JPH07189862A - 燃料噴射ポンプ - Google Patents
燃料噴射ポンプInfo
- Publication number
- JPH07189862A JPH07189862A JP5349176A JP34917693A JPH07189862A JP H07189862 A JPH07189862 A JP H07189862A JP 5349176 A JP5349176 A JP 5349176A JP 34917693 A JP34917693 A JP 34917693A JP H07189862 A JPH07189862 A JP H07189862A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lead
- plunger
- sub
- main
- port
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000000446 fuel Substances 0.000 title claims abstract description 171
- 238000002347 injection Methods 0.000 title claims abstract description 121
- 239000007924 injection Substances 0.000 title claims abstract description 121
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 19
- 238000005086 pumping Methods 0.000 description 11
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 7
- 239000000779 smoke Substances 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- MWUXSHHQAYIFBG-UHFFFAOYSA-N nitrogen oxide Inorganic materials O=[N] MWUXSHHQAYIFBG-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 230000009471 action Effects 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 2
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 2
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 2
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 2
- 239000004071 soot Substances 0.000 description 2
- 235000014676 Phragmites communis Nutrition 0.000 description 1
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M59/00—Pumps specially adapted for fuel-injection and not provided for in groups F02M39/00 -F02M57/00, e.g. rotary cylinder-block type of pumps
- F02M59/20—Varying fuel delivery in quantity or timing
- F02M59/24—Varying fuel delivery in quantity or timing with constant-length-stroke pistons having variable effective portion of stroke
- F02M59/26—Varying fuel delivery in quantity or timing with constant-length-stroke pistons having variable effective portion of stroke caused by movements of pistons relative to their cylinders
- F02M59/265—Varying fuel delivery in quantity or timing with constant-length-stroke pistons having variable effective portion of stroke caused by movements of pistons relative to their cylinders characterised by the arrangement or form of spill port of spill contour on the piston
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 燃料の噴射開始におけるプリフロー効果の
機能、および燃料の噴射終了における燃料のスピルコン
トロールの機能をともに合わせ持つとともに、プリフロ
ー効果を有する燃料噴射ポンプの諸問題を解消可能な燃
料噴射ポンプを提供すること。 【構成】 サブポート15がメインポート14以下と
なるように形成し、上部サブリード21と上部メインリ
ード20とを形成し、下部サブリードおよび下部メイン
リードを傾斜リードとして形成し、さらに始動時におけ
るプランジャ7の回動位置では、上部メインリード20
を形成していないプランジャ7の上端縁7Aによりメイ
ンポート14を閉鎖可能とするとともに、上部サブリー
ド21を形成していないプランジャ7の上端縁7Aによ
りサブポート15を閉鎖可能としたことを特徴とする。
機能、および燃料の噴射終了における燃料のスピルコン
トロールの機能をともに合わせ持つとともに、プリフロ
ー効果を有する燃料噴射ポンプの諸問題を解消可能な燃
料噴射ポンプを提供すること。 【構成】 サブポート15がメインポート14以下と
なるように形成し、上部サブリード21と上部メインリ
ード20とを形成し、下部サブリードおよび下部メイン
リードを傾斜リードとして形成し、さらに始動時におけ
るプランジャ7の回動位置では、上部メインリード20
を形成していないプランジャ7の上端縁7Aによりメイ
ンポート14を閉鎖可能とするとともに、上部サブリー
ド21を形成していないプランジャ7の上端縁7Aによ
りサブポート15を閉鎖可能としたことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は燃料噴射ポンプにかかる
もので、とくにとくに燃料の吸排孔としてメインポート
およびサブポートをプランジャバレルに形成した燃料噴
射ポンプに関するものである。
もので、とくにとくに燃料の吸排孔としてメインポート
およびサブポートをプランジャバレルに形成した燃料噴
射ポンプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、燃料噴射ポンプの特性として、
エンジンの高速回転時に燃料の噴射タイミングを進ませ
る(進角させる)ことが望ましく、かつこうした噴射タ
イミングを調整するタイマー(自動進角装置)を別途に
用いることなく、燃料噴射ポンプ自体の構造によりタイ
ミング調整機構を有するものがある。
エンジンの高速回転時に燃料の噴射タイミングを進ませ
る(進角させる)ことが望ましく、かつこうした噴射タ
イミングを調整するタイマー(自動進角装置)を別途に
用いることなく、燃料噴射ポンプ自体の構造によりタイ
ミング調整機構を有するものがある。
【0003】こうしたタイミング調整機構のうち、高速
回転時におけるプリフロー効果つまり燃料のフィードホ
ール(吸排孔)が閉じられる前に、動的効果(絞り効
果)により燃料が圧送される現象を利用して進角特性を
得ようとするものがある。
回転時におけるプリフロー効果つまり燃料のフィードホ
ール(吸排孔)が閉じられる前に、動的効果(絞り効
果)により燃料が圧送される現象を利用して進角特性を
得ようとするものがある。
【0004】しかしながら、プリフロー効果によりエン
ジンの高速回転時の噴射タイミング特性が良好であって
も、このプリフロー効果によりエンジンの始動時やトル
ク点(低速・高負荷)の噴射タイミングが遅れる(遅角
する)などで、結果としてエンジンの最適タイミングを
実現することが困難であるという欠点があった。
ジンの高速回転時の噴射タイミング特性が良好であって
も、このプリフロー効果によりエンジンの始動時やトル
