JPH0719389U - 人工芝生 - Google Patents
人工芝生Info
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- JPH0719389U JPH0719389U JP3981393U JP3981393U JPH0719389U JP H0719389 U JPH0719389 U JP H0719389U JP 3981393 U JP3981393 U JP 3981393U JP 3981393 U JP3981393 U JP 3981393U JP H0719389 U JPH0719389 U JP H0719389U
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【目的】腰が強く、いわゆるへたりもない植毛部4を形
成でき、しかも、簡単な方法で、芝部形成糸2の基布1
からの抜けも少なくできるようにする。 【構成】基布1と、この基布1に植毛して芝部を形成す
る植毛部4とから成る人工芝生において、植毛部4を、
芝部形成糸2と、基布1及び芝部形成糸2より低融点
で、加熱により融着したり収縮状に熱変形する熱変形糸
3とから形成し、この熱変形糸3の熱変形により基布1
に植毛部4を固定する。
成でき、しかも、簡単な方法で、芝部形成糸2の基布1
からの抜けも少なくできるようにする。 【構成】基布1と、この基布1に植毛して芝部を形成す
る植毛部4とから成る人工芝生において、植毛部4を、
芝部形成糸2と、基布1及び芝部形成糸2より低融点
で、加熱により融着したり収縮状に熱変形する熱変形糸
3とから形成し、この熱変形糸3の熱変形により基布1
に植毛部4を固定する。
Description
【0001】
本考案は、テニスコートや野球場などに使用される人工芝生、詳しくは、基布 に芝部を形成する芝部形成糸を植毛して成る人工芝生に関する。
【0002】
従来、テニスコートや野球場に用いられる人工芝生は、主としてポリプロピレ ン等の合成繊維からなる織り布や不織布などの基布全面に、同じくポリプロピレ ン等の合成繊維から成る芝部形成糸をタフティング機により植毛し、また、前記 基布の裏面には、ラテックスや塩化ビニルの加熱接着による裏貼りを施している 。
【0003】
ところで、従来の人工芝生では、前記基布に芝部形成糸をタフティング機によ り植毛(タフティング)し、その後に、前記基布の裏面にラテックスをコーティ ングして加熱融着させて裏貼りを行っているのであるが、芝部は、前記基布に前 記芝部形成糸を植毛するだけであるから、前記芝部を形成する植毛部の腰が弱く 、使用により復元性が低下して倒伏状になる、いわゆるへたりが生ずる問題があ ったし、また、前記裏貼りにより、ある程度の抜止強度は得られるのであるが、 未だ不十分であって、依然として前記芝部形成糸が抜ける問題もあった。
【0004】 本考案の目的は、植毛部の腰を強くでき、その復元性を強化できると共に、芝 部形成糸が基布から抜けるのを少なくできる人工芝生を提供することにある。
【0005】
本考案は、上記目的を達成するために、基布1と、この基布1に植毛して芝部 を形成する植毛部4とから成る人工芝生において、前記植毛部4を、芝部形成糸 2と、前記基布1及び芝部形成糸2より低融点で、かつ、加熱により熱変形する 熱変形糸3とから構成し、この熱変形糸3の熱変形により前記基布1に植毛部4 を固定するようにしたのである。
【0006】
本考案に係る人工芝生では、芝部を形成する植毛部4を、前記芝部形成糸2と 、前記基布1及び芝部形成糸2より低融点の前記熱変形糸3とにより形成し、こ の植毛部4の前記熱変形糸3を熱変形させ、この熱変形により前記植毛部4を前 記基布1に固定するようにしたから、前記芝部形成糸2の根元は熱変形した前記 熱変形糸3が絡み合ったり、一部または全部が融着した状態で前記熱変形糸3に より覆うことができ、従って、前記植毛部4の腰を熱変形する前記熱変形糸3の 存在で強くでき、前記植毛部4のへたりを防止できるのである。しかも、前記熱 変形糸3の熱変形で、この熱変形糸3が、前記芝部形成糸2の根元に融着または 非融着状に絡むことになり、この絡みにより、前記基布1からの前記芝部形成糸 2の抜けを少なくでき、それだけ抜止強度も向上できるのである。
【0007】
以下、本考案の実施例について図面に基づいて説明する。 先ず、図1に示すように、主としてポリプロピレン(融点168℃)等の高融 点の経糸と緯糸とを平織りに織成して基布1を形成し、この基布1に、同じくポ リプロピレン等の高融点の芝部形成糸2と、前記基布1及び芝部形成糸2より低 融点である低密度ポリエチレン(融点110℃)の熱変形糸3とを引き揃えた引 揃え糸を、タフティング機により混植状に植毛して、前記基布1に植毛部4を形 成する。
【0008】 このとき、前記芝部形成糸2は、7000デニールの太い糸を使用し、また、 前記熱変形糸3は、70〜200デニールの細い糸を使用するのが好ましく、ま た、該熱変形糸3が前記芝部形成糸2に対し、重量比が0.1〜20%となるよ うに混ぜ合わせて混植するのである。
