JPH08284805A - アキシャルピストン型液圧回転機 - Google Patents
アキシャルピストン型液圧回転機Info
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- JPH08284805A JPH08284805A JP7115215A JP11521595A JPH08284805A JP H08284805 A JPH08284805 A JP H08284805A JP 7115215 A JP7115215 A JP 7115215A JP 11521595 A JP11521595 A JP 11521595A JP H08284805 A JPH08284805 A JP H08284805A
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Landscapes
- Reciprocating Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 各シリンダが高圧側ポートに連通したときに
高圧側ポートとシリンダとの間で生じる圧力変動を抑
え、脈動を低減する。 【構成】 シリンダポート7Aが、吸入ポート14との
連通が絶たれた後に第1の油通路20を介して蓄圧室1
8に連通し、かつ、吐出ポート15に連通した後に第2
の油通路23を介して蓄圧室18に連通するように構成
する。これにより、シリンダ7内には第1の油通路20
を介して蓄圧室18内の圧油が導入されるから、シリン
ダ7と吐出ポート15との間で生じる圧力変動を低減で
きる。また、第2の油通路23を介しての蓄圧室18に
対する圧油の補填を、ポンプ吐出流量が略最大となる期
間に行うことにより、ポンプ吐出流量の変動幅を小さく
でき、効果的に脈動を抑制することができる。
高圧側ポートとシリンダとの間で生じる圧力変動を抑
え、脈動を低減する。 【構成】 シリンダポート7Aが、吸入ポート14との
連通が絶たれた後に第1の油通路20を介して蓄圧室1
8に連通し、かつ、吐出ポート15に連通した後に第2
の油通路23を介して蓄圧室18に連通するように構成
する。これにより、シリンダ7内には第1の油通路20
を介して蓄圧室18内の圧油が導入されるから、シリン
ダ7と吐出ポート15との間で生じる圧力変動を低減で
きる。また、第2の油通路23を介しての蓄圧室18に
対する圧油の補填を、ポンプ吐出流量が略最大となる期
間に行うことにより、ポンプ吐出流量の変動幅を小さく
でき、効果的に脈動を抑制することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油圧機器の油圧源とし
ての油圧ポンプや、駆動源としての油圧モータ等に用い
て好適なアキシャルピストン型液圧回転機に関する。
ての油圧ポンプや、駆動源としての油圧モータ等に用い
て好適なアキシャルピストン型液圧回転機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、建設機械等に搭載される油圧機
器の油圧源に用いられる油圧ポンプ、駆動源に用いられ
る油圧モータとして、斜板式や斜軸式のアキシャルピス
トン型液圧回転機が知られている。
器の油圧源に用いられる油圧ポンプ、駆動源に用いられ
る油圧モータとして、斜板式や斜軸式のアキシャルピス
トン型液圧回転機が知られている。
【0003】この種のアキシャルピストン型液圧回転機
として、例えば油圧ポンプは、ケーシングと、該ケーシ
ング内に回転自在に設けられた回転軸と、前記ケーシン
グ内に位置して該回転軸と一体に回転するように設けら
れ、周方向に離間して軸方向に伸長する複数のシリンダ
が形成されたシリンダブロックと、該シリンダブロック
の各シリンダ内に摺動可能に挿嵌され、該シリンダブロ
ックの回転に伴なって軸方向に変位することにより作動
油を吸入,吐出する複数のピストンと、前記ケーシング
とシリンダブロックの端面との間に設けられ、前記各シ
リンダと間歇的に連通する低圧側ポートとしての吸入ポ
ートと高圧側ポートとしての吐出ポートとが形成された
弁板等とから大略構成されている。
として、例えば油圧ポンプは、ケーシングと、該ケーシ
ング内に回転自在に設けられた回転軸と、前記ケーシン
グ内に位置して該回転軸と一体に回転するように設けら
れ、周方向に離間して軸方向に伸長する複数のシリンダ
が形成されたシリンダブロックと、該シリンダブロック
の各シリンダ内に摺動可能に挿嵌され、該シリンダブロ
ックの回転に伴なって軸方向に変位することにより作動
油を吸入,吐出する複数のピストンと、前記ケーシング
とシリンダブロックの端面との間に設けられ、前記各シ
リンダと間歇的に連通する低圧側ポートとしての吸入ポ
ートと高圧側ポートとしての吐出ポートとが形成された
弁板等とから大略構成されている。
【0004】そして、上述のように構成された油圧ポン
プは、エンジン等の駆動源により回転軸を回転駆動する
と、ケーシング内で該回転軸と共にシリンダブロックが
回転する。これにより、該シリンダブロックの各シリン
ダ内でピストンが往復動し、吸入ポートからシリンダ内
に吸込んだ作動油をピストンにより加圧して吐出ポート
に圧油として吐出するようになっている。
プは、エンジン等の駆動源により回転軸を回転駆動する
と、ケーシング内で該回転軸と共にシリンダブロックが
回転する。これにより、該シリンダブロックの各シリン
ダ内でピストンが往復動し、吸入ポートからシリンダ内
に吸込んだ作動油をピストンにより加圧して吐出ポート
に圧油として吐出するようになっている。
【0005】ここで、シリンダブロック,ピストンおよ
び弁板の作動について説明すると、各シリンダのシリン
ダポートが弁板の吸入ポートと連通するときには、該吸
入ポートの始端から終端にかけてピストンがシリンダか
ら突出する方向に変位して前記吸入ポートから該シリン
ダ内に作動油を吸込む吸入行程となる。一方、前記各シ
リンダのシリンダポートが吐出ポートと連通するときに
は、該吐出ポートの始端から終端にかけてピストンがシ
リンダ内に進入する方向に変位して該シリンダ内の作動
油を加圧しつつ吐出ポート内に吐出する吐出行程とな
る。そして、この動作(行程)を繰返すようにシリンダ
ブロックが回転することにより、吸入行程で吸入ポート
からシリンダ内に吸込んだ作動油を吐出行程で加圧して
吐出ポートに吐出し、この圧油を油圧シリンダ等の油圧
機器に供給するようになっている。
び弁板の作動について説明すると、各シリンダのシリン
ダポートが弁板の吸入ポートと連通するときには、該吸
入ポートの始端から終端にかけてピストンがシリンダか
ら突出する方向に変位して前記吸入ポートから該シリン
ダ内に作動油を吸込む吸入行程となる。一方、前記各シ
リンダのシリンダポートが吐出ポートと連通するときに
は、該吐出ポートの始端から終端にかけてピストンがシ
リンダ内に進入する方向に変位して該シリンダ内の作動
油を加圧しつつ吐出ポート内に吐出する吐出行程とな
る。そして、この動作(行程)を繰返すようにシリンダ
ブロックが回転することにより、吸入行程で吸入ポート
からシリンダ内に吸込んだ作動油を吐出行程で加圧して
吐出ポートに吐出し、この圧油を油圧シリンダ等の油圧
機器に供給するようになっている。
【0006】ところで、上述した従来技術による油圧ポ
ンプでは、吸入行程で弁板の吸入ポートを介して作動油
を吸込んだシリンダ内は低圧となっているから、各シリ
ンダのシリンダポートが吐出ポートと連通するときに、
該吐出ポート側の高圧となった圧油がシリンダポートを
介して低圧のシリンダ内に急激に流入して大きな圧力変
動を生じてしまい、この圧力変動に伴う脈動によって油
圧ポンプの振動や騒音を発生するという問題がある。
ンプでは、吸入行程で弁板の吸入ポートを介して作動油
を吸込んだシリンダ内は低圧となっているから、各シリ
ンダのシリンダポートが吐出ポートと連通するときに、
該吐出ポート側の高圧となった圧油がシリンダポートを
介して低圧のシリンダ内に急激に流入して大きな圧力変
動を生じてしまい、この圧力変動に伴う脈動によって油
圧ポンプの振動や騒音を発生するという問題がある。
【0007】このような問題に対し、例えば特開昭63
−159678号公報には、シリンダ内に導入される圧
油を蓄える蓄圧室と、一端側が該蓄圧室に開口すると共
に、他端側が弁板の各ポート間に位置する切換部に開口
した油通路とを設けた油圧ポンプが提案されている。
−159678号公報には、シリンダ内に導入される圧
油を蓄える蓄圧室と、一端側が該蓄圧室に開口すると共
に、他端側が弁板の各ポート間に位置する切換部に開口
した油通路とを設けた油圧ポンプが提案されている。
【0008】この油圧ポンプによれば、弁板の切換部上
を摺動する各シリンダが、吸入ポートとの連通が絶たれ
た後に吐出ポートに開口する前段階で、蓄圧室内の圧油
を油通路を介してシリンダ内に導入することにより、シ
リンダ内の圧力が吐出ポート側の圧力近傍まで昇圧する
ようになっている。このため、シリンダが吐出ポートに
開口したときに、吐出ポート側の圧油がシリンダ内に急
