JPH0718505Y2 - 滑りブッシュ組付装置 - Google Patents

滑りブッシュ組付装置

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JPH0718505Y2
JPH0718505Y2 JP1988141435U JP14143588U JPH0718505Y2 JP H0718505 Y2 JPH0718505 Y2 JP H0718505Y2 JP 1988141435 U JP1988141435 U JP 1988141435U JP 14143588 U JP14143588 U JP 14143588U JP H0718505 Y2 JPH0718505 Y2 JP H0718505Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は滑りブッシュ組付装置に関し、特に、外筒と内
筒とを一対のシールリングを介して組付ける滑りブッシ
ュ組付装置に関するものである。
[従来の技術] 従来のこの種の滑りブッシュ組付装置として、第6図乃
至第8図に示すものが知られている。
第7図は従来の滑りブッシュ組付装置において内筒3の
一端に第1シールリング4を圧入する工程を示す断面
図、第8図は従来の滑りブッシュ組付装置において内筒
3の他端に第2シールリング5を圧入する工程を示す断
面図である。なお、第6図は滑りブッシュ1の組付完成
品を示す断面図である。
まず、第6図に基づき滑りブッシュ1の構造を説明する
と、滑りブッシュ1は外筒2、内筒3、第1シールリン
グ4、及び第2シールリング5の四部品から構成されて
いる。外筒2及び内筒3はそれぞれ金属材料により円筒
状に形成されている。外筒2の一端には第1大径部6
が、また、他端には第1大径部6より若干大径の第2大
径部7がそれぞれ一体に形成されるとともに、外周には
樹脂層8を介して鍔部9が固着されている。内筒3は微
少な間隙を介して外筒2内に挿入され、その両端部は外
筒2の第1大径部6及び第2大径部7内に突出してい
る。第1シールリング4及び第2シールリング5は、そ
れぞれ内側の金属部10の外周面にゴム部11を接着してな
り、金属部10にて内筒3の両端部外周面に圧入されてい
る。なお、外筒2の第1大径部6内に収容される第1シ
ールリング4の外径は、第2大径部7内に収容される第
2シールリング5の外径よりも若干小さく設定されてい
る。
次に、上記構造の滑りブッシュ1を組付ける従来の滑り
ブッシュ組付装置の構成を説明する。
第7図及び第8図において、81は固定治具であり、その
中央部には滑りブッシュ1の内筒3を直立保持する保持
部82が上方に向けて突設されるとともに、前記保持部82
の基部近傍には内筒3の下端面を支持する複数本の支持
ピン83がばね84を介して上下動可能に挿着されている。
また、前記支持ピン83の外側において固定治具81には、
第1シールリング4及び第2シールリング5の金属部10
が載置される載置段部85が形成されている。
前記固定治具81の上方に配設された上部プレート86に
は、油圧シリンダ88により押圧体87が昇降可能に支持さ
れている。そして、前記押圧体87には保持部82により保
持された内筒3に挿入される挿入部89と、内筒3の上端
面を押圧する押圧部90とが形成されている。
次に、上記のように構成された従来の滑りブッシュ組付
装置の動作を説明する。
滑りブッシュ1の組付けに際して、第7図に示すよう
に、まず、固定治具81の載置段部85に第1シールリング
4が載置され、次いで、その第1シールリング4の上に
外筒2が載置されたのち、その外筒2と保持部82との間
に内筒3が挿入されて支持ピン83により支持される。こ
の状態で、油圧シリンダ88の突出作動により押圧体87が
下降されると、内筒3が押圧体87の押圧部90によって押
し下げられ、その内筒3の下端部が第1シールリング4
内に圧入される。
引き続き、油圧シリンダ88の没入作動により押圧体87を
上昇させた状態で、第1シールリング4を圧入した内筒
3及び外筒2が固定治具81から外される。そして、第8
図に示すように、固定治具81の載置段部85の上に第2シ
ールリング5が載置され、次いで、第1シールリング4
が上になるように内筒3及び外筒2を反転した状態で、
それらが固定治具81に再セットされる。この場合、内筒
3は支持ピン83の上に、また、外筒2は第2シールリン
