JPH0719593Y2 - 噴射洗浄、エアブロー等のための被搬送品の傾斜装置 - Google Patents

噴射洗浄、エアブロー等のための被搬送品の傾斜装置

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JPH0719593Y2
JPH0719593Y2 JP3907789U JP3907789U JPH0719593Y2 JP H0719593 Y2 JPH0719593 Y2 JP H0719593Y2 JP 3907789 U JP3907789 U JP 3907789U JP 3907789 U JP3907789 U JP 3907789U JP H0719593 Y2 JPH0719593 Y2 JP H0719593Y2
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達郎 早川
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Trinity Industrial Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、噴射洗浄、エアブロー等のための被搬送品の
傾斜装置に係り、より詳しくは洗浄液の噴射をする洗浄
室やエアの吹き付けをするエアブロー室の中に搬送され
る製品を、それらの効果を高めるべくそれら部屋内で傾
斜させる被搬送品の傾斜装置に関する。
本考案は、とりわけ洗浄室とエアブロー室を並設した洗
浄装置に有用である。
(従来の技術) 従来のかかる洗浄装置は、例えば実開昭58−156579号、
実開昭58−156580号および実開昭61−102282号の各公報
に示されるように、製品例えば自動車部品をコンベヤ装
置により、まず洗浄室内続いて隣りのエアブロー室内に
順次搬送するとともに、洗浄室においては洗浄液をノズ
ルより被処理品に向けて噴射して洗浄し、またエアブロ
ー室においてはエアあるいは蒸気をノズルより洗浄され
た被処理品に向けて吹き付けて、被処理品表面の洗浄液
を流し落とす機構のものであった。
そして洗浄装置には、さらに、エアや洗浄液をノズルに
供給するためのダクトや配管を昇降可能に取り付け、製
品が所定位置に搬送されたとき下降しそして昇降終了後
上昇する機構を備えたものがあり、よく利用されてい
る。
また、ノズルは、製品の周囲になるべく多くの方向より
洗浄液噴射またはエアブローしうるように配置され、特
に最近の洗浄装置では、ノズルを製品の下側に多くは斜
め下方に取り付け、下方からの噴射洗浄、エアブローを
可能としたものも開発されている。この場合、製品搬送
のためのパレットには、格子様に組まれた枠体または穴
開きパレット等が用いられる。
(考案が解決しようとする課題) 而して、この種の洗浄装置において、洗浄効果およびエ
アブロー効果をより一層高める方法として、例えば搬送
時の態勢そのままでなく、製品の姿勢を変えて、好まし
くは製品より下方のノズル側に向くように製品を傾斜さ
せて噴射洗浄やエアブローを行なう手段が考えられる。
特に、傾斜姿勢でのエアブローは、製品の内部や凹部に
溜った洗浄液をうまく吹き落とすことができ、水分除去
効果の向上にとってとりわけ効果的である。
しかし、ただ単に、例えばパレットグリップ手段や傾斜
用シリンダ等からなる製品搬送用パレットの傾斜装置を
洗浄装置のエアブロー室内に装備するとすれば、次のよ
うな問題が生じる。
精度のよいエアブローや洗浄液噴射を確保するべく、搬
送されるパレットを所定位置に正確に停止させる位置決
め装置並びにその停止の解除装置をパレット搬送路に備
えることが必ず必要とされる。
したがって、パレットの位置決め装置等と傾斜装置の双
方の装備は装置全体をより複雑なものにし、また設計上
の制約により両装置の兼備が不可能または実用上極めて
不便なものとなる場合がある。
その上、傾斜装置を備えパレットを傾斜姿勢に保つこと
を可能としても、パレット位置決め装置の部材が邪魔と
なって、ノズルからのブローエアや噴射洗浄液が製品に
うまく届かず、期待されるところの効果の向上が不充分
になる虞れがある。
さらに、パレットの位置決めに続いてパレットを傾斜さ
せるプロセスとなるが、一旦位置決めをした後にパレッ
