JPH07193261A - 保護半導体コンポーネント - Google Patents

保護半導体コンポーネント

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JPH07193261A
JPH07193261A JP6293365A JP29336594A JPH07193261A JP H07193261 A JPH07193261 A JP H07193261A JP 6293365 A JP6293365 A JP 6293365A JP 29336594 A JP29336594 A JP 29336594A JP H07193261 A JPH07193261 A JP H07193261A
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shock
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エリック・ベルニエール
Ballon Christian
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STMicroelectronics lnc USA
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SGS Thomson Microelectronics Inc
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    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • H10D89/00Aspects of integrated devices not covered by groups H10D84/00 - H10D88/00
    • H10D89/60Integrated devices comprising arrangements for electrical or thermal protection, e.g. protection circuits against electrostatic discharge [ESD]
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10DINORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
    • H10D84/00Integrated devices formed in or on semiconductor substrates that comprise only semiconducting layers, e.g. on Si wafers or on GaAs-on-Si wafers
    • H10D84/201Integrated devices formed in or on semiconductor substrates that comprise only semiconducting layers, e.g. on Si wafers or on GaAs-on-Si wafers characterised by the integration of only components covered by H10D1/00 or H10D8/00, e.g. RLC circuits
    • H10D84/204Integrated devices formed in or on semiconductor substrates that comprise only semiconducting layers, e.g. on Si wafers or on GaAs-on-Si wafers characterised by the integration of only components covered by H10D1/00 or H10D8/00, e.g. RLC circuits of combinations of diodes or capacitors or resistors
    • H10D84/221Integrated devices formed in or on semiconductor substrates that comprise only semiconducting layers, e.g. on Si wafers or on GaAs-on-Si wafers characterised by the integration of only components covered by H10D1/00 or H10D8/00, e.g. RLC circuits of combinations of diodes or capacitors or resistors of only diodes

