JPH07183493A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH07183493A
JPH07183493A JP5326558A JP32655893A JPH07183493A JP H07183493 A JPH07183493 A JP H07183493A JP 5326558 A JP5326558 A JP 5326558A JP 32655893 A JP32655893 A JP 32655893A JP H07183493 A JPH07183493 A JP H07183493A
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JP
Japan
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semiconductor device
operating
schottky
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Application number
JP5326558A
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English (en)
Inventor
Yoshitsugu Yamamoto
佳嗣 山本
Naoto Yoshida
直人 吉田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Priority to US08/358,712 priority patent/US5677553A/en
Priority to GB9425763A priority patent/GB2285175B/en
Publication of JPH07183493A publication Critical patent/JPH07183493A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10DINORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
    • H10D30/00Field-effect transistors [FET]
    • H10D30/40FETs having zero-dimensional [0D], one-dimensional [1D] or two-dimensional [2D] charge carrier gas channels
    • H10D30/47FETs having zero-dimensional [0D], one-dimensional [1D] or two-dimensional [2D] charge carrier gas channels having two-dimensional [2D] charge carrier gas channels, e.g. nanoribbon FETs or high electron mobility transistors [HEMT]
    • H10D30/471High electron mobility transistors [HEMT] or high hole mobility transistors [HHMT]
    • H10D30/473High electron mobility transistors [HEMT] or high hole mobility transistors [HHMT] having confinement of carriers by multiple heterojunctions, e.g. quantum well HEMT
    • H10D30/4732High electron mobility transistors [HEMT] or high hole mobility transistors [HHMT] having confinement of carriers by multiple heterojunctions, e.g. quantum well HEMT using Group III-V semiconductor material

Landscapes

  • Junction Field-Effect Transistors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱的に安定で、高信頼性かつ高性能な二次元
電子ガスを用いた半導体装置を実現する。 【構成】 Al0.48In0.52AsとIn0.53Ga0.47A
sを用いて構成された、二次元電子ガスを用いる半導体
装置において、電子供給層として高濃度のn型不純物を
含む極薄のInGaAs層5を用いた。 【効果】 InGaAsはAlInAsに比して熱的に
安定であるため、装置の熱安定性が向上し、高信頼性か
つ高性能な半導体装置を実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、高い電子移動度を持
ち超高速動作、かつ極低雑音動作が可能な2次元電子ガ
スを利用する半導体装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図12は従来の、AlInAsとInG
aAsを用いて構成された、一般に高電子移動度トラン
ジスタ(以下、HEMTという)と呼ばれる、二次元電
子ガスを用いた半導体装置を示す断面図である。図にお
いて、101は半絶縁性InP基板である。層厚が25
0nm(2500オングストローム)のアンドープAl
InAsバッファ層102は基板101上に配置され
る。このバッファ層102は上部からの電流が基板へ流
れるのを防止する役割を果たす。層厚が50nm(50
0オングストローム)のアンドープInGaAsチャネ
ル層(以下、動作層ともいう。)103はバッファ層1
02上に配置される。電子はこのアンドープInGaA
sからなる動作層103を走行する。層厚が2nm(2
0オングストローム)のアンドープAlInAsスペー
サ層104はチャネル層103上に配置され、不純物濃
度4×1018cm-3にシリコンドープされた,層厚が10
nm(100オングストローム)のn型AlInAs電
子供給層105はスペーサ層104上に配置される。ス
ペーサ層104は電子供給層105から動作層103へ
の不純物侵入を防止する役割を果たす。また電子供給層
105は動作層103に二次元電子ガスを誘起させるた
め、動作層103のInGaAsよりも電子親和力の小
さい、n型不純物を含有するAlInAsから構成され
ている。層厚が20nm(200オングストローム)の
アンドープAlInAsショットキー形成層106は電
子供給層105上に配置される。ショットキー形成層1
06はゲート電極とショットキー接合をとるための層で
ある。不純物濃度4×1018cm-3にシリコンドープされ
た,層厚が10nm(100オングストローム)のn型
InGaAsコンタクト層107はショットキー形成層
106上に配置される。コンタクト層107はソース及
びドレイン電極を合金化し、良好なオーミックコンタク
トをとるための層である。108はコンタクト層107
を合金化して電気的にコンタクトをとるAuGe系金属
からなるソース電極、109はコンタクト層107を合
金化して電気的にコンタクトをとるAuGe系金属から
なるドレイン電極である。110はショットキー形成層
106とショットキー接合を形成し、電流の制御を行な
うゲート電極である。図12において、コンタクト層1
07を貫通し、ショットキー形成層106の所定深さに
達するリセス溝111の幅W1 は約0.2μmであり、
ゲート長W2 は約0.15μmである。ここで、アンド
ープ層は1016cm-3オーダー以下の極低不純物濃度の層
となっている。
【0003】また、図13はチップ上に1つのHEMT
を形成した場合の各電極の平面形状及びその配置の一例
を示す平面図であり、図において、130はチップ、1
31はソース電極、132はドレイン電極、133はゲ
ート電極である。チップの寸法は例えば450μm×3
40μmである。
【0004】次に製造工程について説明する。図15は
HEMTの基本的な製造工程を示す図である。まず、図
15(a) に示すように、InP基板101上に、分子線
エピタキシー法(以下、MBE法という)によりアンド
ープAlInAsバッファ層102,アンドープInG
aAsチャネル層103,アンドープAlInAsスペ
ーサ層104,シリコンドープn型AlInAs電子供
給層105,アンドープAlInAsショットキー形成
層106,及びシリコンドープn型InGaAsコンタ
クト層107を順次エピタキシャル成長する。このとき
の成長温度は約500℃である。
【0005】エピタキシャル成長の後、図15(b) に示
すように、エピタキシャル成長層をエッチングにより島
状に分割してアイソレーションを行ない、その後、図1
5(c) に示すように、ソース,ドレイン電極108,1
09を形成する。
【0006】次に、ソース領域とドレイン領域の間にコ
ンタクト層107を貫通してショットキー形成層106
に達する所定深さのストライプ状のリセス溝111を、
写真製版,及びエッチングの技術を用いて形成する。
【0007】次に、ウエハ全面にレジスト130を塗布
し、280℃,1時間のベークを行なった後、電子線露
光(EB露光)技術を用いて、該レジスト130のリセ
ス溝111内の部分に細線状の開口部131を形成す
る。この後さらにウエハ全面にレジスト140を塗布
し、該レジスト141に、写真製版技術を用いて、開口
部131よりも幅の広いストライプ状の開口部141を
形成する(図15(d) )。そして、該レジスト130,
140をマスクとして用い、スパッタによりPt系金属
を、又はTi/Al/Auを順に堆積してゲート電極1
10を形成し、その後レジストを除去する(図15(e)
)。
【0008】この後、プラズマCVD法を用いてシリコ
ン酸化膜等からなるパッシベーション膜120をウエハ
全面に形成し、さらに、該パッシベーション膜120の
ソース,ドレイン電極108,109上の部分にコンタ
クト用の開口部121を形成することにより、図15
(f) に示すHEMTが完成する。
【0009】次に、動作について説明する。図14は図
12に示すHEMTのバンド構造を示す図である。図に
おいて、図12と同一符号は同一又は相当部分であり、
Ecは伝導帯端、Ef はフェルミレベルを示している。
ソース電極108を接地し、ドレイン電極109に正の
電圧を印加すると、n型AlInAs電子供給層105
中のイオン化したドナー140からInGaAs動作層
103に電子が供給され、これによりInGaAs動作
層103とAlInAsスペーサ層104との界面に形
成される三角ポテンシャル150に二次元電子ガスが形
成され、この二次元電子ガスを介してソース,ドレイン
間に電流が流れる。
【0010】ここで、ゲート電極110に印加するゲー
ト電圧を負側に増大させると上記ゲート下の二次元電子
ガスの減少によりドレイン電流は減少し、正側に増大さ
せると上記ゲート下の二次元電子ガスの増大によりドレ
イン電流が増加し、このようにしてFET動作を行なわ
せることができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体装置は、
上述のように、その電子供給層にAlInAs層を用い
ているが、AlInAsは熱的に不安定な材料であるこ
とがわかっている。図16は図12に示す構造の半導体
装置を窒素雰囲気中で熱処理したときのシートキャリア
濃度の変化を示す図であり、横軸に熱処理温度を、縦軸
にシートキャリア濃度をとっている。各温度での熱処理
時間は3分である。図に示すように、電子供給層にAl
InAs層を用いた従来の半導体装置では、比較的低温
の熱処理で急激にシートキャリア濃度が減少している。
一方、HEMTの製造工程は、結晶成長工程後に、ソー
ス,ドレイン電極をコンタクト層と合金化するための熱
処理,EB露光用レジストのベーク,パッシベーション
膜の形成等、素子を加熱する必要のある工程を多く含ん
でいるが、上述のようにAlInAsが熱的に不安定な
材料であるため、従来の半導体装置製造工程では、特性
の劣化を招かないためには、加熱を必要とする工程を、
AlInAs電子供給層のシートキャリア濃度が所定値
以下に減少しないような低温で行なう必要があり、この
ため特性の優れた半導体装置の製作が困難となるという
問題点があった。また、一般に、完成したデバイスを例
えば200℃の高温雰囲気中に所定時間保持した後に電
気的特性を測定することによって、半導体装置の信頼性
のテストを行なうが、従来の半導体装置では、この高温
雰囲気中の保持によって特性の劣化が生じてしまってお
り、その信頼性は極めて乏しいという問題点があった。
【0012】また、従来の半導体装置では、ソース・ド
レイン電極にAuGe系金属を用いているが、この材料
を用いた場合、n型InGaAsコンタクト層と電極を
合金化するための熱処理(アニール)を行なうと、コン
タクト抵抗が増加するという問題があった。図17はn
型InGaAsコンタクト層上に形成する電極をAuG
e系材料,及びTi系材料とした半導体装置を熱処理し
た際の、熱処理温度とコンタクト抵抗の関係を示す図で
あり、横軸に熱処理温度を、縦軸にコンタクト抵抗Rc
をとっている。図において、◇印が電極をAuGe系材
料とした半導体装置のコンタクト抵抗の変化を、□印が
電極をTi系材料とした半導体装置のコンタクト抵抗の
変化を示している。図からわかるように、n型InGa
Asコンタクト層上に形成する電極がAuGe系材料や
Ti系材料である場合、300℃よりも高い温度で熱処
理をすると、コンタクト抵抗Rc は著しい上昇を示して
いる。
【0013】以上のように、従来の半導体装置では、特
性の劣化を招かないためには低温の製造プロセスを用い
なければならず、製作が難しいという問題点があり、ま
た高温で劣化することから信頼性の観点から大きな問題
があった。
【0014】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、高温プロセスで作製でき、高温
保存後においても安定した特性が得られる、二次元電子
ガスを利用する半導体装置を得ることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体装
置は、半導体基板上に配置された、その層内に二次元電
子ガスが形成される極低不純物濃度のInGaAs動作
層と、該動作層に接して配置された、動作層を構成する
材料よりも電子親和力の小さい材料からなる極低不純物
濃度のスペーサ層と、該スペーサ層の上記動作層と接す
る面とは反対側の面に接して配置された高濃度のn型不
純物を有する極薄のInGaAs電子供給層とを備えた
ものである。
【0016】また、この発明に係る半導体装置は、半導
体基板上に配置された、その層内に二次元電子ガスが形
成される極低不純物濃度のInGaAs動作層と、該動
作層に接して配置された、AlInAsからなる極低不
