JPH07193232A - 電導度変調型トランジスタ - Google Patents
電導度変調型トランジスタInfo
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- JPH07193232A JPH07193232A JP5329391A JP32939193A JPH07193232A JP H07193232 A JPH07193232 A JP H07193232A JP 5329391 A JP5329391 A JP 5329391A JP 32939193 A JP32939193 A JP 32939193A JP H07193232 A JPH07193232 A JP H07193232A
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- Japan
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- semiconductor material
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-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D12/00—Bipolar devices controlled by the field effect, e.g. insulated-gate bipolar transistors [IGBT]
- H10D12/411—Insulated-gate bipolar transistors [IGBT]
- H10D12/441—Vertical IGBTs
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D62/00—Semiconductor bodies, or regions thereof, of devices having potential barriers
- H10D62/80—Semiconductor bodies, or regions thereof, of devices having potential barriers characterised by the materials
- H10D62/82—Heterojunctions
- H10D62/822—Heterojunctions comprising only Group IV materials heterojunctions, e.g. Si/Ge heterojunctions
Landscapes
- Junction Field-Effect Transistors (AREA)
- Bipolar Transistors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、立ち上り電圧を下げて電力損失を
十分小さくするとともに、禁制帯幅の小さい半導体材料
を用いても動作可能最高温度を低下させないことを目的
とする。 【構成】 PNPN構造における少なくとも内側のP型
領域又はN型領域の全域又は一部2を、外側のP型領域
1又はN型領域を形成している半導体材料よりも禁制帯
幅の小さい半導体材料で形成したことを特徴とする。
十分小さくするとともに、禁制帯幅の小さい半導体材料
を用いても動作可能最高温度を低下させないことを目的
とする。 【構成】 PNPN構造における少なくとも内側のP型
領域又はN型領域の全域又は一部2を、外側のP型領域
1又はN型領域を形成している半導体材料よりも禁制帯
幅の小さい半導体材料で形成したことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電導度変調型トランジ
スタに関し、立ち上り電圧を下げるようにしたものであ
る。
スタに関し、立ち上り電圧を下げるようにしたものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の電導度変調型トランジスタとして
は、例えば図5に示すようなものがある。高濃度のP型
基板1上には実質的にドレインとして機能する低濃度の
N型ドリフト領域3が形成され、N型ドリフト領域3の
表面側の所定箇所にP型ボディ領域4が形成され、さら
にP型ボディ領域4の表面側の所定箇所に高濃度のN型
ソース領域5が形成されている。またN型ソース領域5
とN型ドリフト領域3の間におけるP型ボディ領域4上