グ5の上にそれぞれ載置される。
そして、この状態で、油圧シリンダ88の突出作動により
押圧体87が下降されて、その押圧部90により内筒3が押
し下げられ、その内筒3の下端部が第2シールリング5
内に圧入される。これにより、外筒2と内筒3とが第1
シールリング4及び第2シールリング5を介して相互に
分離不能に組付けられて、第6図に示す滑りブッシュ1
が製作される。
[考案が解決しようとする課題] ところが、従来の滑りブッシュ組付装置は、上記のよう
に構成されているから、第1シールリング4と第2シー
ルリング5とを圧入するために、油圧シリンダ88を二工
程作動させる必要があるばかりでなく、その間に組付け
品を反対に固定治具81にセットする必要もあり、工数が
増加して、作業能率が低下する場合があった。
また、第6図に示すような滑りブッシュ1の組付けに際
して、外径寸法がそれぞれ異なる第1シールリング4と
第2シールリング5とを誤って固定治具81にセットした
場合、従来の滑りブッシュ組付装置はその誤セットを検
出する手段を備えないため、大きな外径の第2シールリ
ング5が外筒2の第1大径部6内に無理嵌めされた不良
組付品が発生することがあった。
更に、金属部10とゴム部11との厚みがそれぞれ異なる第
1シールリング4及び第2シールリング5を表裏逆にし
て固定治具81をセットした場合には、従来の滑りブッシ
ュ組付装置はその誤セットを検出する手段を備えないた
め、金属部10と内筒3との圧入が不完全な不良組付品が
発生することもあった。
一方、特許公報をみると実開昭62−42929号公報には、
回転軸を支える軸受部材に設けられたハウジングに挿入
されて回転軸及び軸受部材間の隙間を密閉するオイルシ
ールのように、円筒状の取付部及びその取付部から延び
た径方向部を有する環状部材を表裏を判別して装着対象
ハウジングへ挿入する環状部材装着装置に関する技術が
開示されている。
しかし、この公報に開示されている技術は、円筒状の取
付部から延びた径方向部を有する環状部材を表裏を判別
して装着対象ハウジングへ挿入する動作は、環状部材の
表裏の判別という単一の判別動作を行えば機能すること
になるが、外筒、内筒及び第1シールリング、第2シー
ルリングという4部品から構成される滑りブッシュの組
付け等には組付け工数が多くて利用することができな
い。
そこで、本考案は、滑りブッシュの組付け工数を大幅に
削減できる滑りブッシュ組付装置の提供を課題とするも
のである。
[課題を解決するための手段] 本考案にかかる滑りブッシュ組付装置は、外筒、内筒及
び第1シールリングがセットされる第1治具と、第2シ
ールリングがセットされる第2治具と、第1治具及び第
2治具を突合わせ及び離間させる駆動手段からなる滑り
ブッシュ組付装置において、前記第1治具は、内筒が挿
入保持される保持部と、前記内筒の一端面に当接して内
筒をその軸線方向に移動可能に支持する支持ピンと、前
記第1シールリングの内周面が前記内筒の外周面に連続
するように載置される載置段部と、第1シールリングの
誤セットを検出する第1検出手段と、前記第2治具は、
第2シールリングの内周面が内筒の外周面に連続するよ
うに装着する装着ピンと、前記第2シールリングを内筒
の他端部に押圧する押圧部と、第2シールリングの誤セ
ットを検出する第2検出手段とを具備するものである。
[作用] 本考案においては、滑りブッシュの内筒が第1治具の保
持部に挿入保持され、その内筒の一端面は支持部に支持
され、第1シールリングは載置部上に載置され、その第
1シールリングの上には外筒が載置され、そして、滑り
ブッシュの第2シールリングは第2治具の装着部にセッ
トされる。このとき、第1シールリングの誤セットを検
出する第1検出手段または第2シールリングの誤セット
を検出する第2検出手段によって誤セットを検出して、
第1シールリング及び第2シールリングの状態を確認す
る。このセット状態がよい場合は、駆動手段により第1
治具及び第2治具が相互に突合わされると、第2治具の
押圧部によって第2シールリング及び内筒が押圧され、
第2シールリングが内筒の他端部に圧入されるととも
に、内筒の一端部が第1シールリング内に圧入される。
したがって、駆動手段の一突合わせ動作により外筒、内
筒、第1シールリング及び第2シールリングの四部品が
同時に組付けられ、滑りブッシュの組付け工数が大幅に
削減される。
[実施例] 以下、本考案を具体化した一実施例を図面に基づいて説
