JPH0720177U - ミシンのクランプ装置 - Google Patents

ミシンのクランプ装置

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JPH0720177U
JPH0720177U JP5154393U JP5154393U JPH0720177U JP H0720177 U JPH0720177 U JP H0720177U JP 5154393 U JP5154393 U JP 5154393U JP 5154393 U JP5154393 U JP 5154393U JP H0720177 U JPH0720177 U JP H0720177U
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JP
Japan
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cloth
sewing machine
engaged
cassette
clamp device
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Pending
Application number
JP5154393U
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English (en)
Inventor
圭祐 福田
Original Assignee
ジューキ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 確実に被縫製布載置板のガタツキを防止する
ことができるミシンのクランプ装置を提供することを目
的とする。 【構成】 ミシンのベッド上にXY方向へ移動可能に設
けられた布送り台と、被縫製布を保持するカセット式布
保持板と、カセット式布保持板を布送り台へ着脱自在に
支持する支持手段とを有するミシンのクランプ装置にお
いて、支持手段は布送り台4に対して上下動可能に設け
られた第1の係合部32と、布送り台へ設けられた第2
及び第3の係合部40,46と、布送り台へ設けられた
第3の係合部を水平方向に往復移動可能な駆動手段とを
有し、カセット式布保持板38は第1の係合部と上下方
向に係合離脱可能とした第1の被係合部と、第2及び第
3の係合部と水平方向に係合離脱可能とした係合可能な
第1、第2及び第3の被係合部48,50,52を有す
ることを特徴とするミシンのクランプ装置。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はミシンのクランプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ミシンのベッド上にXY方向へ移動可能に設けられた布送り台と、カセット式 布保持板と、前記カセット式布保持板を前記布送り台へ着脱自在に支持する支持 手段とを有するミシンのクランプ装置は従来から公知である。
【0003】 このミシンのクランプ装置の支持手段が確実にカセット式布保持板を支持して いないとカセット式布保持板にガタが生じ、縫製品質が悪化し、或いは縫製不能 となる。このため、実公昭63−21257号公報には布送り台とカセット式布 保持板との係合部分を2箇所設けてカセット式布保持板を2点で支持し、かつ一 方の係合部分は、先端が円錐状としたロッドと溝との組み合せとしたものが開示 されている。
【0004】 このクランプ装置を用いると、通常の被縫製物の場合はカセット式布保持板の ガタツキが減少し、満足できる縫製品質が得られる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、例えばスラックスの前立ステッチ等、長筒状の被縫製物の縫製 作業に上記クランプ装置を用いようとすると、次のような不都合が生ずる。
【0006】 長筒状の被縫製物を載置するカセット式布保持板は細長い形状となるため、布 送り台へ2点で支持するのみではカセット式布保持板の先端部側に係る負荷のた めに依然ガタが生じやすい。特にカセット式布保持板の先端部側に多大な負荷が 加わる縫製作業に用いようとするとこの傾向が著しくなる。
【0007】 また、長筒状の被縫製物の縫製作業以外の通常の縫製作業の場合でも、縫製品 質をより良好にするためには、さらにガタツキを減少することが望まれる。
【0008】 従って、本考案の目的は、より確実にカセット式布保持板のガタツキを防止す ることができるミシンのクランプ装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案によれば、ミシンのベッド上にXY方向へ移 動可能に設けられた布送り台と、被縫製布を保持するカセット式布保持板と、前 記カセット式布保持板を前記布送り台へ着脱自在に支持する支持手段とを有する ミシンのクランプ装置において、前記支持手段は布送り台に対して上下動可能に 設けられた第1の係合部と、布送り台へ設けられた第2及び第3の係合部と、布 送り台へ設けられた前記第3の係合部を水平方向に往復移動可能な駆動手段とを 有し、前記カセット式布保持板は前記第1の係合部と上下方向に係合離脱可能と した第1の被係合部と、第2及び第3の係合部と水平方向に係合離脱可能とした 係合可能な第1、第2及び第3の被係合部を有することを特徴とするミシンのク ランプ装置が提供される。
