹脂を形成させた時に光学面の信
頼性や形状の安定性を下げる原因となるだけでなく、製
造したレンズの外観をかなり見劣りさせるので硬化樹脂
層形成レンズの商品価値を下げ、製品歩留の低下の原因
となる。
【0019】本発明は上記の問題点に鑑みてなされたも
のであり、レンズ基材に接合される硬化樹脂層の均一な
形成が可能な製造方法及び装置を提供することを主目的
とする。
のであり、レンズ基材に接合される硬化樹脂層の均一な
形成が可能な製造方法及び装置を提供することを主目的
とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成すべく、
請求項1に記載した発明は、レンズ基材の一方の表面に
樹脂を被着硬化させて前記レンズ基材と硬化樹脂層とか
らなる樹脂接合型レンズを製造する方法において、前記
レンズ基材の他方の表面側から発散光を照射して、前記
一方の表面に被着した光反応性樹脂を硬化させることに
より前記樹脂層を形成することを特徴とする樹脂接合型
レンズの製造方法を提供する。
請求項1に記載した発明は、レンズ基材の一方の表面に
樹脂を被着硬化させて前記レンズ基材と硬化樹脂層とか
らなる樹脂接合型レンズを製造する方法において、前記
レンズ基材の他方の表面側から発散光を照射して、前記
一方の表面に被着した光反応性樹脂を硬化させることに
より前記樹脂層を形成することを特徴とする樹脂接合型
レンズの製造方法を提供する。
【0021】請求項2に記載した発明では、請求項1に
記載した樹脂接合型レンズの製造方法であって、前記レ
ンズ基材の一方の表面と予め定められた雌型形状の鋳型
面との間に前記光反応樹脂を狭持した状態で、前記レン
ズ基材の他方の表面側から前記光反応樹脂に発散光の照
射を行うことを特徴とする。
記載した樹脂接合型レンズの製造方法であって、前記レ
ンズ基材の一方の表面と予め定められた雌型形状の鋳型
面との間に前記光反応樹脂を狭持した状態で、前記レン
ズ基材の他方の表面側から前記光反応樹脂に発散光の照
射を行うことを特徴とする。
【0022】一方、請求項3に記載した発明は、レンズ
基材の一方の表面に光反応性樹脂による硬化樹脂層を形
成させる装置であって、前記レンズ基材の一方の表面に
被着された光反応性樹脂に前記レンズ基材の他方の表面
側から前記樹脂の硬化反応のための光を照射する光照射
手段と、前記光照射手段と前記レンズ基材との間に配置
され、前記光照射手段からの光束を発散光に変換して、
この発散光により前記レンズ基材の前記一方の表面を前
記他方の表面より広い出射領域で照射する光発散素子を
備えたことを特徴とする樹脂接合型レンズ製造装置を提
供する。
基材の一方の表面に光反応性樹脂による硬化樹脂層を形
成させる装置であって、前記レンズ基材の一方の表面に
被着された光反応性樹脂に前記レンズ基材の他方の表面
側から前記樹脂の硬化反応のための光を照射する光照射
手段と、前記光照射手段と前記レンズ基材との間に配置
され、前記光照射手段からの光束を発散光に変換して、
この発散光により前記レンズ基材の前記一方の表面を前
記他方の表面より広い出射領域で照射する光発散素子を
備えたことを特徴とする樹脂接合型レンズ製造装置を提
供する。
【0023】請求項4に記載した発明では、請求項3に
記載した樹脂接合型レンズの製造装置であって、予め定
められた雌型形状の鋳型面を備えた型部材を更に備え、
この型部材の鋳型面と前記レンズ基材の前記一方の表面
との間に光反応性樹脂を狭持した状態で、前記発散光に
よりレンズ基材の前記他方の面側から前記一方の表面を
照射することを特徴とする。
記載した樹脂接合型レンズの製造装置であって、予め定
められた雌型形状の鋳型面を備えた型部材を更に備え、
この型部材の鋳型面と前記レンズ基材の前記一方の表面
との間に光反応性樹脂を狭持した状態で、前記発散光に
よりレンズ基材の前記他方の面側から前記一方の表面を
照射することを特徴とする。
【0024】更に、請求項5に記載した発明では、レン
ズ基材の一方の表面に樹脂を被着硬化させて前記レンズ
基材と硬化樹脂層とからなる樹脂接合型レンズを製造す
る方法において、前記レンズ基材の他方の表面側から前
記レンズ基材の一方の表面側でより外方へ到達するよう
に光を照射して、前記一方の表面に被着した光反応性樹
脂を硬化させることにより前記樹脂層を形成することを
特徴とする樹脂接合型レンズ製造方法を提供する。
ズ基材の一方の表面に樹脂を被着硬化させて前記レンズ
基材と硬化樹脂層とからなる樹脂接合型レンズを製造す
る方法において、前記レンズ基材の他方の表面側から前
記レンズ基材の一方の表面側でより外方へ到達するよう
に光を照射して、前記一方の表面に被着した光反応性樹
脂を硬化させることにより前記樹脂層を形成することを
特徴とする樹脂接合型レンズ製造方法を提供する。
【0025】
【作用】本発明は上記のように構成されているため、以
下の作用を奏する。請求項1の発明に係る方法では、レ
ンズ基材の一方の表面に被着させた光反応性樹脂に前記
レンズ基材の他方の表面側から発散光を照射して、前記
一方の表面に被着した光反応性樹脂を硬化させ硬化樹脂
層を形成させている。
下の作用を奏する。請求項1の発明に係る方法では、レ
ンズ基材の一方の表面に被着させた光反応性樹脂に前記
レンズ基材の他方の表面側から発散光を照射して、前記
一方の表面に被着した光反応性樹脂を硬化させ硬化樹脂
層を形成させている。
【0026】即ち本発明では、発散光を照射することに
より、レンズ基材の他方の面側に存在するアラズリ部等
の光散乱部を介さずに、一方の光学面上に被着された光
反応性樹脂全体に光を照射させるものとなっている。
より、レンズ基材の他方の面側に存在するアラズリ部等
の光散乱部を介さずに、一方の光学面上に被着された光