明する。
第1図は本考案の一実施例による滑りブッシュ組付装置
を第1治具23と第2治具28との突合わせ状態で示す断面
図、第2図は第1図の第1治具23に外筒2、内筒3及び
第1シールリング4をセットした状態を示す断面図、第
3図は第1図の第2治具28に第2シールリング5をセッ
トした状態を示す断面図、第4図は第1図の滑りブッシ
ュ組付装置が装備された滑りブッシュ製作機械の全体構
成を概略的に示す断面図、第5図は第4図の平面図であ
る。なお、本実施例の滑りブッシュ組付装置で組付けら
れる滑りブッシュ1は従来技術の説明中に述べたものと
同一であるため、その構造については第6図に参照され
たい。
第4図において、滑りブッシュ製作機械の基台20の上面
に設けられた固定プレート21には、第1治具23が設置さ
れている。前記固定プレート21にはばね24が挿着された
案内ロッド25が立設され、その案内ロッド25には固定プ
レート21に対し上方から平行に対向する可動プレート26
が前記ばね24の作用を介して昇降可能に支持されてい
る。そして、前記第1治具23の真上位置において、可動
プレート26の下面には第2治具28が設置されている。
第4図及び第5図に示すように、前記基台20に立設され
た支柱29の上端には、前記可動プレート26の上方に位置
するように天板30が固定され、その上面には可動プレー
ト26を昇降駆動する油圧シリンダ31が設置されている。
また、前記天板30には扉32を上下に開閉する扉用シリン
ダ33が設置されている。
取出装置34は滑りブッシュ組付装置から滑りブッシュ1
の組付完成品を取出す全体を示すもので、この取出装置
34は昇降用シリンダ35と、前記昇降用シリンダ35に搭載
された揺動用アクチュエータ36と、前記揺動用アクチュ
エータ36の出力軸37に連結された旋回アーム38と、前記
旋回アーム38の先端に装着された開閉可能な把持具39
と、前記把持具39の放出位置に配設されたシュート40と
を備え、前記把持具39の昇降、揺動及び開閉動作によ
り、滑りブッシュ1の組付完成品を第1治具23から抜き
取り、それをシュート40に放出するように構成されてい
る。
次に、前記第1治具23の構成について詳述すると、第1
図及び第2図に示すように、第1治具23の中央部上面に
滑りブッシュ1の内筒3を直立保持する保持部42が突設
されるとともに、前記保持部42の基部近傍には内筒3を
その軸線方向に移動可能に支持する複数本(例えば、4
本)の支持ピン43がばね44を介して上下動可能に挿着さ
れている。また、前記支持ピン43の外側において第1治
具23には、第1シールリング4の金属部10が載置される
載置段部45が形成されている。更に、前記載置段部45の
外側において第1治具23の上面には邪魔棒46が立設さ
れ、その先端は第1シールリング4の上に載置された外
筒2の前記鍔部9より若干下方に位置している。
第1治具23の内部に直角状に形成されたエア通路47は、
前記エア通路47の直立部から水平状に貫設されたオリフ
ィス48であり、そのオリフィス48の外端は載置段部45上
の第1シールリング4のゴム部11の内周面に対向する位
置にて第1治具23の外面に開口している。
載置段部45上の第1シールリング4の正規のセット状態
を検出する第1検出回路49の全体を示すもので、この第
1検出回路49は前記エア通路47にエア配管50を介して接
続されたエアスイッチ51と、前記エアスイッチ51にエア
を供給するエア供給バルブ52と、エアスイッチ51に圧力
計53及び流量調整弁54を介して接続され、エアスイッチ
51内に発生した正圧に基づいて第1シールリング4の正
規のセット状態を検出する圧力スイッチ55とから構成さ
れている。なお、本実施例の第1検出手段は、第1検出
回路49及びエア通路47、オリフィス48等のエア回路系も
含むものである。
一方、前記第2治具28は第1図及び第3図に示すように
構成されている。第2治具28の中央部下面には、第1治
具23の前記保持部42に直立保持された内筒3内に挿入さ
れる挿入部57が突設されている。前記挿入部57の基部近
傍には、第2シールリング5の内周面を前記内筒3の上
端部外周面に案内する複数本(例えば、4本)の案内ピ
ン58がばね59を介して上下動可能に挿着されている。
また、前記案内ピン58の外側には、第2シールリング5
の金属部10が当接され、かつ、その第2シールリング5
を内筒3の上端に押圧する押圧部60が形成されている。
