JPH07188413A - ポリスルフィド系熱可塑性エラストマ−及びその製造方法 - Google Patents
ポリスルフィド系熱可塑性エラストマ−及びその製造方法Info
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- JPH07188413A JPH07188413A JP5332723A JP33272393A JPH07188413A JP H07188413 A JPH07188413 A JP H07188413A JP 5332723 A JP5332723 A JP 5332723A JP 33272393 A JP33272393 A JP 33272393A JP H07188413 A JPH07188413 A JP H07188413A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、各種有機溶媒に可溶で良好な弾性
特性を有し、溶融成型が可能で、なおかつ合成法が簡単
なポリスルフィド系熱可塑性エラストマ−及びその製造
方法に関する。 【構成】 本発明は、一般式 【化11】 (式中、R1およびR2は水素又は脂肪族基を示し、Xは
二価の脂肪族基を示し、nは10〜200の整数を示
す。)で表わされるポリスルフィド系熱可塑性エラスト
マ−であり、一般式 【化12】 (式中、R1およびR2は水素又は脂肪族基を示す。)で
表されるトリアジンジチオ−ルの一種または二種以上
と、一般式 Y−X−Y (III) (式中、Xは二価の脂肪族基を示し、Yはハロゲン原子
を示す。)で表される一種または二種以上の脂肪族ジハ
ライドを反応させることによって得る。
特性を有し、溶融成型が可能で、なおかつ合成法が簡単
なポリスルフィド系熱可塑性エラストマ−及びその製造
方法に関する。 【構成】 本発明は、一般式 【化11】 (式中、R1およびR2は水素又は脂肪族基を示し、Xは
二価の脂肪族基を示し、nは10〜200の整数を示
す。)で表わされるポリスルフィド系熱可塑性エラスト
マ−であり、一般式 【化12】 (式中、R1およびR2は水素又は脂肪族基を示す。)で
表されるトリアジンジチオ−ルの一種または二種以上
と、一般式 Y−X−Y (III) (式中、Xは二価の脂肪族基を示し、Yはハロゲン原子
を示す。)で表される一種または二種以上の脂肪族ジハ
ライドを反応させることによって得る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はポリスルフィド系熱可塑
性エラストマ−、特に各種有機溶媒に可溶で良好な弾性
特性を有し、溶融成型が可能で、なおかつ合成法が簡単
なポリスルフィド系熱可塑性エラストマ−及びその製造
方法に関する。
性エラストマ−、特に各種有機溶媒に可溶で良好な弾性
特性を有し、溶融成型が可能で、なおかつ合成法が簡単
なポリスルフィド系熱可塑性エラストマ−及びその製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】常温ではゴム状弾性に富み高温では熱可
塑性挙動を示す従来の熱可塑性エラストマ−は、結晶性
のハ−ドセグメントと非晶性のソフトセグメントからな
っとおり、スチレン−ブタジエン系、ウレタン系、ポリ
エステル系及びポリアミド系熱可塑性エラストマ−が開
発されてきた。しかし、従来の熱可塑性エラストマ−の
合成においては、それぞれのセグメントを生成させるた
めに、段階的に合成を行なわなければならず、このよう
な、合成上の煩雑さが熱可塑性エラストマ−の工業的利
用を妨げる大きな原因となっており、合成法が簡単で新
規な熱可塑性エラストマ−が望まれていた。
塑性挙動を示す従来の熱可塑性エラストマ−は、結晶性
のハ−ドセグメントと非晶性のソフトセグメントからな
っとおり、スチレン−ブタジエン系、ウレタン系、ポリ
エステル系及びポリアミド系熱可塑性エラストマ−が開
発されてきた。しかし、従来の熱可塑性エラストマ−の
合成においては、それぞれのセグメントを生成させるた
めに、段階的に合成を行なわなければならず、このよう
な、合成上の煩雑さが熱可塑性エラストマ−の工業的利
用を妨げる大きな原因となっており、合成法が簡単で新
規な熱可塑性エラストマ−が望まれていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、各種有機溶
媒に可溶で良好な弾性特性を有し、溶融成型が可能で、
なおかつ合成方法が簡単なポリスルフィド系熱可塑性エ
ラストマ−及びその製造方法を提供することを課題とす
る。
媒に可溶で良好な弾性特性を有し、溶融成型が可能で、
なおかつ合成方法が簡単なポリスルフィド系熱可塑性エ
ラストマ−及びその製造方法を提供することを課題とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、各種有機
溶媒に可溶で溶融成型が可能であり、良好な弾性特性を
有し、なおかつ合成法が簡単な新規ポリスルフィド系熱
可塑性エラストマ−を製造すべく鋭意努力し、本発明に
