JPH07189890A - アキシャルピストンポンプ - Google Patents

アキシャルピストンポンプ

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Publication number
JPH07189890A
JPH07189890A JP5332146A JP33214693A JPH07189890A JP H07189890 A JPH07189890 A JP H07189890A JP 5332146 A JP5332146 A JP 5332146A JP 33214693 A JP33214693 A JP 33214693A JP H07189890 A JPH07189890 A JP H07189890A
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JP
Japan
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swash plate
discharge
piston
cylinder
cylinder bore
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Pending
Application number
JP5332146A
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English (en)
Inventor
Wataru Minami
亘 南
Minoru Ogura
稔 小倉
Hideaki Igarashi
英明 五十嵐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ハウジングの胴径を小さくして小型・軽量化
でき、部品点数を減少して加工及び組付を容易に行い、
製造コストを低減することができるアキシャルピストン
ポンプを提供する。 【構成】 回転軸5にシリンダボア8aを有するシリン
ダブロック8を同期回転可能に嵌合し、前記シリンダボ
ア8a内に収容したピストン13の基端部をシュー11
を介して角度可変の斜板9の斜面9bに摺動可能に係留
する。シリンダボア8a内には前記斜板9の傾斜角を最
小位置に付勢する復帰バネ12を収容する。又、斜板9
の支軸10の中心軸線O2 を回転軸5の中心軸線O1 よ
りも斜板9のトップ位置T側に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は例えば産業車両に使用
される油圧システムを構成するアキシャルピストンポン
プに関わり、さらに詳しくはポンプの容量可変機構に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】産業車両にはエンジンによって駆動され
る油圧ポンプと、該ポンプから吐出される作動油によっ
て駆動されるアクチュエータと、油圧ポンプとアクチュ
エータを接続する吐出通路に設けられ、かつ非荷役・荷
役の切り換えを行う切換弁とを備えた油圧システムが搭
載されている。
【0003】前記油圧ポンプとしては最大容量で起動さ
れるものと、零容量に等しい最小容量で起動されるもの
とがある。前者のポンプは電磁クラッチを必要とするば
かりでなく、起動時の衝撃が大きいので、電磁クラッチ
やポンプ自身の耐久性に難点がある。又、後者のポンプ
はポンプ自身がクラッチ機能を代替するとともに、起動
時の衝撃が抑制されるという利点を有する。
【0004】上記最小容量起動型のアキシャルピストン
ポンプとして、従来例えば実開昭59−170480号
公報に開示されたものがある。このポンプは図8に示す
ようにハウジング41に支持された回転軸42に対しシ
リンダブロック43を固定的に嵌合し、該シリンダブロ
ック43の複数のシリンダボア43a内にはピストン4
4が往復摺動可能に嵌合されている。又、前記ハウジン
グ41には回転軸42を取り巻くように斜板45が支軸
46を中心に傾動可能に支持され、該斜板45には前記
ピストン44の外端部が摺接されている。各ピストン4
4はシリンダボア43a内に収容したコイル状のバネ4
7により斜板45の斜面に押圧されている。さらに、前
記ハウジング41の外周部寄りには前記斜板45を零容
量に等しい最小傾斜状態に付勢する機構48が装着され
ている。この機構48はハウジング41に固定した支持
筒49と、該支持筒49の外周に往復動可能に嵌合され
た可動押動体50と、該押動体50を前進して斜板45
の傾斜角を最小に付勢するコイル状のバネ51とから構
成されている。
【0005】上記従来のポンプにおいては、斜板45が
最小傾斜状態で回転軸42が回転されると、シリンダブ
ロック43が回転されて、ピストン44が斜板45の斜
面に案内されつつ最小ストロークで往復動され、吸入通
路52からシリンダボア43a内に吸入された油が吐出