ク点(低速・高負荷)の噴射タイミングが遅れる(遅角
する)などで、結果としてエンジンの最適タイミングを
実現することが困難であるという欠点があった。
【0005】したがって、高速回転時の進角と、始動時
の進角との両立が要望されることとなるとともに、エン
ジンの負荷状態(低負荷、高負荷)に応じて進角特性を
任意に設定可能な燃料噴射ポンプが要望されるに至っ
た。
の進角との両立が要望されることとなるとともに、エン
ジンの負荷状態(低負荷、高負荷)に応じて進角特性を
任意に設定可能な燃料噴射ポンプが要望されるに至っ
た。
【0006】こうした要請に応えるべく、吸排孔として
メインポートおよびサブポートと、メインポートに連通
可能な上部メインリードと、サブポートに連通可能な上
部サブリードとを形成し、エンジンの高速回転時のプリ
フロー効果を発揮可能であるとともに、始動時の進角も
可能で、エンジンの負荷状態(低負荷、高負荷)および
回転数(低速、高速)に応じて進角特性を任意に設定可
能な燃料噴射ポンプが提案された。
メインポートおよびサブポートと、メインポートに連通
可能な上部メインリードと、サブポートに連通可能な上
部サブリードとを形成し、エンジンの高速回転時のプリ
フロー効果を発揮可能であるとともに、始動時の進角も
可能で、エンジンの負荷状態(低負荷、高負荷)および
回転数(低速、高速)に応じて進角特性を任意に設定可
能な燃料噴射ポンプが提案された。
【0007】しかしながら、こうしたプリフロー効果を
持たせることにより負荷状態および回転数に応じて進角
特性を任意に設定可能とする燃料噴射ポンプについて
は、プリフロー効果による燃料噴射の開始時点の制御を
行うのみである。
持たせることにより負荷状態および回転数に応じて進角
特性を任意に設定可能とする燃料噴射ポンプについて
は、プリフロー効果による燃料噴射の開始時点の制御を
行うのみである。
【0008】また、とくにこうした燃料噴射ポンプで
は、プリフローストローク分だけ、カムリフトの高い、
つまり送油率の高いカムの部分で燃料を圧送することに
なるため、燃料噴射率が高くなる傾向にあり、したがっ
て低速高負荷時の最大燃料噴射率を低減することができ
ず、スモーク(黒煙)およびパティキュレート(スス)
の発生を制御することが困難であるという問題がある。
は、プリフローストローク分だけ、カムリフトの高い、
つまり送油率の高いカムの部分で燃料を圧送することに
なるため、燃料噴射率が高くなる傾向にあり、したがっ
て低速高負荷時の最大燃料噴射率を低減することができ
ず、スモーク(黒煙)およびパティキュレート(スス)
の発生を制御することが困難であるという問題がある。
【0009】なお、上述のように燃料噴射の開始時期を
適宜制御することにより噴射特性を改善しようとする一
方、燃料噴射の終了時期を適宜制御するために、前記吸
排孔をより大径のメインポートとし、より小径のサブポ
ートをプランジャバレルに別に形成し、燃料切れの改
善、負荷の高低に応じた噴射量の制御など、噴射特性を
改善しようとするものがある。
適宜制御することにより噴射特性を改善しようとする一
方、燃料噴射の終了時期を適宜制御するために、前記吸
排孔をより大径のメインポートとし、より小径のサブポ
ートをプランジャバレルに別に形成し、燃料切れの改
善、負荷の高低に応じた噴射量の制御など、噴射特性を
改善しようとするものがある。
【0010】たとえば、特開昭55−101761号
(特公昭60−8343号)による燃料噴射ポンプで
は、一組のメインポートである大径の排油孔8bおよび
一組のサブポートである小径の排油孔8aと、第1のプ
ランジャリード14bおよび第2のプランジャリード1
4aとを形成するとともに、大径の排油孔8bの開閉を
制御する制御用ランド15をプランジャ頭部に設け、こ
の制御用ランドによりプリフロー効果を発揮させ、低負
荷時側で小径の排油孔8aからスピルさせ、低速低負荷
時での燃料噴射量の急激な低下を防止しようとしてい
る。
(特公昭60−8343号)による燃料噴射ポンプで
は、一組のメインポートである大径の排油孔8bおよび
一組のサブポートである小径の排油孔8aと、第1のプ
ランジャリード14bおよび第2のプランジャリード1
4aとを形成するとともに、大径の排油孔8bの開閉を
制御する制御用ランド15をプランジャ頭部に設け、こ
の制御用ランドによりプリフロー効果を発揮させ、低負
荷時側で小径の排油孔8aからスピルさせ、低速低負荷
時での燃料噴射量の急激な低下を防止しようとしてい
る。
【0011】しかしながら、メインポートおよびサブポ
ートともにその一組づつを設ける必要があるとともに、
低負荷時側で小径の排油孔8aからスピルを行おうとし
ているため、高負荷時側ではサブポートからのスピルを
行うことができず出力不足を生ずるという問題がある。
ートともにその一組づつを設ける必要があるとともに、
低負荷時側で小径の排油孔8aからスピルを行おうとし
ているため、高負荷時側ではサブポートからのスピルを
行うことができず出力不足を生ずるという問題がある。
【0012】また、制御用ランド付きによってプリフロ
ーストローク量を負荷により選択することができないと
ともに、上部リードを形成していないために負荷による
燃料噴射始めの制御を行うことができないという問題が
ある。
ーストローク量を負荷により選択することができないと
ともに、上部リードを形成していないために負荷による
燃料噴射始めの制御を行うことができないという問題が
ある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上のような
諸問題にかんがみなされたもので、メインポートおよび
サブポートと、メインリードおよびサブリードとを形成
することにより、燃料の噴射開始におけるプリフロー効
果の機能、および燃料の噴射終了における燃料のスピル
コントロールの機能をともに合わせ持つとともに、プリ
フロー効果を有する燃料噴射ポンプの諸問題を解消可能
な燃料噴射ポンプを提供することを課題とする。
諸問題にかんがみなされたもので、メインポートおよび
サブポートと、メインリードおよびサブリードとを形成
することにより、燃料の噴射開始におけるプリフロー効
果の機能、および燃料の噴射終了における燃料のスピル
コントロールの機能をともに合わせ持つとともに、プリ
フロー効果を有する燃料噴射ポンプの諸問題を解消可能
な燃料噴射ポンプを提供することを課題とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、プリ
フロー効果を達成するためのメインポートおよびサブポ
ートを形成するとともに、メインポートに対向する上部
メインリードと下部メインリードとの組み合わせ、およ
びサブポートに対向する上部サブリードと下部サブリー
ドとの組み合わせに着目したものであって、ポンプハウ
ジングと、このポンプハウジングに取り付けるととも
に、燃料溜まり室に連通する燃料の吸排孔を形成したプ
ランジャバレルと、このプランジャバレル内に往復摺動
可能かつ回動可能に挿入するとともに、上記吸排孔に連
通可能な位置に傾斜リードを形成したプランジャとを有
し、このプランジャと上記プランジャバレルとの間に燃
料圧室を形成するとともに、このプランジャの往復摺動
により、上記燃料溜まり室からこの燃料圧室内に燃料を
吸い込み、燃料噴射ノズルに圧送する燃料噴射ポンプで
あって、上記プランジャバレルに上記吸排孔として、よ
り大径のメインポートおよびより小径のサブポートを、
このサブポートの上端縁が上記メインポートの上端縁以
下となるように形成し、上記プランジャの頭部には、該
プランジャの回動にともなう所定範囲にわたってこのサ
ブポートに連通可能な上部サブリードと、上記メインポ
ートに連通可能な上部メインリードとを形成し、かつ上
記プランジャの回動にともなう所定範囲の中で上記メイ
ンポートが上記上部メインリードの上端縁により閉鎖さ
れても、上記サブポートが上記上部サブリードに連通可
能となるように当該上部メインリードおよび上部サブリ
ードを形成し、上記プランジャには、該プランジャの回
動にともなう所定範囲にわたって、かつ該プランジャの
上端縁より下方位置において、上記サブポートに連通可
能な下部サブリード、および上記メインポートに連通可
能な下部メインリードを上記傾斜リードとして形成し、
さらに始動時における上記プランジャの回動位置では、
上記上部メインリードを形成していない上記プランジャ
の上端縁により上記メインポートを閉鎖可能とするとと
もに、上記上部サブリードを形成していない上記プラン
ジャの上端縁により上記サブポートを閉鎖可能としたこ
とを特徴とする燃料噴射ポンプである。
フロー効果を達成するためのメインポートおよびサブポ
ートを形成するとともに、メインポートに対向する上部
メインリードと下部メインリードとの組み合わせ、およ
びサブポートに対向する上部サブリードと下部サブリー
ドとの組み合わせに着目したものであって、ポンプハウ
