JPH07173166A - Tan−1607a誘導体、その製造法および用途 - Google Patents
Tan−1607a誘導体、その製造法および用途Info
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- JPH07173166A JPH07173166A JP6251857A JP25185794A JPH07173166A JP H07173166 A JPH07173166 A JP H07173166A JP 6251857 A JP6251857 A JP 6251857A JP 25185794 A JP25185794 A JP 25185794A JP H07173166 A JPH07173166 A JP H07173166A
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- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スクアレン合成酵素阻害活性を有する新規化
合物、その製造法およびそれを含有する抗高脂血症剤の
提供。 【構成】 一般式(I): 【化1】 (式中、Xはエチレン基またはビニレン基を、R1、
R2、R6およびR7は各々水素または置換されていても
よいアシル基を、R3、R4およびR5は各々水酸基、ア
ルコキシ基または置換されていてもよいアミノ基を示
す。ただし、R1は11−フェニル−10−ウンデセノ
イル基のとき、R3、R4およびR5の少なくとも1つは
水酸基以外の基である。)で表される化合物またはその
塩。 【効果】 本発明の化合物は、スクアレン合成酵素阻害
活性を有し、毒性は低く、コレステロール低下剤として
有効なため、高脂血症の予防および治療薬として有用で
ある。
合物、その製造法およびそれを含有する抗高脂血症剤の
提供。 【構成】 一般式(I): 【化1】 (式中、Xはエチレン基またはビニレン基を、R1、
R2、R6およびR7は各々水素または置換されていても
よいアシル基を、R3、R4およびR5は各々水酸基、ア
ルコキシ基または置換されていてもよいアミノ基を示
す。ただし、R1は11−フェニル−10−ウンデセノ
イル基のとき、R3、R4およびR5の少なくとも1つは
水酸基以外の基である。)で表される化合物またはその
塩。 【効果】 本発明の化合物は、スクアレン合成酵素阻害
活性を有し、毒性は低く、コレステロール低下剤として
有効なため、高脂血症の予防および治療薬として有用で
ある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高脂血症の治療剤とし
て有用な、TAN−1607Aの新規な誘導体、その製
造法および用途に関する。
て有用な、TAN−1607Aの新規な誘導体、その製
造法および用途に関する。
【0002】
【従来の技術】高脂血症は高血圧、喫煙と共に虚血性心
疾患の三大危険因子として知られており、血中コレステ
ロール量の適切なコントロールは虚血性心疾患および冠
動脈硬化症などの予防、治療に極めて重要である。血中
コレステロール量を低下させる薬剤としては今までに種
々の薬剤が開発されているが、最近、微生物起源のコレ
ステロール生合成抑制剤、特に、3−ヒドロキシ−3−
メチルグルタリルコエンザイムA(HMG−CoA)還
元酵素を阻害するロバスタチン(Lovastatin、米国特
許第4,231,938号)、シンバスタチン(Simvast
atin、米国特許第4,444,784号)およびプラバス
タチン(Pravastatin、米国特許第4,346,227
号)などが開発され、医薬品として市販されている。さ
らに、スクアレン合成酵素阻害剤として種々の化合物が
報告されている[特開平4−217986号(EP−A
−448,393)、特開平4−360889号(米国
特許第5,026,554号)および特開平4−2795
89号(米国特許第5,053,425号)]。
疾患の三大危険因子として知られており、血中コレステ
ロール量の適切なコントロールは虚血性心疾患および冠
動脈硬化症などの予防、治療に極めて重要である。血中
コレステロール量を低下させる薬剤としては今までに種
々の薬剤が開発されているが、最近、微生物起源のコレ
ステロール生合成抑制剤、特に、3−ヒドロキシ−3−
メチルグルタリルコエンザイムA(HMG−CoA)還
元酵素を阻害するロバスタチン(Lovastatin、米国特
許第4,231,938号)、シンバスタチン(Simvast
atin、米国特許第4,444,784号)およびプラバス
タチン(Pravastatin、米国特許第4,346,227
号)などが開発され、医薬品として市販されている。さ
らに、スクアレン合成酵素阻害剤として種々の化合物が
報告されている[特開平4−217986号(EP−A
−448,393)、特開平4−360889号(米国
特許第5,026,554号)および特開平4−2795
89号(米国特許第5,053,425号)]。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】HMG−CoA還元酵
素を阻害すると、コレステロールの生合成以外に、ユビ
キノン、ドリコールおよびヘムAなどのようなその他の
生体に必要な成分の生合成も阻害されるため、それらに
起因する副作用が懸念されている。これらの成分はコレ
ステロール生合成経路上のファルネシルピロリン酸から
生合成されることが知られており、したがって、これら
の欠損による副作用をなくすためには、コレステロール
生合成経路において、ファルネシルピロリン酸以降の酵
素系を阻害することが望ましい。そのような酵素として
スクアレン合成酵素が挙げられる。しかし、公知のスク
アレン合成酵素阻害剤の作用は、まだ十分満足のいくも
のではない。
素を阻害すると、コレステロールの生合成以外に、ユビ
キノン、ドリコールおよびヘムAなどのようなその他の
生体に必要な成分の生合成も阻害されるため、それらに
起因する副作用が懸念されている。これらの成分はコレ
ステロール生合成経路上のファルネシルピロリン酸から
生合成されることが知られており、したがって、これら
の欠損による副作用をなくすためには、コレステロール
生合成経路において、ファルネシルピロリン酸以降の酵
素系を阻害することが望ましい。そのような酵素として
スクアレン合成酵素が挙げられる。しかし、公知のスク
アレン合成酵素阻害剤の作用は、まだ十分満足のいくも
のではない。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、かかる状
況に鑑みて、新たな観点から研究を重ねた結果、土壌か
ら分離された多数の微生物中、クラドスポリウム属に属
する微生物の培養液中にスクアレンの生合成を強力に阻
害する活性化合物が含まれることを知り、当該活性化合
物の単離に成功し、これをTAN−1607Aと称する
こととした。該化合物はカルボキシル基を含む酸性脂溶
性物質であり、本発明者らは、これらの化合物の構造、
物理化学的および生物学的性質を詳細に検討し、公知化
合物とは明らかに異なる新規物質であることを確かめ
た。さらに研究を続けた結果、本発明者らは、TAN−
1607Aのある種の新規誘導体がTAN−1607A
と同様か、あるいはそれよりも高い活性を有することを
見いだし、本発明を完成するに至った。
況に鑑みて、新たな観点から研究を重ねた結果、土壌か
ら分離された多数の微生物中、クラドスポリウム属に属
する微生物の培養液中にスクアレンの生合成を強力に阻
害する活性化合物が含まれることを知り、当該活性化合
物の単離に成功し、これをTAN−1607Aと称する
こととした。該化合物はカルボキシル基を含む酸性脂溶
性物質であり、本発明者らは、これらの化合物の構造、
物理化学的および生物学的性質を詳細に検討し、公知化
合物とは明らかに異なる新規物質であることを確かめ
た。さらに研究を続けた結果、本発明者らは、TAN−
1607Aのある種の新規誘導体がTAN−1607A
と同様か、あるいはそれよりも高い活性を有することを
見いだし、本発明を完成するに至った。
【0005】すなわち、本発明は、(1)一般式
(I):
(I):
【0006】
【化5】
【0007】(式中、Xはエチレン基またはビニレン基
を、R1、R2、R6およびR7は各々水素または置換され
ていてもよいアシル基を、R3、R4およびR5は各々水
酸基、アルコキシ基または置換されていてもよいアミノ
基を示す。ただし、R1が11−フェニル−10−ウン
デセノイル基のとき、R3、R4およびR5の少なくとも
1つは水酸基以外の基である。)で表される化合物また
はその塩、特に、(2)Xがビニレン基である一般式
(I)で表される化合物、(3)R1、R2、R6および
R7で示されるアシル基が、有機カルボン酸由来のアシ
ル基である一般式(I)で表される化合物、(4)
R1、R2、R6およびR7で示されるアシル基が、炭素数
1〜30のアシル基である一般式(I)で表される化合
物、(5)R1、R2、R6およびR7で示されるアシル基
が、不飽和結合を1〜6個有するアシル基である一般式
(I)で表される化合物、(6)R1、R2、R6および
R7で示されるアシル基が、アルキル基、アルコキシ
基、モノまたはジアルキルアミノ基、ハロゲン、カルボ
キシル基、水酸基、アシルオキシ基、アミノ基および複
素環基から選ばれる1個以上の基で置換されていてもよ
いアシル基である一般式(I)で表される化合物、
(7)アルキル基が炭素数1〜6のアルキル基、アルコ
キシ基が炭素数1〜6のアルコキシ基、モノまたはジア
ルキルアミノ基が炭素数1〜6のアルキル基を有するモ
ノまたはジアルキルアミノ基、アシルオキシ基が炭素数
1〜6のアシルオキシ基、複素環基が炭素数2〜10の
複素環基である(6)の化合物、(8)R6が水素また
はアセチルである一般式(I)で表される化合物、
(9)R3、R4およびR5で示されるアルコキシ基が、
炭素数1〜6のアルコキシ基である一般式(I)で表さ
れる化合物、(10)R3、R4およびR5で示される置
換されていてもよいアミノ基が、アルキル基でモノまた
はジ置換されていてもよいアミノ基である一般式(I)
で表される化合物、(11)アルキル基が炭素数1〜6
のアルキル基である(10)の化合物、(12)R1が
水素、置換されていてもよいアルカノイル基または置換
されていてもよいアルケノイル基、R3、R4およびR5
が各々水酸基またはアルコキシ基、R7が水素であり、
R1がオクタノイル、デカノイル、11−フェニル−1
0−ウンデセノイル基または11−フェニルウンデカノ
イル基のとき、R3、R4およびR5の少なくとも1つが
アルコキシ基である一般式(I)で表される化合物、
(13)アルカノイル基が炭素数1〜7のアルカノイル
基である(12)の化合物、および(14)アルケノイ
ル基が炭素数3〜20のアルケノイル基である(12)
の化合物、ならびに(15)一般式(II):
を、R1、R2、R6およびR7は各々水素または置換され
ていてもよいアシル基を、R3、R4およびR5は各々水
酸基、アルコキシ基または置換されていてもよいアミノ
基を示す。ただし、R1が11−フェニル−10−ウン
デセノイル基のとき、R3、R4およびR5の少なくとも
1つは水酸基以外の基である。)で表される化合物また
はその塩、特に、(2)Xがビニレン基である一般式
(I)で表される化合物、(3)R1、R2、R6および
R7で示されるアシル基が、有機カルボン酸由来のアシ
ル基である一般式(I)で表される化合物、(4)
R1、R2、R6およびR7で示されるアシル基が、炭素数
1〜30のアシル基である一般式(I)で表される化合
物、(5)R1、R2、R6およびR7で示されるアシル基
が、不飽和結合を1〜6個有するアシル基である一般式
(I)で表される化合物、(6)R1、R2、R6および
R7で示されるアシル基が、アルキル基、アルコキシ
基、モノまたはジアルキルアミノ基、ハロゲン、カルボ
キシル基、水酸基、アシルオキシ基、アミノ基および複
素環基から選ばれる1個以上の基で置換されていてもよ
いアシル基である一般式(I)で表される化合物、
(7)アルキル基が炭素数1〜6のアルキル基、アルコ
キシ基が炭素数1〜6のアルコキシ基、モノまたはジア
ルキルアミノ基が炭素数1〜6のアルキル基を有するモ
ノまたはジアルキルアミノ基、アシルオキシ基が炭素数
1〜6のアシルオキシ基、複素環基が炭素数2〜10の
複素環基である(6)の化合物、(8)R6が水素また
はアセチルである一般式(I)で表される化合物、
(9)R3、R4およびR5で示されるアルコキシ基が、
炭素数1〜6のアルコキシ基である一般式(I)で表さ
れる化合物、(10)R3、R4およびR5で示される置
換されていてもよいアミノ基が、アルキル基でモノまた
はジ置換されていてもよいアミノ基である一般式(I)
で表される化合物、(11)アルキル基が炭素数1〜6
のアルキル基である(10)の化合物、(12)R1が
水素、置換されていてもよいアルカノイル基または置換
されていてもよいアルケノイル基、R3、R4およびR5
が各々水酸基またはアルコキシ基、R7が水素であり、
R1がオクタノイル、デカノイル、11−フェニル−1
0−ウンデセノイル基または11−フェニルウンデカノ
イル基のとき、R3、R4およびR5の少なくとも1つが
アルコキシ基である一般式(I)で表される化合物、
(13)アルカノイル基が炭素数1〜7のアルカノイル
基である(12)の化合物、および(14)アルケノイ
ル基が炭素数3〜20のアルケノイル基である(12)
の化合物、ならびに(15)一般式(II):
【0008】
【化6】
【0009】(式中、R1、R2、R6およびR7は一般式
(I)と同じ、R8、R9およびR10は各々保護されてい
てもよいカルボキシル基を示す。ただし、R1が11−
フェニル−10−ウンデセノイル基のとき、R8、R9お
よびR10の少なくとも1つは保護されたカルボキシル基
である。)で表される化合物またはその塩を、要すれば
アシル化し、ついで脱保護反応に付すことを特徴とする
一般式(I)で表される化合物またはその塩の製造法、
および(16)一般式(I)で表される化合物またはそ
の塩を含有してなる抗高脂血症剤、を提供するものであ
る。
(I)と同じ、R8、R9およびR10は各々保護されてい
てもよいカルボキシル基を示す。ただし、R1が11−
フェニル−10−ウンデセノイル基のとき、R8、R9お
よびR10の少なくとも1つは保護されたカルボキシル基
である。)で表される化合物またはその塩を、要すれば
アシル化し、ついで脱保護反応に付すことを特徴とする
一般式(I)で表される化合物またはその塩の製造法、
および(16)一般式(I)で表される化合物またはそ
の塩を含有してなる抗高脂血症剤、を提供するものであ
る。
【0010】各式中、R1、R2、R6またはR7で表され
る置換されていてもよいアシル基におけるアシル基とし
ては、例えば、有機カルボン酸から誘導されるアシル基
が挙げられる。好ましい例としては、アルカノイル基、
アルケノイル基、アリールカルボニル基、アラルキルカ
ルボニル基、アルキルオキシカルボニル基、複素環カル
ボニル基などが挙げられる。
る置換されていてもよいアシル基におけるアシル基とし
ては、例えば、有機カルボン酸から誘導されるアシル基
が挙げられる。好ましい例としては、アルカノイル基、
アルケノイル基、アリールカルボニル基、アラルキルカ
ルボニル基、アルキルオキシカルボニル基、複素環カル
ボニル基などが挙げられる。
【0011】該アルカノイル基としては、好ましくは炭
素数1から30までのアルカノイル基、例えばホルミ
ル、アセチル、プロピオニル、ブチリル、シクロプロパ
ンカルボニル、イソブチリル、バレリル、イソバレリ
ル、シクロブタンカルボニル、ヘキサノイル、シクロペ
ンタンカルボニル、ヘプタノイル、シクロヘキサンカル
ボニル、ウンデカノイル、ドデカノイル、トリデカノイ
ル、テトラデカノイル、ペンタデカノイル、ヘキサデカ
ノイル、ヘプタデカノイル、オクタデカノイル、ノナデ
カノイル、ノコサノイル、テトラコサノイル、ヘキサコ
サノイル、エチルドデカノイル、メチルトリデカノイ
ル、エチルトリデカノイル、メチルテトラデカノイル、
エチルテトラデカノイル、メチルペンタデカノイル、エ
チルペンタデカノイル、メチルヘキサデカノイル、エチ
ルヘキサデカノイル、メチルヘプタデカノイル、エチル
ヘプタデカノイル、メチルオクタデカノイル、エチルオ
クタデカノイル、オクタコサノイル、トリアコンタノイ
ル等、より好ましくは、炭素数1から20の飽和アルカ
ノイル基、例えばホルミル、アセチル、プロピオニル、
ブチリル、シクロプロパンカルボニル、イソブチリル、
バレリル、イソバレリル、シクロブタンカルボニル、ヘ
キサノイル、シクロペンタンカルボニル、ヘプタノイ
ル、シクロヘキサンカルボニル、ウンデカノイル、ドデ
カノイル、トリデカノイル、テトラデカノイル、ペンタ
デカノイル、ヘキサデカノイル、ヘプタデカノイル、オ
クタデカノイル、ノナデカノイル、エチルドデカノイ
ル、メチルトリデカノイル、エチルトリデカノイル、メ
チルテトラデカノイル、エチルテトラデカノイル、メチ
ルペンタデカノイル、エチルペンタデカノイル、メチル
ヘキサデカノイル、エチルヘキサデカノイル、メチルヘ
プタデカノイル、エチルヘプタデカノイル、メチルオク
タデカノイル、エチルオクタデカノイル等、特に好まし
くは、炭素数1から7のアルカノイル基、例えばホルミ
ル、アセチル、プロピオニル、ブチリル、シクロプロパ
ンカルボニル、イソブチリル、バレリル、イソバレリ
ル、シクロブタンカルボニル、ヘキサノイル、シクロペ
ンタンカルボニル、ヘプタノイル、シクロヘキサンカル
ボニル等が挙げられる。
素数1から30までのアルカノイル基、例えばホルミ
ル、アセチル、プロピオニル、ブチリル、シクロプロパ
ンカルボニル、イソブチリル、バレリル、イソバレリ
ル、シクロブタンカルボニル、ヘキサノイル、シクロペ
ンタンカルボニル、ヘプタノイル、シクロヘキサンカル
ボニル、ウンデカノイル、ドデカノイル、トリデカノイ
ル、テトラデカノイル、ペンタデカノイル、ヘキサデカ
ノイル、ヘプタデカノイル、オクタデカノイル、ノナデ
カノイル、ノコサノイル、テトラコサノイル、ヘキサコ
サノイル、エチルドデカノイル、メチルトリデカノイ
ル、エチルトリデカノイル、メチルテトラデカノイル、
エチルテトラデカノイル、メチルペンタデカノイル、エ
チルペンタデカノイル、メチルヘキサデカノイル、エチ
ルヘキサデカノイル、メチルヘプタデカノイル、エチル
ヘプタデカノイル、メチルオクタデカノイル、エチルオ
クタデカノイル、オクタコサノイル、トリアコンタノイ
ル等、より好ましくは、炭素数1から20の飽和アルカ
ノイル基、例えばホルミル、アセチル、プロピオニル、
ブチリル、シクロプロパンカルボニル、イソブチリル、
バレリル、イソバレリル、シクロブタンカルボニル、ヘ
キサノイル、シクロペンタンカルボニル、ヘプタノイ
ル、シクロヘキサンカルボニル、ウンデカノイル、ドデ
カノイル、トリデカノイル、テトラデカノイル、ペンタ
デカノイル、ヘキサデカノイル、ヘプタデカノイル、オ
クタデカノイル、ノナデカノイル、エチルドデカノイ
ル、メチルトリデカノイル、エチルトリデカノイル、メ
チルテトラデカノイル、エチルテトラデカノイル、メチ
ルペンタデカノイル、エチルペンタデカノイル、メチル
ヘキサデカノイル、エチルヘキサデカノイル、メチルヘ
プタデカノイル、エチルヘプタデカノイル、メチルオク
タデカノイル、エチルオクタデカノイル等、特に好まし
くは、炭素数1から7のアルカノイル基、例えばホルミ
ル、アセチル、プロピオニル、ブチリル、シクロプロパ
ンカルボニル、イソブチリル、バレリル、イソバレリ
ル、シクロブタンカルボニル、ヘキサノイル、シクロペ
ンタンカルボニル、ヘプタノイル、シクロヘキサンカル
ボニル等が挙げられる。
【0012】該アルケノイル基としては、好ましくは、
炭素数3から24のアルケノイル基、例えばプロペノイ
ル、ブテノイル、2−メチルプロペノイル、3−メチル
−2−ブテノイル、ヘキセノイル、ヘキサジエノイル、
ヘプテノイル、オクテノイル、オクタジエノイル、デセ
ノイル、デカジエノイル、ウンデセノイル、ドデセノイ
ル、(シス、シス)−9,12−オクタデカジエノイ
ル、9,12,15−オクタデカトリエノイル、9,11,
13−オクタデカトリエノイル、5,8,11,14−イ
コサテトラエノイル、シス−15−テトラコサエノイル
等、より好ましくは、炭素数3から20のアルケノイル
基、例えばプロペノイル、ブテノイル、2−メチルプロ
ペノイル、3−メチル−2−ブテノイル、ヘキセノイ
ル、ヘキサジエノイル、ヘプテノイル、オクテノイル、
オクタジエノイル、デセノイル、デカジエノイル、ウン
デセノイル、ドデセノイル、(シス、シス)−9,12
−オクタデカジエノイル、9,12,15−オクタデカト
リエノイル、9,11,13−オクタデカトリエノイル、
5,8,11,14−イコサテトラエノイル等が挙げられ
る。アルケノイル基は不飽和結合を1から6個有するア
ルケノイル基が好ましい。
炭素数3から24のアルケノイル基、例えばプロペノイ
ル、ブテノイル、2−メチルプロペノイル、3−メチル
−2−ブテノイル、ヘキセノイル、ヘキサジエノイル、
ヘプテノイル、オクテノイル、オクタジエノイル、デセ
ノイル、デカジエノイル、ウンデセノイル、ドデセノイ
ル、(シス、シス)−9,12−オクタデカジエノイ
ル、9,12,15−オクタデカトリエノイル、9,11,
13−オクタデカトリエノイル、5,8,11,14−イ
コサテトラエノイル、シス−15−テトラコサエノイル
等、より好ましくは、炭素数3から20のアルケノイル
基、例えばプロペノイル、ブテノイル、2−メチルプロ
ペノイル、3−メチル−2−ブテノイル、ヘキセノイ
ル、ヘキサジエノイル、ヘプテノイル、オクテノイル、
オクタジエノイル、デセノイル、デカジエノイル、ウン
デセノイル、ドデセノイル、(シス、シス)−9,12
−オクタデカジエノイル、9,12,15−オクタデカト
リエノイル、9,11,13−オクタデカトリエノイル、
5,8,11,14−イコサテトラエノイル等が挙げられ
る。アルケノイル基は不飽和結合を1から6個有するア
ルケノイル基が好ましい。
【0013】アリールカルボニル基におけるアリール基
としては、炭素数6〜12のアリール基が好ましくは、
例えば、フェニル、ナフチル、ビフェニリルなどが挙げ
られる。アラルキルカルボニル基におけるアラルキル基
としては、炭素数7〜19のアラルキル基が好ましく、
例えば、ベンジル、フェネチル、ナフチルエチル、ベン
ズヒドリル、トリチルなどが挙げられる。アルキルオキ
シカルボニル基におけるアルキル基としては、炭素数1
〜10のアルキル基が好ましく、例えば、メチル、エチ
ル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、se
c−ブチル、tert−ブチル、ペンチル、イソペンチル、
ネオペンチル、tert−ペンチル、1−エチルプロピル、
ヘキシル、イソヘキシル、1,1−ジメチルブチル、2,
2−ジメチルブチル、3,3−ジメチルブチル、2−エ
チルブチルなどが挙げられる。さらに好ましくは、炭素
数1〜6のアルキル基、例えば、メチル、エチル、プロ
ピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、tert−ブチ
ル、ペンチル、ヘキシルなどが挙げられる。
としては、炭素数6〜12のアリール基が好ましくは、
例えば、フェニル、ナフチル、ビフェニリルなどが挙げ
られる。アラルキルカルボニル基におけるアラルキル基
としては、炭素数7〜19のアラルキル基が好ましく、
例えば、ベンジル、フェネチル、ナフチルエチル、ベン
ズヒドリル、トリチルなどが挙げられる。アルキルオキ
シカルボニル基におけるアルキル基としては、炭素数1
〜10のアルキル基が好ましく、例えば、メチル、エチ
ル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、se
c−ブチル、tert−ブチル、ペンチル、イソペンチル、
ネオペンチル、tert−ペンチル、1−エチルプロピル、
ヘキシル、イソヘキシル、1,1−ジメチルブチル、2,
2−ジメチルブチル、3,3−ジメチルブチル、2−エ
チルブチルなどが挙げられる。さらに好ましくは、炭素
数1〜6のアルキル基、例えば、メチル、エチル、プロ
ピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、tert−ブチ
ル、ペンチル、ヘキシルなどが挙げられる。
【0014】複素環カルボニル基における複素環基とし
ては、1〜4個の窒素原子、酸素原子および/または硫
黄原子を含む5または6員の複素環基が挙げられ、その
具体例としては、例えば、ピロリジノ、2−オキソピロ
リジノ、ピロリジニル、ピロリル、ピラゾリル、イミダ
ゾリル、フリル、チエニル、オキサゾリル、イソオキサ
ゾリル、イソチアゾリル、チアゾリル、ピペリジノ、ピ
ペリジニル、ピリジル、ピリダジニル、ピラジニル、ピ
ペラジニル、ピリミジニル、インドリル、1,2,3−ト
リアゾリル、1,2,4−トリアゾリル、1,3,4−トリ
アゾリル、テトラゾリル、1,3−ジオキソラニル、モ
ルホリノ、モルホリニルなどが挙げられる。さらに該複
素環基は、5または6員環(例、ベンゼン、ピリジン、
シクロヘキサンなど)と縮合して2環性縮合環基(例、8
−キノリル、8−プリニルなど)を形成していてもよ
い。
ては、1〜4個の窒素原子、酸素原子および/または硫
黄原子を含む5または6員の複素環基が挙げられ、その
具体例としては、例えば、ピロリジノ、2−オキソピロ
リジノ、ピロリジニル、ピロリル、ピラゾリル、イミダ
ゾリル、フリル、チエニル、オキサゾリル、イソオキサ
ゾリル、イソチアゾリル、チアゾリル、ピペリジノ、ピ
ペリジニル、ピリジル、ピリダジニル、ピラジニル、ピ
ペラジニル、ピリミジニル、インドリル、1,2,3−ト
リアゾリル、1,2,4−トリアゾリル、1,3,4−トリ
アゾリル、テトラゾリル、1,3−ジオキソラニル、モ
ルホリノ、モルホリニルなどが挙げられる。さらに該複
素環基は、5または6員環(例、ベンゼン、ピリジン、
シクロヘキサンなど)と縮合して2環性縮合環基(例、8
−キノリル、8−プリニルなど)を形成していてもよ
い。
【0015】上記アシル基は、好ましくは、アルカノイ
ル、アルケノイル、アリールカルボニルおよびアルキル
オキシカルボニルである。アシル基は、1〜7個の適当
な置換基、例えば、水酸基、カルボキシル基、ハロゲ
ン、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、シクロ
アルキル基、アリール基、アラルキル基、アルコキシ
基、アルキル基でモノあるいはジ置換されてもよいアミ
ノ基、アシルオキシ基、または複素環基などで置換され
てもよい。この置換基としてのハロゲンは、フッ素、塩
素、臭素、ヨウ素などが挙げられる。このアシル基の置
換基としてのアルキル基、およびアルキル基でモノある
いはジ置換されてもよいアミノ基のアルキル基として
は、好ましくは炭素数1〜10のアルキル基、例えば、
メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イ
ソブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、ペンチル、イ
ソペンチル、ネオペンチル、tert−ペンチル、1−エチ
ルプロピル、ヘキシル、イソヘキシル、1,1−ジメチ
ルブチル、2,2−ジメチルブチル、3,3−ジメチルブ
チル、2−エチルブチルなど、さらに好ましくは、炭素
数1〜6のアルキル基、例えば、メチル、エチル、プロ
ピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、tert−ブチ
ル、ペンチルなどが挙げられる。
ル、アルケノイル、アリールカルボニルおよびアルキル
オキシカルボニルである。アシル基は、1〜7個の適当
な置換基、例えば、水酸基、カルボキシル基、ハロゲ
ン、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、シクロ
アルキル基、アリール基、アラルキル基、アルコキシ
基、アルキル基でモノあるいはジ置換されてもよいアミ
ノ基、アシルオキシ基、または複素環基などで置換され
てもよい。この置換基としてのハロゲンは、フッ素、塩
素、臭素、ヨウ素などが挙げられる。このアシル基の置
換基としてのアルキル基、およびアルキル基でモノある
いはジ置換されてもよいアミノ基のアルキル基として
は、好ましくは炭素数1〜10のアルキル基、例えば、
メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イ
ソブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、ペンチル、イ
ソペンチル、ネオペンチル、tert−ペンチル、1−エチ
ルプロピル、ヘキシル、イソヘキシル、1,1−ジメチ
ルブチル、2,2−ジメチルブチル、3,3−ジメチルブ
チル、2−エチルブチルなど、さらに好ましくは、炭素
数1〜6のアルキル基、例えば、メチル、エチル、プロ
ピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、tert−ブチ
ル、ペンチルなどが挙げられる。
【0016】上記置換基としてのアルケニル基は、炭素
数1〜6のアルケニル基が好ましく、例えばメチレン
基、cis−またはtrans−エチリデン基、ビニル基、アリ
ル基、cis−またはtrans−プロピリデン基、イソプロピ
リデン基、イソプロペニル基、cis−またはtrans−1−
プロペニル基、cis−またはtrans−1−ブテニル基、ci
s−またはtrans−2−ブテニル基、3−ブテニル基、
1,3−ブタジエニル基、3−メチル−2−ブテニル
基、cis−またはtrans−1−ペンテニル基、cis−また
はtrans−2−ペンテニル基、cis−またはtrans−1−
ヘキセニル基などが挙げられる。上記置換基としてのア
ルキニル基は、炭素数1〜6のアルキニル基が好まし
く、例えばメチリディン基、アセチレン(エチニル)
基、プロパルギル(2−プロピニル)基、プロピニル
基、ブチニル基、2−ブチニル基、3−ブチニル基、ペ
ンチニル基、2−ペンチニル基、3−ペンチニル基、4
−ペンチニル基、3−メチルブチニル基、3−メチルペ
ンチニル基、ヘキシニル基などが挙げられる。上記置換
基としてのシクロアルキル基は、炭素数3〜8のシクロ
アルキル基が好ましく、例えば、シクロプロピル、シク
ロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘ
プチル、シクロオクチルなどが挙げられる。さらに好ま
しくは、炭素数3〜6のシクロアルキル基、例えば、シ
クロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロ
ヘキシルなどである。上記置換基としてのアリール基
は、炭素数6〜12のアリール基が好ましく、例えば、
フェニル、ナフチル、ビフェニリルなどが挙げられる。
上記置換基としてのアラルキル基は、炭素数7〜19の
アラルキル基が好ましく、例えば、ベンジル、フェネチ
ル、ナフチルエチル、ベンズヒドリル、トリチルなどが
挙げられる。上記置換基としてのアルコキシ基は、炭素
数1〜6のアルコキシ基が好ましく、例えば、メトキシ
基、エトキシ基、プロポキシ基、イソプロポキシ基、ブ
トキシ基、イソブトキシ基、sec−ブトキシ基、tert−
ブトキシ基、ペンチルオキシ基、ネオペンチルオキシ基
などが挙げられる。上記置換基としてのアシルオキシ基
は、炭素数1〜6のアシルオキシ基が好ましく、例え
ば、ホルミルオキシ基、アセトキシ基、プロパノイルオ
キシ基、ブチロキシ基、イソブチロキシ基、バレロイル
オキシ基、イソバレロイルオキシ基、ピバロイルオキシ
基などが挙げられる。
数1〜6のアルケニル基が好ましく、例えばメチレン
基、cis−またはtrans−エチリデン基、ビニル基、アリ
ル基、cis−またはtrans−プロピリデン基、イソプロピ
リデン基、イソプロペニル基、cis−またはtrans−1−
プロペニル基、cis−またはtrans−1−ブテニル基、ci
s−またはtrans−2−ブテニル基、3−ブテニル基、
1,3−ブタジエニル基、3−メチル−2−ブテニル
基、cis−またはtrans−1−ペンテニル基、cis−また
はtrans−2−ペンテニル基、cis−またはtrans−1−
ヘキセニル基などが挙げられる。上記置換基としてのア
ルキニル基は、炭素数1〜6のアルキニル基が好まし
く、例えばメチリディン基、アセチレン(エチニル)
基、プロパルギル(2−プロピニル)基、プロピニル
基、ブチニル基、2−ブチニル基、3−ブチニル基、ペ
ンチニル基、2−ペンチニル基、3−ペンチニル基、4
−ペンチニル基、3−メチルブチニル基、3−メチルペ
ンチニル基、ヘキシニル基などが挙げられる。上記置換
基としてのシクロアルキル基は、炭素数3〜8のシクロ
アルキル基が好ましく、例えば、シクロプロピル、シク
ロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘ
プチル、シクロオクチルなどが挙げられる。さらに好ま
しくは、炭素数3〜6のシクロアルキル基、例えば、シ
クロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロ
ヘキシルなどである。上記置換基としてのアリール基
