JPH07187B2 - 塗膜の形成法 - Google Patents

塗膜の形成法

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JPH07187B2
JPH07187B2 JP34095590A JP34095590A JPH07187B2 JP H07187 B2 JPH07187 B2 JP H07187B2 JP 34095590 A JP34095590 A JP 34095590A JP 34095590 A JP34095590 A JP 34095590A JP H07187 B2 JPH07187 B2 JP H07187B2
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paint
coating film
chrome
resin
coating
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JP34095590A
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宏典 岡安
和典 吉田
靖夫 住友
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Shinto Paint Co Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Shinto Paint Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は金属、プラスチツク等の種々の基材上に形成さ
れたクロムメツキ面に付着性及び耐候性のすぐれた塗膜
を形成する方法に関する。
〔従来の技術〕
種々の基板上にクロムメツキが行われていることは周知
である。又かかるクロムメツキ面を塗料で塗装すること
も知られている。
しかしながら一般にクロムメツキしたとき、その面は汚
れが残り易く或いはメツキの経時変化による活性度の劣
化により、クロムメツキ面に塗料塗膜を形成したとき、
かかるクロムメツキ面に対する付着性のすぐれた塗膜を
形成することが難しく、付着性にばらつきが生じ易い。
クロムメツキされた材料は自動車等で外部に直接曝され
る部分に多用され、その上に更に塗料塗膜を塗布するこ
とにより一層耐久性を向上させるようになって来てい
る。
従来基材例えばプラスチツク基材上にクロムメツキを
し、このクロムメツキ面を塗装するに当っては、クロム
メツキをした後短時間の内に、通常のラツカーを塗装す
るか或いは2液型ポリウレタン樹脂塗料を塗装する方法
が一般に行われている。その理由はクロムメツキをした
後、形成されたクロムメツキ面の経時変化が少ない内に
塗装すれば比較的安定した状態の塗膜が形成できるから
である。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来のクロムメツキ面は、その形成条件により例えば洗
浄水、その他の汚染物による汚れ量が多くなることがあ
り、或いはメツキ層の厚さが異なるメツキ面又はメツキ
形成後約5日以上経過したメツキ面等では、塗料との付
着性が低下し、メツキ面と塗膜の界面にて塗膜が剥離す
る問題がしばしば生じている。
本来クロムメツキ面は表面張力が小さく、又メツキ表面
の状態も充分に解明されておらず、このため塗膜は付着
し難い傾向を有している。従来の塗料による塗膜形成方
法の中、2液型ポリウレタン樹脂塗料では、ポリオール
成分の構造を変えることにより、クロムメツキ形成後比
較的初期の段階では、塗料塗膜の付着性は改良されて、
剥離は少なくなっている。しかしながらクロムメツキ面
の経時変化の如き変化が大きい場合、又はポリウレタン
樹脂塗膜が劣化し易い条件下では、この塗料による塗膜
にも剥離が生ずる為、屋外用途等の厳しい条件での使用
には不充分であった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者等はクロムメツキ面への塗料塗膜の付着性につ
いて鋭意研究を重ねた結果、後述するような特定の表面
張力、特定の伸び率、特定の酸価を有する樹脂を含有す
る塗料を下塗塗料として用い、クロムメツキ面を塗装す
ることにより、前記従来の問題点を解決できることを見
出した。
本発明はクロムメツキ面に、表面張力が20〜32dyne/c
m、塗膜伸び率が80%以上でかつ酸価が20以上である樹
脂を含有する下塗塗料を塗装し、次いで上塗として2液
型ポリウレタン樹脂塗料を塗装するこ塗膜の形成法にあ
る。
本発明はクロムメツキ面を塗装するに当り、クロムメツ
キ面の表面張力が小さい点に着目し、その表面張力に近
似した表面張力を有する樹脂を用い、しかも塗膜の硬化
応力歪を緩和させる為、樹脂の伸び率を通常の硬質素材
に要求される下塗塗料の伸び率より大きくした下塗塗料
を用いることによって、クロムメツキ面、特にその面の
経時変化があってもそれに対する付着性の低下を生じさ
せぬようにしたのである。
又前述した如く、クロムメツキ面には種々の汚染物、例
えば水分、他の金属異物、更にはメツキ面形成時に使用
される酸性成分などが存在することがあり、これらが下
塗塗料のクロムメツキ面への付着性を低下させる要因と
なっている。これに対し本発明では下塗塗料に用いる樹
脂の酸価を20以上にすることによって、上記汚染物が存
在してもクロムメツキ面への結合力を低下させず、安定
した付着力を発揮させるようにしたのである。
本発明によれば、前述した特定の下塗塗料を塗装した
後、上塗として2液型ポリウレタン樹脂塗料を用いるこ
とによって、形成された塗膜に耐候性をもたせるのであ
る。
本発明で対象とするクロムメツキ面は、通常の金属基材
はもちろんのこと、メツキ用品種の樹脂基材例えばABS
樹脂、ポリカーボネート樹脂、ナイロン樹脂等のプラス
