JPH0718957B2 - 放射線像変換パネル - Google Patents
放射線像変換パネルInfo
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- JPH0718957B2 JPH0718957B2 JP16328486A JP16328486A JPH0718957B2 JP H0718957 B2 JPH0718957 B2 JP H0718957B2 JP 16328486 A JP16328486 A JP 16328486A JP 16328486 A JP16328486 A JP 16328486A JP H0718957 B2 JPH0718957 B2 JP H0718957B2
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- G—PHYSICS
- G21—NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
- G21K—HANDLING OF PARTICLES OR IONISING RADIATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; IRRADIATION DEVICES; GAMMA RAY OR X-RAY MICROSCOPES
- G21K4/00—Conversion screens for the conversion of the spatial distribution of X-rays or particle radiation into visible images, e.g. fluoroscopic screens
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- High Energy & Nuclear Physics (AREA)
- Conversion Of X-Rays Into Visible Images (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [発明の分野] 本発明は、輝尽性蛍光体を利用する放射線像変換方法に
用いられる放射線像変換パネルに関するものである。
用いられる放射線像変換パネルに関するものである。
[発明の技術的背景] 放射線像を画像として得る方法として、従来より銀塩感
光材料からなる乳剤層を有する放射線写真フィルムと増
感紙との組合わせを用いる、いわゆる放射線写真法が利
用されている。最近、上記放射線写真法に代る方法とし
て、たとえば特開昭55−12145号公報などに記載されて
いるような、輝尽性蛍光体を用いる放射線像変換方法が
注目されるようになった。放射線像変換方法は、輝尽性
蛍光体を含有する放射線像変換パネル(蓄積性蛍光体シ
ート)を利用するもので、被写体を透過した放射線、あ
るいは被検体から発せられた放射線を該パネルの輝尽性
蛍光体に吸収させ、そののちに増感紙蛍光体を可視光
線、赤外線などの電磁波(励起光)で時系列的に励起す
ることにより、該輝尽性蛍光体中に蓄積されている放射
線エネルギーを蛍光(輝尽発光)として放出させ、この
蛍光を光電的に読み取って電気信号を得、得られた電気
信号を画像化するものである。
光材料からなる乳剤層を有する放射線写真フィルムと増
感紙との組合わせを用いる、いわゆる放射線写真法が利
用されている。最近、上記放射線写真法に代る方法とし
て、たとえば特開昭55−12145号公報などに記載されて
いるような、輝尽性蛍光体を用いる放射線像変換方法が
注目されるようになった。放射線像変換方法は、輝尽性
蛍光体を含有する放射線像変換パネル(蓄積性蛍光体シ
ート)を利用するもので、被写体を透過した放射線、あ
るいは被検体から発せられた放射線を該パネルの輝尽性
蛍光体に吸収させ、そののちに増感紙蛍光体を可視光
線、赤外線などの電磁波(励起光)で時系列的に励起す
ることにより、該輝尽性蛍光体中に蓄積されている放射
線エネルギーを蛍光(輝尽発光)として放出させ、この
蛍光を光電的に読み取って電気信号を得、得られた電気
信号を画像化するものである。
この放射線像変換方法によれば、従来の放射線写真法に
よる場合に比較して、はるかに少ない被曝線量の豊富な
放射線画像を得ることができるという利点がある。従っ
て、この方法は、特に医療診断を目的とするX線撮影等
の直接医療用放射線撮影において利用価値の非常に高い
ものである。
よる場合に比較して、はるかに少ない被曝線量の豊富な
放射線画像を得ることができるという利点がある。従っ
て、この方法は、特に医療診断を目的とするX線撮影等
の直接医療用放射線撮影において利用価値の非常に高い
ものである。
放射線像変換方法に用いられる放射線像変換パネルは、
基本構造として、支持体とその片面に設けられた蛍光体
層とからなるものである。なお、蛍光体層の支持体とは
反対側の表面(支持体に面していない側の表面)には一
般に、高分子物質からなる透明な保護膜が設けられてい
て、蛍光体層を化学的な変質あるいは物理的な衝撃から
保護している。
基本構造として、支持体とその片面に設けられた蛍光体
層とからなるものである。なお、蛍光体層の支持体とは
反対側の表面(支持体に面していない側の表面)には一
般に、高分子物質からなる透明な保護膜が設けられてい
て、蛍光体層を化学的な変質あるいは物理的な衝撃から
保護している。
蛍光体層は、輝尽性蛍光体とこれを分散状態で含有支持
する結合剤とからなるものであり、輝尽性蛍光体は、X
線などの放射線を吸収したのち、可視光線および赤外線
などの電磁波(励起光)の照射を受けると発光(輝尽発
光)を示す性質を有するものである。従って、被写体を
透過した、あるいは被検体から発せられた放射線は、そ
の放射線量に比例して放射線像変換パネルの蛍光体層に
吸収され、放射線像変換パネル上には被写体あるいは被
検体の放射線像が放射線エネルギーの蓄積像として形成
される。この蓄積像は、上記電磁波で時系列的に励起す
ることにより輝尽発光として放射させることができ、こ
の輝尽発光を光電的に読み取って電気信号に変換するこ
とにより放射線エネルギーの蓄積像を画像化することが
可能となる。
する結合剤とからなるものであり、輝尽性蛍光体は、X
線などの放射線を吸収したのち、可視光線および赤外線
などの電磁波(励起光)の照射を受けると発光(輝尽発
光)を示す性質を有するものである。従って、被写体を
透過した、あるいは被検体から発せられた放射線は、そ
の放射線量に比例して放射線像変換パネルの蛍光体層に
吸収され、放射線像変換パネル上には被写体あるいは被
検体の放射線像が放射線エネルギーの蓄積像として形成
される。この蓄積像は、上記電磁波で時系列的に励起す
ることにより輝尽発光として放射させることができ、こ
の輝尽発光を光電的に読み取って電気信号に変換するこ
とにより放射線エネルギーの蓄積像を画像化することが
可能となる。
放射線像変換方法は上述のように非常に有利な画像形成
方法であるが、この方法に用いられる放射線像変換パネ
ルも従来の放射線写真法に用いられる増感紙と同様に、
高感度であって、かつ画質(鮮鋭度、粒状性など)の優
れた画像を与えるものであることが望まれる。特に、放
射線像変換方法を医療用放射線撮影に適用するに際して
は、人体の被曝線量を軽減させ、かつより多くの情報を
得る必要から、該方法に用いられる放射線像変換パネル
は感度ができるだけ高いことが望ましい。
方法であるが、この方法に用いられる放射線像変換パネ
ルも従来の放射線写真法に用いられる増感紙と同様に、
高感度であって、かつ画質(鮮鋭度、粒状性など)の優
れた画像を与えるものであることが望まれる。特に、放
射線像変換方法を医療用放射線撮影に適用するに際して
は、人体の被曝線量を軽減させ、かつより多くの情報を
得る必要から、該方法に用いられる放射線像変換パネル
は感度ができるだけ高いことが望ましい。
放射線像変換パネルの感度は、基本的にはパネルに含有
されている輝尽性蛍光体の総輝尽発光量に依存し、この
総発光量は輝尽性蛍光体自体の発光輝度のみならず、蛍
光体層における蛍光体の含有量によっても異なる。蛍光
体の含有量が多いことはまたX線等の放射線に対する吸
収も大となるから、一層高い感度が得られ、同時に画像
の画質(特に、粒状性)が向上する。一方、蛍光体層に
おける蛍光体の含有量が一定である場合には、蛍光体粒
子が密に充填されているほどその層厚を薄くすることが
でき、散乱による励起光の広がりが少なくなるから相対
的に高い鮮鋭度が得られる。
されている輝尽性蛍光体の総輝尽発光量に依存し、この
総発光量は輝尽性蛍光体自体の発光輝度のみならず、蛍
光体層における蛍光体の含有量によっても異なる。蛍光
体の含有量が多いことはまたX線等の放射線に対する吸
収も大となるから、一層高い感度が得られ、同時に画像
の画質(特に、粒状性)が向上する。一方、蛍光体層に
おける蛍光体の含有量が一定である場合には、蛍光体粒
子が密に充填されているほどその層厚を薄くすることが
でき、散乱による励起光の広がりが少なくなるから相対
的に高い鮮鋭度が得られる。
これまで、放射線像変換パネルにおいて蛍光体層の形成
は一般に、輝尽性蛍光体粒子と結合剤とを適当な溶剤に
加えて塗布液を用意し、この塗布液を通常の塗布手段、
例えばドクターブレード、ロールーコーターなどを用い
て支持体又は別のシート上に直接塗布したもに乾燥する
ことにより行なわれている。このようにして得られる輝
尽性蛍光体を含有支持する結合剤からなる蛍光体層の相
対密度(蛍光体層中で輝尽性蛍光体が占める体積比率)
は最大60%程度を限度とする。従って、この通常の塗布
方法で感度の向上を図るには蛍光体層の層厚を厚くして
蛍光体の絶対量を多くする手法があるが、この手法は画
像の画質(鮮鋭度)の低下をもたらすという問題があ
る。このため、パネルは蛍光体層の層厚がある適当な範
囲内にあってしかも蛍光体層の相対密度が高いものであ
ることが望ましい。
は一般に、輝尽性蛍光体粒子と結合剤とを適当な溶剤に
加えて塗布液を用意し、この塗布液を通常の塗布手段、
例えばドクターブレード、ロールーコーターなどを用い
て支持体又は別のシート上に直接塗布したもに乾燥する
ことにより行なわれている。このようにして得られる輝
尽性蛍光体を含有支持する結合剤からなる蛍光体層の相