至った。即ち、本発明の第一の発明は、一般式
溶媒に可溶で溶融成型が可能であり、良好な弾性特性を
有し、なおかつ合成法が簡単な新規ポリスルフィド系熱
可塑性エラストマ−を製造すべく鋭意努力し、本発明に
至った。即ち、本発明の第一の発明は、一般式
【0005】
【化4】
【0006】(式中、R1およびR2は水素又は脂肪族基
を示し、Xは二価の脂肪族基を示し、nは10〜200
の整数を示す。)で表わされるポリスルフィド系熱可塑
性エラストマ−。また、本発明の第二の発明は、一般式
を示し、Xは二価の脂肪族基を示し、nは10〜200
の整数を示す。)で表わされるポリスルフィド系熱可塑
性エラストマ−。また、本発明の第二の発明は、一般式
【0007】
【化5】
【0008】(式中、R1およびR2は水素又は脂肪族基
を示す。)で表されるトリアジンジチオ−ルの一種また
は二種以上と、一般式 Y−X−Y (III) (式中、Xは二価の脂肪族基を示し、Yはハロゲン原子
を示す。)で表される一種または二種以上の脂肪族ジハ
ライドを反応させることを特徴とする一般式
を示す。)で表されるトリアジンジチオ−ルの一種また
は二種以上と、一般式 Y−X−Y (III) (式中、Xは二価の脂肪族基を示し、Yはハロゲン原子
を示す。)で表される一種または二種以上の脂肪族ジハ
ライドを反応させることを特徴とする一般式
【0009】
【化6】
【0010】(式中、R1およびR2は水素又は脂肪族基
を示し、Xは二価の脂肪族基を示し、nは10〜200
の整数を示す。)で表わされるポリスルフィド系熱可塑
性エラストマ−の製造方法である。
を示し、Xは二価の脂肪族基を示し、nは10〜200
の整数を示す。)で表わされるポリスルフィド系熱可塑
性エラストマ−の製造方法である。
【0011】上記一般式(I)で表わされるポリスルフ
ィド系熱可塑性エラストマ−は、上記一般式(II)で表
されるトリアジンジチオ−ルと上記一般式(III)で表
される脂肪族ジハライドから製造されるが、トリアジン
ジチオ−ルとしては上記一般式(II)のR1およびR2が
水素又は脂肪族基からなるトリアジンジチオ−ルを単独
で使用することもできるし、二種以上を混合して使用す
ることもできる。
ィド系熱可塑性エラストマ−は、上記一般式(II)で表
されるトリアジンジチオ−ルと上記一般式(III)で表
される脂肪族ジハライドから製造されるが、トリアジン
ジチオ−ルとしては上記一般式(II)のR1およびR2が
水素又は脂肪族基からなるトリアジンジチオ−ルを単独
で使用することもできるし、二種以上を混合して使用す
ることもできる。
【0012】上記一般式(II)で表わされるトリアジン
ジチオ−ルを単独で使用し、上記一般式(III)で表わ
される脂肪族ジハライドの二種以上を混合して使用する
こともできる。上記一般式(II)におけるR1およびR2
は水素又は炭素数1から18の分岐を有することもある
飽和及び不飽和の一価の脂肪族基であるが、具体的に
は、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル
基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル
基、ノニル基、デシル基、シクロヘキシル基、ビニル
基、プロピニル基、アリル基、ブテニル基、ブタジエニ
ル基、ペンテニル基、ヘキセニル基、ヘプテニル基、オ
クテニル基、ノネニル基、デセニル基、エチニル基など
が挙げられる。
ジチオ−ルを単独で使用し、上記一般式(III)で表わ
される脂肪族ジハライドの二種以上を混合して使用する
こともできる。上記一般式(II)におけるR1およびR2
は水素又は炭素数1から18の分岐を有することもある
飽和及び不飽和の一価の脂肪族基であるが、具体的に
は、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル
基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル
基、ノニル基、デシル基、シクロヘキシル基、ビニル
基、プロピニル基、アリル基、ブテニル基、ブタジエニ
ル基、ペンテニル基、ヘキセニル基、ヘプテニル基、オ
クテニル基、ノネニル基、デセニル基、エチニル基など
が挙げられる。
【0013】上記一般式(III)で表される脂肪族ジハ
ライドにおけるXは炭素数1から18の分岐を有するこ
ともある飽和及び不飽和の二価の脂肪族基であるが、具
体的には、例えば、ヘキサメチレン、ヘプタメチレン、
オクタメチレン、ノナメチレン、デカメチレン、ウンデ
カメチレン、ドデカメチレン、トリデカメチレン、テト
ラデカメチレン、ペンタデカメチレン、ヘキサデカメチ
レン、ヘプタデカメチレン、オクタデカメチレン、ビニ
レン、プロペニレン、ブテニレン、ペンテニレン、シク
ロヘキシレンなどを例示することができる。上記一般式
(III)で表される脂肪族ジハライドのハロゲン原子の
Yとしては、フッ素、塩素、臭素およびヨウ素を例示す
ることができる。
ライドにおけるXは炭素数1から18の分岐を有するこ