【0009】 次に、以上のように、前記植毛部4を形成した後は、前記基布1の裏面に、主 としてラテックスを加熱接着したり、塩化ビニル等の樹脂をコーティングし、1 20℃程度に加熱して加熱融着して裏貼り層5を形成するのである。
【0010】 以上のように、ラテックスの加熱接着や、塩化ビニル樹脂の加熱融着により前 記裏貼り層5を形成するとき、この裏貼り層5を形成するために加熱する温度( 例えば120℃)が、前記植毛部4を形成する前記熱変形糸3の融点よりも高い ので、図2に示すように、前記熱変形糸3は熱変形して溶融し、前記芝部形成糸 2の根元に融着させられるのである。従って、この場合、前記熱変形糸3は溶融 するから、前記基布1の表面を溶融した前記熱変形糸3で埋めて前記芝部形成糸 2を基布1に融着することになるから、この融着により前記芝部形成糸2を前記 基布1に確固して固定できるのである。
【0011】 以上のように、本考案に係る人工芝生によれば、高融点の芝部形成糸2と、前 記基布1及び芝部形成糸2より低融点の前記熱変形糸3とを同時にタフティング して前記基布1に植毛部4を形成するから、この植毛された基布1に前記熱変形 糸3の融点より高い温度の熱をかけて、この熱変形糸3を溶融することにより、 前記芝部形成糸2の全体を前記基布1に強固に固定することができるのである。
【0012】 従って、簡単な方法で、前記芝部形成糸2の前記基布1に対する抜止強度を向 上できるし、また、前記芝部形成糸2の根元に前記熱変形糸3が融着するので、 腰を強くでき、それだけ復元性を向上できるのであって、前記植毛部4のいわゆ るへたりを少なくできるのである。また、以上のように、前記熱変形糸3を溶融 させる場合、前記裏貼り層5により前記芝部形成糸2を固定させる必要はなく、 従って、前記裏貼り層5として従来例のように抜止強度を考慮した固着性の良い ものを使用する必要がなく、それだけ裏貼り層5を安価なもので形成できる。
【0013】 尚、前記実施例では、前記熱変形糸3は、裏貼り層5を形成する際に加熱する 熱を利用したが、裏貼り層5を形成しない場合には、前記植毛部4を形成した後 に、前記熱変形糸3を加熱して溶融するようにしてもよい。
【0014】 このとき、熱処理温度は前記熱変形糸3の融点に合わせて自由に設定できるの で、裏貼り層5を形成するための加熱温度より高い融点の熱変形糸3を用いられ る。また、前記実施例では、前記熱変形糸3に融点110℃のポリエチレンを使 用したが、融点80℃のナイロンを使用してもよいし、また、低融点ポリプロピ レンを用いることもできる。
【0015】 また、前記実施例では、前記基布1に織り物を用いたが、不織布を使用しても よいし、また、前記熱変形糸3は芝部形成糸2とを引揃えて混植したが、混撚し て混植してもよい。
【0016】 また、前記実施例では、前記熱変形糸3を完全に溶融させたが、図3に示す第 2実施例のように、前記熱変形糸3を溶融させず、加熱により収縮状に熱変形さ せるだけでもよい。
【0017】 即ち、この場合、前記基布1、及び、前記芝部形成糸2にポリエステル(融点 265℃)等の高融点の糸を使用し、また、前記熱変形糸3に高密度ポリエチレ ン(融点130℃)の低融点の糸を使用し、裏貼り層5を塩化ビニル(融点16 0℃)で形成し、この裏貼り層5の加熱を120℃で行うのである。このとき、 前記熱変形糸3は、融点の温度まで達していないため、溶融することはないが、 120℃の熱により収縮状に熱変形をおこし、縮みにより前記熱変形糸3が前記 芝部形成糸2の根元付近で絡むことになるのである。
【0018】 従って、前記熱変形糸3の熱収縮による芝部形成糸2への絡みにより、前記植 毛部4の根元が強化され、腰が強くなり、その復元力を向上できるのであって、 いわゆる芝のへたりを少なくできるのであり、また、前記芝部形成糸2の根元で 前記熱変形糸3が絡まった状態になるので、前記芝部形成糸2の抜けも軽減でき るのである。
【0019】
本考案は、以上説明したように、基布1と、この基布1に植毛して芝部を形成 する植毛部4とから成る人工芝生において、前記植毛部4を、芝部形成糸2と、 前記基布1及び芝部形成糸2より低融点で、かつ、加熱により熱変形する熱変形 糸3とから構成し、この熱変形糸3の熱変形により前記基布1に植毛部4を固定 するようにしたから、前記植毛部4の前記熱変形糸3を熱変形させるだけで、前 記芝部形成糸2の根元は熱変形した前記熱変形糸3が絡み合ったり、一部または 全部が融着した状態で前記熱変形糸3により覆うことができ、従って、前記植毛 部4の腰を前記熱変形糸3の存在で強くでき、その復元力を向上して前記植毛部 4のいわゆるへたりを防止できるのである。しかも、前記熱変形糸3の熱変形で 、この熱変形糸3が前記記芝部形成糸2の根元に融着または非融着状に絡むこと になり、この絡みにより、前記基布1からの前記芝部形成糸2の抜けを少なくで き、それだけ抜止強度を向上できるのである。
