JPH07192960A - 積層電子部品、その製造方法およびその特性測定方法 - Google Patents

積層電子部品、その製造方法およびその特性測定方法

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JPH07192960A
JPH07192960A JP5331851A JP33185193A JPH07192960A JP H07192960 A JPH07192960 A JP H07192960A JP 5331851 A JP5331851 A JP 5331851A JP 33185193 A JP33185193 A JP 33185193A JP H07192960 A JPH07192960 A JP H07192960A
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  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)
  • Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)
  • Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 その少なくとも一方主面上での有効実装面積
を外部電極に干渉されることなくより広くできる積層電
子部品を提供する。 【構成】 導電膜22,23を介在させた状態で複数の
絶縁性シートが積層されてなるマザー積層体16におい
て、分割される位置にスルーホール18を設け、このス
ルーホール18の半分まで導電材14を付与する。マザ
ー積層体16に、溝19を形成し、これによって導電材
14を複数部分に分割する。この状態で、個々の積層電
子部品11の特性測定を行なえる。溝19に沿ってマザ
ー積層体16を分割して、複数の積層電子部品11を得
たとき、導電材14によって外部電極13が与えられ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、内部回路要素を内部
に配置した積層電子部品、その製造方法およびその特性
測定方法に関するもので、特に、積層電子部品における
外部電極の形成態様の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】たとえば、積層コンデンサ、積層インダ
クタ、多層回路基板、多層複合電子部品で代表される積
層電子部品は、導電膜および/または抵抗膜のような内
部回路要素を介在させた状態で複数の絶縁性シートが積
層されてなる積層体を備える。絶縁性シートとしては、
典型的には、セラミックシートが用いられる。
【0003】図9は、この発明にとって興味ある従来の
積層電子部品1の外観を示す斜視図である。積層電子部
品1は、内部回路要素(図示せず)を介在させた状態で
複数の絶縁性シートが積層されてなる積層体2を備え
る。積層体2のたとえば4つの側面には、内部回路要素
に電気的に接続された外部電極3が形成される。これら
外部電極3は、図9において想像線で示すように、スル
ーホール4を分割することによって与えられる。
【0004】すなわち、所定の分割線に沿って分割する
ことにより複数の積層電子部品1が得られるように用意
されたマザー積層体5において、スルーホール4を形成
し、その内周面上に外部電極3となる導電材6を付与し
た後、このマザー積層体5が、スルーホール4を分割す
るように分割される。
【0005】このような積層電子部品1は、チップ状の
形態で、外部電極3を介して適宜の回路基板上に表面実
装される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したスルーホール
4への導電材6の付与は、一般的に、導電ペーストを用
いて、これをスクリーン印刷することにより行なわれ
る。そのため、外部電極3を構成する導電材6は、スル
ーホール4の内周面上でだけでなく、各一部がスルーホ
ール4の周縁部において、積層体2の各主面上にまで延
びるように付与される。その結果、外部電極3は、積層
体2の各主面上において張出し部7を形成する。
【0007】このような張出し部7の存在は、次のよう
な問題を引起こす。すなわち、積層電子部品1の両主面
あるいはいずれかの主面に、別の部品を実装して複合化
を図ろうとする場合、このような別の部品の配置可能な
面積が制約される。
【0008】また、外部電極3となる導電材6が、たと
えば銀ペーストの付与および焼付けにより形成される場
合、その上に、銀を保護するため、ニッケルめっきが施
され、さらにその上に、半田付け性を良好なものとする
ため、錫めっきが施されることがある。他方、スルーホ
ール4内に導電材6となる銀ペーストを付与するとき、
それが過剰であると、スルーホール4の貫通性が阻害さ
れることがある。しかしながら、このようにスルーホー
ル4の貫通性が阻害されると、上述したようなめっき
を、スルーホール4の内部にまで及ぼすことが不可能と
なる。そのため、スルーホール4を分割して外部電極3
を露出させたとき、このような外部電極3上には所望の
