JPH0717229Y2 - ケーブル分岐部 - Google Patents

ケーブル分岐部

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JPH0717229Y2
JPH0717229Y2 JP1992007521U JP752192U JPH0717229Y2 JP H0717229 Y2 JPH0717229 Y2 JP H0717229Y2 JP 1992007521 U JP1992007521 U JP 1992007521U JP 752192 U JP752192 U JP 752192U JP H0717229 Y2 JPH0717229 Y2 JP H0717229Y2
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Japan
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cable
core
sheath
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interposition
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JP1992007521U
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他吉 斎藤
隆 鈴木
瀞 永瀬
一彦 小林
努 松本
久 高橋
忠良 金沢
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Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ケーブルの分岐部に関
し、より具体的には、コアとシースと介在を有する幹線
ケーブルの中間部のコアに、同様にしてコアとシースと
介在とを有する分岐ケーブルのコアを接続して形成され
る接続部を樹脂モールド部材で一体化したケーブル分岐
部の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のケーブル分岐部は、その一例を図
2に示したように、上流側幹線ケーブル部10と下流側
幹線ケーブル部10′で形成される幹線ケーブルは、そ
の中間部でシース及び介在が剥離処理をされることによ
ってコアが露出され、その露出部分に分岐ケーブルのコ
アが接続されている。すなわち、上流側幹線ケーブル部
10及び下流側幹線ケーブル部10′は、例えば2本の
上流側のコア11,12と下流側のコア11′,12′
を有し、コア11,11′は、切断されずにその中間部
に一体の芯線11a,11a′が露出されている。さら
に、上述の両幹線ケーブル部10,10′の介在13,
13′とシース14,14′は、接続部を挟んで切断端
部にて対向している。また、分岐ケーブル20の介在2
3とシース24も、端部で段剥ぎされている。
【0003】そして、露出された芯線11a,11
a′,12a,12a′の露出部分に分岐ケーブル20
のコア21,22の芯線21a,22aが導体接続スリ
ーブ31,32を用いて電気接続されている。このよう
な両幹線ケーブル10,10′と分岐ケーブル20のそ
れぞれの端部のシース14と14′と24に跨って、塩
化ビニル樹脂等の樹脂モールド部材33が一体に施され
ている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】図2に示す従来のケー
ブル分岐部30においては、布設工事中に幹線ケーブル
若しくは分岐ケーブルに大きな張力が加わった場合に、
コアの切断事故が発生する恐れがある。これを上流側幹
線ケーブル部10に過大な張力が加わった場合を例にし
て説明する。即ち、図3に詳しく示すように、平生は上
流側幹線ケーブル部10の有するシース14と介在13
とコアが樹脂モールド部材33によって固定されている
が、若し上流側幹線ケーブル部10に過大な張力が加わ
ると図4に示すようにシース14には、その端部が樹脂
モールド部材33によって強固に固定されているので、
その固定部分の左側(図4において)の部分に張力が加
わる。すると、端部が固定されたシース14の内部を介
在13とコア11,12が滑る状態で引っ張られる。こ
のとき、芯線11a,12aの先端部は導体接続スリー
ブ31,32によって強固に固定されているので、結果
的にはコア11,12と介在13が左側(図4におい
て)に移動されることになる。
【0005】従って、矢印a,bで示すようにコア11
が張力をもろに受けて切断されるとともにコア12も切
断されてしまう。また、下流側幹線ケーブル部10′と
分岐ケーブル20においても上述同様の切断事故が発生
する恐れがある。換言すれば両幹線ケーブル部10,1
0′の間に過度の張力が加わった場合には、互いの介在
13,13′が完全に切断された状態であるので、介在
13,13′の張力に対する抵抗力がケーブル張力印加
を吸収する方向に寄与せずにコア11,11′とコア1
2,12′にもろに加わるのでかかる切断事故が生じや
すくなるのである。特に、芯線導体段面積の小さなケー
ブルでは、ケーブル自体の有する抗張力の数分の1以下
で切断する場合がある。
【0006】そこで、この考案の目的は、上述した種々
の問題を解消し、分岐部の張力に対する強度を向上させ
断線事故が生じがたく信頼性の高いケーブル分岐部を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この考案により提供する
ケーブル分岐部は、コアとシースと介在を有する幹線ケ
ーブルの中間部のコアに、同様にしてコアとシースと介
在を有する分岐ケーブルのコアを接続して形成される接
続部を樹脂モールド部材で一体化したケーブル分岐部に
おいて、上記幹線ケーブルの介在と分岐ケーブルの介在
をシースの端部より延長して折り返し、さらにシースの
端部に係結させ、それら介在の折り返し部分と係結部分
を樹脂モールド部材の中に一体に埋め込ませ、それら各
部分の相互が樹脂モールド部材によって一体に結合され
たものである。
【0008】
【実施例】図1は、この考案にかかるケーブル分岐部の
一実施例を示すものである。
【0009】ケーブル分岐部60が設けられた幹線ケー
ブルは、上流側幹線ケーブル部40と下流側幹線ケーブ
ル部40′で形成され、両幹線ケーブル部40,40′
は、2本の上流の側コア41,42と下流側のコア4
1′,42′を有し、コア41と41′、42と42′
はそれぞれ切断されずに一体の芯線41a,41a′、
42a,42a′でつながり、それら芯線が露出されて
いる。
【0010】上述の両幹線ケーブル部40,40′に有
する介在43,43′とシース44,44′は、分岐部
設定個所を介して互いに離間対向する切断端部を与え、
分岐ケーブル50に有する介在53とシース54も切断
端部で臨んでいる。
【0011】かかる露出された芯線41a,41a′;
42a,42a′のそれぞれに分岐ケーブルにおけるコ
ア51,52のそれぞれの芯線51a,52aが導体接
続スリーブ61,62を用いて電気接続されている。
【0012】そして、介在43,43′,53のそれぞ