は、炭素数6〜12のアリール基が好ましく、例えば、
フェニル、ナフチル、ビフェニリルなどが挙げられる。
上記置換基としてのアラルキル基は、炭素数7〜19の
アラルキル基が好ましく、例えば、ベンジル、フェネチ
ル、ナフチルエチル、ベンズヒドリル、トリチルなどが
挙げられる。上記置換基としてのアルコキシ基は、炭素
数1〜6のアルコキシ基が好ましく、例えば、メトキシ
基、エトキシ基、プロポキシ基、イソプロポキシ基、ブ
トキシ基、イソブトキシ基、sec−ブトキシ基、tert−
ブトキシ基、ペンチルオキシ基、ネオペンチルオキシ基
などが挙げられる。上記置換基としてのアシルオキシ基
は、炭素数1〜6のアシルオキシ基が好ましく、例え
ば、ホルミルオキシ基、アセトキシ基、プロパノイルオ
キシ基、ブチロキシ基、イソブチロキシ基、バレロイル
オキシ基、イソバレロイルオキシ基、ピバロイルオキシ
基などが挙げられる。
【0017】上記置換基としての複素環基としては、1
〜4個の窒素原子、酸素原子および/または硫黄原子を
含む5または6員の複素環基が挙げられ、その具体例と
しては、例えば、ピロリジノ、2−オキソピロリジノ、
ピロリジニル、ピロリル、ピラゾリル、イミダゾリル、
フリル、チエニル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、
イソチアゾリル、チアゾリル、ピペリジノ、ピペリジニ
ル、ピリジル、ピリダジニル、ピラジニル、ピペラジニ
ル、ピリミジニル、インドリル、1,2,3−トリアゾリ
ル、1,2,4−トリアゾリル、1,3,4−トリアゾリ
ル、テトラゾリル、1,3−ジオキソラニル、モルホリ
ノ、モルホリニルなどが挙げられる。さらに該複素環基
は、5または6員環(例、ベンゼン、ピリジン、シクロ
ヘキサンなど)と縮合して2環性縮合環基(例、8−キノ
リル、8−プリニルなど)を形成していてもよい。これ
らの置換基のうち好ましくは、アルキル基、アルコキシ
基、モノまたはジアルキルアミノ基、ハロゲン、カルボ
キシル基、水酸基、アシルオキシ基、アミノ基、または
複素環基などである。さらに好ましくは、アルキル基、
アルコキシ基、カルボキシル基、水酸基、アミノ基であ
る。R3、R4またはR5で示されるアルコキシ基として
は、炭素数1〜6のアルコキシ基が好ましく、例えばメ
トキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、イソプロポキシ
基、ブトキシ基、イソブトキシ基、sec−ブトキト基、t
ert−ブトキシ基、ペンチルオキシ基、ネオペンチルオ
キシ基などが挙げられる。R3、R4またはR5で示され
る置換されていてもよいアミノ基における置換基として
は、例えば、アルキル基、シクロアルキル基、アリール
基、アラルキル基、アシル基、複素環基などが挙げられ
る。該アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、ア
ラルキル基、アシル基、複素環基は、上記したアシル基
の置換基と同様なものが挙げられる。上記アルキル基、
アルケニル基、アルキニル基、シクロアルキル基、アリ
ール基、アラルキル基、アルコキシ基、アシルオキシ
基、複素環基は、さらに適当な置換基(例、水酸基、カ
ルボキシル基、C1-6アルキルでモノまたはジ置換され
ていてもよいアミノ基など)で1または2個置換されて
いてもよい。置換されていてもよいアミノ基における置
換基は、好ましくは、アルキル基またはアラルキル基、
さらに好ましくは、アルキル基である。そのうちC1-6
アルキル基またはC7-12アラルキル基がより好ましい。
Xはビニレン基が好ましい。
〜4個の窒素原子、酸素原子および/または硫黄原子を
含む5または6員の複素環基が挙げられ、その具体例と
しては、例えば、ピロリジノ、2−オキソピロリジノ、
ピロリジニル、ピロリル、ピラゾリル、イミダゾリル、
フリル、チエニル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、
イソチアゾリル、チアゾリル、ピペリジノ、ピペリジニ
ル、ピリジル、ピリダジニル、ピラジニル、ピペラジニ
ル、ピリミジニル、インドリル、1,2,3−トリアゾリ
ル、1,2,4−トリアゾリル、1,3,4−トリアゾリ
ル、テトラゾリル、1,3−ジオキソラニル、モルホリ
ノ、モルホリニルなどが挙げられる。さらに該複素環基
は、5または6員環(例、ベンゼン、ピリジン、シクロ
ヘキサンなど)と縮合して2環性縮合環基(例、8−キノ
リル、8−プリニルなど)を形成していてもよい。これ
らの置換基のうち好ましくは、アルキル基、アルコキシ
基、モノまたはジアルキルアミノ基、ハロゲン、カルボ
キシル基、水酸基、アシルオキシ基、アミノ基、または
複素環基などである。さらに好ましくは、アルキル基、
アルコキシ基、カルボキシル基、水酸基、アミノ基であ
る。R3、R4またはR5で示されるアルコキシ基として
は、炭素数1〜6のアルコキシ基が好ましく、例えばメ
トキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、イソプロポキシ
基、ブトキシ基、イソブトキシ基、sec−ブトキト基、t
ert−ブトキシ基、ペンチルオキシ基、ネオペンチルオ
キシ基などが挙げられる。R3、R4またはR5で示され
る置換されていてもよいアミノ基における置換基として
は、例えば、アルキル基、シクロアルキル基、アリール
基、アラルキル基、アシル基、複素環基などが挙げられ
る。該アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、ア
ラルキル基、アシル基、複素環基は、上記したアシル基
の置換基と同様なものが挙げられる。上記アルキル基、
アルケニル基、アルキニル基、シクロアルキル基、アリ
ール基、アラルキル基、アルコキシ基、アシルオキシ
基、複素環基は、さらに適当な置換基(例、水酸基、カ
ルボキシル基、C1-6アルキルでモノまたはジ置換され
ていてもよいアミノ基など)で1または2個置換されて
いてもよい。置換されていてもよいアミノ基における置
換基は、好ましくは、アルキル基またはアラルキル基、
さらに好ましくは、アルキル基である。そのうちC1-6
アルキル基またはC7-12アラルキル基がより好ましい。
Xはビニレン基が好ましい。
【0018】R8、R9またはR10で示される保護された
カルボキシル基の保護基としては特に限定するものでは
なく、可能なカルボキシル基の保護基が使用できる。保
護されたカルボキシル基の好適な例としては、エステル
などが挙げられる。該カルボキシル基と共にエステルを
形成するアルコールとしては、例えば、置換されていて
もよい低級アルコール(例、メタノール、エタノール、
シアノメチルアルコール、2−テトラヒドロピラニルア
ルコール、ベンゾイルメチルアルコール、tert−ブタノ
ールなど)、アリールアルカノール[例、低級アルキル
基、低級アルコキシ基もしくはハロゲン原子によって置
換されていてもよいベンジルアルコールまたはベンズヒ
ドロール類(例、ベンズヒドロール、p−ニトロベンジ
ルアルコール、p−メトキシベンジルアルコール、2,
4,6−トリメチルベンジルアルコールなど)など]、
電子吸引性置換基で置換されていてもよいフェノールお
よびチオフェノール(例、チオフェノール、チオクレゾ
ール、p−ニトロチオフェノール、2,4,5−および
2,4,6−トリクロロフェノール、p−シアノフェノ
ール、p−メタンスルホニルフェノールなど)、N−ヒ
ドロキシイミド(例、N−ヒドロキシスクシンイミド、
N−ヒドロキシフタルイミドなど)、N−ヒドロキシピ
ペリジン、8−ヒドロキシキノリン、シラノール(例、
トリメチルシラノール、トリエチルシラノール、トリイ
ソプロピルシラノール、tert−ブチルジメチルシラノー
ル、tert−ブチルジフェニルシラノールなどのトリアル
キルシラノール)などが挙げられる。
カルボキシル基の保護基としては特に限定するものでは
なく、可能なカルボキシル基の保護基が使用できる。保
護されたカルボキシル基の好適な例としては、エステル
などが挙げられる。該カルボキシル基と共にエステルを
形成するアルコールとしては、例えば、置換されていて
もよい低級アルコール(例、メタノール、エタノール、
シアノメチルアルコール、2−テトラヒドロピラニルア
ルコール、ベンゾイルメチルアルコール、tert−ブタノ
ールなど)、アリールアルカノール[例、低級アルキル
基、低級アルコキシ基もしくはハロゲン原子によって置
換されていてもよいベンジルアルコールまたはベンズヒ
ドロール類(例、ベンズヒドロール、p−ニトロベンジ
ルアルコール、p−メトキシベンジルアルコール、2,
4,6−トリメチルベンジルアルコールなど)など]、
電子吸引性置換基で置換されていてもよいフェノールお
よびチオフェノール(例、チオフェノール、チオクレゾ
ール、p−ニトロチオフェノール、2,4,5−および
2,4,6−トリクロロフェノール、p−シアノフェノ
ール、p−メタンスルホニルフェノールなど)、N−ヒ
ドロキシイミド(例、N−ヒドロキシスクシンイミド、
N−ヒドロキシフタルイミドなど)、N−ヒドロキシピ
ペリジン、8−ヒドロキシキノリン、シラノール(例、
トリメチルシラノール、トリエチルシラノール、トリイ
ソプロピルシラノール、tert−ブチルジメチルシラノー
ル、tert−ブチルジフェニルシラノールなどのトリアル
キルシラノール)などが挙げられる。
【0019】一般式(I)あるいは(II)で表される
化合物(以下、化合物(I)あるいは(II)と略称す
ることもある)は酸性物質で、適当な塩基と塩を形成す
る。好ましい塩の例としては、薬理学的に許容される塩
であり、例えば、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金
属、例えば、カルシウム、マグネシウム等のアルカリ土
類金属またはアンモニウムのような無機塩基との塩類、
例えば、メチルアミン、エチルアミン、プロピルアミ
ン、イソプロピルアミン、ブチルアミン、第3級ブチル
アミン、ジメチルアミン、ジエチルアミン、トリメチル
アミン、トリエチルアミン、ピリジン、ピコリン、ジシ
クロヘキシルアミン、N,N’−ジベンジルエチレンジ
アミン等の有機塩基との塩、例えば、リジン等のアミノ
酸との塩等が挙げられる。
化合物(以下、化合物(I)あるいは(II)と略称す
ることもある)は酸性物質で、適当な塩基と塩を形成す
る。好ましい塩の例としては、薬理学的に許容される塩
であり、例えば、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金
属、例えば、カルシウム、マグネシウム等のアルカリ土
類金属またはアンモニウムのような無機塩基との塩類、
例えば、メチルアミン、エチルアミン、プロピルアミ
ン、イソプロピルアミン、ブチルアミン、第3級ブチル
アミン、ジメチルアミン、ジエチルアミン、トリメチル
アミン、トリエチルアミン、ピリジン、ピコリン、ジシ
クロヘキシルアミン、N,N’−ジベンジルエチレンジ
アミン等の有機塩基との塩、例えば、リジン等のアミノ
酸との塩等が挙げられる。
【0020】つぎに、化合物(I)またはその塩の製造
法について説明する。本発明の化合物(I)またはその
塩は化合物(II)のカルボキシル基保護基を脱保護反
応に付すことにより製造することができる。化合物(I
I)のR1、R2および/またはR7が水素の場合は、脱
保護反応に先立って、アシル化反応に付す。該アシル化
反応は自体公知の方法により行われる。本反応に用いら
れるアシル化剤としては、例えば、上記R1、R2または
R7で表わされるアシル基を誘導する有機カルボン酸、
またはその反応性誘導体が用いられる。
法について説明する。本発明の化合物(I)またはその
塩は化合物(II)のカルボキシル基保護基を脱保護反
応に付すことにより製造することができる。化合物(I
I)のR1、R2および/またはR7が水素の場合は、脱
保護反応に先立って、アシル化反応に付す。該アシル化
反応は自体公知の方法により行われる。本反応に用いら
れるアシル化剤としては、例えば、上記R1、R2または
R7で表わされるアシル基を誘導する有機カルボン酸、
またはその反応性誘導体が用いられる。
【0021】有機カルボン酸を用いる場合、適当な縮合
剤と反応させることによりアシル化することができる。
縮合剤としてはジシクロヘキシルカルボジイミド、ジイ
ソプロピルカルボジイミド、1−エチル−3−(3−ジ
メチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩などのジ
イミド類、または上記縮合剤とペンタクロロフェノー
ル、2,4,5−トリクロロフェノール、2,4−ジニ
トルフェノール、シアノメチルアルコール、p−ニトロ
フェノール、N−ハイドロキシ−5−ノルボルネン−
2,3−ジカルボキシイミド、N−ハイドロキシスクシ
イミド、N−ハイドロキシフタルイミド、N−ハイドロ
キシベンゾトリアゾールなどとの混合物などが用いられ
る。あるいは、アゾジカルボン酸エステル類(例、アゾ
ジカルボン酸ジエチルエステルなど)とトリアルキルホ
スフィン(例、トリフェニルホスフィン、トリブチルホ
スフィンなど)の混合物が用いられる。上記縮合反応は
溶媒の存在下で行うことができる。溶媒としては、縮合
反応に使用しうることが知られているものから適宜選択
されうる。例えば、ホルムアミド、ジメチルホルムアミ
ド、N−メチルピロリジンなどのアミド類、ジメチルス
ルホキシド(以下、DMSOと略す)などのスルホキシ
ド類、ピリジンなどの芳香族アミン類、クロロホルム、
ジクロロメタンなどのハロゲン化炭化水素類、テトラヒ
ドロフラン、ジオキサンなどのエーテル類、アセトニト
リルなどのニトリル類、酢酸エチル、ギ酸エチルなどの
エステル類、あるいはこれらの適宜の割合の混合物など
が挙げられる。
剤と反応させることによりアシル化することができる。
縮合剤としてはジシクロヘキシルカルボジイミド、ジイ
ソプロピルカルボジイミド、1−エチル−3−(3−ジ
メチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩などのジ
イミド類、または上記縮合剤とペンタクロロフェノー
ル、2,4,5−トリクロロフェノール、2,4−ジニ
トルフェノール、シアノメチルアルコール、p−ニトロ
フェノール、N−ハイドロキシ−5−ノルボルネン−
2,3−ジカルボキシイミド、N−ハイドロキシスクシ
イミド、N−ハイドロキシフタルイミド、N−ハイドロ
キシベンゾトリアゾールなどとの混合物などが用いられ
る。あるいは、アゾジカルボン酸エステル類(例、アゾ
ジカルボン酸ジエチルエステルなど)とトリアルキルホ
スフィン(例、トリフェニルホスフィン、トリブチルホ
スフィンなど)の混合物が用いられる。上記縮合反応は
溶媒の存在下で行うことができる。溶媒としては、縮合
反応に使用しうることが知られているものから適宜選択
されうる。例えば、ホルムアミド、ジメチルホルムアミ
ド、N−メチルピロリジンなどのアミド類、ジメチルス
ルホキシド(以下、DMSOと略す)などのスルホキシ
ド類、ピリジンなどの芳香族アミン類、クロロホルム、
ジクロロメタンなどのハロゲン化炭化水素類、テトラヒ
ドロフラン、ジオキサンなどのエーテル類、アセトニト
リルなどのニトリル類、酢酸エチル、ギ酸エチルなどの
エステル類、あるいはこれらの適宜の割合の混合物など
が挙げられる。
【0022】反応温度は、縮合反応に使用されうること
が知られている範囲から適宜選択される。具体的には、
例えば、通常、−20℃〜50℃の範囲から適宜選択さ
れる。反応時間は、縮合反応に要することが知られてい
る範囲から適宜選択される。具体的には、例えば、数分
から7日間程度反応させる。
が知られている範囲から適宜選択される。具体的には、
例えば、通常、−20℃〜50℃の範囲から適宜選択さ
れる。反応時間は、縮合反応に要することが知られてい
る範囲から適宜選択される。具体的には、例えば、数分
から7日間程度反応させる。
【0023】有機カルボン酸の反応性誘導体を用いる場
合、これら反応性誘導体としては、例えば、常法に従っ
て製造することができる酸ハライド、酸無水物、活性ア
ミド、活性エステル、活性チオエステル等が用いられ
る。このような反応性誘導体を具体例はつぎのとおりで
ある。 (1)酸ハライド:例えば、酸クロリド、酸ブロミド等
が用いられる。 (2)酸無水物:例えば、対称型酸無水物、モノC1-6
アルキル炭酸混合無水物、脂肪族カルボン酸(例、酢
酸、ピバル酸、吉草酸、イソ吉草酸、トリクロル酢酸
等)からなる混合酸無水物、芳香族、芳香族カルボン酸
(例、安息香酸等)からなる混合酸無水物等が用いられ
る。対称型酸無水物としては、例えば、無水酢酸、無水
プロピオン酸、無水ブタン酸等のC2-30アルキルカルボ
ン酸無水物などがあげられる。 (3)活性アミド:例えば、ピラゾール、イミダゾー
ル、4−置換イミダゾール、ジメチルピラゾール、ベン
ゾトリアゾール等とのアミドが用いられる。 (4)活性エステル:例えば、メトキシメチルエステ
ル、1−ヒドロキシベンゾトリアゾールエステル、N−
ヒドロキシ−5−ノルボルネン−2,3−ジカルボキシ
イミドエステル、4−ニトロフェニルエステル、2,4
−ジニトロフェニルエステル、トリクロロフェニルエス
テル、プロパルギルエステル、ペンタクロロフェニルエ
ステル等のエステルのほか、1−ヒドロキシ−1H−2
−ピリドン、N−ヒドロキシサクシンイミド、N−ヒド
ロキシフタルイミド等とのエステル等が用いられる。 (5)活性チオエステル:例えば、2−ピリジルチオー
ル、2−ベンゾチアゾリルチオールなどの複素環チオー
ル等とのチオエステル等が用いられる。 以上のような各種反応性誘導体は、カルボン酸の種類に
よって適宜選択される。
合、これら反応性誘導体としては、例えば、常法に従っ
て製造することができる酸ハライド、酸無水物、活性ア
ミド、活性エステル、活性チオエステル等が用いられ
る。このような反応性誘導体を具体例はつぎのとおりで
ある。 (1)酸ハライド:例えば、酸クロリド、酸ブロミド等
が用いられる。 (2)酸無水物:例えば、対称型酸無水物、モノC1-6
アルキル炭酸混合無水物、脂肪族カルボン酸(例、酢
酸、ピバル酸、吉草酸、イソ吉草酸、トリクロル酢酸
等)からなる混合酸無水物、芳香族、芳香族カルボン酸
(例、安息香酸等)からなる混合酸無水物等が用いられ
る。対称型酸無水物としては、例えば、無水酢酸、無水
プロピオン酸、無水ブタン酸等のC2-30アルキルカルボ
ン酸無水物などがあげられる。 (3)活性アミド:例えば、ピラゾール、イミダゾー
ル、4−置換イミダゾール、ジメチルピラゾール、ベン
ゾトリアゾール等とのアミドが用いられる。 (4)活性エステル:例えば、メトキシメチルエステ
ル、1−ヒドロキシベンゾトリアゾールエステル、N−
ヒドロキシ−5−ノルボルネン−2,3−ジカルボキシ
イミドエステル、4−ニトロフェニルエステル、2,4
−ジニトロフェニルエステル、トリクロロフェニルエス
テル、プロパルギルエステル、ペンタクロロフェニルエ
ステル等のエステルのほか、1−ヒドロキシ−1H−2
−ピリドン、N−ヒドロキシサクシンイミド、N−ヒド
ロキシフタルイミド等とのエステル等が用いられる。 (5)活性チオエステル:例えば、2−ピリジルチオー
ル、2−ベンゾチアゾリルチオールなどの複素環チオー
ル等とのチオエステル等が用いられる。 以上のような各種反応性誘導体は、カルボン酸の種類に
よって適宜選択される。
【0024】また、該アシル化剤として、スルホン酸ア
シルを導入しうるスルホン酸の反応性誘導体、例えば、
メタンスルホニルクロリド、ベンジルスルホニルクロリ
ド、p−トルエンスルホニルクロリド等の酸ハライド、
無水メタンスルホン酸、無水p−トルエンスルホン酸等
の対称型酸無水物を用いてもよい。カルボン酸、その反
応性誘導体またはスルホン酸の反応性誘導体等のアシル
化剤、および縮合剤は、原料化合物1モルに対し、例え
ば、約1モル以上使用してもよく、約1〜30モル程度
が好ましい。
シルを導入しうるスルホン酸の反応性誘導体、例えば、
メタンスルホニルクロリド、ベンジルスルホニルクロリ
ド、p−トルエンスルホニルクロリド等の酸ハライド、
無水メタンスルホン酸、無水p−トルエンスルホン酸等
の対称型酸無水物を用いてもよい。カルボン酸、その反
応性誘導体またはスルホン酸の反応性誘導体等のアシル
化剤、および縮合剤は、原料化合物1モルに対し、例え
ば、約1モル以上使用してもよく、約1〜30モル程度
が好ましい。
【0025】本反応は反応を阻害しない溶媒中、あるい
は溶媒の非存在下に行なわれる。反応を阻害しない溶媒
としては、例えば、アセトン等のケトン類、ジエチルエ
ーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル
類、酢酸、プロピオン酸等のカルボン酸類、アセトニト
リル等のニトリル類、ベンゼン、トルエン、キシレン等
の炭化水素類、ジクロロメタン、クロロホルム、1,2
−ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素類、酢酸エチ
ル等のエステル類、ジメチルホルムアミド、ジメチルア
セトアミド等のアミド類、ジメチルスルホキシド等のス
ルホキシド類、トリエチルアミン、トリブチルアミン、
N−メチルモルホリン、N−メチルピペリジン、N,N
−ジメチルアニリン等の三級アミン、ピリジン、ピコリ
ン、ルチジン、コリジン等のピリジン類等が用いられ
る。これらは単独で、または二種以上を適当な割合で混
合して用いてもよい。
は溶媒の非存在下に行なわれる。反応を阻害しない溶媒
としては、例えば、アセトン等のケトン類、ジエチルエ
ーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル
類、酢酸、プロピオン酸等のカルボン酸類、アセトニト
リル等のニトリル類、ベンゼン、トルエン、キシレン等
の炭化水素類、ジクロロメタン、クロロホルム、1,2
−ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素類、酢酸エチ
ル等のエステル類、ジメチルホルムアミド、ジメチルア
セトアミド等のアミド類、ジメチルスルホキシド等のス
ルホキシド類、トリエチルアミン、トリブチルアミン、
N−メチルモルホリン、N−メチルピペリジン、N,N
−ジメチルアニリン等の三級アミン、ピリジン、ピコリ
ン、ルチジン、コリジン等のピリジン類等が用いられ
る。これらは単独で、または二種以上を適当な割合で混
合して用いてもよい。
【0026】本アシル化反応は、原料化合物のアシル化
を促進しうる触媒を用いることにより、さらに有利に進
行する。そのような触媒としては、例えば、塩基触媒、
酸触媒が用いられる。塩基触媒としては、例えば、三級
アミン[例、トリエチルアミンのような脂肪族三級アミ
ン、ピリジン、α−、β−またはγ−ピコリン、2,6
−ルチジン、4−ジメチルアミノピリジン、4−(1−
ピロリジニル)ピリジン、ジメチルアニリン、ジエチル
アニリンのような芳香族三級アミン]、ハロゲン化アル
カリ金属(例、フッ化カリウム、無水ヨウ化リチウム
等)、有機酸塩(例、酢酸ナトリウム)などが用いられ
る。酸触媒としては、たとえばルイス酸(例、無水塩化
亜鉛、無水塩化アルミニウム(AlCl3)、四塩化チ
タン(TiCl4)、四塩化錫(SnCl4)、五塩化ア
ンチモン、塩化コバルト、塩化第二銅、三フッ化ホウ素
エーテラート等)、無機強酸(例、硫酸、過塩素酸、塩
化水素、臭化水素等)、有機強酸(例、ベンゼンスルホ
ン酸、p−トルエンスルホン酸、トリフルオロ酢酸、ト
リクロロ酢酸、カンファースルホン酸等)、酸性イオン
交換樹脂(例、ポリスチレンスルホン酸)などが用いら
れる。上記の触媒のなかでもカンファースルホン酸、塩
酸、硫酸、過塩素酸、トリエチルアミン、ピリジン、4
−ジメチルアミノピリジンなどが好ましい。
を促進しうる触媒を用いることにより、さらに有利に進
行する。そのような触媒としては、例えば、塩基触媒、
酸触媒が用いられる。塩基触媒としては、例えば、三級
アミン[例、トリエチルアミンのような脂肪族三級アミ
ン、ピリジン、α−、β−またはγ−ピコリン、2,6
−ルチジン、4−ジメチルアミノピリジン、4−(1−
ピロリジニル)ピリジン、ジメチルアニリン、ジエチル
アニリンのような芳香族三級アミン]、ハロゲン化アル
カリ金属(例、フッ化カリウム、無水ヨウ化リチウム
等)、有機酸塩(例、酢酸ナトリウム)などが用いられ
る。酸触媒としては、たとえばルイス酸(例、無水塩化
亜鉛、無水塩化アルミニウム(AlCl3)、四塩化チ
タン(TiCl4)、四塩化錫(SnCl4)、五塩化ア
ンチモン、塩化コバルト、塩化第二銅、三フッ化ホウ素
エーテラート等)、無機強酸(例、硫酸、過塩素酸、塩
化水素、臭化水素等)、有機強酸(例、ベンゼンスルホ
ン酸、p−トルエンスルホン酸、トリフルオロ酢酸、ト
リクロロ酢酸、カンファースルホン酸等)、酸性イオン
交換樹脂(例、ポリスチレンスルホン酸)などが用いら
れる。上記の触媒のなかでもカンファースルホン酸、塩
酸、硫酸、過塩素酸、トリエチルアミン、ピリジン、4
−ジメチルアミノピリジンなどが好ましい。
【0027】触媒の使用量は原料化合物のカルボン酸に
よるアシル化を促進し得る触媒量程度でよく、通常、原
料化合物1モルに対して約0.001ないし10モル、
好ましくは約0.01ないし1モルである。反応温度は
特に限定されないが、通常約−30から100℃、好ま
しくは約10から50℃である。反応時間は数分から数
日間程度(例えば、約5分から7日間など)である。
よるアシル化を促進し得る触媒量程度でよく、通常、原
料化合物1モルに対して約0.001ないし10モル、
好ましくは約0.01ないし1モルである。反応温度は
特に限定されないが、通常約−30から100℃、好ま
しくは約10から50℃である。反応時間は数分から数
日間程度(例えば、約5分から7日間など)である。
【0028】かくして、化合物(II)またはその塩の
脱保護基反応は自体公知の方法により行うことができ
る。カルボキシル基の脱保護基反応(エステル加水分解
反応など)は、無溶媒もしくは反応に悪影響を与えない
溶媒中で、酸と接触することにより行われる。該溶媒と
しては、ハロゲン化炭化水素類(例、ジクロロメタン、
クロロホルム、1,2−ジクロロエタンなど)、アルコ
ール類(例、メタノール、エタノールなど)、水および
これらの適宜の割合の混合物が用いられる。本反応は、
化合物(II)またはその塩と酸とを接触させることに
より行われる。酸としては、例えば、ハロ酢酸(例、ト
リフルオロ酢酸など)、ハロゲン化水素酸(例、塩化水
素酸、臭化水素酸など)、ルイス酸(例、亜鉛−酢酸、
三フッ化ホウ素エーテル錯体、ヨードメチルシランな
ど)等が用いられる。あるいは、無溶媒もしくは反応に
悪影響を与えない溶媒中で、塩基と接触することにより
行われる。該溶媒としては、アルコール類(例、メタノ
ール、エタノールなど)、エーテル類(例、ジオキサ
ン、テトラヒドロフランなど)、ニトリル類(例、アセ
トニトリルなど)、ケトン類(例、アセトン、メチルエ
チルケトンなど)、水およびこれらの適宜の割合の混合
物が用いられる。塩基としては、例えば、無機塩基
(例、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、など)、有機
塩基(例、ピリジン、2,4,6−トリメチルピリジ
ン、ピコリン、4−ジメチルアミノピリジン、2,6−
ルチジンなどのピリジン類、トリエチルアミン、ジメチ
ルアニリンなどの3級アミン類)等が用いられる。
脱保護基反応は自体公知の方法により行うことができ
る。カルボキシル基の脱保護基反応(エステル加水分解
反応など)は、無溶媒もしくは反応に悪影響を与えない
溶媒中で、酸と接触することにより行われる。該溶媒と
しては、ハロゲン化炭化水素類(例、ジクロロメタン、
クロロホルム、1,2−ジクロロエタンなど)、アルコ
ール類(例、メタノール、エタノールなど)、水および
これらの適宜の割合の混合物が用いられる。本反応は、
化合物(II)またはその塩と酸とを接触させることに
より行われる。酸としては、例えば、ハロ酢酸(例、ト
リフルオロ酢酸など)、ハロゲン化水素酸(例、塩化水
素酸、臭化水素酸など)、ルイス酸(例、亜鉛−酢酸、
三フッ化ホウ素エーテル錯体、ヨードメチルシランな
ど)等が用いられる。あるいは、無溶媒もしくは反応に
悪影響を与えない溶媒中で、塩基と接触することにより
行われる。該溶媒としては、アルコール類(例、メタノ
ール、エタノールなど)、エーテル類(例、ジオキサ
ン、テトラヒドロフランなど)、ニトリル類(例、アセ
トニトリルなど)、ケトン類(例、アセトン、メチルエ
チルケトンなど)、水およびこれらの適宜の割合の混合
物が用いられる。塩基としては、例えば、無機塩基
(例、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、など)、有機
塩基(例、ピリジン、2,4,6−トリメチルピリジ
ン、ピコリン、4−ジメチルアミノピリジン、2,6−
ルチジンなどのピリジン類、トリエチルアミン、ジメチ
ルアニリンなどの3級アミン類)等が用いられる。
【0029】カルボキシル基保護基のうち、ベンジルエ
ステル類などの保護基(例、ベンジルエステル、ベンズ
ヒドリルエステルなど)は、例えば、パラジウム触媒、
例えば、パラジウム/硫酸バリウム、パラジウム黒また
はロジウム触媒を用いて接触水素添加によって除去する
のが有利である。その際、文献公知の溶剤、例えば、環
状エーテル(例、テトラヒドロフランなど)を、場合に
より他の不活性溶剤[例、低級脂肪族酸アミド(例、ジ
メチルホルムアミドなど)など]と混合して使用する。
また、トリアルキルシリル基の場合は、中性条件下に、
例えば、弗化水素酸の塩、例えば、弗化カリウムなど、
特に第四級窒素塩基と弗化水素酸の塩(例、弗化テトラ
エチルアンモニウムなど)を適当な溶剤中で作用させる
ことによっても脱離させることができる。反応温度は、
脱保護反応に使用されうることが知られている範囲から
適宜選択される。例えば、通常約−20℃〜80℃の範
囲から適宜選択される。反応時間は、脱保護反応に要す
ることが知られている範囲から適宜選択される。具体的
には、例えば数分から48時間程度反応させる。上記の
ようにしてカルボキシル基の保護基を脱保護してR3、
R4およびR5が各々水酸基の化合物(I)またはその塩
を製造することができる。
ステル類などの保護基(例、ベンジルエステル、ベンズ
ヒドリルエステルなど)は、例えば、パラジウム触媒、
例えば、パラジウム/硫酸バリウム、パラジウム黒また
はロジウム触媒を用いて接触水素添加によって除去する
のが有利である。その際、文献公知の溶剤、例えば、環
状エーテル(例、テトラヒドロフランなど)を、場合に
より他の不活性溶剤[例、低級脂肪族酸アミド(例、ジ
メチルホルムアミドなど)など]と混合して使用する。
また、トリアルキルシリル基の場合は、中性条件下に、
例えば、弗化水素酸の塩、例えば、弗化カリウムなど、
特に第四級窒素塩基と弗化水素酸の塩(例、弗化テトラ
エチルアンモニウムなど)を適当な溶剤中で作用させる
ことによっても脱離させることができる。反応温度は、
脱保護反応に使用されうることが知られている範囲から
適宜選択される。例えば、通常約−20℃〜80℃の範
囲から適宜選択される。反応時間は、脱保護反応に要す
ることが知られている範囲から適宜選択される。具体的
には、例えば数分から48時間程度反応させる。上記の
ようにしてカルボキシル基の保護基を脱保護してR3、
R4およびR5が各々水酸基の化合物(I)またはその塩
を製造することができる。
【0030】また、R3、R4および/またはR5が置換
されていてもよいアミノ基である化合物(I)は、例え
ば対応するカルボン酸化合物、またはその反応性誘導体
(例、上記のような酸ハライド、酸無水物、活性エステ
ル、活性チオエステルなど)を、自体公知の方法により
一般式:
されていてもよいアミノ基である化合物(I)は、例え
ば対応するカルボン酸化合物、またはその反応性誘導体
(例、上記のような酸ハライド、酸無水物、活性エステ
ル、活性チオエステルなど)を、自体公知の方法により
一般式:
【0031】
【化7】
【0032】(式中、R11およびR12は各々水素または
上記R3、R4およびR5で示される置換されていてもよ
いアミノ基の置換基を示す。)で表されるアミン類と反
応させることにより製造できる。例えば、遊離カルボン
酸を用いる場合、適当な縮合剤と反応させることにより
アミド化することができる。縮合剤としてはジシクロヘ
キシルカルボジイミド、ジイソプロピルカルボジイミ
ド、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)
カルボジイミド塩酸塩などのジイミド類、または上記縮
合剤とペンタクロロフェノール、2,4,5−トリクロロ
フェノール、2,4−ジニトルフェノール、シアノメチ
ルアルコール、p−ニトロフェノール、N−ハイドロキ
シ−5−ノルボルネン−2,3−ジカルボキシイミド、
N−ハイドロキシスクシイミド、N−ハイドロキシフタ
ルイミド、N−ハイドロキシベンゾトリアゾールなどと
の混合物などが用いられる。本反応は塩基の存在下実施
される場合がある。用いる塩基としては、例えば、トリ
メチルアミン、トリエチルアミン、トリプロピルアミ
ン、トリ−n−ブチルアミンなどの脂肪族三級アミン、
ジイソプロピルエチルアミン、N−メチルピペリジン、
N−メチルピロリジン、シクロヘキシルジメチルアミ