ジングと、このポンプハウジングに取り付けるととも
に、燃料溜まり室に連通する燃料の吸排孔を形成したプ
ランジャバレルと、このプランジャバレル内に往復摺動
可能かつ回動可能に挿入するとともに、上記吸排孔に連
通可能な位置に傾斜リードを形成したプランジャとを有
し、このプランジャと上記プランジャバレルとの間に燃
料圧室を形成するとともに、このプランジャの往復摺動
により、上記燃料溜まり室からこの燃料圧室内に燃料を
吸い込み、燃料噴射ノズルに圧送する燃料噴射ポンプで
あって、上記プランジャバレルに上記吸排孔として、よ
り大径のメインポートおよびより小径のサブポートを、
このサブポートの上端縁が上記メインポートの上端縁以
下となるように形成し、上記プランジャの頭部には、該
プランジャの回動にともなう所定範囲にわたってこのサ
ブポートに連通可能な上部サブリードと、上記メインポ
ートに連通可能な上部メインリードとを形成し、かつ上
記プランジャの回動にともなう所定範囲の中で上記メイ
ンポートが上記上部メインリードの上端縁により閉鎖さ
れても、上記サブポートが上記上部サブリードに連通可
能となるように当該上部メインリードおよび上部サブリ
ードを形成し、上記プランジャには、該プランジャの回
動にともなう所定範囲にわたって、かつ該プランジャの
上端縁より下方位置において、上記サブポートに連通可
能な下部サブリード、および上記メインポートに連通可
能な下部メインリードを上記傾斜リードとして形成し、
さらに始動時における上記プランジャの回動位置では、
上記上部メインリードを形成していない上記プランジャ
の上端縁により上記メインポートを閉鎖可能とするとと
もに、上記上部サブリードを形成していない上記プラン
ジャの上端縁により上記サブポートを閉鎖可能としたこ
とを特徴とする燃料噴射ポンプである。
【0015】なお、とくに高負荷時におけるプランジャ
の回動位置においては、圧送方向への該プランジャの移
動にともないサブポートが下部サブリードに連通して
も、メインポートが下部メインリードには連通していな
いようにするとともに、低負荷時におけるプランジャの
回動位置においては、圧送方向への該プランジャの移動
にともないメインポートが下部メインリードに連通して
も、サブポートが下部サブリードには連通していないよ
うにすることができる。
の回動位置においては、圧送方向への該プランジャの移
動にともないサブポートが下部サブリードに連通して
も、メインポートが下部メインリードには連通していな
いようにするとともに、低負荷時におけるプランジャの
回動位置においては、圧送方向への該プランジャの移動
にともないメインポートが下部メインリードに連通して
も、サブポートが下部サブリードには連通していないよ
うにすることができる。
【0016】このための具体的な構成の例としては、た
とえば、下部メインリードおよび下部サブリードの、低
負荷時側から高負荷時側に向かってプランジャの下方に
下降する傾斜について、下部メインリードの傾斜の勾配
が下部サブリードの傾斜の勾配より大きくすることが考
えられる。
とえば、下部メインリードおよび下部サブリードの、低
負荷時側から高負荷時側に向かってプランジャの下方に
下降する傾斜について、下部メインリードの傾斜の勾配
が下部サブリードの傾斜の勾配より大きくすることが考
えられる。
【0017】
【作用】本発明による燃料噴射ポンプにおいては、プリ
フロー効果を有する構成は、低速時にプリフローストロ
ーク分の燃料をサブポートから逃がし、サブポートが閉
鎖されてから圧送するため、すなわちサブポートとサブ
リードとによる燃料のスピル(圧送終了)を行っていな
いため、カム速度が早いカムの部分を使用するため低速
時に燃料噴射率が高くなるという既述のような問題があ
るが、燃料噴射の終了時期を決定可能な下部メインリー
ドおよび下部サブリードの形成によって低速時にも燃料
のスピルを制御可能としたので、こうした問題を解消可
能であるとともに、下部メインリードおよび下部サブリ
ードの互いの傾斜状態を選択することにより、燃料噴射
の終了時期を決定可能な負荷域と、とくに終了時期を決
定しない負荷域とを選択することもできる。
フロー効果を有する構成は、低速時にプリフローストロ
ーク分の燃料をサブポートから逃がし、サブポートが閉
鎖されてから圧送するため、すなわちサブポートとサブ
リードとによる燃料のスピル(圧送終了)を行っていな
いため、カム速度が早いカムの部分を使用するため低速
時に燃料噴射率が高くなるという既述のような問題があ
るが、燃料噴射の終了時期を決定可能な下部メインリー
ドおよび下部サブリードの形成によって低速時にも燃料
のスピルを制御可能としたので、こうした問題を解消可
能であるとともに、下部メインリードおよび下部サブリ
ードの互いの傾斜状態を選択することにより、燃料噴射
の終了時期を決定可能な負荷域と、とくに終了時期を決
定しない負荷域とを選択することもできる。
【0018】さらに、下部メインリードおよび下部サブ
リードの互いの傾斜状態を選択することにより、サブポ
ートの部分からスピルする負荷の領域、およびサブポー
トスピルストローク(サブポートからスピルののちメイ
ンポートからスピルするまでのプランジャのストロー
ク)を選択することができる。
リードの互いの傾斜状態を選択することにより、サブポ
ートの部分からスピルする負荷の領域、およびサブポー
トスピルストローク(サブポートからスピルののちメイ
ンポートからスピルするまでのプランジャのストロー
ク)を選択することができる。
【0019】さらにまた、上部サブリードとともに上部
メインリードを形成し、始動時においては、これらを形
成していないプランジャの上端縁においてメインポート
およびサブポートを閉鎖可能としたので、始動時の進角
を任意に設定することができる。
メインリードを形成し、始動時においては、これらを形
成していないプランジャの上端縁においてメインポート
およびサブポートを閉鎖可能としたので、始動時の進角
を任意に設定することができる。
【0020】
【実施例】つぎに本発明の第1の実施例による燃料噴射
ポンプを図1ないし図6にもとづき説明する。図1は、
燃料噴射ポンプ1の縦断面図、図2は要部縦断面図であ
って、燃料噴射ポンプ1はポンプハウジング2と、エン
ジン(図示せず)に連結したカム軸3に取り付けたカム
4と、噴射量のコントロールラック5と、プランジャバ
レル6と、プランジャ7と、デリバリバルブ8と、デリ
バリバルブホルダー9とを有する。
ポンプを図1ないし図6にもとづき説明する。図1は、
燃料噴射ポンプ1の縦断面図、図2は要部縦断面図であ
って、燃料噴射ポンプ1はポンプハウジング2と、エン
ジン(図示せず)に連結したカム軸3に取り付けたカム
4と、噴射量のコントロールラック5と、プランジャバ
レル6と、プランジャ7と、デリバリバルブ8と、デリ
バリバルブホルダー9とを有する。
【0021】カム4は、カム軸3を介してエンジンの駆
動を受け、タペットローラー10を介してプランジャ7
を上下方向に往復動させる。
動を受け、タペットローラー10を介してプランジャ7
を上下方向に往復動させる。
【0022】コントロールラック5は、ガバナーを介し
てアクセル(ともに図示せず)にこれを連結してあり、
紙面に直角な方向に移動することによって噴射量のコン
トロールスリーブ11を介し、プランジャ7をその軸心
を回転軸として所定角度だけ回動させる。
てアクセル(ともに図示せず)にこれを連結してあり、
紙面に直角な方向に移動することによって噴射量のコン
トロールスリーブ11を介し、プランジャ7をその軸心
を回転軸として所定角度だけ回動させる。
【0023】プランジャバレル6は、ポンプハウジング
2内に固定してこれを取り付け、その内部にプランジャ
7を往復動かつ回動可能に収容するとともに、ポンプハ
ウジング2との間に燃料溜まり室12を、デリバリバル
ブ8との間に燃料圧室13を形成している。
2内に固定してこれを取り付け、その内部にプランジャ
7を往復動かつ回動可能に収容するとともに、ポンプハ
ウジング2との間に燃料溜まり室12を、デリバリバル
ブ8との間に燃料圧室13を形成している。
【0024】プランジャバレル6に、燃料の吸排孔とし
て、より大径のメインポート14と、より小径のサブポ
ート15とを形成してある。
て、より大径のメインポート14と、より小径のサブポ
ート15とを形成してある。
【0025】図2に拡大して示すように、メインポート
14の上端縁14Aとサブポート15の上端縁15Aと
は同一高さないし同一水平位置にあり、かつ周方向にお
いて180度の間隔を開けてこれを形成してある。
14の上端縁14Aとサブポート15の上端縁15Aと
は同一高さないし同一水平位置にあり、かつ周方向にお
いて180度の間隔を開けてこれを形成してある。
【0026】なお、メインポート14の上端縁14Aと
サブポート15の上端縁15Aとの位置関係としては、
必要に応じてサブポート15の上端縁15Aがメインポ
ート14の上端縁14Aより下方に位置するように形成