対密度(蛍光体層中で輝尽性蛍光体が占める体積比率)
は最大60%程度を限度とする。従って、この通常の塗布
方法で感度の向上を図るには蛍光体層の層厚を厚くして
蛍光体の絶対量を多くする手法があるが、この手法は画
像の画質(鮮鋭度)の低下をもたらすという問題があ
る。このため、パネルは蛍光体層の層厚がある適当な範
囲内にあってしかも蛍光体層の相対密度が高いものであ
ることが望ましい。
蛍光体層の層厚を厚くすることなく、かつ蛍光体層中に
おける蛍光体の量を増す方法(蛍光体層の相対密度を向
上させる方法)として、例えばカレンダーロールあるい
はホットプレスなどの圧縮手段を用いて蛍光体層(また
は蛍光体層および支持体)を圧縮する方法が知られてい
る(特開昭59−126299号公報、同59−126300号公報)。
おける蛍光体の量を増す方法(蛍光体層の相対密度を向
上させる方法)として、例えばカレンダーロールあるい
はホットプレスなどの圧縮手段を用いて蛍光体層(また
は蛍光体層および支持体)を圧縮する方法が知られてい
る(特開昭59−126299号公報、同59−126300号公報)。
しかしながら、上記の方法を利用して形成された蛍光体
層はその相対密度が増加し、一定厚の蛍光体層中により
多くの蛍光体粒子を存在させることができるものの、圧
縮により蛍光体自体にひずみが生じ、却って感度が低下
(圧力減感)する傾向にある。
層はその相対密度が増加し、一定厚の蛍光体層中により
多くの蛍光体粒子を存在させることができるものの、圧
縮により蛍光体自体にひずみが生じ、却って感度が低下
(圧力減感)する傾向にある。
なお、蛍光体層を結合剤を含まない輝尽性蛍光体のみか
らなる層として形成する方法が既に知られている。例え
ば、米国特許第3,859,527号明細書には蓄積媒体をホッ
トプレス法によって得られた蛍光体から構成するとの記
載があり、また、特開昭61−73100号公報の昭和60年9
月11日付の手続補正書には焼成法を利用して蛍光体層を
形成する方法が開示されている。しかし、いずれもホッ
トプレス法、あるいは焼成法を利用することができると
いう単なる示唆に留まるものである。
らなる層として形成する方法が既に知られている。例え
ば、米国特許第3,859,527号明細書には蓄積媒体をホッ
トプレス法によって得られた蛍光体から構成するとの記
載があり、また、特開昭61−73100号公報の昭和60年9
月11日付の手続補正書には焼成法を利用して蛍光体層を
形成する方法が開示されている。しかし、いずれもホッ
トプレス法、あるいは焼成法を利用することができると
いう単なる示唆に留まるものである。
[発明の要旨] 本発明は、感度の向上した放射線像変換パネルを提供す
ることをその目的とするものである。
ることをその目的とするものである。
本発明は、支持体と、この上に設けられた輝尽性蛍光体
からなる蛍光体層とを有する放射線像変換パネルにおい
て、該蛍光体層が、焼結により相対密度が70%以上とな
るように調製した蛍光体シートを支持体表面に接合した
ものであることを特徴とする放射線像変換パネルにあ
る。
からなる蛍光体層とを有する放射線像変換パネルにおい
て、該蛍光体層が、焼結により相対密度が70%以上とな
るように調製した蛍光体シートを支持体表面に接合した
ものであることを特徴とする放射線像変換パネルにあ
る。
上記の蛍光体シートは、例えば、予め輝尽性蛍光体から
なる粉状物を型に押し込むことによりシート状に成型
し、次いでこれを焼結させることによって得ることがで
きる。あるいは、予め輝尽性蛍光体を結合剤溶液中に分
散含有してなる分散液を型に流し込むか、あるいは平板
上に塗布することによりシート状に成型し、次いでこれ
を焼結させることによっても上記の蛍光体シートを得る
ことができる。
なる粉状物を型に押し込むことによりシート状に成型
し、次いでこれを焼結させることによって得ることがで
きる。あるいは、予め輝尽性蛍光体を結合剤溶液中に分
散含有してなる分散液を型に流し込むか、あるいは平板
上に塗布することによりシート状に成型し、次いでこれ
を焼結させることによっても上記の蛍光体シートを得る
ことができる。
なお、本発明において蛍光体層の相対密度とは、蛍光体
層の全体積に対して蛍光体が占める体積の比率をいう。
層の全体積に対して蛍光体が占める体積の比率をいう。
本発明は、放射線像変換パネルの蛍光体層を焼結した輝
尽性蛍光体のみから構成し、かつ蛍光体層の相対密度を
70%以上に高めて蛍光体層における蛍光体の充填状態を
高密度化することにより、パネルの感度の顕著な向上を
実現するものである。
尽性蛍光体のみから構成し、かつ蛍光体層の相対密度を
70%以上に高めて蛍光体層における蛍光体の充填状態を
高密度化することにより、パネルの感度の顕著な向上を
実現するものである。
従来の製造法(塗布法)により形成される蛍光体層は輝
尽性蛍光体粒子を分散状態で含有支持する結合剤からな
る層であり、しかも該蛍光体層は比較的低い相対密度
(60%以下)を有するものである。蛍光体の充填密度が
低く、一定層厚における蛍光体の含有量が少ないために
感度の向上には限界がある。また、蛍光体層の層厚を厚
くしても、蛍光体層中には気泡が多数存在するため励起
光の散乱あるいは輝尽発光光の散乱が生じやすく、大き
な感度の向上が得られないばかりか、画質に悪影響を及
ぼす。
尽性蛍光体粒子を分散状態で含有支持する結合剤からな
る層であり、しかも該蛍光体層は比較的低い相対密度
(60%以下)を有するものである。蛍光体の充填密度が
低く、一定層厚における蛍光体の含有量が少ないために
感度の向上には限界がある。また、蛍光体層の層厚を厚
くしても、蛍光体層中には気泡が多数存在するため励起
光の散乱あるいは輝尽発光光の散乱が生じやすく、大き
な感度の向上が得られないばかりか、画質に悪影響を及
ぼす。
本発明において、蛍光体層は輝尽性蛍光体を含む蛍光体
層形成材料をシート状に成型する工程及びこれを焼結さ
せる工程からなる製造法(焼結法)により形成されるこ
とにより、実質的に蛍光体のみからなり、かつ相対密度
が70%以上の蛍光体層が得られる。このような蛍光体層
を有する本発明のパネルは、蛍光体の充填密度が高いた
めに極めて高い感度を示す。すなわち、本発明の製造法
によれば、蛍光体層の形成段階において輝尽性蛍光体以
外のもの(例えば、結合剤など)を用いないか、あるい
は用いたとしても焼結工程において焼失して、蛍光体の
みからなる蛍光体層が得られる。また、蛍光体層は焼結
工程で蛍光体が焼結して全体に密に詰まった状態に形成
され、相対密度の極めて高い蛍光体層が得られる。従っ
て、従来の製法により得られた蛍光体層の層厚が同等の
パネルと比較した場合、本発明の方法によって得られた
パネルの蛍光体層には結合剤が含まれず、気泡も軽減し
ており、蛍光体が極めて多量に存在する。このため、蛍
光体層全体の輝尽発光量が増大する。また、蛍光体層全
体が吸収する放射線の量が増大し、これによっても輝尽
発光量が相対的に増大して感度を高めることができる。
層形成材料をシート状に成型する工程及びこれを焼結さ
せる工程からなる製造法(焼結法)により形成されるこ
とにより、実質的に蛍光体のみからなり、かつ相対密度
が70%以上の蛍光体層が得られる。このような蛍光体層
を有する本発明のパネルは、蛍光体の充填密度が高いた
めに極めて高い感度を示す。すなわち、本発明の製造法
によれば、蛍光体層の形成段階において輝尽性蛍光体以
外のもの(例えば、結合剤など)を用いないか、あるい
は用いたとしても焼結工程において焼失して、蛍光体の
みからなる蛍光体層が得られる。また、蛍光体層は焼結
工程で蛍光体が焼結して全体に密に詰まった状態に形成
され、相対密度の極めて高い蛍光体層が得られる。従っ
て、従来の製法により得られた蛍光体層の層厚が同等の
パネルと比較した場合、本発明の方法によって得られた
パネルの蛍光体層には結合剤が含まれず、気泡も軽減し
ており、蛍光体が極めて多量に存在する。このため、蛍
光体層全体の輝尽発光量が増大する。また、蛍光体層全
体が吸収する放射線の量が増大し、これによっても輝尽
発光量が相対的に増大して感度を高めることができる。
さらに、本発明のパネルにおいては、感度を同等とした
場合に従来のパネルよりも蛍光体層の層厚を薄くするこ
とができるため、鮮鋭度の高い画像を得ることができ
る。また、蛍光体層当りの放射線吸収量を増大させてX
線等の放射線の量子ノイズを軽減することができるた
め、粒状性の優れた画像を得ることができる。
場合に従来のパネルよりも蛍光体層の層厚を薄くするこ
とができるため、鮮鋭度の高い画像を得ることができ
る。また、蛍光体層当りの放射線吸収量を増大させてX
線等の放射線の量子ノイズを軽減することができるた
め、粒状性の優れた画像を得ることができる。
[発明の構成] 以上述べたような好ましい特性を持った本発明の放射線
像変換パネルは、たとえば次に述べるような製造法によ
り製造することができる。
像変換パネルは、たとえば次に述べるような製造法によ
り製造することができる。
本発明の特徴的な要件である蛍光体層は焼結せしめられ
た輝尽性蛍光体からなり、かつ相対密度が70%以上の層
である。
た輝尽性蛍光体からなり、かつ相対密度が70%以上の層
である。
輝尽性蛍光体は、先に述べたように放射線を照射した
後、励起光を照射すると輝尽発光を示す蛍光体である
が、実用的な面からは波長が400〜900nmの範囲にある励
起光によって300〜500nmの波長範囲の輝尽発光を示す蛍
光体であることが望ましい。本発明の放射線像変換パネ
ルに用いられる輝尽性蛍光体の例としては、米国特許第
3,859,527号明細書に記載されているSrS:Ce,Sm、SrS:E
u,Sm、ThO2:Er、およびLa2O2S:Eu,Sm、 特開昭55−12142号公報に記載されているZnS:Cu,Pb、Ba
O・xAl2O3:Eu(ただし、0.8≦x≦10)、および、MII
O・xSiO2:A(ただし、MIIはMg、Ca、Sr、Zn、Cd、ま
たはBaであり、AはCe、Tb、Eu、Tm、Pb、Tl、Bi、また
はMnであり、xは、0.5≦x≦2.5である)、 特開昭55−12143号公報に記載されている(Ba1-x-y,Mg
x,Cay)FX:aEu2+(ただし、XはClおよびBrのうちの少
なくとも一つであり、xおよびyは、0<x+y≦0.
