JPH07183122A - 電磁石 - Google Patents
電磁石Info
- Publication number
- JPH07183122A JPH07183122A JP5324734A JP32473493A JPH07183122A JP H07183122 A JPH07183122 A JP H07183122A JP 5324734 A JP5324734 A JP 5324734A JP 32473493 A JP32473493 A JP 32473493A JP H07183122 A JPH07183122 A JP H07183122A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic pole
- coil
- magnetic flux
- iron core
- movable iron
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
- 230000004907 flux Effects 0.000 claims abstract description 44
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 37
- 230000004323 axial length Effects 0.000 claims description 3
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 1
- 238000001179 sorption measurement Methods 0.000 description 1
- 239000004575 stone Substances 0.000 description 1
- 239000013589 supplement Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Electromagnets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】スプリングを不用とし、構成を単純化した高感
度電磁石を提供する。 【構成】1はボビン、2はコイル、3は固定磁極、4は
磁極、5はヨーク、7は可動鉄心、9は永久磁石、9a
は磁極片、6,8は間隙、φm1,φm2は永久磁石に磁
束、φ1 はコイルに通電した時の磁束である。コイルに
無通電の時は、φm1により可動鉄心は固定磁極に吸着さ
れている。コイルに通電すると、φ1 とφm2は重畳さ
れ、φ1 はφm1と相殺されて間隙6には強力な吸引力が
発生し、可動鉄心は磁極4側に吸引される図1(b)。
コイルの通電を停止すると、図1(a)に復旧する。す
なわち、単安定作動する。なお磁極4の面は小径面を外
側にした円錐台形に形成してもよい。
度電磁石を提供する。 【構成】1はボビン、2はコイル、3は固定磁極、4は
磁極、5はヨーク、7は可動鉄心、9は永久磁石、9a
は磁極片、6,8は間隙、φm1,φm2は永久磁石に磁
束、φ1 はコイルに通電した時の磁束である。コイルに
無通電の時は、φm1により可動鉄心は固定磁極に吸着さ
れている。コイルに通電すると、φ1 とφm2は重畳さ
れ、φ1 はφm1と相殺されて間隙6には強力な吸引力が
発生し、可動鉄心は磁極4側に吸引される図1(b)。
コイルの通電を停止すると、図1(a)に復旧する。す
なわち、単安定作動する。なお磁極4の面は小径面を外
側にした円錐台形に形成してもよい。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、産業、民生の広範な各
分野の諸設備に活用されている電磁石の省電力化或は小
型軽量化に関する。
分野の諸設備に活用されている電磁石の省電力化或は小
型軽量化に関する。
【0002】
【従来の技術】図5により、従来の電磁石の構成と作用
を説明する。すなわち、動作間隙15を介して配設した
固定磁極3と可動鉄心7は、コイル1の通電によって動
作間隙15に誘起される磁束の作用によって、可動鉄心
7に作用しているスプリング14の力に抗して相互に吸
力して吸着状態を保持する。ここで、コイル1の通電を
