JPH07197014A - 熱膨張性シーリング剤 - Google Patents

熱膨張性シーリング剤

Info

Publication number
JPH07197014A
JPH07197014A JP25894A JP25894A JPH07197014A JP H07197014 A JPH07197014 A JP H07197014A JP 25894 A JP25894 A JP 25894A JP 25894 A JP25894 A JP 25894A JP H07197014 A JPH07197014 A JP H07197014A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vinylidene chloride
expandable
particles
resin particles
foaming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP25894A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukiya Saho
幸也 佐保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP25894A priority Critical patent/JPH07197014A/ja
Publication of JPH07197014A publication Critical patent/JPH07197014A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Building Environments (AREA)
  • Sealing Material Composition (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 膨張後、熱収縮のない熱膨張性シーリング剤
を得る。 【構成】 部分架橋した塩化ビニリデン系樹脂粒子に発
泡剤を均一に含有させ、発泡時に架橋構造により安定化
された多泡質構造となる、発泡性塩化ビニリデン系樹脂
粒子をあるいはその予備発泡粒子を含有することを特徴
とする熱膨張性シーリング剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱膨張性シーリング剤
に関する。
【0002】
【従来の技術】シーリング剤は建築分野のガラス留め、
メタルカーテンウォール、PCカーテンウォールの目
地、ALCパネルの目地、コンクリート/プレキャスト
コンクリートの目地、スレート板の目地、サッシ回りの
目地部分などをはじめ、車両、船舶、航空機等工業上幅
広く利用されている。
【0003】シーリング剤はジョイント部分の気密や水
密を保つのが大きな目的であるが、施工時及び火災時の
シーリング性を高める目的で熱膨張性シーリング剤が提
唱されている。具体的な事例として、施工時にシーリン
グ剤を隅々まで注入させ良好なシール効果を得るため、
特開昭49ー32950号公報等では重炭酸ソーダのよ
うな無機物や、アゾヘキサヒドロベンゾニトリル等の有
機物を含有し発泡性を持たせもの、さらに特開昭55ー
92779号公報などでは発泡剤を含有する熱可塑性樹
脂マイクロカプセルを配合した熱膨張性シーリング剤が
提案されている。
【0004】また、特開昭51ー151746号公報な
どのように、外部からの火災時の高熱でシーリングした
継ぎ目部に隙間が生じ、裏面の温度が上がり火災の拡大
に到るのを防ぐため、熱膨張性を有する防火シーリング
剤が提唱されている。この中ではメラミン、ジシアンジ
アミドなどのように、加熱分解しガスを放出する機能を
有するものを配合し発泡性を持たせている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開昭
49ー32950号公報や特開昭51ー151746号
公報などのように分解性化合物を配合したものは発泡性
は良好なものの、分解ガスが抜けやすく収縮しやすい上
に、発泡剤の経時的分解による発泡性の劣化が避けられ
ない。また、特開昭55ー92779号公報など記載の
発泡性を有する熱可塑性樹脂マイクロカプセルを配合し
たものは、発泡した際に収縮しやすいため発泡性シーリ
ング剤としての機能が不十分である。
【0006】
【問題を解決するための手段】本発明者は、これら従来
の方法の問題点を鑑み、施工時にシーリング剤を隅々ま
で注入させ良好なシール効果を得る事ができる熱膨張性
シーリング剤であり、また、火災時の高熱でシーリング
した継ぎ目部に隙間が生じ、裏面の温度が上がり火災の
拡大に到るのを防ぐといった防火シーリング剤としての
機能も十分に発揮する熱膨張性シーリング剤を見出し、