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  • Bipolar Integrated Circuits (AREA)
  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 保護対象の各ラインと接地との間に接続され
た双方向性ショックレダイオードが、双方向性ショック
レダイオードにかかる電圧の極性と無関係に同時トリガ
または実質的に同時トリガを有する保護コンポーネント
を提供する。 【構成】 このコンポーネントは、少なくとも2対の主
要ショックレダイオードS1,S2,S3,S4を含
み、各対は、前面メタライゼーションM1,M2と背面
メタライゼーションM3との間で先端−末端接続の2つ
の並列ダイオードを含み、背面メタライゼーションは、
2対のダイオードには共通である。そのブロッキング接
合が前面側の別個のウェルに対応する各主要ダイオード
は、同じ極性とより低いトリガしきい値とを有する少な
くとも一方の補助ショックレダイオードS7,S8と関
連し、一方の補助ダイオードのトリガは、他方の補助ダ
イオードのトリガと、関連した主要ショックレダイオー
ドのトリガとを引起こす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】この発明は、保護対象の2つのラインと
接地との間に接続される過電圧保護コンポーネントに関
し、より特定的には、各々のライン間およびデルタ構成
に従う各々のラインと接地との間に双方向性ショックレ
ダイオードを構成するコンポーネントに関する。そのよ
うなコンポーネントは、たとえば落雷によってまたは高
電圧線との偶然の接触によって引起こされる過電圧に対
して電話線を保護するように設計される。
【0002】ヨーロッパ特許出願第0,600,810
号は、この種類のモノリシックなコンポーネントに関
し、より特定的には、電話線の2つの線が一般的に−4
8ボルトおよび−2ボルトの電圧でバイアスされること
を考慮に入れて、過電圧の後にコンポーネントのスイッ
チングオフによって引起こされる問題を解決するために
設計される。
【0003】
【関連技術の説明】図1、図2および図3は、そのよう
なコンポーネントの構造を表わす。図1は上面図であ
り、図2は逆さまの底面図であり、図3は図1および図
2の線CCに沿った断面図である。このコンポーネント
は、非常に低いドーピングレベル(N - )を有するN型
シリコン基板から製作される。2つのP型ウェル2およ
び3は、基板の上表面に拡散される。N型領域4はウェ
ル2内に拡散され、N型領域5はウェル3内に拡散され
る。領域4および5は、ウェル2および3の表面の実質
的に半分を占める。P型領域6は、コンポーネントの実
質的に全背面に拡散される。領域6内に、N型領域7が
拡散され、主要コンポーネントの表面の平面に垂直な突
起内に、領域4および5の表面を補足する表面を実質的
に占める。
【0004】メタライゼーションM1は、ウェル2およ
びその中に形成された領域4の上表面を被覆する。メタ
ライゼーションM2は、ウェル3およびその中に形成さ
れた領域5を被覆する。メタライゼーションM3は、コ
ンポーネントの背面を被覆する。
【0005】さらに、前述の引用された特許出願におい
て開示されるように、領域4、5および7は、エミッタ
短絡(図示せず)を備えており、すなわち、これらの領
域は、下にあるウェル部分が表面に現われるように局部
的に遮断される。前述の特許出願はまた、エミッタ短絡
の濃度が最適化される方法を開示する。
【0006】図4は、図1−3のコンポーネントの等価
回路を表わす。このコンポーネントは、ショックレダイ
オードまたはゲートのないサイリスタと通常呼ばれる、
交互の導電型を有する4つの層を含む6つの構造の結合
と等価である。
【0007】第1のショックレダイオードS1は、メタ
ライゼーションM1とメタライゼーションM3との間に
形成され、メタライゼーションM1の側にそのアノード
がある。ダイオードS1は、N型領域4、P型ウェル
2、N型基板1、およびP型領域6を連続的に含む。
【0008】ショックレダイオードS1に先端が末端に
接続された第2の並列ショックレダイオードS2はま
た、メタライゼーションM1とメタライゼーションM3
との間に形成される。ショックレダイオードS2は、ウ
ェル2、基板1、ウェル6、および領域7を連続的に含
む。
【0009】第3のショックレダイオードS3は、メタ
ライゼーションM2とメタライゼーションM3との間に
形成され、メタライゼーションM3の側にそのアノード
があり、領域5、ウェル3、基板1、およびウェル6を
連続的に含む。
【0010】ショックレダイオードS3に先端が末端に
接続された第4の並列ショックレダイオードS4は、ウ