【0010】 前記第2及び第3の被係合部は一方向に離隔して配置され、前記第1の被係合 部は前記第2及び第3の被係合部から前記一方向に対して直交する方向に離隔し て配置されていることが好ましい。
【0011】 前記駆動手段の不作動時には前記第2及び第3の係合部の間隔は前記第2及び 第3の被係合部の間隔よりも狭く、前記支持手段により前記カセット式布保持板 を支持する際には前記駆動手段の作動により前記第3の被係合部を移動して前記 第2及び第3の係合部の間隔を広げることにより前記第2及び第3の被係合部と 係合させることが好ましい。
【0012】
【作用】 被縫製載置板を布送り台へ支持する際に、第1、第2及び第3の係合部と第1 、第2及び第3の被係合部をそれぞれ係合させることにより3点で支持されるの で、被縫製載置板のガタツキが確実に防止可能となる。
【0013】
【実施例】
以下、図面に示した実施例に基づいて本考案の実施例を説明する。
【0014】 図1は本考案のミシンのクランプ装置を、スラックス前立用のクランプ装置に 適用した実施例の斜視図、図2は図1の実施例のカセット保持板の上面図、図3 は図1の実施例の主要部の斜視図である。
【0015】 これらの図において、ミシンのベッド2上には布送り台4がXY方向へ移動可 能に設けられ、この布送り台4には押えフレーム6が固定されている。押えフレ ーム6には第1及び第2の押え上下シリンダ8,10が設けられ、第1の押え上 下シリンダ8はジョイント部材12を介して第1の押え14を上下動可能であり 、第2の押え上下シリンダ10はジョイント部材18を介して第2の押え20を 上下動可能である。これらジョイント部材12,18は押えフレーム6に固定さ れたガイド部材22,24によりそれぞれガイドされる。なお、26はベッド2 の前方に設けられた針板補助カバーである。
【0016】 押えフレーム6の左方にはカセット保持板28が第1のカセットシリンダ30 により上下動可能に設けられている。このカセット保持板28の先端部近くには 穴(第1の係合部)32が形成されている。また、押えフレーム6の右方にはカ セット固定板34が固定されている。このカセット固定板34に第2のカセット シリンダ(駆動手段)36が固定されている。38は位置決めカセット(カセッ ト式布保持板)であり、被縫製布をクランプした後、第1及び第2の押え14, 20の下方に配置され、布送り台4へ着脱自在に支持される。
【0017】 図2に示すように第2のカセットシリンダ36の左右両側のカセット固定板3 4には2つの切欠部39,42が形成され右方の切欠部39にはさらに切欠部( 第2の係合部)40が形成されている。第2のカセットシリンダ36のロッド3 6Aは左方の切欠部42の方向に設けられ、その先端に係合片44を固定されて いる。係合片44の先端は半円状切欠部(第3の係合部)46を形成されている 。第2のカセットシリンダ36が作動すると、係合片44は水平方向左方へ移動 する。
【0018】 図3に示すように、位置決めカセット38には長手方向の中央には第1の係合 部32と係合可能な保持軸(第1の被係合部)48が形成され、右方には第2の 係合部40と係合可能なピン(第2の被係合部)50と第3の係合部46と係合 可能なピン(第3の被係合部)52がそれぞれ突設されている。これら第2の被 係合部50と第3の被係合部52はミシンの前後方向(Y方向)に離隔して配置 され、第1の被係合部48は第2の被係合部50と第3の被係合部52に対して ミシンの左右方向(X方向)に離隔して配置されている。
【0019】 位置決めカセット38にはまた、被縫製布をクランプするためのトグルクラン プ56が複数設けられ、さらに被縫製布を位置決めするための位置決めガイド5 8、図示しないミシンの針が上下動する際に貫通可能な針落部60が形成されて いる。
【0020】 位置決めカセット38の第2の被係合部50と第3の被係合部52の間の距離 をWとすると、第2の係合部40及び第3の係合部46の間の距離D(図2参照 )は、第2のカセットシリンダ36の不作動時にはWよりも狭い。
【0021】 以上の構成を有するクランプ装置を用いて、被縫製品をセットするには、まず 図4に示した被縫製品(スラックス)62の前立部64のライン66を位置決め カセット38の位置決めガイド58に合わせて前立部64を位置決めカセット3 8上に載置し、トグルクランプ56により位置決めカセット38へ固定する。
【0022】 この位置決めカセット38を図1の矢印Aで示すように第1及び第2の押え1 4,20の下方に移動する。このとき、スラックス62の裾部分は針板補助カバ ー26から下方へ垂れ下がるので、位置決めカセット38には大きな負荷がかか る。
【0023】 位置決めカセット38を押え14の下方に移動した後、第2のカセットシリン ダ36を作動し、第3の係合部46が第3の被係合部52と共に図2の左方へ移 動して第2の被係合部50を第2の係合部40と当接させる。従って、位置決め カセット38は第1、第2及び第3の被係合部48,50,52の3点で支持さ れる。
【0024】 次いで第1のカセットシリンダ30を作動して第1の係合部32と第1の被係 合部48とを係合させることにより位置決めカセット38を布送り台4へ仮固定 する。このとき、第2の被係合部50はカセット固定板34の縁部34Aと当接 するか或いは近接した位置に置かれ、第3の被係合部52は第3の係合部46と 当接或いは近接した位置に置かれる。
