JPH07188986A - 自動車車体の電着塗装方法 - Google Patents
自動車車体の電着塗装方法Info
- Publication number
- JPH07188986A JPH07188986A JP33665393A JP33665393A JPH07188986A JP H07188986 A JPH07188986 A JP H07188986A JP 33665393 A JP33665393 A JP 33665393A JP 33665393 A JP33665393 A JP 33665393A JP H07188986 A JPH07188986 A JP H07188986A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cycle time
- automobile body
- coating
- electrodeposition
- vehicle body
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Abstract
(57)【要約】
【目的】極めて簡単な制御で自動車車体全体に均一な塗
膜を確実に形成することを可能にする。 【構成】横転姿勢で電着槽12内に浸漬された自動車車
体Wが、比較的短時間に設定された第1のサイクルタイ
ムで各被塗装面の電着塗装が行われた後、比較的長時間
に設定された第2のサイクルタイムで該被塗装面にさら
に電着塗装が施される。このため、第1のサイクルタイ
ムによる塗装で自動車車体Wの各被塗装面に形成された
薄膜状の塗膜が、第2のサイクルタイムによる塗装中に
電極14および16に近接する部分に対応して電流が集
中して流れることを阻止し、この第2のサイクルタイム
による塗装で均一な塗膜を形成することが可能になる。
膜を確実に形成することを可能にする。 【構成】横転姿勢で電着槽12内に浸漬された自動車車
体Wが、比較的短時間に設定された第1のサイクルタイ
ムで各被塗装面の電着塗装が行われた後、比較的長時間
に設定された第2のサイクルタイムで該被塗装面にさら
に電着塗装が施される。このため、第1のサイクルタイ
ムによる塗装で自動車車体Wの各被塗装面に形成された
薄膜状の塗膜が、第2のサイクルタイムによる塗装中に
電極14および16に近接する部分に対応して電流が集
中して流れることを阻止し、この第2のサイクルタイム
による塗装で均一な塗膜を形成することが可能になる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電着槽内で自動車車体
を揺動させて前記自動車車体に電着塗装を施す自動車車
体の電着塗装方法に関する。
を揺動させて前記自動車車体に電着塗装を施す自動車車
体の電着塗装方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、自動車車体を電着槽内に浸漬
させることにより、前記自動車車体の全面に電着塗装を
施す作業が広く行われている。
させることにより、前記自動車車体の全面に電着塗装を
施す作業が広く行われている。
【0003】この種の電着塗装を行う方法として、特開
昭64−75700号公報に開示されているように、電
着槽内に浸漬された自動車車体を車幅方向が上下を向く
横転姿勢で一定時間静止しつつ車長方向を軸として間歇
的に揺動させる技術が知られている。これにより、特に
大きな膜厚が必要とされる自動車車体のフロア部分に対
し、所望の塗膜を形成することができるという利点が得
られている。
昭64−75700号公報に開示されているように、電
着槽内に浸漬された自動車車体を車幅方向が上下を向く
横転姿勢で一定時間静止しつつ車長方向を軸として間歇
的に揺動させる技術が知られている。これにより、特に
大きな膜厚が必要とされる自動車車体のフロア部分に対
し、所望の塗膜を形成することができるという利点が得
られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の従来
技術では、自動車車体の下部(フロア部分等)に集中的
に塗膜を形成することはできるものの、フード、ルーフ
およびドア等の他の外板部分に対して均一な塗膜を形成
することは困難となっている。電着槽内に配置された電
極に近くかつ電流の流れ易い部位に集中的に塗膜が形成
されるため、外板部分全面に均一な塗膜を形成するため
には、揺動のタイミング、印加電圧および電流の制御や