ェル3、基板1、ウェル6、および領域7を連続的に含
む。
【0011】横方向ショックレダイオードS5は、メタ
ライゼーションM1とメタライゼーションM2との間に
形成され、領域4、ウェル2、基板1、およびウェル3
を連続的に含む。
【0012】ショックレダイオードS5に先端が末端に
接続された並列ショックレダイオードS6も横方向ショ
ックレダイオードであり、ウェル2、基板1、ウェル
3、および領域5を連続的に含む。
【0013】図5は、図4において示されるものと同じ
等価回路を表わすが、1対の、並列な、先端が末端に接
続されたショックレダイオードS1−S2、S3−S
4、およびS5−S6は、それぞれ双方向性ショックレ
ダイオードDS1、DS2、およびDS3として図示さ
れる。
【0014】図6は、従来の双方向性ショックレダイオ
ードの電流−電圧曲線を表わす。双方向性ショックレダ
イオードにかかる電圧がアバランシまたは降伏電圧VB
Rより低い間は、ダイオードはブロックされ、すなわ
ち、ショックレダイオードを流れる電流は、実際上はゼ
ロである。ショックレダイオードにかかる電圧がVBR
より高くなるとすぐ、電流は急速に増加し、一方電圧は
ゆっくり増加する。ショックレダイオードにかかる電圧
がいわゆるブレークオーバ電圧値VBOに達すると、シ
ョックレダイオードにかかる電圧は急速に降下し、電流
は回路の特性の関数として確立される。その端子を流れ
る電流が保持電流IHより低くなると、デバイスは再び
ブロックされる。その対称性がそれらの層のいくつかの
ドーピングにおける差によってまたはそれらの短絡ホー
ルの濃度における差によって影響され得るコンポーネン
トが、効果的に対称的に配置されると、この特性は、原
点に対して実質的に対称的になる。電話線の保護への適
用において、保持電流は、コンポーネントが過電圧の終
りで再びブロックされることを可能にするように比較的
高くなければならない(200−400mA)。これ
は、短絡ホールが幾分高濃度であることを必要とし、そ
の結果、アバランシ電圧の値VBRとブレークオーバ電
圧VBOとの間に比較的大きい差があることを必要とす
る。
【0015】その構造および動作が前に開示された、前
述の引用された出願に記載されるコンポーネントは、主
要な所望の機能を満たす。しかし、そのためにこれらの
コンポーネントが設計される電話ネットワークは、ます
ます徹底的な保護基準が規定される。これらの基準の1
つによれば、接地に関する過電圧が電話線の2つの線に
同時に起こる場合において、双方向性ショックレダイオ
ードDS1およびDS2は、同じブレークオーバ電圧を
有しなければならない。より特定的には、基準に従う
と、デバイスは、保護コンポーネントが10の参照符号
を付けられる図7の回路によって規定されるテストをう
まく満たさなければならない。コンポーネント10の端
子M1およびM2は、それぞれ同一の抵抗器R1および
R2を介して交流電源12の同じ端子11に接続され
る。交流電源12、たとえば±500ボルト電源、の接
地端子13は、コンポーネント10の端子M3に接続さ
れる。さらに、抵抗器R3は、端子M1と端子M2との
間に接続される。基準は、抵抗器R3を横切る電圧サー
ジ限界を規定する。同時過電圧が両方のダイオードに起
こると、これらの限界は、実際には2つの双方向性ショ
ックレダイオードDS1およびDS2の同時トリガを強
いる。
【0016】正の過電圧がメタライゼーションM1およ
びM2に起こるとき、2つのショックレダイオードS2
およびS4は活性状態にある。2つのショックレダイオ
ードS2およびS4のブロッキング接合は、下方ウェル
6と基板1との間の接合に対応する。それは、遮断され
ない接合であるため、アバランシが接合の一点に起こる
とすぐに、接合全体が導通し、2つのショックレダイオ
ードS2およびS4は、実際上は同時に導通する。
【0017】対照的に、負の過電圧がメタライゼーショ
ンM1およびM2に同時に起こると、2つのショックレ
ダイオードS1およびS3は活性状態になる。ショック
レダイオードのブロッキング接合は、それぞれ、ウェル
2と基板1との間の接合およびウェル3と基板1との間
の接合である。理論的には、これらの接合は同一であ
り、普通は同時に降伏する。しかし、実際には、より特
定的には、前で示されるように、VBOがVBRよりは
るかに高いと、同じアバランシ電圧VBRを実質的に有
するにもかかわらず、これらの接合は同じブレークオー
バ電圧値VBOを有しない。こうして、図7を参照して
先に規定されるテスト条件を満たすため、製作されたコ
ンポーネントの大部分は、捨てられることになり、実際
には分類作業を構成することになり、コンポーネントを
多大に無駄にすることになる。
【0018】
【発明の概要】この発明の目的は、この欠点を避け、か
つ保護対象の各々のラインと接地との間に接続された双
方向性ショックレダイオードが、双方向性ショックレダ
