JPH07189888A - 油圧ポンプ・モータ - Google Patents
油圧ポンプ・モータInfo
- Publication number
- JPH07189888A JPH07189888A JP5336536A JP33653693A JPH07189888A JP H07189888 A JPH07189888 A JP H07189888A JP 5336536 A JP5336536 A JP 5336536A JP 33653693 A JP33653693 A JP 33653693A JP H07189888 A JPH07189888 A JP H07189888A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- hydraulic pump
- piston
- valve plate
- cavity
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims abstract description 24
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 9
- 230000036316 preload Effects 0.000 abstract description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Reciprocating Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 騒音の低減効果が高く、小型化に好適な油圧
ポンプ・モータを提供する。 【構成】 ロータ17をシリンダブロック14と複数本
のパイプ15および摺動部材16とで構成し、各パイプ
15の外側に高圧流体を蓄圧する空洞部18を設けると
共に、該空洞部18に連通する小穴26を各パイプ15
の近傍にそれぞれ設け、一方、ロータ17と対向する弁
板7の吸入ポート10から吐出ポート11に至る摺動面
に、該摺動面上に位置するピストンを内包するパイプ1
5内部と小穴とを連通する窪みを設け、さらに、吐出ポ
ート11の内外両縁に他の小穴と間欠的に連通する切欠
きを設けた。 【効果】 空洞部の高圧流体を利用して閉じ込み状態の
ピストンに予圧を付与できる。
ポンプ・モータを提供する。 【構成】 ロータ17をシリンダブロック14と複数本
のパイプ15および摺動部材16とで構成し、各パイプ
15の外側に高圧流体を蓄圧する空洞部18を設けると
共に、該空洞部18に連通する小穴26を各パイプ15
の近傍にそれぞれ設け、一方、ロータ17と対向する弁
板7の吸入ポート10から吐出ポート11に至る摺動面
に、該摺動面上に位置するピストンを内包するパイプ1
5内部と小穴とを連通する窪みを設け、さらに、吐出ポ
ート11の内外両縁に他の小穴と間欠的に連通する切欠
きを設けた。 【効果】 空洞部の高圧流体を利用して閉じ込み状態の
ピストンに予圧を付与できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、斜板式あるいは斜軸式
等のアキシアル形油圧ポンプ・モータに関する。
等のアキシアル形油圧ポンプ・モータに関する。
【0002】
【従来の技術】一般にアキシアル形油圧ポンプ・モータ
は、本体をなすケーシングと、該ケーシング内に回転可
能に設けられ、複数のシリンダが形成されたロータと、
該ロータに係合する回転軸と、前記シリンダ内に摺動可
能に設けられたピストンと、前記ロータと摺動可能に対
向する弁板とを備えており、油圧ポンプの場合は、回転
軸に連動してロータを回転させることでピストンを往復
運動させ、それによってシリンダ内に吸入した低圧流体
をピストンで加圧して吐出するようになっており、油圧
モータの場合は、シリンダ内に高圧流体を流入させるこ
とでピストンを往復運動させ、それによってロータと回
転軸とを回転駆動するようになっている。
は、本体をなすケーシングと、該ケーシング内に回転可
能に設けられ、複数のシリンダが形成されたロータと、
該ロータに係合する回転軸と、前記シリンダ内に摺動可
能に設けられたピストンと、前記ロータと摺動可能に対
向する弁板とを備えており、油圧ポンプの場合は、回転
軸に連動してロータを回転させることでピストンを往復
