JPH0718559A - 繊維製品の加熱処理方法と、その装置 - Google Patents

繊維製品の加熱処理方法と、その装置

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JPH0718559A
JPH0718559A JP15736693A JP15736693A JPH0718559A JP H0718559 A JPH0718559 A JP H0718559A JP 15736693 A JP15736693 A JP 15736693A JP 15736693 A JP15736693 A JP 15736693A JP H0718559 A JPH0718559 A JP H0718559A
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JP
Japan
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materials
treated
vacuum tank
heat
water
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Pending
Application number
JP15736693A
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English (en)
Inventor
Takeo Shinoi
建夫 篠井
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Marui Co Ltd
Original Assignee
Marui Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 処理物W、W…の品質のばらつきを最少に抑
える。 【構成】 処理物W、W…を収容する真空タンク10に
対し、水ノズル21、21…と、マイクロ波発振器3
1、31とを付設する。真空タンク10内の真空を確立
した後、水ノズル21、21…から水を霧状に噴霧し、
マイクロ波発振器31、31からマイクロ波を照射すれ
ば、処理物W、W…は、その内部から均一に誘電加熱す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、糸の撚り止めや、布
地の熱収縮性、防しわ性の改善などを目的として、繊維
製品からなる処理物を熱処理するための繊維製品の加熱
処理方法と、その装置に関する。
【0002】
【従来の技術】糸の撚り止めや布地の熱収縮性、防しわ
性の改善などを目的として、蒸気による熱処理が行なわ
れることがある。
【0003】その方法は、たとえば、真空タンク内に糸
や布地などの繊維製品からなる処理物を収容し、真空タ
ンク内を真空脱気した後、蒸気を吹き込むことによって
処理物を加熱処理する。なお、真空脱気は、処理物の内
部に凝縮している水分を効率よく排出するために行なわ
れ、複数回数を繰り返すことがある。また、加熱用の蒸
気としては、飽和蒸気のみならず、適温の過熱蒸気を使
用する場合も少なくない。
【0004】熱処理条件は、処理物の物性や処理の目的
などによって大きく変動するが、温度約60〜180℃
程度とし、処理時間を数10分ないし数時間の範囲にと
るのが一般的である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来技術による
ときは、処理物は、蒸気により、その外表面から加熱さ
れるに過ぎないから、処理物の全体を適度な温度に均一
に加熱することが困難であり、品質にばらつきが生じが
ちであるという問題があった。また、処理時間を短くす
るために、高温の蒸気を使用するとすれば、処理物の外
表面が過大に加熱され、後工程の染色工程において、有
害な染色むらを生じる原因となるおそれがある。さら
に、加熱用の蒸気を発生させるために、ボイラなどの蒸
気発生装置が必要であるから、全体設備が大げさになる
という問題もあった。
【0006】そこで、この発明の目的は、かかる従来技
術の問題に鑑み、蒸気加熱に代えてマイクロ波加熱を採
用することによって、簡単な設備でありながら、処理時
間が短く、品質のばらつきを最少に抑えることができる
繊維製品の加熱処理方法と、その装置を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めのこの出願に係る第1発明の構成は、処理物を収容し
た真空タンク内を真空脱気し、処理物に対して水を霧状
に噴霧した後、処理物に対してマイクロ波を照射するこ
とによって処理物を加熱することをその要旨とする。
【0008】第2発明の構成は、処理物を収容する真空
タンクと、真空タンク内の処理物に対して水を霧状に噴
霧する水ノズルと、真空タンク内の処理物に対してマイ
クロ波を照射するマイクロ波発振器とを備えることをそ
の要旨とする。
【0009】
【作用】かかる第1発明の構成によるときは、真空タン
ク内の処理物は、真空タンク内を真空脱気した後、水を
霧状に噴霧することにより、その内部にまで水を含浸さ
せることができる。そこで、その後、マイクロ波を照射
すれば、誘電加熱により、所定の温度にまで均一に加熱
することができる。なお、誘電加熱は、水の誘電損失が
大きいことにより、含水率の大きい部分に大きな熱量が
発生し、含水率の小さい部分には、小さい熱量しか発生
しないから、処理物は、全体として、その内部から均一
に加熱することが可能である。
【0010】第2発明の構成によるときは、真空タンク
は、処理物を収容し、水ノズルは、処理物に対して水を
噴霧し、マイクロ波発振器は、処理物に対してマイクロ
波を照射するから、全体として、第1発明を容易に実施
することができる。
【0011】
【実施例】以下、図面を以って実施例を説明する。
【0012】繊維製品の加熱処理装置は、真空タンク1
0と、水ノズル21、21…と、マイクロ波発振器3
1、31とを備えてなる(図1)。ただし、図1には、
処理物W、W…として、ボビンW1 に巻いた糸W2 が図
示されている。
【0013】真空タンク10は、横形のタンク11と、
タンク11に対して開閉自在に付設する蓋12とからな
る。タンク11には、ドレンタンク13が付設されてお
り、蓋12には、のぞき窓12aが付設されている。ま
た、タンク11には、真空計11a、温度センサ11
b、11bが付設されている。なお、ドレンタンク13
は、タンク11に連通しているものとし、ドレンタンク
13には、開閉弁14aを介して真空ポンプ14が連結
されている。
【0014】水ノズル21、21…は、配管21aを介
してタンク11の上部に配設されている。なお、水ノズ