には、P型ボディ領域4の表面側にチャネルを誘起させ
るためのゲート電極6がゲート酸化膜を介して形成され
ている。上記の基板及びP型、N型の各領域はSi半導
体材料で形成されている。
は、例えば図5に示すようなものがある。高濃度のP型
基板1上には実質的にドレインとして機能する低濃度の
N型ドリフト領域3が形成され、N型ドリフト領域3の
表面側の所定箇所にP型ボディ領域4が形成され、さら
にP型ボディ領域4の表面側の所定箇所に高濃度のN型
ソース領域5が形成されている。またN型ソース領域5
とN型ドリフト領域3の間におけるP型ボディ領域4上
には、P型ボディ領域4の表面側にチャネルを誘起させ
るためのゲート電極6がゲート酸化膜を介して形成され
ている。上記の基板及びP型、N型の各領域はSi半導
体材料で形成されている。
【0003】そしてドレイン電極Dに所要値の正電圧が
加えられ、ゲート電極6に閾値以上のゲート電圧が印加
されると、ゲート電極6直下のP型ボディ領域4の表面
層にチャネルが誘起されてN型ソース領域5からN型ド
リフト領域3へ電子が流れる。それに従って高濃度のP
型基板1からN型ドリフト領域3へ正孔が注入され、N
型ドリフト領域3内には高濃度の電子と正孔が存在する
ことになって電導度変調が起きる。その結果、動作時の
オン抵抗が減少し、電力損失が小さくなる。但し従来の
電導度変調型トランジスタでは、P型基板1とN型ドリ
フト領域3の間にできているPN接合はSiで形成され
ているため、図6(b)に示すように、このPN接合に
約1eVの障壁が存在している。従ってP型基板1から
N型ドリフト領域3へ正孔が注入されて電流が流れるた
めには、上記のPN接合間に約1Vの電圧をかける必要
がある。その結果、図6(a)に示されているように、
電流が流れるためには、約1Vの立ち上り電圧Vf が必
要になる。
加えられ、ゲート電極6に閾値以上のゲート電圧が印加
されると、ゲート電極6直下のP型ボディ領域4の表面
層にチャネルが誘起されてN型ソース領域5からN型ド
リフト領域3へ電子が流れる。それに従って高濃度のP
型基板1からN型ドリフト領域3へ正孔が注入され、N
型ドリフト領域3内には高濃度の電子と正孔が存在する
ことになって電導度変調が起きる。その結果、動作時の
オン抵抗が減少し、電力損失が小さくなる。但し従来の
電導度変調型トランジスタでは、P型基板1とN型ドリ
フト領域3の間にできているPN接合はSiで形成され
ているため、図6(b)に示すように、このPN接合に
約1eVの障壁が存在している。従ってP型基板1から
N型ドリフト領域3へ正孔が注入されて電流が流れるた
めには、上記のPN接合間に約1Vの電圧をかける必要
がある。その結果、図6(a)に示されているように、
電流が流れるためには、約1Vの立ち上り電圧Vf が必
要になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の電導度変調型ト
ランジスタは、電流を流すには約1Vの立ち上り電圧が
必要となっていたため電力損失(電流×立ち上り電圧)
を十分小さくすることが難しいという問題があった。
ランジスタは、電流を流すには約1Vの立ち上り電圧が
必要となっていたため電力損失(電流×立ち上り電圧)
を十分小さくすることが難しいという問題があった。
【0005】本発明は、このような従来の問題に着目し
てなされたもので、立ち上り電圧を下げて電力損失を十
分小さくすることができるとともに、立ち上り電圧を下
げるために禁制帯幅の小さい半導体材料を用いても動作
可能最高温度を低下させることのない電導度変調型トラ
ンジスタを提供することを目的とする。
てなされたもので、立ち上り電圧を下げて電力損失を十
分小さくすることができるとともに、立ち上り電圧を下
げるために禁制帯幅の小さい半導体材料を用いても動作
可能最高温度を低下させることのない電導度変調型トラ
ンジスタを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、第1に、PNPN構造を有する電導度変
調型トランジスタにおいて、前記PNPN構造における
少なくとも内側のP型領域又はN型領域の全域又は一部
を、外側のP型領域又はN型領域を形成している半導体
材料よりも禁制帯幅の小さい半導体材料で形成してなる
ことを要旨とする。
に、本発明は、第1に、PNPN構造を有する電導度変
調型トランジスタにおいて、前記PNPN構造における
少なくとも内側のP型領域又はN型領域の全域又は一部
を、外側のP型領域又はN型領域を形成している半導体