運動させ、それによってシリンダ内に吸入した低圧流体
をピストンで加圧して吐出するようになっており、油圧
モータの場合は、シリンダ内に高圧流体を流入させるこ
とでピストンを往復運動させ、それによってロータと回
転軸とを回転駆動するようになっている。
【0003】従来より、このような油圧ポンプ・モータ
において、吐出圧の変動を抑えることが騒音の低減化に
有効であることが知られており、その一例が実開平2−
14475号公報に開示されている。同公報に記載され
た騒音の低減化手段は、弁板の吸入ポートから吐出ポー
トに至る摺動面に開口を設けると共に、該開口に通路を
介して蓄圧器を接続し、ピストンが吸入ポートから下死
点に達する閉じ込み部において、前記開口から放出(デ
ィスチャージ)される高圧流体でシリンダ内に予圧を付
与し、放出した圧力を蓄圧器からチャージするように構
成されており、シリンダ内圧が高められた分だけ閉じ込
み部における逆流が防止されるため、吐出圧の変動を抑
えることができるようになっている。
において、吐出圧の変動を抑えることが騒音の低減化に
有効であることが知られており、その一例が実開平2−
14475号公報に開示されている。同公報に記載され
た騒音の低減化手段は、弁板の吸入ポートから吐出ポー
トに至る摺動面に開口を設けると共に、該開口に通路を
介して蓄圧器を接続し、ピストンが吸入ポートから下死
点に達する閉じ込み部において、前記開口から放出(デ
ィスチャージ)される高圧流体でシリンダ内に予圧を付
与し、放出した圧力を蓄圧器からチャージするように構
成されており、シリンダ内圧が高められた分だけ閉じ込
み部における逆流が防止されるため、吐出圧の変動を抑
えることができるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
如く構成された従来例にあっては、弁板に大きな開口を
形成することは空間的制約がある関係で困難となり、そ
のため、シリンダ内に供給される高圧流体の容量が少な
くなって予圧が不十分の状態となり、騒音の低減効果が
低いという問題があった。また、開口に蓄圧器を接続し
て圧力のディスチャージとチャージとを維持するように
なっているが、蓄圧器や通路によって構造が複雑とな
り、小型化が妨げられるという問題もあった。
如く構成された従来例にあっては、弁板に大きな開口を
形成することは空間的制約がある関係で困難となり、そ
のため、シリンダ内に供給される高圧流体の容量が少な
くなって予圧が不十分の状態となり、騒音の低減効果が
低いという問題があった。また、開口に蓄圧器を接続し
て圧力のディスチャージとチャージとを維持するように
なっているが、蓄圧器や通路によって構造が複雑とな
り、小型化が妨げられるという問題もあった。
【0005】本発明は、このような従来技術の実情に鑑
みてなされたもので、その第1の目的は、騒音の低減効
果が高い油圧ポンプ・モータを提供することにあり、第
2の目的は、小型化に好適な低騒音の油圧ポンプ・モー
タを提供することにある。
みてなされたもので、その第1の目的は、騒音の低減効
果が高い油圧ポンプ・モータを提供することにあり、第
2の目的は、小型化に好適な低騒音の油圧ポンプ・モー
タを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した本発明の第1の
目的は、ケーシングと、該ケーシング内に回転可能に設
けられ、複数のシリンダが形成されたロータと、該ロー
タに係合する回転軸と、前記シリンダ内に摺動可能に設
けられたピストンと、前記ロータと摺動可能に対向する
弁板とを備えた油圧ポンプ・モータにおいて、前記ロー
タ側に高圧流体を蓄圧する空洞部を設けると共に、該空
洞部に連通する小穴を各シリンダの近傍にそれぞれ設
け、前記弁板の吸入ポートから吐出ポートに至る摺動面
に、該摺動面上に位置するシリンダとそのシリンダに対
応する前記小穴とを連通する連通部を設けることによっ
て達成される。
目的は、ケーシングと、該ケーシング内に回転可能に設
けられ、複数のシリンダが形成されたロータと、該ロー
タに係合する回転軸と、前記シリンダ内に摺動可能に設
けられたピストンと、前記ロータと摺動可能に対向する
弁板とを備えた油圧ポンプ・モータにおいて、前記ロー
タ側に高圧流体を蓄圧する空洞部を設けると共に、該空
洞部に連通する小穴を各シリンダの近傍にそれぞれ設
け、前記弁板の吸入ポートから吐出ポートに至る摺動面
