JPH07184643A - 遺伝子操作により改変されたボルデテラ(Bordetella)菌株 - Google Patents
遺伝子操作により改変されたボルデテラ(Bordetella)菌株Info
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- JPH07184643A JPH07184643A JP6335163A JP33516394A JPH07184643A JP H07184643 A JPH07184643 A JP H07184643A JP 6335163 A JP6335163 A JP 6335163A JP 33516394 A JP33516394 A JP 33516394A JP H07184643 A JPH07184643 A JP H07184643A
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Abstract
原生産に有用な遺伝操作により改変された菌株を提供す
る。 【構成】 百日咳菌から遺伝子操作によってFHAを欠
失させ、さらに菌無毒化された変異TOX遺伝子(TO
X *)を導入するか、あるいは百日咳菌におけるPRN
遺伝子のプロモータ部分をFHAのプロモーターで置換
した融合遺伝子を百日咳菌に導入する。
Description
されたボルデテラ属菌株に関する。
ボルデテラ・ペルツシスによって起こる。この細菌に感
染したり、ワクチン接種をすると、細菌が生産する数種
のタンパク、特にペルツシス毒素(PT)、フィラメン
ト状ヘマグルチニン(FHA)、69kDa外膜タンパ
ク(69kDまたはパ−タクチン)および房状縁アグル
チノ−ゲンに対する抗体が形成される。PTは主要な防
御抗原であるとともに、毒素でもある。これらの抗原を
用い、単一成分または複合成分を含むペルツシスワクチ
ンの製剤化が報告されている。そのためには、効率的な
生産および精製がきわめて重要な要素である。
ツシスを用いた醗酵の過程で、69kDまたはPTに比
較してそれぞれ7倍および10倍も高いFHAが生産さ
れることが認められている。
では、PTおよびパ−タクチンは量的に制限された抗原
である。さらに、FHAの生産量が比較的過剰であるた
め、低レベルで生産されるその他の抗原の精製が困難で
ある。特にPTの場合、精製法によってはFHAの精製
時にある程度精製されるが、それ以上の精製は困難であ
る。また、活性なPTがFHA調製物中に混在する恐れ
があるので、これらの元から存在する少量の毒素を化学
的に無毒化する必要がある。
−ロッパ特許出願番号0322115およびその米国特
許番号5,085,862;出願人:本出願人と同一;
参照文献:Loosmoreら、Infect.Imm
un.,58,3653[1990])の場合、このよ
うな問題はない。いずれの場合にも、FHAを生産しな
いボルデテラ・ペルツシス菌株またはPTを生産しない
菌株またはその両者があれば、ワクチン生産の観点から
きわめて有利である。例えば、その他のいずれの抗原
も、FHA遺伝子欠失菌株FHA- を用い、最適醗酵、
精製条件下で生産することができる。同様に、PT- 菌
株を使用することにより、ペルツシス毒素が混在しない
FHAを製造することができる。
される物質の中には、百日咳用ワクチンには必要ないも
の、例えば皮膚壊死毒素(DNT)ならびに多分アデニ
レ−ト シクラ−ゼ毒素も含まれている。このような物
質をコ−ドした遺伝子座は、菌株が生存し、その他の抗
原も満足できる量を生産している限り、ワクチン生産菌
株には必要ないものと考えられる。このような不要な遺
伝子を除去するためには、除去遺伝子座にin sit
uで遺伝子を挿入することにより、さらに遺伝子操作を
行う必要がある。例えば、アデニレ−ト シクラ−ゼ遺
伝子(CYA)を除去し、さらにワクチンとして使用し
たい抗原遺伝子のうち1個の遺伝子の1個以上のコピー
をCYA遺伝子座に挿入することができる。この遺伝子
は、除去遺伝子のin situにおける直接遺伝子挿
入へのフランキングシーケンスを用いた同種組換えによ
り導入することができる。別の方法としては、縦列挿入
または複製プラスミッドの導入により、遺伝子のコピー
を染色体に導入することができる。抗原の発現を改良す
るために、virレギュロンBvq等の調節遺伝子の複
数のコピーも導入することができる。
PRN -、CYA -、DNT -またはこれらの遺伝子欠失
の組合せまたは別の遺伝子欠失との組合せが考えられ
る。挿入遺伝子としては、TOX、FHA、PRNのい
ずれか、またはその他の在来遺伝子、突然変異遺伝子ま
たはハイブリッド遺伝子を挙げることができ、1個以上
のコピーを縦列または別々に挿入することができる。別
の遺伝子の除去に関係なく、このように遺伝子コピー数
の増加を目的とした遺伝子操作を行うことにより、ボル
デテラの抗原生産性を著しく増進し、抗原精製の最適化
が可能となる。
mun.,57:1413−1418)は、複数のコピ
ーを行う複製プラスミッドからのTOXオペロンを発現
させることにより、ボルデテラ・ペルツシスの高毒素生
産性菌株を作ることを試みている。しかし、PT生産性
の増加は認められず、プラスミッドは再配列され、TO
Xオペロンは欠失し、トランス配列体は無毒性に変換さ
れた。
作により改変された百日咳用ワクチンの成分として利用
される抗原生産に有用な新規な菌株が提供される。この
菌株には、無毒化された変異TOX遺伝子(TOX *)
を含み、FHAが欠失した菌株、及びFHAのプロモー
ターにPRNを融合させたハイブリッド遺伝子を有する
菌株が含まれる。百日咳用ワクチンの成分として利用さ
れる抗原生産に有用な新規な菌株が提供される。これら
の菌株の代表例としては、ボルデテラ・ペルツシス(Bo
rdetellapertusis)490−324株及び591−47
3株がある。
タクチン(PRN)およびアデニレート シクラーゼ
(CYA)の遺伝子をクーロン化し、配列した(Nic
osiaら、Proc.Natl.Acad.Sci.