ン、N−メチルモルホリンなどの三級アミン、ジ−n−
ブチルアミン、ジイソブチルアミン、ジシクロヘキシル
アミン、ジシクロヘキシルアミンなどのジアルキルアミ
ン、ピリジン、ルチジン、γ−コリジンなどの芳香族ア
ミン、リチウム、ナトリウム、カリウムなどのアルカリ
金属、カルシウム、マグネシウムなどのアルカリ土類金
属等の水酸化物または炭酸塩などが挙げられる。また、
上記のうち液体のものは溶媒を兼ねて使用することもで
きる。
上記R3、R4およびR5で示される置換されていてもよ
いアミノ基の置換基を示す。)で表されるアミン類と反
応させることにより製造できる。例えば、遊離カルボン
酸を用いる場合、適当な縮合剤と反応させることにより
アミド化することができる。縮合剤としてはジシクロヘ
キシルカルボジイミド、ジイソプロピルカルボジイミ
ド、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)
カルボジイミド塩酸塩などのジイミド類、または上記縮
合剤とペンタクロロフェノール、2,4,5−トリクロロ
フェノール、2,4−ジニトルフェノール、シアノメチ
ルアルコール、p−ニトロフェノール、N−ハイドロキ
シ−5−ノルボルネン−2,3−ジカルボキシイミド、
N−ハイドロキシスクシイミド、N−ハイドロキシフタ
ルイミド、N−ハイドロキシベンゾトリアゾールなどと
の混合物などが用いられる。本反応は塩基の存在下実施
される場合がある。用いる塩基としては、例えば、トリ
メチルアミン、トリエチルアミン、トリプロピルアミ
ン、トリ−n−ブチルアミンなどの脂肪族三級アミン、
ジイソプロピルエチルアミン、N−メチルピペリジン、
N−メチルピロリジン、シクロヘキシルジメチルアミ
ン、N−メチルモルホリンなどの三級アミン、ジ−n−
ブチルアミン、ジイソブチルアミン、ジシクロヘキシル
アミン、ジシクロヘキシルアミンなどのジアルキルアミ
ン、ピリジン、ルチジン、γ−コリジンなどの芳香族ア
ミン、リチウム、ナトリウム、カリウムなどのアルカリ
金属、カルシウム、マグネシウムなどのアルカリ土類金
属等の水酸化物または炭酸塩などが挙げられる。また、
上記のうち液体のものは溶媒を兼ねて使用することもで
きる。
【0033】本反応において、原料化合物1モルに対し
てアミン類を通常約1〜100モル用いるが、反応に支
障のないかぎり過剰に用いることもできる。塩基を用い
る場合、塩基の使用量は、用いられる原料化合物または
その塩、カルボン酸の反応性誘導体の種類、他の反応条
件によって異なるが、原料化合物に対して通常、約1当
量〜30当量、好ましくは約1当量〜10当量である。
本反応は、通常反応を阻害しない溶媒中で行われる。該
溶媒としては、例えば、ジオキサン、テトラヒドロフラ
ン、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテルなどの
エーテル類、酢酸エチル、ギ酸エチルなどのエステル
類、クロロホルム、ジクロロメタン、1、2−ジクロロ
エタン、1、1、1−トリクロルエタンなどのハロゲン
化炭化水素類、ベンゼン、トルエン、n−ヘキサンなど
の炭化水素類、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N
−ジメチルアセトアミドなどのアミド類、アセトニトリ
ルなどのニトリル類など通常の有機溶媒が単独または混
合して用いられる。反応温度は、反応が進行するかぎり
特に限定されないが、通常、約−50℃〜150℃、好
ましくは約−30℃〜50℃で行われる。反応時間は、
用いる原料、塩基、反応温度、溶媒の種類等により異な
るが、通常数十分間から数十時間で反応は終了するが、
ときに数日を要することもある。
てアミン類を通常約1〜100モル用いるが、反応に支
障のないかぎり過剰に用いることもできる。塩基を用い
る場合、塩基の使用量は、用いられる原料化合物または
その塩、カルボン酸の反応性誘導体の種類、他の反応条
件によって異なるが、原料化合物に対して通常、約1当
量〜30当量、好ましくは約1当量〜10当量である。
本反応は、通常反応を阻害しない溶媒中で行われる。該
溶媒としては、例えば、ジオキサン、テトラヒドロフラ
ン、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテルなどの
エーテル類、酢酸エチル、ギ酸エチルなどのエステル
類、クロロホルム、ジクロロメタン、1、2−ジクロロ
エタン、1、1、1−トリクロルエタンなどのハロゲン
化炭化水素類、ベンゼン、トルエン、n−ヘキサンなど
の炭化水素類、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N
−ジメチルアセトアミドなどのアミド類、アセトニトリ
ルなどのニトリル類など通常の有機溶媒が単独または混
合して用いられる。反応温度は、反応が進行するかぎり
特に限定されないが、通常、約−50℃〜150℃、好
ましくは約−30℃〜50℃で行われる。反応時間は、
用いる原料、塩基、反応温度、溶媒の種類等により異な
るが、通常数十分間から数十時間で反応は終了するが、
ときに数日を要することもある。
【0034】本発明の目的化合物(I)製造の原料化合
物となる化合物(II)は、式:
物となる化合物(II)は、式:
【0035】
【化8】
【0036】で表されるTAN−1607Aのカルボキ
シル基保護誘導体を調製し、ついで、要すれば、生じた
側鎖アシル基を選択的に脱離させることにより製造する
ことができる。TAN−1607Aのカルボキシル基保
護誘導体としてはエステル体が好ましい。エステル化反
応は自体公知の方法により行われる。例えば、化合物T
AN−1607Aまたはその塩にハロゲン化物を反応さ
せる方法が挙げられる。用いるハロゲン化物としてはハ
ロゲン化アルキル(例、ヨウ化メチル、ヨウ化エチル、
ヨウ化プロピル、臭化アリル、臭化ベンジル、臭化tert
−ブチル、臭化トリフェニルメチル、塩化メトキシメチ
ル、塩化メチルチオメチル、塩化テトラヒドロピラニル
など)、ハロゲン化シリル(例、塩化トリメチルシリ
ル、塩化トリエチルシリル、塩化トリイソプロピルシリ
ル、塩化tert−ブチルジメチルシリル、塩化tert−ブチ
ルジフェニルシリルなど)が挙げられる。
シル基保護誘導体を調製し、ついで、要すれば、生じた
側鎖アシル基を選択的に脱離させることにより製造する
ことができる。TAN−1607Aのカルボキシル基保
護誘導体としてはエステル体が好ましい。エステル化反
応は自体公知の方法により行われる。例えば、化合物T
AN−1607Aまたはその塩にハロゲン化物を反応さ
せる方法が挙げられる。用いるハロゲン化物としてはハ
ロゲン化アルキル(例、ヨウ化メチル、ヨウ化エチル、
ヨウ化プロピル、臭化アリル、臭化ベンジル、臭化tert
−ブチル、臭化トリフェニルメチル、塩化メトキシメチ
ル、塩化メチルチオメチル、塩化テトラヒドロピラニル
など)、ハロゲン化シリル(例、塩化トリメチルシリ
ル、塩化トリエチルシリル、塩化トリイソプロピルシリ
ル、塩化tert−ブチルジメチルシリル、塩化tert−ブチ
ルジフェニルシリルなど)が挙げられる。
【0037】本反応は通常塩基の存在下実施される。用
いる塩基としては、例えば、トリメチルアミン、トリエ
チルアミン、トリプロピルアミン、トリ−n−ブチルア
ミン、ジイソプロピルエチルアミン、N−メチルピペリ
ジン、N−メチルピロリジン、シクロヘキシルジメチル
アミン、N−メチルモルホリンなどの三級アミン、ジ−
n−ブチルアミン、ジイソブチルアミン、ジシクロヘキ
シルアミン、ジシクロヘキシルアミンなどのジアルキル
アミン、イミダゾール、ピリジン、4−ジメチルアミノ
ピリジン、ルチジン、ジアザビシクロノナン、ジアザビ
シクロウンデセン、γ−コリジンなどの芳香族アミン、
例えば、リチウム、ナトリウム、カリウムなどのアルカ
リ金属または、例えば、カルシウム、マグネシウムなど
のアルカリ土類金属等の水酸化物または炭酸塩などが挙
げられる。また、上記のうち液体のものは溶媒を兼ねて
使用することもできる。
いる塩基としては、例えば、トリメチルアミン、トリエ
チルアミン、トリプロピルアミン、トリ−n−ブチルア
ミン、ジイソプロピルエチルアミン、N−メチルピペリ
ジン、N−メチルピロリジン、シクロヘキシルジメチル
アミン、N−メチルモルホリンなどの三級アミン、ジ−
n−ブチルアミン、ジイソブチルアミン、ジシクロヘキ
シルアミン、ジシクロヘキシルアミンなどのジアルキル
アミン、イミダゾール、ピリジン、4−ジメチルアミノ
ピリジン、ルチジン、ジアザビシクロノナン、ジアザビ
シクロウンデセン、γ−コリジンなどの芳香族アミン、
例えば、リチウム、ナトリウム、カリウムなどのアルカ
リ金属または、例えば、カルシウム、マグネシウムなど
のアルカリ土類金属等の水酸化物または炭酸塩などが挙
げられる。また、上記のうち液体のものは溶媒を兼ねて
使用することもできる。
【0038】本反応においては、原料化合物1モルに対
してハロゲン化物を通常、約1〜100モル用いるが、
反応に支障のないかぎり過剰に用いることもできる。塩
基を用いる場合、塩基の使用量は、ハロゲン化物の種
類、他の反応条件によって異なるが、原料化合物に対し
て通常、約1当量〜30当量、好ましくは約3当量〜1
0当量である。あるいは、化合物TAN−1607Aま
たはその塩と置換されていてもよい低級アルコール
(例、メタノール、エタノール、イソプロパノール、te
rt−ブタノール、シアノメチルアルコール、ベンゾイル
メチルアルコールなど)、アリールアルカノール[例、
低級アルキル基、低級アルコキシ基もしくはハロゲン原
子によって置換されていてもよいベンジルアルコール又
はベンズヒドロール類(例、ベンズヒドロール、p−ニ
トロベンジルアルコール、p−メトキシベンジルアルコ
ール、2,4,6−トリメチルベンジルアルコールな
ど)]などを適当な縮合剤と反応させることによりエス
テル化することができる。縮合剤としてはジシクロヘキ
シルカルボジイミド、ジイソプロピルカルボジイミド、
1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カル
ボジイミド塩酸塩などのジイミド類、または上記縮合剤
とペンタクロロフェノール、2,4,5−トリクロロフ
ェノール、2,4−ジニトロフェノール、シアノメチル
アルコール、p−ニトロフェノール、N−ハイドロキシ
−5−ノルボルネン−2,3−ジカルボキシイミド、N
−ハイドロキシスクシイミド、N−ハイドロキシフタル
イミド、N−ハイドロキシベンゾトリアゾールなどとの
混合物などが用いられる。またはアゾジカルボン酸エス
テル類(例、アゾジカルボン酸ジエチルエステルなど)
とトリアルキルホスフィン(例、トリフェニルホスフィ
ン、トリブチルホスフィンなど)の混合物が用いられ
る。あるいは、化合物TAN−1607Aまたはその塩
を適当な酸触媒下、上記アルコール類などと反応させる
ことによりエステル化することができる。これらアルコ
ール類は溶媒として用いてもよい。あるいは、化合物T
AN−1607Aまたはその塩を適当な酸触媒下、上記
アルコール類の低級カルボン酸エステル類、例えばギ酸
エステル、酢酸エステル、プロピオン酸エステルなどと
反応させることによりエステル化することができる。こ
れら低級カルボン酸エステル類は溶媒として用いてもよ
い。またあるいは、化合物TAN−1607Aまたはそ
の塩を適当な酸触媒下、置換されていてもよいエチレン
類、例えば2−メチルプロペン、2−メチルブテン、2
−エチルブテン、2,3−ジメチルブテン、2−フェニ
ルプロペン、2−フェニルスチレンなどと反応させるこ
とによりエステル化することができる。これらエチレン
類が常温で気体である場合、反応は通常密閉下で行われ
る。
してハロゲン化物を通常、約1〜100モル用いるが、
反応に支障のないかぎり過剰に用いることもできる。塩
基を用いる場合、塩基の使用量は、ハロゲン化物の種
類、他の反応条件によって異なるが、原料化合物に対し
て通常、約1当量〜30当量、好ましくは約3当量〜1
0当量である。あるいは、化合物TAN−1607Aま
たはその塩と置換されていてもよい低級アルコール
(例、メタノール、エタノール、イソプロパノール、te
rt−ブタノール、シアノメチルアルコール、ベンゾイル
メチルアルコールなど)、アリールアルカノール[例、
低級アルキル基、低級アルコキシ基もしくはハロゲン原
子によって置換されていてもよいベンジルアルコール又
はベンズヒドロール類(例、ベンズヒドロール、p−ニ
トロベンジルアルコール、p−メトキシベンジルアルコ
ール、2,4,6−トリメチルベンジルアルコールな
ど)]などを適当な縮合剤と反応させることによりエス
テル化することができる。縮合剤としてはジシクロヘキ
シルカルボジイミド、ジイソプロピルカルボジイミド、
1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カル
ボジイミド塩酸塩などのジイミド類、または上記縮合剤
とペンタクロロフェノール、2,4,5−トリクロロフ
ェノール、2,4−ジニトロフェノール、シアノメチル
アルコール、p−ニトロフェノール、N−ハイドロキシ
−5−ノルボルネン−2,3−ジカルボキシイミド、N
−ハイドロキシスクシイミド、N−ハイドロキシフタル
イミド、N−ハイドロキシベンゾトリアゾールなどとの
混合物などが用いられる。またはアゾジカルボン酸エス
テル類(例、アゾジカルボン酸ジエチルエステルなど)
とトリアルキルホスフィン(例、トリフェニルホスフィ
ン、トリブチルホスフィンなど)の混合物が用いられ
る。あるいは、化合物TAN−1607Aまたはその塩
を適当な酸触媒下、上記アルコール類などと反応させる
ことによりエステル化することができる。これらアルコ
ール類は溶媒として用いてもよい。あるいは、化合物T
AN−1607Aまたはその塩を適当な酸触媒下、上記
アルコール類の低級カルボン酸エステル類、例えばギ酸
エステル、酢酸エステル、プロピオン酸エステルなどと
反応させることによりエステル化することができる。こ
れら低級カルボン酸エステル類は溶媒として用いてもよ
い。またあるいは、化合物TAN−1607Aまたはそ
の塩を適当な酸触媒下、置換されていてもよいエチレン
類、例えば2−メチルプロペン、2−メチルブテン、2
−エチルブテン、2,3−ジメチルブテン、2−フェニ
ルプロペン、2−フェニルスチレンなどと反応させるこ
とによりエステル化することができる。これらエチレン
類が常温で気体である場合、反応は通常密閉下で行われ
る。
【0039】あるいは、化合物TAN−1607Aまた
はその塩を、上記アルコール類などのイソ尿素誘導体ま
たはN,N−ジアルキルホルムアミドアセタール誘導体
と文献記載[例、シンテシス(Synthesis)、561(19
79)等]の方法などにより反応させることによりエステ
ル化することができる。上記のエステル化反応は、通常
反応を阻害しない溶媒中で行われる。該溶媒としては、
例えば、ジオキサン、テトラヒドロフラン、ジエチルエ
ーテル、ジイソプロピルエーテルなどのエーテル類、例
えば、酢酸エチル、ギ酸エチルなどのエステル類、例え
ば、クロロホルム、ジクロロメタン、1,2−ジクロロ
エタン、1,1,1−トリクロルエタンなどのハロゲン化
炭化水素類、例えば、ベンゼン、トルエン、n−ヘキサ
ンなどの炭化水素類、例えば、N,N−ジメチルホルム
アミド、N,N−ジメチルアセトアミドなどのアミド
類、例えば、アセトニトリルなどのニトリル類、例えば
ジメチルスルホキシドなどのスルホキシド類など通常の
有機溶媒が単独または混合して用いられる。反応温度
は、反応が進行するかぎり特に限定されないが、通常、
約−50℃〜150℃、好ましくは約−30℃〜50℃
で行われる。反応時間は、用いられる原料、塩基、反応
温度、溶媒の種類等により異なるが、通常数十分間から
数十時間で反応は終了するが、ときに数十日を要するこ
ともある。
はその塩を、上記アルコール類などのイソ尿素誘導体ま
たはN,N−ジアルキルホルムアミドアセタール誘導体
と文献記載[例、シンテシス(Synthesis)、561(19
79)等]の方法などにより反応させることによりエステ
ル化することができる。上記のエステル化反応は、通常
反応を阻害しない溶媒中で行われる。該溶媒としては、
例えば、ジオキサン、テトラヒドロフラン、ジエチルエ
ーテル、ジイソプロピルエーテルなどのエーテル類、例
えば、酢酸エチル、ギ酸エチルなどのエステル類、例え
ば、クロロホルム、ジクロロメタン、1,2−ジクロロ
エタン、1,1,1−トリクロルエタンなどのハロゲン化
炭化水素類、例えば、ベンゼン、トルエン、n−ヘキサ
ンなどの炭化水素類、例えば、N,N−ジメチルホルム
アミド、N,N−ジメチルアセトアミドなどのアミド
類、例えば、アセトニトリルなどのニトリル類、例えば
ジメチルスルホキシドなどのスルホキシド類など通常の
有機溶媒が単独または混合して用いられる。反応温度
は、反応が進行するかぎり特に限定されないが、通常、
約−50℃〜150℃、好ましくは約−30℃〜50℃
で行われる。反応時間は、用いられる原料、塩基、反応
温度、溶媒の種類等により異なるが、通常数十分間から
数十時間で反応は終了するが、ときに数十日を要するこ
ともある。
【0040】選択的脱アシル化反応(エステル加水分解
反応)は自体公知の方法により行うことができる。反応
に悪影響を与えない溶媒中で、塩基と接触することによ
り行われる。該溶媒としては、アルコール類(例、メタ
ノール、エタノールなど)、エーテル類(例、ジオキサ
ン、テトラヒドロフランなど)、ニトリル類(例、アセト
ニトリルなど)、ケトン類(例、アセトン、メチルエチ
ルケトンなど)、水およびこれらの適宜の割合の混合物
が用いられる。本反応に用いられる塩基としては、例え
ば、無機塩基(例、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウムな
ど)、有機塩基(例、ピリジン、2,4,6−トリメチルピ
リジン、ピコリン、4−ジメチルアミノピリジン、2,
6−ルチジンなどのピリジン類、トリエチルアミン、ジ
メチルアニリンなどの3級アミン類)等が用いられる。
反応温度は、エステル加水分解反応に使用されうること
が知られている範囲から適宜選択される。例えば、通
常、約−30℃〜120℃、好ましくは約−10℃〜4
0℃の範囲から適宜選択される。反応時間は、脱保護反
応に要することが知られている範囲から適宜選択され
る。具体的には、例えば、数分〜48時間程度、好まし
くは約30分〜4時間程度反応させる。上記のようにし
てアシル基を脱離して化合物(II)を製造することがで
きる。
反応)は自体公知の方法により行うことができる。反応
に悪影響を与えない溶媒中で、塩基と接触することによ
り行われる。該溶媒としては、アルコール類(例、メタ
ノール、エタノールなど)、エーテル類(例、ジオキサ
ン、テトラヒドロフランなど)、ニトリル類(例、アセト
ニトリルなど)、ケトン類(例、アセトン、メチルエチ
ルケトンなど)、水およびこれらの適宜の割合の混合物
が用いられる。本反応に用いられる塩基としては、例え
ば、無機塩基(例、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウムな
ど)、有機塩基(例、ピリジン、2,4,6−トリメチルピ
リジン、ピコリン、4−ジメチルアミノピリジン、2,
6−ルチジンなどのピリジン類、トリエチルアミン、ジ
メチルアニリンなどの3級アミン類)等が用いられる。
反応温度は、エステル加水分解反応に使用されうること
が知られている範囲から適宜選択される。例えば、通
常、約−30℃〜120℃、好ましくは約−10℃〜4
0℃の範囲から適宜選択される。反応時間は、脱保護反
応に要することが知られている範囲から適宜選択され
る。具体的には、例えば、数分〜48時間程度、好まし
くは約30分〜4時間程度反応させる。上記のようにし
てアシル基を脱離して化合物(II)を製造することがで
きる。
【0041】TAN−1607Aは、クラドスポリウム
(Cladosporium)属に属し、該生理活性物質TAN−
1607Aを生産する菌を自体公知の方法で培養するこ
とにより得られる。該生産菌としては、例えば、インド
の土壌より分離されたクラドスポリウム・クラドスポリ
オイデス・FL−21431(Cladosporium cladospo
rioides FL−21431)株が挙げられる。この菌株
は、財団法人発酵研究所に平成4年4月21日より寄託
番号IFO−32443として寄託されており、また、
通産省工業技術院生命工学工業研究所にブタペスト条約
に基づき平成4年4月27日より寄託番号FERM B
P−3844として寄託されている。
(Cladosporium)属に属し、該生理活性物質TAN−
1607Aを生産する菌を自体公知の方法で培養するこ
とにより得られる。該生産菌としては、例えば、インド
の土壌より分離されたクラドスポリウム・クラドスポリ
オイデス・FL−21431(Cladosporium cladospo
rioides FL−21431)株が挙げられる。この菌株
は、財団法人発酵研究所に平成4年4月21日より寄託
番号IFO−32443として寄託されており、また、
通産省工業技術院生命工学工業研究所にブタペスト条約
に基づき平成4年4月27日より寄託番号FERM B
P−3844として寄託されている。
【0042】培養に用いる培地は、該菌株が利用し得る
栄養源を含むものなら、液状でも固状でもよいが、大量
を処理するときには液状培地を用いるのがより適当であ
る。培地には同化し得る炭素源、消化し得る窒素源、無
機物質、微量栄養素を適宜配合する。炭素源としては、
例えば、ブドウ糖、乳糖、ショ糖、麦芽糖、デキストリ
ン、澱粉、グリセリン、マンニトール、ソルビトール、
油脂類(例、大豆油、オリーブ油、ヌカ油、ゴマ油、ラ
ード油、チキン油など)、窒素源としては、例えば、肉
エキス、酵母エキス、乾燥酵母、大豆粉、コーン・スチ
ープ・リカー、ペプトン、綿実粉、尿素、アンモニウム
塩類(例、硫酸アンモニウム、酢酸アンモニウムなど)
その他を用いることができる。さらに、ナトリウム、カ
リウム、カルシウム、マグネシウムなどを含む塩類、
鉄、マンガン、亜鉛、コバルト、ニッケルなどの金属塩
類、リン酸、ホウ酸などの塩類や酢酸、プロピオン酸な
どの有機酸の塩類を適宜用いることができる。その他、
アミノ酸類(例、グルタミン酸、アスパラギン酸、アラ
ニン、リジン、バリン、メチオニン、プロリン等)、ペ
プチド類(例、ジペプチド、トリペプチド等)、ビタミ
ン類(例、ビタミンB1、ビタミンB2、ニコチン酸、ビ
タミンB12、ビタミンC等)、核酸類(例、プリン、ピ
リジンおよびその誘導体)等を含有させてもよい。もち
ろん、培地のpHを調節する目的で無機または有機の
酸、アルカリ類、緩衝剤等を加え、あるいは消泡の目的
で油脂類、表面活性剤等を適量添加してもよい。
栄養源を含むものなら、液状でも固状でもよいが、大量
を処理するときには液状培地を用いるのがより適当であ
る。培地には同化し得る炭素源、消化し得る窒素源、無
機物質、微量栄養素を適宜配合する。炭素源としては、
例えば、ブドウ糖、乳糖、ショ糖、麦芽糖、デキストリ
ン、澱粉、グリセリン、マンニトール、ソルビトール、
油脂類(例、大豆油、オリーブ油、ヌカ油、ゴマ油、ラ
ード油、チキン油など)、窒素源としては、例えば、肉
エキス、酵母エキス、乾燥酵母、大豆粉、コーン・スチ
ープ・リカー、ペプトン、綿実粉、尿素、アンモニウム
塩類(例、硫酸アンモニウム、酢酸アンモニウムなど)
その他を用いることができる。さらに、ナトリウム、カ
リウム、カルシウム、マグネシウムなどを含む塩類、
鉄、マンガン、亜鉛、コバルト、ニッケルなどの金属塩
類、リン酸、ホウ酸などの塩類や酢酸、プロピオン酸な
どの有機酸の塩類を適宜用いることができる。その他、
アミノ酸類(例、グルタミン酸、アスパラギン酸、アラ
ニン、リジン、バリン、メチオニン、プロリン等)、ペ
プチド類(例、ジペプチド、トリペプチド等)、ビタミ
ン類(例、ビタミンB1、ビタミンB2、ニコチン酸、ビ
タミンB12、ビタミンC等)、核酸類(例、プリン、ピ
リジンおよびその誘導体)等を含有させてもよい。もち
ろん、培地のpHを調節する目的で無機または有機の
酸、アルカリ類、緩衝剤等を加え、あるいは消泡の目的
で油脂類、表面活性剤等を適量添加してもよい。
【0043】培養の手段は静置培養でも、振盪培養ある
いは通気撹拌培養法等の手段を用いてもよい。大量の処
理には、いわゆる深部通気撹拌培養によるものが望まし
い。培養の条件は培地の状態、組成、菌株の種類、培養
の手段によって異なるが、通常、約12℃〜44℃の温
度、初発pH約5〜9付近を選択するのがよい。とりわ
け培養中期の温度は約20℃〜30℃、また、初発pH
は約6〜8の条件が望ましい。培養時期も上記の諸条件
により一定しないが、該生理活性物質濃度が最大となる
まで培養するのがよい。これに要する時間は液体培地を
用いる振盪培養または通気撹拌培養の場合は通常、約1
〜10日間程度である。培養物から目的とする化合物T
AN−1607Aを採取するには、該化合物が酸性で脂
溶性を示すため、この性質を利用する一般的手段を採用
すればよい。まず、培養液をpH約1.5〜6、好まし
くはpH約2〜4に調整後、水と混和しない有機溶媒、
例えば、ジクロロメタン、酢酸エチル、メチルイソブチ
ルケトンあるいはブタノールなどを加え、TAN−16
07Aを抽出する。抽出液を水で洗浄後、濃縮するとT
AN−1607Aを含有する粗物質が得られる。また、
有機溶媒層を希アルカリ水で抽出し、TAN−1607
Aを水層へ転溶することも可能である。転溶水層を再度
酸性に調整し、前記の有機溶媒で抽出すると、TAN−
1607Aは有機溶媒層に抽出される。
いは通気撹拌培養法等の手段を用いてもよい。大量の処
理には、いわゆる深部通気撹拌培養によるものが望まし
い。培養の条件は培地の状態、組成、菌株の種類、培養
の手段によって異なるが、通常、約12℃〜44℃の温
度、初発pH約5〜9付近を選択するのがよい。とりわ
け培養中期の温度は約20℃〜30℃、また、初発pH
は約6〜8の条件が望ましい。培養時期も上記の諸条件
により一定しないが、該生理活性物質濃度が最大となる
まで培養するのがよい。これに要する時間は液体培地を
用いる振盪培養または通気撹拌培養の場合は通常、約1
〜10日間程度である。培養物から目的とする化合物T
AN−1607Aを採取するには、該化合物が酸性で脂
溶性を示すため、この性質を利用する一般的手段を採用
すればよい。まず、培養液をpH約1.5〜6、好まし
くはpH約2〜4に調整後、水と混和しない有機溶媒、
例えば、ジクロロメタン、酢酸エチル、メチルイソブチ
ルケトンあるいはブタノールなどを加え、TAN−16
07Aを抽出する。抽出液を水で洗浄後、濃縮するとT
AN−1607Aを含有する粗物質が得られる。また、
有機溶媒層を希アルカリ水で抽出し、TAN−1607
Aを水層へ転溶することも可能である。転溶水層を再度
酸性に調整し、前記の有機溶媒で抽出すると、TAN−
1607Aは有機溶媒層に抽出される。
【0044】粗物質をさらに精製し、純粋なTAN−1
607Aを得るには種々のクロマトグラフィー法が有利
に用いられる。担体としてはシリガケル、結晶セルロー
ス、吸着性樹脂、例えばダイヤイオンHP−20(三菱
化成社製)、セファデックスLH−20(ファルマシア
社製、スウェーデン)、陰イオン交換樹脂、例えばアン
バーライトIRA−402(アンバーライト社製、米
国)、ダウエックス−1(ダウ・アンド・ケミカル社
製、米国)などを用いることができ、これらは通常カラ
ムクロマトグラフィー法で行う。担体から活性物質を溶
出するには担体の種類によって異なるが、適当な有機溶
媒、例えば、ジクロロエタン、トルエン、酢酸エチル、
アセトン、メタノールなどの単独あるいは混合溶媒を、
または、水と混和し得る有機溶媒と水溶液、例えば水、
希アルカリ水、希酸性水、食塩、塩化アンモニウムなど
の無機塩水溶液、緩衝液などとの混合溶媒を用いる。活
性物質を含む有機溶媒溶出液を濃縮、あるいは水溶液を
含む場合は水と混和しない適当な有機溶媒で抽出して濃
縮し、残渣を粉末化する。
607Aを得るには種々のクロマトグラフィー法が有利
に用いられる。担体としてはシリガケル、結晶セルロー
ス、吸着性樹脂、例えばダイヤイオンHP−20(三菱
化成社製)、セファデックスLH−20(ファルマシア
社製、スウェーデン)、陰イオン交換樹脂、例えばアン
バーライトIRA−402(アンバーライト社製、米
国)、ダウエックス−1(ダウ・アンド・ケミカル社
製、米国)などを用いることができ、これらは通常カラ
ムクロマトグラフィー法で行う。担体から活性物質を溶
出するには担体の種類によって異なるが、適当な有機溶
媒、例えば、ジクロロエタン、トルエン、酢酸エチル、
アセトン、メタノールなどの単独あるいは混合溶媒を、
または、水と混和し得る有機溶媒と水溶液、例えば水、
希アルカリ水、希酸性水、食塩、塩化アンモニウムなど
の無機塩水溶液、緩衝液などとの混合溶媒を用いる。活
性物質を含む有機溶媒溶出液を濃縮、あるいは水溶液を
含む場合は水と混和しない適当な有機溶媒で抽出して濃
縮し、残渣を粉末化する。
【0045】粗粉末をさらに精製し、純粋な目的物を得
るには分取用高速液体クロマトグラフィー(HPLC)
によって精製することができる。担体としてはオクタデ
シルシラン(ODS)系およびシリカゲル系のものが有
利に用いられる。例えば、ODSの場合、移動相として
はメタノールあるいはアセトニトリルと塩類含有水溶液
の混合溶液が有利に用いられる。目的物を含む溶出液を
水と混和しない適当な有機溶媒で抽出し、抽出液を濃
縮、残渣を前記の適当な有機溶媒などから結晶化あるい
は粉末化して目的のTAN−1607Aを得る。
るには分取用高速液体クロマトグラフィー(HPLC)
によって精製することができる。担体としてはオクタデ
シルシラン(ODS)系およびシリカゲル系のものが有
利に用いられる。例えば、ODSの場合、移動相として
はメタノールあるいはアセトニトリルと塩類含有水溶液
の混合溶液が有利に用いられる。目的物を含む溶出液を
水と混和しない適当な有機溶媒で抽出し、抽出液を濃
縮、残渣を前記の適当な有機溶媒などから結晶化あるい
は粉末化して目的のTAN−1607Aを得る。
【0046】以上のごとくして得られる本発明の目的化
合物(I)は、自体公知の手段たとえば濃縮、液性変換、
転溶、溶媒抽出、凍結乾燥、結晶化、再結晶、分留、ク
ロマトグラフィーなどにより単離精製することができ
る。本発明の化合物(I)は自体公知の方法により塩基と
の塩、とりわけ上記した薬学的に許容される塩基との塩
とすることができる。該塩基としては、ナトリウム、カ
リウムなどのアルカリ金属、カルシウム、マグネシウム
などのアルカリ土類金属、トリエチルアミン、ピリジ
ン、ピペリジンなどの有機塩基が挙げられる。化合物
(I)は基本骨格中に2個以上の不斉炭素があるため理論
上4種類以上の立体異性体が存在するが、それらの各異
性体、およびそれらの混合物も本発明に含まれる。ま
た、その置換基中に不斉炭素を有する場合も同様に立体
異性体を生ずるが、それらの各異性体、およびそれらの
混合物も本発明に含まれる。不飽和結合を含む場合、そ
れによって生ずる幾何異性体も本発明に含まれる。
合物(I)は、自体公知の手段たとえば濃縮、液性変換、
転溶、溶媒抽出、凍結乾燥、結晶化、再結晶、分留、ク
ロマトグラフィーなどにより単離精製することができ
る。本発明の化合物(I)は自体公知の方法により塩基と
の塩、とりわけ上記した薬学的に許容される塩基との塩
とすることができる。該塩基としては、ナトリウム、カ
リウムなどのアルカリ金属、カルシウム、マグネシウム
などのアルカリ土類金属、トリエチルアミン、ピリジ
ン、ピペリジンなどの有機塩基が挙げられる。化合物
(I)は基本骨格中に2個以上の不斉炭素があるため理論
上4種類以上の立体異性体が存在するが、それらの各異
性体、およびそれらの混合物も本発明に含まれる。ま
た、その置換基中に不斉炭素を有する場合も同様に立体
異性体を生ずるが、それらの各異性体、およびそれらの
混合物も本発明に含まれる。不飽和結合を含む場合、そ
れによって生ずる幾何異性体も本発明に含まれる。
【0047】つぎに、本発明の化合物(I)の生物活性
について説明する。化合物(I)のスクアレン合成酵素
阻害活性の測定は以下のとおり行うことができる。 (1) ラット肝臓由来酵素の調製 SD系雄性ラット(6週令)を放血致死させた後、肝臓を
摘出する。肝臓約10gを氷冷生理食塩水で洗浄後、1
5ml氷冷緩衝液[100mMリン酸カリウム(pH7.
4)、15mMニコチンアミド、2mM MgCl2]中でホ
モジナイズし、10,000×gで20分(4℃)遠心分
離する。得られた上清をさらに105,000×gで90
分(4℃)遠心分離し、ついで沈渣を氷冷100mMリン
酸カリウム緩衝液(pH7.4)に懸濁後、再度105,0
00×gで90分(4℃)遠心分離する。このようにして
得られた沈渣(ミクロソーム画分)を氷冷100mMリン
酸カリウム緩衝液(pH7.4)に懸濁(蛋白濃度約40mg
/ml、ピアス社BCAプロテインアッセイキットで測
定)し、これを酵素液とする。
について説明する。化合物(I)のスクアレン合成酵素
阻害活性の測定は以下のとおり行うことができる。 (1) ラット肝臓由来酵素の調製 SD系雄性ラット(6週令)を放血致死させた後、肝臓を
摘出する。肝臓約10gを氷冷生理食塩水で洗浄後、1
5ml氷冷緩衝液[100mMリン酸カリウム(pH7.