イオードを横切る電圧極性と無関係に同時トリガまたは
実質的に同時トリガを有する保護コンポーネントを提供
することである。
【0019】これらの目的を達成するために、この発明
は、少なくとも2対の主要ショックレダイオードを含む
保護半導体コンポーネントを提供する。各対のショック
レダイオードは、前面メタライゼーションと背面メタラ
イゼーションとの間で先端が末端に接続された、2つの
並列ダイオードを含み、背面メタライゼーションは、2
対のダイオードには共通である。そのブロッキング接合
が前面側の明瞭なウェルに対応する、各々のダイオード
は、同じ極性とより低いトリガしきい値とを有する少な
くとも一方の補助ダイオードと関連し、一方の補助ダイ
オードをトリガすることで、他方の補助ショックレダイ
オードのトリガと、関連する主要ショックレダイオード
のトリガとを引起こす。
【0020】言換えれば、この発明は、過電圧保護半導
体コンポーネントを提供し、同コンポーネントは、上表
面および下表面を有する、第1の導電型の半導体基板ま
たは第1の領域と、上表面上にあって各々コンポーネン
トの表面の半分を実質的に占める、第2の導電型の第2
および第3の領域と、各々第2および第3の領域内に短
絡ホールを含みかつ第2または第3の領域の表面の実質
的に半分を占める、第1の導電型の第4および第5の領
域と、下表面にあってコンポーネントの実質的に全表面
を占める第6の領域と、短絡ホールを備え、かつ第6の
領域内に形成され、さらに突起して、第3および第4の
領域を実質的に補足する、第1の導電型の第7の領域
と、第2および第4の領域に接続された第1の接点と、
第3および第5の領域に接続された第2の接点と、第6
および第7の領域に接続された第3の接点とを含み、第
1および第2の、並列な、先端−末端接続のショックレ
ダイオードが、第1の接点と第3の接点との間に形成さ
れ、第3および第4の、並列な、先端−末端接続のショ
ックレダイオードが、第2の接点と第3の接点との間に
形成され、第1のショックレダイオードは、第4、第
2、第1および第6の領域に対応し、第3のショックレ
ダイオードは、第5、第3、第1および第6の領域に対
応する。この発明に従うと、第1および第3のショック
レダイオードの優先トリガ構造が提供される。
【0021】この発明の実施例に従うと、優先トリガ構
造は、第1および第3の領域に隣接した、第2の導電型
の第8の領域と、第8の領域内に配置された、短絡ホー
ルなしの、第1の導電型の第9および第10の領域とを
含み、第9および第10の領域は、それぞれ第2および
第3の領域に接続される。
【0022】この発明の実施例に従うと、第2の導電型
の第11の領域は、基板の上表面に形成され、第1の導
電型の第12の領域は、第11の領域内に形成され、各
々第9の領域と第10の領域との間の接続、および第2
の領域と第3の領域との間の接続は、第9、第10およ
び第12の領域の各々を第11の隣接した領域に接続す
る中間の接点を介して行なわれる。
【0023】この発明の実施例に従うと、基板よりも高
度にドープされた、第1の導電型の第13の領域は、第
8の領域と基板との間のインタフェースに配置される。
【0024】この発明の実施例に従うと、第8の領域
は、第2および第3の領域よりも低いドーピングレベル
を有する2つのサブ領域に分割され、2つのサブ領域
は、第2および第3の領域よりも高度にドープされた、
第2の導電型の領域によって分けられる。
【0025】この発明の実施例に従うと、第8の領域
は、第2および第3の領域よりも低いドーピングレベル
を有する2つのサブ領域に分割され、2つのサブ領域
は、基板よりも高度にドープされた、第1の導電型の領
域によって分けられる。
【0026】この発明の実施例に従うと、第8の領域
は、第2および第3の領域よりも低いドーピングレベル
を有する2つのサブ領域に分割され、その対面する領域
は、第2および第3の領域と同じドーピングレベルを有
する、第2の導電型の領域を含む。
【0027】この発明の実施例に従うと、第6の領域
は、優先トリガ領域に面し、より高いドーピングレベル
を有するより深い領域を含む。
【0028】この発明の実施例に従うと、第9および第
10の領域は、第2および第3の領域に面する領域内に
配置され、優先トリガは、基板よりも高いドーピングレ
ベルを有する、第1の導電型の第14の領域によって与
えられ、これらの第14の領域は、第9および第10の
領域の下の、第2および第3の領域と基板との間のイン
タフェースに配置される。
【0029】この発明の先のおよび他の目的、特徴、局
面および利点は、添付の図面と関連して、この発明の次
の詳細な説明からより明らかになるであろう。
【0030】集積回路の図解において慣例であるよう
に、1つの図に対して、または1つの図から別の図へ、
種々の図面が同じ割合で描かれていず、特に種々の層の