通路53からアクチュエータに供給される。そして、吐
出通路53に設けた荷役切換弁(図示略)が非荷役位置
から荷役位置に切り換えられると、アクチュエータの負
荷により吐出通路53内の圧力が増大するので、斜板4
5の傾斜角が増大して、吐出容量が増大する。すなわ
ち、斜板45は回転軸42の回転軸線O1 よりも斜板4
5のトップ位置側に変位した位置で支軸46により支持
されているので、斜板45には全ピストン44から受け
る外力に基づいて支軸46の軸線O2 を中心にして図8
の時計回り方向、つまり傾斜角を増大する方向への回動
モーメントが発生する(この原理は本発明の実施例で述
べる)。このため、ピストン44のストロークが増大さ
れて吐出容量が増大する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記ピストンポンプの
容量制御機構は、斜板45の外周部とハウジング41と
の間に斜板45を最小傾斜位置へ付勢する復帰バネ5
1、固定支持筒49及び可動押動体50等が必要とな
る。このため、ハウジング41の胴径が大きくなり、ポ
ンプ全体が大型・大重量化するという問題がある。又、
従来のポンプでは復帰バネ51等の部品点数が増えるの
で、加工及び組付が面倒で製造コストが低減できないと
いう問題があった。
【0007】この発明の第1の目的は上記従来の問題点
を解消してピストンポンプのハウジングの胴径を小さく
して小型・軽量化することができ、部品点数を減少して
製造コストを低減することができるアキシャルピストン
ポンプを提供することにある。
【0008】又、この発明の第2の目的は上記第1の目
的に加えて、最小容量運転から最大容量運転への切換動
作を迅速に行うことができるアキシャルピストンポンプ
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は上
記第1の目的を達成するため、ハウジングに支持された
回転軸に複数のシリンダボアを有するシリンダブロック
を同期回転可能に嵌合し、前記ハウジングに対し支軸に
より前後方向の傾動可能に、かつ前記回転軸を取り巻く
ように斜板を収容し、前記各シリンダボア内に収容した
ピストンの基端部を前記斜板の斜面に沿って円軌跡上を
摺動可能にそれぞれシューを介して係留し、前記斜板を
支持する支軸の中心軸線を前記回転軸の中心軸線よりも
該斜板のトップ位置側に設定し、前記各シリンダボア内
頂面と各ピストンとの間又はシリンダブロックと各シュ
ーとの間に、前記斜板の傾斜角を常には零容量に等しい
最小傾斜角に復帰するとともに、シューを斜板の斜面に
摺接保持するためのバネをそれぞれ設け、前記吐出通路
には該通路を開路するポートと、低圧側に接続するドレ
ンポートとの間で切り換え可能な容量切換弁を設けてい
る。
【0010】又、請求項2記載の発明は上記第2の目的
を達成するため、請求項1において吐出通路に対し、前
記容量切換弁が開路ポートに切り換えられたとき、該吐
出通路を一時的に閉鎖して吐出圧力を設定値まで上昇
し、その後吐出通路を開放する圧力制御弁を設けてい
る。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明は、ポンプの停止状態では
復帰バネにより斜板の傾斜角が最小状態に保持されてい
る。この状態でポンプがエンジンの動力により起動され
て、回転軸が回転されると、シリンダブロックがピスト
ンとともに回転される。このため、吸入通路からシリン
ダボア内に吸入された小量の油が吐出通路から吐出され
る。
【0012】ポンプが最小容量運転状態にあり、かつ容
量切換弁がドレンポートに保持された状態では、吐出通
路に送られる油の圧力は低い。このため、シリンダボア
内の圧力も低く、ピストンを介して斜板に作用する傾斜
角を増大しようとする支軸の回りでの回動モーメントは
発生することはなく、ポンプの最小容量運転が継続され
る。
【0013】その後、容量切換弁がドレンポートから開
路ポートに切り換えられると、吐出通路を通してアクチ
ュエータに小量の油が供給され、このため吐出通路内の
圧力が上昇する。この圧力の上昇により複数のピストン
がシリンダボア内で受ける反力が増大するため、斜板に
はその支軸を中心として傾斜角を増大する方向への回動
モーメントが発生し、ポンプは最小容量状態から大容量
状態に切り換えられる。
【0014】請求項1記載の発明では、シリンダブロッ
クの外周面とハウジングの内周面との間に斜板の傾斜角
を最大から最小角に変更するための専用のバネを備えた
復帰機構を介装する必要がないので、ハウジングの胴径
が小さくなる。又、請求項1記載の発明では従来の復帰
機構を介装する必要がないのに加えて、ピストンを斜板
にシューを介して係留するためのバネが、斜板を最小傾
斜角に復帰するバネとしての機能を兼用しているので、
部品点数が減少され、加工及び組付作業が容易となる。