トを傾斜させると、どうしても所定の位置から外れてい
わゆる位置ずれを起こし易いので、これを防止するため
の工夫も必要とされる。
本考案は、上述の事情を考慮してなされたもので、その
目的とするところは、前記の問題を解消し、傾斜姿勢の
保持によりエアブローや噴射洗浄等を、他の部材に邪魔
されず、十分に効果的に行ないうるようにすることがで
き、かつ搬送用パレット自体の位置決めも併せて可能で
あり、しかも装置全体がいたって簡単である、噴射洗
浄、エアブロー等のための被搬送品の傾斜装置を提供す
ることにあり、その技術的課題は、単一の部材構成でパ
レットの傾斜機能とその位置決め機能を兼ね備えるよう
にすることにある。
(課題を解決するための手段) 本考案は、搬送用パレットを受ける治具について、エア
ブロー等の効果向上のための一の傾斜姿勢に加えて、そ
れと反対向きの傾斜姿勢によりパレットのストッパの役
割を果たさせるようにしたものである。
すなわち、本考案に係る噴射洗浄、エアブロー等のため
の被搬送品の傾斜装置は、洗浄室、エアブロー室等にお
いて噴射洗浄、エアブロー等のため、搬送されるパレッ
ト上の製品を停止かつ傾斜させる装置において、 パレットの搬送面よりやや下方に位置しかつストッパ部
をパレット進行側に有するパレット受け治具と、 該パレット受け治具をその重心よりパレット到来側の個
所にて回動自在に支持する支持手段と、 前記パレット受け治具のパレット進行側部分の下面に当
接し、回転によって同受け治具を傾斜させて前記ストッ
パ部をパレット搬送面より上方に突出可能とするカム手
段と、 前記支持手段を昇降させ、前記パレット受け治具をその
パレット到来側部分がそのパレット進行側部分より高く
傾斜可能とするリフト機構を備えてなることを特徴とす
るものである。
パレット受け治具は、例えばパレットの搬送コンベアの
上面よりやや下方に位置し、ストッパ部をパレット進行
側に通常そちら側の端部に有してなる。別のストッパ部
をパレット進行側に、パレットをうまく係合する位置に
有していてもよい。受け治具は、パレット全体を支持す
る単一の部材であっても、また複数の部材をパレット幅
方向に配列し連接材により一体に結合してパレット全体
を支持しうるようにしたものであってもよい。しかし、
後者の場合、製品の下側からのエアブローや液噴射を確
実とするべく、パレット受け治具はパレットと同様、格
子形等の枠体構造である必要がある。
パレット受け治具の支持手段は、受け治具をその重心よ
りパレット到来側の個所にて回動自在に支持するもの
で、例えば支持軸、軸受等から構成される。従って、受
け治具は、その重力により常時、パレット到来側が高く
パレット進行側が低く傾斜する姿勢にあらんとする方向
に回動しようとする構成にある。
カム手段は、例えば、パレット受け治具のパレット進行
側部分の下面に当接する特殊形状のストッパカムと、該
ストッパカムを回転させる回転装置(結合軸など)から
構成される。ストッパカムの外形は、カムの回転によ
り、当接するパレット進行側部分を起こして、パレット
受け治具をパレット進行側が到来側より高く傾斜させ、
進行側部分のストッパ部をパレット搬送面より上方に突
出させうるものであればよい。
リフト機構は、例えば、前記支持手段を昇降可能とする
シリンダ装置で構成される。支持手段の昇降により、同
時にパレット受け治具が上述のように回動し、パレット
到来側がパレット進行側より高く傾斜するようになる。
従って、この回動を止め、所望の傾斜姿勢を一定に保つ
べく、受け治具ストッパをパレット受け治具の進行側部
分の下側に、受け治具と一緒に昇降するように設けるの
が好ましい。
(作用) 本考案の装置では、パレット受け治具をパレット搬送面
のやや下方に待機させておき、パレットが搬送されてき
たとき、カム手段の働きによりパレット受け治具を傾斜
させ、そのストッパ部を搬送面より上方に突出させ、パ
レットを係止することができる。即ち、パレットを所定
の位置に停止することができる。
続いて、リフト機構の作動により受け治具の支持手段を
上昇させると、同時にパレット受け治具がその重力作用
により回動し、パレット到来側が進行側より高い姿勢に
大きく傾斜する。従って、エアブロー用ノズル等を予め
パレット搬送面より進行側に斜め下方に設けて置くこと