U.S.A.,83,4631[1986];Loos
moreら、Nucl.Acids Res.,17,
8365[1989];Relmanら、Proc.N
atl.Acad.Sci.U.S.A.,86,26
37[1989];Charlesら、Proc.Na
tl.Acad.Sci.U.S.A.,86,355
4[1989];Glaserら、Molec.Mic
robiol.2,19[1988])。ペルツシス毒
素は6個のポリペプチドからなる複合タンパクであり、
単一なプロモーターから発現される5種類の構造遺伝子
によりコード化されている。その酵素的およびそのほと
んどの毒性はそのサブユニットS1により調節され、そ
の細胞結合性および分裂特性はB−サブユニットを形成
する別のサブユニットによる。S1またはBサブユニッ
ト遺伝子上の特定の遺伝暗号の部位特異的突然変異によ
り、完全毒素が無毒化される(ヨーロッパ特許3221
15、米国特許5,085,862およびLoosmo
reら、Infect.Immun.58,3653
[1990])。
ポーレーションでボルデテラ・ペルツシスに形質転換を
行うことにより、TOXオペロンを除去する方法がヨー
ロッパ特許322,115および米国特許5,085,
862で公開されている。端的にいうと、S12/Te
tR遺伝子カセットを用いてボルデテラ・ペルツシス菌
のストレプトマイシン耐性株の遺伝子を除去すると、ス
トレプトマイシン感受性で、テトラサイクリン耐性の表
現型が得られる。さらに一連の組替えを行って選択可能
カートリッジを置き換えることにより、ストレプトマイ
シン耐性となる。このような手順により、抗生物質耐性
遺伝子の集積をみることなく、ボルデテラ・ペルツシス
における特定遺伝子を置換することが可能である。S1
2/TetR遺伝子カセットは、TOX5’-フランキン
グ部位の2.9kb Sau3AI/EcoRIフラグ
メントおよびTOX3’-フランキング部位の5kb
EcoRI/SalIフラグメントを用いた対立遺伝子
交換により、TOX遺伝子座に導入することができる。
in vitroにおいて突然変異を起こした対立遺伝
子による遺伝子カセットの置換については、すでに報告
されている(ヨーロッパ特許322,115、米国特許
5,085,862;Pizzaら、Science,
246,497[1989]; Zealeyら、Bio
/Technology,8,1025[199
0])。FHAおよびPNR遺伝子の除去も同様な手順
を用いて行われている。ここでも、これらの手順を用い
て、元の、または新規の遺伝子座にコピー遺伝子を有す
るボルデテラ・ペルツシス菌株を遺伝子工学的に創製し
た(表1(A)および(B))。これらの実験はコノー
ト バイオセーフティ委員会により承認され、レベル2
または3の封じ込め施設で行った。
CC登録番号53973)は、コノートのワクチン菌株
10536に由来する菌株であり、TOXオペロンを欠
失し、大腸菌S12遺伝子およびテトラサイクリン耐性
遺伝子を含むカッセトで置換された菌株である(Zea
leyら、Bio/Technology,8,102
5[1990];ヨーロッパ特許322,115,米国
特許5,085,862)。同種異形遺伝子組替えによ
り、S12/TetR遺伝子カッセトをTOX遺伝子の
縦列コピーで置換し、野生型に比較してPT生産能が約
2〜3倍高い菌株(1190−74)を創製する。同様
に、S1サブユニットにArg9→Lys9およびGl
y129→Glu129突然変異を有する遺伝学的に無
毒化したPT類縁体(PTアナログ)を遺伝子工学的に
創製するように突然変異を起させた縦列TOX *オペロ
ンを29−8株に導入し(Loosmoreら、Inf
ect.Immun.,58,3653[199
0])、191−134株を創製した(ATCC登録番
号55205)。
157)は、コノートのワクチン菌株10536に由来
する菌株であり、FHA遺伝子座がS12/TetR遺
伝子カッセトで置換された菌株である。この菌株のFH
A遺伝子座に別のTOXオペロンを挿入し、PT生産能
が10536株よりも約2倍高く、FHAを全く生産し
ない590−208株が創製されている。
75)は、10536株に由来する菌株であり、S1サ
ブユニットにLys9Gly129突然変異を有するP
T類縁体を発現する(米国特許出願番号589,42
3、出願日:1990年9月18日)。そのFHA遺伝
子をS12/TetR遺伝子カッセトで置換することに
より、TOX*/FHA菌株490−324が得られ
る。さらに2個の縦列TOX *オペロンをFHA遺伝子
座に導入することにより3個のTOX *遺伝子コピーを
有する890−393株(ATCC登録番号5520
6)を創製することができ、この菌株は約3倍も高いP
T類縁体を発現する。
遺伝子を取り除くことにより、1090−108−3株
(ATCC登録番号55156)を創製した。PRN遺
伝子座は、同様にPRN遺伝子の重複コピーまたはハイ
ブリッドオペロンの導入にも使用することができる。ハ
イブリッドオペロンの遺伝子工学的創製法については、
我々のヨーロッパ特許出願番号EPO 453,216
およびその米国特許出願番号687,231、出願日1
991年4月18日に記載されている。端的に説明する
と、ハイブリッドオペロンは、ボルデテラの構造遺伝子
からなり、その別の遺伝子プロモーターにより調節され
ている。FHAプロモーターの調節下にあるパータクチ
ン構造遺伝子で構成されているハイブリッド遺伝子の縦
列コピーをPRN遺伝子座に導入することにより、10
91−297株が得られ、この菌株は野生型に比較して
