JPH0719224B2 - 演算処理装置 - Google Patents

演算処理装置

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JPH0719224B2
JPH0719224B2 JP63069055A JP6905588A JPH0719224B2 JP H0719224 B2 JPH0719224 B2 JP H0719224B2 JP 63069055 A JP63069055 A JP 63069055A JP 6905588 A JP6905588 A JP 6905588A JP H0719224 B2 JPH0719224 B2 JP H0719224B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は情報処理装置の一部を構成する演算処理装置に
関し、特にキャッシュ・メモリと複数のLSIチップとで
構成される演算処理装置におけるキャッシュ・メモリと
LSIチップとの間のデータ転送にかかる技術に関するも
のである。
〔従来の技術〕
近年、電子デバイスの集積化の進歩が著しく、高性能の
演算処理装置も数個のLSIチップで実現されるようにな
ってきた。
ところで、このような高性能の演算処理装置では、処理
の一層の高速化を図る目的でキャッシュ・メモリが採用
されるが、LSIチップが複数個の場合はキャッシュ・メ
モリの読出し先や書込み元が複数のLSIチップにまたが
ることになり、個々にデータ・パスを設けるとキャッシ
ュ・メモリのピン数が膨大となってしまうことから、一
般にはデータ・パスをバス化して各LSIチップで共通利
用し、ピン数制限におさまるようにしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述したように、従来の演算処理装置は、キャッシュ・
メモリとのアクセスのためのデータ・バスをバス化する
ことにより、キャッシュ・メモリのピン数を少なくして
いた。しかしながら、 バスに接続されるLSIチップ数が多くなるとバスの
線長が長くなり、静電容量の増大によりバス上の信号の
遅延時間が増大してキャッシュ・メモリの高速なアクセ
スが行えない。
バス方式であるため1サイクルで1つのデータ転送
しかできない。
等の欠点があった。
特に、キャッシュ・メモリのアクセスをパイプライン化
している演算処理装置にあっては、キャッシュ・メモリ
の読出し時間の増大はマシン・サイクルの短縮化を阻む
直接的な要因となることから、演算処理装置の性能を低
下させることとなり、についての対策は重要な問題で
あった。また、についてもデータ転送の効率を上げる
うえで重要な問題であった。
本発明は上記の点に鑑み提案されたものであり、その目
的とするところは、高速なキャッシュ・メモリのアクセ
スを行うことができると共に、同時に2以上のデータ転
送を可能としてデータ転送の効率を高めることができる
演算処理装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記の目的を達成するため、キャッシュ・メモ
リと複数のLSIチップとから構成され、前記キャッシュ
・メモリと2個以上の前記LSIチップとの間でデータ転
送が行われる演算処理装置において、前記キャッシュ・
メモリが2個以上のバンクに分割されていると共に、任
意の入出力端子間を接続状態とできるクロス・バー・ス
イッチ機能を有するチップを介して前記キャッシュ・メ
モリと2個以上の前記LSIチップとが接続され、且つ、
前記LSIチップの1つで構成されたアドレス変換制御回
路が、連続する複数の書込み又は読出しオペレーション
を同時に処理し、該同時に処理する複数の書込み又は読
出しオペレーションの対象となるキャッシュ・メモリの
バンクが相違する場合には、前記クロス・バー・スイッ
チ機能を有するチップを介して2個以上の異なる前記LS
Iチップと前記キャッシュ・メモリの2個以上の異なる
バンクとの間で同時にデータ転送を行わせる構成を有し
ている。
〔作用〕
本発明の演算処理装置にあっては、連続する複数の書込
み又は読出しオペレーションの対象となるキャッシュ・
メモリのバンクが相違する場合には、クロス・バー・ス
イッチ機能を有するチップを介し、それらバンクと、異