処理時間等を厳密にコントロールする必要があるからで
ある。
技術では、自動車車体の下部(フロア部分等)に集中的
に塗膜を形成することはできるものの、フード、ルーフ
およびドア等の他の外板部分に対して均一な塗膜を形成
することは困難となっている。電着槽内に配置された電
極に近くかつ電流の流れ易い部位に集中的に塗膜が形成
されるため、外板部分全面に均一な塗膜を形成するため
には、揺動のタイミング、印加電圧および電流の制御や
処理時間等を厳密にコントロールする必要があるからで
ある。
【0005】本発明は、この種の問題を解決するもので
あり、極めて簡単な制御で自動車車体全体に均一な塗膜
を確実に形成することが可能な自動車車体の電着塗装方
法を提供することを目的とする。
あり、極めて簡単な制御で自動車車体全体に均一な塗膜
を確実に形成することが可能な自動車車体の電着塗装方
法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、自動車車体を電着槽に浸漬させた状態
で、前記自動車車体の車長方向を軸として該自動車車体
を揺動させることにより、前記自動車車体に電着塗装を
行う自動車車体の電着塗装方法であって、前記自動車車
体を前記電着槽に浸漬させた後、該自動車車体を第1の
サイクルタイムで揺動させる第1の工程と、前記第1の
工程後に該自動車車体を前記第1のサイクルタイムより
も長い第2のサイクルタイムで揺動させる第2の工程
と、を有することを特徴とする。
めに、本発明は、自動車車体を電着槽に浸漬させた状態
で、前記自動車車体の車長方向を軸として該自動車車体
を揺動させることにより、前記自動車車体に電着塗装を
行う自動車車体の電着塗装方法であって、前記自動車車
体を前記電着槽に浸漬させた後、該自動車車体を第1の
サイクルタイムで揺動させる第1の工程と、前記第1の
工程後に該自動車車体を前記第1のサイクルタイムより
も長い第2のサイクルタイムで揺動させる第2の工程
と、を有することを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明に係る自動車車体の電着塗装方法では、
自動車車体が、電着槽に浸漬された状態で、まず比較的
短時間に設定された第1のサイクルタイムで揺動される
ため、この自動車車体に薄膜状の塗膜が形成される。次
いで、自動車車体が、比較的長時間に設定された第2の
サイクルタイムで揺動されるため、この自動車車体全体
に所望の膜厚の塗膜が形成される。その後、自動車車体
に予め薄膜が形成されているため、第2の工程で前記自
動車車体に部分的に集中して電流が流れることがなく、
該自動車車体全体にわたって均一な塗膜が得られること
になる。
自動車車体が、電着槽に浸漬された状態で、まず比較的
短時間に設定された第1のサイクルタイムで揺動される
ため、この自動車車体に薄膜状の塗膜が形成される。次
いで、自動車車体が、比較的長時間に設定された第2の
サイクルタイムで揺動されるため、この自動車車体全体
に所望の膜厚の塗膜が形成される。その後、自動車車体
に予め薄膜が形成されているため、第2の工程で前記自
動車車体に部分的に集中して電流が流れることがなく、
該自動車車体全体にわたって均一な塗膜が得られること
になる。
【0008】
【実施例】本発明に係る自動車車体の電着塗装方法につ
いて、これを実施するための電着塗装装置との関連で実
施例を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明
する。
いて、これを実施するための電着塗装装置との関連で実
施例を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明
する。
【0009】図1および図2において、参照数字10
は、本実施例に係る電着塗装装置を示す。この電着塗装
装置10は、自動車車体Wが浸漬される電着槽12を備
え、この電着槽12内には、前記自動車車体Wの両側面
に対応して長手方向に配列される複数の電極14と、該
自動車車体Wの前面および後面に対応して短手方向に配
列される複数の電極16とが設けられる。なお、必要に
応じて電極槽12内の底面に電極を配置してもよい。
は、本実施例に係る電着塗装装置を示す。この電着塗装
装置10は、自動車車体Wが浸漬される電着槽12を備
え、この電着槽12内には、前記自動車車体Wの両側面
に対応して長手方向に配列される複数の電極14と、該
自動車車体Wの前面および後面に対応して短手方向に配