純物濃度のスペーサ層と、該スペーサ層の上記動作層と
接する面とは反対側の面に接して配置された高濃度のn
型不純物を有する極薄のInGaAs電子供給層とを備
えたものである。
【0017】また、この発明に係る半導体装置は、半導
体基板上に配置された、その層内に二次元電子ガスが形
成される不純物濃度が1016cm-3オーダー以下の濃度で
あるInGaAs動作層と、該動作層に接して配置され
た、動作層を構成する材料よりも電子親和力の小さい材
料からなる不純物濃度が1016cm-3オーダー以下の濃度
であるスペーサ層と、該スペーサ層の上記動作層と接す
る面とは反対側の面に接して配置された高濃度のn型不
純物を有する極薄のInGaAs電子供給層とを備えた
ものである。
【0018】また、この発明に係る半導体装置は、半導
体基板上に配置された、その層内に二次元電子ガスが形
成される極低不純物濃度のInGaAs動作層と、該動
作層に接して配置された、動作層を構成する材料よりも
電子親和力の小さい材料からなる極低不純物濃度のスペ
ーサ層と、該スペーサ層の上記動作層と接する面とは反
対側の面に接して配置された高濃度のn型不純物を有す
る層厚が約1nmであるInGaAs電子供給層とを備
えたものである。
【0019】また、この発明に係る半導体装置は、半導
体基板上に配置された、その層内に二次元電子ガスが形
成される極低不純物濃度のInGaAs動作層と、該動
作層に接して配置された、動作層を構成する材料よりも
電子親和力の小さい材料からなる極低不純物濃度のスペ
ーサ層と、該スペーサ層の上記動作層と接する面とは反
対側の面に接して配置された,その全体にn型不純物が
ドープされたものであり、そのn型不純物の濃度が4×
1018cm-3以上の濃度である極薄のInGaAs電子供
給層とを備えたものである。
【0020】また、この発明に係る半導体装置は、半導
体基板上に配置された、その層内に二次元電子ガスが形
成される極低不純物濃度のInGaAs動作層と、該動
作層に接して配置された、動作層を構成する材料よりも
電子親和力の小さい材料からなる極低不純物濃度のスペ
ーサ層と、該スペーサ層の上記動作層と接する面とは反
対側の面に接して配置された,極低不純物濃度のInG
aAs層中にn型不純物をアトミックプレーナドーピン
グすることによって形成されたプレーナドープn型層を
含む極薄のInGaAs電子供給層とを備えたものであ
る。
【0021】また、この発明に係る半導体装置は、半導
体基板上に配置された、その層内に二次元電子ガスが形
成される極低不純物濃度のInGaAs動作層と、該動
作層に接して配置された、動作層を構成する材料よりも
電子親和力の小さい材料からなる極低不純物濃度のスペ
ーサ層と、該スペーサ層の上記動作層と接する面とは反
対側の面に接して配置された,極低不純物濃度のInG
aAs層中にn型不純物をアトミックプレーナドーピン
グすることによって形成されたシートキャリア濃度が1
12cm-2オーダーであるプレーナドープn型層を含む層
厚が約1nmのInGaAs電子供給層とを備えたもの
である。
【0022】また、この発明に係る半導体装置は、半導
体基板上に配置された、その層内に二次元電子ガスが形
成される極低不純物濃度のInGaAs動作層と、該動
作層に接して配置された、動作層を構成する材料よりも
電子親和力の小さい材料からなる極低不純物濃度のスペ
ーサ層と、該スペーサ層の上記動作層と接する面とは反
対側の面に接して配置された高濃度のn型不純物を有す
る極薄のInGaAs電子供給層とを備え、上記電子供
給層のInとGaの組成比を、上記動作層のInとGa
の組成比に比較してGa成分が多いものとしたものであ
る。
【0023】また、この発明に係る半導体装置は、In
P半導体基板上に配置された、その層内に二次元電子ガ
スが形成される極低不純物濃度のIny Ga1-y As
(0.53<y<1)動作層と、該動作層に接して配置
された、動作層を構成する材料よりも電子親和力の小さ
い材料からなる極低不純物濃度のスペーサ層と、該スペ
ーサ層の上記動作層と接する面とは反対側の面に接して
配置された高濃度のn型不純物を有する極薄のInx G
a1-x As(0<x<0.53)電子供給層とを備えた
ものである。
【0024】また、この発明に係る半導体装置は、半導
体基板上に配置された、その層内に二次元電子ガスが形
成される極低不純物濃度のInGaAs動作層と、該動
作層の上記基板に面する側とは反対側の面に接して配置
された、動作層を構成する材料よりも電子親和力の小さ
い材料からなる極低不純物濃度のスペーサ層と、該スペ
ーサ層の上記動作層と接する面とは反対側の面に接して
配置された高濃度のn型不純物を有する極薄のInGa
As電子供給層と、該電子供給層上に配置された、上記
動作層を構成する材料よりも電子親和力が小さくかつシ
ョットキー接合を形成可能な材料からなる極低不純物濃
度のショットキー形成層と、該ショットキー形成層上に
配置された、該ショットキー形成層とショットキー接合
を形成するゲート電極と、上記ショットキー形成層上
に、上記ゲート電極を挟んで対向して配置された高濃度
のn型不純物を有するInGaAsコンタクト層と、該
コンタクト層上に配置されたソース,及びドレイン電極
とを備えたものである。
【0025】また、この発明に係る半導体装置は、半導
体基板上に配置された、その層内に二次元電子ガスが形
成される極低不純物濃度のInGaAs動作層と、該動
作層の上記基板に面する側の面に接して配置された、動
作層を構成する材料よりも電子親和力の小さい材料から
なる極低不純物濃度のスペーサ層と、該スペーサ層の上
記動作層と接する面とは反対側の面に接して配置された
高濃度のn型不純物を有する極薄のInGaAs電子供
給層と、上記動作層上に配置された、上記動作層を構成
する材料よりも電子親和力が小さくかつショットキー接
合を形成可能な材料からなる極低不純物濃度のショット
キー形成層と、該ショットキー形成層上に配置された、
該ショットキー形成層とショットキー接合を形成するゲ
ート電極と、上記ショットキー形成層上に、上記ゲート
電極を挟んで対向して配置された高濃度のn型不純物を
有するInGaAsコンタクト層と、該コンタクト層上
に配置されたソース,及びドレイン電極とを備えたもの
である。
【0026】また、この発明に係る半導体装置は、半導
体基板上に配置された、その層内に二次元電子ガスが形
成される極低不純物濃度のInGaAs動作層と、該動
作層の上記基板に面する側とは反対側の面に接して配置
された、動作層を構成する材料よりも電子親和力の小さ
い材料からなる極低不純物濃度のスペーサ層と、該スペ
ーサ層の上記動作層と接する面とは反対側の面に接して
配置された高濃度のn型不純物を有する極薄のInGa
As電子供給層と、該電子供給層上に配置された、上記
動作層を構成する材料よりも電子親和力が小さくかつシ
ョットキー接合を形成可能な材料からなる,不純物濃度
が1016cm-3オーダー以下の濃度であるショットキー形
成層と、該ショットキー形成層上に配置された、該ショ
ットキー形成層とショットキー接合を形成するゲート電
極と、上記ショットキー形成層上に、上記ゲート電極を
挟んで対向して配置された高濃度のn型不純物を有する
InGaAsコンタクト層と、該コンタクト層上に配置
されたソース,及びドレイン電極とを備えたものであ
る。
【0027】また、この発明に係る半導体装置は、半導
体基板上に配置された、その層内に二次元電子ガスが形
成される極低不純物濃度のInGaAs動作層と、該動
作層の上記基板に面する側の面に接して配置された、動
作層を構成する材料よりも電子親和力の小さい材料から
なる極低不純物濃度のスペーサ層と、該スペーサ層の上
記動作層と接する面とは反対側の面に接して配置された
高濃度のn型不純物を有する極薄のInGaAs電子供
給層と、上記動作層上に配置された、上記動作層を構成
する材料よりも電子親和力が小さくかつショットキー接
合を形成可能な材料からなる,不純物濃度が1016cm-3
オーダー以下の濃度であるショットキー形成層と、該シ
ョットキー形成層上に配置された、該ショットキー形成
層とショットキー接合を形成するゲート電極と、上記シ
ョットキー形成層上に、上記ゲート電極を挟んで対向し
て配置された高濃度のn型不純物を有するInGaAs
コンタクト層と、該コンタクト層上に配置されたソー
ス,及びドレイン電極とを備えたものである。
【0028】また、この発明に係る半導体装置は、半導
体基板上に配置された、その層内に二次元電子ガスが形
成される極低不純物濃度のInGaAs動作層と、該動
作層の上記基板に面する側とは反対側の面に接して配置
された、動作層を構成する材料よりも電子親和力の小さ
い材料からなる極低不純物濃度のスペーサ層と、該スペ
ーサ層の上記動作層と接する面とは反対側の面に接して
配置された高濃度のn型不純物を有する極薄のInGa
As電子供給層と、該電子供給層上に配置された、上記
動作層を構成する材料よりも電子親和力が小さくかつシ
ョットキー接合を形成可能な材料からなる極低不純物濃
度のショットキー形成層と、該ショットキー形成層上に
配置された、該ショットキー形成層とショットキー接合
を形成するゲート電極と、上記ショットキー形成層上
に、上記ゲート電極を挟んで対向して配置された高濃度
のn型不純物を有するInGaAsコンタクト層と、該
コンタクト層上に配置されたソース,及びドレイン電極
とを備え、上記ソース,及びドレイン電極を、上記コン
タクト層と接する側にW1-x Six (0≦x≦1)系金
属からなる層を含むものとしたものである。
【0029】また、この発明に係る半導体装置は、半導
体基板上に配置された、その層内に二次元電子ガスが形
成される極低不純物濃度のInGaAs動作層と、該動
作層の上記基板に面する側の面に接して配置された、動
作層を構成する材料よりも電子親和力の小さい材料から
なる極低不純物濃度のスペーサ層と、該スペーサ層の上
記動作層と接する面とは反対側の面に接して配置された
高濃度のn型不純物を有する極薄のInGaAs電子供
給層と、上記動作層上に配置された、上記動作層を構成
する材料よりも電子親和力が小さくかつショットキー接
合を形成可能な材料からなる極低不純物濃度のショット
キー形成層と、該ショットキー形成層上に配置された、
該ショットキー形成層とショットキー接合を形成するゲ
ート電極と、上記ショットキー形成層上に、上記ゲート
電極を挟んで対向して配置された高濃度のn型不純物を
有するInGaAsコンタクト層と、該コンタクト層上
に配置されたソース,及びドレイン電極とを備え、上記
ソース,及びドレイン電極を、上記コンタクト層と接す
る側にW1-x Six (0≦x≦1)系金属からなる層を
含むものとしたものである。
【0030】また、この発明に係る半導体装置は、半導
体基板上に配置された、その層内に二次元電子ガスが形
成される極低不純物濃度のInGaAs動作層と、該動
作層の上記基板に面する側とは反対側の面に接して配置
された、動作層を構成する材料よりも電子親和力の小さ
い材料からなる極低不純物濃度のスペーサ層と、該スペ
ーサ層の上記動作層と接する面とは反対側の面に接して
配置された高濃度のn型不純物を有する極薄のInGa
As電子供給層と、該電子供給層上に配置された、上記
動作層を構成する材料よりも電子親和力が小さくかつシ
ョットキー接合を形成可能な材料からなる極低不純物濃
度のショットキー形成層と、該ショットキー形成層上に
配置された、該ショットキー形成層とショットキー接合
を形成するゲート電極と、上記ショットキー形成層上
に、上記ゲート電極を挟んで対向して配置された高濃度
のn型不純物を有するInGaAsコンタクト層と、該
コンタクト層上に配置されたソース,及びドレイン電極
とを備え、上記ソース,及びドレイン電極を、上記コン
タクト層と接する側にW1-x Six (0≦x≦1)系金
属からなる層を含み、かつ該W1-x Six (0≦x≦
1)系金属からなる層上にAuからなる層を含むものと
したものである。
【0031】また、この発明に係る半導体装置は、半導
体基板上に配置された、その層内に二次元電子ガスが形
成される極低不純物濃度のInGaAs動作層と、該動
作層の上記基板に面する側の面に接して配置された、動
作層を構成する材料よりも電子親和力の小さい材料から
なる極低不純物濃度のスペーサ層と、該スペーサ層の上
記動作層と接する面とは反対側の面に接して配置された
高濃度のn型不純物を有する極薄のInGaAs電子供
給層と、上記動作層上に配置された、上記動作層を構成
する材料よりも電子親和力が小さくかつショットキー接
合を形成可能な材料からなる極低不純物濃度のショット
キー形成層と、該ショットキー形成層上に配置された、
該ショットキー形成層とショットキー接合を形成するゲ
ート電極と、上記ショットキー形成層上に、上記ゲート
電極を挟んで対向して配置された高濃度のn型不純物を
有するInGaAsコンタクト層と、該コンタクト層上
に配置されたソース,及びドレイン電極とを備え、上記
ソース,及びドレイン電極を、上記コンタクト層と接す
る側にW1-x Six (0≦x≦1)系金属からなる層を
含み、かつ該W1-x Six (0≦x≦1)系金属からな
る層上にAuからなる層を含むものとしたものである。
【0032】また、この発明に係る半導体装置は、半導
体基板上に配置された、その層内に二次元電子ガスが形
成される極低不純物濃度のInGaAs動作層と、該動
作層の上記基板に面する側とは反対側の面に接して配置
された、動作層を構成する材料よりも電子親和力の小さ
い材料からなる極低不純物濃度のスペーサ層と、該スペ
ーサ層の上記動作層と接する面とは反対側の面に接して
配置された高濃度のn型不純物を有する極薄のInGa
As電子供給層と、該電子供給層上に配置された、上記
動作層を構成する材料よりも電子親和力が小さくかつシ
ョットキー接合を形成可能な材料からなる極低不純物濃
度のショットキー形成層と、該ショットキー形成層上に
配置された、該ショットキー形成層とショットキー接合
を形成するゲート電極と、上記ショットキー形成層上
に、上記ゲート電極を挟んで対向して配置された高濃度
のn型不純物を有するInGaAsコンタクト層と、該
コンタクト層上に配置されたソース,及びドレイン電極
とを備え、上記ソース,及びドレイン電極を、上記コン
タクト層と接する側にW1-x Six (0≦x≦1)系金
属からなる層を含むものとし、かつ上記コンタクト層
を、上記ソース,及びドレイン電極との界面近傍に、n
型不純物がアトミックプレーナドーピングされたものと
したものである。
【0033】また、この発明に係る半導体装置は、半導
体基板上に配置された、その層内に二次元電子ガスが形
成される極低不純物濃度のInGaAs動作層と、該動
作層の上記基板に面する側の面に接して配置された、動
作層を構成する材料よりも電子親和力の小さい材料から
なる極低不純物濃度のスペーサ層と、該スペーサ層の上
記動作層と接する面とは反対側の面に接して配置された
高濃度のn型不純物を有する極薄のInGaAs電子供
給層と、上記動作層上に配置された、上記動作層を構成
する材料よりも電子親和力が小さくかつショットキー接
合を形成可能な材料からなる極低不純物濃度のショット