なるLSIチップとの間で同時にデータ転送が行われる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例につき図面を参照して詳細に説明
する。
第1図は本発明の演算処理装置を含む情報処理装置の一
実施例を示す構成図である。第1図において、90が本発
明の対象となる演算処理装置であり、この演算処理装置
90はシステム・バス94を介して主記憶装置91,入出力制
御装置92,システム制御装置93と接続されている。な
お、第1図では示していないが、マルチプロセッサ構成
においては他に数台の演算処理装置をシステム・バス94
に接続し、更に主記憶容量の増大時には主記憶装置を複
数台にしてシステム・バス94に接続するものである。
また、演算処理装置90は、命令制御回路10,アドレス変
換制御回路20,バス制御回路30,演算制御回路40,高速演
算回路50,制御記憶回路60を構成する各LSIチップと、複
数個のランダム・アクセス・メモリ(RAM)から構成さ
れる制御記憶85と、キャッシュ・メモリ83,84と、アド
レス・アレイ(AA)81と、コピー・アドレス・アレイ
(CAA)82と、複数個のLSIチップから構成されるクロス
・バー・スイッチ70とで構成されている。
次に、キャッシュ・メモリ83,84および主記憶装置91に
対する読出しオペレーション動作について説明する。先
ず、命令あるいはオペランドの読出し指示と読出しアド
レスは命令制御回路10から結線102を介してアドレス変
換制御回路20へ転送される。上記読出しアドレスが仮想
アドレスの場合はアドレス変換制御回路20内で仮想アド
レスから実アドレスに変換される。アドレス変換制御回
路20は読出し実アドレスを結線201,202,203,204上に出
力し、キャッシュ・メモリ83,84と主記憶装置91との対
応関係、すなわちキャッシュ・メモリ83,84の登録情報
を記憶し登録の有無を判定するアドレス・アレイ81から
結線202′を介して返送される信号によりキャッシュ・
ヒット(登録有り)か否かを判定し、キャッシュ・ヒッ
トならばキャッシュ・メモリ83あるいはキャッシュ・メ
モリ84の読出しデータを有効としてクロス・バー・スイ
ッチ70を介して読出し先のLSIチップに返送する。返送
先は、一般的には、命令の読出しの場合は命令制御回路
10となり、オペランドの読出しの場合は演算制御回路40
となるが、特殊な動作においてはアドレス変換制御回路
20や高速演算回路50となることもある。一方、キャッシ
ュ・ヒットでない場合(キャッシュ・ミスあるいはNFB
と呼ばれる。)は、バス制御回路30によりシステム・バ
ス94を介して主記憶装置91に対しブロック転送要求を送
出する。そして、主記憶送出91から返送されるデータ
は、バス制御回路30を経た後、結線307,クロス・バー・
スイッチ70,結線837あるいは結線847によりキャッシュ
・メモリ83あるいはキャッシュ・メモリ84へ書込まれ
る。また、主記憶装置91からの第1回目の返送データは
クロス・バー・スイッチ70から返送先へ返送される。以
上のようにして読出しオペレーションが実行される。
次に、キャッシュ・メモリ83,84および主記憶装置91に
対する書込みオペレーション動作について説明する。先
ず、書込み指示と書込みアドレスは命令制御回路10で書
込みオペレーションを必要とする命令を解読した場合あ
るいはマイクロ・プログラムで書込みオペレーションを
実行する場合に命令制御回路10内で作成され、結線102
を介してアドレス変換制御回路20へ送出される。その書
込みアドレスが仮想アドレスの場合にはアドレス変換制
御回路20で実アドレスへ変換された後、アドレス変換制
御回路20内の書込みアドレスを保持するレジスタに保持
され、高速演算回路50等で書込みデータが準備された時
点で、キャッシュ・メモリ83あるいはキャッシュ・メモ
リ84への書込みと、主記憶装置91に対する書込み指示,
書込みアドレス,書込みデータのバス制御回路30への送
出とが実行される。ただし、キャッシュ・メモリ83ある
いはキャッシュ・メモリ84への書込みは、該当するアド
レスがキャッシュ・メモリ83るいはキャッシュ・メモリ
84に登録されている場合のみ行われる。そして、バス制