4)、15mMニコチンアミド、2mM MgCl2]中でホ
モジナイズし、10,000×gで20分(4℃)遠心分
離する。得られた上清をさらに105,000×gで90
分(4℃)遠心分離し、ついで沈渣を氷冷100mMリン
酸カリウム緩衝液(pH7.4)に懸濁後、再度105,0
00×gで90分(4℃)遠心分離する。このようにして
得られた沈渣(ミクロソーム画分)を氷冷100mMリン
酸カリウム緩衝液(pH7.4)に懸濁(蛋白濃度約40mg
/ml、ピアス社BCAプロテインアッセイキットで測
定)し、これを酵素液とする。
【0048】(2) ヒト細胞由来酵素の調製 10%牛胎児血清を含むダルベッコ改変イーグル培地で
培養(37℃、5%CO2存在下)し、得られたヒト肝癌
細胞HepG2(約1×109cells)を10ml氷冷緩衝液
[100mMリン酸カリウム(pH7.4)、30mMニコチ
ンアミド、2.5mM MgCl2]に懸濁後、超音波処理
(30秒間、2回)によって細胞を破砕する。得られたソ
ニケートより、実験例1と同様な操作によってミクロソ
ーム画分を得る。これを氷冷100mMリン酸カリウム
緩衝液(pH7.4)に懸濁(蛋白濃度約4mg/ml)し、こ
れを酵素液とする。
培養(37℃、5%CO2存在下)し、得られたヒト肝癌
細胞HepG2(約1×109cells)を10ml氷冷緩衝液
[100mMリン酸カリウム(pH7.4)、30mMニコチ
ンアミド、2.5mM MgCl2]に懸濁後、超音波処理
(30秒間、2回)によって細胞を破砕する。得られたソ
ニケートより、実験例1と同様な操作によってミクロソ
ーム画分を得る。これを氷冷100mMリン酸カリウム
緩衝液(pH7.4)に懸濁(蛋白濃度約4mg/ml)し、こ
れを酵素液とする。
【0049】(3) スクアレン合成酵素阻害活性の測
定法 スクアレン合成酵素阻害活性は、上記(1)および(2)
の方法で得られた酵素液を使用して、つぎのように測定
する。5μM[1−3H]ファルネシルピロリン酸(比活性
25μCi/μmole)、1mMNADPH、5mM MgCl
2、6mMグルタチオン、100mMリン酸カリウム緩衝
液(pH7.4)および被検化合物(水溶液またはDMSO
溶液として添加)を含む溶液(全量50μl)に、上記
(1)または上記(2)で調製した酵素液(蛋白量0.8
μg)をそれぞれ添加し、37℃で45分間反応させた。
クロロホルム・メタノール(1:2)混液(150μl)を
添加し反応を停止させ、ついでクロロホルム(50μ
l)および3N水酸化ナトリウム水溶液(50μl)を添
加する。スクアレンを主成分とした反応精製物を含むク
ロロホルム層(下層、50μl)とトルエン系液体シンチ
レーター3mlを混合し、液体シンチレーションカウンタ
ーでその放射活性を測定する。スクアレン合成酵素阻害
活性の測定結果はクロロホルム層へ取り込まれる放射活
性を50%阻害する濃度[IC50(μg/ml)]として表示
する。例えば、R1がミリストイル、R2が水素、R3、
R4およびR5が水酸基、R6がアセチル基、R7が水素の
化合物(I)(下記実施例21の化合物)の、ヒト酵素
に対するIC50値は0.00029μg/mlであった。
このように本発明の化合物(I)は非常に低濃度でヒト
細胞およびラット肝臓由来のスクアレン合成酵素の作用
を阻害する。
定法 スクアレン合成酵素阻害活性は、上記(1)および(2)
の方法で得られた酵素液を使用して、つぎのように測定
する。5μM[1−3H]ファルネシルピロリン酸(比活性
25μCi/μmole)、1mMNADPH、5mM MgCl
2、6mMグルタチオン、100mMリン酸カリウム緩衝
液(pH7.4)および被検化合物(水溶液またはDMSO
溶液として添加)を含む溶液(全量50μl)に、上記
(1)または上記(2)で調製した酵素液(蛋白量0.8
μg)をそれぞれ添加し、37℃で45分間反応させた。
クロロホルム・メタノール(1:2)混液(150μl)を
添加し反応を停止させ、ついでクロロホルム(50μ
l)および3N水酸化ナトリウム水溶液(50μl)を添
加する。スクアレンを主成分とした反応精製物を含むク
ロロホルム層(下層、50μl)とトルエン系液体シンチ
レーター3mlを混合し、液体シンチレーションカウンタ
ーでその放射活性を測定する。スクアレン合成酵素阻害
活性の測定結果はクロロホルム層へ取り込まれる放射活
性を50%阻害する濃度[IC50(μg/ml)]として表示
する。例えば、R1がミリストイル、R2が水素、R3、
R4およびR5が水酸基、R6がアセチル基、R7が水素の
化合物(I)(下記実施例21の化合物)の、ヒト酵素
に対するIC50値は0.00029μg/mlであった。
このように本発明の化合物(I)は非常に低濃度でヒト
細胞およびラット肝臓由来のスクアレン合成酵素の作用
を阻害する。
【0050】本発明の化合物はコレステロール低下剤と
して有効であり、低毒性でヒトや哺乳動物(例、イヌ、
ネコ、ウシ、ラット、サル等)における高脂血症の予防
および治療薬として有用である。また、該化合物は薬理
学的に許容される担体と混合することにより、医薬とし
て適宜の剤形の非経口剤または経口剤として提供され
る。非経口剤としては、例えば、注射剤、点滴剤、液
剤、懸濁液剤、座剤等が、経口剤としては、例えば、カ
プセル剤、錠剤、シロップ剤、散剤、顆粒剤等が挙げら
れる。これらは自体公知の方法により製造される。非経
口剤、例えば、注射剤を製造する際には等張化剤(例、
グルコース、ソルビトール、マンニトール、塩化ナトリ
ウムなど)、保存剤(例、ベンジルアルコール、クロロブ
タノール、パラヒドロキシ安息香酸メチルなど)、抗凝
固剤(例、デキストラン硫酸、ヘパリンなど)、溶解補助
剤(例、シクロデキストリン類、ツイーンなど)、安定化
剤(例、ポリエチレングリコール、ポリ乳酸など)などを
含有させてもよい。投与に当たっては、これらの化合物
を慣用の水性希釈剤中に溶解し、液剤として用いる。希
釈剤としてはぶどう糖水溶液、生理食塩水、リンゲル
液、栄養補給剤液などが含まれる。また、経口剤には通
常の添加剤、例えば賦形剤、結合剤、崩壊剤、滑沢剤、
着色剤、矯味剤、安定化剤などが含まれていてもよい。
して有効であり、低毒性でヒトや哺乳動物(例、イヌ、
ネコ、ウシ、ラット、サル等)における高脂血症の予防
および治療薬として有用である。また、該化合物は薬理
学的に許容される担体と混合することにより、医薬とし
て適宜の剤形の非経口剤または経口剤として提供され
る。非経口剤としては、例えば、注射剤、点滴剤、液
剤、懸濁液剤、座剤等が、経口剤としては、例えば、カ
プセル剤、錠剤、シロップ剤、散剤、顆粒剤等が挙げら
れる。これらは自体公知の方法により製造される。非経
口剤、例えば、注射剤を製造する際には等張化剤(例、
グルコース、ソルビトール、マンニトール、塩化ナトリ
ウムなど)、保存剤(例、ベンジルアルコール、クロロブ
タノール、パラヒドロキシ安息香酸メチルなど)、抗凝
固剤(例、デキストラン硫酸、ヘパリンなど)、溶解補助
剤(例、シクロデキストリン類、ツイーンなど)、安定化
剤(例、ポリエチレングリコール、ポリ乳酸など)などを
含有させてもよい。投与に当たっては、これらの化合物
を慣用の水性希釈剤中に溶解し、液剤として用いる。希
釈剤としてはぶどう糖水溶液、生理食塩水、リンゲル
液、栄養補給剤液などが含まれる。また、経口剤には通
常の添加剤、例えば賦形剤、結合剤、崩壊剤、滑沢剤、
着色剤、矯味剤、安定化剤などが含まれていてもよい。
【0051】これらの製剤は経口的あるいは非経口的に
投与され、ヒトに用いる場合の投与量は投与経路、対象
疾病の種類、程度、患者の年齢などで変動し得るが、通
常、化合物(I)の量に基づいて、1日成人(体重50
kg)1人当たり約0.2mg〜100mg、とりわけ約2mg
〜50mgを1回または2〜4回に分けて投与し疾患の予
防や治療に用いることが好ましい。
投与され、ヒトに用いる場合の投与量は投与経路、対象
疾病の種類、程度、患者の年齢などで変動し得るが、通
常、化合物(I)の量に基づいて、1日成人(体重50
kg)1人当たり約0.2mg〜100mg、とりわけ約2mg
〜50mgを1回または2〜4回に分けて投与し疾患の予
防や治療に用いることが好ましい。
【0052】
【実施例】以下、参考例および実施例を挙げて本発明を
さらに具体的に説明するが、これによって本発明が限定
されるものではない。なお、以下の参考例における培地
の組成パーセントは重量/容量パーセントを示す。ま
た、13C−NMRにおける略号は、Q=4級炭素、CH
=メチン炭素、CH2=メチレン炭素、CH3=メチル炭
素を示し、略号の前に付く数字は、重複する炭素数を示
す。1H−NMRにおける略号は、s=1重線、d=2重
線、t=3重線、q=4重線、m=多重線、br=幅広いを
示し、Jは結合定数を表す。
さらに具体的に説明するが、これによって本発明が限定
されるものではない。なお、以下の参考例における培地
の組成パーセントは重量/容量パーセントを示す。ま
た、13C−NMRにおける略号は、Q=4級炭素、CH
=メチン炭素、CH2=メチレン炭素、CH3=メチル炭
素を示し、略号の前に付く数字は、重複する炭素数を示
す。1H−NMRにおける略号は、s=1重線、d=2重
線、t=3重線、q=4重線、m=多重線、br=幅広いを
示し、Jは結合定数を表す。
【0053】参考例1 バクト・ポテト・デキストロース・アガー(ディフコ社
製、米国)からなる斜面培地上にあらかじめ十分に生育
したクラドスポリウム・クラドスポリオイデス(Clados
porium cladosporioides)FL−21431の5白金耳
を、グルコース2.0%、マルトース3.0%、生大豆粉
1.5%、コーン・スティープ・リカー1.0%、ポリペ
プトン0.5%、および酵母エキス0.3%、食塩0.3
%、pH6.0からなる種培養培地500mlを分注滅菌し
た2リットル容坂口フラスコに接種して、往復振とう機
上、28℃で2日間培養した。この培養液の1リットル
を、グルコース1.0%、デキストリン4.0%、生大豆
粉0.5%、麦芽エキス0.5%、ポリペプトン0.5
%、酵母エキス0.2%、硫酸鉄7水塩0.05%、硫酸
マグネシウム7水塩0.05%、硫酸マンガン7水塩0.
05%、リン酸カリウム0.1%、および沈降炭酸カル
シウム0.5%、pH7.5からなる主培養培地120リ
ットルを注入滅菌した200リットル容醗酵層に移植し
た。この主醗酵は28℃、通気(120リットル/分)、
攪拌(140rpm)して114時間、内圧1.0kg/cm2下
で培養し、TAN−1607Aを生成蓄積させた。
製、米国)からなる斜面培地上にあらかじめ十分に生育
したクラドスポリウム・クラドスポリオイデス(Clados
porium cladosporioides)FL−21431の5白金耳
を、グルコース2.0%、マルトース3.0%、生大豆粉
1.5%、コーン・スティープ・リカー1.0%、ポリペ
プトン0.5%、および酵母エキス0.3%、食塩0.3
%、pH6.0からなる種培養培地500mlを分注滅菌し
た2リットル容坂口フラスコに接種して、往復振とう機
上、28℃で2日間培養した。この培養液の1リットル
を、グルコース1.0%、デキストリン4.0%、生大豆
粉0.5%、麦芽エキス0.5%、ポリペプトン0.5
%、酵母エキス0.2%、硫酸鉄7水塩0.05%、硫酸
マグネシウム7水塩0.05%、硫酸マンガン7水塩0.
05%、リン酸カリウム0.1%、および沈降炭酸カル
シウム0.5%、pH7.5からなる主培養培地120リ
ットルを注入滅菌した200リットル容醗酵層に移植し
た。この主醗酵は28℃、通気(120リットル/分)、
攪拌(140rpm)して114時間、内圧1.0kg/cm2下
で培養し、TAN−1607Aを生成蓄積させた。
【0054】参考例2 参考例1で得られた培養液(100リットル)をpH2.8
に調整後、酢酸エチル(80リットル)を加え、30分攪
拌、濾過補助剤、ラジオライト600(昭和化学工業社
製)で濾過した。分離した酢酸エチル層(59リットル)
を2%炭酸ナトリウム水溶液(25リットル)で2回抽出
した。炭酸ナトリウム層をpH3.0に調整後、酢酸エチ
ル(20リットル)で2回再抽出した。酢酸エチル層(4
0リットル)を水(13リットル)で洗浄後、3リットル
まで濃縮し、再び2%炭酸ナトリウム水溶液(1.5リッ
トル)で転溶した。炭酸ナトリウム層をpH6.5に補正
後、ダイヤイオンHP−20(300ml,三菱化成工業社
製)のクロマトグラフィーに付し、60%メタノール/
0.02Mアンモニア水(1.8リットル)にて活性成分を
溶出した。溶出液を濃縮後、pH3.0で酢酸エチル(3
00ml)で2回抽出、抽出液を水洗後、無水硫酸ナトリ
ウムで脱水した。抽出液を濃縮乾固して得られた粗物質
(8.4g)をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(40
0ml,キーゼルゲル60,70−230メッシュ,エー・
メルク社製、ドイツ)に付し、ジクロロエタン(1.6リ
ットル)で洗浄後、5%メタノール/ジクロロエタン溶
液(2.4リットル)で溶出した。溶出液を濃縮後、メタ
ノールから結晶化し、TAN−1607A(2.81g)が
白色結晶として得られた。
に調整後、酢酸エチル(80リットル)を加え、30分攪
拌、濾過補助剤、ラジオライト600(昭和化学工業社
製)で濾過した。分離した酢酸エチル層(59リットル)
を2%炭酸ナトリウム水溶液(25リットル)で2回抽出
した。炭酸ナトリウム層をpH3.0に調整後、酢酸エチ
ル(20リットル)で2回再抽出した。酢酸エチル層(4
0リットル)を水(13リットル)で洗浄後、3リットル
まで濃縮し、再び2%炭酸ナトリウム水溶液(1.5リッ
トル)で転溶した。炭酸ナトリウム層をpH6.5に補正
後、ダイヤイオンHP−20(300ml,三菱化成工業社
製)のクロマトグラフィーに付し、60%メタノール/
0.02Mアンモニア水(1.8リットル)にて活性成分を
溶出した。溶出液を濃縮後、pH3.0で酢酸エチル(3
00ml)で2回抽出、抽出液を水洗後、無水硫酸ナトリ
ウムで脱水した。抽出液を濃縮乾固して得られた粗物質
(8.4g)をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(40
0ml,キーゼルゲル60,70−230メッシュ,エー・
メルク社製、ドイツ)に付し、ジクロロエタン(1.6リ
ットル)で洗浄後、5%メタノール/ジクロロエタン溶
液(2.4リットル)で溶出した。溶出液を濃縮後、メタ
ノールから結晶化し、TAN−1607A(2.81g)が
白色結晶として得られた。
【0055】実施例1 TAN−1607Aのテトラヒドロ体の製造 TAN−1607A(0.22g、純度86%)をメタノー
ル(7.5ml)に溶解し、10%パラジウム炭素(22mg)
存在下、水素雰囲気下室温で1.5時間撹拌した。反応
液をメンブランフィルター(0.5μm、ミリポア社)でろ
過し、濃縮乾固して油状物(213mg)を得た。これを逆
相系分取HPLC[カラム;ODS、YMC−Pack(ワイ
エムシイ社製、日本)、SH−343、移動相;45%ア
セトニトリル/0.01Mリン酸緩衝液、pH6.3]に付
し、溶出容量530−800mlの画分を約30mlまで濃
縮した。これをpH2.0に補正し、酢酸エチル(20ml)
で2回抽出し、水、飽和食塩水で各々洗浄後、硫酸ナト
リウムで乾燥、濃縮乾固してテトラヒドロ体の白色粉末
(152mg)を得た。 元素分析値:C43H58O14・1.5H2Oとして 計算値,C,62.53;H,7.44 実測値,C,62.26;H,7.4513 C−NMR(75MHz,重メタノール中、δppm) 173.7(Q),173.1(Q),172.5(Q),170.
2(Q),168.5(Q),143.9(Q),143.7(Q),
129.4(CH),129.4(CH),129.4(CH),1
29.4(CH),129.3(CH),129.3(CH),12
9.2(CH),129.2(CH),126.7(CH),12
6.6(CH),107.2(Q),91.0(Q),82.2(C
H),81.0(CH),78.1(CH),76.6(CH),7
5.6(Q),37.3(CH),37.0(CH2),36.9(C
H2),36.3(CH2),35.0(CH2),33.6(CH2),
32.7(CH2),32.5(CH2),30.7(CH2),30.
6(CH2),30.5(CH2),30.3(CH2),30.3(C
H2),30.2(CH2),30.1(CH2),25.8(C
H2),21.1(CH3),20.1(CH2),14.8(C
H3)。
ル(7.5ml)に溶解し、10%パラジウム炭素(22mg)
存在下、水素雰囲気下室温で1.5時間撹拌した。反応
液をメンブランフィルター(0.5μm、ミリポア社)でろ
過し、濃縮乾固して油状物(213mg)を得た。これを逆
相系分取HPLC[カラム;ODS、YMC−Pack(ワイ
エムシイ社製、日本)、SH−343、移動相;45%ア
セトニトリル/0.01Mリン酸緩衝液、pH6.3]に付
し、溶出容量530−800mlの画分を約30mlまで濃
縮した。これをpH2.0に補正し、酢酸エチル(20ml)
で2回抽出し、水、飽和食塩水で各々洗浄後、硫酸ナト
リウムで乾燥、濃縮乾固してテトラヒドロ体の白色粉末
(152mg)を得た。 元素分析値:C43H58O14・1.5H2Oとして 計算値,C,62.53;H,7.44 実測値,C,62.26;H,7.4513 C−NMR(75MHz,重メタノール中、δppm) 173.7(Q),173.1(Q),172.5(Q),170.
2(Q),168.5(Q),143.9(Q),143.7(Q),
129.4(CH),129.4(CH),129.4(CH),1
29.4(CH),129.3(CH),129.3(CH),12
9.2(CH),129.2(CH),126.7(CH),12
6.6(CH),107.2(Q),91.0(Q),82.2(C
H),81.0(CH),78.1(CH),76.6(CH),7
5.6(Q),37.3(CH),37.0(CH2),36.9(C
H2),36.3(CH2),35.0(CH2),33.6(CH2),
32.7(CH2),32.5(CH2),30.7(CH2),30.
6(CH2),30.5(CH2),30.3(CH2),30.3(C
H2),30.2(CH2),30.1(CH2),25.8(C
H2),21.1(CH3),20.1(CH2),14.8(C
H3)。
【0056】実施例2 TAN−1607Aの4−O−
アセチル体の製造 TAN−1607A(376mg、純度96%)を酢酸(4m
l)および無水酢酸(2ml)に溶解し、室温で17時間撹拌
した。反応液を濃縮乾固し、逆相系分取HPLC(担体;
ODS、YMC−Pack、S−363、移動相;42%ア
セトニトリル/0.01Mリン酸緩衝液、pH6.3)に付
した。溶出容量720−810mlの画分を約20mlまで
濃縮した。これをpH2.0に補正し、酢酸エチル(10m
l)で2回抽出し、水、飽和食塩水で各々洗浄後、硫酸ナ
トリウムで乾燥、濃縮乾固して4−O−アセチル体の白
色粉末(129mg)を得た。 元素分析値:C45H56O15・H2Oとして 計算値,C,63.22;H,6.84 実測値,C,63.20;H,6.8313 C−NMR(75MHz,重メタノール中、δppm) 173.3(Q),172.9(Q),170.0(Q),169.
6(Q),168.3(Q),168.2(Q),139.2(Q),
139.0(Q),132.8(CH),131.7(CH),13
1.1(CH),129.6(CH),129.4(CH),12
9.4(CH),129.4(CH),129.4(CH),12
7.9(CH),127.8(CH),127.0(CH),12
7.0(CH),126.9(CH),126.9(CH),10
8.2(Q),89.1(Q),82.1(Q),81.8(CH),8
1.7(CH),78.0(CH),75.5(CH),38.1(C
H),37.9(CH2),35.5(CH2),35.0(CH2),
34.0(CH2),32.6(CH2),30.5(CH2),30.
4(CH2),30.3(CH2),30.3(CH2),30.1(C
H2),25.7(CH2),21.3(CH3),21.2(CH3),
20.2(CH2),14.7(CH3)。
アセチル体の製造 TAN−1607A(376mg、純度96%)を酢酸(4m
l)および無水酢酸(2ml)に溶解し、室温で17時間撹拌
した。反応液を濃縮乾固し、逆相系分取HPLC(担体;
ODS、YMC−Pack、S−363、移動相;42%ア
セトニトリル/0.01Mリン酸緩衝液、pH6.3)に付
した。溶出容量720−810mlの画分を約20mlまで
濃縮した。これをpH2.0に補正し、酢酸エチル(10m
l)で2回抽出し、水、飽和食塩水で各々洗浄後、硫酸ナ
トリウムで乾燥、濃縮乾固して4−O−アセチル体の白
色粉末(129mg)を得た。 元素分析値:C45H56O15・H2Oとして 計算値,C,63.22;H,6.84 実測値,C,63.20;H,6.8313 C−NMR(75MHz,重メタノール中、δppm) 173.3(Q),172.9(Q),170.0(Q),169.
6(Q),168.3(Q),168.2(Q),139.2(Q),
139.0(Q),132.8(CH),131.7(CH),13
1.1(CH),129.6(CH),129.4(CH),12
9.4(CH),129.4(CH),129.4(CH),12
7.9(CH),127.8(CH),127.0(CH),12
7.0(CH),126.9(CH),126.9(CH),10
8.2(Q),89.1(Q),82.1(Q),81.8(CH),8
1.7(CH),78.0(CH),75.5(CH),38.1(C
H),37.9(CH2),35.5(CH2),35.0(CH2),
34.0(CH2),32.6(CH2),30.5(CH2),30.
4(CH2),30.3(CH2),30.3(CH2),30.1(C
H2),25.7(CH2),21.3(CH3),21.2(CH3),
20.2(CH2),14.7(CH3)。
【0057】実施例3 TAN−1607Aの4,7−
ジ−O−アセチル体の製造 TAN−1607A(105mg、純度86%)を酢酸(2m
l)および無水酢酸(1ml)に溶解し、10−カンファース
ルホン酸(2.6mg)存在下、室温で62時間撹拌した。
反応液をエーテル−ヘキサン(3:1、20ml)で希釈
し、2%炭酸ナトリウム水(12ml)で3回抽出した。水
層を合わせてpH2.5に補正し、酢酸エチル(20ml)で
2回抽出し、有機相を水、飽和食塩水で各々洗浄後、硫
酸ナトリウムで乾燥、濃縮乾固して粗粉末(116mg)を
得た。これを逆相系分取HPLC(担体;ODS、YMC
−Pack、SH−343、移動相;46%アセトニトリル
/0.01Mリン酸緩衝液、pH6.3)に付した。溶出容
量280−345mlの画分を約20mlまで濃縮し、これ
をpH2.0に補正し、酢酸エチル(10ml)で2回抽出し
た。有機相を水、飽和食塩水で各々洗浄後、硫酸ナトリ
ウムで乾燥、濃縮乾固して4,7−ジ−O−アセチル体
の白色粉末(58mg)を得た。 元素分析値:C47H58O16・1.5H2Oとして 計算値,C,62.31;H,6.79 実測値,C,62.10;H,6.7313 C−NMR(75MHz,重メタノール中、δppm) 173.0(Q),172.9(Q),171.0(Q),169.
1(Q),168.1(Q),167.7(Q),139.3(Q),
139.1(Q),132.9(CH),131.8(CH),13
1.1(CH),129.5(CH),129.5(CH),12
9.5(CH),129.5(CH),129.5(CH),12
7.9(CH),127.8(CH),127.0(CH),12
7.0(CH),126.9(CH),126.9(CH),10
7.4(Q),89.1(Q),81.7(Q),80.7(CH),7
8.8(Q),77.8(CH),75.5(CH),38.2(C
H),37.9(CH2),35.6(CH2),34.9(CH2),
34.1(CH2),32.5(CH2),30.5(CH2),30.
4(CH2),30.2(CH2),30.2(CH 2),30.0(C
H2),25.7(CH2),21.3(CH3),21.1(CH3),
20.6(CH3),20.1(CH2),14.8(CH3)。
ジ−O−アセチル体の製造 TAN−1607A(105mg、純度86%)を酢酸(2m
l)および無水酢酸(1ml)に溶解し、10−カンファース
ルホン酸(2.6mg)存在下、室温で62時間撹拌した。
反応液をエーテル−ヘキサン(3:1、20ml)で希釈
し、2%炭酸ナトリウム水(12ml)で3回抽出した。水
層を合わせてpH2.5に補正し、酢酸エチル(20ml)で
2回抽出し、有機相を水、飽和食塩水で各々洗浄後、硫
酸ナトリウムで乾燥、濃縮乾固して粗粉末(116mg)を
得た。これを逆相系分取HPLC(担体;ODS、YMC
−Pack、SH−343、移動相;46%アセトニトリル
/0.01Mリン酸緩衝液、pH6.3)に付した。溶出容
量280−345mlの画分を約20mlまで濃縮し、これ
をpH2.0に補正し、酢酸エチル(10ml)で2回抽出し
た。有機相を水、飽和食塩水で各々洗浄後、硫酸ナトリ
ウムで乾燥、濃縮乾固して4,7−ジ−O−アセチル体
の白色粉末(58mg)を得た。 元素分析値:C47H58O16・1.5H2Oとして 計算値,C,62.31;H,6.79 実測値,C,62.10;H,6.7313 C−NMR(75MHz,重メタノール中、δppm) 173.0(Q),172.9(Q),171.0(Q),169.
1(Q),168.1(Q),167.7(Q),139.3(Q),
139.1(Q),132.9(CH),131.8(CH),13
1.1(CH),129.5(CH),129.5(CH),12
9.5(CH),129.5(CH),129.5(CH),12
7.9(CH),127.8(CH),127.0(CH),12
7.0(CH),126.9(CH),126.9(CH),10
7.4(Q),89.1(Q),81.7(Q),80.7(CH),7
8.8(Q),77.8(CH),75.5(CH),38.2(C
H),37.9(CH2),35.6(CH2),34.9(CH2),
34.1(CH2),32.5(CH2),30.5(CH2),30.
4(CH2),30.2(CH2),30.2(CH 2),30.0(C
H2),25.7(CH2),21.3(CH3),21.1(CH3),
20.6(CH3),20.1(CH2),14.8(CH3)。
【0058】実施例4 TAN−1607Aのトリエチ
ルアミド体 TAN−1607A(100mg)を、ジクロロメタン(4m
l)に溶解した後、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール
(68mg)、エチルアミン塩酸塩(42mg)、トリエチルア
ミン(139μl)、1−エチル−3−(3−ジメチルアミ
ノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(97mg)を加え、0
℃で1時間撹拌後、20℃で15時間撹拌した。反応液
を濃縮後、2%炭酸水素ナトリウム水(50ml)を加えた
後、酢酸エチル(100ml)で抽出した。得られた有機溶
媒層を水洗し、硫酸ナトリウムで乾燥後、濃縮乾固した
白色粉末(112mg)を得た。この粉末を、クロロホルム
で充填したシリカゲル(10ml)のカラムクロマトグラフ
ィーに付した。クロロホルム(60ml)で洗浄後、クロロ
ホルム−メタノール(97:3)で溶出し4mlずつ分画し
た。画分7−10を集め濃縮乾固し、TAN−1607
Aトリエチルアミド(48mg)を得た。 元素分析値:C49H69N3O11として 計算値;C,67.18;H,7.94;N,4.80 実測値;C,66.68;H,7.95;N,4.78 赤外部吸収 (IR)スペクトル:KBr錠剤中、主な吸収
を示す(波数、cm-1) 3410,2930,1730,1670,1540,12
50,960,74013 C NMR(75MHz,重クロロホルム中、δppm) 173.7(Q),173.0(Q),170.6(Q),168.
8(Q),167.0(Q),139.2(Q),139.0(Q),
133.0(CH),131.7(CH),131.2(CH),1
29.5(CH),129.5(CH),129.4(CH),12
9.4(CH),129.3(CH),128.0(CH),12
7.8(CH),127.0(CH),127.0(2CH),12
6.9(CH),126.9(CH),107.4(Q),91.0
(Q),82.4(CH),80.9(CH),77.6(CH),7
7.5(CH),74.8(Q),38.2(CH),38.1(CH
2),36.4(CH2),35.2(CH2),35.0(CH2),3
4.9(CH2),34.8(CH2),34.1(CH2),32.7
(CH2),30.5(CH2),30.4(CH2),30.3(CH
2),30.3(CH2),30.1(CH2),25.8(CH2),2
1.2(CH3),20.2(CH2),15.2(CH3),15.0
(CH3),14.6(CH3),14.4(CH3)。
ルアミド体 TAN−1607A(100mg)を、ジクロロメタン(4m
l)に溶解した後、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール
(68mg)、エチルアミン塩酸塩(42mg)、トリエチルア
ミン(139μl)、1−エチル−3−(3−ジメチルアミ
ノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(97mg)を加え、0
℃で1時間撹拌後、20℃で15時間撹拌した。反応液
を濃縮後、2%炭酸水素ナトリウム水(50ml)を加えた
後、酢酸エチル(100ml)で抽出した。得られた有機溶
媒層を水洗し、硫酸ナトリウムで乾燥後、濃縮乾固した
白色粉末(112mg)を得た。この粉末を、クロロホルム
で充填したシリカゲル(10ml)のカラムクロマトグラフ
ィーに付した。クロロホルム(60ml)で洗浄後、クロロ
ホルム−メタノール(97:3)で溶出し4mlずつ分画し
た。画分7−10を集め濃縮乾固し、TAN−1607
Aトリエチルアミド(48mg)を得た。 元素分析値:C49H69N3O11として 計算値;C,67.18;H,7.94;N,4.80 実測値;C,66.68;H,7.95;N,4.78 赤外部吸収 (IR)スペクトル:KBr錠剤中、主な吸収
を示す(波数、cm-1) 3410,2930,1730,1670,1540,12
50,960,74013 C NMR(75MHz,重クロロホルム中、δppm) 173.7(Q),173.0(Q),170.6(Q),168.
8(Q),167.0(Q),139.2(Q),139.0(Q),
133.0(CH),131.7(CH),131.2(CH),1
29.5(CH),129.5(CH),129.4(CH),12
9.4(CH),129.3(CH),128.0(CH),12
7.8(CH),127.0(CH),127.0(2CH),12
6.9(CH),126.9(CH),107.4(Q),91.0
(Q),82.4(CH),80.9(CH),77.6(CH),7
7.5(CH),74.8(Q),38.2(CH),38.1(CH
2),36.4(CH2),35.2(CH2),35.0(CH2),3
4.9(CH2),34.8(CH2),34.1(CH2),32.7
(CH2),30.5(CH2),30.4(CH2),30.3(CH
2),30.3(CH2),30.1(CH2),25.8(CH2),2
1.2(CH3),20.2(CH2),15.2(CH3),15.0
(CH3),14.6(CH3),14.4(CH3)。
【0059】実施例5 TAN−1607A(純度69%、2.09g)をアセト
ニトリル(以下、MeCNと略すこともある,104ml)に
溶解し、1,8−ジアザビシクロウンデセン(以下、DB
Uと略す、5.6ml)存在下、ヨウ化メチル(以下、MeI
と略す、2.26ml)と室温で4時間攪拌した。反応液に
さらにDBU(2.8ml)とMeI(1.1ml)をそれぞれ加
え、さらに1時間おきに2回DBU(0.3ml)とMeI
(0.3ml)をそれぞれ加え、さらに室温で1時間攪拌し
た。反応液からMeCNを留去後、酢酸エチル−ヘキサ
ン(2:1、200ml)で希釈し、0.4Mクエン酸水、1
0%塩化アンモニウム水、2%炭酸水素ナトリウム水、
水、飽和食塩水(各々100ml)で洗浄後、硫酸ナトリウ
ムで乾燥、濃縮乾固して粗粉末(2.5g)を得た。シリカ
ゲル(80ml)のカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸
エチル−ヘキサン(1:1)で溶出される分画を集め濃縮
乾固し、R1が11−フェニル−10−ウンデセノイル
基、R2が水素、R3、R4およびR5が各々メトキシ基、
R6がアセチル基、R7が水素の化合物(I)の白色粉末
(1.01g)を得た。 元素分析値:C46H60O14・H2Oとして 計算値:C,64.62;H,7.31 実測値:C,64.34;H,7.1713 C−NMR(75MHz,重メタノール中、δppm) 173.4(Q),173.0(Q),171.1(Q),168.
7(Q),167.3(Q),139.3(Q),139.1(Q),
132.9(CH),131.8(CH),131.2(CH),1
29.6(CH),129.5(4CH),128.0(CH),1
27.8(CH),127.0(2CH),126.9(2CH),
107.5(Q),91.1(Q),81.8(CH),81.0(C
H),77.9(CH),76.8(CH),76.2(Q),53.
6(CH3),53.0(CH3),52.8(CH3),38.0(C
H),38.0(CH2),36.1(CH2),34.9(CH2),
34.1(CH2),32.6(CH2),30.5(CH2),30.
4(CH2),30.3(CH2),30.2(CH2),30.1(C
H2),25.9(CH2),21.2(CH3),20.1(CH2),
14.7(CH3)。
ニトリル(以下、MeCNと略すこともある,104ml)に
溶解し、1,8−ジアザビシクロウンデセン(以下、DB
Uと略す、5.6ml)存在下、ヨウ化メチル(以下、MeI
と略す、2.26ml)と室温で4時間攪拌した。反応液に
さらにDBU(2.8ml)とMeI(1.1ml)をそれぞれ加
え、さらに1時間おきに2回DBU(0.3ml)とMeI
(0.3ml)をそれぞれ加え、さらに室温で1時間攪拌し
た。反応液からMeCNを留去後、酢酸エチル−ヘキサ
ン(2:1、200ml)で希釈し、0.4Mクエン酸水、1
0%塩化アンモニウム水、2%炭酸水素ナトリウム水、
水、飽和食塩水(各々100ml)で洗浄後、硫酸ナトリウ
ムで乾燥、濃縮乾固して粗粉末(2.5g)を得た。シリカ
ゲル(80ml)のカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸
エチル−ヘキサン(1:1)で溶出される分画を集め濃縮
乾固し、R1が11−フェニル−10−ウンデセノイル
基、R2が水素、R3、R4およびR5が各々メトキシ基、
R6がアセチル基、R7が水素の化合物(I)の白色粉末
(1.01g)を得た。 元素分析値:C46H60O14・H2Oとして 計算値:C,64.62;H,7.31 実測値:C,64.34;H,7.1713 C−NMR(75MHz,重メタノール中、δppm) 173.4(Q),173.0(Q),171.1(Q),168.
7(Q),167.3(Q),139.3(Q),139.1(Q),
132.9(CH),131.8(CH),131.2(CH),1
29.6(CH),129.5(4CH),128.0(CH),1
27.8(CH),127.0(2CH),126.9(2CH),
107.5(Q),91.1(Q),81.8(CH),81.0(C
H),77.9(CH),76.8(CH),76.2(Q),53.
6(CH3),53.0(CH3),52.8(CH3),38.0(C
H),38.0(CH2),36.1(CH2),34.9(CH2),
34.1(CH2),32.6(CH2),30.5(CH2),30.
