JPH0720011Y2 - 押し潰し可能なブロー成形ボトルおよびその成形用金型 - Google Patents
押し潰し可能なブロー成形ボトルおよびその成形用金型Info
- Publication number
- JPH0720011Y2 JPH0720011Y2 JP1992041658U JP4165892U JPH0720011Y2 JP H0720011 Y2 JPH0720011 Y2 JP H0720011Y2 JP 1992041658 U JP1992041658 U JP 1992041658U JP 4165892 U JP4165892 U JP 4165892U JP H0720011 Y2 JPH0720011 Y2 JP H0720011Y2
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- bottle
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、押し潰し可能なブロー
成形ボトルおよびその成形用金型に関するものであり、
より詳しくは、内容物排出後の容器の容積を小さくする
ために押し潰し可能に構成したブロー成形ボトル、およ
びそれを無理抜きせずに成形することを可能にした成形
用金型に関する。
成形ボトルおよびその成形用金型に関するものであり、
より詳しくは、内容物排出後の容器の容積を小さくする
ために押し潰し可能に構成したブロー成形ボトル、およ
びそれを無理抜きせずに成形することを可能にした成形
用金型に関する。
【0002】
【従来技術】従来、液体洗剤、各種飲料等の容器として
ブロー成形プラスチックボトルが広く使用されている。
この種のプラスチックボトルは、内容物を排出したの
ち、廃棄されるものであるが、そのままの形状では容積
が大きくなり、ごみ収集が効率的に行われ難いという問
題があり、廃棄に際しての容積の縮小化が課題となって
いる。特開平3−148451号公報に記載された発明
は、前記課題を解決するために提案されたものであり、
その構成は、胴部の両側および底部にそれぞれ押し潰し
線が同一面内に位置するように形成されたブローボトル
を開示している。この先行発明のプラスチックボトル
は、フラットな状態に折り畳むことが可能であり、内容
物充填前のボトルの保存や使用後のボトルの廃棄等に便
利であることが認められる。
ブロー成形プラスチックボトルが広く使用されている。
この種のプラスチックボトルは、内容物を排出したの
ち、廃棄されるものであるが、そのままの形状では容積
が大きくなり、ごみ収集が効率的に行われ難いという問
題があり、廃棄に際しての容積の縮小化が課題となって
いる。特開平3−148451号公報に記載された発明
は、前記課題を解決するために提案されたものであり、
その構成は、胴部の両側および底部にそれぞれ押し潰し
線が同一面内に位置するように形成されたブローボトル
を開示している。この先行発明のプラスチックボトル
は、フラットな状態に折り畳むことが可能であり、内容
物充填前のボトルの保存や使用後のボトルの廃棄等に便
利であることが認められる。
【0003】また、フランス特許第1,385,639
号明細書、フランス特許第2,288,445号明細
書、および米国特許第3,395,836号明細書に
も、容器の壁面に縦方向の襞を設けて容器の内容積を小
さくすることを可能にしたボトルの構成が開示されてい
る。
号明細書、フランス特許第2,288,445号明細
書、および米国特許第3,395,836号明細書に
も、容器の壁面に縦方向の襞を設けて容器の内容積を小
さくすることを可能にしたボトルの構成が開示されてい
る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平3−148451号公報に開示された押し潰し式プ
ラスチックボトルは、押し潰し形状がフラットなもので
あるために、該ボトルの弾性復帰力が十分でなかったり
エアーが内部に入り易いという構造上の制限があり、完
全な押し潰し形状を安定に且つ持続して保持することが
困難であるという問題がある。さらに、前記先行発明
は、ボトルの形状によってパーティングラインがボトル
の正面方向に形成されるという成形方法しかとることが
できず、このようなボトルにおいては、金型にラベルを
組み込んだ後にブロー成形するインモールド成形が適用
できないという欠点があるとともに、ラベル最大面積を
擁する正面と背面中央部分の中心部にパーティングライ
ンによって形成される、かみ込み部分が強度的に弱くな
り、しかも、このパーティングラインは、接地部分まで