停止すれば、前記の磁束の作用が消失して、スプリング
14の反力によって動作間隙15を図示位置に復旧させ
るもので、いわゆる通電時作動、通電停止時復旧の動作
特性をもつ電磁石として周知である。
を説明する。すなわち、動作間隙15を介して配設した
固定磁極3と可動鉄心7は、コイル1の通電によって動
作間隙15に誘起される磁束の作用によって、可動鉄心
7に作用しているスプリング14の力に抗して相互に吸
力して吸着状態を保持する。ここで、コイル1の通電を
停止すれば、前記の磁束の作用が消失して、スプリング
14の反力によって動作間隙15を図示位置に復旧させ
るもので、いわゆる通電時作動、通電停止時復旧の動作
特性をもつ電磁石として周知である。
【0003】また、図5の構成に、さらに永久磁石を組
込み、コイルに通電時作動、通電停止時は永久磁石の磁
束により自己保持特性(ラッチング特性)し、逆方向通
電により復旧する特性をもつ電磁石も下記公報によって
公知である。 (a)実公平1−34326号公報 (b)特開昭57−186312号公報 (c)実公昭60−25861号公報 (d)実公昭61−27140号公報 (e)特開昭58−93303号公報 (f)実開昭58−116211号公報
込み、コイルに通電時作動、通電停止時は永久磁石の磁
束により自己保持特性(ラッチング特性)し、逆方向通
電により復旧する特性をもつ電磁石も下記公報によって
公知である。 (a)実公平1−34326号公報 (b)特開昭57−186312号公報 (c)実公昭60−25861号公報 (d)実公昭61−27140号公報 (e)特開昭58−93303号公報 (f)実開昭58−116211号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の従来の
電磁石は、コイルへの通電によって、動作間隙に誘起さ
れる磁束の2乗に比例する電磁吸引力を利用するもので
あり、また上記永久磁石を組込んだ自己保持電磁石で
も、永久磁石の起磁力による磁束は、単に固定磁極と可
動鉄心の吸引後の吸着保持力として利用されるにすぎな
い。
電磁石は、コイルへの通電によって、動作間隙に誘起さ
れる磁束の2乗に比例する電磁吸引力を利用するもので
あり、また上記永久磁石を組込んだ自己保持電磁石で
も、永久磁石の起磁力による磁束は、単に固定磁極と可
動鉄心の吸引後の吸着保持力として利用されるにすぎな
い。
【0005】本発明者は、この点に着目して、特公平4
−23403号公報で開示されているように、コイル通
電による磁束と永久磁石起磁力による磁束との、動作間
隙における和の2乗に比例する電磁吸引力を活用して、
微少電流によって大きな吸引力を発生する高感度動作特
性の電磁石を提案している。しかしながら、本提案の電
磁石を、通電時作動、通電停止時復旧の特性をもつ電磁
石として利用するためには、特公平4−23403号公
報の明細書に記載しているように、第2図と第3図に示
すスプリング3が不可欠である。従って、このスプリン
グの存在により、可動鉄心の吸引動作過程において、可
動鉄心に作用する電磁吸引力に対しスプリング抗力が逆
方向に作用する。すなわち、電磁吸引力がスプリング抗
力により滅殺されるので有効吸引力が著しく阻害される
と共にスプリングの存在により電磁石の構成を繁雑化す
るという欠点があった。
−23403号公報で開示されているように、コイル通
電による磁束と永久磁石起磁力による磁束との、動作間
隙における和の2乗に比例する電磁吸引力を活用して、
微少電流によって大きな吸引力を発生する高感度動作特
性の電磁石を提案している。しかしながら、本提案の電
磁石を、通電時作動、通電停止時復旧の特性をもつ電磁
石として利用するためには、特公平4−23403号公
報の明細書に記載しているように、第2図と第3図に示
すスプリング3が不可欠である。従って、このスプリン
グの存在により、可動鉄心の吸引動作過程において、可
動鉄心に作用する電磁吸引力に対しスプリング抗力が逆
方向に作用する。すなわち、電磁吸引力がスプリング抗
力により滅殺されるので有効吸引力が著しく阻害される
と共にスプリングの存在により電磁石の構成を繁雑化す
るという欠点があった。
【0006】本発明は、上述の問題点を解決し、スプリ
ングを必要とせず、より単純な構成で、より高感度動作