に、該摺動面上に位置するシリンダとそのシリンダに対
応する前記小穴とを連通する連通部を設けることによっ
て達成される。
【0007】また、上記した本発明の第2の目的は、前
記弁板に前記小穴と吐出ポートとを間欠的に連通する切
欠きを設け、空洞部内の高圧流体を閉じ込み部において
小穴を介してシリンダ内にディスチャージすると共に、
他の小穴が切欠きを介して吐出ポートと間欠的に連通す
ることにより、空洞部内に高圧流体をチャージするよう
に構成することによって達成される。
記弁板に前記小穴と吐出ポートとを間欠的に連通する切
欠きを設け、空洞部内の高圧流体を閉じ込み部において
小穴を介してシリンダ内にディスチャージすると共に、
他の小穴が切欠きを介して吐出ポートと間欠的に連通す
ることにより、空洞部内に高圧流体をチャージするよう
に構成することによって達成される。
【0008】
【作用】ロータ側に高圧流体を蓄圧する空洞部を設ける
と、該高圧流体の容量を充分に大きくすることができる
ため、騒音の低減効果が高い油圧ポンプ・モータを提供
することができる。また、弁板に空洞部の小穴と吐出ポ
ートとを間欠的に連通する切欠きを設けると、空洞部に
対する高圧流体のディスチャージとチャージとを、蓄圧
器を用いることなくケーシング内で行なうことができる
ため、小型化に好適な低騒音の油圧ポンプ・モータを提
供することができる。
と、該高圧流体の容量を充分に大きくすることができる
ため、騒音の低減効果が高い油圧ポンプ・モータを提供
することができる。また、弁板に空洞部の小穴と吐出ポ
ートとを間欠的に連通する切欠きを設けると、空洞部に
対する高圧流体のディスチャージとチャージとを、蓄圧
器を用いることなくケーシング内で行なうことができる
ため、小型化に好適な低騒音の油圧ポンプ・モータを提
供することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0010】図1は本発明の一実施例に係る斜板型油圧
ポンプの断面図であり、同図において、1は主ケース、
2はこの主ケース1の下面に固着されたサブプレートを
示し、これら主ケース1とサブプレート2とで本体をな
すケーシングが形成されている。3は該ケーシング内に
軸受4,5によって支持された回転軸、6は該回転軸3
と主ケース1との間に介設された軸シールである。7は
サブプレート2上に固着された弁板であり、該弁板7に
はサブプレート2に設けた吸入通路8に連通する吸入ポ
ート10と排出通路9に連通する吐出ポート11とが穿
設されている。図2に示すように、前記弁板7の吸入ポ
ート10から吐出ポート11に至る摺動面には一対の窪
み12が形成されており、また、吐出ポート11の内外
両縁には所定の間隔をおいて複数の切欠き13が形成さ
れている。なお、図2において、10a,11aは吸入
ポート10と吐出ポート11の一端に設けられたノッチ
を示している。
ポンプの断面図であり、同図において、1は主ケース、
2はこの主ケース1の下面に固着されたサブプレートを
示し、これら主ケース1とサブプレート2とで本体をな
すケーシングが形成されている。3は該ケーシング内に
軸受4,5によって支持された回転軸、6は該回転軸3
と主ケース1との間に介設された軸シールである。7は
サブプレート2上に固着された弁板であり、該弁板7に
はサブプレート2に設けた吸入通路8に連通する吸入ポ
ート10と排出通路9に連通する吐出ポート11とが穿
設されている。図2に示すように、前記弁板7の吸入ポ
ート10から吐出ポート11に至る摺動面には一対の窪
み12が形成されており、また、吐出ポート11の内外
両縁には所定の間隔をおいて複数の切欠き13が形成さ
れている。なお、図2において、10a,11aは吸入
ポート10と吐出ポート11の一端に設けられたノッチ
を示している。
【0011】図1に戻り、14は鋼やアルミニウム等の
金属材料からなるシリンダブロック、15は該シリンダ
ブロック14に圧入されシリンダを構成する複数本のパ
イプ、16はシリンダブロック14の一端にかしめられ
た摺動部材であり、これらシリンダブロック14と各パ
イプ15および摺動部材16とでロータ17が構成され
ている。各パイプ15は内面研削が施されたホーニング
パイプ等からなり、その外側には空洞部18が画成され
ており、また、摺動部材16には各パイプ15の内部に
