JPH07169596A - 永久磁石付き加速管 - Google Patents

永久磁石付き加速管

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JPH07169596A
JPH07169596A JP34222893A JP34222893A JPH07169596A JP H07169596 A JPH07169596 A JP H07169596A JP 34222893 A JP34222893 A JP 34222893A JP 34222893 A JP34222893 A JP 34222893A JP H07169596 A JPH07169596 A JP H07169596A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
permanent magnets
arc
shaped permanent
accelerating tube
permanent magnet
Prior art date
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Pending
Application number
JP34222893A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Iwamoto
英司 岩本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissin High Voltage Co Ltd
Original Assignee
Nissin High Voltage Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissin High Voltage Co Ltd filed Critical Nissin High Voltage Co Ltd
Priority to JP34222893A priority Critical patent/JPH07169596A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 加速管内における磁場の有無状態転換を容易
に行うこと。 【構成】 加速管の周囲に、対向して磁極22,22’
を設け、これら磁極の中心軸線に対して対称的に、二つ
の第1円弧状永久磁石30,30’を設ける。これら磁
石は、図示極性に着磁した永久磁石26〜29,磁極兼
ヨーク部材21,21’のヨーク部23,23’で構成
される。磁極及び第1円弧状永久磁石の周囲に、回動可
能に二つの第2円弧状永久磁石31,31’が設けら
れ、これら磁石は、リターンヨーク32に取り付けられ
ており、磁極側及びリターンヨーク側の面が図示極性に
着磁されている。第2永久磁石が図示位置にあると、各
永久磁石の磁束は加速管内を通り、第2永久磁石を18
0°回動させると、各永久磁石の磁束は全てリターンヨ
ークを通り、加速管を通らない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、イオン及び電子の加速
を行う加速管に係り、イオン加速時における加速管の電
子ローディングを抑制するために作用させる磁場が、電
子加速を行うときには、加速管に作用しないようにする
永久磁石付き加速管に関する。
【0002】
【従来の技術】メガボルト(MV)級の高電圧加速管で
は電子ローディングを防止するために、加速管の要所要
所に磁場によるイオンビ−ム偏向箇所を設けている。例
えば、図3に示すように、加速段数が70段程度の3M
V級加速管1の場合、接地側から数えて、およそ50段
目、30数段目、20数段目、そして10段目前後の加
速段に磁場源としての磁石装置2、3、4、5を取り付
けている。
【0003】図4は加速管1において、最もイオンビ−
ム導入側に位置する磁石装置2が取り付けられている加
速管部の断面図であり、中央部にビーム通過開口が形成
された加速電極6を絶縁支持する絶縁環7の周囲に、例
えば6個の永久磁石8,9,10,11,12,13が
絶縁体製の結束バンド14を用いて取り付けられてお
り、各永久磁石は、その両端部が図示極性に着磁されて
いる。永久磁石8と9,9と10,11と12,12と
13の間にはヨーク鉄片15を入れて、磁気回路の磁気
抵抗を小さくしていると共に、磁石8と11及び磁石1
0と13の間には磁極としても機能する鉄片16が設け
られており、永久磁石10及び13の対向するN極部分
から、磁石8及び11の対向するS極部分の方向に磁力
線が生じ、加速管内のビーム路に、下から上に向かう磁
場Hが形成される。したがって、正イオンビ−ムが図の
表から裏の方向に進む場合、磁場によってビームを右に