伸びているために、落下時などの耐衝撃性が著しく低く
なるとともに自立性が悪くなり、収納する内容物の量や
種類が制限されるという問題もある。
開平3−148451号公報に開示された押し潰し式プ
ラスチックボトルは、押し潰し形状がフラットなもので
あるために、該ボトルの弾性復帰力が十分でなかったり
エアーが内部に入り易いという構造上の制限があり、完
全な押し潰し形状を安定に且つ持続して保持することが
困難であるという問題がある。さらに、前記先行発明
は、ボトルの形状によってパーティングラインがボトル
の正面方向に形成されるという成形方法しかとることが
できず、このようなボトルにおいては、金型にラベルを
組み込んだ後にブロー成形するインモールド成形が適用
できないという欠点があるとともに、ラベル最大面積を
擁する正面と背面中央部分の中心部にパーティングライ
ンによって形成される、かみ込み部分が強度的に弱くな
り、しかも、このパーティングラインは、接地部分まで
伸びているために、落下時などの耐衝撃性が著しく低く
なるとともに自立性が悪くなり、収納する内容物の量や
種類が制限されるという問題もある。
【0005】また、上記フランス特許および米国特許に
開示された襞入り容器も、前記襞は内容物の排出を容易
にするために機能するものであって、内容物の排出後は
この襞は元の形状に復元されるものであるから、この容
器も内容物排出後に容器の容積を小さくするためのもの
ではない。
開示された襞入り容器も、前記襞は内容物の排出を容易
にするために機能するものであって、内容物の排出後は
この襞は元の形状に復元されるものであるから、この容
器も内容物排出後に容器の容積を小さくするためのもの
ではない。
【0006】
【考案の目的】そこで、本考案の目的は、完全な押し潰
し形状を安定に且つ持続して保持し、かつ、内容物収納
時の強度にも優れた、押し潰し可能なブロー成形ボトル
を提供することにある。また、本考案の他の目的は、前
記特定の構造を有するブロー成形ボトルを、成形操作に
おいて無理抜きをすることなく、効率的に成形すること
を可能にしたブロー成形ボトル成形用金型を提供するこ
とにある。
し形状を安定に且つ持続して保持し、かつ、内容物収納
時の強度にも優れた、押し潰し可能なブロー成形ボトル
を提供することにある。また、本考案の他の目的は、前
記特定の構造を有するブロー成形ボトルを、成形操作に
おいて無理抜きをすることなく、効率的に成形すること
を可能にしたブロー成形ボトル成形用金型を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、前記目的を達
成するために提案されたもので、その最大の技術的特徴
は、内容物排出後のボトルの形状を、全体として底面形
状がZ字状または逆Z字状に押し潰し、安定に且つ持続
してこの状態を保持し得るボトル、ならびにそのブロー
成形ボトルを効率よく成形し得る金型を提供することに
ある。
成するために提案されたもので、その最大の技術的特徴
は、内容物排出後のボトルの形状を、全体として底面形
状がZ字状または逆Z字状に押し潰し、安定に且つ持続
してこの状態を保持し得るボトル、ならびにそのブロー
成形ボトルを効率よく成形し得る金型を提供することに
ある。
【0008】すなわち、本考案によれば、口部を備えた
肩部、胴部、底部、および底部より胴部の両端下方に接
地面を有する脚部からなるブロー成形ボトルであって、
該胴部の両側面のほぼ中央部には、肩部から底部にかけ
て内向する折畳線と、該折畳線から胴部の正面および背
面方向に離れた位置に肩部から脚部にかけて2本の外向
する折畳線とが形成されているとともに、前記底部は、
脚部より上げ底に形成されるとともに、一方の脚部の端
部からもう一方の脚部の反対側の端部へ対角線状に連結
し、ボトル成形時のパーティングラインを含んだ橋絡部
として形成され、かつ、前記胴部の両側面に形成された
内向する折畳線は、前記脚部と橋絡部ではさまれた略三
角形状の面の頂点部まで延設されていることを特徴とす
る押し潰し可能なブロー成形ボトルが提供される。
肩部、胴部、底部、および底部より胴部の両端下方に接
地面を有する脚部からなるブロー成形ボトルであって、
該胴部の両側面のほぼ中央部には、肩部から底部にかけ
て内向する折畳線と、該折畳線から胴部の正面および背
面方向に離れた位置に肩部から脚部にかけて2本の外向
する折畳線とが形成されているとともに、前記底部は、
脚部より上げ底に形成されるとともに、一方の脚部の端
部からもう一方の脚部の反対側の端部へ対角線状に連結
し、ボトル成形時のパーティングラインを含んだ橋絡部