ともある飽和及び不飽和の二価の脂肪族基であるが、具
体的には、例えば、ヘキサメチレン、ヘプタメチレン、
オクタメチレン、ノナメチレン、デカメチレン、ウンデ
カメチレン、ドデカメチレン、トリデカメチレン、テト
ラデカメチレン、ペンタデカメチレン、ヘキサデカメチ
レン、ヘプタデカメチレン、オクタデカメチレン、ビニ
レン、プロペニレン、ブテニレン、ペンテニレン、シク
ロヘキシレンなどを例示することができる。上記一般式
(III)で表される脂肪族ジハライドのハロゲン原子の
Yとしては、フッ素、塩素、臭素およびヨウ素を例示す
ることができる。
【0014】上記一般式(I)で表わされるポリスルフ
ィド系熱可塑性エラストマ−の製造方法の第一の例は、
有機溶媒とアルカリ水溶液の二相系で、相間移動触媒存
在下に上記一般式(II)で表わされるトリアジンジチオ
−ルと上記一般式(III)で表される脂肪族ジハライド
を0℃から200℃で数分間から数日間反応させること
により行なわれるものである。この方法において一般式
(I)で表わされるポリスルフィド系熱可塑性エラスト
マ−の分子量は一般式(II)で表わされるトリアジンジ
チオ−ルと一般式(III)で表される脂肪族ジハライド
の仕込み量によって制限され、これらの反応成分を等モ
ル量にすると高分子量の上記一般式(I)で表わされる
ポリスルフィド系熱可塑性エラストマ−を製造すること
ができる。一般式(I)で表される熱可塑性エラストマ
−においてnを10から200の整数に限定した理由
は、nが10より小ではフィルムなどに成形した場合に
機械的特性や耐熱性等の特性が充分ではなく、nが20
0を越えると有機溶媒等への溶解性及び成形性が悪くな
るからである。
ィド系熱可塑性エラストマ−の製造方法の第一の例は、
有機溶媒とアルカリ水溶液の二相系で、相間移動触媒存
在下に上記一般式(II)で表わされるトリアジンジチオ
−ルと上記一般式(III)で表される脂肪族ジハライド
を0℃から200℃で数分間から数日間反応させること
により行なわれるものである。この方法において一般式
(I)で表わされるポリスルフィド系熱可塑性エラスト
マ−の分子量は一般式(II)で表わされるトリアジンジ
チオ−ルと一般式(III)で表される脂肪族ジハライド
の仕込み量によって制限され、これらの反応成分を等モ
ル量にすると高分子量の上記一般式(I)で表わされる
ポリスルフィド系熱可塑性エラストマ−を製造すること
ができる。一般式(I)で表される熱可塑性エラストマ
−においてnを10から200の整数に限定した理由
は、nが10より小ではフィルムなどに成形した場合に
機械的特性や耐熱性等の特性が充分ではなく、nが20
0を越えると有機溶媒等への溶解性及び成形性が悪くな
るからである。
【0015】この方法に利用できる有機溶媒としては、
N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチル−2−ピロ
リドン等のアミド系溶媒、ベンセル、アニソ−ル、ジフ
ェニルエ−テル、ニトロベンゼン、ベンゾニトリルのよ
うな芳香族系溶媒、クロロホルム、ジクロロメタン、
1,2−ジクロロエタン、1,1,2,2−テトラクロ
ロエタンのようなハロゲン系溶媒、テトラメチルスルホ
ン等の硫黄系溶媒、テトラヒドロフラン、ジオキサン等
のエ−テル系溶媒、さらにアセトン、メチルエチルケト
ン等のケトン系溶媒等を例示することができる。
N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチル−2−ピロ
リドン等のアミド系溶媒、ベンセル、アニソ−ル、ジフ
ェニルエ−テル、ニトロベンゼン、ベンゾニトリルのよ
うな芳香族系溶媒、クロロホルム、ジクロロメタン、
1,2−ジクロロエタン、1,1,2,2−テトラクロ
ロエタンのようなハロゲン系溶媒、テトラメチルスルホ
ン等の硫黄系溶媒、テトラヒドロフラン、ジオキサン等
のエ−テル系溶媒、さらにアセトン、メチルエチルケト
ン等のケトン系溶媒等を例示することができる。
【0016】この方法に使用される相間移動触媒として
は、四級アンモニウム塩、四級ホスホニウム塩そしてク
ラウンエ−テル、クリプタンドが用いられる。例えば、
テトラメチルアンモニウムクロリド、テトラメチルアン
モニウムブロミド、テトラエチルアンモニウムクロリ
ド、テトラブチルアンモニウムクロリド、テトラブチル
アンモニウムブロミド、テトラブチルアンモニウム硫酸
水素塩、ベンジルトリエチルアンモニウムクロリド、デ
シルトリメチルアンモニウムブロミド、ドデシルトリメ
チルアンモニウムブロミド、セチルトリメチルアンモニ
ウムクロリド、セチルトリメチルアンモニウムブロミ
ド、セチルトリブチルアンモニウムブロミド、テトラブ
チルホスホニウムブロミド、セチルトリブチルホスホニ
ウムブロミド、15−クラウン−5、18−クラウン−
6、ベンゾ−18−クラウン−6、ジベンゾ−18−ク
ラウン−6、ジベンゾ−24−クラウン−8などを例示
することができる。これらの触媒量は、1モル%〜10
0モル%であり、1モル%未満では反応速度が遅く、1
00%を越えると顕著な効果が得られないので必要でな