反応性樹脂全体に光を照射させるものとなっている。
【0027】この発散光は、レンズ基材内で屈折された
後、一方の面の全体(少なくとも、光反応性樹脂被着領
域の全体)に到達し得る発散角を持つものであれば良
い。更に、好ましくは、他方の面側の光学面にのみ照射
される光束径を持ち、レンズ基材の内部で屈折された時
に一方の面の全体(少なくとも、光反応性樹脂被着領域
の全体)に到達し得る発散角を持つ散乱光であることが
望ましい。
後、一方の面の全体(少なくとも、光反応性樹脂被着領
域の全体)に到達し得る発散角を持つものであれば良
い。更に、好ましくは、他方の面側の光学面にのみ照射
される光束径を持ち、レンズ基材の内部で屈折された時
に一方の面の全体(少なくとも、光反応性樹脂被着領域
の全体)に到達し得る発散角を持つ散乱光であることが
望ましい。
【0028】これにより、他方の面側の光学面内に光を
入射させた場合であっても、少なくとも光反応性樹脂被
着領域の全体を含む一方の面に、均一な光を照射させる
ことができるものとなる。尚、上記の条件を満足する発
散光であれば、発散光を照射する手段を特に限定される
ものではない。
入射させた場合であっても、少なくとも光反応性樹脂被
着領域の全体を含む一方の面に、均一な光を照射させる
ことができるものとなる。尚、上記の条件を満足する発
散光であれば、発散光を照射する手段を特に限定される
ものではない。
【0029】請求項2に記載した発明では、前記レンズ
基材の一方の表面と予め定められた雌型形状の鋳型面と
の間に前記光反応樹脂を狭持した状態で、前記レンズ基
材の他方の表面側から前記光反応樹脂に発散光の照射を
行うものであるため、光反応により形成された後の硬化
樹脂層の表面形状が、鋳型面の雌型形状と同じ形状で形
成されることとなる。
基材の一方の表面と予め定められた雌型形状の鋳型面と
の間に前記光反応樹脂を狭持した状態で、前記レンズ基
材の他方の表面側から前記光反応樹脂に発散光の照射を
行うものであるため、光反応により形成された後の硬化
樹脂層の表面形状が、鋳型面の雌型形状と同じ形状で形
成されることとなる。
【0030】本発明によれば、予め所望の雌型形状(例
えば、非球面や部分光学面等)の鋳型面を準備しておく
ことで、希望する雌型形状の光学面を硬化樹脂層表面に
簡易な方法で形成することができるものとなる。
えば、非球面や部分光学面等)の鋳型面を準備しておく
ことで、希望する雌型形状の光学面を硬化樹脂層表面に
簡易な方法で形成することができるものとなる。
【0031】次に、請求項3に記載した発明では、レン
ズ基材の一方の表面に光反応性樹脂による硬化樹脂層を
形成させる装置であって、前記レンズ基材の一方の表面
に被着された光反応性樹脂に前記レンズ基材の他方の表
面側から前記樹脂の硬化反応のための光を照射する光照
射手段と、前記光照射手段と前記レンズ基材との間に配
置され、前記光照射手段からの光束を発散光に変換し
て、この発散光により前記レンズ基材の前記一方の表面
を前記他方の表面より広い出射領域で照射する光発散素
子を備えた構成となっている。
ズ基材の一方の表面に光反応性樹脂による硬化樹脂層を
形成させる装置であって、前記レンズ基材の一方の表面
に被着された光反応性樹脂に前記レンズ基材の他方の表
面側から前記樹脂の硬化反応のための光を照射する光照
射手段と、前記光照射手段と前記レンズ基材との間に配
置され、前記光照射手段からの光束を発散光に変換し
て、この発散光により前記レンズ基材の前記一方の表面
を前記他方の表面より広い出射領域で照射する光発散素
子を備えた構成となっている。
【0032】光照射手段とレンズ基材との間に配置され
た光発散素子は、レンズ基材の他方の面側から入射した
発散光が一方の面の全体(少なくとも、光反応性樹脂被
着領域の全体)に到達するような発散光を生じさせる光
学的特性を備えたものであればよい。
た光発散素子は、レンズ基材の他方の面側から入射した
発散光が一方の面の全体(少なくとも、光反応性樹脂被
着領域の全体)に到達するような発散光を生じさせる光
学的特性を備えたものであればよい。
【0033】更に、好ましくはアラズリ部などのレンズ
基材の他方の面側に存在する光散乱部に光が入射しない
ように、照射光を調節して他方の面側の光学面内にのみ
照射すると共に、一方の面上の光反応性樹脂全体に均一
照射するような発散光を生じさせるものであることが好
ましい。
基材の他方の面側に存在する光散乱部に光が入射しない
ように、照射光を調節して他方の面側の光学面内にのみ
照射すると共に、一方の面上の光反応性樹脂全体に均一
照射するような発散光を生じさせるものであることが好
ましい。
【0034】この光発散素子は、レンズ基材の光学的特
性(形状や屈折率等)により発散角や口径が決定される
が、光照射手段からの光束が発散光や集束光である場合
には、これらとの関連も考慮して決定される。装置の製
造コスト等を考慮すれば、光照射手段は従来同様の平行
光束を生じさせるものを用い、発散レンズのように構成
が簡単で安価な発散光学素子を用いることが好ましい。
性(形状や屈折率等)により発散角や口径が決定される
が、光照射手段からの光束が発散光や集束光である場合
には、これらとの関連も考慮して決定される。装置の製
造コスト等を考慮すれば、光照射手段は従来同様の平行
光束を生じさせるものを用い、発散レンズのように構成
が簡単で安価な発散光学素子を用いることが好ましい。
【0035】また、請求項4に記載した発明では、予め
定められた雌型形状の鋳型面を備えた型部材を更に備
え、この型部材の鋳型面と前記レンズ基材の前記一方の
表面との間に光反応性樹脂を狭持した状態で、前記発散
光によりレンズ基材の前記他方の面側から前記一方の表