めっき膜が形成されていない部分が生じてしまい、上述
したようなめっきの機能が適正に発揮されない事態が生
じる。
【0009】また、積層電子部品1は、少なくとも出荷
する前に、その特性を測定しなければならない。しかし
ながら、積層電子部品1は、原則として、チップの状態
としてからでないと、特性を測定することができない。
すなわち、マザー積層体5の段階では、個々の積層電子
部品1の特性を測定することができず、スルーホール4
を分割するようにマザー積層体5を分割した後に、初め
て特性の測定が可能となる。そのため、多数の積層電子
部品1の特性の測定を能率的に行なうことができない。
【0010】それゆえに、この発明の目的は、その少な
くとも一方主面を、複合化のための他の部品の実装面と
してより広く利用することができ、そのため、部品実装
の高密度化を図ることができる、積層電子部品およびそ
の製造方法を提供しようとすることである。
【0011】この発明の他の目的は、複数の積層電子部
品の特性測定を能率的に行なうことができる特性測定方
法を提供しようとすることである。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明による積層電子
部品は、内部回路要素を介在させた状態で複数の絶縁性
シートが積層されてなる積層体、および前記内部回路要
素に電気的に接続されかつ前記積層体の外表面に形成さ
れた外部電極を備え、外部電極は、積層体に設けられか
つ導電材が付与されたスルーホールの内部を積層体の分
割によって露出させることによって形成されたものであ
り、前記導電材は、前記スルーホールの軸線方向の少な
くとも一方端部まで届かないように形成されていること
を特徴としている。
【0013】この発明による積層電子部品の製造方法
は、所定の分割線に沿って分割することによって複数の
積層電子部品が得られるものであって、前記分割線によ
って区画される各領域に個々の積層電子部品のための内
部回路要素を分布させるように、これら内部回路要素を
介在させた状態で複数のマザー絶縁性シートが積層され
てなる、マザー積層体を準備する工程と、マザー積層体
の前記分割線を通る位置にスルーホールを設ける工程
と、スルーホール内に、その軸線方向の少なくとも一方
端部まで届かないように、内部回路要素に電気的に接続
される導電材を付与する工程と、マザー積層体を前記分
割線に沿って分割する工程とを備えている。
【0014】この発明による積層電子部品の特性測定方
法は、所定の分割線に沿って分割することによって複数
の積層電子部品が得られるものであって、前記分割線に
よって区画される各領域に個々の積層電子部品のための
内部回路要素を分布させるように、これら内部回路要素
を介在させた状態で複数のマザー絶縁性シートが積層さ
れてなり、かつ前記分割線を通る位置にスルーホールが
設けられ、スルーホール内に、その軸線方向の少なくと
も一方端部まで届かないように、内部回路要素に電気的
に接続される導電材が付与された、マザー積層体を準備
する工程と、スルーホール内の導電材を複数部分に分割
して各部分を互いに電気的に独立させるように、前記分
割線に沿って前記マザー積層体に溝を形成する工程と、
分割された前記導電材の各部分を外部電極として個々の
積層電子部品の特性を測定する工程とを備えている。
【0015】上述した特性測定方法において与えられた
積層電子部品の形態、すなわち、溝が形成されたマザー
積層体からなる積層電子部品の集合体は、そのまま、出
荷時の形態とすることもできる。
【0016】
【発明の作用および効果】この発明に係る積層電子部品
によれば、スルーホールに付与された導電材を、スルー
ホールの分割により露出させることによって外部電極が
形成され、また、上述の導電材はスルーホールの軸線方
向の少なくとも一方端部にまで届かないように形成され
ているので、導電材が届かないようにされているスルー
ホールの一方端部側にある積層体の主面上には、外部電
極の張出し部が形成されない。そのため、積層体の当該
主面を、外部電極に干渉されることなく、複合化のため
の他の部品の実装面や回路導体形成面として広く利用す
ることができ、その結果、部品実装の高密度化を図るこ
とができる。
【0017】また、この発明に係る積層電子部品の製造
方法によれば、積層電子部品を得るための多くの工程
を、マザー積層体の状態で実施することができるので、
多数の積層電子部品を能率的に製造することができる。
また、マザー積層体を分割して複数の積層電子部品を得
ようとするとき、この分割線に沿ってマザー積層体に溝
を予め形成し、それによって、スルーホール内の導電材
に溝を形成するようにすれば、たとえ導電材がスルーホ
ールの貫通性を阻害するように付与されても、外部電極
として好ましい性質を与えるためのめっきを、溝の側面
上に露出する部分に施すことができる。その結果、マザ
ー積層体を最終的に分割して得られた積層電子部品の外
部電極の表面は、このようなめっき膜により確実に覆わ
れた状態となる。
【0018】また、この発明に係る積層電子部品の特性
測定方法によれば、溝を形成することにより、複数の積
層電子部品が、電気的に互いに独立した状態とされなが