い。
は、四級アンモニウム塩、四級ホスホニウム塩そしてク
ラウンエ−テル、クリプタンドが用いられる。例えば、
テトラメチルアンモニウムクロリド、テトラメチルアン
モニウムブロミド、テトラエチルアンモニウムクロリ
ド、テトラブチルアンモニウムクロリド、テトラブチル
アンモニウムブロミド、テトラブチルアンモニウム硫酸
水素塩、ベンジルトリエチルアンモニウムクロリド、デ
シルトリメチルアンモニウムブロミド、ドデシルトリメ
チルアンモニウムブロミド、セチルトリメチルアンモニ
ウムクロリド、セチルトリメチルアンモニウムブロミ
ド、セチルトリブチルアンモニウムブロミド、テトラブ
チルホスホニウムブロミド、セチルトリブチルホスホニ
ウムブロミド、15−クラウン−5、18−クラウン−
6、ベンゾ−18−クラウン−6、ジベンゾ−18−ク
ラウン−6、ジベンゾ−24−クラウン−8などを例示
することができる。これらの触媒量は、1モル%〜10
0モル%であり、1モル%未満では反応速度が遅く、1
00%を越えると顕著な効果が得られないので必要でな
い。
【0017】上記一般式(I)で表わされるポリスルフ
ィド系熱可塑性エラストマ−の製造方法の第二の例は、
有機溶媒中、酸受容剤存在下に、上記一般式(II)で表
わされるトリアジンジチオ−ルと上記一般式(III)で
表される脂肪族ジハライドを0℃から200℃で数分間
から数日間反応させることにより行なわれるものであ
る。この方法に利用できる有機溶媒としては、N,N−
ジメチルアセトアミド、N−メチル−2−ピロリドン等
のアミド系溶媒、ベンセル、アニソ−ル、ジフェニルエ
−テル、ニトロベンゼン、ベンゾニトリルのような芳香
族系溶媒、クロロホルム、ジクロロメタン、1,2−ジ
クロロエタン、1,1,2,2−テトラクロロエタンの
ようなハロゲン系溶媒、テトラメチルスルホン等の硫黄
系溶媒、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエ−テル
系溶媒、さらにアセトン、メチルエチルケトン等のケト
ン系溶媒等を例示することができる。また、これらの溶
媒と同時に使用する酸受容剤としては、トリエチルアミ
ン、ピリジンなどの有機塩基及び炭酸ナトリウム、炭酸
カリウムなどの無機の塩基を挙げることができる。
ィド系熱可塑性エラストマ−の製造方法の第二の例は、
有機溶媒中、酸受容剤存在下に、上記一般式(II)で表
わされるトリアジンジチオ−ルと上記一般式(III)で
表される脂肪族ジハライドを0℃から200℃で数分間
から数日間反応させることにより行なわれるものであ
る。この方法に利用できる有機溶媒としては、N,N−
ジメチルアセトアミド、N−メチル−2−ピロリドン等
のアミド系溶媒、ベンセル、アニソ−ル、ジフェニルエ
−テル、ニトロベンゼン、ベンゾニトリルのような芳香
族系溶媒、クロロホルム、ジクロロメタン、1,2−ジ
クロロエタン、1,1,2,2−テトラクロロエタンの
ようなハロゲン系溶媒、テトラメチルスルホン等の硫黄
系溶媒、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエ−テル
系溶媒、さらにアセトン、メチルエチルケトン等のケト
ン系溶媒等を例示することができる。また、これらの溶
媒と同時に使用する酸受容剤としては、トリエチルアミ
ン、ピリジンなどの有機塩基及び炭酸ナトリウム、炭酸
カリウムなどの無機の塩基を挙げることができる。
【0018】かくして製造された一般式(I)で表わさ
れるポリスルフィド系熱可塑性エラストマ−は、使用し
た一般式(II)で表わされるトリアジンジチオ−ルと使
用した一般式(III)で表される脂肪族ジハライドの種
類により、溶解性、ガラス転移温度、融点、機械特性及
び弾性特性が変化する。
れるポリスルフィド系熱可塑性エラストマ−は、使用し
た一般式(II)で表わされるトリアジンジチオ−ルと使
用した一般式(III)で表される脂肪族ジハライドの種
類により、溶解性、ガラス転移温度、融点、機械特性及
び弾性特性が変化する。
【0019】上記一般式(I)で表わされるポリスルフ
ィド系熱可塑性エラストマ−は、テトラヒドロフラン、
クロロホルム、ジクロロメタン等の有機溶媒のすべて、
または一部に可溶となり、溶媒キャスト法により得られ
たエラストマ−フィルムの機械特性は、引張強度が10
〜30MPa、破断時の伸びが20〜500%、初期の
引張弾性率が150〜600MPaである。弾性回復率
は40〜95%である。また、ポリスルフィド系熱可塑
性エラストマ−は、−40〜−5℃付近にソフトセグメ
ントのガラス転移温度を有し、90〜150℃付近にハ
−ドセグメントの融点を有しており、融点以上の温度に
おいて溶融成型が可能である。
ィド系熱可塑性エラストマ−は、テトラヒドロフラン、
クロロホルム、ジクロロメタン等の有機溶媒のすべて、
または一部に可溶となり、溶媒キャスト法により得られ
たエラストマ−フィルムの機械特性は、引張強度が10
〜30MPa、破断時の伸びが20〜500%、初期の
引張弾性率が150〜600MPaである。弾性回復率