キー形成層と、該ショットキー形成層上に配置された、
該ショットキー形成層とショットキー接合を形成するゲ
ート電極と、上記ショットキー形成層上に、上記ゲート
電極を挟んで対向して配置された高濃度のn型不純物を
有するInGaAsコンタクト層と、該コンタクト層上
に配置されたソース,及びドレイン電極とを備え、上記
ソース,及びドレイン電極を、上記コンタクト層と接す
る側にW1-x Six (0≦x≦1)系金属からなる層を
含むものとし、かつ上記コンタクト層を、上記ソース,
及びドレイン電極との界面近傍に、n型不純物がアトミ
ックプレーナドーピングされたものとしたものである。
【0034】また、この発明に係る半導体装置は、半導
体基板上に配置された、その層内に二次元電子ガスが形
成される極低不純物濃度のInGaAs動作層と、該動
作層の上記基板に面する側とは反対側の面に接して配置
された、動作層を構成する材料よりも電子親和力の小さ
い材料からなる極低不純物濃度のスペーサ層と、該スペ
ーサ層の上記動作層と接する面とは反対側の面に接して
配置された高濃度のn型不純物を有する極薄のInGa
As電子供給層と、該電子供給層上に配置された、上記
動作層を構成する材料よりも電子親和力が小さくかつシ
ョットキー接合を形成可能な材料からなる極低不純物濃
度のショットキー形成層と、該ショットキー形成層上に
配置された、該ショットキー形成層とショットキー接合
を形成するゲート電極と、上記ショットキー形成層上
に、上記ゲート電極を挟んで対向して配置された高濃度
のn型不純物を有するInGaAsコンタクト層と、該
コンタクト層上に配置されたソース,及びドレイン電極
とを備え、上記ソース,及びドレイン電極を、上記コン
タクト層と接する側にW1-x Six (0≦x≦1)系金
属からなる層を含むものとし、かつ上記コンタクト層
を、上記ショットキー形成層との界面に、n型不純物を
アトミックプレーナドーピングすることによって形成さ
れたプレーナドープn型層を含むものとしたものであ
る。
【0035】また、この発明に係る半導体装置は、半導
体基板上に配置された、その層内に二次元電子ガスが形
成される極低不純物濃度のInGaAs動作層と、該動
作層の上記基板に面する側の面に接して配置された、動
作層を構成する材料よりも電子親和力の小さい材料から
なる極低不純物濃度のスペーサ層と、該スペーサ層の上
記動作層と接する面とは反対側の面に接して配置された
高濃度のn型不純物を有する極薄のInGaAs電子供
給層と、上記動作層上に配置された、上記動作層を構成
する材料よりも電子親和力が小さくかつショットキー接
合を形成可能な材料からなる極低不純物濃度のショット
キー形成層と、該ショットキー形成層上に配置された、
該ショットキー形成層とショットキー接合を形成するゲ
ート電極と、上記ショットキー形成層上に、上記ゲート
電極を挟んで対向して配置された高濃度のn型不純物を
有するInGaAsコンタクト層と、該コンタクト層上
に配置されたソース,及びドレイン電極とを備え、上記
ソース,及びドレイン電極を、上記コンタクト層と接す
る側にW1-x Six (0≦x≦1)系金属からなる層を
含むものとし、かつ上記コンタクト層を、上記ショット
キー形成層との界面に、n型不純物をアトミックプレー
ナドーピングすることによって形成されたプレーナドー
プn型層を含むものとしたものである。
【0036】また、この発明に係る半導体装置は、高濃
度のn型不純物を有するInGaAsコンタクト層と、
該コンタクト層上に形成されたオーミック電極とを有す
る半導体装置において、上記オーミック電極を、上記コ
ンタクト層と接する側にW1-x Six (0≦x≦1)系
金属からなる層を含むものとしたものである。
【0037】また、この発明に係る半導体装置は、高濃
度のn型不純物を有するInGaAsコンタクト層と、
該コンタクト層上に形成されたオーミック電極とを有す
る半導体装置において、上記オーミック電極を、上記コ
ンタクト層と接する側にW1-x Six (0≦x≦1)系
金属からなる層を含み、かつ該W1-x Six (0≦x≦
1)系金属からなる層上にAuからなる層を含むものと
したものである。
【0038】また、この発明に係る半導体装置は、高濃
度のn型不純物を有するInGaAsコンタクト層と、
該コンタクト層上に形成されたオーミック電極とを有す
る半導体装置において、上記オーミック電極を、上記コ
ンタクト層と接する側にW1-x Six (0≦x≦1)系
金属からなる層を含むものとし、かつ上記コンタクト層
を、上記電極との界面近傍に、n型不純物がアトミック
プレーナドーピングされたものとしたものである。
【0039】また、この発明に係る半導体装置は、高濃
度のn型不純物を有するInGaAsコンタクト層と、
該コンタクト層上に形成されたオーミック電極とを有す
る半導体装置において、上記オーミック電極を、上記コ
ンタクト層と接する側にW1-x Six (0≦x≦1)系
金属からなる層を含むものとし、かつ上記コンタクト層
を、その下層に配置される該コンタクトと異なる半導体
からなる層との界面に、n型不純物をアトミックプレー
ナドーピングすることによって形成されたプレーナドー
プn型層を含むものとしたものである。
【0040】
【作用】この発明においては、半導体基板上に配置され
た、その層内に二次元電子ガスが形成される極低不純物
濃度のInGaAs動作層と、該動作層に接して配置さ
れた、動作層を構成する材料よりも電子親和力の小さい
材料からなる極低不純物濃度のスペーサ層と、該スペー
サ層の上記動作層と接する面とは反対側の面に接して配
置された高濃度のn型不純物を有する極薄のInGaA
s電子供給層とを備えた構成としたから、素子を加熱す
ることによる特性の劣化を低減することができ、熱的安
定性に優れた、信頼性の高い半導体装置を容易に実現で
きる。
【0041】また、この発明においては、半導体基板上
に配置された、その層内に二次元電子ガスが形成される
極低不純物濃度のInGaAs動作層と、該動作層に接
して配置された、AlInAsからなる極低不純物濃度
のスペーサ層と、該スペーサ層の上記動作層と接する面
とは反対側の面に接して配置された高濃度のn型不純物
を有する極薄のInGaAs電子供給層とを備えた構成
としたから、素子を加熱することによる特性の劣化を低
減することができ、熱的安定性に優れた、信頼性の高い
半導体装置を容易に実現できる。
【0042】また、この発明においては、半導体基板上
に配置された、その層内に二次元電子ガスが形成される
不純物濃度が1016cm-3オーダー以下の濃度であるIn
GaAs動作層と、該動作層に接して配置された、動作
層を構成する材料よりも電子親和力の小さい材料からな
る不純物濃度が1016cm-3オーダー以下の濃度であるス
ペーサ層と、該スペーサ層の上記動作層と接する面とは
反対側の面に接して配置された高濃度のn型不純物を有
する極薄のInGaAs電子供給層とを備えた構成とし
たから、素子を加熱することによる特性の劣化を低減す
ることができ、熱的安定性に優れた、信頼性の高い半導
体装置を容易に実現できる。
【0043】また、この発明においては、半導体基板上
に配置された、その層内に二次元電子ガスが形成される
極低不純物濃度のInGaAs動作層と、該動作層に接
して配置された、動作層を構成する材料よりも電子親和
力の小さい材料からなる極低不純物濃度のスペーサ層
と、該スペーサ層の上記動作層と接する面とは反対側の
面に接して配置された高濃度のn型不純物を有する層厚
が約1nmであるInGaAs電子供給層とを備えた構
成としたから、素子を加熱することによる特性の劣化を
低減することができ、熱的安定性に優れた、信頼性の高
い半導体装置を容易に実現できる。
【0044】また、この発明においては、半導体基板上
に配置された、その層内に二次元電子ガスが形成される
極低不純物濃度のInGaAs動作層と、該動作層に接
して配置された、動作層を構成する材料よりも電子親和
力の小さい材料からなる極低不純物濃度のスペーサ層
と、該スペーサ層の上記動作層と接する面とは反対側の
面に接して配置された,その全体にn型不純物がドープ
されたものであり、そのn型不純物の濃度が4×1018
cm-3以上の濃度である極薄のInGaAs電子供給層と
を備えた構成としたから、素子を加熱することによる特
性の劣化を低減することができ、熱的安定性に優れた、
信頼性の高い半導体装置を容易に実現できる。
【0045】また、この発明においては、半導体基板上
に配置された、その層内に二次元電子ガスが形成される
極低不純物濃度のInGaAs動作層と、該動作層に接
して配置された、動作層を構成する材料よりも電子親和
力の小さい材料からなる極低不純物濃度のスペーサ層
と、該スペーサ層の上記動作層と接する面とは反対側の
面に接して配置された,極低不純物濃度のInGaAs
層中にn型不純物をアトミックプレーナドーピングする
ことによって形成されたプレーナドープn型層を含む極
薄のInGaAs電子供給層とを備えた構成としたか
ら、素子を加熱することによる特性の劣化を低減するこ
とができ、熱的に安定で、かつ優れた特性を有する半導
体装置を容易に実現できる。
【0046】また、この発明においては、半導体基板上
に配置された、その層内に二次元電子ガスが形成される
極低不純物濃度のInGaAs動作層と、該動作層に接
して配置された、動作層を構成する材料よりも電子親和
力の小さい材料からなる極低不純物濃度のスペーサ層
と、該スペーサ層の上記動作層と接する面とは反対側の
面に接して配置された,極低不純物濃度のInGaAs
層中にn型不純物をアトミックプレーナドーピングする
ことによって形成されたシートキャリア濃度が1012cm
-2オーダーであるプレーナドープn型層を含む層厚が約
1nmのInGaAs電子供給層とを備えた構成とした
から、素子を加熱することによる特性の劣化を低減する
ことができ、熱的に安定で、かつ優れた特性を有する半
導体装置を容易に実現できる。
【0047】また、この発明においては、半導体基板上
に配置された、その層内に二次元電子ガスが形成される
極低不純物濃度のInGaAs動作層と、該動作層に接
して配置された、動作層を構成する材料よりも電子親和
力の小さい材料からなる極低不純物濃度のスペーサ層
と、該スペーサ層の上記動作層と接する面とは反対側の
面に接して配置された高濃度のn型不純物を有する極薄
のInGaAs電子供給層とを備え、上記電子供給層の
InとGaの組成比を、上記動作層のInとGaの組成
比に比較してGa成分が多いものとしたから、高い二次
元電子ガス濃度を得ることができ、熱的に安定で、かつ
優れた特性を有する半導体装置を容易に実現できる。
【0048】また、この発明においては、InP半導体
基板上に配置された、その層内に二次元電子ガスが形成
される極低不純物濃度のIny Ga1-y As(0.53
<y<1)動作層と、該動作層に接して配置された、動
作層を構成する材料よりも電子親和力の小さい材料から
なる極低不純物濃度のスペーサ層と、該スペーサ層の上
記動作層と接する面とは反対側の面に接して配置された
高濃度のn型不純物を有する極薄のInx Ga1-x As
(0<x<0.53)電子供給層とを備えた構成とした
から、高い二次元電子ガス濃度を得ることができ、熱的
に安定で、かつ優れた特性を有する半導体装置を容易に
実現できる。
【0049】また、この発明においては、半導体基板上
に配置された、その層内に二次元電子ガスが形成される
極低不純物濃度のInGaAs動作層と、該動作層の上
記基板に面する側とは反対側の面に接して配置された、
動作層を構成する材料よりも電子親和力の小さい材料か
らなる極低不純物濃度のスペーサ層と、該スペーサ層の
上記動作層と接する面とは反対側の面に接して配置され
た高濃度のn型不純物を有する極薄のInGaAs電子
供給層と、該電子供給層上に配置された、上記動作層を
構成する材料よりも電子親和力が小さくかつショットキ
ー接合を形成可能な材料からなる極低不純物濃度のショ
ットキー形成層と、該ショットキー形成層上に配置され
た、該ショットキー形成層とショットキー接合を形成す
るゲート電極と、上記ショットキー形成層上に、上記ゲ
ート電極を挟んで対向して配置された高濃度のn型不純
物を有するInGaAsコンタクト層と、該コンタクト
層上に配置されたソース,及びドレイン電極とを備えた
構成としたから、素子を加熱することによる特性の劣化
を低減することができ、熱的安定性に優れた、信頼性の
高い半導体装置を容易に実現できる。
【0050】また、この発明においては、半導体基板上
に配置された、その層内に二次元電子ガスが形成される
極低不純物濃度のInGaAs動作層と、該動作層の上
記基板に面する側の面に接して配置された、動作層を構
成する材料よりも電子親和力の小さい材料からなる極低
不純物濃度のスペーサ層と、該スペーサ層の上記動作層
と接する面とは反対側の面に接して配置された高濃度の
n型不純物を有する極薄のInGaAs電子供給層と、
上記動作層上に配置された、上記動作層を構成する材料
よりも電子親和力が小さくかつショットキー接合を形成
可能な材料からなる極低不純物濃度のショットキー形成
層と、該ショットキー形成層上に配置された、該ショッ
トキー形成層とショットキー接合を形成するゲート電極
と、上記ショットキー形成層上に、上記ゲート電極を挟
んで対向して配置された高濃度のn型不純物を有するI
nGaAsコンタクト層と、該コンタクト層上に配置さ
れたソース,及びドレイン電極とを備えた構成としたか
ら、素子を加熱することによる特性の劣化を低減するこ
とができ、熱的安定性に優れた、信頼性の高い半導体装
置を容易に実現できる。
【0051】また、この発明においては、半導体基板上
に配置された、その層内に二次元電子ガスが形成される
極低不純物濃度のInGaAs動作層と、該動作層の上
記基板に面する側とは反対側の面に接して配置された、
動作層を構成する材料よりも電子親和力の小さい材料か
らなる極低不純物濃度のスペーサ層と、該スペーサ層の
上記動作層と接する面とは反対側の面に接して配置され
た高濃度のn型不純物を有する極薄のInGaAs電子
供給層と、該電子供給層上に配置された、上記動作層を
構成する材料よりも電子親和力が小さくかつショットキ
ー接合を形成可能な材料からなる,不純物濃度が1016
cm-3オーダー以下の濃度であるショットキー形成層と、
該ショットキー形成層上に配置された、該ショットキー
形成層とショットキー接合を形成するゲート電極と、上
記ショットキー形成層上に、上記ゲート電極を挟んで対
向して配置された高濃度のn型不純物を有するInGa
Asコンタクト層と、該コンタクト層上に配置されたソ
ース,及びドレイン電極とを備えた構成としたから、素
子を加熱することによる特性の劣化を低減することがで
き、熱的安定性に優れた、信頼性の高い半導体装置を容
易に実現できる。
【0052】また、この発明においては、半導体基板上
に配置された、その層内に二次元電子ガスが形成される
極低不純物濃度のInGaAs動作層と、該動作層の上
記基板に面する側の面に接して配置された、動作層を構
成する材料よりも電子親和力の小さい材料からなる極低
不純物濃度のスペーサ層と、該スペーサ層の上記動作層
と接する面とは反対側の面に接して配置された高濃度の