らも、マザー積層体として機械的に一体化されたまま、
個々の積層電子部品の特性を測定することができる。し
たがって、機械的に独立した複数の積層電子部品を取扱
う必要がなく、能率的に多数の積層電子部品の特性を測
定することができる。
【0019】また、上述した特性測定を実施するための
形態である、溝が形成されたマザー積層体からなる積層
電子部品の集合体を、そのまま、出荷時の形態とすれ
ば、需要者側において、マザー積層体を溝に沿って分割
するだけで、そこから個々の積層電子部品を取出すこと
ができる。この場合、個々の積層電子部品は、その特性
測定を既に終えておくことができるので、問題なく実装
に供することができるとともに、積層電子部品の集合体
は、個々の積層電子部品がばらばらの状態にある場合に
比べて、その梱包および取扱いが容易である点に注目す
べきである。
【0020】
【実施例】図1および図2は、この発明の一実施例によ
る積層電子部品11の外観を示す斜視図である。積層電
子部品11は、図示したチップ状の形態で適宜の回路基
板上に実装されるが、図1には、このような実装状態に
おいて上方に向く主面側が示され、図2には、実装状態
において下方に向く主面側が示されている。
【0021】積層電子部品11は、内部回路要素(図示
せず)を介在させた状態で複数の絶縁性シートが積層さ
れてなる積層体12を備える。積層体12のたとえば4
つの側面の各々には、積層体12の外表面に露出する外
部電極13が形成される。これら外部電極13は、図示
しないが、内部回路要素に電気的に接続されている。
【0022】上述したような外部電極13は、以下に述
べる製造方法の説明から明らかになるように、積層体1
2に設けられかつ導電材14が付与されたスルーホール
の内部を積層体12の分割によって露出させることによ
って形成されたものであり、導電材14は、スルーホー
ルの軸線方向の一方端部まで届かないように形成され
る。また、積層体12のたとえば4つの側面の各々に
は、段差15が形成されているが、このような段差15
が形成される理由も、以下の製造方法の説明から明らか
になる。
【0023】上述したような積層電子部品11を得るた
め、図3に示すようなマザー積層体16が用意される。
マザー積層体16は、所定の分割線17(一点鎖線)に
沿って分割することにより複数の積層電子部品11を与
えるものであって、分割線17によって区画される各領
域に個々の積層電子部品のための内部回路要素(図示せ
ず)を分布させるように、これら内部回路要素を介在さ
せた状態で複数のマザー絶縁性シートが積層されてなる
ものである。
【0024】上述したようなマザー積層体16を得るた
め、たとえば、以下のような工程が実施される。
【0025】まず、ドクターブレード法などにより、シ
ート成形を行ない、マザー絶縁性シートとなるべきセラ
ミックグリーンシートを得る。これらセラミックグリー
ンシートの特定のものには、シートの厚み方向に貫通す
る電気的導通を可能とするため、ビアホールがパンチン
グ等により形成させる。次に、セラミックグリーンシー
トの特定のものの上には、内部回路要素となるべき導電
膜および/または抵抗膜が印刷される。このとき、既に
形成されたビアホール内に、導電材が充填される。
【0026】次に、上述したようなマザー絶縁性シート
が積重ねられ、プレスされる。これによって、マザー積
層体16が得られる。
【0027】次に、図3に示すように、マザー積層体1
6の分割線17を通る位置にスルーホール18が形成さ
れる。
【0028】次に、図4に示すように、スルーホール1
8内に、内部回路要素に電気的に接続される導電材14
が付与される。この導電材14の付与には、たとえば、
スルーホール18の一方側に負圧を与えながら他方側か
らスクリーン印刷により導電材14を付与する方法、デ
ィスペンサにより導電材14を付与する方法などが適用
される。このとき、スクリーン印刷による場合には、負
圧をコントロールしたり、ディスペンサによる場合に
は、導電材14の供給量をコントロールしたりして、導
電材14は、スルーホール18の軸線方向の一方端部す
なわち図4では下方端部まで届かないようにされる。
【0029】次に、図5および図6に示すように、マザ
ー積層体16には、分割線17(図3)に沿って溝19
がたとえばダイシングソーによって形成される。溝19
は、スルーホール18内の導電材14を複数部分に分割
して各部分を互いに電気的に独立させるような深さに選
ばれる。なお、導電材14がスルーホール18の貫通性
を阻害する程度に付与されたとしても、上述した溝19
の形成は、スルーホール18を再び貫通した状態とし、
かつスルーホール18内で導電材14に対して露出する
側面を与えることを可能にする。
【0030】次に、図5および図6に示すように、必要
に応じて、溝19の底面とそれに対向するマザー積層体
16の下面とに、それぞれ、スリット20および21が
設けられる。スリット20および21は、いずれか一方
が省略されてもよい。
【0031】なお、図6において、内部回路要素となる
べき導電膜22および23が図示されている。また、導
電膜22が導電材14に電気的に接続されている状態も
