JPH07191544A - 現像剤担持体及び現像装置 - Google Patents

現像剤担持体及び現像装置

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JPH07191544A
JPH07191544A JP34835993A JP34835993A JPH07191544A JP H07191544 A JPH07191544 A JP H07191544A JP 34835993 A JP34835993 A JP 34835993A JP 34835993 A JP34835993 A JP 34835993A JP H07191544 A JPH07191544 A JP H07191544A
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敏男 宮本
Hiromichi Yamada
博通 山田
Toru Saito
齋藤  亨
Takuji Shibuya
卓史 渋谷
Yasuo Yoda
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Masahide Hirai
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 現像剤担持体の表面近傍のチャージアップし
た微粉現像剤の鏡映力を除去乃至軽減して、スリーブゴ
ーストのない良好な画像を得ることを可能とすることで
ある。 【構成】 現像スリーブ114は、アルミニウム基体1
01の表面上に導電性チタン酸カリウムウィスカ103
を含有した導電性樹脂層102を被覆してなっており、
ウィスカ103は、0.3〜0.7μmの平均繊維径及
び10〜20μmの平均繊維長を有し、樹脂層102
は、10-6〜102 Ω・cmの体積抵抗率及び0.5〜
30μmの膜厚を有する。 【効果】 樹脂層102のウィスカ103がリークサイ
トとして働くので、スリーブ114上のチャージアップ
した微粉トナーの鏡映力を弱めることができ、目的を達
成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真感光体、静電
記録誘電体の像担持体上に形成された静電潜像を現像す
る現像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一成分現像剤を用い、その一成分
現像剤を担持した現像剤担持体を像担持体の表面から所
要の微小間隙をおいて対峙させ、この間隙を飛翔する現
像剤により現像するジャンピング現像方式が知られてい
る(例えば特公昭41−9476号)。又上記の間隙に
高周波パルスバイアス(周波数10kHz〜3000k
Hz等)を印加して、像担持体の画像部には現像剤を付
着させるが、非画像部には付着させないようにした現像
技術も知られている(例えば米国特許第3890929
号、同第3866574号、同第38934318号明
細書等)。
【0003】又トナーとキャリアとを含有する二成分現
像剤を用い、その二成分現像剤を像担持体の画像部及び
非画像部に無差別に接触させ、同時に現像剤担持体と像
担持との間に低周波交番電界を印加し、実質的に画像部
のみに現像剤を付着し、非画像部への現像剤の付着をな
いようにして、現像する現像技術も知られている(例え
ば特開昭55−32060号)。
【0004】図10は、従来の現像装置を備えた画像形
成装置を示す概略構成図である。本現像装置は従来の現
像装置の一例で、現像剤担持体と像担持体とが対向した
間隙である現像領域に交番電界を印加するようになって
いる。
【0005】図10に示すように、現像装置10は、画
像形成装置の像担持体である矢印方向に回転するドラム
状電子写真感光体、即ち感光ドラム1に対向して設置さ
れ、この感光ドラム1上には、帯電器、露光手段等を含
む公知の静電潜像形成手段20により静電潜像が形成さ
れる。露光手段としては原稿の光学像の投影手段や被記
録画像信号により変調されたレーザビームを走査する光
学系等が採用され、感光ドラム1に形成された潜像は、
現像装置10によって現像してトナー像に形成される。
【0006】得られたトナー像は転写帯電器等を含む公
知の転写手段30により紙等の転写材上に転写される。
トナー像を転写された転写材は感光ドラム1から分離さ
れ、公知の定着手段に送られ、そこでトナー像の転写材
への定着が行なわれる。
【0007】転写後感光ドラム1上に残留したトナー
は、クリーニングブレード等を含む公知のクリーニング
手段40により除去される。
【0008】現像装置10は、現像容器12内にキャリ
ア粒子を含まない絶縁性一成分現像剤11を収容してい
る。この現像剤11は、絶縁性磁性トナーを主体として
なっており、好ましくはシリカ微粉末が若干外添されて
いる。シリカ微粉末は、画像濃度を増大させ且つガサツ
キの少ない画像を得られるように、トナーの摩擦帯電電
荷を制御する目的等から外添される。例えば気相法シリ
カ(乾式シリカ)及び/又は湿式製法シリカ(湿式シリ
カ)をトナーに外添することが知られている。
【0009】例えばスチレン−アクリルにマグネタイト
を60重量部含有する負極性トナーに対し、強い負帯電
特性を示す乾式シリカ(例えば100m2 の気相法シリ
カに対し、HMDSを100m2 当たり10重量部の割
合で添加し、加熱処理したもの)が外添された現像剤
は、負極性の静電潜像を反転現像するのに適している。
【0010】一成分現像剤、即ち磁性トナー11は、現
像剤担持体である矢印方向に回転するアルミニウム、ス
テンレス鋼等の非磁性現像スリーブ14によって容器1
2から持ち出され、感光ドラム1と対向した現像領域1
3に搬送される。現像領域13においては、感光ドラム
1と現像スリーブ14とが50〜500μmの最小間隙
を開けて対向している。そしてこの現像領域13におい
て感光ドラム1上の静電潜像に現像剤が付与され、静電
潜像が現像される。
【0011】現像領域13に搬送される現像スリーブ1
4上のトナー層11′の厚みは、ブレード16によって
規制される。ブレード16は鉄等の磁性体からなり、現