御回路30ではシステム・バス94を介して主記憶装置91へ
の書込みを実行する。なお、書込みデータは演算制御回
路40において主にマイクロ・プログラムの制御下で準備
され、結線405を介して高速演算回路50にある書込みデ
ータを保持するレジスタへ送られた後、書込みアドレス
との同期をとって結線507を介してクロス・バー・スイ
ッチ70へ送られ、バス制御回路30およびキャッシュ・メ
モリ83あるいはキャッシュ・メモリ84へ転送される。以
上のようにして書込みオペレーションが実行される。
キャッシュ・メモリ83,84および主記憶装置91に対する
データの読出しオペレーションおよび書込みオペレーシ
ョンは以上のように実行されるものであるが、データが
転送されるデータ線は図示のように全て各回路を構成す
るLSIチップ間を1対1で接続するように配設されてな
るものであり、クロス・バー・スイッチ70により選択さ
れた結線の他は影響しないと共に、アクセス・パスの線
長が最短になるように各LSIチップをパッケージ上に実
装することができるため、パッケージ上のデータ線によ
る遅延時間を大幅に短縮することが可能である。すなわ
ち、従来の装置を第1図の実施例に当てはめてみると、
従来は結線207,107,407,507,307,837,847が並列に接続
されたバス構成となっていたため、トータルの線長が長
くなり、静電容量が増大してデータ転送の際の遅延時間
が大きくなってしまっていたが、本発明によればクロス
・バー・スイッチ70により選択された結線のみの静電容
量しか関係してこないと共に最短のアクセス・パスとす
ることができるため、静電容量に起因する遅延時間を大
幅に短縮することができるわけである。
次に、第2図は第1図におけるクロス・バー・スイッチ
70の内部構成の例を示す構成図である。第2図におい
て、847,837,307,207,507,407,107は、第1図において
示したように、各々キャッシュ・メモリ84,キャッシュ
・メモリ83,バス制御回路30,アドレス変換制御回路20,
高速演算回路50,演算制御回路40,命令制御回路10と接続
される結線である。なお、図では簡略化して記載してあ
るが、結線847,837,307,207,507,107はデータ幅が例え
ば8バイト(64ビット)となっているものである。ただ
し、結線407だけはデータ幅が他と異なり、例えば4バ
イトとなっている。しかして、結線847,837,307,207,50
7,407,107にそれぞれ対応してセレクタ710〜716および
入出力のドライバが設けられており、クロス・バー・ス
イッチ70の制御線である結線205としてセレクタ710〜71
6のセレクト信号205−S0〜205−S6と、ドライバの出力
イネーブル信号205−E0〜205−E4とが与えられ、アドレ
ス変換制御回路20により個々のセレクタ710〜716は独立
に制御されるようになっている。例えば、キャッシュ・
メモリ83から命令制御回路10へデータの読出しを行う場
合には、セレクタ716により結線107と結線837とを接続
する。
なお、本考案の直接的な内容ではないが、このクロス・
バー・スイッチ70はデータ幅を変換する機能も有してお
り、データ幅が均一でないLSIチップ同士を結合するこ
とができるようになっている。例えば、演算制御回路40
(前述したように結線407だけはデータ幅が他と異な
り、例えば4バイトである。)へデータの読出しを実行
する場合、キャッシュ・アクセス時はセレクタ715は読
出しアドレスに応じて結線837または結線847の入力デー
タを選択し、更に読出しアドレスに応じ8バイト内の上
位4バイトあるいは下位4バイトのいずれかの4バイト
を選択するようにセレクト信号205−S5が与えられるこ
とで、8バイト・データを4バイト・データとして演算
制御回路40に返送することができる。なお、他のLSIチ
ップ、例えば命令制御回路10へのデータ読出しの際は結
線107のデータ幅がキャッシュ・メモリ83,84等と同じ8
バイトであるため、4バイト単位の選択は不要である。
次に、第3図は第1図におけるアドレス変換制御回路20
の内部構成の一部を示したものである。第3図におい
て、要求コードは命令制御回路10から与えられる読出し
オペレーションあるいは書込みオペレーション等を指示