特性と省電力効果を発揮する電磁石を提供することを課
題とするものである。
ングを必要とせず、より単純な構成で、より高感度動作
特性と省電力効果を発揮する電磁石を提供することを課
題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解決するものであり、外殻を形成するヨーク(5)の対
向する一方の面に立設された固定磁極(3)と、該ヨー
ク(5)の他方の面に該固定磁極(3)と同軸に開口さ
れ筒状孔又は小径面を外側に形成した円錐台状孔からな
る磁極(4)と、該固定磁極(3)を囲繞して配設され
た筒状ボビン(1)と、該ボビン(1)に巻装したコイ
ル(2)と、該ボビン(1)と該磁極(4)間に該ボビ
ン(1)を囲繞して配設された永久磁石(9)と、該永
久磁石(9)の磁束により該固定磁極(3)に吸着され
該コイル(2)に所定極性の電流を通電することにより
該永久磁石(9)の磁束と該コイル(2)による磁束を
相殺・重畳させて該固定磁極(3)から該磁極(4)側
へ吸着されると共に該固定磁極(3)の磁極面と該磁極
(4)の磁極面の外端との間の距離より短い軸方向長さ
を有する可動鉄心(7)と、該可動鉄心(7)の軸方向
移動距離を所定値に制限する手段とからなることを特徴
とする電磁石である。この電磁石は単安定動作をするこ
とができるものである。
解決するものであり、外殻を形成するヨーク(5)の対
向する一方の面に立設された固定磁極(3)と、該ヨー
ク(5)の他方の面に該固定磁極(3)と同軸に開口さ
れ筒状孔又は小径面を外側に形成した円錐台状孔からな
る磁極(4)と、該固定磁極(3)を囲繞して配設され
た筒状ボビン(1)と、該ボビン(1)に巻装したコイ
ル(2)と、該ボビン(1)と該磁極(4)間に該ボビ
ン(1)を囲繞して配設された永久磁石(9)と、該永
久磁石(9)の磁束により該固定磁極(3)に吸着され
該コイル(2)に所定極性の電流を通電することにより
該永久磁石(9)の磁束と該コイル(2)による磁束を
相殺・重畳させて該固定磁極(3)から該磁極(4)側
へ吸着されると共に該固定磁極(3)の磁極面と該磁極
(4)の磁極面の外端との間の距離より短い軸方向長さ
を有する可動鉄心(7)と、該可動鉄心(7)の軸方向
移動距離を所定値に制限する手段とからなることを特徴
とする電磁石である。この電磁石は単安定動作をするこ
とができるものである。
【0008】該固定磁極(3)に替えて該筒状孔又は小
径面を外側に形成した円錐台状孔の磁極(10)を形成
すると共に、該可動鉄心(7)は両方の頭部を該円錐台
形状に形成するよう可動鉄心(7a)の長手方向中心に
対して対称形に形成してもよい。この実施例では双安定
動作をすることができる。
径面を外側に形成した円錐台状孔の磁極(10)を形成
すると共に、該可動鉄心(7)は両方の頭部を該円錐台
形状に形成するよう可動鉄心(7a)の長手方向中心に
対して対称形に形成してもよい。この実施例では双安定
動作をすることができる。
【0009】
【作用】本発明の第1の実施例を用いその作用を、図1
を参照して説明する。図1(a)において、3はヨーク
5内の一方端に固設された固定磁極、1は固定磁極3を
囲繞して配設された筒状ボビン、2はボビン1に巻装し
たコイル、4はヨーク5の固定磁極3と反対側に固定磁
極3と同軸に開口され筒状孔(又は小径面を外側に形成
した円錐台状孔)からなる磁極、9はボビン1と磁極4
間にボビン1を囲繞して配設された永久磁石であり、一
方磁極をヨーク5の側面に固着し、他方磁極は磁極片9
aの一側面と当接させている。そして、7は、永久磁石
9の磁束により無通電時は固定磁極3に吸着されており
コイル2に所定極性の電流を通電することによって永久
磁石9の磁束とコイル2による磁束を相殺・重畳させて
固定磁極3から磁極4側へ吸着される可動鉄心であり、
可動鉄心7は固定磁極3の磁極面と磁極4の磁極面の外
端との間の距離より短い軸方向長さを有するよう構成さ
れている。
を参照して説明する。図1(a)において、3はヨーク
5内の一方端に固設された固定磁極、1は固定磁極3を
囲繞して配設された筒状ボビン、2はボビン1に巻装し
たコイル、4はヨーク5の固定磁極3と反対側に固定磁
極3と同軸に開口され筒状孔(又は小径面を外側に形成
