JPH0719771Y2 - 高周波成形用成形型 - Google Patents

高周波成形用成形型

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JPH0719771Y2
JPH0719771Y2 JP12781289U JP12781289U JPH0719771Y2 JP H0719771 Y2 JPH0719771 Y2 JP H0719771Y2 JP 12781289 U JP12781289 U JP 12781289U JP 12781289 U JP12781289 U JP 12781289U JP H0719771 Y2 JPH0719771 Y2 JP H0719771Y2
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Japan
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JP12781289U
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JPH0366708U (ja
Inventor
利幸 茂澤
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橋本フォーミング工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、高周波誘電による加熱で樹脂成形を行うのに
用いられる高周波成形用成形型の改良に関するものであ
る。
従来の技術 従来、この種の成形型においてはキャビティ型,コア型
の各型体がシリコン等のような誘電体損率の小さい材料
で成形されているのが通常である。
考案が解決しようとする課題 然し、この成形型では誘電体損率の小さい材料で形成さ
れていても高周波電圧の印加に伴って若干発熱し、ま
た、成形品の発熱による伝導熱で加熱されるところから
型自体が熱膨張することによりキャビティ空間が所定の
寸法よりも大きくなって成形品に寸法誤差が生ずること
を避け得ない。特に、この成形型は各成形毎に温度をコ
ントロールすることが難しく、また、夏期,冬期の温度
差でも寸法が変化することを免れ得ない。
茲において、本考案は型体の発熱,加熱または周囲の温
度変化に伴なっても寸法を正確に保持できるよう改良し
た高周波成形用成形型を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 本考案に係る高周波成形用の成形型においては、少なく
ともキャビティ型の型体内に誘電体損率が少さくて耐伸
張性が大きい型寸法の安定化材料が埋設されていること
により構成されている。その型寸法の安定化材料として
シート材料を埋設することができ、このシート材料はガ
ラスクロスで形成するようにできる。また、型寸法の安
定化材料として棒状体を埋設することができ、その棒状
体は炭化ケイ素系のセラミック材料で形成するようにで
きる。また、これら型寸法の安定化材料に代えて、短繊
維材料を型体内に均一に分散分布させて埋設することが
できる。その短繊維材料としては、ガラス繊維或いは炭
化ケイ素のウィスカを用いることができる。
作用 この高周波成形用の成形型では誘電体損率が小さくしか
も型体の材質よりも線膨張係数が小さくて耐伸張性が大
きな型寸法の安定化材が型体内に埋設されているから、
その安定化材料で熱に対する型体の寸法変化を抑え得て
常に所定寸法の成形品を形成することができるようにな
る。この型寸法の安定化材料としてはシート材料,殊に
ガラスクロスを埋設するときには型体内に機械的に強固
に固着させて一体化できる。また、ガラス繊維或いは炭
化ケイ素ウィスカの如き短繊維材料を型体内に均一に分
散分布させて埋設するときには外力に対する剛性を付与
できしかも成形型締め時の型変形も抑えられるようにな
る。
実施例 以下、添付図面を参照して説明すれば、次の通りであ
る。
この成形型は高周波誘電による加熱で樹脂成形を行うの
に用いられるものであり、それは誘電体損率の小さいシ
リコン等の材料で型体1a,2aを形成したキャビティ型1,
コア型2を備えて構成されている。また、これらキャビ
ティ型1,コア型2のうち、キャビティ空間3を有する少
なくともキャビティ型1においては誘電体損率が小さく
しかも型体1a,2aを形成する材料よりも線膨張係数が小
さくて耐伸張性が大きい型寸法の安定化材料4が体内に
埋設されている。その型寸法の安定化材料4としては、
ガラス,炭化ケイ素等を挙げることができ、これはキャ
ビティ型1と共にコア2の体内にも埋設してもよい。
第1図で示す実施例は型寸法の安定化材料としてガラス
クロス,ガラスフィラメント40を埋設したものであり、
その安定化材料40にはシリコンとの接着を図るためにプ
ライマーが塗布されている。この安定化材料40は、型体
自体の成形途上で埋込むようにできる。まず、型寸法の
安定化材料40を埋設する位置までシリコンを注型し、そ
のシリコンが硬化または未硬化状態であるときに安定化
材料40を敷込んで更にシリコンを所望位置まで注型すれ
ばよい。そのシリコンの注型完了後型体1a,2aの注型用
治具内を真空状態にすれば、安定化材料40の編み目の中
に存在する空気を脱気できて両者を機械的に強固に接合
できるところから好ましい。
第2図で示す実施例は型寸法の安定化材料として炭化ケ
イ素等の誘電体損率が小さいセラミック性の棒状体41を
埋設したものであり、これも上述したと同様に型体1a,2
aの注型成形時に型体の内部に埋込み固着することがで
きる。
第3図で示す実施例は型寸法の安定化材料42としてガラ
ス短繊維または炭化ケイ素等のウィスカを埋設したもの
であり、それは型体を形成するシリコンに均等に分散さ
せて注型成形すれば繊維材料を体内に分散分布できるこ
とにより多数の短繊維42が個々に部分的に熱膨張を押え
ることにより型体1a,1bはどの方向にも熱膨張せずに全
体的に熱膨張が抑えられると共に、外力に対する剛性も
型体1a,2aに付与できて成形型締め時の型変形を防止で
きるところから好ましい。また、この場合には第4図で
示す如くキャビティ空間3を囲繞する表面層1b,2bをシ
リコンの単材料で形成すれば成形品の外表面に繊維跡が
付くのを確実に防止することができる。
このように構成する高周波成形用の成形型では成形品を
形成するときに高周波電圧が印加するのに伴って型体1
a,2aも若干発熱ししかも成形品からの伝導熱で若干加熱
されるが、その型体1a,2aには型体1a,2aよりも線膨張係
数が小さくて耐伸張性が大きな型寸法の安定化材料4
(40、41、42)が埋設されているから型全体として熱膨
張するのを抑えられる。このため、成形型の熱膨張によ
る寸法変化を防げてキャビティ空間3にも形状変化が生
じないから成形品としても所望形状のものが得られるよ
うになる。その熱膨張は夏期,冬期の湿度変形でも抑え
ることができ、温度に対して安定した成形型として形成
できるようになる。
考案の効果 以上の如く、本考案に係る高周波成形用の成形型に依れ
ば、型寸法の安定化材料を型体内に埋設することにより
型体が熱膨張するのを防止できるのみならず、型体に機
械的強度も付与できるところから、型締めした成形型に
高周波電圧を印加させて誘電加熱で樹脂成形を行っても
成形品の形状、寸法共に正確に形成することを可能にす
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る成形型の一実施例を示す側断面
図、第2図は同成形型の別の実施例を示す側断面図、第
3図は同成形型の更に別の実施例を示す側断面図、第4
図は第3図で示す成形型の部分拡大断面図である。 1:キャビティ型、2:コア型、1a,2a:型体、4:型寸法の安
定化材、40:シート材料、41:棒状体、42:短繊維材料。