は40〜95%である。また、ポリスルフィド系熱可塑
性エラストマ−は、−40〜−5℃付近にソフトセグメ
ントのガラス転移温度を有し、90〜150℃付近にハ
−ドセグメントの融点を有しており、融点以上の温度に
おいて溶融成型が可能である。
【0020】
【実施例】以下、本発明を実施例によりさらに詳細に説
明する。 実施例1 100mLのナスフラスコに、6−ジブチルアミノ−
1,3,5−トリアジン−2,4−ジチオ−ル1.36
2g(5.0mmol)と1モル濃度水酸化ナトリウム
水溶液10.2mLを採り、攪拌溶解した。これに、セ
チルトリメチルアンモニウムブロミド0.730g
(2.0mmol)を加えた。この容器に、1,6−ジ
ブロモヘキサン1.220g(5.0mmol)を10
mLのニトロベンゼンに溶解した溶液を添加した。50
℃で6時間激しく攪拌した後、反応溶液を300mLの
メタノ−ルに投入し、ポリスルフィドエラストマ−を沈
澱させた。これをろ別、乾燥後、クロロホルムに溶解し
メタノ−ルに再沈澱させた。これを再びろ別、乾燥し、
収率98%でポリスルフィドエラストマ−を得た。この
エラストマ−の赤外線吸収スペクトル及び元素分析の結
果、次式の構造であることを確認した。
明する。 実施例1 100mLのナスフラスコに、6−ジブチルアミノ−
1,3,5−トリアジン−2,4−ジチオ−ル1.36
2g(5.0mmol)と1モル濃度水酸化ナトリウム
水溶液10.2mLを採り、攪拌溶解した。これに、セ
チルトリメチルアンモニウムブロミド0.730g
(2.0mmol)を加えた。この容器に、1,6−ジ
ブロモヘキサン1.220g(5.0mmol)を10
mLのニトロベンゼンに溶解した溶液を添加した。50
℃で6時間激しく攪拌した後、反応溶液を300mLの
メタノ−ルに投入し、ポリスルフィドエラストマ−を沈
澱させた。これをろ別、乾燥後、クロロホルムに溶解し
メタノ−ルに再沈澱させた。これを再びろ別、乾燥し、
収率98%でポリスルフィドエラストマ−を得た。この
エラストマ−の赤外線吸収スペクトル及び元素分析の結
果、次式の構造であることを確認した。
【0021】
【化7】
【0022】赤外線吸収スペクトル(KBr):155
0cm−1(C=N) 元素分析: C H N S ──────────────────────────────────── 計算値(%) 57.58 8.53 15.80 18.09 実測値(%) 58.10 8.65 15.42 17.65
0cm−1(C=N) 元素分析: C H N S ──────────────────────────────────── 計算値(%) 57.58 8.53 15.80 18.09 実測値(%) 58.10 8.65 15.42 17.65
【0023】このエラストマ−の特性を以下に示す。 (1)固有粘度:0.62dL/g(0.5g/dLの
クロロホルム溶液を30℃で測定) (2)ソフトセグメントのガラス転移温度(示差走査熱
量計):−8℃ (3)ハ−ドセグメントの融点(示差走査熱量計):9
9℃ (4)10%重量減少温度(熱重量測定装置):390
℃(空気中)、395℃(窒素中) このポリスルフィドエラストマ−はクロロホルム、塩化
メチレン等の可溶でクロロホルム溶液から無色のキャス
トフィルムを作製した。フィルムの引張強度、破断時の
伸び、引張弾性率は、それぞれ17MPa、25%、5
30MPaであった。
クロロホルム溶液を30℃で測定) (2)ソフトセグメントのガラス転移温度(示差走査熱
量計):−8℃ (3)ハ−ドセグメントの融点(示差走査熱量計):9
9℃ (4)10%重量減少温度(熱重量測定装置):390
℃(空気中)、395℃(窒素中) このポリスルフィドエラストマ−はクロロホルム、塩化
メチレン等の可溶でクロロホルム溶液から無色のキャス
トフィルムを作製した。フィルムの引張強度、破断時の
伸び、引張弾性率は、それぞれ17MPa、25%、5
30MPaであった。
【0023】実施例2 100mLのナスフラスコに、6−ジブチルアミノ−
1,3,5−トリアジン−2,4−ジチオ−ル1.36
2g(5.0mmol)と1モル濃度水酸化ナトリウム
水溶液10.2mLを採り、攪拌溶解した。これに、セ
チルトリメチルアンモニウムブロミド0.730g
(2.0mmol)を加えた。この容器に、1,8−ジ
ブロオクタン1.360g(5.0mmol)を10m
Lのニトロベンゼンに溶解した溶液を添加した。50℃
で6時間激しく攪拌した後、反応溶液を300mLのメ
タノ−ルに投入し、ポリスルフィドエラストマ−を沈澱
させた。これをろ別、乾燥後、クロロホルムに溶解しメ
タノ−ルに再沈澱させた。これを再びろ別、乾燥し、収
率93%でポリスルフィドエラストマ−を得た。このエ
ラストマ−の赤外線吸収スペクトル及び元素分析の結
果、次式の構造であることを確認した。
1,3,5−トリアジン−2,4−ジチオ−ル1.36
2g(5.0mmol)と1モル濃度水酸化ナトリウム
水溶液10.2mLを採り、攪拌溶解した。これに、セ
チルトリメチルアンモニウムブロミド0.730g