6、かつxy≠0であり、aは、10-6≦a≦5×10-2であ
る)、 特開昭55−12144号公報に記載されているLnOX:xA(ただ
し、LnはLa、Y、Gd、およびLuのうちの少なくとも一
つ、XはClおよびBrのうちの少なくとも一つ、AはCeお
よびTbのうちの少なくとも一つ、そして、xは、0<x
<0.1である)、 特開昭55−12145号公報に記載されている(Ba1-x,M
2+x)FX:yA(ただし、M2+はMg、Ca、Sr、Zn、およびCd
のうちの少なくとも一つ、XはCl、Br、およびIのうち
の少なくとも一つ、AはEu、Tb、Ce、Tm、Dy、Pr、Ho、
Nd、Yb、およびErのうちの少なくとも一つ、そしてx
は、0≦x≦0.6、yは、0≦y≦0.2である)、 特開昭55−160078号公報に記載されているMIIFX・xA:y
Ln[ただし、MIIはBa、Ca、Sr、Mg、Zn、およびCdのう
ちの少なくとも一種、AはBeO、MgO、CaO、SrO、BaO、Z
nO、Al2O3、Y2O3、La2O3、In2O3、SiO2、TiO2、ZrO2、G
eO2、SnO2、Nb2O5、Ta2O5、およびThO2のうちの少なく
とも一種、LnはEu、Tb、Ce、Tm、Dy、Pr、Ho、Nd、Yb、
Er、Sm、およびGdのうちの少なくとも一種、XはCl、B
r、およびIのうちの少なくとも一種であり、xおよび
yはそれぞれ5×10-5≦x≦0.5、および0<y≦0.2で
ある]の組成式で表わされる蛍光体、 特開昭56−116777号公報に記載されている(Ba1-x,MII
x)F2・aBaX2:yEu,zA[ただし、MIIはベリリウム、マ
グネシウム、カルシウム、ストロンチウム、亜鉛、およ
びカドミウムのうちの少なくとも一種、Xは塩素、臭
素、および沃素のうちの少なくとも一種、Aはジルコニ
ウムおよびスカンジウムのうちの少なくとも一種であ
り、a、x、y、およびzはそれぞれ0.5≦a≦1.25、
0≦x≦1、10-6≦y≦2×10-1、および0<z≦10-2
である]の組成式で表わされる蛍光体、 特開昭57−23673号公報に記載されている(Ba1-x,M
IIx)F2・aBaX2:yEu,zB[ただし、MIIはベリリウム、
マグネシウム、カルシウム、ストロンチウム、亜鉛、お
よびカドミウムのうちの少なくとも一種、Xは塩素、臭
素、および沃素のうちの少なくとも一種であり、a、
x、y、およびzはそれぞれ0.5≦a≦1.25、0≦x≦
1、10-6≦y≦2×10-1、および0<z≦2×10-1であ
る]の組成式で表わされる蛍光体、 特開昭57−23675号公報に記載されている(Ba1-x,M
IIx)F2・aBaX2:yEu,zA[ただし、MIIはベリリウム、
マグネシウム、カルシウム、ストロンチウム、亜鉛、お
よびカドミウムのうちの少なくとも一種、Xは塩素、臭
素、および沃素のうちの少なくとも一種、Aは砒素およ
び珪素のうちの少なくとも一種であり、a、x、y、お
よびzはそれぞれ0.5≦a≦1.25、0≦x≦1、10-6≦
y≦2×10-1、および0<z≦5×10-1である]の組成
式で表わされる蛍光体、 特開昭58−69281号公報に記載されているMIIIOX:xCe
[ただし、MIIIはPr、Nd、Pm、Sm、Eu、Tb、Dy、Ho、E
r、Tm、Yb、およびBiからなる群より選ばれる少なくと
も一種の三価金属であり、XはClおよびBrのうちのいず
れか一方あるいはその両方であり、xは0<x<0.1で
ある]の組成式で表わされる蛍光体、 特開昭58−206678号公報に記載されているBa1-xMx/2L
x/2FX:yEu2+[ただし、MはLi、Na、K、Rb、およびCs
からなる群より選ばれる少なくとも一種のアルカリ金属
を表わし;Lは、Sc、Y、La、Ce、Pr、Nd、Pm、Sm、Gd、
Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb、Lu、Al、Ga、In、およびTlか
らなる群より選ばれる少なくとも一種の三価金属を表わ
し;Xは、Cl、Br、およびIからなる群より選ばれる少な
くとも一種のハロゲンを表わし;そして、xは10-2≦x
≦0.5、yは0<y≦0.1である]の組成式で表わされる
蛍光体、 特開昭59−27980号公報に記載されているBaFX・xA:yEu
2+[ただし、Xは、Cl、Br、およびIからなる群より選
ばれる少なくとも一種のハロゲンであり;Aは、テトラフ
ルオロホウ酸化合物の焼成物であり;そして、xは10-6
≦x≦0.1、yは0<y≦0.1である]の組成式で表わさ
れる蛍光体、 特開昭59−47289号公報に記載されているBaFX・xA:yEu
2+[ただし、Xは、Cl、BrおよびIからなる群より選ば
れる少なくとも一種のハロゲンであり;Aは、ヘキサフル
オロケイ酸、ヘキサフルオロチタン酸およびヘキサフル
オロジルコニウム酸の一価もしくは二価金属の塩からな
るヘキサフルオロ化合物群より選ばれる少なくとも一種
の化合物の焼成物であり;そして、xは10-6≦x≦0.
1、yは0<y≦0.1である]の組成式で表わされる蛍光
体、特開昭59−56479号公報に記載されているBaFX・xNa
X′:aEu2+[ただし、XおよびX′は、それぞれCl、B
r、およびIのうちの少なくとも一種であり、xおよび
aはそれぞれ0<x≦2、および0<a≦0.2である]
の組成式で表わされる蛍光体、 特開昭59−56480号公報に記載されているMIIFX・xNa
X′:yEu2+:zA[ただし、MIIは、Ba、Sr、およびCaから
なる群より選ばれる少なくとも一種のアルカリ土類金属
であり;XおよびX′は、それぞれCl、Br、およびIから
なる群より選ばれる少なくとも一種のハロゲンであり;A
は、V、Cr、Mn、Fe、Co、およびNiより選ばれる少なく
とも一種の遷移金属であり;そして、xは0<x≦2、
yは0<y≦0.2、およびzは0<z≦10-2である]の
組成式で表わされる蛍光体、 特開昭59−75200号公報に記載されているMIIFX・aMI
X′・bM′IIX″2・cMIIIX3・xA:yEu2+[ただ
し、MIIはBa、Sr、およびCaからなる群より選ばれる少
なくとも一種のアルカリ土類金属であり;MIはLi、Na、
K、Rb、およびCsからなる群より選ばれる少なくとも一
種のアルカリ金属であり;M′IIはBeおよびMgからなる群
より選ばれる少なくとも一種の二価金属であり;MIIIはA
l、Ga、In、およびTlからなる群より選ばれる少なくと
も一種の三価金属であり;Aは金属酸化物であり;XはCl、
Br、およびIからなる群より選ばれる少なくとも一種の
ハロゲンであり;X′、X″、およびXは、F、Cl、B
r、およびIからなる群より選ばれる少なくとも一種の
ハロゲンであり;そして、aは0≦a≦2、bは0≦b
≦10-2、cは0≦c≦10-2、かつa+b+c≧10-6であ
り;xは0<x≦0.5、yは0<y≦0.2である]の組成式
で表わされる蛍光体、 特開昭60−84381号公報に記載されているMIIX2・aMII
X′2:xEu2+[ただし、MIIはBa、SrおよびCaからなる
群より選ばれる少なくとも一種のアルカリ土類金属であ
り;XおよびX′はCl、BrおよびIからなる群より選ばれ
る少なくとも一種のハロゲンであって、かつX≠X′で
あり;そしてaは0.1≦a≦10.0、xは0<x≦0.2であ
る]の組成式で表わされる輝尽性蛍光体、 特開昭60−101173号公報に記載されているMIIFX・aMI
X′:xEu2+[ただし、MIIはBa、SrおよびCaからなる群
より選ばれる少なくとも一種のアルカリ土類金属であ
り;MIはRbおよびCsからなる群より選ばれる少なくとも
一種のアルカリ金属であり;XはCl、BrおよびIからなる
群より選ばれる少なくとも一種のハロゲンであり;X′は
F、Cl、BrおよびIからなる群より選ばれる少なくとも
一種のハロゲンであり;そしてaおよびxはそれぞれ0
≦a≦4.0および0<x≦0.2である]の組成式で表わさ
れる輝尽性蛍光体、 本出願人による特願昭60−70484号明細書に記載されて
いるMIX:xBi[ただし、MIはRbおよびCsからなる群
より選ばれる少なくとも一種のアルカリ金属であり;Xは
Cl、BrおよびIからなる群より選ばれる少なくとも一種
のハロゲンであり;そしてxは0<x≦0.2の範囲の数
値である]の組成式で表わされる輝尽性蛍光体、 などを挙げることができる。
後、励起光を照射すると輝尽発光を示す蛍光体である
が、実用的な面からは波長が400〜900nmの範囲にある励
起光によって300〜500nmの波長範囲の輝尽発光を示す蛍
光体であることが望ましい。本発明の放射線像変換パネ
ルに用いられる輝尽性蛍光体の例としては、米国特許第
3,859,527号明細書に記載されているSrS:Ce,Sm、SrS:E
u,Sm、ThO2:Er、およびLa2O2S:Eu,Sm、 特開昭55−12142号公報に記載されているZnS:Cu,Pb、Ba
O・xAl2O3:Eu(ただし、0.8≦x≦10)、および、MII
O・xSiO2:A(ただし、MIIはMg、Ca、Sr、Zn、Cd、ま
たはBaであり、AはCe、Tb、Eu、Tm、Pb、Tl、Bi、また
はMnであり、xは、0.5≦x≦2.5である)、 特開昭55−12143号公報に記載されている(Ba1-x-y,Mg
x,Cay)FX:aEu2+(ただし、XはClおよびBrのうちの少
なくとも一つであり、xおよびyは、0<x+y≦0.