【提出日】平成6年8月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【0018】 従って、前記熱変形糸3の熱収縮による芝部形成糸2への絡みにより、前記植 毛部4の根元が強化され、腰が強くなり、その復元力を向上できるのであって、 いわゆる芝のへたりを少なくできるのであり、また、前記芝部形成糸2の根元で 前記熱変形糸3が絡まった状態になるので、前記芝部形成糸2の抜けも軽減でき るのである。さらに、前記芝部形成糸2及び熱変形糸3の間に砂を敷き詰めた場 合には、前記熱変形糸3が熱収縮により前記芝部形成糸2より短くなって、前記 砂の中に埋め込まれる状態となり、さらに、前記熱変形糸3は、熱収縮により様 々な形に変形することから、砂が移動しようとするときに大きな抵抗となるので ある。従って、熱収縮した前記熱変形糸3により砂の移動を抑制できるので、砂 の減少を抑制でき、砂を敷き詰めた芝生の整備もそれだけ簡単にできるのである 。
【図1】本考案の人工芝生の第1実施例における熱処理
前の状態を示す部分断面図。
前の状態を示す部分断面図。
【図2】第1実施例における熱処理後の状態を示す部分
断面図。
断面図。
【図3】第2実施例における熱処理後の状態を示す部分
断面図。
断面図。
1 基布 2 芝部形成糸 3 熱変形糸 4 植毛部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年7月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
Claims (1)
- 【請求項1】基布(1)と、この基布(1)に植毛して
芝部を形成する植毛部(4)とから成る人工芝生であっ
て、前記植毛部(4)は、芝部形成糸(2)と、前記基
布(1)及び芝部形成糸(2)より低融点で、かつ、加
熱により変形する熱変形糸(3)とから成り、この熱変
形糸(3)の熱変形により前記基布(1)に植毛部
(4)を固定していることを特徴とする人工芝生。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993039813U JP2536315Y2 (ja) | 1993-07-21 | 1993-07-21 | 人工芝生 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993039813U JP2536315Y2 (ja) | 1993-07-21 | 1993-07-21 | 人工芝生 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0719389U true JPH0719389U (ja) | 1995-04-07 |
| JP2536315Y2 JP2536315Y2 (ja) | 1997-05-21 |
Family
ID=12563416
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993039813U Expired - Lifetime JP2536315Y2 (ja) | 1993-07-21 | 1993-07-21 | 人工芝生 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2536315Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012026130A (ja) * | 2010-07-22 | 2012-02-09 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 人工芝および同人工芝の製造方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60151362A (ja) * | 1984-01-17 | 1985-08-09 | 森田産業株式会社 | パイル構造物 |
| JPH0158693U (ja) * | 1987-10-01 | 1989-04-12 |
-
1993
- 1993-07-21 JP JP1993039813U patent/JP2536315Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60151362A (ja) * | 1984-01-17 | 1985-08-09 | 森田産業株式会社 | パイル構造物 |
| JPH0158693U (ja) * | 1987-10-01 | 1989-04-12 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012026130A (ja) * | 2010-07-22 | 2012-02-09 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 人工芝および同人工芝の製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2536315Y2 (ja) | 1997-05-21 |
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