により、上記の姿勢に傾斜したパレット上の製品の下面
を該ノズルに向けることができ、エアブロー等を効果的
に行なうことができる。
しかも、支持手段の上昇時、パレット受け治具が回動し
ても、ストッパ部によるパレットの係止が解除されない
ので、最初に位置決めされたパレットの位置をそのまま
維持することができ、よってエアブロー等を所定の通り
正確に行なうことができる。この作用、機能は、支持手
段の下降時においても同様に発揮される。従って、パレ
ットの傾斜動作に影響されることなく、その位置決めさ
れた位置を外れることなく安定に保つことができる。
さらに、支持手段の下降に続いて、カム手段の逆回転動
作をすると、パレット受け治具が重力作用による回動を
し、ストッパ部によるパレットの係止が外れる。すなわ
ち、パレットが傾斜姿勢から搬送のための水平姿勢に再
び戻る動作と連係して、パレットの係止を解く動作も同
時に行なわれる。このように、終了動作を含め、本考案
の装置は、すべて円滑かつ簡便に動作するものとなって
いる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面により説明する。
実施例は、第5図に示す洗浄装置に適用したものであ
る。この装置は、洗浄室1とエアブロー室2を並設し、
コンベア装置3を両部屋にわたって据え付けてなり、そ
の作動によりパレット4上の製品Aを矢印X方向に搬送
し、洗浄室1において配管25と接続されたノズル23・・
・より、製品Aに向けて洗浄液を噴射し、続いてエアブ
ロー室2においてダクト24と接続されたノズル21・・
・、22・・・より、洗浄された製品Aに向けてエアを吹
き付けて、製品表面の水気を流し落とすものである。な
お、ノズル21・・およびノズル23・・は、製品Aの搬送
の邪魔とならぬよう、昇降手段26、27により上下動可能
となっている。
洗浄室1では、パレット4の搬送を停止、その位置決め
を行なうためのストッパ部材19を備えてなり、一方エア
ブロー室2では、実施例の傾斜装置を備えかつ製品Aの
下面に向くノズル20をパレット搬送面の斜め下方に(到
来側に)取り付けてなる。実施例の装置を洗浄室1にも
適用してよいことは言うまでもない。
第1図に示される実施例の傾斜装置は、パレット受け治
具5とその支持手段、およびカム手段並びにリフト機構
などからなる。パレット受け治具5は、二個の部材5a、
5bを連接棒10・・により一体に結合して成り、そしてそ
の重心よりパレット到来側に位置する支持軸11を中心と
して軸受12により回動自在に(矢印±a方向、第3図参
照)支持されている。すなわち、受け治具5は、通常
時、その進行側部分6が沈み反対側の到来側部分7が起
き上るように回動せんとするようになっている。また、
受け治具5は、ストッパ部8を進行側部分6の端部に、
またストッパ部9を到来側部分7の端部に有してなる。
また、軸受12を支持する構造体13を矢印±yの上下方向
に往復動しうるべく、メインシリンダ14と両側のガイド
ブラケット15、15を備えてなる。
さらに、へん平な卵形状のストッパカム16を受け治具5a
の進行側部分6の下面に当接して、接続軸17からの力に
より矢印±p方向に回転可能に設けてなる。カム16の回
転は、洗浄室1のストッパ部材19の動作と連動するよう
になっている。カム16の他に、構造体13と結合する受け
治具ストッパ18をも進行側部分6の下側に備えてなる。
次に、実施例装置の動作を説明する。
第2図に示すように、動作前、パレット受け治具5は水
平に保たれている。そして洗浄室1よりパレット4が搬
送される段階において、ストッパカム16を矢印±p方向
に回転させ、カム突出端の押しにより受け治具5を進行
側部分6を起こすように回動させ、第3図に示すように
ストッパ部8がパレット搬送面より上方に突出する姿勢
に傾斜させる。従って、コンベア3上に搬送されてきた
パレット4は、突出したストッパ部8により係止され、
その位置決めがなされる。
続いて、シリンダ14の作動により、支持軸11、構造体13
等を上昇させると、同時にパレット受け治具5が矢印±
a方向に回動し、第4図に示すような、到来側部分7が
進行側部分6より高い姿勢にまで傾動する。この場合、
ストッパ18は、受け治具5を支持してこの傾斜姿勢を保