列される複数の電極16とが設けられる。なお、必要に
応じて電極槽12内の底面に電極を配置してもよい。
【0010】電着槽12の上方には、図2中、矢印A方
向に延在してレール部材18が配設され、このレール部
材18に可動フレーム20が複数のローラ22の案内作
用下に駆動モータ23を介して移動自在に保持される。
可動フレーム20の上部側に一対のホイスト24が装着
され、各ホイスト24から延びるそれぞれ一対のチェー
ン26にスプロケット28a、28bが支持される。
向に延在してレール部材18が配設され、このレール部
材18に可動フレーム20が複数のローラ22の案内作
用下に駆動モータ23を介して移動自在に保持される。
可動フレーム20の上部側に一対のホイスト24が装着
され、各ホイスト24から延びるそれぞれ一対のチェー
ン26にスプロケット28a、28bが支持される。
【0011】スプロケット28a、28bは、自動車車
体Wの車長方向(図1中、矢印B方向)の両端部、すな
わち、この自動車車体Wの前面および後面に対向して治
具30に固着される。この治具30は、自動車車体Wを
支持しこの自動車車体Wの車長方向を軸として該自動車
車体Wを揺動させるように構成されている。
体Wの車長方向(図1中、矢印B方向)の両端部、すな
わち、この自動車車体Wの前面および後面に対向して治
具30に固着される。この治具30は、自動車車体Wを
支持しこの自動車車体Wの車長方向を軸として該自動車
車体Wを揺動させるように構成されている。
【0012】電着槽12の上部および治具30は、矢印
A方向に延びて配設されたブース32によって囲繞され
ている。
A方向に延びて配設されたブース32によって囲繞され
ている。
【0013】次に、このように構成される電着塗装装置
10の動作について、本実施例に係る電着塗装方法との
関連で説明する。
10の動作について、本実施例に係る電着塗装方法との
関連で説明する。
【0014】まず、可動フレーム20がレール部材18
およびローラ22の案内作用下に駆動モータ23を介し
て矢印A方向に搬送され、電着槽12の上方で位置決め
停止される。そして、ホイスト24が駆動され、チェー
ン26の一方が引き出されかつ他方が巻き込まれること
により、スプロケット28a、28bが同一高さ位置で
回転される。これにより、自動車車体Wが支持された治
具30は、図1に示す位置でこの自動車車体Wの車長方
向を軸として90°揺動され、前記自動車車体Wが車幅
方向を上下にして横転姿勢に姿勢変換される(図3A参
照)。
およびローラ22の案内作用下に駆動モータ23を介し
て矢印A方向に搬送され、電着槽12の上方で位置決め
停止される。そして、ホイスト24が駆動され、チェー
ン26の一方が引き出されかつ他方が巻き込まれること
により、スプロケット28a、28bが同一高さ位置で
回転される。これにより、自動車車体Wが支持された治
具30は、図1に示す位置でこの自動車車体Wの車長方
向を軸として90°揺動され、前記自動車車体Wが車幅
方向を上下にして横転姿勢に姿勢変換される(図3A参
照)。
【0015】次いで、ホイスト24が駆動されてチェー
ン26の両方が引き出されると、前記横転姿勢の自動車
車体Wが治具30と一体的に下降して電着槽12内に浸
漬される。そこで、第1のサイクルタイムで、図3B乃
至図3Dに示すように電着処理が行われる(第1の工
程)。
ン26の両方が引き出されると、前記横転姿勢の自動車
車体Wが治具30と一体的に下降して電着槽12内に浸
漬される。そこで、第1のサイクルタイムで、図3B乃
至図3Dに示すように電着処理が行われる(第1の工
程)。
【0016】すなわち、図3Bに示すように、自動車車
体Wは、電着槽12内で横転姿勢のまま一定時間(例え
ば、2秒程度)だけ静止された後、図中、時計方向に9
0°揺動されて水平姿勢に変換された状態で10秒程度
静止される(図3C参照)。自動車車体Wは、さらに時
計方向に90°揺動されて、図3Dに示す姿勢に変換さ
れ、この姿勢のまま2秒程度保持され、これにより第1
のサイクルタイムが終了する。
体Wは、電着槽12内で横転姿勢のまま一定時間(例え
ば、2秒程度)だけ静止された後、図中、時計方向に9
0°揺動されて水平姿勢に変換された状態で10秒程度
静止される(図3C参照)。自動車車体Wは、さらに時
計方向に90°揺動されて、図3Dに示す姿勢に変換さ
れ、この姿勢のまま2秒程度保持され、これにより第1
のサイクルタイムが終了する。