像スリーブ14内に静止配置されたマグネットローラ1
5の磁極N1と現像スリーブ14を間に挟んで対向して
いる。従ってブレード16に対して磁極N1からの磁力
線が集中し、ブレード16と現像スリーブ14との間に
強い磁気カーテンが形成される。この磁気カーテンによ
り現像スリーブ14上には、ブレード16と現像スリー
ブ14間の間隙よりも薄いトナー層11′が形成され
る。
【0012】尚、ブレード16と現像スリーブ14との
間隙は、トナー層11aの厚みを現像スリーブ14と感
光ドラム1との最小間隙、即ち現像領域13での両者の
間隙よりも薄くできるような間隙に設定される。
【0013】以上のようにして、図10に示した現像装
置では、所謂非接触現像が行なわれる。即ち、現像領域
13に搬送されるトナー層11′の厚みが現像スリーブ
14と感光ドラム1間の最小間隙よりも薄いので、トナ
ー11は現像スリーブ14から空気間隙を飛翔して感光
ドラム1に到達する。そしてその際の現像効率を向上
し、濃度が高く鮮明でカブリの抑制された現像画像を形
成するために、現像スリーブ14には定電圧制御のバイ
アス電源18から交番成分を含む現像バイアス電圧が印
加される。
【0014】現像バイアスは、上記のように、直流電圧
に交番電圧を重畳したものが好ましい。その交番電圧の
周波数は1〜2kHz、ピーク・ツウ・ピーク電圧(最
大値と最小値の差)は、1.1〜1.8kV程度が好ま
しく、波形は矩形波、サイン波、三角波等が使用され
る。
【0015】例えば暗部電位が−700V、明部電位が
−100Vの潜像を負に帯電したトナーで反転現像する
とき、現像バイアスとしては直流成分が−500V、交
番成分はピーク・ツウ・ピーク電圧が1.6kV、周波
数が1.8kHzの矩形波の現像バイアス電圧を使用で
きる。
【0016】斯る現像バイアスによってトナー11に現
像スリーブ14から感光ドラム1に転移させる方向の電
界、感光ドラム1から現像スリーブ14に逆転移させる
方向の電界が交互に作用する。これによって良好な現像
画像が得られる。
【0017】尚、反転現像とは、潜像の明部電位領域に
潜像と同極性に帯電したトナーを付着させて、潜像を可
視化する現像方式である。一方、潜像の暗部電位領域に
潜像と逆極性に帯電したトナーを付着させて、可視化す
る現像方式を正規現像と言う。
【0018】トナー11は、主として現像スリーブ14
との摩擦により静電潜像を現像する極性に帯電される。
トナー11としては、例えばスチレン−アクリル共重合
体を主成分とする結着樹脂に、マグネタイトを60重量
%、負荷電制御剤としてモノアゾ染料の金属錯塩を1重
量%含有した、体積抵抗率が約1013Ωcmの絶縁性磁
性トナーを基本とし、これに流動性を高めるために疎水
化処理したシリカ微粒子をトナー重量に対し0.4重量
%外添したものを用いる。斯るトナーは、上記の現像ス
リーブ14との摩擦により負極性に帯電する。
【0019】尚、マグネットローラ15の磁極S1は現
像領域13に磁界を形成してカブリを防止し、ライン画
像の鮮明な現像に寄与する。又磁極N2、S2はトナー
の搬送に寄与する。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ネガトナー
にネガ特性の強いシリカを外添した現像剤では、現像ス
リーブ上にプリントパターンの履歴であるスリーブゴー
ストが生じ、これがプリント画像上にも現れる。ネガト
ナーにネガシリカを外添した現像剤の場合に生じるスリ
ーブゴーストは、図11に示すように、ポジゴーストに
なる。即ち、非印字部(白地)が続いていたために、プ
リントが行なわれても薄い現像しか行なわれない(a)
部分と、プリントが継続されていたために濃い現像が行
なわれる(b)部分とで濃度ムラが生じる。
【0021】このゴースト形成のメカニズムは、本発明
者等の実験、考察によると、現像スリーブ上に形成され
る微分トナー(粒径5〜6μm以下)の層に深く関わっ
ている。つまり、現像スリーブ上のトナー層の最下層の
粒度分布に、トナー消費部分とトナー未消費部分とで明
らかな差が生じ、未消費部分のトナー最下層に微粉層が
形成されているためである。微粉トナーは体積当たりの
表面積が大きいために、粒径の大きなトナーに比べると
質量当たりに有する摩擦帯電電荷量が大きくなり、自信
の鏡映力により現像スリーブに静電的に強く拘束され
る。このため微粉層が形成された部分の上にあるトナー
は、現像スリーブ表面と十分に摩擦帯電しないために現
像能力が低下し、画像上にスリーブゴーストとして現れ
てしまう。
【0022】以上のスリーブゴーストは微粉層の形成と
共に、トナーの帯電が現像スリーブとの摩擦帯電に大き
く依存しているために生じる現象である。従ってスリー
ブゴーストを解決するには、現像スリーブ表面近傍のチ
ャージアップした微粉トナーの現像スリーブとの間に働
く鏡映力を、何らかの方法で除去或いは軽減することが
必要である。
【0023】本発明の目的は、現像剤担持体表面近傍の
チャージアップした微粉現像剤の鏡映力を除去乃至軽減
して、スリーブゴーストのない良好な画像を得ることを
可能とした現像剤担持体及び現像装置を提供することで
ある。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
現像剤担持体及び現像装置にて達成される。要約すれば
本発明は、現像剤を担持して像担持体と対向した現像領
域へ搬送する現像剤担持体において、前記現像剤担持体
は、導電性基体の表面上に導電性チタン酸カリウムウィ
スカを含有した導電性樹脂層を被覆してなっており、前
記ウィスカは、0.3〜0.7μmの平均繊維径及び1
0〜20μmの平均繊維長を有し、前記樹脂層は、10
-6〜102 Ω・cmの体積抵抗率及び0.5〜30μm
の膜厚を有することを特徴とする現像剤担持体である。
【0025】又本発明は、現像剤担持体上に現像剤を担
持して規制部材により規制すると共に、現像剤担持体に
より現像剤を像担持体と対向した現状領域に搬送する現
像装置において、前記現像剤担持体は、導電性基体の表
面上に導電性チタン酸カリウムウィスカを含有した導電
性樹脂層を被覆してなっており、前記ウィスカは、0.