n型不純物を有する極薄のInGaAs電子供給層と、
上記動作層上に配置された、上記動作層を構成する材料
よりも電子親和力が小さくかつショットキー接合を形成
可能な材料からなる,不純物濃度が1016cm-3オーダー
以下の濃度であるショットキー形成層と、該ショットキ
ー形成層上に配置された、該ショットキー形成層とショ
ットキー接合を形成するゲート電極と、上記ショットキ
ー形成層上に、上記ゲート電極を挟んで対向して配置さ
れた高濃度のn型不純物を有するInGaAsコンタク
ト層と、該コンタクト層上に配置されたソース,及びド
レイン電極とを備えた構成としたから、素子を加熱する
ことによる特性の劣化を低減することができ、熱的安定
性に優れた、信頼性の高い半導体装置を容易に実現でき
る。
【0053】また、この発明においては、半導体基板上
に配置された、その層内に二次元電子ガスが形成される
極低不純物濃度のInGaAs動作層と、該動作層の上
記基板に面する側とは反対側の面に接して配置された、
動作層を構成する材料よりも電子親和力の小さい材料か
らなる極低不純物濃度のスペーサ層と、該スペーサ層の
上記動作層と接する面とは反対側の面に接して配置され
た高濃度のn型不純物を有する極薄のInGaAs電子
供給層と、該電子供給層上に配置された、上記動作層を
構成する材料よりも電子親和力が小さくかつショットキ
ー接合を形成可能な材料からなる極低不純物濃度のショ
ットキー形成層と、該ショットキー形成層上に配置され
た、該ショットキー形成層とショットキー接合を形成す
るゲート電極と、上記ショットキー形成層上に、上記ゲ
ート電極を挟んで対向して配置された高濃度のn型不純
物を有するInGaAsコンタクト層と、該コンタクト
層上に配置されたソース,及びドレイン電極とを備え、
上記ソース,及びドレイン電極を、上記コンタクト層と
接する側にW1-x Six (0≦x≦1)系金属からなる
層を含むものとしたから、素子を加熱することによる特
性の劣化を低減することができ、熱的安定性に優れた、
信頼性の高い半導体装置を容易に実現することができ
る。
【0054】また、この発明においては、半導体基板上
に配置された、その層内に二次元電子ガスが形成される
極低不純物濃度のInGaAs動作層と、該動作層の上
記基板に面する側の面に接して配置された、動作層を構
成する材料よりも電子親和力の小さい材料からなる極低
不純物濃度のスペーサ層と、該スペーサ層の上記動作層
と接する面とは反対側の面に接して配置された高濃度の
n型不純物を有する極薄のInGaAs電子供給層と、
上記動作層上に配置された、上記動作層を構成する材料
よりも電子親和力が小さくかつショットキー接合を形成
可能な材料からなる極低不純物濃度のショットキー形成
層と、該ショットキー形成層上に配置された、該ショッ
トキー形成層とショットキー接合を形成するゲート電極
と、上記ショットキー形成層上に、上記ゲート電極を挟
んで対向して配置された高濃度のn型不純物を有するI
nGaAsコンタクト層と、該コンタクト層上に配置さ
れたソース,及びドレイン電極とを備え、上記ソース,
及びドレイン電極を、上記コンタクト層と接する側にW
1-x Six (0≦x≦1)系金属からなる層を含むもの
としたから、素子を加熱することによる特性の劣化を低
減することができ、熱的安定性に優れた、信頼性の高い
半導体装置を容易に実現することができる。
【0055】また、この発明においては、半導体基板上
に配置された、その層内に二次元電子ガスが形成される
極低不純物濃度のInGaAs動作層と、該動作層の上
記基板に面する側とは反対側の面に接して配置された、
動作層を構成する材料よりも電子親和力の小さい材料か
らなる極低不純物濃度のスペーサ層と、該スペーサ層の
上記動作層と接する面とは反対側の面に接して配置され
た高濃度のn型不純物を有する極薄のInGaAs電子
供給層と、該電子供給層上に配置された、上記動作層を
構成する材料よりも電子親和力が小さくかつショットキ
ー接合を形成可能な材料からなる極低不純物濃度のショ
ットキー形成層と、該ショットキー形成層上に配置され
た、該ショットキー形成層とショットキー接合を形成す
るゲート電極と、上記ショットキー形成層上に、上記ゲ
ート電極を挟んで対向して配置された高濃度のn型不純
物を有するInGaAsコンタクト層と、該コンタクト
層上に配置されたソース,及びドレイン電極とを備え、
上記ソース,及びドレイン電極を、上記コンタクト層と
接する側にW1-x Six (0≦x≦1)系金属からなる
層を含み、かつ該W1-x Six (0≦x≦1)系金属か
らなる層上にAuからなる層を含むものとしたから、熱
的に安定で、かつ優れた特性を有する半導体装置を実現
できる。
【0056】また、この発明においては、半導体基板上
に配置された、その層内に二次元電子ガスが形成される
極低不純物濃度のInGaAs動作層と、該動作層の上
記基板に面する側の面に接して配置された、動作層を構
成する材料よりも電子親和力の小さい材料からなる極低
不純物濃度のスペーサ層と、該スペーサ層の上記動作層
と接する面とは反対側の面に接して配置された高濃度の
n型不純物を有する極薄のInGaAs電子供給層と、
上記動作層上に配置された、上記動作層を構成する材料
よりも電子親和力が小さくかつショットキー接合を形成
可能な材料からなる極低不純物濃度のショットキー形成
層と、該ショットキー形成層上に配置された、該ショッ
トキー形成層とショットキー接合を形成するゲート電極
と、上記ショットキー形成層上に、上記ゲート電極を挟
んで対向して配置された高濃度のn型不純物を有するI
nGaAsコンタクト層と、該コンタクト層上に配置さ
れたソース,及びドレイン電極とを備え、上記ソース,
及びドレイン電極を、上記コンタクト層と接する側にW
1-x Six (0≦x≦1)系金属からなる層を含み、か
つ該W1-x Six (0≦x≦1)系金属からなる層上に
Auからなる層を含むものとしたから、熱的に安定で、
かつ優れた特性を有する半導体装置を実現できる。
【0057】また、この発明においては、半導体基板上
に配置された、その層内に二次元電子ガスが形成される
極低不純物濃度のInGaAs動作層と、該動作層の上
記基板に面する側とは反対側の面に接して配置された、
動作層を構成する材料よりも電子親和力の小さい材料か
らなる極低不純物濃度のスペーサ層と、該スペーサ層の
上記動作層と接する面とは反対側の面に接して配置され
た高濃度のn型不純物を有する極薄のInGaAs電子
供給層と、該電子供給層上に配置された、上記動作層を
構成する材料よりも電子親和力が小さくかつショットキ
ー接合を形成可能な材料からなる極低不純物濃度のショ
ットキー形成層と、該ショットキー形成層上に配置され
た、該ショットキー形成層とショットキー接合を形成す
るゲート電極と、上記ショットキー形成層上に、上記ゲ
ート電極を挟んで対向して配置された高濃度のn型不純
物を有するInGaAsコンタクト層と、該コンタクト
層上に配置されたソース,及びドレイン電極とを備え、
上記ソース,及びドレイン電極を、上記コンタクト層と
接する側にW1-x Six (0≦x≦1)系金属からなる
層を含むものとし、かつ上記コンタクト層を、上記ソー
ス,及びドレイン電極との界面近傍に、n型不純物がア
トミックプレーナドーピングされたものとしたから、良
好なコンタクトをとることができ、熱的に安定で、かつ
優れた特性を有する半導体装置を実現できる。
【0058】また、この発明においては、半導体基板上
に配置された、その層内に二次元電子ガスが形成される
極低不純物濃度のInGaAs動作層と、該動作層の上
記基板に面する側の面に接して配置された、動作層を構
成する材料よりも電子親和力の小さい材料からなる極低
不純物濃度のスペーサ層と、該スペーサ層の上記動作層
と接する面とは反対側の面に接して配置された高濃度の
n型不純物を有する極薄のInGaAs電子供給層と、
上記動作層上に配置された、上記動作層を構成する材料
よりも電子親和力が小さくかつショットキー接合を形成
可能な材料からなる極低不純物濃度のショットキー形成
層と、該ショットキー形成層上に配置された、該ショッ
トキー形成層とショットキー接合を形成するゲート電極
と、上記ショットキー形成層上に、上記ゲート電極を挟
んで対向して配置された高濃度のn型不純物を有するI
nGaAsコンタクト層と、該コンタクト層上に配置さ
れたソース,及びドレイン電極とを備え、上記ソース,
及びドレイン電極を、上記コンタクト層と接する側にW
1-x Six (0≦x≦1)系金属からなる層を含むもの
とし、かつ上記コンタクト層を、上記ソース,及びドレ
イン電極との界面近傍に、n型不純物がアトミックプレ
ーナドーピングされたものとしたから、良好なコンタク
トをとることができ、熱的に安定で、かつ優れた特性を
有する半導体装置を実現できる。
【0059】また、この発明においては、半導体基板上
に配置された、その層内に二次元電子ガスが形成される
極低不純物濃度のInGaAs動作層と、該動作層の上
記基板に面する側とは反対側の面に接して配置された、
動作層を構成する材料よりも電子親和力の小さい材料か
らなる極低不純物濃度のスペーサ層と、該スペーサ層の
上記動作層と接する面とは反対側の面に接して配置され
た高濃度のn型不純物を有する極薄のInGaAs電子
供給層と、該電子供給層上に配置された、上記動作層を
構成する材料よりも電子親和力が小さくかつショットキ
ー接合を形成可能な材料からなる極低不純物濃度のショ
ットキー形成層と、該ショットキー形成層上に配置され
た、該ショットキー形成層とショットキー接合を形成す
るゲート電極と、上記ショットキー形成層上に、上記ゲ
ート電極を挟んで対向して配置された高濃度のn型不純
物を有するInGaAsコンタクト層と、該コンタクト
層上に配置されたソース,及びドレイン電極とを備え、
上記ソース,及びドレイン電極を、上記コンタクト層と
接する側にW1-x Six (0≦x≦1)系金属からなる
層を含むものとし、かつ上記コンタクト層を、上記ショ
ットキー形成層との界面に、n型不純物をアトミックプ
レーナドーピングすることによって形成されたプレーナ
ドープn型層を含むものとしたから、コンタクト層とシ
ョットキー形成層間の抵抗を低減され、熱的に安定で、
かつ優れた特性を有する半導体装置を実現できる。
【0060】また、この発明においては、半導体基板上
に配置された、その層内に二次元電子ガスが形成される
極低不純物濃度のInGaAs動作層と、該動作層の上
記基板に面する側の面に接して配置された、動作層を構
成する材料よりも電子親和力の小さい材料からなる極低
不純物濃度のスペーサ層と、該スペーサ層の上記動作層
と接する面とは反対側の面に接して配置された高濃度の
n型不純物を有する極薄のInGaAs電子供給層と、
上記動作層上に配置された、上記動作層を構成する材料
よりも電子親和力が小さくかつショットキー接合を形成
可能な材料からなる極低不純物濃度のショットキー形成
層と、該ショットキー形成層上に配置された、該ショッ
トキー形成層とショットキー接合を形成するゲート電極
と、上記ショットキー形成層上に、上記ゲート電極を挟
んで対向して配置された高濃度のn型不純物を有するI
nGaAsコンタクト層と、該コンタクト層上に配置さ
れたソース,及びドレイン電極とを備え、上記ソース,
及びドレイン電極を、上記コンタクト層と接する側にW
1-x Six (0≦x≦1)系金属からなる層を含むもの
とし、かつ上記コンタクト層を、上記ショットキー形成
層との界面に、n型不純物をアトミックプレーナドーピ
ングすることによって形成されたプレーナドープn型層
を含むものとしたから、コンタクト層とショットキー形
成層間の抵抗を低減され、熱的に安定で、かつ優れた特
性を有する半導体装置を実現できる。
【0061】また、この発明においては、高濃度のn型
不純物を有するInGaAsコンタクト層と、該コンタ
クト層上に形成されたオーミック電極とを有する半導体
装置において、上記オーミック電極を、上記コンタクト
層と接する側にW1-x Six(0≦x≦1)系金属から
なる層を含むものとしたから、熱的に安定な半導体装置
を実現できる。
【0062】また、この発明においては、高濃度のn型
不純物を有するInGaAsコンタクト層と、該コンタ
クト層上に形成されたオーミック電極とを有する半導体
装置において、上記オーミック電極を、上記コンタクト
層と接する側にW1-x Six(0≦x≦1)系金属から
なる層を含み、かつ該W1-x Six (0≦x≦1)系金
属からなる層上にAuからなる層を含むものとしたか
ら、熱的に安定で、かつ優れた特性を有する半導体装置
を実現できる。
【0063】また、この発明においては、高濃度のn型
不純物を有するInGaAsコンタクト層と、該コンタ
クト層上に形成されたオーミック電極とを有する半導体
装置において、上記オーミック電極を、上記コンタクト
層と接する側にW1-x Six(0≦x≦1)系金属から
なる層を含むものとし、かつ上記コンタクト層を、上記
電極との界面近傍に、n型不純物がアトミックプレーナ
ドーピングされたものとしたから、良好なコンタクトを
とることができ、熱的に安定で、かつ優れた特性を有す
る半導体装置を実現できる。
【0064】また、この発明においては、高濃度のn型
不純物を有するInGaAsコンタクト層と、該コンタ
クト層上に形成されたオーミック電極とを有する半導体
装置において、上記オーミック電極を、上記コンタクト
層と接する側にW1-x Six(0≦x≦1)系金属から
なる層を含むものとし、かつ上記コンタクト層を、その
下層に配置される該コンタクトと異なる半導体からなる
層との界面に、n型不純物をアトミックプレーナドーピ
ングすることによって形成されたプレーナドープn型層
を含むものとしたから、コンタクト層とショットキー形
成層間の抵抗を低減され、熱的に安定で、かつ優れた特
性を有する半導体装置を実現できる。
【0065】
【実施例】
実施例1.以下、本実施例を図について説明する。図1
は本発明の第1の実施例による半導体装置の構造を示す
断面図である。図において、1は半絶縁性InP基板で
ある。層厚250nmのアンドープAl0.48In0.52A
sバッファ層2は基板101上に配置される。層厚50
nmのアンドープIn0.53Ga0.47Asチャネル層3は
バッファ層2上に配置される。層厚2nmのアンドープ
Al0.48In0.52Asスペーサ層4はチャネル層3上に
配置され、層厚1nm,不純物濃度4×1018cm-3にシ
リコンドープされたn型In0.53Ga0.47As電子供給
層5はスペーサ層4上に配置される。層厚20nmのア
ンドープAl0.48In0.52Asショットキー形成層6は
電子供給層5上に配置される。層厚10nm,不純物濃
度4×1018cm-3にシリコンドープされたn型In0.53
Ga0.47Asコンタクト層7はショットキー形成層6上
に配置される。リセス溝11はコンタクト層7を貫通
し、ショットキー形成層6の所定深さに達するように形
成される。ソース電極8,及びドレイン電極9はコンタ
クト層7上に設けられ、ゲート電極110はリセス溝1
1の底部のショットキー形成層6上に配置される。リセ
ス溝11の幅は約0.2μmであり、ゲート長は約0.