した円錐台状孔)からなる磁極、9はボビン1と磁極4
間にボビン1を囲繞して配設された永久磁石であり、一
方磁極をヨーク5の側面に固着し、他方磁極は磁極片9
aの一側面と当接させている。そして、7は、永久磁石
9の磁束により無通電時は固定磁極3に吸着されており
コイル2に所定極性の電流を通電することによって永久
磁石9の磁束とコイル2による磁束を相殺・重畳させて
固定磁極3から磁極4側へ吸着される可動鉄心であり、
可動鉄心7は固定磁極3の磁極面と磁極4の磁極面の外
端との間の距離より短い軸方向長さを有するよう構成さ
れている。
【0010】すなわち、図1(a)に示すように、コイ
ル2に通電されていないときは、永久磁石9の磁束は実
線矢印のように作用し、可動鉄心7は固定磁極3に吸着
されている。次いで、図1(b)に示すように、コイル
2に通電すると、その磁束は破線矢印のように作用す
る。固定磁極3側では、永久磁石9の磁束はコイル2の
磁束と相殺され、可動鉄心7側では永久磁石9の磁束と
コイル2の磁束は重畳相加されることになる。従って、
可動鉄心7は磁極4側に吸着される。コイル2の通電を
オフとすると、永久磁石9の磁束のみが存在することと
なり、図1(a)の状態に復帰する。
ル2に通電されていないときは、永久磁石9の磁束は実
線矢印のように作用し、可動鉄心7は固定磁極3に吸着
されている。次いで、図1(b)に示すように、コイル
2に通電すると、その磁束は破線矢印のように作用す
る。固定磁極3側では、永久磁石9の磁束はコイル2の
磁束と相殺され、可動鉄心7側では永久磁石9の磁束と
コイル2の磁束は重畳相加されることになる。従って、
可動鉄心7は磁極4側に吸着される。コイル2の通電を
オフとすると、永久磁石9の磁束のみが存在することと
なり、図1(a)の状態に復帰する。
【0011】なお、図2は、所定傾斜角を持つ円錐台状
孔により磁極4aを形成した場合の断面の説明図であ
り、軸方向摺動長を所定値に制限する手段の一実施例と
して非磁性体ストッパ13を用いた例を示した。上述
の、永久磁石9の磁束とコイル2による磁束の相殺・重
畳作用を詳しく説明する。
孔により磁極4aを形成した場合の断面の説明図であ
り、軸方向摺動長を所定値に制限する手段の一実施例と
して非磁性体ストッパ13を用いた例を示した。上述
の、永久磁石9の磁束とコイル2による磁束の相殺・重
畳作用を詳しく説明する。
【0012】コイル2に対する通電のない場合、漏洩磁
束を無視すれば、永久磁石9の起磁力の作用によって、
図1(a)の実線矢印の通り、固定磁極3経由の磁束φ
m1と、動作間隙6経由の磁束φm2に分流し、その磁気吸
引力の作用によって、固定磁極3と可動鉄心7の一方端
部は図示の通り吸着され安定する。ここで図1(b)に
図示するように、コイル2に通電して図示点線矢印の磁
束φi を誘起させると、固定磁極3経由磁路に磁束φm1
−φi 、動作間隙6経由磁路にはφm2+φi が誘起され
る。
束を無視すれば、永久磁石9の起磁力の作用によって、
図1(a)の実線矢印の通り、固定磁極3経由の磁束φ
m1と、動作間隙6経由の磁束φm2に分流し、その磁気吸
引力の作用によって、固定磁極3と可動鉄心7の一方端
部は図示の通り吸着され安定する。ここで図1(b)に
図示するように、コイル2に通電して図示点線矢印の磁
束φi を誘起させると、固定磁極3経由磁路に磁束φm1
−φi 、動作間隙6経由磁路にはφm2+φi が誘起され
る。
【0013】従って、これらの磁束によって可動鉄心7
に作用する電磁力Fは、 F=K{−(φm1−φi )2 +(φm2+φi )2 }(K
は比例定数) となり、φm1≒φi の条件を設定すれば、 F=K(φm2+φi )2 の電磁吸引力が発生して、可動鉄心7を右方向に大きな
推力を作用させ変移させる。
に作用する電磁力Fは、 F=K{−(φm1−φi )2 +(φm2+φi )2 }(K
は比例定数) となり、φm1≒φi の条件を設定すれば、 F=K(φm2+φi )2 の電磁吸引力が発生して、可動鉄心7を右方向に大きな
推力を作用させ変移させる。
【0014】図1(b)の状態において、コイル2の通
電を停止すれば、当然図示の磁束φ i が消失し、永久磁
石による磁束φm1とφm2が残るが、磁束φm1の方向が可