する情報が含まれたコードであり、要求アドレスは命令
アドレスは命令制御回路10から与えられる読出し,書込
みアドレス(命令制御回路10から与えられる読出し,書
込みアドレスが仮想アドレスである場合は実アドレスに
変換された後のもの)である。
以下、動作を説明する。先ず、結線20−101および結線2
0−201に要求コードおよび要求アドレスが与えられる
と、要求コードは要求コード・レジスタ20−10にセット
され、要求アドレスは実アドレス・レジスタ20−20にセ
ットされる。通常状態では要求受付時に実アドレス・レ
ジスタ20−20に要求アドレスがセットされると同時に、
AAアドレス・レジスタ20−30と、DAアドレス・レジスタ
20−40あるいはDAアドレス・レジスタ20−41にも要求ア
ドレスの一部がセットされる。読出しまたは書込みオペ
レーション時はAAアドレス・レジスタ20−30,DAアドレ
ス・レジスタ20−40,20−41から結線202〜204にアドレ
スが与えられてアドレス・アレイ81とキャッシュ・メモ
リ83またはキャッシュ・メモリ84とが読出され、アドレ
ス・アレイ81でキャッシュ・ヒットか否かが調べられ
る。そして、読出しオペレーションの場合は、キャッシ
ュ・ヒットならばキャッシュ・メモリ83またはキャッシ
ュ・メモリ84から読出したデータはクロス・バー・スイ
ッチ70を介して読出し先へ返送される。なお、キャッシ
ュ・メモリ83かキャッシュ・メモリ84のいずれから読出
しデータを返送するかは要求アドレス中の予め決められ
た1ビットの値に従って行われ、このビットの値が“0"
の時にキャッシュ・メモリ83(バンク♯0)が選択さ
れ、“1"の時にキャッシュ・メモリ84(バンク♯1)が
選択される。一方、キャッシュ・ヒットでない場合(キ
ャッシュ・ミスの場合)、実アドレス・レジスタ20−20
からセレクタ20−23を介して結線201によりバス制御回
路30へ主記憶装置91に対するブロック転送のアドレスが
送出され、バス制御回路30で読出されたブロック転送デ
ータの第1回の返送時、そのデータはクロス・バー・ス
イッチ70を介して読出し先に返送されると同時にキャッ
シュ・メモリ83またはキャッシュ・メモリ84へ登録され
る。なお、ブロック・サイズを32バイト、データの転送
幅を8バイトとすると、ブロック転送は8バイト転送を
4回実行することになる。また、キャッシュ・メモリ8
3,84のバンクをアドレスの下位から第5ビット目、すな
わち16バイト境界で分けることとすると、ブロック転送
データはキャッシュ・メモリ83とキャッシュ・メモリ84
へ2回ずつ(16バイトずつ)書込まれることになる。
一方、要求コード・レジスタ20−10に書込みオペレーシ
ョンの指示がセットされた場合は、アドレス・アレイ81
の参照とキャッシュ・メモリ83あるいはキャッシュ・メ
モリ84の読出しとが実行された後、要求アドレス(書込
みアドレス)は実アドレス・レジスタ20−20から実アド
レス・レジスタ20−22にセットされ、キャッシュ・メモ
リ83あるいはキャッシュ・メモリ84の読出しデータはデ
ータ・レジスタ20−50へセットされる。また、キャッシ
ュ・ヒットか否かの情報はデコーダ20−11に入力され、
要求コード・レジスタ20−12へセットされる。このよう
に書込みオペレーションの場合は、要求コード・レジス
タ20−10,実アドレス・レジスタ20−20の第1ステージ
から要求コード・レジスタ20−12,実アドレス・レジス
タ20−22の第2ステージに処理を移行させ、第1ステー
ジを開けることにより、後続の要求を受付けることがで
きるようになっている。すなわち、書込みオペレーショ
ンでは書込みデータを待ち合わせる必要から、このよう
な処理が可能となる。
さて、第2ステージの要求コード・レジスタ20−12,実
アドレス・レジスタ20−22にセットされた書込みオペレ
ーションの要求コード,要求アドレスは、高速演算回路
50内の書込みデータ・レジスタに書込みデータが準備さ
れるのを待ち合わせ、書込みデータが準備された時点で
書込み動作を行う。なお、本発明の直接的な内容ではな
いが、この実施例ではキャッシュ・ヒットの場合は書込
みに際してデータ幅内の全てのデータ(例えば8バイ
ト)を書換えない部分書込みであっても、データ幅内の