として形成され、かつ、前記胴部の両側面に形成された
内向する折畳線は、前記脚部と橋絡部ではさまれた略三
角形状の面の頂点部まで延設されていることを特徴とす
る押し潰し可能なブロー成形ボトルが提供される。
【0009】また、本考案によれば、前記ボトルにおい
て、ボトル底面に形成された内向する折畳線が、前記脚
部と前記橋絡部の間にあって、橋絡部底面よりも上方に
内向して形成されている押し潰し可能なブロー成形ボト
ルが提供される。
て、ボトル底面に形成された内向する折畳線が、前記脚
部と前記橋絡部の間にあって、橋絡部底面よりも上方に
内向して形成されている押し潰し可能なブロー成形ボト
ルが提供される。
【0010】また、本考案によれば、前記ボトルにおい
て、外向する折畳線が、前記脚部の内端面として構成さ
れる押し潰し可能なブロー成形ボトルが提供される。
て、外向する折畳線が、前記脚部の内端面として構成さ
れる押し潰し可能なブロー成形ボトルが提供される。
【0011】また、本考案によれば、口部を備えた肩
部、胴部、底部、および底部より胴部の両端下方に接地
面を有する脚部からなるブロー成形ボトルであって、該
胴部の両側面のほぼ中央部には、肩部から底部にかけて
内向する折畳線と、該折畳線から胴部の正面および背面
方向に離れた位置に肩部から脚部にかけて2本の外向す
る折畳線とが形成されているとともに、前記底部は、脚
部より上げ底に形成されるとともに、一方の脚部におけ
る前記胴部の一方の側面側の端部から他方の脚部におけ
る胴部の他方の側面側の端部へ対角線状に連結された橋
絡部として形成され、かつ、ボトル成形時のパーティン
グラインが、前記底部に、一方の脚部における前記胴部
の一方の側面側の端部から他方の脚部における胴部の他
方の側面側の端部にわたって形成され、前記胴部の両側
面に形成された内向する折畳線は、前記脚部と橋絡部で
はさまれた略三角形状の面の頂点部まで延設されている
ことを特徴とする押し潰し可能なブロー成形ボトルが提
供される。
部、胴部、底部、および底部より胴部の両端下方に接地
面を有する脚部からなるブロー成形ボトルであって、該
胴部の両側面のほぼ中央部には、肩部から底部にかけて
内向する折畳線と、該折畳線から胴部の正面および背面
方向に離れた位置に肩部から脚部にかけて2本の外向す
る折畳線とが形成されているとともに、前記底部は、脚
部より上げ底に形成されるとともに、一方の脚部におけ
る前記胴部の一方の側面側の端部から他方の脚部におけ
る胴部の他方の側面側の端部へ対角線状に連結された橋
絡部として形成され、かつ、ボトル成形時のパーティン
グラインが、前記底部に、一方の脚部における前記胴部
の一方の側面側の端部から他方の脚部における胴部の他
方の側面側の端部にわたって形成され、前記胴部の両側
面に形成された内向する折畳線は、前記脚部と橋絡部で
はさまれた略三角形状の面の頂点部まで延設されている
ことを特徴とする押し潰し可能なブロー成形ボトルが提
供される。
【0012】また、本考案によれば、口部を備えた肩
部、胴部、底部、および底部より胴部の両端下方に接地
面を有する脚部からなるブロー成形ボトルであって、該
胴部の両側面のほぼ中央部には、肩部から底部にかけて
内向する折畳線と、該折畳線から胴部の正面および背面
方向に離れた位置に肩部から脚部にかけて2本の外向す
る折畳線とが形成されているとともに、前記底部は、脚
部より上げ底に形成されるとともに、一方の脚部におけ
る前記胴部の一方の側面側の端部から他方の脚部におけ
る胴部の他方の側面側の端部へ対角線状に連結された橋
絡部として形成され、かつ、ボトル成形時のパーティン
グラインが、一方の脚部における前記胴部の他方の側面
側の端部から前記底部を横断して他方の脚部における胴
部の一方の側面側の端部まで延出された状態に形成さ
れ、前記胴部の両側面に形成された内向する折畳線は、
前記脚部と橋絡部ではさまれた略三角形状の面の頂点部
まで延設されていることを特徴とする押し潰し可能なブ
ロー成形ボトルが提供される。
部、胴部、底部、および底部より胴部の両端下方に接地
面を有する脚部からなるブロー成形ボトルであって、該
胴部の両側面のほぼ中央部には、肩部から底部にかけて
内向する折畳線と、該折畳線から胴部の正面および背面
方向に離れた位置に肩部から脚部にかけて2本の外向す
る折畳線とが形成されているとともに、前記底部は、脚
部より上げ底に形成されるとともに、一方の脚部におけ
る前記胴部の一方の側面側の端部から他方の脚部におけ
る胴部の他方の側面側の端部へ対角線状に連結された橋
絡部として形成され、かつ、ボトル成形時のパーティン
グラインが、一方の脚部における前記胴部の他方の側面