4(CH2),30.3(CH2),30.2(CH2),30.1(C
H2),25.9(CH2),21.2(CH3),20.1(CH2),
14.7(CH3)。
【0060】実施例6 TAN−1607A(100mg)をエーテル(3ml)に
溶解し、過剰量のジアゾメタンと室温で1時間攪拌し
た。反応液を濃縮乾固して粗粉末(110mg)を得た。シ
リカゲル(6ml)のカラムクロマトグラフィーに付し、ク
ロロホルムで溶出される分画を集め濃縮乾固し、上記実
施例5に記載の化合物の白色粉末(100mg)を得た。
溶解し、過剰量のジアゾメタンと室温で1時間攪拌し
た。反応液を濃縮乾固して粗粉末(110mg)を得た。シ
リカゲル(6ml)のカラムクロマトグラフィーに付し、ク
ロロホルムで溶出される分画を集め濃縮乾固し、上記実
施例5に記載の化合物の白色粉末(100mg)を得た。
【0061】実施例7 TAN−1607A(純度89%、294mg)をジメチ
ルホルムアミド−ジメチルスルホキシド(5:1、12m
l)に溶解し、炭酸カリウム(151mg)存在下、ヨウ化メ
チル(MeI、0.20ml)を加えて室温で2時間攪拌し
た。反応液からジメチルホルムアミドを留去後、エーテ
ル−酢酸エチル−ヘキサン(2:1:1、40ml)で希釈
し、水、2%炭酸水素ナトリウム水、水、飽和食塩水
(各々20ml)で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥、濃縮乾
固して粗粉末を得た。これをシリカゲル(20ml)のカラ
ムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン
(1:1)で溶出される分画を集め濃縮乾固し、上記実施
例5に記載の化合物の白色粉末(229mg)を得た。
ルホルムアミド−ジメチルスルホキシド(5:1、12m
l)に溶解し、炭酸カリウム(151mg)存在下、ヨウ化メ
チル(MeI、0.20ml)を加えて室温で2時間攪拌し
た。反応液からジメチルホルムアミドを留去後、エーテ
ル−酢酸エチル−ヘキサン(2:1:1、40ml)で希釈
し、水、2%炭酸水素ナトリウム水、水、飽和食塩水
(各々20ml)で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥、濃縮乾
固して粗粉末を得た。これをシリカゲル(20ml)のカラ
ムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン
(1:1)で溶出される分画を集め濃縮乾固し、上記実施
例5に記載の化合物の白色粉末(229mg)を得た。
【0062】実施例8 TAN−1607A(純度64%、6.9g)をジクロロ
メタン(100ml)に溶解し、濃硫酸(0.50ml)存在
下、イソブテン(40ml)と室温で密閉下6日間放置し
た。反応液からイソブテンを留去後、酢酸エチル−ヘキ
サン(1:4、250ml)で希釈し、2%炭酸水素ナトリ
ウム水、水、飽和食塩水(各々200ml)で洗浄後、硫酸
ナトリウムで乾燥、濃縮乾固して粗粉末を得た。これを
シリカゲル(240ml)のカラムクロマトグラフィーに付
し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4)で溶出される分画を
集め濃縮乾固し、R1が11−フェニル−10−ウンデ
セノイル基、R2が水素、R3、R4およびR5が各々t−
ブトキシ基、R6がアセチル基、R7が水素の化合物
(I)の白色粉末(2.8g)を得た。 元素分析値:C55H78O14・0.5H2Oとして 計算値:C,67.95;H,8.19 実測値:C,68.07;H,8.1913 C−NMR(75MHz,重クロロホルム中、δppm) 174.2(Q),171.0(Q),168.6(Q),165.
6(Q),164.3(Q),137.9(Q),137.7(Q),
131.4(CH),131.0(CH),129.8(CH),1
28.8(CH),128.5(4CH),126.9(CH),1
26.8(CH),126.0(2CH),125.9(2CH),
104.7(Q),88.8(Q),85.5(Q),83.7(Q),
83.1(Q),82.1(CH),81.4(CH),76.8(C
H),75.2(CH),74.3(Q),36.8(CH2),36.
4(CH),35.7(CH2),34.0(CH2),33.0(C
H2),31.1(CH2),29.3(CH2),29.3(CH2),
29.2(CH2),29.1(CH2),29.0(CH2),28.
1(3CH3),28.1(3CH3),28.0(3CH3),2
4.8(CH2),21.2(CH3),18.9(CH2),14.1
(CH3)。
メタン(100ml)に溶解し、濃硫酸(0.50ml)存在
下、イソブテン(40ml)と室温で密閉下6日間放置し
た。反応液からイソブテンを留去後、酢酸エチル−ヘキ
サン(1:4、250ml)で希釈し、2%炭酸水素ナトリ
ウム水、水、飽和食塩水(各々200ml)で洗浄後、硫酸
ナトリウムで乾燥、濃縮乾固して粗粉末を得た。これを
シリカゲル(240ml)のカラムクロマトグラフィーに付
し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4)で溶出される分画を
集め濃縮乾固し、R1が11−フェニル−10−ウンデ
セノイル基、R2が水素、R3、R4およびR5が各々t−
ブトキシ基、R6がアセチル基、R7が水素の化合物
(I)の白色粉末(2.8g)を得た。 元素分析値:C55H78O14・0.5H2Oとして 計算値:C,67.95;H,8.19 実測値:C,68.07;H,8.1913 C−NMR(75MHz,重クロロホルム中、δppm) 174.2(Q),171.0(Q),168.6(Q),165.
6(Q),164.3(Q),137.9(Q),137.7(Q),
131.4(CH),131.0(CH),129.8(CH),1
28.8(CH),128.5(4CH),126.9(CH),1
26.8(CH),126.0(2CH),125.9(2CH),
104.7(Q),88.8(Q),85.5(Q),83.7(Q),
83.1(Q),82.1(CH),81.4(CH),76.8(C
H),75.2(CH),74.3(Q),36.8(CH2),36.
4(CH),35.7(CH2),34.0(CH2),33.0(C
H2),31.1(CH2),29.3(CH2),29.3(CH2),
29.2(CH2),29.1(CH2),29.0(CH2),28.
1(3CH3),28.1(3CH3),28.0(3CH3),2
4.8(CH2),21.2(CH3),18.9(CH2),14.1
(CH3)。
【0063】実施例9 TAN−1607A(純度85%、1.37g)をトルエ
ン(28ml)に溶解し、80℃で攪拌しながらN,N−ジ
メチルホルムアミドジ−tert−ブチルアセタール(純度
80%,4.4ml)を45分かけて滴下し、さらに16時
間攪拌した。反応液を濃縮乾固し、残渣をシリカゲル
(80ml)のカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチ
ル−ヘキサン(1:4)で溶出される画分を集め濃縮乾固
し、上記実施例8の化合物(I)の白色粉末(926mg)を
得た。
ン(28ml)に溶解し、80℃で攪拌しながらN,N−ジ
メチルホルムアミドジ−tert−ブチルアセタール(純度
80%,4.4ml)を45分かけて滴下し、さらに16時
間攪拌した。反応液を濃縮乾固し、残渣をシリカゲル
(80ml)のカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチ
ル−ヘキサン(1:4)で溶出される画分を集め濃縮乾固
し、上記実施例8の化合物(I)の白色粉末(926mg)を
得た。
【0064】実施例10 TAN−1607A(純度79%、336mg)をメタノ
ール(17ml)に溶解し、濃塩酸(0.14ml)存在下、室
温で17時間攪拌した。反応液に2%炭酸水素ナトリウ
ム水(27.5ml)を加えて20mlまで濃縮し、エーテル
−ヘキサン(2:1、30ml)で洗浄した。有機層を2%炭酸
ナトリウム水(30ml)で抽出した。水層を合わせてpH
3.0に補正し、酢酸エチル(12ml)で3回抽出し、有
機層を合わせて水、飽和食塩水で各々洗浄後、硫酸ナト
リウムで乾燥、濃縮乾固して粗粉末(233mg)を得た。
これを逆相系分取HPLC(担体;ODS、YMC−Pac
k、SH−343、移動相;48%アセトニトリル/0.
01Mリン酸緩衝液、pH6.3)に付した。溶出容量7
0〜130ml、223〜280mlおよび337〜413
mlの画分をそれぞれ集め約20mlまで濃縮した。これら
をpH2.0に補正し、酢酸エチル(10ml)で3回抽出
し、水、飽和食塩水で各々洗浄後、硫酸ナトリウムで乾
燥、濃縮乾固して混合物、R1が11−フェニル−10
−ウンデセノイル基、R2が水素、R3およびR4が各々
水酸基、R5がメトキシ基、R6およびR7が各々水素の
化合物(I)(51mg)および対応するR6がアセチル基
の化合物(I)(76mg)の白色粉末をそれぞれ得た。混
合物は再度逆相系分取HPLC(移動相;31%アセトニ
トリル/0.01Mリン酸緩衝液、pH3.0)に付した。
溶出容量70〜125mlおよび450〜580mlの画分
をそれぞれ集め約20mlまで濃縮した。これらをpH2.
0に補正し、食塩を加えて飽和させ、酢酸エチル(10m
l)で3回抽出し、飽和食塩水で各々洗浄後、硫酸ナトリ
ウムで乾燥、濃縮乾固して対応するR1およびR6が各々
水素の化合物(I)(25mg)、ならびにR1が水素、R6
がアセチル基の化合物(I)(34mg)の白色粉末をそれ
ぞれ得た。
ール(17ml)に溶解し、濃塩酸(0.14ml)存在下、室
温で17時間攪拌した。反応液に2%炭酸水素ナトリウ
ム水(27.5ml)を加えて20mlまで濃縮し、エーテル
−ヘキサン(2:1、30ml)で洗浄した。有機層を2%炭酸
ナトリウム水(30ml)で抽出した。水層を合わせてpH
3.0に補正し、酢酸エチル(12ml)で3回抽出し、有
機層を合わせて水、飽和食塩水で各々洗浄後、硫酸ナト
リウムで乾燥、濃縮乾固して粗粉末(233mg)を得た。
これを逆相系分取HPLC(担体;ODS、YMC−Pac
k、SH−343、移動相;48%アセトニトリル/0.
01Mリン酸緩衝液、pH6.3)に付した。溶出容量7
0〜130ml、223〜280mlおよび337〜413
mlの画分をそれぞれ集め約20mlまで濃縮した。これら
をpH2.0に補正し、酢酸エチル(10ml)で3回抽出
し、水、飽和食塩水で各々洗浄後、硫酸ナトリウムで乾
燥、濃縮乾固して混合物、R1が11−フェニル−10
−ウンデセノイル基、R2が水素、R3およびR4が各々
水酸基、R5がメトキシ基、R6およびR7が各々水素の
化合物(I)(51mg)および対応するR6がアセチル基
の化合物(I)(76mg)の白色粉末をそれぞれ得た。混
合物は再度逆相系分取HPLC(移動相;31%アセトニ
トリル/0.01Mリン酸緩衝液、pH3.0)に付した。
溶出容量70〜125mlおよび450〜580mlの画分
をそれぞれ集め約20mlまで濃縮した。これらをpH2.
0に補正し、食塩を加えて飽和させ、酢酸エチル(10m
l)で3回抽出し、飽和食塩水で各々洗浄後、硫酸ナトリ
ウムで乾燥、濃縮乾固して対応するR1およびR6が各々
水素の化合物(I)(25mg)、ならびにR1が水素、R6
がアセチル基の化合物(I)(34mg)の白色粉末をそれ
ぞれ得た。
【0065】元素分析値:C44H56O14・0.5H2Oと
して(R1=11−フェニル−10−ウンデセノイル
基、R6=アセチル基) 計算値:C,64.61;H,7.02 実測値:C,64.78;H,7.0213 C−NMR(75MHz,重メタノール中、δppm) 173.6(Q),173.0(Q),172.4(Q),169.
0(Q),168.4(Q),139.3(Q),139.1(Q),
132.9(CH),131.8(CH),131.2(CH),1
29.6(CH),129.5(2CH),129.5(2CH),
128.0(CH),127.8(CH),127.0(2CH),
126.9(2CH),107.2(Q),91.0(Q),82.
2(CH),81.0(CH),78.0(CH),77.0(C
H),75.7(Q),52.5(CH3),38.0(CH2),38.
0(CH),36.3(CH2),35.0(CH2),34.1(C
H2),32.6(CH2),30.5(CH2),30.4(CH2),
30.3(2CH2),30.1(CH2),25.8(CH2),2
1.2(CH3),20.1(CH2),14.7(CH3)。
して(R1=11−フェニル−10−ウンデセノイル
基、R6=アセチル基) 計算値:C,64.61;H,7.02 実測値:C,64.78;H,7.0213 C−NMR(75MHz,重メタノール中、δppm) 173.6(Q),173.0(Q),172.4(Q),169.
0(Q),168.4(Q),139.3(Q),139.1(Q),
132.9(CH),131.8(CH),131.2(CH),1
29.6(CH),129.5(2CH),129.5(2CH),
128.0(CH),127.8(CH),127.0(2CH),
126.9(2CH),107.2(Q),91.0(Q),82.
2(CH),81.0(CH),78.0(CH),77.0(C
H),75.7(Q),52.5(CH3),38.0(CH2),38.
0(CH),36.3(CH2),35.0(CH2),34.1(C
H2),32.6(CH2),30.5(CH2),30.4(CH2),
30.3(2CH2),30.1(CH2),25.8(CH2),2
1.2(CH3),20.1(CH2),14.7(CH3)。
【0066】元素分析値:C42H54O13・H2Oとして
(R1=11−フェニル−10−ウンデセノイル基、R6
=水素) 計算値:C,64.27;H,7.19 実測値:C,64.23;H,7.1913 C−NMR(75MHz,重メタノール中、δppm) 173.6(Q),172.4(Q),169.1(Q),168.
5(Q),139.2(2Q),132.5(CH),131.8
(CH),131.2(CH),130.6(CH),129.5
(4CH),127.8(CH),127.8(CH),127.0
(2CH),126.9(2CH),107.4(Q),91.0
(Q),82.0(CH),80.7(CH),77.0(CH),7
5.8(Q),75.0(CH),52.6(CH3),40.1(C
H),38.3(CH2),36.4(CH2),35.5(CH2),
35.0(CH2),34.1(CH2),30.5(CH2),30.
4(CH2),30.3(2CH2),30.2(CH2),25.8
(CH2),20.7(CH2),14.2(CH3)。
(R1=11−フェニル−10−ウンデセノイル基、R6
=水素) 計算値:C,64.27;H,7.19 実測値:C,64.23;H,7.1913 C−NMR(75MHz,重メタノール中、δppm) 173.6(Q),172.4(Q),169.1(Q),168.
5(Q),139.2(2Q),132.5(CH),131.8
(CH),131.2(CH),130.6(CH),129.5
(4CH),127.8(CH),127.8(CH),127.0
(2CH),126.9(2CH),107.4(Q),91.0
(Q),82.0(CH),80.7(CH),77.0(CH),7
5.8(Q),75.0(CH),52.6(CH3),40.1(C
H),38.3(CH2),36.4(CH2),35.5(CH2),
35.0(CH2),34.1(CH2),30.5(CH2),30.
4(CH2),30.3(2CH2),30.2(CH2),25.8
(CH2),20.7(CH2),14.2(CH3)。
【0067】元素分析値:C27H34O13・1.5H2Oと
して(R1=水素、R6=アセチル基) 計算値:C,54.63;H,6.28 実測値:C,54.64;H,6.2113 C−NMR(75MHz,重メタノール中、δppm) 173.1(Q),172.9(Q),169.5(Q),169.
3(Q),139.1(Q),132.8(CH),129.6(C
H),129.5(2CH),128.0(CH),127.0(2
CH),107.0(Q),93.1(Q),83.9(CH),7
9.4(CH),78.1(CH),76.9(CH),75.9
(Q),52.5(CH3),38.0(CH2),37.9(CH),
36.4(CH2),32.7(CH2),21.2(CH3),20.
1(CH2),14.7(CH3)。
して(R1=水素、R6=アセチル基) 計算値:C,54.63;H,6.28 実測値:C,54.64;H,6.2113 C−NMR(75MHz,重メタノール中、δppm) 173.1(Q),172.9(Q),169.5(Q),169.
3(Q),139.1(Q),132.8(CH),129.6(C
H),129.5(2CH),128.0(CH),127.0(2
CH),107.0(Q),93.1(Q),83.9(CH),7
9.4(CH),78.1(CH),76.9(CH),75.9
(Q),52.5(CH3),38.0(CH2),37.9(CH),
36.4(CH2),32.7(CH2),21.2(CH3),20.
1(CH2),14.7(CH3)。
【0068】13C−NMR(75MHz,重メタノール
中、δppm) (R1およびR6=水素) 170.4(Q),139.3(Q),132.5(CH),13
0.6(CH),129.5(2CH),127.8(CH),12
7.0(2CH),106.6(Q),93.9(Q),83.6(C
H),79.2(CH),77.0(CH),76.4(Q),75.
1(CH),52.6(CH3),40.1(CH),38.3(CH
2),36.7(CH2),35.6(CH2),20.8(CH2),1
4.3(CH3)。
中、δppm) (R1およびR6=水素) 170.4(Q),139.3(Q),132.5(CH),13
0.6(CH),129.5(2CH),127.8(CH),12
7.0(2CH),106.6(Q),93.9(Q),83.6(C
H),79.2(CH),77.0(CH),76.4(Q),75.
1(CH),52.6(CH3),40.1(CH),38.3(CH
2),36.7(CH2),35.6(CH2),20.8(CH2),1
4.3(CH3)。
【0069】実施例11 上記実施例10で得られたR1が11−フェニル−10
−ウンデセノイル基、R2が水素、R3およびR4が各々
水酸基、R6がアセチル基、R7が水素の化合物(I)
(225mg)をトルエン(4.5ml)に溶解し、80℃で攪
拌しながらN,N−ジメチルホルムアミドジ−tert−ブ
チルアセタール(純度80%,0.39ml)を15分かけて
滴下し、さらに4時間攪拌した。反応液を酢酸エチル
(15ml)で希釈し、2%炭酸水素ナトリウム水、水、飽
和食塩水(各々10ml)で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾
燥、濃縮乾固して粗粉末(259mg)を得た。これをシリ
カゲル(20ml)のカラムクロマトグラフィーに付し、酢
酸エチル−ヘキサン(1:2)で溶出される分画を集め濃
縮乾固し、R1が11−フェニル−10−ウンデセノイ
ル基、R2が水素、R3およびR4がt−ブトキシ基、R5
がメトキシ基、R6がアセチル基、R7が水素の化合物
(I)の無色油状物(131mg)を得た。13 C−NMR(75MHz,重クロロホルム中、δppm) 174.2(Q),171.1(Q),168.1(Q),167.
2(Q),164.0(Q),137.9(Q),137.7(Q),
131.5(CH),131.1(CH),129.8(CH),1
28.8(CH),128.5(4CH),126.9(CH),1
26.8(CH),126.0(2CH),125.9(2CH),
105.1(Q),88.5(Q),85.3(Q),84.0(Q),
82.0(CH),81.3(CH),76.7(CH),75.7
(CH),74.3(Q),52.1(CH3),36.7(CH2),
36.6(CH),35.5(CH2),34.0(CH2),33.
0(CH2),31.1(CH2),29.3(CH2),29.3(C
H2),29.2(CH2),29.1(CH2),29.0(CH2),
28.0(3CH3),27.9(3CH3),24.8(CH2),
21.2(CH3),18.9(CH2),14.2(CH3)。
−ウンデセノイル基、R2が水素、R3およびR4が各々
水酸基、R6がアセチル基、R7が水素の化合物(I)
(225mg)をトルエン(4.5ml)に溶解し、80℃で攪
拌しながらN,N−ジメチルホルムアミドジ−tert−ブ
チルアセタール(純度80%,0.39ml)を15分かけて
滴下し、さらに4時間攪拌した。反応液を酢酸エチル
(15ml)で希釈し、2%炭酸水素ナトリウム水、水、飽
和食塩水(各々10ml)で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾
燥、濃縮乾固して粗粉末(259mg)を得た。これをシリ
カゲル(20ml)のカラムクロマトグラフィーに付し、酢
酸エチル−ヘキサン(1:2)で溶出される分画を集め濃
縮乾固し、R1が11−フェニル−10−ウンデセノイ
ル基、R2が水素、R3およびR4がt−ブトキシ基、R5
がメトキシ基、R6がアセチル基、R7が水素の化合物
(I)の無色油状物(131mg)を得た。13 C−NMR(75MHz,重クロロホルム中、δppm) 174.2(Q),171.1(Q),168.1(Q),167.
2(Q),164.0(Q),137.9(Q),137.7(Q),
131.5(CH),131.1(CH),129.8(CH),1
28.8(CH),128.5(4CH),126.9(CH),1
26.8(CH),126.0(2CH),125.9(2CH),
105.1(Q),88.5(Q),85.3(Q),84.0(Q),
82.0(CH),81.3(CH),76.7(CH),75.7
(CH),74.3(Q),52.1(CH3),36.7(CH2),
36.6(CH),35.5(CH2),34.0(CH2),33.
0(CH2),31.1(CH2),29.3(CH2),29.3(C
H2),29.2(CH2),29.1(CH2),29.0(CH2),
28.0(3CH3),27.9(3CH3),24.8(CH2),
21.2(CH3),18.9(CH2),14.2(CH3)。
【0070】実施例12 R1およびR2が水素、R3、R4およびR5が水酸基、R6
がアセチル基、R7が水素の化合物(I)(83mg)をア
セトニトリル(4.2ml)に溶解し、1,8−ジアザビシク
ロウンデセン(0.23ml)存在下、ヨウ化メチル(0.0
94ml)と室温で8時間攪拌した。反応液を酢酸エチル
−ヘキサン(2:1、20ml)で希釈し、0.4Mクエン酸
水、2%炭酸水素ナトリウム水、水、飽和食塩水(各々
10ml)で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥、濃縮乾固し
て対応するR3、R4およびR5がいずれもメトキシ基の
化合物(I)の白色粉末(31mg)を得た。
がアセチル基、R7が水素の化合物(I)(83mg)をア
セトニトリル(4.2ml)に溶解し、1,8−ジアザビシク
ロウンデセン(0.23ml)存在下、ヨウ化メチル(0.0
94ml)と室温で8時間攪拌した。反応液を酢酸エチル
−ヘキサン(2:1、20ml)で希釈し、0.4Mクエン酸
水、2%炭酸水素ナトリウム水、水、飽和食塩水(各々
10ml)で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥、濃縮乾固し
て対応するR3、R4およびR5がいずれもメトキシ基の
化合物(I)の白色粉末(31mg)を得た。
【0071】実施例13 R1およびR2が水素、R3、R4およびR5が水酸基、R6
がアセチル基、R7が水素の化合物(I)(純度87%、
2.70g)をトルエン(90ml)に溶解し、60℃で攪
拌しながらN,N'−ジイソプロピル−O−tert−ブチル
イソウレア(純度60%、3.72ml)を滴下し、2時間
攪拌した。以後2時間ごとに3回、上記イソウレア(1.
0ml)を加えてさらに13時間攪拌した。反応液を濾過
し、濾液を濃縮乾固して粗粉末を得た。これをシリカゲ
ル(210ml)のカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸
エチル−ヘキサン(1:1)で溶出される画分を集めて濃
縮乾固し、対応するR3、R4およびR5がいずれもt−
ブトキシ基の化合物(I)の白色粉末(776mg)を得
た。
がアセチル基、R7が水素の化合物(I)(純度87%、
2.70g)をトルエン(90ml)に溶解し、60℃で攪
拌しながらN,N'−ジイソプロピル−O−tert−ブチル
イソウレア(純度60%、3.72ml)を滴下し、2時間
攪拌した。以後2時間ごとに3回、上記イソウレア(1.
0ml)を加えてさらに13時間攪拌した。反応液を濾過
し、濾液を濃縮乾固して粗粉末を得た。これをシリカゲ
ル(210ml)のカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸
エチル−ヘキサン(1:1)で溶出される画分を集めて濃
縮乾固し、対応するR3、R4およびR5がいずれもt−
ブトキシ基の化合物(I)の白色粉末(776mg)を得
た。
【0072】実施例14 R1が11−フェニル−10−ウンデセノイル基、R2が
水素、R3、R4およびR5がメトキシ基、R6がアセチル
基、R7が水素の化合物(I)(94mg)をジメチルホル
ムアミド(3.0ml)に溶解し、炭酸カリウム(31mg)存
在下、室温で3時間攪拌した。反応液にtert−ブトキシ
カリウム(90%、21mg)を加えてさらに1時間攪拌し
た。反応液に水(10ml)および1N塩酸(0.39ml)を
加えて中和し、酢酸エチル(12ml)で2回抽出した。有
機層を水、飽和食塩水で各々洗浄後、硫酸ナトリウムで
乾燥、濃縮乾固して粗粉末(92mg)を得た。これをシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(7ml)に付し、はじめ
に適量の酢酸エチルで溶出し、次いでメタノール−酢酸
エチル(1:4)で溶出される画分を集め濃縮乾固し、対
応するR5が水酸基の化合物(I)の白色粉末(78mg)を
得た。 元素分析値:C45H58O14・2H2Oとして 計算値:C,62.92;H,7.27 実測値:C,62.65;H,6.7213 C−NMR(75MHz,重メタノール中、δppm) 173.4(Q),173.0(Q),171.2(Q),169.
9(Q),167.4(Q),139.3(Q),139.1(Q),
132.9(CH),131.8(CH),131.2(CH),1
29.6(CH),129.5(4CH),128.0(CH),1
27.8(CH),127.0(2CH),126.9(2CH),
107.5(Q),91.2(Q),81.8(CH),81.0(C
H),78.0(CH),76.4(CH),76.1(Q),53.
6(CH3),53.0(CH3),38.0(CH),38.0(C
H2),36.0(CH2),34.9(CH2),34.1(CH2),
32.6(CH2),30.5(CH2),30.4(CH2),30.
3(CH2),30.2(CH2),30.1(CH2),25.9(C
H2),21.2(CH3),20.1(CH2),14.7(C
H3)。
水素、R3、R4およびR5がメトキシ基、R6がアセチル
基、R7が水素の化合物(I)(94mg)をジメチルホル
ムアミド(3.0ml)に溶解し、炭酸カリウム(31mg)存
在下、室温で3時間攪拌した。反応液にtert−ブトキシ
カリウム(90%、21mg)を加えてさらに1時間攪拌し
た。反応液に水(10ml)および1N塩酸(0.39ml)を
加えて中和し、酢酸エチル(12ml)で2回抽出した。有
機層を水、飽和食塩水で各々洗浄後、硫酸ナトリウムで
乾燥、濃縮乾固して粗粉末(92mg)を得た。これをシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(7ml)に付し、はじめ
に適量の酢酸エチルで溶出し、次いでメタノール−酢酸
エチル(1:4)で溶出される画分を集め濃縮乾固し、対
応するR5が水酸基の化合物(I)の白色粉末(78mg)を
得た。 元素分析値:C45H58O14・2H2Oとして 計算値:C,62.92;H,7.27 実測値:C,62.65;H,6.7213 C−NMR(75MHz,重メタノール中、δppm) 173.4(Q),173.0(Q),171.2(Q),169.
9(Q),167.4(Q),139.3(Q),139.1(Q),
132.9(CH),131.8(CH),131.2(CH),1
29.6(CH),129.5(4CH),128.0(CH),1
27.8(CH),127.0(2CH),126.9(2CH),
107.5(Q),91.2(Q),81.8(CH),81.0(C
H),78.0(CH),76.4(CH),76.1(Q),53.
6(CH3),53.0(CH3),38.0(CH),38.0(C
H2),36.0(CH2),34.9(CH2),34.1(CH2),
32.6(CH2),30.5(CH2),30.4(CH2),30.
3(CH2),30.2(CH2),30.1(CH2),25.9(C
H2),21.2(CH3),20.1(CH2),14.7(C
H3)。
【0073】実施例15 R1が11−フェニル−10−ウンデセノイル基、R2が
水素、R3、R4およびR5がメトキシ基、R6がアセチル
基、R7が水素の化合物(I)(426mg)をメタノール
(8.5ml)に溶解し、炭酸ナトリウム(32.4mg)存在
下、0℃で90分間攪拌した。反応液に塩化アンモニウ
ム(136mg)を加え酢酸エチル(25ml)で希釈し、10
%塩化アンモニウム水(20ml)、水、飽和食塩水で各々
洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥、濃縮乾固して粗粉末
(0.43g)を得た。これをシリカゲル(25ml)のカラム
クロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(2:
1〜5:2)で溶出される画分を集め濃縮乾固し、対応す
るR1が水素の化合物(I)の白色粉末(284mg)を得
た。 元素分析値:C29H38O13・0.5H2Oとして 計算値:C,57.70;H6.51 実測値:C,57.62;H6.4513 C−NMR(75MHz,重メタノール中、δppm) 173.1(Q),171.6(Q),169.1(Q),168.
3(Q),139.1(Q),132.9(CH),129.6(C
H),129.5(2CH),128.0(CH),127.0(2
CH),107.3(Q),93.3(Q),83.7(CH),7
9.7(CH),78.1(CH),76.8(CH),76.3
(Q),53.4(CH3),52.7(CH3),52.6(CH3),
38.0(CH2),37.9(CH),36.3(CH2),32.
7(CH2),21.2(CH3),20.1(CH2),14.7(C
H3)。
水素、R3、R4およびR5がメトキシ基、R6がアセチル
基、R7が水素の化合物(I)(426mg)をメタノール
(8.5ml)に溶解し、炭酸ナトリウム(32.4mg)存在
下、0℃で90分間攪拌した。反応液に塩化アンモニウ
ム(136mg)を加え酢酸エチル(25ml)で希釈し、10
%塩化アンモニウム水(20ml)、水、飽和食塩水で各々
洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥、濃縮乾固して粗粉末
(0.43g)を得た。これをシリカゲル(25ml)のカラム
クロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(2:
1〜5:2)で溶出される画分を集め濃縮乾固し、対応す
るR1が水素の化合物(I)の白色粉末(284mg)を得
た。 元素分析値:C29H38O13・0.5H2Oとして 計算値:C,57.70;H6.51 実測値:C,57.62;H6.4513 C−NMR(75MHz,重メタノール中、δppm) 173.1(Q),171.6(Q),169.1(Q),168.
3(Q),139.1(Q),132.9(CH),129.6(C
H),129.5(2CH),128.0(CH),127.0(2
CH),107.3(Q),93.3(Q),83.7(CH),7
9.7(CH),78.1(CH),76.8(CH),76.3
(Q),53.4(CH3),52.7(CH3),52.6(CH3),
38.0(CH2),37.9(CH),36.3(CH2),32.
7(CH2),21.2(CH3),20.1(CH2),14.7(C
H3)。
【0074】実施例16 R1が11−フェニル−10−ウンデセノイル基、R2が
水素、R3、R4およびR5がt−ブトキシ基、R6がアセ
チル基、R7が水素の化合物(I)(4.54g)をメタノ
ール(90ml)に溶解し、炭酸カリウム(651mg)存在
下、室温で90分間攪拌した。反応液に10%塩化アン
モニウム(5ml)を加えて濃縮し、酢酸エチル−ヘキサン
(2:1、300ml)で希釈し、水、飽和食塩水で各々洗
浄後、硫酸ナトリウムで乾燥、濃縮乾固して粗粉末を得
た。これをシリカゲル(160ml)のカラムクロマトグラ
フィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:2)で溶出さ
れる画分を集めて濃縮乾固し、対応するR1が水素の化
合物(I)の白色粉末(2.83g)を得た。 元素分析値:C38H56O13・0.5H2Oとして 計算値:C,62.53;H,7.87 実測値:C,62.60;H,7.8413 C−NMR(75MHz,重クロロホルム中、δppm) 171.3(Q),168.6(Q),166.4(Q),165.
9(Q),137.7(Q),131.5(CH),128.7(C
H),128.5(2CH),126.9(CH),126.0(2
CH),104.9(Q),91.2(Q),85.0(Q),84.
2(Q),83.2(Q),82.5(CH),78.9(CH),7
6.9(CH),75.2(CH),74.3(Q),36.8(CH
2),36.5(CH),35.3(CH2),31.1(CH2),2
8.2(3CH3),28.1(3CH3),28.0(3CH3),
21.3(CH3),19.1(CH2),14.1(CH3)。
水素、R3、R4およびR5がt−ブトキシ基、R6がアセ
チル基、R7が水素の化合物(I)(4.54g)をメタノ
ール(90ml)に溶解し、炭酸カリウム(651mg)存在
下、室温で90分間攪拌した。反応液に10%塩化アン
モニウム(5ml)を加えて濃縮し、酢酸エチル−ヘキサン
(2:1、300ml)で希釈し、水、飽和食塩水で各々洗
浄後、硫酸ナトリウムで乾燥、濃縮乾固して粗粉末を得
た。これをシリカゲル(160ml)のカラムクロマトグラ
フィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:2)で溶出さ
れる画分を集めて濃縮乾固し、対応するR1が水素の化
合物(I)の白色粉末(2.83g)を得た。 元素分析値:C38H56O13・0.5H2Oとして 計算値:C,62.53;H,7.87 実測値:C,62.60;H,7.8413 C−NMR(75MHz,重クロロホルム中、δppm) 171.3(Q),168.6(Q),166.4(Q),165.
9(Q),137.7(Q),131.5(CH),128.7(C
H),128.5(2CH),126.9(CH),126.0(2
CH),104.9(Q),91.2(Q),85.0(Q),84.
2(Q),83.2(Q),82.5(CH),78.9(CH),7
6.9(CH),75.2(CH),74.3(Q),36.8(CH
2),36.5(CH),35.3(CH2),31.1(CH2),2
8.2(3CH3),28.1(3CH3),28.0(3CH3),
21.3(CH3),19.1(CH2),14.1(CH3)。
【0075】実施例17 TAN−1607A(純度69%、580mg)をジオキ
サン−2%炭酸ナトリウム水(1:4、50ml)に溶解
し、pH11.0に補正して80℃で4時間攪拌した。反
応液を濾過し、濾液をpH2.0に補正した後、食塩を加
えて飽和し、酢酸エチル−イソプロパノール(5:1、2
0ml)で3回抽出した。有機層を合わせて飽和食塩水で
洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥、濃縮乾固して粗粉末
(246mg)を得た。これを逆相系分取HPLC(担体;O
DS、YMC−Pack、SH−343、移動相;30%ア
セトニトリル/0.01Mリン酸緩衝液、pH3.0)に付
した。溶出容量168〜236mlおよび457〜593
mlの画分をそれぞれ集め約20mlまで濃縮した。これら
をそれぞれpH2.0に補正後食塩を加えて飽和し、酢酸
エチル−イソプロパノール(5:1、20ml)で3回抽出
し、飽和食塩水で各々洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥、
濃縮乾固してR1およびR2が水素、R3、R4およびR5
が水酸基、R6およびR7が水素の化合物(I)(42mg)
および対応するR6がアセチル基の化合物(I)(83m
g)の白色粉末をそれぞれ得た。
サン−2%炭酸ナトリウム水(1:4、50ml)に溶解
し、pH11.0に補正して80℃で4時間攪拌した。反
応液を濾過し、濾液をpH2.0に補正した後、食塩を加
えて飽和し、酢酸エチル−イソプロパノール(5:1、2
0ml)で3回抽出した。有機層を合わせて飽和食塩水で
洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥、濃縮乾固して粗粉末
(246mg)を得た。これを逆相系分取HPLC(担体;O
DS、YMC−Pack、SH−343、移動相;30%ア
セトニトリル/0.01Mリン酸緩衝液、pH3.0)に付
した。溶出容量168〜236mlおよび457〜593
mlの画分をそれぞれ集め約20mlまで濃縮した。これら
をそれぞれpH2.0に補正後食塩を加えて飽和し、酢酸
エチル−イソプロパノール(5:1、20ml)で3回抽出
し、飽和食塩水で各々洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥、
濃縮乾固してR1およびR2が水素、R3、R4およびR5
が水酸基、R6およびR7が水素の化合物(I)(42mg)
および対応するR6がアセチル基の化合物(I)(83m
g)の白色粉末をそれぞれ得た。
【0076】元素分析値:C24H30O12・2H2Oとして
(R1およびR6=水素) 計算値:C,52.74;H,6.27 実測値:C,53.07;H,6.4613 C−NMR(75MHz,重メタノール中、δppm) 173.2(Q),170.7(Q),169.7(Q),139.