前記押圧部60の外側において第2治具28には、第1治具
23上にセットされた外筒2の第2大径部7の上端面に当
接する複数本の装着ピン61がばね62を介して上下に出没
可能に挿着され、それらの下端部には第2シールリング
5のゴム部11を外側から把持する凹部63が形成されてい
る。
更に、第2治具28の内部には、第1治具23と同様に、エ
ア通路64及びオリフィス65が形成されていて、そのオリ
フィス65の外端は前記装着ピン61により保持された第2
シールリング5のゴム部11の内周面に対向する位置にて
第2治具28の外面に開口している。
第2検出回路66は第2治具28にセットされた第2シール
リング5の正規のセット状態を検出するもので、この第
2検出回路66は、前記第1検出回路49と同様に、エア配
管67、エアスイッチ68、エア供給バルブ69、圧力計70、
流量調整弁71、及び前記エアスイッチ68内に発生した背
圧に基づいて第2シールリング5の正規のセット状態を
検出する圧力スイッチ72とから構成されている。なお、
本実施例の第2検出手段は、第2検出回路66及びエア通
路64、オリフィス65等のエア回路系も含むものである。
次に、上記のように構成された本実施例の滑りブッシュ
組付装置の動作を説明する。
第6図に示す滑りブッシュ1を組付けるに際し、第4図
に示す扉32の開放状態において、まず、第2図に示すよ
うに、第1治具23に第1シールリング4、外筒2及び内
筒3が順次セットされる。この場合、第1シールリング
4は載置段部45の上に載置され、その第1シールリング
4の上に外筒2が載置され、そして、内筒3が外筒2と
保持部42との間に挿入されて支持ピン43により支持され
る。ただし、外筒2を上下逆にしてセットしようとした
場合には、その鍔部9に邪魔棒46が当接して、外筒2の
進入が妨げられるため、外筒2の倒立状態での誤セット
が防止される。
次いで、第3図に示すように、第2治具28に第2シール
リング5がセットされる。この場合、第2シールリング
5の金属部10が案内ピン58によって位置決めされた状態
で、ゴム部11が装着ピン61の凹部63により嵌合把持され
て、第2シールリング5の落下が防止される。
こうして、滑りブッシュ1の構成する四部品がセットさ
れた状態で、次に、滑りブッシュ製作機械の図示しない
スタートスイッチが操作されると、第2図及び第3図に
示す第1検出回路49及び第2検出回路66において、エア
供給バルブ52,69がそれぞれ開放されて、エアがエアス
イッチ51,68、エア配管50,67、エア通路47,64及びオリ
フィス48,65を介して第1シールリング4及び第2シー
ルリング5のゴム部11の内周面に噴出される。そして、
第1シールリング4及び第2シールリング5がそれぞれ
該当する位置に正しくセットされている場合には、それ
らのゴム部11によりオリフィス48,65のエア出口が所定
の微少間隙を介して覆われるため、エアスイッチ51,68
内に生じた背圧に基づき圧力スイッチ55,72が動作し
て、油圧シリンダ31の駆動回路を閉成する。
一方、先のセット作業時に、第1シールリング4及び第
2シールリング5をセットし忘れた場合、または、第1
シールリング4及び第2シールリング5を表裏逆にして
セットした場合、或いは、第2シールリング5を間違っ
て第1治具23にセットした場合には、第1治具23及び第
2治具28のオリフィス48,65のエア出口が第1及び第2
シールリング4,5のゴム部11によって覆われないため、
第1及び第2検出回路49,66のエアスイッチ51,68に背圧
が発生せず、圧力スイッチ55,72が動作不能となって、
油圧シリンダ21が停止状態に保持される。したがって、
これらの誤セット時には、滑りブッシュ1の組付け作業
が行われず、不良組付品の発生が未然に防止される。
第1検出回路49及び第2検出回路66により第1シールリ
ング4及び第2シールリング5の正規のセット状態が確
認された場合には、第4図に示すように、扉用シリンダ
33が突出作動されて、扉32が下方へ閉鎖されたのち、油
圧シリンダ31が突出作動されて、可動プレート26と共に
第2治具28が下降される。この第2治具28の下降に伴
い、第1図に示すように、第2治具28の挿入部57が第1
治具23上の内筒3内に挿入されるとともに、案内ピン58
が内筒3の上端面に当接して没入され、第2シールリン
グ5の内周面が内筒3の上端部外周面に案内され、か