面を照射することを特徴とするものである。
定められた雌型形状の鋳型面を備えた型部材を更に備
え、この型部材の鋳型面と前記レンズ基材の前記一方の
表面との間に光反応性樹脂を狭持した状態で、前記発散
光によりレンズ基材の前記他方の面側から前記一方の表
面を照射することを特徴とするものである。
【0036】本発明によれば、予め所望の面形状(例え
ば、非球面や部分光学面等)の型部材を準備しておくこ
とで、反応後の樹脂の表面形状が型部材の面形状と同じ
(逆写し状態)となるので、希望する面形状の光学面を
樹脂表面に簡易な方法で形成することができるものとな
る。
ば、非球面や部分光学面等)の型部材を準備しておくこ
とで、反応後の樹脂の表面形状が型部材の面形状と同じ
(逆写し状態)となるので、希望する面形状の光学面を
樹脂表面に簡易な方法で形成することができるものとな
る。
【0037】また、前述した発散レンズを発散光学素子
として用いる場合は、型部材の中心軸と、レンズ基材の
光軸と発散レンズの光軸とを夫々合わせることが重要で
ある。これは一般に芯出しと呼ばれる作業であるが、こ
の芯出しを行うことにより正確な光の照射が行えると共
に、レンズ基材と硬化樹脂層とで光学的特性が相違する
ことなく良好な光学特性を保持した樹脂接合型レンズを
得ることができる。
として用いる場合は、型部材の中心軸と、レンズ基材の
光軸と発散レンズの光軸とを夫々合わせることが重要で
ある。これは一般に芯出しと呼ばれる作業であるが、こ
の芯出しを行うことにより正確な光の照射が行えると共
に、レンズ基材と硬化樹脂層とで光学的特性が相違する
ことなく良好な光学特性を保持した樹脂接合型レンズを
得ることができる。
【0038】この発散レンズを使用した場合、発散レン
ズの配設位置は、必ずしもレンズ基材と接した状態とす
る必要はなく、使用する発散レンズの種類や用いる光の
屈折率等の条件等により適正な発散光が得られる最適箇
所に設ければ良い。
ズの配設位置は、必ずしもレンズ基材と接した状態とす
る必要はなく、使用する発散レンズの種類や用いる光の
屈折率等の条件等により適正な発散光が得られる最適箇
所に設ければ良い。
【0039】勿論、用いる光の種類によって発散レンズ
を透過する光の透過率が変化するので、発散レンズの曲
率半径、中心厚、屈折率等の処々の条件は、使用する光
の種類及びレンズ基材によって決定することは言うまで
もない。
を透過する光の透過率が変化するので、発散レンズの曲
率半径、中心厚、屈折率等の処々の条件は、使用する光
の種類及びレンズ基材によって決定することは言うまで
もない。
【0040】更に、請求項5に記載した発明では、レン
ズ基材の一方の表面側でより外方へ到達するように光を
照射して、前記一方の表面に被着した光反応性樹脂を硬
化させることにより前記硬化樹脂層を形成させている。
ズ基材の一方の表面側でより外方へ到達するように光を
照射して、前記一方の表面に被着した光反応性樹脂を硬
化させることにより前記硬化樹脂層を形成させている。
【0041】即ち、他方の面側から光を照射する際に、
アラズリ部等の光散乱部を避けて光反応性樹脂に光を照
射することは勿論、レンズ基材の一方の表面側でより外
方へ到達するように光を照射して、一方の光学面上に被
着された光反応性樹脂全体に光を照射させるものとなっ
ている。
アラズリ部等の光散乱部を避けて光反応性樹脂に光を照
射することは勿論、レンズ基材の一方の表面側でより外
方へ到達するように光を照射して、一方の光学面上に被
着された光反応性樹脂全体に光を照射させるものとなっ
ている。
【0042】このような構成とすることで、レンズ基材
の一方の面において、特にその面の端縁部のみに硬化樹
脂層樹脂層を形成させる場合に、光が散乱されることな
く均一に光反応性樹脂に照射させることができる。
の一方の面において、特にその面の端縁部のみに硬化樹
脂層樹脂層を形成させる場合に、光が散乱されることな
く均一に光反応性樹脂に照射させることができる。
【0043】ここでの光反応性樹脂に照射させる光は、
散乱光に限らず、平行光であってもよいものであり、レ
ンズ基材の一方の表面側でより外方へ到達するように光
を照射した時、レンズ基材内で屈折された後、一方の面
上の例えば、端縁部よりに部分的に被着された光反応性
樹脂被着領域の全体に到達し得るものであれば良く特に
限定されるものではない。
散乱光に限らず、平行光であってもよいものであり、レ
ンズ基材の一方の表面側でより外方へ到達するように光
を照射した時、レンズ基材内で屈折された後、一方の面
上の例えば、端縁部よりに部分的に被着された光反応性
樹脂被着領域の全体に到達し得るものであれば良く特に
限定されるものではない。
【0044】ここで、図2を用いて本発明の作用を具体
的に説明する。この図においては、所定の光照射手段
(図示せず)より発せられた光が、レンズ基材を介して
光反応性樹脂に照射した状態の従来例と本発明とを比較
した説明図であり、図2(a)は、従来の方法により平
行光を照射した時の概略説明図であり、図2(b)は、
本発明の方法により発散光を照射した時の概略説明図で
ある。
的に説明する。この図においては、所定の光照射手段
(図示せず)より発せられた光が、レンズ基材を介して
光反応性樹脂に照射した状態の従来例と本発明とを比較
した説明図であり、図2(a)は、従来の方法により平
行光を照射した時の概略説明図であり、図2(b)は、
本発明の方法により発散光を照射した時の概略説明図で
ある。
【0045】図2(a)の従来例では、光照射手段より
発せられた平行光24aが、レンズ基材21aの他方の
面側からレンズ基材21aに入射し、このレンズ基材2
1aでの屈折の影響を受けて、レンズ基材21a介して