つ。次いで、第4図の傾斜姿勢を維持したまま、ノズル
20よりエアを製品Aの下面に向けて吹き付ける。
エアブロー作業の終了の後、シリンダ14の作動により、
支持軸11および構造体13等を矢印−y方向に下降させ、
同時に受け治具5が矢印−a方向に回動するが、その後
カム16を矢印−p方向に回転させて再び第1図の水平姿
勢に戻る。
しかる後、エアブローされた製品Aは搬出される。
而して、実施例の装置では、エアブローの効果をより一
層向上させ、かつ作業を大変円滑に進めることができ
た。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案に係る噴射洗浄、エアブロ
ー等のための被搬送品の傾斜装置は、パレット上の製品
を傾斜させ、製品下面を特にパレット搬送面より進行側
に斜め下方のエアブロー用ノズル等に向けることがで
き、エアブローや噴射洗浄等を十分に効果的に行なうこ
とができる。
しかも、傾斜姿勢においてもパレットはストッパ部のみ
で係止されるため、製品の下面全体に向けてエアブロー
や洗浄液噴射等を行なうことができ、さらに別途特別な
位置決めを設ける必要が無いため、それら等の他の部材
に邪魔されずにエアブロー等を行ないことができる。
また、本考案の装置では、パレット受け治具の傾動に伴
うそのストッパ部の突出、引っ込みによって、パレット
を所定の位置に停止することができ、その位置決め動作
も併せて可能である。
しかも、傾斜動作に影響されずに、最初に位置決めされ
たパレットの位置をそのまま維持することができ、よっ
てエアブロー等を所定の通り正確に行なうことができ
る。
さらに、本考案の装置は、すべての動作が円滑かつ簡便
であり、傾斜のためのリフト機構の昇降ストロークも短
くてすみ、性能上優れている。
その上、本考案の装置は、単一の部材構成によるパレッ
トの傾斜機能とその位置決め機能の兼備により、装置全
体がいたって簡単、小型であり、経済的に大変有利であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の傾斜装置を示す斜視図、 第2図ないし第4図は第1図の装置の一連の動作を示す
正面図、 第5図は第1図の装置をエアブロー室に備えた洗浄装置
を示す概略図である。 図中、 1……洗浄室 2……エアブロー室 3……コンベア装置 4……パレット 5(5a、5b)……パレット受け治具 6……進行側部分 7……到来側部分 8……ストッパ部 9……ストッパ部 11……支持軸 14……シリンダ 16……ストッパカム 20……エア噴射ノズル X……パレット搬送方向 ±a……パレット受け治具の回動方向 ±p……ストッパカムの回転方向 ±y……シリンダの昇降方向 A……製品

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送されるパレット上の製品を噴射洗浄、
    エアブロー等のために停止かつ傾斜させる装置におい
    て、 パレットの搬送面よりやや下方に位置しかつストッパ部
    をパレット進行側に有するパレット受け治具と、 該パレット受け治具をその重心よりパレット到来側の個
    所にて回動自在に支持する支持手段と、 前記パレット受け治具のパレット進行側部分の下面に当
    接し、回転によって同受け治具を傾斜させて前記ストッ
    パ部をパレット搬送面より上方に突出可能とするカム手
    段と、 前記支持手段を昇降させ、前記パレット受け治具をその
    パレット到来側部分がそのパレット進行側部分より高く
    傾斜可能とするリフト機構を備えてなることを特徴とす
    る噴射洗浄、エアブロー等のための被搬送品の傾斜装
    置。
JP3907789U 1989-03-31 1989-03-31 噴射洗浄、エアブロー等のための被搬送品の傾斜装置 Expired - Lifetime JPH0719593Y2 (ja)

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JPH02129291U JPH02129291U (ja) 1990-10-24
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