15μmである。ここで、アンドープ層は1016cm-3
ーダー以下の極低不純物濃度の層となっている。本実施
例の従来例との相違点は、従来例では電子供給層として
n型AlInAsを用いていたのに対し、極薄のn型I
nGaAs層を用いたことにある。
【0066】図2は本実施例による半導体装置のバンド
構造を示す図である。電子供給層としてn型InGaA
sを用いると、電子供給層のバンド底はフェルミレベル
Ef以下になるが、当該電子供給層を1nm程度と十分
薄く形成すれば、量子効果によって、図に示すように、
フェルミレベルEf より高い位置にサブバンドE1 が形
成され、イオン化した電子はこのサブバンドE1 以下の
エネルギーをとることができないため、電子供給層5は
空乏化することとなり、これによりスペーサ層4と動作
層3の間に二次元電子ガスが誘起され、従来例と同様な
動作を行なわせることが可能となる。
【0067】次に本実施例による半導体装置の熱安定性
について説明する。図3は本実施例による半導体装置を
窒素雰囲気中で加熱したときのシートキャリア濃度の変
化を示す図であり、横軸に熱処理温度を、縦軸にシート
キャリア濃度をとっている。また、図において○印が本
実施例装置のシートキャリア濃度の変化を示しており、
比較のために従来装置のシートキャリア濃度の変化を△
印で示している。ここで各温度における熱処理時間は3
分である。図を見れば明らかなように、従来装置では4
00℃程度の熱処理によりシートキャリア濃度が急激に
低下し、半導体装置の熱安定性が悪い。これに対し、本
実施例装置では、熱処理によるシートキャリア濃度の変
動は少なく、熱的に非常に安定である。
【0068】このように、本第1の実施例では、InG
aAsをチャネル層として用いたHEMTにおいて、熱
的に安定なn型InGaAsからなる極薄の電子供給層
を備えた構成としたから、製造において、高温の製造プ
ロセスを採用することができ、特性の優れた半導体装置
を容易に製造することができる。また、完成した装置と
しても熱的安定性が高いものを得ることができるので、
装置の信頼性を大幅に向上できる。
【0069】実施例2.図4は本発明の第2の実施例に
よる半導体装置の構造を示す図であり、図において、図
1と同一符号は同一又は相当部分である。図5は本実施
例による半導体装置のバンド構造を示す図である。上記
第1の実施例では動作層3上に電子供給層5を配置した
構造になっているが、本第2の実施例は、その配置を
逆,つまり電子供給層上に動作層を配置したいわゆる逆
HEMT構造としたものである。逆HEMT構造の半導
体装置の動作は通常のHEMT構造の装置と全く同じで
ある。即ち、ソース電極8を接地し、ドレイン電極9に
正の電圧を印加すると、n型AlInAs電子供給層5
中のイオン化したドナーからInGaAs動作層3に電
子が供給され、これによりInGaAs動作層3とAl
InAsスペーサ層4との界面に形成される三角ポテン
シャルに二次元電子ガスが形成され、この二次元電子ガ
スを介してソース,ドレイン間に電流が流れる。ここ
で、ゲート電極10に印加するゲート電圧を負側に増大
させると上記ゲート下の二次元電子ガスの減少によりド
レイン電流は減少し、正側に増大させると上記ゲート下
の二次元電子ガスの増大によりドレイン電流が増加し、
FET動作を行なわせることができる。
【0070】このような、本第2の実施例においても、
上記第1の実施例と同様、熱的に安定なn型InGaA
sからなる極薄の電子供給層を備えた構成としたから、
製造において、高温の製造プロセスを採用することがで
き、特性の優れた半導体装置を容易に製造することがで
きる。また、完成した装置としても熱的安定性が高いも
のを得ることができるので、装置の信頼性を大幅に向上
できる。
【0071】実施例3.図6は本発明の第3の実施例に
よる半導体装置の構造を示す図であり、図において、図
1と同一符号は同一又は相当部分である。上記第1の実
施例では電子供給層として、その層全体にn型不純物が
ドープされたInGaAs層5を用いたが、本第3の実
施例では、電子供給層44を二層のアンドープInGa
As層12の間にn型不純物のアトミックプレーナドー
プ層13を挟み込んだ構造としている。
【0072】アトミックプレーナドープ層は、MBE法
による成長に際して、As分子線は照射したまま、成長
を律速するInやGa等のIII 族分子線の照射を停止
し、Si等のドーパント不純物分子線を照射することに
より形成することができる。アトミックプレーナドープ
層の不純物濃度は、ドーパント不純物分子線強度と照射
時間の積で決定される。本実施例ではアトミックプレー
ナドープ層13のシートキャリア濃度は1012cm-2オー
ダーとしている。
【0073】本実施例3においても、電子供給層として
InGaAsを用いているので、電子供給層44のバン
ド底はフェルミレベル以下になるが、当該電子供給層4
4のトータルの層厚を1nm程度と十分薄く形成すれ
ば、量子効果によって、フェルミレベルより高い位置に
サブバンドが形成され、電子供給層44は空乏化し、ス
ペーサ層4と動作層3の間に二次元電子ガスが誘起さ
れ、従来例と同様な動作が可能である。そして、InG
aAsが熱的に安定であることから、製造において、高
温の製造プロセスを採用することができ、特性の優れた
半導体装置を容易に製造することができる。また、完成
した装置としても熱的安定性が高いものを得ることがで
きるので、装置の信頼性を大幅に向上できる。
【0074】さらに本実施例3では、電子供給層44を
上述のように、二層の極低不純物InGaAs層12の
間にn型不純物のアトミックプレーナドープ層13を挟
み込んだ構造とすることにより、電子供給層中のn型不
純物が他層へ侵入することが抑えられ、より急峻なバン
ド不連続が得られることから、高い二次元電子ガス濃度
が得られ、より高性能なHEMTを実現することができ
る。
【0075】実施例4.図18は本発明の第4の実施例
による半導体装置の構造を示す図であり、図において図
6と同一符号は同一又は相当部分である。上記第3の実
施例では、動作層上に電子供給層を配置した通常のHE
MT構造においてその電子供給層を、二層の極低不純物
InGaAs層12の間にn型不純物のアトミックプレ
ーナドープ層13を挟み込んだ構造としたが、上記第2
の実施例で示したような、動作層の下側に電子供給層を
配置した逆HEMT構造においてその電子供給層を、二
層の極低不純物InGaAs層の間にn型不純物のアト
ミックプレーナドープ層を挟み込んだ構造としてもよ
く、そのような構造としたものが本発明の第4の実施例
である。このような第4の実施例においても上記第3の
実施例と同様の効果を得ることができる。
【0076】実施例5.図7は本発明の第5の実施例に
よる半導体装置の構造を示す図である。図において、図
1と同一符号は同一又は相当部分であり、また、53は
アンドープIny Ga1-y As(0.53<y<1)チ
ャネル層、54はn型Inx Ga1-x As(0<x<
0.53)電子供給層である。また、図8は本実施例に
よる半導体装置のバンド構造を示す図である。
【0077】上記第1の実施例では、半導体装置を構成
する材料であるInGaAs及びAlInAsは半絶縁
性InP基板と格子整合する条件、つまりInの組成を
それぞれ0.53及び0.52としている。一方、本実
施例では、チャネル層を構成するアンドープIny Ga
1-y As層のIn組成比yを0.53<y<1とし、電
子供給層を構成するn型Inx Ga1-x As層のIn組
成を0<x<0.53としており、これにより、より高
い二次元電子ガス濃度を得ることができる。
【0078】即ち、本実施例5では、電子供給層55の
In組成比xを上記第1の実施例の電子供給層5のIn
組成比0.53よりも小さくしているので、図8に示す
ように、電子供給層の伝導帯が持ち上がり、サブバンド
E2 も上がり、これにより該電子供給層55の空乏化は
より顕著となる。また、動作層53のIn組成比yを上
記第1の実施例の動作層3のIn組成比0.53よりも
大きくしているので、動作層の伝導帯が下がり、これに
より三角ポテンシャルに二次元電子ガスが誘起されやす
くなる。従って、このような構造にすることにより、高
い二次元電子ガス濃度が得られる。
【0079】このように、本第5の実施例ではInGa
As動作層を有するHEMTにおいて、その電子供給層
を高濃度のn型不純物を含む極薄のInGaAsP層と
するとともに、電子供給層のInとGaの組成比が、動
作層のInとGaの組成比に比較してGa成分が多いも
のとしたので、上記第1の実施例と同様の効果に加え
て、高い二次元電子ガス濃度が得られる高性能のHEM
Tを実現できる。
【0080】InGaAsチャネル層を有する半導体装
置において、チャネル層を構成するInGaAsのIn
組成を上げて動作特性を向上した例は、K.L.Tan et al.
TRWElectronics & Technology Division "140 GHz 0.1
micron GATE-LENGTH PSEUDOMORPHIC In0.52Al0.48As/I
n0.60Ga0.40As/InP HEMT" IEEE IDEM 91, pp.239-242,
(1991)や、K.B.Chough et al. AT&T " High-Performanc
e Highly Strained Ga0.23In0.77As/Al0.48In0,52As MO
DFET's Obtained by Selective and Shallow Etch Gate
Recess Techniques" IEEE ELECTRON DEVICE LETTERS,
VOL.13, NO.9,pp.451-453,(1992) 等に開示されている
が、これらに開示された半導体装置はいずれも電子供給
層としてAlInAsを用いている。InGaAsはI
n組成を増大させると、格子定数が大きくなるので、各
層の層厚は臨界膜厚に限られるという厳しい制限を受け
ることとなり、デバイスの設計の自由度は小さくなる。
【0081】一方、本実施例5では、電子供給層として
InGaAsを用いており、しかも、そのIn組成比を
0.53より小さい値に設定しているので、In組成を
大きくした動作層によって結晶に加わる圧縮歪を、電子
供給層によって結晶に加わる引っ張り歪によって緩和す
ることができ、これにより、歪に対する結晶の臨界膜厚
が増大し、結晶構造の自由度の制限を緩和することがで
きる。
【0082】実施例6.図19は本発明の第6の実施例
による半導体装置の構造を示す図であり、図において図
7と同一符号は同一又は相当部分である。上記第5の実
施例では、動作層上に電子供給層を配置した通常のHE
MT構造において、その電子供給層のInとGaの組成
比が、動作層のInとGaの組成比に比較してGa成分
が多いものとしたが、上記第2の実施例で示したよう
な、動作層の下側に電子供給層を配置した逆HEMT構
造において、その電子供給層のInとGaの組成比が、
動作層のInとGaの組成比に比較してGa成分が多い
ものとしてもよく、そのような構造としたものが本発明
の第6の実施例である。このような第6の実施例におい
ても上記第5の実施例と同様の効果を得ることができ
る。
【0083】実施例7.図20は本発明の第7の実施例
による半導体装置の構造を示す図である。図において図
7と同一符号は同一又は相当部分であり、15はアンド
ープInx Ga1-x As(0<x<0.53)層、16
はアトミックプレーナドープ層である。
【0084】上記第5の実施例では、電子供給層が層全
体にn型不純物がドープされたInGaAs層であるも
のにおいて、その電子供給層のInとGaの組成比が、
動作層のInとGaの組成比に比較してGa成分が多い
ものとしたが、上記第3の実施例で示したような、電子
供給層を二層の極低不純物のInGaAs層の間にn型
不純物のアトミックプレーナドープ層を挟み込んだ構造
としたものにおいて、その電子供給層のInとGaの組
成比が、動作層のInとGaの組成比に比較してGa成
分が多いものとしてもよく、そのような構造としたもの
が本発明の第7の実施例である。
【0085】このような第7の実施例においても上記第
5の実施例と同様の効果を得ることができ、さらに、電
子供給層中のn型不純物が他層へ侵入することが抑えら
れ、急峻なバンド不連続が得られるので、より高い二次
元電子ガス濃度を得ることができる。
【0086】実施例8.図21は本発明の第8の実施例
による半導体装置の構造を示す図であり、図において図
20と同一符号は同一又は相当部分である。上記第6の
実施例では、電子供給層が層全体にn型不純物がドープ
されたInGaAs層であるものにおいて、その電子供
給層のInとGaの組成比が、動作層のInとGaの組
成比に比較してGa成分が多いものとしたが、上記第3
の実施例で示したような、電子供給層を二層の極低不純
物濃度のInGaAs層の間にn型不純物のアトミック
プレーナドープ層を挟み込んだ構造としたものにおい
て、その電子供給層のInとGaの組成比が、動作層の
InとGaの組成比に比較してGa成分が多いものとし
てもよく、そのような構造としたものが本発明の第8の
実施例である。
【0087】このような第8の実施例においても上記第
6の実施例と同様の効果を得ることができ、さらに、電
子供給層中のn型不純物が他層へ侵入することが抑えら
れ、急峻なバンド不連続が得られるので、より高い二次
元電子ガス濃度を得ることができる。
【0088】実施例9.図9は本発明の第9の実施例に
よる半導体装置の構造を示す図である。図において、図
1と同一符号は同一又は相当部分である。本実施例で
は、ソース電極8は、n型InGaAsコンタクト層7
と接する側に配置されたWSi層81と該WSi層81
上に配置されたAu層82からなり、またドレイン電極
9は、n型InGaAsコンタクト層7と接する側に配
置されたWSi層91と該WSi層91上に配置された
Au層92からなる。
【0089】図10はn型InGaAsコンタクト層上
に形成する電極をWSi系材料とした本実施例の半導体
装置を熱処理した際の、熱処理温度とコンタクト抵抗の
関係を示す図であり、横軸に熱処理温度を、縦軸にコン
タクト抵抗Rc をとっている。図において、○印が本実
施例の半導体装置のコンタクト抵抗の変化を示してい
る。図10では、比較のために、n型InGaAsコン
タクト層上に形成する電極を、AuGe系材料,及びT
i系材料とした半導体装置のコンタクト抵抗の変化を◇
印,及び□印で示している。
【0090】図10からわかるように、n型InGaA
sコンタクト層上に形成する電極がAuGe系金属やT
i系金属である場合は、300℃よりも高い温度で熱処
理すると、そのコンタクト抵抗が著しい上昇を示すのに
対し、n型InGaAsコンタクト層上に形成する電極
