JPH04108334U - ケーブル分岐部 - Google Patents
ケーブル分岐部Info
- Publication number
- JPH04108334U JPH04108334U JP752192U JP752192U JPH04108334U JP H04108334 U JPH04108334 U JP H04108334U JP 752192 U JP752192 U JP 752192U JP 752192 U JP752192 U JP 752192U JP H04108334 U JPH04108334 U JP H04108334U
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- Japan
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- cable
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- sheath
- core
- cores
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Abstract
(57)【要約】
【目的】分岐部の張力に対する強度を向上させ断線事故
が生じがたく信頼性の高いケーブル分岐部を提供するこ
とにある。 【構成】コア41,42,41′,42′とシース4
4,44′と介在43,43′を有する幹線ケーブル部
40,40′の中間部のコアに、同様にしてコア51,
52とシース50と介在53を有する分岐ケーブルのコ
アを導体接続スリーブ61,62で接続して形成される
接続部を樹脂モールド部材63で一体化したケーブル分
岐部60において、上記幹線ケーブルの介在43,4
3′と分岐ケーブルの介在53をシースの端部より延長
して折り返し、さらにシースの端部にバインド線45,
45′,55で係結させ、それら介在の折り返し部分と
係結部分を樹脂モールド部材に一体化させた。
が生じがたく信頼性の高いケーブル分岐部を提供するこ
とにある。 【構成】コア41,42,41′,42′とシース4
4,44′と介在43,43′を有する幹線ケーブル部
40,40′の中間部のコアに、同様にしてコア51,
52とシース50と介在53を有する分岐ケーブルのコ
アを導体接続スリーブ61,62で接続して形成される
接続部を樹脂モールド部材63で一体化したケーブル分
岐部60において、上記幹線ケーブルの介在43,4
3′と分岐ケーブルの介在53をシースの端部より延長
して折り返し、さらにシースの端部にバインド線45,
45′,55で係結させ、それら介在の折り返し部分と
係結部分を樹脂モールド部材に一体化させた。
Description
【0001】
本考案は、ケーブルの分岐部に関し、より具体的には、コアとシースと介在を
有する幹線ケーブルの中間部のコアに、同様にしてコアとシースと介在とを有す
る分岐ケーブルのコアを接続して形成される接続部を樹脂モールド部材で一体化
したケーブル分岐部の改良に関する。
【0002】
従来のケーブル分岐部は、その一例を図2に示したように、上流側幹線ケーブ
ル部10と下流側幹線ケーブル部10′で形成される幹線ケーブルは、その中間
部でシース及び介在が剥離処理をされることによってコアが露出され、その露出
部分に分岐ケーブルのコアが接続されている。すなわち、上流側幹線ケーブル部
10及び下流側幹線ケーブル部10′は、例えば2本の上流側のコア11,12
と下流側のコア11′,12′を有し、コア11,11′は、切断されずにその
中間部に一体の芯線11a,11a′が露出されている。さらに、上述の両幹線
ケーブル部10,10′の介在13,13′とシース14,14′は、接続部を
挟んで切断端部にて対向している。また、分岐ケーブル20の介在23とシース
24も、端部で段剥ぎされている。
【0003】
そして、露出された芯線11a,11a′,12a,12a′の露出部分に分
岐ケーブル20のコア21,22の芯線21a,22aが導体接続スリーブ31
,32を用いて電気接続されている。このような両幹線ケーブル10,10′と
分岐ケーブル20のそれぞれの端部のシース14と14′と24に跨って、塩化
ビニル樹脂等の樹脂モールド部材33が一体に施されている。
【0004】
図2に示す従来のケーブル分岐部30においては、布設工事中に幹線ケーブル
若しくは分岐ケーブルに大きな張力が加わった場合に、コアの切断事故が発生す
る恐れがある。これを上流側幹線ケーブル部10に過大な張力が加わった場合を
例にして説明する。即ち、図3に詳しく示すように、平生は上流側幹線ケーブル
部10の有するシース14と介在13とコアが樹脂モールド部材33によって固
定されているが、若し上流側幹線ケーブル部10に過大な張力が加わると図4に
示すようにシース14には、その端部が樹脂モールド部材33によって強固に固
定されているので、その固定部分の左側(図4において)の部分に張力が加わる
。すると、端部が固定されたシース14の内部を介在13とコア11,12が滑