材料よりも禁制帯幅の小さい半導体材料で形成してなる
ことを要旨とする。
【0007】第2に、上記第1の構成において、前記禁
制帯幅の小さい半導体材料はSiGe又はGeの何れか
であり、該SiGe又はGe以外の部分の半導体材料は
Siであることを要旨とする。
制帯幅の小さい半導体材料はSiGe又はGeの何れか
であり、該SiGe又はGe以外の部分の半導体材料は
Siであることを要旨とする。
【0008】
【作用】上記構成において、第1に、PNPN構造にお
ける少なくとも内側のP型領域又はN型領域の全域又は
一部が外側のP型領域又はN型領域を形成している半導
体材料よりも禁制帯幅の小さい半導体材料で形成される
ことにより、外側領域とその禁制帯幅の小さい内側領域
との間にできるPN接合の、その外側領域からの多数キ
ャリアの注入に対する障壁が小さくなる。例えば、禁制
帯幅の小さい半導体材料としてSiGe又はGeを用
い、それ以外の半導体材料としてSiを用いた場合その
障壁は0.5eV以下にすることが可能となる。その結
果、電流が流れ出す立ち上り電圧が低くなって電力損失
を十分に小さくすることが可能となる。また禁制帯幅の
小さい半導体材料を用いた場合、真性化温度が低くなる
が、PNPN構造の中には禁制帯幅の大きい半導体材料
で形成されるPN接合が残るので、内側のP型領域又は
N型領域の全域又は一部に禁制帯幅の小さい半導体材料
を用いても動作可能最高温度を低下させることがない。
ける少なくとも内側のP型領域又はN型領域の全域又は
一部が外側のP型領域又はN型領域を形成している半導
体材料よりも禁制帯幅の小さい半導体材料で形成される
ことにより、外側領域とその禁制帯幅の小さい内側領域
との間にできるPN接合の、その外側領域からの多数キ
ャリアの注入に対する障壁が小さくなる。例えば、禁制
帯幅の小さい半導体材料としてSiGe又はGeを用
い、それ以外の半導体材料としてSiを用いた場合その
障壁は0.5eV以下にすることが可能となる。その結
果、電流が流れ出す立ち上り電圧が低くなって電力損失
を十分に小さくすることが可能となる。また禁制帯幅の
小さい半導体材料を用いた場合、真性化温度が低くなる
が、PNPN構造の中には禁制帯幅の大きい半導体材料
で形成されるPN接合が残るので、内側のP型領域又は
N型領域の全域又は一部に禁制帯幅の小さい半導体材料
を用いても動作可能最高温度を低下させることがない。
【0009】第2に、具体的には、禁制帯幅の小さい半
導体材料はSiGe又はGeの何れかとし、それ以外の
部分の半導体材料はSiとすることにより、上記のよう
に、電流が流れ出す立ち上り電圧が従来の約1Vから約
0.5V以下になって電力損失を半分以下に下げること
が可能となる。またSi基板上にエピタキシャル成長法
等によりSiGe層等を形成するという製法によりPN
PN構造における内側のP型領域又はN型領域を禁制帯
幅の小さい半導体材料とするという構成を容易に実現す
ることが可能になる。
導体材料はSiGe又はGeの何れかとし、それ以外の
部分の半導体材料はSiとすることにより、上記のよう
に、電流が流れ出す立ち上り電圧が従来の約1Vから約
0.5V以下になって電力損失を半分以下に下げること
が可能となる。またSi基板上にエピタキシャル成長法
等によりSiGe層等を形成するという製法によりPN
PN構造における内側のP型領域又はN型領域を禁制帯
幅の小さい半導体材料とするという構成を容易に実現す
ることが可能になる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、本発明の第1実施例を示す図である。な
お、図1及び後述の第2実施例を示す図において前記図
5における部材及び部位と同一ないし均等のものは、前
記と同一符号を以って示し、重複した説明を省略する。
図1(a)に示すように、本実施例ではN型ドリフト領
域におけるP型基板1と接する側の大部分の領域2が禁
制帯幅の小さいSiGeで形成され、それ以外の各領域
はSiで形成されている。禁制帯幅の小さい半導体材料
としてはGeを用いることもできる。したがってP型基
板1とN型ドリフト領域との間には、そのP型基板1と
禁制帯幅の小さいN型ドリフト領域2との間にPN接合
ができている。
する。図1は、本発明の第1実施例を示す図である。な
お、図1及び後述の第2実施例を示す図において前記図
5における部材及び部位と同一ないし均等のものは、前
記と同一符号を以って示し、重複した説明を省略する。
図1(a)に示すように、本実施例ではN型ドリフト領
域におけるP型基板1と接する側の大部分の領域2が禁
