JPH07169391A - 平板電極の積層接合方法 - Google Patents

平板電極の積層接合方法

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JPH07169391A
JPH07169391A JP5318223A JP31822393A JPH07169391A JP H07169391 A JPH07169391 A JP H07169391A JP 5318223 A JP5318223 A JP 5318223A JP 31822393 A JP31822393 A JP 31822393A JP H07169391 A JPH07169391 A JP H07169391A
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JP
Japan
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temperature
electrode
glass rod
crystallized glass
joining
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JP5318223A
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English (en)
Inventor
Takao Kawaguchi
隆夫 川口
Kanji Imai
寛二 今井
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ストライプ状電極の積層接合時において、ス
トライプ状電極と熱膨張率補償板との接合を防止し、熱
膨張率補償板の使用寿命を延ばして積層接合する方法を
提供する。 【構成】 ストライプ状電極と、上記ストライプ状電極
と直交する低融点ガラスロッドを所定の配列で並べた面
状電極とを重ね合わせ、高温焼成して積層接合する方法
において、高融点ガラス棒と結晶化ガラス棒と併置した
ガラスロッドを面状電極に接着した接着剤を焼きとばす
脱バインダ−温度T1と、結晶化ガラスの溶融温度T
2、上記結晶化ガラスと電極とを接合する接合温度T
3、再結晶化促進温度T4とし、上記再結晶化促進温度
T4を、T1≦T2≦T4<T3、の関係を具備し、脱
バインダ−温度T1、再結晶化促進温度T4、接合温度
T3の順で昇温し、所定の時間保持したのち冷却して積
層接合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は平面型表示装置などに用
いられる平板電極の積層接合方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子ビームを用いてカラ−テレビジョン
画像を表示する平面型表示装置などにおいて、複数枚の
平板電極を互いに所定の間隔で電気的に絶縁された状態
で積層接合する際、従来は図3に示した温度プロファイ
ルで焼成されていた。焼成時の構成は図4の通りでなさ
れていた(特願平2−12945号)。
【0003】図4において、(a)は焼成前の要部断面
構成、(b)は焼成前の要部側面断面構成、(c)は焼
成後の要部断面構成、(d)は焼成後の要部側面断面構
成を示す。即ち、焼成基台41の上に熱膨張率補償板4
21、面状電極43を登載し、さらに結晶化ガラス棒4
41と高融点ガラス棒442とからなるガラスロッド4
4を電子ビーム通過部を遮らないように互いに平行な状
態で配列している。結晶化ガラス棒441の厚さ寸法は
所定間隔寸法よりも若干大きくし、高融点ガラス棒44
2の厚さ寸法は前記間隔寸法と概略同寸である。次に面
状電極45を積載し、続いて熱膨張率補償板422さら
にスタンパー46を載せたのちに焼成接合する。この状
態を図4(c)、(d)に示している。
【0004】この焼成の方法は、 図3に示した温度プ
ロファイルで行われる。結晶化ガラス棒44として溶融
温度T2、例えば450℃のガラス材料(70mol%P
bO、24mol%B22、4mol%ZnO、4mol%Si
2−Al23)、 高融点ガラス棒として転移点383
℃(粘度:1013.3ポイズ)、軟化点506℃(粘度:
107.65ポイズ)のガラス材料(40mol%PbO、5
0mol%B22、10mol%Na2O−K2O)を用いるも
のである。即ち、ガラスロッドを面状電極43に固定し
た接着剤、例えばニトロセルロース系接着剤を焼き飛ば
すために脱バインダ温度T1、例えば380℃で30分
保持し、焼成炉内で結晶化ガラス棒441の融点以上の
接合温度T3、例えば480℃に加熱して、結晶化ガラ
ス棒441を溶融し、全体が再結晶化するまで例えば、