することもできる。
サブポート15の上端縁15Aとの位置関係としては、
必要に応じてサブポート15の上端縁15Aがメインポ
ート14の上端縁14Aより下方に位置するように形成
することもできる。
【0027】プランジャ7は、プランジャバレル6内に
おいて往復動することにより燃料を燃料溜まり室12か
ら吸い込み、燃料圧室13で圧縮し、デリバリバルブ8
を開き、噴射管16(図1)を介して燃料噴射ノズル
(図示せず)に燃料を圧送する。
おいて往復動することにより燃料を燃料溜まり室12か
ら吸い込み、燃料圧室13で圧縮し、デリバリバルブ8
を開き、噴射管16(図1)を介して燃料噴射ノズル
(図示せず)に燃料を圧送する。
【0028】なお、上記燃料噴射ノズルとしては、予燃
焼室あるいは渦流室などの副燃焼室を有するディーゼル
エンジンに用いられている、いわゆる間接噴射型の副燃
焼室式ディーゼルエンジンに好適なスロットル形の燃料
噴射ノズルを採用すれば、この副燃焼室への部分的な燃
料噴射ののち徐々に燃焼が進むため、燃焼音が小さく、
窒素酸化物などの発生を低く抑えることができるととも
に、燃料噴射ノズルのニードル弁のわずかなリフトによ
りノズルの開口面積が大きく変化するため、このリフト
を調整することにより、燃料の噴射率を制御してスモー
クおよびパティキュレートの発生を制御することが比較
的容易である。
焼室あるいは渦流室などの副燃焼室を有するディーゼル
エンジンに用いられている、いわゆる間接噴射型の副燃
焼室式ディーゼルエンジンに好適なスロットル形の燃料
噴射ノズルを採用すれば、この副燃焼室への部分的な燃
料噴射ののち徐々に燃焼が進むため、燃焼音が小さく、
窒素酸化物などの発生を低く抑えることができるととも
に、燃料噴射ノズルのニードル弁のわずかなリフトによ
りノズルの開口面積が大きく変化するため、このリフト
を調整することにより、燃料の噴射率を制御してスモー
クおよびパティキュレートの発生を制御することが比較
的容易である。
【0029】図3は、プランジャ7の頭部のリード展開
図であり、メインポート14およびサブポート15を破
線(始動時)および実線(低負荷時および高負荷時)で
示して、互いの間の相対位置関係を示している。
図であり、メインポート14およびサブポート15を破
線(始動時)および実線(低負荷時および高負荷時)で
示して、互いの間の相対位置関係を示している。
【0030】図2および図3に示すように、このプラン
ジャ7の頭部の周面には、燃料圧室13に連通する縦方
向メイン燃料通路17と、縦方向メイン燃料通路17に
連通する傾斜状の下部メインリード18と、燃料圧室1
3に連通する縦方向サブ燃料通路19と、燃料圧室13
に連通する上部メインリード20と、同じく燃料圧室1
3に連通する上部サブリード21と、縦方向サブ燃料通
路19に連通する傾斜状の下部サブリード22とを形成
してある。
ジャ7の頭部の周面には、燃料圧室13に連通する縦方
向メイン燃料通路17と、縦方向メイン燃料通路17に
連通する傾斜状の下部メインリード18と、燃料圧室1
3に連通する縦方向サブ燃料通路19と、燃料圧室13
に連通する上部メインリード20と、同じく燃料圧室1
3に連通する上部サブリード21と、縦方向サブ燃料通
路19に連通する傾斜状の下部サブリード22とを形成
してある。
【0031】下部メインリード18および下部サブリー
ド22は、ともにプランジャ7の上端縁7Aより下方位
置においてこれを形成するもので、圧送燃料のスピル
(圧送終了)のタイミングを制御するものである。
ド22は、ともにプランジャ7の上端縁7Aより下方位
置においてこれを形成するもので、圧送燃料のスピル
(圧送終了)のタイミングを制御するものである。
【0032】なお、下部メインリード18の傾斜は、下
部サブリード22の傾斜よりもその勾配を大きく形成し
てある。すなわち、下部メインリード18および下部サ
ブリード22の、低負荷時側から高負荷時側に向かって
プランジャ7の下方に下降する傾斜について、下部メイ
ンリード18の傾斜の勾配が下部サブリード22の傾斜
の勾配より大きく形成してある。ただし、後述する他の
各実施例のように、これら下部メインリード18および
下部サブリード22の傾斜を適宜選択することにより、
燃料噴射特性を適宜決定することができる。
部サブリード22の傾斜よりもその勾配を大きく形成し
てある。すなわち、下部メインリード18および下部サ
ブリード22の、低負荷時側から高負荷時側に向かって
プランジャ7の下方に下降する傾斜について、下部メイ
ンリード18の傾斜の勾配が下部サブリード22の傾斜
の勾配より大きく形成してある。ただし、後述する他の
各実施例のように、これら下部メインリード18および
下部サブリード22の傾斜を適宜選択することにより、
燃料噴射特性を適宜決定することができる。
【0033】メインポート14が対向する上部メインリ
ード20およびサブポート15が対向する上部サブリー
ド21の領域は、エンジンの低負荷時から高負荷時に相
当し、プランジャ7の上端縁7Aの領域は始動時に相当
する。
ード20およびサブポート15が対向する上部サブリー
ド21の領域は、エンジンの低負荷時から高負荷時に相
当し、プランジャ7の上端縁7Aの領域は始動時に相当
する。
【0034】プランジャ7はカム4の作用によりプラン
ジャバレル6内を上下往復運動するため、図3におい
て、上部メインリード20、上部サブリード21、下部
サブリード22、縦方向メイン燃料通路17および下部
メインリード18とともに、定位置状態のメインポート
14およびサブポート15に対して上下に移動する。
ジャバレル6内を上下往復運動するため、図3におい
て、上部メインリード20、上部サブリード21、下部
サブリード22、縦方向メイン燃料通路17および下部
メインリード18とともに、定位置状態のメインポート
14およびサブポート15に対して上下に移動する。
【0035】またプランジャ7はコントロールラック5
の作用によりプランジャバレル6内で回動するため、図
3において、上部メインリード20、上部サブリード2
1、下部サブリード22、縦方向メイン燃料通路17お
よび下部メインリード18とともに、定位置状態のメイ
ンポート14およびサブポート15に対して左右に移動
する。
の作用によりプランジャバレル6内で回動するため、図
3において、上部メインリード20、上部サブリード2
1、下部サブリード22、縦方向メイン燃料通路17お
よび下部メインリード18とともに、定位置状態のメイ
ンポート14およびサブポート15に対して左右に移動
する。
【0036】こうした構成の燃料噴射ポンプ1におい
て、プランジャ7の下降にともない、燃料溜まり室12
の燃料をメインポート14およびサブポート15から燃
料圧室13内に吸い込む。
て、プランジャ7の下降にともない、燃料溜まり室12
の燃料をメインポート14およびサブポート15から燃
料圧室13内に吸い込む。
【0037】プランジャ7の上昇にともない、プランジ
ャ7の上端縁7A、上部メインリード20の上端縁20
Aないし上部サブリード21の上端縁21Aによって、
メインポート14ないしサブポート15が閉鎖されたと
きから燃料の圧縮を開始し、メインポート14が下部メ
インリード18と係合したとき、あるいはサブポート1
5が下部サブリード22と係合したときに燃料の圧送を
終了する。
ャ7の上端縁7A、上部メインリード20の上端縁20
Aないし上部サブリード21の上端縁21Aによって、
メインポート14ないしサブポート15が閉鎖されたと
きから燃料の圧縮を開始し、メインポート14が下部メ
インリード18と係合したとき、あるいはサブポート1
5が下部サブリード22と係合したときに燃料の圧送を
終了する。
【0038】すなわち、プランジャ7の下死点から燃料
の圧送開始までのストロークがプリストロークであり、
サブポート15の閉鎖からメインポート14の開放まで
のストロークが有効ストロークであり、上部サブリード
21の深さないし高さが低速に対する始動進角段差L1
である。 なお、上部メインリード20の深さないし高
さが高速に対する始動進角段差L2であり、この差(L
1−L2)がプリフローストロークすなわち進角段差L
3である。
の圧送開始までのストロークがプリストロークであり、
サブポート15の閉鎖からメインポート14の開放まで
のストロークが有効ストロークであり、上部サブリード
21の深さないし高さが低速に対する始動進角段差L1
である。 なお、上部メインリード20の深さないし高
さが高速に対する始動進角段差L2であり、この差(L
1−L2)がプリフローストロークすなわち進角段差L
3である。
【0039】より具体的には、エンジンの始動時にあっ
ては、メインポート14およびサブポート15は、上部
メインリード20あるいは上部サブリード21ではな
く、プランジャ7の始動時領域における上端縁7Aに対
向している。
ては、メインポート14およびサブポート15は、上部