側の端部から前記底部を横断して他方の脚部における胴
部の一方の側面側の端部まで延出された状態に形成さ
れ、前記胴部の両側面に形成された内向する折畳線は、
前記脚部と橋絡部ではさまれた略三角形状の面の頂点部
まで延設されていることを特徴とする押し潰し可能なブ
ロー成形ボトルが提供される。
【0013】さらに、本考案によれば、前記特定の形状
を有する押し潰し可能なブロー成形ボトルを成形するた
めに、底面形状の対角線上にパーティングラインを形成
し、胴体のテーパ部分の傾斜をパーティングラインに対
して直角を最大としたブロー成形金型が提供される。
を有する押し潰し可能なブロー成形ボトルを成形するた
めに、底面形状の対角線上にパーティングラインを形成
し、胴体のテーパ部分の傾斜をパーティングラインに対
して直角を最大としたブロー成形金型が提供される。
【0014】
【考案の具体的説明】本考案を、以下、添付図面に示す
具体例に基づいて説明する。本考案のブロー成形ボトル
の好適な一例を図1ないし図9に、その成形用金型の断
面図を図10に、さらに従来の押し潰し可能な容器とそ
の成形用金型の断面図を図11ないし図13に示した。
図1は該ボトルの正面図、図2はその側面図、図3は底
面図、図4は図3のC−C断面図、図5はボトルを押し
潰した状態の底面図、図6は図5の側断面図、図7はボ
トルを押しつぶした状態の各断面における部分断面図、
図8は図1に示すボトルのA−A断面図、図9は同じく
B−B断面図、図10は本考案のボトルを成形するため
のB−B断面の金型、図11は従来の押し潰しボトルの
底面図、図12および図13はそれを成形するための金
型の一例を示す断面図である。
具体例に基づいて説明する。本考案のブロー成形ボトル
の好適な一例を図1ないし図9に、その成形用金型の断
面図を図10に、さらに従来の押し潰し可能な容器とそ
の成形用金型の断面図を図11ないし図13に示した。
図1は該ボトルの正面図、図2はその側面図、図3は底
面図、図4は図3のC−C断面図、図5はボトルを押し
潰した状態の底面図、図6は図5の側断面図、図7はボ
トルを押しつぶした状態の各断面における部分断面図、
図8は図1に示すボトルのA−A断面図、図9は同じく
B−B断面図、図10は本考案のボトルを成形するため
のB−B断面の金型、図11は従来の押し潰しボトルの
底面図、図12および図13はそれを成形するための金
型の一例を示す断面図である。
【0015】本考案のブロー成形ボトル(1) は、図1お
よび図2に示すように、口部を備えた肩部(1a)、胴部(1
b,1c) 、底部(5) 、および底部より胴部の両端下方に接
地面を有する脚部(1d,1e) からなり、該胴部の両側面の
ほぼ中央部には、肩部から底部にかけて内向する折畳線
(2a)と、該折畳線から胴部の正面および背面方向に離れ
た位置に肩部から脚部にかけて2本の外向する折畳線(2
b)とが形成されている。ブロー成形ボトルの底部(5)
は、図3に示す如く、脚部(1d)(一方の脚部)の図3左
方側端部(胴部の一方の側面側の端部)から脚部(1e)(
他方の脚部)の図3右方側の端部(胴部の他方の側面側
の端部)へ対角線状に連結した上げ底の橋絡部として形
成されている。そして、この底部(5) には、ボトル成形
時のパーティングラインが、前記対角線に沿って、すな
わち、脚部(1d)の図3左方側端部から脚部(1e)の図3右
方側の端部にかけて設けられている。前記胴部の両側面
に形成された内向する折畳線(2a)は底部の折り曲げ線(4
a)に連接し、前記脚部と橋絡部ではさまれた各々の略三
角形状の面(7、 8)の各々の頂点部(7a、8b) まで延設され
ている(図3参照)。
よび図2に示すように、口部を備えた肩部(1a)、胴部(1
b,1c) 、底部(5) 、および底部より胴部の両端下方に接
地面を有する脚部(1d,1e) からなり、該胴部の両側面の
ほぼ中央部には、肩部から底部にかけて内向する折畳線
(2a)と、該折畳線から胴部の正面および背面方向に離れ
た位置に肩部から脚部にかけて2本の外向する折畳線(2
b)とが形成されている。ブロー成形ボトルの底部(5)
は、図3に示す如く、脚部(1d)(一方の脚部)の図3左
方側端部(胴部の一方の側面側の端部)から脚部(1e)(
他方の脚部)の図3右方側の端部(胴部の他方の側面側
の端部)へ対角線状に連結した上げ底の橋絡部として形
成されている。そして、この底部(5) には、ボトル成形
時のパーティングラインが、前記対角線に沿って、すな
わち、脚部(1d)の図3左方側端部から脚部(1e)の図3右
方側の端部にかけて設けられている。前記胴部の両側面