本発明を完成した。
【0007】すなわち本発明は、部分架橋した塩化ビニ
リデン系樹脂粒子に発泡剤を均一に含有させ、発泡時に
架橋構造により安定化された多泡質構造となる発泡性塩
化ビニリデン系樹脂粒子あるいはその予備発泡粒子を配
合してなることを特徴とする熱膨張性シーリング剤であ
る。本発明で用いられる発泡性塩化ビニリデン系樹脂粒
子は、特開昭63ー122745号公報、特開昭63ー
122713号公報、特開平04ー085343号公報
等に記載されている。
【0008】本発明で用いられる発泡性塩化ビニリデン
系樹脂粒子とは部分架橋した非晶質の塩化ビニリデン系
共重合体に発泡剤を樹脂層全体に均一に含浸したもので
ある。非晶質の塩化ビニリデン系共重合体は10重量%
以上85重量%以下の塩化ビニリデンを15重量%以上
90重量%以下の他のモノマーと共重合することにより
得られる。塩化ビニリデン含有量が10重量%以下であ
ると発泡体の強度が低下し、85重量%以上では結晶性
となり発泡剤の均一な含浸が困難になる。
【0009】塩化ビニリデンと共重合可能な他のモノマ
ーとしては塩化ビニル、(メタ)アクリロニトリル、ス
チレン及びその誘導体、アクリル酸メチル、メタクリル
酸メチル等の(メタ)アクリル酸エステル類、N−フェ
ニルマレイミド等のN−置換マレイミド類等を挙げるこ
とができる。これらは単独、もしくは2種以上を併用し
てもよい。
【0010】本発明の目的を達成するためには、発泡性
塩化ビニリデン系樹脂粒子が発泡時に架橋構造により安
定化された多泡質構造となることが必要である。単に発
泡剤をカプセル化したものでは発泡した際に単一気泡と
なるため収縮しやすくなる。多泡質構造であり、かつ架
橋構造により安定化するようにしたことではじめて本発
明の目的が達成される。
【0011】架橋構造にするためにはジビニルベンゼン
やエチレングリコールジアクリレート等の種々の2官能
性モノマーを共重合する。架橋の程度は発泡性粒子をテ
トラヒドロフラン等の塩化ビニリデン系共重合体の良溶
媒に対する不溶部分の割合(ゲル分率)で定量できる。
好ましいゲル分率は20%以上90%以下である。ゲル
分率が20%未満では発泡後にへたりやすく、また発泡
体の強度が小さい。ゲル分率が90%以上では発泡性が
低下する。また、塩化ビニリデン系共重合体の重合方法
は懸濁重合、乳化重合、溶液重合など公知の重合方法が
使用できるが、重合体が粒子状で得られる懸濁重合が最
も好ましい。
【0012】一方、多泡質構造とするためには樹脂粒子
が発泡剤を均一に含有することが必要である。得られた
塩化ビニリデン系樹脂粒子に発泡剤を均一に含有させる
方法としては樹脂粒子と発泡剤を気体状、液体状で直接
接触させる直接含浸法や樹脂粒子の水スラリーに発泡剤
を添加する水中懸濁含浸法、さらに重合時に発泡剤を共
存させておく重合含浸法などがある。発泡剤が樹脂中に
均一に含有されたことを確認するには、樹脂中の発泡剤
の分布を赤外分光光度計や元素分析法などにより調べる
ことができる。
【0013】発泡剤としては例えばプロパン、ブタン、
ペンタン、シクロペンタン等の炭化水素類、塩化メチ
ル、塩化エチル等のハロゲン化炭化水素類、1,1−ジ
クロロ−1−フロロエタン等のHCFC類、1,1,
1,2−テトラフロロエタンなどのHFC類等を挙げる
ことができる。本発明においては、未発泡の該発泡性塩
化ビニリデン系樹脂粒子だけではなく、あらかじめ70
倍以下、好ましくは60倍以下で予備発泡させたものを
用いることもできる。70倍より上では加熱時の発泡能
力が低くなる。また、予備発泡させたものを混合するこ
ともできる。
【0014】該発泡性粒子の大きさはその平均粒径が
0.05mm以上、2mm以下、予備発泡させたもので
0.05mm以上、8mm以下であることが望ましい。
本発明では該発泡性塩化ビニリデン系樹脂粒子あるいは
その予備発泡粒子をシーリング剤に配合する。本発明に
使用されるシーリング剤はシリコーン樹脂系、変性シリ
コーン樹脂系、ポリサルファイト系、ポリウレタン系、
アクリル樹脂系、SBR樹脂系、アクリルウレタン樹脂
系、ブチル樹脂系、ゴムアスファルト系等の弾性型のも
のや、ガラスパテ、油性コーキング等の非弾性型のもの
があり、それぞれ、目的に応じて調合される。
【0015】該発泡性粒子のシーリング剤への配合割合
は60重量%以下が好ましい。配合は所望の膨張倍率に
応じて決まられるが、発泡性粒子の配合量が多くなれば
発泡性は大きくなるが機械的強度は低下する。該発泡性
粒子とシーリング剤は、ニーダー等の混合機で混合し得
られる。得られた混合物は目地部分や電線・ケーブル等
の防火壁貫通部に施工される。施工時にシーリング剤を
隅々まで注入させ良好なシール効果を得る事ができる熱
膨張性シーリング剤として良好なシール効果を得るため