【0015】又、請求項2記載の発明ではポンプの最小
容量運転において容量切換弁がドレンポートから開路ポ
ートに切り換えられると、吐出通路に設けた圧力制御弁
により該制御弁の上流側の吐出通路内の圧力の上昇が迅
速に行われ、ポンプの最小容量状態から最大容量状態へ
の切り換え動作が迅速に行われ、アクチュエータの作動
開始時期が早くなる。
【0016】
【実施例】以下、この発明を具体化したアキシャルピス
トンポンプの一実施例を図1〜図7に基づいて説明す
る。
【0017】図1に示すように、センタハウジング1の
前(左)端面にはフロントエンドカバー2が一体に形成
され、センタハウジング1の後(右)端面にはリヤエン
ドカバー3が接合固定され、それらの内部には一つの密
閉された作動空間4が形成されている。前記フロントエ
ンドカバー2とリヤエンドカバー3の対向端壁間には回
転軸5がベアリング6,7により支持されており、その
外端部に嵌合された図示しない動力取出装置(PTO)
によってエンジンE等により直接回転されるようになっ
ている。
【0018】又、前記回転軸5にはシリンダブロック8
がスプライン5aによって同期回転可能に結合されてお
り、該シリンダブロック8内には複数のシリンダボア8
aが回転軸5と平行に、かつ等ピッチで回転軸5を中心
とする円周上に位置するように形成されている。前記作
動空間4内には回転軸5を取り巻くように、かつ非回転
状態で前後方向の傾動可能に斜板9が装設されている。
図3に示すように前記斜板9の左右両側部にはブラケッ
ト9a,9aが一体に折り曲げ形成され、両ブラケット
9a,9aはセンタハウジング1の両側壁に対し支軸1
0,10により両軸を中心に回動(傾動)可能に支持さ
れている。この支軸10はラジアルベアリング(図示
略)を介してセンタハウジング1に支持しても良く、組
付上からセンタハウジング1の壁部を貫通する孔に支持
しても良い。
【0019】前記回転軸5の中心軸線O1 と、前記斜板
9の傾動中心O2 は図2に示すように上下方向に変位さ
れ、軸線O2 が軸線O1 よりも上方位置、つまり斜板9
のトップ位置T側に変位されている。前記各シリンダボ
ア8a内にはそれぞれシュー11を介して前記斜板9の
斜面9bに押圧され、かつシリンダボア8a内のバネ1
2により飛び出し方向に付勢されるピストン13が往復
動可能に収容されている。又、前記シリンダボア8aは
バルブプレート14に透設した円弧状をなす吸入ポート
15及び吐出ポート16と交互に連通される。
【0020】従って、前記回転軸5が回転されると、シ
リンダブロック8がピストン13とともに回転され、各
ピストン13が斜板9の斜面9bに沿って前記回転軸5
を中心とする円軌道上を公転するシュー11の作用によ
りシリンダボア8a内で往復動される。すると、作動油
が吸入ポート15からシリンダボア8a内に吸入され、
シリンダボア8a内の作動油は吐出ポート16から吐出
される。なお、前記リヤエンドカバー3には前記吸入ポ
ート15及び吐出ポート16と連通する吸入通路17及
び吐出通路18が形成されている。前記吸入通路17は
油タンクTに接続されている。
【0021】前述したように、回転軸の中心軸線O1 か
ら斜板9の支軸10の中心軸線O2は上方に所定距離変
位している。このため、前記斜板9は各シリンダボア8
aにそれぞれ収容したコイル状をなす複数の前記復帰バ
ネ12の各付勢力が同じであっても常にはその傾斜角を
零容量に等しい最小傾斜角(約0.1〜4°)に変位す
る方向、つまり最小傾斜位置に付勢される。この斜板9
の最小傾斜角は各摺動部の摩擦抵抗を無視した場合、図
1において斜板9の自重による支軸10のまわりでの反
時計回り方向への回動モーメントと、全ての復帰バネ1
2の付勢力による斜板9の支軸10のまわりでの時計回
り方向への回動モーメントとが均衡する位置となる。な
お、もし前記両軸線O1 ,O2 の変位がない場合には、
斜板9は回転軸線O1 に対し斜面9bが直交する完全に
零容量位置に保持されてしまう。
【0022】以上のように、前記各復帰バネ12は各ピ
ストン13をシュー11を介して斜板9の斜面9bに押
圧保持する機能と、斜板9を最小傾斜位置に付勢保持す
る機能とを兼用している。
【0023】前述のように構成されたポンプPの吐出通
路18には図4に示すように吐出管路20を介して荷役
用アクチュエータ21が接続されている。吐出管路20
(吐出通路18でも可)には荷役切換弁を兼用する容量
切換弁22が介在されている。この容量切換弁22は吐
出管路20を開路する開路ポート23aと、吐出管路2
0を油タンクTに連通するドレンポート23bとの間で
切り換えられる弁体23と、該弁体23を常にはドレン
ポート23bに付勢するためのバネ24とを備えてい
る。さらに、前記弁体23には電磁ソレノイド25が作
動連結され、荷役切換信号としての電流により励磁され
ると、前記弁体23をドレンポート23bから開路ポー
ト23aに切り換える。なお、この電磁式の容量切換弁