に形成された内向する折畳線(2a)は底部の折り曲げ線(4
a)に連接し、前記脚部と橋絡部ではさまれた各々の略三
角形状の面(7、 8)の各々の頂点部(7a、8b) まで延設され
ている(図3参照)。
【0016】図4は、図3のC−C断面形状を示すもの
で、脚部(1d,1e) の中間に位置する底部(5) は、脚部の
底面よりもやや上げ底として形成され、脚部と底部の中
間には折り曲げ線(4a)を頂点とし、折り曲げ線(4b,4c)
で形成される上げ底が設けられている。底部(5) の下面
のパーティングライン上には、ボトル成形時に樹脂をカ
ッティングした部分が凸部(5a)として残存している。
で、脚部(1d,1e) の中間に位置する底部(5) は、脚部の
底面よりもやや上げ底として形成され、脚部と底部の中
間には折り曲げ線(4a)を頂点とし、折り曲げ線(4b,4c)
で形成される上げ底が設けられている。底部(5) の下面
のパーティングライン上には、ボトル成形時に樹脂をカ
ッティングした部分が凸部(5a)として残存している。
【0017】図3において、脚部と橋絡部とではさまれ
た部分に形成される二つの三角形状の面(7,8) は、ボト
ルを押し潰した時に折り曲げ線(4a)を介して内方に折り
畳まれる。ボトルを押し潰した際に、底部の両端面を形
成する折り曲げ線(4b)から折り畳まれた底部は、脚部の
内端面を形成する折り曲げ線(4c)から折り畳まれた空間
に内包され、脚部(1d,1c) のそれぞれの折り曲げ線(4c)
同士が接触した状態で押し潰しが完了する(図5、図6
参照)。
た部分に形成される二つの三角形状の面(7,8) は、ボト
ルを押し潰した時に折り曲げ線(4a)を介して内方に折り
畳まれる。ボトルを押し潰した際に、底部の両端面を形
成する折り曲げ線(4b)から折り畳まれた底部は、脚部の
内端面を形成する折り曲げ線(4c)から折り畳まれた空間
に内包され、脚部(1d,1c) のそれぞれの折り曲げ線(4c)
同士が接触した状態で押し潰しが完了する(図5、図6
参照)。
【0018】ボトルを押し潰した胴部の部分断面図を図
7に示した。この断面図からもわかるように、ボトル側
面の折り畳み線(2a,2b) によって押し潰されたボトル本
体は、肩部付近を除いて、内向する折り畳み線(2a)を頂
点とする折り畳み面がいずれかの胴部内面に押し込まれ
た状態で折り畳まれており、この形状が、底部の折り畳
み形状と相まって、完全な押し潰し形状を安定に且つ持
続して保持することができるものである。
7に示した。この断面図からもわかるように、ボトル側
面の折り畳み線(2a,2b) によって押し潰されたボトル本
体は、肩部付近を除いて、内向する折り畳み線(2a)を頂
点とする折り畳み面がいずれかの胴部内面に押し込まれ
た状態で折り畳まれており、この形状が、底部の折り畳
み形状と相まって、完全な押し潰し形状を安定に且つ持
続して保持することができるものである。
【0019】上記では、パーティングラインが底部(5)
において、その長手方向に沿って形成されている場合に
ついて説明しているがこれに限定されるものではない。
すなわち、脚部(1d)(一方の脚部)の図3右方側の端部
(胴部の他方の側面側の端部)から底部(5) を横断し
て、脚部(1e)(他方の脚部)の図3左方側の端部(胴部
の一方の側面側の端部)まで延出されるように形成して
もよい。
において、その長手方向に沿って形成されている場合に
ついて説明しているがこれに限定されるものではない。
すなわち、脚部(1d)(一方の脚部)の図3右方側の端部
(胴部の他方の側面側の端部)から底部(5) を横断し
て、脚部(1e)(他方の脚部)の図3左方側の端部(胴部
の一方の側面側の端部)まで延出されるように形成して
もよい。
【0020】次に、本考案のブロー成形ボトルの形状
が、成形技術的な面からも有利であることについて説明
する。図8および図9は、図1に示したボトルのA−A
線,およびB−B線断面図である。このような断面形状
を有する本考案のブロー成形ボトルは、図10に示され
る様に、それぞれの割金型によって形成されるパーティ
ングライン(5) は、四角筒状の胴部の第1コーナーから
そのほぼ対角線上のコーナーにかけて形成され、図9に
示される如く、胴部間に形成される折畳線(2a,2b) によ
って区画される折り曲げ面(12)のテーパは、該パーティ
ングラインに対して直角を最大とする傾斜状に形成され
ているために、金型の抜けテーパとなり、ボトル全体の
長さがある側面の折り曲げ凹部を無理抜きしなくとも金
型を開くことができ、底部に形成された短い上げ底部部