図示されている。
【0032】次に、マザー積層体16は、それを構成す
るマザー絶縁性シートに含まれるセラミックを焼結させ
るため、焼成される。その後、必要に応じて、マザー積
層体16の表裏面に、導電膜および/または抵抗膜が形
成され、また、オーバーコートが施され、また、ソルダ
ーレジストが付与される。また、必要に応じて、外部電
極13となるべき導電材14や他の導電膜にめっきが施
される。
【0033】以上の工程を終えたとき、マザー積層体1
6に含まれる複数の積層電子部品11は、互いに他のも
のに対して電気的に独立しているので、溝19によって
分断されたスルーホール18の各部分に存在する導電材
14を外部電極として、個々の積層電子部品11の特性
を測定することができる。
【0034】このように、特性が測定された後、良品と
判断された積層電子部品11上には、必要に応じて、複
合化のための回路導体や他の電子部品が実装される。こ
こまで述べた工程は、マザー積層体16の状態で能率的
に行なうことができる。なお、積層電子部品11の出荷
をこの段階で行なってもよい。
【0035】次に、機械的に独立した複数の積層電子部
品11を得るため、マザー積層体16は、分割線17
(図3)すなわち溝19(図5および図6)に沿って完
全に分割される。この分割は、チョコレートを割るよう
に、マザー積層体16を溝19に沿って割ることにより
容易に達成される。前述したスリット20および21
は、このような分割をより容易にする。なお、このよう
な分割は、溝19の幅よりも薄い刃厚のダイシングソー
で切断することによって達成してもよい。
【0036】このようにして、図1および図2に示した
積層電子部品11が得られる。以上述べた説明からわか
るように、段差15は、前述した溝19の形成の結果も
たらされたものである。また、積層体12を段差15の
位置に対応する境界面によって2つの部分に区分したと
き、外部電極13は、一方の部分においてのみ形成され
ている。そのため、積層電子部品11における図2に示
した主面側では、外部電極13に張出し部24が形成さ
れるが、図1に示した主面側では、外部電極13はこの
主面上にまで延びていない。したがって、この図1に示
した主面を、外部電極13に干渉されることなく、他の
電子部品のための実装面として広く利用することができ
る。
【0037】次に、積層電子部品11は、必要に応じ
て、ケーシングされる。このケーシングは、積層電子部
品11のたとえば図1に示した主面上に回路導体や他の
電子部品が実装されたとき、これを覆うものである。
【0038】以上、この発明を図1ないし図6に示した
実施例に関連したが、この発明の範囲内において、その
他いくつかの変形例が可能である。
【0039】たとえば、上述したスルーホール18に導
電材14を付与する工程からスリット20および21を
形成する工程までを、マザー積層体16の焼成工程の後
に実施してもよい。また、このように、焼成工程の後
に、スルーホール18内に導電材14を付与するとき、
導電材14の付与は、乾式めっきによってもよい。
【0040】また、上述した実施例における焼成工程以
降の工程については、その少なくともいくつかが省略さ
れても、その順序が変更されてもよい。
【0041】また、スルーホール18内において、その
一方端部まで届かないように導電材14を付与するた
め、図7および図8に示した方法を採用してもよい。す
なわち、まず、図7に示すように、スルーホール18内
に導電材14が全域にわたって付与される。このとき、
導電材14は、スルーホール18の上方端部側では、張
出し部24を形成するが、他方端部側では、このような
張出し部を形成しないようにするのが好ましい。次に、
図8に示すように、スルーホール18の下方端部側から
ドリル等を作用させ、この他方端部側で所定の深さの穴
25が形成され、それによって導電材14が下方端部側
において除去される。穴25の径は、スルーホール18
の径と同じかまたはこれより若干大きく選ばれる。この
ようにして、図4に示した場合と同様、導電材14が、
スルーホール18内で、その軸線方向の一方端部まで届
かないように形成された状態が得られる。
【0042】上述した穴25の形成は、導電材14の張
出し部が形成されない側から行なわれるのが好ましい。
なぜなら、積層電子部品11における主面の有効実装面
積をできるだけ広くするには、穴25の径ができるだけ
小さいほうが好ましく、このように穴25の径をできる
だけ小さくするには、導電材14の張出し部が形成され
ない側から穴25を形成するのが好ましいからである。
【0043】また、上述した実施例では、導電材14
が、スルーホール18の軸線方向の一方端部まで届かな
いように付与されたが、スルーホールの軸線方向の両端
部において導電材が付与されない領域が形成されてもよ
い。
【0044】また、スルーホール18の断面形状は、円
形とされたが、四角形等の他の形状に変更されてもよ
い。
【0045】また、この発明で用いられる絶縁性シート
は、セラミックシートに限らず、他の材料からなる絶縁
性シートに置き換えられてもよい。
【0046】また、この発明は、複数の外部電極のすべ