制帯幅の小さいSiGeで形成され、それ以外の各領域
はSiで形成されている。禁制帯幅の小さい半導体材料
としてはGeを用いることもできる。したがってP型基
板1とN型ドリフト領域との間には、そのP型基板1と
禁制帯幅の小さいN型ドリフト領域2との間にPN接合
ができている。
【0011】次に、上述のように構成された電導度変調
型トランジスタの作用を説明する。図1(b)は、同図
(a)の構造のエネルギーバンド図を示す。P型基板1
と接する側の大部分のN型ドリフト領域2が禁制帯幅の
小さい半導体材料で形成されているために、そのP型基
板1とN型ドリフト領域2の間にできるPN接合の、P
型基板1からの正孔の注入に対する障壁が小さくなる。
禁制帯幅の小さい半導体材料としてSiGe(又はG
e)が用いられ、それ以外の材料としてSiが用いられ
ているので、その障壁は0.5eV以下にできる。その
結果、電流が流れ出す立ち上り電圧を従来の約1Vから
0.5V以下に減少させることができて電力損失を半分
以下に下げることが可能となる。また、禁制帯幅の小さ
い半導体材料を用いた場合、真性化温度が低くなるが、
図1(a)に示す構造の中には、禁制帯幅の大きいSi
半導体材料で形成されたN型ドリフト領域3とP型ボデ
ィ領域4間及びP型ボディ領域4とN型ソース領域5間
に障壁の高いPN接合が残るので、PNPN構造におけ
る内側領域の一部に禁制帯幅の小さい半導体材料を用い
ても動作可能最高温度は低下することがない。さらに、
禁制帯幅の小さいN型ドリフト領域2の厚さを20〜3
0μm程度にすれば、ソースS、ドレインD間の耐圧は
600V程度になるので、耐圧の点でも装置動作上支障
はない。
型トランジスタの作用を説明する。図1(b)は、同図
(a)の構造のエネルギーバンド図を示す。P型基板1
と接する側の大部分のN型ドリフト領域2が禁制帯幅の
小さい半導体材料で形成されているために、そのP型基
板1とN型ドリフト領域2の間にできるPN接合の、P
型基板1からの正孔の注入に対する障壁が小さくなる。
禁制帯幅の小さい半導体材料としてSiGe(又はG
e)が用いられ、それ以外の材料としてSiが用いられ
ているので、その障壁は0.5eV以下にできる。その
結果、電流が流れ出す立ち上り電圧を従来の約1Vから
0.5V以下に減少させることができて電力損失を半分
以下に下げることが可能となる。また、禁制帯幅の小さ
い半導体材料を用いた場合、真性化温度が低くなるが、
図1(a)に示す構造の中には、禁制帯幅の大きいSi
半導体材料で形成されたN型ドリフト領域3とP型ボデ
ィ領域4間及びP型ボディ領域4とN型ソース領域5間
に障壁の高いPN接合が残るので、PNPN構造におけ
る内側領域の一部に禁制帯幅の小さい半導体材料を用い
ても動作可能最高温度は低下することがない。さらに、
禁制帯幅の小さいN型ドリフト領域2の厚さを20〜3
0μm程度にすれば、ソースS、ドレインD間の耐圧は
600V程度になるので、耐圧の点でも装置動作上支障
はない。
【0012】図2には、本実施例の電導度変調型トラン
ジスタの製造方法例を示す。まず、高濃度のP型Si基
板1上にエピタキシャル法により禁制帯幅の小さいN型
ドリフト領域2となるN型のSiGe層を形成し、さら
にSiのN型ドリフト領域3であるN型のSi層を形成
する(図2(a))。N型ドリフト領域3の表面側の所
定箇所にP型ボディ領域4を形成し、P型ボディ領域4
の表面側の所定箇所に高濃度のN型ソース領域5を形成
し、さらにゲート酸化膜、ゲート電極を形成する。最後
に所要の金属配線を行う(図2(b))。
ジスタの製造方法例を示す。まず、高濃度のP型Si基
板1上にエピタキシャル法により禁制帯幅の小さいN型
ドリフト領域2となるN型のSiGe層を形成し、さら
にSiのN型ドリフト領域3であるN型のSi層を形成
する(図2(a))。N型ドリフト領域3の表面側の所
定箇所にP型ボディ領域4を形成し、P型ボディ領域4
の表面側の所定箇所に高濃度のN型ソース領域5を形成
し、さらにゲート酸化膜、ゲート電極を形成する。最後
に所要の金属配線を行う(図2(b))。
【0013】図3には、本発明の第2実施例を示す。本
実施例では、高濃度のP型基板11も、禁制帯幅の小さ
いN型ドリフト領域2と同様に、禁制帯幅の小さいSi
Ge又はGeで形成されている。このような構成によっ
てもP型基板11とN型ドリフト領域2の間にできるP
N接合の、P型基板11からの正孔の注入に対する障壁
を小さくすることが可能になる。本実施例の製造方法例