分の無理抜きだけでボトルを成形することができ、著し
く生産効率が優れたものになるという特徴を有する。
が、成形技術的な面からも有利であることについて説明
する。図8および図9は、図1に示したボトルのA−A
線,およびB−B線断面図である。このような断面形状
を有する本考案のブロー成形ボトルは、図10に示され
る様に、それぞれの割金型によって形成されるパーティ
ングライン(5) は、四角筒状の胴部の第1コーナーから
そのほぼ対角線上のコーナーにかけて形成され、図9に
示される如く、胴部間に形成される折畳線(2a,2b) によ
って区画される折り曲げ面(12)のテーパは、該パーティ
ングラインに対して直角を最大とする傾斜状に形成され
ているために、金型の抜けテーパとなり、ボトル全体の
長さがある側面の折り曲げ凹部を無理抜きしなくとも金
型を開くことができ、底部に形成された短い上げ底部部
分の無理抜きだけでボトルを成形することができ、著し
く生産効率が優れたものになるという特徴を有する。
【0021】これに対して、図11に示した従来の押し
潰し可能なボトルの形状を、成形技術的な面から見る
と、このような形状を有するボトルは、図12または図
13に示した構造を有する金型によって成形されるもの
である。ところが、図12に示した金型の場合は、折畳
線(2b)が割型の両方の内面に拡開した状態で入り込んで
おり、成形されたボトルを金型から取りはずす時には、
いちいちボトルの可撓性を利用した無理抜きがなされる
ことになり、生産効率が著しく低下するという問題があ
る。
潰し可能なボトルの形状を、成形技術的な面から見る
と、このような形状を有するボトルは、図12または図
13に示した構造を有する金型によって成形されるもの
である。ところが、図12に示した金型の場合は、折畳
線(2b)が割型の両方の内面に拡開した状態で入り込んで
おり、成形されたボトルを金型から取りはずす時には、
いちいちボトルの可撓性を利用した無理抜きがなされる
ことになり、生産効率が著しく低下するという問題があ
る。
【0022】また、成形時の無理抜きを避けるために、
パーティングラインをボトルの胴部前面と後面を結ぶラ
インとして形成した場合には、図13に示したような金
型が使用されることになり、この場合には、成形時の無
理抜きはしないですむものの、ボトルの前表面と後表面
にパーティングラインが形成されることになるため、こ
のようなボトルにはラベル貼りが好適に達成できないば
かりでなく、インモールドラベル法によるボトル成形法
は採用できないという問題が派生する。
パーティングラインをボトルの胴部前面と後面を結ぶラ
インとして形成した場合には、図13に示したような金
型が使用されることになり、この場合には、成形時の無
理抜きはしないですむものの、ボトルの前表面と後表面
にパーティングラインが形成されることになるため、こ
のようなボトルにはラベル貼りが好適に達成できないば
かりでなく、インモールドラベル法によるボトル成形法
は採用できないという問題が派生する。
【0023】
【考案の効果】本考案の押し潰し可能なブロー成形ボト
ルは、パーティングラインが脚部を対角線で橋絡するよ
うに形成されるから、成形品の金型からの無理抜きをし
なくても済み、生産効率を高めることができると共に、
押し潰した場合に、胴部のセンター部分は壁面部の内方
に安定した形状で包み込まれるために、弾性復帰力に対
しての抵抗性が大であり、押し潰し形状が安定に且つ持
続して保持され、よって、内容物排出後の廃棄時に際し
て、ボトルの容積を大幅に小さくすることができる。さ
らに本考案によって提供される前記ブロー成形ボトル成
形用の金型は、パーティングラインが、一方の脚部端部
から他方の脚部の反対側の端部に対角線上に形成される
ために、金型から成形品を取り出す際に、ボトルの縦方
向に形成された折畳線のテーパが、抜けテーパとなり、
ボトルの最も重要な構造である折畳線を無理抜きするこ
となく成形品を取り出すことができるため、生産効率が
著しく高いものとなる。
ルは、パーティングラインが脚部を対角線で橋絡するよ
うに形成されるから、成形品の金型からの無理抜きをし
なくても済み、生産効率を高めることができると共に、
押し潰した場合に、胴部のセンター部分は壁面部の内方
に安定した形状で包み込まれるために、弾性復帰力に対
しての抵抗性が大であり、押し潰し形状が安定に且つ持
続して保持され、よって、内容物排出後の廃棄時に際し
て、ボトルの容積を大幅に小さくすることができる。さ
らに本考案によって提供される前記ブロー成形ボトル成
形用の金型は、パーティングラインが、一方の脚部端部
から他方の脚部の反対側の端部に対角線上に形成される