メインリード20あるいは上部サブリード21ではな
く、プランジャ7の始動時領域における上端縁7Aに対
向している。
【0040】したがって、燃料の圧送の有効ストローク
は最大で、エンジン始動時に必要な燃料噴射量を確保可
能である。
は最大で、エンジン始動時に必要な燃料噴射量を確保可
能である。
【0041】上部メインリード20を形成することによ
り、プランジャ7の上端縁7Aが上部メインリード20
の上端縁20Aに比較して上方に位置することになるた
め、始動時には低速・低負荷時よりも進角する。
り、プランジャ7の上端縁7Aが上部メインリード20
の上端縁20Aに比較して上方に位置することになるた
め、始動時には低速・低負荷時よりも進角する。
【0042】エンジンの低負荷および高負荷時運転にあ
っては、メインポート14は上部メインリード20に、
サブポート15は上部サブリード21にそれぞれ対向可
能である。
っては、メインポート14は上部メインリード20に、
サブポート15は上部サブリード21にそれぞれ対向可
能である。
【0043】アイドリングなどの低速低負荷運転では、
メインポート14が下部メインリード18の図3におい
て左方に位置するため、有効ストロークが小さいととも
に、サブポート15が上部サブリード21と係合するた
め、サブポート15が上部サブリード21の上端縁21
Aにより閉鎖されてから実質的な燃料圧送が開始され
る。
メインポート14が下部メインリード18の図3におい
て左方に位置するため、有効ストロークが小さいととも
に、サブポート15が上部サブリード21と係合するた
め、サブポート15が上部サブリード21の上端縁21
Aにより閉鎖されてから実質的な燃料圧送が開始され
る。
【0044】回転数が上昇して高速低負荷運転となった
ときには、メインポート14が下部メインリード18の
左方に位置するが、サブポート15における絞り効果に
よってサブポート15が上部サブリード21の上端縁2
1Aにより完全に閉鎖される前に燃料の圧送が開始され
るため、燃料の噴射タイミングが進み(進角し)、実圧
送ストロークが増加する。
ときには、メインポート14が下部メインリード18の
左方に位置するが、サブポート15における絞り効果に
よってサブポート15が上部サブリード21の上端縁2
1Aにより完全に閉鎖される前に燃料の圧送が開始され
るため、燃料の噴射タイミングが進み(進角し)、実圧
送ストロークが増加する。
【0045】図4は、N−Q特性図において示すタイミ
ングマップである(以下、「進」は「進角」を、「遅」
は「遅角」をそれぞれ示す)。図示のように始動時およ
び高速時ともに進角特性を得ることが可能となる。
ングマップである(以下、「進」は「進角」を、「遅」
は「遅角」をそれぞれ示す)。図示のように始動時およ
び高速時ともに進角特性を得ることが可能となる。
【0046】とくに図3を参照すると、低負荷時および
高負荷時における燃料の圧送開始時点は互いに同じであ
るが、圧送終了時点について、低負荷時側ではメインポ
ート14から先にスピルし、高負荷時側ではサブポート
15から先にスピルするようになっている。なお、高負
荷時側において、サブポート15からスピルののちメイ
ンポート14からスピルするまでのプランジャ7のスト
ロークが、サブポートスピルストロークである。
高負荷時における燃料の圧送開始時点は互いに同じであ
るが、圧送終了時点について、低負荷時側ではメインポ
ート14から先にスピルし、高負荷時側ではサブポート
15から先にスピルするようになっている。なお、高負
荷時側において、サブポート15からスピルののちメイ
ンポート14からスピルするまでのプランジャ7のスト
ロークが、サブポートスピルストロークである。
【0047】プランジャ7の圧送方向への移動(上昇)
にともない、低負荷時側ではメインポート14がスピル
開始の状態となってもサブポート15はまだ下部サブリ
ード22と連通するまでには至っておらず、従来とほぼ
同様の噴射特性を維持することができる。
にともない、低負荷時側ではメインポート14がスピル
開始の状態となってもサブポート15はまだ下部サブリ
ード22と連通するまでには至っておらず、従来とほぼ
同様の噴射特性を維持することができる。
【0048】一方、高負荷時側ではサブポート15がス
ピル開始の状態となってもメインポート14はまだ下部
メインリード18と連通するまでには至っていないた
め、とくに低速時にはサブポート15からの燃料スピル
が行われる。なお、高速時にはサブポート15の絞り効
果により、サブポート15が下部サブリード22に係合
状態となってもサブポート15が実質的に閉鎖状態のま
まであり、従来とほぼ同様の噴射特性を維持することが
できる。
ピル開始の状態となってもメインポート14はまだ下部
メインリード18と連通するまでには至っていないた
め、とくに低速時にはサブポート15からの燃料スピル
が行われる。なお、高速時にはサブポート15の絞り効
果により、サブポート15が下部サブリード22に係合
状態となってもサブポート15が実質的に閉鎖状態のま
まであり、従来とほぼ同様の噴射特性を維持することが
できる。
【0049】図5は、エンジン回転数Nに対する燃料噴
射量Qの関係を示すグラフであって、従来の標準的なス
ロットル形の燃料噴射ノズルと組み合わせた燃料噴射ポ
ンプにおいては、低速高負荷時のトルク点における、カ
ム速度に対する燃料噴射率△Qの関係は、急峻な点(突
出した最大噴射率)がある一方(実線参照)、本発明の
燃料噴射ポンプ1においてはこれをなだらかとし、最大
噴射率を大幅に低減させることができる(点線参照)。
射量Qの関係を示すグラフであって、従来の標準的なス
ロットル形の燃料噴射ノズルと組み合わせた燃料噴射ポ
ンプにおいては、低速高負荷時のトルク点における、カ
ム速度に対する燃料噴射率△Qの関係は、急峻な点(突
出した最大噴射率)がある一方(実線参照)、本発明の
燃料噴射ポンプ1においてはこれをなだらかとし、最大
噴射率を大幅に低減させることができる(点線参照)。
【0050】すなわち、低速高負荷時において、プラン
ジャ7の上昇にともなう有効ストロークの途中からサブ
ポート15および下部サブリード22の係合によって燃
料をゆっくりとスピルさせ、低速回転時における実送油
率を低下させ、窒素酸化物、燃焼音の低減、低速高負荷
におけるスモークおよびパティキュレートの低減を実現
可能であり、さらには、エンジンとして低速高負荷時に
おける同一スモーク条件での燃料噴射量を増加させるこ
とができるので、低速トルクの向上および出力の向上を
実現することができる。
ジャ7の上昇にともなう有効ストロークの途中からサブ
ポート15および下部サブリード22の係合によって燃
料をゆっくりとスピルさせ、低速回転時における実送油
率を低下させ、窒素酸化物、燃焼音の低減、低速高負荷
におけるスモークおよびパティキュレートの低減を実現
可能であり、さらには、エンジンとして低速高負荷時に
おける同一スモーク条件での燃料噴射量を増加させるこ
とができるので、低速トルクの向上および出力の向上を
実現することができる。
【0051】また、高速高負荷時の定格点においては、
従来の標準的なスロットル形の燃料噴射ノズル(図示せ
ず)と組み合わせた燃料噴射ポンプにおけるカム角度に
対する燃料噴射率△Qの関係を、本発明の燃料噴射ポン
プ1においてもほぼ同等にこれを維持することができ
る。
従来の標準的なスロットル形の燃料噴射ノズル(図示せ
ず)と組み合わせた燃料噴射ポンプにおけるカム角度に
対する燃料噴射率△Qの関係を、本発明の燃料噴射ポン
プ1においてもほぼ同等にこれを維持することができ
る。
【0052】さらに、送油率を向上させても低速時の噴
射率を抑えることが可能なため、そのぶん、高速高負荷
時の燃料噴射率(送油率)を増加させ、出力の向上と燃
費の向上が可能となる。
射率を抑えることが可能なため、そのぶん、高速高負荷
時の燃料噴射率(送油率)を増加させ、出力の向上と燃
費の向上が可能となる。
【0053】なお図6は、噴射量のコントロールラック
を固定した場合のエンジン回転数Nに対する燃料噴射量
Qの関係を示すグラフであって、低速高負荷時において
N−Q特性を左下がりとすることができる。
を固定した場合のエンジン回転数Nに対する燃料噴射量
Qの関係を示すグラフであって、低速高負荷時において
N−Q特性を左下がりとすることができる。
【0054】かくして、サブポート15を有するプリフ
ロー効果のプランジャ7を用いるとともに、上部サブリ
ード21を適正位置に形成したので、高速進角と始動時
進角との両立を実現可能である。
ロー効果のプランジャ7を用いるとともに、上部サブリ
ード21を適正位置に形成したので、高速進角と始動時
進角との両立を実現可能である。
【0055】なお、始動時において高速・高負荷時より
もさらに進角させたい場合には、始動時でのメインポー
ト14およびサブポート15に対向してプランジャ7の
上端縁7Aをさらに上方に形成すればよい。