3〜0.7μmの平均繊維径及び10〜20μmの平均
繊維長を有し、前記樹脂層は、10-6〜102 Ω・cm
の体積抵抗率及び0.5〜30μmの膜厚を有すること
を特徴とする現像装置である。
【0026】本発明によれば、前記導電性樹脂層中に、
更にカーボンブラック及び/又はグラファイトを含有す
ることができる。又前記現像剤担持体の表面に、導電性
樹脂層の被覆後に軽度の磨きを行なうことができる。前
記現像剤は、好ましくは、磁性トナー又は非磁性トナー
からなる一成分現像剤である。非磁性トナーと磁性キャ
リアからなる二成分現像剤とすることもできる。又前記
トナーは、好ましくは、平均粒径9μm以下である。前
記トナーは球形状とすることもできる。更に前記規制部
材は現像剤担持体に当接した弾性部材からなる。
【0027】
【実施例】
実施例1 図1は、本発明の現像装置の一実施例を示す構成図、図
2は、図1の現像装置に配設された現像スリーブを示す
斜視図、図3は、現像スリーブの表面付近を拡大して示
す断面図である。本実施例では、現像剤担持体として、
導電性チタン酸カリウムウィスカを配合の導電性樹脂層
を表面に形成した現像スリーブ114を使用したことが
大きな特徴である。本実施例の現像装置のその他の構成
は、図10に示した従来の現像装置と基本的に同じで、
図1において図10に付した符号と同一の符号は同一の
部材を示す。
【0028】本実施例において、現像スリーブ114
は、非磁性のアルミニウム製基体101の表面上に、導
電性チタン酸カリウムウィスカ(チタン酸カリウムの一
般式:K2 O・nTiO2 )を配合の導電性樹脂層10
2を設けてなっている。基体101は、外径16mm、
肉厚0.8mm、長さ220mmの寸法を有する。
【0029】本実施例によれば、図4に示すように、平
均繊維径Dが0.3〜0.7μm、平均繊維長Lが10
〜20μmのチタン酸カリウムウィスカ(商標名ティス
モ。大塚化学(株)製)104の表面105を導電化処
理して得られた導電性チタン酸カリウムウィスカ(商標
名デントール。大塚化学(株)製)103を用い、これ
を熱硬化性フェノール樹脂に分散して、スプレー塗工に
より基体101上に塗膜厚さ約7mmに塗工し、150
℃、30分程度、乾燥炉で熱硬化して、基体101の表
面上に導電性樹脂層102を形成した。
【0030】導電性樹脂層102の導電性チタン酸カリ
ウムウィスカ含有量は、好ましくは10〜40wt%、
より好ましくは25wt〜40wt%であり、この含有
量にすることにより、導電性樹脂層102の体積抵抗率
を102 Ω・cm以下、好ましくは100 Ω・cm以下
にしている。
【0031】導電性樹脂層102を有する現像スリーブ
114の表面粗さは、塗工条件等で制御することができ
る。本実施例では、現像スリーブ114の表面粗さをJ
ISB0601に記載の中心線平均粗さRaで約2.0
μmとした。
【0032】上記の樹脂層102は、図3に示すよう
に、その表面から少なくとも一部の導電性チタン酸カリ
ウムウィスカ103が部分的に突出していることが最大
の特徴である。換言すれば、導電性樹脂層102の塗工
後の現像スリーブ114表面は、Ra≒2.0μmに粗
面化されているが、微視的には、更に導電性チタン酸カ
リウムウィスカ103が突出した表面状態となってい
る。
【0033】これによれば、導電性チタン酸カリウムウ
ィスカ103が、図4に示すような針状結晶であるの
で、ウィスカがリークサイトとして作用する効果があ
り、現像スリーブ表面のチャージアップした微粉のトナ
ーの鏡映力を弱める効果が期待でき、それによって、従
来発生していたスリーブゴーストを抑制できると考えら
れる。
【0034】本実施例で行なった画像形成実験例につい
て述べる。上記の現像スリーブ114を図1に示す現像
装置10に組込んで現像に使用し、スリーブゴーストが
発生し易い15℃、10%RHの低温、低湿環境下にお
いて、多数枚の画像形成を行なった。現像スリーブ11
4の導電性樹脂層102は、導電性チタン酸カリウムウ
ィスカの含有量を25wt%とした。
【0035】現像スリーブ114にはバイアス電源18
により、VDC=−500V、VAC(ピーク・ツウ・ピー
ク電圧Vpp)=1600V、周波数1800Hzの現像
バイアスを印加した。現像スリーブ114と感光ドラム
1とのSD間隙は約300μmとした。一成分現像剤の
磁性トナー11は、体積平均粒径が11μmのものを使
用した。
【0036】比較のために、従来のサンドブラスト処理
(昭和電工製モランダム#400使用)を行なったアル
ミニウム製現像スリーブを用い、上記と同様にした。こ
れらの結果を実施例1及び従来例1として表1に示す。
【0037】
【表1】
【0038】表1に示されるように、本実施例によれ
ば、従来例と比較して、スリーブゴーストの低減効果が
著しく、又多数枚の画像形成でも高い濃度が維持され
た。
【0039】以上では、導電性チタン酸カリウムウィス
カとして導電化処理されたチタン酸カリウムウィスカ
(大塚化学製デントール)を使用したが、本発明は、こ