がWSi系金属である場合は、380℃の熱処理を行な
ってもそのコンタクト抵抗は変化しない。即ち、WSi
系金属は、従来の半導体装置でソース,ドレイン電極と
して用いられるAuGe系金属やTi系金属に比して、
熱的安定性が極めて良好である。
【0091】本実施例は、このように熱的安定性の高い
WSi系金属を、n型InGaAsコンタクト層上に形
成するソース,ドレイン電極として用いることによっ
て、熱的に安定な半導体装置を実現しているものであ
る。
【0092】ここで、WSi系金属はAuGe系金属に
比して抵抗が高いが、本実施例のように電極8,9をW
Si系金属層81,91上にAu層82,92を設けた
二層構造とすることにより、電極の面と平行方向の電流
経路の抵抗を低減することができる。また、WSi系金
属は、そのWとSiの組成比にかかわらず熱的に安定で
あるが、コンタクト抵抗の絶対値は組成比によって差が
ある。本実施例においては、例えばW0.8 Si0.2 の組
成比程度のものを使用すればよい。
【0093】このように、本実施例9では、n型InG
aAsコンタクト層上に設けられるオーミック電極を、
上記コンタクト層と接する側にW1-x Six (0≦x≦
1)系金属からなる層を含むものとしたので、熱処理に
よるコンタクト抵抗の増加という問題を解消することが
でき、熱的に安定な半導体装置を実現できる。
【0094】なお、本実施例9では、上記第1の実施例
の半導体装置のソース,及びドレイン電極をコンタクト
層と接する側にW1-x Six (0≦x≦1)系金属から
なる層を含むものとしたものについて示したが、上記第
2ないし第8の実施例の半導体装置のソース,及びドレ
イン電極をコンタクト層と接する側にW1-x Six (0
≦x≦1)系金属からなる層を含むものとしてもよく、
本実施例9と同様の効果を奏することは言うまでもな
い。
【0095】実施例10.図11は本発明の第5の実施
例による半導体装置の構造を示す図である。図におい
て、図1と同一符号は同一又は相当部分であり、71,
及び72はn型不純物のアトミックプレーナドープ層で
ある。
【0096】上記実施例9において、ソース,ドレイン
電極にW1-x Six 系金属を用いた場合、電極を半導体
との合金化が難しいことから、界面にポテンシャルバリ
アが形成されることが考えられる。このような場合、半
導体側の伝導帯を押し下げることにより良好なコンタク
トが得られる。また、異種の物質を接合した場合(ヘテ
ロ接合)、両者のバンドギャップ差によりその界面(ヘ
テロ界面)にポテンシャル障壁が形成され、両者間の電
子の動きが悪くなる。そこで、そのポテンシャル障壁を
押し下げることができれば、ソース,ドレイン間の抵抗
を低減でき、より高性能な半導体装置を実現できる。
【0097】このポテンシャルを押し下げる方法とし
て、n型不純物のアトミックプレーナドープを用いるの
が効果的である。本第10の実施例では、n型InGa
Asコンタクト層7の表面近傍にn型不純物のアトミッ
クプレーナドープ層72を設けており、これにより、半
導体表層の伝導帯を押し下げる効果を得ることができ
る。また、本実施例10では、さらに、n型InGaA
sコンタクト層7とアンドープAlInAsショットキ
ー形成層6間にもn型不純物のアトミックプレーナドー
プ層71を設けており、これにより、ヘテロ界面の障壁
を低下させることができる。
【0098】このように本第10の実施例では、ソー
ス,及びドレイン電極を、コンタクト層と接する側にW
1-x Six (0≦x≦1)系金属からなる層を含むもの
としたものにおいて、上記コンタクト層の、上記ソー
ス,及びドレイン電極との界面近傍にn型不純物をアト
ミックプレーナドープし、さらに、コンタクト層とショ
ットキー形成層との界面にもn型不純物をアトミックプ
レーナドープした構成としたから、ソース,ドレイン間
の抵抗を低減でき、高性能な半導体装置を実現できる。
【0099】なお、コンタクト層中のアトミックプレー
ナドープ層,及びコンタクト層とショットキー形成層と
の界面のアトミックプレーナドープ層は上記第1の実施
例に示す構造の半導体装置に限らず、上記第2ないし第
8の実施例に示す構造の半導体装置にも導入でき、本実
施例10と同様の効果を奏するものである。
【0100】また、本実施例10では、コンタクト層
中,及びコンタクト層とショットキー形成層との界面の
両方にアトミックプレーナドープ層を設けたものについ
て示したが、これはいずれか一方にのみ設けても、ソー
ス,ドレイン間の抵抗を低減する効果を得ることができ
る。
【0101】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、半導
体基板上に配置された、その層内に二次元電子ガスが形
成される極低不純物濃度のInGaAs動作層と、該動
作層に接して配置された、動作層を構成する材料よりも
電子親和力の小さい材料からなる極低不純物濃度のスペ
ーサ層と、該スペーサ層の上記動作層と接する面とは反
対側の面に接して配置された高濃度のn型不純物を有す
る極薄のInGaAs電子供給層とを備えた構成とした
から、素子を加熱することによる特性の劣化を低減する
ことができ、熱的安定性に優れた、信頼性の高い半導体
装置を容易に実現できる効果がある。
【0102】また、この発明によれば、半導体基板上に
配置された、その層内に二次元電子ガスが形成される極
低不純物濃度のInGaAs動作層と、該動作層に接し
て配置された、AlInAsからなる極低不純物濃度の
スペーサ層と、該スペーサ層の上記動作層と接する面と
は反対側の面に接して配置された高濃度のn型不純物を
有する極薄のInGaAs電子供給層とを備えた構成と
したから、素子を加熱することによる特性の劣化を低減
することができ、熱的安定性に優れた、信頼性の高い半
導体装置を容易に実現できる効果がある。
【0103】また、この発明によれば、半導体基板上に
配置された、その層内に二次元電子ガスが形成される不
純物濃度が1016cm-3オーダー以下の濃度であるInG
aAs動作層と、該動作層に接して配置された、動作層
を構成する材料よりも電子親和力の小さい材料からなる
不純物濃度が1016cm-3オーダー以下の濃度であるスペ
ーサ層と、該スペーサ層の上記動作層と接する面とは反
対側の面に接して配置された高濃度のn型不純物を有す
る極薄のInGaAs電子供給層とを備えた構成とした
から、素子を加熱することによる特性の劣化を低減する
ことができ、熱的安定性に優れた、信頼性の高い半導体
装置を容易に実現できる効果がある。
【0104】また、この発明によれば、半導体基板上に
配置された、その層内に二次元電子ガスが形成される極
低不純物濃度のInGaAs動作層と、該動作層に接し
て配置された、動作層を構成する材料よりも電子親和力
の小さい材料からなる極低不純物濃度のスペーサ層と、
該スペーサ層の上記動作層と接する面とは反対側の面に
接して配置された高濃度のn型不純物を有する層厚が約
1nmであるInGaAs電子供給層とを備えた構成と
したから、素子を加熱することによる特性の劣化を低減
することができ、熱的安定性に優れた、信頼性の高い半
導体装置を容易に実現できる効果がある。
【0105】また、この発明によれば、半導体基板上に
配置された、その層内に二次元電子ガスが形成される極
低不純物濃度のInGaAs動作層と、該動作層に接し
て配置された、動作層を構成する材料よりも電子親和力
の小さい材料からなる極低不純物濃度のスペーサ層と、
該スペーサ層の上記動作層と接する面とは反対側の面に
接して配置された,その全体にn型不純物がドープされ
たものであり、そのn型不純物の濃度が4×1018cm-3
以上の濃度である極薄のInGaAs電子供給層とを備
えた構成としたから、素子を加熱することによる特性の
劣化を低減することができ、熱的安定性に優れた、信頼
性の高い半導体装置を容易に実現できる効果がある。
【0106】また、この発明によれば、半導体基板上に
配置された、その層内に二次元電子ガスが形成される極
低不純物濃度のInGaAs動作層と、該動作層に接し
て配置された、動作層を構成する材料よりも電子親和力
の小さい材料からなる極低不純物濃度のスペーサ層と、
該スペーサ層の上記動作層と接する面とは反対側の面に
接して配置された,極低不純物濃度のInGaAs層中
にn型不純物をアトミックプレーナドーピングすること
によって形成されたプレーナドープn型層を含む極薄の
InGaAs電子供給層とを備えた構成としたから、素
子を加熱することによる特性の劣化を低減することがで
き、熱的に安定で、かつ優れた特性を有する半導体装置
を容易に実現できる効果がある。
【0107】また、この発明によれば、半導体基板上に
配置された、その層内に二次元電子ガスが形成される極
低不純物濃度のInGaAs動作層と、該動作層に接し
て配置された、動作層を構成する材料よりも電子親和力
の小さい材料からなる極低不純物濃度のスペーサ層と、
該スペーサ層の上記動作層と接する面とは反対側の面に
接して配置された,極低不純物濃度のInGaAs層中
にn型不純物をアトミックプレーナドーピングすること
によって形成されたシートキャリア濃度が1012cm-2
ーダーであるプレーナドープn型層を含む層厚が約1n
mのInGaAs電子供給層とを備えた構成としたか
ら、素子を加熱することによる特性の劣化を低減するこ
とができ、熱的に安定で、かつ優れた特性を有する半導
体装置を容易に実現できる効果がある。
【0108】また、この発明によれば、半導体基板上に
配置された、その層内に二次元電子ガスが形成される極
低不純物濃度のInGaAs動作層と、該動作層に接し
て配置された、動作層を構成する材料よりも電子親和力
の小さい材料からなる極低不純物濃度のスペーサ層と、
該スペーサ層の上記動作層と接する面とは反対側の面に
接して配置された高濃度のn型不純物を有する極薄のI
nGaAs電子供給層とを備え、上記電子供給層のIn
とGaの組成比を、上記動作層のInとGaの組成比に
比較してGa成分が多いものとしたから、高い二次元電
子ガス濃度を得ることができ、熱的に安定で、かつ優れ
た特性を有する半導体装置を容易に実現できる効果があ
る。
【0109】また、この発明によれば、InP半導体基
板上に配置された、その層内に二次元電子ガスが形成さ
れる極低不純物濃度のIny Ga1-y As(0.53<
y<1)動作層と、該動作層に接して配置された、動作
層を構成する材料よりも電子親和力の小さい材料からな
る極低不純物濃度のスペーサ層と、該スペーサ層の上記
動作層と接する面とは反対側の面に接して配置された高
濃度のn型不純物を有する極薄のInx Ga1-x As
(0<x<0.53)電子供給層とを備えた構成とした
から、高い二次元電子ガス濃度を得ることができ、熱的
に安定で、かつ優れた特性を有する半導体装置を容易に
実現できる効果がある。
【0110】また、この発明においては、半導体基板上
に配置された、その層内に二次元電子ガスが形成される
極低不純物濃度のInGaAs動作層と、該動作層の上
記基板に面する側とは反対側の面に接して配置された、
動作層を構成する材料よりも電子親和力の小さい材料か
らなる極低不純物濃度のスペーサ層と、該スペーサ層の
上記動作層と接する面とは反対側の面に接して配置され
た高濃度のn型不純物を有する極薄のInGaAs電子
供給層と、該電子供給層上に配置された、上記動作層を
構成する材料よりも電子親和力が小さくかつショットキ
ー接合を形成可能な材料からなる極低不純物濃度のショ
ットキー形成層と、該ショットキー形成層上に配置され
た、該ショットキー形成層とショットキー接合を形成す
るゲート電極と、上記ショットキー形成層上に、上記ゲ
ート電極を挟んで対向して配置された高濃度のn型不純
物を有するInGaAsコンタクト層と、該コンタクト
層上に配置されたソース,及びドレイン電極とを備えた
構成としたから、素子を加熱することによる特性の劣化
を低減することができ、熱的安定性に優れた、信頼性の
高い半導体装置を容易に実現できる効果がある。
【0111】また、この発明によれば、半導体基板上に
配置された、その層内に二次元電子ガスが形成される極
低不純物濃度のInGaAs動作層と、該動作層の上記
基板に面する側の面に接して配置された、動作層を構成
する材料よりも電子親和力の小さい材料からなる極低不
純物濃度のスペーサ層と、該スペーサ層の上記動作層と
接する面とは反対側の面に接して配置された高濃度のn
型不純物を有する極薄のInGaAs電子供給層と、上
記動作層上に配置された、上記動作層を構成する材料よ
りも電子親和力が小さくかつショットキー接合を形成可
能な材料からなる極低不純物濃度のショットキー形成層
と、該ショットキー形成層上に配置された、該ショット
キー形成層とショットキー接合を形成するゲート電極
と、上記ショットキー形成層上に、上記ゲート電極を挟
んで対向して配置された高濃度のn型不純物を有するI
nGaAsコンタクト層と、該コンタクト層上に配置さ
れたソース,及びドレイン電極とを備えた構成としたか
ら、素子を加熱することによる特性の劣化を低減するこ
とができ、熱的安定性に優れた、信頼性の高い半導体装
置を容易に実現できる効果がある。
【0112】また、この発明によれば、半導体基板上に
配置された、その層内に二次元電子ガスが形成される極
低不純物濃度のInGaAs動作層と、該動作層の上記
基板に面する側とは反対側の面に接して配置された、動
作層を構成する材料よりも電子親和力の小さい材料から
なる極低不純物濃度のスペーサ層と、該スペーサ層の上
記動作層と接する面とは反対側の面に接して配置された
高濃度のn型不純物を有する極薄のInGaAs電子供
給層と、該電子供給層上に配置された、上記動作層を構
成する材料よりも電子親和力が小さくかつショットキー
接合を形成可能な材料からなる,不純物濃度が1016cm
-3オーダー以下の濃度であるショットキー形成層と、該
ショットキー形成層上に配置された、該ショットキー形
成層とショットキー接合を形成するゲート電極と、上記
ショットキー形成層上に、上記ゲート電極を挟んで対向
して配置された高濃度のn型不純物を有するInGaA
sコンタクト層と、該コンタクト層上に配置されたソー
ス,及びドレイン電極とを備えた構成としたから、素子
を加熱することによる特性の劣化を低減することがで
き、熱的安定性に優れた、信頼性の高い半導体装置を容
易に実現できる効果がある。
【0113】また、この発明によれば、半導体基板上に
配置された、その層内に二次元電子ガスが形成される極
低不純物濃度のInGaAs動作層と、該動作層の上記
基板に面する側の面に接して配置された、動作層を構成
する材料よりも電子親和力の小さい材料からなる極低不
純物濃度のスペーサ層と、該スペーサ層の上記動作層と
接する面とは反対側の面に接して配置された高濃度のn
型不純物を有する極薄のInGaAs電子供給層と、上