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】誘電体損率の小さい材料で型体(1a,2a)
    が形成され、且つ、高周波誘電による加熱で樹脂成形を
    行うキャビティ型(1),コア型(2)を備えた成形型
    において、上記少なくともキャビティ型(1)の型体
    (1a)内に誘電体損率が小さくしかも型体(1a)を形成
    する材料よりも線膨張係数が小さくて耐伸張性が大きい
    型寸法の安定化材料(4)が埋設されていることを特徴
    とする高周波成形用成形型。
  2. 【請求項2】上記型寸法の安定化材料としてシート材料
    (40)を埋設したことを特徴とする請求項1記載の成形
    型。
  3. 【請求項3】上記シート材料(40)がガラスクロスでな
    ることを特徴とする請求項2記載の成形型。
  4. 【請求項4】上記型寸法の安定化材料として棒状体
    (4)を埋設したことを特徴とする請求項1記載の成形
    型。
  5. 【請求項5】上記棒状体(4)が炭化ケイ素系のセラミ
    ック材料でなることを特徴とする請求項4記載の成形
    型。
  6. 【請求項6】上記型寸法の安定化材料として短繊維材料
    (42)を型体内に均一に分散分布させて埋設したことを
    特徴とする請求項1記載の成形型。
  7. 【請求項7】上記短繊維材料(42)がガラス繊維でなる
    ことを特徴とする請求項6記載の成形型。
  8. 【請求項8】上記短繊維材料(42)が炭化ケイ素のウィ
    スカでなることを特徴とする請求項6記載の成形型。
JP12781289U 1989-10-31 1989-10-31 高周波成形用成形型 Expired - Lifetime JPH0719771Y2 (ja)

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JPH0366708U JPH0366708U (ja) 1991-06-28
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