つ、装着ピン61が外筒2の上端面に当接して没入され、
第2シールリング5が押圧部60により外筒2の第2大径
部7内に押し出される。
そして第2治具28が最下降位置に達すると、その押圧部
60によって第2シールリング5及び内筒3がそれぞれ押
し下げられて、第2シールリング5が内筒3の上端部に
圧入されるとともに、内筒3の下端部が第1シールリン
グ4内に圧入される。これにより、油圧シリンダ31の一
工程で外筒2と内筒3とが第1シールリング4及び第2
シールリング5を介して相互に分離不能に組付けられ
て、第6図に示す滑りブッシュ1の組付完了品が得られ
る。
こうして、滑りブッシュ1の組付けが完了すると、油圧
シリンダ31の上昇により第2治具28が第1治具23から上
方へ離間される。次いで、第5図に示す取出装置34の昇
降用シリンダ35及び揺動用アクチュエータ36の作動によ
り、把持具39が第1治具23の保持部42とシュート40との
間で昇降及び揺動されて、保持部42から抜き取った滑り
ブッシュ1をシュート40に放出する。その後、扉用シリ
ンダ33の没入作動により扉32が開放され、滑りブッシュ
1の一組付工程が終了する。
上記実施例の滑りブッシュ組付装置は、外筒2、内筒3
及び第1シールリング4がセットされる第1治具23と、
第2シールリング5がセットされる第2治具28と、第1
及び第2治具23,28を突合わせ及び離間させる駆動手段
からなる滑りブッシュ組付装置において、前記第1治具
23は、内筒2が挿入保持される保持部42と、前記内筒3
の一端面に当接して内筒3をその軸線方向に移動可能に
支持する支持ピン43と、前記第1シールリング4の内周
面が内筒3の外周面に連続するように載置される載置段
部45と、第1シールリング4の誤セットを検出する第1
検出回路49とを具備し、また、前記第2治具28は、第2
シールリング5の内周面が内筒3の外周面に連続するよ
うに装着する装着ピン61と、前記第2シールリング5を
内筒3の他端部に押圧する押圧部60と、第2シールリン
グ5の誤セットを検出する第2検出回路66とを具備する
ものである。
したがって、上記実施例によれば、油圧シリンダ31の一
工程により外筒2、内筒3、第1シールリング4及び第
2シールリング5の四部品を同時に組付けて、滑りブッ
シュ1の組付工数を削減できる。また、邪魔棒46、第1
及び第2検出回路49,66の動作により、外筒2、第1シ
ールリング4及び第2シールリング5の誤セットを検出
して、不良組付品の発生を未然に防止することができ
る。更に、取出装置34により組付完了後の滑りブッシュ
1を自動的に取出すこともできる。
なお、上記実施例では、第1及び第2治具23,28が上下
に配置されているが、本考案を実施する場合には、これ
に限定されるものではなく、第1及び第2治具23,28を
左右に配置してもよい。しかし、上記実施例のように、
第1及び第2治具23,28を上下に配置した場合には、外
筒2及び内筒3の傾きが防止されるため、各部品の組合
わせがスムーズになるという効果が得られる。
また、上記実施例では、上方に配置された第2治具28を
油圧シリンダ31で駆動するように構成したが、本考案を
実施する場合には、これに限定されるものではなく、下
方に配置された第1治具23を油圧シリンダ31で駆動する
ように構成した場合でも、上記実施例とほぼ同様の作用
効果を得ることができる。
更に、上記実施例では、第1治具23と第2治具28とを突
合わせ及び離間させる駆動部材として油圧シリンダ31が
使用されているが、本考案を実施する場合には、これに
限定されるものではなく、エアシリンダ、または、モー
タによる各種の往復駆動機構を使用することができる。
ところで、上記実施例の滑りブッシュ組付装置は、内筒
3等の筒体が挿入保持される保持手段と、前記内筒3等
の筒体の端部に挿着される第1リング4及び/または第
2リング5等のリングが位置決めされる位置決め手段
と、前記内筒3等の筒体の端部に挿着されるリングが前
記位置決め手段の正規の位置にないとき、その状態を検
出する圧力系の検出回路を構成するエアスイッチ51,68
の圧力をリークさせるオリフィス48,65と、前記内筒3
等の筒体及び第1リング4及び/または第2リング5等
のリングがセットされ、両者を押圧一体化する第1治具
23と第2治具28とを突合わせ及び離間させる油圧シリン
ダ31等からなる駆動手段とを具備する滑りブッシュ組付