記動作層上に配置された、上記動作層を構成する材料よ
りも電子親和力が小さくかつショットキー接合を形成可
能な材料からなる,不純物濃度が1016cm-3オーダー以
下の濃度であるショットキー形成層と、該ショットキー
形成層上に配置された、該ショットキー形成層とショッ
トキー接合を形成するゲート電極と、上記ショットキー
形成層上に、上記ゲート電極を挟んで対向して配置され
た高濃度のn型不純物を有するInGaAsコンタクト
層と、該コンタクト層上に配置されたソース,及びドレ
イン電極とを備えた構成としたから、素子を加熱するこ
とによる特性の劣化を低減することができ、熱的安定性
に優れた、信頼性の高い半導体装置を容易に実現できる
効果がある。
【0114】また、この発明によれば、半導体基板上に
配置された、その層内に二次元電子ガスが形成される極
低不純物濃度のInGaAs動作層と、該動作層の上記
基板に面する側とは反対側の面に接して配置された、動
作層を構成する材料よりも電子親和力の小さい材料から
なる極低不純物濃度のスペーサ層と、該スペーサ層の上
記動作層と接する面とは反対側の面に接して配置された
高濃度のn型不純物を有する極薄のInGaAs電子供
給層と、該電子供給層上に配置された、上記動作層を構
成する材料よりも電子親和力が小さくかつショットキー
接合を形成可能な材料からなる極低不純物濃度のショッ
トキー形成層と、該ショットキー形成層上に配置され
た、該ショットキー形成層とショットキー接合を形成す
るゲート電極と、上記ショットキー形成層上に、上記ゲ
ート電極を挟んで対向して配置された高濃度のn型不純
物を有するInGaAsコンタクト層と、該コンタクト
層上に配置されたソース,及びドレイン電極とを備え、
上記ソース,及びドレイン電極を、上記コンタクト層と
接する側にW1-x Six (0≦x≦1)系金属からなる
層を含むものとしたから、素子を加熱することによる特
性の劣化を低減することができ、熱的安定性に優れた、
信頼性の高い半導体装置を容易に実現することができる
効果がある。
【0115】また、この発明によれば、半導体基板上に
配置された、その層内に二次元電子ガスが形成される極
低不純物濃度のInGaAs動作層と、該動作層の上記
基板に面する側の面に接して配置された、動作層を構成
する材料よりも電子親和力の小さい材料からなる極低不
純物濃度のスペーサ層と、該スペーサ層の上記動作層と
接する面とは反対側の面に接して配置された高濃度のn
型不純物を有する極薄のInGaAs電子供給層と、上
記動作層上に配置された、上記動作層を構成する材料よ
りも電子親和力が小さくかつショットキー接合を形成可
能な材料からなる極低不純物濃度のショットキー形成層
と、該ショットキー形成層上に配置された、該ショット
キー形成層とショットキー接合を形成するゲート電極
と、上記ショットキー形成層上に、上記ゲート電極を挟
んで対向して配置された高濃度のn型不純物を有するI
nGaAsコンタクト層と、該コンタクト層上に配置さ
れたソース,及びドレイン電極とを備え、上記ソース,
及びドレイン電極を、上記コンタクト層と接する側にW
1-x Six (0≦x≦1)系金属からなる層を含むもの
としたから、素子を加熱することによる特性の劣化を低
減することができ、熱的安定性に優れた、信頼性の高い
半導体装置を容易に実現することができる効果がある。
【0116】また、この発明によれば、半導体基板上に
配置された、その層内に二次元電子ガスが形成される極
低不純物濃度のInGaAs動作層と、該動作層の上記
基板に面する側とは反対側の面に接して配置された、動
作層を構成する材料よりも電子親和力の小さい材料から
なる極低不純物濃度のスペーサ層と、該スペーサ層の上
記動作層と接する面とは反対側の面に接して配置された
高濃度のn型不純物を有する極薄のInGaAs電子供
給層と、該電子供給層上に配置された、上記動作層を構
成する材料よりも電子親和力が小さくかつショットキー
接合を形成可能な材料からなる極低不純物濃度のショッ
トキー形成層と、該ショットキー形成層上に配置され
た、該ショットキー形成層とショットキー接合を形成す
るゲート電極と、上記ショットキー形成層上に、上記ゲ
ート電極を挟んで対向して配置された高濃度のn型不純
物を有するInGaAsコンタクト層と、該コンタクト
層上に配置されたソース,及びドレイン電極とを備え、
上記ソース,及びドレイン電極を、上記コンタクト層と
接する側にW1-x Six (0≦x≦1)系金属からなる
層を含み、かつ該W1-x Six (0≦x≦1)系金属か
らなる層上にAuからなる層を含むものとしたから、熱
的に安定で、かつ優れた特性を有する半導体装置を実現
できる効果がある。
【0117】また、この発明によれば、半導体基板上に
配置された、その層内に二次元電子ガスが形成される極
低不純物濃度のInGaAs動作層と、該動作層の上記
基板に面する側の面に接して配置された、動作層を構成
する材料よりも電子親和力の小さい材料からなる極低不
純物濃度のスペーサ層と、該スペーサ層の上記動作層と
接する面とは反対側の面に接して配置された高濃度のn
型不純物を有する極薄のInGaAs電子供給層と、上
記動作層上に配置された、上記動作層を構成する材料よ
りも電子親和力が小さくかつショットキー接合を形成可
能な材料からなる極低不純物濃度のショットキー形成層
と、該ショットキー形成層上に配置された、該ショット
キー形成層とショットキー接合を形成するゲート電極
と、上記ショットキー形成層上に、上記ゲート電極を挟
んで対向して配置された高濃度のn型不純物を有するI
nGaAsコンタクト層と、該コンタクト層上に配置さ
れたソース,及びドレイン電極とを備え、上記ソース,
及びドレイン電極を、上記コンタクト層と接する側にW
1-x Six (0≦x≦1)系金属からなる層を含み、か
つ該W1-x Six (0≦x≦1)系金属からなる層上に
Auからなる層を含むものとしたから、熱的に安定で、
かつ優れた特性を有する半導体装置を実現できる効果が
ある。
【0118】また、この発明によれば、半導体基板上に
配置された、その層内に二次元電子ガスが形成される極
低不純物濃度のInGaAs動作層と、該動作層の上記
基板に面する側とは反対側の面に接して配置された、動
作層を構成する材料よりも電子親和力の小さい材料から
なる極低不純物濃度のスペーサ層と、該スペーサ層の上
記動作層と接する面とは反対側の面に接して配置された
高濃度のn型不純物を有する極薄のInGaAs電子供
給層と、該電子供給層上に配置された、上記動作層を構
成する材料よりも電子親和力が小さくかつショットキー
接合を形成可能な材料からなる極低不純物濃度のショッ
トキー形成層と、該ショットキー形成層上に配置され
た、該ショットキー形成層とショットキー接合を形成す
るゲート電極と、上記ショットキー形成層上に、上記ゲ
ート電極を挟んで対向して配置された高濃度のn型不純
物を有するInGaAsコンタクト層と、該コンタクト
層上に配置されたソース,及びドレイン電極とを備え、
上記ソース,及びドレイン電極を、上記コンタクト層と
接する側にW1-x Six (0≦x≦1)系金属からなる
層を含むものとし、かつ上記コンタクト層を、上記ソー
ス,及びドレイン電極との界面近傍に、n型不純物がア
トミックプレーナドーピングされたものとしたから、良
好なコンタクトをとることができ、熱的に安定で、かつ
優れた特性を有する半導体装置を実現できる効果があ
る。
【0119】また、この発明によれば、半導体基板上に
配置された、その層内に二次元電子ガスが形成される極
低不純物濃度のInGaAs動作層と、該動作層の上記
基板に面する側の面に接して配置された、動作層を構成
する材料よりも電子親和力の小さい材料からなる極低不
純物濃度のスペーサ層と、該スペーサ層の上記動作層と
接する面とは反対側の面に接して配置された高濃度のn
型不純物を有する極薄のInGaAs電子供給層と、上
記動作層上に配置された、上記動作層を構成する材料よ
りも電子親和力が小さくかつショットキー接合を形成可
能な材料からなる極低不純物濃度のショットキー形成層
と、該ショットキー形成層上に配置された、該ショット
キー形成層とショットキー接合を形成するゲート電極
と、上記ショットキー形成層上に、上記ゲート電極を挟
んで対向して配置された高濃度のn型不純物を有するI
nGaAsコンタクト層と、該コンタクト層上に配置さ
れたソース,及びドレイン電極とを備え、上記ソース,
及びドレイン電極を、上記コンタクト層と接する側にW
1-x Six (0≦x≦1)系金属からなる層を含むもの
とし、かつ上記コンタクト層を、上記ソース,及びドレ
イン電極との界面近傍に、n型不純物がアトミックプレ
ーナドーピングされたものとしたから、良好なコンタク
トをとることができ、熱的に安定で、かつ優れた特性を
有する半導体装置を実現できる効果がある。
【0120】また、この発明によれば、半導体基板上に
配置された、その層内に二次元電子ガスが形成される極
低不純物濃度のInGaAs動作層と、該動作層の上記
基板に面する側とは反対側の面に接して配置された、動
作層を構成する材料よりも電子親和力の小さい材料から
なる極低不純物濃度のスペーサ層と、該スペーサ層の上
記動作層と接する面とは反対側の面に接して配置された
高濃度のn型不純物を有する極薄のInGaAs電子供
給層と、該電子供給層上に配置された、上記動作層を構
成する材料よりも電子親和力が小さくかつショットキー
接合を形成可能な材料からなる極低不純物濃度のショッ
トキー形成層と、該ショットキー形成層上に配置され
た、該ショットキー形成層とショットキー接合を形成す
るゲート電極と、上記ショットキー形成層上に、上記ゲ
ート電極を挟んで対向して配置された高濃度のn型不純
物を有するInGaAsコンタクト層と、該コンタクト
層上に配置されたソース,及びドレイン電極とを備え、
上記ソース,及びドレイン電極を、上記コンタクト層と
接する側にW1-x Six (0≦x≦1)系金属からなる
層を含むものとし、かつ上記コンタクト層を、上記ショ
ットキー形成層との界面に、n型不純物をアトミックプ
レーナドーピングすることによって形成されたプレーナ
ドープn型層を含むものとしたから、コンタクト層とシ
ョットキー形成層間の抵抗を低減され、熱的に安定で、
かつ優れた特性を有する半導体装置を実現できる効果が
ある。
【0121】また、この発明によれば、半導体基板上に
配置された、その層内に二次元電子ガスが形成される極
低不純物濃度のInGaAs動作層と、該動作層の上記
基板に面する側の面に接して配置された、動作層を構成
する材料よりも電子親和力の小さい材料からなる極低不
純物濃度のスペーサ層と、該スペーサ層の上記動作層と
接する面とは反対側の面に接して配置された高濃度のn
型不純物を有する極薄のInGaAs電子供給層と、上
記動作層上に配置された、上記動作層を構成する材料よ
りも電子親和力が小さくかつショットキー接合を形成可
能な材料からなる極低不純物濃度のショットキー形成層
と、該ショットキー形成層上に配置された、該ショット
キー形成層とショットキー接合を形成するゲート電極
と、上記ショットキー形成層上に、上記ゲート電極を挟
んで対向して配置された高濃度のn型不純物を有するI
nGaAsコンタクト層と、該コンタクト層上に配置さ
れたソース,及びドレイン電極とを備え、上記ソース,
及びドレイン電極を、上記コンタクト層と接する側にW
1-x Six (0≦x≦1)系金属からなる層を含むもの
とし、かつ上記コンタクト層を、上記ショットキー形成
層との界面に、n型不純物をアトミックプレーナドーピ
ングすることによって形成されたプレーナドープn型層
を含むものとしたから、コンタクト層とショットキー形
成層間の抵抗を低減され、熱的に安定で、かつ優れた特
性を有する半導体装置を実現できる効果がある。
【0122】また、この発明によれば、高濃度のn型不
純物を有するInGaAsコンタクト層と、該コンタク
ト層上に形成されたオーミック電極とを有する半導体装
置において、上記オーミック電極を、上記コンタクト層
と接する側にW1-x Six (0≦x≦1)系金属からな
る層を含むものとしたから、熱的に安定な半導体装置を
実現できる効果がある。
【0123】また、この発明によれば、高濃度のn型不
純物を有するInGaAsコンタクト層と、該コンタク
ト層上に形成されたオーミック電極とを有する半導体装
置において、上記オーミック電極を、上記コンタクト層
と接する側にW1-x Six (0≦x≦1)系金属からな
る層を含み、かつ該W1-x Six (0≦x≦1)系金属
からなる層上にAuからなる層を含むものとしたから、
熱的に安定で、かつ優れた特性を有する半導体装置を実
現できる効果がある。
【0124】また、この発明によれば、高濃度のn型不
純物を有するInGaAsコンタクト層と、該コンタク
ト層上に形成されたオーミック電極とを有する半導体装
置において、上記オーミック電極を、上記コンタクト層
と接する側にW1-x Six (0≦x≦1)系金属からな
る層を含むものとし、かつ上記コンタクト層を、上記電
極との界面近傍に、n型不純物がアトミックプレーナド
ーピングされたものとしたから、良好なコンタクトをと
ることができ、熱的に安定で、かつ優れた特性を有する
半導体装置を実現できる効果がある。
【0125】また、この発明によれば、高濃度のn型不
純物を有するInGaAsコンタクト層と、該コンタク
ト層上に形成されたオーミック電極とを有する半導体装
置において、上記オーミック電極を、上記コンタクト層
と接する側にW1-x Six (0≦x≦1)系金属からな
る層を含むものとし、かつ上記コンタクト層を、その下
層に配置される該コンタクトと異なる半導体からなる層
との界面に、n型不純物をアトミックプレーナドーピン
グすることによって形成されたプレーナドープn型層を
含むものとしたから、コンタクト層とショットキー形成
層間の抵抗を低減され、熱的に安定で、かつ優れた特性
を有する半導体装置を実現できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による半導体装置の構造
を示す図である。
【図2】第1の実施例による半導体装置のバンド構造を
示す図である。
【図3】第1の実施例による半導体装置の熱的安定性を
説明するための図である。
【図4】本発明の第2の実施例による半導体装置の構造
を示す図である。
【図5】第2の実施例による半導体装置のバンド構造を
示す図である。
【図6】本発明の第3の実施例による半導体装置の構造
を示す図である。
【図7】本発明の第5の実施例による半導体装置の構造
を示す図である。
【図8】第5の実施例による半導体装置のバンド構造を
示す図である。
【図9】本発明の第9の実施例による半導体装置の構造
を示す図である。
【図10】第9の実施例による半導体装置のコンタクト
抵抗の熱的安定性を説明するための図である。