厚さが図面を見やすくするために任意に描かれているこ
とに注意されたい。
【0031】
【詳細な説明】図8および図9は、図1−3のコンポー
ネントに関してこの発明に従って修正されたコンポーネ
ントの線B−Bに沿ったそれぞれ上面図および断面図で
ある。これらの図において、同じ参照符号は、図1−3
の参照符号と同様の部分を示す。図8および図9は、基
板1、ウェル2、3、および6、領域4および5、なら
びにメタライゼーションM1、M2、およびM3を再び
示す。領域7は、これらの図面に示されないが、図8の
コンポーネントの底面図が図2において表わされる底面
図と同一であることは注目されるべきである。
【0032】この発明は、ショックレダイオードD1お
よびD3、すなわち、それぞれ層および領域4、2、
1、6および5、3、1、6に対応するショックレダイ
オードへ優先トリガ領域を加えることによって前述の開
示されたコンポーネントを修正する。この優先トリガ領
域の実施例は、図8の上部分および図9の中央において
表わされる。この優先トリガ領域は、ウェル2および3
の領域4および5の近くで、ウェル2とウェル3との間
に配置された小型のP型ウェル20を含む。2つのN型
領域22および23は、ウェル20内に形成され、それ
ぞれメタライゼーションM4およびM5を介してウェル
2および3に接続される。ウェル20は、負の過電圧が
メタライゼーションM1およびM2に起こるとき、ウェ
ル20と基板1との間のブロッキング接合がウェル2お
よび3各々と基板1との間のブロッキング接合の前にア
バランシするように設計される。ショックレダイオード
S1およびS3は次に、そのそれぞれのP領域2および
3が、領域6−1−20−22および6−1−20−2
3に対応するそれぞれの補助ショックレダイオードS7
およびS8の導通によって給電されるゲート領域を構成
するサイリスタのように作用する。言換えれば、ショッ
クレダイオードS1およびS3は、ゲート電流を受ける
とすぐに非常に急速にブレークオーバする増幅ゲートサ
イリスタのように作用する。
【0033】当業者は、主要ショックレダイオードS1
およびS3に対して補助ショクレダイオードS7および
S8の感度を増加する種々の方法を知っている。
【0034】図8および図9で図示される例示のデバイ
スにおいて、この感度の増加は、領域22および23が
エミッタ短絡を含まず、一方では領域4および5がエミ
ッタ短絡を含む(示されない)事実に起因する。領域2
2および23がエミッタ短絡を含まないために、補助シ
ョックレダイオードは、主要ショックレダイオードS1
およびS3よりも低い保持電流を有する。しかし、これ
は、主要ショックレダイオードS1およびS3が導通す
るとすぐに、補助ショックレダイオードS7およびS8
が自動的にオフとなるために、欠点ではない。さらに、
2つの補助ショックレダイオードの導通は、それらのブ
ロッキング接合がウェル20と基板1との間の同じ接合
に対応するために、実際上は同時に起こる。この実際上
は同時に起こる導通は、増幅効果に応じて、主要ショッ
クレダイオードS1およびS3の実際上は同時の導通を
引起こす。
【0035】図9はまた、ウェル20の周囲のN+ 領域
25を表わす。N+ 領域25は、従来のストップチャネ
ル機能を有し、システムに適用できる電圧を増加するよ
うに設計される。
【0036】図10および図11は、優先トリガエリア
の代替の実施例を表わす。図10の実施例において、エ
ミッタ短絡領域は、N型領域4および5内に表わされ
る。上で示されるように、そのようなエミッタ短絡が、
この発明のすべての図において図示されるN型領域4お
よび5内に存在することは明らかである。さらに、図1
0において、ウェル20は、2つのサブウェル31およ
び32に分割され、その中に領域22および23がそれ
ぞれ形成される。2つのサブウェル31および32は、
ウェル2および3よりも高いドーピングレベルを有す
る、高度に(P+ )ドープされたP型領域33によって
分けられる。さらに、2つのサブウェル31および32
は、好ましくはウェル2および3ほどドープされない。
こうして、トリガは、好ましくは基板1と領域33との
間のNP+ 接合で起こる。領域31および32の低いド
ーピングレベルは、ショックレダイオードのトリガに関
係した、NPNトランジスタ22−31−1および23
−32−1の利得が増加することを引起こす。
【0037】図11の変形において、ウェル20はま
た、2つのサブウェル35および36に分割される。2
つのサブウェル35および36は、N型領域37によっ
て分けられ、そのドーピングレベルは、少なくとも種々
のN型領域4、5、22、23と同じくらい高い。この
場合、領域37が基板1よりも高度にドープされるため
に、トリガは、接合2−1および3−1より先に壊れる
PN接合35−37または36−37で起こる。
【0038】こうして図8および図9において表わされ