動鉄心軸に一致するのに対し、磁束φm2の方向は可動鉄
心半径方向の成分が大きく、その磁気吸引力が相殺され
るので、可動鉄心には左方向への推力が作用して図1
(a)の状態に復旧する。
電を停止すれば、当然図示の磁束φ i が消失し、永久磁
石による磁束φm1とφm2が残るが、磁束φm1の方向が可
動鉄心軸に一致するのに対し、磁束φm2の方向は可動鉄
心半径方向の成分が大きく、その磁気吸引力が相殺され
るので、可動鉄心には左方向への推力が作用して図1
(a)の状態に復旧する。
【0015】勿論、この復旧過程の当初の左方向への推
力を補うため、必要に応じて可動鉄心に左方向のスプリ
ング力を作用させることもできる。すなわち、上述の電
磁石は、固定磁極面とこれに当接する可動鉄心の磁極面
の形状、或は動作間隙で対面する磁極面の形状の選択に
よって、各種、多様の通電動作、定電復旧の特性や自己
保持特性を備え、高感度動作特性をもつ電磁石を提供す
ることができる。
力を補うため、必要に応じて可動鉄心に左方向のスプリ
ング力を作用させることもできる。すなわち、上述の電
磁石は、固定磁極面とこれに当接する可動鉄心の磁極面
の形状、或は動作間隙で対面する磁極面の形状の選択に
よって、各種、多様の通電動作、定電復旧の特性や自己
保持特性を備え、高感度動作特性をもつ電磁石を提供す
ることができる。
【0016】本発明の特徴を要約すると、 a 有効電磁吸引力を損なうスプリングを原則として使
用しなくてもよいことである。すなわち、構造が簡単に
なり、高吸引力を得ることを可能とするものである。 b コイルに通電したとき、可動鉄心は作動し、通電を
停止すると復旧するので、ラッチング特性はもたない。
用しなくてもよいことである。すなわち、構造が簡単に
なり、高吸引力を得ることを可能とするものである。 b コイルに通電したとき、可動鉄心は作動し、通電を
停止すると復旧するので、ラッチング特性はもたない。
【0017】c 電磁力Fは、F=K(φm2+φi )2
となり、高吸引力特性を発揮する。 d 可動鉄心の動作初期に大きな吸引力が発生し、可動
鉄心のストロークが進むにつれて、移動方向よりも垂直
方向の分力が大きくなり、最終的には可動鉄心は停止す
る。 e 多様な要求に対応できる電磁石の設計を可能とす
る。
となり、高吸引力特性を発揮する。 d 可動鉄心の動作初期に大きな吸引力が発生し、可動
鉄心のストロークが進むにつれて、移動方向よりも垂直
方向の分力が大きくなり、最終的には可動鉄心は停止す
る。 e 多様な要求に対応できる電磁石の設計を可能とす
る。
【0018】
【実施例】本発明の実施例を、図面を参照して説明す
る。図1は、本発明の第1の一実施例であり、その構成
については前述したが、本実施例は、固定磁極3を設け
ることにより可動鉄心7の重量を軽減したものである。
図2は、図1の筒状孔磁極4に替えて円錐台孔状磁極4
aを用いた場合の断面の説明図である。なお、図2
(a)は、コイルに通電していない時の状態、図2
(b)はコイルに通電した時の状態を示す。また、13
は可動鉄心7の軸方向摺動距離を所定値に制限するスト
ッパである。
る。図1は、本発明の第1の一実施例であり、その構成
については前述したが、本実施例は、固定磁極3を設け
ることにより可動鉄心7の重量を軽減したものである。
図2は、図1の筒状孔磁極4に替えて円錐台孔状磁極4
aを用いた場合の断面の説明図である。なお、図2
(a)は、コイルに通電していない時の状態、図2
(b)はコイルに通電した時の状態を示す。また、13
は可動鉄心7の軸方向摺動距離を所定値に制限するスト
ッパである。
【0019】図3は、図1の他の実施例の断面の説明図
であり、図1の固定磁極3に替えて、ヨーク1の側面を
固定磁極としたもので、部品数を減少させることがで
き、また、必要に応じて非磁性体ストッパ13を固定磁
極を経由する磁路に挿入することも可能であり(図示せ
ず)、さらに、可動鉄心7と固定磁極の間に非磁性体1
2を挿着すれば、吸着力の調整を図ることができる。
であり、図1の固定磁極3に替えて、ヨーク1の側面を
固定磁極としたもので、部品数を減少させることがで
き、また、必要に応じて非磁性体ストッパ13を固定磁
極を経由する磁路に挿入することも可能であり(図示せ