偏向する。
【0004】磁石装置3,4,5は、磁石装置2をちょ
うど180°回転させた状態に構成されており、正イオ
ンビ−ムを磁石装置2とは逆の左方向に偏向する。した
がって、加速管1に導入された正イオンビ−ムは、充分
に加速されていない状態で磁石装置2の磁場によって大
きく偏向され、そして、磁石装置3ないし5の磁場で徐
々に正規の軌道に修正している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】イオン加速器の加速管
を電子ビームの加速手段として用いる場合があり、電子
加速の頻度が少ない場合に、各別のイオン加速装置と電
子加速装置を設けずに済むことから利用されている。イ
オン加速器としてはシングルステージ加速器、タンデム
加速器の何れでもよいが、例えばタンデム加速器の場合
には、正イオンビ−ムを加速する高エネルギー側加速管
の入口部に電子発生源を配置すると共に、加速電圧の極
性を切り換えて、電子ビームの加速を行わせる。
【0006】しかし、この場合、図3,図4に示すよう
に、加速管1に、電子ローディングを抑制する磁石装置
2ないし5が取り付けられていると、そのままで、この
加速管を電子ビームの加速管として使用することはでき
ない。磁石装置2ないし5により加速管に作用する磁束
密度は20〜100ガウス程度であるが、イオンと電子
の質量の格段の違いにより、電子ビームは数ガウス程度
の磁場が存在しても極めて大きく偏向されてしまい、加
速管は電子加速の用をなさない。
【0007】したがって、正イオンビ−ムの加速管を電
子の加速管として用いる場合には、加速管が収容されて
いる圧力タンクを開け、加速管の周りに配置されている
放電防止用のフープ、絶縁コラム部品等を一時解体し
て、加速管の周りで作業が行える状態にし、磁石装置2
ないし5を取り外さなければならないし、再びイオンの
加速を行うときには、再び磁石装置を装着しなおさねば
ならない。通常、かかる磁石装置の取外し、装着作業に
は、通常、3人がかりで1日を要していた。
【0008】本発明は、加速管に作用する永久磁石によ
る磁場の有無状態を極めて短時間に変更できる永久磁石
付き加速管の提供を目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の永久磁石付き加
速管は、加速管の周囲に、対向する磁極間の中心軸線に
対して対称的に設けられ、前記各磁極側端部が着磁され
ている二つの第1円弧状永久磁石と、これら第1円弧状
永久磁石を取り囲む環状のリターンヨークと、このリタ
ーンヨークの内側に対向して取り付けられて前記磁極及
び第1円弧状永久磁石の周囲に回動可能に設けられた二
つの第2円弧状永久磁石であって、各永久磁石は前記リ
ターンヨーク側及び前記第1円弧状永久磁石側が着磁さ
れた磁極面を有し、二つの永久磁石の磁極面は、互いに
逆極性に着磁されている第2円弧状永久磁石とを備えて
なることを特徴とするものである。
【0010】
【作用】回動可能の二つの第2円弧状永久磁石を、その
第1円弧状永久磁石側磁極面の極性を、第1円弧状永久
磁石の端部の極性と一致する第1の位置に移動させるこ
とにより、第1及び第2円弧状永久磁石の磁束は加速管
内を通る。また、二つの第2円弧状永久磁石を第1の位
置から180°回動させ、その第1円弧状永久磁石側磁
極面の極性が第1円弧状永久磁石の端部の極性と逆にな
る第2の位置に移動させると、第1及び第2円弧状永久
磁石の磁束は全てリターンヨークを通り、加速管に磁場
が生じない。
【0011】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
する。図1は磁石装置部の構成図であり、図3,図4と
同一符号は同等部分を示す。加速管における絶縁環7の
周囲に、二つの磁極兼ヨーク部材21、21’が設けら
れる。各磁極兼ヨーク部材には磁極22,22’、ヨー
ク部23,23’及び厚さの薄い非磁性体からなる結合
部24,24’を残して磁石配置部25,25’が形成
されており、各磁石配置部内に各端部が図示極性に着磁
されている円弧状永久磁石26,27,28,29を配
置し固定する。このように、各円弧状永久磁石を配置す
ることにより、加速管の周囲に、対向する磁極22,2
2’間の中心軸線に対し、円弧状永久磁石26と27,
同28と29及びヨーク部23,23’が対称的に設け
られ、前記各磁極側端部が着磁されている二つの第1円
弧状永久磁石30,30’を構成している。
【0012】かかる二つの第1円弧状永久磁石30,3
0’及び磁極22,22’の周囲、したがって磁石配置
部25,25’内に永久磁石が設けられている磁極兼ヨ
ーク部材21,21’の周囲に回動可能に二つの第2円
弧状永久磁石31,31’が対向して設けられており、