1時間保温した後、冷却する。この間、溶融した結晶化
ガラス棒441はスタンパ−46の荷重によって押しつ
ぶされて面状電極43、45の表面に押し付けられ、図
3(a)、(b)に示したように面状電極43、45に
融着する。
【0005】これに対して高融点ガラス棒442は結晶
化ガラス棒42の溶融温度で軟化した状態でも109ポ
イズ程度の高い粘度を有するので、押しつぶされつつも
両電極43、45間の間隔寸法を保持することが出来
る。これにより、両電極43、45とを所定寸法間隔で
精度良くしかも強固に積層接合するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来例で
示した構成要件で焼成接合した場合、(図5)に示した
課題が発生した。同図において、(a)は焼成前の要部
断面構成、(b)は焼成前の要部側面断面構成、(c)
は焼成後の要部断面構成、(d)は焼成後の要部側面断
面構成を示す。同図に示した、41、42、43、4
4、46は、(図4)と同一である。即ち、焼成する電
極として(図4)に示した面状電極45に替えてストラ
イプ状電極51をガラスロッド44に直交するように積
層接合した場合、ストライプ状電極51の間隙を抜けて
結晶化ガラス441が流動し、ストライプ状電極51の
みならず熱膨張率補償板422まで接合されるという課
題を有したいた。この場合、熱膨張率補償板422とス
トライプ状電極51との接合力は電極間の接合力に比較
し実際のところ小さいので、容易に熱膨張率補償板42
2とストライプ状電極51を剥離し積層電極として用い
ることが出来る。しかし、本来何回でも使用できる熱膨
張率補償板が1回の使用しかできないという課題を有し
ていた。
【0007】従って、本発明の目的はストライプ状電極
の積層接合時において、ストライプ状電極と熱膨張率補
償板との接合を防止し、熱膨張率補償板の使用寿命を延
ばして積層接合する方法を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的に鑑
み、以下に述べる製造方法を発明した。
【0009】即ち、ストライプ状電極と、上記ストライ
プ状電極と直交する低融点ガラスロッドを所定の配列で
並べた面状電極とを重ね合わせ、上記電極を熱膨張率補
償板、基台及びスタンパ−で挟持し、高温焼成して積層
接合する方法において、高融点ガラス棒と結晶化ガラス
棒と併置したガラスロッドを面状電極に接着した接着剤
を焼きとばす脱バインダ−温度T1と、結晶化ガラスの
溶融温度T2、上記結晶化ガラスと電極とを接合する接
合温度T3、再結晶化促進温度T4とし、上記再結晶化
促進温度T4を
【0010】
【数2】
【0011】の関係を具備し、脱バインダ−温度T1、
再結晶化促進温度T4、接合温度T3の順で昇温し、所
定の時間保持したのち冷却して積層接合するものであ
る。
【0012】
【作用】前記手段によれば、溶融温度近傍で一定時間保
持し再結晶化を進行させ、粘度を上げているので、引き
続いて接合温度まで温度を上昇させても、ストライプ状
電極の間隙を通って結晶化ガラスがしみ上がることがな
い。更に、接合温度で所定の時間保持しているので、接
合強度は従来例と同等である。従って、ストライプ状電
極と熱膨張率補償板との接合を防止し、熱膨張率補償板
の使用寿命を延ばすことができる。
【0013】
【実施例】図1は、本発明にかかる平板電極の積層接合
方法の実施例に係る温度プロファイルを示した図であ
る。図2は本発明にかかる平板電極の積層接合方法の実
施例に係る温度プロファイルで積層接合する場合の要部
構成の断面を示した図で、同図(a)は焼成前の要部断
面構成、同図(b)は焼成前の要部側面断面構成、同図
(c)は焼成後の要部断面構成、同図(d)は焼成後の
要部側面断面構成を示す。
【0014】即ち、例えば焼成基台21の上に電極と同
一材料からなる例えば、インバ−材からなる熱膨張率補
償板221、面状電極23を順次搭載し、さらに例えば
溶融温度450℃のガラス材料(70mol%PbO、2
4mol%B22、4mol%ZnO、4mol%SiO2−Al
23)からなる結晶化ガラス棒241と転移点383℃
(粘度:1013.3ポイズ)、軟化点506℃(粘度:1
07.65ポイズ)のガラス材料(40mol%PbO、
50mol%B22、10mol%Na2O−K2O)高融点ガ
ラス棒242とからなるガラスロッド24を電子ビーム
通過部を遮らないように互いに平行な状態で配列し、例
えばニトロセルロース系接着剤で接着した。結晶化ガラ
ス棒241の厚さ寸法は所定間隔寸法よりも若干大きく
し、高融点ガラス棒242の厚さ寸法は前記間隔寸法と
概略同寸である。
【0015】次にストライプ状電極25を積載し、続い
て熱膨張率補償板222さらにスタンパー26を載せた