としては、P型基板11とN型ドリフト領域2が形成さ
れているSiGe基板と、N型ドリフト領域3となるS
i基板とを直接接合法を用いて接合し、次いでP型ボデ
ィ領域4及びN型ソース領域5を形成するという方法が
ある。
実施例では、高濃度のP型基板11も、禁制帯幅の小さ
いN型ドリフト領域2と同様に、禁制帯幅の小さいSi
Ge又はGeで形成されている。このような構成によっ
てもP型基板11とN型ドリフト領域2の間にできるP
N接合の、P型基板11からの正孔の注入に対する障壁
を小さくすることが可能になる。本実施例の製造方法例
としては、P型基板11とN型ドリフト領域2が形成さ
れているSiGe基板と、N型ドリフト領域3となるS
i基板とを直接接合法を用いて接合し、次いでP型ボデ
ィ領域4及びN型ソース領域5を形成するという方法が
ある。
【0014】図4には、本発明の第3実施例を示す。本
実施例は、サイリスタに適用したものである。図4
(a)に示すように、サイリスタのPNPN構造におけ
るN型ドリフト領域12,13の一部の領域12を禁制
帯幅の小さいSiGeを用いて構成したものである。図
4(b)には、その静特性を示す。この場合もサイリス
タがターンオンしても障壁分だけの電圧Vf が残るが、
本実施例では、前述の各実施例と同様に、このVf の値
を下げることができる。また、このような構造として
も、前記と同様に、動作可能最高温度を低下させること
がない。
実施例は、サイリスタに適用したものである。図4
(a)に示すように、サイリスタのPNPN構造におけ
るN型ドリフト領域12,13の一部の領域12を禁制
帯幅の小さいSiGeを用いて構成したものである。図
4(b)には、その静特性を示す。この場合もサイリス
タがターンオンしても障壁分だけの電圧Vf が残るが、
本実施例では、前述の各実施例と同様に、このVf の値
を下げることができる。また、このような構造として
も、前記と同様に、動作可能最高温度を低下させること
がない。
【0015】なお、以上述べた電導度変調型トランジス
タの各実施例では、Nチャネル型のものについて説明し
たが、Pチャネル型のものにも適用できる。この場合ド
リフト領域はP型となる。
タの各実施例では、Nチャネル型のものについて説明し
たが、Pチャネル型のものにも適用できる。この場合ド
リフト領域はP型となる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第1に、PNPN構造における少なくとも内側のP型領
域又はN型領域の全域又は一部を外側のP型領域又はN
型領域を形成している半導体材料よりも禁制帯幅の小さ
い半導体材料で形成したため、外側領域とその禁制帯幅
の小さい内側領域との間にできるPN接合の、その外側
領域からの多数キャリア注入に対する障壁が小さくなっ
て電流が流れ出す立ち上り電圧が低くなり、電力損失を
十分に小さくすることができる。また禁制帯幅の小さい
半導体材料を用いた場合真性化温度が低くなるが、PN
PN構造の中には禁制帯幅の大きい半導体材料で形成さ
れるPN接合が残るので内側のP型領域又はN型領域の
全域又は一部に禁制帯幅の小さい半導体材料を用いても
動作可能最高温度は低下することがない。
第1に、PNPN構造における少なくとも内側のP型領
域又はN型領域の全域又は一部を外側のP型領域又はN
型領域を形成している半導体材料よりも禁制帯幅の小さ
い半導体材料で形成したため、外側領域とその禁制帯幅
の小さい内側領域との間にできるPN接合の、その外側
領域からの多数キャリア注入に対する障壁が小さくなっ
て電流が流れ出す立ち上り電圧が低くなり、電力損失を
十分に小さくすることができる。また禁制帯幅の小さい
半導体材料を用いた場合真性化温度が低くなるが、PN
PN構造の中には禁制帯幅の大きい半導体材料で形成さ
れるPN接合が残るので内側のP型領域又はN型領域の
全域又は一部に禁制帯幅の小さい半導体材料を用いても
動作可能最高温度は低下することがない。
【0017】第2に、禁制帯幅の小さい半導体材料はS
iGe又はGeの何れかとし、それ以外の部分の半導体
材料はSiとしたため、電流が流れ出す立ち上り電圧を
従来の約1Vから約0.5V以下にすることができて電
力損失を半分以下まで十分に下げることができる。ま
た、例えばSi基板上にエピタキシャル成長法等により
SiGe層等を形成するという製法により、PNPN構
造における内側のP型領域又はN型領域を禁制帯幅の小
さい半導体材料とするという構成を容易に実現すること
ができる。
iGe又はGeの何れかとし、それ以外の部分の半導体