全てを書換える全書込みとし、特に主記憶装置91への書
込みにかかる処理速度の向上を図れるようになってい
る。すなわち、アドレス・アレイ81の参照とキャッシュ
・メモリ83あるいはキャッシュ・メモリ84の読出しとが
実行された状態で、キャッシュ・メモリ83あるいはキャ
ッシュ・メモリ84の読出しデータは結線207を介しデー
タ・レジスタ20−50に保持されるようになっており、書
込みデータが準備された場合に、高速演算回路50から結
線507を介して転送される書込みデータと、アドレス変
換制御回路20のデータ・レジスタ20−50からセレクタ20
−51および結線207を介して転送される書込み前データ
とをクロス・バー・スイッチ70で受け、バイト単位でデ
ータの入換えを行い、新たな書込みデータを作成するよ
うになっている。つまり、バイト単位に書込みマスク
(データ幅が8バイトの場合は8ビット)が設けられて
おり、そのマスクが“1"のバイトのみが書込み前データ
と入換えられるようになっている。すなわち、書込みマ
スクが“1"のバイトでは結線507の書込みデータを選択
し、書込みマスクが“0"のバイトでは結線207の書込み
前データを選択する。なお、この書込みマスクは書込み
データとともに結線507でクロス・バー・スイッチ70に
送出されるものであり、書込みマスク受入部720で受信
された後、結線205による制御信号と同様にセレクタの
制御に使用される。この操作によりキャッシュ・ヒット
時は、全書込みでない書込みオペレーションに対しても
バス制御回路30および主記憶装置91に対して全書込みと
することが可能である。すなわち、全書込み化が可能と
なる。なお、キャッシュ・ヒットの場合はデータ・レジ
スタ20−50の内容は書込み前データとなるため、上記の
ような処理が可能であるが、キャッシュ・ミスの場合は
内容は不定(パリティのみ保障される。)であるため、
全書込に化は行えない。このようなキャッシュ・ミスの
場合は全書込み化は不可能であるので、2バイト書込み
ならそのまま2バイト部分書込みとしてバス制御回路30
へ送出され、キャッシュ・メモリ83,84への書込みも実
行しない。また、一般に主記憶装置91では8バイト単位
にエラー訂正符号(ECC)を有し、読出し1ビット・エ
ラーを訂正するようにしているため、例えば2バイト部
分書込み等の8バイト全書込み以外の書込み実行時は、
対応する8バイト境界データの読出しを行った後、書込
みデータの2バイトのみを差し換えて8バイト単位にエ
ラー訂正符号を再作成してデータとともに書込むことが
必要であり、全書込みに比べ処理時間が大きくなってし
まうことが考えられるが、その場合は、この処理時間の
遅れを救済するため、演算処理装置90内のキャッシュ・
メモリ83,84で上記の処理を予め実行し、主記憶装置91
に対しては全書込み動作として主記憶装置91の処理時間
を短縮することが可能である。
次に、本発明の他の特徴であるLSIチップとキャッシュ
・メモリとの間で同時にデータ転送を行う動作について
説明する。すなわち、第3図においては要求コード・レ
ジスタおよび実アドレス・レジスタが2つのステージと
なっており、2個のバンクに分割されたキャッシュ・メ
モリ83,84に対して同時に書込み,読出しが行えるよう
になっている。以下、第2ステージの要求コード・レジ
スタ20−12,実アドレス・レジスタ20−22に書込みオペ
レーションがセットされ、第1ステージの要求コード・
レジスタ20−10,実アドレス・レジスタ20−20に読出し
オペレーションがセットされている場合について動作を
説明する。なお、この場合、書込み,読出しを行うキャ
ッシュ・メモリのバンクによって動作が異なる。なお、
バンクの選択は前述したように要求アドレス中の予め決
められた1ビットの値に従って行われる。
(1)同一バンクの場合 この場合は第2ステージの書込みオペレーションが優先
され、DAアドレス・レジスタ20−40またはDAアドレス・
レジスタ20−41には書込みアドレス(実アドレス・レジ
スタ20−22の内容)の一部がセレクタ20−23,20−42,20
−42を介してセットされ、キャッシュ・メモリ83あるい
はキャッシュ・メモリ84への書込みアドレスを確保し、
書込みが行われる。また、第1ステージの読出しオペレ