3(Q),132.4(CH),130.6(CH),129.5
(2CH),127.8(CH),127.0(2CH),107.
1(Q),93.2(Q),83.8(CH),79.4(CH),7
6.6(CH),75.9(Q),75.0(CH),40.0(C
H),38.3(CH2),36.5(CH2),35.6(CH2),
20.6(CH2),14.2(CH3)。
(R1およびR6=水素) 計算値:C,52.74;H,6.27 実測値:C,53.07;H,6.4613 C−NMR(75MHz,重メタノール中、δppm) 173.2(Q),170.7(Q),169.7(Q),139.
3(Q),132.4(CH),130.6(CH),129.5
(2CH),127.8(CH),127.0(2CH),107.
1(Q),93.2(Q),83.8(CH),79.4(CH),7
6.6(CH),75.9(Q),75.0(CH),40.0(C
H),38.3(CH2),36.5(CH2),35.6(CH2),
20.6(CH2),14.2(CH3)。
【0077】元素分析値:C26H32O13・H2Oとして
(R1=水素、R6=アセチル基) 計算値:C,54.73;H,6.01 実測値:C,54.78;H,6.1913 C−NMR(75MHz,重メタノール中、δppm) 173.2(Q),173.1(Q),170.6(Q),169.
6(Q),139.1(Q),132.9(CH),129.7(C
H),129.5(2CH),128.0(CH),127.1(2
CH),107.0(Q),93.2(Q),83.9(CH),7
9.4(CH),78.2(CH),76.6(CH),75.9
(Q),38.0(CH2),37.9(CH),36.5(CH2),
32.7(CH2),21.2(CH3),20.1(CH2),14.
7(CH3)。
(R1=水素、R6=アセチル基) 計算値:C,54.73;H,6.01 実測値:C,54.78;H,6.1913 C−NMR(75MHz,重メタノール中、δppm) 173.2(Q),173.1(Q),170.6(Q),169.
6(Q),139.1(Q),132.9(CH),129.7(C
H),129.5(2CH),128.0(CH),127.1(2
CH),107.0(Q),93.2(Q),83.9(CH),7
9.4(CH),78.2(CH),76.6(CH),75.9
(Q),38.0(CH2),37.9(CH),36.5(CH2),
32.7(CH2),21.2(CH3),20.1(CH2),14.
7(CH3)。
【0078】実施例18 R1が11−フェニル−10−ウンデセノイル基、R2が
水素、R3およびR4が水酸基、R5がメトキシ基、R6が
アセチル基、R7が水素の化合物(I)(89mg)をアセ
トン−2%炭酸ナトリウム水(1:1、10ml)に溶解
し、炭酸カリウム(200mg)を加え、pH12.0に補正
して室温で2時間攪拌した。反応液からアセトンを留去
して濾過し、濾液をpH2.0に補正し、酢酸エチル(1
0ml)で2回抽出した。有機層を合わせて飽和食塩水で
洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥、濃縮乾固して粗粉末を
得た。これを逆相系分取HPLC(担体;ODS、YMC
−Pack、SH−343、移動相;43%アセトニトリル
/0.01Mリン酸緩衝液、pH6.3)に付した。溶出容
量220〜290mlの画分を集め約20mlまで濃縮し
た。これをpH2.0に補正し、酢酸エチル(10ml)で3
回抽出し、飽和食塩水で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾
燥、濃縮乾固して対応するR5が水酸基、R6が水素の化
合物(I)の白色粉末(39mg)を得た。 元素分析値:C41H52O13・1.5H2Oとして 計算値:C,63.14;H,7.11 実測値:C,63.40;H,7.0113 C−NMR(75MHz,重メタノール中、δppm) 173.7(Q),172.6(Q),170.4(Q),168.
6(Q),139.3(2Q),132.5(CH),131.8
(CH),131.2(CH),130.6(CH),129.5
(4CH),127.8(CH),127.8(CH),127.0
(2CH),126.9(2CH),107.4(Q),91.1(Q),
82.1(CH),81.0(CH),76.6(CH),75.7
(Q),75.0(CH),40.1(CH),38.3(CH2),3
6.4(CH2),35.5(CH2),35.0(CH2),34.1
(CH2),30.5(CH2),30.4(CH2),30.3(2C
H2),30.2(CH2),25.8(CH2),20.7(CH2),
14.2(CH3)。
水素、R3およびR4が水酸基、R5がメトキシ基、R6が
アセチル基、R7が水素の化合物(I)(89mg)をアセ
トン−2%炭酸ナトリウム水(1:1、10ml)に溶解
し、炭酸カリウム(200mg)を加え、pH12.0に補正
して室温で2時間攪拌した。反応液からアセトンを留去
して濾過し、濾液をpH2.0に補正し、酢酸エチル(1
0ml)で2回抽出した。有機層を合わせて飽和食塩水で
洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥、濃縮乾固して粗粉末を
得た。これを逆相系分取HPLC(担体;ODS、YMC
−Pack、SH−343、移動相;43%アセトニトリル
/0.01Mリン酸緩衝液、pH6.3)に付した。溶出容
量220〜290mlの画分を集め約20mlまで濃縮し
た。これをpH2.0に補正し、酢酸エチル(10ml)で3
回抽出し、飽和食塩水で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾
燥、濃縮乾固して対応するR5が水酸基、R6が水素の化
合物(I)の白色粉末(39mg)を得た。 元素分析値:C41H52O13・1.5H2Oとして 計算値:C,63.14;H,7.11 実測値:C,63.40;H,7.0113 C−NMR(75MHz,重メタノール中、δppm) 173.7(Q),172.6(Q),170.4(Q),168.
6(Q),139.3(2Q),132.5(CH),131.8
(CH),131.2(CH),130.6(CH),129.5
(4CH),127.8(CH),127.8(CH),127.0
(2CH),126.9(2CH),107.4(Q),91.1(Q),
82.1(CH),81.0(CH),76.6(CH),75.7
(Q),75.0(CH),40.1(CH),38.3(CH2),3
6.4(CH2),35.5(CH2),35.0(CH2),34.1
(CH2),30.5(CH2),30.4(CH2),30.3(2C
H2),30.2(CH2),25.8(CH2),20.7(CH2),
14.2(CH3)。
【0079】実施例19 R1およびR2が水素、R3、R4およびR5がt−ブトキ
シ基、R6がアセチル基、R7が水素の化合物(I)(1
05mg)をジクロロメタン(3.5ml)に溶解し、ヘキサン
酸(20μl)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(以
下、HOBTと略す、20mg)、1−エチル−3−(3−
ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(以下、
WSCと略す、28mg)を順次加え、室温で2時間攪拌
した。反応液にトリエチルアミン(20μl)を加え、さ
らに室温で38時間攪拌した。反応液を酢酸エチル−ヘ
キサン(1:1、20ml)で希釈し、10%塩化アンモニ
ウム水、2%炭酸水素ナトリウム水、水、飽和食塩水
(各々20ml)で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥、濃縮乾
固して粗粉末(117mg)を得た。これをシリカゲル薄層
クロマトグラフィー(200×200×2mm,キーゼル
ゲル60,F254,エー・メルク社製,ドイツ)に付
し、酢酸エチル−ヘキサン(1:2)で展開し、Rf0.3
1〜0.47のUV吸収を持つ部分を集めて酢酸エチル
で溶出、濃縮乾固し、R1がヘキサノイル基、R2が水
素、R3、R4およびR5が各々t−ブトキシ基、R6がア
セチル基、R7が水素の化合物(I)(48mg)を得た。こ
れをトリフルオロ酢酸(以下、TFAと略す、0.3ml)
に溶解し、室温で70分放置した。反応液を濃縮乾固後
メタノール(2.5ml)で希釈し、1N水酸化ナトリウム
水(0.18ml)を加え、析出物を濾取して対応するR3、
R4およびR5が各々水酸基の化合物(I)のトリナトリ
ウム塩(19mg)を得た。濾液を2%炭酸水素ナトリウム
水(5ml)で希釈し、酢酸エチル−ヘキサン(1:1、6m
l)で2回洗浄後、pH2に補正し、食塩(1g)を加えて酢
酸エチル(6ml)で2回抽出した。有機層を飽和食塩水で
洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥、濃縮乾固して遊離のヘ
キサノイル化合物の粉末(24mg)を得た。 元素分析値:C32H40O14・0.5H2Oとして 計算値:C,58.44;H,6.28 実測値:C,58.56;H,7.0513 C−NMR(75MHz,重メタノール中、δppm) 173.6(Q),173.1(Q),172.5(Q),170.
1(Q),168.4(Q),139.1(Q),132.9(C
H),129.6(CH),129.5(2CH),127.9(C
H),127.0(2CH),107.2(Q),91.0(Q),8
2.2(CH),81.0(CH),78.0(CH),76.6(C
H),75.6(Q),38.0(CH2),37.9(CH),36.
3(CH2),35.0(CH2),32.7(CH2),32.3(C
H2),25.5(CH2),23.3(CH2),21.2(CH3),
20.1(CH2),14.7(CH3),14.3(CH3)。
シ基、R6がアセチル基、R7が水素の化合物(I)(1
05mg)をジクロロメタン(3.5ml)に溶解し、ヘキサン
酸(20μl)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(以
下、HOBTと略す、20mg)、1−エチル−3−(3−
ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(以下、
WSCと略す、28mg)を順次加え、室温で2時間攪拌
した。反応液にトリエチルアミン(20μl)を加え、さ
らに室温で38時間攪拌した。反応液を酢酸エチル−ヘ
キサン(1:1、20ml)で希釈し、10%塩化アンモニ
ウム水、2%炭酸水素ナトリウム水、水、飽和食塩水
(各々20ml)で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥、濃縮乾
固して粗粉末(117mg)を得た。これをシリカゲル薄層
クロマトグラフィー(200×200×2mm,キーゼル
ゲル60,F254,エー・メルク社製,ドイツ)に付
し、酢酸エチル−ヘキサン(1:2)で展開し、Rf0.3
1〜0.47のUV吸収を持つ部分を集めて酢酸エチル
で溶出、濃縮乾固し、R1がヘキサノイル基、R2が水
素、R3、R4およびR5が各々t−ブトキシ基、R6がア
セチル基、R7が水素の化合物(I)(48mg)を得た。こ
れをトリフルオロ酢酸(以下、TFAと略す、0.3ml)
に溶解し、室温で70分放置した。反応液を濃縮乾固後
メタノール(2.5ml)で希釈し、1N水酸化ナトリウム
水(0.18ml)を加え、析出物を濾取して対応するR3、
R4およびR5が各々水酸基の化合物(I)のトリナトリ
ウム塩(19mg)を得た。濾液を2%炭酸水素ナトリウム
水(5ml)で希釈し、酢酸エチル−ヘキサン(1:1、6m
l)で2回洗浄後、pH2に補正し、食塩(1g)を加えて酢
酸エチル(6ml)で2回抽出した。有機層を飽和食塩水で
洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥、濃縮乾固して遊離のヘ
キサノイル化合物の粉末(24mg)を得た。 元素分析値:C32H40O14・0.5H2Oとして 計算値:C,58.44;H,6.28 実測値:C,58.56;H,7.0513 C−NMR(75MHz,重メタノール中、δppm) 173.6(Q),173.1(Q),172.5(Q),170.
1(Q),168.4(Q),139.1(Q),132.9(C
H),129.6(CH),129.5(2CH),127.9(C
H),127.0(2CH),107.2(Q),91.0(Q),8
2.2(CH),81.0(CH),78.0(CH),76.6(C
H),75.6(Q),38.0(CH2),37.9(CH),36.
3(CH2),35.0(CH2),32.7(CH2),32.3(C
H2),25.5(CH2),23.3(CH2),21.2(CH3),
20.1(CH2),14.7(CH3),14.3(CH3)。
【0080】実施例20 ドデカン酸(61mg)をジクロロメタン(6.0ml)に溶解
し、HOBT(45mg)、WSC(63mg)を順次加え、室
温で3時間攪拌した。反応液に、R1およびR2が水素、
R3、R4およびR5がt−ブトキシ基、R6がアセチル
基、R7が水素の化合物(I)(216mg)、トリエチル
アミン(50μl)を加え、さらに室温で60時間攪拌し
た。反応液を酢酸エチル−ヘキサン(1:1、20ml)で
希釈し、10%塩化アンモニウム水、2%炭酸水素ナト
リウム水、水、飽和食塩水(各々20ml)で洗浄後、硫酸
ナトリウムで乾燥、濃縮乾固して粗粉末を得た。これを
シリカゲル薄層クロマトグラフィーに付し、酢酸エチル
−ヘキサン(1:2)で展開し、Rf0.39〜0.55のU
V吸収を持つ部分を集めて酢酸エチルで溶出、濃縮乾固
し、対応するR1がドデカノイル基、R3、R4およびR5
が各々t−ブトキシ基の化合物(I)(165mg)を得
た。これをTFA(0.5ml)に溶解し、室温で70分放
置した。反応液を濃縮乾固後メタノール(5.0ml)で希
釈し、1N水酸化ナトリウム水(0.72ml)を加え、析
出物を濾取して対応するR3、R4およびR5が各々水酸
基の化合物のトリナトリウム塩(60mg)を得た。濾液を
水(10ml)で希釈し、pH2に補正し、酢酸エチル(10
ml)で2回抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、硫
酸ナトリウムで乾燥、濃縮乾固して対応する遊離のドデ
カノイル化合物の粉末(22mg)を得た。 元素分析値:C38H54O14・3.5H2Oとして 計算値:C,57.20;H,7.70 実測値:C,57.05;H,7.0913 C−NMR(75MHz,重メタノール中、δppm) 173.6(Q),173.0(Q),172.5(Q),170.
2(Q),168.4(Q),139.1(Q),132.9(C
H),129.6(CH),129.5(2CH),128.0(C
H),127.0(2CH),107.2(Q),91.0(Q),8
2.2(CH),81.0(CH),78.0(CH),76.6(C
H),75.6(Q),38.0(CH2),38.0(CH),36.
3(CH2),35.0(CH2),33.1(CH2),32.7(C
H2),30.8(CH2),30.7(CH2),30.6(CH2),
30.5(CH2),30.4(CH2),30.2(CH2),25.
9(CH2),23.7(CH2),21.2(CH3),20.1(C
H2),14.7(CH3),14.5(CH3)。
し、HOBT(45mg)、WSC(63mg)を順次加え、室
温で3時間攪拌した。反応液に、R1およびR2が水素、
R3、R4およびR5がt−ブトキシ基、R6がアセチル
基、R7が水素の化合物(I)(216mg)、トリエチル
アミン(50μl)を加え、さらに室温で60時間攪拌し
た。反応液を酢酸エチル−ヘキサン(1:1、20ml)で
希釈し、10%塩化アンモニウム水、2%炭酸水素ナト
リウム水、水、飽和食塩水(各々20ml)で洗浄後、硫酸
ナトリウムで乾燥、濃縮乾固して粗粉末を得た。これを
シリカゲル薄層クロマトグラフィーに付し、酢酸エチル
−ヘキサン(1:2)で展開し、Rf0.39〜0.55のU
V吸収を持つ部分を集めて酢酸エチルで溶出、濃縮乾固
し、対応するR1がドデカノイル基、R3、R4およびR5
が各々t−ブトキシ基の化合物(I)(165mg)を得
た。これをTFA(0.5ml)に溶解し、室温で70分放
置した。反応液を濃縮乾固後メタノール(5.0ml)で希
釈し、1N水酸化ナトリウム水(0.72ml)を加え、析
出物を濾取して対応するR3、R4およびR5が各々水酸
基の化合物のトリナトリウム塩(60mg)を得た。濾液を
水(10ml)で希釈し、pH2に補正し、酢酸エチル(10
ml)で2回抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、硫
酸ナトリウムで乾燥、濃縮乾固して対応する遊離のドデ
カノイル化合物の粉末(22mg)を得た。 元素分析値:C38H54O14・3.5H2Oとして 計算値:C,57.20;H,7.70 実測値:C,57.05;H,7.0913 C−NMR(75MHz,重メタノール中、δppm) 173.6(Q),173.0(Q),172.5(Q),170.
2(Q),168.4(Q),139.1(Q),132.9(C
H),129.6(CH),129.5(2CH),128.0(C
H),127.0(2CH),107.2(Q),91.0(Q),8
2.2(CH),81.0(CH),78.0(CH),76.6(C
H),75.6(Q),38.0(CH2),38.0(CH),36.
3(CH2),35.0(CH2),33.1(CH2),32.7(C
H2),30.8(CH2),30.7(CH2),30.6(CH2),
30.5(CH2),30.4(CH2),30.2(CH2),25.
9(CH2),23.7(CH2),21.2(CH3),20.1(C
H2),14.7(CH3),14.5(CH3)。
【0081】実施例21 ミリスチン酸(475mg)をジクロロメタン(15ml)に溶
解し、HOBT(328mg)、WSC(465mg)を順次加
え、室温で5時間攪拌した。反応液にR1およびR2が水
素、R3、R4およびR5がt−ブトキシ基、R6がアセチ
ル基、R7が水素の化合物(I)(1.00g)のジクロロ
メタン溶液(5ml)、トリエチルアミン(0.58ml)を加
え、さらに室温で65時間攪拌した。反応液を約5mlま
で濃縮後、酢酸エチル−ヘキサン(3:2、50ml)で希
釈し、10%塩化アンモニウム水、2%炭酸水素ナトリ
ウム水、水、飽和食塩水(各々40ml)で洗浄後、硫酸ナ
トリウムで乾燥、濃縮乾固して粗粉末を得た。これをシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(60ml)に付し、酢
酸エチル−ヘキサン(1:5〜1:4)で溶出される画分を
集めて濃縮乾固し、対応するR1がミリストイル基、
R3、R4およびR5が各々t−ブトキシ基の化合物(I)
(949mg)を得た。これをジクロロメタン−TFA(3:
1、10ml)に溶解し、室温で14時間攪拌した。反応
液を濃縮乾固し、LH−20のカラムクロマトグラフィ
ー(MeOH,500ml)に付し、溶出容量305〜380
mlの画分を濃縮乾固して対応する遊離のミリストイル化
合物(R 3、R4およびR5が水酸基の化合物(I))の白
色粉末(531mg)を得た。 元素分析値:C40H58O14・H2Oとして 計算値:C,61.52;H,7.74 実測値:C,61.42;H,8.0013 C−NMR(75MHz,重メタノール中、δppm) 173.6(Q),173.0(Q),172.4(Q),170.
1(Q),168.4(Q),139.0(Q),132.8(C
H),129.5(CH),129.4(2CH),127.9(C
H),127.0(2CH),107.2(Q),91.0(Q),8
2.1(CH),80.9(CH),78.0(CH),76.6(C
H),75.6(Q),38.0(CH2),37.9(CH),36.
2(CH2),35.0(CH2),33.0(CH2),32.6(C
H2),30.7(4CH2),30.6(CH2),30.4(C
H2),30.3(CH2),30.1(CH2),25.8(CH2),
23.7(CH2),21.2(CH3),20.0(CH2),14.
6(CH3),14.5(CH3)。
解し、HOBT(328mg)、WSC(465mg)を順次加
え、室温で5時間攪拌した。反応液にR1およびR2が水
素、R3、R4およびR5がt−ブトキシ基、R6がアセチ
ル基、R7が水素の化合物(I)(1.00g)のジクロロ
メタン溶液(5ml)、トリエチルアミン(0.58ml)を加
え、さらに室温で65時間攪拌した。反応液を約5mlま
で濃縮後、酢酸エチル−ヘキサン(3:2、50ml)で希
釈し、10%塩化アンモニウム水、2%炭酸水素ナトリ
ウム水、水、飽和食塩水(各々40ml)で洗浄後、硫酸ナ
トリウムで乾燥、濃縮乾固して粗粉末を得た。これをシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(60ml)に付し、酢
酸エチル−ヘキサン(1:5〜1:4)で溶出される画分を
集めて濃縮乾固し、対応するR1がミリストイル基、
R3、R4およびR5が各々t−ブトキシ基の化合物(I)
(949mg)を得た。これをジクロロメタン−TFA(3:
1、10ml)に溶解し、室温で14時間攪拌した。反応
液を濃縮乾固し、LH−20のカラムクロマトグラフィ
ー(MeOH,500ml)に付し、溶出容量305〜380
mlの画分を濃縮乾固して対応する遊離のミリストイル化
合物(R 3、R4およびR5が水酸基の化合物(I))の白
色粉末(531mg)を得た。 元素分析値:C40H58O14・H2Oとして 計算値:C,61.52;H,7.74 実測値:C,61.42;H,8.0013 C−NMR(75MHz,重メタノール中、δppm) 173.6(Q),173.0(Q),172.4(Q),170.
1(Q),168.4(Q),139.0(Q),132.8(C
H),129.5(CH),129.4(2CH),127.9(C
H),127.0(2CH),107.2(Q),91.0(Q),8
2.1(CH),80.9(CH),78.0(CH),76.6(C
H),75.6(Q),38.0(CH2),37.9(CH),36.
2(CH2),35.0(CH2),33.0(CH2),32.6(C
H2),30.7(4CH2),30.6(CH2),30.4(C
H2),30.3(CH2),30.1(CH2),25.8(CH2),
23.7(CH2),21.2(CH3),20.0(CH2),14.
6(CH3),14.5(CH3)。
【0082】実施例22 R1およびR2が水素、R3、R4およびR5がt−ブトキ
シ基、R6がアセチル基およびR7が水素の化合物(I)
(896mg)をジクロロメタン(18ml)に溶解し、p−ト
ルエンスルフォン酸ピリジン塩(15.6mg)存在下、2
−メトキシプロペン(0.245ml)と0℃で40分間攪
拌した。反応液を酢酸エチル−ヘキサン(1:1、20m
l)および2%炭酸水素ナトリウム水(10ml)で希釈し、
有機層を2%炭酸水素ナトリウム水、水、飽和食塩水
(各々20ml)で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥、濃縮乾
固して粗粉末を得た。これをシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(90ml)に付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:
4〜1:2)で溶出される画分を集めて濃縮乾固し、白色
粉末(652mg)を得た。これをジクロロメタン(13ml)
に溶解し、ジメチルアミノピリジン(以下、DMAPと
略す,20mg)存在下、無水酢酸(0.39ml)およびトリ
エチルアミン(1.41ml)と室温で14時間攪拌した。
反応液から溶媒を留去後、酢酸エチル−ヘキサン(1:
1、30ml)で希釈し、有機層を飽和および2%炭酸水
素ナトリウム水、水、飽和食塩水(各々30ml)で洗浄
後、硫酸ナトリウムで乾燥、濃縮乾固して粗粉末(70
5mg)を得た。これをシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(40ml)に付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:6〜
1:4)で溶出分画し、6−アセチル体画分、7−アセチ
ル体画分および混合物画分をそれぞれ得た。混合物画分
は再度シリカゲルカラムクロマトグラフィー(40ml)に
付し、同様に3画分に分別した。混合物画分は再度シリ
カゲル薄層クロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘ
キサン(1:2)で展開し、6−および7−アセチル体画
分をそれぞれ集めて酢酸エチルで溶出した。得られた6
−および7−アセチル体画分をそれぞれ合わせて濃縮乾
固し、白色粉末(456mgおよび154mg)を得た。これ
らを各々ジクロロメタン−TFA(2:1、4.5mlおよ
び1.5ml)に溶解し、室温で12時間攪拌した。反応液
を各々濃縮乾固後、LH−20のカラムクロマトグラフ
ィー(MeOH,500mlおよび190ml)に各々付し、溶
出容量350〜385mlおよび125〜155mlの画分
を各々濃縮乾固してR1がアセチル基、R2が水素、
R3、R4およびR5が水酸基、R6がアセチル基、R7が
水素の化合物(I)およびR1が水素、R2がアセチル
基、R3、R4および R5が水酸基、R6がアセチル基お
よびR7が水素の化合物(I)の白色粉末(187mgおよ
び88mg)をそれぞれ得た。
シ基、R6がアセチル基およびR7が水素の化合物(I)
(896mg)をジクロロメタン(18ml)に溶解し、p−ト
ルエンスルフォン酸ピリジン塩(15.6mg)存在下、2
−メトキシプロペン(0.245ml)と0℃で40分間攪
拌した。反応液を酢酸エチル−ヘキサン(1:1、20m
l)および2%炭酸水素ナトリウム水(10ml)で希釈し、
有機層を2%炭酸水素ナトリウム水、水、飽和食塩水
(各々20ml)で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥、濃縮乾
固して粗粉末を得た。これをシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(90ml)に付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:
4〜1:2)で溶出される画分を集めて濃縮乾固し、白色
粉末(652mg)を得た。これをジクロロメタン(13ml)
に溶解し、ジメチルアミノピリジン(以下、DMAPと
略す,20mg)存在下、無水酢酸(0.39ml)およびトリ
エチルアミン(1.41ml)と室温で14時間攪拌した。
反応液から溶媒を留去後、酢酸エチル−ヘキサン(1:
1、30ml)で希釈し、有機層を飽和および2%炭酸水
素ナトリウム水、水、飽和食塩水(各々30ml)で洗浄
後、硫酸ナトリウムで乾燥、濃縮乾固して粗粉末(70
5mg)を得た。これをシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(40ml)に付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:6〜
1:4)で溶出分画し、6−アセチル体画分、7−アセチ
ル体画分および混合物画分をそれぞれ得た。混合物画分
は再度シリカゲルカラムクロマトグラフィー(40ml)に
付し、同様に3画分に分別した。混合物画分は再度シリ
カゲル薄層クロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘ
キサン(1:2)で展開し、6−および7−アセチル体画
分をそれぞれ集めて酢酸エチルで溶出した。得られた6
−および7−アセチル体画分をそれぞれ合わせて濃縮乾
固し、白色粉末(456mgおよび154mg)を得た。これ
らを各々ジクロロメタン−TFA(2:1、4.5mlおよ
び1.5ml)に溶解し、室温で12時間攪拌した。反応液
を各々濃縮乾固後、LH−20のカラムクロマトグラフ
ィー(MeOH,500mlおよび190ml)に各々付し、溶
出容量350〜385mlおよび125〜155mlの画分
を各々濃縮乾固してR1がアセチル基、R2が水素、
R3、R4およびR5が水酸基、R6がアセチル基、R7が
水素の化合物(I)およびR1が水素、R2がアセチル
基、R3、R4および R5が水酸基、R6がアセチル基お
よびR7が水素の化合物(I)の白色粉末(187mgおよ
び88mg)をそれぞれ得た。
【0083】元素分析値:C28H34O14・0.5H2Oと
して (R1=アセチル基、R2=水素) 計算値:C,55.72;H,5.84 実測値:C,55.89;H,5.8813 C−NMR(75MHz,重メタノール中、δppm) 173.1(Q),172.4(Q),171.0(Q),170.
1(Q),168.5(Q),139.1(Q),132.8(C
H),129.6(CH),129.5(2CH),128.0(C
H),127.0(2CH),107.2(Q),91.0(Q),8
2.1(CH),81.2(CH),78.1(CH),76.6(C
H),75.6(Q),38.0(CH2),37.9(CH),36.
3(CH2),32.7(CH2),21.2(CH3),20.8(C
H3),20.1(CH2),14.7(CH3)。
して (R1=アセチル基、R2=水素) 計算値:C,55.72;H,5.84 実測値:C,55.89;H,5.8813 C−NMR(75MHz,重メタノール中、δppm) 173.1(Q),172.4(Q),171.0(Q),170.
1(Q),168.5(Q),139.1(Q),132.8(C
H),129.6(CH),129.5(2CH),128.0(C
H),127.0(2CH),107.2(Q),91.0(Q),8
2.1(CH),81.2(CH),78.1(CH),76.6(C
H),75.6(Q),38.0(CH2),37.9(CH),36.
3(CH2),32.7(CH2),21.2(CH3),20.8(C
H3),20.1(CH2),14.7(CH3)。
【0084】元素分析値:C28H34O14・0.5H2Oと
して (R1=水素、R2=アセチル基) 計算値:C,55.72;H,5.84 実測値:C,55.81;H,5.8413 C−NMR(75MHz,重メタノール中、δppm) 173.1(Q),172.9(Q),171.4(Q),170.
0(Q),168.8(Q),139.1(Q),132.9(C
H),129.6(CH),129.5(2CH),128.0(C
H),127.1(2CH),106.3(Q),93.2(Q),8
3.4(CH),78.0(CH),77.1(CH),76.7(C
H),75.5(Q),38.0(CH2),38.0(CH),36.
5(CH2),32.6(CH2),21.2(CH3),20.7(C
H3),20.0(CH2),14.7(CH3)。
して (R1=水素、R2=アセチル基) 計算値:C,55.72;H,5.84 実測値:C,55.81;H,5.8413 C−NMR(75MHz,重メタノール中、δppm) 173.1(Q),172.9(Q),171.4(Q),170.
0(Q),168.8(Q),139.1(Q),132.9(C
H),129.6(CH),129.5(2CH),128.0(C
H),127.1(2CH),106.3(Q),93.2(Q),8
3.4(CH),78.0(CH),77.1(CH),76.7(C
H),75.5(Q),38.0(CH2),38.0(CH),36.
5(CH2),32.6(CH2),21.2(CH3),20.7(C
H3),20.0(CH2),14.7(CH3)。
【0085】実施例23 R1およびR2が水素、R3、R4およびR5がt−ブトキ
シ基、R6がアセチル基、R7が水素の化合物(I)(2
89mg)をジクロロメタン(6.0ml)に溶解し、DMAP
(1.0mg)存在下、無水酢酸(0.115ml)およびトリエ
チルアミン(0.195ml)と室温で2.5時間攪拌した。
反応液にメタノール(0.10ml)を加えて−20℃で1
2時間放置した。反応液を酢酸エチル−ヘキサン(1:
1、20ml)で希釈し、有機層を飽和および10%塩化
アンモニウム水、水、飽和食塩水(各々15ml)で洗浄
後、硫酸ナトリウムで乾燥、凝縮乾固して粗粉末(32
0mg)を得た。これをシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(20ml)に付し、酢酸エチル−ヘキサンで溶出分画
し、(1:5〜1:4)溶出画分および(1:3〜1:2)溶出
画分をそれぞれ集めて濃縮凝固し、白色粉末(160mg
および134mg)を得た。これらを各々TFA(0.5ml)
に溶解し、室温で40分間放置した。反応液を各々濃縮
乾固してR1およびR2がアセチル基、R3、R4およびR
5が各々水酸基、R6がアセチル基、R7が水素の化合物
(I)およびR1およびR2が各々アセチル基、R3および
R4が水酸基、R5がメトキシ基、R6がアセチル基、R7
が水酸基の化合物(I)の白色粉末(119mgおよび11
2mg)をそれぞれ得た。
シ基、R6がアセチル基、R7が水素の化合物(I)(2
89mg)をジクロロメタン(6.0ml)に溶解し、DMAP
(1.0mg)存在下、無水酢酸(0.115ml)およびトリエ
チルアミン(0.195ml)と室温で2.5時間攪拌した。
反応液にメタノール(0.10ml)を加えて−20℃で1
2時間放置した。反応液を酢酸エチル−ヘキサン(1:
1、20ml)で希釈し、有機層を飽和および10%塩化
アンモニウム水、水、飽和食塩水(各々15ml)で洗浄
後、硫酸ナトリウムで乾燥、凝縮乾固して粗粉末(32
0mg)を得た。これをシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(20ml)に付し、酢酸エチル−ヘキサンで溶出分画
し、(1:5〜1:4)溶出画分および(1:3〜1:2)溶出
画分をそれぞれ集めて濃縮凝固し、白色粉末(160mg
および134mg)を得た。これらを各々TFA(0.5ml)
に溶解し、室温で40分間放置した。反応液を各々濃縮
乾固してR1およびR2がアセチル基、R3、R4およびR
5が各々水酸基、R6がアセチル基、R7が水素の化合物
(I)およびR1およびR2が各々アセチル基、R3および
R4が水酸基、R5がメトキシ基、R6がアセチル基、R7
が水酸基の化合物(I)の白色粉末(119mgおよび11
2mg)をそれぞれ得た。
【0086】元素分析値:C30H36O15・0.5H2Oと
して(R3、R4およびR5=水酸基) 計算値:C,55.81;H,5.78 実測値:C,55.81;H,6.1213 C−NMR(75MHz,重メタノール中、δppm) 173.1(Q),172.3(Q),171.0(Q),170.
5(Q),169.6(Q),167.8(Q),139.1(Q),
132.9(CH),129.6(CH),129.5(2CH),
128.0(CH),127.0(2CH),106.3(Q),9
1.0(Q),80.8(CH),78.1(CH),77.8(C
H),76.6(CH),75.4(Q),38.1(CH2),38.
0(CH),36.2(CH2),32.5(CH2),21.2(C
H3),20.6(CH3),20.6(CH3),20.0(CH2),
14.7(CH3)。
して(R3、R4およびR5=水酸基) 計算値:C,55.81;H,5.78 実測値:C,55.81;H,6.1213 C−NMR(75MHz,重メタノール中、δppm) 173.1(Q),172.3(Q),171.0(Q),170.
5(Q),169.6(Q),167.8(Q),139.1(Q),
132.9(CH),129.6(CH),129.5(2CH),
128.0(CH),127.0(2CH),106.3(Q),9
1.0(Q),80.8(CH),78.1(CH),77.8(C
H),76.6(CH),75.4(Q),38.1(CH2),38.
0(CH),36.2(CH2),32.5(CH2),21.2(C
H3),20.6(CH3),20.6(CH3),20.0(CH2),
14.7(CH3)。
【0087】元素分析値:C31H38O15・H2Oとして
(R3およびR4=水酸基、R5=メトキシ基) 計算値:C,55.68;H,6.03 実測値:C,56.04;H,6.11 173.0(Q),172.2(Q),171.0(Q),170.
5(Q),168.5(Q),167.7(Q),139.1(Q),
132.9(CH),129.6(CH),129.5(2CH),
128.0(CH),127.1(2CH),106.4(Q),9
0.9(Q),80.9(CH),78.1(CH),77.8(C
H),77.0(CH),75.5(Q),52.7(CH3),38.
1(CH2),37.9(CH),36.3(CH2),32.5(C
H2),21.1(CH3),20.6(CH3),20.6(CH3),
20.0(CH2),14.7(CH3)。
(R3およびR4=水酸基、R5=メトキシ基) 計算値:C,55.68;H,6.03 実測値:C,56.04;H,6.11 173.0(Q),172.2(Q),171.0(Q),170.