連続する小径の吸排路19が穿設されており、これらシ
リンダブロック14とパイプ15および摺動部材16の
接続部分はシールされている。そして、このように構成
されたロータ17はスプラインを介して回転軸3に連結
されており、回転軸3に巻回されたスプリング20から
の予圧力を受けて弁板7に圧接されている。また、21
は各パイプ15内に往復移動可能に配設されたピストン
であり、各ピストン21の球面形状をなす先端部はピス
トンシュー22と揺動自在に係合している。23は該ピ
ストンシュー22を保持するシューリテーナであり、該
シューリテーナ23は回転軸の球面座24にガイドされ
ている。25はシュープレートであり、ピストンシュー
22は該シュープレート25上を回転摺動する。
金属材料からなるシリンダブロック、15は該シリンダ
ブロック14に圧入されシリンダを構成する複数本のパ
イプ、16はシリンダブロック14の一端にかしめられ
た摺動部材であり、これらシリンダブロック14と各パ
イプ15および摺動部材16とでロータ17が構成され
ている。各パイプ15は内面研削が施されたホーニング
パイプ等からなり、その外側には空洞部18が画成され
ており、また、摺動部材16には各パイプ15の内部に
連続する小径の吸排路19が穿設されており、これらシ
リンダブロック14とパイプ15および摺動部材16の
接続部分はシールされている。そして、このように構成
されたロータ17はスプラインを介して回転軸3に連結
されており、回転軸3に巻回されたスプリング20から
の予圧力を受けて弁板7に圧接されている。また、21
は各パイプ15内に往復移動可能に配設されたピストン
であり、各ピストン21の球面形状をなす先端部はピス
トンシュー22と揺動自在に係合している。23は該ピ
ストンシュー22を保持するシューリテーナであり、該
シューリテーナ23は回転軸の球面座24にガイドされ
ている。25はシュープレートであり、ピストンシュー
22は該シュープレート25上を回転摺動する。
【0012】図3は前記ロータ17の断面図、図4は図
3のA−A線断面図であり、これらの図に示すように、
前記摺動部材16には複数の小穴26が穿設されてい
る。これらの小穴26は各パイプ15の間に一対ずつ形
成されており、その一端は前記空洞部18に接続されて
いる。また、各小穴26の他端は弁板7と対向してお
り、前述した窪み12と各切欠き13上を摺動する。し
たがって、ロータ17が弁板7上を回転摺動すると、そ
の回転中に各小穴26は切欠き13と間欠的に連通し、
それによって高圧流体が吐出ポート11から小穴26を
介して空洞部18に供給される。
3のA−A線断面図であり、これらの図に示すように、
前記摺動部材16には複数の小穴26が穿設されてい
る。これらの小穴26は各パイプ15の間に一対ずつ形
成されており、その一端は前記空洞部18に接続されて
いる。また、各小穴26の他端は弁板7と対向してお
り、前述した窪み12と各切欠き13上を摺動する。し
たがって、ロータ17が弁板7上を回転摺動すると、そ
の回転中に各小穴26は切欠き13と間欠的に連通し、
それによって高圧流体が吐出ポート11から小穴26を
介して空洞部18に供給される。
【0013】このように構成された油圧ポンプにおい
て、回転軸3を回転させると、その回転力がスプライン
を介してシリンダブロック14に伝達され、ロータ17
全体が回転軸3に連動して回転する。ロータ17の回転
により、ピストン21の先端部と係合するピストンシュ
ー22はシュープレート25上を回転摺動し、該シュー
プレート25は回転軸3の軸線に対して傾斜して設けら
れているため、各ピストン21はロータ17の回転中に
パイプ15内を往復移動する。また、ロータ17が回転
すると、摺動部材16の吸排路19は弁板7の吸入ポー
ト10と吐出ポート11と間欠的に連通し、ピストン2
1がパイプ15から伸長する吸込み工程では、吸排路1
9は吸入ポート10と連通してパイプ15内に低圧流体
を吸入し、ピストン21がパイプ15内へ進入する吐出
工程では、吸排路19は吐出ポート11と連通してピス
トン21で加圧された高圧流体を吐出する。
て、回転軸3を回転させると、その回転力がスプライン
を介してシリンダブロック14に伝達され、ロータ17
全体が回転軸3に連動して回転する。ロータ17の回転
により、ピストン21の先端部と係合するピストンシュ
ー22はシュープレート25上を回転摺動し、該シュー