【0017】自動車車体Wは、図3Dに示す姿勢から反
時計方向に90°揺動され(図3E参照)、この姿勢で
10秒程度静止された後、反時計方向に90°揺動され
て第2のサイクルタイムが開始される(第2の工程)。
すなわち、図4Aに示すように、自動車車体Wは、電着
槽12内で横転姿勢のまま30秒程度だけ静止され、さ
らに90°揺動されることにより水平姿勢に変換され、
この姿勢で60秒程度静止される(図4B参照)。自動
車車体Wは、さらに時計方向に90°揺動され、図4C
に示す姿勢に変換されてその姿勢のまま30秒程度保持
される。これによって、第2のサイクルタイムが終了す
る。
時計方向に90°揺動され(図3E参照)、この姿勢で
10秒程度静止された後、反時計方向に90°揺動され
て第2のサイクルタイムが開始される(第2の工程)。
すなわち、図4Aに示すように、自動車車体Wは、電着
槽12内で横転姿勢のまま30秒程度だけ静止され、さ
らに90°揺動されることにより水平姿勢に変換され、
この姿勢で60秒程度静止される(図4B参照)。自動
車車体Wは、さらに時計方向に90°揺動され、図4C
に示す姿勢に変換されてその姿勢のまま30秒程度保持
される。これによって、第2のサイクルタイムが終了す
る。
【0018】その後、自動車車体Wは、逆向きの横転姿
勢のまま治具30と一体的に上昇されて電着槽12から
取り出され(図4D参照)、可動フレーム20を介して
矢印A方向に搬送される。この電着槽12の上方には、
新たな電着塗装前の自動車車体Wが配置され、上記の手
順で電着塗装作業が遂行される。
勢のまま治具30と一体的に上昇されて電着槽12から
取り出され(図4D参照)、可動フレーム20を介して
矢印A方向に搬送される。この電着槽12の上方には、
新たな電着塗装前の自動車車体Wが配置され、上記の手
順で電着塗装作業が遂行される。
【0019】この場合、本実施例では、横転姿勢で電着
槽12内に浸漬された自動車車体Wが、比較的短時間に
設定された第1のサイクルタイムで揺動されて各被塗装
面に電着塗装が行われた後、比較的長時間に設定された
第2のサイクルタイムで該被塗装面にさらに電着塗装が
施されている。具体的には、図3B乃至図3Dに示す第
1のサイクルタイムは、自動車車体Wの揺動時間として
6秒程度ずつ必要であるために全体として26秒程度で
ある一方、図4A乃至図4Cに示す第2のサイクルタイ
ムは、全体として132秒程度である。
槽12内に浸漬された自動車車体Wが、比較的短時間に
設定された第1のサイクルタイムで揺動されて各被塗装
面に電着塗装が行われた後、比較的長時間に設定された
第2のサイクルタイムで該被塗装面にさらに電着塗装が
施されている。具体的には、図3B乃至図3Dに示す第
1のサイクルタイムは、自動車車体Wの揺動時間として
6秒程度ずつ必要であるために全体として26秒程度で
ある一方、図4A乃至図4Cに示す第2のサイクルタイ
ムは、全体として132秒程度である。
【0020】このため、まず、第1のサイクルタイムに
よる塗装で、自動車車体Wのルーフ、トランク、フード
およびフェンダ等の各被塗装面に対して薄膜状の塗膜が
形成される。このように、各塗装面に、薄膜状の塗膜が
予め形成されるために、第2のサイクルタイムによる塗
装中に電極14および16に近接する部分に対応して電
流が集中して流れることを阻止できる。従って、この第
2のサイクルタイムによる塗装で、予め薄膜状の塗膜が
形成された各被塗装面に対し、所定の膜厚の塗膜を均一
に形成することが可能になるという効果が得られる。し
かも、第1のサイクルタイムと第2のサイクルタイムを
設定するだけでよく、揺動のタイミング、印加電圧およ
び電流の制御や処理時間等を厳密にコントロールする必
要がない。これにより、極めて簡単な制御で均一な塗膜
を効率的かつ確実に形成することができるという利点が
ある。
よる塗装で、自動車車体Wのルーフ、トランク、フード
およびフェンダ等の各被塗装面に対して薄膜状の塗膜が
形成される。このように、各塗装面に、薄膜状の塗膜が
予め形成されるために、第2のサイクルタイムによる塗
装中に電極14および16に近接する部分に対応して電
流が集中して流れることを阻止できる。従って、この第
2のサイクルタイムによる塗装で、予め薄膜状の塗膜が
形成された各被塗装面に対し、所定の膜厚の塗膜を均一
に形成することが可能になるという効果が得られる。し
かも、第1のサイクルタイムと第2のサイクルタイムを
設定するだけでよく、揺動のタイミング、印加電圧およ