5(Q),168.5(Q),167.7(Q),139.1(Q),
132.9(CH),129.6(CH),129.5(2CH),
128.0(CH),127.1(2CH),106.4(Q),9
0.9(Q),80.9(CH),78.1(CH),77.8(C
H),77.0(CH),75.5(Q),52.7(CH3),38.
1(CH2),37.9(CH),36.3(CH2),32.5(C
H2),21.1(CH3),20.6(CH3),20.6(CH3),
20.0(CH2),14.7(CH3)。
【0088】実施例24 R1およびR2が水素、R3、R4およびR5がt−ブトキ
シ基、R6がアセチル基、R7が水素の化合物(I)(2
81mg)をジクロロメタン(6.0ml)に溶解し、DMAP
(1.0mg)存在下、無水イソ酪酸(0.08ml)およびジイ
ソプロピルエチルアミン(0.103ml)と室温で100
分間攪拌した後、反応液にメタノール(0.10ml)を加
えた。反応液を酢酸エチル−ヘキサン(1:1、20ml)
で希釈し、有機層を飽和および10%塩化アンモニウム
水、水、飽和食塩水(各々15ml)で洗浄後、硫酸ナトリ
ウムで乾燥、濃縮乾固して粗粉末(318mg)を得た。こ
れをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(20ml)に付
し、酢酸エチル−ヘキサンで溶出分画し、(1:5〜1:
4)溶出画分および(1:3〜1:2)溶出画分をそれぞれ
集めて濃縮凝固し、白色粉末(146mgおよび70mg)を
得た。これらを各々TFA(0.5ml)に溶解し、室温で
40分間放置した。反応液を各々濃縮乾固してR1が水
素、R2がイソブチリル基、R3、R4およびR5が水酸
基、R6がアセチル基、R7が水素の化合物(I)および
R1が水素、R2がイソブチリル基、R3およびR4が水酸
基、R5がメトキシ基、R6がアセチル基、R7が水素の
化合物(I)の白色粉末(117mgおよび56mg)をそれ
ぞれ得た。
シ基、R6がアセチル基、R7が水素の化合物(I)(2
81mg)をジクロロメタン(6.0ml)に溶解し、DMAP
(1.0mg)存在下、無水イソ酪酸(0.08ml)およびジイ
ソプロピルエチルアミン(0.103ml)と室温で100
分間攪拌した後、反応液にメタノール(0.10ml)を加
えた。反応液を酢酸エチル−ヘキサン(1:1、20ml)
で希釈し、有機層を飽和および10%塩化アンモニウム
水、水、飽和食塩水(各々15ml)で洗浄後、硫酸ナトリ
ウムで乾燥、濃縮乾固して粗粉末(318mg)を得た。こ
れをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(20ml)に付
し、酢酸エチル−ヘキサンで溶出分画し、(1:5〜1:
4)溶出画分および(1:3〜1:2)溶出画分をそれぞれ
集めて濃縮凝固し、白色粉末(146mgおよび70mg)を
得た。これらを各々TFA(0.5ml)に溶解し、室温で
40分間放置した。反応液を各々濃縮乾固してR1が水
素、R2がイソブチリル基、R3、R4およびR5が水酸
基、R6がアセチル基、R7が水素の化合物(I)および
R1が水素、R2がイソブチリル基、R3およびR4が水酸
基、R5がメトキシ基、R6がアセチル基、R7が水素の
化合物(I)の白色粉末(117mgおよび56mg)をそれ
ぞれ得た。
【0089】元素分析値:C30H38O14・0.5H2Oと
して(R3,R4およびR5=水酸基) 計算値:C,57.05;H,6.22 実測値:C,56.80;H,6.5713 C−NMR(75MHz,重メタノール中、δppm) 177.1(Q),173.0(2Q),170.2(Q),16
9.1(Q),139.1(Q),132.9(CH),129.5
(CH),129.5(2CH),127.9(CH),127.0
(2CH),106.2(Q),93.3(Q),83.2(CH),
77.8(CH),77.2(CH),76.7(CH),75.5
(Q),37.9(CH2),37.9(CH),36.6(CH2),
35.0(CH),32.5(CH2),21.2(CH3),19.
9(CH2),19.3(CH3),19.1(CH3),14.6(C
H3)。
して(R3,R4およびR5=水酸基) 計算値:C,57.05;H,6.22 実測値:C,56.80;H,6.5713 C−NMR(75MHz,重メタノール中、δppm) 177.1(Q),173.0(2Q),170.2(Q),16
9.1(Q),139.1(Q),132.9(CH),129.5
(CH),129.5(2CH),127.9(CH),127.0
(2CH),106.2(Q),93.3(Q),83.2(CH),
77.8(CH),77.2(CH),76.7(CH),75.5
(Q),37.9(CH2),37.9(CH),36.6(CH2),
35.0(CH),32.5(CH2),21.2(CH3),19.
9(CH2),19.3(CH3),19.1(CH3),14.6(C
H3)。
【0090】元素分析値:C31H40O14・H2Oとして
(R3およびR4=水酸基、R5=メトキシ基) 計算値:C,56.88;H,6.47 実測値:C,56.65;H,6.3813 C−NMR(75MHz,重メタノール中、δppm) 177.1(Q),173.2(Q),173.0(Q),169.
4(Q),169.2(Q),139.1(Q),132.9(C
H),129.5(CH),129.5(2CH),127.9(C
H),127.0(2CH),106.0(Q),93.4(Q),8
3.3(CH),77.8(CH),77.1(CH),77.1(C
H),75.7(Q),52.6(CH3),38.0(CH),38.0
(CH2),36.6(CH2),35.0(CH),32.5(C
H2),21.2(CH3),19.9(CH2),19.3(CH3),
19.1(CH3),14.7(CH3)。
(R3およびR4=水酸基、R5=メトキシ基) 計算値:C,56.88;H,6.47 実測値:C,56.65;H,6.3813 C−NMR(75MHz,重メタノール中、δppm) 177.1(Q),173.2(Q),173.0(Q),169.
4(Q),169.2(Q),139.1(Q),132.9(C
H),129.5(CH),129.5(2CH),127.9(C
H),127.0(2CH),106.0(Q),93.4(Q),8
3.3(CH),77.8(CH),77.1(CH),77.1(C
H),75.7(Q),52.6(CH3),38.0(CH),38.0
(CH2),36.6(CH2),35.0(CH),32.5(C
H2),21.2(CH3),19.9(CH2),19.3(CH3),
19.1(CH3),14.7(CH3)。
【0091】実施例25 2−オクテン酸(0.49ml)をジクロロメタン(20ml)
に溶解し、HOBT(433mg)、WSC(614mg)を順
次加え、室温で7時間攪拌した。反応液にR1およびR2
が水素、R3、R4およびR5がt−ブトキシ基、R6がア
セチル基およびR7が水素の化合物(I)(1.32g)の
ジクロロメタン溶液(6ml)、トリエチルアミン(0.76
ml)を加え、さらに室温で88時間攪拌した。反応液を
酢酸エチル−ヘキサン(1:1、50ml)で希釈し、10
%塩化アンモニウム水、2%炭酸水素ナトリウム水、
水、飽和食塩水(各々50ml)で洗浄後、硫酸ナトリウム
で乾燥、濃縮乾固して粗粉末を得た。これをシリカゲル
カラムクロマトグラフィー(80ml)に付し、酢酸エチル
−ヘキサン(1:5〜1:3)で溶出される画分を集めて濃
縮乾固し、対応するR1が2−オクテノイル基、R3、R
4およびR5がいずれもt−ブトキシ基の化合物(I)(7
10mg)を得た。これをTFA(1.0ml)に溶解し、室温
で1.5時間攪拌した。反応液を濃縮乾固し、LH−2
0のカラムクロマトグラフィー(MeOH、500ml)に
付し、溶出容量300〜410mlの画分を濃縮乾固して
粉末(540mg)を得た。これをジクロロメタン−TFA
(3:1、8ml)に溶解し、室温で22時間攪拌した。反
応液を濃縮乾固し、逆相系分取HPLC(担体;ODS、
YMC−Pack、SH−363、移動相;31%アセトニ
トリル/0.02Mリン酸緩衝液、pH6.3)に付した。
溶出容量1.1〜1.6リットルの画分を集め約40mlま
で濃縮し、pH2.0に補正後、酢酸エチル(20ml)で3
回抽出し、有機層を水、飽和食塩水で各々洗浄後、硫酸
ナトリウムで乾燥、濃縮乾固して対応するR3、R4およ
びR5が水酸基の化合物(I)の白色粉末(214mg)を得
た。 元素分析値:C34H44O14・H2Oとして 計算値:C,58.78;H,6.67 実測値:C,58.60;H,6.6413 C−NMR(75MHz,重メタノール中、δppm) 173.1(Q),172.4(Q),172.0(Q),170.1
(Q),168.4(Q),139.1(Q),136.1(CH),
132.8(CH),129.6(CH),129.5(2CH),
127.9(CH),127.0(2CH),122.3(CH),
107.2(Q),91.0(Q),82.1(CH),81.2(C
H),78.0(CH),76.6(CH),75.6(Q),38.
6(CH2),38.0(CH2),37.9(CH),36.3(C
H2),33.2(CH2),32.6(CH2),32.5(CH2),
23.2(CH2),21.2(CH3),20.1(CH2),14.
6(CH3),14.3(CH3)。
に溶解し、HOBT(433mg)、WSC(614mg)を順
次加え、室温で7時間攪拌した。反応液にR1およびR2
が水素、R3、R4およびR5がt−ブトキシ基、R6がア
セチル基およびR7が水素の化合物(I)(1.32g)の
ジクロロメタン溶液(6ml)、トリエチルアミン(0.76
ml)を加え、さらに室温で88時間攪拌した。反応液を
酢酸エチル−ヘキサン(1:1、50ml)で希釈し、10
%塩化アンモニウム水、2%炭酸水素ナトリウム水、
水、飽和食塩水(各々50ml)で洗浄後、硫酸ナトリウム
で乾燥、濃縮乾固して粗粉末を得た。これをシリカゲル
カラムクロマトグラフィー(80ml)に付し、酢酸エチル
−ヘキサン(1:5〜1:3)で溶出される画分を集めて濃
縮乾固し、対応するR1が2−オクテノイル基、R3、R
4およびR5がいずれもt−ブトキシ基の化合物(I)(7
10mg)を得た。これをTFA(1.0ml)に溶解し、室温
で1.5時間攪拌した。反応液を濃縮乾固し、LH−2
0のカラムクロマトグラフィー(MeOH、500ml)に
付し、溶出容量300〜410mlの画分を濃縮乾固して
粉末(540mg)を得た。これをジクロロメタン−TFA
(3:1、8ml)に溶解し、室温で22時間攪拌した。反
応液を濃縮乾固し、逆相系分取HPLC(担体;ODS、
YMC−Pack、SH−363、移動相;31%アセトニ
トリル/0.02Mリン酸緩衝液、pH6.3)に付した。
溶出容量1.1〜1.6リットルの画分を集め約40mlま
で濃縮し、pH2.0に補正後、酢酸エチル(20ml)で3
回抽出し、有機層を水、飽和食塩水で各々洗浄後、硫酸
ナトリウムで乾燥、濃縮乾固して対応するR3、R4およ
びR5が水酸基の化合物(I)の白色粉末(214mg)を得
た。 元素分析値:C34H44O14・H2Oとして 計算値:C,58.78;H,6.67 実測値:C,58.60;H,6.6413 C−NMR(75MHz,重メタノール中、δppm) 173.1(Q),172.4(Q),172.0(Q),170.1
(Q),168.4(Q),139.1(Q),136.1(CH),
132.8(CH),129.6(CH),129.5(2CH),
127.9(CH),127.0(2CH),122.3(CH),
107.2(Q),91.0(Q),82.1(CH),81.2(C
H),78.0(CH),76.6(CH),75.6(Q),38.
6(CH2),38.0(CH2),37.9(CH),36.3(C
H2),33.2(CH2),32.6(CH2),32.5(CH2),
23.2(CH2),21.2(CH3),20.1(CH2),14.
6(CH3),14.3(CH3)。
【0092】実施例26 2−デセン酸(0.19ml)をジクロロメタン(5.0ml)に
溶解し、HOBT(101mg)、WSC(144mg)を順次
加え、室温で6.5時間攪拌した。反応液にR1およびR
2が水素、R3、R4およびR5がt−ブトキシ基、R6が
アセチル基、R7が水素の化合物(I)(0.30g)のジ
クロロメタン溶液(1.0ml)、トリエチルアミン(0.1
7ml)を加え、さらに室温で87時間攪拌した。反応液
を酢酸エチル−ヘキサン(1:1、25ml)で希釈し、1
0%塩化アンモニウム水、2%炭酸水素ナトリウム水、
水、飽和食塩水(各々20ml)で洗浄後、硫酸ナトリウム
で乾燥、濃縮乾固して粗粉末を得た。これをシリカゲル
カラムクロマトグラフィー(20ml)に付し、酢酸エチル
−ヘキサン(1:5〜1:4)で溶出される画分を集めて濃
縮乾固し、対応するR1が2−デセノイル基、R3、R4
およびR5がいずれもt−ブトキシ基の化合物(I)(2
03mg)を得た。これをTFA(0.5ml)に溶解し、室温
で2.0時間放置した。反応液を濃縮乾固し、酢酸エチ
ル(20ml)で溶解し、飽和食塩水(20ml)で洗浄後、硫
酸ナトリウムで乾燥、濃縮乾固して粗粉末(173mg)を
得た。これを逆相系分取HPLC(担体;ODS、YMC
−Pack、SH−343、移動相;37%アセトニトリル
/0.01Mリン酸緩衝液、pH6.3)に付した。溶出容
量310〜410mlの画分を集め約10mlまで濃縮し、
pH2.0に補正した後、食塩(1.0g)を加えて溶解し、
酢酸エチル(10ml)で2回抽出した。有機層を飽和食塩
水で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥、濃縮乾固し、LH
−20のカラムクロマトグラフィー(MeOH,70ml)に
付し、溶出容量44−56mlの画分を濃縮乾固してて対
応する遊離の2−デセノイル化合物(R3、R4およびR5
が水酸基の化合物(I))の白色粉末(50mg)を得た。 元素分析値:C36H48O14・H2Oとして 計算値:C,59.82;H,6.97 実測値:C,59.81;H,7.1313 C−NMR(75MHz,重メタノール中、δppm) 173.0(Q),172.5(Q),172.1(Q),170.
2(Q),168.4(Q),139.1(Q),136.2(C
H),132.9(CH),129.6(CH),129.5(2C
H),127.9(CH),127.0(2CH),122.3(C
H),107.2(Q),91.0(Q),82.1(CH),81.
2(CH),78.0(CH),76.6(CH),75.6(Q),
38.6(CH2),38.0(CH2),37.9(CH),36.
3(CH2),33.5(CH2),32.9(CH2),32.7(C
H2),30.3(CH2),30.0(CH2),23.7(CH2),
21.2(CH3),20.1(CH2),14.7(CH3),14.
5(CH3)。
溶解し、HOBT(101mg)、WSC(144mg)を順次
加え、室温で6.5時間攪拌した。反応液にR1およびR
2が水素、R3、R4およびR5がt−ブトキシ基、R6が
アセチル基、R7が水素の化合物(I)(0.30g)のジ
クロロメタン溶液(1.0ml)、トリエチルアミン(0.1
7ml)を加え、さらに室温で87時間攪拌した。反応液
を酢酸エチル−ヘキサン(1:1、25ml)で希釈し、1
0%塩化アンモニウム水、2%炭酸水素ナトリウム水、
水、飽和食塩水(各々20ml)で洗浄後、硫酸ナトリウム
で乾燥、濃縮乾固して粗粉末を得た。これをシリカゲル
カラムクロマトグラフィー(20ml)に付し、酢酸エチル
−ヘキサン(1:5〜1:4)で溶出される画分を集めて濃
縮乾固し、対応するR1が2−デセノイル基、R3、R4
およびR5がいずれもt−ブトキシ基の化合物(I)(2
03mg)を得た。これをTFA(0.5ml)に溶解し、室温
で2.0時間放置した。反応液を濃縮乾固し、酢酸エチ
ル(20ml)で溶解し、飽和食塩水(20ml)で洗浄後、硫
酸ナトリウムで乾燥、濃縮乾固して粗粉末(173mg)を
得た。これを逆相系分取HPLC(担体;ODS、YMC
−Pack、SH−343、移動相;37%アセトニトリル
/0.01Mリン酸緩衝液、pH6.3)に付した。溶出容
量310〜410mlの画分を集め約10mlまで濃縮し、
pH2.0に補正した後、食塩(1.0g)を加えて溶解し、
酢酸エチル(10ml)で2回抽出した。有機層を飽和食塩
水で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥、濃縮乾固し、LH
−20のカラムクロマトグラフィー(MeOH,70ml)に
付し、溶出容量44−56mlの画分を濃縮乾固してて対
応する遊離の2−デセノイル化合物(R3、R4およびR5
が水酸基の化合物(I))の白色粉末(50mg)を得た。 元素分析値:C36H48O14・H2Oとして 計算値:C,59.82;H,6.97 実測値:C,59.81;H,7.1313 C−NMR(75MHz,重メタノール中、δppm) 173.0(Q),172.5(Q),172.1(Q),170.
2(Q),168.4(Q),139.1(Q),136.2(C
H),132.9(CH),129.6(CH),129.5(2C
H),127.9(CH),127.0(2CH),122.3(C
H),107.2(Q),91.0(Q),82.1(CH),81.
2(CH),78.0(CH),76.6(CH),75.6(Q),
38.6(CH2),38.0(CH2),37.9(CH),36.
3(CH2),33.5(CH2),32.9(CH2),32.7(C
H2),30.3(CH2),30.0(CH2),23.7(CH2),
21.2(CH3),20.1(CH2),14.7(CH3),14.
5(CH3)。
【0093】実施例27 ソルビン酸(50.5mg)をジクロロメタン(10ml)に溶
解し、HOBT(67mg)、WSC(95mg)を順次加え、
室温で5時間攪拌した。反応液にR1およびR2が水素、
R3、R4およびR5がt−ブトキシ基、R6がアセチル
基、R7が水素の化合物(I)(276mg)のジクロロメ
タン溶液(1.0ml)、トリエチルアミン(0.075ml)を
加え、さらに室温で41時間攪拌した。反応液にDMA
P(2mg)、トリエチルアミン(0.025ml)を加え、さ
らに室温で70時間攪拌した。反応液を酢酸エチル−ヘ
キサン(1:1、30ml)で希釈し、10%塩化アンモニ
ウム水、2%炭酸水素ナトリウム水、水、飽和食塩水
(各々20ml)で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥、濃縮乾
固して粗粉末を得た。これをシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(20ml)に付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:
4〜1:3)で溶出される画分を集めて濃縮乾固し、粉末
(77mg)を得た。これをTFA(0.5ml)に溶解し、室
温で40分間放置した。反応液を濃縮乾固し、2%炭酸
ナトリウム水(15ml)を加えて溶解し、エーテル(10m
l)で2回洗浄した。水層をpH2.0に補正し、食塩(1.
0g)を加えて溶解後酢酸エチル(10ml)で2回抽出し
た。有機層を合わせて飽和食塩水で洗浄後、硫酸ナトリ
ウムで乾燥、濃縮乾固して粗粉末(68mg)を得た。これ
を逆相系分取HPLC(担体;ODS、YMC−Pack、
D−ODS−5、移動相;31%アセトニトリル/0.0
2Mリン酸緩衝液、pH6.3)に付した。溶出容量20
0〜260mlおよび280〜380mlの画分をそれぞれ
集め約10mlまで濃縮した。これらをpH2.0に補正
し、食塩を加えて飽和させ、酢酸エチル(10ml)で2回
抽出し、有機層を飽和食塩水で各々洗浄後、硫酸ナトリ
ウムで乾燥、濃縮乾固して対応するR1がソルビル基、
R3、R4およびR5がいずれも水酸基の化合物(I)(2
1mg)および対応するR2がソルビル基、R3、R4および
R5がいずれも水酸基の化合物(I)(9mg)の白色粉末
をそれぞれ得た。
解し、HOBT(67mg)、WSC(95mg)を順次加え、
室温で5時間攪拌した。反応液にR1およびR2が水素、
R3、R4およびR5がt−ブトキシ基、R6がアセチル
基、R7が水素の化合物(I)(276mg)のジクロロメ
タン溶液(1.0ml)、トリエチルアミン(0.075ml)を
加え、さらに室温で41時間攪拌した。反応液にDMA
P(2mg)、トリエチルアミン(0.025ml)を加え、さ
らに室温で70時間攪拌した。反応液を酢酸エチル−ヘ
キサン(1:1、30ml)で希釈し、10%塩化アンモニ
ウム水、2%炭酸水素ナトリウム水、水、飽和食塩水
(各々20ml)で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥、濃縮乾
固して粗粉末を得た。これをシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(20ml)に付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:
4〜1:3)で溶出される画分を集めて濃縮乾固し、粉末
(77mg)を得た。これをTFA(0.5ml)に溶解し、室
温で40分間放置した。反応液を濃縮乾固し、2%炭酸
ナトリウム水(15ml)を加えて溶解し、エーテル(10m
l)で2回洗浄した。水層をpH2.0に補正し、食塩(1.
0g)を加えて溶解後酢酸エチル(10ml)で2回抽出し
た。有機層を合わせて飽和食塩水で洗浄後、硫酸ナトリ
ウムで乾燥、濃縮乾固して粗粉末(68mg)を得た。これ
を逆相系分取HPLC(担体;ODS、YMC−Pack、
D−ODS−5、移動相;31%アセトニトリル/0.0
2Mリン酸緩衝液、pH6.3)に付した。溶出容量20
0〜260mlおよび280〜380mlの画分をそれぞれ
集め約10mlまで濃縮した。これらをpH2.0に補正
し、食塩を加えて飽和させ、酢酸エチル(10ml)で2回
抽出し、有機層を飽和食塩水で各々洗浄後、硫酸ナトリ
ウムで乾燥、濃縮乾固して対応するR1がソルビル基、
R3、R4およびR5がいずれも水酸基の化合物(I)(2
1mg)および対応するR2がソルビル基、R3、R4および
R5がいずれも水酸基の化合物(I)(9mg)の白色粉末
をそれぞれ得た。
【0094】元素分析値:C32H38O14・2H2Oとして
(R1=ソルビル基) 計算値:C,56.30;H,6.20 実測値:C,56.34;H,5.9313 C−NMR(75MHz,重メタノール中、δppm) 173.1(Q),172.6(Q),170.2(Q),168.
6(Q),167.1(Q),147.7(CH),141.7(C
H),139.1(Q),132.9(CH),130.9(CH),
129.6(CH),129.5(2CH),128.0(CH),
127.0(2CH),119.0(CH),107.3(Q),9
1.1(Q),82.3(CH),81.1(CH),78.1(C
H),76.7(CH),75.7(Q),38.0(CH2),38.
0(CH),36.4(CH2),32.7(CH2),21.2(C
H3),20.1(CH2),18.8(CH3),14.7(C
H3)。
(R1=ソルビル基) 計算値:C,56.30;H,6.20 実測値:C,56.34;H,5.9313 C−NMR(75MHz,重メタノール中、δppm) 173.1(Q),172.6(Q),170.2(Q),168.
6(Q),167.1(Q),147.7(CH),141.7(C
H),139.1(Q),132.9(CH),130.9(CH),
129.6(CH),129.5(2CH),128.0(CH),
127.0(2CH),119.0(CH),107.3(Q),9
1.1(Q),82.3(CH),81.1(CH),78.1(C
H),76.7(CH),75.7(Q),38.0(CH2),38.
0(CH),36.4(CH2),32.7(CH2),21.2(C
H3),20.1(CH2),18.8(CH3),14.7(C
H3)。
【0095】13C−NMR(75MHz,重メタノール
中、δppm)(R2=ソルビル基) 173.1(Q),173.0(Q),170.1(Q),168.
9(Q),167.4(Q),148.3(CH),142.1(C
H),139.2(Q),132.9(CH),131.0(CH),
129.7(CH),129.5(2CH),128.0(CH),
127.1(2CH),118.6(CH),106.4(Q),9
3.3(Q),83.3(CH),78.0(CH),77.3(C
H),76.8(CH),75.6(Q),38.0(CH2),37.
9(CH),36.6(CH2),32.5(CH2),21.2(C
H3),19.9(CH2),18.8(CH3),14.7(C
H3)。
中、δppm)(R2=ソルビル基) 173.1(Q),173.0(Q),170.1(Q),168.
9(Q),167.4(Q),148.3(CH),142.1(C
H),139.2(Q),132.9(CH),131.0(CH),
129.7(CH),129.5(2CH),128.0(CH),
127.1(2CH),118.6(CH),106.4(Q),9
3.3(Q),83.3(CH),78.0(CH),77.3(C
H),76.8(CH),75.6(Q),38.0(CH2),37.
9(CH),36.6(CH2),32.5(CH2),21.2(C
H3),19.9(CH2),18.8(CH3),14.7(C
H3)。
【0096】実施例28 R1およびR2が水素、R3、R4およびR5がt−ブトキ
シ基、R6がアセチル基、R7が水素の化合物(I)(1
26mg)をジクロロメタン(4.2ml)に溶解し、trans−
ケイ皮酸(52mg)、HOBT(47mg)、WSC(67mg)
を順次加え、室温で3時間攪拌した。反応液にトリエチ
ルアミン(61μl)を加え、さらに室温で66時間攪拌
した。反応液にDMAP(2.2mg)を加え、さらに室温
で44時間攪拌した。反応液を酢酸エチル−ヘキサン
(1:1、20ml)で希釈し、10%塩化アンモニウム
水、2%炭酸水素ナトリウム水、水、飽和食塩水(各々
20ml)で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥、濃縮乾固し
て粗粉末を得た。これをシリカゲル薄層クロマトグラフ
ィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:2)で2回展開
し、Rf0.43〜0.55およびRf0.57〜0.64の
UV吸収を持つ部分をそれぞれ集めて酢酸エチルで溶
出、濃縮乾固し、対応するR1あるいはR2がシンナモイ
ル基、R3、R4およびR5がいずれもt−ブトキシ基の
化合物(I)の粉末(96mg)およびR1およびR2がシ
ンナモイル基、R3、R4およびR5がいずれもt−ブト
キシ基の化合物(I)の粉末(20mg)を得た。これら
をTFA(0.5ml)にそれぞれ溶解し、室温で60分放
置した。反応液を各々濃縮乾固した。前者は逆相系分取
HPLC(担体;ODS、YMC−Pack、D−ODS−
5、移動相;33%アセトニトリル/0.01Mリン酸緩
衝液、pH6.3)に付した。溶出容量120〜135ml
および140〜205mlの画分をそれぞれ集め約10ml
まで濃縮した。これらをpH2.0に補正し、酢酸エチル
(10ml)で2回抽出し、有機層を飽和食塩水で各々洗浄
後、硫酸ナトリウムで乾燥、濃縮乾固してR1がシンナ
モイル基、R3、R4およびR5がいずれも水酸基の化合
物(I)(19mg)およびR1が水素、R2がシンナモイル
基、R3、R4およびR5がいずれも水酸基の化合物(I)
(12mg)の白色粉末をそれぞれ得た。
シ基、R6がアセチル基、R7が水素の化合物(I)(1
26mg)をジクロロメタン(4.2ml)に溶解し、trans−
ケイ皮酸(52mg)、HOBT(47mg)、WSC(67mg)
を順次加え、室温で3時間攪拌した。反応液にトリエチ
ルアミン(61μl)を加え、さらに室温で66時間攪拌
した。反応液にDMAP(2.2mg)を加え、さらに室温
で44時間攪拌した。反応液を酢酸エチル−ヘキサン
(1:1、20ml)で希釈し、10%塩化アンモニウム
水、2%炭酸水素ナトリウム水、水、飽和食塩水(各々
20ml)で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥、濃縮乾固し
て粗粉末を得た。これをシリカゲル薄層クロマトグラフ
ィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:2)で2回展開
し、Rf0.43〜0.55およびRf0.57〜0.64の
UV吸収を持つ部分をそれぞれ集めて酢酸エチルで溶
出、濃縮乾固し、対応するR1あるいはR2がシンナモイ
ル基、R3、R4およびR5がいずれもt−ブトキシ基の
化合物(I)の粉末(96mg)およびR1およびR2がシ
ンナモイル基、R3、R4およびR5がいずれもt−ブト
キシ基の化合物(I)の粉末(20mg)を得た。これら
をTFA(0.5ml)にそれぞれ溶解し、室温で60分放
置した。反応液を各々濃縮乾固した。前者は逆相系分取
HPLC(担体;ODS、YMC−Pack、D−ODS−
5、移動相;33%アセトニトリル/0.01Mリン酸緩
衝液、pH6.3)に付した。溶出容量120〜135ml
および140〜205mlの画分をそれぞれ集め約10ml
まで濃縮した。これらをpH2.0に補正し、酢酸エチル
(10ml)で2回抽出し、有機層を飽和食塩水で各々洗浄
後、硫酸ナトリウムで乾燥、濃縮乾固してR1がシンナ
モイル基、R3、R4およびR5がいずれも水酸基の化合
物(I)(19mg)およびR1が水素、R2がシンナモイル
基、R3、R4およびR5がいずれも水酸基の化合物(I)
(12mg)の白色粉末をそれぞれ得た。
【0097】13C−NMR(75MHz,重メタノール
中、δppm)(R1=シンナモイル基) 173.1(Q),172.6(Q),170.2(Q),168.
6(Q),166.7(Q),147.2(CH),139.1
(Q),135.6(Q),132.9(CH),131.8(C
H),130.1(2CH),129.6(CH),129.5(2
CH),129.4(2CH),128.0(CH),127.0
(2CH),118.2(CH),107.3(Q),91.2
(Q),82.3(CH),81.4(CH),78.1(CH),7
6.7(CH),75.7(Q),38.0(CH2),38.0(C
H),36.4(CH2),32.7(CH2),21.2(CH3),
20.2(CH2),14.7(CH3)。
中、δppm)(R1=シンナモイル基) 173.1(Q),172.6(Q),170.2(Q),168.
6(Q),166.7(Q),147.2(CH),139.1
(Q),135.6(Q),132.9(CH),131.8(C
H),130.1(2CH),129.6(CH),129.5(2
CH),129.4(2CH),128.0(CH),127.0
(2CH),118.2(CH),107.3(Q),91.2
(Q),82.3(CH),81.4(CH),78.1(CH),7
6.7(CH),75.7(Q),38.0(CH2),38.0(C
H),36.4(CH2),32.7(CH2),21.2(CH3),
20.2(CH2),14.7(CH3)。
【0098】元素分析値:C35H38O14・1.5H2Oと
して (R1=水素、R2=シンナモイル基) 計算値:C,59.23;H,5.82 実測値:C,59.42;H,5.9413 C−NMR(75MHz,重メタノール中、δppm) 173.1(Q),173.0(Q),170.2(Q),168.
9(Q),167.2(Q),147.9(CH),139.1
(Q),135.5(Q),132.9(CH),131.9(C
H),130.1(2CH),129.6(CH),129.6(2
CH),129.5(2CH),127.9(CH),127.0
(2CH),117.8(CH),106.4(Q),93.3
(Q),83.6(CH),78.0(CH),77.3(CH),7
6.8(CH),75.8(Q),38.0(CH2),37.9(C
H),36.6(CH2),32.5(CH2),21.1(CH3),
20.0(CH2),14.7(CH3)。後者はメタノール
(0.5ml)で希釈し、1N水酸化ナトリウム水(0.10m
l)を加え、析出物を濾取してR1およびR2がシンナモイ
ル基、R3、R4およびR5がいずれも水酸基の化合物(I)
のトリナトリウム塩(12mg)を得た。
して (R1=水素、R2=シンナモイル基) 計算値:C,59.23;H,5.82 実測値:C,59.42;H,5.9413 C−NMR(75MHz,重メタノール中、δppm) 173.1(Q),173.0(Q),170.2(Q),168.
9(Q),167.2(Q),147.9(CH),139.1
(Q),135.5(Q),132.9(CH),131.9(C
H),130.1(2CH),129.6(CH),129.6(2
CH),129.5(2CH),127.9(CH),127.0
(2CH),117.8(CH),106.4(Q),93.3
(Q),83.6(CH),78.0(CH),77.3(CH),7
6.8(CH),75.8(Q),38.0(CH2),37.9(C
H),36.6(CH2),32.5(CH2),21.1(CH3),
20.0(CH2),14.7(CH3)。後者はメタノール
(0.5ml)で希釈し、1N水酸化ナトリウム水(0.10m
l)を加え、析出物を濾取してR1およびR2がシンナモイ
ル基、R3、R4およびR5がいずれも水酸基の化合物(I)
のトリナトリウム塩(12mg)を得た。
【0099】13C−NMR(75MHz,重クロロホルム
中、δppm)(R1およびR2=シンナモイル基、トリ−te
rt−ブチルエステル) 170.9(Q),168.6(Q),165.7(Q),165.
6(Q),164.6(Q),163.7(Q),146.8(C
H),146.4(CH),137.7(Q),134.1(Q),1
34.0(Q),131.4(CH),130.8(2CH),13
0.6(2CH),129.0(2CH),129.0(2CH),
128.9(CH),128.4(2CH),128.3(2C
H),128.2(2CH),126.9(CH),126.0(2
CH),116.8(CH),116.4(CH),104.3
(Q),90.1(Q),86.3(Q),84.4(Q),83.6
(Q),81.2(CH),76.6(CH),76.1(CH),7
5.5(CH),73.9(Q),36.6(CH2),36.3(C
H),36.0(CH2),30.9(CH2),28.1(3C
H3),28.0(3CH3),28.0(3CH3),21.2(C
H3),19.0(CH2),14.2(CH3)。
中、δppm)(R1およびR2=シンナモイル基、トリ−te
rt−ブチルエステル) 170.9(Q),168.6(Q),165.7(Q),165.
