JPH0719610Y2 - 絞り加工用ビスホール付きパイプ - Google Patents

絞り加工用ビスホール付きパイプ

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JPH0719610Y2
JPH0719610Y2 JP3423791U JP3423791U JPH0719610Y2 JP H0719610 Y2 JPH0719610 Y2 JP H0719610Y2 JP 3423791 U JP3423791 U JP 3423791U JP 3423791 U JP3423791 U JP 3423791U JP H0719610 Y2 JPH0719610 Y2 JP H0719610Y2
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JP
Japan
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pipe
screw hole
wall
ballaster
screw holes
Prior art date
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Application number
JP3423791U
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JPH04125007U (ja
Inventor
寛次 小森
幸一 立仙
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Nippon Light Metal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Light Metal Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は内部にビスホールを一体
に有する絞り加工用ビスホール付きパイプに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来から、高欄、フェンスのバラスター
等に使用されるこの種の加工用ビスホール付きパイプと
しては種々提案されており、その一例として実開昭54
−124044号公報が知られている。このビスホール
付きパイプは、押し出し形成されたパイプの内部中央に
ビスホールを設け、このビスホールとパイプ内壁とを屈
曲した複数の支壁によって連結し、かつパイプ内壁と支
壁との連結部、ビスホールと支壁との連結部および支壁
の屈曲頂部の肉厚をそれぞれ薄く形成することにより、
装飾模様を施すため絞り加工を行なう際、支壁を容易に
屈折させ外観体裁の良好なパイプを得るように構成した
ものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のビスホール付きパイプにあってはビスホールが
1つであると組付時に止めねじを締め付けるとねじとビ
スホールとの間の摩擦力によってパイプが回転したり捩
れたりするという問題があった。また、バラスターとし
て使用する際にも触るとバラスターがビスホールを中心
として回転する。さらに従来の2つのビスホール付きパ
イプは絞り加工時における支壁の変形の容易性のみしか
考慮しておらず、そのためビスホールが容易に変形せず
支壁に作用する外力の吸収効果が少なく、大きな締付け
力を必要とする上、絞り部分の形状が均一にならず、ま
た左右対称な断面形状でないため押出加工および絞り加
工時に捩れ易い等の問題があった。
【0004】したがって、本考案は上記したような従来
の問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするとこ
ろは、ビスホールおよび支壁の変形を容易にして絞り後
の外観形状を向上させると共に、押出加工および絞り加
工時に捩れが発生しないようにした絞り加工用ビスホー
ル付きパイプを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は上記目的を達成
するためになされたもので、その第1の考案は、パイプ
の内部でパイプ中心からずれた位置に互いに離間し連結
板によって連結された2つのビスホールを設け、これら
のビスホールとパイプ内壁とを支壁によって連結してな
り、前記支壁は屈曲または湾曲形成され、かつ前記ビス
ホール、連結板および支壁はパイプ中心を通りパイプと
直交するある任意の線に対して対称に形成されているも
のである。第2の考案は、上記第1の考案において、前
記ビスホールは湾曲頂部が薄肉部とされ、前記支壁はビ
スホールとの連結部、パイプ内壁との連結部および屈曲
頂部がそれぞれ薄肉形成されているものである。
【0006】
【作用】本考案において、ビスホールの湾曲頂部に設け
られた薄肉部は絞り加工時にビスホールの屈折を容易に
し、かつ前記支壁の屈曲頂部、支壁とビスホールとの連
結部および支壁とパイプ内壁との連結部を各々薄肉部と
して屈曲を容易にして支壁に加わる外力を吸収し、変形
を容易にする。ビスホール、連結板および支壁は線対称
に形成されることにより、押出加工および絞り加工時の
パイプの捩れを防止する。
【0007】
【実施例】以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて
詳細に説明する。図1は本考案に係る絞り加工用ビスホ
ール付きパイプを高欄のバラスターに適用した場合の一
実施例を示す平面図、図2は高欄の要部正面図、図3は
バラスターの絞り加工を説明するための図である。図2
において、1は橋桁、2は橋桁1の両側に適宜間隔をお
いて立設された支柱で、この支柱2間にはトップレール
3とボトムレール4が上下に略々平行に対向するように
架設されている。またトップレール3とボトムレール4
間には複数個のバラスター5が橋桁1の長手方向に適宜
間隔をおいて設けられている。
【0008】前記バラスター5は、アルミ合金、ステン
レス等からなる断面形状が円形の押出型材で製作され
て、後加工により中央部に装飾効果を高めるため絞り部
6が設けられ、上端が前記トップレール3の下面に設け
られた不図示のバラスターアングルにビス止め固定さ
れ、下端がボトムレール4の上面に同じくビス止め固定
されている。バラスター5の内部には図1に示すように
2つのビスホール7a、7bと、これらのビスホール7
a、7bをバラスター5の内壁面に連結する一対の支壁
8a,8bおよびビスホール7a、7b同士を互いに連
結する連結板9がバラスター5と直交し中心0を通る任
意の直線Lに対して線対称になるように形成されてい
る。これらのビスホール7a、7b、支壁8a、8bお
よび連結板9はバラスター5の押出成形と同時に一体に