れに限られず、導電性チタン酸カリウムウィスカとし
て、チタン酸カリウムウィスカを各種金属材料で被覆し
たウィスカ、具体的には銀で被覆したウィスカ(大塚化
学製スーパーデントール)、銅又はニッケルで被覆した
ウィスカ(大塚化学製リオベール)を使用することもで
きる。
【0040】上記のスーパーデントールの体積抵抗率は
1×10-4Ω・cmであり、リオベールの体積抵抗率は
5×10-4Ω・cmで両者とも体積抵抗率が非常に低
く、これらを使用すれば、体積抵抗率がより低い導電性
樹脂層を形成することができ、スリーブゴースト低減効
果が更に優れた現像スリーブを製造することができる。
【0041】又導電性樹脂層102の樹脂にはフェノー
ル樹脂を用いたが、ナイロン等の樹脂でもよい。又EP
DMゴムなどの弾性材料を用いてもよく、同様に効果が
ある。従って本発明では、導電性樹脂層の樹脂はEPD
Mゴム等の弾性材料を含む。
【0042】実施例2 本実施例では、実施例1において、現像スリーブ114
表面の導電性樹脂層102中に、導電性チタン酸カリウ
ムウィスカ(大塚化学製デントール)の他にカーボンブ
ラックを含有させたことが特徴である。本実施例のその
他の構成は、実施例1と同様である。
【0043】導電性樹脂層102の導電性チタン酸カリ
ウムウィスカは、前述したように、10〜40wt%の
範囲の含有量で用いることができ、上記のカーボンブラ
ックは、その導電性樹脂層102の体積抵抗率が102
Ω・cm以下となる範囲の含有量で使用することができ
る。
【0044】本実施例において、一例として、カーボン
ブラック及び導電性チタン酸カリウムウィスカの含有
量、並びにフェノール樹脂の含有量を下記のようにし
た。現像スリーブ114の作成法は実施例1と同様にし
た。
【0045】 カーボンブラック 17wt% 導電性チタン酸カリウムウィスカ 17wt% フェノール樹脂 66wt%
【0046】上記の現像スリーブを用いて、実施例1の
ときと同様な画像形成実験を行なった。本実施例におけ
る結果を先の従来例1の現像スリーブを用いたときの結
果と共に、実施例2及び従来例2として表2に示す。
【0047】
【表2】
【0048】表2に示されるように、本実施例では、従
来例と比較して、スリーブゴーストの低減効果が著し
く、又多数枚の画像形成でも濃度が安定している。
【0049】実施例3 本実施例では、実施例1において、現像スリーブ114
表面の導電性樹脂層102中に、導電性チタン酸カリウ
ムウィスカ(大塚化学製デントール)の他にグラファイ
トを含有させたことが特徴である。
【0050】上記のグラファイトの含有量は、導電性樹
脂層102に導電性チタン酸カリウムウィスカ10〜4
0wt%配合下でグラファイトを配合して、その体積抵
抗率が102 Ω・cm以下となるような範囲で選択する
ことができる。
【0051】本実施例において、一例として、グラファ
イト及び導電性チタン酸カリウムウィスカの含有量、並
びにフェノール樹脂の含有量を下記のようにした。現像
スリーブ114の作成法は実施例1と同様にした。
【0052】 グラファイト 17wt% 導電性チタン酸カリウムウィスカ 17wt% フェノール樹脂 66wt%
【0053】上記の現像スリーブを用いて、実施例1の
ときと同様な画像形成実験を行なった。本実施例におけ
る結果を先の従来例1の現像スリーブを用いたときの結
果と共に、実施例3及び従来例3として表3に示す。
【0054】
【表3】
【0055】表3に示されるように、本実施例によれ
ば、スリーブゴーストの低減効果が大きく、又多数枚の
画像形成での濃度安定性が良かった。本実施例では、導
電性樹脂層102にグラファイトを含有させたので、そ
の濃度の安定性は実施例2のときよりも増した。
【0056】実施例4 本実施例では、実施例1において、現像スリーブ114
表面の導電性樹脂層102中に、導電性チタン酸カリウ
ムウィスカ(大塚化学製デントール)の他に、グラファ
イト及びカーボンブラックの両者を含有させたことが特
徴である。
【0057】上記のグラファイト及びカーボンブラック
の合計の含有量は、導電性樹脂層102に導電性チタン
酸カリウムウィスカ10〜40wt%配合下でグラファ
イト及びカーボンブラックを配合して、その体積抵抗率
が102 Ω・cm以下となるような範囲で選択すること
ができる。
【0058】この場合、樹脂層102の機械的強度を確
保するためには、樹脂の1重量部に対し、グラファイト
及びカーボンブラックを合計量で2重量部以下とするこ
とが好ましい。又現像スリーブ114表面の機械的潤滑
性を高めるためには、グラファイトの比率をカーボンブ
ラックよりも高くすることが望ましい。
【0059】本実施例において、一例として、導電性チ
タン酸カリウムウィスカ、グラファイト及びカーボンブ
ラックの含有量、並びにフェノール樹脂の含有量を下記
のようにした。現像スリーブ114の作成法は実施例1
と同様にした。
【0060】 導電性チタン酸カリウムウィスカ 10wt% グラファイト 20wt% カーボンブラック 5wt% フェノール樹脂 65wt%