には、施工後に熱風、蒸気等の加熱手段を用いて加熱す
る。加熱温度は、使用される発泡剤の種類や、該樹脂の
軟化温度によって異なるが、100〜300℃が好まし
い。
【0016】
【実施例】以下、実施例及び比較例に基づいて、本発明
を具体的に説明する。
【0017】
【実施例1】変性シリコーン樹脂100部、フタル酸エ
ステル50部、炭酸カルシウム100部、水添ヒマシ油
2部、酸化防止剤1部、オルガノシラン2部、金属有機
酸1部、酸化チタン4部を均一に混合した後、塩化ビニ
リデン35重量%、スチレン30%、アクリロニトリル
34.95重量%、ジビニルベンゼン0.05重量%か
らなり、テトラハイドロフランに不溶の割合が40%
で、発泡剤として樹脂あたり10重量%のn−ペンタン
を均一に含有する発泡性ポリ塩化ビニリデン系樹脂粒子
(平均粒径0.7mm)20部を均一に混練し、熱膨張
性シーリング剤とした。該組成物をALC板上に2mm
の厚みで塗布した後、180℃の熱風で5分間加熱処理
したところ、塗布層の厚みが5mmに増加し、室温に回
復しても厚みは変化しなかった。
【0018】
【実施例2】アクリルエマルジョン樹脂32部、ドデシ
ルベンゼンスルホン酸ソーダ1部、ポリメタリン酸ソー
ダ1部、ジオクチルフタレート7部、ポリブテン3部、
炭酸カルシウム52部、二酸化チタン2部を混合した
後、塩化ビニリデン50重量%、スチレン25%、アク
リロニトリル24.95重量%、ジビニルベンゼン0.
08重量%からなり、テトラハイドロフランに不溶の割
合が60%で、発泡剤として樹脂あたり10重量%のn
−ペンタンを均一に含有する発泡性ポリ塩化ビニリデン
樹脂粒子(平均粒径1.5mm)50部を均一に混練
し、熱膨張性シーリング剤とした。該組成物をガラス板
上に2mmの厚みで塗布した後、250℃の熱風で1分
間加熱処理したところ、塗布層の厚みが4.5ミリに増
加し、室温に回復しても厚みは変化しなかった。
【0019】
【比較例1】塩化ビニリデン35重量%、スチレン30
%、アクリロニトリル35重量%、からなり、テトラハ
イドロフランに不溶の割合が0%で、発泡剤として樹脂
あたり10重量%のn−ペンタンを均一に含有する発泡
性ポリ塩化ビニリデン樹脂粒子(平均粒径0.7mm)
を使う以外は実施例1と同様にした。該組成物をALC
板上に2mmの厚みで塗布した後、180℃の熱風で5
分間加熱処理したところ膨張後収縮し、塗布層の厚みが
2.5ミリまでにしか増加しなかった。
【0020】
【比較例2】発泡性樹脂粒子として塩化ビニリデン系重
合体を外殻成分とし、発泡剤を内包する熱膨張性微小球
(日本フィライト社(株)製「EXPANCEL−46
1DU」を使う以外は実施例1に準じて作成した。該組
成物をALC板上に2mmの厚みで塗布した後、180
℃の熱風で5分間加熱処理したところ膨張後収縮し、塗
布層の厚みが2.5ミリまでにしか増加しなかった。
【0021】
【比較例3】発泡性樹脂粒子として塩化ビニリデン系重
合体を外殻成分とし、発泡剤を内包する熱膨張性微小球
(日本フィライト社(株)製「EXPANCEL−46
1DU」を使う以外は実施例2に準じて作成した。該組
成物をALC板上に2mmの厚みで塗布した後、250
℃の熱風で1分間加熱処理したところ膨張後収縮し、塗
布層の厚みが2.5ミリまでにしか増加しなかった。
【0022】
【発明の効果】膨張後、熱収縮のない熱膨張性シーリン
グ剤を提供できる。そして良好なシール効果を得る事が
できる熱膨張性シーリング剤となる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部分架橋した塩化ビニリデン系樹脂粒子
    に発泡剤を均一に含有させ、発泡時に架橋構造により安
    定化された多泡質構造となる発泡性塩化ビニリデン系樹
    脂粒子あるいはその予備発泡粒子を配合してなることを
    特徴とする熱膨張性シーリング剤
JP25894A 1994-01-06 1994-01-06 熱膨張性シーリング剤 Withdrawn JPH07197014A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25894A JPH07197014A (ja) 1994-01-06 1994-01-06 熱膨張性シーリング剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25894A JPH07197014A (ja) 1994-01-06 1994-01-06 熱膨張性シーリング剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07197014A true JPH07197014A (ja) 1995-08-01