材料はSiとしたため、電流が流れ出す立ち上り電圧を
従来の約1Vから約0.5V以下にすることができて電
力損失を半分以下まで十分に下げることができる。ま
た、例えばSi基板上にエピタキシャル成長法等により
SiGe層等を形成するという製法により、PNPN構
造における内側のP型領域又はN型領域を禁制帯幅の小
さい半導体材料とするという構成を容易に実現すること
ができる。
【図1】本発明に係る電導度変調型トランジスタの第1
実施例を示す縦断面図及びエネルギーバンド図である。
実施例を示す縦断面図及びエネルギーバンド図である。
【図2】上記第1実施例の製造方法の一例を示す工程図
である。
である。
【図3】本発明の第2実施例を示す縦断面図である。
【図4】本発明の第3実施例を示す縦断面図及び静特性
を示す図である。
を示す図である。
【図5】従来の電導度変調型トランジスタの縦断面図で
ある。
ある。
【図6】上記従来例の静特性及びエネルギーバンド図で
ある。
ある。
1 P型基板 2 禁制帯幅の小さい半導体材料で形成されたN型ドリ
フト領域 3 禁制帯幅の大きい半導体材料部分のN型ドリフト領
域 4 P型ボディ領域 5 N型ソース領域 11 禁制帯幅の小さい半導体材料で形成されたP型基
板
フト領域 3 禁制帯幅の大きい半導体材料部分のN型ドリフト領
域 4 P型ボディ領域 5 N型ソース領域 11 禁制帯幅の小さい半導体材料で形成されたP型基
板
Claims (2)
- 【請求項1】 PNPN構造を有する電導度変調型トラ
ンジスタにおいて、前記PNPN構造における少なくと
も内側のP型領域又はN型領域の全域又は一部を、外側
のP型領域又はN型領域を形成している半導体材料より
も禁制帯幅の小さい半導体材料で形成してなることを特
徴とする電導度変調型トランジスタ。 - 【請求項2】 前記禁制帯幅の小さい半導体材料はSi
Ge又はGeの何れかであり、該SiGe又はGe以外
の部分の半導体材料はSiであることを特徴とする請求
項1記載の電導度変調型トランジスタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32939193A JP3198766B2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 電導度変調型トランジスタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32939193A JP3198766B2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 電導度変調型トランジスタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07193232A true JPH07193232A (ja) | 1995-07-28 |
| JP3198766B2 JP3198766B2 (ja) | 2001-08-13 |
Family
ID=18220916
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32939193A Expired - Fee Related JP3198766B2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 電導度変調型トランジスタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3198766B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007005723A (ja) * | 2005-06-27 | 2007-01-11 | Toshiba Corp | 半導体装置 |
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| CN102760759A (zh) * | 2011-04-29 | 2012-10-31 | 比亚迪股份有限公司 | 一种半导体功率器件 |
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1993
- 1993-12-27 JP JP32939193A patent/JP3198766B2/ja not_active Expired - Fee Related
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