び電流の制御や処理時間等を厳密にコントロールする必
要がない。これにより、極めて簡単な制御で均一な塗膜
を効率的かつ確実に形成することができるという利点が
ある。
【0021】ところで、本実施例による塗装方法により
電着塗装実験を行った結果が、図5に示されている。な
お、図中、破線で示す膜厚分布直線は、第1のサイクル
タイムと第2のサイクルタイムが同一である場合(従来
方法)の電着塗装実験の結果を示している。この従来方
法では、自動車車体Wの表面の電着液の流速が速いため
塗着効率が低下し、例えば、トランクやルーフ等のよう
に必要な膜厚が得られない部分が発生してしまう。
電着塗装実験を行った結果が、図5に示されている。な
お、図中、破線で示す膜厚分布直線は、第1のサイクル
タイムと第2のサイクルタイムが同一である場合(従来
方法)の電着塗装実験の結果を示している。この従来方
法では、自動車車体Wの表面の電着液の流速が速いため
塗着効率が低下し、例えば、トランクやルーフ等のよう
に必要な膜厚が得られない部分が発生してしまう。
【0022】これに対し、本実施例では、第2のサイク
ルタイムが比較的長時間に設定されるため、特にトラン
クやルーフ等に対しても必要な膜厚が得られ、この自動
車車体Wの全面にわたって均一な塗膜を形成することが
可能になる。
ルタイムが比較的長時間に設定されるため、特にトラン
クやルーフ等に対しても必要な膜厚が得られ、この自動
車車体Wの全面にわたって均一な塗膜を形成することが
可能になる。
【0023】なお、本実施例では、自動車車体Wを間歇
的に所定角度(90°)ずつ揺動させ、各停止位置での
待機時間を種々選択することにより、第1のサイクルタ
イムと第2のサイクルタイムをそれぞれ設定している
が、この自動車車体Wを連続的に揺動させてもよい。そ
の際、自動車車体Wを一方向(例えば、図2中、時計方
向)に比較的高速で連続揺動させる一方、この自動車車
体Wを他方向(例えば、図2中、反時計方向)に比較的
低速で連続揺動させることにより、比較的短時間である
第1のサイクルタイムが設定されるとともに、比較的長
時間である第2のサイクルタイムが設定され、上記間歇
揺動時と同様の効果が得られることになる。
的に所定角度(90°)ずつ揺動させ、各停止位置での
待機時間を種々選択することにより、第1のサイクルタ
イムと第2のサイクルタイムをそれぞれ設定している
が、この自動車車体Wを連続的に揺動させてもよい。そ
の際、自動車車体Wを一方向(例えば、図2中、時計方
向)に比較的高速で連続揺動させる一方、この自動車車
体Wを他方向(例えば、図2中、反時計方向)に比較的
低速で連続揺動させることにより、比較的短時間である
第1のサイクルタイムが設定されるとともに、比較的長
時間である第2のサイクルタイムが設定され、上記間歇
揺動時と同様の効果が得られることになる。
【0024】
【発明の効果】本発明に係る自動車車体の電着塗装方法
では、以下の効果乃至利点が得られる。
では、以下の効果乃至利点が得られる。
【0025】自動車車体は、電着槽に浸漬された状態
で、まず比較的短時間に設定された第1のサイクルタイ
ムで揺動されるため(第1の工程)、この自動車車体に
薄膜状の塗膜が形成される。次いで、自動車車体は、比
較的長時間に設定された第2のサイクルタイムで揺動さ
れるため(第2の工程)、この自動車車体全体に所望の
膜厚の塗膜が形成される。その後、自動車車体に予め薄
膜が形成されているために、第2の工程で前記自動車車
体に部分的に集中して電流が流れることがなく、これに
より簡単な制御で該自動車車体全体にわたって均一な塗
膜を確実かつ容易に形成することができる。
で、まず比較的短時間に設定された第1のサイクルタイ
ムで揺動されるため(第1の工程)、この自動車車体に
薄膜状の塗膜が形成される。次いで、自動車車体は、比
較的長時間に設定された第2のサイクルタイムで揺動さ
れるため(第2の工程)、この自動車車体全体に所望の
膜厚の塗膜が形成される。その後、自動車車体に予め薄
膜が形成されているために、第2の工程で前記自動車車
体に部分的に集中して電流が流れることがなく、これに
より簡単な制御で該自動車車体全体にわたって均一な塗
膜を確実かつ容易に形成することができる。
【図1】本発明に係る自動車車体の電着塗装方法を実施
するための電着塗装装置の縦断側面図である。
するための電着塗装装置の縦断側面図である。
【図2】前記電着塗装装置の一部縦断正面図である。