Family

ID=11468899

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25894A Withdrawn JPH07197014A (ja) 1994-01-06 1994-01-06 熱膨張性シーリング剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07197014A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010507719A (ja) * 2006-10-25 2010-03-11 ダウ グローバル テクノロジーズ インコーポレイティド バブル安定性の改善

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010507719A (ja) * 2006-10-25 2010-03-11 ダウ グローバル テクノロジーズ インコーポレイティド バブル安定性の改善

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4547526A (en) Flame protection composition comprising aluminum trihydrate, organic binder, and a sulfur compound and a polyurethane foam provided with such flame-protection composition
US5962545A (en) Method of enhancing open cell formation in alkenyl aromatic polymer foams
US4320076A (en) Expandable sealing compositions
JP2010514899A (ja) 密封及び遮断するためのスプレーインラテックスフォーム
KR100343295B1 (ko) 혼화된카본블랙,이의제조방법및이의사용방법
US5674916A (en) Extruded, open-cell microcellular alkenylaromatic polymer foams and process for making
US9868836B2 (en) Room temperature crosslinked foam
JPH0649260A (ja) 熱可塑性微小球、その製造方法、ならびにその使用
JPH10182213A (ja) 無機質系発泡システム
US5210105A (en) Carbon black-containing bimodal foam structures and process for making
US5869544A (en) Extruded, open-cell microcellular alkenyl aromatic polymer forms, process for making, and articles made therefrom
JP3067932B2 (ja) 軽量化樹脂組成物
JPH07197014A (ja) 熱膨張性シーリング剤
JP2001342355A (ja) 耐水性を有する発泡型防火性組成物
JPH06183305A (ja) 微発泡ウェザーストリップ
AU596912B2 (en) Composition for preparing inorganic light weight foam, and process of preparing inorganic light weight foam
JP3095355B2 (ja) 発泡剤組成物及び発泡体
US4783294A (en) Process for preparing foamed article of vinyl chloride resin containing a large amount of inorganic particles
JPH06158026A (ja) 断熱発泡シーリング材料
JP2001323094A (ja) 発泡体樹脂組成物及びそれを用いた発泡体の製造方法
CA2709799A1 (en) Room temperature crosslinked foam
JP2002128932A (ja) ゴム系難燃発泡体
JPS61113629A (ja) 発泡性組成物およびその発泡体
JP3441810B2 (ja) スチレン系樹脂発泡体の製造法
JPS59176351A (ja) 難燃材料

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20010306