てがスルーホール内に付与された導電材に基づいて形成
された積層電子部品に限らず、外部電極のいくつかが他
の方法によって形成された積層電子部品にも適用するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による積層電子部品11を
一方主面側から示す斜視図である。
【図2】図1に示した積層電子部品11を他方主面側か
ら示す斜視図である。
【図3】図1に示した積層電子部品11を得るために準
備されるマザー積層体16を示す斜視図である。
【図4】図3に示したマザー積層体16のスルーホール
18内に導電材14を付与した状態を示す断面図であ
る。
【図5】図4に示した工程の後、スルーホール18を通
る位置に溝19ならびにスリット20および21を形成
した状態を示す拡大断面図である。
【図6】図5に示した状態にあるマザー積層体16の一
部を示す拡大斜視図である。
【図7】この発明の他の実施例においてマザー積層体1
6のスルーホール18内に導電材14を付与した状態を
示す断面図である。
【図8】図7に示した工程の後、導電材14をスルーホ
ール18の下方端部側で除去した状態を示す断面図であ
る。
【図9】この発明にとって興味ある従来の積層電子部品
1の外観を示す斜視図である。
【符号の説明】
11 積層電子部品 12 積層体 13 外部電極 14 導電材 16 マザー積層体 17 分割線 18 スルーホール 19 溝 22,23 導電膜(内部回路要素)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H05K 3/40 D 7511−4E 3/46 N 6921−4E W 6921−4E

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部回路要素を介在させた状態で複数の
    絶縁性シートが積層されてなる積層体、ならびに前記内
    部回路要素に電気的に接続されかつ前記積層体の外表面
    に形成された外部電極を備え、 前記外部電極は、前記積層体に設けられかつ導電材が付
    与されたスルーホールの内部を前記積層体の分割によっ
    て露出させることによって形成されたものであり、 前記導電材は、前記スルーホールの軸線方向の少なくと
    も一方端部まで届かないように形成されている、積層電
    子部品。
  2. 【請求項2】 所定の分割線に沿って分割することによ
    って複数の積層電子部品が得られるものであって、前記
    分割線によって区画される各領域に個々の前記積層電子
    部品のための内部回路要素を分布させるように、これら
    内部回路要素を介在させた状態で複数のマザー絶縁性シ
    ートが積層されてなる、マザー積層体を準備し、 前記マザー積層体の前記分割線を通る位置にスルーホー
    ルを設け、 前記スルーホール内に、その軸線方向の少なくとも一方
    端部まで届かないように、前記内部回路要素に電気的に
    接続される導電材を付与し、 前記マザー積層体を前記分割線に沿って分割する、各工
    程を備える、積層電子部品の製造方法。
  3. 【請求項3】 所定の分割線に沿って分割することによ
    って複数の積層電子部品が得られるものであって、前記
    分割線によって区画される各領域に個々の前記積層電子
    部品のための内部回路要素を分布させるように、これら
    内部回路要素を介在させた状態で複数のマザー絶縁性シ
    ートが積層されてなり、かつ前記分割線を通る位置にス
    ルーホールが設けられ、前記スルーホール内に、その軸
    線方向の少なくとも一方端部まで届かないように、前記
    内部回路要素に電気的に接続される導電材が付与され
    た、マザー積層体を準備し、 前記スルーホール内の導電材を複数部分に分割して各部
    分を互いに電気的に独立させるように、前記分割線に沿
    って前記マザー積層体に溝を形成し、 分割された前記導電材の各部分を外部電極として個々の
    積層電子部品の特性を測定する、各工程を備える、積層
    電子部品の特性測定方法。
  4. 【請求項4】 所定の分割線に沿って分割することによ
    って複数の積層電子部品が得られるものであって、前記
    分割線によって区画される各領域に個々の前記積層電子
    部品のための内部回路要素を分布させるように、これら
    内部回路要素を介在させた状態で複数のマザー絶縁性シ
    ートが積層されてなり、かつ前記分割線を通る位置にス
    ルーホールが設けられ、前記スルーホール内に、その軸
    線方向の一方端部まで届かないように、前記内部回路要
    素に電気的に接続される導電材が付与された、マザー積
    層体を備え、 前記マザー積層体には、前記スルーホール内の導電材を
    複数部分に分割して各部分を互いに電気的に独立させる
    ように、前記分割線に沿って溝が形成された、積層電子
    部品の集合体。
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