るコンポーネント、または図10および図11において
図示されるその変形は、所望の機能を満たし、すなわ
ち、2つのラインで同時に起こる過電圧の極性に関係な
く、2つのラインと接地との間に接続された2つの双方
向性ショックレダイオードを同時にトリガする。しか
し、そのような構造は、接地に対して1つのラインのみ
に過電圧が起こるとき、デバイスの動作を害するかもし
れない。この場合、2つのラインの間の双方向性ショッ
クレダイオードDS3より先に(または、少なくとも後
ではなく)、このラインと接地との間の双方向性ショッ
クレダイオードDS1またはDS2(図5を参照)が動
作することが望ましい。これは、図4を参照すると、シ
ョックレダイオードS5およびS6のアバランシ電圧
が、ショックレダイオードS1−S4のアバランシ電圧
と少なくとも同等でなければならないことを意味する。
これは、ショックレダイオードS5およびS6のブロッ
キング接合がウェル2および3のどちらか1つと基板1
との間の接合に対応する図1−3の構造で得られる。対
照的に、この発明に従うと、メタライゼーションM4お
よびM5の存在に起因して、このブロッキング接合は、
領域22または23とウェル20または対応するサブウ
ェルとの間の接合になる。
【0039】この欠点を避けるために、この構造を、こ
の発明に従う優先トリガエリアの部分図である図12に
おいて図示されるように修正することができる。図12
の右および左部分は、ウェル2および3と、ウェル内に
拡散され、かつメタライゼーションM1およびM2で被
覆される領域4および5とを示す。図12はまた、図8
−図11に関して前述で説明された実施例の1つに対応
する、点線で描かれ、40と参照符号を付けられた領域
内に拡散されるN型領域22および23を示す。しか
し、領域22および23は、ウェル2および3と直接に
接続されないが、その中にN型領域42が拡散される中
間のP型ウェル41を介して後者に接続される。N型領
域22は、それぞれ、第1のウェル41に接続された第
1のメタライゼーションM4を介して、次に第1の領域
42と次のウェル41との間の第2のメタライゼーショ
ンM6を介して、以下同様に(メタライゼーションM8
を介し)ウェル2に接続される。同様に、領域23は、
連続するメタライゼーションM5、M7、およびM9を
介してウェル3に接続される。好ましくは、ウェル41
は、ウェル2および3よりも低いドーピングレベルを有
する。これは、ウェル2および3の各々をデバイスの降
伏電圧を高めるツェナダイオード43を介して領域22
および23に接続することになる。
【0040】図13は、この発明の別の代替の実施例を
表わす。単一のウェル20の代わりに、優先トリガ領域
は、メタライゼーションM4およびM5を介してPウェ
ル2および3に接続されるN型領域52および53がそ
れぞれその中に配置される2つのP型ウェルを含む。ウ
ェル50および51が互いに非常に接近しているため、
ウェル50または51の1つと基板との間の接合のトリ
ガは、電荷を発生させ、この電荷が隣接したウェルの対
応する接合のトリガを直ちに引起こす。この構造は、シ
ョックレダイオードS5およびS6の降伏電圧に関する
前述の問題を解決する。
【0041】図13は、図8の実施例において用いるこ
ともできるこの発明の他の変形を図示する。より特定的
には、図13において、基板よりも高度にドープされる
N型領域54および55は、それぞれ、ウェル50およ
び51の下に設けられている。優先トリガを高める別の
方法は、基板の下側に、基板の全下表面にわたって延び
るP型領域6よりも高いドーピングレベルを有するより
深いP型エリア56を同時にまたは分けて用いることで
ある。これは、協働して補助ショックレダイオードをト
リガするPNPトランジスタ56−1−50および56
−1−51のベース幅を減少させ利得を増加させるる。
エリア56は、N型リング57によって領域6から分け
ることができる。
【0042】図14は、図10または図13の実施例と
比較できるこの発明のさらなる代替の実施例を表わす。
領域22および23も、ウェル2および3よりも低いド
ーピングレベルを有する別個のウェル60および61内
に拡散される。ウェル2および3と同じ拡散から得られ
るそれぞれの拡散された領域62および63は、ウェル
60および61と面するエリア内に形成される。この場
合、前述で示されるように、領域22および23内にエ
ミッタ短絡ホールがなく、かつ領域60および61がよ
り低いドーピングレベルを有する事実によって、優先ト
リガが引起こされ、NPNトランジスタ22−60−1
および23−61−1の利得を増加させる。領域62お
よび63が互いに接近し、かつ互いに面する事実に起因
して、一方の領域がトリガされると電荷の注入に応じて
他方の直接トリガが直ちに引起こされる。
【0043】図15は、N型領域22および23が別個