激に流入するのが抑制され、大きな圧力変動が生じるの
が防止できる。そして、シリンダ内に圧油を導入するこ
とにより低圧となった蓄圧室内には、速やかに吐出ポー
ト側の圧油が補填され、次に吸入ポートとの連通が絶た
れたシリンダに対する圧油の導入に備えるようになって
いる。
を摺動する各シリンダが、吸入ポートとの連通が絶たれ
た後に吐出ポートに開口する前段階で、蓄圧室内の圧油
を油通路を介してシリンダ内に導入することにより、シ
リンダ内の圧力が吐出ポート側の圧力近傍まで昇圧する
ようになっている。このため、シリンダが吐出ポートに
開口したときに、吐出ポート側の圧油がシリンダ内に急
激に流入するのが抑制され、大きな圧力変動が生じるの
が防止できる。そして、シリンダ内に圧油を導入するこ
とにより低圧となった蓄圧室内には、速やかに吐出ポー
ト側の圧油が補填され、次に吸入ポートとの連通が絶た
れたシリンダに対する圧油の導入に備えるようになって
いる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、油圧ポンプ
の作動時において、吐出ポートから吐出される圧油の流
量(ポンプ吐出流量)は、通常、例えば図9に示すよう
にシリンダブロックの回転角θに伴って変動しており、
ポンプ吐出流量Qが最小値Qmin 近傍の値をとる期間A
と、最大値Qmax 近傍の値をとる期間Bとが周期的に現
れるようになっている。ここで、期間Aは、シリンダが
吸入ポートとの連通が絶たれた後、吐出ポートに開口す
るまでの期間に対応し、期間Bは、当該シリンダが吐出
ポートに連通した後、次のシリンダと吸入ポートとの連
通が絶たれるまでの期間に対応すると考えられる。そし
て、上述の如きポンプ吐出流量Qの周期的な変動は、油
圧ポンプ作動時における脈動の原因となり、最小値Qmi
n と最大値Qmax との差(変動幅)の大きさに応じて脈
動の大きさも変化する。
の作動時において、吐出ポートから吐出される圧油の流
量(ポンプ吐出流量)は、通常、例えば図9に示すよう
にシリンダブロックの回転角θに伴って変動しており、
ポンプ吐出流量Qが最小値Qmin 近傍の値をとる期間A
と、最大値Qmax 近傍の値をとる期間Bとが周期的に現
れるようになっている。ここで、期間Aは、シリンダが
吸入ポートとの連通が絶たれた後、吐出ポートに開口す
るまでの期間に対応し、期間Bは、当該シリンダが吐出
ポートに連通した後、次のシリンダと吸入ポートとの連
通が絶たれるまでの期間に対応すると考えられる。そし
て、上述の如きポンプ吐出流量Qの周期的な変動は、油
圧ポンプ作動時における脈動の原因となり、最小値Qmi
n と最大値Qmax との差(変動幅)の大きさに応じて脈
動の大きさも変化する。
【0010】これに対し、上述した従来技術による油圧
ポンプにおいては、吸入ポートとの連通が絶たれたシリ
ンダ内に蓄圧室内の圧油が導入された後、低圧となった
蓄圧室に対する吐出ポートからの圧油の補填は、上述の
期間A内に行われると考えられる。このように、ポンプ
吐出流量Qが最小値Qmin 近傍の値をとる期間Aにおい
て吐出ポート内の圧油の一部が蓄圧室内に補填される
と、期間Aにおけるポンプ吐出流量Qが最小値Qmin か
ら更に低減し最大値Qmax との差が拡大してしまう。こ
の結果、ポンプ吐出流量Qの変動幅が拡大することによ
り、油圧ポンプ作動時の脈動を助長してしまうという問
題がある。
ポンプにおいては、吸入ポートとの連通が絶たれたシリ
ンダ内に蓄圧室内の圧油が導入された後、低圧となった
蓄圧室に対する吐出ポートからの圧油の補填は、上述の
期間A内に行われると考えられる。このように、ポンプ
吐出流量Qが最小値Qmin 近傍の値をとる期間Aにおい
て吐出ポート内の圧油の一部が蓄圧室内に補填される
と、期間Aにおけるポンプ吐出流量Qが最小値Qmin か
ら更に低減し最大値Qmax との差が拡大してしまう。こ
の結果、ポンプ吐出流量Qの変動幅が拡大することによ
り、油圧ポンプ作動時の脈動を助長してしまうという問
題がある。
【0011】また、上述した従来技術による油圧ポンプ
では、吸入ポートとの連通が絶たれたシリンダと蓄圧室
とを連通させる油通路に絞り手段等が設けられていない
から、シリンダと蓄圧室とが油通路を介して連通したと
きに、蓄圧室内の圧油がシリンダ内に急激に噴出するこ
とにより、この圧油や圧油内の異物によってシリンダの
内壁やシリンダポート等がキャビテーションエロージョ
ンによって損傷し、ポンプ効率や寿命が低下してしまう
という問題がある。
では、吸入ポートとの連通が絶たれたシリンダと蓄圧室
とを連通させる油通路に絞り手段等が設けられていない
から、シリンダと蓄圧室とが油通路を介して連通したと
きに、蓄圧室内の圧油がシリンダ内に急激に噴出するこ
とにより、この圧油や圧油内の異物によってシリンダの
内壁やシリンダポート等がキャビテーションエロージョ
ンによって損傷し、ポンプ効率や寿命が低下してしまう
という問題がある。
【0012】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、各シリンダが高圧側ポートに連通したと
き、該高圧側ポートとシリンダとの間で生じる圧力変動
を抑え、脈動およびそれに伴う振動、騒音を低減できる
ようにしたアキシャルピストン型液圧回転機を提供する
ことを目的としてる。
されたもので、各シリンダが高圧側ポートに連通したと
き、該高圧側ポートとシリンダとの間で生じる圧力変動
を抑え、脈動およびそれに伴う振動、騒音を低減できる
ようにしたアキシャルピストン型液圧回転機を提供する
ことを目的としてる。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明は、ケーシングと、該ケーシング内に回
転自在に設けられた回転軸と、前記ケーシング内に位置
して該回転軸と一体に回転するように設けられ、周方向
に離間して複数のシリンダが形成されたシリンダブロッ
クと、該シリンダブロックの各シリンダ内に摺動可能に
挿嵌され、該シリンダブロックの回転に伴なって軸方向
に変位する複数のピストンと、前記ケーシングとシリン
ダブロックの端面との間に設けられ、前記各シリンダと
間歇的に連通する低圧側ポートと高圧側ポートとが形成
された弁板とからなるアキシャルピストン型液圧回転機
に適用される。
ために、本発明は、ケーシングと、該ケーシング内に回
転自在に設けられた回転軸と、前記ケーシング内に位置
して該回転軸と一体に回転するように設けられ、周方向
に離間して複数のシリンダが形成されたシリンダブロッ
クと、該シリンダブロックの各シリンダ内に摺動可能に
挿嵌され、該シリンダブロックの回転に伴なって軸方向
に変位する複数のピストンと、前記ケーシングとシリン
ダブロックの端面との間に設けられ、前記各シリンダと
間歇的に連通する低圧側ポートと高圧側ポートとが形成
された弁板とからなるアキシャルピストン型液圧回転機
に適用される。
【0014】そして、請求項1の発明が採用する構成の
特徴は、前記シリンダ内に導入される圧油を蓄える蓄圧
室と、一端側が該蓄圧室に開口すると共に他端側が前記
弁板の各ポート間に位置する切換部に開口し、前記低圧
側ポートとの連通が絶たれたシリンダ内に前記蓄圧室内
の圧油を導入する第1の油通路と、該第1の油通路の途
中に設けられた第1の絞り手段と、一端側が前記蓄圧室
に開口すると共に他端側が前記弁板の高圧側ポートと前
記第1の油通路の他端側との間に開口し、前記低圧側ポ
ートとの連通が絶たれたシリンダが前記高圧側ポートに
連通した後に該高圧側ポート側の圧油を前記蓄圧室内に
導入する第2の油通路と、該第2の油通路の途中に設け
られた第2の絞り手段とを備えたことにある。
特徴は、前記シリンダ内に導入される圧油を蓄える蓄圧
室と、一端側が該蓄圧室に開口すると共に他端側が前記
弁板の各ポート間に位置する切換部に開口し、前記低圧
側ポートとの連通が絶たれたシリンダ内に前記蓄圧室内
の圧油を導入する第1の油通路と、該第1の油通路の途
中に設けられた第1の絞り手段と、一端側が前記蓄圧室
に開口すると共に他端側が前記弁板の高圧側ポートと前
記第1の油通路の他端側との間に開口し、前記低圧側ポ
ートとの連通が絶たれたシリンダが前記高圧側ポートに
連通した後に該高圧側ポート側の圧油を前記蓄圧室内に
導入する第2の油通路と、該第2の油通路の途中に設け
られた第2の絞り手段とを備えたことにある。
【0015】また、請求項2の発明は、前記第1の油通
路と前記弁板の高圧側ポートとを連通する第3の油通路
と、該第3の油通路の途中に設けられ、前記第1の油通
路から前記高圧側ポートへの圧油の流れのみを許す逆止
弁とを備え、前記低圧側ポートとの連通が絶たれたシリ
ンダ内の圧力が前記高圧側ポート内の圧力よりも高いと
き、前記シリンダ内の圧油が前記第3の油通路を介して
前記高圧側ポートに流出するように構成したことにあ
る。
路と前記弁板の高圧側ポートとを連通する第3の油通路
と、該第3の油通路の途中に設けられ、前記第1の油通
路から前記高圧側ポートへの圧油の流れのみを許す逆止
弁とを備え、前記低圧側ポートとの連通が絶たれたシリ
ンダ内の圧力が前記高圧側ポート内の圧力よりも高いと