22は手動操作用の容量切換レバー26によっても切り
換え可能である。
【0024】前記弁体23には該弁体23が開路ポート
23aに切り換えられた状態で、吐出管路20内の圧力
上昇を迅速に行うための圧力制御弁27が設けられてい
る。この制御弁27は図5に示すように吐出管路20を
閉路する閉路ポート28aと、吐出管路20を開路する
ポート28bとの間で切り換えられる弁体28と、該弁
体28を常には閉路ポート28aに付勢するためのバネ
29とを備えている。又、弁体28の一端面側には感圧
室30が設けられ、この感圧室30に弁体上流側の吐出
圧力Pd が作用するようにパイロット通路31が設けら
れている。
【0025】図4に示すように、吐出管路20には吐出
圧力Pd が異常高圧となった場合に油圧システムを保護
するリリーフ弁32が設けられている。次に、前記のよ
うに構成したアキシャルピストンポンプを主体とする油
圧システムについて、その作用を説明する。
【0026】図1,4に示すように、容量切換弁22が
ドレンポート23b(非荷役位置)に切換られたアクチ
ュエータ21の休止時には、エンジンEによりポンプP
が駆動されても油タンクTと直結する吐出管路20の吐
出圧力Pd の上昇は低い。又、この非荷役状態では、斜
板9は復帰バネ12の弾性力により零容量に等しい最小
傾斜角(0.1〜1°)を保ってクラッチ(オフ)機能
を代替している。従って、ポンプPの起動トルクは小さ
く、動力の消費も少ない。
【0027】この状態から電磁ソレノイド25又は荷役
切換レバー26の動作により、容量切換弁22が図6に
示すようにドレンポート23bから開路ポート23aに
切換られると、吐出管路20に圧力制御弁27が切り換
え配置される。このため、弁22上流側の吐出圧力Pd
が設定値まで速やかに増大し、各シリンダボア8a内の
圧力の上昇により斜板9には支軸10を中心として傾斜
角を増大する方向への回動モーメントが発生し、ポンプ
Pは零に等しい最小容量から図7に示すように最大容量
へ速やかに移行する。このため、吐出管路20内の圧力
が高くなり、圧力制御弁27の弁体28が図5において
閉路ポート28aから開路ポート28bに切り換えられ
て、アクチュエータ21へ作動油の供給が開始され、荷
役作業が行われる。
【0028】ここで、前述した回動モーメントの発生理
由を説明すると、円弧状に形成された吸入ポート15と
連通する複数のシリンダボア8aは圧力変動がないの
で、モーメントを発生する要因とはならない。しかし、
円弧状の吐出ポート16と連通する吐出行程の複数のシ
リンダボア8a内の圧力はほぼ均等に上昇する。前記支
軸10の回転軸線O2 を境にして下側の吐出ポート16
と連通するシリンダボア8aの個数が、上側の吐出ポー
ト16と連通するシリンダボア8aの個数よりも常に多
いので、支軸10よりも下側の斜板9の斜面9bに作用
する各ピストン13の反力の合力が支軸10よりも上側
の斜板9の斜面9bに作用する各ピストン13の反力の
合力よりも大きくなる。従って、斜板9は支軸10を中
心に図1において時計回り方向への回動モーメントを受
けて、傾斜角が増大する。
【0029】荷役等の作業を終え、容量切換弁22が開
路ポート23aからドレンホート23bに切り換えら
れ、アクチュエータ21への給油が停止されると、吐出
管路20内の動作負荷の解除に基づいた吐出圧力Pd の
降下により、各シリンダボア8a内の圧力差が殆どなく
なる。このためピストン13により斜板9の傾斜角を増
大する方向への回動モーメントが失われ、復帰バネ12
の付勢力により斜板9は徐々に傾斜角を縮小する側へと
変位され、ポンプは運転を継続したまま零に等しい最小
容量に移行する。
【0030】ところで、前記実施例では容量切換弁22
の弁体23に圧力制御弁27を設けたが、このようにす
れば、ポンプの吐出管路20内の圧力上昇が迅速とな
り、容量切換動作が速やかに行われる。しかし、この圧
力制御弁27がない場合にもアクチュエータ21の動作
負荷により吐出管路20内の圧力Pd は確実に上昇する
ので、前述したポンプの容量切換が行われる。
【0031】さて、前記実施例ではシリンダボア8a内
に復帰バネ12を設けるとともに、斜板9の支軸10を
回転軸5の中心軸線O1 よりも斜板9のトップ位置T側
に変位し、吐出管路20に容量切換弁22を設けた。こ
のため従来使用した図8に示す復帰機構48を使用しな
くても済み、ハウジング1の胴径を小さくしてポンプを
小型・軽量化することができる。又、部品点数を減少し
て加工及び組付を容易に行い、コストダウンを図ること
ができる。
【0032】なお、この発明は前記実施例に限定される
ものではなく、次のように具体化することもできる。 (1)前記圧力制御弁27を容量切換弁22の外部に別
途設けること。
【0033】(2)図示しないが前記復帰バネ12をシ
リンダボア内ではなくシリンダブロック8とシュー11