のウェルに形成されるのではなく、ウェル2および3の
面する領域内に形成される、この発明のさらに別の代替
の実施例を表わす。優先トリガは、基板よりも高度にド
ープされるN型層54および55の存在に起因して起こ
ることになる。層54および55は、領域22および2
3の下のウェル2および3と基板との間のインタフェー
スに配置される。優先トリガはまた、領域22および2
3が、領域4および5と異なり、エミッタ短絡を含まな
い事実から起こる。ここで再び、補助ショックレダイオ
ード6−1−54−2−22または6−1−55−3−
23の一方のトリガは、それらがともに接近している事
実に起因し、かつ結果として生じる電荷拡散に起因し
て、他方のショックレダイオードのトリガを引起こす。
【0044】保護コンポーネントおよびサイリスタの分
野における当業者には明らかであるように、この発明を
特定の実施例を参照して説明したが、前述の開示された
好ましい実施例には、特に、詳細に説明していないコン
ポーネントの絶縁手段および周辺部に関して、種々の修
正が行なわれてもよい。たとえば、コンポーネントは、
プレーナ、ウェル型等ではなくメサ型でもよい。さら
に、この発明に従う保護コンポーネントの種々の代替の
実施例は、ともに組合せてもよいし、前述の引用された
特許出願に記載された代替の実施例と組合せてもよい。
【0045】この発明の1つの特定の実施例をこのよう
に説明したが、種々の変更、修正、および改良は、当業
者には容易に思いつくであろう。そのような変更、修
正、および改良は、この開示の一部であると意図され、
この発明の精神および範囲内であると意図される。した
がって先の説明は単に例示するものであり、制限するも
のとしては意図されない。この発明は前掲の特許請求の
範囲およびその均等物に規定されるものとしてのみ制限
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】ヨーロッパ特許第0,600,810号におい
て開示されるコンポーネントの上面図である。
【図2】ヨーロッパ特許第0,600,810号におい
て開示されるコンポーネントの逆さまの底面図である。
【図3】ヨーロッパ特許第0,600,810号におい
て開示されるコンポーネントの断面図である。
【図4】図1−図3のコンポーネントの等価回路の図で
ある。
【図5】図1−図3のコンポーネントの等価回路の図で
ある。
【図6】双方向性ショックレダイオードの電流−電圧曲
線の図である。
【図7】保護コンポーネントをテストするための方法の
図である。
【図8】この発明に従うコンポーネントの線B−Bに沿
った上面図である。
【図9】この発明に従うコンポーネントの線B−Bに沿
った断面図である。
【図10】この発明に従うコンポーネントの代替の実施
例の断面図である。
【図11】この発明に従うコンポーネントの代替の実施
例の断面図である。
【図12】この発明に従うコンポーネントの代替の実施
例の断面図である。
【図13】この発明に従うコンポーネントの代替の実施
例の断面図である。
【図14】この発明に従うコンポーネントの代替の実施
例の断面図である。
【図15】この発明に従うコンポーネントの代替の実施
例の断面図である。
【符号の説明】
M1 前面メタライゼーション M2 前面メタライゼーション M3 背面メタライゼーション S1 主要ショックレダイオード S2 主要ショックレダイオード S3 主要ショックレダイオード S4 主要ショックレダイオード S7 補助ショックレダイオード S8 補助ショックレダイオード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クリスチャン・バロン フランス国、37000 トゥール、リュ・ジ ョリブ、75

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2対の主要ショックレダイオ
    ード(S1、S2、S3、S4)を含む保護半導体コン
    ポーネントであって、各々の対は、前面メタライゼーシ
    ョン(M1、M2)と背面メタライゼーション(M3)
    との間で先端が末端に接続された2つの並列ダイオード
    を含み、背面メタライゼーションは、2対のダイオード
    に共通であり、そのブロッキング接合が前面側の別個の
    ウェルに対応する前記主要ダイオード(S1、S3)の
    各々は、同じ極性とより低いトリガしきい値とを有する
    少なくとも一方の補助ショックレダイオード(S7、S
    8)と関連し、一方の補助ショックレダイオードのトリ
    ガは、他方の補助ショックレダイオードのトリガと、関
    連した主要ショックレダイオードのトリガとを引起こ
    す、保護半導体コンポーネント。
  2. 【請求項2】 上表面および下表面を有する、第1の導