プレート25は回転軸3の軸線に対して傾斜して設けら
れているため、各ピストン21はロータ17の回転中に
パイプ15内を往復移動する。また、ロータ17が回転
すると、摺動部材16の吸排路19は弁板7の吸入ポー
ト10と吐出ポート11と間欠的に連通し、ピストン2
1がパイプ15から伸長する吸込み工程では、吸排路1
9は吸入ポート10と連通してパイプ15内に低圧流体
を吸入し、ピストン21がパイプ15内へ進入する吐出
工程では、吸排路19は吐出ポート11と連通してピス
トン21で加圧された高圧流体を吐出する。
【0014】図5はこの時のピストン21と弁板7との
位置関係を示す説明図であり、便宜上、吸入ポート10
から下死点に達して閉じ込み部に位置するピストンに符
号21Aを付してある。同図に示すように、ピストン2
1Aが下死点に達して閉じ込み状態に入ると、空洞部1
8内に充填された高圧流体が、このピストン21Aの近
傍の小穴26から窪み12および吸排路19を経て当該
ピストン21Aに対応するパイプ15内に供給され、該
パイプ15の内圧に予圧が付与される。その際、ピスト
ン21Aに先行する他のピストン21の近傍にも小穴2
6が設けてあるため、これらの小穴26が切欠き13と
連通することによって、高圧流体が吐出ポート11の切
欠き13から小穴26を介して空洞部18に供給され、
閉じ込み部において予圧用に放出された高圧流体が補充
される。そして、ピストン21Aが矢印方向に回転する
と、吸排路19がノッチ11aに徐々に繋がり、前述し
た予圧効果と相俟って吐出圧は滑らかに上昇し、閉じ込
み部における逆流が防止される。
位置関係を示す説明図であり、便宜上、吸入ポート10
から下死点に達して閉じ込み部に位置するピストンに符
号21Aを付してある。同図に示すように、ピストン2
1Aが下死点に達して閉じ込み状態に入ると、空洞部1
8内に充填された高圧流体が、このピストン21Aの近
傍の小穴26から窪み12および吸排路19を経て当該
ピストン21Aに対応するパイプ15内に供給され、該
パイプ15の内圧に予圧が付与される。その際、ピスト
ン21Aに先行する他のピストン21の近傍にも小穴2
6が設けてあるため、これらの小穴26が切欠き13と
連通することによって、高圧流体が吐出ポート11の切
欠き13から小穴26を介して空洞部18に供給され、
閉じ込み部において予圧用に放出された高圧流体が補充
される。そして、ピストン21Aが矢印方向に回転する
と、吸排路19がノッチ11aに徐々に繋がり、前述し
た予圧効果と相俟って吐出圧は滑らかに上昇し、閉じ込
み部における逆流が防止される。
【0015】上記実施例によれば、閉じ込み部における
シリンダ内圧を高める予圧付与手段として、空間的に余
裕のあるロータ17に設けた空洞部18を利用している
ため、シリンダ(パイプ15)に供給される予圧用の高
圧流体の容量が増加し、騒音の低減効果を高めることが
できる。また、ロータ17がシリンダブロック14と各
パイプ15および摺動部材16とで構成されるため、従
来のシリンダ一体型のロータに比べると軽量化を図るこ
とができ、特に、上記ロータ構造を油圧ポンプに適用し
た場合、ロータの急速な切り換え動作を実現できる。さ
らに、前記の予圧作用を閉じ込み部において行ない、こ
の予圧に要した高圧流体の補償が他の場所、すなわち、
弁板7の吐出ポート11に設けた切欠き13を利用して
チャージングされるため、予圧効果を一層高めることが
できると共に、蓄圧器やその通路等を省略することがで
きるため、小型化を実現することができる。
シリンダ内圧を高める予圧付与手段として、空間的に余
裕のあるロータ17に設けた空洞部18を利用している
ため、シリンダ(パイプ15)に供給される予圧用の高
圧流体の容量が増加し、騒音の低減効果を高めることが
できる。また、ロータ17がシリンダブロック14と各
パイプ15および摺動部材16とで構成されるため、従
来のシリンダ一体型のロータに比べると軽量化を図るこ
とができ、特に、上記ロータ構造を油圧ポンプに適用し
た場合、ロータの急速な切り換え動作を実現できる。さ
らに、前記の予圧作用を閉じ込み部において行ない、こ
の予圧に要した高圧流体の補償が他の場所、すなわち、
弁板7の吐出ポート11に設けた切欠き13を利用して
チャージングされるため、予圧効果を一層高めることが
できると共に、蓄圧器やその通路等を省略することがで