装置とすることができる。
したがって、エアスイッチ51,68の圧力をリークさせる
オリフィス48,65によって第1シールリング4及び第2
シールリング5の誤セットを検出して、不良組付品の発
生を未然に防止することができ、更に、駆動手段の一駆
動動作によって組付けが完了するから、滑りブッシュの
組付け工数を大幅に削減できる。
[考案の効果] 以上のように、本発明の滑りブッシュ組付装置は、外
筒、内筒及び第1シールリングがセットされる第1治具
と、第2シールリングがセットされる第2治具と、第1
治具及び第2治具を突合わせ及び離間させる駆動手段か
らなる滑りブッシュ組付装置において、前記第1治具
は、内筒が挿入保持される保持部と、前記内筒の一端面
に当接して内筒をその軸線方向に移動可能に支持する支
持ピンと、前記第1シールリングの内周面が前記内筒の
外周面に連続するように載置される載置段部と、第1シ
ールリングの誤セットを検出する第1検出手段を有し、
また、前記第2治具は、第2シールリングの内周面が内
筒の外周面に連続するように装着する装着ピンと、前記
第2シールリングを内筒の他端部に押圧する押圧部と、
第2シールリングの誤セットを検出する第2検出手段を
有するものであるから、駆動手段の一工程により外筒、
内筒、第1シールリング及び第2シールリングの4部品
を同時に組付けて、滑りブッシュの組付工数を削減で
き、かつ、第1及び第2検出手段の動作により、外筒、
第1シールリング及び第2シールリングの誤セットを検
出して、不良組付品の発生を未然に防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例による滑りブッシュ組付装置
を第1治具と第2治具との突合せ状態で示す断面図、第
2図は第1図の第1治具に外筒、内筒及び第1シールリ
ングをセットした状態を示す断面図、第3図は第1図の
第2治具に第2シールリングをセットした状態を示す断
面図、第4図は第1図の滑りブッシュ組付装置が装備さ
れた滑りブッシュ製作機械の全体構成を概略的に示す断
面図、第5図は第4図の平面図、第6図は第1図の滑り
ブッシュ組付装置により組付けられた滑りブッシュの組
付完成品を示す断面図、第7図は従来の滑りブッシュ組
付装置において内筒の一端に第1シールリングを圧入す
る工程を示す断面図、第8図は従来の滑りブッシュ組付
装置において内筒の他端に第2シールリングを圧入する
工程を示す断面図である。 図において、 1:滑りブッシュ、2:外筒、3:内筒、4:第1シールリン
グ、5:第2シールリング、23:第1治具、28:第2治具、
31:油圧シリンダ、42:保持部、43:支持ピン、45:載置段
部、46:邪魔棒、49:第1検出回路、60:押圧部、61:装着
ピン、66:第2検出回路 である。 なお、図中、同一符号及び同一記号は同一または相当部
分を示すものである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】外筒、内筒及び第1シールリングがセット
    される第1治具と、第2シールリングがセットされる第
    2治具と、第1治具及び第2治具を突合わせ及び離間さ
    せる駆動手段からなる滑りブッシュ組付装置において、 前記第1治具は、内筒が挿入保持される保持部と、前記
    内筒の一端面に当接して内筒をその軸線方向に移動可能
    に支持する支持ピンと、前記第1シールリングの内周面
    が前記内筒の外周面に連続するように載置される載置段
    部と、第1シールリングの誤セットを検出する第1検出
    手段と、 前記第2治具は、第2シールリングの内周面が内筒の外
    周面に連続するように装着する装着ピンと、前記第2シ
    ールリングを内筒の他端部に押圧する押圧部と、第2シ
    ールリングの誤セットを検出する第2検出手段と を具備することを特徴とする滑りブッシュ組付装置。
JP1988141435U 1988-10-29 1988-10-29 滑りブッシュ組付装置 Expired - Lifetime JPH0718505Y2 (ja)

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JPH0263936U JPH0263936U (ja) 1990-05-14
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