光反応性樹脂22aに照射される様子を示している。
発せられた平行光24aが、レンズ基材21aの他方の
面側からレンズ基材21aに入射し、このレンズ基材2
1aでの屈折の影響を受けて、レンズ基材21a介して
光反応性樹脂22aに照射される様子を示している。
【0046】この図において、破線xは他方の面側の光
学面21a2 の端部(アラズリ部26aとの境界部の内
側)を透過した照射光の進行状態を示すものである。こ
の図からも明らかなように、破線xより内側の領域22
a1 には均一な光が照射されるが、これより外側の領域
22a2 は、アラズリ部26aによる拡散の影響から照
射光は大幅に減少することとなる。
学面21a2 の端部(アラズリ部26aとの境界部の内
側)を透過した照射光の進行状態を示すものである。こ
の図からも明らかなように、破線xより内側の領域22
a1 には均一な光が照射されるが、これより外側の領域
22a2 は、アラズリ部26aによる拡散の影響から照
射光は大幅に減少することとなる。
【0047】このような光の照射により光反応性樹脂2
2aの硬化反応が進むと、一方の面側の光学面21a1
表面に光反応性樹脂22aの硬化樹脂層が形成される
が、この時、一方の面側の光学面21a1 の表面内にお
いて照射される光の量にムラが生じる。
2aの硬化反応が進むと、一方の面側の光学面21a1
表面に光反応性樹脂22aの硬化樹脂層が形成される
が、この時、一方の面側の光学面21a1 の表面内にお
いて照射される光の量にムラが生じる。
【0048】このため、アラズリ部26aを介して照射
される部分22a2 の光反応性樹脂22aの反応速度
は、他方の面側の光学面21a2 に入射して光反応性樹
脂22aに達する部分22a1 の反応速度に比べて格段
に遅くなる。
される部分22a2 の光反応性樹脂22aの反応速度
は、他方の面側の光学面21a2 に入射して光反応性樹
脂22aに達する部分22a1 の反応速度に比べて格段
に遅くなる。
【0049】そして、この反応速度の違いにより、アラ
ズリ部26aを介して照射される部分22a2 と、第2
の光学面21a2 に入射して光反応性樹脂22aに達す
る部分22a1 との境界に段差α(跡)が発生する。
ズリ部26aを介して照射される部分22a2 と、第2
の光学面21a2 に入射して光反応性樹脂22aに達す
る部分22a1 との境界に段差α(跡)が発生する。
【0050】一方、図2(b)に示す本発明の方式によ
れば、光照射手段より発せられた平行光24bが、発散
光学素子である発散レンズ25bに入射し、所定の発散
角を持つ発散光25に変えられた後、レンズ基材21b
の他方の面側の光学面21b2 内に入射される様子を示
している。
れば、光照射手段より発せられた平行光24bが、発散
光学素子である発散レンズ25bに入射し、所定の発散
角を持つ発散光25に変えられた後、レンズ基材21b
の他方の面側の光学面21b2 内に入射される様子を示
している。
【0051】この発散照射光25は、レンズ基材21b
での屈折の影響を受けて、更に拡散され、レンズ基材2
1bの一方の面側の光学面21b1 表面に設けられた光
反応性樹脂22bの全体に均一に照射される。
での屈折の影響を受けて、更に拡散され、レンズ基材2
1bの一方の面側の光学面21b1 表面に設けられた光
反応性樹脂22bの全体に均一に照射される。
【0052】この図において、破線yは他方の面側の光
学面21b2 の端部(アラズリ部26bとの境界部の内
側)を透過した発散照射光25の進行状態を示すもので
ある。この図からも明らかなように、レンズ基材21b
での屈折状態は予め予想できるので、他方の面側の光学
面21b2 に照射された発散光が破線yより内側の領域
を均一に照射されることから、少なくとも破線yが光反
応性樹脂22aの有効最外郭部を照射するように発散照
射光25の発散角を定めればよい。
学面21b2 の端部(アラズリ部26bとの境界部の内
側)を透過した発散照射光25の進行状態を示すもので
ある。この図からも明らかなように、レンズ基材21b
での屈折状態は予め予想できるので、他方の面側の光学
面21b2 に照射された発散光が破線yより内側の領域
を均一に照射されることから、少なくとも破線yが光反
応性樹脂22aの有効最外郭部を照射するように発散照
射光25の発散角を定めればよい。
【0053】このような発散入射光25の照射により、
光反応性樹脂22aの硬化反応が進み、一方の面側の光
学面21a1 表面に光反応性樹脂22aの硬化樹脂層が
形成される。その際に、図よりも明らかなように、拡散
レンズ25bを介して他方の面側の光学面21b2 内か
ら光を入射させることにより、一方の面側の光学面21
b1 表面に設けられた光反応性樹脂全体に均一に光を照
射することができる。
光反応性樹脂22aの硬化反応が進み、一方の面側の光
学面21a1 表面に光反応性樹脂22aの硬化樹脂層が
形成される。その際に、図よりも明らかなように、拡散
レンズ25bを介して他方の面側の光学面21b2 内か
ら光を入射させることにより、一方の面側の光学面21
b1 表面に設けられた光反応性樹脂全体に均一に光を照
射することができる。
【0054】従って、本発明では、一方の面側の光学面
21a1 の表面内(光反応性樹脂22bの全体)で照射
される光量にムラが生じることがないので、全体で均一
に反応し、この表面形状は、型部材23bの雌型形状と
同一(逆写し状態)であり、正確に所望する表面形状が
トレースされる。
21a1 の表面内(光反応性樹脂22bの全体)で照射
される光量にムラが生じることがないので、全体で均一
に反応し、この表面形状は、型部材23bの雌型形状と