き、前記シリンダ内の圧油が前記第3の油通路を介して
前記高圧側ポートに流出するように構成したことにあ
る。
【0016】また、請求項3の発明は、前記第1の油通
路には、前記蓄圧室からの圧油の流出のみを許す逆止弁
を設ける構成としたことにある。
路には、前記蓄圧室からの圧油の流出のみを許す逆止弁
を設ける構成としたことにある。
【0017】さらに、請求項4の発明は、前記第1およ
び第2の油通路のそれぞれの他端側は、前記弁板の切換
部に位置して前記各シリンダが摺動する摺動軌跡内に設
ける構成としたことにある。
び第2の油通路のそれぞれの他端側は、前記弁板の切換
部に位置して前記各シリンダが摺動する摺動軌跡内に設
ける構成としたことにある。
【0018】
【作用】請求項1の構成によれば、回転軸に伴ってシリ
ンダブロックが回転することにより、シリンダブロック
に形成された各シリンダ内でピストンが往復動する。そ
して、シリンダが低圧側ポートに連通したときには該低
圧側ポートからシリンダ内に作動油が吸入され、シリン
ダが高圧側ポートに連通したときにはシリンダ内の作動
油がピストンによって加圧され、圧油として高圧側ポー
トに吐出する。この場合、シリンダブロックの回転に伴
って弁板上を摺動するシリンダと低圧側ポートとの連通
が絶たれたとき、シリンダ内には第1の油通路および第
1の絞り手段を介して蓄圧室内の圧力が導入され、シリ
ンダ内の圧力は徐々に高圧側ポート側の圧力近傍まで昇
圧されるから、シリンダが高圧側ポートに連通したとき
に該高圧側ポート側の圧油がシリンダ内に急激に流入す
るのを抑制できる。そして、シリンダが高圧側ポートに
連通した後に第2の油通路の他端側に連通することによ
り、低圧となった蓄圧室内には、第2の油通路および第
2の絞り手段を介して徐々に高圧側ポート側の圧油が導
入,補填される。この場合、蓄圧室内への圧油の補填
は、シリンダが高圧側ポートに連通した後、即ち、高圧
側ポート側の吐出流量が最大となる期間に行われるか
ら、脈動の原因となる最大吐出流量と最小吐出流量との
差を小さくし、脈動を低減することができる。
ンダブロックが回転することにより、シリンダブロック
に形成された各シリンダ内でピストンが往復動する。そ
して、シリンダが低圧側ポートに連通したときには該低
圧側ポートからシリンダ内に作動油が吸入され、シリン
ダが高圧側ポートに連通したときにはシリンダ内の作動
油がピストンによって加圧され、圧油として高圧側ポー
トに吐出する。この場合、シリンダブロックの回転に伴
って弁板上を摺動するシリンダと低圧側ポートとの連通
が絶たれたとき、シリンダ内には第1の油通路および第
1の絞り手段を介して蓄圧室内の圧力が導入され、シリ
ンダ内の圧力は徐々に高圧側ポート側の圧力近傍まで昇
圧されるから、シリンダが高圧側ポートに連通したとき
に該高圧側ポート側の圧油がシリンダ内に急激に流入す
るのを抑制できる。そして、シリンダが高圧側ポートに
連通した後に第2の油通路の他端側に連通することによ
り、低圧となった蓄圧室内には、第2の油通路および第
2の絞り手段を介して徐々に高圧側ポート側の圧油が導
入,補填される。この場合、蓄圧室内への圧油の補填
は、シリンダが高圧側ポートに連通した後、即ち、高圧
側ポート側の吐出流量が最大となる期間に行われるか
ら、脈動の原因となる最大吐出流量と最小吐出流量との
差を小さくし、脈動を低減することができる。
【0019】また、請求項2の構成によれば、ピストン
による過度の加圧によりシリンダ内の圧力が高圧側ポー
ト側の圧力よりも高くなった場合に、シリンダ内の圧油
は、第1の油通路、第1の絞り手段、第3の油通路およ
び逆止弁を介して高圧側ポートに流出するから、シリン
ダ内の圧力と高圧側ポート側の圧力との圧力差が低減で
き、シリンダが高圧側ポートに連通したときに生じる圧
力変動を抑制することができる。
による過度の加圧によりシリンダ内の圧力が高圧側ポー
ト側の圧力よりも高くなった場合に、シリンダ内の圧油
は、第1の油通路、第1の絞り手段、第3の油通路およ
び逆止弁を介して高圧側ポートに流出するから、シリン
ダ内の圧力と高圧側ポート側の圧力との圧力差が低減で
き、シリンダが高圧側ポートに連通したときに生じる圧
力変動を抑制することができる。
【0020】また、請求項3の構成によれば、第1の油
通路に設けた逆止弁により、シリンダ内の圧力が高圧側
ポート側の圧力よりも高くなった場合でも、当該シリン
ダ内の圧油は、蓄圧室内に逆流することなく高圧側ポー
トに流出する。
通路に設けた逆止弁により、シリンダ内の圧力が高圧側
ポート側の圧力よりも高くなった場合でも、当該シリン
ダ内の圧油は、蓄圧室内に逆流することなく高圧側ポー
トに流出する。
【0021】さらに、請求項4の構成によれば、第1お
よび第2の油通路のそれぞれの他端側を、弁板の切換部
に位置して各シリンダが摺動する摺動軌跡内に設けるこ
とにより、シリンダブロックに形成された各シリンダ
は、低圧側ポートから高圧側ポートに移行する間に確実
に第1および第2の油通路に連通するから、各シリンダ
が高圧側ポートに連通するそれぞれの場合において、各
シリンダ内の圧力と高圧側ポート側の圧力との圧力差を
低減することができる。
よび第2の油通路のそれぞれの他端側を、弁板の切換部
に位置して各シリンダが摺動する摺動軌跡内に設けるこ
とにより、シリンダブロックに形成された各シリンダ
は、低圧側ポートから高圧側ポートに移行する間に確実
に第1および第2の油通路に連通するから、各シリンダ
が高圧側ポートに連通するそれぞれの場合において、各
シリンダ内の圧力と高圧側ポート側の圧力との圧力差を
低減することができる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1ないし図8に基
づき、斜板式の油圧ポンプを例に挙げて説明する。
づき、斜板式の油圧ポンプを例に挙げて説明する。
【0023】図において、1は油圧ポンプの外殻をなす
ケーシングを示し、該ケーシング1は、有底筒状のケー
シング本体2と、該ケーシング本体2の開口端を閉塞す
る蓋体3とから構成され、蓋体3の中心部には、後述の
回転軸4が挿通される軸挿通穴3Aが軸方向に形成され
ている。
ケーシングを示し、該ケーシング1は、有底筒状のケー
シング本体2と、該ケーシング本体2の開口端を閉塞す
る蓋体3とから構成され、蓋体3の中心部には、後述の
回転軸4が挿通される軸挿通穴3Aが軸方向に形成され
ている。
【0024】4はケーシング1に軸受5を介して回転自
在に支持された回転軸で、該回転軸4は、ケーシング1
を構成する蓋体3に形成された軸挿通穴3Aを介して外
部に突出している。
在に支持された回転軸で、該回転軸4は、ケーシング1
を構成する蓋体3に形成された軸挿通穴3Aを介して外
部に突出している。
【0025】6はケーシング1内に位置して回転軸4に
スプライン結合され、回転軸と一体回転するように設け
られたシリンダブロックを示し、該シリンダブロック6
には周方向に離間して複数(本例では7個)のシリンダ
7,7,…が軸方向に穿設され、該各シリンダ7には、
シリンダブロック6の摺動面6Aに開口する眉形のシリ
ンダポート7A,7A,…が形成されている。
スプライン結合され、回転軸と一体回転するように設け
られたシリンダブロックを示し、該シリンダブロック6
には周方向に離間して複数(本例では7個)のシリンダ
7,7,…が軸方向に穿設され、該各シリンダ7には、
シリンダブロック6の摺動面6Aに開口する眉形のシリ
ンダポート7A,7A,…が形成されている。
【0026】8,8,…は各シリンダ7内に往復動可能
に挿嵌された複数のピストンを示し、該各ピストン8の
シリンダブロック6から突出した先端部には、球面継手
部8Aが形成されている。9,9,…は各ピストン8の
球面継手部8A外周側にそれぞれ設けられた複数個のシ
ューで、該各シュー9は球面継手部8Aと摺動自在に嵌
合している。
に挿嵌された複数のピストンを示し、該各ピストン8の
シリンダブロック6から突出した先端部には、球面継手
部8Aが形成されている。9,9,…は各ピストン8の
球面継手部8A外周側にそれぞれ設けられた複数個のシ
ューで、該各シュー9は球面継手部8Aと摺動自在に嵌
合している。
【0027】10は蓋体3とシリンダブロック6との間
に設けられた斜板を示し、該斜板10の表面側(シリン
ダブロック6側)は各シュー9が摺接しつつ回転する摺
動面10Aとなり、裏面側は蓋体3に形成された凹湾曲
状のガイド溝11に摺動自在に嵌合する半円柱状の摺動
部10Bとなっている。また、該斜板10の中央部に
は、その表面側から裏面側に向けて漸次拡径する軸挿通
穴10Cが形成され、該軸挿通穴10Cには回転軸4の
先端側が挿通されるようになっている。そして、斜板1
0は、傾転駆動機構(図示せず)によって回転軸4等に
対する傾転角が変化することにより、各ピストン8のス
トローク量を適宜調整して油圧ポンプの容量を可変に制
御するようになっている。
に設けられた斜板を示し、該斜板10の表面側(シリン
ダブロック6側)は各シュー9が摺接しつつ回転する摺
動面10Aとなり、裏面側は蓋体3に形成された凹湾曲