ーションは書込みオペレーションが終了するのを待ち合
わせて行われる。
(2)別バンクの場合 この場合、例えば書込みバンク♯0(キャッシュ・メモ
リ83)で読出しがバンク♯1(キャッシュ・メモリ84)
のバンク、書込みアドレスの一部はDAアドレス・レジス
タ20−40に、読出しアドレスの一部はAAアドレス・レジ
スタ20−30およびDAアドレス・レジスタ20−41にセット
される。従って、第2ステージではDAアドレス・レジス
タ20−40によりキャッシュ・メモリ83のアドレスを確保
し、結線507,207により書込みデータを作成し、結線837
によりキャッシュ・メモリ83へデータを書込むと同時
に、結線307によりバス制御回路30へ書込みデータを送
出して主記憶装置91への書込みを行う。これと並列し
て、第1ステージではAAアドレス・レジスタ20−30とDA
アドレス・レジスタ20−41とによりアドレス・アレイ81
とキャッシュ・メモリ84のアドレスを確保し、キャッシ
ュ・メモリ84のデータを結線84により読み出す。この
時、読出し先が命令制御回路10または演算制御回路40な
らば上記の読出しデータを返送することが可能である。
ただし、高速演算回路50またはアドレス変換制御回路20
は第2ステージの書込みオペレーションにより使用され
ているため、これらへの読出しは不可である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の演算処理装置にあって
は、キャッシュ・メモリの読出し,書込みのためのデー
タ・パスにバス方式を使わずにクロス・バー・スイッチ
機能を有するチップで直接にキャッシュ・メモリとLSI
チップとの接続を行うようにしているため、データ転送
の行われるデータ・パスを形成するトータルの線長を最
短にすることが可能となり、高速なキャッシュ・メモリ
のアクセスを実現することができる効果がある。また、
キャッシュ・メモリを2個以上のバンクに分割し、クロ
ス・バー・スイッチ機能を有するチップを介して異なる
LSIチップと同時にデータ転送が行えるため、データ転
送の効率を大幅に向上させることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の演算処理装置を含む情報処理装置の構
成図、 第2図は第1図におけるクロス・バー・スイッチの内部
構成図および、 第3図は第1図におけるアドレス変換制御回路の内部構
成の一部を示す図である。 図において、90…演算処理装置、91…主記憶装置、92…
入出力制御装置、93…システム制御装置、94…システム
・バス、10…命令制御回路、20…アドレス変換制御回
路、30…バス制御回路、40…演算制御回路、50…高速演
算回路、60…制御記憶回路、70…クロス・バー・スイッ
チ、81…アドレス・アレイ、82…コピー・アドレス・ア
レイ、83,84…キャッシュ・メモリ、85…制御記憶。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キャッシュ・メモリと複数のLSIチップと
    から構成され、前記キャッシュ・メモリと2個以上の前
    記LSIチップとの間でデータ転送が行われる演算処理装
    置において、 前記キャッシュ・メモリが2個以上のバンクに分割され
    ていると共に、 任意の入出力端子間を接続状態とできるクロス・バー・
    スイッチ機能を有するチップを介して前記キャッシュ・
    メモリと2個以上の前記LSIチップとが接続され、且
    つ、 前記LSIチップの1つで構成されたアドレス変換制御回
    路が、連続する複数の書込み又は読出しオペレーション
    を同時に処理し、該同時に処理する複数の書込み又は読
    出しオペレーションの対象となるキャッシュ・メモリの
    バンクが相違する場合には、前記クロス・バー・スイッ
    チ機能を有するチップを介して2個以上の異なる前記LS
    Iチップと前記キャッシュ・メモリの2個以上の異なる
    バンクとの間で同時にデータ転送を行わせる構成を有す
    ることを特徴とした演算処理装置。
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