約20倍も高いパータクチンを発現する。
コピー数を増加することにより、特定の抗原の生産能を
除去し、特定の抗原の生産能を高めるようにボルデテラ
・ペルツシスを遺伝子工学的に改良することができた。
そのほかの遺伝子コピーは、同種異形遺伝子組替えによ
り天然または新規の遺伝子座に単一または重複コピーす
ることができる。それらの遺伝子は、天然遺伝子または
突然変異遺伝子または新規なハイブリッド遺伝子でもよ
い。また、それらの遺伝子は、別の細菌種から得た異種
同形遺伝子でもよい。遺伝子を除去したのち、天然また
は新規な遺伝子を単一または重複挿入する方法を用いる
ことにより、新規なワクチン製剤に使用できる抗原の生
産能を高めることができる。ここに記載した手法を用い
ることにより、望ましくない遺伝子を除去し、生産量が
限られている抗原の発現を増強し、精製工程を単純化す
ることができる。特定の抗原の発現が効果的に行われる
ので、ある種の成長促進添加物も添加する必要がないも
のと考えられる。
分子遺伝学、タンパク生化学および発酵の方法ならびに
ハイブリドーマの手法は必ずしも詳細に記載されていな
いが、これらは学術文献に詳細に記載されており、当該
分野の専門知識を有する者には容易に類推できるもので
ある。 実施例1 本実施例は、ベクターおよび菌株の構造ならびにそれら
の分子の特徴づけを説明するものである。
プローブのニックトランスレーションはSambroo
kら(分子クローニング:実験マニュアル、第2版、C
old Spring Harbor Laborat
ory,Cold Spring Harbor,N.
Y.[1989])に従って行った。制限酵素は、製造
業者の指針に従って使用した。遺伝子は、Λシャロン3
5で調製したボルデテラ・ペルツシス10536ゲノム
ライブラリーからクーロン化した(ヨーロッパ特許32
2,115および米国特許5,085,862に記
載)。エレクトロポーレーション転換用のDNAプラス
ミッドは、Ish−HorowiczおよびBurke
(Nucl.Acids Res.,9,2989[1
988])に従って調製した。サザーンブロッティング
用の染色体DNAはYacoobおよびZealey
(Nucl.Acid Res.,16,1639[1
988])に従って調製した。 実施例2 本実施例では、無指定の対立遺伝子交換によるボルデテ
ラ・ペルツシス染色体における遺伝子の置換法を説明す
る。
入とも、同じ原理を適用した。特定の遺伝子の除去は、
マーカーカセットの挿入によって行う。ボルデテラ・ペ
ルツシスの形質転換は、Zealeyらが報告した(B
io/Technology,8,1025[199
0])エレクトロポーレーションによって行った。簡単
に説明すると、ヘプタキス(2,6−o−ジメチル)β-
シクロデキストリンを添加したStainer Sch
olte培地(Imaizumiら、Infect.I
mmun.,41,1138[1983])1l中で細
胞数が約5x109個/mlに達するまで培養したの
ち、遠心分離(5000×g、15分間、4℃)により
細胞を集めた。細胞を500mlの蒸留水で2回、50
mlの10%グリセロールで1回洗い、10%グリセロ
ール10mlに懸濁させ、小分けして-70℃で凍結し
た。形質転換にあたって、細胞懸濁液200μlを採
り、直線状のDNA10〜50μgまたは螺旋状のDN
Aプラスミッド5μgと混合し、氷上で10分間インキ
ュベーションした。Power Plusユニットを装
着したBTXトランスフェクター100(Biotec
hnologies and Experimenta
l Research,San Diego,CA)を
用い、0.8mmの電極間間隙からこの混合液に650
Vの指数関数形崩壊パルスを照射した。細胞に1mlの
培地を添加し、さらに36℃で振とう培養した。TOX
-菌株のTOX遺伝子座にTOX対立遺伝子を集積させ
るため、直線状のDNAで細胞の転換を行った。形質転
換後さらに1時間非選択的に培養したのち、培地にアン
ピシリンを50μg/mlの割合で添加し、さらに36
℃で15〜24時間培養した。これより1mlを採り、
100μg/mlのストレプトマイシンを含むBord
et−Gengou培地に接種したのち、36℃で3〜
5日間培養し、形質転換体を発現させた。
すために、FHA欠失ボルデテラ・ペルツシス菌株は2
段階で形質転換させた。螺旋形DNAプラスミッドのエ
レクトロポーレーションを行い、アンピシリン培地(5
0μg/ml)で培養し、プラスミッド集積菌株を選抜
した。ApR、TetR、StrS形質転換体は、DNA
頻度約500/μgで得られ、TOXまたはFHA遺伝
子座のいずれかに全プラスミッドが集積したためと推定
された。ストレプトマイシンを含む培地にこれらの一次
形質転換体をストリークすると、StrRコロニーが得
られ、分子間組替えによりそのS12/TetR遺伝子
カセットをTOXオペロンで置換した。 実施例3 本実施例は、菌株の培養および抗原の特性化について説
明するものである。
でヘプタキス(2,6−o−ジメチル)β-シクロデキ
ストリンを含む改良Stainer−Scholte培
地を用い、10リットルのChemApバイオリアクタ
ーまたは10mlの培地で定常的に培養した(Imai
zumiら、Infect.Immun.,41,11
38[1983])。抗原生産能は、培地の上清を採
り、単一特異性ポリクロナール抗体またはモノクロナー
ル抗体を用い、抗原特異性ELISA中で検定した。
t.Immun.,58,3653[1990])に従