これら磁石は環状のリターンヨーク32の内側に固定さ
れている。各磁石31,31’はリターンヨーク側及び
前記第1円弧状永久磁石側の面が図示極性に着磁された
磁極面となっており、二つの永久磁石の磁極面は、互い
に逆極性に着磁されている。
【0013】かかる磁石装置は、例えば、図3における
磁石装置3〜5に対応するものであり、図1の磁石装置
を180°回転した状態のものが図3,図4における磁
石装置2に対応する。
【0014】加速管で正イオンビームを加速する場合、
二つの第2円弧状永久磁石31,31’をリターンヨー
ク32と共に回動させて、これら磁石が図1に示す位
置、第1円弧状永久磁石30,30’側の内側磁極面の
極性が、第1円弧状永久磁石30,30’の端部の極性
と一致する第1の位置にあると、図2(a)に示すよう
に、第1及び第2円弧状永久磁石の磁束は磁極22,2
2’間の加速管内を通る。即ち、第1円弧状永久磁石3
0,30’における永久磁石26と27,同28と29
の磁束は磁極22,22’間及びヨーク部23,23’
を通り、第2円弧状永久磁石31,31’の磁束は磁極
22,22’間及びリターンヨーク32を通る。したが
って、加速管内に電子ローディング抑制に係る、正イオ
ンビ−ムを偏向する20〜100ガウスの磁場が生ず
る。
【0015】加速管を電子の加速に用いるとき、第2円
弧状永久磁石31,31’を図示第1の位置から180
°回動させ、その第1円弧状永久磁石30,30’側の
磁極面の極性が第1円弧状永久磁石の端部の極性と逆に
なる第2の位置に移動させる。第1及び第2円弧状永久
磁石の磁束は、図2(b)に示すように、全てこれら磁
石とリターンヨーク32を通り、加速管に磁場が生じな
い。
【0016】なお上述の実施例における磁極兼ヨーク部
材21,21’に設けられたヨーク部23,23’の円
弧長さは、各円弧状永久磁石26ないし29の長さに応
じて短くすることができ、同磁石26と27、及び28
と29はヨーク部を含めて、それぞれ一つの磁石で構成
しても良い。また、磁極兼ヨーク部材21,21’は一
体に構成しても良い。
【0017】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成した
ので、リターンヨーク32に取り付けられた第2円弧状
永久磁石を180°回動させることにより、加速管内に
磁場を作用させたり、作用しないようにすることができ
るから、加速管が収容されている圧力タンクを開け、一
部のフープを取り外すだけで、加速管内における磁場の
有無状態の転換を容易に行うことができ、回動操作調節
は一人で30分位で行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構成図である。
【図2】磁束の通路についての説明図である。
【図3】加速管における磁石装置の配置状況図である。
【図4】従来の磁石装置部の構成図である。
【符号の説明】
1 加速管 6 加速電極 7 絶縁環 21 磁極兼ヨーク部材 22 磁極 23 ヨーク部 26,27,28,29 円弧状永久磁石 30,30’ 第1円弧状永久磁石 31,31’ 第2円弧状永久磁石 32 リターンヨーク

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加速管の周囲に、対向する磁極間の中心
    軸線に対して対称的に設けられ、前記各磁極側端部が着
    磁されている二つの第1円弧状永久磁石と、これら第1
    円弧状永久磁石を取り囲む環状のリターンヨークと、こ
    のリターンヨークの内側に対向して取り付けられて前記
    磁極及び第1円弧状永久磁石の周囲に回動可能に設けら
    れた二つの第2円弧状永久磁石であって、各永久磁石は
    前記リターンヨーク側及び前記第1円弧状永久磁石側が
    着磁された磁極面を有し、二つの永久磁石の磁極面は、
    互いに逆極性に着磁されている第2円弧状永久磁石とを
    備えてなることを特徴とする永久磁石付き加速管。
JP34222893A 1993-12-15 1993-12-15 永久磁石付き加速管 Pending JPH07169596A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023138535A (ja) * 2018-04-30 2023-10-02 ニュートロン・セラピューティクス・インコーポレイテッド 小型電動機駆動絶縁静電粒子加速器
WO2026036920A1 (zh) * 2024-07-26 2026-02-19 上海福照人间技术有限公司 基于永磁铁的环保型电子加速器以及加速管装置

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