【0061】上記の現像スリーブを用いて、実施例1の
ときと同様な画像形成実験を行なった。本実施例におけ
る結果を先の従来例1の現像スリーブを用いたときの結
果と共に、実施例4及び従来例4として表4に示す。
【0062】
【表4】
【0063】表4に示されるように、本実施例によれ
ば、スリーブゴーストの低減効果が著しく、多数枚の画
像形成での濃度安定性が良かった。更に言えば、本実施
例では、現像スリーブ表面の機械的潤滑性の増加とチャ
ージアップの低減効果が特に高いために、現像スリーブ
表面へのトナー成分の付着防止効果が、画像形成枚数5
0000枚程度でも十分に維持できる特徴的な結果が得
られていることが分る。
【0064】実施例5 本実施例では、現像剤として非磁性一成分現像剤である
非磁性トナーを用いた例を示す。図5は、本実施例の現
像装置を示す構成図である。
【0065】本実施例の現像装置10は、現像容器12
内に非磁性トナー311の塗布ローラ50を備え、又規
制部材として現像スリーブ114に当接する弾性ブレー
ド36を用いた点が、装置の機械的構成上、図1の現像
装置と大きく異なる。本実施例の現像装置のその他の構
成は図1の現像装置と基本的に同じで、図5において図
1に付した符号と同一の符号は同一の部材を示す。
【0066】上記の塗布ローラ50は発泡性弾性体の弾
性ローラからなり、現像スリーブ114と弾性に当接し
て矢印方向に回転することにより、現像容器12内に収
容された非磁性トナー311を現像スリーブ114に搬
送して担持させる。弾性ブレード36はウレタン等の弾
性体からなり、現像スリーブ114にその回転方向と逆
方向に当接している。現像スリーブ114上に担持され
たトナー311は、現像スリーブ114の回転により感
光ドラム1と対向した現像領域へ向けて搬送され、その
搬送途上で弾性ブレード36によりトナー薄層311′
に形成されて、現像領域での現像に供される。
【0067】本実施例では、このような非磁性トナー3
11′に対して、現像スリーブ114として実施例1に
示したのと同じものを使用した。
【0068】上記の現像スリーブを用いて、実施例1の
ときと同様な画像形成実験を行なった。本実施例におけ
る結果を先の従来例1の現像スリーブを用いたときの結
果と共に、実施例5及び従来例5として表5に示す。
【0069】
【表5】
【0070】表5に示されるように、本発明の現像スリ
ーブによれば、一成分現像剤の非磁性トナーを使用した
場合にも、スリーブゴースト防止及び多数枚の画像形成
時の濃度安定性に対し有効であることが分る。
【0071】以上の他に、現像スリーブ114表面の導
電性樹脂層102に、実施例2〜4のときと同じよう
に、導電性チタン酸カリウムウィスカの他に、カーボン
ブラック及びグラファイトのうちの1種又は2種を含有
させて試したが、同様に非磁性トナーに対し有効であっ
た。
【0072】実施例6 本実施例では、実施例1において、一成分磁性現像剤の
磁性トナー11として、体積平均粒径が9μmのものを
使用した。本実施例のその他の構成は、実施例1と同様
である。
【0073】上記の体積平均粒径9μmの磁性トナー1
1に対し実施例1の現像スリーブを用いて、実施例1の
ときと同様な画像形成実験を行なった。本実施例におけ
る結果を先の従来例1の現像スリーブを用いたときの結
果と共に、実施例6及び従来例6として表6に示す。
【0074】
【表6】
【0075】表6に示されるように、本実施例によれ
ば、体積平均粒径が9μmの磁性トナーに対し、スリー
ブゴーストの低減効果が著しく、又多数枚の画像形成で
の濃度安定性の改善が得られた。
【0076】更に6.5μmの磁性トナーを用いて試し
たが、表6に示したのと同じような結果が得られた。こ
れから、本発明によれば、体積平均粒径6.5μm以下
の磁性トナーに対しても有効であることが分かる。
【0077】実施例7 本実施例では、実施例1において、磁性トナー11とし
て球形状のものを用いたことが特徴で、その他の構成は
実施例1と同様である。
【0078】上記の球形状の磁性トナーは重合法で作ら
れ、本実施例では体積平均粒径が8μmのものを用い
た。球形状のトナーは、粒径が小さくなるとトナーの比
電荷量が特に増加する形状を有するために、トナーの搬
送性が機械的に行なわれにくくなることが特徴である。
【0079】本発明では、現像スリーブ114の表面の
導電性樹脂層102に、平均粒径0.3〜0.7μm、
平均繊維長10〜20μmの導電性チタン酸カリウムウ
ィスカ(大塚化学製デントール)を配合している。この
ウィスカの一部が、前述したように、樹脂層102の表
面から突出して表面に謂わば無数のリークを形成してい
るので、トナーのチャージアップを防止できる。
【0080】しかし、それだけでなく、このウィスカの
突出による樹脂層102表面の微細な突起が、トナーの
機械的搬送に有効に働く作用もある。このため本実施例
で使用する球形状のトナーでも、現像スリーブ114に
よって機械的に十分に搬送することができる。このトナ