状のガイド溝11に摺動自在に嵌合する半円柱状の摺動
部10Bとなっている。また、該斜板10の中央部に
は、その表面側から裏面側に向けて漸次拡径する軸挿通
穴10Cが形成され、該軸挿通穴10Cには回転軸4の
先端側が挿通されるようになっている。そして、斜板1
0は、傾転駆動機構(図示せず)によって回転軸4等に
対する傾転角が変化することにより、各ピストン8のス
トローク量を適宜調整して油圧ポンプの容量を可変に制
御するようになっている。
【0028】12は各シュー9の外周側に係合しつつ前
記斜板10の摺動面10Aに固着された環状のシュー押
えで、該シュー押え12は、各シュー9を斜板10の摺
動面10A上で環状軌道に沿って案内するものである。
記斜板10の摺動面10Aに固着された環状のシュー押
えで、該シュー押え12は、各シュー9を斜板10の摺
動面10A上で環状軌道に沿って案内するものである。
【0029】13はケーシング1のケーシング本体2と
シリンダブロック6との間に配設された弁板を示し、該
弁板13には、図2ないし図5に示すように、眉形状を
有する低圧側ポートとしての吸入ポート14と、高圧側
ポートとしての吐出ポート15とが略対称となるように
周方向に伸長して設けられている。そして、これら吸入
ポート14,吐出ポート15は、ケーシング本体2の底
部に形成された吸入通路16,吐出通路17に常時連通
し、弁板13に対してシリンダブロック6が回転するこ
とにより、各シリンダ7のシリンダポート7Aと間歇的
に連通するようになっている。また、弁板13の吸入ポ
ート14と吐出ポート15との間には、下死点側切換部
13Aおよび上死点側切換部13Bが設けられおり、弁
板13上を摺動する各シリンダ7は、該下死点側切換部
13A上において吸入ポート14との連通が遮断され、
上死点側切換部13B上において吐出ポート15との連
通が遮断されるようになっている。
シリンダブロック6との間に配設された弁板を示し、該
弁板13には、図2ないし図5に示すように、眉形状を
有する低圧側ポートとしての吸入ポート14と、高圧側
ポートとしての吐出ポート15とが略対称となるように
周方向に伸長して設けられている。そして、これら吸入
ポート14,吐出ポート15は、ケーシング本体2の底
部に形成された吸入通路16,吐出通路17に常時連通
し、弁板13に対してシリンダブロック6が回転するこ
とにより、各シリンダ7のシリンダポート7Aと間歇的
に連通するようになっている。また、弁板13の吸入ポ
ート14と吐出ポート15との間には、下死点側切換部
13Aおよび上死点側切換部13Bが設けられおり、弁
板13上を摺動する各シリンダ7は、該下死点側切換部
13A上において吸入ポート14との連通が遮断され、
上死点側切換部13B上において吐出ポート15との連
通が遮断されるようになっている。
【0030】18は下死点側切換部13A側に位置して
ケーシング本体2の底部に設けられた蓄圧室を示し、該
蓄圧室18は、例えばケーシング本体2の底部に形成さ
れた凹陥部を封止栓19によって密閉することにより形
成され、後述するように各シリンダ7内に導入する圧油
を蓄えるものである。
ケーシング本体2の底部に設けられた蓄圧室を示し、該
蓄圧室18は、例えばケーシング本体2の底部に形成さ
れた凹陥部を封止栓19によって密閉することにより形
成され、後述するように各シリンダ7内に導入する圧油
を蓄えるものである。
【0031】20は各シリンダ7と蓄圧室18とを連通
させる第1の油通路で、該第1の油通路20はケーシン
グ本体2の底部および弁板13を貫通するように形成さ
れ、その一端側20Aが蓄圧室18に開口し、他端側2
0Bが図2に示すように弁板13の下死点側切換部13
Aに開口している。そして、該第1の油通路20は、弁
板13上を摺動する各シリンダ7のシリンダポート7A
に連通することにより、蓄圧室18内に蓄えられた圧油
をシリンダポート7Aを介してシリンダ7内に導入する
ようになっている。
させる第1の油通路で、該第1の油通路20はケーシン
グ本体2の底部および弁板13を貫通するように形成さ
れ、その一端側20Aが蓄圧室18に開口し、他端側2
0Bが図2に示すように弁板13の下死点側切換部13
Aに開口している。そして、該第1の油通路20は、弁
板13上を摺動する各シリンダ7のシリンダポート7A
に連通することにより、蓄圧室18内に蓄えられた圧油
をシリンダポート7Aを介してシリンダ7内に導入する
ようになっている。
【0032】21は第1の油通路20の途中に設けられ
た第1の絞り弁を示し、該第1の絞り弁21は、第1の
油通路20を介して蓄圧室18から各シリンダ7に導入
される圧油の流量を調整し、各シリンダ7内に圧油が噴
出するのを防止する。
た第1の絞り弁を示し、該第1の絞り弁21は、第1の
油通路20を介して蓄圧室18から各シリンダ7に導入
される圧油の流量を調整し、各シリンダ7内に圧油が噴
出するのを防止する。
【0033】22は蓄圧室18と第1の絞り弁21との
間に位置して第1の油通路20の途中に設けられた第1
の逆止弁で、該第1の逆止弁22は、第1の油通路20
の他端側にシリンダ7が連通したとき、該シリンダ7か
ら蓄圧室18への圧油の流入を禁止し、蓄圧室18から
シリンダ7への圧油の導入のみを許すためのものであ
る。
間に位置して第1の油通路20の途中に設けられた第1
の逆止弁で、該第1の逆止弁22は、第1の油通路20
の他端側にシリンダ7が連通したとき、該シリンダ7か
ら蓄圧室18への圧油の流入を禁止し、蓄圧室18から
シリンダ7への圧油の導入のみを許すためのものであ
る。
【0034】23は吐出ポート15と蓄圧室18とを連
通させる第2の油通路で、該第2の油通路23は第1の
油通路20と同様に、ケーシング本体2の底部および弁
板13を貫通するように形成され、その一端側23Aが
蓄圧室18に開口し、他端側23Bが、第1の油通路2
0の他端側20Bと吐出ポート15との間に位置して弁
板13の下死点側切換部13Aに開口している。そし
て、該第2の油通路23は、吸入ポート14との連通が
絶たれたシリンダポート7Aが吐出ポート15と連通し
た後に、当該シリンダポート7Aと連通することによ
り、吐出ポート15内の圧油をシリンダポート7Aを介
して蓄圧室18内に導入するようになっている。
通させる第2の油通路で、該第2の油通路23は第1の
油通路20と同様に、ケーシング本体2の底部および弁
板13を貫通するように形成され、その一端側23Aが
蓄圧室18に開口し、他端側23Bが、第1の油通路2
0の他端側20Bと吐出ポート15との間に位置して弁
板13の下死点側切換部13Aに開口している。そし
て、該第2の油通路23は、吸入ポート14との連通が
絶たれたシリンダポート7Aが吐出ポート15と連通し
た後に、当該シリンダポート7Aと連通することによ
り、吐出ポート15内の圧油をシリンダポート7Aを介
して蓄圧室18内に導入するようになっている。
【0035】ここで、第1の油通路20の他端側20B
および第2の油通路23の他端側23Bは、図2中に示
すように弁板13の中心から半径Rの位置に設けられて
おり、当該半径Rは、吸入ポート14および吐出ポート
15の眉形状を決定する外周側円弧の半径R1 よりも小
さく、内周側円弧の半径R2 よりも大きく(R2 <R<
R1 )なるように設定されている。即ち、第1の油通路
20の他端側20Bおよび第2の油通路23の他端側2
3Bは、弁板13の下死点側切換部13Aに位置して各
シリンダポート7Aの摺動軌跡内に配設され、各シリン
ダ7は、吸入ポート14から吐出ポート15に移行する
間に確実に第1の油通路20および第2の油通路23に
連通するようになっている。
および第2の油通路23の他端側23Bは、図2中に示
すように弁板13の中心から半径Rの位置に設けられて
おり、当該半径Rは、吸入ポート14および吐出ポート
15の眉形状を決定する外周側円弧の半径R1 よりも小
さく、内周側円弧の半径R2 よりも大きく(R2 <R<
R1 )なるように設定されている。即ち、第1の油通路
20の他端側20Bおよび第2の油通路23の他端側2
3Bは、弁板13の下死点側切換部13Aに位置して各
シリンダポート7Aの摺動軌跡内に配設され、各シリン
ダ7は、吸入ポート14から吐出ポート15に移行する
間に確実に第1の油通路20および第2の油通路23に
連通するようになっている。
【0036】24は第2の油通路23の途中に設けられ
た第2の絞り弁を示し、該第2の絞り弁24は、第2の
油通路23を介して蓄圧室18内に導入される圧油の圧
力を調整するものである。
た第2の絞り弁を示し、該第2の絞り弁24は、第2の
油通路23を介して蓄圧室18内に導入される圧油の圧
力を調整するものである。
【0037】25は第1の油通路20と吐出ポート15
とを連通させる第3の油通路を示し、該第3の油通路2
5は、その一端側25Aが第1の油通路20における第
1の絞り弁21と第1の逆止弁22との間から分岐し、
他端側25Bが第2の逆止弁26を介して吐出ポート1
5に開口している。そして、該第3の油通路25は、吸