(2.0mmol)を加えた。この容器に、1,8−ジ
ブロオクタン1.360g(5.0mmol)を10m
Lのニトロベンゼンに溶解した溶液を添加した。50℃
で6時間激しく攪拌した後、反応溶液を300mLのメ
タノ−ルに投入し、ポリスルフィドエラストマ−を沈澱
させた。これをろ別、乾燥後、クロロホルムに溶解しメ
タノ−ルに再沈澱させた。これを再びろ別、乾燥し、収
率93%でポリスルフィドエラストマ−を得た。このエ
ラストマ−の赤外線吸収スペクトル及び元素分析の結
果、次式の構造であることを確認した。
【0024】
【化8】
【0025】赤外線吸収スペクトル(KBr):155
3cm−1(C=N) 元素分析: C H N S ──────────────────────────────────── 計算値(%) 59.64 8.96 14.64 16.76 実測値(%) 60.23 9.20 14.43 16.63
3cm−1(C=N) 元素分析: C H N S ──────────────────────────────────── 計算値(%) 59.64 8.96 14.64 16.76 実測値(%) 60.23 9.20 14.43 16.63
【0026】このエラストマ−の特性を以下に示す。 (1)固有粘度:0.70dL/g(0.5g/dLの
クロロホルム溶液を30℃で測定) (2)ソフトセグメントのガラス転移温度(示差走査熱
量計):−16℃ (3)ハ−ドセグメントの融点(示差走査熱量計):9
8℃ (4)10%重量減少温度(熱重量測定装置):385
℃(空気中)、390℃(窒素中) このポリスルフィドエラストマ−はクロロホルム、塩化
メチレン等に可溶でクロロホルム溶液から無色のキャス
トフィルムを作製した。フィルムの引張強度、破断時の
伸び、引張弾性率は、それぞれ12MPa、155%、
440MPaであった。また、100%伸張時からの弾
性回復率は38%であった。
クロロホルム溶液を30℃で測定) (2)ソフトセグメントのガラス転移温度(示差走査熱
量計):−16℃ (3)ハ−ドセグメントの融点(示差走査熱量計):9
8℃ (4)10%重量減少温度(熱重量測定装置):385
℃(空気中)、390℃(窒素中) このポリスルフィドエラストマ−はクロロホルム、塩化
メチレン等に可溶でクロロホルム溶液から無色のキャス
トフィルムを作製した。フィルムの引張強度、破断時の
伸び、引張弾性率は、それぞれ12MPa、155%、
440MPaであった。また、100%伸張時からの弾
性回復率は38%であった。
【0027】実施例3 100mLのナスフラスコに、6−ジブチルアミノ−
1,3,5−トリアジン−2,4−ジチオ−ル1.36
2g(5.0mmol)と1モル濃度水酸化ナトリウム
水溶液10.2mLを採り、攪拌溶解した。これに、セ
チルトリメチルアンモニウムブロミド0.730g
(2.0mmol)を加えた。この容器に、1,10−
ジブロモデカン1.500g(5.0mmol)を10
mLのニトロベンゼンに溶解した溶液を添加した。50
℃で6時間激しく攪拌した後、反応溶液を300mLの
メタノ−ルに投入し、ポリスルフィドエラストマ−を沈
澱させた。これをろ別、乾燥後、クロロホルムに溶解し
メタノ−ルに再沈澱させた。これを再びろ別、乾燥し、
収率89%でポリスルフィドエラストマ−を得た。この
エラストマ−の赤外線吸収スペクトル及び元素分析の結
果、次式の構造であることを確認した。
1,3,5−トリアジン−2,4−ジチオ−ル1.36
2g(5.0mmol)と1モル濃度水酸化ナトリウム
水溶液10.2mLを採り、攪拌溶解した。これに、セ
チルトリメチルアンモニウムブロミド0.730g
(2.0mmol)を加えた。この容器に、1,10−
ジブロモデカン1.500g(5.0mmol)を10
mLのニトロベンゼンに溶解した溶液を添加した。50
℃で6時間激しく攪拌した後、反応溶液を300mLの
メタノ−ルに投入し、ポリスルフィドエラストマ−を沈
澱させた。これをろ別、乾燥後、クロロホルムに溶解し
メタノ−ルに再沈澱させた。これを再びろ別、乾燥し、
収率89%でポリスルフィドエラストマ−を得た。この
エラストマ−の赤外線吸収スペクトル及び元素分析の結
果、次式の構造であることを確認した。
【0028】
【化9】
【0029】赤外線吸収スペクトル(KBr):155
1cm−1(C=N) 元素分析: C H N S ──────────────────────────────────── 計算値(%) 61.42 9.33 13.64 15.62 実測値(%) 62.03 9.47 13.34 14.79
1cm−1(C=N) 元素分析: C H N S ──────────────────────────────────── 計算値(%) 61.42 9.33 13.64 15.62 実測値(%) 62.03 9.47 13.34 14.79
【0030】このエラストマ−の特性を以下に示す。 (1)固有粘度:0.73dL/g(0.5g/dLの
クロロホルム溶液を30℃で測定) (2)分子量(テトラヒドロフラン中ゲル浸透クロマト