る状態で引っ張られる。このとき、芯線11a,12aの先端部は導体接続スリ
ーブ31,32によって強固に固定されているので、結果的にはコア11,12
と介在13が左側(図4において)に移動されることになる。
【0005】
従って、矢印a,bで示すようにコア11が張力をもろに受けて切断されると
ともにコア12も切断されてしまう。また、下流側幹線ケーブル部10′と分岐
ケーブル20においても上述同様の切断事故が発生する恐れがある。換言すれば
両幹線ケーブル部10,10′の間に過度の張力が加わった場合には、互いの介
在13,13′が完全に切断された状態であるので、介在13,13′の張力に
対する抵抗力がケーブル張力印加を吸収する方向に寄与せずにコア11,11′
とコア12,12′にもろに加わるのでかかる切断事故が生じやすくなるのであ
る。特に、芯線導体段面積の小さなケーブルでは、ケーブル自体の有する抗張力
の数分の1以下で切断する場合がある。
【0006】
そこで、この考案の目的は、上述した種々の問題を解消し、分岐部の張力に対
する強度を向上させ断線事故が生じがたく信頼性の高いケーブル分岐部を提供す
ることにある。
【0007】
この考案により提供するケーブル分岐部は、コアとシースと介在を有する幹線
ケーブルの中間部のコアに、同様にしてコアとシースと介在を有する分岐ケーブ
ルのコアを接続して形成される接続部を樹脂モールド部材で一体化したケーブル
分岐部において、上記幹線ケーブルの介在と分岐ケーブルの介在をシースの端部
より延長して折り返し、さらにシースの端部に係結させ、それら介在の折り返し
部分と係結部分を樹脂モールド部材に一体化させたものである。
【0008】
図1は、この考案にかかるケーブル分岐部の一実施例を示すものである。
【0009】
ケーブル分岐部60が設けられた幹線ケーブルは、上流側幹線ケーブル部40
と下流側幹線ケーブル部40′で形成され、両幹線ケーブル部40,40′は、
2本の上流の側コア41,42と下流側のコア41′,42′を有し、コア41
と41′、42と42′はそれぞれ切断されずに一体の芯線41a,41a′、
42a,42a′でつながり、それら芯線が露出されている。
【0010】
上述の両幹線ケーブル部40,40′に有する介在43,43′とシース44
,44′は、分岐部設定個所を介して互いに離間対向する切断端部を与え、分岐
ケーブル50に有する介在53とシース54も切断端部で臨んでいる。
【0011】
かかる露出された芯線41a,41a′;42a,42a′のそれぞれに分岐
ケーブルにおけるコア51,52のそれぞれの芯線51a,52aが導体接続ス
リーブ61,62を用いて電気接続されている。
【0012】
そして、介在43,43′,53のそれぞれの切断端部において、シース44
,44′,54の切断端部より延長されていて、その部分で折り返されさらにシ
ースの切断端部にバインド線45,45′,55で強固に係結されてなるもので
ある。
【0013】
さらに、両幹線ケーブル部40,40′のシース44,44′及び分岐ケーブ
ル50のシース54に跨って、塩化ビニル樹脂等の樹脂モールド部材63が一体
に施され、もって、両幹線ケーブル部の介在43,43′の折り返し部分及び係
結部分の双方並びに分岐ケーブルの介在53の折り返し部分及び係結部分が、か
かる樹脂モールド部材63の中に一体に埋め込まれ、それら各部分の相互が樹脂
モールド部材63によって一体に結合された関係が形成される。
【0014】
以上のように構成されたケーブル分岐部60において、分岐ケーブル50に何
らかの原因によって過度の張力が印加されると、シース54の端部が樹脂モール
ド部材によって強固に固定された状態で分岐ケーブルのシース54が延ばされる
ことになる。これに伴って、介在53がシース54に張力が加わるのであるが、
介在53の端部がシース54の端部に係結されしかもその係結部分及び折り返し
部分が樹脂モールド部分によって強固に固定されているので、介在53に対する
張力の分担が確実になされ、コア51,52に対する張力の負担が軽減され、芯
線51a,52aの切断が防止されるのである。
【0015】
一方、上流側幹線ケーブル40に過度の張力が印加される場合にも上述と同様
にして介在43がシース44の端部に係結されしかもその係結部分及び折り返し
部分が樹脂モールド部分によって強固に固定されているので、介在43に対する
張力の分担が確実になされ、コア41,42に対する張力の負担が軽減され、芯
線41a,42aの切断が防止されるのであり、下流側幹線ケーブル40′の場
合も同様にして芯線41a,′,42a′の切断が防止されるのである。
【0016】
なお、上述の実施例では、幹線ケーブルがその途中で皮剥ぎされ、その部分で
コアが切断されずに一体化した導体に分岐ケーブルの導体を接続するものとした
が、幹線ケーブルを完全に切断して端末処理した芯線同志で接続するようにして
もよい。
【0017】
また、本明細書中に記載の「上流側」「下流側」とは、説明の都合上で用いて
おり、その逆態様であってもよいことは勿論である。