ってフェテュイン捕捉ELISA中で測定した。FHA
はマウスの腹水から精製したモノクロナール抗FHA抗
体により捕捉し、第2の抗体としてセイヨウワサビのパ
ーオキシダーゼに抱合させたウサギのポリクロナールI
gG抗FHAを用いた。標準として精製した抗原を用い
た。
115、米国特許5,085,862および米国特許
4,997,915の記載に従って精製した。989−
56菌株および3重コピーTOX *株890−393が
生産したPT類縁体を比較分析したところ、図8に示す
ごとく、SDS−PAGEパターンおよびHPLCプロ
フィールに差は認められなかった。野生型および遺伝子
工学により改良した菌株により生産された在来のPTお
よびPT類縁体の生物学的特性を表2に示す。その結果
から、単一コピーまたは重複コピー菌株により分泌され
たPTは機能的に同等であることが認められた。 実施例4 本実施例では、FHA欠失菌株390−101の創製に
ついて説明する。
化した。FHA B構造遺伝子の4.5kb BamH/
BamHIフラグメント内部は、プローブとしてポリク
ロナール抗FHA抗体を用い、pEV発現ライブラリー
からクーロン化した(R.Crowlら、Gene 3
8,31[1985])。ついで、このフラグメントに
ついてニックトランスレーションを行い、全オペロンを
クーロン化するためのCharonファージ ペルツシ
ス ゲノム ライブラリーのプローブとして使用した。
RI/EcoRIフラグメントを除去し、S12/Te
tR遺伝子カセットで置換し、pGZ71プラスミッド
を得た。したがって、このプラスミッドは、2.5kb
のBg1II/EcoRI5’-FHAフランキングシ
ーケンスと1.7kbのEcoRI/ClaI3’−F
HAフランキングシーケンスを有している(図1)。
している。簡単に説明すると、プラスミッドS−222
4−1はFHAオペロンの3’−Bg1II/EcoR
I部分を代表する染色体クーロンを含み、プラスミッド
S−3595−9−1はFHAオペロンの5’−Eco
RI/Bg1II部分を代表する染色体クーロンを含ん
でいる。両クーロンが部位Bg1IIで一緒になると、
完全なFHA構造遺伝子が再構築される。S−2224
−1プラスミッドをBg1IIおよびEcoRIで解裂
させると、1.7kbのFHA3’-フランキング部位
(3’FHA)を含むpBR322ベクターフラグメン
トが得られる。S−3595−9−1プラスミッドをB
g1IIおよびEcoRIで消化し、FHA 5’-フラ
ンキングシーケンス(5’FHA)を含む2.5kbの
フラグメントをS−2224−1ベクターの破片で結さ
くすると、S−3616−2プラスミッドが得られる。
プラスミッドpGZ62はpBR322プラスミッドに
おけるS12/TetR 遺伝子カセットを含み、ヨーロ
ッパ特許322,115および米国特許5,085,8
62に詳しく記載されている。S−3616−2プラス
ミッドはEcoRIで消化し、Klenowポリメラー
ゼを用いて充填し、仔牛のアルカリホスファターゼ(C
AP)で脱リン酸した。pGZ62プラスミッドはEc
oRIおよびBa1Iで消化したのち、充填した。S−
3616−2ベクターフラグメントおよびPgz62挿
入フラグメントを結さくし、Pgz71を得た。Eco
RIおよびBalI部位を充填することによって、Ec
oRI部位が再生する。
ボルデテラ・ペルツシス10536菌株、すなわちボル
デテラ・ペルツシスstr29株(ATCC登録番号5
3972)は、直線型pGZ71でエレクトロポーレシ
ョン転換すると、対立遺伝子交換によりFHA構造遺伝
子を失い、FHA -の390−101株(ATCC登録
番号55157)が得られる。FHA遺伝子の欠失はサ
ザーンブロット分析およびFHA特異性ELISAで確
認した。同様に、pGZ71プラスミッドを用いて、T
OX *オペロンを含むボルデテラ・ペルツシス989−
56株からFHA遺伝子を除去し、ボルデテラ・ペルツ
シス490−324株を創製した。 実施例5 本実施例では、異なった遺伝子座に2個のTOX遺伝子
コピーを含むFHA欠失株590−208の創製につい
て記載する。
キング部位の間に4.7kb EcoRI/EcoRI
TOX オペロンの単一コピーを含むpBR322プラ
スミッド(S−3741−2)を構築した。図2にS−
3741−2プラスミッドの構造を示す。簡単に説明す
ると、S−3616−2をEcoRIで消化し、FHA
フランキング部位の間のプラスミッドを解放し、CAP
で脱リン酸した。プラスミッドJ−169−1はTOX
のpUCクーロンであり、それをEcoRIで消化して
EcoRI/EcoRI TOXフラグメントを作製し
た。結さくすることにより、FHAフランキング部位の
間に野生型TOXオペロンの単一コピーを含むS−37
41−2が得られる。
41−2をFHA欠失株390−101に導入すると、
2個のTOX非縦列コピーを有する株590−208が
得られる。590−208株のゲノムDNAをサザーン
ブロット法で分析し、別のTOXオペロンがFHA遺伝
子座に正しく配置されていることを確認した。
示すように、在来株に比較してPTの収量が2培であっ
たが、予期したごとく、FHAの生産は認められなかっ
た。S−3741−2プラスミッドはATCCに登録し
た(登録番号75031)。 実施例6 本実施例は、TOX *オペロンの3個のコピーを含むF
HA欠失株890−393の創製について説明するもの
である。
−10)は、実施例4に記載したごとく、FHAフラン
キング部位間に2個の4.7kb EcoRI/Eco
RITOX *オペロンコピーを有するように構築した。