同一(逆写し状態)であり、正確に所望する表面形状が
トレースされる。
【0055】このため、光学面の信頼性や形状の安定性
を向上させることはもちろん、硬化樹脂層で形成した光
学面表面に段差(跡)が発生することがなく、外観並び
に性能が良好な樹脂接合型レンズが得られる。
を向上させることはもちろん、硬化樹脂層で形成した光
学面表面に段差(跡)が発生することがなく、外観並び
に性能が良好な樹脂接合型レンズが得られる。
【0056】尚、レンズ基材表面に形成させる樹脂は、
紫外線や赤外線、放射線等の光の照射により反応する樹
脂(光反応性樹脂)であれば特に限定されるものでは無
く、どの種類の樹脂を用いるかによって照射する光の種
類が決定されると共に、発散光学素子の光学的特性もそ
れに合わせて決定されることになる。
紫外線や赤外線、放射線等の光の照射により反応する樹
脂(光反応性樹脂)であれば特に限定されるものでは無
く、どの種類の樹脂を用いるかによって照射する光の種
類が決定されると共に、発散光学素子の光学的特性もそ
れに合わせて決定されることになる。
【0057】更に、樹脂を反応させる光の照射強度は、
用いる光反応性樹脂の硬化特性及びレンズ基材屈折率と
照射する光の種類等によって決定される。また、その照
射方法も特に限定しないが、光反応性樹脂の反応開始か
ら終了まで一様な強さの光を照射してもよいし、照射途
中から段階的若しくは連続的に照射強度を変えて照射す
るようにしても何の問題もないものである。
用いる光反応性樹脂の硬化特性及びレンズ基材屈折率と
照射する光の種類等によって決定される。また、その照
射方法も特に限定しないが、光反応性樹脂の反応開始か
ら終了まで一様な強さの光を照射してもよいし、照射途
中から段階的若しくは連続的に照射強度を変えて照射す
るようにしても何の問題もないものである。
【0058】また、光を照射する時間は、用いる光反応
性樹脂の種類、形成する樹脂層の厚さ、レンズ基材の種
類により決定されるので一概には言えないが、樹脂層全
面が十分硬化して、硬化樹脂層の表面が光学面として十
分な程度に反応(形成)される程度の時間まで照射すれ
ばよい。例えば、ウレタンアクリレート系の樹脂を用い
紫外線により硬化させる場合、照射時間は数秒〜数十秒
程度で良い。
性樹脂の種類、形成する樹脂層の厚さ、レンズ基材の種
類により決定されるので一概には言えないが、樹脂層全
面が十分硬化して、硬化樹脂層の表面が光学面として十
分な程度に反応(形成)される程度の時間まで照射すれ
ばよい。例えば、ウレタンアクリレート系の樹脂を用い
紫外線により硬化させる場合、照射時間は数秒〜数十秒
程度で良い。
【0059】更に、使用するレンズ基材は、特に限定さ
れるものではないが、材質により屈折率が変化するた
め、その屈折状態を考慮して発散光の発散角度を決定す
る必要がある。一般には、球面又はほぼ非球面の光学面
を有するガラス又はプラスチック等の比較的低コストで
入手が容易なレンズ基材を使用すれば、原料コストを低
く抑えることができ、量産性に優れた樹脂接合型レンズ
を得ることができる。
れるものではないが、材質により屈折率が変化するた
め、その屈折状態を考慮して発散光の発散角度を決定す
る必要がある。一般には、球面又はほぼ非球面の光学面
を有するガラス又はプラスチック等の比較的低コストで
入手が容易なレンズ基材を使用すれば、原料コストを低
く抑えることができ、量産性に優れた樹脂接合型レンズ
を得ることができる。
【0060】以上は、レンズ基材の一方の光学面に照射
させる場合を述べてきたが、勿論、レンズ基材の両面の
光学面に光反応性樹脂の硬化樹脂層を形成させることも
可能である。参考までに、図4に本発明の方法によって
レンズ基材の両面に硬化樹脂層を形成させた硬化樹脂層
形成レンズの該略図を示す。
させる場合を述べてきたが、勿論、レンズ基材の両面の
光学面に光反応性樹脂の硬化樹脂層を形成させることも
可能である。参考までに、図4に本発明の方法によって
レンズ基材の両面に硬化樹脂層を形成させた硬化樹脂層
形成レンズの該略図を示す。
【0061】本発明では、以上に述べたような紫外線等
の光の照射の際に、光反応性樹脂に到達する光量が部分
的に変動(減少)して、硬化樹脂層の反応度に部分的に
悪影響を与える事がない。
の光の照射の際に、光反応性樹脂に到達する光量が部分
的に変動(減少)して、硬化樹脂層の反応度に部分的に
悪影響を与える事がない。
【0062】そして、硬化樹脂層の全体に均一な光を照
射することで、硬化樹脂層表面で形成される光学面の信
頼性や形状の安定性を下げることがなく、製造されるレ
ンズの外観及び性能が良好な樹脂接合型レンズの製造方
法及びその装置が構築できる。
射することで、硬化樹脂層表面で形成される光学面の信
頼性や形状の安定性を下げることがなく、製造されるレ
ンズの外観及び性能が良好な樹脂接合型レンズの製造方
法及びその装置が構築できる。
【0063】
【実施例】以下、実施例を通じて本発明を更に詳しく説
明する。図1に本発明の一実施例に係る硬化樹脂層形成
レンズの製造方法および装置の概略説明図を示す。この
図において、使用するレンズ基材1は、外形がφ15〜
40mm、中心厚1〜10mmで両面とも球面に研磨加
工されているが、特に硬化樹脂層を形成させる面は、所
望の非球面に近い球面に加工されている。
明する。図1に本発明の一実施例に係る硬化樹脂層形成
レンズの製造方法および装置の概略説明図を示す。この
図において、使用するレンズ基材1は、外形がφ15〜
40mm、中心厚1〜10mmで両面とも球面に研磨加
工されているが、特に硬化樹脂層を形成させる面は、所
望の非球面に近い球面に加工されている。
【0064】レンズ基材1は、直径がφ29mm、図中
下側の凸面R1 の曲率半径が50.0mm、図中上側の