【0025】 位置決めカセット38を支持した後、第1及び第2の押え上下シリンダ8,1 0を同時に作動して第1及び第2の押え14,20を下降し、スラックス62を 押える。このとき、押え14,20によって保持される布地は図4のスラックス 62の上方部分であり、この部分は上の縁部67とその下の部分58の生地の厚 みが異なるが、2つの押え14,20を用いることにより確実に保持可能となる 。
【0026】 第1及び第2の押え14,20によりスラックス62を押えた後は、図示しな いXY移動手段により布送り台4をXY方向に移動し、ミシンの針を上下動させ ながら前立部64のステッチライン70に沿って縫製する。
【0027】 本実施例のように長筒状被縫製物用の位置決めカセット38は、細長い形状と なるため、また、上述のように、位置決めカセット38には大きな負荷がかかり 、特にその先端部に負荷がかかるため、図3のC方向に対する力及び振動により ガタツキが生じやすい。しかしながら本考案のクランプ装置は、位置決めカセッ ト38を被縫製布送り台4へ3点で支持するのでガタツキが確実に減少する。
【0028】 以上本考案のクランプ装置を図面に示した一実施例に基づいて説明したが、本 考案はこの実施例には限定されず種々変形可能である。
【0029】 例えば、第2及び第3の係合部として半円状の切欠部40,46を示したが、 V字状の切欠部等、第2及び第3の被係合部50,52を確実に保持可能なもの であればどのような形状でも良い。
【0030】 また、第2の被係合部50と第3の被係合部52がミシンの前後方向(Y方向 )に離隔して配置され、第1の被係合部48は第2の被係合部50と第3の被係 合部52に対してミシンの左右方向(X方向)に離隔して配置されている例を示 したが、これとは逆に、第2の被係合部50と第3の被係合部52をミシンの左 右方向(X方向)に離隔して配置し、第1の被係合部48を第2の被係合部50 と第3の被係合部52に対してミシンの前後方向(Y方向)に離隔して配置して もよい。この場合は、第1、第2及び第3の係合部32,40,46の配置も同 様に変える必要がある。
【0031】 さらに、本考案のミシンのクランプ装置を、スラックス前立用のクランプ装置 に適用した実施例について説明したが、これに限らずあらゆる縫製作業用に適用 可能である。
【0032】
【考案の効果】
本考案によれば、確実にカセット式布保持板のガタツキを防止することができ るミシンのクランプ装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のミシンのクランプ装置を、スラックス
前立用のクランプ装置に適用した実施例の斜視図であ
る。
【図2】図1の実施例のカセット保持板の上面図であ
る。
【図3】図1の実施例の主要部の斜視図である。
【図4】図1の実施例のクランプ装置によりクランプさ
れる被縫製品の正面図である。
【符号の説明】
2 ベッド 4 布送り台 4 被縫製布送り台 6 押えフレーム 8 第1の押え上下シリンダ 10 第2の押え上下シリンダ 12,18 ジョイント部材 14 第1の押え 20 第2の押え 22,24 ガイド部材 26 針板補助カバー 28 カセット保持板 30 第1のカセットシリンダ 32 穴(第1の係合部) 34 カセット固定板 34A 縁部 36 第2のカセットシリンダ(駆動手段) 36A ロッド 38 位置決めカセット(カセット式布保持板) 39,42 切欠部 40 切欠部(第2の係合部) 44 係合片 46 半円状切欠部(第3の係合部) 48 保持軸(第1の被係合部) 50 ピン(第2の被係合部) 52 ピン(第3の被係合部) 56 トグルクランプ 58 位置決めガイド 60 針落部 62 被縫製品(スラックス) 64 前立部 66 ライン 70 ステッチライン

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ミシンのベッド上にXY方向へ移動可能に
    設けられた布送り台と、被縫製布を保持するカセット式
    布保持板と、前記カセット式布保持板を前記布送り台へ
    着脱自在に支持する支持手段とを有するミシンのクラン
    プ装置において、 前記支持手段は布送り台に対して上下動可能に設けられ
    た第1の係合部と、布送り台へ設けられた第2及び第3
    の係合部と、布送り台へ設けられた前記第3の係合部を
    水平方向に往復移動可能な駆動手段とを有し、 前記カセット式布保持板は前記第1の係合部と上下方向
    に係合離脱可能とした第1の被係合部と、第2及び第3
    の係合部と水平方向に係合離脱可能とした係合可能な第
    1、第2及び第3の被係合部を有することを特徴とする
    ミシンのクランプ装置。
  2. 【請求項2】前記第2及び第3の被係合部は一方向に離
    隔して配置され、前記第1の被係合部は前記第2及び第
    3の被係合部から前記一方向に対して直交する方向に離
    隔して配置されていることを特徴とする請求項1記載の
    ミシンのクランプ装置。
  3. 【請求項3】前記駆動手段の不作動時には前記第2及び
    第3の係合部の間隔は前記第2及び第3の被係合部の間
    隔よりも狭く、 前記支持手段により前記カセット式布保持板を支持する
    際には前記駆動手段の作動により前記第3の被係合部を
    移動して前記第2及び第3の係合部の間隔を広げること
    により前記第2及び第3の被係合部と係合させることを
    特徴とする請求項1または2記載のミシンのクランプ装
    置。
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