れの切断端部において、シース44,44′,54の切
断端部より延長されていて、その部分で折り返されさら
にシースの切断端部にバインド線45,45′,55で
強固に係結されてなるものである。
【0013】さらに、両幹線ケーブル部40,40′の
シース44,44′及び分岐ケーブル50のシース54
に跨って、塩化ビニル樹脂等の樹脂モールド部材63が
一体に施され、もって、両幹線ケーブル部の介在43,
43′の折り返し部分及び係結部分の双方並びに分岐ケ
ーブルの介在53の折り返し部分及び係結部分が、かか
る樹脂モールド部材63の中に一体に埋め込まれ、それ
ら各部分の相互が樹脂モールド部材63によって一体に
結合された関係が形成される。
【0014】以上のように構成されたケーブル分岐部6
0において、分岐ケーブル50に何らかの原因によって
過度の張力が印加されると、シース54の端部が樹脂モ
ールド部材によって強固に固定された状態で分岐ケーブ
ルのシース54が延ばされることになる。これに伴っ
て、介在53がシース54に張力が加わるのであるが、
介在53の端部がシース54の端部に係結されしかもそ
の係結部分及び折り返し部分が樹脂モールド部分によっ
て強固に固定されているので、介在53に対する張力の
分担が確実になされ、コア51,52に対する張力の負
担が軽減され、芯線51a,52aの切断が防止される
のである。
【0015】一方、上流側幹線ケーブル40に過度の張
力が印加される場合にも上述と同様にして介在43がシ
ース44の端部に係結されしかもその係結部分及び折り
返し部分が樹脂モールド部分によって強固に固定されて
いるので、介在43に対する張力の分担が確実になさ
れ、コア41,42に対する張力の負担が軽減され、芯
線41a,42aの切断が防止されるのであり、下流側
幹線ケーブル40′の場合も同様にして芯線41
a,′,42a′の切断が防止されるのである。
【0016】なお、上述の実施例では、幹線ケーブルが
その途中で皮剥ぎされ、その部分でコアが切断されずに
一体化した導体に分岐ケーブルの導体を接続するものと
したが、幹線ケーブルを完全に切断して端末処理した芯
線同志で接続するようにしてもよい。
【0017】また、本明細書中に記載の「上流側」「下
流側」とは、説明の都合上で用いており、その逆態様で
あってもよいことは勿論である。
【0018】
【考案の効果】以上説明したように、この考案によれ
ば、ケーブル分岐部の張力に対する強度を飛躍的に向上
させることができる。
【0019】因みに、定格電圧が600V用の2芯ケー
ブルで導体断面積が0.9mm2 の制御用ビニル絶縁ビニ
ルシースケーブルの場合、従来のケーブル分岐部では約
50〜60kgの張力で導体芯線が切断されてしまったも
のが、この考案にかかるケーブル分岐部では従来の約3
倍の張力に耐えることが確認された。この値は、ケーブ
ル自身の有する耐張力に匹敵するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案にかかるケーブル分岐部の一実施例を
示す部分断面説明図。
【図2】従来のケーブル分岐部の1例を示す部分断面説
明図。
【図3】従来のケーブル分岐部の一部分を切断事故が起
きる前の状態で示す断面図。
【図4】従来のケーブル分岐部の一部分を切断事故が生
じた状態で示す断面図。
【符号の説明】
40,40′ 幹線ケーブル部 41,41′,42,42′ コア 41a,41a′,42a,42a′ 芯線 43,43′ 介在 44 シース 45 バインド線 50 分岐ケーブル 51,52 コア 51a,52a 芯線 53 介在 54 シース 60 ケーブル分岐部 61 樹脂モールド部材
フロントページの続き (72)考案者 小林 一彦 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社日高工場内 (72)考案者 松本 努 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社日高工場内 (72)考案者 高橋 久 茨城県日立市川尻町1500番地 日立電線加 工株式会社内 (72)考案者 金沢 忠良 茨城県日立市川尻町1500番地 日立電線加 工株式会社内 (56)参考文献 実公 昭55−33804(JP,Y2) 実公 昭54−34209(JP,Y2)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】コアとシースと介在を有する幹線ケーブル
    の中間部のコアに、同様にしてコアとシースと介在を有
    する分岐ケーブルのコアを接続して形成される接続部を
    樹脂モールド部材で一体化したケーブル分岐部におい
    て、上記幹線ケーブルの介在と分岐ケーブルの介在をシ
    ースの端部より延長して折り返し、さらにシースの端部
    に係結させ、それら介在の折り返し部分と係結部分を樹
    脂モールド部材の中に一体に埋め込ませ、それら各部分
    の相互が樹脂モールド部材によって一体に結合されたこ
    とを特徴とするケーブル分岐部。
JP1992007521U 1992-02-21 1992-02-21 ケーブル分岐部 Expired - Lifetime JPH0717229Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992007521U JPH0717229Y2 (ja) 1992-02-21 1992-02-21 ケーブル分岐部

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JP1992007521U JPH0717229Y2 (ja) 1992-02-21 1992-02-21 ケーブル分岐部

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Publication Number Publication Date
JPH04108334U JPH04108334U (ja) 1992-09-18
JPH0717229Y2 true JPH0717229Y2 (ja) 1995-04-19

Family

ID=31899152

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992007521U Expired - Lifetime JPH0717229Y2 (ja) 1992-02-21 1992-02-21 ケーブル分岐部

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5434209U (ja) * 1977-08-10 1979-03-06
JPS5533804U (ja) * 1978-08-25 1980-03-04

Also Published As

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JPH04108334U (ja) 1992-09-18

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