入ポート14との連通が絶たれたシリンダ7内の圧力が
吐出ポート15内の圧力よりも高いとき、当該シリンダ
7内の圧油を第1の油通路20を介して吐出ポート15
に吐出するためのもので、第2の逆止弁26は、シリン
ダ7から吐出ポート15への圧油の流れのみを許すよう
になっている。
とを連通させる第3の油通路を示し、該第3の油通路2
5は、その一端側25Aが第1の油通路20における第
1の絞り弁21と第1の逆止弁22との間から分岐し、
他端側25Bが第2の逆止弁26を介して吐出ポート1
5に開口している。そして、該第3の油通路25は、吸
入ポート14との連通が絶たれたシリンダ7内の圧力が
吐出ポート15内の圧力よりも高いとき、当該シリンダ
7内の圧油を第1の油通路20を介して吐出ポート15
に吐出するためのもので、第2の逆止弁26は、シリン
ダ7から吐出ポート15への圧油の流れのみを許すよう
になっている。
【0038】本実施例による油圧ポンプは上述の如き構
成を有するもので、その動作について以下に説明する。
成を有するもので、その動作について以下に説明する。
【0039】まず、駆動源を作動させると、回転軸4と
該回転軸4にスプライン結合されたシリンダブロック6
とが一体に回転する。これにより、シリンダブロック6
の各シリンダ7内に挿嵌されたピストン8がシリンダブ
ロック6と共に回転し、ピストン8の球面継手部8Aが
嵌合したシュー9が、シュー押え12に案内されつつ斜
板10の摺動面10A上を回転する。この際、斜板10
の摺動面10Aは所定の傾転角を有しているから、シリ
ンダブロック6が1回転する間に、ピストン8はシリン
ダ7内に最も進入した上死点位置とシリンダ7から最も
伸長した下死点位置との間でストロークするようにな
る。
該回転軸4にスプライン結合されたシリンダブロック6
とが一体に回転する。これにより、シリンダブロック6
の各シリンダ7内に挿嵌されたピストン8がシリンダブ
ロック6と共に回転し、ピストン8の球面継手部8Aが
嵌合したシュー9が、シュー押え12に案内されつつ斜
板10の摺動面10A上を回転する。この際、斜板10
の摺動面10Aは所定の傾転角を有しているから、シリ
ンダブロック6が1回転する間に、ピストン8はシリン
ダ7内に最も進入した上死点位置とシリンダ7から最も
伸長した下死点位置との間でストロークするようにな
る。
【0040】ここで、ピストン8が上死点位置から下死
点位置までストロークする半回転の間は、シリンダポー
ト7Aは吸入ポート14に連通し、該吸入ポート14を
介して吸入通路16からシリンダ7内に作動油を吸込む
吸入行程となる。一方、ピストン8が下死点位置から上
死点位置までストロークする半回転の間は、シリンダポ
ート7Aは吐出ポート15と連通し、シリンダ7内に吸
込んだ作動油を加圧しつつ吐出ポート15を介して吐出
通路17に吐出する吐出行程となる。このように、回転
軸4を回転駆動してピストン8をシリンダ7内で往復動
させることにより、吸込行程と吐出行程とが繰返され、
ポンプ動作が行なわれる。
点位置までストロークする半回転の間は、シリンダポー
ト7Aは吸入ポート14に連通し、該吸入ポート14を
介して吸入通路16からシリンダ7内に作動油を吸込む
吸入行程となる。一方、ピストン8が下死点位置から上
死点位置までストロークする半回転の間は、シリンダポ
ート7Aは吐出ポート15と連通し、シリンダ7内に吸
込んだ作動油を加圧しつつ吐出ポート15を介して吐出
通路17に吐出する吐出行程となる。このように、回転
軸4を回転駆動してピストン8をシリンダ7内で往復動
させることにより、吸込行程と吐出行程とが繰返され、
ポンプ動作が行なわれる。
【0041】なお、傾転駆動機構によって斜板10をガ
イド溝11に沿って適宜傾転させ、シリンダ7内の押除
け容量を変更することにより、吐出ポート15および吐
出通路17に吐出される圧油の容量を制御することがで
きる。
イド溝11に沿って適宜傾転させ、シリンダ7内の押除
け容量を変更することにより、吐出ポート15および吐
出通路17に吐出される圧油の容量を制御することがで
きる。
【0042】ここで、本実施例による油圧ポンプでは、
蓄圧室18,第1の油通路20,第2の油通路23,第
3の油通路25等を設けることにより、上述の如き一連
のポンプ動作時において、各シリンダ7内の圧力と吐出
ポート15側の圧力との圧力差を低減し、吐出ポート1
5側に吐出される圧油の圧力変動を抑制するようになっ
ており、これら蓄圧室18,第1の油通路20,第2の
油通路23,第3の油通路25等による、各シリンダ7
内の圧力と吐出ポート15側の圧力との圧力差を低減す
る作用について、図2ないし図8を参照しつつ以下に述
べる。
蓄圧室18,第1の油通路20,第2の油通路23,第
3の油通路25等を設けることにより、上述の如き一連
のポンプ動作時において、各シリンダ7内の圧力と吐出
ポート15側の圧力との圧力差を低減し、吐出ポート1
5側に吐出される圧油の圧力変動を抑制するようになっ
ており、これら蓄圧室18,第1の油通路20,第2の
油通路23,第3の油通路25等による、各シリンダ7
内の圧力と吐出ポート15側の圧力との圧力差を低減す
る作用について、図2ないし図8を参照しつつ以下に述
べる。
【0043】まず、図2に示すように、回転軸4と共に
矢印F方向に回転する各シリンダ7の一つが、吸入ポー
ト14の終端側から弁板13の下死点側切換部13Aに
達し、当該シリンダ7のシリンダポート7Aと吸入ポー
ト14との連通が絶たれる。このとき、蓄圧室18内に
は、すでに吐出ポート15に連通している他のシリンダ
7および第2の油通路23を介して吐出ポート15側の
圧油が充填されている。
矢印F方向に回転する各シリンダ7の一つが、吸入ポー
ト14の終端側から弁板13の下死点側切換部13Aに
達し、当該シリンダ7のシリンダポート7Aと吸入ポー
ト14との連通が絶たれる。このとき、蓄圧室18内に
は、すでに吐出ポート15に連通している他のシリンダ
7および第2の油通路23を介して吐出ポート15側の
圧油が充填されている。
【0044】次いで、回転軸4がさらに矢印F方向に回
転することにより、吸入ポート14との連通が絶たれた
シリンダポート7Aが、図3および図4に示すように第
1の油通路20の他端側20Bに連通する。
転することにより、吸入ポート14との連通が絶たれた
シリンダポート7Aが、図3および図4に示すように第
1の油通路20の他端側20Bに連通する。
【0045】このとき、シリンダ7内の圧力が吐出ポー
ト15内の圧力に比して低い場合には、蓄圧室18内に
充填された圧油が、第1の油通路20,第1の絞り弁2
1およびシリンダポート7Aを介してシリンダ7内に徐
々に導入される。これにより、シリンダ7内の圧力が吐
出ポート15内の圧力近傍まで昇圧され、シリンダポー
ト7Aが吐出ポート15に連通したとき、吐出ポート1
5内の圧油がシリンダ7内に流入するのを防止できる。
しかも、第1の油通路20の途中に設けた第1の絞り弁
21により、蓄圧室18内の圧油がシリンダ7内に急激
に噴出するのが防止できるから、シリンダ7の内壁やシ
リンダポート7A等がキャビテーションエロージョンに
より損傷するのを防止することができる。
ト15内の圧力に比して低い場合には、蓄圧室18内に
充填された圧油が、第1の油通路20,第1の絞り弁2
1およびシリンダポート7Aを介してシリンダ7内に徐
々に導入される。これにより、シリンダ7内の圧力が吐
出ポート15内の圧力近傍まで昇圧され、シリンダポー
ト7Aが吐出ポート15に連通したとき、吐出ポート1
5内の圧油がシリンダ7内に流入するのを防止できる。
しかも、第1の油通路20の途中に設けた第1の絞り弁
21により、蓄圧室18内の圧油がシリンダ7内に急激
に噴出するのが防止できるから、シリンダ7の内壁やシ
リンダポート7A等がキャビテーションエロージョンに
より損傷するのを防止することができる。
【0046】一方、例えばピストン8による過度の加圧
により、シリンダ7内の圧力が吐出ポート15内の圧力
に比して高くなっている場合には、シリンダ7内の圧油
は、第1の油通路20および第3の油通路25を介して
吐出ポート15に流出する。これにより、シリンダ7内
の圧力が吐出ポート15内の圧力近傍まで低下し、シリ
ンダポート7Aが吐出ポート15に連通したとき、シリ
ンダ7内の圧油が急激に吐出ポート15に流出するのを
防止できる。
により、シリンダ7内の圧力が吐出ポート15内の圧力
に比して高くなっている場合には、シリンダ7内の圧油
は、第1の油通路20および第3の油通路25を介して
吐出ポート15に流出する。これにより、シリンダ7内
の圧力が吐出ポート15内の圧力近傍まで低下し、シリ
ンダポート7Aが吐出ポート15に連通したとき、シリ
ンダ7内の圧油が急激に吐出ポート15に流出するのを
防止できる。
【0047】次に、回転軸4がさらに矢印F方向に回転
すると、吸入ポート14との連通が絶たれたシリンダポ
ート7Aが、図5および図6に示すように吐出ポート1
5の始端側に連通する。このとき、当該シリンダポート
7Aに対応するシリンダ7内の圧力と吐出ポート15内