ために、金型から成形品を取り出す際に、ボトルの縦方
向に形成された折畳線のテーパが、抜けテーパとなり、
ボトルの最も重要な構造である折畳線を無理抜きするこ
となく成形品を取り出すことができるため、生産効率が
著しく高いものとなる。
【図1】本考案のボトルの一例を示す正面図である、
【図2】本考案のボトルの一例を示す側面図である。
【図3】本考案のボトルの一例を示す底面図である。
【図4】図3のボトル底面のC−C断面図である。
【図5】本考案のボトルを押し潰した状態の一例を示す
底面図である。
底面図である。
【図6】図5の側断面図である。
【図7】本考案のボトルを押し潰した状態の各断面にお
ける部分断面図である。
ける部分断面図である。
【図8】図1に示すボトルのA−A断面図である。
【図9】図1に示すボトルのB−B断面図である。
【図10】本考案のボトルを成形するためのB−B断面
の金型構造を示す切り欠き断面図である。
の金型構造を示す切り欠き断面図である。
【図11】従来の押し潰しボトルの側面図である。
【図12】図10のボトルを成形するための金型の一例
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図13】図10のボトルを成形するための金型の他の
一例を示す断面図である。
一例を示す断面図である。
1 ブロー成形ボトル 1a ボトル肩部 1b ボトル胴部(正面) 1c ボトル胴部(背面) 1d ボトル脚部(一方の脚部) 1e ボトル脚部(他方の脚部) 2a 内向折畳線 2b 外向折畳線 4a 底部折り曲げ線 4b 底部折り曲げ線 4c 底部折り曲げ線 5 底部 5a 凸部 7 三角形状の面 7a 頂点部 8 三角形状の面 8a 頂点部
Claims (6)
- 【請求項1】 口部を備えた肩部、胴部、底部、および
底部より胴部の両端下方に接地面を有する脚部からなる
ブロー成形ボトルであって、該胴部の両側面のほぼ中央
部には、肩部から底部にかけて内向する折畳線と、該折
畳線から胴部の正面および背面方向に離れた位置に肩部
から脚部にかけて2本の外向する折畳線とが形成されて
いるとともに、前記底部は、脚部より上げ底に形成され
るとともに、一方の脚部の端部からもう一方の脚部の反
対側の端部へ対角線状に連結し、ボトル成形時のパーテ
ィングラインを含んだ橋絡部として形成され、かつ、前
記胴部の両側面に形成された内向する折畳線は、前記脚
部と橋絡部ではさまれた略三角形状の面の頂点部まで延
設されていることを特徴とする押し潰し可能なブロー成
形ボトル。 - 【請求項2】 ボトル底面に形成された内向する折畳線
が、前記脚部と前記橋絡部の間にあって、橋絡部底面よ
りも上方に内向して形成されている請求項1記載の押し
潰し可能なブロー成形ボトル。 - 【請求項3】 前記外向する折畳線が、前記脚部の内端
面として構成される請求項1記載の押し潰し可能なブロ
ー成形ボトル。 - 【請求項4】 口部を備えた肩部、胴部、底部、および
底部より胴部の両端下方に接地面を有する脚部からなる
ブロー成形ボトルであって、該胴部の両側面のほぼ中央
部には、肩部から底部にかけて内向する折畳線と、該折
畳線から胴部の正面および背面方向に離れた位置に肩部
から脚部にかけて2本の外向する折畳線とが形成されて
いるとともに、前記底部は、脚部より上げ底に形成され
るとともに、一方の脚部における前記胴部の一方の側面
側の端部から他方の脚部における胴部の他方の側面側の
端部へ対角線状に連結された橋絡部として形成され、か
つ、ボトル成形時のパーティングラインが、前記底部
に、一方の脚部における前記胴部の一方の側面側の端部
から他方の脚部における胴部の他方の側面側の端部にわ
たって形成され、前記胴部の両側面に形成された内向す
る折畳線は、前記脚部と橋絡部ではさまれた略三角形状
の面の頂点部まで延設されていることを特徴とする押し
潰し可能なブロー成形ボトル。 - 【請求項5】 口部を備えた肩部、胴部、底部、および
底部より胴部の両端下方に接地面を有する脚部からなる
ブロー成形ボトルであって、該胴部の両側面のほぼ中央
部には、肩部から底部にかけて内向する折畳線と、該折
畳線から胴部の正面および背面方向に離れた位置に肩部
から脚部にかけて2本の外向する折畳線とが形成されて
いるとともに、前記底部は、脚部より上げ底に形成され
るとともに、一方の脚部における前記胴部の一方の側面
側の端部から他方の脚部における胴部の他方の側面側の
端部へ対角線状に連結された橋絡部として形成され、か
つ、ボトル成形時のパーティングラインが、一方の脚部
における前記胴部の他方の側面側の端部から前記底部を