S−3822−10の構造を図3に示す。簡単に説明す
ると、S−3484−3−15プラスミッドは、突然変
異を起こしたTOXオペロン(TOX *)の周りにTO
X 5’− および3’−フランキングシーケンスを含む
pUCベクターである。TOX *は、S1サブユニット
にLys9Gly129置換を有する無毒なPT類縁体
を生産するように設計された突然変異を含んでいる(L
oosmoreら、Infect.Immun.,5
8, 3653[1990])。S−3616−2はEc
oRIで消化し、脱リン酸した。S−3484−3−1
5はEcoRIで消化したのち、TOX *フラグメント
を解裂させた。結さく反応には、EcoRI-EcoR
I TOX *挿入の5モル過剰量を使用して縦列遺伝子コ
ピーを助長し、S−3822−10プラスミッドを得
た。このプラスミッドはFHA遺伝子フランキング部位
の間に2個の隣接したTOX *コピーを有することが、
制限酵素分析で確認された。
75)は野生株10536に由来するもので、Lys9
Gly19 PT類縁体を発現する(図6)。
HA構造遺伝子を除去し、TOX * FHAの490−3
24株を得た。S−3822−10を490−324に
導入することにより、FHA遺伝子座に2個および元の
TOX遺伝子座に1個、合計3個のTOX *オペロンコ
ピーを有する890−393株を創製した(図6)。実
施例3に従って液体培地で培養すると、表1(A)およ
び(B)に示すように、10536株に比較して3〜4
倍高いPT類縁体の発現が認められた。ボルデテラ・ペ
ルツシス890−393株によるPT類縁体発現の推移
を図7に示す。
をサザーンブロット分析の結果を示す。染色体DNAを
分離し、Bg1IIおよびC1aIで同時に制限分解
し、ニックトランスレーションTOX特異的プローブで
実証した。ボルデテラ・ペルツシス890−393株の
制限分解ゲノムDNAのハイブリッドパターン(4列
目)を10536株から得たDNA(1列目)および9
89−56株(2列目)と比較し、在来のTOXオペロ
ンに特異的である3.3および13kbのTOX特異性
フラグメントの存在が認められる。しかし、890−3
93株では、さらに5.3、5.0および3.7kbの
TOX特異性フラグメントも認められる。
はTOX遺伝子座に1個のTOX *オペロンを有し、F
HA遺伝子座にさらに2個の縦列コピーを有することが
認められた。890−393株はATCCに登録した
(登録番号55206)。 実施例7 本実施例では、 TOX遺伝子座に2個のTOX *縦列コ
ピーを有する191−134株の創製について説明する
ものである。
は、5’−および3’−TOXフランキング部位間に2
個の縦列TOX *オペロンコピーを有するように構築し
た。4.7kb EcoRI/EcoRI TOX *フラ
グメントをオペロンとし、在来TOXオペロンの2.9
kb SmaI/EcoRI 5’−フランキング部位お
よび4kb EcoRI/SalI 3’−フランキング
部位を用いて縦列遺伝子をTOX遺伝子座に定位させた
(図1参照)。TOXフランキング部位については、ヨ
ーロッパ特許322,115および米国特許5,08
5,862に詳しく記載されている。
3に示す。簡単に説明すると、pUCをベースとするS
−3484−3−15プラスミッドはTOXフランキン
グ部位間にTOX *オペロンを含み、KpnIで直線化
し、脱リン酸した。S−3822−10はFHAフラン
キング部位間に縦列TOX *オペロンを含み、KpnI
で制限分解し、4.6kb KpnI/KpnIフラグ
メントを除去した。これらの断片を結さくすることによ
り、TOXフランキング部位間に2個のTOX *縦列コ
ピーを含むS−4000−5プラスミッドが得られた。
化し、29−8菌株はエレクトロポーレーションにより
転換して191−134株を得た。191−134株の
ゲノムDNAをサザーンブロット法で分析したところ、
図6および図7に示したように、縦列TOX *オペロン
がTOX遺伝子座のin situで正しい場所に位置
していることが確認された。191−134株から得た
染色体DNAをBg1IIおよびClaIで同時に消化
した。TOX特異性プローブでハイブリッド化すると、
TOX遺伝子座にTOXの単一コピーが存在することを
示唆する13および3.3kbのバンドが認められた
が、別に5.0kbのバンドも検出された。このパター
ンはTOX遺伝子座に2個のTOX *縦列コピーが存在
していることを示している。液体培地で培養すると、表
1(A)および(B)に示すごとく、191−134株
によるPT類縁体の生産速度は在来株と同様であった
が、生産量は2〜3倍高かった。191−134株はA
TCCに登録した(登録番号55205)。 実施例8 本実施例では、TOX遺伝子座に集積した野生型TOX
オペロンの2個の縦列コピーを含む1190−74株の
遺伝子工学的創製および特性化について記載する。
を構築した。このプラスミッドは、S−4000−5と
同様に2個のTOX *縦列コピーを含む(実施例7)
が、TOXオペロンは野生型である。S−3980−9
はHindIIIで直線化し、エレクトロポーレーショ
ンによる転移でTOX欠失株29−8に導入し、119
0−74株を得た。1190−74株のゲノムDNAを
サザーンブロット法で分析したところ、縦列オペロンは
in situで正しい場所に位置していることが確認
された。
(B)に示すように、1190−74株のPT生産速度
は在来株と同じであったが、PT生産量は2〜3倍高か
った。プラスミッドS−3980−9はATCCに登録