きるため、小型化を実現することができる。
【0016】なお、上記実施例では、空間部18をシリ
ンダブロック14に設けた場合について説明したが、図
6に示すように、ロータと一体化された回転軸3に空洞
部18を設けることも可能である。この場合、摺動部材
16を回転軸3に固定し、この摺動部材16に空洞部1
8と連通する小穴26を形成すれば良い。
ンダブロック14に設けた場合について説明したが、図
6に示すように、ロータと一体化された回転軸3に空洞
部18を設けることも可能である。この場合、摺動部材
16を回転軸3に固定し、この摺動部材16に空洞部1
8と連通する小穴26を形成すれば良い。
【0017】また、上記実施例では、窪み12を2つ設
けた場合について説明したが、いずれか一方の窪み12
を省略することも可能であり、さらに、切欠き13の数
も必要に応じて増減することも可能である。
けた場合について説明したが、いずれか一方の窪み12
を省略することも可能であり、さらに、切欠き13の数
も必要に応じて増減することも可能である。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ロータ側に高圧流体を蓄圧する空洞部を設けたため、該
高圧流体の容量を充分に大きくすることができ、騒音の
低減効果が高い油圧ポンプ・モータを提供することがで
きる。また、空洞部に対する高圧流体のディスチャージ
とチャージとを、蓄圧器を用いることなくケーシング内
で行なうことができるため、小型化に好適な低騒音の油
圧ポンプ・モータを提供することができる。
ロータ側に高圧流体を蓄圧する空洞部を設けたため、該
高圧流体の容量を充分に大きくすることができ、騒音の
低減効果が高い油圧ポンプ・モータを提供することがで
きる。また、空洞部に対する高圧流体のディスチャージ
とチャージとを、蓄圧器を用いることなくケーシング内
で行なうことができるため、小型化に好適な低騒音の油
圧ポンプ・モータを提供することができる。
【図1】本発明の一実施例に係る斜板型油圧ポンプの断
面図である。
面図である。
【図2】図1の油圧ポンプに備えられる弁板の平面図で
ある。
ある。
【図3】図1の油圧ポンプに備えられるのロータ部分の
断面図である。
断面図である。
【図4】図3のA−A線に沿う断面図である。
【図5】閉じ込み部におけるピストンと弁板との位置関
係を示す説明図である。
係を示す説明図である。
【図6】本発明の他の実施例に係る油圧ポンプのロータ
部分の断面図である。
部分の断面図である。
1 主ケース 2 サブプレート 3 回転軸 7 弁板 10 吸入ポート 11 排出ポート 11a ノッチ 12 窪み(連通部) 13 切欠き 14 シリンダブロック 15 パイプ(シリンダ) 16 摺動部材 17 ロータ 18 空洞部 19 吸排路 21 ピストン 26 小穴
Claims (3)
- 【請求項1】 ケーシングと、該ケーシング内に回転可
能に設けられ、複数のシリンダが形成されたロータと、
該ロータに係合する回転軸と、前記シリンダ内に摺動可
能に設けられたピストンと、前記ロータと摺動可能に対
向する弁板とを備えた油圧ポンプ・モータにおいて、前
記ロータ側に高圧流体を蓄圧する空洞部を設けると共
に、該空洞部に連通する小穴を各シリンダの近傍にそれ
ぞれ設け、前記弁板の吸入ポートから吐出ポートに至る
摺動面に、該摺動面上に位置するシリンダとそのシリン
ダに対応する前記小穴とを連通する連通部を設けたこと
を特徴とする油圧ポンプ・モータ。 - 【請求項2】 請求項1の記載において、前記弁板に前
記小穴と吐出ポートとを間欠的に連通する切欠きを設け
たことを特徴とする油圧ポンプ・モータ。 - 【請求項3】 請求項2の記載において、前記切欠きを
複数設けたことを特徴とする油圧ポンプ・モータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5336536A JPH07189888A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 油圧ポンプ・モータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5336536A JPH07189888A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 油圧ポンプ・モータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07189888A true JPH07189888A (ja) | 1995-07-28 |