の圧力との圧力差は上述の如く低減されているから、シ
リンダ7と吐出ポート15との間で圧油の急激な圧力変
動が生じるのを抑制でき、油圧ポンプの作動時における
脈動を低減することができる。
すると、吸入ポート14との連通が絶たれたシリンダポ
ート7Aが、図5および図6に示すように吐出ポート1
5の始端側に連通する。このとき、当該シリンダポート
7Aに対応するシリンダ7内の圧力と吐出ポート15内
の圧力との圧力差は上述の如く低減されているから、シ
リンダ7と吐出ポート15との間で圧油の急激な圧力変
動が生じるのを抑制でき、油圧ポンプの作動時における
脈動を低減することができる。
【0048】そして、シリンダポート7Aが吐出ポート
15の始端側に連通した後、回転軸4がさらに矢印F方
向に回転すると、図7および図8に示すように、シリン
ダポート7Aが第2の油通路23の他端側23Bに連通
する。このとき、上述した如く蓄圧室18内の圧油が第
1の油通路20を介してシリンダ7内に導入されたこと
により、蓄圧室18内の圧力が吐出ポート15側の圧力
よりも低下している場合には、吐出ポート15側の圧油
が、シリンダポート7A,第2の油通路23および第2
の絞り弁24を介して蓄圧室18内に徐々に導入され、
蓄圧室18内の圧力は吐出ポート15側の圧力近傍まで
昇圧される。このようにして、次に吸入ポート14との
連通が絶たれるシリンダ7内の圧力が吐出ポート15側
の圧力よりも低い場合に、第1の油通路20等を介して
当該シリンダ7内に導入されるべき圧油が蓄圧室18内
に補填され、次に吸入ポート14との連通が絶たれるシ
リンダ7に対する圧油の導入に備えるようになってい
る。
15の始端側に連通した後、回転軸4がさらに矢印F方
向に回転すると、図7および図8に示すように、シリン
ダポート7Aが第2の油通路23の他端側23Bに連通
する。このとき、上述した如く蓄圧室18内の圧油が第
1の油通路20を介してシリンダ7内に導入されたこと
により、蓄圧室18内の圧力が吐出ポート15側の圧力
よりも低下している場合には、吐出ポート15側の圧油
が、シリンダポート7A,第2の油通路23および第2
の絞り弁24を介して蓄圧室18内に徐々に導入され、
蓄圧室18内の圧力は吐出ポート15側の圧力近傍まで
昇圧される。このようにして、次に吸入ポート14との
連通が絶たれるシリンダ7内の圧力が吐出ポート15側
の圧力よりも低い場合に、第1の油通路20等を介して
当該シリンダ7内に導入されるべき圧油が蓄圧室18内
に補填され、次に吸入ポート14との連通が絶たれるシ
リンダ7に対する圧油の導入に備えるようになってい
る。
【0049】ここで、吐出ポート15から蓄圧室18内
への圧油の補填は、シリンダ7が吐出ポート15に連通
した後、即ち、図9中に示す期間Bにおいて行われるか
ら、蓄圧室18内に圧油が補填された分だけポンプ吐出
流量Qの最大値Qmax が減少し、当該ポンプ吐出流量Q
の最大値Qmax と最小値Qmin との差が小さくなる。こ
の結果、ポンプ吐出流量Qの変動幅が小さくなり、油圧
ポンプの作動時における脈動を一層効果的に抑制するこ
とができる。
への圧油の補填は、シリンダ7が吐出ポート15に連通
した後、即ち、図9中に示す期間Bにおいて行われるか
ら、蓄圧室18内に圧油が補填された分だけポンプ吐出
流量Qの最大値Qmax が減少し、当該ポンプ吐出流量Q
の最大値Qmax と最小値Qmin との差が小さくなる。こ
の結果、ポンプ吐出流量Qの変動幅が小さくなり、油圧
ポンプの作動時における脈動を一層効果的に抑制するこ
とができる。
【0050】上述した如く、本実施例では、吸入ポート
14との連通が絶たれたシリンダ7内の圧力が吐出ポー
ト15側の圧力よりも低い場合には、第1の油通路20
等を介してシリンダ7内に蓄圧室18内の圧油を導入す
ることにより、また、シリンダ7内の圧力が吐出ポート
15側の圧力よりも高い場合には、第1の油通路20,
第3の油通路25等を介してシリンダ7内の圧油が吐出
ポート15に流出することにより、シリンダ7内の圧力
と吐出ポート15側の圧力との圧力差を低減する構成と
したから、各シリンダ7と吐出ポート15との間で急激
な圧油の流通が生じることによる圧力変動を著しく低減
でき、油圧ポンプの作動時における脈動を抑制すること
ができる。
14との連通が絶たれたシリンダ7内の圧力が吐出ポー
ト15側の圧力よりも低い場合には、第1の油通路20
等を介してシリンダ7内に蓄圧室18内の圧油を導入す
ることにより、また、シリンダ7内の圧力が吐出ポート
15側の圧力よりも高い場合には、第1の油通路20,
第3の油通路25等を介してシリンダ7内の圧油が吐出
ポート15に流出することにより、シリンダ7内の圧力
と吐出ポート15側の圧力との圧力差を低減する構成と
したから、各シリンダ7と吐出ポート15との間で急激
な圧油の流通が生じることによる圧力変動を著しく低減
でき、油圧ポンプの作動時における脈動を抑制すること
ができる。
【0051】しかも、第1の油通路20の途中に第1の
絞り弁21を設けることにより、蓄圧室18からシリン
ダ7への圧油の導入、およびシリンダ7から吐出ポート
15への圧油の吐出を緩やかに行うことができるから、
噴出する圧油によってシリンダ7や吐出ポート15等が
キャビテーションエロージョンにより損傷するのを確実
に防止することができる。
絞り弁21を設けることにより、蓄圧室18からシリン
ダ7への圧油の導入、およびシリンダ7から吐出ポート
15への圧油の吐出を緩やかに行うことができるから、
噴出する圧油によってシリンダ7や吐出ポート15等が
キャビテーションエロージョンにより損傷するのを確実
に防止することができる。
【0052】また、吐出ポート15内の圧油を蓄圧室1
8内に導入するための第2の油通路23が、シリンダポ
ート7Aが吐出ポート15に連通した後に、シリンダ7
と蓄圧室18とを連通させるように構成したから、蓄圧
室18内の圧油をシリンダ7内に導入した後の蓄圧室1
8に対する圧油の補填を、吐出ポート15に吐出される
圧油の流量が略最大となる期間において行うことができ
る。このため、蓄圧室18内に圧油が補填された分だけ
ポンプ吐出流量の最大値が減少するから、当該ポンプ吐
出流量の最大値と最小値との差、即ち、ポンプ吐出流量
の変動幅を小さくすることができ、油圧ポンプの作動時
における脈動を一層効果的に抑制することができる。
8内に導入するための第2の油通路23が、シリンダポ
ート7Aが吐出ポート15に連通した後に、シリンダ7
と蓄圧室18とを連通させるように構成したから、蓄圧
室18内の圧油をシリンダ7内に導入した後の蓄圧室1
8に対する圧油の補填を、吐出ポート15に吐出される
圧油の流量が略最大となる期間において行うことができ
る。このため、蓄圧室18内に圧油が補填された分だけ
ポンプ吐出流量の最大値が減少するから、当該ポンプ吐
出流量の最大値と最小値との差、即ち、ポンプ吐出流量
の変動幅を小さくすることができ、油圧ポンプの作動時
における脈動を一層効果的に抑制することができる。
【0053】さらに、第1の油通路20の他端側20B
および第2の油通路23の他端側23Bを、弁板13の
下死点側切換部13Aに位置して各シリンダ7が摺動す
る摺動軌跡内に設けたから、各シリンダ7は、吸入ポー
ト14から吐出ポート15に移行する間に確実に第1の
油通路20および第2の油通路23に連通する。これに
より、各シリンダ7が吐出ポート15に連通するそれぞ
れの場合において、各シリンダ7内の圧力と吐出ポート
15内の圧力との間の圧力差を確実に低減でき、油圧ポ
ンプの作動時における脈動を確実に抑制することができ
る。しかも、第1の油通路20および第2の油通路23
と各シリンダ7とを連通させるために、各シリンダ7に
格別の連通部等を設ける必要がないから、構造の簡素化
を図ることができる。
および第2の油通路23の他端側23Bを、弁板13の
下死点側切換部13Aに位置して各シリンダ7が摺動す
る摺動軌跡内に設けたから、各シリンダ7は、吸入ポー
ト14から吐出ポート15に移行する間に確実に第1の
油通路20および第2の油通路23に連通する。これに
より、各シリンダ7が吐出ポート15に連通するそれぞ
れの場合において、各シリンダ7内の圧力と吐出ポート
15内の圧力との間の圧力差を確実に低減でき、油圧ポ
ンプの作動時における脈動を確実に抑制することができ
る。しかも、第1の油通路20および第2の油通路23
と各シリンダ7とを連通させるために、各シリンダ7に
格別の連通部等を設ける必要がないから、構造の簡素化
を図ることができる。
【0054】なお、前記実施例では、アキシャルピスト
ン型液圧回転機として斜板式の油圧ポンプを用いた場合
を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限ることはな
く、例えば斜軸式の油圧ポンプに適用してもよく、さら
に、油圧機器の駆動源としての油圧モータ等にも好適に
用いることができる。
ン型液圧回転機として斜板式の油圧ポンプを用いた場合
を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限ることはな