した(登録番号75033)。 実施例9 本実施例は、培地中のシクロデキストリン必要量に対す
るPT生産過剰の影響について説明するものである。
め、典型的な例として0.2%のデキストリン誘導体
(ヘプタキス(2,6−o−ジメチル)β−シクロデキ
ストリン)を培地に添加した(Imaizumiら、I
nfect.Immun.41,1138[198
3])。図9から、野性型の10536株では、シクロ
デキストリンを培地中に添加することにより、PTの濃
度が著しく増加することが実証された。1190−74
株は野性型のTOXオペロンの縦列コピー2個を含んで
いる。0.2%のヘプタキス(2,6−o−ジメチル)
β−シクロデキストリン)を含まない培地で培養する
と、図10に示すごとく、PTの発現にはほとんど影響
が認められない。PT類縁体を生産する菌株でも、同様
な結果が認められた。さらに、PTまたはPT類縁体の
生産が過剰であっても、FHA、アグルチノ−ゲンまた
はパ−タクチン等の抗原の発現にも影響はなかった。 実施例10 本実施例では、PRN欠失株1090−108−3の創
製について説明する。
オチドプロ−ブを用いて、Charonファ−ジ ペル
ツシス ライブラリ−から11.3kbのフラグメント
としてク−ロン化した。オリゴヌクレオチドの配列は、
それぞれAATGAACATGTCTCTGTCACG
CCATTGTCAAおよびTTCCACGCGGGC
TACCGGTACAGCTGGTAAであり、発表さ
れているPRNシ−ケンスの塩基144から塩基173
および塩基2848から塩基2877に相当する(Ch
arlesら、Proc.Natl.Acad.Sc
i.86,3554[1989])。S−3596−4
およびS−3770−4プラスミッドは完全なパ−タク
チン遺伝子部位PRNの染色体サブク−ロンである(図
4)。S−3770−4をCalIで消化することによ
り、コ−ド配列の7kb内部CalI/CalIフラグ
メントを除去し、再結さつしてS−3818−1プラス
ミッドを得た。このpUCプラスミッドはPRNから
1.6kbのSau3AI/CalI 5’−フランキ
ングシ−ケンスおよび3.5kbのSau3AI/Ca
lI 3’−フランキングシ−ケンスを含んでいる。S
−3818−1をEcoRIおよびClaIで消化し、
Klenowポリメラ−ゼを用いて充填し、脱リン酸し
た。プラスミッドpGZ62はEcoRIおよびBal
Iで消化してS12/TetR遺伝子カセットを除去し
たのち、充填した。フラグメントを結さつして、PRN
フランキング部位の間に特定のカセットを含むpRY4
6−10を得た(図1)。
株(野性型、ATCC登録番号53972)に導入する
と、PRN遺伝子部位を欠く1090−108−3株が
得られた。サザ−ンブロット分析により、PRN遺伝子
カセットがS12/TetR遺伝子カセットにより置換
されていることが確認された。パ−タクチン特異性EL
ISAを用いた分析で、1090−108−3株はこの
抗原を生産しないことが確認された。1090−108
−3株はATCCに登録した(登録番号55156)。 実施例11 本実施例では、PRN遺伝子座に集積したFHApPR
N対立遺伝子の縦列コピー2個を含むボルデテラ・ペル
ツシス1091−297株の創製について説明する。
ではさまれた2個のFHApPRNハイブリッド遺伝子
コピーを含むpUCプラスミッド(S−4258−7)
を構築した。図5にS−4258−7プラスミッドの構
造を示す。ハイブリッド遺伝子の構造は、ヨ−ロッパ特
許453,216および米国特許出願687,231に
詳細に記載されている。簡単に説明すると、S−359
5−9−1プラスミッドは、FHA5’−フランキング
部位およびFHAプロモ−タ−部位を含むFHABの
5’−部分の染色体サブク−ロンである。S−3595
−1−1プラスミッドはフランキング部位を含むPRN
遺伝子座の染色体サブク−ロンである。
oRIおよびHinfIで消化して、FHAプロモ−タ
−のほとんど大部分を含む240bpのEcoRI/H
infIフラグメントを創製した。S−3596−1−
1プラスミッドはEcoRIおよびNcoIで消化し
て、PRNの3’−フランキング部位の一部とpUCを
含む4kb断片を得た。93bp HinfI/Nco
Iオリゴヌクレオチドを用いてフラグメントを接続し、
S−4116−7プラスミッドを得た。したがって、こ
のプラスミッドはFHAプロモ−タ−全体とPRNシグ
ナルシ−ケンスのNcoI部位までの部分を含んでい
る。S−3596−1−1はNcoIで消化し、PRN
構造遺伝子のほとんどを含む2.2kbフラグメントを
得た。S−4116−7プラスミッドはNcoIを用い
て直線化し、仔牛アルカリホスファタ−ゼを用いて脱リ
ン酸した。構造遺伝子フラグメントをFHAプロモ−タ
−の後で結さつすることにより、S−4131−9プラ
スミッドを得た。S−4131−9プラスミッドはフラ
ンキング部位を含むPRN遺伝子座の染色体サブク−ロ
ンである。S−3770−4をKpnIおよびEcoR
Iで消化して天然のPRNプロモ−タ−と構造遺伝子の
一部を除去した。S−4131−9プラスミッドEco
RIおよびKpnIで消化し、FHAプロモ−タ−およ
びPRN構造遺伝子の5’−半分を含むフラグメントを
S−3770−4ベクタ−フラグメントに結さつしてS
−4143−1プラスミッドを得た。したがって、この
プラスミッドはFHApPRNハイブリッド遺伝子のコ
ピー1個を含んでいる。S4143−1をBamHIお
よびHindIIIで消化し、5’−PRNおよびFH