もさらに進角させたい場合には、始動時でのメインポー
ト14およびサブポート15に対向してプランジャ7の
上端縁7Aをさらに上方に形成すればよい。
【0056】さらに、燃料噴射の開始時点の制御に加え
て、既述のように、下部メインリード18および下部サ
ブリード22と、メインポート14およびサブポート1
5との組み合わせにより燃料噴射の終了時点の制御をも
可能とすることができる。
て、既述のように、下部メインリード18および下部サ
ブリード22と、メインポート14およびサブポート1
5との組み合わせにより燃料噴射の終了時点の制御をも
可能とすることができる。
【0057】つぎに、本発明においては燃料の圧送開始
および圧送終了をともに制御可能とするもので、上述の
第1の実施例のほかにも種々の変形例が考えられる。
および圧送終了をともに制御可能とするもので、上述の
第1の実施例のほかにも種々の変形例が考えられる。
【0058】なお、以下の各実施例においては図3と同
様に、メインポート14の上端縁14Aとサブポート1
5の上端縁15Aとは同一高さないし同一水平位置に形
成してあるものとし、その詳細についてはその説明を省
略する。
様に、メインポート14の上端縁14Aとサブポート1
5の上端縁15Aとは同一高さないし同一水平位置に形
成してあるものとし、その詳細についてはその説明を省
略する。
【0059】たとえば、図7は、本発明の第2の実施例
による燃料噴射ポンプ30における、図3と同様のプラ
ンジャ7の頭部のリード展開図を簡略化して描いた説明
図で、プランジャ7の上端縁7Aおよび上部サブリード
21について図3の第1の実施例と同様であるととも
に、下部メインリード18に相当する下部メインリード
31の傾斜の勾配および下部サブリード22に相当する
下部サブリード32の傾斜の勾配もこれを図3の第1の
実施例と同様としてある。
による燃料噴射ポンプ30における、図3と同様のプラ
ンジャ7の頭部のリード展開図を簡略化して描いた説明
図で、プランジャ7の上端縁7Aおよび上部サブリード
21について図3の第1の実施例と同様であるととも
に、下部メインリード18に相当する下部メインリード
31の傾斜の勾配および下部サブリード22に相当する
下部サブリード32の傾斜の勾配もこれを図3の第1の
実施例と同様としてある。
【0060】ただし、縦方向メイン燃料通路17に相当
する縦方向メイン燃料通路33を単一としてあり、下部
メインリード31および下部サブリード32がそれぞれ
の一方端部においてのみこの縦方向メイン燃料通路33
と連通している。
する縦方向メイン燃料通路33を単一としてあり、下部
メインリード31および下部サブリード32がそれぞれ
の一方端部においてのみこの縦方向メイン燃料通路33
と連通している。
【0061】図8は、本発明の第3の実施例による燃料
噴射ポンプ40における、プランジャ7の頭部のリード
展開図を簡略化して描いた説明図で、プランジャ7の上
端縁7Aにおいて、低負荷時側のサブポート15が対向
する傾斜状の上部サブリード41を形成してあり、この
上部サブリード41の傾斜方向を下部メインリード18
および下部サブリード22とは逆方向とすることによ
り、低負荷時側から高負荷時側に向かうにしたがって、
とくに低速時側における燃料の圧送開始時点を、低負荷
時側の方が遅くなるように制御可能としてある。
噴射ポンプ40における、プランジャ7の頭部のリード
展開図を簡略化して描いた説明図で、プランジャ7の上
端縁7Aにおいて、低負荷時側のサブポート15が対向
する傾斜状の上部サブリード41を形成してあり、この
上部サブリード41の傾斜方向を下部メインリード18
および下部サブリード22とは逆方向とすることによ
り、低負荷時側から高負荷時側に向かうにしたがって、
とくに低速時側における燃料の圧送開始時点を、低負荷
時側の方が遅くなるように制御可能としてある。
【0062】下部サブリード22および下部メインリー
ド18の傾斜の勾配については図3の第1の実施例と同
様とし、低負荷時側ではメインポート14から先にスピ
ルし、高負荷時側ではサブポート15から先にスピルす
るように構成してある。
ド18の傾斜の勾配については図3の第1の実施例と同
様とし、低負荷時側ではメインポート14から先にスピ
ルし、高負荷時側ではサブポート15から先にスピルす
るように構成してある。
【0063】図9は、本発明の第4の実施例による燃料
噴射ポンプ42における、プランジャ7の頭部のリード
展開図を簡略化して描いた説明図で、プランジャ7の上
端縁7Aおよび上部サブリード41については図8の第
3の実施例と同様であるが、下部メインリード18の位
置を第3の実施例の場合よりもさらにプランジャ7の下
方に形成することによって、低負荷時側および高負荷時
側ともにサブポート15から先にスピルするように構成
してある。
噴射ポンプ42における、プランジャ7の頭部のリード
展開図を簡略化して描いた説明図で、プランジャ7の上
端縁7Aおよび上部サブリード41については図8の第
3の実施例と同様であるが、下部メインリード18の位
置を第3の実施例の場合よりもさらにプランジャ7の下
方に形成することによって、低負荷時側および高負荷時
側ともにサブポート15から先にスピルするように構成
してある。
【0064】図10は、本発明の第5の実施例による燃
料噴射ポンプ43における、プランジャ7の頭部のリー
ド展開図を簡略化して描いた説明図で、プランジャ7の
上端縁7Aおよび上部サブリード41については、図8
の第3の実施例および図9の第4の実施例と同様である
が、下部サブリード22の傾斜の勾配を下部メインリー
ド18の傾斜の勾配より大きく構成することにより、低
負荷時側ではサブポート15から先にスピルし、高負荷
時側ではメインポート14から先にスピルするように構
成してある。
料噴射ポンプ43における、プランジャ7の頭部のリー
ド展開図を簡略化して描いた説明図で、プランジャ7の
上端縁7Aおよび上部サブリード41については、図8
の第3の実施例および図9の第4の実施例と同様である
が、下部サブリード22の傾斜の勾配を下部メインリー
ド18の傾斜の勾配より大きく構成することにより、低
負荷時側ではサブポート15から先にスピルし、高負荷
時側ではメインポート14から先にスピルするように構
成してある。
【0065】図11は、本発明の第6の実施例による燃
料噴射ポンプ50における、プランジャ7の頭部のリー
ド展開図を簡略化して描いた説明図で、プランジャ7の
上端縁7Aにおいて、低負荷時側および高負荷時側のメ
インポート14が対向する傾斜状の上部サブリード51
を形成してあり、この上部サブリード51の傾斜方向を
下部メインリード18および下部サブリード22とは同
方向とすることにより、低負荷時側から高負荷時側に向
かうにしたがって、燃料の圧送開始時点を、高負荷時側
の方が遅くなるように制御可能としてある。
料噴射ポンプ50における、プランジャ7の頭部のリー
ド展開図を簡略化して描いた説明図で、プランジャ7の
上端縁7Aにおいて、低負荷時側および高負荷時側のメ
インポート14が対向する傾斜状の上部サブリード51
を形成してあり、この上部サブリード51の傾斜方向を
下部メインリード18および下部サブリード22とは同
方向とすることにより、低負荷時側から高負荷時側に向
かうにしたがって、燃料の圧送開始時点を、高負荷時側
の方が遅くなるように制御可能としてある。
【0066】下部サブリード22および下部メインリー
ド18の傾斜の勾配については図3の第1の実施例と同
様とし、低負荷時側ではメインポート14から先にスピ
ルし、高負荷時側ではサブポート15から先にスピルす
るように構成してある。
ド18の傾斜の勾配については図3の第1の実施例と同
様とし、低負荷時側ではメインポート14から先にスピ
ルし、高負荷時側ではサブポート15から先にスピルす
るように構成してある。
【0067】図12は、本発明の第7の実施例による燃
料噴射ポンプ52における、プランジャ7の頭部のリー
ド展開図を簡略化して描いた説明図で、プランジャ7の
上端縁7Aおよび上部サブリード51については図11
の第6の実施例と同様であるが、下部サブリード22の
位置を第6の実施例の場合よりもプランジャ7の上方に
形成することにより、低負荷時側および高負荷時側とも
にサブポート15から先にスピルするように構成してあ
る。
料噴射ポンプ52における、プランジャ7の頭部のリー
ド展開図を簡略化して描いた説明図で、プランジャ7の
上端縁7Aおよび上部サブリード51については図11
の第6の実施例と同様であるが、下部サブリード22の
位置を第6の実施例の場合よりもプランジャ7の上方に
形成することにより、低負荷時側および高負荷時側とも
にサブポート15から先にスピルするように構成してあ
る。
【0068】図13は、本発明の第8の実施例による燃
料噴射ポンプ53における、プランジャ7の頭部のリー
ド展開図を簡略化して描いた説明図で、プランジャ7の