形成されている。
【0009】ビスホール7a、7bは一部周面が全長に
亙って切欠き開放された円筒状に形成されることによ
り、長手方向と直交する断面形状がC字状とされ、前記
直線Lを挟んでその両側にバラスター5の中心0から略
等距離はなれて、かつ開放部10を前記直線Lと平行で
同一方向に向けて配置されている。そして、各ビスホー
ル7a、7bの前記開放部10とは反対側は湾曲頂部1
1とされ、この湾曲頂部11は内面に溝12がバラスタ
ー5の長手方向全長に形成されることにより薄肉部を形
成しており、これによって絞り加工時の屈折を容易にし
ている。但し、溝12は湾曲頂部11の内面に限らず、
外面に形成されるものであってもよい。
【0010】バラスター5の内壁面とビスホール7a、
7bを連結する一対の支壁8a、8bは前記直線Lを挟
んで左右対称な「へ」(または「く」)の字状に形成さ
れており、その屈曲頂部13が前記開放部10と同方向
とされている。また、前記屈曲頂部13、各支壁8a、
8bとビスホール7a、7bとの連結部14および支壁
8a、8bとバラスター5の内壁面との連結部15はそ
れぞれ薄肉形成されており、これによって絞り加工時の
支壁8a、8bの屈折を容易にしている。支壁8a、8
bの肉厚(板厚)t1は0.9mm程度、屈曲部13お
よび連結部14、15の肉厚t2は0.7mm程度とさ
れる。
【0011】連結板9は全幅に亙って均一な板厚(t3
=0.9mm程度)の平板状に形成されて前記直線Lと
直交するようバラスター5の中央に位置している。な
お、前記連結部14、15は連結板9の中心線延長上に
略位置している。
【0012】バラスター5の絞り部6の絞り加工に際し
ては、図3に示すように加圧面が所定形状に形成された
複数個、例えば周方向に等分割された4つの円弧状金型
16でバラスター5の周面を取り囲み、これらの金型1
6を中心方向に向かって均等に加圧しながら、かつバラ
スター5を回転させて絞り部6を所定形状に絞る。この
時、絞り加工される部分の支壁8a、8bは、絞り部6
が内側に引っ張られて変形することにより屈折するが、
この屈折は連結部14、15が薄肉形成されていること
から容易で金型16の締付け力に対する反力を弱める。
したがって、ビスホール7a、7bへの外力の伝達が少
ない上、絞り加工部分の肉が引っ張られるのを防止す
る。この結果、連結部15に対応する絞り部6の表面に
鋳込時のヒケに似た凹みが生じたりすることがなく、外
観の良好な絞り部6を形成することができる。さらに、
支壁8a、8bの屈折により、ビスホール7a、7bへ
の外力の伝達が少なく、その上湾曲頂部11が薄肉部を
形成しているため、外力を受けてもこの湾曲頂部11を
屈曲点として開放部10が閉じるように変形して支壁8
a、8bに加わる外力を吸収する。この結果、締付け力
が小さくてすみ、容易に絞り加工を行なうことができ、
またビスホール7a、7bの位置ずれを防止する。さら
に、ビスホール7a、7b、支壁8a、8bおよび連結
板9を線対称に形成しておくと、押出成形時および絞り
加工時のビスホール7a、7bの捩れが少なく、正確な
ビス止め作業を可能にする。加えて、ビスホール7a、
7bは2つ設けられているので、ビス止めした際のバラ
スター5の回転を防止することができる。
【0013】なお、上記実施例はバラスター5を断面形
状が円形のパイプで構成した場合について説明したが、
多角形、楕円形等種々の断面形状を有するものにも適用
実施し得ることは勿論である。
【0014】
【考案の効果】以上説明したように本考案に係る絞り加
工用ビスホール付きパイプによれば、押出加工および絞
り加工時の捩れの発生が少なく、品質良好なパイプを得
ることができ、また、絞り加工時の支壁およびビスホー
ルの変形が容易で外観形状の良好なパイプを提供するこ
とができる。さらに、組立時(使用時)等においてビス
ホールを中心として回転したり捩れたりするのを確実に
防止することができ、取り付け作業が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る絞り加工用ビスホール付きパイプ
を高欄のバラスターに適用した場合の一実施例を示す平
面図である。
【図2】高欄の要部正面図である。
【図3】バラスターの絞り加工を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
1 橋桁 2 支柱 3 トップレール 4 ボトムレール 5 バラスター 6 絞り部 7a、7b ビスホール 7a、8b 支壁 9 連結板 10 開放部 11 湾曲頂部 13 屈曲頂部 14、15 連結部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パイプの内部でパイプ中心からずれた位
    置に互いに離間し連結板によって連結された2つのビス
    ホールを設け、これらのビスホールとパイプ内壁とを支
    壁によって連結してなり、前記支壁は屈曲または湾曲形
    成され、かつ前記ビスホール、連結板および支壁はパイ
    プ中心を通りパイプと直交するある任意の線に対して対
    称に形成されていることを特徴とする絞り加工用ビスホ
    ール付きパイプ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の絞り加工用ビスホール付
    きパイプにおいて、前記ビスホールは湾曲頂部が薄肉部
    とされ、前記支壁はビスホールとの連結部、パイプ内壁
    との連結部および屈曲頂部がそれぞれ薄肉形成されてい
    ることを特徴とする絞り加工用ビスホール付きパイプ。
JP3423791U 1991-04-17 1991-04-17 絞り加工用ビスホール付きパイプ Expired - Lifetime JPH0719610Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3423791U JPH0719610Y2 (ja) 1991-04-17 1991-04-17 絞り加工用ビスホール付きパイプ

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JP3423791U JPH0719610Y2 (ja) 1991-04-17 1991-04-17 絞り加工用ビスホール付きパイプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04125007U JPH04125007U (ja) 1992-11-13
JPH0719610Y2 true JPH0719610Y2 (ja) 1995-05-10

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