凹面R2 の曲率半径が11.80mm、中心厚が1.5
mm、材質がLAF101(NCの硝材)のものを用い
ている。
下側の凸面R1 の曲率半径が50.0mm、図中上側の
凹面R2 の曲率半径が11.80mm、中心厚が1.5
mm、材質がLAF101(NCの硝材)のものを用い
ている。
【0065】また、このレンズ基材1の凸面R1 には、
硬化樹脂との密着性を高めるために、シランカップリン
グ剤『商品名;KBM503(信越化学(株)製)』を
2Wt%エタノール溶液に希釈したものが、予めその表
面に塗布されている。
硬化樹脂との密着性を高めるために、シランカップリン
グ剤『商品名;KBM503(信越化学(株)製)』を
2Wt%エタノール溶液に希釈したものが、予めその表
面に塗布されている。
【0066】更に、凸面R1 に硬化樹脂層を形成させた
時に、その表面を所望の形状(非球面)の光学面とする
ための型部材である鋳型3は、所望の形状(非球面)と
逆写しの面形状を持つ型面部7を備えており、ステンレ
ス系の合金の表面にニッケル等の金属によりメッキ処理
を施したものを用いている。
時に、その表面を所望の形状(非球面)の光学面とする
ための型部材である鋳型3は、所望の形状(非球面)と
逆写しの面形状を持つ型面部7を備えており、ステンレ
ス系の合金の表面にニッケル等の金属によりメッキ処理
を施したものを用いている。
【0067】また、レンズ基材1の表面に硬化樹脂層を
形成させる光反応性樹脂として、紫外線硬化性の樹脂2
を選択し、この実施例では収縮率7%のウレタンアクリ
レート系樹脂を用いている。
形成させる光反応性樹脂として、紫外線硬化性の樹脂2
を選択し、この実施例では収縮率7%のウレタンアクリ
レート系樹脂を用いている。
【0068】図1(a)は、鋳型3の中心軸とレンズ基
材1の光軸とを一致させ、鋳型3の鋳型面とレンズ基材
1の凸面R1 とを対峙させた後に、ウレタンアクリレー
ト系の紫外線硬化樹脂2を50mg採取して鋳型3の型
面部7に注入した状態を示している。
材1の光軸とを一致させ、鋳型3の鋳型面とレンズ基材
1の凸面R1 とを対峙させた後に、ウレタンアクリレー
ト系の紫外線硬化樹脂2を50mg採取して鋳型3の型
面部7に注入した状態を示している。
【0069】また、図1(b)は、図1(a)に示した
工程から次の工程に移った工程であり、前述した中心軸
に沿ってレンズ基材1を鋳型3側に移動させ、レンズ基
材1と鋳型3とを近接配置する工程を示している。
工程から次の工程に移った工程であり、前述した中心軸
に沿ってレンズ基材1を鋳型3側に移動させ、レンズ基
材1と鋳型3とを近接配置する工程を示している。
【0070】このとき、鋳型3に注入された紫外線硬化
樹脂2は、レンズ基材1の凸面R1と鋳型3の型面部7
とに挟まれて両者の間隙全体に拡がっており、紫外線硬
化樹脂2の中心厚が30μmとなるように調節されてい
る。
樹脂2は、レンズ基材1の凸面R1と鋳型3の型面部7
とに挟まれて両者の間隙全体に拡がっており、紫外線硬
化樹脂2の中心厚が30μmとなるように調節されてい
る。
【0071】更に、図1(c)では、図1(b)に示し
た工程から次の工程に移った工程であり、レンズ基材1
の凹面R2 側に発散レンズである両凹レンズ5を、レン
ズ基材1の光軸と両凹レンズ5の光軸とが一致するよう
に配設している。
た工程から次の工程に移った工程であり、レンズ基材1
の凹面R2 側に発散レンズである両凹レンズ5を、レン
ズ基材1の光軸と両凹レンズ5の光軸とが一致するよう
に配設している。
【0072】この両凹レンズ5は、レンズ基材1の凹面
R2 側に接する光学面R1の曲率半径が15.8mm、
紫外線が入射する側の光学面R2の曲率半径が45.0
mmであり、中心厚0.8mm、レンズ材質はLAC5
1(NC硝材)よりなるものである。
R2 側に接する光学面R1の曲率半径が15.8mm、
紫外線が入射する側の光学面R2の曲率半径が45.0
mmであり、中心厚0.8mm、レンズ材質はLAC5
1(NC硝材)よりなるものである。
【0073】図1(d)は、図1(c)に示した工程か
ら次の工程に移った工程であり、レンズ基材1の凹面R
2 側から出力150Wのキセノンランプを用いて、照射
強度25mW/cm2 の紫外線4を30秒照射する。
ら次の工程に移った工程であり、レンズ基材1の凹面R
2 側から出力150Wのキセノンランプを用いて、照射
強度25mW/cm2 の紫外線4を30秒照射する。
【0074】この時、紫外線4の光束径は、両凹レンズ
5からの射出発散光が、レンズ基材1の凹面R2 の内部
のみに照射され程度に絞られている。さらに、この射出
発散光は、レンズ基材1に入射した後、凸面R1 表面に
拡がっている紫外線硬化樹脂2の有効部分の全体を照射
するように進行する。
5からの射出発散光が、レンズ基材1の凹面R2 の内部
のみに照射され程度に絞られている。さらに、この射出
発散光は、レンズ基材1に入射した後、凸面R1 表面に
拡がっている紫外線硬化樹脂2の有効部分の全体を照射
するように進行する。
【0075】この紫外線4の照射工程で、凸面R1 表面
に拡がっている紫外線硬化樹脂2に均一に紫外線4が照
射され、樹脂2の硬化反応が進み、ある一定の固さを持
った樹脂反応層2が形成される。
に拡がっている紫外線硬化樹脂2に均一に紫外線4が照
射され、樹脂2の硬化反応が進み、ある一定の固さを持
った樹脂反応層2が形成される。
【0076】また、図1(e)は、紫外線硬化樹脂2の
反応(紫外線照射)が終了後に、鋳型3と紫外線硬化樹
脂2との境界面を分離させる状態を示しており、これら
の工程により、紫外線硬化樹脂2の硬化樹脂層が形成さ
れたレンズが作成される。