6、かつxy≠0であり、aは、10-6≦a≦5×10-2であ
る)、 特開昭55−12144号公報に記載されているLnOX:xA(ただ
し、LnはLa、Y、Gd、およびLuのうちの少なくとも一
つ、XはClおよびBrのうちの少なくとも一つ、AはCeお
よびTbのうちの少なくとも一つ、そして、xは、0<x
<0.1である)、 特開昭55−12145号公報に記載されている(Ba1-x,M
2+x)FX:yA(ただし、M2+はMg、Ca、Sr、Zn、およびCd
のうちの少なくとも一つ、XはCl、Br、およびIのうち
の少なくとも一つ、AはEu、Tb、Ce、Tm、Dy、Pr、Ho、
Nd、Yb、およびErのうちの少なくとも一つ、そしてx
は、0≦x≦0.6、yは、0≦y≦0.2である)、 特開昭55−160078号公報に記載されているMIIFX・xA:y
Ln[ただし、MIIはBa、Ca、Sr、Mg、Zn、およびCdのう
ちの少なくとも一種、AはBeO、MgO、CaO、SrO、BaO、Z
nO、Al2O3、Y2O3、La2O3、In2O3、SiO2、TiO2、ZrO2、G
eO2、SnO2、Nb2O5、Ta2O5、およびThO2のうちの少なく
とも一種、LnはEu、Tb、Ce、Tm、Dy、Pr、Ho、Nd、Yb、
Er、Sm、およびGdのうちの少なくとも一種、XはCl、B
r、およびIのうちの少なくとも一種であり、xおよび
yはそれぞれ5×10-5≦x≦0.5、および0<y≦0.2で
ある]の組成式で表わされる蛍光体、 特開昭56−116777号公報に記載されている(Ba1-x,MII
x)F2・aBaX2:yEu,zA[ただし、MIIはベリリウム、マ
グネシウム、カルシウム、ストロンチウム、亜鉛、およ
びカドミウムのうちの少なくとも一種、Xは塩素、臭
素、および沃素のうちの少なくとも一種、Aはジルコニ
ウムおよびスカンジウムのうちの少なくとも一種であ
り、a、x、y、およびzはそれぞれ0.5≦a≦1.25、
0≦x≦1、10-6≦y≦2×10-1、および0<z≦10-2
である]の組成式で表わされる蛍光体、 特開昭57−23673号公報に記載されている(Ba1-x,M
IIx)F2・aBaX2:yEu,zB[ただし、MIIはベリリウム、
マグネシウム、カルシウム、ストロンチウム、亜鉛、お
よびカドミウムのうちの少なくとも一種、Xは塩素、臭
素、および沃素のうちの少なくとも一種であり、a、
x、y、およびzはそれぞれ0.5≦a≦1.25、0≦x≦
1、10-6≦y≦2×10-1、および0<z≦2×10-1であ
る]の組成式で表わされる蛍光体、 特開昭57−23675号公報に記載されている(Ba1-x,M
IIx)F2・aBaX2:yEu,zA[ただし、MIIはベリリウム、
マグネシウム、カルシウム、ストロンチウム、亜鉛、お
よびカドミウムのうちの少なくとも一種、Xは塩素、臭
素、および沃素のうちの少なくとも一種、Aは砒素およ
び珪素のうちの少なくとも一種であり、a、x、y、お
よびzはそれぞれ0.5≦a≦1.25、0≦x≦1、10-6≦
y≦2×10-1、および0<z≦5×10-1である]の組成
式で表わされる蛍光体、 特開昭58−69281号公報に記載されているMIIIOX:xCe
[ただし、MIIIはPr、Nd、Pm、Sm、Eu、Tb、Dy、Ho、E
r、Tm、Yb、およびBiからなる群より選ばれる少なくと
も一種の三価金属であり、XはClおよびBrのうちのいず
れか一方あるいはその両方であり、xは0<x<0.1で
ある]の組成式で表わされる蛍光体、 特開昭58−206678号公報に記載されているBa1-xMx/2L
x/2FX:yEu2+[ただし、MはLi、Na、K、Rb、およびCs
からなる群より選ばれる少なくとも一種のアルカリ金属
を表わし;Lは、Sc、Y、La、Ce、Pr、Nd、Pm、Sm、Gd、
Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb、Lu、Al、Ga、In、およびTlか
らなる群より選ばれる少なくとも一種の三価金属を表わ
し;Xは、Cl、Br、およびIからなる群より選ばれる少な
くとも一種のハロゲンを表わし;そして、xは10-2≦x
≦0.5、yは0<y≦0.1である]の組成式で表わされる
蛍光体、 特開昭59−27980号公報に記載されているBaFX・xA:yEu
2+[ただし、Xは、Cl、Br、およびIからなる群より選
ばれる少なくとも一種のハロゲンであり;Aは、テトラフ
ルオロホウ酸化合物の焼成物であり;そして、xは10-6
≦x≦0.1、yは0<y≦0.1である]の組成式で表わさ
れる蛍光体、 特開昭59−47289号公報に記載されているBaFX・xA:yEu
2+[ただし、Xは、Cl、BrおよびIからなる群より選ば
れる少なくとも一種のハロゲンであり;Aは、ヘキサフル
オロケイ酸、ヘキサフルオロチタン酸およびヘキサフル
オロジルコニウム酸の一価もしくは二価金属の塩からな
るヘキサフルオロ化合物群より選ばれる少なくとも一種
の化合物の焼成物であり;そして、xは10-6≦x≦0.
1、yは0<y≦0.1である]の組成式で表わされる蛍光
体、特開昭59−56479号公報に記載されているBaFX・xNa
X′:aEu2+[ただし、XおよびX′は、それぞれCl、B
r、およびIのうちの少なくとも一種であり、xおよび
aはそれぞれ0<x≦2、および0<a≦0.2である]
の組成式で表わされる蛍光体、 特開昭59−56480号公報に記載されているMIIFX・xNa
X′:yEu2+:zA[ただし、MIIは、Ba、Sr、およびCaから
なる群より選ばれる少なくとも一種のアルカリ土類金属
であり;XおよびX′は、それぞれCl、Br、およびIから
なる群より選ばれる少なくとも一種のハロゲンであり;A
は、V、Cr、Mn、Fe、Co、およびNiより選ばれる少なく
とも一種の遷移金属であり;そして、xは0<x≦2、
yは0<y≦0.2、およびzは0<z≦10-2である]の
組成式で表わされる蛍光体、 特開昭59−75200号公報に記載されているMIIFX・aMI
X′・bM′IIX″2・cMIIIX3・xA:yEu2+[ただ
し、MIIはBa、Sr、およびCaからなる群より選ばれる少
なくとも一種のアルカリ土類金属であり;MIはLi、Na、
K、Rb、およびCsからなる群より選ばれる少なくとも一
種のアルカリ金属であり;M′IIはBeおよびMgからなる群
より選ばれる少なくとも一種の二価金属であり;MIIIはA
l、Ga、In、およびTlからなる群より選ばれる少なくと
も一種の三価金属であり;Aは金属酸化物であり;XはCl、
Br、およびIからなる群より選ばれる少なくとも一種の
ハロゲンであり;X′、X″、およびXは、F、Cl、B
r、およびIからなる群より選ばれる少なくとも一種の
ハロゲンであり;そして、aは0≦a≦2、bは0≦b
≦10-2、cは0≦c≦10-2、かつa+b+c≧10-6であ
り;xは0<x≦0.5、yは0<y≦0.2である]の組成式
で表わされる蛍光体、 特開昭60−84381号公報に記載されているMIIX2・aMII
X′2:xEu2+[ただし、MIIはBa、SrおよびCaからなる
群より選ばれる少なくとも一種のアルカリ土類金属であ
り;XおよびX′はCl、BrおよびIからなる群より選ばれ
る少なくとも一種のハロゲンであって、かつX≠X′で
あり;そしてaは0.1≦a≦10.0、xは0<x≦0.2であ
る]の組成式で表わされる輝尽性蛍光体、 特開昭60−101173号公報に記載されているMIIFX・aMI
X′:xEu2+[ただし、MIIはBa、SrおよびCaからなる群
より選ばれる少なくとも一種のアルカリ土類金属であ
り;MIはRbおよびCsからなる群より選ばれる少なくとも
一種のアルカリ金属であり;XはCl、BrおよびIからなる
群より選ばれる少なくとも一種のハロゲンであり;X′は
F、Cl、BrおよびIからなる群より選ばれる少なくとも
一種のハロゲンであり;そしてaおよびxはそれぞれ0
≦a≦4.0および0<x≦0.2である]の組成式で表わさ
れる輝尽性蛍光体、 本出願人による特願昭60−70484号明細書に記載されて
いるMIX:xBi[ただし、MIはRbおよびCsからなる群
より選ばれる少なくとも一種のアルカリ金属であり;Xは
Cl、BrおよびIからなる群より選ばれる少なくとも一種
のハロゲンであり;そしてxは0<x≦0.2の範囲の数
値である]の組成式で表わされる輝尽性蛍光体、 などを挙げることができる。
また、上記特開昭60−84381号公報に記載されているM
IIX2・aMIIX′2:xEu2+輝尽性蛍光体には、以下に示す
ような添加物がMIIX2・aMIIX′21モル当り以下の割合
で含まれていてもよい。
IIX2・aMIIX′2:xEu2+輝尽性蛍光体には、以下に示す
ような添加物がMIIX2・aMIIX′21モル当り以下の割合
で含まれていてもよい。
特開昭60−166379号公報に記載されているbMIX″(た
だし、MIはRbおよびCsからなる群より選ばれる少なく
とも一種のアルカリ金属であり、X″はF、Cl、Brおよ
びIからなる群よれ選ばれる少なくとも一種のハロゲン
であり、そしてbは0<b≦10.0である);特開昭60−
221483号公報に記載されているbKX″・cMgX2・dMIII
X′3(ただし、MIIIはSc、Y、La、GdおよびLuか
らなる群より選ばる少なくとも一種の三価金属であり、
X″、XおよびX′はいずれもF、Cl、BrおよびI
からなる群より選ばれる少なくとも一種のハロゲンであ
り、そしてb、cおよびdはそれぞれ、0≦b≦2.0、
0≦c≦2.0、0≦d≦2.0であって、かつ2×10-5≦b
+c+dである);特開昭60−228592号公報に記載され
ているyB(ただし、yは2×10-4≦y≦2×10-1であ
る);特開昭60−228593号公報に記載されているbA(た
だし、AはSiO2およびP2O5からなる群より選ばれる少な
くとも一種の酸化物であり、そしてbは10-4≦b≦2×
10-1である);特願昭59−240452号明細書に記載されて
いるbSiO(ただし、bは0<b≦3×10-2である);特