【図11】本発明の第10の実施例による半導体装置の
構造を示す図である。
【図12】従来のInGaAs及びAlInAsを用い
て構成したHEMTの構造を示す図である。
【図13】チップ上に1つのHEMTを形成した場合の
ゲート,ソース,及びドレイン電極の平面形状及びその
配置の一例を示す平面図である。
【図14】図12のHEMTのバンド構造を示す図であ
る。
【図15】HEMTの基本的な製造工程を示す図であ
る。
【図16】図12に示す従来の半導体装置(HEMT)
を窒素雰囲気中で加熱したときのシートキャリア濃度の
変化を示す図である。
【図17】図12に示す従来の半導体装置(HEMT)
をアニール処理したときのコンタクト抵抗値の変化を示
す図である。
【図18】本発明の第4の実施例による半導体装置の構
造を示す図である。
【図19】本発明の第6の実施例による半導体装置の構
造を示す図である。
【図20】本発明の第7の実施例による半導体装置の構
造を示す図である。
【図21】本発明の第8の実施例による半導体装置の構
造を示す図である。
【符号の説明】 1 半絶縁性InP基板 2 アンドープAl0.48In0.52Asバッファ層 3 アンドープIn0.53Ga0.47As動作層 4 アンドープIn0.48Ga0.52Asスペーサ層 5 n型Al0.48In0.52As電子供給層 6 アンドープAl0.48In0.52Asショットキー形成
層 7 n型In0.53Ga0.47Asコンタクト層 8 ソース電極 9 ドレイン電極 10 ゲート電極 11 リセス溝 12 アンドープIn0.53Ga0.47As層 13 アトミックプレーナドープ層 15 アンドープInx Ga1-x As(0<x<0.5
3)層 16 アトミックプレーナドープ層 53 Iny Ga1-y As(0.53<y<1)動作層 55 n型Inx Ga1-x As(0<x<0.53)電
子供給層 71 アトミックプレーナドープ層 72 アトミックプレーナドープ層 81 WSi系金属からなる層 82 Auからなる層 91 WSi系金属からなる層 92 Auからなる層 Ec 伝導帯 Ef フェルミレベル E1 サブバンドレベル E2 サブバンドレベル
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年12月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】次に、ウエハ全面にEBレジスト160を
塗布し、280℃,1hのベークを行ない、その上面に
フォトレジスト161を塗布する(図15(d))。その
後、図15(d) に示すように、フォトレジストを紫外線
162により露光した後現像し、ストライプ状の開口部
163を形成する(図15(e))。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】さらに、図15(e) に示すように、上記開
口部中に露出したEBレジストをEB164により露光
した後現像し、上記開口部より十分狭いストライプ状の
開口部165を形成する(図22(a))。この後に、エッ
チングによりリセス111を形成し(図22(b))、スパ
ッタによりゲート金属110を形成し(図22(c))、レ
ジスト160,161を除去する(図22(d))。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】この後、プラズマCVD法を用いてシリコ
ン酸化膜等からなるパッシベーション膜120をウエハ
全面に形成し、さらに、該パッシベーション膜120の
ソース,ドレイン電極108,109上の部分にコンタ
クト用の開口部121を形成することにより、図22
(e) に示すHEMTが完成する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0069
【補正方法】変更
【補正内容】
【0069】実施例2.図4は本発明の第2の実施例に
よる半導体装置の構造を示す図であり、図において、図
1と同一符号は同一又は相当部分である。図5は本実施
例による半導体装置のバンド構造を示す図である。上記
第1の実施例では動作層3上に電子供給層5を配置した
構造になっているが、本第2の実施例は、その配置を
逆,つまり電子供給層上に動作層を配置したいわゆる逆
HEMT構造としたものである。逆HEMT構造の半導
体装置の動作は通常のHEMT構造の装置と全く同じで
ある。即ち、ソース電極8を接地し、ドレイン電極9に
正の電圧を印加すると、n型InGaAs電子供給層5
中のイオン化したドナーからInGaAs動作層3に電
子が供給され、これによりInGaAs動作層3とAl
InAsスペーサ層4との界面に形成される三角ポテン
シャルに二次元電子ガスが形成され、この二次元電子ガ
スを介してソース,ドレイン間に電流が流れる。ここ
で、ゲート電極10に印加するゲート電圧を負側に増大
させると上記ゲート下の二次元電子ガスの減少によりド
レイン電流は減少し、正側に増大させると上記ゲート下
の二次元電子ガスの増大によりドレイン電流が増加し、
FET動作を行なわせることができる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図15
【補正方法】変更
【補正内容】
【図15】HEMTの基本的な製造工程の一部を示す図
である。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図22
【補正方法】追加
【補正内容】
【図22】HEMTの基本的な製造工程の一部を示す図
である。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 1 半絶縁性InP基板 2 アンドープAl0.48In0.52Asバッファ層 3 アンドープIn0.53Ga0.47As動作層 4 アンドープAl0.48In0.52Asスペーサ層 5 n型In0.53Ga0.47As電子供給層 6 アンドープAl0.48In0.52Asショットキー形成
層 7 n型In0.53Ga0.47Asコンタクト層 8 ソース電極 9 ドレイン電極 10 ゲート電極 11 リセス溝 12 アンドープIn0.53Ga0.47As層 13 アトミックプレーナドープ層 15 アンドープInx Ga1-x As(0<x<0.5
3)層 16 アトミックプレーナドープ層 53 Iny Ga1-y As(0.53<y<1)動作層 55 n型Inx Ga1-x As(0<x<0.53)電
子供給層 71 アトミックプレーナドープ層 72 アトミックプレーナドープ層 81 WSi系金属からなる層 82 Auからなる層 91 WSi系金属からなる層 92 Auからなる層 Ec 伝導帯 Ef フェルミレベル E1 サブバンドレベル E2 サブバンドレベル
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図15
【補正方法】変更
【補正内容】
【図15】
【手続補正10】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図22
【補正方法】追加
【補正内容】
【図22】

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二次元電子ガスを利用する半導体装置に
    おいて、 半導体基板上に配置された、その層内に二次元電子ガス
    が形成される極低不純物濃度のInGaAs動作層と、 該動作層に接して配置された、動作層を構成する材料よ
    りも電子親和力の小さい材料からなる極低不純物濃度の
    スペーサ層と、 該スペーサ層の上記動作層と接する面とは反対側の面に
    接して配置された高濃度のn型不純物を有する極薄のI
    nGaAs電子供給層とを備えたことを特徴とする半導
    体装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体装置において、 上記スペーサ層はAlInAsからなることを特徴とす
    る半導体装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の半導体装置において、 上記動作層及びスペーサ層の不純物濃度は1016cm-3
    ーダー以下の濃度であることを特徴とする半導体装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の半導体装置において、 上記電子供給層の層厚が約1nmであることを特徴とす
    る半導体装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の半導体装置において、 上記電子供給層はその全体にn型不純物がドープされた
    ものであり、そのn型不純物の濃度が4×1018cm-3
    上の濃度であることを特徴とする半導体装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の半導体装置において、 上記電子供給層は、極低不純物濃度のInGaAs層中
    にn型不純物をアトミックプレーナドーピングすること
    によって形成されたプレーナドープn型層を含むもので
    あることを特徴とする半導体装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の半導体装置において、 上記電子供給層の層厚が約1nmであり、上記プレーナ
    ドープn型層のシートキャリア濃度は1012cm-2オーダ
    ーであることを特徴とする半導体装置。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の半導体装置において、 上記電子供給層のInとGaの組成比は、上記動作層の
    InとGaの組成比に比較してGa成分が多いことを特
    徴とする半導体装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の半導体装置において、 上記基板はInPからなり、上記電子供給層はInx G
    a1-x As(0<x<0.53)からなり、上記動作層
    はIny Ga1-y As(0.53<y<1)からなるこ
    とを特徴とする半導体装置。
  10. 【請求項10】 請求項1記載の半導体装置において、 上記スペーサ層は、上記動作層の上記基板に面する側と
    は反対側の面に接して配置されたものであり、かつ、 上記電子供給層上に配置された、上記動作層を構成する
    材料よりも電子親和力が小さくかつショットキー接合を
    形成可能な材料からなる極低不純物濃度のショットキー
    形成層と、 該ショットキー形成層上に配置された、該ショットキー
    形成層とショットキー接合を形成するゲート電極と、 上記ショットキー形成層上に、上記ゲート電極を挟んで
    対向して配置された高濃度のn型不純物を有するInG
    aAsコンタクト層と、 該コンタクト層上に配置されたソース,及びドレイン電
    極とを備えたことを特徴とする半導体装置。
  11. 【請求項11】 請求項1記載の半導体装置において、 上記スペーサ層は、上記動作層の上記基板に面する側の
    面に接して配置されたものであり、かつ、 上記動作層上に配置された、該動作層を構成する材料よ
    りも電子親和力が小さくかつショットキー接合を形成可
    能な材料からなる極低不純物濃度のショットキー形成層
    と、 該ショットキー形成層上に配置された、該ショットキー
    形成層とショットキー接合を形成するゲート電極と、 上記ショットキー形成層上に、上記ゲート電極を挟んで
    対向して配置された高濃度のn型不純物を有するInG
    aAsコンタクト層と、 該コンタクト層上に配置されたソース,及びドレイン電
    極とを備えたことを特徴とする半導体装置。
  12. 【請求項12】 請求項10または11に記載の半導体
    装置において、 上記ショットキー形成層の不純物濃度は1016cm-3オー
    ダー以下の濃度であることを特徴とする半導体装置。
  13. 【請求項13】 請求項10または11に記載の半導体
    装置において、 上記ソース,及びドレイン電極は、上記コンタクト層と
    接する側にW1-x Six (0≦x≦1)系金属からなる
    層を含むものであることを特徴とする半導体装置。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の半導体装置におい
    て、 上記ソース,及びドレイン電極は、上記W1-x Six
    (0≦x≦1)系金属からなる層上にAuからなる層を
    含むものであることを特徴とする半導体装置。
  15. 【請求項15】 請求項13記載の半導体装置におい
    て、 上記コンタクト層は、上記ソース,及びドレイン電極と
    の界面近傍に、n型不純物がアトミックプレーナドーピ
    ングされたものであることを特徴とする半導体装置。
  16. 【請求項16】 請求項13記載の半導体装置におい
    て、 上記コンタクト層は、上記ショットキー形成層との界面
    に、n型不純物をアトミックプレーナドーピングするこ
    とによって形成されたプレーナドープn型層を含むもの
    であることを特徴とする半導体装置。
  17. 【請求項17】 高濃度のn型不純物を有するInGa
    Asコンタクト層と、 該コンタクト層上に形成されたオーミック電極とを有す
    る半導体装置において、 上記オーミック電極は、上記コンタクト層と接する側に
    W1-x Six (0≦x≦1)系金属からなる層を含むも
    のであることを特徴とする半導体装置。
  18. 【請求項18】 請求項17記載の半導体装置におい
    て、 上記オーミック電極は、上記W1-x Six (0≦x≦
    1)系金属からなる層上にAuからなる層を含むもので
    あることを特徴とする半導体装置。
  19. 【請求項19】 請求項17記載の半導体装置におい
    て、 上記コンタクト層は、上記電極との界面近傍に、n型不
    純物がアトミックプレーナドーピングされたものである
    ことを特徴とする半導体装置。
  20. 【請求項20】 請求項17記載の半導体装置におい
    て、 上記コンタクト層はAlInAs層上に配置されたもの
    であり、 上記コンタクト層は、上記AlInAs層との界面に、
    n型不純物をアトミックプレーナドーピングすることに
    よって形成されたプレーナドープn型層を含むものであ
    ることを特徴とする半導体装置。
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