【0018】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案によれば、ケーブル分岐部の張力に対する強度
を飛躍的に向上させることができる。
【0019】
因みに、定格電圧が600V用の2芯ケーブルで導体断面積が0.9mm2 の制
御用ビニル絶縁ビニルシースケーブルの場合、従来のケーブル分岐部では約50
〜60kgの張力で導体芯線が切断されてしまったものが、この考案にかかるケー
ブル分岐部では従来の約3倍の張力に耐えることが確認された。この値は、ケー
ブル自身の有する耐張力に匹敵するものである。
【図1】この考案にかかるケーブル分岐部の一実施例を
示す部分断面説明図。
示す部分断面説明図。
【図2】従来のケーブル分岐部の1例を示す部分断面説
明図。
明図。
【図3】従来のケーブル分岐部の一部分を切断事故が起
きる前の状態で示す断面図。
きる前の状態で示す断面図。
【図4】従来のケーブル分岐部の一部分を切断事故が生
じた状態で示す断面図。
じた状態で示す断面図。
40,40′ 幹線ケーブル部
41,41′,42,42′ コア
41a,41a′,42a,42a′ 芯線
43,43′ 介在
44 シース
45 バインド線
50 分岐ケーブル
51,52 コア
51a,52a 芯線
53 介在
54 シース
60 ケーブル分岐部
61 樹脂モールド部材
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)考案者 小林 一彦
茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立
電線株式会社日高工場内
(72)考案者 松本 努
茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立
電線株式会社日高工場内
(72)考案者 高橋 久
茨城県日立市川尻町1500番地 日立電線加
工株式会社内
(72)考案者 金沢 忠良
茨城県日立市川尻町1500番地 日立電線加
工株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】コアとシースと介在を有する幹線ケーブル
の中間部のコアに、同様にしてコアとシースと介在を有
する分岐ケーブルのコアを接続して形成される接続部を
樹脂モールド部材で一体化したケーブル分岐部におい
て、上記幹線ケーブルの介在と分岐ケーブルの介在をシ
ースの端部より延長して折り返し、さらにシースの端部
に係結させ、それら介在の折り返し部分と係結部分を樹
脂モールド部材に一体化させたことを特徴とするケーブ
ル分岐部。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992007521U JPH0717229Y2 (ja) | 1992-02-21 | 1992-02-21 | ケーブル分岐部 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992007521U JPH0717229Y2 (ja) | 1992-02-21 | 1992-02-21 | ケーブル分岐部 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04108334U true JPH04108334U (ja) | 1992-09-18 |
| JPH0717229Y2 JPH0717229Y2 (ja) | 1995-04-19 |
Family
ID=31899152
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992007521U Expired - Lifetime JPH0717229Y2 (ja) | 1992-02-21 | 1992-02-21 | ケーブル分岐部 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0717229Y2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5434209U (ja) * | 1977-08-10 | 1979-03-06 | ||
| JPS5533804U (ja) * | 1978-08-25 | 1980-03-04 |
-
1992
- 1992-02-21 JP JP1992007521U patent/JPH0717229Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5434209U (ja) * | 1977-08-10 | 1979-03-06 | ||
| JPS5533804U (ja) * | 1978-08-25 | 1980-03-04 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0717229Y2 (ja) | 1995-04-19 |
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