願昭59−240454号明細書に記載されているbSnX″2(た
だし、X″はF、Cl、BrおよびIからなる群より選ばれ
る少なくとも一種のハロゲンであり、そしてbは0<b
≦10-3である);特願昭60−78033号明細書に記載され
ているbCsX″・cSnX2(ただし、X″およびXはそ
れぞれF、Cl、BrおよびIからなる群より選ばれる少な
くとも一種のハロゲンであり、そしてbおよびcはそれ
ぞれ、0<b≦10.0および10-6≦c≦2×10-2であ
る);および特願昭60−78035号明細書に記載されてい
るbCsX″・yLn3+(ただし、X″はF、Cl、BrおよびI
からなる群より選ばれる少なくとも一種のハロゲンであ
り、LnはSc、Y、Ce、Pr、Nd、Sm、Gd、Tb、Dy、Ho、E
r、Tm、YbおよびLuからなる群より選ばれる少なくとも
一種の希土類元素であり、そしてbおよびyはそれぞ
れ、0<b≦10.0および10-6≦y≦1.8×10-1であ
る)。
だし、MIはRbおよびCsからなる群より選ばれる少なく
とも一種のアルカリ金属であり、X″はF、Cl、Brおよ
びIからなる群よれ選ばれる少なくとも一種のハロゲン
であり、そしてbは0<b≦10.0である);特開昭60−
221483号公報に記載されているbKX″・cMgX2・dMIII
X′3(ただし、MIIIはSc、Y、La、GdおよびLuか
らなる群より選ばる少なくとも一種の三価金属であり、
X″、XおよびX′はいずれもF、Cl、BrおよびI
からなる群より選ばれる少なくとも一種のハロゲンであ
り、そしてb、cおよびdはそれぞれ、0≦b≦2.0、
0≦c≦2.0、0≦d≦2.0であって、かつ2×10-5≦b
+c+dである);特開昭60−228592号公報に記載され
ているyB(ただし、yは2×10-4≦y≦2×10-1であ
る);特開昭60−228593号公報に記載されているbA(た
だし、AはSiO2およびP2O5からなる群より選ばれる少な
くとも一種の酸化物であり、そしてbは10-4≦b≦2×
10-1である);特願昭59−240452号明細書に記載されて
いるbSiO(ただし、bは0<b≦3×10-2である);特
願昭59−240454号明細書に記載されているbSnX″2(た
だし、X″はF、Cl、BrおよびIからなる群より選ばれ
る少なくとも一種のハロゲンであり、そしてbは0<b
≦10-3である);特願昭60−78033号明細書に記載され
ているbCsX″・cSnX2(ただし、X″およびXはそ
れぞれF、Cl、BrおよびIからなる群より選ばれる少な
くとも一種のハロゲンであり、そしてbおよびcはそれ
ぞれ、0<b≦10.0および10-6≦c≦2×10-2であ
る);および特願昭60−78035号明細書に記載されてい
るbCsX″・yLn3+(ただし、X″はF、Cl、BrおよびI
からなる群より選ばれる少なくとも一種のハロゲンであ
り、LnはSc、Y、Ce、Pr、Nd、Sm、Gd、Tb、Dy、Ho、E
r、Tm、YbおよびLuからなる群より選ばれる少なくとも
一種の希土類元素であり、そしてbおよびyはそれぞ
れ、0<b≦10.0および10-6≦y≦1.8×10-1であ
る)。
上記の輝尽性蛍光体のうちで、二価ユーロピウム賦活ア
ルカリ土類金属ハロゲン化物系蛍光体は高輝度の輝尽発
光を示すので特に好ましい。ただし、本発明に用いられ
る輝尽性蛍光体は上述の蛍光体に限られるものではな
く、放射線を照射したのちに励起光を照射した場合に輝
尽発光を示す蛍光体であればいかなるものであってもよ
い。
ルカリ土類金属ハロゲン化物系蛍光体は高輝度の輝尽発
光を示すので特に好ましい。ただし、本発明に用いられ
る輝尽性蛍光体は上述の蛍光体に限られるものではな
く、放射線を照射したのちに励起光を照射した場合に輝
尽発光を示す蛍光体であればいかなるものであってもよ
い。
蛍光体層は、たとえば次のような製造工程により形成す
ることができる。
ることができる。
即ち、蛍光体層の製造工程は、輝尽性蛍光体を含む蛍光
体層形成材料をシート状に成型する工程と、この成型物
を焼結させる工程とからなる。
体層形成材料をシート状に成型する工程と、この成型物
を焼結させる工程とからなる。
蛍光体層形成材料をシート状に成型する工程において、
蛍光体層形成材料としては、上記輝尽性蛍光体の粒子か
らなる粉状物を用いることができる。
蛍光体層形成材料としては、上記輝尽性蛍光体の粒子か
らなる粉状物を用いることができる。
また、蛍光体層形成材料として、上記輝尽性蛍光体の粒
子と結合剤とを含む分散液を用いることもできる。この
場合には、輝尽性蛍光体と結合剤を適当な溶剤に添加し
たのち、これを充分に混合して、結合剤溶液中に蛍光体
粒子が均一に分散した分散液を調製する。
子と結合剤とを含む分散液を用いることもできる。この
場合には、輝尽性蛍光体と結合剤を適当な溶剤に添加し
たのち、これを充分に混合して、結合剤溶液中に蛍光体
粒子が均一に分散した分散液を調製する。
結合剤としては、蛍光体の分散性、あるいは焼結工程に
おいて発散性などにおいて好適な性質を有する物質が好
ましい。このような例としては、パラフィン(例、炭素
数:16乃至40、融点:37.8乃至64.5℃のもの);ワックス
(天然ワックスとしては:キャンデリラワックス、カル
ナウバワックス、ライスワックス、木ろうなどの植物系
ワックス,みつろう、ラノリン、鯨ろうなどの動物系ワ
ックス,モンタンワックス、オゾケライト、セレシンな
どの鉱物系ワックス,合成ワックスとしては:ポリエチ
レンワックス、フィシャー・トロプシュワックスなどの
石炭系合成ワックス,硬化ヒマシ油、脂肪酸アミド、ケ
トンなどの油脂系合成ワックス);レジン(ポリビニル
ブチラール、ポリ酢酸ビニル、ニトロセルロース、エチ
ルセルロース、塩化ビニリデン・塩化ビニルコポリマ
ー、ポリアキル(メタ)アクリレート、塩化ビニル・酢
酸ビニルコポリマー、ポリウレタンンセルロースアセテ
ートブチレート、ポリビニルアルコール、線状ポリエス
テル)などを挙げることができる。またゼラチン等の蛋
白質、デキストラン等のポリサッカライド、またはアラ
ビアゴムのようなものを使用することもできる。
おいて発散性などにおいて好適な性質を有する物質が好
ましい。このような例としては、パラフィン(例、炭素
数:16乃至40、融点:37.8乃至64.5℃のもの);ワックス
(天然ワックスとしては:キャンデリラワックス、カル
ナウバワックス、ライスワックス、木ろうなどの植物系
ワックス,みつろう、ラノリン、鯨ろうなどの動物系ワ
ックス,モンタンワックス、オゾケライト、セレシンな
どの鉱物系ワックス,合成ワックスとしては:ポリエチ
レンワックス、フィシャー・トロプシュワックスなどの
石炭系合成ワックス,硬化ヒマシ油、脂肪酸アミド、ケ
トンなどの油脂系合成ワックス);レジン(ポリビニル
ブチラール、ポリ酢酸ビニル、ニトロセルロース、エチ
ルセルロース、塩化ビニリデン・塩化ビニルコポリマ
ー、ポリアキル(メタ)アクリレート、塩化ビニル・酢
酸ビニルコポリマー、ポリウレタンンセルロースアセテ
ートブチレート、ポリビニルアルコール、線状ポリエス
テル)などを挙げることができる。またゼラチン等の蛋
白質、デキストラン等のポリサッカライド、またはアラ
ビアゴムのようなものを使用することもできる。
溶剤の例としては、メタノール、エタノール、n−プロ
パノール、n−ブタノールなどの低級アルコール;メチ
レンクロライド、エチレンクロライドなどの塩素原子含
有炭化水素;アセトン、メチルエチルケトン、メチルイ
ソブチルケトンなどのケトン;酢酸メチル、酢酸エチ
ル、酢酸ブチルなどの低級脂肪酸と低級アルコールとの
エステル;ジオキサン、エチレングリコールモノエチル
エーテル、エチレングリコールモノメチルエーテルなど
のエーテル;そしてそれらの混合物を挙げることができ
る。
パノール、n−ブタノールなどの低級アルコール;メチ
レンクロライド、エチレンクロライドなどの塩素原子含
有炭化水素;アセトン、メチルエチルケトン、メチルイ
ソブチルケトンなどのケトン;酢酸メチル、酢酸エチ
ル、酢酸ブチルなどの低級脂肪酸と低級アルコールとの
エステル;ジオキサン、エチレングリコールモノエチル
エーテル、エチレングリコールモノメチルエーテルなど
のエーテル;そしてそれらの混合物を挙げることができ
る。
上記分散液における結合剤と輝尽性蛍光体との混合比
は、蛍光体の種類あるいは後述する成型条件、焼結条件
などによって異なるが、一般には結合剤と蛍光体との混
合比は1:1乃至1:300(重量比)の範囲から選ばれ、そし
て特に1:20乃至1:150(重量比)の範囲から選ぶことが
好ましい。
は、蛍光体の種類あるいは後述する成型条件、焼結条件
などによって異なるが、一般には結合剤と蛍光体との混
合比は1:1乃至1:300(重量比)の範囲から選ばれ、そし
て特に1:20乃至1:150(重量比)の範囲から選ぶことが
好ましい。
なお、分散液には蛍光体の分散性を向上させるための分
散剤などの添加剤が混合されていてもよい。そのような
目的に用いられる分散剤の例としては、フタル酸、ステ
アリン酸、カプロン酸、親油性界面活性剤などを挙げる
ことができる。
散剤などの添加剤が混合されていてもよい。そのような
目的に用いられる分散剤の例としては、フタル酸、ステ
アリン酸、カプロン酸、親油性界面活性剤などを挙げる
ことができる。
上記のようにして調製された蛍光体粒子からなる粉状
物、あるいは蛍光体粒子と結合剤とを含有する分散液を
次にシート状に成型する。
物、あるいは蛍光体粒子と結合剤とを含有する分散液を
次にシート状に成型する。
成型は蛍光体層形成材料が粉状物である場合には、この
粉状物を成型用型に押し込むことによりシート状に成型
することが好ましい。成型用の型は通常長方形状の金型
が用いられる。また蛍光体層形成材料が分散液である場
合には通常の塗布方法(例えばドクターブレードなど)
を用いて適当な平板(金属板、ガラス板、セラミック板
など)の上に塗布してシート状に成型するか、あるいは
上記粉状物と同様に成形用型に流し込んでシート状に成
形することが好ましい。
粉状物を成型用型に押し込むことによりシート状に成型
することが好ましい。成型用の型は通常長方形状の金型