Family
ID=18300154
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5336536A Pending JPH07189888A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 油圧ポンプ・モータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07189888A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102155370A (zh) * | 2011-03-30 | 2011-08-17 | 浙江大学 | 纯水液压通轴式球面配流轴向柱塞泵 |
| KR20170000205U (ko) * | 2015-07-06 | 2017-01-16 | 훌루테크 주식회사 | 베어링 예압식 유압펌프 |
-
1993
- 1993-12-28 JP JP5336536A patent/JPH07189888A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102155370A (zh) * | 2011-03-30 | 2011-08-17 | 浙江大学 | 纯水液压通轴式球面配流轴向柱塞泵 |
| KR20170000205U (ko) * | 2015-07-06 | 2017-01-16 | 훌루테크 주식회사 | 베어링 예압식 유압펌프 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7563084B2 (en) | Rotary fluid machine | |
| CA2196786C (en) | Compressor piston and piston type compressor | |
| JPH10176690A (ja) | 吐出チャンバ圧力逃がし溝を有するロータリコンプレッサ | |
| EP1211420A2 (en) | Variable capacity type pump | |
| JP2002115673A (ja) | 可変容量型ポンプ | |
| JPH08284805A (ja) | アキシャルピストン型液圧回転機 | |
| JPH07189888A (ja) | 油圧ポンプ・モータ | |
| JP2003172279A (ja) | 回転式圧縮機 | |
| US20220307505A1 (en) | Compressor | |
| JPH09303252A (ja) | 油圧ポンプ装置 | |
| JP3744861B2 (ja) | 圧縮機 | |
| JPH08159012A (ja) | 油圧ポンプ・モータ | |
| JP3569759B2 (ja) | 可変容量型斜板式液圧機械 | |
| JPH07189887A (ja) | アキシャルピストン型ポンプ | |
| JPH1182289A (ja) | 液圧回転機 | |
| JP2979720B2 (ja) | スクロール形流体機械 | |
| JPH0326876A (ja) | 斜板型可変容量圧縮機 | |
| US11674514B2 (en) | Compressor with a fitted shaft portion having two sliding surfaces and an oil retainer | |
| JPH08159013A (ja) | 油圧ポンプ・モータ | |
| JPH10331759A (ja) | 斜板式液圧機械 | |
| JPH03105091A (ja) | スクロール形圧縮機 | |
| KR20150060199A (ko) | 왕복식 압축기 | |
| US12049881B2 (en) | Swash plate compressor | |
| JP2002031058A (ja) | 往復式冷媒圧縮機 | |
| JPH10148189A (ja) | 可変容量型のスクロール型圧縮機 |