ル21、21…は、配管21a、開閉弁22aを介し、
水圧ポンプ22に連結されている。
【0015】マイクロ波発振器31、31は、タンク1
1の上部に開口する導波管31a、31aを介し、タン
ク11に連結されている。なお、各マイクロ波発振器3
1は、たとえば、発振周波数2450MHzのマグネト
ロン式のものであって、調理用の電子レンジに使用する
ものでよい。
【0016】かかる繊維製品の加熱処理装置は、まず、
蓋12を開放して、タンク11内に処理物W、W…を収
容する。ただし、処理物W、W…は、互いに接触しない
ようにして、適当な移動式の台車Wa 上に立て並べて収
容するのが便利である。
【0017】タンク11内に処理物W、W…を収容した
ら、真空ポンプ14を起動して開閉弁14aを開くこと
により、真空タンク10内を真空脱気する(図2の時刻
t=t1 、以下、単にt=t1 のように記す)。真空タ
ンク10内の真空Vが確立されたら(t=t2 )、水圧
ポンプ22を運転するとともに、開閉弁22aを開き、
水ノズル21、21…を介して水を霧状に噴霧させる
(t=t3 )。なお、水ノズル21、21…からの水の
噴霧は、処理物W、W…内に水が均一に含浸するよう
に、適当な時間間隔をおいて複数回数繰り返すことが好
ましい(t=t3 、t4 )。また、このときの噴霧は、
水滴を十分に細かくし、いわゆるマイクロミストとする
ことが好ましい。
【0018】つづいて、マイクロ波発振器31、31を
作動させ(t=t5 )、処理物W、W…に対してマイク
ロ波を照射する(t=t5 〜t6 )。マイクロ波の照射
により、処理物W、W…は誘電加熱されるから、マイク
ロ波発振器31、31は、加熱時間T1 =t6 −t5 に
おいては、温度センサ11b、11bの出力に基づい
て、タンク11内の温度が一定となるようにオンオフ制
御することができる。ただし、温度センサ11b、11
bは、タンク11内の温度に代えて、処理物W、W…の
内部温度または表面温度を検出するようにしてもよいも
のとする。たとえば、温度センサ11b、11bとし
て、適当な赤外線センサを使用すれば、処理物W、W…
の表面温度を非接触で計測することができる。
【0019】所定の加熱時間T1 が経過したら(t=t
6 )、マイクロ波発振器31、31を停止させ、短い乾
燥時間T2 =t7 −t6 の後、真空タンク10内の真空
Vを破壊して(t7 )、処理物W、W…を搬出する。こ
こで、乾燥時間T2 =t7 −t6 は、処理物W、W…か
ら余分の水分を蒸発させ、処理物W、W…を乾燥させる
ために設けるものであり、数分間の短時間で十分であ
る。
【0020】なお、実験によれば、綿糸の撚り止を目的
とするとき、真空タンク10内の真空度640mmH
g、加熱温度70℃、加熱時間60分の処理条件で良好
な結果が得られた。
【0021】また、この発明は、糸の撚り止に限らず、
布地の熱収縮性、防しわ性の改善等を目的とする繊維製
品の熱処理に広く適用することができる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、この出願に係る第
1発明によれば、真空タンク内の処理物に対し、水を霧
状に噴霧してマイクロ波を照射することによって、処理
物は、その内部から均一に誘電加熱することができるか
ら、大げさな設備を要することなく、処理時間が短時間
で済み、しかも、品質のばらつきを最少に抑えることが
できるという優れた効果がある。
【0023】第2発明によれば、真空タンクと、水ノズ
ルと、マイクロ波発振器とを組み合わせることによっ
て、第1発明を容易に実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 全体構成図
【図2】 運転状態説明線図
【符号の説明】
W…処理物 10…真空タンク 21…水ノズル 31…マイクロ波発振器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理物を収容した真空タンク内を真空脱
    気し、処理物に対して水を霧状に噴霧した後、処理物に
    対してマイクロ波を照射することによって処理物を加熱
    することを特徴とする繊維製品の加熱処理方法。
  2. 【請求項2】 処理物を収容する真空タンクと、該真空
    タンク内の処理物に対して水を霧状に噴霧する水ノズル
    と、前記真空タンク内の処理物に対してマイクロ波を照
    射するマイクロ波発振器とを備えてなる繊維製品の加熱
    処理装置。
JP15736693A 1993-06-28 1993-06-28 繊維製品の加熱処理方法と、その装置 Pending JPH0718559A (ja)

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JP15736693A JPH0718559A (ja) 1993-06-28 1993-06-28 繊維製品の加熱処理方法と、その装置

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JP15736693A JPH0718559A (ja) 1993-06-28 1993-06-28 繊維製品の加熱処理方法と、その装置

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JPH0718559A true JPH0718559A (ja) 1995-01-20

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ID=15648090

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15736693A Pending JPH0718559A (ja) 1993-06-28 1993-06-28 繊維製品の加熱処理方法と、その装置

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JP (1) JPH0718559A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102251366A (zh) * 2011-07-06 2011-11-23 叶国宣 袜子定型装置及袜子定型方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102251366A (zh) * 2011-07-06 2011-11-23 叶国宣 袜子定型装置及袜子定型方法

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