のちに図1に示した温度プロファイルで焼成接合した。
この接合状態を図2(c)、(d)に示している。
【0016】この温度プロファイルは、昇温速度10℃
/分にて室温より加熱し、ガラスロッド24を面状電極
23に固定した接着剤、例えばニトロセルロース系接着
剤を焼き飛ばすために脱バインダ温度T1、例えば38
0℃で30分保持した。続いて昇温速度10℃/分で、
再結晶化促進温度T4まで昇温させた。再結晶化促進温
度T4は、結晶化ガラス棒241の溶融温度T2、例え
ば450℃と結晶化ガラス棒241の溶融温度以上の接
合温度T3、例えば480℃の間の温度、即ち450〜
480℃、例えば455℃に加熱して、20分保持す
る。この間に結晶化ガラス棒241は溶融すると共に再
結晶化進行するので、熱膨張率補償板222まで結晶化
ガラスが濡れるような粘度の低下をもたらすことがな
い。さらに、昇温速度10℃/分で接合温度T3、例え
ば480℃まで加熱し、全体が再結晶化するまで例え
ば、40分保持した後、冷却する。この間、結晶化ガラ
ス241は455℃の再結晶化促進温度T4で20分保
持し再結晶化を進行させているので、粘度の低下は大き
くない。従って、昇温速度10℃/分で480℃まで温
度上昇させても、表面張力により熱膨張率補償板222
まで結晶化ガラス241が濡れることはない。溶融した
結晶化ガラス棒241はスタンパ−26の荷重によって
押しつぶされて面状電極23、ストライプ状電極25の
表面に押し付けられ、図2(c)、(d)に示したよう
に面状電極23、ストライプ状電極25に融着する。
【0017】これに対して高融点ガラス棒242は結晶
化ガラス棒241の溶融温度以上の480℃で軟化した
状態でも109ポイズ程度の高い粘度を有するので、押
しつぶされつつも面状電極23、ストライプ状電極25
間の間隔寸法を保持することが出来る。これにより、面
状電極23、ストライプ状電極25とを所定寸法間隔で
精度良くしかも強固に積層接合するものである。
【0018】
【発明の効果】本発明は、焼成接合における温度プロフ
ァイルに、再結晶化促進温度で保持するようにしたの
で、接合温度における結晶化ガラス棒の粘度を従来例に
比べ大きく取ることができる。従って、従来例のように
ストライプ状電極の場合に発生した結晶化ガラスの熱膨
張率補償板へのしみ出しを防止することができるので、
熱膨張率補償板の寿命を延ばすことが可能となり、工程
のコストダウンに大きな効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる一実施例の焼成温度プロファイ
ルを示す図
【図2】本発明にかかる実施例の要部断面を示す図、
(a)焼成前要部断面図、(b)焼成前要部側面断面
図、(c)焼成後要部断面図、(d)焼成後要部側面断
面図
【図3】従来例の焼成温度プロファイルを示す図
【図4】従来技術の一例である電極の要部断面を示す
図、(a)焼成前要部断面図、(b)焼成前要部断面
図、(c)焼成後要部断面図、(d)焼成後要部側面断
面図
【図5】従来技術の他の例である電極の要部断面を示す
図、(a)焼成前要部断面図、(b)焼成前要部側面断
面図、(c)焼成後要部断面図、(d)焼成後要部側面
断面図
【符号の説明】
T1 脱バインダ−温度 T2 結晶化ガラス溶融温度 T3 接合温度 T4 結晶化促進温度 21 基台 22 熱膨張率補償板 23 面状電極 24 ガラスロッド 241 結晶化ガラス棒 242 項融点ガラス棒 25 ストライプ状電極 26 スタンパ−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ストライプ状電極と、前記ストライプ状
    電極と直交する低融点ガラスロッドを所定の配列で並べ
    た面状電極とを重ね合わせ、高温焼成して積層接合する
    平板電極の積層接合方法において、高融点ガラス棒と結
    晶化ガラス棒と併置した前記ガラスロッドを前記面状電
    極に接着する接着剤を焼きとばす脱バインダ−温度T
    1、前記結晶化ガラスの溶融温度T2、前記結晶化ガラ
    スと前記面状電極とを接合する接合温度T3、再結晶化
    促進温度T4とし、前記再結晶化促進温度T4が 【数1】 の関係を満たすとき、焼成温度を前記脱バインダ−温度
    T1、前記再結晶化促進温度T4、前記接合温度T3の
    順で昇温し、所定の時間保持したのち冷却して積層接合
    することを特徴とする平板電極の積層接合方法。
JP5318223A 1993-12-17 1993-12-17 平板電極の積層接合方法 Pending JPH07169391A (ja)

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