く、例えば斜軸式の油圧ポンプに適用してもよく、さら
に、油圧機器の駆動源としての油圧モータ等にも好適に
用いることができる。
【0055】
【発明の効果】以上詳述した如く、請求項1の発明によ
れば、低圧側ポートとの連通が絶たれたシリンダ内の圧
力が高圧側ポート側の圧力よりも低い場合に、第1の油
通路を介してシリンダ内に蓄圧室内の圧力を導入するこ
とにより、シリンダ内の圧力と高圧側ポート側の圧力と
の圧力差を低減する構成としたから、各シリンダと高圧
側ポートとの間で急激な作動油の流通が生じることによ
る圧力変動を著しく低減でき、油圧ポンプの作動時にお
ける脈動を効果的に抑制することができる。しかも、シ
リンダが高圧側ポートに連通した後に第2の油通路に連
通するように構成することにより、低圧となった蓄圧室
に対する高圧側ポートからの圧油の補填が、高圧側ポー
トにおける作動油の吐出流量が略最大となる期間に行わ
れるから、回転機の作動時における最大吐出流量と最小
吐出流量との差が減少して吐出流量の変動幅が小さくな
り、脈動を一層効果的に低減することができる。
れば、低圧側ポートとの連通が絶たれたシリンダ内の圧
力が高圧側ポート側の圧力よりも低い場合に、第1の油
通路を介してシリンダ内に蓄圧室内の圧力を導入するこ
とにより、シリンダ内の圧力と高圧側ポート側の圧力と
の圧力差を低減する構成としたから、各シリンダと高圧
側ポートとの間で急激な作動油の流通が生じることによ
る圧力変動を著しく低減でき、油圧ポンプの作動時にお
ける脈動を効果的に抑制することができる。しかも、シ
リンダが高圧側ポートに連通した後に第2の油通路に連
通するように構成することにより、低圧となった蓄圧室
に対する高圧側ポートからの圧油の補填が、高圧側ポー
トにおける作動油の吐出流量が略最大となる期間に行わ
れるから、回転機の作動時における最大吐出流量と最小
吐出流量との差が減少して吐出流量の変動幅が小さくな
り、脈動を一層効果的に低減することができる。
【0056】また、請求項2の発明によれば、ピストン
による過度の加圧によりシリンダ内の圧力が高圧側ポー
ト側の圧力よりも高くなった場合でも、シリンダ内の圧
力は、第1の油通路、第1の絞り手段、第3の油通路お
よび逆止弁を介して高圧側ポートに流出するから、シリ
ンダ内の圧力と高圧側ポート側の圧力との圧力差が低減
でき、シリンダが高圧側ポートに連通したときに生じる
圧力変動を抑制することができる。
による過度の加圧によりシリンダ内の圧力が高圧側ポー
ト側の圧力よりも高くなった場合でも、シリンダ内の圧
力は、第1の油通路、第1の絞り手段、第3の油通路お
よび逆止弁を介して高圧側ポートに流出するから、シリ
ンダ内の圧力と高圧側ポート側の圧力との圧力差が低減
でき、シリンダが高圧側ポートに連通したときに生じる
圧力変動を抑制することができる。
【0057】さらに、請求項3の発明によれば、第1の
油通路に逆止弁を設けることにより、シリンダ内の圧力
が高圧側ポート側の圧力よりも高くなった場合に、当該
シリンダ内の圧油を、蓄圧室内に逆流することなく確実
に高圧側ポートに流出させることができる。
油通路に逆止弁を設けることにより、シリンダ内の圧力
が高圧側ポート側の圧力よりも高くなった場合に、当該
シリンダ内の圧油を、蓄圧室内に逆流することなく確実
に高圧側ポートに流出させることができる。
【0058】さらにまた、請求項4の発明によれば、第
1および第2の油通路のそれぞれの他端側を、弁板の切
換部に位置して各シリンダが摺動する摺動軌跡内に設け
ることにより、シリンダブロックに形成された各シリン
ダが、低圧側ポートから高圧側ポートに移行する間に確
実に第1および第2の油通路に連通するように構成した
から、各シリンダが高圧側ポートに連通するそれぞれの
場合において、各シリンダ内の圧力と高圧側ポート側の
圧力との圧力差を確実に低減することができる。
1および第2の油通路のそれぞれの他端側を、弁板の切
換部に位置して各シリンダが摺動する摺動軌跡内に設け
ることにより、シリンダブロックに形成された各シリン
ダが、低圧側ポートから高圧側ポートに移行する間に確
実に第1および第2の油通路に連通するように構成した
から、各シリンダが高圧側ポートに連通するそれぞれの
場合において、各シリンダ内の圧力と高圧側ポート側の
圧力との圧力差を確実に低減することができる。
【図1】本発明の実施例による斜板式の油圧ポンプを示
す縦断面図である。
す縦断面図である。
【図2】図1中の矢示II−II方向から見た横断面図であ
る。
る。
【図3】シリンダポートが第1の油通路に連通した状態
を示す図2と同様位置の動作説明図である。
を示す図2と同様位置の動作説明図である。
【図4】図3中のシリンダポートと第1,第2,第3の
油通路との位置関係を示す展開図である。
油通路との位置関係を示す展開図である。
【図5】シリンダポートが吐出ポートに連通した状態を
示す図2と同様位置の動作説明図である。
示す図2と同様位置の動作説明図である。
【図6】図5中のシリンダポートと第1,第2,第3の
油通路との位置関係を示す展開図である。
油通路との位置関係を示す展開図である。
【図7】シリンダポートが第2の油通路に連通した状態
を示す図2と同様位置の動作説明図である。
を示す図2と同様位置の動作説明図である。
【図8】図7中のシリンダポートと第1,第2,第3の
油通路との位置関係を示す展開図である。
油通路との位置関係を示す展開図である。
【図9】油圧ポンプのポンプ吐出流量とシリンダブロッ
クの回転角との関係を示す特性線図である。
クの回転角との関係を示す特性線図である。
1 ケーシング 4 回転軸 6 シリンダブロック 7 シリンダ 7A シリンダポート 8 ピストン 13 弁板 13A 下死点側切換部 14 吸入ポート(低圧側ポート) 15 吐出ポート(高圧側ポート) 18 蓄圧室 20 第1の油通路 21 第1の絞り弁 23 第2の油通路 24 第2の絞り弁 25 第3の油通路
Claims (4)
- 【請求項1】 ケーシングと、該ケーシング内に回転自
在に設けられた回転軸と、前記ケーシング内に位置して
該回転軸と一体に回転するように設けられ、周方向に離
間して複数のシリンダが形成されたシリンダブロック
と、該シリンダブロックの各シリンダ内に摺動可能に挿
嵌され、該シリンダブロックの回転に伴なって軸方向に
変位する複数のピストンと、前記ケーシングとシリンダ
ブロックの端面との間に設けられ、前記各シリンダと間
歇的に連通する低圧側ポートと高圧側ポートとが形成さ
れた弁板とからなるアキシャルピストン型液圧回転機に
おいて、 前記シリンダ内に導入される圧油を蓄える蓄圧室と、一
端側が該蓄圧室に開口すると共に他端側が前記弁板の各
ポート間に位置する切換部に開口し、前記低圧側ポート
との連通が絶たれたシリンダ内に前記蓄圧室内の圧油を
導入する第1の油通路と、該第1の油通路の途中に設け
られた第1の絞り手段と、一端側が前記蓄圧室に開口す
ると共に他端側が前記弁板の高圧側ポートと前記第1の
油通路の他端側との間に開口し、前記低圧側ポートとの
連通が絶たれたシリンダが前記高圧側ポートに連通した
後に該高圧側ポート側の圧油を前記蓄圧室内に導入する
第2の油通路と、該第2の油通路の途中に設けられた第
2の絞り手段とを備えたことを特徴とするアキシャルピ
ストン型液圧回転機。 - 【請求項2】 前記第1の油通路と前記弁板の高圧側ポ
ートとを連通する第3の油通路と、該第3の油通路の途
中に設けられ、前記第1の油通路から前記高圧側ポート
への圧油の流れのみを許す逆止弁とを備え、前記低圧側
ポートとの連通が絶たれたシリンダ内の圧力が前記高圧
側ポート内の圧力よりも高いとき、前記シリンダ内の圧
油が前記第3の油通路を介して前記高圧側ポートに流出
する構成としてなる請求項1に記載のアキシャルピスト
ン型液圧回転機。 - 【請求項3】 前記第1の油通路には、前記蓄圧室から
の圧油の流出のみを許す逆止弁を設けてなる請求項1ま
たは2に記載のアキシャルピストン型液圧回転機。 - 【請求項4】 前記第1および第2の油通路のそれぞれ
の他端側は、前記弁板の切換部に位置して前記各シリン
ダが摺動する摺動軌跡内に設けてなる請求項1,2また
は3に記載のアキシャルピストン型液圧回転機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7115215A JPH08284805A (ja) | 1995-04-17 | 1995-04-17 | アキシャルピストン型液圧回転機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7115215A JPH08284805A (ja) | 1995-04-17 | 1995-04-17 | アキシャルピストン型液圧回転機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08284805A true JPH08284805A (ja) | 1996-10-29 |
Family
ID=14657221