    電型の半導体基板または第1の領域(1)と、 上表面の、第2の導電型の第2の領域(2)および第3
    の領域(3)とを含み、各々の領域は、コンポーネント
    の表面の約半分を占め、さらに各々第2および第3の領
    域内に短絡ホールを含む、第1の導電型の第4の領域
    (4)および第5の領域(5)を含み、各々は、第2ま
    たは第3の領域の表面の実質的に半分を占め、さらに下
    表面にあって、コンポーネントの実質的に全表面を占め
    る第6の領域(6)と、 短絡ホールを備えかつ第6の領域内に形成され、さらに
    突起して、第3および第4の領域を実質的に補足する、
    第1の導電型の第7の領域(7)と、 第2および第4の領域に接続された第1の接点(M1)
    と、 第3および第5の領域に接続された第2の接点(M2)
    と、 第6および第7の領域に接続された第3の接点(M3)
    とを含み、 第1および第2の、並列な、先端−末端接続のショック
    レダイオード(S1、S2)は、第1の接点と第3の接
    点との間に形成され、第3および第4の、並列な、先端
    −末端接続のショックレダイオード(S3、S4)は、
    第2の接点と第3の接点との間に形成され、第1のショ
    ックレダイオードは、第4、第2、第1および第6の領
    域に対応し、第3のショックレダイオードは、第5、第
    3、第1および第6の領域に対応し、さらに第1および
    第3のショックレダイオードの優先トリガのための構造
    を含む、過電圧保護半導体コンポーネント。
  3. 【請求項3】 優先トリガ構造は、第1および第3の領
    域に隣接した、第2の導電型の第8の領域(20)と、
    第8の領域内に配置された、短絡ホールなしの、第1の
    導電型の第9の領域(22)および第10の領域(2
    3)とを含み、第9および第10の領域は、それぞれ第
    2および第3の領域(2、3)に接続される、請求項2
    に記載のコンポーネント。
  4. 【請求項4】 基板の上表面に形成された、第2の導電
    型の第11の領域(41)と、第11の領域内に形成さ
    れた、第1の導電型の第12の領域(42)とをさらに
    含み、各々第9および第10の領域(22、23)間の
    接続と第2および第3の領域(2、3)間の接続は、第
    9、第10および第12の領域の各々を第11の隣接し
    た領域に接続する中間の接点(M4−M9)を介して行
    なわれる、請求項3に記載のコンポーネント(図1
    2)。
  5. 【請求項5】 基板よりも高度にドープされた、第1の
    導電型の第13の領域(54、55)は、第8の領域
    (20)と基板(1)との間のインタフェースに配置さ
    れる、請求項3に記載のコンポーネント(図13)。
  6. 【請求項6】 第8の領域は、第2および第3の領域よ
    りも低いドーピングレベルを有する2つのサブ領域(3
    1、32)に分割され、2つのサブ領域は、第2および
    第3の領域よりも高度にドープされた、第2の導電型の
    領域(33)によって分けられる、請求項3に記載のコ
    ンポーネント(図10)。
  7. 【請求項7】 第8の領域は、第2および第3の領域よ
    りも低いドーピングレベルを有する2つのサブ領域(3
    5、36)に分割され、2つのサブ領域は、基板よりも
    高度にドープされた、第1の導電型の領域(37)によ
    って分けられる、請求項3に記載のコンポーネント(図
    11)。
  8. 【請求項8】 第8の領域は、第2および第3の領域よ
    りも低いドーピングレベルを有する2つのサブ領域(6
    0、61)に分割され、その対面する領域は、第2およ
    び第3の領域と同じドーピングレベルを有する、第2の
    導電型の領域(62、63)を含む、請求項3に記載の
    コンポーネント(図14)。
  9. 【請求項9】 第6の領域(6)は、優先トリガ領域に
    面し、より高いドーピングレベルを有するより深い領域
    (56)を含む、請求項3に記載のコンポーネント(図
    13)。
  10. 【請求項10】 第9および第10の領域(22、2
    3)は、第2および第3の領域(2、3)に面する領域
    内に配置され、優先トリガは、基板よりも高いドーピン
    グレベルを有する、第1の導電型の第14の領域(5
    4、55)によって与えられ、前記第14の領域は、第
    9および第10の領域の下の、第2および第3の領域と
    基板との間のインタフェースに配置される、請求項2に
    記載のコンポーネント(図15)。
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