が用いられる。また蛍光体層形成材料が分散液である場
合には通常の塗布方法(例えばドクターブレードなど)
を用いて適当な平板(金属板、ガラス板、セラミック板
など)の上に塗布してシート状に成型するか、あるいは
上記粉状物と同様に成形用型に流し込んでシート状に成
形することが好ましい。
上記成形工程においては、圧縮処理が施されてもよく、
特に蛍光体層形成材料が粉状物である場合には圧縮処理
が施される。圧縮処理は例えばプレス成型により行なわ
れ、1×102乃至1×104kg/cm2の範囲の圧力をかけて行
なうことが好ましい。これにより得られる蛍光体層の相
対密度をより高めることが可能となる。
特に蛍光体層形成材料が粉状物である場合には圧縮処理
が施される。圧縮処理は例えばプレス成型により行なわ
れ、1×102乃至1×104kg/cm2の範囲の圧力をかけて行
なうことが好ましい。これにより得られる蛍光体層の相
対密度をより高めることが可能となる。
次に、上記のようにして得られたシート状の成型物を焼
結させて蛍光体シートを得る。
結させて蛍光体シートを得る。
焼結は、例えば電気炉などの焼成炉で行なわれる。焼結
温度および焼結時間は蛍光体層形成材料の種類、シート
状成型物の形状および状態、さらにはこれらに使用され
る輝尽性蛍光体の種類によって異なる。
温度および焼結時間は蛍光体層形成材料の種類、シート
状成型物の形状および状態、さらにはこれらに使用され
る輝尽性蛍光体の種類によって異なる。
シート状成型物が輝尽性蛍光体からなる粉状物である場
合には、一般に焼結温度は500乃至1000℃の範囲であ
り、好ましくは700乃至950℃の範囲である。また、焼結
時間は一般に0.5乃至6時間の範囲であり、好ましくは
1.5乃至2時間の範囲である。焼結雰囲気としては、通
常窒素ガス雰囲気、アルゴンガス雰囲気などの中性ガス
雰囲気あるいは少量の水素ガスを含有する窒素ガス雰囲
気、一酸化炭素を含有する二酸化炭素雰囲気などの弱還
元性の雰囲気を利用する。
合には、一般に焼結温度は500乃至1000℃の範囲であ
り、好ましくは700乃至950℃の範囲である。また、焼結
時間は一般に0.5乃至6時間の範囲であり、好ましくは
1.5乃至2時間の範囲である。焼結雰囲気としては、通
常窒素ガス雰囲気、アルゴンガス雰囲気などの中性ガス
雰囲気あるいは少量の水素ガスを含有する窒素ガス雰囲
気、一酸化炭素を含有する二酸化炭素雰囲気などの弱還
元性の雰囲気を利用する。
また、シート状成型物が輝尽性蛍光体および結合剤を含
有する分散液である場合には、予めシート状成型物中の
結合剤を窒素ガス雰囲気、アルゴンガス雰囲気などの中
性ガス雰囲気あるいは酸素ガス雰囲気、空気雰囲気など
の酸化性ガス雰囲気下で比較的低温(100〜450℃の範囲
の温度)で気散させた後、続いて上記の焼結条件で焼結
させることが好ましい。この低温域での結合剤の気散に
より結合剤などの輝尽性蛍光体以外の成分は300乃至400
℃付近で揮発もしくは炭化し、さらに炭酸ガスとなって
容易に除去可能となる。この結果、得られる蛍光体シー
トは蛍光体のみから構成される。低温気散のための時間
は0.5乃至6時間の範囲であることが好ましい。このよ
うにして蛍光体シートは相対密度が70%以上に形成され
る。そしてこの場合の蛍光体の粒界サイズは1乃至100
μmの範囲にあることが好ましい。
有する分散液である場合には、予めシート状成型物中の
結合剤を窒素ガス雰囲気、アルゴンガス雰囲気などの中
性ガス雰囲気あるいは酸素ガス雰囲気、空気雰囲気など
の酸化性ガス雰囲気下で比較的低温(100〜450℃の範囲
の温度)で気散させた後、続いて上記の焼結条件で焼結
させることが好ましい。この低温域での結合剤の気散に
より結合剤などの輝尽性蛍光体以外の成分は300乃至400
℃付近で揮発もしくは炭化し、さらに炭酸ガスとなって
容易に除去可能となる。この結果、得られる蛍光体シー
トは蛍光体のみから構成される。低温気散のための時間
は0.5乃至6時間の範囲であることが好ましい。このよ
うにして蛍光体シートは相対密度が70%以上に形成され
る。そしてこの場合の蛍光体の粒界サイズは1乃至100
μmの範囲にあることが好ましい。
なお、圧縮処理は上述したように焼結工程の前に行なっ
てもよいが、焼結過程において行なってもよい。即ち、
圧縮処理を施しながら焼結させてもよい。特にシート状
の成型物が蛍光体粒子のみからなる粉状物である場合に
好適である。
てもよいが、焼結過程において行なってもよい。即ち、
圧縮処理を施しながら焼結させてもよい。特にシート状
の成型物が蛍光体粒子のみからなる粉状物である場合に
好適である。
このようにして形成される蛍光体シートの層厚は、目的
とする放射線像変換パネルの特性などによって異なる
が、通常は20μm乃至1mmとする。但し、この層厚は50
乃至500μmとするのが好ましい。
とする放射線像変換パネルの特性などによって異なる
が、通常は20μm乃至1mmとする。但し、この層厚は50
乃至500μmとするのが好ましい。
上述の方法によって形成された蛍光体シートの相対密度
は、次の(I)式により理論的に求めることができる。
は、次の(I)式により理論的に求めることができる。
Vp/V=aA(a+b)ρxV −−−(I) (ただし、V:蛍光体層の全体積 Vp:蛍光体の体積 A:蛍光体層の全重量 ρx:蛍光体の密度 a:蛍光体の重量 b:結合剤の重量) 本発明において、蛍光体シートの相対密度とは(I)式
により計算して求められた値である。ただし、焼結によ
って形成された蛍光体シートでは結合剤が消失している
ため、bは〜0である。
により計算して求められた値である。ただし、焼結によ
って形成された蛍光体シートでは結合剤が消失している
ため、bは〜0である。
次に、形成された蛍光体シートの一方の表面には支持体
が設けられる。
が設けられる。
本発明において使用する支持体は、従来の放射線写真法
における増感紙の支持体として用いられている各種の材
料あるいは放射線像変換パネルの支持体として公知の各
種の材料から任意に選ぶことができる。そのような材料
の例としては、セルロースアセテート、ポリエステル、
ポリエチレンテレフタレート、ポリアミド、ポリイミ
ド、トリアセテート、ポリカーボネートなどのプラスチ
ック物質のフィルム、アルミニウム箔、アルミニウム合
金箔などの金属シートセラミック板、金属板、通常の
紙、バライタ紙、レジンコート紙、二酸化チタンなどの
顔料を含有するピグメント紙、ポリビニルアルコールな
どをサイジングした紙などを挙げることができる。この
支持体にはカーボンブラックなどの光吸収性物質が練り
込まれていてもよく、あるいは二酸化チタンなどの光反
射性物質が練り込まれていてもよい。前者は高鮮鋭度タ
イプの放射線像変換パネルに適した支持体であり、後者
は高感度タイプの放射線像変換パネルに適した支持体で
ある。
における増感紙の支持体として用いられている各種の材
料あるいは放射線像変換パネルの支持体として公知の各
種の材料から任意に選ぶことができる。そのような材料
の例としては、セルロースアセテート、ポリエステル、
ポリエチレンテレフタレート、ポリアミド、ポリイミ
ド、トリアセテート、ポリカーボネートなどのプラスチ
ック物質のフィルム、アルミニウム箔、アルミニウム合
金箔などの金属シートセラミック板、金属板、通常の
紙、バライタ紙、レジンコート紙、二酸化チタンなどの
顔料を含有するピグメント紙、ポリビニルアルコールな
どをサイジングした紙などを挙げることができる。この
支持体にはカーボンブラックなどの光吸収性物質が練り
込まれていてもよく、あるいは二酸化チタンなどの光反
射性物質が練り込まれていてもよい。前者は高鮮鋭度タ
イプの放射線像変換パネルに適した支持体であり、後者
は高感度タイプの放射線像変換パネルに適した支持体で
ある。
公知の放射線像変換パネルにおいては、支持体と蛍光体
層の結合を強化するため、あるいは放射線像変換パネル
としての感度もしくは画質(鮮鋭度、粒状性)を向上さ
せるために、蛍光体層が設けられる側の支持体表面にゼ
ラチンなどの高分子物質を塗布して接着性付与層とした
り、あるいは二酸化チタンなどの光反射性物質からなる
光反射層、もしくはカーボンブラックなどの光吸収性物
質からなる光吸収層を設けることも行なわれている。本
発明で用いられる支持体についても、これらの各種の層
を設けることができる。
層の結合を強化するため、あるいは放射線像変換パネル
としての感度もしくは画質(鮮鋭度、粒状性)を向上さ
せるために、蛍光体層が設けられる側の支持体表面にゼ
ラチンなどの高分子物質を塗布して接着性付与層とした
り、あるいは二酸化チタンなどの光反射性物質からなる
光反射層、もしくはカーボンブラックなどの光吸収性物
質からなる光吸収層を設けることも行なわれている。本
発明で用いられる支持体についても、これらの各種の層
を設けることができる。
さらに、特開昭58−200200号公報に記載されているよう
に、画像の鮮鋭度を向上させる目的で、支持体の蛍光体
層側の表面(支持体の蛍光体層側の表面に接着性付与
層、光反射層あるいは光吸収層などが設けられている場
合には、その表面を意味する)には微細な凹凸が均質に
形成されていてもよい。
に、画像の鮮鋭度を向上させる目的で、支持体の蛍光体
層側の表面(支持体の蛍光体層側の表面に接着性付与
層、光反射層あるいは光吸収層などが設けられている場
合には、その表面を意味する)には微細な凹凸が均質に
形成されていてもよい。
通常、支持体の蛍光体シートへの付設は、上記支持体の
片面に一般的に用いられる接着剤を塗布しておき、その
面に蛍光体シートの片面を押し付けることにより実施さ
れる。なお、塗布により基板上にシート状成型物を設け
た場合には、蛍光体シートを基板から分離したのち行な
われる。
片面に一般的に用いられる接着剤を塗布しておき、その
面に蛍光体シートの片面を押し付けることにより実施さ
れる。なお、塗布により基板上にシート状成型物を設け
た場合には、蛍光体シートを基板から分離したのち行な
われる。
蛍光体シートの支持体に接する側とは反対側の表面に
は、蛍光体層を物理的および化学的に保護する目的で透
明な保護膜が設けられていることが好ましい。