との間に設けること。 (3)リヤエンドカバー3の内部に前記容量切換弁22
を収容すること。この場合には吐出管路20に設けるも
のと比較して、油圧システムの部品点数を減少し、組付
を容易に行い、コストダウンを図ることができる。
【0034】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1記載の発明
は、ピストンポンプのハウジングの胴径を小さくして小
型・軽量化することができ、部品点数を減少して加工及
び組付を容易に行い製造コストを低減することができ
る。
【0035】又、請求項2記載の発明では、請求項1記
載の発明の効果に加えて、ポンプの最小容量から最大容
量への切換動作を迅速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るアキシャルピストンポンプの最
小容量状態の縦断面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】斜板の取付構造を示す平断面図である。
【図4】油圧システムを示す非荷役状態の回路図であ
る。
【図5】圧力制御弁の閉路状態の回路図である。
【図6】油圧システムを示す荷役状態の回路図である。
【図7】アキシャルピストンポンプの最大容量状態の縦
断面図である。
【図8】従来のアキシャルピストンポンプの縦断面図で
ある。
【符号の説明】
1…センタハウジング、2…フロントエンドカバー、3
…リヤエンドカバー、5…回転軸、8…シリンダブロッ
ク、8a…シリンダボア、9…斜板、9a…ブラケッ
ト、9b…斜面、10…支軸、11…シュー、12…復
帰バネ、13…ピストン、18…吐出通路、20…吐出
管路、21…アクチュエータ、22…容量切換弁、23
…弁体、23a…開路ポート、23b…ドレンポート、
27…圧力制御弁、O1 …回転軸5の中心軸線、O2 …
支軸10の中心軸線、T…トップ位置、P…ポンプ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングに支持された回転軸に複数の
    シリンダボアを有するシリンダブロックを同期回転可能
    に嵌合し、前記ハウジングに対し支軸により前後方向の
    傾動可能に、かつ前記回転軸を取り巻くように斜板を収
    容し、前記各シリンダボア内に収容したピストンの基端
    部を前記斜板の斜面に沿って円軌跡上を摺動可能にそれ
    ぞれシューを介して係留し、前記回転軸の回転によりシ
    リンダブロックがピストンとともに同期回転して、斜板
    の斜面によりピストンをシリンダボア内で往復動して吸
    入通路からシリンダボア内に吸入した油を吐出通路から
    吐出してアクチュエータに供給するようにしたアキシャ
    ルピストンポンプにおいて、 前記斜板を支持する支軸の中心軸線を前記回転軸の中心
    軸線よりも該斜板のトップ位置側に設定し、前記各シリ
    ンダボア内頂面と各ピストンとの間又はシリンダブロッ
    クと各シューとの間に、前記斜板の傾斜角を常には零容
    量に等しい最小傾斜角に復帰するとともに、シューを斜
    板の斜面に摺接保持するためのバネをそれぞれ設け、前
    記吐出通路には該通路を開路するポートと、低圧側に接
    続するドレンポートとの間で切り換え可能な容量切換弁
    を設けたアキシャルピストンポンプ。
  2. 【請求項2】 請求項1において吐出通路には前記容量
    切換弁が開路ポートに切り換えられたとき、該吐出通路
    を一時的に閉鎖して吐出圧力を設定値まで上昇し、その
    後吐出通路を開放する圧力制御弁が設けられているアキ
    シャルピストンポンプ。
JP5332146A 1993-12-27 1993-12-27 アキシャルピストンポンプ Pending JPH07189890A (ja)

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Cited By (3)

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JP2006291920A (ja) * 2005-04-14 2006-10-26 Takako:Kk ピストンポンプ
JP2011241715A (ja) * 2010-05-17 2011-12-01 Kanzaki Kokyukoki Manufacturing Co Ltd 斜板式液圧機械及び静油圧伝動装置
KR102147797B1 (ko) * 2020-03-24 2020-08-26 서재진 액시얼 피스톤 타입 에어모터

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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