横断して他方の脚部における胴部の一方の側面側の端部
まで延出された状態に形成され、前記胴部の両側面に形
成された内向する折畳線は、前記脚部と橋絡部ではさま
れた略三角形状の面の頂点部まで延設されていることを
特徴とする押し潰し可能なブロー成形ボトル。 - 【請求項6】 請求項1記載の押し潰し可能なブローボ
トルを成形するための縦方向に2分割されるブロー成形
用割金型であって、前記割金型によって形成されるパー
ティングラインは、四角筒状の胴部の第1コーナーか
ら、そのほぼ対角線上のコーナーにかけて形成され、胴
部間に形成される折り曲げ面のテーパは、該パーティン
グラインに対して直角を最大とする傾斜状に形成される
ことを特徴とするブローボトル成形用金型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992041658U JPH0720011Y2 (ja) | 1992-06-17 | 1992-06-17 | 押し潰し可能なブロー成形ボトルおよびその成形用金型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992041658U JPH0720011Y2 (ja) | 1992-06-17 | 1992-06-17 | 押し潰し可能なブロー成形ボトルおよびその成形用金型 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH066214U JPH066214U (ja) | 1994-01-25 |
| JPH0720011Y2 true JPH0720011Y2 (ja) | 1995-05-10 |
Family
ID=12614476
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992041658U Expired - Lifetime JPH0720011Y2 (ja) | 1992-06-17 | 1992-06-17 | 押し潰し可能なブロー成形ボトルおよびその成形用金型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0720011Y2 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004359336A (ja) * | 2003-06-04 | 2004-12-24 | Ryota Kojima | 新形状飲料用ボトル |
| JP6569212B2 (ja) * | 2013-12-24 | 2019-09-04 | キョーラク株式会社 | 粘稠物収納容器 |
| JP6144210B2 (ja) * | 2014-01-16 | 2017-06-07 | 株式会社キーエンス | インクジェット記録装置、インクジェット記録装置のカートリッジ及びボトル |
| JP6144211B2 (ja) * | 2014-01-16 | 2017-06-07 | 株式会社キーエンス | インクジェット記録装置のカートリッジの一部を構成する記録媒体ユニット |
| JP6144443B1 (ja) * | 2017-03-17 | 2017-06-07 | 株式会社キーエンス | インクジェット記録装置用のインク又は溶剤のカートリッジ |
| JP6144445B1 (ja) * | 2017-03-17 | 2017-06-07 | 株式会社キーエンス | インクジェット記録装置用のインク又は溶剤のカートリッジ |
| JP6144444B1 (ja) * | 2017-03-17 | 2017-06-07 | 株式会社キーエンス | インクジェット記録装置用のインク又は溶剤のカートリッジ |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE59206468D1 (de) * | 1991-08-08 | 1996-07-11 | Duering Ag | Verfahren und Blasform zur Herstellung einer Kunststoff-Flasche |
-
1992
- 1992-06-17 JP JP1992041658U patent/JPH0720011Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH066214U (ja) | 1994-01-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960130 |