は、蛍光体層を物理的および化学的に保護する目的で透
明な保護膜が設けられていることが好ましい。
透明な保護膜は、例えば、酢酸セルロース、ニトロセル
ロースなどのセルロース誘導体;あるいはポリメチルメ
タクリレート、ポリビニルブチラール、ポリビニルホル
マール、ポリカーボネート、ポリ酢酸ビニル、塩化ビニ
ル・酢酸ビニルコポリマーなどの合成高分子物質のよう
な透明な高分子物質を適当な溶媒に溶解して調製した溶
液を上記蛍光体シートの上に塗布する方法により形成す
ることができる。あるいはポリエチレンテレフタレー
ト、ポリエチレン、ポリ塩化ビニリデン、ポリアミドな
どからなるプラスチックシート;および透明なガラス板
などの保護膜形成用シートを別に形成して蛍光体シート
の表面に適当な接着剤を用いて接着するなどの方法によ
っても形成することができる。このようにして形成する
透明保護膜の膜厚は、約3乃至20μmとするのが好まし
い。
ロースなどのセルロース誘導体;あるいはポリメチルメ
タクリレート、ポリビニルブチラール、ポリビニルホル
マール、ポリカーボネート、ポリ酢酸ビニル、塩化ビニ
ル・酢酸ビニルコポリマーなどの合成高分子物質のよう
な透明な高分子物質を適当な溶媒に溶解して調製した溶
液を上記蛍光体シートの上に塗布する方法により形成す
ることができる。あるいはポリエチレンテレフタレー
ト、ポリエチレン、ポリ塩化ビニリデン、ポリアミドな
どからなるプラスチックシート;および透明なガラス板
などの保護膜形成用シートを別に形成して蛍光体シート
の表面に適当な接着剤を用いて接着するなどの方法によ
っても形成することができる。このようにして形成する
透明保護膜の膜厚は、約3乃至20μmとするのが好まし
い。
次に本発明の実施例および比較例を記載する。ただし、
これらの各例は本発明を制限するものではない。
これらの各例は本発明を制限するものではない。
[実施例1] 粉末状の二価ユーロピウム賦活弗化臭化バリウム蛍光体
粒子(BaFBr:0.001Eu2+)を成型用の金型に押し込みシ
ート状に成型圧縮した。圧縮はプレス成型機(圧力:103
kg/cm2、温度:25℃)を用いて行なった。
粒子(BaFBr:0.001Eu2+)を成型用の金型に押し込みシ
ート状に成型圧縮した。圧縮はプレス成型機(圧力:103
kg/cm2、温度:25℃)を用いて行なった。
次に、これを高温電気炉に入れて焼結を行なった。焼結
は窒素ガス雰囲気中にて750℃の温度で1.5時間かけて行
なった。焼結させた後、該焼結物を電気炉から取り出
し、冷却して厚みが250μmの蛍光体のみからなる蛍光
体シートを形成した。
は窒素ガス雰囲気中にて750℃の温度で1.5時間かけて行
なった。焼結させた後、該焼結物を電気炉から取り出
し、冷却して厚みが250μmの蛍光体のみからなる蛍光
体シートを形成した。
得られた蛍光体シートの片面にカーボンブラック練り込
みポリエチレンテレフタレート(支持体、厚み:250μ
m)をポリエステル系接着剤を用いて接着することによ
り、支持体を付設した。
みポリエチレンテレフタレート(支持体、厚み:250μ
m)をポリエステル系接着剤を用いて接着することによ
り、支持体を付設した。
さらに、上記蛍光体シートの他方の面(支持体とは反対
の面)にポリエチレンテレフタレートの透明フィルム
(厚み:12μm、ポリエステル系接着剤が賦与されてい
るもの)を接着層側を下に向けて置いて接着することに
より、透明保護膜を形成した。
の面)にポリエチレンテレフタレートの透明フィルム
(厚み:12μm、ポリエステル系接着剤が賦与されてい
るもの)を接着層側を下に向けて置いて接着することに
より、透明保護膜を形成した。
このようにして、支持体、蛍光体層および透明保護膜か
ら構成された放射線像変換パネルを製造した。
ら構成された放射線像変換パネルを製造した。
[実施例2]〜[実施例6] 実施例1において、成形条件および焼結条件を下記第1
表に示すような成形圧力および焼結温度に変更すること
以外は、実施例1の方法と同様の操作を行なうことよ
り、支持体、蛍光体層および透明保護膜から構成された
種々の放射線像変換パネルを製造した。
表に示すような成形圧力および焼結温度に変更すること
以外は、実施例1の方法と同様の操作を行なうことよ
り、支持体、蛍光体層および透明保護膜から構成された
種々の放射線像変換パネルを製造した。
[実施例7] 粉末状の二価ユーロピウム賦活弗化臭化バリウム蛍光体
粒子(BaFBr:0.001Eu2+)とアクリル系樹脂との混合物
にメチルエチルケトンを添加して、蛍光体粒子を分散状
態で含有する分散液を調製した。次に、この分散液をプ
ロペラミキサーを用いて充分に撹拌混合して、蛍光体粒
子が均一に分散し、かつ結合剤と蛍光体粒子との混合比
が1:20、粘度が35〜50PS(25℃)の塗布液を調製した。
粒子(BaFBr:0.001Eu2+)とアクリル系樹脂との混合物
にメチルエチルケトンを添加して、蛍光体粒子を分散状
態で含有する分散液を調製した。次に、この分散液をプ
ロペラミキサーを用いて充分に撹拌混合して、蛍光体粒
子が均一に分散し、かつ結合剤と蛍光体粒子との混合比
が1:20、粘度が35〜50PS(25℃)の塗布液を調製した。
次に、得られた塗布液を水平に置いたテフロンシート上
にドクターブレードを用いて均一に塗布した。そして塗
布後に、塗膜が形成されたテフロンシートを乾燥器内に
入れ、この乾燥器の内部の温度を25℃から100℃に徐々
に上昇させて、塗膜の乾燥を行なった。乾燥後、塗膜を
テフロンシートから剥し、石英板上に載せて高温電気炉
に入れ結合剤の気散、さらに焼結を行なった。始めの結
合剤の気散は空気雰囲気中400℃の温度で4時間かけて
行ない、次いで、焼結は窒素ガス雰囲気中850℃の温度
で2時間かけて行なった。得られた焼結物を電気炉から
取り出し、冷却して厚みが250μmの蛍光体のみからな
る蛍光体シートを形成した。
にドクターブレードを用いて均一に塗布した。そして塗
布後に、塗膜が形成されたテフロンシートを乾燥器内に
入れ、この乾燥器の内部の温度を25℃から100℃に徐々
に上昇させて、塗膜の乾燥を行なった。乾燥後、塗膜を
テフロンシートから剥し、石英板上に載せて高温電気炉
に入れ結合剤の気散、さらに焼結を行なった。始めの結
合剤の気散は空気雰囲気中400℃の温度で4時間かけて
行ない、次いで、焼結は窒素ガス雰囲気中850℃の温度
で2時間かけて行なった。得られた焼結物を電気炉から
取り出し、冷却して厚みが250μmの蛍光体のみからな
る蛍光体シートを形成した。
得られた蛍光体シートの片面にカーボンブラック練り込
みポリエチレンテレフタレートシート(支持体、厚み:2
50μm)にポリエステル系接着剤を用いて接着すること
により、支持体を付設した。
みポリエチレンテレフタレートシート(支持体、厚み:2
50μm)にポリエステル系接着剤を用いて接着すること
により、支持体を付設した。
さらに、上記蛍光体シートの他方の面(支持体とは反対
の面)にポリエチレンテフタレートの透明フィルム(厚
み:12μm、ポリエステル系接着剤が賦与されているも
の)を接着層側を下に向けて置いて接着することによ
り、透明保護膜を形成した。
の面)にポリエチレンテフタレートの透明フィルム(厚
み:12μm、ポリエステル系接着剤が賦与されているも
の)を接着層側を下に向けて置いて接着することによ
り、透明保護膜を形成した。
このようにして、支持体、蛍光体層および透明保護膜か
ら構成された放射線像変換パネルを製造した。
ら構成された放射線像変換パネルを製造した。
[実施例8] 実施例7において、塗布液を水平に置いたテフロンシー
ト上にドクターブレードを用いて塗布する代りに、テフ
ロンシート上にステンレスの型を置き、この型に分散液
を流し込みシート状に成形すること以外は、実施例7の
方法と同様の操作を行なうことにより、支持体、蛍光体
層および透明保護膜から構成された放射線像変換パネル
を製造した。
ト上にドクターブレードを用いて塗布する代りに、テフ
ロンシート上にステンレスの型を置き、この型に分散液
を流し込みシート状に成形すること以外は、実施例7の
方法と同様の操作を行なうことにより、支持体、蛍光体
層および透明保護膜から構成された放射線像変換パネル
を製造した。
[比較例1] 粉末状の二価ユーロピウム賦活弗化臭化バリウム蛍光体
粒子(BaFBr:0.001Eu2+)と線状ポリエステル樹脂との
混合物にメイルエチルケトンを添加し、さらに硝化度1
1.5%のニトロセルロースを添加して蛍光体粒子を分散
状態で含有する分散液を調製した。次に、この分散液に
燐酸トリクレジル、n−ブタノール、そしてメチルエチ
ルケトンを添加した後、プロペラミキサーを用いて充分
に撹拌混合して、蛍光体粒子が均一に分散し、かつ結合
剤と蛍光体粒子との混合比が1:20、粘度が25〜35PS(25
℃)の塗布液を調製した。
粒子(BaFBr:0.001Eu2+)と線状ポリエステル樹脂との
混合物にメイルエチルケトンを添加し、さらに硝化度1
1.5%のニトロセルロースを添加して蛍光体粒子を分散
状態で含有する分散液を調製した。次に、この分散液に
燐酸トリクレジル、n−ブタノール、そしてメチルエチ
ルケトンを添加した後、プロペラミキサーを用いて充分
に撹拌混合して、蛍光体粒子が均一に分散し、かつ結合
剤と蛍光体粒子との混合比が1:20、粘度が25〜35PS(25
℃)の塗布液を調製した。
次に、得られた塗布液をガラス板上に水平に置いたカー
ボンブラック練り込みポリエチレンテレフタレートシー
ト(支持体、厚み:250μm)の上にドクターブレードを
用いて均一に塗布した。そして塗布後に、塗膜が形成さ
れたガラス板を乾燥器内に入れ、この乾燥器の内部の温
度を25℃から100℃に徐々に上昇させて、塗膜の乾燥を
行なった。このようにして支持体とこの支持体上に設け
られた層厚が約250μmの蛍光体層を有するシートを得
た。
ボンブラック練り込みポリエチレンテレフタレートシー
ト(支持体、厚み:250μm)の上にドクターブレードを
用いて均一に塗布した。そして塗布後に、塗膜が形成さ
れたガラス板を乾燥器内に入れ、この乾燥器の内部の温
度を25℃から100℃に徐々に上昇させて、塗膜の乾燥を