グラフィ−による測定) 重量平均分子量(Mw) :97,000(ポリスチレ
ン換算) 数平均分子量(Mn) :41,000(ポリスチレ
ン換算) 分子量分布(Mw/Mn):2.4 (3)ソフトセグメントのガラス転移温度(示差走査熱
量計):−23℃ (4)ハ−ドセグメントの融点(示差走査熱量計):9
8℃ (4)10%重量減少温度(熱重量測定装置):380
℃(空気中)、390℃(窒素中) このポリスルフィドエラストマ−はクロロホルム、塩化
メチレン、テトラヒドロフラン等に可溶でクロロホルム
溶液から無色のキャストフィルムを作製した。フィルム
の引張強度、破断時の伸び、引張弾性率は、それぞれ1
0MPa、384%、160MPaであった。また、1
00%、200%、300%伸張時からの弾性回復率は
それぞれ74%、72%、71%であった。
クロロホルム溶液を30℃で測定) (2)分子量(テトラヒドロフラン中ゲル浸透クロマト
グラフィ−による測定) 重量平均分子量(Mw) :97,000(ポリスチレ
ン換算) 数平均分子量(Mn) :41,000(ポリスチレ
ン換算) 分子量分布(Mw/Mn):2.4 (3)ソフトセグメントのガラス転移温度(示差走査熱
量計):−23℃ (4)ハ−ドセグメントの融点(示差走査熱量計):9
8℃ (4)10%重量減少温度(熱重量測定装置):380
℃(空気中)、390℃(窒素中) このポリスルフィドエラストマ−はクロロホルム、塩化
メチレン、テトラヒドロフラン等に可溶でクロロホルム
溶液から無色のキャストフィルムを作製した。フィルム
の引張強度、破断時の伸び、引張弾性率は、それぞれ1
0MPa、384%、160MPaであった。また、1
00%、200%、300%伸張時からの弾性回復率は
それぞれ74%、72%、71%であった。
【0031】実施例4 100mLのナスフラスコに、6−ジブチルアミノ−
1,3,5−トリアジン−2,4−ジチオ−ル1.36
2g(5.0mmol)と1モル濃度水酸化ナトリウム
水溶液10.2mLを採り、攪拌溶解した。これに、セ
チルトリメチルアンモニウムブロミド0.730g
(2.0mmol)を加えた。この容器に、1,12−
ジブロモドデカン1.641g(5.0mmol)を1
0mLのニトロベンゼンに溶解した溶液を添加した。5
0℃で6時間激しく攪拌した後、反応溶液を300mL
のメタノ−ルに投入し、ポリスルフィドエラストマ−を
沈澱させた。これをろ別、乾燥後、クロロホルムに溶解
しメタノ−ルに再沈澱させた。これを再びろ別、乾燥
し、収率92%でポリスルフィドエラストマ−を得た。
このエラストマ−の赤外線吸収スペクトル及び元素分析
の結果、次式の構造であることを確認した。
1,3,5−トリアジン−2,4−ジチオ−ル1.36
2g(5.0mmol)と1モル濃度水酸化ナトリウム
水溶液10.2mLを採り、攪拌溶解した。これに、セ
チルトリメチルアンモニウムブロミド0.730g
(2.0mmol)を加えた。この容器に、1,12−
ジブロモドデカン1.641g(5.0mmol)を1
0mLのニトロベンゼンに溶解した溶液を添加した。5
0℃で6時間激しく攪拌した後、反応溶液を300mL
のメタノ−ルに投入し、ポリスルフィドエラストマ−を
沈澱させた。これをろ別、乾燥後、クロロホルムに溶解
しメタノ−ルに再沈澱させた。これを再びろ別、乾燥
し、収率92%でポリスルフィドエラストマ−を得た。
このエラストマ−の赤外線吸収スペクトル及び元素分析
の結果、次式の構造であることを確認した。
【0032】
【化10】
【0033】赤外線吸収スペクトル(KBr):154
9cm−1(C=N) 元素分析: C H N S ──────────────────────────────────── 計算値(%) 62.96 9.65 12.77 14.62 実測値(%) 63.61 9.40 12.49 13.90
9cm−1(C=N) 元素分析: C H N S ──────────────────────────────────── 計算値(%) 62.96 9.65 12.77 14.62 実測値(%) 63.61 9.40 12.49 13.90
【0034】このエラストマ−の特性を以下に示す。 (1)固有粘度:2.10dL/g(0.5g/dLの
クロロホルム溶液を30℃で測定) (2)ソフトセグメントのガラス転移温度(示差走査熱
量計):−30℃ (3)ハ−ドセグメントの融点(示差走査熱量計):9
5℃ (4)10%重量減少温度(熱重量測定装置):380
℃(空気中)、395℃(窒素中) このポリスルフィドエラストマ−はクロロホルム、塩化
メチレン等に可溶でクロロホルム溶液から無色のキャス
トフィルムを作製した。フィルムの引張強度、破断時の
伸び、引張弾性率は、それぞれ19MPa、430%、
150MPaであった。また、100%、200%、3
00%、400%伸張時からの弾性回復率はそれぞれ8
8%、92%、93%、95%であった。
クロロホルム溶液を30℃で測定) (2)ソフトセグメントのガラス転移温度(示差走査熱
量計):−30℃ (3)ハ−ドセグメントの融点(示差走査熱量計):9