ーの搬送性は、現像スリーブ114上のトナー層が薄層
(例えば1〜2層)であるときに特に有効である。これ
は、上記のウィスカー突出による樹脂層102表面の突
起が無数且つ均一に存在しているために、トナー薄層の
トナー1つ1つが確実に搬送されることによる。
【0081】本実施例では、上記の球形状の磁性トナー
11に対し、現像スリーブ114として実施例1に示し
たのと基本的に同じものを用いた。但し、その現像スリ
ーブ114の表面粗さはRa≒0.6μmにした。
【0082】上記の現像スリーブを用い、実施例1のと
きと同様な画像形成実験を行なった。比較のために、従
来のサンドブラスト処理したアルミニウム製現像スリー
ブを用い、同様に画像形成実験をした。その表面粗さは
同じRa≒0.6μmにした。画像はハーフトーン部を
有し、そのハーフトーン部は解像度:600dpi、横
ライン:2ドットライン、空白:3ドットラインで形成
した。試験環境はこれまでと同じ15℃、10%RHで
ある。得られた結果をそれぞれ実施例7及び従来例7と
して表7に示す。
【0083】
【表7】
【0084】表7に示されるように、本実施例によれ
ば、ハーフトーンのある画像に対して球形状の磁性トナ
ーを用いて、画像ムラの防止、スリーブゴーストの防止
及び全ベタ黒濃度の全てを良好にできたことが分かる。
【0085】実施例8 図6は、本実施例の現像装置の更に他の実施例を示す構
成図である。本実施例の現像装置は、現像剤規制部材と
して、現像スリーブ114にその回転方向と逆方向に当
接したウレタン製の弾性ブレード46を使用したこと
が、図1に示した実施例1の現像装置と異なる。本実施
例のその他の構成は実施例1と同様で、図6において図
1に付した符号と同一の符号は同一の部材を示す。
【0086】本実施例では、上記のような弾性ブレード
46により、現像スリーブ114上に担持された一成分
現像剤の磁性トナー11を規制して現像に供した。現像
スリーブ114は、実施例1に示したのと同様なものを
用いた。
【0087】上記の現像スリーブ114を用いて、実施
例1のときと同様な画像形成実験を行なった。本実施例
における結果を先の従来例1の現像スリーブを用いたと
きの結果と共に、実施例8及び従来例8として表8に示
す。
【0088】
【表8】
【0089】表8に示されるように、本実施例よれば、
逆方向当接の弾性ブレードを使用したときにも、スリー
ブゴースト、多数枚の画像形成の濃度安定性が改善され
た。
【0090】実施例9 図7は、本実施例の現像装置の更に他の実施例を示す構
成図である。本実施例の現像装置は、現像剤規制部材の
弾性ブレード46′が、現像スリーブ114にその回転
方向と同方向(順方向)に当接していることが、図6に
示した実施例8の現像装置と異なる。現像スリーブ11
4は、実施例1に示したのと同じものを用いた。
【0091】上記の現像スリーブを用いて、実施例1の
ときと同様な画像形成実験を行なった。本実施例におけ
る結果を先の従来例1の現像スリーブを用いたときの結
果と共に、実施例9及び従来例9として表9に示す。
【0092】
【表9】
【0093】表9に示されるように、本実施例よれば、
順方向当接の弾性ブレードを使用したときにも、スリー
ブゴースト、多数枚の画像形成の濃度安定性が改善され
た。
【0094】実施例10 本実施例では、実施例1の現像スリーブ114の表面を
研磨材を含まないフェルトで磨いて使用した。その他は
実施例1のときと同様にした。
【0095】本実施例の最大の特徴は、フェルトによる
現像スリーブ114表面の磨きを行なったことである
が、この磨きにより、現像スリーブ114上の導電性樹
脂層102表面から突出した導電性チタン酸カリウムウ
ィスカの突出部を擦って、図8に示すように、樹脂層1
02の樹脂Bdが表面に薄く被着した導電性チタン酸カ
リウムウィスカ103に対し、その先端部の樹脂Bdを
除去することができる。
【0096】従って本実施例によれば、樹脂層102の
形成時にその樹脂層102表面からのウィスカ突出部に
樹脂が被覆していても、磨きによりウィスカ104の表
面105を露出することができるので、ウィスカによる
リークサイト効果を向上することができる。
【0097】上記の現像スリーブを用いて、実施例1の
ときと同様な画像形成実験を行なった。本実施例におけ
る結果を先の従来例1の現像スリーブを用いたときの結
果と共に、実施例10及び従来例10として表10に示
す。
【0098】
【表10】
【0099】表10に示されるように、本実施例によれ
ば、スリーブゴースト、多数枚の画像形成の濃度安定性
が更に改善された。
【0100】実施例11 本実施例では、実施例2の現像スリーブ114表面を研
磨剤を含まないフェルトで磨いて使用した。その他は実
施例2のときと同様にした。
【0101】本実施例の特徴は、実施例10と同様に、
現像スリーブ114の表面を磨くことであるが、実施例
10と同様に効果がある。
【0102】上記の現像スリーブを用いて、実施例1の
ときと同様な画像形成実験を行なった。本実施例におけ