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7115215A Pending JPH08284805A (ja) | 1995-04-17 | 1995-04-17 | アキシャルピストン型液圧回転機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08284805A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19804374A1 (de) * | 1998-02-04 | 1999-08-12 | Brueninghaus Hydromatik Gmbh | Axialkolbenmaschine mit Mitteldrucköffnung |
| JP2011236847A (ja) * | 2010-05-12 | 2011-11-24 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | アキシャルピストンポンプ |
| DE10206957B4 (de) * | 2002-02-19 | 2014-09-04 | Linde Hydraulics Gmbh & Co. Kg | Hydrostatische Verdrängereinheit mit einer Vorrichtung umfassend ein Speicherelement zur Verminderung von Pulsationen |
| DE102013008676A1 (de) * | 2013-05-22 | 2014-12-11 | Hydac Drive Center Gmbh | Axialkolbenpumpe |
| WO2015090702A3 (de) * | 2013-12-18 | 2015-10-29 | Robert Bosch Gmbh | Axialkolbenmaschine |
| WO2016021072A1 (ja) * | 2014-08-08 | 2016-02-11 | 株式会社小松製作所 | 油圧ポンプ・モータ |
| US9664184B2 (en) | 2013-05-22 | 2017-05-30 | Hydac Drive Center Gmbh | Axial piston pump having a swash-plate type construction |
| DE102018205884A1 (de) * | 2018-04-18 | 2019-10-24 | Robert Bosch Gmbh | Axialkolbenmaschine mit Druckentlastung in den Durchtriebsraum |
| CN114829769A (zh) * | 2019-12-19 | 2022-07-29 | 株式会社小松制作所 | 液压泵·马达 |
| DE102021203902A1 (de) | 2021-04-20 | 2022-10-20 | Robert Bosch Gesellschaft mit beschränkter Haftung | Axialkolbenmaschine mit hoher Betriebsdrehzahl und geringer Druckpulsation |
| DE102024207593A1 (de) * | 2024-08-09 | 2026-02-12 | Robert Bosch Gesellschaft mit beschränkter Haftung | Axialkolbenmaschine in Schrägachsenbauweise mit Vorkompressionsvolumen |
-
1995
- 1995-04-17 JP JP7115215A patent/JPH08284805A/ja active Pending
Cited By (18)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19804374A1 (de) * | 1998-02-04 | 1999-08-12 | Brueninghaus Hydromatik Gmbh | Axialkolbenmaschine mit Mitteldrucköffnung |
| DE19804374B4 (de) * | 1998-02-04 | 2004-09-30 | Brueninghaus Hydromatik Gmbh | Axialkolbenmaschine mit Mitteldrucköffnung |
| DE10206957B4 (de) * | 2002-02-19 | 2014-09-04 | Linde Hydraulics Gmbh & Co. Kg | Hydrostatische Verdrängereinheit mit einer Vorrichtung umfassend ein Speicherelement zur Verminderung von Pulsationen |
| JP2011236847A (ja) * | 2010-05-12 | 2011-11-24 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | アキシャルピストンポンプ |
| US9849482B2 (en) | 2013-05-22 | 2017-12-26 | Hydac Drive Center Gmbh | Hydraulic pump and piston for such a hydraulic pump |
| US10527029B2 (en) | 2013-05-22 | 2020-01-07 | Hydac Drive Center Gmbh | Axial piston pump |
| AU2018204390B2 (en) * | 2013-05-22 | 2020-01-02 | Hydac Drive Center Gmbh | Axial piston pump |
| US9664184B2 (en) | 2013-05-22 | 2017-05-30 | Hydac Drive Center Gmbh | Axial piston pump having a swash-plate type construction |
| DE102013008676A1 (de) * | 2013-05-22 | 2014-12-11 | Hydac Drive Center Gmbh | Axialkolbenpumpe |
| WO2015090702A3 (de) * | 2013-12-18 | 2015-10-29 | Robert Bosch Gmbh | Axialkolbenmaschine |
| WO2016021072A1 (ja) * | 2014-08-08 | 2016-02-11 | 株式会社小松製作所 | 油圧ポンプ・モータ |
| US10598146B2 (en) | 2014-08-08 | 2020-03-24 | Komatsu Ltd. | Hydraulic pump-motor |
| DE102018205884A1 (de) * | 2018-04-18 | 2019-10-24 | Robert Bosch Gmbh | Axialkolbenmaschine mit Druckentlastung in den Durchtriebsraum |
| US11162481B2 (en) | 2018-04-18 | 2021-11-02 | Robert Bosch Gmbh | Axial piston machine with pressure relief in the through drive space |
| CN114829769A (zh) * | 2019-12-19 | 2022-07-29 | 株式会社小松制作所 | 液压泵·马达 |
| CN114829769B (zh) * | 2019-12-19 | 2024-03-19 | 株式会社小松制作所 | 液压泵或马达 |
| DE102021203902A1 (de) | 2021-04-20 | 2022-10-20 | Robert Bosch Gesellschaft mit beschränkter Haftung | Axialkolbenmaschine mit hoher Betriebsdrehzahl und geringer Druckpulsation |
| DE102024207593A1 (de) * | 2024-08-09 | 2026-02-12 | Robert Bosch Gesellschaft mit beschränkter Haftung | Axialkolbenmaschine in Schrägachsenbauweise mit Vorkompressionsvolumen |
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