行なった。このようにして支持体とこの支持体上に設け
られた層厚が約250μmの蛍光体層を有するシートを得
た。
そして、上記シートの蛍光体層の上にポリエチレンテレ
フタレートの透明フィルム(厚み:12μm、ポリエステ
ル系接着剤が賦与されているもの)を接着剤層側を下に
向けて置いて接着することにより、透明保護膜を形成し
た。
フタレートの透明フィルム(厚み:12μm、ポリエステ
ル系接着剤が賦与されているもの)を接着剤層側を下に
向けて置いて接着することにより、透明保護膜を形成し
た。
このようにして、支持体、蛍光体層および透明保護膜か
ら構成された放射線像変換パネルを製造した。
ら構成された放射線像変換パネルを製造した。
[比較例2] 粉末状の二価ユーロピウム賦活弗化臭化バリウム蛍光体
粒子(BaFBr:0.001Eu2+)と線状ポリエステル樹脂との
混合物にメチルエチルケトンを添加し、さらに硝化度1
1.5%のニトロセルロースを添加して蛍光体粒子を分散
状態で含有する分散液を調製した。次に、この分散液に
燐酸トリクレジル、n−ブタノール、そしてメチルエチ
ルケトンを添加したのち、プロペラミキサーを用いて充
分に撹拌混合して、蛍光体粒子が均一に分散し、かつ結
合剤と蛍光体粒子との混合比が1:20、粘度が25〜35PS
(25℃)の塗布液を調製した。
粒子(BaFBr:0.001Eu2+)と線状ポリエステル樹脂との
混合物にメチルエチルケトンを添加し、さらに硝化度1
1.5%のニトロセルロースを添加して蛍光体粒子を分散
状態で含有する分散液を調製した。次に、この分散液に
燐酸トリクレジル、n−ブタノール、そしてメチルエチ
ルケトンを添加したのち、プロペラミキサーを用いて充
分に撹拌混合して、蛍光体粒子が均一に分散し、かつ結
合剤と蛍光体粒子との混合比が1:20、粘度が25〜35PS
(25℃)の塗布液を調製した。
次に、得られた塗布液をガラス板上に水平に置いたカー
ボンブラック練り込みポリエチレンテレフタレートシー
ト(支持体、厚み:250μm)の上にドクターブレードを
用いて均一に塗布した。そして塗布後に、塗膜が形成さ
れたガラス板を乾燥器内に入れ、この乾燥器の内部の温
度を25℃から100℃に徐々に上昇させて、塗膜の乾燥を
行ない、支持体上に蛍光体層を有するシートを得た。
ボンブラック練り込みポリエチレンテレフタレートシー
ト(支持体、厚み:250μm)の上にドクターブレードを
用いて均一に塗布した。そして塗布後に、塗膜が形成さ
れたガラス板を乾燥器内に入れ、この乾燥器の内部の温
度を25℃から100℃に徐々に上昇させて、塗膜の乾燥を
行ない、支持体上に蛍光体層を有するシートを得た。
次いで、上記シートを、プレス成型機(圧力:10kg/c
m2、温度:25℃)を用いて圧縮を行なった。このように
して支持体上に層厚が約250μmの蛍光体層を得た。
m2、温度:25℃)を用いて圧縮を行なった。このように
して支持体上に層厚が約250μmの蛍光体層を得た。
そして、上記圧縮処理された蛍光体層の上にポリエチレ
ンテレフタレートの透明フィルム(厚み:12μm、ポリ
エステル系接着剤が賦与されているもの)を接着剤層側
を下に向けて置いて接着することにより、透明保護膜を
形成した。
ンテレフタレートの透明フィルム(厚み:12μm、ポリ
エステル系接着剤が賦与されているもの)を接着剤層側
を下に向けて置いて接着することにより、透明保護膜を
形成した。
このようにして、支持体、蛍光体層および透明保護膜か
ら構成された放射線変換パネルを製造した。
ら構成された放射線変換パネルを製造した。
[比較例3]〜[比較例4] 比較例2において、圧縮処理を下記第2表に示すような
圧力で行なうこと以外は、比較例2の方法と同様の操作
を行なうことにより、支持体、蛍光体層および透明保護
膜から構成された種々の放射線像変換パネルを製造し
た。
圧力で行なうこと以外は、比較例2の方法と同様の操作
を行なうことにより、支持体、蛍光体層および透明保護
膜から構成された種々の放射線像変換パネルを製造し
た。
上記のようにして製造した各々の放射線像変換パネルの
蛍光体層の相対密度を前記(I)式を用いて計算により
求めた。この場合の蛍光体の密度および結合剤の密度は
それぞれ5.18g/cm3、1.15g/cm3であった。
蛍光体層の相対密度を前記(I)式を用いて計算により
求めた。この場合の蛍光体の密度および結合剤の密度は
それぞれ5.18g/cm3、1.15g/cm3であった。
次に、各放射線像変換パネルについて、以下の感度試験
を行なうことにより評価を行なった。
を行なうことにより評価を行なった。
放射線像変換パネルに、管電圧80KVpのX線を照射した
のち、He−Neレーザー光(波長:633nm)で励起して感度
を測定した。
のち、He−Neレーザー光(波長:633nm)で励起して感度
を測定した。
得られた結果を第3表にまとめて示す。
第3表に示された結果から明らかなように、本発明の焼
結法によって得られた放射線像変換パネル(実施例1〜
8)は、従来の塗布法により得られた放射線像変換パネ
ル(比較例1)に比較して感度が著しく向上した。一
方、公知の圧縮方法により得られた放射線像変換パネル
(比較例2〜4)は、塗布法により得られた放射線像変
換パネル(比較例1)よりも感度が低下した。
結法によって得られた放射線像変換パネル(実施例1〜
8)は、従来の塗布法により得られた放射線像変換パネ
ル(比較例1)に比較して感度が著しく向上した。一
方、公知の圧縮方法により得られた放射線像変換パネル
(比較例2〜4)は、塗布法により得られた放射線像変
換パネル(比較例1)よりも感度が低下した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−86684(JP,A) 特開 昭53−78986(JP,A) 特開 昭59−138291(JP,A)
Claims (5)
- 【請求項1】支持体と、この上に設けられた輝尽性蛍光
体からなる蛍光体層を有する放射線像変換パネルにおい
て、該蛍光体層が、焼結により相対密度が70%以上とな
るように調製した蛍光体シートを支持体表面に接合した
ものであることを特徴とする放射線像変換パネル。 - 【請求項2】蛍光体シートが、予め輝尽性蛍光体からな
る粉状物を型に押し込むことによりシート状に成型し、
次いでこれを焼結させることによって得たものである特
許請求の範囲第1項記載の放射線像変換パネル。 - 【請求項3】蛍光体シートが、予め輝尽性蛍光体を結合
剤溶液中に分散含有してなる分散液を型に流し込むか、
あるいは平板上に塗布することによりシート状に成型
し、次いでこれを焼結させることによって得たものであ
る特許請求の範囲第1項記載の放射線像変換パネル。 - 【請求項4】輝尽性蛍光体の粒界サイズが1乃至100μ
mの範囲内にある特許請求の範囲第1項記載の放射線像
変換パネル。 - 【請求項5】輝尽性蛍光体が二価ユーロピウム賦活アル
カリ土類金属ハロゲン化物系蛍光体である特許請求の範
囲第1項記載の放射線像変換パネル。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16328486A JPH0718957B2 (ja) | 1986-07-11 | 1986-07-11 | 放射線像変換パネル |
| US07/072,698 US4879202A (en) | 1986-07-11 | 1987-07-13 | Radiation image storage panel and process for the preparation of the same |
| EP87110090A EP0253348B1 (en) | 1986-07-11 | 1987-07-13 | Radiation image storage panel and process for the preparation of the same |
| DE87110090T DE3787684T2 (de) | 1986-07-11 | 1987-07-13 | Schirm zum Speichern eines Strahlungsbildes und Verfahren zur Herstellung desselben. |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16328486A JPH0718957B2 (ja) | 1986-07-11 | 1986-07-11 | 放射線像変換パネル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6319600A JPS6319600A (ja) | 1988-01-27 |
| JPH0718957B2 true JPH0718957B2 (ja) | 1995-03-06 |
Family
ID=15770892
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16328486A Expired - Fee Related JPH0718957B2 (ja) | 1986-07-11 | 1986-07-11 | 放射線像変換パネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0718957B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2369596B1 (en) * | 2008-11-28 | 2014-07-02 | Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. | Scintillator panel |
-
1986
- 1986-07-11 JP JP16328486A patent/JPH0718957B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6319600A (ja) | 1988-01-27 |
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