【図3】前記電着塗装方法の第1のサイクルタイムの説
明図であり、図3Aは、電着槽の上方で自動車車体が配
置された状態の説明図、図3Bは、前記電着槽内に自動
車車体が浸漬された状態の説明図、図3Cは、前記電着
槽内で自動車車体が時計方向に90°揺動された状態の
説明図、図3Dは、前記電着槽内で自動車車体が図3C
の姿勢から時計方向に90°揺動された状態の説明図、
図3Eは、前記電着槽内で自動車車体が図3Dの姿勢か
ら反時計方向に90°揺動された状態の説明図である。
明図であり、図3Aは、電着槽の上方で自動車車体が配
置された状態の説明図、図3Bは、前記電着槽内に自動
車車体が浸漬された状態の説明図、図3Cは、前記電着
槽内で自動車車体が時計方向に90°揺動された状態の
説明図、図3Dは、前記電着槽内で自動車車体が図3C
の姿勢から時計方向に90°揺動された状態の説明図、
図3Eは、前記電着槽内で自動車車体が図3Dの姿勢か
ら反時計方向に90°揺動された状態の説明図である。
【図4】前記電着塗装方法の第2のサイクルタイムの説
明図であり、図4Aは、前記電着槽内で自動車車体が図
3Eの姿勢から反時計方向に90°揺動された状態の説
明図、図4Bは、前記電着槽内で自動車車体が図4Aの
姿勢から時計方向に90°揺動された状態の説明図、図
4Cは、前記電着槽内で自動車車体が図4Bの姿勢から
時計方向に90°揺動された状態の説明図、図4Dは、
前記電着槽から自動車車体が取り出された状態の説明図
である。
明図であり、図4Aは、前記電着槽内で自動車車体が図
3Eの姿勢から反時計方向に90°揺動された状態の説
明図、図4Bは、前記電着槽内で自動車車体が図4Aの
姿勢から時計方向に90°揺動された状態の説明図、図
4Cは、前記電着槽内で自動車車体が図4Bの姿勢から
時計方向に90°揺動された状態の説明図、図4Dは、
前記電着槽から自動車車体が取り出された状態の説明図
である。
【図5】従来の塗装方法と本実施例の塗装方法とによる
膜厚分布比較説明図である。
膜厚分布比較説明図である。
10…電着塗装装置 12…電着槽 14、16…電極 18…レール部
材 20…可動フレーム 30…治具 W…自動車車体
材 20…可動フレーム 30…治具 W…自動車車体
Claims (1)
- 【請求項1】自動車車体を電着槽に浸漬させた状態で、
前記自動車車体の車長方向を軸として該自動車車体を揺
動させることにより、前記自動車車体に電着塗装を行う
自動車車体の電着塗装方法であって、 前記自動車車体を前記電着槽に浸漬させた後、該自動車
車体を第1のサイクルタイムで揺動させる第1の工程
と、 前記第1の工程後に該自動車車体を前記第1のサイクル
タイムよりも長い第2のサイクルタイムで揺動させる第
2の工程と、 を有することを特徴とする自動車車体の電着塗装方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33665393A JPH07188986A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 自動車車体の電着塗装方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33665393A JPH07188986A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 自動車車体の電着塗装方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07188986A true JPH07188986A (ja) | 1995-07-25 |
Family
ID=18301398
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33665393A Pending JPH07188986A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 自動車車体の電着塗装方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07188986A (ja) |
-
1993
- 1993-12-28 JP JP33665393A patent/JPH07188986A/ja active Pending
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