上端縁7Aおよび上部サブリード51については、図1
1の第6の実施例および図12の第7の実施例と同様で
あるが、下部サブリード22の傾斜の勾配を下部メイン
リード18の傾斜の勾配より大きく構成することによ
り、低負荷時側ではサブポート15から先にスピルし、
高負荷時側ではメインポート14から先にスピルするよ
うに構成してある。
料噴射ポンプ53における、プランジャ7の頭部のリー
ド展開図を簡略化して描いた説明図で、プランジャ7の
上端縁7Aおよび上部サブリード51については、図1
1の第6の実施例および図12の第7の実施例と同様で
あるが、下部サブリード22の傾斜の勾配を下部メイン
リード18の傾斜の勾配より大きく構成することによ
り、低負荷時側ではサブポート15から先にスピルし、
高負荷時側ではメインポート14から先にスピルするよ
うに構成してある。
【0069】図14は、本発明の第9の実施例による燃
料噴射ポンプ60における、プランジャ7の頭部のリー
ド展開図を簡略化して描いた説明図で、プランジャ7の
上端縁7Aにおいて、低負荷時側および高負荷時側のサ
ブポート15が対向する傾斜状の上部サブリード61を
形成してあり、この上部サブリード61の傾斜方向を下
部メインリード18および下部サブリード22とは同方
向とすることにより、低負荷時側から高負荷時側に向か
うにしたがって、とくに低速時側における燃料の圧送開
始時点を、高負荷時側の方が遅くなるように制御可能と
してある。
料噴射ポンプ60における、プランジャ7の頭部のリー
ド展開図を簡略化して描いた説明図で、プランジャ7の
上端縁7Aにおいて、低負荷時側および高負荷時側のサ
ブポート15が対向する傾斜状の上部サブリード61を
形成してあり、この上部サブリード61の傾斜方向を下
部メインリード18および下部サブリード22とは同方
向とすることにより、低負荷時側から高負荷時側に向か
うにしたがって、とくに低速時側における燃料の圧送開
始時点を、高負荷時側の方が遅くなるように制御可能と
してある。
【0070】下部サブリード22および下部メインリー
ド18の傾斜の勾配については図3の第1の実施例と同
様とし、低負荷時側ではメインポート14から先にスピ
ルし、高負荷時側ではサブポート15から先にスピルす
るように構成してある。
ド18の傾斜の勾配については図3の第1の実施例と同
様とし、低負荷時側ではメインポート14から先にスピ
ルし、高負荷時側ではサブポート15から先にスピルす
るように構成してある。
【0071】図15は、本発明の第10の実施例による
燃料噴射ポンプ70における、プランジャ7の頭部のリ
ード展開図を簡略化して描いた説明図で、プランジャ7
の上端縁7Aにおいて、低負荷時側および高負荷時側の
メインポート14が対向する傾斜状の上部メインリード
71を形成してあり、この上部サブリード71の傾斜方
向を下部メインリード18および下部サブリード22と
は逆方向とすることにより、低負荷時側から高負荷時側
に向かうにしたがって、燃料の圧送開始時点を、低負荷
時側の方が遅くなるように制御可能としてある。
燃料噴射ポンプ70における、プランジャ7の頭部のリ
ード展開図を簡略化して描いた説明図で、プランジャ7
の上端縁7Aにおいて、低負荷時側および高負荷時側の
メインポート14が対向する傾斜状の上部メインリード
71を形成してあり、この上部サブリード71の傾斜方
向を下部メインリード18および下部サブリード22と
は逆方向とすることにより、低負荷時側から高負荷時側
に向かうにしたがって、燃料の圧送開始時点を、低負荷
時側の方が遅くなるように制御可能としてある。
【0072】下部サブリード22および下部メインリー
ド18の傾斜の勾配については図3の第1の実施例と同
様とし、低負荷時側ではメインポート14から先にスピ
ルし、高負荷時側ではサブポート15から先にスピルす
るように構成してある。
ド18の傾斜の勾配については図3の第1の実施例と同
様とし、低負荷時側ではメインポート14から先にスピ
ルし、高負荷時側ではサブポート15から先にスピルす
るように構成してある。
【0073】本発明においては、上述の各実施例以外に
も下部メインリード18および下部サブリード22の傾
斜の勾配、さらにはプランジャ7の上端縁7A、上部メ
インリード20、51、71などの上部メインリード、
および上部サブリード21、41、51などの上部サブ
リードの形成位置および傾斜状態を適宜選択することに
より、燃料噴射の開始時期および終了時期を制御して任
意の燃料噴射特性を得ることが可能である。
も下部メインリード18および下部サブリード22の傾
斜の勾配、さらにはプランジャ7の上端縁7A、上部メ
インリード20、51、71などの上部メインリード、
および上部サブリード21、41、51などの上部サブ
リードの形成位置および傾斜状態を適宜選択することに
より、燃料噴射の開始時期および終了時期を制御して任
意の燃料噴射特性を得ることが可能である。
【0074】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、サブポー
トおよび上部サブリードによるプリフロー効果を利用す
るとともに、それぞれの傾斜状態を組み合わせ可能な下
部メインリードおよび下部サブリードを用いるととも
に、メインポートが対向する上部メインリードを形成し
た燃料噴射ポンプとしたので、低速時および高速時にお
ける燃料の噴射タイミングを制御可能なスピードタイマ
ー機能、および始動時における進角機能を維持したま
ま、とくに低速高負荷時のスモーク(黒煙)およびパテ
ィキュレート(スス)を低減し、燃料噴射量を増加させ
ることができてトルクアップを可能とする。
トおよび上部サブリードによるプリフロー効果を利用す
るとともに、それぞれの傾斜状態を組み合わせ可能な下
部メインリードおよび下部サブリードを用いるととも
に、メインポートが対向する上部メインリードを形成し
た燃料噴射ポンプとしたので、低速時および高速時にお
ける燃料の噴射タイミングを制御可能なスピードタイマ
ー機能、および始動時における進角機能を維持したま
ま、とくに低速高負荷時のスモーク(黒煙)およびパテ
ィキュレート(スス)を低減し、燃料噴射量を増加させ
ることができてトルクアップを可能とする。
【0075】さらに、送油率を向上させても低速での燃
料噴射率は上がらないため、高速高負荷時の燃料噴射率
(送油率)を向上させることができるとともに、出力の
向上と、燃費の向上が可能である。
料噴射率は上がらないため、高速高負荷時の燃料噴射率
(送油率)を向上させることができるとともに、出力の
向上と、燃費の向上が可能である。
【0076】
【図1】本発明の第1の実施例による燃料噴射ポンプ1
の縦断面図である。
の縦断面図である。
【図2】同、要部縦断面図である。
【図3】同、プランジャ7の頭部のリード展開図であ
る。
る。
【図4】同、N−Q特性図において示すタイミングマッ
プである。
プである。
【図5】同、エンジン回転数Nに対する燃料噴射量Qの
関係を示すグラフである。
関係を示すグラフである。
【図6】同、噴射量のコントロールラックを固定した場
合のエンジン回転数Nに対する燃料噴射量Qの関係を示
すグラフである。
合のエンジン回転数Nに対する燃料噴射量Qの関係を示
すグラフである。
【図7】本発明の第2の実施例による燃料噴射ポンプ3
0における、図3と同様のプランジャ7の頭部のリード
展開図を簡略化して描いた説明図である。
0における、図3と同様のプランジャ7の頭部のリード
展開図を簡略化して描いた説明図である。
【図8】本発明の第3の実施例による燃料噴射ポンプ4
0における、プランジャ7の頭部のリード展開図を簡略
化して描いた説明図である。
0における、プランジャ7の頭部のリード展開図を簡略
化して描いた説明図である。
【図9】本発明の第4の実施例による燃料噴射ポンプ4
2における、プランジャ7の頭部のリード展開図を簡略
化して描いた説明図である。
2における、プランジャ7の頭部のリード展開図を簡略
化して描いた説明図である。
【図10】本発明の第5の実施例による燃料噴射ポンプ
43における、プランジャ7の頭部のリード展開図を簡
略化して描いた説明図である。
43における、プランジャ7の頭部のリード展開図を簡
略化して描いた説明図である。
【図11】本発明の第6の実施例による燃料噴射ポンプ
50における、プランジャ7の頭部のリード展開図を簡
略化して描いた説明図である。
50における、プランジャ7の頭部のリード展開図を簡
略化して描いた説明図である。
【図12】本発明の第7の実施例による燃料噴射ポンプ
52における、プランジャ7の頭部のリード展開図を簡
略化して描いた説明図である。
52における、プランジャ7の頭部のリード展開図を簡
略化して描いた説明図である。
【図13】本発明の第8の実施例による燃料噴射ポンプ
53における、プランジャ7の頭部のリード展開図を簡
略化して描いた説明図である。
53における、プランジャ7の頭部のリード展開図を簡