ApPRNハイブリッド遺伝子を含む5.6kbのフラ
グメントを、BamHIおよびHindIIIで消化し
たpUCに挿入し、EcoRI部位間にハイブリッド遺
伝子を有するプラスミッドS−4250−1−5を得
た。プラスミッドS−4143−1はEcoRで直線化
し、脱リン酸した。S−4250−1はEcoRIで消
化し、ハイブリッド遺伝子を遊離させ、S−4143−
1のEcoRI部位に結さつし、反対に向いた2個のハ
イブリッド遺伝子の縦列コピーを有するS−4258−
7プラスミッドを得た。
段階でPRN欠失1090−108−3株の転換を行っ
た。円形プラスミッドDNAのエレクトロポ−レ−ショ
ンを行い、アンピシリンおよびテトラサイクリン耐性に
より選抜した全プラスミッドの挿入を行った。ストレプ
トマイシンを含む培地にこれらの一次転換体をストリ−
クすると、分子間組換えによりS12/TetR 遺伝子
カセットがFHApPRNハイブリッドで置換されたS
trRコロニ−を得た。このようにして、FHApPR
Nハイブリッド遺伝子の2個の縦列コピーを含むボルデ
テラ・ペルツシス1091−297株を得た。サザ−ン
ブロット分析の結果、図11に示したように、2個のハ
イブリッド遺伝子がPRN遺伝子座に正しく位置してい
ることが確認された。液体培地で培養すると、パ−タク
チンの生産速度は野生株と同じであったが、タンパクの
総収率は約20倍高かった(表3)。 実施例12 本実施例では、ペルツシス毒素およびパ−タクチンを過
剰生産するボルデテラ・ペルツシス株の構造について説
明する。
16および米国特許出願687,231で抗原の発現を
改良する手段として,ハイブリッド遺伝子の創製につい
て記載している。上記の実施例11には、FHApPR
Nハイブリッド遺伝子を含むS−4143−1プラスミ
ッドの構造について記載した。プラスミッドS−414
3−1を用いてPRN欠失ボルデテラ・ペルツシス10
90−108−3株(ATCC登録番号55156)の
転換を行い、PRN遺伝子座にFHApPRNハイブリ
ッド遺伝子の単一コピーを有する591−473株(A
TCC登録番号55,321)を創製した。上記の実施
例4で記載したように、ボルデテラ・ペルツシス591
−473株のTOXオペロンを選択性のS12/Tet
Rカセットで置換し、ボルデテラ・ペルツシス891−
98株を得た。上記の実施例7および実施例8に記載し
たように、それぞれS−3980−9またはS−400
0−5プラスミッドで転換することにより、野生型TO
X遺伝子または突然変異TOX *遺伝子の縦列コピーを
TOX遺伝子座に集積させた。このようにして得られた
ボルデテラ・ペルツシス1091−107株(ATCC
登録番号55,313)は野生型PTおよびパ−タクチ
ンを過剰生産し、1091−359株(ATCC登録番
号55,312)はLys9GGly129 PT類縁
体およびパ−タクチンを過剰発現する。図12および1
3に1091−107株および1091−359株を1
0リットルのファ−メンタ−で培養した場合の抗原生産
量を示す。
を実証する例として、表1(A)、(B)に数種のボル
デテラ・ペルツシス株によるPTおよびFHA生産の詳
細を示す。複数の遺伝子コピーが存在することにより、
抗原の生産が効果的に行われることがこれらのデ−タか
ら明らかでである(実施例7および実施例8を参照)。
表1においては、菌株は野生型TOXオペロンまたはT
OXまたはFHA遺伝子座に位置する遺伝学的に無毒化
したLys9Gly129対立形質を含む。菌株は表1
(A)においては10mlの振とうフラスコで、表1
(B)においては10リットルのバイオリアクターで培
養した。培養上清中の抗原は該抗原に特異的なELIS
Aによって定量した。
特性の詳細を表2に示す。すなわち、PTを過剰に生産
するボルデテラ・ペルツシス菌株から得られたPTアナ
ログの生物学的特性を調べた。
ために、数種のボルデテラ・ペルツシス株について、P
TおよびFHA生産の詳細を表3に示す。すなわち、P
RN遺伝子座にハイブリッドPRN対立形質の1または
2個のコピーを含むボルデテラ・ペルツシス菌株による
PT、FHA及びペルタクチンの生産を調べた。これら
のデ−タから、複数のハイブリッド遺伝子が存在するこ
とによって、抗原の生産が効果的に行われることが明ら
かである(実施例11参照)。菌株は10mlの振とう
フラスコで培養した。培養上清中の抗原のレベルは該抗
原に特異的なELISAによって定量した。
に使用したプラスミッドを図1〜5示す。図2、3、4
および5にそれらの構造を示す。pGZ71は、米国特
許5,085,862に記載されているように、FHA
遺伝子フランキング部位の間にはさまれた大腸菌S12
およびテトラサイクリン耐性遺伝子カセットを含んでい
る。プラスミッドS−3741−2(ATCC登録番号
75031)は、5’−と3’−FHA遺伝子フランキ
ング部位の間にはさまれたTOX遺伝子の単一コピーを
含んでいる。プラスミッドS−3822−10はFHA
フランキング部位の間にはさまれ、Lys9Gly12
9 PT類縁体をコード化した突然変異TOXオペロン
(TOX*)の縦列コピーを含んでいる。プラスミッド
S−3980−9およびS−4000−5は、5’と
3’TOXフランキング部位の間に、それぞれTOXま
たはTOX *の縦列コピーを含んでいる。
3’PRNフランキング部位の間にS12/TetRカ
セットを含んでいる。パータクチンの生産量を増加させ
るため、ヨーロッパ特許出願番号453,216に記載
されているように、天然のプロモーターをFHAプロモ
ーターで置換し、ハイブリッド遺伝子FHApPRNを