ず)、さらに、可動鉄心7と固定磁極の間に非磁性体1
2を挿着すれば、吸着力の調整を図ることができる。
【0020】次に、本発明の第2の実施例を図4を参照
して説明する。図において、図1との共通部は、同一符
号を付して説明を省略する。すなわち本実施例は、図1
の固定磁極3を、ボビンの一方開口に同軸に連通した筒
状孔(又は小径面を外側にした円錐台孔)磁極10にし
て、可動鉄心7aの一方端部を、微少間隙11を介して
その孔内に挿入可能に構成したものである。すなわち、
可動鉄心7aはその長手方向中心に対し対称形に形成さ
れている。
して説明する。図において、図1との共通部は、同一符
号を付して説明を省略する。すなわち本実施例は、図1
の固定磁極3を、ボビンの一方開口に同軸に連通した筒
状孔(又は小径面を外側にした円錐台孔)磁極10にし
て、可動鉄心7aの一方端部を、微少間隙11を介して
その孔内に挿入可能に構成したものである。すなわち、
可動鉄心7aはその長手方向中心に対し対称形に形成さ
れている。
【0021】本実施例はコイル2に通電する毎に、可動
鉄心7aは磁極4および磁極10間を往復安定する双安
定特性を有する。また本実施例では、永久磁石9の磁極
を半径方向に形成したので、その磁路は図示の通りとな
り、図1の磁極片9aを省略することができる。なお図
1の永久磁石9の磁極は軸方向に形成されている。
鉄心7aは磁極4および磁極10間を往復安定する双安
定特性を有する。また本実施例では、永久磁石9の磁極
を半径方向に形成したので、その磁路は図示の通りとな
り、図1の磁極片9aを省略することができる。なお図
1の永久磁石9の磁極は軸方向に形成されている。
【0022】
【発明の効果】本発明は次ような優れた効果を奏する。 (a)乾電池等の微少電源によっても大きな吸引力を発
生する高感度電磁石を提供できる。 (b)小型、軽量、構造が単純で、頑丈な電磁石の製造
を可能とする。 (c)所要の吸引力特性、吸着保持性をもつ電磁石の量
産が容易である。
生する高感度電磁石を提供できる。 (b)小型、軽量、構造が単純で、頑丈な電磁石の製造
を可能とする。 (c)所要の吸引力特性、吸着保持性をもつ電磁石の量
産が容易である。
【図1】本発明の第1の実施例の説明図を示し、図1
(a)は、コイルに無通電時の一部断面を示す側面図、
図1(b)は、コイルに通電時の一部断面を示す側面
図、図1(c)は、一部断面を示す平面図である。
(a)は、コイルに無通電時の一部断面を示す側面図、
図1(b)は、コイルに通電時の一部断面を示す側面
図、図1(c)は、一部断面を示す平面図である。
【図2】図1の電磁4に替えて円錐台状孔磁極4aを設
けた実施例の説明図であり、図2(a)はコイルに無通
電時、図2(b)はコイル通電時の動作を示す。
けた実施例の説明図であり、図2(a)はコイルに無通
電時、図2(b)はコイル通電時の動作を示す。
【図3】図1の他の実施例の説明図であり、図3(a)
は、コイルに無通電時の一部断面を示す側面図、図3
(b)は、コイルに通電時の一部断面を示す側面図、図
3(c)は、一部断面を示す平面図である。
は、コイルに無通電時の一部断面を示す側面図、図3
(b)は、コイルに通電時の一部断面を示す側面図、図
3(c)は、一部断面を示す平面図である。
【図4】本発明の第2の実施例の説明図である。
【図5】従来技術の断面の説明図である。
1 ボビン 2 コイル 3 固定磁極 4、4a 磁極 5 ヨーク 6 動作間隙 7、7a 可動鉄心 8 微少間隙 9 永久磁石 10 磁極 11 微少間隙 12 非磁性体 13 ストッパ 14 スプリング 15 間隙
Claims (2)
- 【請求項1】 外殻を形成するヨーク(5)の対向する
一方の面に立設された固定磁極(3)と、該ヨーク
(5)の他方の面に該固定磁極(3)と同軸に開口され
筒状孔又は小径面を外側に形成した円錐台状孔からなる
磁極(4)と、該固定磁極(3)を囲繞して配設された
筒状ボビン(1)と、該ボビン(1)に巻装したコイル
(2)と、該ボビン(1)と該磁極(4)間に該ボビン
(1)を囲繞して配設された永久磁石(9)と、該永久
磁石(9)の磁束により該固定磁極(3)に吸着され該
コイル(2)に所定極性の電流を通電することにより該
永久磁石(9)の磁束と該コイル(2)による磁束を相