チツク基材上に、当業者に知られている通常の方法、例
えば無電解メツキ法等で形成された任意のクロムメツキ
面である。
本発明で用いる下塗塗料は、前述した表面張力、伸び率
及び酸価を有する樹脂であれば任意の樹脂を使用でき、
例えばポリビニル、ポリオレフイン、ポリエステル系の
樹脂がある。
上記表面張力は20〜30dyne/cmの範囲とし、更には24〜2
8dyne/cmが好ましい。かかる表面張力を樹脂が有するた
め樹脂に添加剤としてシリコン系及びフツ素系添加剤を
加えて上記表面張力を有するように調整することができ
る。
又塗膜伸び率が80%以上有すればよい。本発明で使用す
る下塗塗料は、上述した樹脂及び有機溶剤を主成分と
し、更に所望によって着色顔料、体質顔料、通常使用さ
れる他の添加剤を配合できる。
前記下塗塗料は通常使用される塗装方法で塗装できる。
本発明によれば前記下塗塗料塗装後、湿潤状態で、又は
通常40〜100℃で20〜60分乾燥した後、形成された下塗
塗膜上に2液型ポリウレタン塗料を塗装する。
この上塗塗料としては一般に使用されている2液型ポリ
ウレタン塗料であればよく、特にポリアクリルポリオー
ル又はポリエステルポリオールを1成分とした2液型ポ
リウレタン塗料が好ましく。塗装に当っては通常使用さ
れる任意の塗装方法を使用できる。塗装後50〜100℃で2
0〜100分乾燥するとよい。
本発明の下塗塗料に用いる樹脂の表面張力が20dyne/cm
より小さくなればなる程、或いは32dyne/cmを越えれば
越える程、クロムメツキ面の表面張力との差が大とな
り、塗膜のクロムメツキ面との親和性がなくなり、結果
として付着性の劣化を伴うので好ましくない。
又伸び率が80%未満になると、塗膜形成時の内部応力が
高くなり付着性の低下を生じるので好ましくない。
又酸価が20未満になると、クロムメツキ面に汚染物が存
在するとき、特にメツキに当って使用した酸が残存して
いるとき下塗塗料のクロムメツキ面への濡れ性が悪くな
り、均一に付着しなくなるので好ましくない。
本発明による下塗塗料は、ビヒクル成分と有機溶剤を主
成分とし、これにさらに必要に応じて着色顔料、体質顔
料、添加剤などを配合することができる。
上記ビヒクル成分は熱可塑性樹脂であっても、OH基を有
し、硬化剤としてポリイソシアネートを用いる2液ウレ
タン系であっても上記範囲内にあれば適するものであ
る。この時用いられるポリイソシアネートはトルエンジ
イソシアネート、ジフエニルメタンジイソシアネート、
メチレンジイソシアネート、キシレンジイソシアネー
ト、ヘキサメチレン−ジイソシアネート、イソホロンジ
イソシアネート、トリフエニルメタントリイソシアネー
ト、フエニルレンジイソシアネート、リジンジイソシア
ネート及び上記のメチロール付加物又は3−5量体など
更にこれらの混合物が適している。
更に、下塗塗料は塗装後ウエツトの状態であるいは40℃
〜100℃×20〜60分の乾燥後、上塗塗料を塗装しても良
い。
〔実施例〕
以下に実施例を挙げて本発明を説明する。
実施例 I 試料の調整 (1)クロムメツキ板 (イ)ABS上のクロムメツキ板5日以上経過品(日本テ
ストパネル社製) (ロ)ABS上クロムメツキ板にメツキ液を1%濃度にて
全面スプレーした板 (2)下塗塗料(いずれも重量部を示す) (a)アクリル樹脂(I)(AV30、表面張力:30dyne/c
m:伸び率100%)100部に酸化チタン20部、キシロール60
部よりなる塗料 (b)上記(a)でアクリル樹脂(I)の代りにアクリ
ル樹脂(II)(AV80、表面張力:28dyne/cm伸び率:85
%)を用いた塗料 (c)上記(a)でアクリル樹脂(I)の代りにアクリ
ル樹脂(III)(AV30、表面張力:30dyne/cm、伸び率:30
%)を用いた塗料 (d)上記(a)でアクリル樹脂(I)の代りにポリエ
ステル樹脂(東洋紡製:バイロン300、AV 0、表面張力:
26dyne/cm、伸び率:500%)を用いた塗料 (3)上塗塗料 2液ポリウレタン塗料:ポリンNo.1黒(神東塗料製) (4)アクリル樹脂(I)、(III)の組成 (5)下塗塗料の製造法 それぞれの樹脂と酸化チタンと溶剤を全量20分間均一に
撹拌した後ペイントコンデイシヨナーで30分間分散を行
い粒度10μ以下になっていることを確認した後、ガラス
ビーズを過し塗料とする。
II 実施例、比較例 上記Iで調整した試料を用いて クロムメツキ板→プライマー(10μ)→5分インターバ
ル→上塗(30μ)→乾燥80℃×30分 の工程で表−1に示す組合せで塗装した。
III 性能試験結果 上記実施例、比較例において塗装した塗板を用いて性能
試験を行った結果を表−2に示す。
(試験方法) 付着性:1m/mゴバン目テスト 温水性:80℃×120Hr温水浸漬テスト後の付着性テス
ト 耐候性:SWOM400Hr後80℃×48Hrの温水浸漬テスト後
の付着性テスト (評価) ◎:異常なし ×:ハクリあり

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クロムメツキ面に、表面張力が20〜32dyne
    /cm、塗膜伸び率が80%以上でかつ酸価が20以上である
    樹脂を含有する下塗塗料を塗装し、次いで上塗として2
    液型ポリウレタン樹脂塗料を塗装することを特徴とする
    塗膜の形成法。
JP34095590A 1990-11-30 1990-11-30 塗膜の形成法 Expired - Lifetime JPH07187B2 (ja)

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JPH04210276A JPH04210276A (ja) 1992-07-31
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