反応(紫外線照射)が終了後に、鋳型3と紫外線硬化樹
脂2との境界面を分離させる状態を示しており、これら
の工程により、紫外線硬化樹脂2の硬化樹脂層が形成さ
れたレンズが作成される。
【0077】ここで、図3に本発明により得られたレン
ズの概略断面図を示す。このレンズの樹脂形成層の厚み
は、5〜100μmであり、その表面形状は、鋳型3の
型面部7の面形状を正確にトレースするものであった。
ズの概略断面図を示す。このレンズの樹脂形成層の厚み
は、5〜100μmであり、その表面形状は、鋳型3の
型面部7の面形状を正確にトレースするものであった。
【0078】このように、レンズ基材1と硬化樹脂層形
成鋳型3との間に紫外線硬化樹脂2を拡げた後、発散レ
ンズ5を介して紫外線を発散光で照射することで、紫外
線硬化樹脂2の全体に均一に紫外線を照射させることが
できるので、良好な光学面を備えた樹脂接合型レンズを
得ることができる。
成鋳型3との間に紫外線硬化樹脂2を拡げた後、発散レ
ンズ5を介して紫外線を発散光で照射することで、紫外
線硬化樹脂2の全体に均一に紫外線を照射させることが
できるので、良好な光学面を備えた樹脂接合型レンズを
得ることができる。
【0079】更に、鋳型3の型面部7の表面を所望の形
状(非球面)とすることで、極めて容易に非球面の表面
形状を持つレンズを作成できるものとなっている。この
ような硬化樹脂層付非球面レンズは、例えば多重焦点型
メガネレンズ等に応用されるものであり、適正な表面形
状を正確に再現できることで、正確なメガネレンズが作
成できることとなる。
状(非球面)とすることで、極めて容易に非球面の表面
形状を持つレンズを作成できるものとなっている。この
ような硬化樹脂層付非球面レンズは、例えば多重焦点型
メガネレンズ等に応用されるものであり、適正な表面形
状を正確に再現できることで、正確なメガネレンズが作
成できることとなる。
【0080】しかも、レンズ表面には段差部等が生じな
いことから、商品価値が高く、製造の歩留が向上する利
点がある。尚、この実施例では、球面レンズの表面に硬
化樹脂層を形成させることにより非球面レンズを得る方
法を例に取って説明したが、本発明はこれに限定される
ものでは無く、その他の形式の樹脂接合型レンズに応用
することができる。
いことから、商品価値が高く、製造の歩留が向上する利
点がある。尚、この実施例では、球面レンズの表面に硬
化樹脂層を形成させることにより非球面レンズを得る方
法を例に取って説明したが、本発明はこれに限定される
ものでは無く、その他の形式の樹脂接合型レンズに応用
することができる。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、発
散光を用いて光反応性樹脂に反応光を照射させること
で、レンズの裏面形状等に影響されることなく、光反応
性樹脂の全体に均一な照射光を導くことができるので、
樹脂の反応度が全面で均一となり段差部等が生じない滑
らかな樹脂表面が形成される。
散光を用いて光反応性樹脂に反応光を照射させること
で、レンズの裏面形状等に影響されることなく、光反応
性樹脂の全体に均一な照射光を導くことができるので、
樹脂の反応度が全面で均一となり段差部等が生じない滑
らかな樹脂表面が形成される。
【0082】特に、型部材等を用いて樹脂の表面形状を
トレースさせる場合にも、所望の表面形状を正確にトレ
ースさせることができるので、非球面等の加工が難しい
光学面を簡易な手段で且つ低コストで形成することがで
きる利点がある。
トレースさせる場合にも、所望の表面形状を正確にトレ
ースさせることができるので、非球面等の加工が難しい
光学面を簡易な手段で且つ低コストで形成することがで
きる利点がある。
【0083】また、従来は紫外線等の反応光の照射の際
に、光反応性樹脂に到達する光量が部分的に減少して硬
化樹脂層に悪影響を与えて光学面の信頼性や形状の安定
性を下げていたが、本発明によればこのような問題が生
じないので、製造したレンズの外観並びに性能が良好な
樹脂接合型レンズが製造できる利点がある。
に、光反応性樹脂に到達する光量が部分的に減少して硬
化樹脂層に悪影響を与えて光学面の信頼性や形状の安定
性を下げていたが、本発明によればこのような問題が生
じないので、製造したレンズの外観並びに性能が良好な
樹脂接合型レンズが製造できる利点がある。
【図1】本発明の一実施例に係る樹脂接合型レンズの製
造方法及び装置の概略説明図である。
造方法及び装置の概略説明図である。
【図2】照射された光が、レンズ基材を介して光反応性
樹脂に達した状態の従来と本発明とを比較した説明図で
ある。
樹脂に達した状態の従来と本発明とを比較した説明図で
ある。
【図3】本発明により得られた樹脂接合型レンズの概略
断面図である。
断面図である。
【図4】本発明によりレンズ基材の両面に硬化樹脂層を
形成させた硬化樹脂層形成レンズの概略断面図である。
形成させた硬化樹脂層形成レンズの概略断面図である。
【図5】従来の硬化樹脂層形成方法の概略説明図であ
る。
る。
1、21a、21b、31、41、51 レンズ基材 21a1 一方の面側の
光学面 21a2 他方の面側の
光学面 2、22a、22b、32、42、52 紫外線硬化
樹脂 22a1 破線xより内
側の領域 22a2 破線xより外
側の領域 3 鋳型 23a、23b、53 金型 4 24a、24b、54 紫外線 5 両凹レンズ 25b 発散レンズ 6、26a、26b アラズリ部 7 所望の形状と逆写しの面
形状を持つ型面部 57 第1の光学面 58 第2の光学面
光学面 21a2 他方の面側の
光学面 2、22a、22b、32、42、52 紫外線硬化
樹脂 22a1 破線xより内