殺・重畳させて該固定磁極(3)から該磁極(4)側へ
吸着されると共に該固定磁極(3)の磁極面と該磁極
(4)の磁極面の外端との間の距離より短い軸方向長さ
を有する可動鉄心(7)と、該可動鉄心(7)の軸方向
移動距離を所定値に制限する手段とからなることを特徴
とする電磁石。 - 【請求項2】 該固定磁極(3)に替えて該筒状孔又は
小径面を外側に形成した円錐台状孔の磁極(10)を形
成すると共に、該可動鉄心(7)は両方の頭部を該円錐
台形状に形成するよう可動鉄心(7a)の長手方向中心
に対して対称形に形成した請求項1記載の電磁石。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5324734A JPH07183122A (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | 電磁石 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5324734A JPH07183122A (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | 電磁石 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07183122A true JPH07183122A (ja) | 1995-07-21 |
Family
ID=18169098
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5324734A Withdrawn JPH07183122A (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | 電磁石 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07183122A (ja) |
-
1993
- 1993-12-22 JP JP5324734A patent/JPH07183122A/ja not_active Withdrawn
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0134326Y2 (ja) | ||
| CN102859618B (zh) | 双稳态磁性致动器 | |
| WO1990001780A1 (en) | Plunger type electromagnet | |
| JPS61285055A (ja) | 電磁作動器 | |
| JP3661117B2 (ja) | 自己保持型ソレノイド | |
| JP2004519981A (ja) | 比例ソレノイド形特性を有する長ストロークリニアボイスコイルアクチュエータ | |
| JPH07183122A (ja) | 電磁石 | |
| JPH0677046A (ja) | 反発型電磁石 | |
| JP3720570B2 (ja) | エンジンバルブ駆動用電磁バルブ | |
| JPH0529133A (ja) | 電磁石 | |
| JPS6127140Y2 (ja) | ||
| JP3182510B2 (ja) | 挿通型電磁石 | |
| JP2748684B2 (ja) | 電磁石 | |
| JPH0418406U (ja) | ||
| JP2771780B2 (ja) | 電磁石 | |
| JP2564989B2 (ja) | 電磁石 | |
| JPH04286103A (ja) | 永久磁石可動型電磁石 | |
| JP3383339B2 (ja) | 有極リニヤアクチュエーター | |
| JPH0246707A (ja) | 電磁石 | |
| JP2999721B2 (ja) | 電磁石 | |
| JPS6348090Y2 (ja) | ||
| JPH073603Y2 (ja) | プランジャソレノイド | |
| JPH0325372Y2 (ja) | ||
| JPS6328570Y2 (ja) | ||
| JPS6116664Y2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010306 |