得た。プラスミッドS−4258−7はFHApPRN
ハイブリッド遺伝子の縦列コピーを含んでいる。
ミッドpGZ71およびS−3741−2の構造を示し
ている。図3は実施例6および7に記載したプラスミッ
ドS−3822−10およびS−4000−5の構造を
示している。図4は実施例10に記載したプラスミッド
pRY46−10の構造を示している。図5は実施例1
1に記載したプラスミッドS−4258−7の構造を示
す。制限酵素による分解部位は、B、BamHI;Ba
l、BalI;Bg、BglII; C、ClaI;H、H
indIII;K、KpnI;Nco、NcoI;R、E
coRI; S、SalI;Sm、SmaI;およびSu、
Sau3Aである。
6、989−56、191−134および890−39
3株のTOXおよびFHA遺伝子座に存在する遺伝子の
模式図およびサザーンブロット分析の結果を示す。La
ne 1は親株の野生型(wt)10536株;Lan
e 2はTOX * コピー1個を有する989−56株;
Lane 3はTOX遺伝子座にTOX * の縦列コピー
を有する191−134株;Lane 4はTOX遺伝
子座に1個およびFHA遺伝子座に縦列コピー、計3個
のTOX * を有する890−393株である。DNAは
BglIIおよびClaIで消化し、完全なTOXオペ
ロンを有するTOX特異性DNAフラグメントで実証し
た。野生型のパターンに重なるように新しいTOX特異
性ハイブリッドフラグメントがみられることから、さら
にTOXオペロンが集積していることが判る。制限分解
部位は、Bg、BglII;C,ClaI;およびR、E
coRIである。
を用いた場合の10536株(wt)および890−3
93株(3 TOX * )によるPTおよびPT類縁体の
発現速度を示す。
び890−393株(3 TOX *)の培地上清から精
製したペルツシス毒素類縁体(S1Lys9Gly12
9)が構造的に異なることを示す逆相HPLCおよびS
DS−PAGEによる分析結果の比較を示す。
場合の10536株のPT発現に及ぼすヘプタキス
(2,6−o−ジメチル)β−シクロデキストリンの影
響を示す。図10は、10リットルの培養槽で培養した
場合の1190−74(2 TOX)株に及ぼすβ−シ
クロデキストリンの影響を示す。
PRNハイブリッド遺伝子の模式図およびボルデテラ・
ペルツシス10536、1090−108−3、591
−473および1091−297株のサザ−ンブロット
分析の結果を示す。Lane1および3はそれぞれDd
e IおよびSalIで消化した野生型親株の1053
6株;Lane 2および5はDdeIおよびSalI
で消化したFHApPRN遺伝子の1個のコピーを含む
591−473株;Lane 4はSalIで消化した
S12/TetRカセットを含む1090−108−3
株;Lane 6はSalIで消化したFHApPRN
ハイブリッド遺伝子のコピーを2個含む1091−29
7株である。制限分解DNAは完全なPRN遺伝子を含
むPRN特異性DNAフラグメントで実証した。野生型
のパターンに重なるように新しいPRN特異性ハイブリ
ッドフラグメントがみられることから、FHApPRN
ハイブリッド遺伝子が集積していることが判る。制限分
解部位は、A、Apa I;C、ClaI;D、Dde;お
よびS、SalIである。
−を用いた場合のボルデテラ・ペルツシス1091−1
07株の抗原発現速度を示す。1091−107株はT
OX遺伝子座に集積した2個の野生型TOXオペロンと
PRN遺伝子座に集積した1個のFHApPRNハイブ
リッド遺伝子のコピーを含む。図13は、10リットル
のバイオリアクタ−を用いた場合のボルデテラ・ペルツ
シス1091−359株の抗原発現速度を示す。109
1−359株はTOX遺伝子座にLys9Gly129
PT類縁体をコード化している2個のTOXオペロン
コピーとPRN遺伝子座に集積しているFHApPRN
ハイブリッド遺伝子1個のコピーを含んでいる。
ミッドの構築過程を示す図である。
を示す図である。
構築過程を示す図である。
ト分析の結果を示す図である。
生産されたLys9Gly129の逆相HPLCおよび
SDS−PAGEによる分析結果の比較を示す図であ
る。
によるPT生産に及ぼすβ−シクロデキストリンの影響
を示すグラフである。
TOX wtFHA+)株の抗原生産に及ぼすシクロ
デキストリンの影響を示すグラフである。
ロット分析を示す図である。
(2TOXwt FHApPRN)株の抗原生産速度を
示すグラフである。
(2TOXLys9Gly129FHApPRN)株の
抗原生産速度を示すグラフである。
Claims (4)
- 【請求項1】 ゲノムからFHA遺伝子が欠失してお
り、かつ遺伝子的に無毒化された変異TOX*遺伝子を
有することを特徴とする遺伝子的に改変されたボルデテ
ラ菌株。 - 【請求項2】 前記遺伝子的に無毒化された変異TOX
*遺伝子が、ペルツシス毒素のS1サブユニットにおい
てGlu129→Gly129及びArg9→Lys9
の変異を有するペルツシス毒素アナログをコ−ドしてい
る請求項1に記載のボルデテラ菌株。 - 【請求項3】 ボルデテラ・ペルツシス 490−32
4株である請求項1に記載のボルデテラ菌株。 - 【請求項4】 FHAプロモーターによって制御される
PRN構造遺伝子を有するハイブリッド遺伝子のコピー
を1つ有することを特徴とするボルデテラ・ペルツシス
591−473株(ATCC 55321)。
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