側の領域 22a2 破線xより外
側の領域 3 鋳型 23a、23b、53 金型 4 24a、24b、54 紫外線 5 両凹レンズ 25b 発散レンズ 6、26a、26b アラズリ部 7 所望の形状と逆写しの面
形状を持つ型面部 57 第1の光学面 58 第2の光学面
Claims (5)
- 【請求項1】 レンズ基材の一方の表面に樹脂を被着硬
化させて前記レンズ基材と硬化樹脂層とからなる樹脂接
合型レンズを製造する方法において、 前記レンズ基材の他方の表面側から発散光を照射して、
前記一方の表面に被着した光反応性樹脂を硬化させるこ
とにより前記樹脂層を形成することを特徴とする樹脂接
合型レンズ製造方法。 - 【請求項2】 前記レンズ基材の一方の表面と予め定め
られた雌型形状の鋳型面との間に前記光反応樹脂を狭持
した状態で、前記レンズ基材の他方の表面側から前記光
反応樹脂に発散光の照射を行うことを特徴とする請求項
1に記載の樹脂接合型レンズ製造方法。 - 【請求項3】 レンズ基材の一方の表面に光反応性樹脂
による硬化樹脂層を形成させる装置であって、 前記レンズ基材の一方の表面に被着された光反応性樹脂
に前記レンズ基材の他方の表面側から前記樹脂の硬化反
応のための光を照射する光照射手段と、 前記光照射手段と前記レンズ基材との間に配置され、前
記光照射手段からの光束を発散光に変換して、この発散
光により前記レンズ基材の前記一方の表面を前記他方の
表面より広い照射領域で照射する光発散素子とを備えた
ことを特徴とする樹脂接合型レンズ製造装置。 - 【請求項4】 予め定められた雌型形状の鋳型面を備え
た型部材を更に備え、 この型部材の鋳型面と前記レンズ基材の前記一方の表面
との間に光反応性樹脂を狭持した状態で、前記発散光に
よりレンズ基材の前記他方の面側から前記一方の表面を
照射することを特徴とする請求項3に記載の樹脂接合型
レンズ製造装置。 - 【請求項5】 レンズ基材の一方の表面に樹脂を被着硬
化させて前記レンズ基材と硬化樹脂層とからなる樹脂接
合型レンズを製造する方法において、 前記レンズ基材の他方の表面側から前記レンズ基材の一
方の表面側でより外方へ到達するように光を照射して、
前記一方の表面に被着した光反応性樹脂を硬化させるこ
とにより前記樹脂層を形成することを特徴とする樹脂接
合型レンズ製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5343049A JPH07164453A (ja) | 1993-12-15 | 1993-12-15 | 樹脂接合型レンズの製造方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5343049A JPH07164453A (ja) | 1993-12-15 | 1993-12-15 | 樹脂接合型レンズの製造方法及び装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07164453A true JPH07164453A (ja) | 1995-06-27 |
Family
ID=18358548
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5343049A Pending JPH07164453A (ja) | 1993-12-15 | 1993-12-15 | 樹脂接合型レンズの製造方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07164453A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7864208B2 (en) | 2007-01-16 | 2011-01-04 | Samsung Electronics Co., Ltd | F-O lens, light scanning unit and image forming apparatus employing the same |
| JP2011186440A (ja) * | 2010-02-09 | 2011-09-22 | Panasonic Corp | 複合光学素子 |
| CN113490584A (zh) * | 2019-03-29 | 2021-10-08 | 富士胶片株式会社 | 光照射装置、光照射方法、光照射装置的动作方法及程序 |
-
1993
- 1993-12-15 JP JP5343049A patent/JPH07164453A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7864208B2 (en) | 2007-01-16 | 2011-01-04 | Samsung Electronics Co., Ltd | F-O lens, light scanning unit and image forming apparatus employing the same |
| JP2011186440A (ja) * | 2010-02-09 | 2011-09-22 | Panasonic Corp | 複合光学素子 |
| US8134788B2 (en) | 2010-02-09 | 2012-03-13 | Panasonic Corporation | Hybrid optical element |
| CN113490584A (zh) * | 2019-03-29 | 2021-10-08 | 富士胶片株式会社 | 光照射装置、光照射方法、光照射装置的动作方法及程序 |
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