5℃ (4)10%重量減少温度(熱重量測定装置):380
℃(空気中)、395℃(窒素中) このポリスルフィドエラストマ−はクロロホルム、塩化
メチレン等に可溶でクロロホルム溶液から無色のキャス
トフィルムを作製した。フィルムの引張強度、破断時の
伸び、引張弾性率は、それぞれ19MPa、430%、
150MPaであった。また、100%、200%、3
00%、400%伸張時からの弾性回復率はそれぞれ8
8%、92%、93%、95%であった。
【0035】
【発明の効果】本発明は一般式(I)で表されるポリス
ルフィド系熱可塑性エラストマ−の有利な製造方法を提
供するものである。本発明のポリスルフィド系熱可塑性
エラストマ−は有機溶媒に可溶で溶融成型が可能であ
り、優れた機械特性及び弾性回復特性を有し、かつその
製造が簡単であるので工業材料としての価値が大きい。
また、充分に高分子量の当該熱可塑性エラストマ−を製
造するための有利な方法を提供するものであり、工業的
価値が大きい。
ルフィド系熱可塑性エラストマ−の有利な製造方法を提
供するものである。本発明のポリスルフィド系熱可塑性
エラストマ−は有機溶媒に可溶で溶融成型が可能であ
り、優れた機械特性及び弾性回復特性を有し、かつその
製造が簡単であるので工業材料としての価値が大きい。
また、充分に高分子量の当該熱可塑性エラストマ−を製
造するための有利な方法を提供するものであり、工業的
価値が大きい。
Claims (2)
- 【請求項1】 一般式 【化1】 (式中、R1およびR2は水素又は脂肪族基を示し、Xは
二価の脂肪族基を示し、nは10〜200の整数を示
す。)で表わされるポリスルフィド系熱可塑性エラスト
マ−。 - 【請求項2】 一般式 【化2】 (式中、R1およびR2は水素又は脂肪族基を示す。)で
表されるトリアジンジチオ−ルの一種または二種以上
と、一般式 Y−X−Y (III) (式中、Xは二価の脂肪族基を示し、Yはハロゲン原子
を示す。)で表される一種または二種以上の脂肪族ジハ
ライドを反応させることを特徴とする一般式 【化3】 (式中、R1およびR2は水素又は脂肪族基を示し、Xは
二価の脂肪族基を示し、nは10〜200の整数を示
す。)で表わされるポリスルフィド系熱可塑性エラスト
マ−の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33272393A JP3146334B2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | ポリスルフィド系熱可塑性エラストマ−及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33272393A JP3146334B2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | ポリスルフィド系熱可塑性エラストマ−及びその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07188413A true JPH07188413A (ja) | 1995-07-25 |
| JP3146334B2 JP3146334B2 (ja) | 2001-03-12 |
Family
ID=18258149
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33272393A Expired - Fee Related JP3146334B2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | ポリスルフィド系熱可塑性エラストマ−及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3146334B2 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7191590B2 (ja) | 2018-08-24 | 2022-12-19 | 三星電子株式会社 | 有機無機複合組成物、ならびにこれを含む成形品および光学部品 |
| US11180612B2 (en) | 2018-08-24 | 2021-11-23 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Triazine ring-containing polymer, and thermoplastic article and optical component including the same |
-
1993
- 1993-12-27 JP JP33272393A patent/JP3146334B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|
| JP3146334B2 (ja) | 2001-03-12 |
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