6(Q),164.6(Q),163.7(Q),146.8(C
H),146.4(CH),137.7(Q),134.1(Q),1
34.0(Q),131.4(CH),130.8(2CH),13
0.6(2CH),129.0(2CH),129.0(2CH),
128.9(CH),128.4(2CH),128.3(2C
H),128.2(2CH),126.9(CH),126.0(2
CH),116.8(CH),116.4(CH),104.3
(Q),90.1(Q),86.3(Q),84.4(Q),83.6
(Q),81.2(CH),76.6(CH),76.1(CH),7
5.5(CH),73.9(Q),36.6(CH2),36.3(C
H),36.0(CH2),30.9(CH2),28.1(3C
H3),28.0(3CH3),28.0(3CH3),21.2(C
H3),19.0(CH2),14.2(CH3)。
【0100】実施例29 リノレン酸(0.21ml)をジクロロメタン(6.0ml)に溶
解し、HOBT(104mg)、WSC(148mg)を順次加
え、室温で6時間攪拌した。反応液にR1およびR2が水
素、R3、R4およびR5がt−ブトキシ基、R6がアセチ
ル基、R7が水素の化合物(I)(348mg)、トリエチ
ルアミン(0.134ml)を加え、さらに室温で40時間
攪拌した。反応液を酢酸エチル−ヘキサン(1:1、25
ml)で希釈し、10%塩化アンモニウム水、2%炭酸水
素ナトリウム水、水、飽和食塩水(各々20ml)で洗浄
後、硫酸ナトリウムで乾燥、濃縮乾固して粗粉末を得
た。これをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(25m
l)に付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:5〜1:4)で溶出
される画分を集めて濃縮乾固し、粉末(252mg)を得
た。これをTFA(0.5ml)に溶解し、室温で70分放
置した。反応液を濃縮乾固後、酢酸エチル(30ml)で希
釈し、飽和食塩水で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥、濃
縮乾固して対応するR1がリノレノイル基、R3、R4お
よびR5がいずれも水酸基の化合物(I)の粉末(216m
g)を得た。 元素分析値:C44H60O14・1.5H2Oとして 計算値:C,62.92;H,7.56 実測値:C,62.93;H,7.7713 C−NMR(75MHz,重メタノール中、δppm) 173.6(Q),173.0(Q),172.4(Q),170.
1(Q),168.4(Q),139.1(Q),132.9(C
H),132.7(CH),131.1(CH),129.6(C
H),129.5(2CH),129.2(CH),129.2(C
H),128.8(CH),128.2(CH),127.9(CH),
127.0(2CH),107.2(Q),91.0(Q),82.
2(CH),81.0(CH),78.0(CH),76.6(C
H),75.6(Q),38.0(CH2),38.0(CH),36.
3(CH2),35.0(CH2),34.9(CH2),34.9(C
H2),32.7(CH2),30.7(CH2),30.2(CH2),
30.2(CH2),26.5(CH2),26.4(CH2),25.
8(CH2),21.5(CH2),21.2(CH3),20.1(C
H2),14.7(2CH3)。
解し、HOBT(104mg)、WSC(148mg)を順次加
え、室温で6時間攪拌した。反応液にR1およびR2が水
素、R3、R4およびR5がt−ブトキシ基、R6がアセチ
ル基、R7が水素の化合物(I)(348mg)、トリエチ
ルアミン(0.134ml)を加え、さらに室温で40時間
攪拌した。反応液を酢酸エチル−ヘキサン(1:1、25
ml)で希釈し、10%塩化アンモニウム水、2%炭酸水
素ナトリウム水、水、飽和食塩水(各々20ml)で洗浄
後、硫酸ナトリウムで乾燥、濃縮乾固して粗粉末を得
た。これをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(25m
l)に付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:5〜1:4)で溶出
される画分を集めて濃縮乾固し、粉末(252mg)を得
た。これをTFA(0.5ml)に溶解し、室温で70分放
置した。反応液を濃縮乾固後、酢酸エチル(30ml)で希
釈し、飽和食塩水で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥、濃
縮乾固して対応するR1がリノレノイル基、R3、R4お
よびR5がいずれも水酸基の化合物(I)の粉末(216m
g)を得た。 元素分析値:C44H60O14・1.5H2Oとして 計算値:C,62.92;H,7.56 実測値:C,62.93;H,7.7713 C−NMR(75MHz,重メタノール中、δppm) 173.6(Q),173.0(Q),172.4(Q),170.
1(Q),168.4(Q),139.1(Q),132.9(C
H),132.7(CH),131.1(CH),129.6(C
H),129.5(2CH),129.2(CH),129.2(C
H),128.8(CH),128.2(CH),127.9(CH),
127.0(2CH),107.2(Q),91.0(Q),82.
2(CH),81.0(CH),78.0(CH),76.6(C
H),75.6(Q),38.0(CH2),38.0(CH),36.
3(CH2),35.0(CH2),34.9(CH2),34.9(C
H2),32.7(CH2),30.7(CH2),30.2(CH2),
30.2(CH2),26.5(CH2),26.4(CH2),25.
8(CH2),21.5(CH2),21.2(CH3),20.1(C
H2),14.7(2CH3)。
【0101】実施例30 (2Z,4E)−10−メチルドデカジエン酸(118mg)
をジクロロメタン(6.5ml)に溶解し、HOBT(81m
g)、WSC(115mg)およびR1およびR2が水素、
R3、R4およびR5がt−ブトキシ基、R6がアセチル
基、R7が水素の化合物(I)(0.31g)を順次加え、
室温で1時間攪拌した。反応液にトリエチルアミン(0.
095ml)を加え、さらに室温で7日間攪拌した。反応
液を酢酸エチル−ヘキサン(1:1、25ml)で希釈し、
10%塩化アンモニウム水、2%炭酸水素ナトリウム
水、水、飽和食塩水(各々20ml)で洗浄後、硫酸ナトリ
ウムで乾燥、濃縮乾固して粗粉末を得た。これをシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(20ml)に付し、酢酸エ
チル−ヘキサン(1:5〜1:4)で溶出される画分を集め
て濃縮乾固し、粉末(82mg)を得た。これをTFA(0.
5ml)に溶解し、室温で40分放置した。反応液を濃縮
乾固後酢酸エチル(30ml)で希釈し、飽和食塩水で洗浄
後、硫酸ナトリウムで乾燥、濃縮乾固した。残渣を逆相
系分取HPLC(担体;ODS、YMC−Pack、D−O
DS−5、移動相;45%アセトニトリル/0.02Mリ
ン酸緩衝液、pH6.3)に付した。溶出容量260〜3
00mlの画分を集め約10mlまで濃縮した。これをpH
2.0に補正後食塩を加えて飽和し、酢酸エチル(10m
l)で2回抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄後、硫酸ナ
トリウムで乾燥、濃縮乾固してR1が式(a):
をジクロロメタン(6.5ml)に溶解し、HOBT(81m
g)、WSC(115mg)およびR1およびR2が水素、
R3、R4およびR5がt−ブトキシ基、R6がアセチル
基、R7が水素の化合物(I)(0.31g)を順次加え、
室温で1時間攪拌した。反応液にトリエチルアミン(0.
095ml)を加え、さらに室温で7日間攪拌した。反応
液を酢酸エチル−ヘキサン(1:1、25ml)で希釈し、
10%塩化アンモニウム水、2%炭酸水素ナトリウム
水、水、飽和食塩水(各々20ml)で洗浄後、硫酸ナトリ
ウムで乾燥、濃縮乾固して粗粉末を得た。これをシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(20ml)に付し、酢酸エ
チル−ヘキサン(1:5〜1:4)で溶出される画分を集め
て濃縮乾固し、粉末(82mg)を得た。これをTFA(0.
5ml)に溶解し、室温で40分放置した。反応液を濃縮
乾固後酢酸エチル(30ml)で希釈し、飽和食塩水で洗浄
後、硫酸ナトリウムで乾燥、濃縮乾固した。残渣を逆相
系分取HPLC(担体;ODS、YMC−Pack、D−O
DS−5、移動相;45%アセトニトリル/0.02Mリ
ン酸緩衝液、pH6.3)に付した。溶出容量260〜3
00mlの画分を集め約10mlまで濃縮した。これをpH
2.0に補正後食塩を加えて飽和し、酢酸エチル(10m
l)で2回抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄後、硫酸ナ
トリウムで乾燥、濃縮乾固してR1が式(a):
【0102】
【化9】
【0103】で表される基、R3、R4およびR5がいず
れも水酸基の化合物(I)の粉末(9mg)を得た。13 C−NMR(75MHz,重メタノール中、δppm) 173.1(Q),172.6(Q),170.3(Q),168.
6(Q),166.2(Q),148.0(CH),147.9(C
H),139.1(Q),132.9(CH),129.6(CH),
129.5(2CH),128.3(CH),128.0(CH),
127.1(2CH),115.2(CH),107.2(Q),9
1.2(Q),82.4(CH),80.9(CH),78.1(C
H),76.7(CH),75.7(Q),38.0(CH2),38.
0(CH),37.6(CH2),36.4(CH2),35.7(C
H),34.1(CH2),32.7(CH2),30.6(CH2),
30.3(CH2),27.9(CH2),21.2(CH3),20.
1(CH2),19.6(CH3),14.7(CH3),11.8(C
H3)。
れも水酸基の化合物(I)の粉末(9mg)を得た。13 C−NMR(75MHz,重メタノール中、δppm) 173.1(Q),172.6(Q),170.3(Q),168.
6(Q),166.2(Q),148.0(CH),147.9(C
H),139.1(Q),132.9(CH),129.6(CH),
129.5(2CH),128.3(CH),128.0(CH),
127.1(2CH),115.2(CH),107.2(Q),9
1.2(Q),82.4(CH),80.9(CH),78.1(C
H),76.7(CH),75.7(Q),38.0(CH2),38.
0(CH),37.6(CH2),36.4(CH2),35.7(C
H),34.1(CH2),32.7(CH2),30.6(CH2),
30.3(CH2),27.9(CH2),21.2(CH3),20.
1(CH2),19.6(CH3),14.7(CH3),11.8(C
H3)。
【0104】実施例31 (2E,4E)−10−メチルドデカジエン酸と(2E,4
E)−10−メチルウンデカジエン酸の混合物(1:1、
150mg)およびR1およびR2が水素、R3、R4および
R5がt−ブトキシ基、R6がアセチル基、R7が水素の
化合物(I)(408mg)をジクロロメタン(8.0ml)に
溶解し、WSC(163mg)およびDMAP(7.1mg)を
順次加え、室温で69時間攪拌した。反応液を酢酸エチ
ル−ヘキサン(1:1、25ml)で希釈し、10%塩化ア
ンモニウム水、2%炭酸水素ナトリウム水、水、飽和食
塩水(各々20ml)で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥、濃
縮凝固して粗粉末を得た。これをシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(25ml)に付し、酢酸エチル−ヘキサン
(1:5〜1:4)で溶出される画分を集めて濃縮乾固し、
粉末(102mg)を得た。これをTFA(0.5ml)に溶解
し、室温で40分放置した。反応液を濃縮乾固後逆相系
分取HPLC(担体;ODS、YMC−Pack、D−OD
S−5、移動相;42%アセトニトリル/0.02Mリン
酸緩衝液、pH6.3)に付した。溶出容量320〜44
0mlおよび540〜670mlの画分をそれぞれ集め約1
0mlまで濃縮した。これらをpH2.0に補正後食塩を加
えて飽和し、酢酸エチル(10ml)で2回抽出し、有機層
を飽和食塩水で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥、濃縮乾
固してR2が式(b):
E)−10−メチルウンデカジエン酸の混合物(1:1、
150mg)およびR1およびR2が水素、R3、R4および
R5がt−ブトキシ基、R6がアセチル基、R7が水素の
化合物(I)(408mg)をジクロロメタン(8.0ml)に
溶解し、WSC(163mg)およびDMAP(7.1mg)を
順次加え、室温で69時間攪拌した。反応液を酢酸エチ
ル−ヘキサン(1:1、25ml)で希釈し、10%塩化ア
ンモニウム水、2%炭酸水素ナトリウム水、水、飽和食
塩水(各々20ml)で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥、濃
縮凝固して粗粉末を得た。これをシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(25ml)に付し、酢酸エチル−ヘキサン
(1:5〜1:4)で溶出される画分を集めて濃縮乾固し、
粉末(102mg)を得た。これをTFA(0.5ml)に溶解
し、室温で40分放置した。反応液を濃縮乾固後逆相系
分取HPLC(担体;ODS、YMC−Pack、D−OD
S−5、移動相;42%アセトニトリル/0.02Mリン
酸緩衝液、pH6.3)に付した。溶出容量320〜44
0mlおよび540〜670mlの画分をそれぞれ集め約1
0mlまで濃縮した。これらをpH2.0に補正後食塩を加
えて飽和し、酢酸エチル(10ml)で2回抽出し、有機層
を飽和食塩水で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥、濃縮乾
固してR2が式(b):
【0105】
【化10】
【0106】で表される基、R3、R4およびR5がいず
れも水酸基の化合物(I)(3.7mg)およびR2が式
(c):
れも水酸基の化合物(I)(3.7mg)およびR2が式
(c):
【0107】
【化11】
【0108】で表される基、R3、R4およびR5がいず
れも水酸基の化合物(I)(6.5mg)の白色粉末をそれ
ぞれ得た。
れも水酸基の化合物(I)(6.5mg)の白色粉末をそれ
ぞれ得た。
【0109】1H−NMR(300MHz,重メタノール
中、δppm)[R2=式(b)の基] 7.33(1H,brd,J=8Hz),7.32(1H,dd,J=1
5.4,10.0Hz),7.26(1H,t,J=7.3Hz),7.
16(1H,t,J=7.1Hz),6.38(1H,d,J=15.
8Hz),6.24(2H,m),6.22(1H,m),5.92(1
H,d,J=15.4Hz),5.27(1H,d,J=0.8Hz),
5.27(1H,d,J=0.8Hz),5.04(1H,s),4.9
3(1H,m),2.29(1H,m),2.18(2H,q,J=6.
2Hz),2.05(1H,m),2.04(3H,s),1.93(2
H,m),1.89(1H,m),1.67(2H,brs),1.62(2
H,br),1.40(1H,m),1.34(2H,m),1.32(4
H,brs),1.13(2H,m),0.96(3H,d,J=6.8H
z),0.87(3H,t,J=6.8Hz),0.86(3H,d,J
=7.2Hz)。
中、δppm)[R2=式(b)の基] 7.33(1H,brd,J=8Hz),7.32(1H,dd,J=1
5.4,10.0Hz),7.26(1H,t,J=7.3Hz),7.
16(1H,t,J=7.1Hz),6.38(1H,d,J=15.
8Hz),6.24(2H,m),6.22(1H,m),5.92(1
H,d,J=15.4Hz),5.27(1H,d,J=0.8Hz),
5.27(1H,d,J=0.8Hz),5.04(1H,s),4.9
3(1H,m),2.29(1H,m),2.18(2H,q,J=6.
2Hz),2.05(1H,m),2.04(3H,s),1.93(2
H,m),1.89(1H,m),1.67(2H,brs),1.62(2
H,br),1.40(1H,m),1.34(2H,m),1.32(4
H,brs),1.13(2H,m),0.96(3H,d,J=6.8H
z),0.87(3H,t,J=6.8Hz),0.86(3H,d,J
=7.2Hz)。
【0110】13C−NMR(75MHz,重メタノール
中、δppm)[R2=式(c)の基] 173.1(Q),173.0(Q),170.2(Q),169.
0(Q),167.4(Q),148.4(CH),147.4(C
H),139.1(Q),132.8(CH),129.7(CH),
129.5(2CH),129.0(CH),127.9(CH),
127.1(2CH),118.8(CH),106.4(Q),9
3.3(Q),83.4(CH),78.0(CH),77.3(C
H),76.8(CH),75.6(Q),40.0(CH),38.
0(CH2),38.0(CH),37.8(CH2),36.6(C
H2),34.1(CH2),32.4(CH2),30.1(CH2),
29.1(CH2),28.1(CH2),23.0(2CH3),2
1.2(CH3),20.0(CH2),14.7(CH3)。
中、δppm)[R2=式(c)の基] 173.1(Q),173.0(Q),170.2(Q),169.
0(Q),167.4(Q),148.4(CH),147.4(C
H),139.1(Q),132.8(CH),129.7(CH),
129.5(2CH),129.0(CH),127.9(CH),
127.1(2CH),118.8(CH),106.4(Q),9
3.3(Q),83.4(CH),78.0(CH),77.3(C
H),76.8(CH),75.6(Q),40.0(CH),38.
0(CH2),38.0(CH),37.8(CH2),36.6(C
H2),34.1(CH2),32.4(CH2),30.1(CH2),
29.1(CH2),28.1(CH2),23.0(2CH3),2
1.2(CH3),20.0(CH2),14.7(CH3)。
【0111】実施例32 コール酸トリテトラヒドロピラニルエーテル体(275m
g)をジクロロメタン(5.0ml)に溶解し、HOBT(67
mg)、WSC(96mg)を順次加え、室温で4.5時間攪拌
した。反応液にR1およびR2が水素、R3、R4およびR
5がt−ブトキシ基、R6がアセチル基、R7が水素の化
合物(I)(200mg)およびトリエチルアミン(0.11
5ml)を加え、さらに室温で41時間攪拌した。反応液
を酢酸エチル−ヘキサン(1:1、20ml)で希釈し、1
0%塩化アンモニウム水、2%炭酸水素ナトリウム水、
水、飽和食塩水(各々20ml)で洗浄後、硫酸ナトリウム
で乾燥、濃縮乾固して粗粉末を得た。これをシリカゲル
カラムクロマトグラフィー(20ml)に付し、酢酸エチル
−ヘキサン(1:3)で溶出される画分を集めて濃縮乾固
し、粉末(231mg)を得た。これをTFA(0.5ml)に
溶解し、室温で1.5時間放置した。反応液を濃縮乾固
し、2%炭酸水素ナトリウム水(15ml)を加えて混和し
た。混合物をpH7.4に補正し、酢酸エチル(10ml)で
2回抽出した。有機層を2%炭酸水素ナトリウム水、
水、飽和食塩水(各々10ml)で洗浄後、硫酸ナトリウム
で乾燥、濃縮乾固して粗粉末を得た。これを逆相系分取
HPLC(担体;ODS−YMC−Pack、SH−34
3、移動相;35%アセトニトリル/0.01Mリン酸緩
衝液、pH6.3)に付した。溶出容量250〜450ml
の画分を集め約10mlまで濃縮し、pH2.0に補正後食
塩(1.0g)を加えて溶解し、酢酸エチル(10ml)で2回
抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、硫酸ナトリウ
ムで乾燥、濃縮乾固し、R1が式(d):
g)をジクロロメタン(5.0ml)に溶解し、HOBT(67
mg)、WSC(96mg)を順次加え、室温で4.5時間攪拌
した。反応液にR1およびR2が水素、R3、R4およびR
5がt−ブトキシ基、R6がアセチル基、R7が水素の化
合物(I)(200mg)およびトリエチルアミン(0.11
5ml)を加え、さらに室温で41時間攪拌した。反応液
を酢酸エチル−ヘキサン(1:1、20ml)で希釈し、1
0%塩化アンモニウム水、2%炭酸水素ナトリウム水、
水、飽和食塩水(各々20ml)で洗浄後、硫酸ナトリウム
で乾燥、濃縮乾固して粗粉末を得た。これをシリカゲル
カラムクロマトグラフィー(20ml)に付し、酢酸エチル
−ヘキサン(1:3)で溶出される画分を集めて濃縮乾固
し、粉末(231mg)を得た。これをTFA(0.5ml)に
溶解し、室温で1.5時間放置した。反応液を濃縮乾固
し、2%炭酸水素ナトリウム水(15ml)を加えて混和し
た。混合物をpH7.4に補正し、酢酸エチル(10ml)で
2回抽出した。有機層を2%炭酸水素ナトリウム水、
水、飽和食塩水(各々10ml)で洗浄後、硫酸ナトリウム
で乾燥、濃縮乾固して粗粉末を得た。これを逆相系分取
HPLC(担体;ODS−YMC−Pack、SH−34
3、移動相;35%アセトニトリル/0.01Mリン酸緩
衝液、pH6.3)に付した。溶出容量250〜450ml
の画分を集め約10mlまで濃縮し、pH2.0に補正後食
塩(1.0g)を加えて溶解し、酢酸エチル(10ml)で2回
抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、硫酸ナトリウ
ムで乾燥、濃縮乾固し、R1が式(d):
【0112】
【化12】
【0113】で表されるコリル基、R3、R4およびR5
がいずれも水酸基の化合物(I)の白色粉末(38mg)を
得た。 元素分析値:C50H70O17・2.5H2Oとして 計算値;C,60.78;H,7.65 実測値;C,60.72;H,7.59
がいずれも水酸基の化合物(I)の白色粉末(38mg)を
得た。 元素分析値:C50H70O17・2.5H2Oとして 計算値;C,60.78;H,7.65 実測値;C,60.72;H,7.59
【0114】13C−NMR(75MHz,重メタノール
中、δppm) 174.3(Q),173.1(Q),172.4(Q),170.
2(Q),168.4(Q),139.0(Q),132.8(C
H),129.6(CH),129.5(2CH),127.9(C
H),127.0(2CH),107.2(Q),91.0(Q),8
2.2(CH),81.0(CH),78.1(CH),76.6(C
H),75.6(Q),74.3(CH),72.8(CH),69.
1(CH),47.8(Q),47.4(CH),43.1(CH),
43.0(CH),40.9(CH),40.4(CH),38.0
(CH2),37.9(CH),36.6(CH),36.4(C
H2),36.3(CH2),35.9(Q),35.8(CH2),3
2.6(CH2)32.0(CH2),31.9(CH2),31.0(C
H2),29.5(CH2),28.6(CH2),27.8(CH),
24.2(CH2),23.2(CH3),21.2(CH3),20.
1(CH2),17.6(CH3),14.7(CH3),13.0(C
H3)。
中、δppm) 174.3(Q),173.1(Q),172.4(Q),170.
2(Q),168.4(Q),139.0(Q),132.8(C
H),129.6(CH),129.5(2CH),127.9(C
H),127.0(2CH),107.2(Q),91.0(Q),8
2.2(CH),81.0(CH),78.1(CH),76.6(C
H),75.6(Q),74.3(CH),72.8(CH),69.
1(CH),47.8(Q),47.4(CH),43.1(CH),
43.0(CH),40.9(CH),40.4(CH),38.0
(CH2),37.9(CH),36.6(CH),36.4(C
H2),36.3(CH2),35.9(Q),35.8(CH2),3
2.6(CH2)32.0(CH2),31.9(CH2),31.0(C
H2),29.5(CH2),28.6(CH2),27.8(CH),
24.2(CH2),23.2(CH3),21.2(CH3),20.
1(CH2),17.6(CH3),14.7(CH3),13.0(C
H3)。
【0115】実施例33 R1が2−オクテノイル基、R2が水素、R3、R4および
R5が水酸基、R6がアセチル基、R7が水素の化合物
(I)(699mg)をエタノール(35ml)に溶解し、カ
ンファースルホン酸(240mg)存在下、室温で47時
間撹拌した。反応液に2%炭酸水素ナトリウム水(5.
1ml)を加えて10mlまで濃縮し、水(40ml)で希釈
した。水層に塩化ナトリウム(10g)を加えて溶解
し、pH2.5に補正後、酢酸エチル(35ml)で2回抽
出した。有機層を合わせて飽和食塩水で洗浄後、硫酸ナ
トリウムで乾燥、濃縮乾固して粗粉末(686mg)を得
た。これを逆相系分取HPLC(担体;ODS、YMC
−パック(Pack)、SH−363、移動相;35%アセ
トニトリル/0.01Mリン酸緩衝液、pH6.3)に付
した。溶出容量610−850mlの画分を集めて約50
mlまで濃縮し、塩化ナトリウム(2g)を加えて溶解
後、pH2.4に補正し、酢酸エチル(40ml)で2回抽
出した。有機層を合わせて飽和食塩水で洗浄後、硫酸ナ
トリウムで乾燥、濃縮乾固して対応するR5がエトキシ
基の化合物(I)の白色粉末(375mg)を得た。 元素分析値:C36H48O14・0.5H2Oとして 計算値;C,60.58;H,6.92 実測値;C,60.42;H,6.89
R5が水酸基、R6がアセチル基、R7が水素の化合物
(I)(699mg)をエタノール(35ml)に溶解し、カ
ンファースルホン酸(240mg)存在下、室温で47時
間撹拌した。反応液に2%炭酸水素ナトリウム水(5.
1ml)を加えて10mlまで濃縮し、水(40ml)で希釈
した。水層に塩化ナトリウム(10g)を加えて溶解
し、pH2.5に補正後、酢酸エチル(35ml)で2回抽
出した。有機層を合わせて飽和食塩水で洗浄後、硫酸ナ
トリウムで乾燥、濃縮乾固して粗粉末(686mg)を得
た。これを逆相系分取HPLC(担体;ODS、YMC
−パック(Pack)、SH−363、移動相;35%アセ
トニトリル/0.01Mリン酸緩衝液、pH6.3)に付
した。溶出容量610−850mlの画分を集めて約50
mlまで濃縮し、塩化ナトリウム(2g)を加えて溶解
後、pH2.4に補正し、酢酸エチル(40ml)で2回抽
出した。有機層を合わせて飽和食塩水で洗浄後、硫酸ナ
トリウムで乾燥、濃縮乾固して対応するR5がエトキシ
基の化合物(I)の白色粉末(375mg)を得た。 元素分析値:C36H48O14・0.5H2Oとして 計算値;C,60.58;H,6.92 実測値;C,60.42;H,6.89
【0116】13C−NMR(75MHz,重クロロホルム
中、δppm) 173.0(Q),172.3(Q),172.0(Q),168.
4(Q),168.3(Q),139.0(Q),136.1(C
H),132.8(CH),129.5(CH),129.4(2C
H),127.9(CH),127.0(2CH),122.2
(CH),107.1(Q),90.9(Q),82.1(CH),8
1.1(CH),77.9(CH),76.7(CH),75.7
(Q),62.6(CH2),38.6(CH2),38.0(CH2),
37.9(CH),36.3(CH2),33.2(CH2),32.
6(CH2),32.4(CH2),23.2(CH2),21.2(C
H3),20.0(CH2),14.6(CH3),14.3(CH3),
14.2(CH3)。
中、δppm) 173.0(Q),172.3(Q),172.0(Q),168.
4(Q),168.3(Q),139.0(Q),136.1(C
H),132.8(CH),129.5(CH),129.4(2C
H),127.9(CH),127.0(2CH),122.2
(CH),107.1(Q),90.9(Q),82.1(CH),8
1.1(CH),77.9(CH),76.7(CH),75.7
(Q),62.6(CH2),38.6(CH2),38.0(CH2),
37.9(CH),36.3(CH2),33.2(CH2),32.
6(CH2),32.4(CH2),23.2(CH2),21.2(C
H3),20.0(CH2),14.6(CH3),14.3(CH3),
14.2(CH3)。
【0017】製剤例1 実施例21で得られたR1がミリストイル、R2が水素、
R3、R4およびR5が水酸基、R6がアセチル基、R7が
水素の化合物(I)を用いて、下記に示す処方の全成分
を混和し、ゼラチンカプセルに充填し、カプセル1個当
たり上記化合物を50mg含有するカプセル剤を製造し
た。 実施例21で得られた化合物 50mg 乳糖 100mg コーンスターチ 40mgステアリン酸マグネシウム 10mg 合計 200mg
R3、R4およびR5が水酸基、R6がアセチル基、R7が
水素の化合物(I)を用いて、下記に示す処方の全成分
を混和し、ゼラチンカプセルに充填し、カプセル1個当
たり上記化合物を50mg含有するカプセル剤を製造し
た。 実施例21で得られた化合物 50mg 乳糖 100mg コーンスターチ 40mgステアリン酸マグネシウム 10mg 合計 200mg
【0118】製剤例2 実施例21で得られたR1がミリストイル、R2が水素、
R3、R4およびR5が水酸基、R6がアセチル基、R7が
水素の化合物(I)とステアリン酸マグネシウムを可溶
性デンプンの水溶液で自体公知の方法に従い、顆粒化
し、乾燥後、乳糖およびコーンスターチと混合した。混
合物を圧縮成型し、下記に示す処方の錠剤を製造した。 実施例21で得られた化合物 50mg 乳糖 65mg コーンスターチ 30mg 可溶性デンプン 35mgステアリン酸マグネシウム 20mg 合計 200mg
R3、R4およびR5が水酸基、R6がアセチル基、R7が
水素の化合物(I)とステアリン酸マグネシウムを可溶
性デンプンの水溶液で自体公知の方法に従い、顆粒化
し、乾燥後、乳糖およびコーンスターチと混合した。混
合物を圧縮成型し、下記に示す処方の錠剤を製造した。 実施例21で得られた化合物 50mg 乳糖 65mg コーンスターチ 30mg 可溶性デンプン 35mgステアリン酸マグネシウム 20mg 合計 200mg
【0119】
【発明の効果】本発明の化合物は、スクアレン合成酵素
阻害活性を有する新規化合物であり、毒性は低く、コレ
ステロール低下剤として有効なため、抗高脂血症の予防
および治療薬として有用である。
阻害活性を有する新規化合物であり、毒性は低く、コレ
ステロール低下剤として有効なため、抗高脂血症の予防
および治療薬として有用である。
Claims (16)
- 【請求項1】 一般式(I): 【化1】 (式中、Xはエチレン基またはビニレン基を、R1、
R2、R6およびR7は各々水素または置換されていても
よいアシル基を、R3、R4およびR5は各々水酸基、ア
ルコキシ基または置換されていてもよいアミノ基を示
す。ただし、R1が11−フェニル−10−ウンデセノ
イル基のとき、R3、R4およびR5の少なくとも1つは
水酸基以外の基である。)で表される化合物またはその
塩。 - 【請求項2】 Xがビニレン基である請求項1記載の化
合物。 - 【請求項3】 R1、R2、R6およびR7で示されるアシ
ル基が、有機カルボン酸由来のアシル基である請求項1
記載の化合物。 - 【請求項4】 R1、R2、R6およびR7で示されるアシ
ル基が、炭素数1〜30のアシル基である請求項1記載
の化合物。 - 【請求項5】 R1、R2、R6およびR7で示されるアシ
ル基が、不飽和結合を1〜6個有するアシル基である請
求項1記載の化合物。 - 【請求項6】 R1、R2、R6およびR7で示されるアシ
ル基が、アルキル基、アルコキシ基、モノまたはジアル
キルアミノ基、ハロゲン、カルボキシル基、水酸基、ア
シルオキシ基、アミノ基および複素環基から選ばれる1
個以上の基で置換されていてもよいアシル基である請求
項1記載の化合物。 - 【請求項7】 アルキル基が炭素数1〜6のアルキル
基、アルコキシ基が炭素数1〜6のアルコキシ基、モノ
またはジアルキルアミノ基が炭素数1〜6のアルキル基
を有するモノまたはジアルキルアミノ基、アシルオキシ
基が炭素数1〜6のアシルオキシ基、複素環基が炭素数
2〜10の複素環基である請求項6記載の化合物。 - 【請求項8】 R6が水素またはアセチルである請求項
1記載の化合物。 - 【請求項9】 R3、R4およびR5で示されるアルコキ
シ基が、炭素数1〜6のアルコキシ基である請求項1記
載の化合物。 - 【請求項10】 R3、R4およびR5で示される置換さ
れていてもよいアミノ基が、アルキル基でモノまたはジ
置換されていてもよいアミノ基である請求項1記載の化
合物。 - 【請求項11】 アルキル基が炭素数1〜6のアルキル
基である請求項10記載の化合物。 - 【請求項12】 R1が水素、置換されていてもよいア
ルカノイル基または置換されていてもよいアルケノイル
基、R3、R4およびR5が各々水酸基またはアルコキシ
基、R7が水素であり、R1がオクタノイル、デカノイ
ル、11−フェニル−10−ウンデセノイル基または1
1−フェニルウンデカノイル基のとき、R3、R4および
R5の少なくとも1つがアルコキシ基である請求項1記
載の化合物。 - 【請求項13】 アルカノイル基が炭素数1〜7のアル
カノイル基である請求項12記載の化合物。 - 【請求項14】 アルケノイル基が炭素数3〜20のア
ルケノイル基である請求項12載の化合物。 - 【請求項15】 一般式(II): 【化2】 (式中、R1、R2、R6およびR7は以下の一般式(I)
と同じ、R8、R9およびR10は各々保護されていてもよ
いカルボキシル基を示す。ただし、R1が11−フェニ
ル−10−ウンデセノイル基のとき、R8、R9およびR
10の少なくとも1つは保護されたカルボキシル基であ
る。)で表される化合物またはその塩を、要すればアシ
ル化し、ついで脱保護反応に付すことを特徴とする一般
式(I): 【化3】 (式中、Xはエチレン基またはビニレン基を、R1、
R2、R6およびR7は各々水素または置換されていても
よいアシル基を、R3、R4およびR5は各々水酸基、ア
ルコキシ基または置換されていてもよいアミノ基を示
す。ただし、R1が11−フェニル−10−ウンデセノ
イル基のとき、R3、R4およびR5の少なくとも1つは
水酸基以外の基である。)で表される化合物またはその
塩の製造法。 - 【請求項16】 一般式(I): 【化4】 (式中、Xはエチレン基またはビニレン基を、R1、
R2、R6およびR7は各々水素または置換されていても
よいアシル基を、R3、R4およびR5は各々水酸基、ア
ルコキシ基または置換されていてもよいアミノ基を示
す。ただし、R1が11−フェニル−10−ウンデセノ
イル基のとき、R3、R4およびR5の少なくとも1つは
水酸基以外の基である。)で表される化合物またはその
塩を含有してなる抗高脂血症剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6251857A JPH07173166A (ja) | 1993-11-05 | 1994-10-18 | Tan−1607a誘導体、その製造法および用途 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5-277188 | 1993-11-05 | ||
| JP27718893 | 1993-11-05 | ||
| JP6251857A JPH07173166A (ja) | 1993-11-05 | 1994-10-18 | Tan−1607a誘導体、その製造法および用途 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07173166A true JPH07173166A (ja) | 1995-07-11 |
Family
ID=26540399
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6251857A Withdrawn JPH07173166A (ja) | 1993-11-05 | 1994-10-18 | Tan−1607a誘導体、その製造法および用途 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07173166A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8513305B2 (en) | 2007-05-14 | 2013-08-20 | Research Foundation Of State University Of New York | Induction of a physiological dispersion response in bacterial cells in a biofilm |
| US8557864B2 (en) | 2007-09-19 | 2013-10-15 | Nagoya Industrial Science Research Institute | Agent having neurotrophic factor-like activity |
-
1994
- 1994-10-18 JP JP6251857A patent/JPH07173166A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8513305B2 (en) | 2007-05-14 | 2013-08-20 | Research Foundation Of State University Of New York | Induction of a physiological dispersion response in bacterial cells in a biofilm |
| US10653140B2 (en) | 2007-05-14 | 2020-05-19 | The Research Foundation For The State University Of New York | Induction of a physiological dispersion response in bacterial cells in a biofilm |
| US11452291B2 (en) | 2007-05-14 | 2022-09-27 | The Research Foundation for the State University | Induction of a physiological dispersion response in bacterial cells in a biofilm |
| US8557864B2 (en) | 2007-09-19 | 2013-10-15 | Nagoya Industrial Science Research Institute | Agent having neurotrophic factor-like activity |
| JP5447954B2 (ja) * | 2007-09-19 | 2014-03-19 | 公益財団法人名古屋産業科学研究所 | 神経栄養因子様作用剤 |
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|---|---|---|---|
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