る結果を先の従来例1の現像スリーブを用いたときの結
果と共に、実施例11及び従来例11として表11に示
す。
【0103】
【表11】
【0104】表11に示されるように、本実施例によれ
ば、スリーブゴースト、多数枚の画像形成の濃度安定性
が改善された。
【0105】実施例12 本実施例では、実施例3の現像スリーブ114表面を研
磨剤を含まないフェルトで磨いて使用した。その他は実
施例3のときと同様にした。上記の現像スリーブを用い
て、実施例1のときと同様な画像形成実験を行なった。
本実施例における結果を先の従来例1の現像スリーブを
用いたときの結果と共に、実施例12及び従来例12と
して表12に示す。
【0106】
【表12】
【0107】表12に示されるように、本実施例によれ
ば、スリーブゴースト、多数枚の画像形成の濃度安定性
が改善された。
【0108】以上の実施例10〜12では、研磨剤を含
まないフェルトにより現像スリーブ114表面を磨いた
が、粒度が小さい研磨剤を選択すればフェルトに研磨剤
を使用して磨いていも、同様な効果が得られる。
【0109】実施例13 図9は、本発明の現像装置の更に他の実施例を示す構成
図である。本現像装置は、現像剤として、磁性キャリア
とトナーからなる二成分現像剤31を使用したことが特
徴である。本実施例のその他の構成は図1に示した実施
例1の現像装置と基本的に同様で、図9において図1に
付した符号と同一の符号は同一の部材を示す。
【0110】本現像装置では、現像容器12内に収容さ
れた二成分現像剤31を1対の搬送スクリュー32によ
り撹拌、搬送し、その現像剤31を現像スリーブ114
の内側に配設されたマグネットローラ34の磁力により
現像スリーブ114上に担持する。そして現像スリーブ
114上に担持された現像剤31をブレード33により
規制した後、現像スリーブ114の感光ドラム1と対向
方向への回転により現像剤31を現像領域13に搬送
し、現像領域13おいて、マグネットローラ34の現像
極により現像剤31の磁気ブラシを形成して感光ドラム
1を摺擦し、感光ドラム1上に形成された潜像を現像す
るようになっている。
【0111】本実施例では、二成分現像剤31として、
粒径60μm(一般に粒径10〜200μmが可能)の
絶縁性磁性キャリアと、粒径8.5μmの絶縁性非磁性
トナーとからなるものを使用した。又現像領域における
現像スリーブ114と感光ドラム1の間隔は500μm
とした。
【0112】又現像スリーブ114上の導電性樹脂層1
02には、実施例1と同じように、導電性チタン酸カリ
ウムウィスカを25wt%配合したが、樹脂層102の
形成法を調整することにより、現像スリーブ114の表
面粗さをJISに規定の10点平均粗さRzで10μm
程度にし、表面粗さを実施例1と異ならせた(実施例1
の現像スリーブの表面粗さRa≒2.0μm)。
【0113】尚、アルミニウム基体101を不定形のア
ランダム砥粒(例えば昭和電工製モランダム#400)
でサンドブラスト加工し、表面を予めRz=10μm近
辺に粗面化しておくことによっても、導電性樹脂層10
2形成後に現像スリーブ114の表面粗さRzを10μ
m程度にすることができる。
【0114】上記の現像スリーブを用いて、実施例1の
ときと同様な画像形成実験を行なった。その結果、二成
分現像剤を使用した場合にも、約5000枚の画像形成
後の画像濃度=1.4を満足し、又スリーブゴースト防
止も良好であった。
【0115】以上の実施例1〜13では、現像スリーブ
114表面の導電性樹脂層102の樹脂としてフェノー
ル樹脂を用いたが、本発明はこれに限られず、他の種々
の樹脂を使用することができる。
【0116】又現像バイアスは交流電圧に直流電圧を重
畳して印加したが、直流電圧のみの現像バイアスの印加
でもよく、同様の効果が得られるのは言うまでもない。
【0117】本発明では、現像スリーブ114は、表面
の導電性樹脂層102に配合した導電性チタン酸カリウ
ムウィスカによるリークサイト効果が高いので、使用す
る一成分現像剤又は二成分現像剤のトナーは、比電荷量
が大きくなる体積平均粒径が小さいトナー、特に9μm
以下のものに対して顕著な効果を有する。
【0118】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、現像
剤を担持して像担持体と対向した現状領域に搬送する現
像剤担持体を、導電性基体の表面上に導電性チタン酸カ
リウムウィスカを含有した導電性樹脂層を被覆した構成
とし、そのウィスカは、0.3〜0.7μmの平均繊維
径及び10〜20μmの平均繊維長を有し、樹脂層は、
10-6〜102 Ω・cmの体積抵抗率及び0.5〜30
μmの膜厚を有するようにしたので、現像剤担持体表面
近傍のチャージアップした微粉現像剤の鏡映力を除去乃
至軽減して、スリーブゴーストのない良好な画像を得る
ことできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の現像装置の一実施例を示す構成図であ
る。
【図2】図1の現像装置に配設された現像スリーブを示