略化して描いた説明図である。
【図14】本発明の第9の実施例による燃料噴射ポンプ
60における、プランジャ7の頭部のリード展開図を簡
略化して描いた説明図である。
60における、プランジャ7の頭部のリード展開図を簡
略化して描いた説明図である。
【図15】本発明の第10の実施例による燃料噴射ポン
プ70における、プランジャ7の頭部のリード展開図を
簡略化して描いた説明図である。
プ70における、プランジャ7の頭部のリード展開図を
簡略化して描いた説明図である。
1 燃料噴射ポンプ 2 ポンプハウジング 3 カム軸 4 カム 5 噴射量のコントロールラック 6 プランジャバレル 7 プランジャ 7A プランジャ7の上端縁 8 デリバリバルブ 9 デリバリバルブホルダー 10 タペットローラー 11 噴射量のコントロールスリーブ 12 燃料溜まり室 13 燃料圧室 14 メインポート(燃料吸排孔) 14A メインポート14の上端縁 15 サブポート(燃料吸排孔) 15A サブポート15の上端縁 16 噴射管 17 縦方向メイン燃料通路 18 下部メインリード 19 縦方向サブ燃料通路 20 上部メインリード 20A 上部メインリード20の上端縁 21 上部サブリード 21A 上部サブリード21の上端縁 22 下部サブリード 30 燃料噴射ポンプ 31 下部メインリード 32 下部サブリード 33 縦方向メイン燃料通路 40 燃料噴射ポンプ 41 傾斜状の上部サブリード 42 燃料噴射ポンプ 43 燃料噴射ポンプ 50 燃料噴射ポンプ 51 傾斜状の上部サブリード 52 燃料噴射ポンプ 53 燃料噴射ポンプ 60 燃料噴射ポンプ 61 傾斜状の上部サブリード 70 燃料噴射ポンプ 71 傾斜状の上部メインリード L1 上部サブリード21の深さないし高さ(低速に対
する始動進角段差) L2 上部メインリード20の深さないし高さ(高速に
対する始動進角段差) L3 プリフローストロークすなわち進角段差(L1−
L2)
する始動進角段差) L2 上部メインリード20の深さないし高さ(高速に
対する始動進角段差) L3 プリフローストロークすなわち進角段差(L1−
L2)
Claims (1)
- 【請求項1】 ポンプハウジングと、 このポンプハウジングに取り付けるとともに、燃料溜ま
り室に連通する燃料の吸排孔を形成したプランジャバレ
ルと、 このプランジャバレル内に往復摺動可能かつ回動可能に
挿入するとともに、前記吸排孔に連通可能な位置に傾斜
リードを形成したプランジャとを有し、 このプランジャと前記プランジャバレルとの間に燃料圧
室を形成するとともに、 このプランジャの往復摺動により、前記燃料溜まり室か
らこの燃料圧室内に燃料を吸い込み、燃料噴射ノズルに
圧送する燃料噴射ポンプであって、 前記プランジャバレルに前記吸排孔として、より大径の
メインポートおよびより小径のサブポートを、このサブ
ポートの上端縁が前記メインポートの上端縁以下となる
ように形成し、 前記プランジャの頭部には、該プランジャの回動にとも
なう所定範囲にわたってこのサブポートに連通可能な上
部サブリードと、前記メインポートに連通可能な上部メ
インリードとを形成し、かつ前記プランジャの回動にと
もなう所定範囲の中で前記メインポートが前記上部メイ
ンリードの上端縁により閉鎖されても、前記サブポート
が前記上部サブリードに連通可能となるように当該上部
メインリードおよび上部サブリードを形成し、 前記プランジャには、該プランジャの回動にともなう所
定範囲にわたって、かつ該プランジャの上端縁より下方
位置において、前記サブポートに連通可能な下部サブリ
ード、および前記メインポートに連通可能な下部メイン
リードを前記傾斜リードとして形成し、さらに始動時に
おける前記プランジャの回動位置では、前記上部メイン
リードを形成していない前記プランジャの上端縁により
前記メインポートを閉鎖可能とするとともに、前記上部
サブリードを形成していない前記プランジャの上端縁に
より前記サブポートを閉鎖可能としたことを特徴とする
燃料噴射ポンプ。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5349176A JPH07189862A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 燃料噴射ポンプ |
| EP94120704A EP0665373B1 (en) | 1993-12-28 | 1994-12-27 | Fuel injection pump |
| DE69424400T DE69424400T2 (de) | 1993-12-28 | 1994-12-27 | Kraftstoffeinspritzpumpe |
| KR1019940038135A KR960010290B1 (ko) | 1993-12-28 | 1994-12-28 | 연료분사펌프 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5349176A JPH07189862A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 燃料噴射ポンプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07189862A true JPH07189862A (ja) | 1995-07-28 |
Family
ID=18401989
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5349176A Pending JPH07189862A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 燃料噴射ポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07189862A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100356056C (zh) * | 2000-05-26 | 2007-12-19 | 洋马株式会社 | 燃料喷射泵 |
-
1993
- 1993-12-28 JP JP5349176A patent/JPH07189862A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100356056C (zh) * | 2000-05-26 | 2007-12-19 | 洋马株式会社 | 燃料喷射泵 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR0166412B1 (ko) | 연료분사펌프 | |
| JP2591280B2 (ja) | 直噴式ディーゼルエンジン | |
| US5219280A (en) | Fuel injection pump plunger | |
| JPH10231763A (ja) | 燃料噴射ポンプ | |
| JPH07189862A (ja) | 燃料噴射ポンプ | |
| JPH07189861A (ja) | 燃料噴射ポンプ | |
| JP3200805B2 (ja) | 燃料噴射ポンプ | |
| JPH0650237A (ja) | 燃料噴射ポンプ | |
| KR960010290B1 (ko) | 연료분사펌프 | |
| EP0512458A1 (en) | Fuel injection pump | |
| JP3174932B2 (ja) | 燃料噴射ポンプ | |
| JPS6010181B2 (ja) | 分配型燃料噴射ポンプ | |
| JP3612585B2 (ja) | 燃料噴射ポンプのプランジャ | |
| JPH0614465U (ja) | 燃料噴射ポンプ | |
| JP2573652Y2 (ja) | 燃料噴射ポンプのプリストローク制御装置 | |
| KR200231110Y1 (ko) | 디젤엔진용 연료분사장치의 분사시기 조절용 배럴의 유로연결구조 | |
| KR960010295B1 (ko) | 배기터어빈 과급기 부속의 디이젤 엔진용 연료분사펌프 | |
| JP2547126Y2 (ja) | 燃料噴射ポンプ | |
| EP0441217B1 (en) | Fuel-injection pump plunger | |
| JPH0422058Y2 (ja) | ||
| JPS6045748B2 (ja) | 分配型燃料噴射ポンプ | |
| JP4017487B2 (ja) | ユニットインジェクタ及びその駆動用カムを備えたディーゼルエンジン | |
| JPS6012932Y2 (ja) | 内燃機関用燃料噴射ポンプ | |
| JPS63183265A (ja) | 燃料噴射ポンプ | |
| JP2582176Y2 (ja) | 燃料噴射ポンプ |