す斜視図である。
【図3】現像スリーブの表面付近を拡大して示す断面図
である。
【図4】本発明において現像スリーブ表面に設ける導電
性樹脂層に配合した導電性チタン酸カリウムウィスカを
模式的に示す平面図である。
【図5】本発明の現像装置の他の実施例を示す構成図で
ある。
【図6】本発明の現像装置の他の実施例を示す構成図で
ある。
【図7】本発明の現像装置の他の実施例を示す構成図で
ある。
【図8】現像スリーブの磨き後の表面付近を拡大して示
す断面図である。
【図9】本発明の現像装置の他の実施例を示す構成図で
ある。
【図10】従来の現像装置を示す構成図である。
【図11】従来発生していたスリーブゴーストを示す説
明図である。
【符号の説明】
1 感光ドラム 10 現像装置 11 磁性トナー 15 マグネットローラ 31 二成分現像剤 41 非磁性トナー 101 基体 102 導電性樹脂層 103 導電性チタン酸カリウムウィスカ 114 現像スリーブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 齋藤 亨 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 渋谷 卓史 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 依田 寧雄 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 平井 政秀 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像剤を担持して像担持体と対向した現
    像領域へ搬送する現像剤担持体において、前記現像剤担
    持体は、導電性基体の表面上に導電性チタン酸カリウム
    ウィスカを含有した導電性樹脂層を被覆してなってお
    り、前記ウィスカは、0.3〜0.7μmの平均繊維径
    及び10〜20μmの平均繊維長を有し、前記樹脂層
    は、10-6〜102 Ω・cmの体積抵抗率及び0.5〜
    30μmの膜厚を有することを特徴とする現像剤担持
    体。
  2. 【請求項2】 前記導電性樹脂層中に、更にカーボンブ
    ラック及び/又はグラファイトを含有する請求項1の現
    像剤担持体。
  3. 【請求項3】 前記導電性樹脂層を被覆後に表面に軽度
    の磨きを行なった請求項1又は2の現像剤担持体。
  4. 【請求項4】 現像剤担持体上に現像剤を担持して規制
    部材により規制すると共に、現像剤担持体により現像剤
    を像担持体と対向した現状領域に搬送する現像装置にお
    いて、前記現像剤担持体は、導電性基体の表面上に導電
    性チタン酸カリウムウィスカを含有した導電性樹脂層を
    被覆してなっており、前記ウィスカは、0.3〜0.7
    μmの平均繊維径及び10〜20μmの平均繊維長を有
    し、前記樹脂層は、10-6〜102 Ω・cmの体積抵抗
    率及び0.5〜30μmの膜厚を有することを特徴とす
    る現像装置。
  5. 【請求項5】 前記導電性樹脂層中に、更にカーボンブ
    ラック及び/又はグラファイトを含有する請求項4の現
    像装置。
  6. 【請求項6】 前記現像剤担持体の表面に、導電性樹脂
    層の被覆後に軽度の磨きを行なった請求項4又は5の現
    像装置。
  7. 【請求項7】 前記現像剤は磁性トナー又は非磁性トナ
    ーからなる一成分現像剤である請求項4、5又6の現像
    装置。
  8. 【請求項8】 前記トナーは平均粒径9μm以下である
    請求項7の現像装置。
  9. 【請求項9】 前記トナーは球形状である7又は8の現
    像装置。
  10. 【請求項10】 前記現像剤は非磁性トナーと磁性キャ
    リアからなる二成分現像剤である請求項4、5又は6の
    現像装置。
  11. 【請求項11】 前記トナーは平均粒径9μm以下であ
    る請求項10の現像装置。
  12. 【請求項12】 前記トナーは球形状である10又は1
    1の現像装置。
  13. 【請求項13】 前記規制部材は現像剤担持体に当接し
    た弾性部材からなる請求項4、5、6、7、8、9、1
    0、11又は12の現像装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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US9176431B2 (en) 2013-09-13 2015-11-03 Ricoh Company, Ltd. Developing device and image forming apparatus and process cartridge incorporating same

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